2005年12月22日

見慣れた言葉に含まれた罠

 スーパーに行ったら、寝酒用の焼酎が切れかけている事に気づきました。そこで酒販コーナーに行ったところ、最近愛飲しているメーカーの甲類焼酎で「マイルド」という言葉がついていたものが、安売りされていました。
 「へえ、マイルドなんてのもあったんだ。いずれにせよ、安いからこれにしよう」と思って購入しました。そして早速飲んだのですが、一瞬「砂糖入り?」と思うほどの甘さでした。昨日ネタにしたマックスコーヒーの焼酎版という感じです。
 冷静に考えてみれば、「マイルド」といえば「甘口」という意味もあります。しかし、店で見た時は、いろいろな食品に頻繁につく見慣れた形容詞なので、あまり意味を考えなかったのです。しかも買ったのは一升のペットボトル。飲みきるまでには少なからぬ時間がかかります。
 いっそのこと、しょうがでも混ぜて「アルコール入り飴湯」として飲もうか、などとまで考えてしまいました。考えなしに値段だけ見て買うと後悔する事が多い、という買物の基本を、改めて認識する破目になりました。

2005年12月22日 23:39