2007年08月13日

小変貌と大変貌

 三日の間に二回ほど田町に行く機会がありました。最初はかつて住んでいた方向である慶応大学の近く、二度目は反対側の東口のほうでした。
 慶応のほうにいった時は、通りが拡張され、沿道の建物が変わっていました。特に慶応の東門が、門でありながら高層ビル(?)になっていたのは驚きました。
 しかし二日後に東口に行った時、その程度の変化で驚いていた自分の甘さ(?)を痛感させられました。かつては、駅から出た所は狭い道みたいになっており、「田町駅東口」バス停に行くには少々歩く必要がありました。ところが、10数年ぶりに降り立った東口は、駅前がバスターミナルになっており、駅への階段のすぐそこにバス停ができていました。様々な再開発を見てきましたが、ここまで駅前が変貌したのはあまり見ません。おかげで、かつての土地勘がまったくなくなってしまい、どの方向に何があるのかの見当すらつかなくなってしまっていました。
 ごちゃごちゃした駅前を整理して、バスが入れるようにしたい、という欲求は少なからぬ駅にある要望でしょう。現在の隣町である幕張も、そのために色々と苦労しているようです。それが、既に成立している街である田町で成し遂げられていたとは思いませんでした。改めて、都心部の「再開発」の豪快さに驚かされてしまいました。

2007年08月13日 00:43