2005年09月18日

名月

 夕方、バスに乗っていたら、子供の歓声が上がりました。なんでも窓の外の月がとても美しいとか。しかし、私の席からは見れません。乗っている間、どんな月なのだろう、と気にしていました。そして、降りて東の空を見た所、低い空に、大きな月が鈍い光を放っていました。歓声が上がるのもわかるような美しさです。「仲秋の名月」は今度の土曜のようですが、それを先取りしたような名月でした。ただ、ちょっと疲れていた事もあり、月の鑑賞もほどほどにすぐに家に帰りました。
 一服した後、もう一度見ようと、22時過ぎに外に出たのですが、すでに空高くあがっていた月には、先ほどの美しさはありませんでした。分かっていれば、夕方のうちにもっと月を見ておくべきでしたが、後の祭りです。やはり、「機」というのは一度逸するとなかなか取り返しがきかない、という事なのでしょうか。週末の「仲秋の名月」の日あたりに雪辱を果たしたいものですが・・・。

2005年09月18日 23:53