2008年12月31日

2008/12/31の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2008年を振り返って

 2008年も今日で終わりです。今年は、自分にとって、二つの貴重な「再会」ができた一年でした。
 一つめは、転職先での、学生時代にアルバイトしていた時の上司や一緒に働いていた人との再会でした。16~18年ぶりに会ったにも関わらず、嬉しそうに声をかけてくれた人もいました。
 その後も、色々と世話になっており、何とか今後の仕事で恩を返したいものだと思っています。
 もう一つは、中学時代の恩師・友人との、18~23年ぶりとなる再会でした。これは、mixiがきっかけとなって行なわれた同期会での事でした。意外に変わっていない事に驚いたり、今になって初めて知った貴重な話を聞くことができたりしました。

 この二つの出来事により、久しぶりに過去についてじっくり振り返る機会を得ることができました。当然の事ですが、現在の自分があるのは、過去の積み重ねによるものです。その事を再認識するとともに、自分が日々消化している「現在」が、未来の自分にとって役立つ「過去」にすることができるよう、意味を持って生きていかねば、と強く思いました。
 社会的な事はもちろん、自分の周囲でも色々な事があり、来年がどんな年になるか、そしてどんな形で来年の大晦日を迎えることができるか、見えてこない部分があります。
 分からないものは仕方ないので、とにかく、未来の自分が振り返った時に、意義のある過去であった、と自負できる年にできるよう、まずは目の前のことを出来る限り頑張っていきたいものだと思っています。

2008年12月29日

一応仕事納め

 今日で今年の仕事は終わりでした。といっても、会社自体はサービス業のため、年末年始休暇があるわけではありません。元々は自分も31日まで出勤の予定だったのですが、休むつもりだった日に出勤した代休が溜まるような感じで、結果的に30・31日が休みになった、という感じです。そして、新年は2日からの出勤となります。
 というわけで、世間一般に比べれば三分の一となる三連休となりました。昨年までは、一応三が日は休みだったので、本来ならかなり短いと考えるべきでしょう。しかしながら、この会社に入ってから初の三連休のため、なんかえらく長い休みのように感じます。慣れというのは不思議なものです。

 とりあえず、今年は二度目の転職に始まって、仕事においていろいろと貴重な経験ができた一年でした。自分としてはまだまだ満足できる仕事内容ではありませんですが、まあ、それは来年の課題にしようと思っています。
 短い年末年始休みですが、とりあえず休めるだけ休んで、心身とも一時休止状態とし、年明けの「再起動」がうまくできれば、と思っています。

2008年12月28日

2008/12/28の更新

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行列など

[ 漫画 ]

 昨日、マクドナルドが新商品・クウォーター・パウンダーの発売初日に、バイトを雇って「新商品を買うために長い行列ができる」というのを演出していた事が判明してニュースになりました。派遣会社のミスでバレたとのことです。
 しかしながら、報道した新聞・テレビなどが、この「演出」を事前に知らなかったとは思えません。
 また、来客1万5千人中、千人だけがバイトだった、という発表を各社がそのまま書いていますが、それもどうかと思います。一度「記録的大盛況」という「誤報」をしてしまった以上は、それがどこまで演出されたものだったかを、自らの手で検証して正しい情報を発表し直すのが「報道者」としての最低限の義務ではないかと思っています。もちろん、今の商業マスコミにそのような事を期待できない事は分かってはいますが・・・。

 とまあ、やけに長い枕になりましたが、本日の主題はハンバーガー屋でなく、自分が整理した行列の話です。
 ここ3回ほど、コミケでは、相方の付き合いで、「行列のできるサークル」さんと合体申込しています。その結果、今回はついにシャッター脇での参加となりました。
 そのような配置になるくらいですから、お隣は開場時から行列ができます。始まる前はそれを見て、「自分のところも、時給千円でバイトを雇って行列を演出するか」などと冗談を言っていました。
 しかし、実際に始まれば、その行列を整理する事になります。過去二回ともその行列整理を手伝っているのですが、普段自分はコミケはもちろん、日常生活でも行列に並ばないので、なかなか勘所がつかめません。そのため、並んでいる人に整理方法の助言をされてしまったほどでした。さすが相手は「行列の熟練者」なだけあります。その熟達ぶりを見たときも、ふと昨日聞いた「プロの行列者」たちの事を思い出したりしました。
 それはともかく、とりあえず目の前の行列を捌いて一安心していたら、その間に別の所に長い列が発生していて驚いたりしました。なお、こちらがやるのはあくまでも年に2回なうえ、逆の立場で経験を積むこともないので、手慣れて捌くことが出来る日は永遠に来ないと思われます。
 そして何とか行列がはけ、一息つけました。後は自分のところの本なのですが、今回は、相方のも自分のも、前回よりは好調でした。そして自分のは、部数を絞った事もあり、お隣が完売した約1時間後に完売しました。もっとも、搬入部数が二桁違うので、比べる意味は全くもってないのですが・・・。
 いずれにせよ、完売は嬉しいことです。また、自分の本の題材である千葉ロッテマリーンズが現在直面している問題について、いろいろと話につきあって下さった方もいらっしゃいました。これまた嬉しいことでした。
 あと、今回の結果、自分は「コミケでシャッター前に配置され、朝から行列を整理し、昼過ぎに新刊を完売させた」事になりました。冗談のネタとしてどこかえ使えないだろうか、などと思いました。

2008年12月27日

遅れを見越した乗換え計画

[ 交通 ]

 高田馬場で忘年会がありました。23時半過ぎに終わって地下鉄のホームに着くと、ちょうど最終の快速が来ていました。
 これは運がいいと思ったのですが、「駅すぱあと」で見てみると、この快速で西船橋まで行っても、飯田橋で中央線に、さらには御茶ノ水で総武線、と乗換えても、着く時刻は同じ、と表示されていました。
 そんなバカな、と思って「えきから時刻表」で詳細を見たところ、なんと快速が西船橋に着く1分前に千葉行きが発車し、次の千葉行きは16分後、というダイヤになっていました。

 ここまで東西線から津田沼以東に帰ろうとする人に不便なダイヤをよくぞ組めたものだ、と半ば呆れたのですが、しばらくして重要な事を思い出しました。
 0時をまわった総武線各駅停車はいつもかなり混みます。ましてや、今日は今年最後の金曜日です。飲み会帰りの人で普段以上に混むに違いありません。
 予想されているはずの朝の混雑ですら遅れる総武線が、このような普段以上の混雑で遅れないわけがありません。ならば、西船橋まで行けば、1分前に発車予定だった千葉行きに乗れる可能性は高い、という事に気づきました。
 そして西船橋に着きました。予想通り、総武線千葉方面ホームは、1分前に電車が出たとは思えない混雑ぶりです。
 結局、千葉行は10分遅れで来ました。事故などは一切なく、車掌さんも「混雑で遅れました」と繰り返しています。いずれにせよ、10分遅れの電車に乗ったにも関わらず、「駅すぱあと」が弾きだしたのより10分早く幕張本郷に着きました。
 毎週・毎年の事であるにも関わらず増発しないJRの姿勢には改めて疑問を感じました。車内では車掌さんが「車内混雑のため遅れました。申し訳ありません」と何度も言っていました。聞きながら、改善する気がない謝罪の言葉というものの無意味さを痛感させられました。まあ、予想が当たった事自体は嬉しくはあったのですが・・・。

2008年12月25日

2008/12/25の更新

 トップを冬コミ表紙絵にしました。
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クリスマスイブに二人で・・・

 相方の告知にもあるように、日曜日にまた野球見物本を出します。これまでは毎回、製本は販売の前日に行なっていました。しかし今年は前日搬入するうえ、その前の日である26日には忘年会があります。
 原稿ができたのが23日なので、その間の二日しか作業日がありません。仕事の予定では、24日のほうが終わりの時間が確実に読めるので、そちらを作業日にしました。
 というわけで、昨晩は二人で紙を折ったり綴じたりしていました。クリスマスイブの過ごし方としては少々変わっていますが、まあ、結婚して10年も経てばこんなものでしょう。

 ちなみに今回はこれで作業完了ではなく、来場者専用特設携帯ページ作成作業が残っています。これは前回掲示した、千葉の選手ポスターのパロディでQRコードをつけたところ、本当に撮影してくれた方がいらしたので、調子に乗って企画したものです。
 推定閲覧者は自分を入れても五人以内ですが、なぜか、そういうどマイナーなものを作るのが昔から好きなので、楽しく作業しています。なんとか、当日までには満足できるものを仕上げれれば、と思っています。

誤訳?

 12月24日に掲載されたバレンタイン監督のブログに、一連の騒動に関する記事が載っています。色々含みが多いのですが、その中ですでに数回、球団には「年俸はいりません」と伝えましたというくだりがあり、さっそくマスコミが取り上げました。そして、球団社長らも「そのような事実はない」と明言しています。
 以前からバレンタイン監督の公式ブログには、ときたま不可解な日本語がありました。そこで気になって原文をあたってみたのですが、該当する部分で給与に関わる記述はI’ve offered twice for them to keep my salaryとなっています。

 給与をキープする、というのですから、「現状維持でいい」というわけです。すなわち、複数年での出来高分を辞退した。みたいな意味ではないでしょうか。もちろん、私の衰えた英語力なのであてにはなりません。しかし、それ以前の問題として、普通に考えて、不祥事を起こしたわけでもないのに、年俸返上を申し出る人などいないでしょう。
 もちろん、翻訳だろうとなんだろうと、監督の公式ブログに掲載された以上、これは監督の責任です。もっと翻訳力のある人を雇うべきだったと言わざるを得ません。
 ただ一方で、ページ内に原文へのリンクがあるにも関わらず、この部分だけをもって記事にする、というのもどうだかと思います。
 あと、報道ではこの部分だけ取り上げられています。しかし、同じ文章の中に、「年俸が二割増しで報道された」「スポーツバーに費用が使われていたというのはウソだ」というくだりがあります。原文も見ましたが、これについては誤訳ではなさそうです。
 後者については、スポニチの記事についての反論でしょう。このブログに関するスポニチの記事を見ると、その部分に関する記載はありません。自社の記事を捏造と断言されたにも関わらず、そちらについては批判記事を書かないのでしょうか。
 繰り返しになりますが、原文がどうであれ、公式サイトに載った以上、その言葉には責任が伴ってしまいます。これは「身分照会」同様に監督側の失策でしょう。とはいえ、そのような部分のみ取り上げ、自分たちの報道への批判は無視するという記事の作り方も、いかがなものかと思われます。
 あと、これほどまで一方的に、球団側に有利で監督側に不利な記事ばかり流れると、読んでいる人はどう思うのでしょうか。私のように最初から信用していない人でなくても、さすがに怪しいと思うのではないだろうか、などと思ってしまいました。

2008年12月24日

クリスマス電飾

 近所に二軒ほど、派手なクリスマス電飾をやる家があります。一軒は子供のためなのか、「ピカチュウサンタ」の絵などがかざってあります。もう一軒は一昨年にも書きましたが、縄ばしごを登る電飾サンタ人形などというものまであります。
 いずれも、大量の電飾を施しており、遠くから見ると、パチンコ屋でも開業したのか、と勘違いしてしまいそうな派手さを誇っています。

 そのうちの一軒に、今年になって新キャラが登場しました(昨年まで気付かなかっただけかもしれませんが・・・)。庭に五体ほどの人形が突き刺さっているのです。近づいて見ると、顔みたいなものが描いてあり、熊の雪だるまのようにも見えます。
 しかし、遠くから見ると、これまた発光している白い本体ばかり目立ちます。その形は、漫画「D.Gray-Man」に出てきた「咎落ち」や、「帰ってきたウルトラマン」に出てきた光怪獣プリズ魔を連想するような形状なのです。
 そのような不思議な物体が、五体並んで植わって(?)おり、しかもその上には派手な電飾が点滅しているのです。家から歩いてすぐの所に異世界が出現したような感じで、不思議な気分になりました。
 来年もぜひ、さらなる新キャラを投入して、より不思議な世界を醸し出してほしいものだ、と思いました。

優先順位

 社会で使える英語力を身につけて欲しい、などという理由で、文部科学省が英語の授業を英語で行なうという学習指導要領案を発表したそうです。
 高校時代、英語の授業の半分も分からなかった身としては、そんな事されたら、ますます授業についていけなくなる人が増えるだろうな、とまず最初に思いました。
 それだけ、「ついていけない生徒」を出してまで、一部の生徒の英語力を高めたいのでしょうか。いくら政治・経済・軍事において「アメリカの属国」とバカにされているからといって、そこまで国策で「属国化」を推進したいのでしょうか。

 だいたい、優先度から言えば、英語より日本語のほうがずっと上のはずです。別に社会に出た時点で英語が使えなくても、そこから覚えればいいわけです。仕事において必要があれば、人はそれを習得しようとするものです。
 実際、高校の授業についていけなかった私も、受験という必要に迫られて猛勉強した結果、高校三年の冬には、教科書に出る英文は、日本語訳しないでも理解できる程度にはなりました。もちろん、必要がなくなった後はあっという間に元に戻りましたが、必要がないため、何ら不便は感じていません。
 だいたい、「日本語をきちんと勉強しないと大変な事になる」という事は、首相の「日本語力」を見れば分かるとしたものです。そのような現状も無視して、教師にも生徒にも負担となり、しかも「属国心の高揚」以外には役に立たない事をなぜするのか、理解に苦しみます。
 まあ、ある意味、文部科学省らしい、と言えなくはないのですが・・・。

2008年12月23日

誤報

 スポーツ報知にバレンタイン監督が帰国した、という記事が載りました。その記事の末尾にファンの支持が高いだけに反論や苦情も予想されたが、球団関係者は「今のところは何もない」と説明した。という一文がありました。
 21日に、球団サイトのご意見・ご要望応募フォームから反論と苦情を送った身としては、この記事は事実と異なると断言できます。折角なので、なぜこのような「誤報」が行なわれたか調べてみました。

 システムの不具合で、応募フォームからのメールが届かなかった、という可能性もあります。しかし、サイトは落ちていませんし、今日の夕方にも携帯には広告メールが球団から届いていますが、その可能性は極めて低いでしょう。
 となると問題は、「球団関係者」の発言にあります。その人物が、反論や苦情があるのを知っていて「何もない」と嘘をついたと考えるのが普通です。まさか、届いているかどうかを確認もせずに取材に応じるとは思えません。
 もちろん、そのような無責任な回答をする「関係者」は論外ですが、そのような輩の言うことを真に受けて記事にする記者の能力の低さも否めません。取材を元に記事を書くにあたって、取材した人物の言っている事が確かかどうかを見極め、場合によっては裏付けを取るのも、記事を書く際の最低限の常識だからです。もっとも、最初から両者が共謀して、分かっていて「誤報」を作っている可能性も十二分にあるのですが・・・。
 ただ仮に、「反論や苦情」を送ったのが私だけだったら、いくらその無責任な関係者でも「数件しかなかった」と答えていたでしょう。そう考えると、誤報を発生させてまで、現時点の体面を取り繕わねばならないほど、反論や苦情が殺到している、という推測もできます。
 そうやって分析する材料としては、一応存在価値のある記事だと思いました。

2008年12月22日

寒暖の激しい日

 朝起きて新聞の天気予報を見たところ、今日はかなり気温が高いとのことでした。そこで、一瞬上着はいらないかと思ったのですが、念のため着ていくことにしました。
 それで電車に乗ったのですが、混んでいくにつれ、車内の気温は上がっていきます。最初は寝ていたのですが、あまりの蒸し暑さに目が覚めてしまいました。少なからず汗をかいています。混んでいるため、上着を脱ぐために体を動かす余裕もありません。
 今使っている電車は、原則として窓が開かず、代わりに車内温度が一定以上になると、春先だろうと晩秋だろうと冷房が入ります。したがって、これまで寒いことはあっても暑いことはありませんでした。しかし、さすがに12月に冷房を入れるようには設定されていなかったようです。おかげで、今の車両になって初めて、車内で汗をかきました。

 この時点では、上着を着ていった事を、少なからず後悔していました。実際に駅には着ていない人も少なからずおり、彼らの判断をうらやんだりしました。
 ところが、昼過ぎから気温は下がり始め、夕方、帰ることには雨になっていました。傘を用意していなかったので、そのまま走ったのですが、向かい風という事もあり、冷たい雨が容赦なく正面から体に当たります。
 こうなると有難いのが上着の存在です。駅からアパートまでの5分ほどですが、防寒さらには防水に重要な働きをしてくれました。
 朝の時点ではこのような帰宅になることは予想していませんでした。とはいえ、結果的に上着を選んだのは正解だったわけで、得したような気分になりました。
 なお、今日の気温を後で見たら、朝の時点では20度で夜は5度とのこと。やけに寒暖の差が激しい一日でした。

2008年12月21日

ロッテ球団、この時期に来期終了時の監督解任を発表

 昼過ぎ、ネットに、ロッテ球団がバレンタイン監督を来期限りで解任する、という発表をしたというニュースが流れました。球団公式サイトには何の記載もありませんが、各報道機関がかなり具体的に報じているので、正式発表を行なったと思われます。
 これがまだ、急遽来期の契約を解除した、というならまだ分からなくもありません。しかしながら、今から一年後の監督退任を発表する、というのは前代未聞ではないでしょうか。
 報道を見ると、直接の引き金として、先日の大リーグウインターミーティングでバレンタイン監督が、韓国の金東柱選手の身分照会をした事件があるようです。その失策を好機として、一気に球団側が事を進めた、というのでしょう。

 ただ、今回の話はその失策ゆえに急遽浮上したわけではありません。シーズン中である9月に、バレンタイン監督が自ら報道陣に、球団から辞任勧告を受けた事を明かしています。その際、球団は否定しましたが、今回の結果を見る限り、バレンタイン監督の発言が事実だったと言わざるを得ません。
 今回の問題は、監督解任の是非と、前代未聞のこの時期に発表した事の二つを分けて考える必要があると思っています。とりあえず今日は、「この時期に発表した」という事の是非に絞って書いてみます。
 まず、来期のチームにおいて、何か利点はあるのでしょうか。いくつか考えてみましたが、一つくらいしか思いつきませんでした。一方、問題点は多数あります。
 一番の問題は、チームの士気低下です。監督に限らず、外国人コーチを始め、バレンタイン監督主導で入団した人たちもあわせて退団する事になるでしょう。
 もちろん彼らは一流のプロですから、今季限りの契約解除が決まっているから仕事の手を抜く、という事はないとは思います。ただ、当然ながら来期以降を見据えて采配をふるうのと、今季限りを前提とするのでは、内容は異なるでしょう。
 私も二度ほど転職した事がありますが、退職が決まった後の仕事において、これまでやってきた事の残務整理と引き継ぎに関しては、可能な限り頑張りました。しかしながら、その先を見据えた仕事は、やった所で終わるわけでもないし、中途半端に手がけて引き継いでも後任者に迷惑がかかるだけなので、一切行えませんでした。
 さらにひどいことに、球団代表氏は、フロントの粛正まで明言しています。フロントの人たちだって生活がかかっていますから、そうなると、まず保身を最優先にして仕事をする事でしょう。それは、瀬戸山氏自身の社内権力の強化にはつながるかもしれませんが、チームおよびファンにとって良い結果に結びつくとは思えません。もちろん、これは2010年になって新監督が就任すれば片付く問題でもありません。
 もし、何が何でも2010年にバレンタイン監督と契約しない事が決まっているのでしたら、来期分の年俸+違約金を支払ってでも即座に解任し、西村コーチの昇格など、新体制を作って2009年に臨むべきでしょう。フロントの体制についても同様です。
 とにかく、今回の件が、チームおよびファンにとって、百害あって一利無しである事だけは断言できます。では「一つだけ思いついた利点」が何かと言うと、それは、「まだ事態が急変して白紙撤回となり、責任問題となって逆に瀬戸山氏解任となる可能性が残されている」という事です。少なくとも、来年9月の発表でしたら覆る事はないわけですから・・・。
 なお、監督解任の是非をはじめ、本問題について思うことは大量にありますので、それについては別途書く予定です。

2008年12月20日

見習いたい往生

 今週は、週三で忘年会でした。うち二つは辞めた職場関係のもので、ある意味、過去を振り返った週でありました。
 昨日は前の前の職場での忘年会だったのですが、その席で、当時世話になっていた方が、今年の年明け早々に亡くなった事を知りました。なんでも正月の行事を楽しんで、酒をしこたまのみ、帰宅後の入浴中に心臓発作で急死だったそうです。

 辞めるときに挨拶したとき、残念がってくれて、「この職場はあなたで持っているようなものなのに」とまで言ってくれました。もちろん、最後のはなむけ、というわけで、額面通り受け取るほどうぬぼれてはいません。とはいえ、やはりそう言って貰えたのは嬉しいことでした。結果的に、それがその人との最後の会話になったわけです。
 当時の仕事で私は色々文章を書く機会があったのですが、その人の文章論を常に意識して書いていました。本人にも言っていなかったのですが、私の仕事は、その人で持っていたようなものだったわけです。また、今でもここなどで文章を書いているとき、少なからずその人の影響を受けていると感じることはあります。
 寂しいことではありますが、かなりの高齢でしたし、十分に人生を楽しまれたのだろうと思います。結果的に最後になった日も、昼に行事を楽しんだ上に好きな酒を飲めたわけです。したがって、最後まで満足した日を過ごせた大往生だったのではないでしょうか。文章同様、自分も見習いたいな、などと思ったほどでした。
 最後に言って貰った事は、ずっと忘れることはないでしょう。亡くなってからかなり日がたってしまいましたが、改めてお礼を言わせてもらいました。

2008年12月19日

漫画を体験できる菓子

[ 漫画 ]

 セブンイレブンに行ったら、「うる星やつら」の絵が描かれた菓子が売られていました。この会社は「サンデー・マガジン創刊50周年」とタイアップしており、以前から両誌の作品を題材にした商品を販売しています。
 最初に見たときは、「また適当な商品に絵だけつけて、中にカードを入れたタイアップ物だな」と思いました。しかし、何の気無しに見たところ、驚きました。

 菓子は「激辛コーンスナック」で星の形をしています。これは、「うる星やつら」の作中で何度も出てきた、「ラム特製のお菓子」です。そして、あたるがそれを食べると、あまりの辛さに、口が腫れてしまいます。
 確かに、一度ならず出てきたネタではあります。とはいえ、「うる星やつら」の中では、どちらかと言えば「知る人ぞ知る」みたいなネタです。にも関わらず、それを商品化するという発想には驚かされました。企画者はかなり濃いファンに違いありません。
 というわけで、「激辛物」は苦手であるにも関わらず、購入してしまいました。実際に食べたところ、本当にただ「辛いだけ」でした。食べ終えてしばらくしましたが、いまだに舌のみならず、後頭部のしびれもおさまりません。
 はっきり言って、食べ物としてはプラスの評価は全然できませんでした。しかし、「ラムの作った菓子を食べて、口を腫らせた、あたる」の気分を体感する、という点においては、最高の商品でした。コスプレとかには興味はないのですが、やる人が言う「キャラになりきる楽しさ」とはこのようなものだろうか、と思ったほどでした。
 他人には絶対勧められない商品ですが、作り手のこだわりには心底感心させられました。次はぜひ、もう一つのサンデー史上に残る名作である「神聖モテモテ王国」のファン向けに「知る人ぞ知る商品」を作ってもらいたいものだと思いました。

2008年12月18日

ハロワ

 職場で社会保険を担当している人が「ハロワに行ってくる」と言っているのを聞きました。一瞬、どこに行くんだ?と不思議に思ったのですが、会話を続けて聞いていたところ、「ハローワークに行く」の略称である事が理解できました。
 かつては、この機関はは、「公共職業安定所」で略して「職安」と呼ばれていました。言葉を何回か聞けば、子供でも何のために存在するものなのかすぐに理解できるという、分かりやすい名称・略称でした。それがいつの間にか、和製英語である「ハローワーク」となり、意味不明の略称までついてしまったわけです。

 もう、改称(?)されて10年以上たっているようですが、それによる利点があったとはいまだに思えません。どう見ても、略称も含めて分かりやすかった日本語の名称を、分かりにくい上に、略すると暗号になる和製英語に置換えただけとしか思えません。
 この類の「日本語破壊」は至る所で見ることができます。しかしながら、その略称を聞いたときは、改めて、ひどい「改称」をしたものだと思いました。
 まあ、10年ほど前といえば、政財界が「平凡に生活していればとりあえずは幸せに生きていける」という社会体制を破壊した時期でもあります。その象徴の一つに、昨今の「派遣切り」に象徴される、「職業の不安定化」があるわけです。
 そう考えれば、「多くの人が安定した職業を得られない時代」にふさわしい「改称」と言えるかもしれません。だからといって、その改称がろくでもない、という事には変りはありませんが・・・。

2008年12月17日

足寒腹熱

 昨日の朝、通勤時に座った席はロングシートのど真ん中でした。不運な事に、両隣の人は体格が立派な上に、この寒さのために着込んでいます。そのため、後から間の席に座った私としては、ロクに背筋を伸ばせないほどの窮屈さでした。
 出勤時の電車ではとにかく寝ることにしている身としては、かなり厳しいものがあります。中途半端に前屈みの体制では寝ることはできません。そこで、仕方なく前屈するような体制で眠りを何とか確保しながら、配席の不運を嘆いていました。

 その翌日である今朝、乗った次の駅で、目の前でかつ一番端の席に座っていた人が席を立ちました。ここなら、仮に隣にどんな人がいても、もう片方にある壁に寄りかかればいいわけです。というわけで、今朝はゆっくり寝れるな、と喜んで座りました。
 ところが、予想していない事が発生しました。今朝はかなり冷え込んでおり、駅に着いて扉が開くたびにその寒風が足元に吹き込むのです。
 椅子自体は暖房が効いているのですから体全体が冷えるような事はないのですが、「足寒腹熱」という状態はかなり寝心地が悪いものでした。下車後はもちろん、職場に着いた後も、しばらくは足の寒さが抜けないほどでした。
 いくつかの不運が重なったとはいえ、二日連続で寝心地の悪い出勤をすると、少なからずこたえます。明日こそは、なんとか快適な通勤をしたいものですが、果たしてどうなることでしょうか。

2008年12月16日

寒空の下で大行列

 午前中に数寄屋橋のあたりに行ったら、かなり長い行列ができていました。なんだと思って見たところ、年末ジャンボ宝くじを求める人たちでした。見ている間にも行列は伸び続け、昼飯時でないにも関わらず、スーツ姿の人も交じっていました。
 その時は「今日は発売開始なのだろうか。それにしても凄い列だ」と思っていました。しかしながら、調べたところ、発売日はかなり前でした。

 ネットによると、そこは、「日本一年末ジャンボの一等が出る売場」との事でした。確かに、あれだけ行列ができる、という事は当然ながら販売本数も日本でトップクラスに違いありません。ならば、確かに一等が出る本数も多いのでしょう。
 ただし、言うまでもないことですが、「一等の出る本数が多い」と「一等が当たる確率が高い」というのは、関連性がありません。したがって、いくら行列で待った所で、よその売場で買うのと比べて、当選する可能性が上がるわけではありません。
 ただでさえ、行列に並ぶのが苦手で、その上、宝くじにも興味がない身としては、そうやって考えれば考えるほど、冬の空の下、数寄屋橋に並ぶ人たちが不思議に思えてきました。まあ、これは価値観の相違なだけなので、別にその人たちを否定するわけではありませんが・・・。

2008年12月14日

宣伝と味の乖離

 マクドナルドが大々的に宣伝している「クウォーターパウンダー」を食べてみました。
 この商品、繁華街の二店舗の名前を変えて「専門店舗」として先行発売したのをはじめ、「ハンバーガーをナメている全ての人たちへ」みたいな目立つ言葉を使ったものを電車などで大規模に出すなど、かなりの宣伝費を使っています。
 そして、店に行ったところ、店員さんのユニフォームも、「クウォーター」の宣伝バージョンに変更され、背中には広告と同じ文字が印刷されていました。

 これだけ凄い宣伝をしており、値段も従来のチーズバーガーの三倍です。さぞかし想像を絶する味がするのだろう、と期待して食べてみました。
 しかし、確かに商品名でもある「クォーターパウンド」の肉の質感はあり、食感も従来のマクドナルドハンバーガーに較べればどっしりしています。しかし、あれだけの宣伝文句や「宣伝用に専門店舗を使った」という情報によって過大な期待を持ったため、「なんだ。この程度なのか?」という、肩すかしを食らったような気分になりました。このあたり、昨年登場した、ロッテリアの「絶品チーズバーガー」を食べたときの感想と似ています。
 とりあえず、次にマクドナルドで食事をするときは、同じチーズバーガーでも、120円のやつに戻そうと思いました。

2008年12月13日

千葉マリン初のマスターズリーグを観戦

 千葉マリンスタジアムでマスターズリーグの東京ドリームス対名古屋エイティサーデーズが開催されました。数年前に一駅隣の新習志野で開催されて以来の、千葉でのマスターズリーグで、この球場で行なわれるのは初めてです。
 冬に屋外球場で野球を見るのは初めてなので、寒さが心配でしたが、幸い、天気が良く、日差しが出ている間は汗ばむほどの陽気でした。
 球場外には屋台も何軒か出ており、その中に、交流戦の対横浜の時などに出る「復刻版・川崎球場の肉うどん」の販売もありました。これまで買ったことはなかったのですが、これほどマスターズリーグにふさわしい食べ物もないという事もあり、購入しました。味は好みではなかったのですが、雰囲気を楽しむ事はできました。
 試合前に、まず両チームの選手が、なぜかアニメ「デビルマン」の歌にあわせて登場し、整列しました。千葉OBの初芝選手が登場した時は一番拍手が大きくなっていました。同様に、垣内選手が登場した時もかなりの拍手でした。一方、10年ほど前に千葉で監督をやっていた近藤昭仁コーチが登場した時は、全体の中でも一番少ない拍手でした。

 試合開始前には、少女アイドルの始球式がありました。登場前に一塁側ベンチにいたのですが、そこで、村田兆治投手が、そのアイドルに投球フォームの指導をしていました。
 先発は東京が71歳の若生投手で、名古屋が小野投手でした。若生投手は1死から走者を出した物の、四番の斎藤選手を併殺に打ち取り、無失点に抑えました。
 東京はそこから細かく投手をつないでいきます。3回には尾崎行雄投手が一人だけ投げたりしていました。そしてともに安打は出るものの、走者が帰ることはなく、0対0のまま4回を終えます。
 試合が動いたのは5回表で、この回から登板の遠藤一彦投手を打って名古屋が先制します。しかしその裏に東京は、二番手の星野秀投手から、鈴木健選手の安打を皮切りに、本西選手の適時打で追いつくと、続く駒田選手の適時打で逆転に成功します。
 続く6回は村田兆治投手が登板します。毎度ながらシャッター音が響く中で投げますが、いきなり川又選手に二塁打を打たれます。今日の村田投手は140kmを連発し、二年ぶりともなる141kmも出します。しかしながら、その後も四球と安打で走者を出し、1死満塁とします。その中では、際どい球をボールと判定されてマウンドに地面を叩いて悔しさを表現するような場面もありました。
 満塁となって開き直った村田投手は、振りかぶって投げ、140kmの速球で見逃し三振を奪って2死とします。続く前原選手に対し、2-3としますが、相変らず振りかぶって投げるため、構えると同時に走者がスタートし、投げ終える頃には一塁走者は二塁近くまで行っいました。そして、前原選手が左前に弾き返し、三塁走者はもちろん、二塁走者も生還して逆転。そしてスタートを切っていた一塁走者も本塁を狙いますが、これはタッチアウトになりました。セーフだったら、マスターズリーグにおいて「単打で一塁走者が生還」という記録が達成されるところでした。
 そのまま1点差で迎えた7回裏、東京は2死から本西選手が安打すると、駒田選手の飛球を外野手が取れず二塁打となり、2死ながら2・3塁と一打逆転の好機を迎えます。ここで打席に初芝選手が入ると、大島監督は何と敬遠を指示。マスターズリーグ史上初との事でした。この策が成功し、名古屋はここを0点に抑えます。
 8回にも東京は先頭打者が安打すると、犠打で1死2塁とします。しかし、ここで期待の30代選手である鈴木健選手と垣内選手が倒れ、ここも追いつけません。
 そして9回表に東京は増本投手を投入しますがこれが誤算。いきなり三塁打で名古屋が好機を作ると、長嶋選手のあわや本塁打という適時二塁打でダメ押しし、さらに長打二本で3点を加えて6対2となりました。その裏は、前の回から登板の野中投手の前に2死から好機を作るも、最後は初芝選手が倒れて試合終了となりました。
 名古屋は初勝利、東京は3連敗となっています。観客数は推定8000人くらい、という感じでした。

 マスターズリーグをめぐる情勢は厳しく、今季は当初予定していた20試合のうち、10試合しか開催の目処がたっていない、との事です。世界的な経済後退もあってより大変だと思いますが、なんとか存続し続けてほしいものだと思いました。

2008年12月12日

間違いだらけの受領メール

 仕事で、フレッツADSLをサイトで申し込みました。必要事項を記入したところ、自動返信メールで「特に問題がなければ希望日に工事します」といった内容の受け付け確認が届きました。その後も、特に連絡がないので、問題なく受理されたと思っていました。
 ところが、それから何日たっても、追加の連絡が来ません。さすがに変に思って、メールに記載されている番号に電話を入れました。
 まず申し込んだ事業所の住所を言ったところ、○○県ですか?ここは××県担当の番号なんですけれど、といきなり怪訝そうな口調で言われました。文句は私でなく、メールにその番号を記載した担当者に言ってもらいたいものだと思いました。

 そしてさんざん待たされた挙げ句、申込時にエラー扱いとなっていた事が判明しました。毎度の事ですが、この会社、保留音状態で相手をどれだけ待たせてもかまわないと思っている節があります。
 エラー扱いになっているにも関わらず、その通知が届かず、代りに正常処理時と同じ受付確認が届くとは、なかなか凄いシステムです。しかも、書いてある電話番号に問い合わせたら「何間違えているんだ?」みたいな応対をされるのですから、たまったものではありません。
 こんな体制およびシステムを持つ所が、日本を代表する通信会社で大丈夫なのだろうか、と不安になりました。ADSL開通まで今後どのような紆余曲折があるのか、不安半分興味半分、といった心境になっています。

2008年12月11日

隣接している建物の名前を知る

 久しぶりにGoogleマップの航空写真を見ました。三年ほど前に初めて見たとき、我々が住んでいるアパートの名前だけが記載されていて驚いた記憶があります。
 当時は、周囲の建物の名前はほとんど記載されていなかったのですが、さすがに世界的ネット企業な事だけはあり、三年ちょっとの間に情報量は大幅に上がり、私の住む番地の建物は大半が名前が載っていました。
 その中には、我が家に隣接している二軒のアパートもありました。いずれも共用部分の外廊下が隣接しており、柵を隔てて住人と顔が合うことがあるほど接近しています。しかしながら、入口は全く異なるところにあり、また必要性もないため、十年以上住んでいながら、その建物の名前を知ることはありませんでした。
 それが、今回、久々に見たGoogleマップによって、初めてその名を知ることができたわけです。特にうち一つは、外見とは似ても似つかないメルヘンチックな名前だったので驚きました。
 そのような隣家に関する情報を、ネットを介して航空写真で知る、という時代になっている事に驚かされました。それと同時に、そんな情報わざわざ調べて載せる目的はどこにあるのだ?と不思議さと不気味さが入り交じったような気分にもなりました。

2008年12月10日

黄昏の職場

 二ヶ月半後の終了が決まっている事業所に行きました。そこには何とも言えない物寂しい雰囲気が漂っていました。聞こえてくる会話の内容は、どこで忘年会をやって何を食べるか、という話題が八割くらいを占めていました。しかも、その店というのが、典型的な「安かろう悪かろう」の店なので、より物寂しさが増幅します。
 その中に、たまに仕事の話も入るのですが、当然とはいえ、前向きな話は出てきません。まあ、これも仕方ないところでしょう。
 自分も、かつて二度ほど、部署の終了という経験をしたことがあります。二度目の時は、それにあわせて退職したので、終了自体は許し難い事でしたが、ある程度は割り切る事ができました。

 しかし、一度目の時は、初めての経験だったうえに、部署廃止後の扱いがあからさまに左遷だった事などもあり、かなり暗い気分になっていました。もう12年前の事でしたが、当時の事は鮮明に覚えています。そのため、今日の仕事では、その事を思い出しました。そして、「当時の自分をはたから見れば、彼らのようだったのだろうか」などとも思いました。
 ただ、その12年前の自分については、その後、いろいろな事がありました。結果的にそれがきっかけとなり、個人的には自分にとって最も大切と言っていい出会いがありました。また、仕事においても、その左遷時期に学んだ事が、その後の大きな糧になっています。
 というわけで、今日出会ったその事業所の人たちについても、ぜひとも今回の件がいい転機になってほしいものだ、と強く思いました。
 もっとも、このような経済情勢ですから、他人事と傍観してばかりはいられません。「三度目の経験」をしないように、自分も頑張らねば、と改めて思いました。

2008年12月08日

2008/12/8の更新

 トップ絵を更新しました。
 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。

2008年12月07日

煙草ネタ二件

 昼に津田沼パルコの韓国料理屋に行きました。入ると、店員さんに、「喫煙席しか空いていませんが」と言われたので、一瞬どうしようかと思いましたが、禁煙席と隣接した席が空いていたので、そこに座ることにしました。
 その時点で、喫煙席は六席中、我々を含め、二席しか座っていませんでした。一方、禁煙席は満員のままです。
 入口の近くだったので、入店者と店員さんの会話が聞こえてきたのですが、その後に来た客も、みな禁煙席希望でしたが、席がないため、仕方なく喫煙席に行く、という感じでした。
 そういう状態が続くうちに、喫煙席も満席になりました。しかしながら、先述した通りで、誰も煙草は吸いません。そのため、結果的に「全席禁煙」となりました。
 この調子なら、この店の昼食が全面禁煙になるのも時間の問題でしょう。そしてそれが実現すれば、さらに通う頻度が増えるだろうな、などと思いました。

 話は変わりますが、電車の中では、JTが相変らず「マナー広告」を出しています。かつては、喫煙マナーの向上を訴えていましたが、いつの間にか喫煙と一般的なマナーを並べるという形態になり、あたかも「喫煙しようとしまいと、マナー違反は存在する」と宣伝しているような感じになりました。
 特に、今回見かけたのはさらにひどくなっており、「一般マナー」では「ヘッドホン騒音」明確に批判しているのに対し、「煙草マナー」では、「喫煙者の近くで息を止めている人がいる」みたいな分かりにくいものになっています。
 普通に、「貴方の出した煙を吸うと周りの非喫煙者は気分が悪くなる」と書けばいいだけの話だと思うのですが・・・。
 このような流れを見ていると、数年前に「喫煙マナーだけ広告」を出したときから仕組まれていたのでは、と思えてきます。つまり、一見、喫煙マナーの向上を訴えるふりをして、最終的には「喫煙より良くないマナー違反がある」という事を宣伝の主体にしようと企んでいたのでは、という疑問です。
 いずれにせよ、このような広告をいくら載せても、少なくとも喫煙マナーの向上には寄与しない事だけは確かでしょう。

2008年12月06日

山崎健氏、二軍コーチ補佐として復帰

 千葉の来期コーチングスタッッフが発表されました。退任は佐野巡回コーチ・古賀二軍ヘッドコーチ・イエーツ二軍コーチのようです。代りに、先日発表があった、代田前選手の他に、和田孝志氏と山崎健氏が二軍投手コーチ補佐として加わりました。
 山崎健氏といえば、2005年の千葉において、貴重な中継ぎとして優勝に貢献しました。当時の中継ぎエースと言えば薮田投手と藤田投手でした。しかし、彼らの出てくる前や、少々負けている試合などで登板し、チームに貢献していました。特に、当時埼玉の主砲だったカブレラ選手(現合併球団)を抑えたのが印象に残っています。

 そして2005年6月11日にはナゴヤドームでのドラゴンズとの交流戦で、先発投手がKOされた2死2・3塁で登板し、荒木選手を初球で打ち取ると、直後にチームが逆転したために、一球での勝利投手となりました。そして、これは千葉での初勝利であると同時に、結果的にはプロでの最後の勝利となりました。
 その後、8月半ばまで活躍したものの、故障で登録抹消となり、結局そのまま一軍で登板することなく、昨年で引退となりました。
 今年から古巣である広島でスカウトになったそうですが、2ヶ月で退団したそうです。そこで何があったか気になるところですが、とにもかくにも、2005年の優勝に貢献した選手の一人が指導者として戻ってきてくれたのは嬉しい限りです。
 ここ数年、千葉の二軍はなかなか選手が育たず、今年も高卒数年目の選手を何人も解雇する、という結果になってしまいました。ぜひとも、未来の千葉を担う投手を育てるべく、莊コーチなどとともに頑張ってほしいものです。
 あと、今年のドラフトで2位指名した選手の入団拒否が決まったとのことでした。結果的にドラフト枠を一つ無駄にした形になったのは残念です。ただ、率直に言って、一連の言動を見る限り、結果的に来なくて良かったのでは、とも思っています。
 いずれにせよ、逆に若手野手にとっては、これはある意味好機とも言えます。獲得できなかった選手の「穴」を埋める活躍をしてほしいものです。そして、「断ってくれたおかげで契約金を無駄にすることなく、結果的には良かった」と振り返ることができるようにしたいものです。

2008年12月05日

2008/12/4の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2008年12月04日

世代と作品

[ 漫画 ]

 交番の前を歩いていたら、「のらくろ」のポスターがありました。この作品は、中学時代の移動教室にあった図書室で読み込んだ記憶があります。
 それはともかく、そのポスターは、最近増えているとされている、高齢者の運転などに起因する交通事故に対しての啓発を目的としたものでした。
 おそらくは、「高齢者=かつての『のらくろ』愛読者」という発想なのでしょう。
 この「対象年齢層の人がかつて読んだ漫画を用いる」という手法を見て、パチンコ業界を思い出しました。「北斗の拳」の大ヒットを始めとし、1980年代に大流行した人気漫画の多くがパチンコ・パチスロ化され、当時の愛読者世代(=私の属する世代)から人気を得ているわけです。発想の根源は、「のらくろ」ポスターと同じでしょう。
 そう考えると、もしかしたら、数十年後には高齢者になった我々を対象にした「北斗の拳」が出てくるのだろうか、などと思ってしまいました。
 そうなると、宣伝文句は「交通ルールを守らぬ高齢者よ、お前は既に死んでいる」とか「お前のような無茶な運転をするババァがいるか!」といったといったところでしょうか。ぜひとも長生きして、そのようなポスターが交番に貼られているものを見たいものだ、などと頭の中で妄想が飛躍してしまいました。

2008年12月03日

白い樹と青空

 四谷駅近くを歩いていたら、街路樹の一つに、白い樹がありました。山の中に行けば白樺がよく生えていますが、都内で白い樹はあまり見ません。しかも、ちょうど空は雲一つない快晴でしたので、対比が目立ちます。そこで、写真を撮ってみました。
 後で撮ったのを見たら、上のほうは白い皮がはげており、あまり「白と青」という感じにはなりませんでした。とはいえ、なかなか見ない白い樹に青空、そして後ろの葉が黄色くなっている樹、という色の取り合わせは映えると思いました。これで、左上の樹が紅葉だったらより良かったのに、などとも思いました。
※クリックすると同じ窓で大きい画像が開きます。
20081203.jpg

2008年12月02日

蔦の紅葉

 相方と雑談していて、童謡「真っ赤な秋」が話題になりました。歌詞の中に「蔦の葉っぱも真っ赤だな」とあるのですが、果たして蔦は紅葉するのか?という疑問が生じたのです。言われてみれば、二人とも、「赤い蔦の葉」など見たことはありません。そのため、「あれは『沈む夕陽に照らされて』にかかっている」という冗談が出たほどでした。
 ところが今日、仕事中の移動で外を歩いていたら、紅葉している蔦が張り付いている壁がありました。なかなか見事な紅葉ぶりです。ちなみにその道は、先週も歩いています。しかし、その時は、「真っ赤な蔦の葉」を意識することなどありませんでした。
 おそらく、それまでは「蔦の紅葉」などまったく興味がなかったため、目に入っても意識に残らなかったのでしょう。人間の認識・記憶の関係の不思議さを感じさせられた、紅い蔦の葉でした。

2008年12月01日

FA報道雑感

 FA宣言をした、横浜の三浦選手が残留を決めました。セリーグではタイガースを応援していますが、「FA補強」はあまり好きでないので、この選択は横浜のためにはもちろん、タイガースのためにも良かったと思っています。
 タイガースと交渉してから結論を出すまでの心境は、談話を見る限り、本人が言っていた通り「五分五分」という感じでした。
 ところが、報道では、常に「三浦、タイガース入り目前」という感じでした。中には、横須賀球場での秋季練習で、終了後にグラウンドを掃除した、というだけで、「これは決別の意思表示」などと報じた所もありました。

 FA権を取得した千葉の選手が球団と交渉した時もそうでしたが、なぜ的確な情報を持っていないのに「移籍ほぼ確実」などと書くのでしょうか。確かに、一部のタイガースファンはそれを読めば喜んだかもしれません。しかし、それはあくまでも一時的な話で、この結論が出た後は、期待しただけ、喪失感が強いと思います。
 一方、報道を見て不安感を持ったファンも多くいたでしょう。私も、しばらく前の「千葉の○○選手、FA移籍確実」という記事を見る度に、「出て行っても応援はする」とは思いはしたものの、いい気分にはなりませんでした。
 というわけで、ずっと不可解だったのですが、一つの推論が思い浮かびました。

 スポーツ紙の野球結果報道は、相変らず、デイリー・中日および、地方スポーツ紙を除けば、読売中心です。さらに、続いて、タイガースなどの結果がそこそこ載りますが、それ以外、特にパリーグの扱いはおざなりです。読売戦だけで、一面から三面まで使う一方、パリーグは三試合合わせて半ページ、というのも珍しくありません。
 その考え方なら、シーズンオフも、事実よりも売れることを優先した、読売第一でタイガースが第二、他球団やパリーグは、やられ役、というような記事を作るのも当然なのかも、と思いました。
 スポーツ新聞が紙媒体だけだった時は、それで良かったのかもしれません。しかし、現在は、各記事はネットで配信され、どの球団のファンも見れるようになっているわけです。そのような中、かつてと同じような。特定球団中心の思考で記事を作れば、このような結果になってしまいます。同時に、スポーツマスコミにひいきされない球団のファンにとって、これらの「誤報」はなかなか忘れる事はできません。そして、そのまま、新聞社の取材能力の評価にも直結します。
 思い起こせば、私もここ数年、スポーツ新聞は一切買っていません。別に、ネットで記事を見れるようになったから、というわけではありません。ネット配信が普及した後も、主な試合や事件があった翌日には買っていました。
 そのスポーツ紙購入を辞めたのを振り返ってみたら、2005年に千葉が優勝した後でした。本人が「マジックではない」と言うにも関わらず、「ボビーマジック」という言葉を連発するのを始め、さまざまな安易に書かれた記事を見て、「金を出して買う価値はない」と思うようになったのです。
 他にも、野球界を取り巻く情勢は色々と変わっています。しかしながら、スポーツ紙の体質が変わる気配はありません。この調子で、既存スポーツ紙の「東スポ」化が進行する事が、読む側にとって、どのような変化をもたらすのか、気になっています。