2004年09月23日

墓参り

 お彼岸の中日という事で、八王子にある寺へ墓参りに行きました。墓参りに行くのは2年に1度くらいの比率です。前回行った時は駅前に東急系の高層ショッピングビルが建っていて驚いたものですが、今回は、駅のバスターミナルの上に人工地盤ができていたのに驚かされました。
 街並みはもちろん、寺の中の他の墓も色々と変わっているのですが、我が家の先祖代々の墓は、27年前に祖父が他界したときに墓石を建てて以来、変わっていません。また、その墓でのこちらの行動も変わりません。墓を掃除して、花を生けて、線香を立て、最後に先祖に挨拶をしました。
 別に「お参りをすれば先祖の霊が守ってくれる」などとは全然思いません。しかし、墓参りというのは、そのような「見返り」とは関係なく、重要なものだと思っています。墓参りをした時に、過去の先祖の生活と、今の自分達の生活がつながるような気分になります。文字にするのは難しいのですが、それは重要な事なのではないかと思っています。

2004年09月23日 23:28