2006年08月30日

あと一歩で追いつけず貯金ゼロに

[ 野球 ]

 今日のマリンスタジアムは今季2度目の全席1,500円均一(FC会員は1,000円均一)の「ビアスタジアム」でした。休みが取れたので、観戦を計画。昨年同様、早朝に球場に行き、「場所取り」をしたのですが、開門時間が早まった事に気づかず、結局16時に着いた時は既に入場開始。私は「上席は諦めて2階でいい」と言ったのですが、嫁さんが執念で(?)やや三塁側ながらSS席の並びを発見。定価4,500円の席に1,000円で座ることができました。やはり諦めなければいいことがあります。
 試合開始前に雨が降り、試合前の練習も室内だったのですが、なんとか試合時刻には雨が上がり、定刻通りの開始となりました。
 そのマリーンズ対ホークスは和田投手と古谷投手が先発。新人の古谷投手はプロ初登板初先発です。
 その古谷投手、初回は安打と犠打で1死2塁としますが、そこから田上選手、さらには松中選手を打ち取って無失点に抑えます。続く2階もズレータ選手とカブレラ選手を打ち取りますが、そこから続く仲澤選手に四球を出してしまいます。すると、続く本多選手との新人対決で適時三塁打を喫してプロ初失点。さらに山崎選手にも適時打を打たれます。

 さらに続く3回表、先頭の田上選手に初球を左翼席に運ばれて3点目を失うと、続く松中選手には巧く1・2塁を抜かれ、ここで古谷投手は降板。残念なデビュー戦となってしまいました。
 さて、マリーンズの攻撃ですが、初回に先頭の大塚選手が安打で出塁しますが、盗塁を狙ったところ、逆を衝かれて一塁に投げられ、アウトになり、結局三者凡退に終わります。2回も先頭のベニー選手が安打するものの無失点に終わります。
 続く3回裏、1死からまた大塚選手が先ほどと同じような所に安打を放って出塁すると、再びスタートを切ります。するとそれをまた見抜かれて和田投手は一塁へ送球。ここまでは1回と全く同じでしたが、ズレータ選手の送球が大塚選手に当たり、2塁セーフ。記録は盗塁成功となります。そして2死から福浦選手が中前に落とし、1点を返しました。
 3回途中から登板のバーン投手は、4回に1点を失ったものの、5回から7回途中まで走者を出さず、その1点だけに抑えます。一方のマリーンズも4回裏に今江選手の9号ソロで1点を返しますが、和田投手、さらには7回途中から登板の吉武投手に抑えられます。
 そして8回、前の回から登板の藤田投手が連打で無死2・3塁に。ここで登板の藪田投手はズレータ選手は打ち取ったものの、続くカブレラ選手に犠飛を打たれ、3点差にされてしまいます。
 しかしその裏、2死1・3塁から途中出場の橋本選手が適時打を放って1点を返し、続く渡辺正人選手のところで代打にワトソン選手を送ります。ここでホークスが左の篠原投手を送ると、代打の代打に里崎選手が登場。土曜のイーグルス戦の時、本塁でのクロスプレーで怪我をしたために日・火曜と欠場し、今日の試合前の守備練習にも出ていないほどでした。しかしその体調ながら、左翼へ二塁打を放ち、この試合初めての1点差に迫ります。続く大塚選手のところでホークスは8回ながら馬原投手を投入。この試合3安打と好調だった大塚選手ですが、いい当たりのファウルの後、捕飛に打ち取られます。
 そして9回表、藪田投手が先頭の本多選手に2号ソロを打たれます。その裏、1死から連打で1・2塁と一発出れば逆転サヨナラとしますが、ここは馬原投手が踏ん張り、パスクチ選手・さらには今江選手が打ち取られて試合終了。6対4でホークスが勝ちました。
 これでマリーンズはついに貯金がゼロに。ファイターズとのゲーム差は9となり、「プレーオフ進出逆マジック」も12となってしまっています。観客数は2万7千9百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対イーグルスは八木投手と山村投手が先発。3回までにファイターズが6点を挙げ、投げては八木投手が7安打5四球ながら完封で10勝目を挙げています。観客数は1万6千1百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ライオンズは平野佳投手と松坂投手が先発。2・3回にライオンズが9安打を集めて4点を取り、平野佳投手をKO。松坂投手は3点を失いながらも完投で14勝目を挙げています。観客数は2万1千1百人ほどでした。

 甲子園のタイガース対ドラゴンズは下柳投手と朝倉投手が先発。ドラゴンズが2点先制するも、タイガースが終盤に小刻みに反撃し、ついに8回に逆転します。しかし前の回から登板の藤川投手が9回2死無走者から井上選手に6号ソロを喫して同点に。結局延長12回3対3で引き分けとなりましたが、ドラゴンズのマジックは一つ減って25に。文字通り「内容といい結果と言い、まさしく負けに等しい引き分け」でした。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ベイスターズはゴンザレス投手と吉見投手が先発。ベイスターズが序盤でリードしますが、リグス選手の32号2ランなどで追い上げたスワローズが、6回に宮出選手の8号ソロでついに逆転。そのまま5対4でスワローズが勝ちました。リグス選手は2番打者で30本目を放っていますが、これは新記録だそうです。観客数は1万4千1百人ほどでした。
 福岡ドームの読売対カープはグローバー投手と佐々岡投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万2千7百人ほどでした。

2006年08月29日

世界が広がる

 とある所から買い換えで余った21型TVを入手しました。これまで7年くらい14型のTVを見ていたのですから、1.5倍に広がった事になります。まだ、1日しか経っていないこともあり、パッと画面を見た時にその広さに驚いたりしてしまいます。
 まあ、毎日見るものですから、すぐに慣れて、それが当たり前になってしまうのでしょうが・・・。とりあえず、慣れるまでの当分の間、1.5倍に広がった世界を楽しもうと思っています。

今季3番目の大敗を喫する

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは久保投手と新垣投手が先発。3回までは0対0でしたが、4回表に2死から松中選手が安打し、続くズレータ選手の25号2ランでホークスが先制すると流れがガラリと変わります。
 久保投手は5回は抑えたものの、6回に2死1・2塁から柴原選手とカブレラ選手の連続適時打で3点を追加され、久保投手はここでKO。続く6回には継投陣が打ち込まれた上に失策もからみ、一挙7点を追加されて12対0となってしまいます。

 新垣投手は8回まで1安打2四死球。9回に2安打で1死1・3塁とマリーンズも反撃しましたが、後続がなく、そのまま12対0で完封負けとなっています。今日は試合前の宿舎に入院中の王監督が檄を飛ばしたそうですが、それが効いたのか、文字通りの完敗でした。明日は観戦なので、その効力が切れていることを祈りたいのですが・・・。これで「プレーオフ進出逆マジック」は14に減ってしまっています。観客数は2万6千8百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対イーグルスは橋本投手と岩隈投手が先発。岩隈投手は今季初登板です。2回にイーグルスが2点を先制するものの、直後にファイターズが追いつき、3回には岩隈投手の制球が乱れて無安打で1点を勝ち越します。さらに7回に1点を追加した時は、ファイターズが現在8連勝中で対イーグルス11連勝中。そして自慢の救援陣、という事もあり、試合が決まったかと思いました。
 ところが8回から登板の武田久投手が、連打に失策もからんで1点を失って降板。そして1点差で迎えた9回に登板のマイケル中村投手も1死1・3塁から飯田選手に同点適時打と、ともに救援失敗し、延長に入ります。
 そして12回表に、1死1塁からバレント選手が来日2ヶ月にしての1号2ランを放ってイーグルスが勝ち越し。その裏は吉田投手が中軸を3人で抑え、今季初セーブを挙げ、イーグルスが6対4で勝っています。試合時間は5時間15分、観客数は1万6千人ほどでした。
 神戸の合併球団対ライオンズはデイビー投手とギッセル投手が先発。7回に合併球団が2点を取って逆転しますが、直後の8回表にカブレラ選手に27号3ランが出てライオンズが再び逆転します。その裏、先頭の塩崎選手が二塁打を放ち、内野ゴロで3塁に進んだ時に豪雨となります。同じ県内にある甲子園球場はこの雨で降雨コールドになったわけですが、2点差を追う合併球団としては、当然ながら再開に向けて頑張ります。結局、1時間以上中断の末に再開し、1点を返します。そして2点差で迎えた9回裏、小野寺投手からガルシア選手が同点2ランを放ち、延長に入ります。そして迎えた11回裏に、長田投手がサヨナラ本塁打を打たれ、合併球団が8対6で勝っています。試合終了は23時半過ぎ、観客数は1万1千9百人ほどでした。
 今日は23時越えの試合が二つ。しかもいずれも今年売り出し中のリリーフエースが同点にされ、最後は低打率打者の意外な一発で決まる、という似たような終わり方でした。

 甲子園のタイガース対カープは井川投手と中田投手が先発。苦手に中田投手相手に初回に先制したタイガースは、同点になった3回には金本選手の適時打などで2点を勝ち越し。さらに続く4回には1死から四球の後に5連打し、続く矢野選手の12号2ランが出て一挙6点を勝ち越します。井川投手は大量点にも守られて、8回を7安打ながら無四球で2失点。そして8回表を抑えた直後に雨でコールドとなり、9対2でタイガースが勝利。久々にドラゴンズのマジックが減りませんでした。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ベイスターズは石井一投手と三浦投手が先発。初回にリグス選手の31号ソロで先制したスワローズが、さらに田中浩選手の3号3ランも出て一挙4点を奪います。一方、ベイスターズ打線は石井選手が4号ソロを含む4安打を放つなど9安打を放ちますが、得点はそのソロの1点のみ。2回以降立ち直った三浦投手はそれ以降8回までを0点に抑えましたが、その好投は報われず、4対1でスワローズが勝っています。観客数は1万5千3百人ほどでした。
 熊本の読売対カープはパウエル投手と大竹投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万4千7百人ほどでした。

2006年08月28日

2006/8/28の更新

 翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新しました。
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寝坊猫

 朝、仕事場への道を歩いていたら、マンションの軒先で猫が寝ていました。やけに気持ちよさそうな寝顔なので、携帯で撮ってみましたが、見たときほどの寝顔の気持ちよさは、私の携帯撮影技術では表現できなかったようで、ちょっと残念です。

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昨日のプロ野球結果と今週の週刊誌の見出し

[ 野球 ]

 昨日書けなかった試合の結果と観客数は以下の通りです。
 札幌のファイターズ対合併球団は金村投手と川越投手のエース対決。4回に谷選手の適時打で合併球団が先制するも、6回にセギノール選手の適時打で追いついたファイターズが8回にまたもやセギノール選手の適時打で逆転。さらに稲葉選手も続いて計2点。9回はマイケル中村投手が抑え、3対1でファイターズが勝利し、プレーオフ進出マジックを15に。観客数は3万5千3百人ほど。札幌ドームは8月半ばのマリーンズ戦から6戦連続での3万人越えとなっています。
 福岡のホークス対ライオンズの首位攻防戦は寺原投手と西口投手が先発。初同点で迎えた5回に、最近、「バント打法」が好調の細川選手の4号ソロで勝ち越し、さらに2点を追加。その後も点を取り合いましたが、この3点差が最後まで残り、8対5でライオンズが勝利。両チームのゲーム差は2ですが、残りの直接対決が2試合のため、現時点でホークスの「自力勝率1位」が消滅しています。観客数は3万5千1百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対ベイスターズは佐藤充投手と山口投手が先発。同点で迎えた7回に山北投手がマウンドに上がりますが、2死を取った後に連打されて降板。続いて登板した木塚選手が決勝打を喫し、この回計3点を取ったドラゴンズが6対3で勝利。山北投手は古巣相手に今季初敗戦を喫しています。これでドラゴンズは連敗を止め、マジックを26にしています。観客数は3万7千4百人ほどでした。
 帯広のスワローズ対カープは鎌田投手とロマノ投手が先発。初回にラミレス選手の犠飛で先制したスワローズが6回にはリグス選手の30号ソロなどで3点を追加。鎌田投手は6回途中まで無失点に抑え、以下3投手の継投を経て最後は高津投手が抑え、4対1でスワローズが勝っています。観客数は1万6百人ほどでした。
 余談ですが、この昨日までの2~3連戦。関東での試合が一切なく、北海道で2カードあるという、かなり珍しい週末でした。

 ところで、今週あたりの週刊誌の広告を見ていると、甲子園で優勝した早実の斉藤投手がどこも大見出しになっていました。引き分けたほうの決勝の試合は見ていたのですが、まさかあの時は、ここからこんな「国民的ヒーロー」が誕生するとは夢にも思いませんでした。まあ、早実で甲子園の優勝投手になれば、選手でも監督でも世界一になる、という前例があるので、騒がれるのも無理はないのかもしれませんが・・・。
 ちなみにあの延長15回引き分けの試合は、駒大苫小牧が先制した直後の8回裏に、早実の選手が二塁打を放つと、左翼手の返球が悪く三塁に進み、続く打者の犠飛で同点、という展開でした。「れば・たら」は意味がないのは承知していますが、あそこで左翼手が普通に返球していたら、今週の週刊誌の見出しはどうなっていたのだろうか、などと思ってしまいました。
 それにしても、一週間たった今更言うのもなんですが、やはり「延長15回完投した翌日に9回を完投。しかもいずれも真夏の炎天下」というのはどうなのでしょうか。高校野球にもWBCのような球数制限を設けるべきなのでは、と思いました。

2006/8/27の更新

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渡辺俊介投手、完投で3ヶ月ぶりの勝利

[ 野球 ]

 仙台のイーグルス対マリーンズは一場投手と渡辺俊介投手が先発。初回にマリーンズがいきなり4点を挙げたものの、渡辺俊投手は2回までに3点を返されて1点差に。これを携帯メールで見た時は、「これを勝てなかったら・・・」と心配したのですが、その後打線は追加点を挙げ、一方の渡辺俊投手は3回以降イーグルス打線を2安打2四死球で無失点に抑え、7対3でマリーンズが勝利。渡辺俊投手は誕生日に完投で約3ヶ月ぶりの勝利を挙げています。一軍復帰即スタメンの大松選手と橋本選手があわせて3打点と起用に応えたようです。しかしながら、ファイターズが勝ったために、「プレーオフ進出逆マジック」は15となっています。観客数は1万4千3百人ほどでした。
 甲子園のタイガース対読売は杉山投手と姜投手の先発で、8回に2点を勝ち越したタイガースが3対2で勝利。復帰後初登板の藤川投手が勝ち星を挙げています。久々のお立ち台で藤川投手は感極まっていました。観客数は4万8千5百人ほどでした。
 その他の結果は明日書きます。

2006年08月26日

248分の76

 冥王星が惑星から外れるというニュースがあり、かなり話題になりました。実生活には何ら関係がなのですが、やはり子供の頃から「水金地火木土天海冥(20世紀末は冥海でしたが)」という言葉に慣れているだけに、多くの人が喪失感を持ったのでしょうか。。
 それにしても、1930年に発見されたわけですから、76年間の惑星人生(?)だったわけです。冥王星の公転周期は248年だそうですから、「惑星」になってから太陽を一周することもなかった事になります。星のスケールから考えると、「ほんの一瞬だけ惑星だった」といったところでしょうか。
 というわけで、ここ数日の地球での大騒ぎをよそに、今日も冥王星は普段通り自分の軌道をまわっているのだろうな、などとニュースの記事を読みながら思ったりしました。

3日連続の延長戦の末サヨナラ負け

[ 野球 ]

 仙台のイーグルス対マリーンズはグリン投手と小野投手が先発。初回、無死1・2塁から何と福浦選手が犠打で走者を進め、里崎選手の内野ゴロの間に先制します。さらに2回は無死1・2塁から犠打失敗の後、塀内選手がその失敗を帳消しにする2点適時二塁打を放ち、3対0とします。
 小野投手は3回まで毎回先頭打者を出しますが、併殺二つもあり、5回を0点に抑えます。一方、立ち上がりに失点したグリン投手ですが、尻上がりに調子を上げてきます。速球は151kを越え、4回から6回にかけて7者連続奪三振を記録するなど、マリーンズ打線を抑えます。

 すると、その好投に応えたイーグルス打線が反撃。6回に4安打で2点を返します。さらに7回から登板の藤田投手が2死からリック選手が安打され、ここで登板のバーン投手が昨日の怪我で欠場したフェルナンデス選手に代わって四番に入った山崎武選手に同点適時打を打たれます。
 しかし直後の8回、先頭のパスクチ選手が四球を選ぶと、続く福浦選手の一塁ゴロの時に、一塁手の送球が代走の大塚選手に当たり、大塚選手は一挙3塁へ。ここで四番の里崎選手が意表のスクイズ。顔の近くに来た球を当て、勝ち越し点を挙げます。
 こうなると8回は藪田投手が抑え、9回に小林雅英投手が登板します。ところが、二日連続で1イニングを越えて投げていたためか、本来の調子ではありません。先頭の高須選手が安打し、1死後にリック選手がつなぐと、山崎武選手が2打席連続の同点打を放ちます。さらに吉岡選手が左前打を放ちますが、これは途中出場の平下選手の好返球もあって本塁タッチアウトとなり、マリーンズにとっては3日連続の延長戦に入ります。
 そして11回表、先頭のベニー選手が安打すると、代走の早坂選手が盗塁を決めます。そして今江選手が左前打を放ちますが、憲史選手の好返球もあり、俊足の早坂選手でしたが、本塁タッチアウトに。勝ち越しなりません。
 その裏、前の回から登板の小宮山選手が1死から草野選手に安打されると、リック選手が本日5本目となる安打でつなぎ、1死1・3塁に。ここで山崎武選手が、3打席連続打点となるサヨナラだを放ち、イーグルスが5対4で勝ちました。
 これでファイターズのプレーオフ進出マジックは16に。ゲーム差も8となってしまっています。観客数は2万人ほどでした。

 札幌のファイターズ対合併球団はダルビッシュ投手と中山選手が先発。2回に稲葉選手の2試合連続となる18号ソロでファイターズが先制。ダルビッシュ投手は7回を5四球ながら3安打無失点に抑え、以下は武田久投手・マイケル中村投手で完封リレー。中山投手も7安打1四球1失点と好投し、プロ初完投を果たしましたが、援護がありませんでした。ファイターズは6連勝。観客数は3万2千5百人ほどでした。
 福岡のホークス対ライオンズの首位攻防戦は斉藤和投手と涌井投手が先発。初回に死球と失策で無安打で先制したホークスが、2回に追いつかれた直後にカブレラ選手の6号ソロで勝ち越し、さらに4回にはズレータ選手の23号満塁本塁打で6対1とします。しかし斉藤和投手は、先週同様に本調子でなく、6回に5安打で4点を失って1点差に迫られます。しかし、7・8回にホークスが犠飛2本で突き放し、8対5で勝ち、ゲーム差を1に縮めました。これでパリーグは2.5ゲーム差の中に3チームがひしめきあう混戦になっています。観客数は3万4千8百人ほどでした。

 帯広のスワローズ対カープはガトームソン投手とフェリシアーノ投手が先発。初回にスワローズ先制しますが、6回に追いついたカープが8回に2死無走者から連打で好機を作り、森笠選手が勝ち越し適時打を放ちます。これが決勝打となり、2対1でカープが勝っています。観客数は8千3百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対ベイスターズは山本昌投手と三橋投手が先発。4回に先制したドラゴンズが6回に吉村選手の21号2ランで追加点を挙げ、9回にもダメ押し。三橋投手は6回を3安打無失点で、以下も継投陣が抑え、4対0と完封リレーを達成。ドラゴンズは4連敗となっています。観客数は3万7千6百人ほどでした。
 甲子園のタイガース対読売はオクスプリング投手と内海投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万8千5百人ほど。これでタイガースはカープ・読売と下位相手に5連敗。おかげでドラゴンズは連敗しながら毎日マジックを減らしています。

2006年08月25日

2006/8/24の更新

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有銘投手に抑えられ、今季初の引き分け

[ 野球 ]

 仙台のイーグルス対マリーンズは有銘投手と小林宏之投手が先発。2回表に無死2・3塁という絶好の先制機をむかえたマリーンズですが、そこから3人が打ち取られます。すると、その裏、小林宏投手が憲史選手に2号ソロを打たれて先制されます。
 その後、打線は、4回の無死1塁を生かせないなど、有銘投手に抑えられます。しかし6回、2死から里崎選手が安打で出塁すると、意表の盗塁が成功し、ここでベニー選手に適時二塁打が出て同点に追いつきます。

 マリーンズはその後も7回に2死3塁、9回に1死2塁と得点機を作りますが、10安打しながら有銘投手を打ち崩せません。一方、小林宏投手も9回を6安打4四死球と走者は出しましたが、ソロ1本の1点に抑え、延長に入ります。
 そして10回裏、2番手の藪田投手に対し、2死から連打と四球でイーグルスが満塁のサヨナラ機を作ります。ここでフェルナンデス選手は3塁線を抜こうかという当たりを放ちますが、途中出場の今江選手がこれを好捕。1塁送球も間に合い、なんとかサヨナラ負けを逃れます。一方、フェルナンデス選手はこの走塁の最中に足を痛め、ここで退場となりました。
 有銘投手は延長に入ってからより調子が上がり、走者を一人も出しません。一方のマリーンズも延長からは藪田投手・神田投手・藤田投手・小林雅英投手とつなぎ、イーグルス打線を抑えます。そのまま1対1で引き分けとなりました。
 有銘投手は延長12回を10安打1四球17奪三振で1安打完投。延長12回完投は私の記憶にある限りでは2003年9月の渡辺俊介投手以来ではないかと思われます。また、前々回のマリーンズ戦では6回コールドで無失点、その前は1回を無失点ですから、これで19イニングで1点、という計算に。苦手を作ってしまったのかもしれません。
 この引き分けにより、ファイターズのプレーオフ進出マジックは1つ減って17に。文字通り「負けに等しい引き分け」でした。観客数は1万3千5百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対ベイスターズはマルティネス投手と門倉投手が先発。6回に3連打と犠飛でベイスターズが先制。その裏、ドラゴンズも1点を返しますが、得点はそれだけ。9回には鈴木選手の代打適時打で追加点を挙げ、その裏はクルーン投手が抑え、ベイスターズが3対1で勝っています。観客数は3万5千人ほどでした。
 甲子園のタイガース対読売は福原投手と上原投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万8千5百人ほどでした。タイガースはこれで4連敗。ドラゴンズも3連敗ですが、マジックは着実に減っていっています。

2006年08月24日

見なくなった看板

 町を歩いていたら、「月極駐車場」という看板を見ました。かつては、至る所にあるため、「『げっきょく』駐車場は全国どこにもある超大手だ」などという定番みたいなギャグがあったほどでした。しかし、いつの間にか、全然見なくなりましたため、その看板を見たときは、懐かしさみたいなものを感じました。
 私は車に乗らないから詳しいことは分からないのですが、貸駐車場の料金は月単位で表示されています。ある不動産系の検索サイトを見ても、トップページの「駐車場」という所をクリックしたら、「トップ>月極駐車場」となっていました。もしかして、「月極」が一般化しすぎて、表示する必要がなくなったために、「月極駐車場」という看板を見なくなったのでしょうか。
 あと、蛇足ですが、時間貸しの「Times24」という駐車場は、北は北海道から南は鹿児島まであるそうです。かつては冗談のネタでしかなかった「全国各地にある駐車場の超大手」が実在する、というのもまた時代の変化を感じさせられます。

延長11回の大量点で連敗止める

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズは松永投手と清水直投手が先発。2回に里崎選手が四球で出た後、ベニー選手に久々となる12号2ランが出て先制します。
 ところが、その裏に1点を返された清水直投手が、続く3回に1死1・2塁から暴投で走者を進めた後、和田選手の2点適時二塁打で逆転されます。
 しかしその直後の4回、先頭の里崎選手が安打を放つと、ベニー選手がまたも初球を左翼席に叩き込み、2打席連続の13号2ランを放って逆転。3安打で4点と効率よく得点します。

 効率のいい援護をもらいながら、今日の清水直投手はどうも調子が出ません。その裏1死から連続二塁打を打たれて追いつかれ、さらにカブレラ選手を歩かせたところで7安打4四球4失点。今季最短の3回2/3での降板となりました。
 しかし、昨日・一昨日と失点していた中継ぎ陣が好投。この2死1・2塁の危機で登板したバーン投手が和田選手を抑えると、5・6回も安打はされるものの無失点に抑えます。7回から登板の神田投手は1死を取った後に満塁にしてしまいますが、ここで登板の藪田投手がこの危機を凌ぐと、さらに8・9回も抑えます。
 このように投手陣は頑張りますが、打線もライオンズの継投陣に抑えられます。7回には先頭のサブロー選手が二塁打を放ち、犠打で1死3塁となりますが、得点できません。
 そのまま延長に入り、10回裏、マリーンズは藤田投手を投入しますが、先頭の福地選手に死球を当ててしまい、犠打で2塁に進まれ、2死後に中軸を迎えたところで小林雅英投手に交代します。このサヨナラ機で小林雅投手は、カブレラ選手は2-3から歩かせたものの、和田選手を打ち取り、何とか凌ぎます。
 11回表に、ライオンズも小野寺投手を投入しますが、先頭のパスクチ選手が安打を放ち、福浦選手も渋く二遊間を抜いて無死1・3塁に。そして1死後に本日2本塁打3安打4打点で、しかも延長で無類の勝負強さを発揮するベニー選手が打席に。遊ゴロとなってバックホームされますが、パスクチ選手の長い足がブロックをかいくぐって生還し、野選で逆転。ベニー選手は本日5打点で、先制・逆転・決勝の打点を挙げた事になります。
 さらに今江選手の安打でつなぐと、サブロー選手、さらには塀内選手・青野選手にも適時打が出てこの回一挙5点を勝ち越し、小野寺投手をKOしました。1日のライオンズ戦で小林雅投手が5点を奪われましたが、その借りを返した、といったところでしょうか。
 その裏、小林雅投手は先頭のリーファー選手に一発を浴び、さらに2死2・3塁にまでしますが、最後は赤田選手を三振に打ち取り試合終了。連敗を4で止めています。一方、ライオンズは18残塁。これはワーストタイ記録だそうです。観客数は1万6千人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ファイターズは山村投手と立石投手が先発。初回にイーグルスが先制しますが、直後の2回表に5安打で4点を取ったファイターズが逆転すると、稲葉選手にランニング本塁打が出るなど、4回までに10得点と序盤で試合を決めます。イーグルスが山村投手をなかなか代えず、一方の立石投手は「ノルマ」が決まっているため、両先発が1失点と11失点でともに6回でマウンドを降りる、という珍しい事になりました。結局、ファイターズが13対1と大勝して5連勝。プレーオフ進出マジックを18にしています。観客数は1万6千5百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ホークスは平野佳投手と神内投手が先発。6回にホークスが逆転しますが、8回に追いついた合併球団が、9回に塩崎選手が馬原投手からサヨナラ打を放ち、3対2で合併球団が勝っています。観客数は1万7千1百人ほどでした。

 広島のカープ対タイガースは黒田投手と安藤投手が先発。6回に浜中選手の適時打でタイガースが勝ち越しますが、8回に3番手の久保田投手が前田選手に13号逆転2ランを放たれ、3対2でカープが勝利。黒田投手は完投で12勝目を挙げています。1万7千1百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対スワローズは川上投手と石川投手のエース対決。ところが4回にラミレス選手の20号2ランでスワローズが先制すると、続く5回にはリグス選手とラミレス選手の適時打で3点を取り、川上投手から計5得点。ドラゴンズは10安打しながらソロ1本の1点だけで、5対1でスワローズが勝っています。観客数は3万3千9百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は那須野投手とグローバー投手が先発。序盤でベイスターズが3点リードしますが、4回に李選手の37号3ランで追いついた読売が5回にも3点を挙げて逆転します。ところがその裏にベイスターズが打者11人・6安打で一挙5点を取って逆転。8回には吉村選手の20号2ランで突き放します。
 ベイスターズは継投陣が6回以降無安打に抑えました。その6回から投げた山北投手が移籍後かつ今季初の勝利を挙げています。観客数は2万2千3百人ほどでした。

2006年08月23日

「野球の基本」後編

 前回に続き、「ベース踏み忘れの確認」がなぜ「基本中の基本」なのか、という事を考えてみます。
 あの場面、打球がスタンドに入り、それを審判が判定し、本塁打となりました。そうなると、その時点から次打者への投球が始まるまでの間、守っている選手がチームの勝利のためにできることは一つしかありません。それが、「走者の触塁を確認し、万が一踏んでいなかったらアピールアウトにする」です。言うまでもなく、野球は、相手より1点でも多く取ってチームを勝利に導く事を目的としたスポーツです。従って、本塁打の判定が下った後は、野手はその確認を必ず行わねばならない、という事になります。他に取りうる選択肢はありません。そうやって考えてみると、確かにこの「踏み忘れ確認」は基本中の基本です。
 さらに、今江選手のブログでは、この「確認」とともに、「ベースカバー」を挙げています。
 ベースカバーはインプレーの時に生じる事なので、「それしか選択肢がありえない」とまで断言はできないかもしれません。とはいえ、その動きは体系化されており、ほとんど必須となります。たとえば、「走者が三塁にいて捕手が球を捕れなかったら、投手が本塁に入る」という感じです。この時、投手が他に取り得る行動はありません。

 ここまで進めると、今江選手が言うところの「基本中の基本」の共通点が見えてきます。それは、「(野球の目的である)チームの勝利のために、必然的にやらねばならない行動」となります。
 また、この行為は、技術とは関係がありません。プロだろうと、野球を始めてやった人だろうと、行う事は可能ですし、行う必要があります。
 こうやってまとめると、「踏み忘れ確認」は、確かに「基本中の基本」だ、という事が分かります。
 また、逆にこの件から、「基本とは何か」という事が一つ見えてきます。先ほども書いたように、ここで述べた「野球の基本」は「誰でもやることが可能で、必ずやるべき事」です。これは、野球のみならず、他の事で「基本」と言われているものに共通しているように思われます。
 というわけで、野球を通じて、一つ「基本という言葉」が持っているものが見えた、という形でまとめさせていただきます。

4連敗で3位と7ゲーム差に

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズは松坂投手と成瀬投手の横浜高校対決。成瀬投手は、初回に1死から連打され、内野ゴロの間に先制され、さらに和田選手の16号2ラン、平尾選手の5号ソロと連発を食らい、いきなり4点を失ってしまいます。
 打線は3回に先頭の塀内選手が歩くと、一番に抜擢された平下選手のバント安打でつなぎ、ワトソン選手の適時二塁打と福浦選手の犠飛で2点を返します。さらに続く3回も二塁打で出た里崎選手をベニー選手の犠飛で返し、1点差にまで迫ります。

 しかし、二番手で登板して5回の危機を凌いだ小宮山投手が、6回に連打とスクイズで大きな追加点を奪われます。さらに7回には和田選手のこの日2本目となる17号2ランを打たれてしまいます。
 一方、打線のほうも5回から8回まで松坂投手の前に安打が出ず、12三振を奪われます。9回も小野寺投手の前に三者凡退。7対3で敗れ、対ライオンズの負け越しが決まってしまいました。ファイターズとのゲーム差は7となり、貯金も1となっています。観客数は2万3千人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ファイターズは牧野投手と八木投手が先発。イーグルスが追いついた直後の6回表に、ファイターズが3点を勝ち越しますが、直後にイーグルスが4点を奪って逆転します。
 ところが続く7回表、小笠原選手とセギノール選手の連打に稲葉選手の犠打で1死2・3塁と逆転機を築きます。ここでイーグルスは福盛投手を投入しましたが、新庄選手が左翼ポール際に15号3ランを放ち、逆転します。そして8回にも1点を加えたファイターズが武田久投手とマイケル中村投手の継投で逃げ切り、9対6で勝っています。これでファイターズのプレーオフ進出マジックは残り25試合で19となっています。観客数は2万2百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ホークスは、セラフィニ投手と和田投手が先発。約2ヶ月ぶりの登板となったセラフィニ投手ですが、安打と四死球でいきなり満塁とし、ズレータ選手の安打で先制されると、仲沢選手の走者一掃の適時三塁打、さらに自らの暴投で一挙5失点。この回でKOとなってしまいました。和田投手は6回を2失点に抑え、以下吉武投手と藤岡投手で抑え、6対2でホークスが勝っています。仲沢選手がプロ初のお立ち台に立っています。観客数は2万5百人ほどでした。

 広島のカープ対タイガースは大竹投手と下柳投手が先発。1回表にタイガースが金本選手の適時打などで2点を先制しますが、その裏、下柳投手がいきなり3連打で1点を返され、さらに押し出し死球で追いつかれた後、併殺の間に逆転されます。さらに嶋選手の二打席連続本塁打で追加点を奪われ、6回には二番手のダーウィン投手も打ち込まれ8失点。そのままカープが8対3で勝ち、ドラゴンズのマジックは30となっています。観客数は1万6千8百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対スワローズは朝倉投手とゴンザレス投手が先発。序盤でスワローズが4点を取ってリードしますが、ドラゴンズも反撃。そして2点差で迎えた9回に木田投手から1点を返し、なおも2死1・2塁としますが、ここで登板の高津投手が抑え、スワローズが4対3で逃げ切り、ドラゴンズの本拠地連勝記録を13で止めています。観客数は3万5千2百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対読売は吉見投手とパウエル投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万4千9百人ほどでした。

2006年08月22日

大敗でついに自力プレーオフ消滅

[ 野球 ]

 所沢のライオンズ対マリーンズはギッセル投手と久保投手が先発。初回の2死からの満塁は逃したマリーンズ打線ですが、2回に先頭の今江選手が三塁打を放ち、続くサブロー選手の犠飛で先制します。さらに3回にはパスクチ選手の11号ソロが出て、1点を追加しました。
 久保投手は2回・3回と先頭打者に安打されながら、後続は断ちます。ところが4回、先頭の石井義選手に内野安打を許すと、続くカブレラ選手に左翼席に飛び込む25号2ランを打たれ、あっさり追いつかれます。さらに四球二つで走者を出すと、細川選手の適時打で勝ち越され、さらに福地選手に2点適時打を打たれ、この回5点を取ったライオンズが逆転。久保投手はここで降板となってしまいました。

 2番手のバーン投手は5回までは抑えましたが、6回に連打されて降板します。さらに高木投手をはさんで2死満塁で神田投手が登板しますが、連続押し出しで2点を追加され、7回にも3安打で2点を追加されます。8回にもさらに1点取られ、ついに二桁失点となってしまいました。
 一方、打線のほうは3回途中からギッセル投手の前に18人連続で凡退と完全に抑えられてしまいます。9回に久々に安打が出たものの、併殺があって結局三者凡退。10対2と大敗しました。首位ライオンズとのゲーム差は10.5と二桁になっています。観客数は1万5千9百人ほどでした。

 盛岡のイーグルス対ファイターズは一場投手と橋本投手が先発。初回に小笠原選手の27号2ランで先制したファイターズが高橋選手・セギノール選手・新庄選手にも本塁打が出て10対3で大勝。これでファイターズにはプレーオフ進出マジック21が点灯。マリーンズの自力プレーオフ進出はなくなっています。観客数は1万8百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ホークスはデイビー投手と新垣投手が先発。投手戦となり、8回までともに4安打無失点で0対0のまま9回を迎えます。その9回表に先頭の川崎選手が三塁打を放つと、続く田上選手が犠飛を放ってついにホークスが得点。その裏、馬原投手が1死1・2塁としますが、後続を断ってホークスが1対0で勝利。デイビー投手は今季三度目の「無援護完投負け」となっています。観客数は1万9千人ほどでした。

 広島のカープ対タイガースは佐々岡投手と井川投手が先発。2回にタイガースは本塁打2本で4点を先制します。井川投手は最初の一巡は完璧に抑えましたが、4回2死から嶋選手に19号ソロを打たれると、そこから4連打されて1点差に。そして7回2死1・2塁から梵選手に2点適時三塁打が出てカープが逆転。打線は4回以降、カープの6投手の前に2安打に抑えられ、カープが5対4で勝っています。観客数は1万5千8百人ほどでした。
 名古屋のドラゴンズ対スワローズは中田投手と石井一投手が先発。同点で迎えた8回にラミレス選手の適時打でスワローズが勝ち越します。ところが9回、1死から失策で井端選手が出塁して盗塁すると、これを米野捕手が悪送球して1死3塁に。続く福留選手に犠飛が出て、無安打でドラゴンズが追いついて延長戦に入ります。
 そのまま同点で延長12回裏に。1死から福留選手が四球で歩き、代走の藤井選手が盗塁すると、またもや米野捕手が悪送球で三塁に。そして2死2・3塁からアレックス選手が三遊間を抜くサヨナラ打を放ち、4対3でドラゴンズが勝利。主催試合13連勝・ナゴヤドーム10連勝としたドラゴンズがマジックを31にしています。観客数は3万4千7百人ほどでした。
 長野のベイスターズ対読売は三浦投手と姜投手の先発で読売が勝ったようです。姜投手は来日初勝利。観客数は2万6千3百人ほどでした。

2006年08月21日

「基本」という言葉

 一年ほど前から「基本」という言葉に強い関心を持っています。この言葉の意味を知らない人はいないと思います。そして、日常でもよく「これが基本だ」とか「基本ができていない」というように至る所で使われます。
 しかしながら、「物事の共通かつ重要な土台」という意味合いで使われる「基本」ですが、多くの人がその概念を共通化しているかというと疑問です。むしろ、人の数だけ「基本」がある、とまで言えるかもしれません。
 この普遍的で重要にも関わらず、定義が難しい「基本」という言葉について、色々な使用事例を挙げて考察する不定期連載をやろうと思い立ちました。

 さて、最初の題材として、当サイトの主要コンテンツの一つである「野球の基本」を挙げてみようかと思います。2ヶ月ほど前、「本塁打の時に一塁にいた走者が三塁を踏み忘れてアウトになり、本塁打が取り消された」という事件がありました。いろいろと物議をかもした事件でしたが、その物議とは別に、印象に残る事がありました。
 ベース踏み忘れを目撃し、アピールアウトを成立させた三塁を守っていた今江選手は、本人のブログや新聞記者の取材に対し、「ベースを踏む確認というのは基本中の基本」と語っています。
 実際、後日行われた試合を観戦したとき、相手選手が本塁打を放った時に今江選手を見ていたら、それまでは別の方向を向いていたにも関わらず、自分の後ろを走者が通ると振り向いてベースを踏んだかどうかを確認していました。その仕草を見ていると、まさしく「基本中の基本として体で覚えている」という風に感じさせられました。
 では、なぜこの「ベースを踏んだかどうかの確認」が「基本中の基本」なのか、という事について、次回以降で考えてみたいと思います。

高木投手の好投も実らず、5ゲーム差に

[ 野球 ]

 マリンスタジアムにマリーンズ対ファイターズ戦を見に行きました。この3連戦は「北海道物産展」と銘打って、球場前などで北海道の食べ物などを売っていました。私が食べたのは「ジンギスカン丼」。要は牛丼の肉を羊にしたわけですが、羊肉の大好きな私にとっては、汁まで美味しく味わえました。
 試合のほうは渡辺俊介投手と金村投手が先発。1回表、先頭の森本選手に安打され、田中賢選手に送られた後、小笠原選手に左翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれてあっさり先制されます。
 マリーンズ打線も、2回に1死から連打し、2死2・3塁としますが、連続本塁打中の青野選手が打ち取られ、得点できません。そして直後の3回表に、1死から連打され、稲葉選手の適時打で2点目を取られます。さらに4回も2死2塁から四球を出し、早くも9人目の走者を出し、渡辺俊投手はここで降板となりました。

 しかし、ここから登板の高木投手が素晴らしい投球。この場面でマリーンズ戦で勝負強い田中賢選手を抑え、5回は3番からの中軸を三者凡退に。6回にファイターズは右の代打攻勢をかけてきますが、これまた三者凡退。7回2死から安打されますが、10人を1安打のみに抑えます。
 しかし、この好投に打線が応えられません。6回は先頭のパスクチ選手が二塁打を放ちますが、相手の好守もあり、得点できません。そして8回には飯山選手の適時打で大きな1点を追加されます。
 不振で二軍落ちしていた金村投手ですが、7回を5安打1四球で無失点。8回は武田久投手に、9回はマイケル中村投手に抑えられて完封リレーを喫し、3対0で敗れました。これでファイターズとのゲーム差は5に。試合消化数が同じでともに引き分けゼロで、残る直接対決が5ですから、火曜の結果によってはファイターズにプレーオフ進出マジックが出る事になってしまいました。客観的に見てもかなり苦しい状況となってしまいましたが、可能性のある限り、頑張ってほしいものです。観客数は2万8千5百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ホークスは西口投手と杉内投手が先発。3回表に松中選手の久々となる18号ソロでホークスが先制しますが、その裏に高山選手の2号ソロで同点に。さらに4回に和田選手の適時打で勝ち越します。8回にホークスが大道選手の代打適時打で追いつきますが、その裏に高山選手の犠飛でライオンズが勝ち越し。9回は小野寺投手が何とか抑えてライオンズが勝ち、ゲーム差を2に広げました。ホークスは初回と9回の1死満塁で凡退したズレータ選手がブレーキになった感じでした。観客数は1万7千6百人ほどでした。
 神戸の合併球団対イーグルスは川越投手とグリン投手が先発。初回にイーグルスが2点を先制しますが、4回に本塁打2本で合併球団が逆転します。しかし8回に2番手のユウキ投手からリック選手が同点適時打を放った後、加藤投手が憲史選手に押しだし死球を出してイーグルスが逆転。そして9回は小倉投手が4日連続のセーブを挙げ、4対3で勝ったイーグルスが今季初の4連勝を達成しています。観客数は1万7千1百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対タイガースはガトームソン投手と杉山投手が先発。2回に2点を先制したタイガースが5回に集中打で5点を追加し、7回にも金本選手の17号ソロが出て8対3で勝っています。観客数は2万6千6百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは牛田投手とロマノ投手が先発。同点で迎えた6回にカープが2点を勝ち越しますが、その裏にベイスターズが4点取って逆転し、6対3で勝っています。観客数は1万3千7百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは内海投手と佐藤充投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万1千8百人ほどでした。

2006年08月20日

2006/8/20の更新

 漫画資料室あねさんBEAT!を掲載しました。

2006年08月19日

結果を知れば、それ以外あり得ない話

[ 交通 ]

 総武線快速・横須賀線での通勤が続いています。帰りは本を読んでいるのですが、ある日何の気なしに、西大井駅から品川駅の間で外を見ていた時、奇妙な事に気づきました。西大井駅からは品川に行く横須賀線と、大崎に行く湘南新宿ラインに分岐します。ところが、大崎方面の車窓を見ていると、西大井駅を出てから湘南新宿ラインの線路が分岐せず、そのまま大崎駅が見えます。
 最初は、駅を出てすぐ分岐するのを見落としたのだろう、と思っていました。しかし、その後何度見ても分岐線が見えません。一度気になると落ち着かないので、今日はついに運転台の後ろに立ってしまいました。

 そして西大井駅を出てしばらくすると、左右の線路の分岐が見えました。「やはり分岐はあるよな、何で今まで見れなかったのだろう」と不思議に思っていると、何と電車は品川方面である右でなく、大崎方面の左へ曲がったのです。一瞬、まさかポイント故障で逆に行ったのか?などと思ったのですが、車窓風景はいつもと同じでした。
 その時はじめて、「湘南新宿ラインは一度逆方向の右に分岐し、そこから左折して横須賀線の線路の下をくぐって大崎に行く」という事に気づきました。
 別に、このような分岐はさほど珍しいわけではありません。我が家から一駅隣の京成津田沼でも、同じように左の成田方面に行く本線が一度右に分岐し、千葉線の下をくぐります。そういう身近な例があるにも関わらず、「左への分岐がなければ右に分岐する以外ない」という事に気づかなかったわけです。我ながら、頭の固さに呆れました。

終盤の大逆転負けで再び4ゲーム差に

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ファイターズは小野投手とダルビッシュ投手が先発。先週は同じ顔合わせでダルビッシュ投手に1点に抑えられて負けましたが、今日は1回裏、先頭の根元選手が二塁打で出塁し、内野ゴロで三塁に進んだ後、福浦選手に犠飛が出て、あっさりマリーンズが先制します。さらに、2回にはワトソン選手に4号ソロが出ます。
 小野投手は2回まで無安打でしたが、3回に金子選手に許したこの試合の初安打が6号ソロとなり、1点差に迫られます。しかしその裏、1死から根元選手が四球で出ると、続くパスクチ選手が右翼席に、最近2週間で6本目となる10号2ランを放って突き放し、ダルビッシュ投手をKOします。さらに5回には、青野選手が2試合連続の5号と、3連勝での打のヒーロー二人の本塁打で5対1とリードを広げます。

 一方、小野投手は本塁打を打たれた後は完璧な投球。6回まで1安打1四球とファイターズ打線を抑えます。ところが7回、一度マウンドに上がった後、急遽降板。なんでも、股関節を痛めたとの事です。ここで急遽救援に登板した藤田投手が小笠原選手とセギノール選手を抑えて2死にしたものの、続く稲葉選手に16号ソロを打たれます。
 ここから右が続くという事もあり、マリーンズは中継ぎ三本柱の一人と言える神田投手を投入しますが、新庄選手にファウルフライを打たせたものの、惜しくも取り切れなかったところから事件が始まります。
 結局、新庄選手は四球を選ぶと、続く代打・小田選手の右中間を抜く適時二塁打で1点を返され、さらに暴投で三塁に進めた後、飯山選手に四球を出してしまいます。たまらずベンチはバーン投手を送りますが、金子選手に2点適時三塁打を打たれて同点に、さらに森本選手に勝ち越し適時打を打たれてしまいます。何と、2死無走者からの5失点となってしまいました。
 こうなるとファイターズは勝ちパターンの継投。7・8回は武田久投手、9回はマイケル中村投手の前にマリーンズ打線は走者を出すことができず、6対5で逆転負けを喫しました。
 好投の小野投手のアクシデント、今季ここまで安定した投球を続けていた神田投手のまさかの乱調と、まさに魅入られたような逆転負けでした。
 観客数は今季最高の3万1千24人。初の3万人越えです。それだけこの試合の重要性が認識されていた、という事でしょう。明日は観戦の予定ですが、果たしてどれだけの混雑になるのでしょうか。

 所沢のライオンズ対ホークスは涌井投手と寺原投手が先発。4回に今日はライオンズのカブレラ選手が24号2ランを放って先制すると、5回にも1点を追加します。一方、涌井投手は6回まで無安打投球。しかし7回に大村選手が初安打を放つと、松中選手に適時二塁打が出てホークスが1点を返します。
 ところがその裏、2死満塁から和田選手が押し出し四球を選ぶと、続くリーファー選手が8号満塁本塁打。一挙5点を挙げて試合を決めました。結局8対1でライオンズが圧勝し、再び単独首位に立っています。観客数は2万5千3百人ほどでした。
 神戸の合併球団対イーグルスは吉井投手と有銘投手が先発。2回に併殺の間にイーグルスが先制した直後、吉井投手は足を痛めて降板してしまいます。さらにイーグルスは、5回にも失策もあって2点を追加します。その裏、合併球団もガルシア選手の8号2ランで1点差に迫りますが、直後に登板の金子投手が2死から三者連続四球。代わった高木投手も四球を出し、無安打でイーグルスが追加点を挙げます。その後、1点ずつ取り合って、結局5対3でイーグルスが勝ち、2ヶ月ぶりの3連勝。小倉投手が3試合連続のセーブを挙げています。観客数は2万5千2百人ほどでした。

 神宮のスワローズ対タイガースは鎌田投手と福原投手が先発。昨日は1回から3回の間に爆発したタイガース打線でしたが、今日は4回から6回の安打に10安打を集めて9点を挙げます。福原投手は4点を失ったものの、打っても3安打2打点と活躍。10対4でタイガースが勝っています。観客数は3万1千3百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープはベバリン投手とフェリシアーノ選手が先発。2回までにカープが6点を取りますが、そこからベイスターズが反撃して同点に。そして7回に一挙5点を挙げて勝ち越し、11対9で勝っています。観客数は1万8千人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズはグローバー投手と山本昌投手が先発。4回に井上選手の適時打などで2点を先制したドラゴンズが6回に森野選手の6号ソロで追加点。山本昌投手は6安打3四死球ながら8回を無失点に抑え、9回は岩瀬投手が32セーブ目。3対0でドラゴンズが勝ち、マジックを33にしています。観客数は4万4千人ほどでした。

2006年08月18日

最善の盛りつけ

 仕事場にあるカフェテリア形式の食堂で冷やし中華を頼みました。普通、冷やし中華というと、麺の上に具が乗って出てくるのですが、そこでは効率化のためか、丼に盛った麺に汁がかかり、それと別に作り置きした具の乗った小皿が出てくる、という方式でした。
 冷やし中華は大好きですが、千切りの胡瓜が麺に混じるのが苦手な私としは、この形式は大歓迎でした。というわけで、具は具で食べて、麺だけを賞味しました。胡瓜のみならず、細切りの具を混ぜるより、こうして食べたほうが私にとっては美味なのです。
 そういう訳では、最善の状態で出てきた冷やし中華でした。しかし、味のほうは残念ながら「並の社食以下」でした。まあ、550円の冷やし中華にそこまで期待しても仕方ないのでしょうが。

小林雅英投手、通算200セーブを達成

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ファイターズは小林宏之投手と立石投手が先発。1回表、小林宏投手は2死を取りますが、続く小笠原選手に26号ソロを打たれて先制されます。
 しかし、2回裏、2死無走者からワトソン選手と今江選手の連続二塁打という、効率のいい攻撃で、同点に追いつきました。そして4回裏の2死1・2塁は逃したものの、続く5回裏に、先頭の青野選手が4号ソロを放ち、逆転に成功します。

 小林宏投手は序盤は走者を出すものの、得点は与えません。そして6・7回を三者凡退に抑えます。そして8回、代打の田中幸選手に安打され、さらに犠打で得点圏に進められますが、森本選手を打ち取ります。ここで左の田中賢選手という事で藤田投手に交代。後半の対マリーンズ戦で勝負強さを発揮している田中賢選手ですが、ここは藤田投手が三振に打ち取ります。
 打線のほうは6回の無死2塁、7回の2死満塁を逃します。しかし8回に先頭の里崎選手が左翼席に15号ソロを放って貴重な追加点を挙げます。さらに2死1・3塁とすると、ファイターズは清水投手を投入しますが、二者続けて初球をぶつけ、押し出しでもう1点を加えました。
 9回表は当然ながら小林雅英投手が登板。1死からセギノール選手に二塁打を打たれたものの、小笠原選手・稲葉選手・小田選手をいずれも三振に打ち取って試合終了。これで小林雅投手は史上三人目となる通算200セーブを挙げました。初セーブが6年前の8月17日ですから、年平均33セーブで積み上げた計算になります。
 ヒーローインタビューはその小林雅投手ですが、いつものように、数字へのこだわりはなし。周囲への感謝と、プレーオフ進出への意気込みを語っていました。なお、記念の花束贈呈は、昨年プレーオフ第3戦の電話で一躍有名になった小林雅投手のお嬢さんでした。
 これでゲーム差は3に狭まりました。観客数は2万7千5百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ホークスは松永投手と斉藤和投手が先発。序盤でホークスが3点をリードしますが、3回に和田選手の15号3ランでライオンズが逆転し、4回には細川選手の3号ソロも出ます。しかし、5回にホークスがカブレラ選手の2点適時打で逆転すると、7回にはそのカブレラ選手に6号満塁本塁打が出て突き放します。カブレラ選手は今日は6打点でした。
 斉藤和投手は5失点したものの自責点は1。逆転した後は7回まで無失点に抑えて14勝目を挙げました。結局ホークスが10対5で大勝し、再び同率首位に並んでいます。観客数は1万8千8百人ほどでした。
 神戸の合併球団対イーグルスは山村投手と中山投手が先発。5回までイーグルスは毎回走者を出しながら得点できませんでしたが、6回に失策二つがあってイーグルスが1安打で2点を先制。8回にはカツノリ選手の2点適時二塁打で追加点を挙げます。山村投手は8回に1点を失いますが、5安打無四球の好投。9回に小倉投手が1点は取られたものの、2試合連続セーブを挙げています。観客数は1万4千4百人ほどでした。

 神宮のタイガース対スワローズは坂元投手とオクスプリング投手が先発。初回に金本選手の16号3ランで先制したタイガースが、3回までに11安打で9点を取ります。しかし、そこから安打が止まり、6回に三連続四球で貰った無死満塁の好機も犠飛での1点のみに終わります。
 そして10対5で迎えた7回裏、三番手の江草投手が3四死球で満塁としてしまいます。ここで橋本投手に交代しますが、これが大裏目。犠飛の後の4連打で追いつかれて降板となります。さらにこの回3人目の相木投手が真中選手に勝ち越し適時打を打たれ、この回一挙6点を取られて逆転されます。
 9回に鳥谷選手の適時打でタイガースが追いつきますが、その裏に登板のウイリアムス投手がいきなり連続四球。そこから二死を取りますが、さらに四球で満塁とした後、青木選手にストレートの四球でサヨナラ押し出し。タイガースは合わせて10与四死球でした。これでドラゴンズとの差は9にまで開いてしまいました。観客数は2万7千1百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対カープは那須野投手と黒田投手が先発。1対1のまま延長に入り、迎えた11回表に東出選手の犠飛で勝ち越し、さらに梵選手にも適時打が出て、3対1でカープが勝っています。観客数は1万3千人ほどでした。
 東京ドームの読売対ドラゴンズは上原投手と川上投手が先発。3回に川上投手に安打を足がかりに福留選手と森野選手の適時打で2点を先制したドラゴンズが、谷繁選手の2打席連続本塁打などで追加点。川上投手は安打こそされますが、ソロ1本による1失点に抑えて14勝目。6対1でドラゴンズが勝って対読売11連勝とし、マジックを34としています。観客数は4万2千5百人ほどでした。

2006年08月17日

2006/8/17の更新

 別ブログこれでいいのか?を更新しました。

パスクチ選手の2発で投手戦を制して連勝

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は清水直投手と平野佳投手が先発。昨日福浦選手が復帰したマリーンズですが、今日になって膝を痛めた西岡選手が登録抹消に。再び主力が離脱してしまいました。代わりに、根元選手が一軍復帰し、即一番遊撃手でスタメンとなりました。
 2回までともに無安打と両先発が安定した立ち上がり。3回に清水直投手は先頭打者に安打され、犠打で進まれますが、後続を抑えます。
 その裏、先頭の根元選手が膝に死球を受けます。続くは来日初の二番スタメンとなったパスクチ選手。この起用に応え、左翼席に8号2ランを放ってマリーンズが先制します。なお、死球を受けた根元選手はかなりの痛がりようで、走者として生還はしましたが、次の守備から交代となってしまいました。

 先制点を貰った清水直投手ですが、直後の4回表に先頭打者を歩かせると、自らの暴投で二塁に進まれます。そして二死後に、谷選手に左翼線を抜く適時二塁打を打たれて1点差に迫られました。しかし、その後は安打は許しますが、後続は断って合併球団打線を抑えます。
 一方、打線のほうは先制した次の4回も先頭のワトソン選手が安打で出塁しますが、そこから抑えられ、さらに平野佳投手の前に5回から7回まで完璧に抑えられます。
 そして1点差で迎えた8回表、二死から清水直投手がこの試合5本目の安打を許します。ここで左の後藤選手の打席で藤田投手が登板。一昨日も同じ顔合わせで決勝適時打を打たれていますが、ここは三振に打ち取って借りを返します。
 するとその裏、1死からパスクチ選手が今度は右翼席に9号ソロを放ち、大きな追加点を挙げます。そして9回は小林雅英投手が、先頭打者に二塁打されたものの、後の三人を抑え、通算199セーブ目を挙げ、3対1でマリーンズが連勝しました。平野佳投手は4安打完投でしたが、パスクチ選手の2本に泣き、黒星先行となっています。観客数は1万6千8百人ほどでした。

 仙台のイーグルス対ホークスは神内投手と牧野投手が先発。2回にズレータ選手の22号、3回には本多選手のプロ初本塁打とソロ2発でホークスがリードします。しかし6回、無死1塁からリック選手の2号2ランで追いつくと、1死後に藤井選手と山下選手の連打が出て、さらにこの二人が重盗を決めて2・3塁に。続く牧田選手の内野ゴロでイーグルスが勝ち越し、さらに送球が暴投となってもう1点が加わります。
 逆転した後のイーグルスは、4番手の河本投手がホークス打線を抑えます。そして、9回も先頭の松中選手を抑えます。ここで、抑えは昨日打たれた福盛投手でなく、小倉投手の名が呼ばれます。しかし、投球直前に昨日同様に霧が立ちこめ、試合が中断します。ここでの主役は、先週、大阪プロレスでベルトを獲得したMr.カラスコとフェルナンデス選手。Mr.カラスコは気象状況をネタにしたのか、霧を出す装置を背負ってパフォーマンスを見せます。そして、フェルナンデス選手はカメラマン席に入ってTVカメラを操作。ベンチの選手を写しまくり、最後は野村監督を写していました。さらに、その二人でボールを二つ使ってのキャッチボールなどもやっていました。
 結局、56分中断した後、試合再開。まだ霧は残っていましたが、小倉投手がズレータ選手とカブレラ選手を打ち取って4対2で試合終了となっています。観客数は9千3百人ほどでした。
 さて、明日からパリーグはライオンズ対ホークスの首位攻防戦と、マリーンズとファイターズによる3位攻防戦という重要なカードがともに3連戦で行われます。

 大阪ドームのタイガース対ベイスターズは下柳投手と吉見投手が先発。初回にシーツ選手の13号ソロでタイガースが先制しますが、4回に吉村選手の2点適時打でベイスターズが逆転。さらに6回には村田選手と吉村選手の連続ソロで追加点を挙げます。続く7回にも3点を追加され、結局7対1でベイスターズが勝利。ドラゴンズとのゲーム差は再び8と開いています。観客数は3万3千4百人ほどでした。
 東京ドームの読売対スワローズはパウエル投手と石川投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万1百人ほどでした。

2006年08月16日

投手力で接戦を制し、連敗止める

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は成瀬投手とオバミュラー投手が先発。マリーンズは1ヶ月ぶりに福浦選手が復帰し、定位置の3番一塁でスタメン出場しました。
 過去2回、好機を作りながら打ち崩せなかったオバミュラー投手に対し、2回裏に先頭のベニー選手が2塁打で出塁し、続くパスクチ選手も歩いて無死1・2塁とします。しかし、続く今江選手のバントは的山捕手の好守で3塁封殺、続くサブロー選手が外野フライで2死になります。この時点では、夏定番の「無死1・2塁から三者凡退」かと思ったのですが、続く青野選手が左中間フェンスに達する2点適時二塁打を放ち、マリーンズが2点を先制。続く西岡選手が四球を選んだところで早くもオバミュラー投手が降板となりました。

 しかし、この合併球団の早めの継投に対し、マリーンズ打線は追加点を奪えません。特に3回途中から登板の本柳投手には、7回途中まで1安打に抑えられます。
 一方の成瀬投手は2回から3回にかけて4者連続三振を奪うなど、最初の一巡を完璧に抑え、6回まで2安打失点に合併球団を抑えます。ところが7回、1死から二塁打と四球で出した走者を暴投で進め、相川選手の犠飛で1点を返されます。しかし、7回を投げて失点はこの1点のみ。3安打4四球8奪三振の好投を見せます。
 打線はその後も合併球団継投陣に抑えられますが、8回は藪田投手が、9回は小林雅英投手がともに三者凡退に抑える完璧な救援を見せ、1点差を守りきったマリーンズが2対1で逃げ切っています。小林雅投手は32セーブ目で、通算セーブ数を198としています。観客数は1万8千7百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ライオンズは八木投手と松坂投手が先発。4回に赤田選手の犠飛で先制したライオンズが5回に失策を足がかりに中村選手の適時打で追加点を挙げます。その裏、ファイターズも先頭の高橋選手が安打で出塁し、続く稲田選手の打球は三塁線を抜く長打性かと思いましたが、線上の審判の左足に当たったにも関わらず判定はファウルに。ヒルマン監督もかなり抗議しますが実りません。結局この回も無得点に終わります。
 松坂投手は8回を5安打1四球無失点でしたが、完封をかけた9回裏に先頭のセギノール選手が15号ソロを放ち、さらに1死2塁の同点機を作ります。しかし、ここは松坂投手が凌ぎ、2対1でライオンズが勝利。両チームのゲーム差は4.5に戻っています。観客数は3万3百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ホークスは一場投手と和田投手が先発。序盤で和田投手を打ち込んだイーグルスが6点をリード。その後、ホークスも反撃しますが、3点差で9回表を迎えます。ここでイーグルスは福盛投手を投入しますが、連打と失策もあって1点返してさらに2死2・3塁となり、大村選手の適時打で同点に追いつき、延長戦に入ります。
 11回裏にイーグルスは1死満塁とサヨナラ機を作りますが、予定を早めての登板となった馬原投手に抑えられます。そして12回表のホークス攻撃中に霧がたちこめて24分の中断に。再開後の12回裏、イーグルスは無死2塁から1死満塁と再びサヨナラ機を作りますが、ここも馬原投手に抑えら絵、結局6対6の引き分けに終わっています。観客数は1万4千7百人ほど、試合時間は4時間50分でした。

 大阪ドームのタイガース対ベイスターズは安藤投手と三浦投手が先発。2対2の同点で迎えた7回裏に赤星選手の適時二塁打で勝ち越しますが、直後の8回表に村田選手の26号ソロで同点となり、延長となります。そして迎えた10回裏、二死無走者からシーツ選手が二塁打で出塁し、金本選手が歩いた後、浜中選手に左中間を抜くサヨナラ打が出てタイガースが4対3で勝ちました。今季初登板の橋本投手が初勝利を挙げています。観客数は3万3千6百人ほどでした。
 広島のカープ対ドラゴンズは大竹投手と朝倉投手が先発。序盤から得点を重ねたドラゴンズが5回までで6得点。一方の朝倉投手は10安打されながらも1失点完投で10勝目を挙げています。観客数は1万2千3百人ほどでした。
 東京ドームの読売対スワローズは西村投手と石井一投手が先発。同点で迎えた5回にリグス選手の26号3ランでスワローズが勝ち越し。さらに9回に打者一巡で6点をダメ押しして11対2でスワローズが勝っています。観客数は4万2百人ほどでした。

2006年08月15日

生命力の強さは認めるが

 舗装の隙間から生えたブドウが実を結んだ、というニュースを見ました。しばらく前には、同じような状況で大根が生えた、というニュースがありました。いずれも生命力の強さをたたえる美談みたいな感じで記事になっています。しかし、本当にこれは喜ばしいものなのでしょうか。
 我が家の近くには陸橋が何本かありますが、いずれも草が豊富に生えています。特に中央分離帯のあたりは、かなり背丈の高い草もあり、ちょっとした草むらになっています。もちろん、これも「生命力の強さ」ではあります。しかし同時に、その根が舗装の中を伸びる事により、強度を落とすわけです。さらにそれが枯れて土になり、新たな草が生えて根を伸ばす、というのが繰り返されるわけです。これが続くと、いつか大変な事になるのでは、とその草の「生命力」を見る度に心配になります。
 もちろん、ブドウも大根も陸橋に生えているわけではありませんから、実害はないでしょう。とはいえ、この「舗装の中から植物が生える」という事の問題点をもう少し考えてみてもいいのでは、とも思います。

終盤に競り負けて3連敗

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対合併球団は久保投手とデイビー投手が先発。ともに4回まで1安打という投手戦となります。均衡が破れたのは5回表、この回先頭の谷選手が左翼席に4号ソロを放ち、合併球団が先制します。
 マリーンズはその裏、先頭の井上選手が安打で出塁しますが、直後に併殺。その直後に堀選手に安打が出るというちぐはぐな攻撃で得点できません。
 しかし、続く6回裏、2死無走者から里崎選手が四球で歩き、さらに暴投で二塁に進みます。ここでワトソン選手がバットを折りながら中前に落とす適時打を放ち、同点に追いつきました。

 久保投手は一発は浴びたものの、8回まで3安打2四死球で1失点に抑えます。しかし、打線のほうも過去3試合で2得点と苦手にしているデイビー投手相手に勝ち越し点を奪えず、同点のまま9回を迎えます。
 そして9回表、続投の久保投手に対し、先頭の村松選手が一塁にヘッドスライディングする内野安打で出塁します。すると久保投手は、続くバントの構えをする森山選手を歩かせ、無死1・2塁としてしまいます。
 ここでマリーンズは藤田投手を投入。打席の後藤選手はバントの構えをしますが、意表をつくバスター。これが右中間を抜き、2点適時打となって合併球団が勝ち越します。
 その裏、マウンドには不振の大久保投手でなくユウキ投手が登板。里崎選手が二塁打を放ちますが、後は抑えられ、3対1で敗戦。ユウキ投手は一軍初セーブを挙げています。
 4連勝後の3連敗で、3位ファイターズとの差は再び5.5に開いてしまいました。観客数は2万4千7百人ほどでした。

 札幌のファイターズ対ライオンズは橋本投手とギッセル投手が先発。序盤、8月絶好調のリーファー選手に2打席連続の6・7号ソロが出てライオンズがリードします。一方、ギッセル投手は6回までファイターズを3安打無失点に抑えますが、7回に先頭のセギノール選手が2塁打を放つと、新庄選手と金子選手の適時打で同点。さらに森本選手の9号3ランが出て一挙5点を挙げて逆転します。その後は岡島投手が2回を1失点に抑え、5対3でファイターズが勝っています。観客数は3万3千8百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対ホークスはグリン投手と新垣投手が先発。初回に先制されたイーグルスがその裏に3点を挙げて逆転します。しかし直後の2回表に川崎選手の3号2ランで追いつくと、5回にカブレラ選手の5号ソロで勝ち越すと、6回にも2点を追加。そのまま6対3で勝っています。観客数は1万8千7百人ほどでした。

 大阪ドームのタイガース対ベイスターズは井川投手と門倉投手が先発。追いつかれた直後の5回裏に関本選手の6号ソロで勝ち越したタイガースが6・7回にも追加点を挙げ、6対1で勝っています。井川投手は完投で5安打2四球1失点完投で10勝目を挙げています。観客数は3万3千7百人ほどでした。
 広島のカープ対ドラゴンズはベイル投手とマルティネス投手が先発。序盤からの点の取り合いとなり、4対4で迎えた5回裏に代打・末永選手の2号ソロが出てカープが勝ち越し。そのリードを4人の継投で守りきり、5対4でカープが勝っています。観客数は1万5千8百人ほどでした。
 東京ドームの読売対スワローズは内海投手とガトームソン投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万4千7百人ほどでした。

2006年08月14日

ほぼ同時に

 横浜駅から京浜急行に乗り換えたら、電車遅延との事。総武線快速・横須賀線はほぼ提示だったので、その時点では京浜急行だけかと思っていました。ところが、仕事場に着いた後で大規模停電があった、との情報を得ました。記事をみたところ、朝7時半過ぎに江戸川河口近くで船のクレーンが送電線に接触したためだとの事でした。その時間は既に電車に乗っていたのですが、時刻表で確認したところ、ほぼ同じ頃に、ちょうど江戸川を渡っていました。
 総武線快速なので、現場とはかなり離れてはいます。とはいえ、ちょうど事件が発生した頃に同じ川の上にいて、それによって発生した被害を知ったのは、約1時間後の横浜だった、というのは、なかなか奇妙な感じでした。
 それはともかく、電線三本で140万近い世帯が停電とは驚かされます。意外なところで、「ライフライン」のもろさを知らされました。今後、対策は施されるのか、ちょっと気になります。

花火により駅閉鎖

[ 交通 ]

 6月末に続き、ゆりかもめの新線区間に乗りました。有明テニスの森駅の脇は相変らず広大な空き地ですが、なぜか「2016年東京オリンピック選手村予定地」という看板は消えていました。買い手がついたのか、さすがにみっともないと関係者が気づいたか、興味深いところです。
 そして続く「市場前」に。相変らず市場のみならず駅周辺には何もありません。そして今回はドアすら開きませんでした。「豪雪地帯のローカル線の駅だと、真冬に営業を休止するところがあるが、これはそのお盆版なのか?」と驚きました。さらに、続く新豊洲駅も、駅前にビルが1軒だけ建っているにも関わらず、やはり扉が開きません。
 さすがに不思議に思って終点の豊洲駅で降りたところ、案内掲示がありました。それによると「本日の花火大会の準備などの関係で、13時から21時まで両駅は閉鎖」との事でした。
 それにしても、二駅も閉鎖するというのに、振替輸送などは一切ないわけです。いかにこれらの駅が使われていないか、改めて理解しました。そして、いっその事、おそらくは一日の大半であろう利用者のない時間は恒常的に閉鎖すれば、少しは電気代の節約などになるのでは、などと余計な事まで考えました。

2006年08月13日

連日の逆転負けで4.5差に

[ 野球 ]

 札幌のファイターズ対マリーンズは木下投手と渡辺俊介投手が先発。午後に出かけたので携帯動画・メール中継観戦だったのですが、3回にパスクチ選手の2点適時打で先制し、木下投手を早々とKO。さらに渡辺俊投手が4回まで無失点、という状況だったので、さすがにマリーンズペースになったと思っていました。
 ところが5回裏に、先頭の高橋選手の三塁打を打たれると、スタメン抜擢の紺田選手の適時打と田中賢選手の適時打で追いつかれます。ファイターズ打線はさらに止まらず、小笠原選手の2点適時二塁打で勝ち越されると、小田選手にも適時打が出て、この回に一挙6点を奪われてしまいます。
 直後の6回表に西岡選手の犠飛で1点を返すも、その裏に金子選手に5号ソロを打たれ、渡辺俊投手はこの回途中で降板となります。さらに7回表にも2死無走者からの連続二塁打などで2点を返し、2点差に迫りますが、その裏先頭の小笠原選手に25号ソロが出て再び突き放されます。

 さらに8回は武田久投手に対し、無死からの2連打で1・2塁とし、さらにパスクチ選手が右翼に大飛球を放ちますが、惜しくも本塁打にならずフェンス直撃。さらにそれを稲葉選手が捕球体制に入るという頭脳プレーを見せ、長打性にも関わらず、走者は進めずに満塁に。そしてここから登板のマイケル中村投手に内野フライとライナー併殺に抑えられ、1点も返せません。9回も3人で打ち取られ、8対5でファイターズが勝利。ゲーム差は再び4.5まで開いてしまいました。
 残り33試合でこのゲーム差はかなり大きいですが、まだ直接対決も5試合あります。まだまだあきらめる事なく、プレーオフ進出に向けて頑張ってほしいものです。なお、観客数はファイターズの「札幌ドーム4万3千人プロジェクトの第3弾という事で、6月のタイガース戦に続く収容人数一杯の4万3千473人でした。

 福岡のホークス対ファイターズは杉内投手と川越投手が先発。同点でむかえた9回表にガルシア選手の7号2ランで合併球団が勝ち越しますが、その裏に本間選手と大村選手の連続適時打で同点に。その後、延長に入りましたが、両者譲らず、3対3のまま延長12回引き分けに終わっています。観客数は3万3千6百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスは西口投手と有銘投手が先発。初回にイーグルスが2点を先制しますが、6回に追いついたライオンズが7回裏に赤田選手の適時三塁打で勝ち越した後、失策もあってこの回計3点。そのまま5対2で勝っています。観客数は1万6千3百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対タイガースは佐藤充投手と福原投手が先発。初回にタイガースが2点を先制しますが、直後にドラゴンズが追いつき、3回にアレックス選手の適時打で勝ち越します。そのまま1点差で終盤を迎えましたが、7回にタイガース2番手のダーウィン投手が打ち込まれて4点を追加され、直後の8回裏に3点を返して2点差に迫ったものの、その裏に一挙6点を追加され、終わってみたら13対5と昨日に続く二桁失点の大敗。ドラゴンズは昨日点灯したマジックを早速二つ減らして38にしています。観客数は3万8千2百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対スワローズはベバリン投手と鎌田投手が先発。3回に米野選手の7号ソロで先制したスワローズが続く4回に元同僚のベバリン投手を打ち込んで一挙5点を追加。その後、ともに点が入りますが、8対3でスワローズが勝っています。観客数は1万8千6百人ほどでした。
 広島のカープ対読売は佐々岡投手とグローバー投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は2万2千7百人ほどでした。

2006年08月12日

稲妻

 昼下がりにいきなり雷の音が響きました。今日も仕事だったのですが、ビルの外を見ると、西の方向の空が真っ暗になっていました。南のほうは薄日がさしているような明るさなのに、対照的です。そしてしばらくすると稲妻が間断なく光り出しました。高いビルから見ているためか、文字通りの「稲妻」という感じで、暗い空に一筋の電光が一瞬だけ光ります。しかも、度ごとにその光の柱が長く・近くなっていくので、いくら室内にいるとはいえ、ちょっと怖さを感じたほどでした。
 その時は、限られた一帯の空が暗かったので局地的なものだと思っていたました。ところが、帰宅してニュースなどをみたところ、雷の影響で山手線が止まり、ナゴヤドームで停電が起きるなど、かなり広範囲で落雷があった模様。雷の仕組みはよくわからないのですが、広範囲で落雷が発生するような大気の状態だったのでしょうか。
 ちなみに、各所で雷サージによるPCの被害も続発したとか。そういう話を聞いた時や、稲妻に恐れおののいている間は、4~5千円くらい出費して雷ガード機能付きの電源タップでも買おうかなどと思います。しかしながら、少し時間がたつと、「まあ、我が家は被害に遭わなかったことだし・・・」という気分になって買う気がなくなります。どうも自分は、典型的な「喉元過ぎれば熱さを忘れる」的な思考の持ち主のようです。

4安打に封じられ、3.5差に

[ 野球 ]

 今日からマリーンズは札幌でファイターズと2連戦。連勝すれば0.5ゲーム差に迫れますが、逆に連敗すると再び4.5ゲーム差まで広がってしまうという大きな試合です。
 今日はデーゲーム。仕事があったので携帯メール観戦でした。先発はダルビッシュ投手と小野投手。3回に堀選手の二塁打を足がかりに、西岡選手の犠飛でマリーンズが先制しますが、その裏、田中賢選手の適時打で即座に追いつかれます。
 そして5回裏、先頭の金子選手が二塁打を放ち、犠打で3塁に進むと、またもや田中賢選手が2打席連続の適時打を放ってファイターズが逆転。さらにセギノール選手にも適時打が出ます。

 マリーンズ打線はダルビッシュ投手の前に、3回以降、安打が出ません。特に6回は2番からの好打順を三者連続三振に打ち取られます。そして6回裏には森本選手、7回裏には新庄選手と「師弟コンビ」の適時打で着実に追加点を奪われます。
 そして8回は武田久投手・9回はマイケル中村投手の前に安打こそすれど後が続かず、3人の投手の前に4安打1点に封じられ、5対1で敗戦。ゲーム差が3.5に開いてしまいました。来週末にもマリンでファイターズ3連戦はあるのですが、そこで勝負するためにも、明日はかなり大きな試合になりそうです。観客数は3万1千6百人ほどでした。

 福岡のホークス対合併球団は寺原投手と中山投手が先発。5回まで合併球団が2点リードしますが、6回に1点を返したホークスが7回に2番手の加藤投手から2死無走者からの三連打で逆転します。さらに8回にも2点を追加し、9回は馬原投手が抑えてホークスが5対2で勝っています。観客数は3万3千1百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスは涌井投手と山村投手が先発。4回にリック選手の1号満塁本塁打でイーグルスが先制し、その裏に1点差に迫られるも、直後の5回に3点を追加してイーグルスペースで進みます。ところが3点差で迎えた7回に、5回途中から登板の小山投手がカブレラ選手の適時二塁打を喫し、さらに最近好調のリーファー選手の5号2ランで追いつかれてしまいます。
 試合はそのまま延長に。10回表にイーグルスはカツノリ選手のあと20cmで本塁打という二塁打を足がかりに1死1・3塁の勝ち越し機を作りますが、小野寺投手の前に併殺に打ち取られます。その裏、福盛投手に対し、先頭の赤田選手が安打して盗塁。その後敬遠と犠打で満塁とすると、片岡選手がギリギリの球を選んでストレートの押し出し四球となり、ライオンズが8対7で勝っています。観客数は1万6千7百人ほどでした。

 名古屋のドラゴンズ対タイガースは山本昌投手と能見投手が先発。1回表に金本選手の適時打でタイガースが先制しますが、直後に追いついたドラゴンズが2回に英智選手の好走塁もあって勝ち越すとその後一気に4連打で計4点を勝ち越します。後はドラゴンズの一方的なペースで、先発全員安打の16安打11得点。山本昌投手は投げては5安打1四球で7回を1点に抑え、打っても3打点と投打に絶好調でした。結局、11対1でドラゴンズが圧勝。早くもマジック40が点灯しました。これは、これまでの8月24日を大きく上回る、球団史上最速のマジック点灯との事です。観客数は3万8千3百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対スワローズは山口投手と石川投手が先発。岩村選手が22・23号の二打席連続ソロを序盤で放ちます。一方、ベイスターズ打線は石川投手に8安打を浴びせて6回途中でマウンドから降ろしますが、得点はゼロ。その後もスワローズの細かい継投にかわされ、2対0でスワローズが勝っています。観客数は1万3千6百人ほどでした。
 広島のカープ対読売は大竹投手と上原投手が先発。3回にカープが嶋選手の17号2ランで先制するも、直後の4回表に連打さらには頭部死球で大竹投手が無死満塁の状態で危険球退場し、失策もあって読売が追いつきます。そのまま同点で迎えた9回裏、先頭の前田選手が安打で出塁し、暴投で二塁へ進みます。さらに1死1・3塁と好機を広げ、石原選手が投手強襲のサヨナラ安打を放ち、カープが3対2で勝っています。観客数は2万2千2百人ほどでした。

生存競争

 家に入ろうとしたら、扉の前に猫がいました。わざわざアパートの2階まで何をしに来ているかと思ったら、その前にはザリガニがいました。そこにザリガニがいる事は、猫がいる以上に奇妙ですが、おそらくは同じ階に住む子供が飼っているのが逃げたのでしょう。
 というわけで、その猫はザリガニを食べようと狙っていたようです。しかしザリガニもハサミを振り上げて威嚇しており、猫は手を出し切れず、膠着状態という感じでした。
 私の姿を見た猫はいったん退却をしました。しかし、再び扉を開けて様子をみたら、また「にらみ合い」になっていました。せっかくだから写真でも撮ろうと思ってデジカメを引っ張り出したのですが、再度扉を開けたらザリガニの姿はなく、ちょうど猫が立ち去るところでした。どうやら、猫の勝利に終わったようです。
 こんな間近で「生存競争」を見るのは初めての経験でした。それにしても、この猫は、どうやってザリガニの存在に気づいたのでしょうか。こちらが知らないだけで、普段からアパート2階の共有部分を「調査」しているのだろうか、などと気になりました。

2006年08月11日

首位攻防戦、タイガースが敗れ6.5差に

[ 野球 ]

 ナゴヤドームのドラゴンズ対タイガースは川上投手と下柳投手が先発。序盤は投手戦でしたが、4回裏に無死1・2塁から併殺を取った後の四球と連打でドラゴンズが3点を先制。直後の5回表にタイガースが檜山選手の代打適時二塁打で2点を返して1点差としますが、反撃はここまで。8回まで川上投手に4安打に抑えられ、9回は岩瀬投手が締め、3対2でドラゴンズが勝利。ゲーム差は6.5に広がってしまいました。観客数は3万8千人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対スワローズは那須野投手と那須野投手とゴンザレス投手が先発。初回にスワローズが先制しますが、その裏、2死無走者からの6連打で4点を取ったベイスターズが逆転します。那須野投手は2回以降は抑えますが、プロ初完投のかかった9回表に安打連続四球で無死満塁に。結局クルーン投手の救援を仰ぎ、ベイスターズが6対1で勝ちました。観客数は1万2千9百人ほどでした。
 広島のカープ対読売は黒田投手とパウエル投手が先発。2回に読売が1点を先制しますが、その裏にカープが森笠選手の5号2ランで逆転。そのまま2対1でカープが勝ち、4位に復帰ししています。観客数は2万人ほどでした。
 福岡のホークス対合併球団は斉藤和投手と前川投手が先発。前川投手は5回まで1安打3四球で無失点に抑えますが、6回に連打と四球で無死満塁として降板すると。2番手のユウキ投手がカブレラ選手の2点適時打を打たれて2失点。斉藤和投手は合併球団打線を5安打2四球で完封し、2対0でホークスが勝っています。観客数は3万3千2百人ほどでした。
 所沢のライオンズ対イーグルスはグラマン投手と一場投手が先発。5回までに10安打を放ってライオンズが5対1とリードします。しかし、イーグルスも6回に1点を返し、7回にはフェルナンデス選手の22号3ランで同点に。そして8回にライオンズの失策二つで勝ち越し、9回は福盛投手が抑え、6対5でイーグルスが勝利。イーグルスは連敗を7で止めています。観客数は1万2千3百人ほどでした。

 さて、昨日の横浜観戦感想の続きを。この日は、1ヶ月くらい前に横浜スタジアムの最上席である「内野指定席S」を予約しました。ところが、いざ席にいこうとすると、えらく急な階段を延々と登らされます。そしてたどりついた席はかなりの標高でした。千葉マリンなら良くて定価2,500円の内野指定席B、厳しく解釈すれば定価2,300円、FC前売り料金1,600円の内野自由席とグランドとの距離は同じくらいです。ちなみに、購入時には「5人連続の席はここしか空いていない」と言われたのですが、いざ行ってみたら、前も後ろも誰も座っていませんでした。
 さらに凄いのはビール売り。いまや優勝時のビールかけで選手が背負うほどに「野球場の定番」となった「生ビールタンク」ですが、それを背負っている人は一人もいません。皆、缶ビールをベンダーに入れてそれを注いでいます。これは21年前に私が後楽園でビールを売っていた時と全く同じ形態です。なんかタイムスリップをしたような感じでした。
 値段といい、サービスといい、契約更改の場で選手に「もっと値下げしろ」と注文されるだけの事はある、と感心(?)させられました。
 また、トイレに行って見るとやけに長い行列。ベイスターズの攻撃中になぜこんなに、と思って入ってみると、何と合計5人しか使えない作りになっています。野球場のトイレとしてはありえない収容人数だと驚かされました。
 試合終了後の帰路もかなり不便でした。2万1千という数字は、千葉マリンの土日の平均以下なのですが、出口から駅まで渋滞状態。しかも、最寄り駅が私鉄・地下鉄・JRと3つもあるのに、それらの駅に対する案内表示もありません。それをうまく振り分ければ、混雑は回避できると思うのですが、我々を含めて客は皆、目の前に見えるJR関内駅に殺到。駅では入場制限が起きるほどでした。
 というわけで、ソフト的にもハード的にも問題点が山積みの横浜スタジアムでした。改善される日は来るのでしょうか。
 なお、昨日書ききれなかった試合内容ですが、とにかく失策が大きく響いた試合でした。特に逆転した直後の6回表に無死1・2塁からの犠打を三塁アウトにするも併殺を狙った一塁送球が暴投となり、結局2・3塁に。そこで続く遊ゴロで同点となった上に、さらにその送球が失策となって1塁セーフ。失策さえなければ、ここで攻撃が終わっているところなので、痛すぎる守備の乱れでした。長期遠征の疲れとかもあるのでしょうか。また、9回に登板したクルーン投手は160km/hを3球くらい投げていました。しかし、一度161km/hを作ってしまうと、それだと誰も驚きません。これが162km/hだったら大変な事になっていたのでしょうが・・・。私を含め、素人にはその差など分かるわけないのですが、人の心理というものの不思議さを感じさせられました。
 なお、昨日書けなかった他の試合ですが、神宮のスワローズ対読売は石井一投手と西村投手の先発で7対2でスワローズが勝利。観客数はこの日も東京ドームの同カードの半分以下の1万9千7百人ほど。福岡のホークス対ファイターズは神内投手と立石投手の先発で1対0でホークスが勝利。観客数は3万8百人ほど。大阪ドームの合併球団とライオンズは平野佳投手と松永投手の新人対決で11対1でライオンズが圧勝。観客数は1万8千2百人ほどでした。

2006年08月10日

7年ぶりの横浜観戦

[ 野球 ]

せっかく横浜で働いている間に一度はということで、横浜スタジアムのタイガース対ベイスターズ戦にいきました。
先発は吉見投手と安藤投手。2回にタイガースが失策がらみで2点を先制します。
ところが5回裏、2死1・2塁から吉見投手の遊ゴロが内野安打になり、さらに失策を誘発して1点差に。さらに暴投で2・3塁とし、2−3からの投球が後ろにそれます。これをファウルと見た矢野選手が追わない間に2塁走者まで一気に生還して逆転。その判定に怒った矢野選手は審判に体当たりして退場となりました。
その直後にタイガースがシーツ選手の適時打で逆転しますが、その裏にまた守備の乱れもあって一挙5点を奪われ再逆転され、そのままベイスターズが勝って連勝は5で止まりました。
観客数は2万1千人ほど。詳しくはまた明日書きます。

需要に見合った経費

 駅に貼っているチラシに、携帯を見て変な顔をして驚いている女性の写真が載ったものがありました。何だと思ってよく見てみたら、警察による「指名手配犯の写真を掲載している携帯サイト」の宣伝でした。そういえば、何年か前にそんな話を聞いた記憶があります。
 せっかく宣伝しているのだからと思い、帰宅してPCで見てみました。するとえらく画質の悪い写真と、身長とホクロの位置だけを書いた「手配書」がありました。そこからはあまり熱意は伝わってきませんでした。また、docomoのメニューリストにも登録されていません。
 作られた数年前のようですが、「とりあえず、いろいろなところで携帯サイトが作られているから、指名手配者の携帯サイトも作っておくか」というノリで作った、という制作者の気持ちがサイトから伝わってくるようでした。まあ、現実問題として、わざわざ貴重な時間を使って携帯にアクセスして指名手配犯を調べる一般人はいないでしょう。仮に町でそれらしい人にばったり会っても、携帯サイトにアクセスして確認している間に、その人はどこかに去ってしまっています。そういう意味では、利用者数に見合った経費で作成された、税金を無駄にしていない携帯サイト、と言えるのかもしれませんが・・・。

2006年08月09日

パスクチ選手、4試合で3本塁打・3お立ち台

[ ]

 秋田のイーグルス対マリーンズは松崎投手と小林宏之投手の先発。1回表にいきなり連続失策などで無死2・3塁とし、パスクチ選手の犠飛で先制、さらに里崎選手にも適時打が出ます。さらに3回には里崎選手が14号3ランで松崎投手を早々とKO。そして4回には二番手の青山投手から代わりばなの3連続二塁打と犠飛で2点を追加し、7対0とします。
 ところが大差になった4回裏、1死から小林宏投手は中軸に3連打され、2点を返されます。さらに連打されて1死満塁と迫られますが、ここは併殺で凌ぎます。しかし続く5回裏もバント安打と二塁打で無死2・3塁とされ、暴投と適時打で2点を返され、3点差まで迫られます。

 これで流れが傾きかけたかと思われた直後の6回表、内野安打と死球で2死1・2塁とし、パスクチ選手が昨日に続く7号3ラン。またもや、パスクチ選手の一発で流れが戻ります。さらにパスクチ選手は8回にも適時二塁打を放ち、本日6打点の活躍でした。
 そして6回から登板のバーン投手が山崎武選手にソロ本塁打をされたものの後は完璧な投球で8回までつなぎ、9回は藪田投手が調整登板みたいな形で締め、11対5で勝ちました。
 マリーンズは5月末以来、約2ヶ月半ぶりの4連勝。この連勝中パスクチ選手は3本塁打でお立ち台に3回当たっています。昨年も8月半ばの神戸で大爆発しましたが、それが1週間早く始まったようです。また、二桁得点も6月3日以来です。観客数は9千人ほどでした。

 福岡のホークス対ファイターズは和田投手と八木投手が先発。3回に小笠原選手の24号2ランでファイターズが勝ち越しますが、5回に大村選手の2点適時二塁打でホークスが追いつきます。そして、8回に松中選手の勝ち越し適時二塁打などでホークスが2点を勝ち越し、9回は馬原投手が抑えて5対3でホークスが勝っています。観客数は3万8百人ほどでした。
 大阪ドームの合併球団対ライオンズは本柳投手と松坂投手が先発。初回に2点をライオンズが先制し、さらに3回はカブレラ選手と和田選手の連続本塁打で3点追加し、早くも5対1。松坂投手なだけにこれで終わったかと思いきや、松坂投手は体調不良もあって5回2失点で降板してしまいます。
 しかし継投陣ががんばり、そのまま3点差で9回裏に。ライオンズは当然ながら小野寺投手を投入しますがこれが大誤算。先頭打者に四球を出した後、1死から連打で1点を返され、さらに満塁にした後、2点適時打を打たれて同点に。そして最後は谷選手が三塁線を抜き、合併球団が一挙4点を取って逆転サヨナラ勝ちをしています。観客数は1万8千8百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対タイガースは三浦投手と井川投手のエース対決。タイガースは三浦投手の立ち上がりをとらえ、失策も二つあって一挙3点を挙げます。井川投手は5回にソロ本塁打を喫したものの8回まで5安打1四球で1失点。打線も8回に1点を追加し、9回にはウイリアムス投手が2死を取った後に藤川投手が登板という継投で抑え、4対1で勝ち、連勝を5に伸ばしています。観客数は1万7千人ほどでした。
 豊橋のドラゴンズ対カープは中田投手とベイル投手が先発。序盤でドラゴンズが4対1とリードしますが、6回にカープが一挙5点を取って逆転。しかしドラゴンズもウッズ選手の29号2ランで7回裏に追いつきます。カープは8回表に投手に代打を出し、その裏から7番手の永川投手を登板させますが、この時に事件が発生。代打した松本選手が遊撃の守備につき、永川投手が梵選手の代わりに2番に入りましたが、一度場内では「9番・永川」のアナウンスが流れていたのでドラゴンズ側が抗議。長い中断の末、最後は責任審判の小林氏がマイクで謝罪して試合再開。その直後に福留選手の19号2ランでドラゴンズが勝ち越し、9回は岩瀬投手が抑えて史上三人目の2年連続30セーブを達成。8対6でドラゴンズが勝っています。試合時間は4時間29分、観客数は1万1千9百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対読売は藤井投手と内海投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は1万6千7百人ほどでした。確かに今日は雨も降っていました。とはいえ、数キロしか離れていない東京ドームでやれば同じカードで4万人は確実に入るのに、なぜここまで違うのでしょうか。不思議な話です。

2006年08月08日

らせん式ナビゲーション?

 年に必ず1度は使う東京-松山便の本数が多いという理由で、今世紀に入ってから、全日空にばかり乗っています。そして、航空券の購入もあってサイトもよく使っています。ところが、ここのサイトのナビゲーションはいつ見ても複雑きわまりません。力を入れて宣伝しているキャンペーン情報を見ようとトップページに行っても、そこからどこをクリックすればわからない、という事もあります。
 そんな中、マイレージクラブでやりたい事があったのでサイトに行きました。ところが、相変らず、どこをクリックしていいのかよくわかりません。何とかそれらしき所をクリックし続けたら、いつの間にか、しばらく前に見たページに戻ってしまいました。サイトを見ていて、先に行くつもりがいつの間にか「一周」してしまう、というのはなかなかできない経験です。

 それだけでも変な話ですが、さらにブラウザのタブの部分を見て驚きました。なんと「ANA」と書かれたタブが5つくらいできているのです。同じサイト内の継続した情報に移動するにも関わらず、それを全て別窓で開く設定にしているわけです。
 タブブラウザを使っているため、さほど気にもなりませんでしたし、実害もありません。しかし、IE6.0などを使っている人の場合、いちいち窓が開き、後で全部閉じねばならないわけです。どう考えても効率が悪い上に、利用者に不親切な設計です。
 全日空のサイトというと、「FLASHを使った航空券予約」などが「いい例」として取り上げられたりしますが、これまでの事もあり、かなり呆れました。まあ、あれだけ大きな会社ですから、部分によって作っている会社も違うのでしょうが。
 もっとも、ご覧のように自分のサイトもさほどナビゲーションが優れているわけでもありません。そういう事もあり、この奇妙な経験を「反面教師」として自分に生かせれば、と思いました。

約2ヶ月ぶりの3連勝

[ 野球 ]

 秋田のイーグルス対マリーンズはグリン投手と清水直投手が先発。1回表、いきなり連打で無死1・2塁としますが、そこから3・4・5番が打ち取られます。前の試合の9回裏に克服したかと思われた「無死1・2塁から点が入らない」はまだ続いているようです。
 その裏、清水直投手は高須選手に二塁打された後、フェルナンデス選手に適時二塁打を喫してあっさり先制されます。
 1点を追う3回表、この回先頭の青野選手がいきなり三塁打を放つと、西岡選手の適時打で同点に。しかしそこから連続四死球で迎えた無死満塁から三者連続三振を喫し勝ち越せません。
 しかし続く4回表に、先頭のサブロー選手が歩くと、内野ゴロで進塁した後、西岡選手の早くも猛打賞となる2打席連続適時打が出て、マリーンズが逆転しました。

 清水直投手は、勝ち越した直後の4回裏にいきなり連打で無死2・3塁とされます。しかし、ここから連続三振などで無失点に抑えます。そして6回も無死1・2塁から犠打を自らさばいて3塁アウトにし、さらに代打のリック選手に中前打を打たれるも、サブロー選手の強肩で本塁前でタッチアウト。危機は作るものの、そこから守りきります。
 そうなるとさすがに流れはマリーンズに。直後の8回に1死からパスクチ選手が6号ソロを放ってついに追加点を挙げ、さらに2死1・2塁としてグリン投手を降板させると、代わった小倉投手からサブロー選手が2点適時三塁打を放ち、終盤で4点差にし、試合をほぼ決めました。
 8回は神田投手が久々の失点をするも、9回は小林雅英投手が抑えて31セーブ目を挙げ、5対2でマリーンズが勝ちました。
 清水直投手は6月10日以来の7勝目、またチームも6月11日以来となる3連勝となっています。観客数は7千人ほどでした。

 福岡のホークス対ファイターズは新垣投手と橋本投手が先発。初回にセギノール選手の適時打でファイターズが先制すると、3回には5連打などで5点を追加します。一方橋本投手は8安打されながらも無四球でプロ初完封で4勝目。ファイターズが7対0と大勝しています。ホークスは2試合連続完封の3連敗となっています。観客数は2万9千9百人ほどでした。
 神戸の合併球団対ライオンズはギッセル投手とデイビー投手が先発。同点で迎えた9回表に先頭の赤田選手が二塁打を放つと、続く石井義選手が決勝適時打を放ち、ライオンズが4対3で勝って3連勝しています。観客数は1万9千3百人ほどでした。
 セリーグで唯一行われた横浜のベイスターズ対タイガースは門倉投手と福原投手が先発。2 回に矢野選手と藤本選手の連続適時打で2点を先制したタイガースが3回に関本選手の5号ソロで追加点を挙げるなど、序盤で4点を取ります。福原投手は6回まで2安打投球。7回に3安打で2死満塁とされますが、ここも凌いで無失点で降板します。9回にダーウィン投手が1点を取られましたが、4対1で勝っています。観客数は1万6千人ほどでした。
 なお、浜松のドラゴンズ対カープと神宮のスワローズ対読売は雨で中止。首都圏は午後から雨は上がっていたのに神宮の中止はちょっと不思議です。いつぞやみたいに局地的な豪雨でもあったのでしょうか。

2006年08月07日

青空と入道雲

 現在、仕事場になっているビルはガラス張りのうえに事務所が13階にあり、しかも周囲に高層ビルがありません。そのため、以前も書きましたが、休憩室からの見晴らしはかなりのものです。普段はそこから市街やそこを走る電車・海およびそこにかかる橋を見ていますが、今日はちょっと気分転換に視点を上げてみました。すると、晴れ渡った青空にはいくつもの入道雲が浮かんでいました。
 子供の頃は、「夏=入道雲」というくらいよく見ていましたが、ここ何年もの間、昼間に空を見上げる機会はありませんでした。以前の仕事場からは空はあまりよく見えませんでしたし、休みの日に外に出ても、暑さのために空を眺める余裕がなかったからです。
 というわけで、久々に「夏の入道雲」をじっくり見る機会を得ることができました。毎日のように入道雲を見ていた子供の頃から20数年たち、当然ながら自分もその周辺もいろいろ変わりました。しかし、夏の青空とそこに浮かぶ入道雲は昔と変わっていませんでした。
 「世の中は移り変わるものだけど、変わらないものは変わらないんだな」などと、あらためて感じた昼休みでした。

2006年08月06日

連日のサヨナラで勝ち越す

[ 野球 ]

 マリンスタジアムにマリーンズ対ホークス戦を見に行きました。ホークス戦の観戦は今季初めてです。先発は成瀬投手と杉内投手の両左腕でした。初回、成瀬投手は2死からカブレラ選手と松中選手に連打されますが、ズレータ選手を抑えます。
 一方、杉内投手に対し、先頭の大塚選手はいい当たりながら中飛に倒れますが、続く堀選手が左翼線を抜く二塁打を放ちます。この時点では、杉内投手は良くないのかな、などと思っていたのですが、そこから3・4番を打ち取られます。
 立ち上がりちょっと不安があったものの、2回から両投手が好投。2回表に成瀬投手は辻選手に死球を出しますが、三振ゲッツーで三者凡退に抑えます。ところで、ホークス応援団の辻選手の応援は、コール・振り付けとも、マリーンズの辻選手と同じです。ちなみにこの両選手、同じ1979年生まれで誕生日も一ヶ月違い。公称の身長・体重もほぼ同じです。そういう事もあり、この共通化(?)は面白いと思いました。

 杉内投手は2回から4回まで完璧に抑え、一方の成瀬投手も3回は先頭打者を抑えましたが、後続は抑えます。5回の表裏はともに1死2塁と先制機を築きますが、ともに両投手が踏ん張ります。6回表は2死から松中選手を迎え、2-3からファウルで粘られます。しかし、成瀬投手は根負けすることなく、最後は打ち取りました。
 そして6回裏、1死から大塚投手に安打されると、なぜか杉内投手はペースを乱し、牽制を繰り返すなど、なかなか投球をしません。何かあったか、とも思いましたが、結局ここは後続を抑えます。
 そして7回表、成瀬投手は1死から安打され、さらに四球で2死1・2塁と危機を広げます。しかし、続く山崎選手の難しいファウルフライを、昨日のヒーロー・パスクチ選手が好捕し、ここも0点に抑えました。成瀬投手はここで降板となりましたが、5安打2四死球で7奪三振で無失点という素晴らしい内容でした。
 その裏、ここまで3安打無四球の杉内投手でしたが、先頭の里崎選手に四球を出すと、また何度も牽制するなど、明らかに投げにくそうです。そして今江選手も歩かせ、無死1・2塁としたところで降板します。ホークスの2番手は、昨日7人を完璧に抑えた藤岡投手。対して辻選手が犠打を成功させ、1死2・3塁としますが、続くサブロー選手はスクイズをファウルした後に三振。サブロー選手はバットを投げて悔しがっていました。続く青野選手も抑えられ、この先制機も逸します。ところで、今季のパの新人王争いは八木投手と平野佳投手の一騎打ちみたいに言われていますが、この藤岡投手はホールド数リーグ2位で登板数5位。5勝2敗1セーブで防御率2.56は規定投球回数に達しないとはいえ、両投手より上です。十二分に新人王争いの資格があると思います。
 さて、マリーンズは8回から左が続く事もあって藤田投手が登板。昨日同様、1番から4番の松中選手までを完璧に抑えます。そしてズレータ選手からは藪田投手が登板。こちらも完璧に抑えます。
 8回は吉武投手が三人で抑え、9回は3番からという事もあり、馬原投手が登板。ところが、先頭の昨日のヒーロー・パスクチ選手がいきなり二塁打を放ちます。そして敬遠の後に今江選手が犠打を決めて1死2・3塁に。ここでマリーンズは、敬遠をうながすために代打・ワトソン選手を投入します。そして1死満塁で前の打席で失敗したサブロー選手が登場。そして2-2から馬原投手のフォークを山崎選手が捕りきれずに暴投に。代走の平下選手が生還し、1対0でマリーンズが二夜連続のサヨナラ勝ちをしました。サブロー選手は、今季「押し出しサヨナラ」も経験しており、今季二度目の「バットを振らずにサヨナラ」となりました。ちなみに、我々はその試合も観戦していました。
 お立ち台は好投の成瀬投手に昨日に続いてのパスクチ選手でした。これでホークスに勝ち越し、3位ファイターズとのゲーム差も4に縮めています。観客数は2万3千人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ファイターズは西口投手と木下投手が先発。1回表に小笠原選手の23号2ランでファイターズが先制しますが、その裏、高卒新人でプロ初登板初先発の木下投手がカブレラ選手に同点2ランを喫します。そして3回に石井義選手の適時二塁打でライオンズが勝ち越し、6回にも2点を追加。終盤にファイターズも勝ちパターンの継投陣を投入しますが、いずれも打ち込まれてしまい、9対3でライオンズが勝っています。観客数は1万8千3百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対合併球団は山村投手と川越投手が先発。2回に北川選手の3ランで先制した合併球団がその後も着実に追加点を挙げ、6対2で合併球団が勝っています。観客数は1万4千4百人ほどでした。

 松山のタイガース対カープは能見投手と広池投手が先発。2回にカープが2点を先制し舞うが、その裏にタイガースが金本選手からの四者連続適時打で逆転します。金本選手は足を痛めますが当然のごとくそのまま出場。そして1点リードの8回裏にこの試合6打点となる14号満塁本塁打を放って試合を決め、タイガースが9対4で勝っています。観客数は1万8千人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ドラゴンズは石川投手と朝倉投手が先発。スワローズ2点リードでむかえた8回表に井上選手の逆転2点適時二塁打が出て、ドラゴンズが5対4で勝っています。観客数は1万8千8百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズは上原投手と牛田投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万1千2百人ほどでした。

2006/8/6の更新

 別ブログこれでいいのか?を更新しました。

2006年08月05日

着実に縮小

 久々に津田沼のユザワヤに行きました。一通り館内を歩き、最後に地下に行ったところ、一部がゲームコーナーになっていたものの、フロアの6割くらいは何もない「空き地」になっていました。
 ここのユザワヤ、開店当初は地下1階地上3階だったのですが、3階部分は現在はダイソーになっています。そして、地下もこの状態ですから、売り場面積は開店当時の半分近くにまでなっているわけです。
 ほぼ駅前という好立地条件なのですが、なかなか商売というのは難しいもののようです。隣接する元ダイエー津田沼店跡も、相変らず地下から3階までが空き室のままという事もあり、何かもの悲しさみたいなものを感じました。

パスクチ選手、代田の代打の代打サヨナラ本塁打

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは久保投手と寺原投手が先発。マリーンズは数年ぶりの一軍昇格となった寺本選手を8番DHでスタメン出場させました。
 1回裏、先頭の代田選手の左翼線の当たりを取ろうとした野手とボールボーイが交錯するような形で三塁打に。そして二番に入ったワトソン選手の適時打であっさり先制します。そして続くサブロー選手も安打で続きますが、最近のマリーンズの特技(?)とも言える「無死1・2塁で走者も進まない」で、追加点は取れません。
 初回は三人で抑えた久保投手ですが、先制点を貰った直後の2回表に先頭の松中選手に二塁打され、城所選手の適時打ですぐさま追いつかれてしまいます。
 さらに3回は先頭の今江選手が安打で出て、続くフランコ選手がヒットエンドランを決めると、さらに堀選手が三遊間を抜き、またまた三連打で追加点を挙げます。しかしここの無死1・2塁の追加点機も併殺などでまたまた得点できません。
 すると直後の4回表に2死無走者から川崎選手とカブレラ選手の連続二塁打で再び追いつかれます。

 続く6回表に久保投手は再び2死から連打されて1・2塁に。続く山崎選手が左前打を放ち、二塁走者の城所選手は本塁に突入します。しかし、左翼に入った代田選手の返球が「ストライク」に。足が入っていたかのようにも見えましたが、里崎選手のブロックも良く、微妙な判定ながら本塁アウト。今日の城所選手は守っても走っても代田選手にやられた感じでした。
 その裏、その先頭の里崎選手が二塁打を放ちますが、ここも後続なく勝ち越せません。
 7回からマリーンズは藤田投手が登板。1番からの打順を三人で抑え、続く8回も松中選手を打ち取って、藪田投手に交代します。そして7回裏、マリーンズは2死から代田選手が一塁ヘッドスライディングの内野安打で出塁。ここでホークスも二番手の神内投手に。代田選手は盗塁成功するも、ワトソン選手が打ち取られ、ここも追加点がなりません。
 マリーンズは8回途中から登板の藪田投手が抑え、一方、ホークスも8回から登板の藤岡投手が走者を一人も出さない投球を見せ、延長に入ります。
 そして10回表、1死から藪田投手が安打で初の走者を出すと神田投手が登板。松中選手は歩かせたものの、カブレラ選手とズレータ選手を打ち取り、中軸を抑えます。
 その裏、1死から本日2安打+好返球の代田選手の所で、橋本選手を代打に。ホークスは左の篠原投手を出しますが、予定通りという感じで、パスクチ選手が代打の代打で登場します。一昨日に守備で手痛い失敗をしたパスクチ選手ですが、ここは2-2からの5球目を右翼席に運び、5号サヨナラ本塁打を放ち、3対2でマリーンズが勝ちました。代田(選手)の代打の代打サヨナラ本塁打と言ったところでしょうか。
 これでなんとか、貯金消滅の危機を脱しています。また、神田投手が2003年以来のプロ2勝目となる勝利を挙げています。観客数は2万3千6百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ファイターズは涌井投手と八木投手が先発。初回に5安打でライオンズが3点を先制し、八木投手は2回で降板。その後も中盤にライオンズが追加点を挙げます。ファイターズは9回に高橋選手の4号ソロで完封を逃れるのがやっと。しかも、7月のMVPの稲葉選手がフェンスにぶつかって担架で退場と踏んだり蹴ったり。6対1でライオンズが勝利し、1日で首位に返り咲いています。また、涌井投手は10勝目を挙げています。観客数は2万3千5百人ほどでした。
 仙台のイーグルス対合併球団は一場投手と吉井投手が先発。初回に山崎武選手の通算250号となる14号3ランなどで4点を先制します。しかし3回まで1安打の一場投手が4回からつかまり、5回に追いつかれて6回に勝ち越されます。さらにイーグルス継投陣が打ち込まれ、終わってみれば12対4で合併球団の圧勝でした。観客数は1万6千8百人ほどでした。

 松山のタイガース対カープは安藤投手と大竹投手が先発。序盤から打撃戦となり、両先発が3回をもたずに降板します。そしてカープ2点リードで迎えた5回裏、檜山選手の代打適時打で1点を返し、関本選手の犠飛で追いつくと、金本選手が勝ち越し2点適時三塁打を放ちます。さらに得点を重ね、7回まで毎回の11得点。8回も1死1・2塁と得点圏に走者を進めますが、後続がなく、惜しくも毎回得点試合は逃しましたが、11対7で逆転勝ちしています。3番手の太陽投手が1年4ヶ月ぶりの勝利を挙げています。観客数は2万8百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ドラゴンズはゴンザレス投手とマルティネス投手が先発。初回にいきなりの三連打などでドラゴンズが3点を先制。その後スワローズも反撃し、2点差で迎えた9回に田中浩選手が岩瀬投手から2号ソロを放ちましたが、後はおよばず、5対4でドラゴンズが勝っています。観客数は2万3千人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズはパウエル投手と那須野投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万3千7百人ほどでした。

2006年08月04日

的中した占いの制作費

 弁当のおかずで入っていた冷凍食品の紙小皿(?)を見たら、星占いが書いてありました。なんでも、山羊座の人と仲良くするといい事がある、との事です。山羊座と言えば、確か嫁さんがそうだったはず、と思い、帰宅して確認するとやはりそうでした。まあ、嫁さんと仲良くして悪いことがあるわけないですから、これは的中しています。身内に占師がいるにも関わらず、星占いをはじめ、あらゆる占いを一切信じない私ですが、これだけは正しいと思いました。
 そこで、この御利益のある占いの作成経費はどのくらいなのか、などと考えてみました。この冷凍食品はおかずが6個入って200円弱ですから、1個33円くらいです。その33円から原料費・加工費・利益などを算出すると、占い一つ当たりの「見料」は5円くらいでしょうか。そんな占いでも当たる時は当たるわけですし、一方で著名な占師が的外れな事を言うわけです。おかげで、的中したにも関わらず、これまでの占いに対する認識はますます強化されてしまいました。

渡辺俊投手、3安打1失点完投も援護なし

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ホークスは渡辺俊介投手と斉藤和投手が先発。マリーンズは初回の無死1塁、2回の連打による無死1・2塁、3回の1死1・2塁と3回連続で先頭打者が安打を放ちながら、いずれも得点に結びつきません。
 一方、渡辺俊投手は最初の3回を無安打に抑えますが、続く4回、先頭の川崎選手に安打された後、死球などで1死1・2塁とし、ズレータ選手に適時打を打たれ、先制されてしまいます。そして続く5回も新人でスタメン抜擢の本多選手にプロ初安打を許すなど2死満塁としますが、ここは松中選手を打ち取り、追加点を与えません。

 マリーンズ打線は5回まで毎回安打するも、三塁を踏めません。そして6回以降は斉藤和投手も立ち直り、完璧な投球。対する渡辺俊投手も4・5回以外はホークス打線を封じ込め、6回から8回までともに安打の出ない展開となりました。
 9回表も渡辺俊投手は三者凡退に抑え、0対1のまま味方の反撃を待ちます。すると、先頭の里崎選手が安打し、続く今江選手が四球と、2回と同じ二人が出て無死1・2塁に。続くフランコ選手の代打・青野選手が犠打を決め、この試合初めて三塁に走者を進めると同時に、1打サヨナラの好機を迎えます。
 しかし続く大塚選手、そして代打・辻選手が連続三振で、8安打しながら完封負け。3安打5四死球ながら1失点完投の渡辺俊投手を援護することができませんでした。
 これでホークスは首位浮上。一方のマリーンズは3位ファイターズとのゲーム差が6にまで広がっています。観客数は1万7千5百人ほどでした。

 所沢のライオンズ対ファイターズはグラマン投手とダルビッシュ投手が先発。初回に小笠原選手の適時打でファイターズが先制すると、3回には小笠原選手の22号2ランで追加点。その後、ともに本塁打が飛び交い、両軍合わせて8本出ましたが、9対5でファイターズが勝っています。観客数は1万6千3百人ほどでした。
 神宮のスワローズ対ドラゴンズは石井一投手と佐藤充投手が先発。ローテーション入りして以来、ずっと安定した投球を続けていた佐藤投手相手に、スワローズが岩村選手の二打席連続など、4本塁打で5回までに6得点。こちらも両軍合わせて8本の打ち合いになりましたが、序盤の得点差が大きく、スワローズが9対7で勝ちきっています。観客数は1万8千3百人ほどでした。
 東京ドームの読売対ベイスターズはグローバー投手と吉見投手が先発。投手戦となり、特に吉見投手は4回まで無安打投球。しかし、吉村選手の15号ソロでベイスターズが先制した直後の5回裏に、ディロン選手のチーム初安打が2号ソロとなり、同点となります。そして8回、1死からベイスターズ打線が連打し、金城選手の適時打で勝ち越し。そして吉見投手は8回まで本塁打のみの1安打2四球に抑えます。そして9回はクルーン投手が三者連続三振に打ち取り、2対1でベイスターズが勝利。1安打投球の吉見投手が今季初勝利を挙げています。これでベイスターズは最下位脱出。入れ替わって読売が最下位になっています。観客数は4万1百人ほどでした。

2006年08月03日

判定と抗議電話

 昨日行われたボクシングの試合で、判定に不満を持った人の「抗議電話」でTBSの電話回線がパンク状態になったそうです。さらに、ボクシングの運営団体や、他の各報道機関にも、「抗議電話」が大量に寄せられたと、各紙が報じています。
 ボクシングの判定基準など、かなり専門的なものだと聞いていますが、その基準に詳しい人がそんなにいるとは思いませんでした。意外に日本にはボクシング通が多いようです。
 とはいえ、判定は判定、仮にTV局の電話回線が10日間麻痺するほどの「抗議電話」を殺到しても覆るものではありません。ましてや電話を受けるのはボクシングの専門家でなく、TV局の事務員です。いくら電話したところで、納得のできる回答など得ることは絶対にできません。

 というわけで、そのような「抗議電話」などは、先方の業務の滞りとNTTの収益に貢献するだけでまったくもって無駄な労力だと思います。ところが、そのような無意味な事をもとに、マスコミも「世間の声」みたいな感じで記事を作るわけです。「言論機関」なのですから、もっと高度な方法で報道してほしいものです。
 まあ、もともと、今回の試合の盛り上がり自体が、マスコミの熱心な煽りによるものです。それに対する報道ですから、品質もこの程度が妥当、と言えるのかもしれません。

 8/4追記・趣味がボクシング観戦、という方のブログで、その試合と判定に関する興味深い記述がありました。「世間の声」とはかなり違う内容です。

小野投手の好投を生かせず、再び8ゲーム差に

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ライオンズは小野投手と松永投手が先発。初回、いきなり西岡選手が安打で出塁すると、堀選手のヒットエンドランが成功して無死1・3塁となり、サブロー選手の犠飛で先制します。しかし、効率のいい攻撃はここまで。続く2回には連打で無死1・2塁とするものの、そこから三者連続三振を喫してしまいます。その後も、毎回のように走者は出しますが、松永選手を攻略することができません。
 小野投手も走者は出しながら、三塁を踏ませない投球でライオンズ打線を抑え、5・6回は三者凡退と調子を上げてきます。

 ところが7回、連打で無死1・2塁にされ、続く和田選手を併殺で2死3塁としたものの、続くリーファー選手に初球を適時打され、同点になってしまいます。さらに続く中村選手の右前に落ちる安打を、パスクチ選手がまずい守備で適時二塁打にしてしまい、逆転されてしまいました。
 さらに続く8回、二番手の藤田投手が連打で1点を追加され、さらに三番手の黒木投手がカブレラ選手に21号3ランを喫し、一昨日に続く終盤の大量失点で5点差になってしまいます。
 その裏、連打で1点を返しますが、反撃はそこまで。9回は小野寺投手に抑えられ、6対2で敗れました。なお、小野寺投手は最初の平下選手の手に死球を当てていますが、7月にも似たような局面で福浦選手の手に死球を当て骨折させています。わざとではないと思いますが、これが「危険球」でない、というのも、ちょっと納得できない話です。
 というわけでライオンズとのゲーム差は再び8に。ライオンズとホークスには「プレーオフ進出マジック」が出ています。間に2球団あるだけに、勝率1位通過はかなり難しくなった感じです。松永投手はプロ初勝利を挙げています。観客数は1万3千人ほどでした。

 神戸の合併球団対ファイターズは平野佳投手と立石投手の先発。2ヶ月近く勝ち星のなかった平野佳投手ですが、今日はファイターズ打線を7安打1死球で完封。3対0で合併球団が勝っています。観客数は2万9百人ほどでした。
 東京ドームのタイガース対読売は内海投手と下柳投手が先発。初回に失策がらみで作った好機で金本選手が適時二塁打を放って先制。さらに矢野選手の犠飛で追加点を挙げます。さらに3回には、久々スタメンのスペンサー選手が6号2ランを放って追加点を挙げます。一方、下柳投手は毎回走者を出しながら、3回の1死満塁で二岡選手と李選手をうちとるなど、読売打線を6回途中まで1失点に抑えます。さらに8回には檜山選手の押し出し四球でダメ押し。5対1で勝っています。観客数は4万4千3百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズは黒田投手とガトームソン投手が先発。2回に森笠選手と東出選手の適時打でカープが2点を先制。一方、黒田投手は9安打されながらも岩村選手の18号ソロのみに抑え、完投で5連勝で通算10勝目を挙げています。観客数は1万8百人ほどでした。
 横浜のベイスターズ対ドラゴンズは山口投手と川上投手が先発。3回で6対0となったところでは、川上投手なだけに試合が終わったかと思われましたが、5回に新沼選手の9年目でのプロ初安打が初本塁打となって2点を返すと、7回には金城選手の7号3ランで1点差に。しかし、8回に荒木選手の適時打で突き放すと、9回にはウッズ選手のこの日二本目で来日150号となる27号2ランで再び3点差とします。その裏、ベイスターズも2点を返しましたが、9対7でドラゴンズが逃げ切っています。観客数は1万3千7百人ほどでした。

2006年08月02日

割れ物CD

 データを持ち帰る必要が生じたのですが、あいにくUSBメモリを忘れてしまい、CDに焼いてもらう事になりました。ところが、CD-Rはあったものの、ケースの類がありません。仕方がないのでので、クリアファイルに入れた後、さらに折りたたみ、それを本に挟んでかばんに入れました。ところが、家に帰って空けてみると、ものの見事に割れていました。念のため、ドライブに入れてみましたが、もちろん、何の反応もありません。
 不正コピーした違法配布ソフトの事を「ワレズ」と言い、それを転じて「割れ物」などと隠語で言われるそうです。自分には縁のない事だと思っていましたが、まさかこんな形で「割れ物CD」を作ってしまう機会が生じるとは夢にも思いませんでした。そして、あの本の付録などに使われる紙製(?)のCD入れが、いかに衝撃を防ぐように工夫されて作られているかを認識させられました。

サブロー選手、勝ち越し本塁打に好返球と活躍

[ 野球 ]

 千葉のマリーンズ対ライオンズは小林宏之投手と松坂投手が先発。小林宏投手は立ち上がりに片岡選手に二塁打を打たれた後、和田選手の適時内野安打で先制されます。一方、マリーンズは2回に連打とフランコ選手の犠打で1死2・3塁と好機を作りますが、後続が打ち取られます。
 しかし4回裏、先頭の里崎選手が左翼席に13号ソロを放って追いつくと、続く5回にはこれまた先頭のサブロー選手が左翼席に8号ソロを放って勝ち越し。松坂投手を相手に、新旧の四番(?)二人のソロ2本で逆転します。

 初回に失点した後の小林宏投手はその後はライオンズ打線を抑えます。そして7回、2死2塁から福地選手が中前打を放ちます。しかし、これを先ほど勝ち越し本塁打のサブロー選手が本塁に好返球でタッチアウト。本日が結婚記念日というサブロー選手が、自らの本塁打で勝ち越した点をその肩で守りました。
 続く8回、小林宏投手は1死から安打され、ここは盗塁を刺したものの、続く石井義選手にも安打され、カブレラ選手を迎える所で降板。二番手の神田投手はカブレラ選手に初球をぶつけ、さらに暴投で危機を広げますが、続く和田選手を三振に打ち取り、ここも凌ぎます。するとその裏、1死から西岡選手が安打すると、続く堀選手が適時二塁打を放ち、非常に大きな追加点を得ます。
 9回は小林雅英投手が登板。ここ4試合連続失点中でしたが、今日は本来の投球で三人をきっちり抑え、30セーブ目を挙げました。これでライオンズとのゲーム差を7に戻しています。前回、1999年以来にマリンで松坂投手に勝ったマリーンズですが、これで連勝となりました。しかも、その間、マリンで4連敗していたのですから、面白いものです。観客数は1万5千6百人ほどでした。

 神戸の合併球団対ファイターズは高木投手と金村投手が先発。同点で迎えた8回表に連打で無死1・2塁とすると、ここでファイターズはセギノール選手に代打・田中幸雄選手を投入。きっちり犠打を決めて1死2・3塁とすると、7月の月間MVPの稲葉選手が決勝2点適時打。9回はマイケル中村投手が先頭の村松選手に安打されるも、最後は併殺で切り抜け、25セーブ目を挙げています。観客数は2万4千4百人ほどでした。
 福岡のホークス対イーグルスは和田投手と松崎投手が先発。初回にいきなり連打し、併殺の間に先制します。しかし3回裏に内野ゴロの間に追いついたホークスが田上選手の2点適時二塁打で逆転。和田投手は2回以降は2安打1四球に抑え、4対1でホークスが勝っています。観客数は2万9千7百人ほどでした。

 横浜のベイスターズ対ドラゴンズは三浦投手と山本昌投手が先発。序盤で山本昌投手を攻略したベイスターズがドラゴンズの反撃をかわし、8対4で勝って連勝しています。観客数は1万4千5百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズは佐々岡投手と高木投手が先発。6回にスワローズが追いつくと、7回表に入ったところで雨が強くなり、降雨コールドで3対3の引き分けとなっています。観客数は1万3千人ほどでした。
 東京ドームの読売対タイガースは西村投手と福原投手が先発。6回に李選手の34号2ランが出て勝ち越した読売が3対2で勝利。この2試合でタイガースは7失点ですが、うち6点が李選手の本塁打です。観客数は4万4千2百人ほどでした。

2006年08月01日

価値観

 居酒屋チェーンの社長がインタビューで「一生楽して暮らせる金を稼いでいてもまだ働くのを辞める気がない」みたいな事を言っていました。さらに、その考えを社員にも「共有」させようとしているような事も言っていました。自分がどう考えようかは自由でしょうが、部下とはいえ他人に強要するのはどうなのでしょうか。さすがにそこまで社長の権限は及ばないとおもうのですが・・・。
 あと、一生楽して暮らせる金があるならば、後は金儲けではなくて社会貢献などに費やしたほうが人生として有意義なのでは、と思います。もっとも、そんな事を考えているようでは「一生楽して暮らせる金」などは稼げないのかもしれませんが・・・。

最終回の大量失点で敗れる

[ 野球 ]

 今日はほとんど携帯動画観戦でしたが、終盤に電池切れが発生。おかげで、決勝点を奪われる瞬間を見ることがなかったのですが・・・。
 その千葉のマリーンズ対ライオンズは清水直行投手とギッセル投手が先発。2回にライオンズが細川選手の適時打で先制しますが、4回に今江選手の二塁打を足がかりに、DHでスタメンに入っていた橋本選手の適時打と、ともに八番打者の打点で1点ずつ取ります。
 清水直投手は点を取られた2回以外は走者を一人も出さずに8回まで抑えます。しかし、打線がギッセル投手の前に4安打。6回には今江選手の2本目の二塁打で無死2塁としますが、ここは後続がありませんでした。

 そして8回裏、先頭のワトソン選手が失策で出て、代走の代田選手が内野ゴロ二つの間に三塁に行きますが、この好機も石井貴投手に抑えられます。すると9回、清水直投手が先頭の福地選手に安打され、2回以来の走者を出してしまいます。その後、犠打と四球で1死1・2塁としたところで小林雅英投手が登板。しかし続くカブレラ選手の安打で満塁した後、和田選手の内野ゴロを本塁に送球するも、福地選手の足が勝り、野選となってついに勝ち越されてしまいます。さらに続く栗山選手が何と2号満塁本塁打。結局、この回5点を失ってしまいました。
 そしてその裏、小野寺投手に西岡選手が安打するも、結局0点に終わり、6対1で敗戦。これでライオンズとの差は8に、3位ファイターズとの差も5に開いてしまっています。観客数は1万4千1百人ほどでした。

 大阪ドームの合併球団対ファイターズはデイビー投手と橋本投手が先発。ともに2回に1点ずつ取り合い、その後、ファイターズは走者を出すも追加点が挙げられず、一方、合併球団打線は3回から8回まで1安打しかできません。そしてむかえた9回先頭の代打・坪井選手が二塁打を放ち、犠打で三塁に進んだ後、代わった菊地原投手の暴投で生還して勝ち越します。その裏、マイケル中村投手は2死満塁にまでされますが、最後は凌いで2対1でファイターズが勝っています。観客数は2万2百人ほどでした。
 福岡ドームのホークス対イーグルスは新垣投手とグリン投手が先発。同点で迎えた4回裏に4連打で満塁にしたホークスが大村選手の2点適時打などで3点を勝ち越し。さらに6回も4点を追加します。イーグルスも終盤に反撃しますが、点差が大きく8対4でホークスが勝っています。観客数は2万6千8百人ほどでした。

 平塚のベイスターズ対ドラゴンズは門倉投手と中田投手が先発。6回にウッズ選手の2ランでドラゴンズが先制し、その後逆転された9回表にクルーン投手からウッズ選手が2打席連続の25号ソロで追いつきます。しかしその裏、四球・犠打などで1死1・2塁とすると、代わったデニー友利投手から村田選手がサヨナラ打を放ち、ベイスターズが4対3で勝っています。観客数は1万3百人ほどでした。
 広島のカープ対スワローズはベイル投手と藤井投手が先発。同点で迎えた5回に岩村選手のこの試合2本目の17号ソロでスワローズが勝ち越し。さらに追加点を上げ、8対3で勝っています。観客数は1万3百人ほどでした。
 東京ドームの読売対タイガースは上原投手と井川投手が先発。井川投手は読売打線を4安打1四球に抑えましたが、うち2安打が李選手の2ラン。そのため、読売が勝っています。観客数は4万4千1百人ほどでした。