2006年04月30日

マウス二人羽織

 光学式無線マウスの左ボタンが壊れてしまいました。左クリックができないというのは、当然ながら致命的です。そこで、予備のボール式有線マウスを使うことにしました。しかし、当然ながら使い勝手は劣ります。カーソルを移動させる時、無線マウスの感覚が「走っている」のに対し、有線マウスは「泳いでいる」というくらいの抵抗感があります。とはいえ、左クリックはこちらでないとできません。
 そこで、カーソル移動と右クリックは無線マウスで行い、右クリックのみ有線マウスでやることにしました。面倒ではありますが、全てを有線マウスでやるよりも、こちらのほうが操作性がいいのです。まあ、明日買い換えるまで一日だけの辛抱なので、今日はこの「二人羽織」で凌ぐことにしました。まあ、一晩くらいなら、面白い経験と言えるでしょう。

序盤のリードを守りきり、5連勝

[ 野球 ]

 3週間ぶりにマリンスタジアムに観戦に行きました。そのマリーンズ対イーグルス戦は小野投手と藤崎投手が先発。1回表を小野投手が三者凡退で抑え、その裏、先頭は西岡選手。1回裏の攻撃開始時には、ファンがタオルを両手に持って「オーオーオーオオオオ(中略)マーリーンズオーオオオーオオーオオオーオーオー」と合唱するの習慣があるのですが、その歌が続く中、西岡選手はあわや本塁打という当たりを右中間に放ち、今季1本目の三塁打とします。そして続く堀選手が犠飛を打ち上げ、あっさりマリーンズが先制しました。
 ところが直後の2回表に小野投手は簡単に2死を取りますが、続く山崎武選手に3号ソロを打たれ、すぐに追いつかれます。
 しかし直後の2回表、1死から今江選手が安打で出塁すると、藤崎投手は連続四球を出して満塁。ここで大松選手の内野ゴロの間に勝ち越し、さらに西岡選手が適時打を放って3点目。そして堀選手を歩かせて再び満塁としたところで、早くもイーグルスベンチは藤崎投手をあきらめます。マリンでの先発は「26対0」以来1年1ヶ月ぶりで、左翼席には「リベンジ」という横断幕も出ていた藤崎投手ですが、今回も前回と同じ1回2/3での降板となってしまいました。

 続く3回裏、イーグルスのマウンドには前回途中から登板の吉田投手が上がっています。先頭のベニー選手が歩くと、続くフランコ選手が左投手相手という事もあり、意表をつくバント。これが内野安打となります。ここで今江選手が適時二塁打を放って1点を追加。1死後にパスクチ選手が歩いて満塁とすると、大松選手が押し出し死球を受け、さらに西岡選手が犠飛を放ってこの回3点を追加します。西岡選手は初回に三塁打で先制のホームを踏み、2・3回と連続打点。攻撃終了後に活躍した選手の名前がスタンドからコールされるのですが、今日の西岡選手は2回から4回まで3回連続でコールされていました。
 この勢いなら毎回得点もあるかと思われたのですが、3回途中から登板した新人の青山投手が好投。4回に福浦選手の安打を足がかりに1点を取りましたが、その後は8回までマリーンズ打線を抑えます。ただこの青山投手、チーム28試合で早くも今日が16試合目と、かなりの登板過多。ちょっと酷使が心配です。
 小野投手は6回まで4安打1失点に抑えますが、7回に失策と安打などで2・3塁とされ、9番の鉄平選手に2点適時二塁打を打たれます。とはいえ、この回で降板しましたが、自責点は1でした。
 続く8回は4点差とホールドのつかない場面ながら藤田投手が登板。そして1死1塁から藪田投手が登板しますが、四球で二人目の走者を出し、2死から沖原選手を右飛に打ち取りますが、これが強風にあおられて失策となり、2点を返されます。
 そして9回は小林雅英投手が登板。一昨日同様、先頭打者に安打されますが、後は3人で抑える毎度おなじみの「きっちり4人」で、9セーブ目を挙げています。
 これでチームは5連勝で貯金3。単独3位となり、首位ライオンズとのゲーム差は1.5にまで縮まりました。観客数は2日続けて今季最高となる2万5千1百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ホークスは江尻投手と杉内投手が先発。2回に犠飛とボークでホークスが2点を先制し、杉内投手が6安打1四球で無失点に抑え、9回は馬原投手が抑えて完封リレーとなりました。江尻投手も5安打1四球で2回の2失点のみにホークス打線を抑えますが、援護に恵まれず完投負けとなりました。観客数は2万4千3百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ライオンズは川越投手と涌井投手が先発。同点に追いつかれた直後の6回裏に、今季、不可解な干されかたをしていたガルシア選手に勝ち越しとなる5号本塁打が出ます。さらに7回には四番に入っている北川選手に適時打が出ます。9回表に大久保投手がカブレラ選手に7号ソロを打たれますが、後は抑え、3対2で合併球団が逃げ切っています。観客数は2万3千2百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対スワローズは江草投手と藤井投手が先発。スワローズが米野選手の適時打で先制しますが、6回に無死1・2塁から今岡選手と浜中選手の連続犠飛で逆転。後は毎度おなじみの藤川投手と久保田投手の継投で逃げ切っています。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは土肥投手とダグラス投手が先発。2回に山崎選手の適時打でカープが逆転すると、その後も着実に追加点。先発全員の15安打でカープが8対2で勝っています。観客数は2万2千7百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズはグローバー投手と中田投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万2千6百人ほどでした。

2006年04月29日

袋とじ効果

[ 漫画 ]

 週刊少年チャンピオンで「聖闘士星矢」が復活しました。なんと「袋とじ」です。確かにあれだけの人気作品が他誌で復活するというのは衝撃的ではあります。とはいえ、「袋とじ」にする価値があるかどうかは疑問です。「星矢」だけのために雑誌を買う人は袋とじであろうとなかろうと買うでしょう。またちょっと興味がある、という程度の人は「へー、チャンピオンで始まったのか。ではちょっと見てみるか。え?袋とじ?じゃあいいや」となってしまうのがオチだと思います。ちなみにこれは私が袋とじだと知った時の反応なのですが。
 ちなみに、「リングにかけろ」の続編はスーパージャンプで好評連載中。この調子で「風魔の小次郎」がサンデーで復活したり、「男坂」がマガジンで「完結」したら面白いのですが・・・。

 あと、手にとったついでにちょっとチャンピオンを開いたら「ドカベン」をやっていました。明訓高校を主とした新チームで、土佐丸高校を主とした新チームと対戦していました。このライバルチーム、かつての地元ライバルである不知火が在籍しているものの、打者のほとんどは雑魚キャラ。名前は四国の地名を適当につけただけでした。かつての土佐丸高校は、他の選手の名前が全て「犬」で始まるという安直なネーミングでしたが、このあたりもかつてと全然変わっていないと感心(?)させられました。
 それにしても「ドカベン」と「星矢」が21世紀になって同じ雑誌に載っているなど、「星矢」の全盛時代には想像すらできませんでした。世の中、何が起きるか分かりません。

事故で大記録は逃すも、4連勝

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対イーグルスは渡辺俊介投手と金田投手が先発。なお、マリーンズは不振で二軍落ちしていたパスクチ選手を上げて即スタメン。代りに3割を打ちながら、なかなか出番がない青野選手が落ちました。
 渡辺俊投手は初登板を除くと、不本意な投球が続いています。しかし、今日は二者連続三球三振に内野ゴロ、という素晴らしい立ち上がりを見せます。
 一方、昨年のほぼ今頃、同じマリンで12連勝を止められた金田投手が相手となりましたが、初回に堀選手が左中間に今季2号となるソロ本塁打を放って先制します。余談ですが、この二人はともに1969年4月生まれという「同月生対決」でした。
 今日の渡辺俊投手の投球は、昨年の「27人投球」を彷彿させるような完璧な内容。通り雨による中断が30分ほどあるなど、悪条件の中、最初の一巡を内野ゴロ5つと三振4つに抑えます。打たせて取る渡辺俊投手の場合、「三振はむしろ不調」という事もあるのですが、今日の三振は早めに追い込んで高めのボール球を相手が空振りする、というのが多く、6つのうち3つが三球三振。それも含めての好投です。雨がやまない事もあり、3回が終わった時点では「5回で降雨コールドになったら、参考記録の完全試合か?」などと思っていました。

 ところが4回表に、先頭の鉄平選手にぶつけてして初の走者を出してします。しかし、続く高須選手を併殺に打ち取り、結局この回も3人で抑えます。するとその裏、走者は出すも追加点が出なかった打線が、1死1・2塁から今江選手のあわや本塁打という当たりの二塁打で1点追加。続くサブロー選手にも犠飛が出て、3対0とします。
 点差がついても渡辺俊投手の投球は相変らず。とにかくイーグルス打線の球が外野に飛びません。6回2死から平石選手が初めてレフトに打ち上げたものの、内野ゴロ10(うち併殺1)・三振6・外野フライ1・死球1で18人を片付けます。
 そしてその裏には、1死1・2塁から、一軍復帰のパスクチ選手が2番手の谷中投手から右中間スタンドに飛び込む第2号3ラン。起用に見事こたえました。
 こうなると、後は無安打無得点達成だけが焦点となります。ところが7回、先ほど死球の鉄平選手がセーフティーバントの構えを見せて体をかがめると、渡辺俊投手の球はちょうどそのかがんだ頭に直撃してしまいました。鉄平選手は何事もなく一塁に向かって歩き出しましたが、これで渡辺俊投手は危険球退場。まさかの形で大記録がおあずけになりました。
 しかし、緊急登板の内投手に対し、続く高須選手が初球を併殺打、さらに礒部選手も初球を内野ゴロにしてしまい、結果的にこの回は3球で終わってしまいました。
 こうなると今度は、2週間ぶりの「継投による無安打無得点」が期待されたのですが、8回1死から内投手が安打を許し、これも途切れてしまいました。しかし、内投手は2回を無失点。さらに9回は登板間隔が空いたために大差ながら調整で藪田投手が登板。2死満塁までにしましたが、最後は三振に打ち取って試合終了。今週に入って3度目の完封リレーを達成しました。これでマリーンズは4連勝で貯金が2に。その間の失点はわずか「1」。昨年10勝投手を6人擁した投手陣がやっと復活した感じです。悪天候の中、観客数は今季最高の2万3千5百人ほどでした。
 なお、ヒーローインタビューは渡辺俊投手。あの投球内容ですから当然とはいえ、退場してヒーローインタビューというのは史上初ではないでしょうか。その第一声は「鉄平君すいません」でした。なお、鉄平選手は大事をとって交代したものの、その後も異常は特にないとの事です。

 札幌のファイターズ対ホークスは八木投手と寺原投手が先発。2回に先頭の松中選手が二塁打を放ち、対八木投手12イニングにして初安打を放ちますが、得点なりません。するとその裏、稲葉選手に3号ソロが出てファイターズが先制します。3回にホークスが失策で追いつきますが、4回に田中賢選手の適時打でファイターズが再び勝ち越し、5・6回にはそれぞれ犠飛で追加点をあげます。
 八木投手は4回から8回まで1四球のみにホークス打線を抑えます。しかし初完投のかかった9回表2死から、カブレラ選手に2号ソロを喫し、さらに松中選手にも安打されます。ここで八木投手は降板。そしてトーマス投手が井手選手を抑え、ファイターズが4対2で勝ちました。八木投手は2勝目、トーマス投手は今季初セーブです。観客数は2万4千2百人ほどでした。
 夜に行われた神戸の合併球団対ライオンズは平野佳投手と西口投手が先発。2回に谷選手の2ランで先制すると、4回に阿部真選手の適時打で追加点を挙げるなど6回までに4得点。さらに二番手の山岸投手から終盤に3点を追加します。一方の平野佳投手は6安打1四球。6回以降は走者を一人しか出さないという尻上がりの好投で早くもプロ2回目の完封を達成しています。ライオンズ打線は西口投手の登板時に2度続けて無得点となってしまいました。これで合併球団の連敗は5で止まっています。観客数は2万7百人ほどでした。なお、今日が故・仰木前監督の誕生日という事もあり、球場内には横断幕が登場。また、故人のユニを着ていたファンも少なからずいました。

 甲子園のタイガース対スワローズは安藤投手と川島投手が先発。3回にシーツ選手の6号3ランでタイガースが先制しますが、7回に二番手の金沢投手が青木選手に今季1号となる同点3ランを喫します。ところがその裏に登板した五十嵐投手がいきなり連続四球を出し、犠打で1死2・3塁として降板。続く高津投手もシーツ選手を歩かせてしまいます。ここでスワローズはこの回3人目となる高井投手を投入。期待にこたえて金本選手の投ゴロに打ち取りますが、併殺を焦ったのか本塁へ悪送球。さらに二塁走者の赤星選手も一気に生還し、この回、無安打で2点を勝ち越しました。さらに8回には鳥谷選手の2号ソロが出てダメ押し。後は藤川投手と久保田投手の継投でスワローズ打線を抑え、6対3でタイガースが勝っています。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは内海投手と山本昌投手が先発。同点で迎えた5回表に2死3塁としたドラゴンズが中軸の3連打で2点を勝ち越し。さらに7回にはアレックス選手の2ランでダメ押しします。山本昌投手は8回途中まで4安打1死球で1失点と好投。以下平井投手・岩瀬投手とつないで、ドラゴンズが5対1で勝っています。観客数は4万4千2百人ほどでした。
 なお、横浜で行われる予定だったベイスターズ対カープは雨のため中止となっています。

2006年04月28日

無限の時間

 とある試験を受けました。試験自体は子供の頃はもちろん、社会人になってもちょくちょく受けてはいます。しかし、この試験はこれまでと違い制限時間がありません。さすがにこのような試験は初めてでした。もちろん、全部わかれば制限時間があろうとなかろうと関係ありません。また、逆に全然分からなければすぐ諦めればいいだけです。
 ところがこの試験、微妙な難易度で、考え出すときりがなくなります。しかも、一度説いた問題も見直してみると、別の答えが思い浮かんだりしてしまいます。
 というわけで、いくらでも考えることができてしまいます。もちろん、そういうわけにもいかず、一定の時点で諦めましたが、終わって電車に乗っても「あそこはやはり・・・」などという考えばかりが頭に浮かびました。
 結果は残念でしたが、再挑戦の機会もまだあります。次こそはぜひとも、迷うことなく短時間で答案を提出できるようにしたいものです。そのためにも、大学受験以来約18年ぶりに本腰を入れて「試験勉強」をやろうかと考えています。

3連勝で貯金1に

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対イーグルスは清水直行投手と朝井投手が先発。1回をともに三者凡退で終えた2回、清水直投手が先頭のフェルナンデス選手に二塁打を打たれますが、後続を抑えます。するとその裏、こちらも先頭のベニー選手が内野安打で出塁し、1死後、里崎選手が適時二塁打を放ち、マリーンズが先制します。さらに4回にベニー選手の適時打で2点目を挙げます。
 清水直投手は、2回から7回まで毎回走者を出す投球。しかし4回の無死1塁、6回の1死1・2塁も凌ぎます。なお、その6回にイーグルスの礒部選手が通算1千本安打を達成しています。
 しかし、前回ライオンズを0点に抑えて勝利し、さらに結婚も発表と上り調子の朝井投手を、マリーンズ打線はなかなか打ち崩せません。6回にも2死から四球と連打で満塁としますが、あと1本が出ません。

 清水直投手は7回を6安打2四死球ながら無失点。さらに8回の1番からの攻撃には藤田投手が登板。右打者二人と先ほど1千本安打安打の礒部選手を三人で抑えます。
 そしてその裏、朝井投手から今江選手が安打で出塁。失策と併殺で2死3塁となった後、五番に入っている橋本選手がダメ押しの適時打を放ちました。
 そして3試合連続無失点のかかった9回表、マリーンズのマウンドは当然ながら小林雅英投手。ところが、先頭のフェルナンデス選手に猛打賞と二塁打をいきなり喫します。しかしそこから2死を取り、「今日も四人か」と思って見ていたら、続く沖原選手に適時二塁打を喫し、初登板以来の失点を喫します。しかし、続く平石選手を抑えて試合終了。清水直投手が3勝目、小林雅投手は8セーブ目を挙げました。
 ヒーローインタビューで清水直投手は、マッチカードプログラムの連載記事の題名である「やるしかないねん」の自書を背中に印刷したTシャツで登場。自ら企画した新商品をいい形で宣伝することができました。これでチームは3連勝で貯金を1に。ファイターズと並んで3位と順位も上げました。観客数は1万1百人ほどでした。

 神戸の合併球団対ライオンズは吉井投手と松坂投手が先発。今季4登板で自責点4の松坂投手ですが、いきなり初回に中村紀選手に2ランを打たれるなど3失点。実は松坂投手は肘に張りがあった模様。結局5回途中まで4失点で降板してしまいました。そういった事もあり、6回を終わって6対3と合併球団ペースに試合は進みます。ところが7回、4回途中から登板して好投していた萩原投手が中島選手に適時打を打たれて2点差に。合併球団は加藤投手を投入しますが、和田選手に四球を出して満塁としたあと、怪我で欠場していたカブレラ選手が代打で登場し、6号となる逆転満塁本塁打を放ちます。その裏から宮越投手・石井貴投手の継投で合併球団打線を抑え、最後は小野寺投手が3人で抑え、ライオンズが8対6で逆転勝ちしています。観客数は1万8千人ほどでした。
 札幌のファイターズ対ホークスは橋本投手と斉藤投手が先発。2回にファイターズが鶴岡選手の適時三塁打で先制しますが、5回に1死2・3塁から川崎選手の今季1号となる3ランが出てホークスが逆転します。斉藤投手は8回まで2安打投球。9回に安打と死球で無死1・2塁として降板しますが、三瀬投手が牽制死もあって2死を取り、さらにそこから馬原投手を投入するという細かい継投でホークスが3対1で勝っています。観客数は1万4千1百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対スワローズは井川投手とゴンザレス投手が先発。3回にタイガースが2点を先制し、井川投手は6回まで3安打投球。しかし6回に追いつかれ、7回に自らの暴投で逆転された後、ラロッカ選手に3ランを打たれてしまいます。そのままスワローズが6対2で逃げ切りました。観客数は4万6千6百人ほどっでした。
 横浜のベイスターズ対カープはベバリン投手と佐々岡投手が先発。3回に前日プロ初本塁打の梵選手の適時二塁打でカープが3点を先制しますが、5回1失点の佐々岡投手を交代させたのが裏目に。二番手の高橋投手が6回に佐伯選手に逆転3ランを打たれ、その1点差を継投で守りきったベイスターズが4対3で勝っています。観客数は9千5百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは上原投手とマルティネス投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万3百人ほどでした。

2006年04月27日

マリーンズとベイスターズで1対2トレードが成立

[ 野球 ]

 今日はマリーンズをはじめパ4球団は試合がありませんでした。その中で、マリーンズ球団から山北投手と、ベイスターズの土居龍太郎投手・南外野手の1対2の交換トレードが発表されました。山北投手は2004年秋にドラゴンズから移籍。その発表の直後にあったファン感謝デーで早速マリーンズのユニフォームを着てファンにサインしたのを覚えています。2年連続で開幕一軍でしたが、2年連続で4月半ばに二軍落ちと実力を発揮できなかったのは残念です。新天地では頑張ってもらいたいものです。
 土居投手は昨年の交流戦でマリーンズ相手に先発していました。また、南選手は強肩の評判があるそうです。ともに若いようですし、ぜひともマリーンズの戦力として活躍してほしいものです。

 今日は帰宅が遅かったので試合のほうは結果のみ。横浜のベイスターズ対タイガースは高宮投手と杉山投手が先発。今季初先発の杉山投手が初回に満塁本塁打を喫するなど中盤までリードされますが、7回に矢野選手の2打席連続の3号2ランで1点差に詰め寄ると、8回に満塁から今季絶好調の浜中選手と昨日3安打の鳥谷選手の連続適時打で逆転。さらに9回にも大量点を挙げ、終わってみれば12対5の大勝でした。これでタイガースは対ベイスターズ6戦負けなしとなっています。観客数は1万1千3百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対スワローズは石井投手とガトームソン投手が先発。初回に5安打で4点を取ったスワローズが4回までに7対0と大差に。その後、ドラゴンズも反撃しましたが、8対2でスワローズが勝っています。観客数は2万6千9百人ほどでした。
 広島のカープ対読売は黒田投手と桑田投手が先発。2回に前田選手の3号2ランでカープが先制すると、さらに梵選手にもプロ初本塁打が出ます。さらに続く3回には5連打で4点を追加します。一方、黒田投手は5回まで無安打投球。結局9回を3安打無四球で完封勝利を飾っています。カープは今季対読売初勝利。観客数は1万3千8百人ほどでした。

 唯一のパリーグとなった福岡のホークス対イーグルスは高橋秀投手と愛敬投手が先発。愛敬投手は105試合目でのプロ初先発。これまで通算5勝0敗という「不敗伝説」の持ち主です。その「伝説」の効果か、2回に沖原選手の適時打でイーグルスが先制。さらに3対0でむかえた3回裏には1死1・2塁から川崎選手の長打性の大飛球を佐竹選手が超美技で好捕。1塁走者が戻れず併殺となります。これが大きく、愛敬投手は6回途中まで1失点。その後、継投陣が失点しますが、打線も追加点を挙げ、最後は福盛投手が締めて7対3でイーグルスが勝ち、ホークスの連勝を止めました。イーグルスは昨年の球団創設以来初めて、ホームユニのホークスに勝っています(※これまでの通算4勝は仙台で3勝、福岡のビジユニデーで1勝)。
 ちょうど帰宅したら愛敬投手のヒーローインタビューが始まっていたのですが、「不敗伝説」についても先発初勝利についても特に意識はなく、淡々とした感じでした。はたしてこの伝説、いつまで続くのでしょうか。観客数は2万4千5百人ほどでした。

2006年04月26日

26年来の悲願

[ 交通 ]

 地下鉄通勤を初めて1ヶ月弱。いい機会なので、小学生の時に習得しようとして断念していた「地下鉄路線図を見ないで書けるようになる」に再挑戦したくなりました。そこで自分の知識を再確認したところ、千代田区北部から台東区にかけての知識がかなりあやふやだという事が分かりました。まあ、昔からこの地区の地下鉄にあまり乗る機会がなかったのは確かなのですが。それにしても、日比谷線の八丁堀と茅場町が隣接しているのにこれまで気づかなかったのには、我ながら驚きました。逆に言えばこの地域を完璧にしておけば、全線習得できる日も近いわけです。
 まったくもって何の役にも立たない知識ですし、他人にひけらかしてもむしろ呆れられるのがオチです。しかし、せっかく思い立ったのですから、何とかこの機会に、26年ほど前に立てた目標を成就したいものです。

小林宏投手の完封で今季初の五割に

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は小林宏之投手と前川投手が先発。怪我で出遅れた小林宏投手はこれが今季初登板です。しかし、1ヶ月出遅れたとは思えない素晴らしい投球。今日はガルシア選手と村松選手を入れるなど打線を強化してきた合併球団打線を3回まで走者一人出しません。
 しかし、ここ2試合で2得点の打線も、前川投手の相手に初回に2死から連打したものの、3回までその2安打のみの無得点です。そして4回表、2巡目の合併球団は村松選手の意表をつくバント安打で初の出塁を果たすと、続く水口選手が着実に送って1死2塁とされます。しかし、この初の危機も小林宏投手は3番の中村紀選手を内野ゴロに抑え、さらに次打者も順当に三振に抑えて0点に抑えます。
 そしてその裏、先頭のベニー選手が安打で出て続く里崎選手が送るという同じ展開に。続く今江選手は倒れて2死になりますが、そこでサブロー選手が中前に弾き返してマリーンズが10イニングぶりとなる得点で先制しました。

 小林宏投手は続く5回に先頭の北川選手に二塁打され、2イニング連続で得点圏に出塁されますが、四球を一つ出したものの後続を断ちます。そして6回にも2死から四球を出しますが、ここも抑えます。結局、小林宏投手が出した走者はこの4回から6回にかけての4人だけでした。
 そしてその裏、先頭の福浦選手が安打すると、続くベニー選手がこの日3本目の安打で無死1・3塁に。ここで合併球団は2番手に加藤投手を出しますが、里崎選手が適時打を放って待望の追加点が入ります。さらに今江選手がバントすると、加藤投手が好ダッシュで取って三塁に送球しますが、これが暴投となり3点目。さらにサブロー選手のショートゴロを阿部真選手が本塁に投げますが、これも送球がそれ、4点目が入ります。そして1死後、右の加藤投手にあわせて井上選手を代打に送ると、合併球団は左の中山投手を投入。しかしこれもマリーンズベンチの読みのうちで、代打の代打・辻選手が中前に弾き返して、5点目が入りました。
 これで十二分の援護が入った小林宏投手は、7回を4球で終わらせるなど、さらに調子を上げ、結局7回から9回まで走者を一人も出さない投球。西岡選手の再三の美技もあり、今季初登板をプロ2度目となる完封で飾りました。2安打2四球で球数はわずか98でした。
 これでマリーンズは「3度目の正直」で5割復帰。そして4連敗の合併球団に代って4位に浮上しています。観客数は特に行事もない平日であるにも関わらず、今季4番目の入りとなる2万2千9百人ほど。これも小林宏投手の復活登板効果なのでしょうか。

 福岡のホークス対イーグルスは和田投手と山村投手が先発。初回に松中選手の適時打で先制したホークスが、2回にも大村選手の2点適時打で追加点を挙げます。山村投手はそれ以降は立ち直って、3回から7回までを無失点に抑えますが、打線が和田投手を打ち崩せません。7回まで5安打し、ほぼ毎回のように得点圏に走者を送りますが、そこから抑えらて無得点。8回に礒部選手の三塁打を足がかりにやっと1点を返しますが、その裏、吉本選手がダメ押しの適時打を放ち、ホークスが4対1で勝ちました。ホークスは意外にもこれが今季初の4連勝兼福岡での4月初勝利となっています。観客数は2万3千1百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ファイターズは帆足投手とダルビッシュ投手が先発。初回に森本選手の2試合連続の先頭打者本塁打が出て、さらに2回にも三連打と犠飛でファイターズが追加点を挙げます。しかしここからファイターズ打線は拙攻の連続で得点が入りません。一方、3回まで1安打のダルビッシュ投手でしたが、4回に1点を返された後、5回に細川選手に今季1号となるソロを喫して同点に。そして7回裏、石井義選手のこれまた今季1号の勝ち越しソロが出てこれが決勝点になります。ファイターズ打線は2試合連続の2桁残塁。9回も1死から走者が出ましたが、続く小笠原選手・セギノール選手という中軸が小野寺投手に抑えられ、3対2でライオンズが勝ちました。観客数は1万5百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対タイガースは三浦投手と下柳投手が先発。昨年なら確実に投手戦になっていたところですが、今日は1回裏にベイスターズが2点先制すると、直後にタイガースが3点取るという打撃戦に。そして同点で迎えた3回に鳥谷選手に今季1号3ランが出て勝ち越し。さらに4・5回にも追加点を挙げ、三浦投手から8点を奪います。下柳投手も6回4失点でしたが、援護に助けられ2勝目。終盤は藤川投手と久保田投手のリレーで逃げ切り、タイガースが9対5で勝っています。観客数は1万8千5百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対スワローズは川上投手と石川投手のエース対決。ラロッカ選手の2打席連続適時打などで序盤でスワローズが3対0としますが、6回2死から石川投手が突如5連打を喫して同点に。さらに7回に福留選手に適時打が出てドラゴンズが勝ち越します。以下はともに今季早くも10試合目の登板となる平井投手・岩瀬投手のリレーでスワローズ打線を抑え、ドラゴンズが4対3で勝っています。観客数は2万8千2百人ほどでした。
 広島のカープ対読売はロマノ投手と工藤投手が先発。5回にカープが2点を取って追いついた直後に雨が強くなり、そのままコールドで引き分けとなっています。観客数は1万人ほどでした。

2006年04月25日

奉行対大臣対ウルトラセブン

 「奉行シリーズ」という会計ソフトの広告をよく見ます。事務所に「奉行」が乗り込んでいって、自らの名を冠したソフトでIT化を推進する(?)という内容ですが、この「奉行」氏、白塗りの顔で見栄を切ったりして、どう考えても奉行でなくて歌舞伎役者です。
 このライバルの「大蔵大臣」というソフトの広告もあるのですが、これも「事務所に大蔵大臣が乗り込んでくる」という独創性のないものです。しかも、この「大蔵大臣」の外見は、着流しに刈り込んだ頭と、犬こそ連れていないもの「上野の西郷どん」です。どのへんが大臣なのか分かりません。
 他に新聞で見る広告に「会計王7」というのがあります。奉行や大臣よりも王様のほうが偉い、という事でしょうか。しかし、こちらの広告には王様は出てきません。代りに、バージョン7を記念してか、ウルトラセブンが宣伝しています。こうなるとどのへんが会計ソフトなのかすら分かりません。会社の偉い人の個人的趣味も混ざった人選(?)なのでしょうか。
 とまあ、この会計ソフト業界、お堅い分野と思われがちながら、意外にも名前・広告ともかなり奇妙なものの多いようです。
 ちなみに、色々調べていたら「爆笑会計」などというソフトもありました。名前を見て、経理担当者が大笑いをしながらパソコンに向かう、という異常な光景を想像してしまいました。

スミ1ながら完封リレーで勝利

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は久保投手とデイビー投手が先発。初回、久保投手はいきなり連打されて無死1・2塁としますが、続く中村選手の中前への飛球が落ちたものの、二塁走者の谷選手が三塁で封殺され、今季このカード早くも二つめの「センターゴロ」となります。さらに順当に二死を取った後、北川選手も打ち取って先制の危機を脱します。
 その裏、前回7回を無失点に抑えられたデイビー投手に対し、先頭の西岡選手が投手強襲安で出塁しててすかさず盗塁すると、捕手が悪送球して一気に三塁まで進みます。そして1死後に福浦選手の内野ゴロで西岡選手は本塁突入。マリーンズが先制点を挙げました。

 初回の危機を凌いだ久保投手はそこから調子を上げてきます。2回から4回までを完璧に抑え、5回に2死から二塁打を打たれたものの後続を断ち、6回も三者凡退と、3安打無四球に合併球団を抑えます。もっとも、これはただ久保投手が良かっただけではありません。合併球団の謎すぎる選手起用に助けられた面もあります。
 その象徴が7回裏の攻撃。1死から北川選手が二塁打を放って無死2塁と一打同点の危機となりますが、続く六番はグラボースキー選手。二軍で2割5分ながら一軍に昇格したものの打率0割を維持したまま。ここでも走者こそ進めたものの投ゴロに倒れます。ここでそのグラボースキー選手に押し出された感じで一昨日2安打1本塁打ながらスタメン落ちしたガルシア選手が代打で出ますが、カウントが悪くなったところで勝負を避けて四球に。続く阿部真選手を抑え、無失点に抑えます。ちなみに、ガルシア選手の代走は村松選手でした。その代りに3・4番がいずれも無出塁なのですから、こちらとしては有難い限りです。
 しかしマリーンズ打線もどうも冴えません。3回から8回まで毎回安打で走者を出しながら、併殺が二つあるなど、打線がつながらず、初回の1点のみに抑えられます。
 久保投手は8回を4安打2四球無失点と好投。今季チーム初完封勝利の可能性もあったのですが、1点差という事もあって9回は小林雅英投手が登板。過去8試合で唯一合併球団にのみ走者を二人出されている小林雅投手でしたが、今日は連続三振で簡単に二死を取り、続く塩崎選手にも簡単に2-0とした後、内野ゴロに打ち取り、今季初の三者凡退で7セーブ目。防御率もちょうど1としました。久保投手は連勝で2勝目。また、縦縞ユニフォーム(公称・戦)での今季チーム初勝利にもなりました。
 相手ベンチの協力(?)もあって完封リレーを果たしましたが、一昨日に続いての1得点でした。特にデイビー投手には2試合で1得点。また、マリンでは3試合連続1得点と、どうも打線の調子が気になります。明日の前川投手も今季好調ですが、何とか打ち込んで、初登板の小林宏之投手を楽にしてほしいものですが・・・。
 というわけでマリーンズが1対0で勝利し、明日、今季3度目の借金返済、さらには4位浮上をかける事になりました。観客数は1万3千6百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ファイターズはグラマン投手とリー投手が先発。初回に森本選手が先頭打者本塁打を放ってファイターズが先制し、3回にはセギノール選手の適時打で追加点を挙げます。一方、リー投手は6回まで3安打3四球に内野の失策もあって7人の走者を出しますが、無失点に抑えます。ライオンズも7回に二番手の建山投手から連打と内野ゴロで1点を返しますが反撃はここまで。2対1でファイターズが今季対ライオンズ戦初勝利を挙げました。お立ち台は先頭打者本塁打の森本選手。「相手のグラマン投手とは初対戦でしたが?」の問いに「でも(投球が)ベースの上を通れば同じです」と、得意の森本節を放っていました。なお、この試合、両チームあわせて21残塁という拙攻合戦。そのため、2対1に関わらず試合時間は3時間20分でした。観客数は9千1百人ほどでした。
 長崎のホークス対イーグルスは新垣投手と一場投手が先発。投手戦が期待されましたが、3回を終わってホークスの4対3に。そして4回裏にホークス打線が爆発して松田選手の2号3ランなどもあって7点をを取って試合を決め、そのまま11対3でホークスが大勝しました。観客数は1万5千2百人ほどでした。

 静岡・草薙のベイスターズ対タイガースは門倉投手とオクスプリング投手が先発。3回に赤星選手の適時打でタイガースが先制すると、打線が爆発し、とどめに浜中選手の9号3ランで一挙6点。その後も着実に追加点を挙げ、浜中選手に本日2本目で両リーグ1番乗りの10号ソロも出るなど10得点。一方のオクスプリング投手は5回を2失点。その後もやや余裕の継投でベイスターズ打線を抑え、10対2でタイガースが勝ちました。オクスプリング投手は来日初勝利となりました。観客数は1万1千4百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対スワローズは中田投手と石井一久投手が先発。3回にウッズ選手の2ランで逆転したドラゴンズが5回にも追加点を挙げて7対2で快勝しました。観客数は2万7千6百人ほどでした。
 広島のカープ対読売はダグラス投手とパウエル投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万3千4百人ほどでした。

2006年04月24日

37年ぶりに陸上選手雇用?

[ 野球 ]

 マリーンズとマリンスタジアムを使ったロッテの広告を見ました。昨年は、「仕事に疲れた女性をマリーンズの選手・監督およびファンが元気づける」という内容でした。それが今年は一転して「脱力もの」になりました。
 まず、報道陣に「欲しいのは?」を尋ねられた監督が、マラソンの高橋選手を挙げます。そして、高橋選手が代走(?)に出て、一塁付近で「リー、リー、走っちゃうよ」と言ってます。さらに監督は「一番大切なのは?」という問いに競馬のディープインパクトを挙げ、それを聞いた今江選手と西岡選手がひがんでいる、という内容です(公式サイトによると「勘違い」だそうですが、そうは見えません)。

 このような内容になったのは、上記の各監督・選手や馬などを人形にした「ロッテロッタリーのチャンピオンズフィギュア」なるものがグリーンガムの景品につくからだそうです。
 ただ、この「陸上選手を走者にして盗塁させようとする」を、「ロッテ」がやるのはイタいギャグです。何しろ、実際に37年前に「ロッテオリオンズ」は本当に野球は中学までしか経験のない五輪に出場した短距離走の選手を「代走専門」として3年ほど在籍させた事があったからです。ちなみに、やはり盗塁と短距離走では用いる技術が違ったのか、盗塁成功率は5割7分5厘ほどでした。したがって、他の11球団ならとにかく、ロッテが「陸上選手を代走」をやるのはあまりシャレになりません。
 ついでに言うと「馬」といえば、かつての阪急ブレーブスがこれまた話題集めのために、西宮球場で競走馬と「世界の盗塁王」である福本豊選手を競走させる、という企画をやり不評をかった事がありましたが、それを連想させられます。
 せっかく、31年ぶりに持っている球団が日本一になったわけです。それを最大限生かした広告はいくらでも作れるはずです。にもかかわらず、「日本一戦士」をマラソンや競馬以下みたいな扱いにするような広告を作るのは、いかがなものかと思いました。

2006年04月23日

ゆとりを持って皆から利息をふんだくる?

 クレジットカード会社からのメールには必ずといっていいほど、「ゆとリボくん」だの「皆リボくん」だのという名前がついている、「リボルビング払い切り替え」の案内が載ります。
 そして、これらの宣伝文に「リボ払いの利率」については一切記載がないのです。さらに、そこに記載しているURLをクリックして出たページにも「手数料率」という名の利率が記載されていない場合すらあります。
 ちなみに、宣伝メールの中には、「リボ払いにした人から抽選で何名様に1万円分の商品券をプレゼント」などというのもあります。それだけの宣伝費を使ってもとが取れるのですから、この「リボへの切り替えで利息を取る」というのはカード会社にとってよほど割のいい商売なのでしょう。

 しかも、普通の広告メールのみならず、月額支払い情報メールにも、この「リボ切り替え宣伝」が入ります。それも、メールの最後のほうにセキュリティ関係の情報など「重要事項」が書いており、広告を見ないとそこにたどりつけないようになっているのです。
 もっとも、そこに書かれている「セキュリティ情報」は「暗証番号は大切だ」程度の事しか書かれていません。それを見るために、わざわざ「利率を明言せずにリボ払いを宣伝する」といった利用者の経済的なセキュリティに悪影響をおよぼすような情報を見る必要はないでしょう。そう考えると、クレジット会社から来るメールは、支払金額案内の部分以外はスパムと大差がないと思うべきなのかもしれません。

新庄選手の攻守にわたる活躍に敗れ、またもや5割ならず

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズ戦は江尻投手と加藤投手が先発。初回はともに三者凡退でした。しかし2回裏、ここまで不振をかこっていた先頭のセギノール選手、さらに三日ぶりにスタメン復帰した新庄選手にいずれも5号となる連続ソロを喫してしまい、2点をリードされます。
 一方、打線の方は江尻投手相手に、いい当たりは出る者のものの、なかなか安打になりません。先制された直後の3回表は、先頭のサブロー選手がフェンス近くまで飛ぶ当たりを放ちますが新庄選手が好捕。続く大松選手が右翼線を抜く二塁打を放ちますが、今江選手の中前に落ちそうな打球をこれまた新庄選手がダイレクトキャッチ。結局、この回は中飛三つと新庄選手を目立たせるだけの攻撃になってしまいます。
 その裏、加藤投手は1死から安打と四球で1・2塁とし、ここで新庄選手に二遊間を抜かれ、3点目を奪われます。さらに6回、今度は先頭の新庄選手に安打され、犠打で進まれて2死2塁に。ここで二番手で内投手が登板しますが、高橋選手に適時打を喫して新庄選手が生還し、4対0となってしまいます。加藤投手は新庄選手の出ない回は全て三者凡退に抑えたのですが、逆に新庄選手の出た回は全て失点してしまいました。

 一方、打線のほうは4回にフランコ選手が四球で、6回には大松選手がチームとしても個人としても2本目の安打を放って出塁しますが、いずれも次打者が併殺打を打ち、結局3人で終わってしまいます。
 そして7回、1死からフランコ選手が一週間ぶりの安打となる二塁打を放つと、ここで江尻投手は降板。代った武田久投手相手に2死後にベニー選手選手が中前打。フランコ選手が本塁に突っ込み、新庄選手からは「ストライク」の返球が来ますが、これを捕手が取れずにやっと1点返します。さらに橋本選手も1・2塁間を抜いて一発出れば同点の場面を作りますが、続くサブロー選手が抑えられ、結局1点止まりで終わりました。
 その後はトーマス投手、マイケル中村投手のリレーの前に抑えられ、結局1対4で敗れました。ただでさえ好機が少なかった上に併殺打が3つあっては点は取れません。加藤投手は早くも3敗目。もっとも、今日が援護1点で、前回は降板するまで打線が1安打で勝利投手の権利がなくなってから打線爆発、その前も自身が打ち込まれたとはいえ打線は完封負けと、援護がなさすぎるという要因もあるので、あまり責められないでしょう。
 これで再び借金2となり、5割はおあずけとなってしまいました。逆にファイターズは2位とのゲーム差なしの3位に浮上しています。観客数は2万6百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ライオンズはインチェ投手と涌井投手が先発。涌井投手は6回まで走者を一人も出さない完璧な投球。一方、インチェ投手も四球は出すものの、2回まで無安打でしたが、3回2死2塁から中島選手に打たれた初安打が4号2ランとなってしまいます。結局、インチェ投手は6回途中まで6四球ながら2安打2失点に抑え、続く今季初登板となった谷中投手も古巣相手に3回を無失点に抑えます。しかし、涌井投手は7回に初安打されますが、調子は変わらず、結局2安打無四球で完封勝利。2対0でライオンズが勝ち、涌井投手はプロ初完封で4勝目を挙げています。観客数は1万3千人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ホークスは川越投手と杉内投手が先発。初回に2点を取ったホークスが中盤にも追加点を挙げます。一方、合併球団は杉内投手に対し、今季初スタメンの迎選手の1号など、本塁打を3発浴びせますが、これがいずれもソロ。そして7回途中からは吉武投手・三瀬投手と、一昨日に長い回を投げた馬原投手を温存する継投で合併球団打線を抑え、6対4でホークスが勝利。三瀬投手が今季初セーブを挙げています。観客数は2万9千5百人ほどでした。

 東京ドームの読売対タイガースはグローバー投手と江草投手が先発。初回、ここまで不振にあえぎ、打率2割を切った今岡選手の4号3ランでタイガースが久々に先制します。さらに3回には鳥谷選手の適時打で1点を追加します。江草投手は4回に2安打2四球で2点を失いますが、それ以外は無失点で7回途中まで抑えます。そして8回にはこれまた不振だった金本選手が久々の打点および猛打賞となる適時2塁打が出て2点をダメ押し。そして7回以降は藤川投手と久保田投手のリレーで抑え、6対2でタイガースが勝ち、連敗を5で止めました。観客数は4万3千8百人ほどでした。
 米子のカープ対ドラゴンズは佐々岡投手と山本昌投手のベテラン対決。2回に栗原選手の2号ソロ、3回に嶋選手の3号ソロと、カープがソロ2本で序盤でリードします。一方、佐々岡投手は5回まで走者を出さない投球をし、結局7回を2安打1四球の無失点に抑えます。そしてその裏、6安打に失策二つもあって、カープが5点追加。さらに8回も嶋選手に本日2本目となる4号満塁本塁打が出るなど、終盤で大量点を挙げ、終わってみれば13対0の圧勝となりました。佐々岡投手は2勝目を挙げています。観客数は9千5百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ベイスターズは藤井投手と吉見投手が先発。中盤に激しい点の取り合いとなりましたが、ベイスターズが9対7とリード。9回裏にクルーン投手からラミレス選手が3号ソロを放ちますが、反撃もそこまで。最後は2死1塁から米野選手が三振して試合終了しました。観客数は1万1千人ほどでした。

2006年04月22日

伝わらない報告

 WindowsXPの機能に「ソフトウェアのエラーをMicrosoftに報告する」というのがあります。何年か前に初めてXPを使ってアプリがフリーズした時にこの機能が出た時は、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」という文章が出た事もあり、「Microsoftも感じが良くなったものだ」と好感を持ったものでした。
 しかし、しばらくすると、ちょっとしたアプリのフリーズですぐこの表示が出る、という事に気づきました。さらに、連鎖反応で複数のアプリがフリーズした時に仕方なく電源を落とすと、再度立ち上げた時に、この表示が何回も連続して表示される、という極めて迷惑な事にも気づきました。考えてみれば、あんなに大きな企業ですから、エラーを「報告」をしたところで、解決法などを返信してくれるわけでもありません。Microsoftにとっては便利な情報収集手段なのかもしれませんが、こちらにとっては意味のない機能である、という事に気づきました。

 その後、幸運にもXPでアプリが固まるという事がなかったためにしばらくこの機能の事は忘れていました。先日、職場の新たなパソコンを使っていたら、久々にあの「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」が出てしまいました。XPが出てから何年かたっていますが、まだこの機能は「改善」されていないのだな、と思いました。もっとも、それが迷惑である事を先方に伝えるすべはないのですが・・・。
 ちなみに、この迷惑な機能は、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選び、そこから「詳細設定」を選ぶと右下に出る「エラー報告」という所を押すと、解除画面が出てきます。先述したように、報告したからと言って、何もいいことはないので、邪魔だなと思っている人は、ここから解除したほうがいいかもしれません。

四番里崎選手の「有言実行」の活躍で勝利

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズ戦は八木投手と小野投手が先発。初回、西岡選手が初球をいきなり中前に弾き返します。そして即座に4試合連続となる盗塁を決め、1死後に福浦選手が安打して1・3塁に。この好機で四番に入った里崎選手が適時打を放ってあっさり先制。さらにベニー選手も適時打を放ち、2点目を追加します。前の試合で八木投手は10回を無安打に抑えましたが、いきなりこの回だけで4安打を喫しました。
 その裏、小野投手も安打と四球で1死1・2塁としますが、不調のセギノール選手、好調の稲葉選手を抑えて0点に抑えます。これで調子がつかめたのか、小野投手は2回から4回まで四球を一つ出しただけでファイターズ打線を抑えます。
 一方、初回こそ打ち込まれたものの、八木投手も2回から立ち直り、走者は出ますが、後続を断たれます。そして投手戦となってむかえた5回裏、1死から小野投手が、昨日に続いてスタメンマスクの鶴岡選手に二塁打され、続く飯山選手が安打して1死1・3塁とされた後、マシーアス選手に犠飛を打たれ、1点差となってしまいます。

 さらに打線のほうは、6回の無死1塁も走者が進まず、続く7回は1死から大塚選手の右翼線を破る当たりが稲葉選手の好返球で2塁アウト。さらに続く西岡選手が四球で出るも盗塁失敗で終わって見れば三者凡退という攻撃。「スミ2」という事もあり、このあたりでは、流れはむしろファイターズかも、という嫌な雰囲気もありました。しかし小野投手は、6・7回も安打は打たれたものの、ファイターズ打線を抑えます。特に7回裏には、2死からアウトと思われるファウルフライを外野手が勘違いして追わず、「打ち直し」の安打で出た田中賢選手がが盗塁したら悪送球で三塁まで進まれる、という非常に悪い雰囲気ながら、後続を断ちました。結局、7回を投げて5安打2四球で1失点でした。
 この好投に打線が応え、8回に昨日怪我が癒えて一軍復帰し、今日スタメン起用の堀選手が中前打で出塁します。そして、前の回の守備で打球をぶつけた福浦選手の代打・辻選手がきっちり送ります。ここで打席は初回に適時打を放っている四番の里崎選手。初回に続き、右方向に弾き返し、極めて大きな追加点を挙げました。昨日のブログで、打撃好調なのにスタメン落ちした事に対する怒りをぶちまけていましたが、「有言実行」で四番の役割を果たしました。ちなみに四番での打率は四割を超えているそうです。ただ、結果が良かったからいいものの、あまりそういう事はブログに書かない方がいいとは思いますが・・・。
 その裏に登板の藪田投手はいきなりストレートの四球で先頭打者を歩かせ、1死後に連打されて1点返され、なお1死1・2塁となります。しかしここから踏ん張り、セギノール選手と稲葉選手を連続三振。この展開は1回裏とほぼ同じです。ファイターズはこの4・5番の不振が響いた感じです。
 そして9回裏には小林雅英投手が登板。簡単に二死を取り、続く代打の小田選手も詰まった遊ゴロに。「やっと今季初の三者凡退か?」と思ったのですが、詰まりすぎたために内野安打になってしまいます。しかし、これは基本的に「予定通り」。そして続く代打の高橋選手を2-3から三振に抑え、今季6つめのセーブを挙げました。小林雅投手は今季8度目の登板ですが、5日の対合併球団で走者を二人出した以外の試合は全て四人で抑えています。今日のような接戦でも、先週の土曜のような大差でセーブのつかない「調整登板」でも同様です。失点は全部で1のみで、防御率も1.1と調子自体は順調なのですが、不思議に三者凡退がありません。この記録(?)はいつまで続くのでしょうか。
 いずれにせよ、3対2で接戦を制したマリーンズが勝利。再び借金を1に戻しました。観客数は1万8千5百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ライオンズは朝井投手と西口投手が先発。初回の無死1・2塁の危機をカブレラ選手を併殺に打ち取って凌いだ朝井投手がそこから好投。4回の2死満塁も防ぐなど、5安打5四死球と走者を出しますが、無失点に抑えます。前回の登板を生で観戦したときは、いい時と悪といきの落差が激しいと思いましたが、今日はいい所がうまく出たのでしょうか。もっとも、10残塁のライオンズ打線が拙攻だったとも言えるかもしれませんが。
 西口投手も3回に三連打で、4回に連続四球で満塁にしますが、いずれも凌ぎます。しかし0対0で迎えた7回、1死から一番の鉄平選手がプロ初本塁打。この1点を小倉投手・福盛投手のリレーで守り、1対0でイーグルスが今季対ライオンズ初勝利を挙げています。観客数は1万3千1百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ホークスは平野佳投手と斉藤投手が先発。ここまで4試合投げて防御率0.5の平野投手ですが、今日はいきなり川崎選手とカブレラ選手に連打されるなどで初回2失点。さらにホークスは4回に本間選手の2点適時打で追加点を挙げ、6回途中で平野佳投手をKOします。さらに中継ぎ陣を打ち込んで、今季初の二桁となる計13点を挙げます。一方、斉藤投手は7回を5安打2失点に抑え、13対2でホークスが圧勝しました。平野佳投手はプロ初敗戦。逆にホークスの松田選手にはプロ1号本塁打が出ています。観客数は2万7千人ほどでした。

 米子のカープ対ドラゴンズは黒田投手とマルティネス投手が先発。初回にカープが3点を先制して早々とマルティネス投手を降板させますが、ドラゴンズも小刻みに反撃して、4回に追いつきます。6回にカープが再度勝ち越しますが、8回にドラゴンズが1死3塁に。ここでカープはベイル投手を出しますが、代打の代打・高橋光選手の適時打で同点となります。昨日・今日と、8回から抑え投手が登板したのが3試合ありましたが、いずれも失敗に終わっています。
 そのまま同点で延長に入り、迎えた12回表、カープは3日前に先発したロマノ投手を登板させますが、これが大失敗。連続四球と犠打で1死2・3塁とし、続く本日4安打の荒木選手を敬遠して1死満塁の場面で降板します。続く井端選手は本日6のゼロ。カープのマウンドには8番手の広池投手。さらに中堅手の緒方選手を内野手登録の福井選手に代えます。
 そして、福井選手は外野に行かず、二塁ベース付近に立ち、「内野5人制」を敷きます。しかし、結果的に井端選手は三塁定位置へのゴロを打ったので、あまり意味がありませんでした。そして続く福留選手のところで、福井選手を二塁手にし、二塁にいた東出選手を中堅に戻します。ところが、そこまで苦労して二死にこぎつけたにも関わらず、続く福留選手の2球目が捕逸となり、ドラゴンズが勝ち越します。さらに福留選手の打球は、前の打席では二塁手が立っていたあたりを抜く2点適時打に。3点差となってしまいました。
 その裏、岩瀬投手から先頭の新井選手が2号ソロを打ち、続く代打の石原選手も安打を放ちますが反撃はここまで。後は抑えられ、7対5でドラゴンズが勝ちました。観客数は9千3百人ほど、試合時間は5時間34分でした。

 神宮のスワローズ対ベイスターズは川島投手と土肥投手が先発。スワローズの3対0でむかえた4回表に古木選手の3ランでベイスターズが追いつきますが、直後に宮本選手と岩村選手の連続適時打でスワローズが勝ち越します。ところが7回、ここから登板の佐藤投手が古木選手に本日2本目となる4号ソロを喫して1点差に。スワローズはここで高津投手をマウンドに送りますがこれが大誤算。1死は取ったものの、そこからの6人に4安打2四球さらにはボークのおまけつき。金城選手に逆転適時打を打たれるなど、6失点でKO。結局この回計8点で一気に逆転しました。結局、11対6でベイスターズが、昨日のお返しとなる逆転勝ちをしています。
 ところで、この試合は「眼鏡デー」という事で、いろいろと奇妙な眼鏡をかけたお客さんがいました。試合中に行われた「コンテスト」では、眼鏡に「古田」という文字をつけた人が優勝しました。それはそれですごいですが、あの眼鏡だと肝心の試合観戦の邪魔にならないのだろうか、と他人事ながら気になりました。観客数は1万9千5百人ほどでした。
 東京ドームの読売対タイガースは内海投手と安藤投手の先発で読売が連勝したようです。大量補強の効果か現時点ではかなり調子がいいようです。もしかしたら、この調子でシーズン終了時にはチーム打率リーグ1位、防御率リーグ2位くらいになってしまうのでは、と思います。その好調に喜んでいるのか、ヘッドコーチの近藤昭仁氏は取材に答えて、「心配事は李選手が来年大リーグに行く可能性があることだけだ」などと言っていたそうです。まあ、近藤氏がそのように言うのですから、これはまだまだ「期待」できる、と特にマリーンズファンやベイスターズファンは思ったのではないでしょうか。観客数は4万4千4百人ほどでした。

2006年04月21日

2006/4/21の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

入れ替えの瞬間

 職場近くの行きつけのコンビニで気に入っているカフェオがありました。ほぼ毎朝買っていたのですが、今朝行ってみたら1本しか残っていませんでした。「補充し忘れたのか・・・」と思いながら、その1本を買いました。そして昼に再びそこに行ったら、同じ会社の新商品とおぼしきカフェオレが並んでいました。会社の都合によるブランド変更なのでしょうか。まあ、普通にある事とはいえ、製造終了となったカフェオレはかなり気に入っていたので、ちょっと寂しいものがありました。まあ、「入れ替えによって商品がなくなる瞬間」などはそうそう見る事ができないので、貴重な経験と言えるかもしれませんが・・・。
 なお、入れ替わりで入ったカフェオレも早速飲みました。さほど味に違いはなかったので、今後も同じ場所でカフェオレを買う生活が続きそうです。

ファイターズに敗れ、いろいろな連勝が止まる

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズ戦は橋本投手と渡辺俊介投手が先発。2回にサブロー選手の犠飛でマリーンズが先制しますが、その裏、1死2・3塁から何と死球さらには押し出し四球で同点に、さらに内野ゴロの間に逆転されます。渡辺俊投手の押し出しなど、いつ以来の事なのでしょうか。さらに渡辺俊投手は3回には木元選手、4回には小田選手と下位打線に適時打を喫し、着実に差を拡げられてしまいます。
 一方、橋本投手の前にマリーンズ打線は7回まで4安打1点に抑えられます。8回に先頭の大松選手が2試合連続でリーグ2位となる4号本塁打を放って2点差とし、橋本投手を降板させます。さらに二番手のトーマス投手から福浦選手が安打しますが、続くベニー選手が併殺。そして9回は武田久投手相手に先頭の今江選手が安打しますが、後続を抑えられ、2対4で敗れてしまいました。
 マリーンズの連勝は4で止まり、さらに対ファイターズの連勝は3で、さらに渡辺俊投手の対ファイターズの連勝も10で止まっています。一方、橋本投手はプロ初勝利を挙げています。観客数は1万3千6百人ほどでした。

 盛岡のイーグルス対ライオンズは松崎投手と松坂投手が先発。2回に2死満塁から細川選手の2点適時打でライオンズが先制。松坂投手の防御率ならこれで十分なのですが、さらに失策や中島選手の適時打で加点し、とどめはこの回2度目の打席となった和田選手の満塁本塁打で、この回計9点を挙げました。一方、松坂投手は6回に礒部選手に適時打を打たれますが、失点はそれのみ。7回に降板しながら11奪三振で3勝目を挙げました。試合は11対1でライオンズが大勝。観客数は5千4百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ホークスは吉井投手と寺原投手が先発。7回に柴原選手の代打2点適時打でホークスが逆転しますが、9回に前の回から登板の馬原投手が2安打と犠飛で追いつかれ、延長に入ります。そして10回表に、WBC決勝での怪我から復帰した川崎選手が勝ち越し適時打を放ち、再度ホークスがリードします。
 ところがその裏、先頭の谷選手が安打すると、続く平野恵選手の二塁ゴロを鳥越選手が失策、さらに後藤選手の犠打を今度は松田選手が悪送球と連続失策で合併球団が追いつきます。こうなるともう流れは止まらず、北川選手にサヨナラ打が出て合併球団が4対3で勝ちました。観客数は1万1千7百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ベイスターズはガトームソン投手と秦投手が先発。初回に村田選手の適時打でベイスターズが先制しますが、その裏、秦投手が危険球退場となる波乱の出だしとなりますが、急遽登板の加藤投手がスワローズを5回までに無失点に抑え、さらに自ら適時打を放つなど投打に活躍。7回までベイスターズが4対1とリードします。ところが8回裏に1回早くクルーン投手を登板させたのが大誤算。簡単に2死を取ったまでは良かったのですが、そこから3連打で1点差に。さらに振り逃げで2死満塁とした後、青木選手の内野安打で1点差、そして土橋選手の代打2点適時二塁打でスワローズが4点取って逆転しました。そして9回は石井弘投手が抑え、スワローズが5対4で勝っています。観客数は1万3千4百人ほどでした。
 なお、昨日、「監督命令」で休日返上で特打を行った古田選手ですが、その努力もむなしく、残念ながら今日も監督に使ってもらえず、ずっとベンチにいました。
 東京ドームの読売対タイガースは上原投手と井川投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万3千4百人ほどでした。

 ところで、昨日死球で全治三週間の怪我を負った合併球団の清原なる輩が、次からは命をかけてマウンドに走り相手を倒したい。周囲の非難よりも大切なものを守りたいなどと言ったそうです。昨年も、変化球で勝負をされた時にわけのわからない侮蔑発言をしていましたが、今回のはそれと比べても桁違いに異常です。だいたい、この人物の場合、体に近い球をよけるのが下手だから、死球が多い上にそれによる離脱も多いわけです。まさか前年の成績が2割1分・22本程度の打者相手に、相手投手がおびえて死球に逃げているとでも思っているのでしょうか。
 先日、ホークスのズレータ選手がカッとなって暴行事件を起こして出場停止10試合となったわけですが、今回は分かって言っているだけにより悪質です。この発言だけで20試合くらいの出場停止にすべきだと思うのですが・・・。それを「被害者の怒り」みたいに報じるマスコミともども、その異常さに呆れ果てました。
 20代の頃はすごい選手だったと思いましたが、今では技量以前に人間の常識レベルで野球界の恥であるとしか言いようがありません。、

2006年04月20日

ファイターズ、連勝止まる

[ 野球 ]

 今日は2試合のみ。諸事情により何も見れませんでしたが、代りに(?)嫁さんが東京ドームに行きました。もしかしたら、今晩当たり「見物記」が載るかもしれません。
 そのファイターズ対合併球団はダルビッシュ投手が2発の本塁打を喫して5失点。ファイターズも森本選手の3ランなどで追いついて延長に持ち込みますが、11回に日高選手が決勝打を放ち、合併球団が6対5で勝利。ファイターズの連勝を4で止め、今季ファイターズ戦初勝利を飾っています。観客数は1万6千人ほどでした。
 広島のカープ対ベイスターズは佐藤投手と高宮投手という若手対決。初回にベイスターズが5点を先制し、その裏に試合前に事故で怪我した前田選手の満塁本塁打で1点差となりますが、その後、ベイスターズが突き放して12対5で勝ちました。高宮投手はプロ初勝利です。観客数は7千1百人ほどでした。

設計は同じでも設定温度は大差

[ 交通 ]

 JRのE231系という車両は昔の言葉でいうところの湘南電車から国電さらには地下鉄乗り入れ車両まで、幅広く使われています。さらに、東急5000系・相模鉄道10000系・都営新宿線10-300形といった他の鉄道まで、同じ設計の車両を導入しています。

 特に幕張本郷駅に発着する総武線各駅停車は100%この車型なので、乗る機会は非常に多いです。現在の通勤経路は総武線→東西線→半蔵門線なのですが、半蔵門線に東急が乗り入れている事もあり、三路線とも全て同じ設計の車両、ということも少なくありません。
 昨日もそうだったのですが、その日に乗った東西線のE231系と半蔵門線の東急5000系は、車内の景観はほぼ同じであるのに、車内温度は全然違いました。ともに弱冷房車を選んで乗ったのですが、東西線のほうは「これが弱冷房なら他の車両は冷蔵庫か?」と思うほどにガンガンに冷風が出ていました。これが東京メトロの仕様なのかな、とも思いましたが、続いて乗った東急5000系の弱冷房車の温度は極めて普通。ということは、車両に設定されている「何度なら冷房をかける」の基準が違うのでしょうか。全く同じ車型でも総武線の車両はまだ少しはマシだったのですが・・・。
 いずれにせよ、この寒風に50分近くさらされた効果(?)は絶大で、一発で風邪気味になってしまいました。 この調子だと、夏には東西線でE231系には乗らないような通勤計画を立てる必要が生じるかもしれません。

2006年04月19日

2006/4/19の更新

 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

昨日を上回る猛打で今季初の4連勝

[ 野球 ]

 仙台のイーグルス対マリーンズは一場投手と清水直行投手が先発。3連勝中の一場投手には前回の対戦で完封されています。しかし今日は、初回に先頭の西岡選手、さらには昨日に続いてスタメンの青野選手の連打で1・3塁とし、内野ゴロ野選、さらには里崎選手の適時打でいきなり2点を先制します。
 初回は0点に抑えた清水直投手ですが、2回、このところ好調の山崎武選手に初球を二塁打されると、続く憲史選手・益田選手にも初球を二塁打され、3球で3連打・同点にされます。しかし3回、打撃絶好調の福浦選手が二塁打で出塁し、里崎選手の二打席連続適時打となる三塁打が出て、即座に勝ち越します。さらに4回はサブロー選手の3号ソロ、そして福浦選手に今季1号となる2ランが出て計6点。一場投手をKOし、前回の借りを返しました。

 勢いの止まらないマリーンズ打線は、5回には今江選手の犠飛、さらには大松選手の2ランで3点を追加、続く6回にも今江選手・サブロー選手の連続適時打、そして大松選手に2打席連続となる3号3ランが飛び出すなど、打者一巡で7点。8回にも暴投で1点を追加し、今季最高となる17得点を挙げました。土曜日に今季初出場初スタメンとなった大松選手はこの4試合で3本塁打9打点です。
 一方、過去3登板で3点しか援護のなかった清水直投手はその3倍以上の援護もあって、2回の3球以外は安定した投球。走者は出すものの、2併殺もあって、3回から7回まで14人で抑え、2勝目を挙げました。そして8回からは川崎投手がプロ初登板。いきなり安打されましたが、以下は無安打で2回を無失点で抑え、デビュー戦を好投で飾りました。結果は17対2でマリーンズの大勝。今季初の4連勝で借金も1まで減らしました。観客数は9千7百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対ホークスは帆足投手と和田投手が先発。初回にカブレラ選手の5号2ランで先制したライオンズが8回を終えて5対1と快勝ペース。ところが9回、セーブのつかない場面で登板した小野寺投手が先頭の松中選手に5号ソロを喫すると、さらに3安打で2失点し、2死2・3塁としたところで降板します。しかし、ここで登板の星野投手が大村選手を抑え、5対3でライオンズが逃げ切り。星野投手は今季初セーブを挙げています。観客数は1万4百人ほどでした。
 東京ドームのファイターズ対合併球団はリー投手とデイビー投手が先発。初回に小笠原選手の3号ソロでファイターズが先制すると、さらに走者を二人おいて、昨日引退宣言をした新庄選手が3ランを放ち、早くも4点。また、リー投手は8回途中まで3失点で、後は建山投手・マイケル中村投手の継投で逃げ切り、6対2でファイターズが勝ち、対合併球団戦5連勝としています。観客数は1万5千8百人ほどでした。
 ところで、昨日の新庄選手の引退宣言について、「何でこの春先に」という声が少なからず上がっています。確かに、「もう引退するから」と残る試合で抜いたプレーをするとしたら、それは問題でしょう。しかし、今日も3ランを放つなど、チームの勝利のために全力を出しているわけです。問題は「いつ引退宣言するか」でなくて、「最後の年にどのような活躍をするか」だと思うのですが・・・。

 ナゴヤドームのドラゴンズ対タイガースは川上投手とオクスプリング投手が先発。中盤に点を取り合って3対3のまま延長に入ります。ドラゴンズは9回まで川上投手が投げ、それから岩瀬投手・平井投手の継投、一方のタイガースは6回から能見投手の代役みたいな位置づけになった金沢投手・藤川投手とつなぎ、9回からは久保田投手が登板します。9・10回と完璧に抑えた久保田投手でしたが、11回1死から連続四球を出してしまい、続くウッズ選手に二遊間を抜くサヨナラ打を打たれてしまいました。ウッズ選手のサヨナラ打はベイスターズ在籍時の2004年の夏の札幌ドームでタイガース相手に打った逆転サヨナラ満塁本塁打以来です。タイガースは3連敗となっています。観客数は2万6千7百人ほどでした。
 広島のカープ対ベイスターズはロマノ投手と三浦投手が先発。8回にスタメン抜擢の吉村選手のソロで追いついたベイスターズが、9回裏のカープの1死満塁のサヨナラ機を凌ぎます。そして10回表に内川選手の代打適時打で勝ち越し、その裏はクルーン投手が抑え、ベイスターズが4対3で勝っています。クルーン投手は今季初セーブを挙げています。観客数は7千4百人ほどでした。
 大阪ドームの読売対スワローズは野間口投手と石川投手が先発。序盤から小刻みに得点したスワローズが7・8回で5点をダメ押しして、8対2と快勝。今季対読売初勝利を挙げています。観客数は3万1千1百人ほどでした。

2006年04月18日

700円+貴重な(?)経験

 先月末に携帯を買い換えた時、販売員の人から「携帯決済サービスの『iD』というのに加入すると2,000円安くなる」と言われました。なんかよく分からないし、SUICAもEdyもある中で新たな電子マネーなど不要だと思ったいました。しかし、その販売員さんは今の仕事をする前にうちの近くで宅配をやっていたという面白い偶然があり、待ち時間で地元話をして盛り上がりました。そこで、この人の成績になるならばと思い、加入を了承しました。
 するといきなり、クレジットカードの申込書が出てきました。「何で電子マネーに?」と尋ねたところ、この「iD」というのはチャージしなくても支払え使える代りに、三井住友カードへの加入が必須とのことです。しかも支払いはリボが必須。要は金利を取られるわけです。このあたりで、申し込みはするけれど、実際に使う気はかなり減退していました。
 そして昨日、カードが到着。その間に、この「iD」が、まだ使えないにも関わらず、am/pmで使えるみたいな広告を大々的に打っていたのを知って印象がさらに下がった事もあり、そのまま解約することにしました。仕事の昼休みに手続きを行ったのですが、予想以上にこれが高性能でした。電話にカード番号を打ち込むと担当者がそれを元に本人確認し、あっさり完了。「iD」は一度も使うことはありませんでしたが、その最先端の解約システムには感心させられました。
 カード初年度年会費は1,300円ほどでしたから、割引と差し引いて700円得した計算になります。まあ、それ自体はあまり意味がないのですが、「iD」なるものの仕組みを知ることができ、さらに使い勝手のいい解約システムを体験することができました。その経験も含めて、「よりお得な買い物」をしたと言えるかも、などと思いました。

序盤に二桁安打して3連勝

[ 野球 ]

 仙台のイーグルス対マリーンズは山村投手とバーン投手が先発。初回、福浦選手の適時打でマリーンズが先制しますが、直後に追いつかれます。しかし、2回に橋本選手の今季第1号が出てマリーンズが勝ち越しました。そして続く3回には打線がつながり、福浦選手の2打席連続二塁打に始まってベニー選手・今江選手、そして二度目のスタメンとなった青野選手の適時打で3点を追加します。青野選手はプロ初打点。もっとも、春先の「WBC壮行試合」で全日本相手に打点を挙げているので、あまり「初」という印象はありませんが。これで早くも10安打5得点となり、山村投手をKOしました。

 一方、先週のイーグルス戦では四球を出しながら抑えたバーン投手ですが、今日は5回まで無四球で序盤を抑えます。2回から4回までいずれも安打されますが、得点されません。
 そして6回、1死からサブロー選手が2号ソロを放ち、さらに福浦選手が早くも猛打賞となる安打で出塁した後、ベニー選手がフェンス直撃でこの日2本目となる適時二塁打、さらに今江選手の内野ゴロの間に3点を追加します。
 バーン投手は6回に初四球を出し、7回には山崎武選手の本塁打で2点目を失い、走者を二人出したところで降板しました。結局、今日は7安打2四球3失点で2勝目を挙げました。
 ここで6点差ながら藤田投手が登板。調整の意味もあったのでしょうが、高須選手に適時打を打たれてしまいました。
 しかし8回から登板した内投手は1安打でイーグルス打線の反撃を封じ、そのまま8対3でマリーンズが勝利。3連勝で借金を2まで戻しています。観客数は1万人ほどでした。

新庄選手、お立ち台で引退表明

[ 野球 ]

 東京ドームのファイターズ対合併球団は江尻投手とセラフィニ投手が先発。今季のセラフィニ投手の1敗目は本塁打3発、2敗目は押し出し連発でしたが、今日はその複合版。1回から2回にかけてソロ3発を浴び、5回には満塁から死球と四球で連続押し出しをするなど6失点KOとなりました。
 さらに2点差で迎えた7回裏には2回に本塁打を放っている新庄選手が本日2本目となる満塁本塁打を放ち、10対4と突き放します。しかし本塁に戻ってきた新庄選手はあまり喜びを表しません。実は既に2回の本塁打の時に広報を通じて引退を示唆する談話を発表。そして試合終了後のヒーローインタビューで正式に引退を表明しました。ただ、今季は最後まで出場するとの事です。

 思えば、1992年に「亀新コンビ」として売り出してからもう14年もたっているわけです。その間、投球練習をしたり、メジャーに行ってワールドシリーズに出たりと、本当に目立つ野球人生を送ったと思います。今日の2本塁打を見れば「まだまだやれる」という気がしない事もないですが、余力を残してバットを置くのも新庄選手らしいと言えるでしょう。
 特に「1リーグ制問題」が勃発した中で行われた2年前のオールスターでの「予告本塁打の構えをしてからセーフティーバント」、「単独ホームスチール」、そして「ヒーローインタビューで『これからはパリーグです』」は今でも鮮明に覚えています。残りの選手生活でどんな事をやってくれるか、楽しみです。
 なお、試合のほうはそのままファイターズが10対4で勝利。対合併球団戦を4戦4勝としています。観客数は1万2千5百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ホークスはグラマン投手と新垣投手が先発。無安打無得点の翌日にまた完封と打撃絶不調のホークスは何とチーム打率リーグ最下位。また、一昨日に暴行事件を起こしたズレータ選手が10日間の出場停止となった事もあり、6番から9番まで打率が2割ちょっとから1割の打者を4人並べるという苦心のオーダーを組みました。ちなみに大リーグで活躍中の城島選手は打率3割6分、井口選手は3割4分です。
 初回にライオンズが先制しますが、3回にホークスが28イニングぶりの得点となる稲嶺選手の適時打で追いつき、さらに松中選手の犠飛で勝ち越します。そして終盤にも追加点を挙げて計5点。ライオンズは一昨日同様に8回に反撃してカブレラ選手の4号2ランで2点差に迫りますが、2死1塁から登板の馬原投手が完璧な救援を見せ、5対3でホークスが勝って連敗を止めています。新垣投手は早くも4勝目を挙げています。一方のライオンズは今季初の3連敗。観客数は9千3百人ほどでした。

 ナゴヤドームのドラゴンズ対タイガースは中田投手と下柳投手が先発。初回に福留選手の適時打で先制され、6回にはウッズ選手に2ランを喫します。一方、打線のほうは、中田投手の前に8回まで5安打2四球で無得点。その快投に時事通信は「中田、プロ初完封」という写真入りニュースをフライングで配信したほどですが、落合監督は9回に今季12試合で早くも7試合目の登板となる岩瀬投手を投入。三人で抑えられ、5セーブ目を挙げられています。タイガースは2試合で1得点と急に打線が低調になっています。観客数は2万8千6百人ほどでした。
 広島のカープ対ベイスターズはダグラス投手と門倉投手が先発。15試合目にして新打線をあきらめ、昨年に戻したカープ打線が序盤から大当たり。2回までに10点を取り、早くも組み替え効果が出ました。また、ダグラス投手は6回まで無安打投球。7回に2点を失って降板しましたが、早くも2勝目を挙げています。観客数は9千8百人ほどでした。
 倉敷の読売対スワローズはパウエル投手と石井一久投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万4千8百人ほどでした。

2006/4/18の更新

 別ブログこれでいいのか?を更新しました。

2006年04月17日

乱歩の象徴?

 先週、ちょっと池袋で仕事をする機会がありました。池袋駅から歩いて10分弱のところにあるのですが、駅からそこまでの間の道のいたるところに「池袋乱歩通り商店街」というのぼりが出ており、レトロ風に書かれた文字の脇にはシルクハットをかぶった男の影絵が描かれていました。
 ちなみに、なぜ「乱歩通り」になったかというと、どうやら江戸川乱歩が最後に住んだ家がこの商店街の近辺にある事にちなんでいるようです。
 シルクハットの男は「怪人二十面相」かと思われます。もっとも、映像で二十面相シリーズを見たことがない私にとって、その影絵から連想したのは、パロディキャラである「名探偵カゲマン」に出てきた「怪人十九面相」でしたが・・・。
 とはいえ、私もシルクハットを見ただけで「乱歩だから二十面相」とすぐに想像できました。私が子供の頃に読んだポプラ社の「少年探偵シリーズ」では、確か「シルクハットを被った二十面相」という描写は記憶にないのですが、それだけ映像版から世間に流布した印象が強い、というところでしょうか。
 ちなみに、私が読んだ本に出てくる二十面相は、前半は常に「宇宙怪人」だの「青銅の魔人」だのといった着ぐるみをきており、終盤ほぼ全作で明智小五郎に化けて本物とはちあわせる、というのの繰り返しでした。したがって、私の記憶にある二十面相には、帽子も含め、定まった印象はまったくもって存在しません。

2006年04月16日

水槽気分?

 家族と六本木プリンスホテルのイタリア料理店に行きました。目の前に温水プールがあり、それを見ながら食事をすることもできるようになっています。その温水プールですが、壁の部分が透明になっており、水中での泳ぎざま(?)もレストランから見ることができます。
 このようなプール、水族館などではよく見かけますが、人間用のプールでは初めて見ました。果たしてレストランで食事をする人の視線にさらされながら、クロールや平泳ぎをする心境というのはどういったものなのでしょうか。
 我々がプールに興味を示したのを見たら、店員さんが無料券をくれました。もちろん、プールのついでにレストランで、というのを見越しての事もあるのでしょう。しかし同時に、このプールの稼働率を暗示してるのかな、とも思いました。

効率のよい攻撃でカード勝ち越し

[ 野球 ]

 一昨日に初来訪を果たした西武ドームのライオンズ対マリーンズ戦に中一日で再び行きました。今日のほうはかなり前から入れていた予定ではあるのですが・・・。
 今日も天気予報では寒そうだったので、人口密度の多そうな外野席での観戦にしました。まあ、一度あの「人工芝席」を体験したかった、という理由もあるのですが。
 試合開始30分前に着いたのですが、すでに外野席満員という雰囲気。もっとも、椅子がないので、「空席」という概念がないのでどのような状態が満員だかよく分からなくはあるのですが・・・。とりあえず、一人分の場所があったので、そこを確保しました。なんか「立って半畳、座って3/4畳」という感じでした。

 さて、試合のほうは涌井投手と久保投手が先発。今季早くも3勝の涌井投手と、今季未勝利の久保投手という組み合わせですが、逆にそろそろどちらも止まるだろう、という気もしていました。
 しかし、1回表、涌井投手の前に三人で抑えられます。その裏、いきなり失策があって出塁、犠打で2塁に進まれますが、久保投手は苦手の中島選手、さらにカブレラ選手を抑え、無失点で切り抜けます。
 すると2回表、先頭のベニー選手が左翼席ポール近くに飛び込む4号ソロを放ち、先制します。さらに続く3回表、2死から西岡選手が死球で出ると、続くサブロー選手が1・2塁間を抜き、福浦選手のボテボテのゴロが内野安打となって満塁にすると、ベニー選手が二遊間を抜く2点適時打を放ちます。さらに2死1・2塁と一気にたたみかける好機ですが、ここで牽制死があってチェンジとなります。
 しかし続く4回表、「打ち直し」となったフランコ選手が中前にライナーを放ちます。これを地面にグラブをつけて中堅手の赤田選手が捕球。ダイレクトキャッチをアピールしますが、審判の判定はセーフ。かなり自信を持って手を広げていました。実際、外野席から見た私にも、一度バウンドしたように見えました。これに赤田選手が怒って審判に何か言っている間にフランコ選手は2塁進塁。このあたり、ベテランの巧さが出たと言えるでしょう。夜のプロ野球ニュースなどでは「ダイレクト」と言っていましたが、右翼席のライオンズファンからも、さほどブーイングがなかったですし、伊東監督も一応抗議に出ましたが、すぐに引き下がったところを見ると、やはり一度落ちていたのではないでしょうか。
 そして内野ゴロで三塁に進み、ここのところ不振の今江選手が打席に。しかしここでは左中間スタンドに2ランを放ちます。この打球、私の立っていたところから5mも離れていないところに落ちました。基本的に内野観戦派ということもあるのですが、ここまで間近にホームランボールを見たのは初めてでした。
 一方、久保投手はボール先行で調子が良さそうには見えません。表の攻撃はストライクのランプが先につくのに対し、裏はボールのランプが先につく、という感じです。3回にも先頭の炭谷選手を歩かせた後、続く高木浩選手にも3ボールにしますが、結局この回も無安打に抑えます。結局、4回まで無安打投球。5回に石井義選手に初安打されますが、7回まで2安打無失点に抑えます。
 一方、打線は6回に里崎選手が右翼席に飛び込む今季2号を放って6対0と快勝ペースに。ただ、昨日の事があるので、左団扇という雰囲気はありませんでした。
 そして8回裏、1死から赤田選手が内野安打で出塁します。すると久保投手が突如乱れ、佐藤選手に死球をぶつけた後、中島選手にフェンス直撃の二塁打、さらにカブレラ選手がここは安打狙いに徹して一・二塁間を抜き、さらに和田選手もフェンス直撃。クッションボールの処理を誤った事もあり、三塁打となり、2点差に迫られます。
 ここで交代もあるかと思ったのですが続投に。それに応えた久保投手は、一昨日決勝打のGG佐藤選手、さらに一昨日3安打で今日も安打を放っている石井義選手を打ち取り、自力で危機を脱しました。
 そして9回は小林雅英投手が登板。いつも通り4人で抑え、5セーブ目を挙げ、防御率を1に近づけました。観客数は2万8百人ほどでした。
 ところで、一昨日の内野席の時は気づかなかったのですが、左翼席は場内放送の音響が悪く、音がこだまして聞こえます。7回表のラッキーセブンで球団歌を流すときも、輪唱みたいに流れていました。何とか改善してもらいたいものです。とはいえ、球場自体はいろいろ楽しめました。また機会があったら行きたいものです。

 福岡のホークス対ファイターズは杉内投手と金村投手が先発。昨日あれほど援護できなかった打線ですが、今日は2回に稲葉選手のソロで先制し、その後も着実に加点。一方、開幕戦の後不調だった金村投手ですが、今日はズレータ選手の体当たりを受けながらも、6回を4安打2四球で無失点。その後も昨日と同じ武田久投手・マイケル中村投手で二日連続の完封リレーを達成し、4対0で勝ちました。ホークスは24イニング連続無得点と重度の打撃不振。千葉で「打てない病」に感染でもしたのでしょうか。観客数は2万9千2百人ほどでした。
 神戸の合併球団対イーグルスは川越投手とインチェ投手が先発。中盤に点の取り合いとなり、合併球団が1点リードしますが、8回に藤井選手の適時打で追いつき、延長10回にも再び藤井選手が勝ち越し適時打。7対6でイーグルスが勝ちました。延長戦の強さは昨年と変わらないようです。また、今季初の週間勝ち越しも達成しています。観客数は1万6千7百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対カープは江草投手と黒田投手が先発。浜中選手の7号ソロでタイガースが先制して1-0で9回に。そこまで江草投手は3安打1四球でしたが、9回に連打で1死2・3塁となり、連続犠飛で逆転。その裏はベイル投手に抑えられ、2対1でカープが勝ちました。観客数は4万8千4百人ほどでした。
 松山のスワローズ対ドラゴンズは藤井投手とマルティネス投手が先発。1対0で迎えた3回裏に先頭の古田選手が二塁打し、1死後に安打で1・3塁とした後、2番で起用のリグス選手が逆転適時二塁打。これが決勝点となり、そのまま2対1でスワローズが勝っています。古田兼任監督の起用・リード・打撃の全てが成功した初の試合と言えるかもしれません。観客数は1万6千5百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は吉見投手とグローバー投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万7千4百人ほどでした。

2006年04月15日

プラスされたもの

 スカパー!の「Jスポーツ」が4月から改編されました。これまで別グループだった「スポーツアイESPN」が「JスポーツESPN」と改名してグループ入り。さらに、これまで「Jスポーツ3」と名乗っていた番組が「JスポーツPlus」と改名しました。
 といっても、チャンネル番号はそのままです。また、「ホークス主催試合はESPN」「ライオンズ主催試合はPlus(これまでの「3」)」といった、放映体制もそのまま。「いったい何のための改名・改編なのだろう」と不思議に思っていました。

 ところで今日、アパートのTV受像方法の変更にともない、ケーブルTVの会社の人が受信状態確認兼営業に来ました。こちらも、値段によってはケーブルへの移行は十分検討する価値があるので、興味を持って聞きました。
 基本的には5,000円ほどで、スカパー!の「プロ野球セット」に該当する番組および、それ以外に現在加入している番組のほとんどを網羅しています。一瞬、ならば加入した方が得か?と思ったのですが、よく見ると、その中に「JスポーツPlus」がありません。そして月額1,300円のオプションのところに入っていました。なるほど、これなら確かに「Plus」です。意外な形で「改名」の意味が分かりました。
 分かったのはいいのですが、先述したように放映体制は変わっていないので、これに加入しないと所沢のライオンズ主催試合を初め、マリーンズ戦を含む多くの試合が見れません。他にも現在見ている中で「オプション」になっているチャンネルがありました。それらを加えて試算したところ、今より高くなってしまうので、結局加入を見送りました。
 何故そのような形にしたのかは分かりませんし、スカパー!利用者である我が家には実害もありません。とはいえ、一連の「グループ改編」に対する不思議さがより増大しました。

終盤の打線爆発で連敗止める

[ 野球 ]

 3日連続1得点と打線絶不調のマリーンズは、二軍で四割を打っている大松選手と青野選手を一軍に上げ、即1・2番でスタメン起用。代りにパスクチ選手と早坂選手が落ちています。
 その所沢で行われたライオンズ対マリーンズは西口投手と加藤投手が先発。初回、その青野選手が長打性の当たりを打ちますが、フェンス際で和田選手に好捕され、続く福浦選手が安打しますが、ベニー選手が打ち取られてつながりません。その裏、加藤投手も簡単に2死を取りますが、昨日ブレーキだった中島選手にバックスクリーンに叩き込まれ、先制を許します。
 打線のほうは、2回以降は西口投手を全然打てません。里崎選手のみ2打席2四球、さらには今季初盗塁と気を吐きますが、後は誰も出塁できません。加藤投手も2・3回を三者凡退に抑えますが、4回に先頭の中島選手に二塁打された後、カブレラ選手に左翼席に3号3ランを打たれ、3点差とされてしまいました。

 その後、加藤投手も5回に三者連続三振など、1・4回以外は完璧に抑えますが、いかんせん援護がありません。6回にはこの回先頭の大松選手が四球を選び、1死後の福浦選手の一塁ゴロ時の悪送球で三塁まで進みますが、ここもベニー選手が倒れます。このあたりでは、「連続1得点記録(?)は、完封という形で止まるのか・・・」などと思っていました。
 ところが7回表、1死からここまで2四球の里崎選手がチーム2本目となる安打で出塁すると、続く一昨日2安打、昨日本塁打と好調の塀内選手も安打でつなぎます。さらにサブロー選手が0-3から2-3まで戻された後に四球を選び、満塁とします。ここでマリーンズは渡辺正人選手に代り、橋本選手を代打に。しかし、2-2から内角の直球に手が出ず、三振に終わります。しかし続く大松選手は、1-0からの二球目を右翼ポール際に逆転満塁本塁打。打った球は、橋本選手が三振を喫したのと同じ内角の直球でした。二年目のプロ初本塁打が満塁本塁打、奇しくも半月前に同じ記録を達成した炭谷捕手の配球を読んでの快挙となり、同時にチームの「連続1得点」を止めました。まさしく起用が大当たりしたと言えるでしょう。
 これで今季初勝利の権利を得た加藤投手ですが、その裏、先頭の和田選手を打ち取ったものの、続くGG佐藤選手に安打をされます。ここでマリーンズは藪田投手でなく、内投手を投入します。一昨日の時点で12人連続で抑えていただけに期待されたのですが、今日、指名打者で起用された江藤選手に左翼席に飛び込む逆転2ランを喫してしまいました。これがこの日誕生日の江藤選手の通算350号本塁打となりました。
 しかし、内投手は続く中村選手・炭谷選手は抑えて1点差にとどめます。そして8回表、ライオンズは福浦選手が先頭という事もあって三井投手を起用。それが当たって福浦選手は遊撃ゴロに打ち取られますが、これを中島選手が悪送球します。さらにベニー選手がうまく右前に運んで無死1・2塁に。ここでマリーンズは左投手という事もあり、ここ3試合で無安打のフランコ選手に代えて辻選手を起用。対するライオンズは三井投手を続投させます。
 バントかとも思われましたが、辻選手が2球目を強打すると、それが右翼線を抜く三塁打となり、マリーンズが再び逆転します。効率のいい得点といい、ズバリ当たる起用といい、7回からの攻撃は、昨年のマリーンズを思い出させるような内容でした。さらに里崎選手に犠飛が出て、7対5とします。
 8回は藪田投手が登板。ライオンズ戦では2試合続けて決勝打を打たれていましたが、今日は一番からの打順に対し、中島選手を歩かせたものの、カブレラ選手を抑えて無失点に抑えます。
 そして9回、三番手の田崎投手に対し、先頭の大松選手がこの試合2つめの四球を選んで出塁し、諸積選手が代走に。続く青野選手が体制を崩しながらも一・二塁間を抜いてヒットエンドラン成功で1・3塁に。青野選手にとってこれがプロ初安打となりました。ここで福浦選手が左翼線にファウルフライ。和田選手が捕ったために犠飛となり、貴重なダメ押し点が入ります。さらにマリーンズ打線は止まらず、ベニー選手の安打の後、守備固めで入った大塚選手・続く里崎選手が2者連続の適時二塁打、さらに内野ゴロで三塁に進んだ後、捕逸で1点追加。さらにサブロー選手・今江選手の連打で再び好機を作って打者一巡。そしてこの回に代走で出た諸積選手が右中間を抜く適時三塁打を放ち、これでこの回7得点。計14得点となりました。
 最近7試合で2完封負け・3試合連続1得点など計17点しか取れていないのが嘘のような猛打炸裂です。
 その裏はもうセーブがつかない局面ですが、中5日という事もあり予定通り小林雅英投手が登板。四球を一つ出しますが、後は抑え、14対5でマリーンズが大勝。連敗を3で止めるとともに、対ライオンズ初勝利を達成しました。観客数は2万3千2百人ほどでした。

八木投手、10回を無安打に抑えるも、勝ち星つかず

[ 野球 ]

 福岡のホークス対八木投手は斉藤投手と八木投手が先発。ともにここまで今季1勝1敗ですが、昨年の最高勝率投手と新人ということもあって、ホークス有利かと思っていました。
 ところが、この八木投手が素晴らしい投球。森本選手の好守などもあり、ホークス打線に安打を許しません。ところが、打線がその八木投手を援護できません。毎回のように走者を出しますが、いずれもその後が続きません。特に5回は安打と失策などで2死1・3塁とし、ここで0-3からの四球が暴投に。当然、三塁走者は突っ込みますが、壁に当たったボールがちょうど取りに行った捕手の正面に跳ね返り、本塁タッチアウトとなってしまいます。
 その後も、走者は毎回のように出るものの残塁の山を築きます。その後も八木投手は好投し、無安打投球を続けますが援護がなく、八木投手は9回を無安打に抑えながら延長戦となってしまいました。

 そして10回表、先頭のマシーアス選手がバント安打を狙うと、その打球が三遊間を抜け、世にも珍しい「レフト前バントヒット」に。それを足がかりに1死満塁としますが、ここで打席に入ったここまで好調の稲葉選手、さらには新人の川島選手も倒れ、結局得点になりません。
 その裏も八木投手は抑え、10回を4四球1失策無安打無失点としますが、ここで降板。援護がなかったため、大記録達成はなりませんでした。
 11回表も2安打で2死1・3塁とし、打席には新庄選手と作ったような展開を迎えますが、ここで登板した五番手の馬原投手が三振に打ち取り、八木投手には白星もつかなくなってしまいました。
 その裏に登板した武田久投手も三人で抑え、「無安打リレー」のまま、最終12回を迎えます。そして先頭の小笠原選手が安打で出塁。ボークと安打で1死1・3塁とし、打席には川島選手。投手の頭を越したゴロを遊撃の森本選手が好捕して二塁を踏み、一塁に送球しますが、俊足の川島選手がヘッドスライディングでセーフに。その間に小笠原選手が生還し、この試合17回目の出塁でついに生還しました。
 その裏、ファイターズはマイケル中村投手が登板。ホークス戦では過去2試合で逆転3ランを喫するなどいずれも失点しています。しかし今日は四球を二つ出したもののこれまた無安打に抑え、1対0で勝利。連敗を5で止め、対ホークス3連勝としました。本日達成された「継投」および「延長12回」での無安打無得点は、いずれも日本プロ野球の一軍公式戦では初めてのようです。(※継投での無安打無得点は戦前に一度あったようです)観客数は2万7千7百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対カープは安藤投手と佐々岡投手が先発。カープはスタメンを大幅に入れ替えてきました。1対1で迎えた3回裏に安藤投手が安打で出て、シーツ選手の適時打でタイガースが勝ち越しますが、直後の4回表に佐々岡投手の適時打でカープが追いつきます。しかし5回裏にシーツ選手の2ランでタイガースが再び勝ち越し。さらに6・8回に矢野選手の二打席連続適時打が出るなど着実に突き放します。安藤投手は7回まで10安打ながら3失点。8回は藤川投手が、9回は久保田投手と、必勝リレーでカープ打線を抑え、タイガースが6対3で勝ちました。雨の中の試合ですが、観客数は4万8千5百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は土肥投手と内海投手の先発で読売が勝ったようです。また、この試合で小坂選手が通算1,000本安打を達成しています。観客数は2万3千6百人ほどでした。
 なお、松山のスワローズ対ドラゴンズと、神戸の合併球団対イーグルスは雨で中止でした。

2006年04月14日

3試合連続1得点で3連敗

[ 野球 ]

 東京の西の方で仕事があり、直帰になったので、西武ドームに行ってみました。築27年目にして初めての事です。ドーム球場に行くのは、東京・福岡・札幌に続いて4つめです。
 その西武ドームですが、丘陵地という事もあり、周囲の桜がまだかなり残っており、座席から見るとなかなかきれいです。しかし、その代償(?)で風が吹き込み、寒くてかないませんでした。ナイターの場合は、普段はビールを飲みながら観戦するのですが、今日は球場名物の狭山茶を飲みながらの観戦となりました。1杯150円ですが、売り子さんもわざわざ専用の衣装を着ています。味自体はティーバックで、特に美味いとは思いませんでしたが、この時期のナイターには必須と言えそうです。
 さて、ライオンズ対マリーンズは松坂投手と小野投手が先発。マリーンズ打線は、3回まで、誰一人出塁できません。一方、小野投手は初回は併殺もあって3人で抑えたものの、2回、突如制球が乱れ、3四球で2死満塁に。しかし、9番の高木浩選手を抑え、0点に抑えます。

 二巡目となった4回表、先頭の西岡選手が日本シリーズ・WBC決勝で見せた二塁へのバント安打で出塁します。さらに1死後に福浦選手が右前に運んで1・3塁と先制機を作りました。ここでベニー選手が右翼線際にファウルフライ。そこそこ飛距離があったのですが、これを右翼手のGG佐藤選手がストライク返球。俊足の西岡選手でも間に合わず併殺に。さらにこのブロックで(追記・腕でした)を痛めた西岡選手は交代となってしまいました。
 その裏、小野投手は簡単に2死を取り、7番の中村選手も2-0と追い込みますが、1ボールの後、左翼ポール際にライナーで運ばれ、先制されます。さらに5回裏、先頭の高木浩選手が安打で出て、犠打で進まれ、四球で1・2塁となります。しかし、ここは小野投手が、初回に続いて中島選手を併殺に打ち取り、追加点を与えません。
 これで流れが変わったのか、6回表、先頭の塀内選手に対し、松坂投手が0-3とボール先行。2-3になった後、塀内選手が右中間に4年ぶりのプロ2本目となる本塁打を放ち、同点に追いつきます。
 7回表はマリーンズは1死からベニー選手が安打するも得点ならず、その裏のライオンズは1死1・2塁と勝ち越し機を作ります。ここでマリーンズは二番手の藤田投手を投入。好調の赤田選手相手ですが、見事併殺に打ち取ります。ライオンズはチーム3つめの併殺です。
 続く8回表、1死から塀内選手が失策で出塁。さらに今江選手の内野安打でマリーンズも1死1・2塁とします。しかし、西岡選手に代わって入った渡辺正人選手、さらに井上選手が連続三振に打ち取られ、こちらも得点なりません。
 そしてその裏、藤田投手が石井義選手に安打されます。石井義選手は約10日ぶりのスタメンでしたが、この日3安打1四球、伊東監督の起用が的中した感じです。ここでマリーンズは藪田投手を投入しますが、中島選手は打ち取ったもののカブレラ選手にストレートの四球。さらに和田選手は抑えて2死までこぎつけますが、4回に好返球をしているGG佐藤選手が三遊間を抜く適時打を放ち、ライオンズが再びリードを奪いました。
 9回表は三番の福浦選手からの好打順だったのですが、9回になると球速が増す松坂投手の前に、クリーンアップが三者三振。ただ、なぜか西武ドームには球速表示がないので、実際にどのくらい出ていたかは分かりませんが・・・。
 というわけで、終わって見れば3日連続1得点という貧打が響き、3連敗。対ライオンズ戦は4連敗となってしまいました。観客数は1万1千4百人ほどでした。
 ところで今日の席は、内野自由席でした。特典がタダみたいな額でつくなど、とかく分かりにくい西武ドームの入場料金ですが、ビジターFC割引で2,200円。マリンで同じくらいの席だと当日券で定価2,300円、FC割で1,900円ですから、似たような水準と言えるかもしれません。ちなみにこの席、ブルペンと隣接しており、網を隔てて選手の投球練習を見ることができます。
 この試合では、5回に小宮山投手が軽く投げ、7回頭には小林雅英投手がキャッチボールを始め、途中からは藤田投手と内投手が。8回に入ってからは藪田投手、という感じでした。小林雅投手が入った時は、何人かのファンが来て、携帯カメラで撮ろうとして、係員に制止されたりしていました。登板を控えている投手なので邪魔するのはよくないのですが、撮りたくなる気持ちも分からなくもありません。そのくらい、スタンドとブルペンが接近していました。

 神戸の合併球団対イーグルスは吉井投手と松崎投手が先発。初回にイーグルスが先制しますが、2回に北川選手の2ランで逆転し、さらにボークもあって計4点で松崎投手はKO。二番手の藤崎投手も打たれ、4回を終わって9対2の大差に、終わってみれば10対2で合併球団が大勝しました。観客数は8千9百人ほどでした。
 甲子園のタイガース対カープは井川投手と大島投手が先発。初回1死から5連打でタイガースが3点を先制し、4回にもシーツ選手の3ランが出るなど計7点。一方、井川投手は5安打4四死球と走者を出すものの、得点を許しません。9回の1死1・2塁も連続三振で切り抜けます。そしてこれが通算1,000奪三振となりました。昨年5月以来の完封で2勝目を挙げています。観客数は4万2千1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売はベバリン投手と上原投手が先発。2回にベイスターズが先制しますが、3回に読売が4点取って逆転し、5回の時点で6対3とします。この頃、西武ドームで「他球場の経過」という事でこのあたりのスコアが表示されました。西武ドームの経過表示は、試合の流れにあわせてパラパラと順番に得点が表示されます。したがって、2回に「1対0」となった時点ではレフトスタンドから拍手が起きたのですが、直後の4点、さらには2点の追加点あたりですぐにため息に変わりました。
 ところが、そこからベイスターズが3点差を追いつき、延長戦に。9時にマリーンズの試合が終わり、2時間近くかけて幕張本郷まで帰り、部屋に入ったらまだ中継をやっていたのでたまげました。しかし、12回裏の1死満塁のサヨナラ機をベイスターズが逃し、結局6対6で引き分けとなっています。観客数は1万4千8百人ほどでした。

2006年04月13日

「Web2.0」を具現化した家庭?

 今年あたりから「Web2.0」なる言葉が話題になっています。話題になるのはいいのですが、今ひとつ意味が分かりません。しばらく前に、数メートルしか離れていない所で「Web2.0を解説して大売れした本の著者」の生講演を聞く機会もありましたが、やはり分かりませんでした。
 そんな中、偶然見かけたサイトが、Web 2.0を実感するために、ユーザーが経験するべき10のことという題で、箇条書きにして解説していました。
 それによると、

  1. オンラインショップで買い物をする
  2. RSSリーダーでブログを読む
  3. Ajaxを利用したWebサービスを体験する
  4. Podcastingの番組を聴いてみる
  5. 「口コミ」情報を探してみる
  6. テレビを観ながらパソコンを使う
  7. Q&Aサイトで質問してみる
  8. 試験的サービスを利用し、サービス開発者に意見や要望を出してみる
  9. 「情報の共有」を経験する
  10. ブログを書く、読む、コミュニケーションする
だそうです。

 Web2.0の事が分からないわけですから、上記の行動が「Web2.0」であるかどうかを判断する事はできません。とはいえ、いくら何でもこれはちょっと違うのではないでしょうか。
 なぜならば、この条件を我が家に当てはめると以下のようになるからです。

  1. ネットで初めて買い物したのは約6年半前。前の職場では売る側だった。
  2. 今のRSSリーダーは既に三代目。
  3. Ajaxの代表として上記サイトで紹介しているGoogleMapは一時期愛用していたが、最近は同様にマウスドラッグでの移動に対応したMapionBBを愛用。
  4. 嫁さんはよくネットラジオを流しっぱなしにしている。
  5. 慣れない商品を買うときは、比較サイトなどで情報収集するのが普通。
  6. テレビを観ながらパソコンを使うのは日常茶飯事(特に野球開催時)。
  7. 4年ほど前、嫁さんはQ&Aサイトのポイントを使ってiMACを当てた。
  8. どこぞの掲示板用ブラウザに、嫁さんが要望した機能が実装された事があった。
  9. 共有とは違うかもしれないが、他人の体験談も掲載した当サイトの通勤定期券購入ページに検索サイトなどから来るアクセスは、トップページに準ずるくらいの数がある(特に3月から4月頭は多い)。
  10. 今月でMovable Typeを使いだして2年たった。
 つまり、これだと、我が家では既にかなり前から「Web2.0」の用件をほとんど満たしており、一部ではお釣りが来る計算となってしまいます。確かに、標準的な家庭よりもネットの利用は進んでいるとは思いますが、いくら何でも知らぬ間に「Web2.0」を習得(?)していたとは到底思えません。
 まあ、とりあえず「Internet Watch」に記事を連載する人でも、「Web2.0」の事をはっきり分かっていない、という事は分かりました。もっとも、そんなことが分かっても、結局の所、「Web2.0」ってよく分からん、という状況からは一歩も進んでいないので、あまり意味はないのですが・・・。

連日の初回失点で完敗

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは渡辺俊介投手と寺原投手が先発。初回、先頭の大村選手に対し、めったに四球を出さない渡辺俊投手がいきなり四球。さらに安打で1・2塁とし、ここで松中選手に先制3ランと、昨日の再放送みたいな展開で3点を失います。昨年、渡辺俊投手は松中選手に6回本塁打されていましたが、いずれもソロ。走者を置いての本塁打はなかったのですが、今年は初対決でいきなり食らってしまいました。その後も3連打などで2死満塁とされますが、ここは抑えました。
 その裏、マリーンズも先頭の西岡選手が四球で歩き、さらに盗塁しますが、後続を断たれます。しかし、3回裏、先頭の塀内選手が安打で出塁し、2死後に今江選手に適時打が出て、これまた昨日同様に、2点差と迫ります。

 渡辺俊投手は2回からは立ち直り、4回まで3人ずつで抑えます。ところが、その直後の4回裏、4番から始まる攻撃で三人とも早打ちし、なんと4球で三者凡退となってしまいます。昨日の8回、安打が出たものの次打者が初球で併殺打で結果的に3球で終了し、直後の9回表にダメ押し本塁打を喫する、ということがありました。
 そして今日も同様、三巡目のホークス打線が再び渡辺俊投手を襲います。安打で出た大村選手を本間選手が送り、カブレラ選手・ズレータ選手の適時打、さらには失策もあって計3失点。その後、初回と同様2死満塁は抑えますが、結局渡辺俊投手はこの回で降板。昨年一度もなかった6失点KOとなってしまいました。また、27人投げて打者一巡2回に三者凡退3回、というのもかなり珍しいと思われます。
 続く6回、二番手の高木投手が1死満塁とします。しかし三番手の内投手は、前の打席で適時打のズレータ選手を併殺に打ち取り、続く7回も三者凡退に。全て敗戦処理ながら、先週木曜の合併球団戦の途中から、12人連続で相手打者を打ち取っています。今日のマリーンズでは塀内選手の2安打とともに、数少ない収穫でした。
 打線のほうは6回裏に先頭の福浦選手の二塁打と四球で無死1・2塁とし、寺原投手を降板させます。しかし、さらに無死満塁としながら、篠原投手・吉武投手に抑えられ、結局1点も取れません。というわけで6対1で敗戦。ホークス戦は開幕から4連敗となってしまいました。寺原投手は2003年8月以来の勝利を飾っています。観客数は1万6千5百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ファイターズは一場投手とダルビッシュ投手が先発。昨日同様にファイターズが先制し、ダルビッシュ投手は4回まで無安打投球を見せます。ところが6回、吉岡選手に二塁打が出ると、続く山崎武選手に同点適時打が出てあっさり同点に。さらに礒部選手に勝ち越し適時打が出て、ダルビッシュ投手は無安打からいきなりこの回での降板となってしまいました。さらに7回にもリック選手の連続安打試合を伸ばす2点適時打が出て5点目。一場投手は8回を8安打4四球ながら2失点に抑え、9回は昨日に続いて福盛投手が抑え、イーグルスが5対2で勝ちました。イーグルスは今季初連勝・初カード勝ち越し。一場投手は開幕から無傷の3連勝で福盛投手は連夜のセーブを挙げています。一方、ファイターズは5連敗となってしまいました。観客数は1万3百人ほどでした。
 神戸の合併球団とライオンズの首位攻防戦は前川投手と帆足投手の両左腕が先発。合併球団が3回に振り逃げの間に先制し、続く昨日のヒーロー・水口選手にも2ランが出ます。しかし4回に1点差としたライオンズが5回にカブレラ選手の今季2号となる3ランで逆転します。その後、2点を負けていながら合併球団は加藤投手を投入。それに打線が応え、8回裏に北川選手の代打適時二塁打と水口選手の犠飛と、昨日同様、終盤で合併球団が追いつきます。
 ところが9回、同点で登板した大久保投手に対し、1死から連打で1・2塁とし、ここで和田選手に勝ち越し適時打が出ます。その裏、昨日は救援失敗した小野寺投手が今日は中軸を3人で抑え、ライオンズが6対5で勝ちました。観客数は1万1千9百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ドラゴンズはオクスプリング投手と川上投手が先発。3回に福留選手とアレックス選手のともに2試合連続となる本塁打二発でドラゴンズが先制します。ところがその裏、2死無走者から連打と死球で満塁とし、鳥谷選手の2点適時打で1点差に、さらに矢野選手が歩くと、タイガースは早くもオクスプリング投手をあきらめ、檜山選手を代打に。右翼線に落ちそうな飛球を上田選手が追いつきながらも落球。走者一掃となり、一挙に5点を取ったタイガースが逆転します。
 ところが6回に二番手の杉山投手が福留選手に2打席連続となる2ランを打たれて同点に。さらに8回、四番手の能見投手が立浪選手に安打され、「ピンチバンター」川相選手の犠打の後、谷繁選手に適時二塁打が出てドラゴンズが再び勝ち越します。さらに9回にも3点を追加されて4点差に。その裏は岩瀬投手を温存されながらも1点も取れず、9対5でドラゴンズが勝ちました。能見投手は早くも3敗目。チーム全体で4敗なわけですから、いかにウイリアムス投手不在の穴が大きいかを実感させられます。観客数は4万3千3百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対スワローズは三浦投手と石川投手が先発。これまで2試合勝ちのなかった三浦投手ですが、スワローズ打線を4安打1四球で完封。打線は4回に村田投手の2点適時二塁打を挙げます。石川投手も7回2失点でしたが、打線の援護がありませんでした。ベイスターズは連敗を6で止めて今季2勝目。一方のスワローズはここ4試合で3完封負けと打線不振が深刻です。観客数は7千5百人ほどでした。
 東京ドームの読売対カープは桑田投手とダグラス投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万9千8百人ほどでした。

2006年04月12日

別に気を遣わなくても・・・

 NHKの受信料を強制徴収する制度にする動きがあるそうです。その理由として、民間放送連盟の会長氏がNHKの受信料不払いが全世帯の約3割に達し、支払っている視聴者の間に不公平感が広がっていると指摘したとの事です。
 我が家では受信料を払うことにしています。ちなみに、今の部屋に住む前に暮らしていたアパートは、なぜかNHKだけ写らないという電波状況でした。そのせいか、集金人が一度も来ず、必然的に払っていませんでした。
 いずれにせよ、8年ほど受信料は払っていますが、別に「不払い者」に対して不公平感などを思ったことは一瞬たりともありません。だいたい、受信契約は義務でも、受信料納付は義務ではないそうですし、払いたくない人は払わなければいいと思っています。
 あと、普段見るTV番組の内九割以上がスカパー!という生活をしている身としては、同じ有料放送である以上、NHKも「視たい人には金と引き替えに視せ、そうでない人からは金を取らないが視せない」というのが自然な形でないか、とも思っています。
 いずれにせよ、強制徴収の口実に受信料納付者を使うのはやめてほしいものです。

新垣投手に封じられ、ホークス戦3連敗

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは清水直行投手と新垣投手が先発。早い展開の投手戦となり、家に着いたら既に9回裏。したがって、ほとんどが「携帯メール観戦」でした。
 これまで2試合で1失点(しかしながら何故か1勝1敗)の清水直投手ですが、立ち上がり、いきなり安打と四球で走者を出し、1死後、松中選手に適時三塁打を打たれてあっさり先制されます。さらに続くズレータ選手にも適時打を打たれ、いきなり3点を失ってしまいました。
 一方、2試合連続完投勝利中の新垣投手に対し、マリーンズ打線は3回まで完璧に抑えられます。しかし4回裏、先頭の西岡選手が二塁打を放ち、1死後に福浦選手の適時打で1点を返します。ところが、この後は再び抑えられ、6回には一人気を吐く西岡選手の二打席連続二塁打が出ましたが、後続はありません。

 清水直投手も2回以降は本来の投球を取り戻し、2回から8回までは3安打。うち5回は三者凡退に抑えます。しかし、打線がそれ以上に抑えられ、併殺もあって、8回中6回が三者凡退となってしまいます。そして9回裏、ズレータ選手にダメ押しの5号ソロが出て4対1に。その裏は馬原投手に三人で抑えられ、対ホークス3連敗となってしまいました。新垣投手は3勝目、馬原投手は4セーブ目です。観客数は1万4千9百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ファイターズは山村投手とリー投手が先発。2回にファイターズが先制するも、3回にリー投手のこの回2つ目の死球が押し出しとなって同点。さらに5回に山崎武選手の今季1号が出てイーグルスが勝ち越し、7回には再び山崎武選手が適時打を打って3対1に。ファイターズも8回に一打同点の好機を作りますが、福盛投手がこの危機さらには9回を完璧に抑え、今季初セーブを挙げました。結局、今年もイーグルスの抑えは福盛投手になりそうです。山村投手はイーグルス2年目にして仙台初勝利、観客数は7千2百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ライオンズはデイビー投手とグラマン投手が先発。ライオンズの2点リードでむかえた9回裏、今季5セーブの小野寺投手が登板しますが、四死球三つと無安打で満塁に、2死までこぎつけましたが、代打の後藤選手が同点2点適時打を放ち、小野寺投手が初のリリーフ失敗となります。そして迎えた延長12回、前の回途中から登板の菊地原投手が中島選手に打たれ、ライオンズが勝ち越します。ところがその裏から登板の星野投手が安打のあと連続四球で無死満塁に。1死後、右の水口選手に対し、ライオンズは正津投手をぶつけますが、水口選手は詰まりながらも遊撃手の頭を越す逆転サヨナラ2点適時打。これでライオンズの連勝は8で止まりました。観客数は1万3千7百人ほどでした。

 甲子園開幕戦となったタイガース対ドラゴンズは下柳投手と山本昌投手のベテラン対決。苦手の山本昌投手相手に、タイガースがシーツ選手のソロで先制し、3回までに3点を取って山本昌投手を早々とKO。さらに、2番手の中田投手からも押し出しと適時打で計5点と圧勝ペースで進めます。
 ところが、5回まで無失点の下柳投手が、6回に突如乱れ、アレックス選手に3ランを喫するなどで1点差に。そして早くも6回途中から藤川投手を投入しますが、7回に井端選手に適時打を打たれて同点に、さらに8回には能見選手がアレックス選手に2打席連続となる勝ち越しソロを打たれてしまいます。一方、序盤は快調だったタイガース打線ですが、4回から走者が一人も出せません。そして8回には福留選手にソロを打たれて2点差に。9回は岩瀬投手に抑えられ、結局7対5で逆転負けとなってしまいました。観客数は4万6千人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対スワローズは門倉投手と石井一投手が先発。3回にここまで22イニング連続無得点だったスワローズが、ラミレス選手の満塁本塁打で先制。その後も追加点を挙げ、8対2とスワローズの快勝ペースで9回裏に。ところが、ここで登板したプロ初登板の高木投手が1安打2四球で満塁として降板。続く高津投手が適時打を打たれて4点差、さらに今季初登板の石井弘投手が犠飛と適時打を打たれて2点差になりますが、最後は抑えて今季初セーブ。石井一投手は日本復帰後初勝利となりました。対するベイスターズは6連敗です。観客数は6千8百人ほどでした。
 東京ドームの読売対カープは工藤投手と大竹投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万人ほどでした。

2006/4/11の更新

 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

2006年04月11日

江戸テレビ?

 新聞を見ていたら、江戸川大学というところで、学生が学校宣伝用などのTV番組を作り、それをネットで配信する、という記事がありました。ブランド名(?)は「ED-TV」というそうです。
 記事によると、大学の所在地は千葉県流山市とのこと。一応、流山市は江戸川の流域ですが、地図を見てみたところ、江戸川が市の西境を流れているのに対し、大学は市の東端にあります。つまり、「江戸川べりに校舎がある」というわけでもないのです。

 ではなぜ江戸川かというと、元になった女子校が江戸川区にあり、同じ学校法人が流山に大学を作ったため、という事でした。とりあえずそれで「江戸川」はまあ理解できましたが、なぜTVを作ると「川」がなくなるかは謎です。ちなみに、大学のサイトそのものも「EDO-NET」と称しているのですから、ネット全体の「ブランド」として「江戸」を使っているようです。余談ですが、この「EDO-NET」、「ネットトラブル110番 重要」と書かれている先にあるウイルス情報ページの更新が2年ほど止まっています。
 まあ、浦安にある遊園地・成田にある空港・袖ヶ浦にあるドイツ村などがいずれも「東京」を名乗る県にあるのですから、流山から「江戸」を名乗って情報発信するのもさほどおかしい事ではないと言えるでしょう。
 とはいえ、かつて「すすめ!パイレーツ」を愛読していた身としては、「流山に作るなら、その名を冠した大学名をつけてほしい、と切に思いました。

場内音声のみでの放映

[ 野球 ]

 今日は6試合中5試合が雨天中止。5.5球団がドーム球場を本拠地としている時代ですから、かなり珍しい事態といえるでしょう。特に現在のパリーグで地方試合がない場合、全試合中止になるのはこの形(球場が千葉・仙台・神戸)しかありません。
 というわけで、東京ドームで行われた読売対カープ戦をG+で見ていました。先発はパウエル投手と黒田投手です。
 さて、スカパー!でセリーグの野球中継を見ていると、たまにアナウンサー・解説の声が消え、「ただいま、場内音声のみで放送しております」という表示が出ることがあります。これは、地上波の放映開始と終了の前後の「切り替え」の時間帯に発生する現象です。

 ところが、この試合は、地上波放映前後の「切り替え」から数十分経った5回裏に、再び「場内音声のみ」となりました。「いくら地上波の読売戦が縮小傾向にあるとはいえ、いくらなんでもこんな時間に終わることはないだろう」と不思議に思って日テレに切り替えたところ、画面左下に「ゲスト」が出てきて何かしゃべっていました。どうやら、このあとに放映される番組の宣伝のようです。おそらく、放映権の問題などで、日テレでは流せてもG+では流せず、このような措置になったのでしょう。
 この時点で、試合のほうは、両チームあわせて3安打という息詰まる投手戦。一つのプレーで勝負の流れが大きく動きかねません。そのような時に、主映像は野球とはいえ、関係ない人が延々としゃべっているわけです。
 地上波の読売戦中心の野球中継の視聴率が下がっている原因はいろいろあるのでしょう。その中で、あまり話題になっていないようですが、この「番組中に野球以外のことをやる」というのも原因の一つなのではないか、などと思いました。
 なお、結果は読売の勝ちだったようです。観客数は4万人ほどでした。

2006年04月10日

2006/4/10の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

100%そちらの責任なのに

[ 交通 ]

 朝、駅に行ったら、改札の前に行列ができていました。放送を聞いてみたら自動改札機の故障との事。仕方がないので有人改札を通りました。
 今日は出先で仕事のため、出る駅もJRだったのですが、自動改札を出ようとしたら「入場記録がないので通れません」との表示が。これまた仕方ないので有人改札に行こうとしたら、門が閉まっている上に、入場側も何人か並んでいます。中央線が遅れたために遅延証明書を求める人たちのようです。待っているときりがないですし、自分は時間に余裕があるために遅延証明はいらないので、待っている人の脇から定期を見せたら、やっと門を開けてくれ、出ることができました。
 言うまでもなく、乗車においても降車においても、私は何ら問題を起こしていません。自動改札が壊れたのも、中央線が遅れたのも全て先方の責任です。にも関わらず、何でこちらが並ばされ、迂回させられ、門に遮られて待たされるのかと、非常に疑問が残りました。しかも、これは毎度の事で、全然変わっていません。
 数年前から、この手の遅延があると、翌日に、車内放送で「昨日はすみませんでした」と車掌さんが言うようになっています。しかし、遅延などの原因は車掌さんの不手際ではありません。そんな当事者でない社員に謝らせるように命令する暇があるなら、もう少し自ら構築した仕組みや電車遅延が原因が発生した当日に、客がこうむる迷惑を最小限にする方法を考えてほしいものです。

2006年04月09日

FLASH作成

 別に必要性があったわけではありませんが、「自分はFLASHを作った事がある」という実績作り(?)をしたくなった事があり、内輪向けのネタを元にちょっと作ってみました。フリーの作成ソフトをダウンロードし、解説サイトを見たりしながら手なりでいじっていったら、何とか意図した通りに文字を動かすことができました。
 世の中にFLASHなど無数にあり、高度なものは、それによって一つの完成したアニメを作っていたりするほどまで進んでいます。にも関わらず不思議なもので、いざ作ってみると、それがただ単に文字や画像が平凡な動きをするだけのものに関わらず、なんかすごい事を達成したような気分になってしまいました。
 会社や店などのサイトに行くと、トップになんの情報も含まれていないFLASHが置いてあり、その何の価値もない動画を延々と見せられて辟易する事があります。それを見ていた時は、「いい年こいた大人が仕事で何をやっているんだ」と呆れていたのですが、いざ自分が作ってみると、その「絵や文字が動く物を作る爽快感」「それを他人に見てもらいたくなる衝動」というのがちょっとは理解できました。
 もちろん、心理は理解できたものの賛同する気はありません。したがって、「つれづれ」のトップでFLASHアニメがいきなり動き出す、などという事態が生じることもないので、その点はご安心願います。

両軍あわせて16四死球の荒れ試合を制する

[ 野球 ]

 マリンスタジアムにマリーンズ対イーグルス戦を観戦に行きました。先発はバーン投手と朝井投手。バーン投手は初登板は自滅に近い形で2回7失点、二度目の登板は失策や不運な内野安打があったものの、5回3自責点で敗戦と2連敗中です。試合前は、今日ダメだったら先発失格を通り越して登録抹消もあるかと思っていました。なお、開幕直後に足を痛めた橋本選手が一軍復帰で即スタメン。代わりに垣内選手が降格しました。
 さてバーン投手ですが、初回、先頭の鉄平選手をいきなり歩かせます。そして内野ゴロ二つで3塁に進まれた後、フェルナンデス選手を歩かせます。しかし、続く吉岡選手は打ち取り、なんとか0点に抑えます。
 その裏、サブロー選手が1死から歩き、福浦選手の安打で1・3塁。続くベニー選手の内野ゴロが併殺崩れとなって、マリーンズが先制しました。

 バーン投手は制球が定まらないものの、3回まで3四死球ながら無安打投球をします。ところが4回、先頭のフェルナンデス選手を2-0から歩かせ、続く吉岡選手のライナーは今江選手の美技でアウトにしたものの、礒部選手にも2-0から四球と、危機を拡げます。ここで、昨日適時打を放っている山崎選手が適時二塁打を放ち初安打が同点打になってしまいます。さらに二死後、暴投が出てあっさり逆転されてしまいました。
 イーグルスの朝井投手も、バーン投手に劣るとも勝らぬ制球難で、四球を連発します。しかし、1回裏の先制後に安打と四球で満塁としてから得点できず、3回も安打で出た福浦選手が牽制悪送球で三塁に進みますが、ここも得点できません。
 しかし逆転された直後の4回裏、簡単に2アウトになりますが、そこから西岡選手が四球で出塁して盗塁します。ここのところ3回連続で失敗していただけに、久々の成功となりました。そして続くサブロー選手がすかさず適時打。効率よくあっさり追いつきます。そして続く5回にはフランコ選手が右中間スタンドに今季1号をたたき込み、再び勝ち越します。しかし、さらに死球二つと四球で満塁と、またまた好機を得ますが、先ほど適時打のサブロー選手が倒れ、突き放せません。ちなみにこの回、早坂選手は死球が当たった上に出塁したら牽制球まで当たるなど、不運でした。なお、朝井投手は同じPL学園の同期である今江選手にもぶつけていましたから、悪意のたぐいでなく、単に制球が悪いだけかと思われます。
 勝ち越した直後の6回表に、バーン投手がこの試合両チーム初の三者凡退に抑えます。そしてその裏、福浦選手とベニー選手の連打で無死1・3塁とし、フランコ選手の二打席連続打点となる適時打で1点追加、やっと朝井投手を降板に追い込みます。なお、朝井投手は6回途中で148球でした。そして二番手で連投となる青山投手に対し、犠打と敬遠などで満塁とし、2死満塁から代打の井上選手が内野安打を放ち、3点リードとなりました。

 この表裏の攻防で、やっと流れがマリーンズに来たと思ったのですが、直後の7回表に、バーン投手がこの試合3度目となる先頭打者への四球を出します。次の沖原選手を打ち取ったところでバーン投手は降板。「1安打ピッチング」なのですが、快投とはほど遠い7四死球でした。とはいえ、7回途中まで2失点に抑えたのですから、次回につながる投球だったとも言えそうです。
 ここで左の鉄平選手という事もあり、藤田投手が登板しますが、これが大誤算。3連打で2点を返され、再び1点差となりなお1死1・3塁で打席にフェルナンデス選手を迎えます。ここで一度井上投手コーチがマウンドに近寄り、監督も審判に何かをいいます。そして、場内放送で「ピッチャー、藤田に代わり、藪田」と流れ、スコアボードの名前も変わり、藪田投手の曲が流れ、リリーフカーの門が開きます。ところが、車も出てこず、マウンドでは藤田投手がそのままいます。しばらくして、「ピッチャー、そのまま藤田」みたいな放送が流れ、試合再開となりました。イーグルスからの抗議がなかったところを見ると、単なる球場運営側のミスなのでしょうか。やや不思議な場面でした。(追記)何の説明もなかったので球場では何が起きたか理解できなかったのですが、「プロ野球ニュース」によると、一度交代を告げたものの、監督だかコーチだかのマウンドに上がる回数の規定に違反したとの事で、イーグルスから抗議があり、交代が認められなかったとの事です。(追記ここまで)
 というわけで、一打同点、長打が出れば逆転というところでフェルナンデス選手との対戦。しかしここで藤田投手が併殺打に打ち取ります。
 これでやっと流れを完全につかめたのか、その裏、先頭のサブロー選手が安打で出塁し、暴投で一気に三塁へ。ここで福浦選手が、この試合4安打目となる適時打を中前に放ち、再び2点差とします。そして8回は藪田投手が3人を完璧に、9回は小林雅英投手が長打を一本打たれるも、後は抑え、6対4で勝ちきりました。
 14残塁という大拙攻、相変らず四球の多いバーン投手、最後に本来の実力を見せはしたもののどうも調子をつかめない藤田投手と、不安点も多々ある試合でした。とはいえ、とにもかくにも勝ち試合を見ることができたので、良かったと思うべきでしょう。観客数は2万2千9百人ほどでした。

 ところで、今日もいつもの「2階内野自由席・本塁ベース真後ろ」で観戦したのですが、席運が最悪でした。すぐ後ろにいる二人が、知ったかぶり野球通でしかも選手をけなす「自称評論家」なのです。
 これがまだ、失敗した選手をけなすなら、不愉快なまでも、理解できない事はありません。私だって、このページで選手批判みたいな事を書いたりもします。しかし、この連中は、自らの知識の浅はかさと、それが試合によって明らかになっても、その歪んだ認識を正さず、大声で自己正当化をはかりつつ、選手に失礼な事を言うのです。
 たとえば3対2からフランコ選手の適時打で4対2となった6回裏、なお無死1・2塁で今江選手が犠打をすると、その采配を「後続が打てないのに、わざわざアウト一つ増やすなんて」とけなします。そして次の橋本選手が0-2とし、ここでイーグルスが敬遠を選択すると、同様の事を言って、こんどは相手の采配を批判します。ところが、続くパスクチ選手は内野ゴロで本塁封殺。これはタッチプレーだったらセーフでした。つまり、敬遠が功を奏したわけです。さらに、井上選手が内野安打で1点を追加。当然ながら、犠打で走者を進めていたから、これが適時打となるわけです。つまり、犠打も敬遠もどちらも適切な采配だったわけです。
 ところが、それに対し、今度は井上選手の内野安打を「しょっぱい」などと言い出す始末。プロレスなどでは「しょっぱい試合」というのは駄目な試合という事です。野球用語にはないのですから、それを意味しているのでしょう。
 それにしても、内野安打が「しょっぱい」ならば、その俊足で大量の内野安打を生み出して、メジャー新記録の262安打を放った2004年のイチロー選手も「しょっぱい記録」なのでしょうか。まあ、このような連中なら、平然と「その通り」とか言いそうですが・・・。
 そしてとどめは7回表に1点差に迫られた時でした。先述したように、謎の誤場内放送ベンチのミスがあり、試合が止まった後、藤田投手が続投となりました。これに対し、「WBC組はどうも駄目だ」とか「これで藤田の気持ちも切れたはず。ベンチも何をやっているんだ」などと、直前の采配批判が180度間違っていた事を忘れたのか、また偉そうな事を言い出します。そして、彼らの「予想」はまたしても大外れとなり、藤田投手はこの危機を併殺で脱します。すると、今度はいきなり「ありがとうフェルナンデス」などと相手打者の批判を始めました。あまりの言動の品のなさ、および「痴性」の高さにさすがに呆れ果て、席を移ることにしました。新しい席で、普通に応援しているファンの声を聞いていると、通常の事のはずなのに、それだけで嬉しく思えてきたほどでした。
 これほど不快な客にマリンで遭遇したのは、昨年7月17日の対合併球団戦以来でした。その時は、合併球団が勝ち、ケビン投手(当時)が勝利投手でした。もちろん単なる偶然なのですが、彼が勝利投手になりそうな時は、座る場所に細心の注意を払おうと、心底思いました。

金本選手、連続フルイニング出場の世界記録を達成

[ 野球 ]

 マリンで観戦していなかったので、他の試合はイニングの合間に携帯で経過を見ていただけです。しかし、帰ってTVをつけたら、ちょうど金本選手の記者会見をやっており、それだけは生中継で見ることができました。
 金本選手が話題になるまで、「連続フルイニング出場」と言ってもあまりピンときませんでした。しかし、考えれば考えるほど、大変な記録です。野球をやっていれば、勝ちでも負けでも大差になる事はあります。さらに、秋になれば、「消化試合」も生じてきます。そのような場面でも気持ちを切らずに出場し続けるのは、想像以上に大変な事かと思われます。もちろん、その大前提として、本人が出たいと言えば、監督が必ず出すという、絶大な信頼とその土台となる卓越した実力が必要になってくるわけです。
 それを7年間、続けてきたのだから驚異的です。特に2004年の死球で手首を骨折しながら出場し、片手で安打を放った事がありました。この時、タイガースの公式掲示板などで、この行為を「記録のため」などと中傷する輩が現れました。おそらく、金本選手自身にも同様の野次を浴びせた輩もいたでしょう。そのような「逆風」にも耐えて達成された大記録なわけです。
 会見で特に印象に残ったのは、今後の事を聞かれて「可能ならば、一度連続記録が止まったあと、また年間フルイニング出場をやってみたい」と言った事でした。連続記録であれば、どんなものでも一度は止まります。しかし、その後もまたフルイニング出場を目指す、というのはなかなか目指せる事ではありません。
 あと、このテの会見でよくある「サラリーマンの皆さんへ何か」というのに対して、「同じように頑張ってほしいが、有給休暇もちゃんと取ってください」と、自分の記録をもとに、余計な「被害」が生じないよう、心配りをしたのもまた、人柄がうかがえました。

 その記録達成となった大阪ドームのタイガース対ベイスターズは江草投手と吉見投手が先発。初回にその金本選手の内野ゴロの間にタイガースが先制します。一度は追いつかれますが、3回にはシーツ選手に適時打と浜中選手の3ランで突き放し、これもまた追いつかれるのですが、6回に浜中選手の早くも第5号となるソロでまた勝ち越します。そして8回に4点をダメ押しし、10対5でタイガースが勝利。記録に花を添えました。勝ち投手は二番手の金沢投手で、2004年以来の勝利です。観客数は3万3千4百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズは佐々岡投手とガトームソン投手が先発。昨年1勝しかできなかった佐々岡投手が6回を1安打1四球とスワローズ打線を抑えます。以下、昨日同様の継投でスワローズ打線を二日連続の完封リレーに抑え、2対0でカープが勝ちました。ガトームソン投手も7回1失点でしたが、昨日の藤井投手同様、援護のなさに泣いています。観客数は1万5千7百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対読売はドミンゴ投手とグローバー投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万6千8百人ほどでした。

 福岡のホークス対合併球団は杉内投手とセラフィニ投手が先発。6回に合併球団が追いつき、そこから両チーム譲らず結局延長12回2対2の引き分けでした。8回無死1・2塁から登板し、そこから12回までを1安打1四球に抑えた萩原投手の好投が光りました。一方のホークスの打撃不振はかなり深刻なようです。観客数は2万8千1百人ほどでした。
 札幌のファイターズ対ライオンズは涌井投手と江尻投手が先発。4回に和田選手の3ランでライオンズが先制し、5回にファイターズが1点を返したものの、そのまま3対1でライオンズが勝ちました。涌井投手は早くも3勝目、小野寺投手が5セーブ目を上げています。江尻投手も9回を3安打3四球と好投したのですが、一発に泣きました。これでライオンズは8連勝となっています。観客数は2万3千5百人ほどでした。

2006年04月08日

2006/4/8の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

謎の新素材

 スーパーの豆腐売り場に行ったら、「木綿」と「絹」の間に「新木綿」と書かれた商品が置いてありました。生まれて初めて聞く言葉です。非常に気になったので、帰宅後にネットで検索してみたのですが、どうもよく分かりません。「江戸時代、東北のどこかの藩が新木綿の製造を禁止した」という文献みたいなものも見つかりましたので、伝統のある素材なのでしょうか。
 また、創業120年の東洋紡という会社のサイトには新木綿のページがあるのですが、そこを読んでみても、今ひとつ理解できません。だいたい、肝心のどこが従来の木綿と違うのかが全くもって分かりません。
 というわけで、かなり調べたものの、結局どんなものだか分かりませんでした。とりあえず、一度その「新木綿豆腐」を買って、木綿豆腐との味の違いを調べてみる必要がありそうです。

サヨナラ勝ちで連敗を止める

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対イーグルスは久保投手とインチェ投手が先発。連続完封負け中のマリーンズにとって、今日を負けると、明日が「最下位決定戦」となってしまいます。さらに、堀選手が怪我で登録抹消。西岡選手も足を痛めて試合出場できず、一方、怪我で調整中の小林宏之投手は前日二軍で投げたものの5回4失点で敗戦投手と、良くない話だらけで試合を迎えました。
 ちょうど試合開始時刻の頃に、突如の豪雨が。天気予報が雨だったとはいえ、かなりの雨でした。一瞬、「これは中止か?」とも思ったのですが、しばらくするとウソのように上がり、日も差してきました。
 というわけで、予定より25分遅れての試合開始となりました。先週、立ち上がりに打ち込まれた久保投手ですが、今日は快調な立ち上がり。走者は出しますが、要所を締めて三塁を踏ませない投球で序盤を抑えます。
 対するインチェ投手は、前回のホークス戦で好投。今日もその調子を持続させている感じでした。しかし3回2死から、今日から二番に入ったサブロー選手が左翼席に第1号を放ち、連続無失点を20回で止め、先制します。しかしながら、その一発だけで再び打線は沈黙。5回まで2安打しか打てません。しかし6回、先頭のサブロー選手が安打し、1死2塁とした後にベニー選手が適時打を放ちます。実はこの1週間、マリーンズは完封負け3つなどだたでさえ打てない上に、適時打欠乏症。得点は本塁打・犠飛・押し出しといったものばかり。適時打での得点は、4月1日の2回以来、58イニングぶりという珍記録になりました。

 待望の適時打も出て、これはマリーンズの勝ちペースかと思われた7回表、ここまで4安打1四球で無失点だった久保投手が、突如打ち込まれ、連打で無死2・3塁とされた後、山崎選手に適時二塁打が出て、追いつかれてしまいます。
 6回途中から登板の青山投手に抑えられたマリーンズは、追いつかれた直後の8回裏に、この回から登板の福盛投手相手に1死1・3塁と絶好の勝ち越し機を作ります。しかし、ここで先ほど適時打のベニー選手が併殺打に打ち取られ、同点のまま9回を迎えます。
 マリーンズのマウンドには8回から上がった藪田投手。前の回は中軸を三人で打ち取ったのですが、9回は先頭の吉岡選手に安打されます。そして1死から代打の憲史選手(元バファローズの川口選手)を一塁ゴロに打ち取ります。併殺でチェンジかと思われましたが、まさかの悪送球でオールセーフ。そして続く藤井選手に左中間を抜かれ、2点を勝ち越されてしまいます。
 9回裏のイーグルスは小倉投手が登板。1死後、今江選手が安打で出塁すると、続くパスクチ選手が、ボール球を打って左翼線を抜く適時二塁打を放ち、1点差とします。続く渡辺正人選手の中飛で代走の諸積選手が三塁に進むも2死に。ここで打席には、守備から入っている塀内選手。2-0まで追い込まれて「あと一球」になりましたが、そこから4球目を一・二塁間に弾き返し、土壇場で同点に追いつきます。
 水曜に続いて延長に入った10回表、マリーンズは小林雅英投手が登板し、1安打されたものの無失点に抑えます。その裏、イーグルスは小倉投手が続投。対して、先頭のサブロー選手が今季初猛打賞となる二塁打で出塁。続く福浦選手は敬遠で四番のベニー選手に。イーグルスはここで小山投手を投入します。しかし、ストライクとボールがはっきりしており、2-3となったものの、6球目が真ん中に入ります。これをベニー選手は逃さず、左翼席に一直線で飛び込むサヨナラ3ラン。昨年5月以来となるサヨナラ勝ちでマリーンズが7対4で勝利をおさめました。
 ベニー選手はこれでリーグ3位となる3本塁打11打点。うち2本塁打5打点が延長戦という、勝負強さを見せています。観客数は1万7千7百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ライオンズは金村投手と西口投手が先発。今日も打線好調のライオンズは初回にあっさり先制し、中盤にも追加点を挙げ5対0に。金村投手は前回に続いて打ち込まれました。一方、西口投手に7回まで2安打に抑えられたファイターズ打線は、7回裏に高橋選手の2ランを放ち、8回にも1点を返しますが、反撃はここまで。9回1死から小野寺投手が抑え、5対3でライオンズが逃げ切りました。小野寺投手は4セーブ目です。観客数は1万9千1百人ほどでした。
 唯一のナイターとなった福岡のホークス対合併球団は斉藤投手と川越選手が先発。2回裏に松田選手の適時打がホークス20イニングぶりの得点となり先制します。ところが4回1死から中村選手に四球を与えたのをきっかけに斉藤投手が乱調に。連打で満塁とし、さらに塩崎選手の適時打で計3連打。1点を返され、さらに押し出しの四球で勝ち越されます。さらに、2死から一塁ゴロに打ち取るのですが、これをズレータ選手がトンネル。これでこの回、合併球団は4点を挙げ、一気に逆転しました。ズレータ選手はその裏、安打で出塁するも牽制で刺されるなど、散々な一日でした。
 さらに7回には1死二塁からの遊ゴロを三塁に送球すると、それが二塁走者の村松選手に当たってファウルグランドに転がり、5点目になります。さらに8回には三番手の篠原投手から日高選手の適時打が出て5点差に。その裏、ホークスも加藤投手に対し、若手の連続二塁打で1点を返して意地を見せますが、反撃はそこまで。以下、菊地原投手と大久保投手のリレーに抑えられます。それにしても、5点差で加藤投手、4点差で菊地原投手・大久保投手という継投はいかがなものなのでしょうか。今が10月ならそれもありかとは思いますが・・・。ホークスはこれで4連敗。これは2004年以来だそうです。観客数は2万9千人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ベイスターズは安藤投手と土肥投手が先発。2回にベイスターズが先制しますが、その裏、今日が連続フルイニング出場の世界タイ記録となる金本選手が安打で出塁し、そこから今岡選手と浜中選手の連続本塁打で3点取って逆転します。そして8回には今岡選手のこの日2本目のソロなどで追加点。9回に安藤投手が3連打されて1点を返されますが、後は久保田投手が抑え、5対2でタイガースが勝って引き分けを挟んで3連勝としています。観客数は3万3千5百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズはダグラス投手と藤井投手が先発。ダグラス投手はスワローズ打線を7回まで1安打2四球に封じます。対する藤井投手も7回を2安打無四球に抑えますが、4回に打たれた二本目の安打から犠打と犠飛でカープが先制。これが両チーム唯一の得点となり、1対0でカープが勝ちました。ダグラス投手は来日初勝利です。観客数は1万4千7百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対読売はマルティネス投手と内海投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は3万7千7百人ほどでした。ちなみに今日は首都圏での地上波中継はなし。読売戦が15時開始という事もあるのでしょうが、普通に計算すれば大阪ドームで「世界タイ記録」が達成されるのは分かるのですから、その試合は関東でも地上波中継してもらいたかったものです。
 ちなみに明日は、NHK総合でマリーンズ対イーグルス戦をフル中継。ドラゴンズ対読売はTBSが1時間だけやるそうです。それはそれで非常に嬉しいのですが、やはりここは「金本選手の世界新記録」を優先しても良かったのではないでしょうか。それに、せっかく中継してくれるのは有難いのですが、明日はマリンで直接観戦する我が家ではNHK中継を見る事もできませんし。まあ、これは個人的な事なのでどうでもいいですが・・・。

2006年04月07日

女性専用車両

[ 交通 ]

 朝、半蔵門線に乗っていたら、駅間でいきなり停車しました。そして車掌氏が「この列車の一番後よりの車輌は渋谷まで女性専用車両です」といきなり放送しました。一瞬「まさか、女性専用車両に紛れ込んだ男を追い出すために臨時停車?」と思ったのですが、しばらくすると「折り返し電車を待つために停車します」との車内放送第2弾がありました。さすがに「女性専用」の維持管理のために臨時停車、という事ではなかったようです。
 ちなみに、私の降りるその永田町駅では、出入り口が両端にあるため、発車間際に「女性専用車両」に何人かの男性が駆け込んでいました。これもまた、発車後に「警告放送」があったのでしょうか。それにしても、半蔵門線を使い出して4日目でしたが、そのような設定がある事は、本日初めて知りました。
 私はやった事はありませんが、仮に気づかずに女性専用車両に乗ってしまい、放送で注意されるというのは、非常に気まずいものがあると思われます。そのような善意の男性を救うためにも、駅の放送や表示などで、女性専用車両の存在をより徹底して呼びかけてもらいたいものだと思いました。いっその事、窓にシールを貼るだけでなく、車体に大きく「この車両は朝9時半まで女性専用です」と書くとか、簡易ホームドアを作って表示をするくらいしたほうがいいのではないでしょうか。

連続完封負けで借金4に

[ 野球 ]

 今日もいろいろあって携帯メール観戦。メールが届くたびに戦況が悪化する様には苦笑するよりありませんでした。その千葉で行われたマリーンズ対イーグルスは加藤投手と一場投手が先発。初回、好調の鉄平選手の二塁打から1死3塁とされ、打席には2003年秋以来のマリンスタジアムとなる、これまた好調のリック選手の犠飛であっさり先制されます。さらに2回に4安打で4点を追加され、加藤投手はあっさり降板ととなってしまいました。
 一方、打線は一場投手相手に2回に無死1・2塁から2死満塁としますが、この好機を抑えられた後は好機らしし好機がありません。一方、マリーンズ二番手の小宮山投手は2回のピンチで登板して併殺で切り抜け、3・4回も抑えますが、5回に大炎上。フェルナンデス選手に4試合連続となる2ランを打たれるなど、打者11人に7失点。早くも0対12となります。さらに7回にも1点取られ、計13失点となりました。

 一方、打線は一場投手の前に沈黙。8回に2死から連打するも、得点につながらず、4安打2四死球で完封負け。ここ4試合で3試合無得点という惨状です。唯一の明るい話は、4番手の内投手が6人を完璧に抑えた事くらいでしょうか。一場投手・イーグルスともに今季2勝目。そのイーグルスとのゲーム差は1.5となり。三タテを喫すれば最下位転落の危機となっています。観客数は1万5百人ほどでした。なお、嫁さんはマリンに行っていましたので、場合によっては明日のめもちょうにこの模様は載るかもしれません。
 福岡のホークス対合併球団は高橋秀投手と前川投手が先発。前回1失点ながら敗戦投手となった前川投手ですが、今日は8回途中まで6安打、そして課題の制球も2四球と前回以上の好投でホークス打線を無得点に抑えます。一方、高橋秀投手も好投しましたが、7回にガルシア選手が2試合連続となる2ランを放ちます。これが両チーム唯一の得点となり、2対0で合併球団が勝利。前川投手は3年ぶりの勝利を挙げています。観客数は2万8千9百人ほどでした。
 札幌のファイターズ対ライオンズは八木投手と松坂投手が先発。初回にファイターズが先制しますが、直後の2回表にGG佐藤選手の2試合連続となるソロで追いつき、さらに炭谷選手が勝ち越し適時打と、現在のライオンズ好調の象徴とも言える二人の活躍であっさり逆転。以下も得点を積み重ね、一方、松坂投手は7回を6安打2四球で1失点で今季初勝利を挙げています。観客数は1万4千6百人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ベイスターズは井川投手と三浦投手の対決。昨年も何度も対戦し、息詰まる投手戦になることも多いエース対決です。タイガースが4回に金本選手のソロで先制しますが、それ以外は昨日同様大拙攻。7回まで8安打4四死球ながら、その1点しか取れません。一方の井川投手は6回まで1安打投球。ところが、8回に5安打で2点を取られ、逆転されます。しかし8回裏、2番手の川村投手を打ち込み、林選手の代打適時打で追いつき、さらに藤本選手の2点適時二塁打で勝ち越すなどこの回4点を取り、一気に逆転。9回は久保田投手が三人で抑えました。井川投手は今季初勝利、久保田投手も今季初セーブです。観客数は3万2千6百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズは大竹投手と石川投手が先発。初回に前田選手の今季1号でカープが先制しますが、4回にラロッカ選手が逆転3ラン。さらに6回にもラロッカ選手の2打席連続となるソロなどで4点を追加します。結局8対2でスワローズが勝ったわけですが、うち4打点はラロッカ選手によるもの。ちなみに昨日のカープは2対2の引き分けですが、その2失点はシーツ選手の適時打と金本選手の犠飛でした。この調子だと、交流戦の対合併球団でデイビー投手や菊地原投手に抑えられたり、ライオンズ戦で江藤選手に打たれるのでないかと、今から心配になってきます。観客数は1万6百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対読売は川上投手と上原投手のエース対決。2回に読売が三連打で先制します。一方、上原投手は6回まで1安打投球でしたが、7回に福留選手に同点ソロが出ます。川上投手は9回を5安打1失点。一方の上原投手も8回を3安打1失点で9回裏のマウンドに上がりますが、中軸の安打で1死満塁としたドラゴンズが、立浪選手のサヨナラ本塁打で5対1で勝利をおさめています。観客数は2万9千2百人ほどでした。

2006年04月06日

講堂と少年サンデー

 昼休みにコンビニに行きました。すると、店の入っているビルの入口に人が看板が出ており、制服を来た女の子が記念写真を親とおぼしき人に撮ってもらったりしています。何でこんなオフィスビルに女子高生が?と思って看板を見たら、近所にある我が出身高校の入学式と書いてありました。
 20年ほど前に私が在籍していた頃は、校内の講堂で行っていました。なにやら由緒ある建物だったそうですが、非常に古びており、当時は「早く建て替えればいいのに」などと思っていました。しかし、いざ本当に取り壊され、そのような校外で入学式をやっているさまを見ると、ちょっとした喪失感みたいなものを感じました。
 ちなみに、コンビニに行った用事の一つに少年サンデーの立ち読みがありました。この雑誌は中学時代から読み続けています。同じビルで高校の入学式をやっている事もあり、改めて、自分がこの雑誌を長いこと読んでいる事に気づかされました。

新人に完封され、連続カード負け越し

[ 野球 ]

 大阪ドームの合併球団対マリーンズは平野佳投手と小野投手が先発。小野投手は2回、連打された後、日高選手に適時打を打たれ、先制されます。さらに続く3回は1死2塁から谷選手・中村選手に連続適時二塁打、さらに続くガルシア選手には2ランを喫して計5失点となってしまいました。
 一方、新人の平野佳投手に対し、初回に堀選手の長打性の打球が好返球で二塁アウトで結局三者凡退。その後、走者が出ず、5回までを15人で抑えられます。
 そして5回裏、2番手の高木投手が無死1・2塁とし、続く中村選手を遊ゴロに打ち取ったものの、これを西岡選手が弾いて6点目、さらに北川選手にも適時打を打たれてしまいます。

 大差となった6回表に、パスクチ選手の二塁打などで無死2・3塁としましたが、ここで今江選手・西岡選手・堀選手が抑えられ、1点も返せません。7回の無死1塁、8回の1死1・2塁も得点できず、その間に1点追加されて8対0で9回表に。2死からサブロー選手に今季初安打が出ましたが、続くベニー選手が抑えられ、結局8対0と大敗。昨日の逆転勝利をいい流れにする事ができませんでした。
 平野佳投手はプロ2回目の登板で初完封。早くも2勝目を挙げています。マリーンズは2カード連続の負け越しで、早くも借金3となっています。観客数は1万6千人ほどでした。
 東京ドームのファイターズ対ホークスはダルビッシュ投手と和田投手が先発。初回にセギノール選手の2ランで先制したファイターズが、3回にマシーアス選手の来日1号で追加点を挙げます。一方、ダルビッシュ投手は強打のホークス打線を抑えます。6回には無死1・2塁とされますが、そこから松中選手・ズレータ選手・柴原選手を抑え、無失点で切り抜けます。結局9回を6安打2四球でホークス相手に完封勝ちを達成しました。ホークスは今季初の連敗およびカード負け越しとなっています。和田投手も8回を4安打1四球と好投しますが、出した走者5人のうち、3人に得点されてしまい、敗戦投手となっています。観客数は1万3千2百人ほどでした。

 倉敷のカープ対タイガースは黒田投手とオクスプリング投手が先発。初回にシーツ選手の適時打でタイガースが先制し、3回にも金本選手の犠飛で2点を挙げます。一方のオクスプリング投手は7回まで83球投げて4安打無四球で、カープ打線に三塁を踏ませません。ところが、8回から継投に入ったのが裏目に。2番手の能見投手が2安打と犠打で1死2・3塁に。タイガースは藤川投手を投入しますが、緒方選手が同点適時二塁打を打って、試合は振り出しに。そのままともに継投陣が抑え、延長12回を2対2の引き分けで終わっています。タイガースは14安打ながら12残塁の拙攻が響きました。観客数は1万6千7百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ドラゴンズはベバリン投手と山本昌投手が先発。5回に同点に追いつき、なお無死1・2塁としたベイスターズは、ここまで2失点のベバリン投手を代えて万永選手を「ピンチバンター」で起用します。ところが、ここでバント失敗で逆転できません。直後の6回表、二番手の新人・高宮投手相手に、ファイターズから自由契約移籍で初スタメンの上田選手が二塁打を放って作った好機に、FA補償で移籍し初先発マスクとなった小田選手に勝ち越し適時打が出ます。ちなみに小田選手は3回に先制のホームを踏み、上田選手は4回に適時打と、今日は移籍組が大活躍しました。そして7回途中からは細かい継投で反撃をかわし、9回は「今季フル出場」の岩瀬投手が登板。自らの失策もあり、1死2・3塁のサヨナラ機を作られますが、そこから抑え、3セーブ目を挙げています。観客数は1万1千人ほどでした。
 神宮のスワローズ対読売は川島投手と桑田投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万2千8百人ほどでした。

2006年04月05日

プロキシーファイト

[ 交通 ]

 前の職場の定期が20日ほど余っていたので、払い戻そうとしました。会社帰りだと時節柄窓口が混むので、嫁さんに駅まで行ってもらいました。本人および代理人確認を求められるだろうと思い、二人の名前の入った公的機関の発行した書類に嫁さんの顔写真入りの公的証明書を持っていってもらいました。ところが、それでも不可で、私の委任状がいる、とのこと。年齢とカタカナの名前を登録しただけの定期の払い戻しに、なぜそんな大げさな書類がいるのか、非常に謎です。
 委任状を作る事など生まれて初めて。仕方ないので、Googleで検索し、一番上に出てきたPDFファイルをコピーしてWordに貼り付け、文面をいじって作成。一応、署名捺印して嫁さんに渡しました。
 そして再度行ってもらったところ、「その残り日数では払い戻しができない」との事。というわけで、人生で初めて作成した委任状は、全く持ってなんの意味もない紙の無駄になってしまいました。それにしても、委任状云々言う前に、有効期間を見て払い戻せるかどうかを最初に言ってほしいものです。二人してえらい無駄骨を折らされてしまいました。

終盤の大逆転で連敗を止める

[ 野球 ]

 大阪ドームの合併球団対マリーンズは吉井投手と渡辺俊介投手が先発。渡辺俊投手は立ち上がりが悪く、いきなり連打で無死1・3塁とされ、併殺の間に1点を取られます。
 打線は、しばらくスタメン落ちしていたサブロー選手が四番で復帰。さらに8番にここ2試合スタメン落ちしていたパスクチ選手を入れるという、昨夏の神戸での3タテの時を彷彿するような布陣で臨みます。
 しかし、その打線も効果がなく、吉井投手の前に3回まで1安打。4回に堀選手と福浦選手の連打で作った好機に、サブロー選手の今季初打点となる犠飛で追いつきましたが、その裏、渡辺俊投手が北川選手に2ランを打たれてしまい、すかさず突き放されてしまいます。

 打線は吉井投手の前に、5回を4安打無四球の1点だけに抑えられますが、なぜか合併球団はここで吉井投手を降板。6回から早くも加藤投手を投入します。その回は0点だったものの、2イニング目となる7回に先頭のベニー選手が今季1号ソロを放ち1点差に。さらに連打と犠打で1死2・3塁と一打逆転の好機を作りますが、今江選手が打ち取られ、続く西岡選手も三番手の菊地原選手に打ち取られます。
 そして同点機を逃した直後のその裏、渡辺俊投手との相性の良さを買われてかスタメン入りした阿部真選手が、1死1塁から2ランを放ち、迫った直後に突き放され、5対2と3点差となってしまいます。ちなみに渡辺俊投手の5失点は昨年は一度しかありませんでした。
 8回も菊地原投手に3人で抑えられ、9回は昨日セーブを挙げられている大久保投手が上がります。ところが今日は変調のようで、先頭のベニー選手が安打。続くフランコ選手も一塁線を抜く二塁打性の当たりはファウルになったものの、右前にこの日4本目となる安打を放ち、無死1・2塁とします。ここで打席は里崎選手。2-2からのフォークをかろうじてファウルで逃れ、続く7球目を右翼席に、今季第1号の同点3ランを放ちます。昨日、敗戦の1時間20分後にブログに悔しさをぶつけていた里崎選手でしたが、それを晴らす貴重な一発となりました。
 マリーンズの流れで迎えた9回裏ですが、この回から登板の藪田投手がいきなり先頭の北川選手に安打されます。ここで合併球団はこの日2安打のガルシア選手を引っ込め、水口選手を代打に。誰もが「ピンチバンター」と思ったのですが、ここでの作戦はバスター。ところがそれが中堅の大塚選手のすぐ前に落ち、フライの可能性もあるのでスタートが切れなかった北川選手が二塁封殺。「センターゴロ」になりました。この謎の作戦に助けられた藪田選手はこの後に四球を出したものの、結局無失点で切り抜けます。
 そしてマリーンズ今季初となった延長戦。その10回表、萩原投手に対し、福浦選手が今季8試合目で早くも3度目の猛打賞となる安打で出塁し、1死後、ベニー選手がこの日2本目となる勝ち越し2ランを放ちます。
 その裏は当然ながら小林雅英投手。いきなり村松選手に安打され、2死から四球を出して一発出ればサヨナラの危機を作りますが、最後は北川選手を打ち取って試合終了。7対5で逆転勝ちをし、連敗を4で止めました。小林雅投手は3セーブ目、藪田投手が今季初勝利を挙げています。
 相手の「必勝リレー」を打ち砕いての連敗脱出なだけに大きな一勝となりそうです。観客数は1万8千2百人ほどでした。

 東京ドームのファイターズ対ホークスはリー投手とD・J・カラスコ投手が先発。1回表にホークスが先制しますが、その裏、2死無走者から追いついたファイターズが新庄選手の押し出し四球で逆転。さらに3回には小笠原選手と新庄選手の本塁打で突き放します。その後、ホークスも2点差に迫りますが、8回裏にファイターズが2点をダメ押しし、8対5で勝ちました。D・J・カラスコ投手は早くも今季2敗目、チームの黒星の2/3を一人で挙げている計算です。観客数は1万1千6百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスはグラマン投手と松崎選手が先発。3回に先制したライオンズが着実に加点。イーグルスも8回にフェルナンデス選手の3試合連発となる第4号ソロなどで3点差に迫りますが、反撃もここまで、6対3でライオンズが勝ち、5連勝としてホークスと並んで同率首位となっています。観客数は7千9百人ほどでした。

 広島のカープ対タイガースは大島投手と下柳投手が先発。今季初スタメンとなった浜中選手が初回に3ランでさらに3回に2打席連続本塁打。それが大きく、序盤で7点を取って試合を決めました。下柳投手は6回を3安打3四球で無失点。結局10対1でタイガースが大勝しています。観客数は1万6千9百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対読売は新人の松井投手と工藤投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万3千3百人ほどでした。なお、横浜のベイスターズ対ドラゴンズは雨で中止でした。

2006年04月04日

新たな職場の近所の桜

 昼休みに散歩に行きました。堀端に桜並木があったので、携帯で撮影しました。一週間ちょっと前に3千円弱で買った型落ち品ですが、最大1616×1212などという大きな画像の撮影もできるというのですから、驚かされます。果たして、最新鋭機だとどんな機能になっているのでしょうか。
 ただ、やはりデジカメと違い、ちょっと平板な感じです。もっとも、私が性能を把握しきっていないせいで、本当はもっといい写真が撮れるのかもしれませんが・・・。
20060404.jpg
(※クリックすると同じ画面で大きな画像が開きます)

清水直投手の好投が生きず、4連敗

[ 野球 ]

 大阪ドームの合併球団対マリーンズはデイビー投手と清水直行投手が先発。終盤戦くらいは中継が見れそうな時間に仕事が終わったのですが、両チームあわせて11安打1四球1得点という投手戦になり、試合が2時間9分で終わったため、「携帯メール観戦」になってしまいました。
 マリーンズ打線は、初回の無死1塁を盗塁失敗で逃したのをはじめ、4回の1死2塁、5回の1死2・3塁をいずれも生かせずに無得点。5回まで走者一人も出さない好投をする清水直投手を援護できません。こういう展開になると、得てして相手の流れになるもの。6回に1死から後藤選手に安打され、初の走者が出てしまい、内野ゴロで進塁した後、村松選手に適時打が出てしまいます。
 打線はデイビー投手の前に7回まで5安打1四球で、8回以降はいつもの三人に抑えられ、完封リレーを喫してしまいました。清水直投手は5安打無四球で8回完投ながら敗戦投手になってしまっています。観客数は1万8千3百人ほどでした。とにかく、流れが悪すぎます。明日の先発は「連敗ストッパー」の渡辺俊介投手。何とか流れを変えてほしいものですが・・・。

 東京ドームのファイターズ対ホークスは須永投手と新垣投手が先発。5回にファイターズが勝ち越し、須永投手も6回を松中選手のソロのみに抑える好投。ところが8回、2死無走者から継投陣が安打と四球で2死1・2塁となり、ここでマイケル中村投手を投入しますが、これが大失敗。ズレータ選手が逆転3ランを放ってしまいます。9回にもホークスが追加点を挙げ、5対2で、3戦連続の逆転勝ちとなっています。観客数は1万4千1百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスは帆足投手と山村投手が先発。イーグルスがフェルナンデス選手の2試合連続のソロなどでリードしますが、イーグルスの1点リードで迎えた8回裏に、絶好調のGG佐藤選手の適時打で追いつき、さらに代打・平尾選手が投手強襲安打で逆転。さらに追加点を挙げ、結局6対3でライオンズが勝ち、4連勝となっています。観客数は9千7百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対ドラゴンズは門倉投手と中田投手が先発。ベイスターズ1点リードの8回表に谷繁選手のソロで同点となり、さらにウッズ選手に満塁弾と、元ベイスターズ二人の本塁打でドラゴンズが大量リードをします。ところが、8回に3点を返したベイスターズが、2点差で迎えた9回裏に、岩瀬投手から多村選手が同点2ラン。その後、延長に入り、ベイスターズは11回裏にサヨナラ機があったもののこれを逃し、結局8対8の引き分け。試合終了は23時12分、大阪ドームの試合終了から3時間が経っていました。観客数は1万7千3百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対読売は石井一投手とパウエル投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万1千人ほどでした。なお、広島のカープ対タイガースは雨で中止でした。

2006年04月03日

36歳にして初めて

 これまで、ずっと働いていましたが、肩書きは「団体職員」でした。その前に金を稼いでいた時は「学生アルバイト」ですから、「会社員」という肩書きを得るのは、36年間生きていて初めての事です。
 というわけで、「デビュー戦」でしたが、自己採点はかなり低い数字でした。ちなみに、帰りに新たな定期を買ったのですが、定期券自動販売機の操作を失敗し、乗車駅を間違えて入力してしまい、買い直しを余儀なくされました。YAHOOで「通勤定期券」で検索をかけると三番目に来るページを作った身でありながら、このような初歩的以前のミスをするなど、大恥もいいところです。まあ、そのくらい平常でなかった一日だった、と思うことにしました。
 もっとも、これが続けば当然ながら首が飛ぶまであるので、このような日は今日を最後にしなければならないのですが・・・。

2006年04月02日

WEBにおける日本固有の問題?

 数日前、「ポスフール」というスーパーの会長が空港で従業員を殴って逮捕され解任、という記事がありました。最初、「これが本当のボスフール(boss fool)」などと思っていたのですが、そのうち、正式な店名が気になりました。この文を読んだ方の多くもそうだと思いますが、ある程度フォントが大きくないと、濁音の「゛」と半濁音の「゚」の区別はつきません。そこで、検索をかけてみたのですが、正式名称は半濁音の「posful」であり、残念ながら(?)「名が体を表す会社」ではありませんでした。
 もっとも、濁音の「ボスフール」でググってみると、同じように勘違いしている人がたくさんいる事が分かります。中には、駅前と郊外店を結ぶ路線バス「ポスフール線」を運営しているバス会社のサイトで、「ボ」と「ポ」が混在しているという例すらありました。
 おそらく、他にも「バ行」と「パ行」を混同している例は多々あるのでしょう。ある意味、WEBにおける日本固有の問題かもしれません。まあ、もっとも、それによって実害が生じるわけでもないので、今後もこの状況は続くと思われます。

風を味方にできず、ライオンズに3タテを喫する

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ライオンズはバーン投手と涌井投手が先発。バーン投手は立ち上がり、1死から連打で1点を失います。さらに2死後、和田選手を内野フライに打ち取りますが、これが風で大きく流され、結局里崎選手が落球してしまい、2点目を失ってしまいます。風が強い事で有名なマリンですが、今日は特に強く、数キロ内陸に入った我が家でも、電線が大きく揺れるほど。前の打席のカブレラ選手の時も、二塁フライと思われる当たりがファウルグランドまで流れ、誰も取れなかった、という事もありました。
 さらに2回、1死から連打と四球で1・2塁となり、赤田選手のセーフティ気味のバントは1塁アウトにしたものの、続く片岡選手に三塁前にボテボテの内野安打を打たれ、3点目を失います。さらに5回には中軸に3安打されて1点を失い、バーン投手は5回を4失点。前回よりはずっと良く、また不運な失点もあったものの、厳しい結果になりました。

 打線は2回にフランコ選手の二塁打から里崎選手の犠飛で1点返しますが、序盤の得点はそれだけ。初回に先頭の西岡選手が四球で出て盗塁しようとすると、二番の今江選手の安打性の 打球が盗塁に備えて二塁に入ろうとした遊撃手の正面に行ってしまうなど、ツキがありません。さらに3回には再び出塁した西岡選手がまた盗塁を試みるも、昨日に続いて炭谷捕手の強肩に刺されてしまいます。
 そして5回裏、簡単に2死を取られましたが、9番の大塚選手が安打で出ます。このあたりからさらに風が強くなり、それの影響なのか、涌井投手が急に制球を乱し、ここから三者連続ストレートの四球。労せずして1点を返し、2点差とします。しかし、この絶好機にベニー選手は詰まらされて内野ゴロ、なかなか追いつけません。
 直後の6回表、2番手の高木投手がやはり風のせいか制球が定まらず、四球二つを出して降板。三番手の内投手もカブレラ選手を歩かせて満塁とし、続くは昨日本塁打を打たれている和田選手。返り討ちの好機でしたが、左前に弾き返され、2点を追加されます。
 7回も同様に四球二つに安打で2死満塁としますが、やはりベニー選手が内野ゴロに倒れ、得点ならず。そして直後の8回表に、4番手の小宮山投手が2死から三連打されて1失点と、「好機を逸した直後に失点」という展開で差を拡げられます。
 そして9回は大差ながら小野寺投手が登板。連続四球で1・2塁としますが、最後は併殺打に打ち取られ、2対7で敗戦。本拠地でライオンズに3タテを喫してしまいました。観客数は1万8千人ほどでした。
 本拠地で風に翻弄された守備が一度ならずあったというのは、かなりまずい状態なのでは、と思われます。監督のブログでも、チーム状態の悪さを感じているような一文がありました。
 とはいえ、まだ開幕してから8試合。いくらでも修正はきくと思いますので、何とか盛り返してほしいものです。

 仙台のイーグルス対ホークスは朝井投手と杉内投手が先発。フェルナンデス選手のソロで先制したイーグルスが3回にも追加点を挙げて2対0とします。しかし5回に昨日からスタメン捕手になった山崎選手の適時打でホークスが1点返し、さらに6回には失策で追いついた後、山崎選手の2打席連続適時打で勝ち越し、さらに2点追加。9回にはズレータ選手の本塁打などでダメを押し、終わってみれば8対2の大差での圧勝となりました。観客数は1万3千2百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ファイターズはセラフィニ投手と江尻投手が先発。1対1でむかえた3回に、1死1・3塁から新庄選手のスクイズで勝ち越し。さらに押し出し四球でファイターズが1点を追加します。そして5回にもこの試合2度目の押し出しでセラフィニ投手は降板。その後も継投陣を打ち込んだファイターズが計13得点。合併球団も終盤に反撃しましたが、失点が大きすぎて13対6でファイターズが勝ち、このカード3タテとなりました。観客数は2万5千人ほどでした。

 神宮のスワローズ対タイガースはガトームソン投手と江草投手が先発。初回に金本選手の適時打で先制したタイガースが、中盤には着実に適時打を重ねて追加点。そして終盤には本塁打攻勢でダメを押します、投げては一昨年秋以来の先発となった江草投手が8回を4安打3四死球で無失点。9回に調整登板の久保田投手がリグス選手にソロを打たれたものの、9対1の圧勝でタイガースが今季初勝利を挙げています。観客数は2万7千3百人ほどでした。
 ナゴヤドームのドラゴンズ対カープはドミンゴ投手とダグラス投手が先発。中盤までに3対0とドラゴンズがリードし、ドミンゴ投手は4回まで無安打の好投。1点返された6回途中から8回まで投手4人をつぎ込む細かいリレー。8回にカープが1点を返して1点差に迫ったものの、9回は岩瀬投手が三人で抑え、昨日に続いてセーブを挙げています。観客数は2万9千8百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズはグローバー投手と吉見投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万2千人ほどでした。

2006年04月01日

2006/4/1の更新

 旅行記と地元ネタ2006年冬の札幌小旅行を掲載しました。

接戦を取れず、ライオンズに連敗

[ 野球 ]

 今季2度目のマリンスタジアムに行きました。そのマリーンズ対ライオンズ戦は久保投手と西口投手が先発。ちょっと遅れてしまい、開始直後の入場となったのですが、場内に入ると、いきなりライオンズの応援歌が聞こえてきます。まさかと思ってスコアボードを見ると既に0対2でしかも、1死2・3塁。そして席についた直後に、6番のGG佐藤選手の2点適時打が出て0対4となってしまいました。ちなみに、1回の表は、先頭の赤田選手の安打の後、犠打と死球で1死1・2塁となり、そこからカブレラ選手・和田選手の連続適時打が出たために、上記の状況になってしまいました。
 一方、マリーンズは昨日試合中に途中交代した福浦選手がスタメン落ち。昨日は里崎選手も出場がなかったため、開幕一週間にして早くも「フルイニング出場」はゼロに、全試合スタメンもベニー選手のみとなっています。
 そのため、今江選手を初の三番に起用しましたが、初回は西口投手に三者凡退に抑えられます。

 ところが2回裏、先頭の里崎選手が安打で出塁すると、西口投手が豹変。フランコ選手がストレートの四球を選ぶと、ベニー選手にも0-3と7連続ボール。そして1ストライクの後に左中間に二塁打を放ってまず1点。さらに1死後にパスクチ選手が初球を左前に弾き返して2点目、塀内選手が四球を選んだ後、西岡選手がこれまた初球を中前に持って行って1点差。そして2番指名打者でスタメン復帰の堀選手が中犠飛を放って一気に同点に追いつきました。
 2回以降も久保投手は不安定な投球。2ストライクまでは簡単に取れるのですが、そこから先で苦労します。2回には連打で1死1・3塁にしたのをはじめ、5回まで毎回得点圏に走者を進めてしまいます。しかし、ライオンズ打線にあと一本が出ない事もあり、追加点は与えません。
 一方、西口投手も3回以降は立ち直ります。2回に初球の直球を狙い打たれているのに気づくと、3回からは修正。緩い初球に手を出して凡退し、首をかしげるように帰る打者もいました。というわけで、3回から5回まで1安打に抑えられます。
 試合がちょっと動いたのは6回裏。先頭のフランコ選手がバットを折りながら中前に落として久々に出塁しますが、内野ゴロで走者が入れ替わるなどして2死1塁に。ここで2ストライクから一塁の井上選手がスタートを切りますが、打席のパスクチ選手がワンバウンドの球を空振りします。これで三振でチェンジでライオンズのラッキーセブンかと思ったのですが、ここで炭谷捕手のタッチが触れておらず、一度ベンチに帰りかけたパスクチ選手は慌てて一塁へ。同じく二塁からベンチに戻りかけた井上選手も慌てて塁に戻りました。ワンバウンドした球の場合、捕手が捕っても振り逃げが成立する、というルールによるものだそうです。伊東監督が抗議に出ますが通りません。この時、ライオンズ応援団からは審判に対して「ボブ」コールが。これは、WBCのアメリカ戦で自国びいきの判定をして審判の名前です。今年は、審判に対するヤジの定番になりそうな感じです。しかし、この拾った好機も生かせず、同点のまま終盤戦に入りました。
 そして7回裏、先頭の西岡選手が安打で出塁しますが、二盗を企てるも、炭谷捕手の肩に刺されます。これで好機が消えたと思われましたが、続く堀選手が左翼ポール際にライナーで飛び込む今季1号の本塁打を放ち、マリーンズが勝ち越しました。
 こうなると、マリーンズ得意の継投で逃げ切るところですが、二番手の藪田投手が大誤算。先頭の和田選手に二塁打され、内野ゴロと四球で1死1・3塁に。代打の貝塚選手は打ち取ったものの、続く昨日3安打3盗塁の片岡選手が右翼線を抜く三塁打、一気にライオンズが逆転しました。
 その裏、ベニー選手の二塁打で反撃するものの後続がなく、一方、9回表には三番手の内投手が2アウトを取ったものの、続く和田選手に左翼席に運ばれ、2点差とされてしまいます。
 9回裏、ライオンズは新守護神の小野寺投手が登板。ホームベース前でバウンドする球が2つもあるんなど、調子は良さそうではないのですが、先頭の塀内選手の右中間を抜くかという当たりを、今日3安打と好調の赤田選手がダイビングキャッチします。続く西岡選手が内野安打と失策で1死2塁とするものの、堀選手・今江選手が倒れて試合終了。5対7でライオンズに連敗してしまいました。
 昨年も1~2回はあった藪田投手の乱調日が偶然今日だったゆえの敗戦、という感じでした。観客数は2万3千人ほどでした。
 なお、昨年夏に「相手球団の応援用マスコット」としてデビューした「クール」は、ラッキーセブンに、ライオンズのユニフォームを着てレフトスタンド前に行き、バク転などをしていました。さらに、終了後はその格好でバス待ち列に行ってライオンズファンと記念撮影などもしていました。「キャラ設定」をより生かした感じで、なかなか面白いと思いました。

 仙台のイーグルス対ホークスはインチェ投手と斉藤投手が先発。前回の登板では序盤で降板したインチェ投手ですが、今日はホークスの強力打線相手に8回を3安打5四死球無失点と抑えます。対する斉藤投手も7回まで2安打1四球無失点と抑えますが、8回にリック選手の安打で作った好機に鉄平選手が適時三塁打と、新戦力の活躍でイーグルスが均衡を破ります。
 ところが9回表に登板の小山投手が大誤算。1死1塁から二塁打を打たれます。ここでホークスが宮地選手を代打に出すと、イーグルスもたまらず吉田投手を投入。しかし、代打の代打・森本選手が逆転適時二塁打。さらに、大村選手にも適時打が出て、一挙3点を取って逆転。その裏は馬原投手が抑えて3セーブ目を挙げています。なお、勝ち投手は8回2死から登板して3球だけ投げた三瀬投手でした。観客数は1万5千2百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ファイターズは川越投手と金村投手の開幕投手対決。ところが、1回裏に合併球団が先頭からの5連打などで4点を先制。ところが、直後の2回表に、今度はファイターズが4連打のお返しで4点を取って追いつきます。その後も点を取り合い、同点のまま9回に。合併球団は同点ながら大久保投手を投入しますが、先頭の高橋選手が二塁打を放ち、三塁に進んだ後にマシーアス選手が犠飛を打ちます。これが決勝点となり、その裏はマイケル中村投手が抑え、ファイターズが7対6で連日の接戦を制しています。マイケル中村投手は早くも4セーブを挙げています。観客数は2万3百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対タイガースは藤井投手と安藤投手が先発。初回にタイガースが失策で先制し、5回には鳥谷選手の適時打で3対0としますが、6回裏に新人で2試合目にしてスタメン入りした武内選手が同点3ランを放ちます。そして同点でむかえた9回裏、タイガースは能見投手を投入しますが、連続三振の後に四球と安打で2死1・2塁に。ここでタイガースは久保田投手に代えますが、これが大失敗。安打で満塁とした後、リグス選手に押し出し四球を出し、スワローズが4対3でサヨナラ勝ちしました。9回表に1死1塁から登板して併殺に打ち取った高津投手が2球で日本復帰後初勝利を挙げています。観客数は3万1千6百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対カープはマルティネス投手と大竹投手が先発。カープが緒方選手の先頭打者本塁打などで2点を先制しますが、4回にアレックス選手の2点適時二塁打でドラゴンズが逆転。また、投手陣は2回以降カープ打線を抑え、最後は昨日打たれた岩瀬投手が三人で片付け、3対2でドラゴンズが勝っています。観客数は3万3千8百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズは高橋尚投手と土肥投手が先発。2回に村田選手が右中間に3ランを放ってベイスターズが先制。さらに、1点返された直後の7回表に、村田選手が同じ所に2ランを放って突き放します。さらに8回には連打に犠飛、さらには暴投などもあって4点を追加。9対1と、昨日と逆の圧勝でベイスターズが勝利。村田選手は計6打点でした。読売は今年も土肥投手に苦労しそうです。観客数は4万3千人ほどでした。