2010年12月30日

年賀状でひと騒動

 遅ればせながら年賀状を作成しました。それまで年賀状作成に使っていたPCを処分したため、夏に買ったPCにAccess2000を入れて作成しました。いまだに2000というのも何ですが、現在の自宅でのOffice使用頻度・内容を考えると、バカ高い金を払ってバージョンアップをする意味が全くないので、使い続けています。
 最初は順調にいったかと思ったのですが、よく見たら、色々と問題がありました。なぜか分からないのですが、印刷設定が葉書からA4に変わってしまい、しかもページ設定で修正しても反映されないのです。

 ネットで検索してみましたが、10年前のアプリなので有効な情報はありません。ヒントすらつかめませんでした。
 そのため、一時期は、これから手書きで住所を書く覚悟までしたほどでした。しかしながら、最後の手段で新規に印刷用レポートを作り直したところ、あっさり葉書での印刷設定ができ、事なきを得ました。
 なお余談ですが、ネットで検索した際に、Microsoftのページなども見たのですが、Office2000のサービスパックへのリンクの一部が消滅していました。向こうとしても、「いつまでもそんな古いの使うな」という意図なのでしょう。
 改めて、Office2000が「古すぎるソフト」であることを痛感させられた、年賀状作成時の一コマでした。

2010年12月17日

バージョンアップ?

 メインブラウザとして使っているOperaがバージョンアップしました。このブラウザの特徴として、マウスジェスチャー機能があります。マウスを動かすだけで、タブを開いたり閉じたり、さらにはページ更新までできるので、ずっと重宝していました。
 その看板機能に今回「改良」が加えられました。ところが、これが全くもって意味不明なのです。

 まず、デフォルトで「マウスゼスチャーをしようとすると、操作説明が表示される」という機能がつきました。以前からのユーザーにとっては意味のない機能です。
 さらに、マウスジェスチャーの反応が変わってしまいました。ルール自体は変わっていないようなのですが、これまでより強くマウスを動かさないと動作しなかったり、異なる結果になったりするのです。
 操作説明については設定画面で解除できたので、たいした実害はありませんでした。しかしながら、このマウスジェスチャーの反応が変わったのは大変困ります。
 このストレスが続くようなら、ダウングレードもしくはメインのブラウザ変更を考えることになりそうです。それにしても、なぜこれまで使っていた人が不便になるような「バーションアップ」をしたのでしょうか。理解に苦しみます。

2010年12月04日

Google製アプリあれこれ

 ネット上でOfficeソフトの機能が使える、という「Googleドキュメント」を使ってみました。
 簡単な手紙を書いただけでしたが、反応の鈍さを少なからぬ所で感じました。ブラウザには「公式」とも言える「Google Chrome」を使ったのですが、それでこの動きで大丈夫なのか、と思いました。
 さらに、しばらく放置したら完全に固まってしまい、落とさざるをえなくなりました。

 この固まりっぷりだと、重要なデータを作成するには厳しいかと思いました。また、メニューを日本語化する場合、度ごとに「日本語に翻訳」ボタンを押す必要があるなど、他でも使い勝手の悪さが気になりました。
 ちょっと使っただけですが、まだまだ、オープンオフィスとはかなりの差がある、というのが、現時点での率直な感想でした。
 あと、別にGoogle製画像ソフトを落としてみたのですが、開いたらいきなり、PC内の全画像検索を頼みもせずに行いだしました。そして、肝心の画像加工機能は使い物にならず、即アンインストールとなりました。
 検索エンジンを作成・運用する能力と、アプリを開発する能力は別物なのだな、と強く思った、Google製アプリ試用でした。

2010年11月30日

バックアップデータ

 データやアプリの移行が面倒だった事もあり、2000年頃に買ったPCを、後継機購入後も年賀状作成専用機として使い続けていました。
 ところがそのPCが今年の夏に故障してしまいました。仕方ないので、せめてデータだけでも、と思って、知り合いに「内蔵ハードディスクのデータを抜き出す装置」を借りてみたのですが、それにも反応しませんでした。
 その時点でメインとしていたPCには3年前のバックアップしか残っておらず、「ことしの年末は、3年分のデータを入力しなおしか・・・」と思っていました。

 ところが、昨日、ちょっとデータを相方のPCに渡すために、共有フォルダにアクセスしました。すると、そこには一昨年作成した年賀状データのバックアップがありました。
 一応、昨年変更分は打ち直さなければいけないのですが、3年分修正するのとでは手間が大幅に違います。
 その幸運(?)に喜ぶとともに、もしこのデータ渡しがなければ、かなり無駄な作業をする羽目になっていたのだな、と思いました。
 当然の事ではありますが、バックアップは定期的にとり、かつどこにあるかを管理しなければ意味が無い、という事を改めて痛感しました。

2010年11月10日

謎の同梱ソフト

 遠隔地の事業所に出張してインクジェット複合機の設定をしました。ドライバをインストールしたら、何やらアプリケーションのアイコンがデスクトップに出来ていました。
 それを開いたところ、スキャナのマークが表示されました。そこで、複合機に紙をセットし、そのマークを押すと、複合機が読み取りを開始し、画面に表示されました。
 なるほど、これが複合機同梱のスキャナソフトなのだな、と納得しました。それを現場の人に説明し、夕方の飛行機で戻りました。

 ところが、しばらくして、そのソフトがよく固まる、という苦情が現地の人から届きました。色々調べたのですが、原因がわかりません。仕方ないので、再インストールもしたのですが、状況は全く改善されませんでした。
 そこで、複合機のサポートセンターに問い合わせたところ、「ドライバをインストールした時に、当社作成のスキャナソフトも入っています。そちらを使ってみてください」と言われました。
 別に、デスクトップにアイコンがあるわけではありません。そこでスタートメニューから開いて、それを使ってもらったところ、問題なく動作しました。
 問題が解決したのはいいのですが、ならばなぜ、そのような不具合があるサードパーティ製のアプリが自動的にインストールされ、かつそれだけがデスクトップに表示されるのだろうか、と疑問に思いました。
 オフィシャルの読み取りソフトで事足りるなら、何もそんな不便なアプリなどインストールする必要はないわけです。
 今まで、色々なハードウェアを設定しましたが、こんな奇妙な事は初めてでした。不可解な事をするメーカーだな、と驚き呆れました。
 もっとも、自分がきちんとマニュアルを読み、また不具合の問い合わせを受けた時に、すぐメーカーのサポートに電話すれば、もっと早く問題は解決できていたわけです。
 メーカーもメーカーだが、自分も自分だ、と反省させられた一件にもなりました。

2010年11月05日

ブラウザ使い分け

 自宅のPCでは、OperaとFirefoxとGoogleChromeを同時に立ち上げ、見るページにあわせて使い分けています。ついでに言うと、IEは、風呂敷残業専用ブラウザとして、IE以外に対応していない業務アプリを開く時だけに使っています。
 そんなとき、たまに困る事があります。たとえば、mixiはFirefoxでログインしています。したがって別のブラウザで見ているページにmixiへのリンクがあると、そのブラウザでログインしなおすか、URLをコピーしてFirefoxに貼り付ける必要が発生してしまいます。

 そんな時に、コンテキストメニューで「○○で開く」があれば便利なのに、と思いました。そこで、ネットで検索したのですが、なかなか簡単にはできない感じです。Firefoxのアドオンソフトに「Operaで開く」を追加する、というのがあったのでインストールしようとしたのですが、「現在のFirefoxには対応していません」などというエラーが出て、使えませんでした。
 提供する会社・組織としては、少しでも自分のブラウザを使わせたい、という意図があるのでしょう。それは当然と思いますが、せっかくなら、他ブラウザとの連携においても利用環境を向上させる努力もすればいいのに、と思いました。
 結果的にそうすることにより、顧客満足度が上がり、同時にブラウザの価値も上がると思うのですが・・・。

2010年10月26日

ネットワーク設定画面

 とある事情で、Windows7マシンのIPアドレスを設定する必要が生じました。自宅では「7」を使っていますが、設定作業を行うことはあまりありません。そのため、実質的には初めての「7」での設定となりました。
 とはいえ、IPアドレスの設定画面については、Windows95からXPにいたるまで、ほとんど変わっていませんでした。したがって、「7」でも同じようにやればいいだろう、とタカをくくっていました。

 ところが、コントロールパネルからネットワーク設定画面は簡単に開けたものの、そこからどこをクリックすればいいか分からなくなりました。画面には様々なリンクがあるのですが、ネットワーク設定画面を想起させる文字がないのです。
 結局、それらしいリンクを当てずっぽうにクリックし、何度目かに設定画面にたどりつきました。そこについては従来と同じなため、あっさりと設定作業は終わりました。
 しかしながら、別の問題が発生し、再度設定しなおす事になりました。先程は当てずっぽうで開いたので、どこをクリックすればいいかを覚えていません。そこで、再び同じ手間をかけて、設定画面にたどりつきました。
 この変更がなされたのがビスタからなのか「7」からなのか分かりません。いずれにせよ、何でこんな分かりにくくしたのか、と不思議に思いました。普通に今まで通り「ネットワーク設定」というリンクがあっても誰も困らないと思うのですが・・・。
 まあ、職場で本格的に「7」が導入されれば、すぐに慣れるとは思います。とはいえ、当分の間は苦労しそうだと思った「設定画面の改悪」でした。

2010年10月23日

迷惑なバー

 自宅PCで久々にIEを立ち上げたら、いきなり、「bingバー」のインストール完了確認みたいな小窓が表示されました。
 Windows7では、新しいプログラムをインストールする際に「システムに変更を加えますか?」という確認が面が表示されます。今回も表示されたのですが、「いいえ」を選択しても、元の画面に戻ってしまいます。
 仕方ないので、「はい」を選択したら、画面が閉じました。「はい」しか選べないなら、最初から選択画面なんて出すなよ、と思いながら、続いて「bingバー」をアンインストールし、元の状態に戻しました。

 このブラウザに追加される「バー」は各検索サイトが出しています。しかも、Flashをインストール際に、こちらでチェックボックスをオフにしないとGoogleツールバーがインストールされてしまうなど、本人が意図しないにも関わらず入ってきてしまいます。
 その結果、二つのツールバーがインストールされてしまい、画面上が妙に肥大してしまったブラウザを見たこともありました。また、それらのバーにある「ポップアップ制御機能」のため、業務で使っているWEBアプリの動きがおかしくなった、という事もありました。
 作る側がいくら便利だと思っても、使う人が求めていないアプリを意識せずにインストールさせる、などというのは、迷惑行為以外の何者でもありません。そんなことを、超大手企業が揃って行う、というのは正常な事とは思えません。
 前々から気にはなっていましたが、この「bingバー強制インストール」がきっかけとなり、改めてその思いを強くしました。

2010年09月27日

開かないExcelファイル

 取引先から添付ファイル付きのメールが届いたが、そのうちの一つが開かない、という問い合わせがありました。転送してもらって見たところ、Word形式のものは開きますが、Excel形式のものは開くと文字化けしたデータが表示されます。
 我社のOfficeは2003と2000が混在しており、相手が2007以降の形式で保存したデータを送ると、よくこのような問題は発生します。しかし、問題のファイルは、拡張子も表示されるアイコンもExcel2003のものが表示されます。

 ちょっと悩みましたが、そのうち、最初に開いた時に表示された文字化けデータが気になりました。2007以降の形式で作成されたソフトはMicrosoft配布の変換ソフトで開きます。それが入っていないPCで開くと、文字化けしたデータが表示されるのですが、その「文字化けぶり」が、今回のファイルとよく似ているのです。
 そこで、そのファイルの拡張子を「xls」から「xlsx」に変更して開きました。すると、変換ソフトが起動し、ファイルの中身が表示されました。
 Wordはちゃんと2003形式になっていましたから、送信した人もやり方は知っていたのでしょう。そして、Excelファイルを保存時に変換するのを忘れたと思われます。それにメール送信時に気づき、ついつい「拡張子さえ変えれば大丈夫だろう」と思ってしまったようです。
 この一連の推論にたどりつけたのは、「文字化け画面の既視感」でした。それを考えると、あのような意味のない画面でも、頭の中に入れておくと意外なところで役に立つものだな、と思いました。

2010年09月21日

アドビのアップデート

 ここ最近、パソコンを立ち上げると3割以上の確率で、Adobe ReaderもしくはFlashのアップデート画面が表示されます。
 Adobe Readerのセキュリティホールによってガンプラーが席巻した、というのはかなり前の話ですが、その後も相変わらずセキュリティホールが発覚しまくっているようです。
 自分にとって、Adobe Readerに求める機能は、PDFファイルに記載されている文字と画像の閲覧さえできれば十分です。

 にも関わらず、ほとんどの人が使わないジャバスクリプトなどの機能を入れてしまい、それが利用者のパソコンにとっての脅威となっているわけです。まさしく百害あって一利なしの迷惑な機能と言えるでしょう。
 セキュリティーホールに度ごと対応するのは必要ですが、もっと抜本的な対策も考えて欲しいものです。次のバージョンアップからは、「PDFを表示するだけで他に余計な機能は持たない低リスク版」と「様々な機能を持つ代わりに、色々と穴があいている可能性のある高リスク版」に分けてリリースして欲しいものだ、と思いました。

2010年08月14日

スマートフォンと「ガラパゴス」

 別に携帯を買い換える予定はないのですが、スマートフォンに関する本を何冊か立ち読みしてみました。アイフォンやアンドロイドOSなどの名前だけは知っていたものの、本格的に機能を調べるのは初めてです。
 で、いろいろと見てみたのですが、ワンセグ機能がついているのが二種類くらいで、おサイフケータイ機能はどれにもない、と知ったときはかなり驚きました。
 確かに、PC同様に使える機能がある、というのは人によっては便利なのでしょう。ただ、私のように、家でも職場でも自分専用のPCがあり、移動中にPCメールやPC向けサイトをチェックする必要が特にない者にとっては、あまり意味がありません。

 別にメールもサイトも携帯用のを見れば事は足ります。確かに、PC用ページのほうが情報量は多いですが、逆に携帯向けに作られたページのほうが要点のみ記載されていて、簡単に必要情報を得ることができる、という利点もあります。
 確かに、スマートフォンは画面が大きく、従来の携帯よりたくさんの情報が表示できるでしょう。とはいえ、1280×1024のPC画面と同じ表現力があるとは思えません。結局、PCの置き換えはできないわけです。
 まあ、自分の生活パターンに加え、ゲームをやらないために「アプリを好きなだけインストール」に魅力を感じなかった事もあるのでしょう。いずれにせよ、これなら従来の携帯の方が便利だ、と思ったのが正直な感想です。
 スマートフォンが出始めた頃から、日本製の高機能化した携帯を、「日本専用に発展して他国では通用しない」という意味で「ガラパゴス携帯」などと揶揄されました。しかし、この機能説明本を見た限りでは、やはりガラパゴスだろうと何だろうと、日本人には日本で進化した携帯のほうが適しているのでは、と思いました。

2010年07月15日

終わったり伸びたり

 WindowsXPサービスパック2のサポート終了と、Windows7をXPにダウングレードして購入できる期間の延長が相次いで発表されました。
 現時点でXPを利用している企業の事を考えれば、ダウングレード販売の延長は当然と言えます。一方、古いサービスパックのサポート終了も自然の流れではあります。
 とはいえ、この二つをほぼ同時に発表する、というのはタイミング的にどうかと思いました。とりあえず、「XPのサポート終了」という見出しを見れば、少なからぬ人が「XPはもう使えないのでは?」と思う可能性が高いわけです。実際、私もそのような質問を職場で受けました。

 マイクロソフトとしては、本当はXPのダウングレード購入などやめたいが、現実的に不可能だという事が分かっているからこそ、今回の措置をとったわけです。とはいえ、新たなOSの切り替えを促したいという意図があるのもまた事実です。
 今回、二つの情報を同時に流したのは、そのあたりの複雑な心境の現れなのでは、などと思いました。
 いずれにせよ、XPでないと動作保証できない業務用アプリが多数存在し、かつXPより飛躍的に便利になった新OSが誕生でもしない限り、この状況は続くのではないでしょうか。
 実際、私も個人のPCは「7」を買いました。しかし、仕事において利点と手間を天秤にかけると、使える間はずっとXPを使いたい、というのが率直な本音です。

2010年07月08日

久々にスパム対策

 前のPCで使っていたメールソフトプラグインのスパム対策ソフトはなかなか優秀でした。ところが、Windows7のマシンを買ったところ、そのソフトは「7」の動作保証がないとのこと。仕方がないので、対応している、別のプラグインソフトを入れました。
 しかし、これがかなり使えません。ある程度のスパム振り分けはしてくれるものの、少なからぬスパムメールについては、何度登録しても「安心メール」扱いしてしまいます。

 というわけで、以前使っていたメールの「7」対応を待ちつつ、毎日100通以上のメールを手動でスパム処理しています。
 おかげで、スパムメールの題名を見る機会が増えたわけですが、その、誰がどう見てもあやしすぎる題名には呆れてしまいます。
 こんな題名のメールを見て、その内容を信じる人がいるとは到底思えません。しかし、このようなスパムが送りつづけられているという事は、それを真に受けて騙される人がいる、という事なのでしょうか。
 毎度の事ながら不思議に思いました。早くいいスパムフィルタソフトを見つけ、そのような不思議な思いをする時間をなくしたいものです。

2010年06月19日

気づくのが遅すぎ

 ある時期から、マウスの調子がおかしくなりました。たまに、予期しない方向へ移動するのです。ひどいときには、ゲーム中に勝手に×ボタンのところに移動してしまい、気づかずクリックしてゲーム中断、などという事すらありました。
 マウスの調子が悪いのかと思っていたのですが、PC買い替えの予定があったので、その時にマウスごと替えればいいか、と思っていました。
 ところが、新しいPC・マウスにしても同じ現象が発生します。ハードを全て変えたのになぜ同じ現象が、と不思議に思ったところ、マウスパッドだけは以前と変わっていない事に気づきました。

 しかも、このマウスパッドは、今回の購入に伴って廃棄した10年以上前に買ったPCのおまけでついてきたものです。それを毎日のように使っていれば、表面にも変化が起きるわけです。光学式マウスの動きがおかしくなるのも当然とはいえます。
 実際、マウスパッドを交換したところ、異常現象は発生しなくなりました。
 今にして思えば、なぜその原因を考えなかったのか、我ながら不思議でなりません。 もう少し頭を使わねば、と強く思いました。

2010年06月15日

新マシン導入

 Windows7が入っているデスクトップマシンを買いました。2002年にXPを使い始め、Vistaは使わずじまいだったので、7年半ぶりに使う新OSとなりました。
 とりあえず、ブラウザ・メールなど、日ごろよく使うアプリ・データの移行を行いました。したがって、まだ本格的にOSの機能にはふれていません。ただ、長年使い慣れたXPとはかなり異なるところが多く、いろいろと戸惑っています。
 今日の時点で一番驚いたのは、拡張子の表示などを設定するのに、いちいちコントロールパネルから設定画面を開かねばならないくなったのには驚きました。従来どおり、エクスプローラから開く設定のままでいいのでは、と強く思いました。

 今後、いろいろなアプリのインストールや周辺機器の設定などを行っていくわけですが、「OSの違い」がどのような形で出てくるのか、気になるところです。
 ほかにも、いろいろと不可解な現象が発生するなど、取り組むべき課題はかなりあります。週末の土日はそれらの作業にあてる予定ですが、二日でおっつくかは何とも言えません。
 まあ、何だかんだ言っても、未知の機能に触れるのは面白いものです。当分は、日常生活のかなりの部分をWindws7に費やすことになりそうです。

2010年06月12日

11年目での昇天

 2000年に、CPUの周波数が1GhzのPCを買いました。当時としては最新鋭機に近い存在で、最初の3年間は相方の、続く3年間は私のメインマシンとして活躍していました。
 しかし、4年前に私が新たなマシンを買ってからは、予備機に格下げとなりました。ただし、アプリの都合があり、年に1回、年賀状の宛名印刷では、このマシンを使っていました。

 ところが今日、後継機へのデータ移行のため、久々に電源を入れようとしたところ、反応しませんでした。暮れに年賀状を刷ろうとした時も、起動がおかしく、中を開けていじって、なんとか動いたという感じでした。おそらくは、その時に発生していた症状が致命的に悪化したのでしょう。
 文字通り寿命が尽きた、といったところでしょうか。ここ数年は「年賀状印刷専用機兼物のせ台」になっていましたが、それまでは、二人して毎日お世話になっていました。
 その長年の活躍には、改めてお礼を言いたいと思っています。

2010年06月11日

特殊な文化を海外に発信

 アクセスログを見ていたら、香港から、Googleの翻訳を使って閲覧した履歴がありました。
 元々は自分が書いた物が、ページデザインはそのままで、自分が理解できない言葉になっている、というページを見た時は、少々奇妙な感覚にとらわれました。
 で、いったい何を検索したのだろうか、と思って確認したところ、大槻ケンジさんの「ホモ映画館の中では・・・」という随筆の感想でした。

 これは、大槻さんが行ったホモ映画館で上映された「おバカ映画」の「化石ギャグ」を論じた表現が秀逸で、その感想を記事にしたものです。したがって、映画館内での「男達の世界」に関する事は何一つ書いていません。
 ところが、なぜか、検索エンジン受け(?)がよく、GoogleでもYahoo!でも、「ホモ映画」や「ホモ映画館」で検索すると、最初のページで表示されます。そのため、その検索語句でアクセスしてくる人は以前からいました。
 しかしながら、わざわざ香港から翻訳機能を使って見に来る人がいるとは思いませんでした。
 自分も、たまに自動翻訳で外国語のページを読むことがあります。そして、機械による不完全な日本語訳を懸命に「再翻訳」して意味を理解したものでした。
 おそらく、この人も同様の苦労をしたことでしょう。その結果が、本来の目的とはほとんど関係のない「おバカ映画の感想」だったわけです。その苦労と空しさを想像すると、なんか申し訳ないような気持ちになりました。

2010年06月10日

不安定な媒体

 昨日あたりからちょくちょくツイッターがサーバダウンしています。まあ、読めないと言って、特に困ることもありません。また、自分もアカウントを作成していますが、月平均で15くらいしか書き込んでいません。そう言う意味では、自分にとって特に害はないと言えます。
 ただ一方で、これだけ安定性がない、という事をどれだけの人が意識して使われているのだろうか、と気になりました。先日は、ツイッターで社員募集をしている会社、などという記事を見ましたが、この状況を見ると、そこまで依存するのは時期尚早なようにも思えます。
 まあ、現時点では、少々過大評価されている、というのもあるでしょう。今後、サーバの安定度にせよ、世間の評価にせよ、どのように推移していくのだろうか、などと思いました。

2010年05月19日

3年前の自分に教わる

 職場で、「Excelで、姓名が入っているセルの姓と名をそれぞれ別のセルに分ける方法があるか?」という質問を受けました。
 3年ほど前、この作業をよくやる機会がありました。それをマニュアル化(?)して、このサイトにExcelでのセル分割-姓名編としてアップしたほどでした。

 ところが、ここ数年はこの作業をしていません。そのため、どの関数を使えばいいかまでは覚えていたのですが、その引数の設定方法を忘れ、エラーが帰ってしまいました。
 仕方なく、ネットで自分が書いたサイトを検索し、そこに書かれている関数を丸写ししてことなきを得ました。
 ある意味、3年前の自分に教わったようなものです。考えてみれば、最近はあまり新知識を得ることもなく、当サイトのPC関連のコーナーも更新が止まっています。
 少しは勉強して、また、未来の自分に教えてあげることができるような記事を書かねば、などと思いました。

2010年03月17日

久々の設定

 相方にメールソフト・Becky!で新着受信時にポップアップを出す方法を尋ねられました。設定画面で操作できるので、そこを開こうとしたのですが、どのメニューから行けばいいのか、一瞬忘れてしまいました。
 考えてみれば久しくBecky!で設定に関する操作はしていません。なにしろ、メールに関しては、ここ数年、特に真新しいことはしていません。送受信ができる他は、振り分けとスパム対策さえできれば事足ります。したがって、設定画面などを使う必要がなかったのです。

 もっとも、Becky!自体はバージョンアップしているはずです。もっと便利に使う方法も開発されているのでしょう。そう考えれば、何年も設定画面を開かないなど、我ながらだれていると思いました。
 なお、その原因として、2年前から勤めている職場が、OEを使う決まりになり、仕事ではそれしか使っていない、というのもあります。あの使い勝手の悪さに慣れる(?)と、普通にBecky!を使うだけで便利さを痛感してしまうのです。したがって、改善する意欲も起きなくなってしまうわけです。
 とはいえ、たとえOEに比べれば圧倒的に便利だからといって、進歩を止めるのもよろしくない事です。久しぶりにバージョンアップでもしようか、などと思いました。
 まあ、これはメールソフトに限ったことではないのでしょう。どんな事でも、今で十分だからもう向上しなくていい、という気持ちを持ってはだめだ、と改めて思いました。

2010年03月11日

質問サイトの便利さと謎

 OKwebなどがやっている、ネットで質問を受け付けて不特定多数から回答を受け付けるサイトがあります。
 私はここで質問をした事はありません。しかし、仕事のトラブルなどで原因不明の現象が発生した時に、その現象をGoogleで検索すると、よくこの質問サイトにたどりついて、回答を得られることがあります。
 先日も、「SSLを使っているページだけが閲覧不可になる」という聞いたこともない現象が職場で発生しましたが、このサイトのおかげであっさり解決しました。

 というわけで、質問も回答もしないのによく利用するサイトではありますが、見ていて極めて不可解な事があります。
 PC関係の質問の回答を見ると、2割くらいの比率で、「質問の内容が不十分です」などと高圧的に批判をしてくるものがあります。たとえば、どう考えても必要がないにも関わらず「OSのバージョンを書かないと、答えようがありません」などと書いてくるのです。
 仮に、質問者がそれに対応して詳細情報を書いたとしても、その高圧的な人から、適切な回答が得られることはありません。要は、質問者をけなしているだけなのです。
 おそらくは、掲示板の「あらし」やブログの「迷惑コメント」と同様のものなのでしょう。
 別に自分が質問しているわけでもないですが、目にするとかなり不快です。質問サイトの仕組みは良く分かりませんが、このような非常識な「回答」があった場合、その質問者が消去出来たり、同じ質問者へ回答ができなくなる仕組みなどがあったほうがいいのでは、などと思いました。

2010年02月15日

安全を守る前提条件

 ノートンが契約更新のお知らせ画面を表示してきました。もうそんな時期になったか、と思いながら、「更新する」を選んでOKボタンを押しました。
 すると、「サーバーに接続がどうこう」と表示された後、標準ブラウザに設定しているOperaが立ち上がり、文字化けした画面が表示されました。不可解に思いながらエンコードを変えたのですが、どの形式を選択しても日本語が表示されません。
 不可解に思いながらも、URLをFireFoxに貼りつけたのですが、やはり表示されません。

 仕方ないので、わざわざIEを立ち上げて再度URLを貼りつけたら、今度は普通に日本語が表示されました。
 この時代にIEでしか読めないサイトを作るとは・・・と半ば呆れつつも、説明を読みました。すると、あなたは自動更新サービスを契約しているから、更新が切れる15日前になったら、前回更新時に使ったクレジットカードで自動的に引き落とす、と書かれていました。
 普通ならそれで完結なのですが、今回は事情が違います。これまで、8年くらい前から契約していた、FM局とタイアップしたクレジットカードがあり、それをメインに使っていました。ところが、そのFM局がカード事業から撤退し、先月末で使えなくなってしまいました。
 もう一枚のカードもありますが、昨年、どちらで契約したかは覚えていません。したがって、無事に自動更新するには、その確認および、場合によってはカード変更手続きを行う必要があります。
 ところが、各所をクリックしてみたものの、その手続きを行えるページは見当たりませんでした。
 まあ、仮に旧カードで登録していたら、15日前の更新時に決済が通らない事が判明するわけですから、その時に連絡はくるでしょう。とはいえ、その可能性が事前に分かっているにも関わらず、何もできない、というのは落ち着かないものです。
 10年以上使い続けてきた製品ですが、今回の二件は、かなり評価を落としました。特に「IEでしか見れないページ」を見たときは、「果たして、問題あるページをOperaやFireFoxで表示した時、ちゃんと防護してくれるのだろうか」とかなり不安になりました。
 年内を目処に新たなPCを導入する予定なのですが、今回の件で、そこに入れるセキュリティソフトがノートンになる確率はかなり下がりました。

2010年02月08日

横長画面

 現在、ノートパソコンにワイド液晶ディスプレイを接続し、マルチモニタ環境で使っています。ところが、ある日突然、モニタの縦横比の調整ができなくなりました。
 ビデオカードのドライバを最新版に更新するなど、いくつか対処してみたのでが、効果はありません。ビデオカードの調整画面を開いているとたまに表示がおかしくなる事もあるので、おそらくはビデオカード自体に重大な障害が発生しているのでしょう。

 表示される画像はみな横長になりますし、文字も平体がかかったようです。ちょっとした違いなのですが、なんか世界が変わってしまったような感じがして見ていて疲れます。
 今のノートは今年で4年目という事もあり、あまりビデオカードを交換する気も起きません。4年目という事もあり、年内を目処にそろそろ新たなのを買おうと思ってはいました。ただ、同じ年内でも、いろいろあって、今はまだ最善のタイミングではありません。なんとか、あと半年もたせる方法があれば、と思うもののいい対策がみつからず、今日も横長の世界で作業をしました。

2010年01月30日

Google日本語入力を使ってみる

 Google日本語入力をインストールしてみました。数年前にATOKを購入していたのですが、最新状態に更新するためには毎年費用がかかります。そこまで日本語入力システムにこだわりはないので、更新はしなかったのですが、必然的に古さを感じるようになりました。
 そこに、無料かつ最新の言葉も変換可能の日本語入力システムが現れたので、試しに入れてみました。
 ある程度情報は入っていましたが、マニアックな変換をしてくれ、しかも先読みしてくれるのには感心しました。たとえば「もろぼ」と打つだけで、変換候補に「モロボシダン」が出てきます。「めぞん」と打てば「めぞん一刻」が、「はがね」と打てば「鋼の錬金術師」が出てきます。

 しかも、かなりマイナーなものにも対応しています。津田沼がモデルの「妻沼田市」を舞台にした「ツマヌダ格闘街」という作品があるのですが、「つまぬ」と打つと、その「妻沼田市」が出てきます。
 また、「さよならぜ」と打つと、漫画の「さよなら絶望先生」が出るのみならず、そのアニメ版で活躍した声優さんがやっているインターネットラジオの「さよなら絶望放送」まで候補に出てくるのです。
 マニアックな変換候補を探すだけで一つのゲームみたいになるほどです。あらためて、この会社の技術力の凄さを感じました。
 ただ、問題点もいくつかあります。たとえば、「再変換キー」に対応していません。また、シフトと矢印キーで、変換する文節を変える機能にも対応していません。かなり使い慣れていただけに不便さを感じました。
 まあ、それらも含めて、今後も便利になっていくのでしょう。今後どうなっていくかも楽しみです。

2010年01月15日

ITとICT

 最近、いろいろな所で「ICT」という言葉を見るようになりました。調べて見たところ、「インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー」の略だそうです。つまりは、ITに通信を加えた言葉です。
 不勉強なので知らなかったのですが、最近は、「IT」よりもこちらのほうが使われているとのことでした。
 別にどちらでもかまいません。ただ、「IT」という言葉を使うとき、「通信」という意味も含んでいると認識していました。この言葉が使われ出したとき、既に「情報」と「通信」は不可分になっていたからです。
 まあ、意味さえわかれば、使う方としてはどちらでもかまいません。とはいえ、意味的には変わらないのに、二つの略語が混在する、というのも奇妙なものだと思いました。

2010年01月13日

配信停止の「セキュリティ」

 秋にIT関係のイベントに行きました。この類のイベントの定番で、いろいろなブースで景品と引き替えに名刺を渡しました。
 そのうち何社かはメールマガジンを送りつけるようになりました。たいして実害はないのですが、やはりこちらにとって価値がないメールが送りつけられるのは邪魔です。そこで配信停止をしようとしました。
 その中の一通にあった「F5ナントカ(仮名)」とかいう会社のメールマガジンの配信停止リンクをクリックしました。リンクの下には、「セキュリティの都合で、パスワードを設定していただく必要があります」という文字がありました。

 面倒くさいな、と思いつつクリックしたところ、いきなり、セキュリティの警告画面が表示されました。端的に言うと、「サーバのセキュリティを正しく管理していない会社である証明」みたいなものです。
 セキュリティをうたっていてこれではギャグだよな、と思いつつも画面を開いたところ、「ID・パスワード二箇所・スパム防止用の崩した数字画像」の計四ヶ所の入力を求められました。
 これまた面倒に思いながらいちいち入力し、続いて表示された配信停止手続き画面に今入れたIDとパスワードを入れたのですが、エラーになります。
 パスワードは非表示ですが、直前に入力したばかりです。したがってキーボード設定が変わってもいないですし、間違いようがありません。システム側に問題があったとしか思えません。
 それ自体も大いに問題です。さらにそれ以前の問題ですが、配信停止画面でこんな面倒な手続きは必要ないでしょう。「なりすましで宣伝メールの停止手続きをする」など、普通に考えればありえません。つまり、こんな「セキュリティ」は無意味なのです。
 名刺をもらった人間に同意も得ずに送りつけるメールなのですから、停止手続きは「フォームにメルアドを入れて送信」とすべきでしょう。
 いずれにせよ、フォームでは停止できないので、メールで依頼しました。もしこれでダメなら、このメルアドをアンチスパムサイトに登録するよりないでしょう。
 何を意図してこのような「複雑かつ不具合のある解除フォーム」を作ったのかわかりません。いずれにせよ、それがこの会社にとって損することはあっても得することはないだろう、という事だけは確かです。

2010年01月08日

Gumblar騒動

 昨年春にも話題になった「Gumblar」が暮れから大流行しています。少なからぬ大手企業のサイトも観戦しています。ツイッターでフォローしている人にも感染者が出たり、勤務先でも、ITスキルのほとんどない人からその件で話しかけられるなど、だんだん他人事でなくなってきました。
 昨年春に流行した際にもある程度調べたのですが、その時は、「とりあえず自分のPCとサイトは大丈夫」というのを確認した程度でした。
 そこでもう少し突っ込んで調べたところ、色々な事が分かりました。

 とりあえず、現時点での最大の要因はAdobeReaderやFLASHなどの脆弱性によるもののようです。これらのアプリはブラウザとほぼ一体化して使われており、使用頻度も極めて高い割りには、日常レベルで最新版にアップデートする習慣がありません。どうやら、そこを衝かれたようです。
 そこで、とりあえず再度自分のPCが感染していない事を確認した後、用心のため、両製品のアップデートおよび、AdobeReaderのJavaScriptを無効にする、という感染予防策を行ないました。
 ネットなどを見ていても、今ひとつ「決定版」と言える対策が見あたらないのですが、複数の情報を集める限り、これが一番確実そうです。
 ここ数年、いろいろあってIT関係の最新情報の収集量が、以前に比べて減少していました。それが今回の、「昨年春に大流行したウイルスの詳細情報を、いまだに正しく理解していなかった」という結果を招いたと思われます。
 実害はなかったとはいえ、これを機に情報の収集力を再向上させようと強く思いました。

2010年01月06日

宣伝メールの価値

 アマゾンから二日にいっぺんくらい宣伝メールが来ます。過去の購買履歴をもとに類似分野の本・CD・DVDが記載されています。
 これが、好きな作品の最新刊のアラームにでもなれば便利なのでしょう。しかし、実際に買うものが記載されず、代わりにもはや興味を失った分野の新作が掲載される、という場合のほうが多々あります。
 特に、5年くらい前にちょっと興味を持って買ってみたものの、すぐに飽き、当然ながらその後アマゾンで一切買い物をしていない分野の宣伝がしつこく来るのには閉口します。

 メールの文末には、感想メールの宛先が書いてはあります。しかし、わざわざ「この分野は飽きたのでメールはいらない」などと書く気は起きません。
 というわけで、自然と、「アマゾンからの宣伝メールは来てもそのまま放置」というスパムと同じ扱いになってしまいました。
 なんかあれだけ儲かっているのだから、「何年間買っていなければ、その分野は宣伝の対象外にする」などという仕組みを作るのもたやすいと思うのですが・・・。
 いずれにせよ、せっかく発行するメールがスパムにならないためにも、何らかの改善をしたほうがいいのでは、と思いました。

2009年12月31日

何とか年賀状を出す

 年賀状の宛名を打とうとしたら、PCが起動しなくなりました。Officeのバージョンの関係で、住所録を打ち出すのは、一代前のマシンを使っています。そのPCがおかしくなったのです。
 数日前に年賀状の枚数を確認した時は動いていたのに・・・このままでは・・・と思いながらエラーメッセージを見たら、OSの入っているHDDを認識できない、と出ていました。何度電源を入れ直しても、同じ表示が出ます。

 そこで気になって中を開けてみたら、HDDのケーブルが抜けていました。おそらくは、ギリギリでつながっており、今回起動するにあたってちょっと動かした際に外れたのでしょう。
 というわけで、ケーブルをさしなおしたところ起動し、なんとか年賀状を出すことができました。
 こういう事件が発生すると、「万が一のためにデータをコピーしておいたほうが・・・」と思います。しかし、のど元過ぎると何とやらで、いざ復旧すると、その意欲が失せます。
 とはいえ、慌てふためいたのは事実ですので、何とか1月中には対策を取らねば、と思っています。

2009年12月17日

昨日に続いて、WindowsXP不便小ネタ

 仕事中、zipファイルを解凍したが開けない、という問い合せがありました。自分のPCにはラプラスを入れており、普通に開けるのですが、確かに、解凍ソフトの入っていないPCで試したところ、開きません。
 そこで、調べたところ、圧縮ファイルを普通にダブルクリックしてWindows標準の解凍機能で開いたのは、本当に解凍したのではなく、プレビューファイルだという事が分かりました。
 通常のファイルだと開けるのですが、一定以上大きいサイズだと、プレビュー機能がおっつかないのか、開かないとのことでした。

 確かに、解凍したように見えるウインドウをよく見ると、「本当の解凍」を行なうためのメニューが小さく書かれていました。そして、そこから解凍すれば、開くことができました。
 なぜそんな仕組みにしたか分かりませんが、普通の人なら、とりあえずフォルダみたいな形をしているものをダブルクリックしてファイルが展開されれば、それが普通に使えるファイルだと思うでしょう。
 にも関わらず、それをダブルクリックして開かねば、何かトラブルでも発生したのだろうか、と思ってしまうのが普通です。
 せめて、ダブルクリック時に、何らかの「ファイルサイズが大きくてプレビューできません。解凍しますか?」みたいなダイアログが出てくれれば、なんとかなるでしょう。しかし、そのような表示は一切なく、エラー音が出るだけです。
 何のためにこんな機能にしたか、理解できません。Windwos標準アプリというのは、本当に不思議だと二日続けて思う羽目になりました。「7」などの後継OSでは改善されているのでしょうか。

2009年12月16日

画面節約方法

 職場のPCが不調になったので入替えました。新しいPCでIEを開いたところ、Googleツールバーもあらかじめ入っていたため、メニューが四段になっており、えらく鬱陶しく感じました。
 考えてみれば、仕事で使うIEのメニューなぞ、限られています。そこで、使わないアイコンを全部削除し、アドレスバーやGoogleツールバーなでも表示面積を縮小し、何とか全部合わせて二段になりました。
 一日ほど使ってみましたが、それで何ら不便は感じません。そう考えると、いかに無駄なメニューや表示が初期設定されているのか、と思いました。

 後、職場のルールでメーラーはOEなのですが、アドレス帳を移行したところ、フォルダ構造がなくなってしまいました。無料のように見えますが、実質的にはあの高価なWindowsの一部なわけで、それ相応の値段のアプリです。
 それが、その程度の機能すら持っていないという事に、改めて驚きました。メールデータの移行についても、Becky!に比べれば大幅に非効率です。
 仕事でずっと使っているので普段は感じませんでしたが、改めて使い勝手の悪いアプリだと再認識しました。

2009年11月25日

ニュース閲覧制限

 アメリカの大手情報産業が、自社の記事をグーグルニュースが拾えないようにして、マイクロソフトの独占掲載とし、それによってマイクロソフトから報酬を得ようと動き出した、という報道がありました。
 さしずめ、「逆グーグル八分」といったところでしょうか。面白い発想だと思います。ただ、この時代において、いくら大手とはいえ、「その会社の記事を読むために、わざわざマイクロソフトのポータルに行く」という人はどのくらいいるのだろうか、と思いました。

 自分もグーグルニュースは毎日見ています。仮に、そこから日本の大手新聞社一社の記事が表示されなくなった、という事態が発生したとしたとします。その場合、その会社もしくはその会社と契約しているポータルサイトをわざわざ行くとは思えません。
 別に一社くらい記事がなくなっても、何ら困ることはありません。他の会社の記事を見ればいいだけです。
 もちろん、他社では絶対に読めず、かつ極めて価値の高い記事ばかりを配信している、というのなら話は変わってきます。しかし、日本の事例で見る限り、会社の規模が圧倒的に大きいところはあっても、記事の質が圧倒的に高いメディアがあるとは考えにくいです。
 なんか、実際にやったら、そこの記事の認知度が下がってしまうだけの結果に終わるようにも思えるのですが・・・。そういうことも含め、今後、どのように推移するか、気になっています。

2009年11月07日

今更ながら気付く

 PCのプロファイルを変更した人から、これまで見れていたファイルが見れなくなった、との連絡がありました。見たところ、Adobeのイラストレーターで作成したファイルでした。
 そのPCにイラストレーターはインストールされていません。不可解に思いながら、いろいろと話を聞いたところ、これまでは、AdobeReaderで開いていた事が分かりました。
 そこで、aiファイルをAdobeReaderで開くように設定し、問題は無事解決しました。

 それはいいのですが、この瞬間まで、イラストレーター用のファイルがAdobeReaderで開けるとは思ってもいませんでした。
 もっとも、冷静に考えれば、AdobeAcrobatReaderから「Acrobat」が取れた時点で、Acrobatで作成したファイル=PDFファイルを開くだけのアプリでなくなったと考えるのが自然です。逆に言えば、イラストレーターやフォトショップで作ったファイルを開けないなら、「AdobeReader」を名乗る意味がありません。
 「AcrobatReader」というかつての機能が固定観念になっていたための、思いこみかつ勘違いと言えるでしょう。
 頭を柔軟にすること及び、PC関係の情報収集をもう少しまともにやることの必要性を強く感じた一件でした。

2009年11月06日

クローン質問サイト

 PC操作などで不明な事があってGoogleで検索すると、okwebなどの「質問サイト」がよくヒットします。その中には、自分の求めていた回答と一致する内容が記載されている事もたまにはあります。しかしながら、やはり自分がそこで質問したわけではないので、たいていの回答は、自分の悩みと関係のないものになります。
 それはまあ仕方ないので、検索結果に戻り、下のリンクをクリックするわけですが、そこでまた困る自体が発生します。
 この類の質問サイトは、ページをOEMしており、楽天やMSNなど、六つくらいのサイトに、URLは異なれど、内容は全く同じページが存在します。

 天下のGoogleなのですから、そんな「同内容異URL」のページを弾くぐらいの技術を作ってほしいものですが、残念ながらまだそこまでは至っていないようです。そのため、下のリンクをクリックすると、また同じ記事が表示されてしまいます。
 トラブルなどで困って、ネットからヒントを集めようとしたときにこういう目にあうと、小さくないストレスになります。
 各社それぞれの思惑もあるのでしょうが、広告以外全く同じ内容のページが複数存在し、それが各々検索に引っかかる、というのは自然な事とは思えません。
 Googleに弾く機能がつくか、淘汰されるか、どちらが先になるかは分かりません。ただ、少しでも早くこの異常事態が解消される事を願っています。

2009年10月31日

ツイッターの速報性を痛感

 仕事で無線LANルータが必要となりました。帰りがけに錦糸町に用があったため、降りたついでにヨドバシえ購入しました。
 そして帰宅し、パソコンを立ち上げてツイッターを見ました。すると、有楽町に行った弟が、ビックカメラで無線LANルータの安売りをやっていた、と書いていました。ちょうど、私が買ったのと同じメーカーの物が、私の買値の半額以下で売られているとの事でした。

 もちろん、会社の備品ですから、別に自分が損したわけではありません。とはいえ、やはり「ならば有楽町に寄れば・・・」と激しく後悔しました。ちなみに、自分で無線LANルータを買うのは今日が初めてです。また、弟はよくツイッターに買い物の話を書きますが、無線LANルータの事を書くのは多分初めてです。
 仮に携帯でツイッターを見ていたら、偶然に偶然が重なって得な買い物ができたわけです。それだけに、余計損失感を感じました。これまで、ツイッターはPCオンリーでしたが、これを機に携帯でも見れるようにしました。

2009年10月29日

他人のふり見て・・・

 津田沼に出かけました。急に、市が運行している「ハッピーバス」に乗りたくなり、携帯で時刻表を調べようとしました。Googleで検索したところ、習志野市役所のサイトが一番上に表示されたので入りました。
 PC向けサイトだったのですが、すると、「ハッピーバスの時刻表を携帯電話版ホームページにアップしました!!」というリンクがありました。
 該当するページを開いたところ、「携帯ページに掲載した」という文言と、そのページに行くためのQRコードが載っていました。しかし、当然の事ながら、携帯電話には外部にあるQRコードを撮影してそのページに行く機能はあっても、画面に表示されたQRコードに記載されたページに行く機能はありません。

 せっかくここまで検索して肝心の時刻表を見れないとは・・・と空しくなりました。同時に、「習志野市役所の担当者もまだ甘い。自分のサイトなら、Googleの携帯検索からトップへ行けば、2クリックくらいで携帯用ページに行けるように作ってあるぞ」という優越感みたいな感情をおぼえました。
 一緒にいた相方にその話をし、「実演」しました。ところが、いざやって見たところ、確かにトップから1クリックで携帯ページへのリンクが表示されたのですが、それをクリックしても携帯のトップに行きません。
 実は、「携帯ページ」というリンクをクリックした先には、携帯で見た時は携帯用トップに自動的に飛ぶようなページを置いていました。ところが、Googleの携帯検索を介して見ると、Googleがページを変換するため、その機能が働かないのです。
 最初に作った時にも確認した記憶がありましたが、当時はGoogleの変換機能が今と違っていたのでしょうか。いずれにせよ、これでは折角の工夫が無意味です。帰って早速、クリックしたら直で携帯用ページのトップへ行くよう、リンクを修正しました。
 典型的な「人の振り見て我が振り直せ」になりました。まあ、こんな事でなければ、サイトの見直しなど、なかなか行えません。結果的に「ハッピーバス」の時刻表を見ることはできなかったのは残念でしたが、その点では習志野市役所のサイトに感謝しました。

2009年10月16日

90度曲がった世界

 仕事で「コンピュータの画面がいきなり90度曲がった」という問い合わせがありました。調べてみたところ、我が社で使用しているHP社のPCは、デスクトップで右クリックし、HP社製のビデオコントロール画面を出すと、右クリックメニューをマウスでなぞるだけで、画面を回転させてしまう、という事が分かりました。
 普通に操作していれば出ることはないのですが、何かの表紙で手が滑ったのでしょう。
 同じ操作をすれば簡単に治ることは分かりました。ただ、電話で説明する前に自分のPCで画面を回転させてやってみると、マウスが思うとおりに動きません。
 一瞬不思議に思ったのですが、そのうち、今の画面設定だと、ディスプレイを90度傾けてマウス操作をしているような状態だ、という事に気付きました。
 そこで、実際にディスプレイを横にして操作したところ、今度は順調に動かすことができ、問い合せした人にもその方法で操作説明し、無事元に戻りました。
 それにしても、何でこんな機能がついたのかと思いました。事務用のデスクトップパソコンで画面を90度回転させて使う、などという事は絶対にないでしょう。今回のような誤操作はなかなかないとはいえ、絶対に使われないし、動作すると利用者が困るわけです。ならば最初からそんな機能は使えなくしたほうがいいと思いました。

2009年10月01日

ブログ営業

 仕事でWEBデザイン会社の社長兼営業に会いました。初対面である私たちに対し、社長さんは手慣れた感じで自己アピールしていました。
 何でも、大の酒好きで、その「居酒屋紀行」をブログに載せているとか。それのSEOもうまくいっているようで、「「○○」をGoogleで検索すると二番目に出るようになった」とか言っていました。
 凄いとは思いましたが、逆に考えれば、飲みに行くときも、その感想をブログに書くときも、全て仕事を意識しているわけです。社長だから当然とはいえ、本来なら息抜きのはずの時間も仕事になるというのは気が休まらないのでは、などと心配してしまいました。
 まあ、本当の息抜きについては、ブログに書かず、自分の心にしまっているのかもしれませんが・・・。

 あと、ブログだの検索順位だのという話を聞いたときは、ついつい自分のサイトの事を思い出し、対抗意識(?)を心の中で持ってしまいました。
 とはいえ、「私もやっているんですよ。『巨乳ハンター』をGoogleで検索すると二番目に出てくるし、『ホモ映画館』をヤフーで検索すると五番目に出てきます」などと自慢したら、相手の心証はもとより、社内での自分の立場まで大変な事になってしまいます。
 というわけで、検索エンジン自慢合戦(?)への参戦は自粛し、おとなしく話を聞いていました。

2009年09月18日

便利にしたつもりなのだろうが・・・

 「Yahoo!路線」は、移動中の携帯ではもちろん、自宅・職場でも使っています。そのくらい使い勝手が良かったのですが、しばらく前にいくつか「改変」されました。
 「目玉」の一つは、「入力補助機能」とかいうもので、一文字入れると、その文字が含まれる駅のリストが表示される、というものです。しかしながら、使う側からすると、単に入力時に画面がカクカクして、表示速度が遅くなる、というだけの代物です。

 だいたい、行きたい駅の名前くらい普通は分かっています。仮に駅名が分からなかったとしても、以前から実装していた「目的地探索機能」があります。たとえば、ビッグサイトに行くときなら、最寄り駅が「国際展示場」か「国際展示場正門」かなど悩まずに、「東京ビッグサイト」と入力すれば、りんかい線とゆりかもめ、それぞれの経路をします。
 実際、この機能を使った事は一度もありません。つまり、この「入力支援機能」は単に表示を遅くするだけ、という感じです。
 さらに「副作用」として、この機能がついて以来、普通に駅名を入れて検索すると「ご指定の条件では探索できません」というエラーが表示される問題が発生しました。何度か「検索」を押せば正常化しますが、やはりうっとうしいものです。
 このような「改悪ぶり」を見る度に、「ダウングレード機能」はないものだろうか、と思ってしまいます。

2009年09月06日

スポーツ紙の「中継」

 日刊スポーツのサイトを見ていたら、日本-オランダ戦をTwitterでも中継中という記事がありました。試合そのものには全然興味がないのですが、ちょうどしばらく前にTwitterを始めた事もあり、どんなものかと思い、リンクをクリックしてみました。
 すると、日刊スポーツのドメインのページ内に、Twitterに載った「つぶやき」の中に、「日本代表」という言葉が含まれているものを全て載せているページが出てきました。

 「日本代表」という言葉があれば、何でも載りますから、ある意味無法地帯みたいなものです。それこそ「日本代表には関心がない」などという「つぶやき」まで載っていました。はっきり言って、これでは「中継」などとは言えません。
 仮にもスポーツ紙の公式サイトに載るわけです。担当記者による最低限の取捨選択くらいの事はすべきなのでは、と思いました。
 もっとも、ここしばらく、スポーツ紙に載る記事の低さには辟易しています。先日も、千葉の試合の「戦評」で、「スクイズをすれば確実に点が取れる」みたいな、スクイズと犠打と混同しているような記者が「采配批判」をしている記事を見て心底呆れ果てた事がありました。
 そう考えれば、この「Twitterをそのまま載せる」は自社の記者の能力を見越した上での苦肉の策なのかもしれません。まあ、いずれにしても、スポーツ紙のサイトとして問題があることだけは確かですが・・・。

2009年08月28日

灯台もと暗し?

 仕事中、「取引先から貰ったCDの中身が見れないんだけど」と言われました。何だと思って空けてみたところ、PSD形式のファイルでした。我が社のPCにはフォトショップは標準装備されていないので、開けるわけがありません。
 そこで、ビューワを落としてそれで開こうとしました。Adobeの公式にはないので、フリーソフトを探すことにしました。
 そこで検索をかけたのですが、なかなか簡単に扱えそうなものがありません。そこで、何度か検索語句を変えて調べたところ、自宅のPCで使っている「ViX」というアプリが出てきました。

 これなら、5年以上使っているので、使い方と言い、信頼性と言い申し分がありません。とはいえ、まさかこれがPSD形式のファイルを読めるとは思っていませんでした。灯台もと暗しとはまさにこの事、と思いながら設定し、無事目的を達することができました。
 それはいいのですが、不思議なのはこのデータの送付元です。我が社の業態から考えると、フォトショップが普通のPCに入っているとは思えません。ちなみに、このデータの用途は「CDの中に入っている画像から、業務に使うものを選ぶ」というだけです。特に加工する必要もありません。
 ならばもう少しデータの作り方・送り方があるのでは、と思いました。ちなみに、自分の経験上からも、いきなりPSD形式のデータを送られた事などありません。
 ずいぶん変わった会社だと思いました。まあ、おかげで自分の使っているビューワでPSDが見れることが分かったわけで、それだけを考えれば、有難いという事になるのですが・・・。

2009年08月17日

Cドライブ今昔

 ここしばらく、Cドライブの空き容量が逼迫して、動きがおかしくなっていました。購入時に80GBのHDDのうち25GBをCドライブとしていました。そして、アプリケーションもデータも原則としてDドライブに入れていたのですが、三年も持たずにこの有様になったわけです。
 色々削除したのですが焼け石に水で、結局、パテーション操作ソフトを買って修正する羽目になりました。
 10年前に二台目となるPCを買った時は、総容量が13GBでした。それを丸ごとCドライブにして、アプリはもちろん、相方の描いた画像データなども保管して使っていたわけです。
 それが今では、倍近い容量がある、アプリもデータもあまり入っていないCドライブが、普通に使っているだけで一杯になるわけです。一体何をそんなに使っているのか、とも思いましたが、その一方で、10年前の不安定だったWindws98を思いだし、このHDD使用量も、その安定のためのコストなのだろう、とも思いました。

2009年07月19日

配信停止手続き

 学生時代からロッテリアを愛用していました。そういう経緯もあり、携帯メルマガを受信していました。率直に言って、それを見て店に行きたくなった事はありませんが、週に一回くらいなら、と思ってそのままにしておきました。
 ところが、先日大々的に宣伝した「絶妙バーガー」が出てから、やけに頻繁にメールが届くようになりました。
 もともと、今回の商品の宣伝戦略である「食べて美味しくなかった場合、食べ残しを持っていけば新品と交換。それでも不満なら料金返却」というのにかなりの不快感を覚えていました。食べ残しを前提とする事自体が食物を粗末に考えている上に、食品を提供する窓口に食べ残しを持ってこさせる、というのが不衛生に思えたからです。

 というわけで、宣伝メールが届けば届くほど不快さが増し、配信停止をすることにしました。
 そこで、メルマガにある配信停止アドレスをクリックしました。すると停止ページが現れたのですが、「ボタンを押して空メールを送れ」となっています。その通りにメールを送り、返信が来たのでこれで終わりかと思ったら、「URLをクリックしろ」と書かれています。それをクリックして表示されたページの停止ボタンをクリックしたら、やっと停止手続き完了メールが届きました。
 つまりこちらは、「URLをクリック・ボタンを押す・空メールの送信ボタンを押す・URLをクリック・ボタンを押す」と5回も操作をさせられたわけです。
 先方としては、停止までのステップを増やす事で、途中で諦めたり操作を間違えたりして、失敗することを願っているのでしょう。確かに、担当者にとってはメールの部数が自分の評価に響くわけでしょうから、そのようにしたくなる気持ちは分かります。
 ただ、それによって無駄な操作をさせられた配信停止者が、どのような気分になるだろうか、という想像力も働かせるべきでは、と思いました。
 少なくとも私は、一連の経緯がきっけけで、今後、ロッテリアで食事をする確率は大幅に下がりました。その「とどめ」になったのは、配信停止手続きの煩雑さでした。

2009年07月08日

テンプレート

 京都府石材業協同組合のサイトを見る機会がありました。典型的な、「どこかからのテンプレートを拾ってきて、機械的にページを当てはめた」という感じです。
 その象徴は、画面下にある著作権表示です。この部分の存在に気付かなかったようで、テンプレートのまま「 Copyright(c)2007 サイト名を入れてください All rights reserved.」となっていました。
 確かに元の意匠は専門家が作ったわけですから、パッと見はきれいです。しかしながら、ちょっと細部を見れば、その雑さばかりが気になります。このような形にするなら、もっと基本的な部分から自分の手で作ったサイトのほうが、視覚的に劣ってもまだいいのでは、と思いました。
 もちろん、だからと言って、意匠が古くさくていい、というわけではありません。テンプレート丸出しのサイトのダメっぷりには呆れつつも、、自分のサイトの視覚的な改良をそろそろしないとな、と強く思いました。

2009年07月04日

ヤフートップの凄さ

 夕方、パソコンを交換する仕事がありました。一通り設定が終わり、最後に交換前のPCと同様に、ブラウザを立ち上げたらYahoo!が表示されるようにして、作業完了となりました。
 そこで何気なくトピックスを見ると、「定期券分割で買うとなぜ安い」という見出しがありました。「このサイトで7年前に書いているのに、何を今更」などと思い、記事をクリックしたところ、しばらく前に「プレジデント」に載った記事が出ていました。
 その記事は雑誌掲載時に立ち読みしていましたので、別に読もうとも思いませんでしたが、その下を見た時は、驚きました。「記事全文」と書かれたリンクの真下に、「◇「分割購入」を解説しているサイト・ 通勤定期券の分割購入 - つれづれの館」と書いてあったのです。
 つまり、その時点で、Yahoo!のトップから2クリックで、自分の記事に行ける状態になっていたのです。

 仕事が終わって駅に行き、携帯を見たら、アメリカにいる妹から祝辞が届いていました。
 帰宅した時は、「トピックス」からは外れていましたが、一つ隣の「経済」タブにはまだ載っていました。というわけで、アクセス数は想像を絶する事に。トップのアクセス数記録は、6年ほど前、北尾光司さんが立浪部屋のアドバイザーになった時に、Yahoo!の「関連ページ一覧」の三番目くらいに、当サイトの記事が出た時の「319」でしたが、軽くその倍は超えていました。
 そして、該当記事のアクセス数は、先日見た時は13万台だったのが、現時点で18万5千を超えていました。つまり、半日ちょっとで5万アクセスくらいあったわけです。
 あらためて、「Yahoo!トップの威力」の影響力に驚かされました。自分に関しては有難いでしたが、同時に、「もし意図的な操作で、この影響力が使われたらどうなるのか・・・」と思い、少々怖くもなりました。
 なお、このサイトは完全に趣味でやっているので、別にアクセス数が5万だろうと10だろうと、何の違いもありません。というわけで、何か得したわけではありません。
 しかしながら、それを見て、わざわざ太平洋の向こうから妹がメールをくれたのは嬉しいことでした。おかげで、今日はいい日になりました。

2009年06月17日

JAVAでATMをはきだす?

 WEBシステムの文字表記に不具合が発生したので、業者に原因を尋ねました。すると、「この部分はJAVAで作られているために、一部の漢字を表示できない」などという珍解答をしてきました。
 別にこちらは、古代中国で使われていた漢字を表示させろと言っているのではありません。少々特殊ですが、日常生活でいくらでも使われている字です。
 だいたい、私は前々職で10年近く前にJAVAで顧客データベース作成を委託した事はありましたが、同じ漢字は表示されていました。まさか、この10年でJAVAが退化したわけでもないでしょう。
 別の担当者が呆れて、「どのような形でHTMLに出力しているのですか?」と尋ねました。すると、業者は「え?ATM?」と聞き返してきました。

 会話ですから、聞き間違いがあるのは仕方ありません。しかし、WEBシステムを使ってブラウザに漢字を表示させる話をしているわけです。少々聞き取れなくても、HTMLだという事くらい分かるでしょう。だいたい、金融とは全然関係ないのですから、ATMが出てくるわけがありません。
 まあ、この取引先はどんどん人が辞めていくので有名で、導入当初の担当者は初代はもちろん二代目の人も既に退職済みです。それゆえの人手不足もあるのでしょうが、いくらなんでも、HTMLとATMの区別くらいはつく人間を雇ってもらいたいものです。
 もっとも、それは業者の策略で、わざとそのような人を使うことにより、相手を呆れ果てさせて怒る気力をなくさせる「高等戦術」なのかもしれませんが・・・。
 「IT業界」もピンキリとよく言いますが、その「キリ」の典型例を見せられてしまいました。

2009年05月16日

ワンタイムID

 ネットを適当に見ていたら、楽天ダウンロードの「ウホッいい男達たち2」一部ページ無料ダウンロードサービスページに行きついてしまいました。
 昔から、そういう本を「見物」するのが好きなので、ダウンロードすることにしました。ただ、それをするには、楽天のIDが必要とのことでした。
 既にIDは持っていますが、それを使う気にはなりませんでした。もちろん、今後そのIDで「楽天トラベル」を使ったら、「あの作品をダウンロードした貴方にお勧めのホテルはこちら」などと、特殊な用途のホテルの広告が表示される、などという事がないのは分かっています。まあ一種の照れみたいなものでしょう。

 というわけで、別のメールアドレスを作って、使い捨ての楽天IDを作ってダウンロードしました。
 そして、読み終わったあと、ふと「今後このIDで登録したメールアドレスに届く楽天の宣伝メールは、この類の作品ばかりが載りそうだ」という事に気づきました。宣伝メールは自動的にゴミ箱送りにしていますし、万が一気になれば配信停止にすればいいのですから、それで何か困ることがあるわけではありません。とはいえ、何か奇妙な気分になりました。
 あと、今回使った、品揃え豊富な「楽天ダウンロードアダルト」のページを見たとき、5年ほどまでの「球界参入騒動」で「ライブドアにはエロゲーのダウンロードページがあるから参入には適していない」などといった報道がされたのを思い出しました。
 その後の逮捕騒動を考えれば、結果的にライブドアが落選した事は正しかったとは思います。ただ、この充実した「楽天ダウンロードアダルト」を見たときは、当時の批判は何だったんだろう、と思いました。

2009年05月07日

検索結果カスタマイズ機能

 Googleにログインした状態で検索すると、検索結果の順位を変えたり、検索されたサイトを対象外にするなど、検索の個人向けカスタマイズとでもいうような機能が登場しました。
 これ自体は、頻繁に検索する時事ネタなどにおいて、情報の質が高くない掲示板やブログを対象外にする時くらいにしか活用できなさそうな感じです。
 というわけで、WEB検索においては、さほど便利な機能とは思えません。しかしながら、この「個人ページで情報をカスタマイズできる」という機能にはかなり期待できます。

 よくあるのが、ヤフーやmixiのニュースの見出しです。関心のある事象が書かれていたのでクリックしたところ、夕刊フジあたりのガセ記事だったりすると、かなりの損失感があります。
 しかし、このGoogleの機能が応用されれば、あらかじめ表示されるニュースから該当するメディアを除外する事ができるようになるでしょう。
 他にも、mixiニュースについた日記を読むときに、特定の民族を差別するような用語が使われているものは非表示にするなど、色々な応用が考えられます。
 というわけで、この「個人別検索結果カスタマイズ機能」現時点では特に使いではないものの、今後を考えるとかなり期待できるものだと思いました。

2009年03月30日

ヤフートップのタブ

 職場のパソコンの一台で、「ヤフートップのタブ(トピックス・経済・エンタメ・スポーツ・その他と部分)をクリックしても、ページが遷移しない」という現象が発生しました。
 別に業務に支障があるわけではありませんが、個人的興味もあり、調べてみました。
 ここ数年、HTMLタグの勉強を怠っているので、詳しくは分かりません。ただ、ソースを見てみると、別にjavascriptなどは使っていないようです。とりあえず、タブをクリックすると、ヤフーニュースの該当分野に掲載された「主なトピックス」を引っ張ってくる事は分かりました。ただ、それが分かっても何の解決になりません。

 というわけで、論理的な解決策は浮かびません。そこで、あとは経験則で解決とばかりに、特に根拠もなく、ヤフーを「信頼済みサイト」に登録しました。すると、あっさりと正常化しました。
 結論だけ見ると、使っている人が間違えて、IEのセキュリティ設定の何かを変更したため、という事なのでしょう。個人的にはそれがどの項目なのか気になりました。しかしながら、それに時間を費やせるほど暇ではないので、「調査」は断念しました。
 感覚的には、「壊れた家電を叩いて直す」に通じる「解決法」でした。まあ、結果良ければ全てよしと言ったところでしょうか。

2009年03月25日

出来るのなら最初からやってくれれば・・

 職場のプロバイダはOCNを使っています。したがって、全国各地にある事業所でネットにつなぐには、いちいちアカウントを取らねばなりません。
 まあ、取得するだけならいいのですが、取る際に注意が必要なので困ります。OCNのアカウントは、接続形態によって異なります。したがって、ADSLからBフレッツにする時はもちろんですが、同じBフレッツでも、ファミリーとマンションで異なりますし、さらに従来のものと、プレミアムだのネクストだのといった新方式でもアカウントが変わります。
 家で使っているプロバイダのアカウントは、ADSLだろうとどの種類のBフレッツだろうと同じので使えるため、最初はその設定が理解できず、えらい目にあったこともありました。

 アカウントの取得はOCNと代理店契約している仲介業者に任せていたのですが、これがまた使えません。かなりしつこく「Bフレッツファミリーの普通のやつ」と言って頼んだのですが、なぜかプレミアム用のアカウントを取得してきて、そのために現場でネットにつなげない、などという事もありました。
 辟易しながらも、間違えて取られたアカウントを、OCNのサイトで契約変更していたのですが、ある日、奇妙な事が起きました。
 OCNのアカウントは「****@○○○.ocn.ne.jp」となっており、「○○○」の部分で接続形態を判別します。たとえば、普通のBフレッツファミリーならば「bff」で、プレミアムなら「fpm」となります。
 それまでは、その法則で新アカウントが払い出されていたのですが、その日に限って「one」という見慣れぬ文字が入っていたのです。
 別のサービスに変更したかと思い、電話で問い合わせたら「それは、どの形態の接続方式でもつながるアカウントです」と言われました。
 まあ、色々な事情があるのですが、散々苦労してきた身としては、「ならば、最初から、全部のアカウントをそうしろよ」と思わざるをえません。これで便利になるのは確かなのですが、これまでの苦労を思い起こし、脱力感みたいなものまで感じてしまいました。

2009年02月05日

謎の画面設定システム

 今の職場では、全社的にHPのマシンを使っています。とりたてて問題はないのですが、ある時、運用上の都合でPCを好感したとき、「画面解像度が変更できない」と言われました。
 何もないところを右クリックして画面のプロパティを出し、「設定」を出したところ、確かに文字が表示されず、変更もできません。不思議には思いましたが、実際の業務には関係ないわけですし、どうせ回収するPCだから、と思って、そのまま放置しておきました。
 ところが先日、同型の別PCの設定をした時、画面解像度が変でした。そこで、同様に設定画面を出したのですが、やはり設定画面を操作できません。当時の事を思い出しつつ、ふと「先ほど右クリックした時、HP画面のなんとか」というメニューが存在していた、ということに気付きました。

 そこで再度右クリックしてそのメニューを表示させると、HP社謹製の設定画面が現れました。こちらからですと、解像度の変更もできます。
 オチが分かると「コロンブスの卵」で、なぜ以前は気付かなかったのか、と我ながら不思議に思いました。
 あと、画面設定などWindows標準の機能を使えばいいのに、なぜわざわざ独自の画面設定プログラムを作り込んだのか?と不思議に思いました。機器の関係などで、そちらのほうが結果的には安く上がるのでしょうか。
 不思議ではありますが、とりあえず謎が解けたので良かったと思うことにしました。

2009年02月01日

Googleご乱心と副産物

 すでにニュースになっていますが、昨日の深夜、Googleでサイトを検索すると、全ての検索結果の下に「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります」と表示され、サイト名をクリックしても警告ページしか表示されない、という不具合が発生しました。
 驚いて、まずこのサイト名で検索をかけてみたところ、やはり同様の表示・結果になりました。続いて、Googleトップで検索をしたところ、これまた同様の結果がでました。この時点で、どうやらこれはGoogleの「ご乱心」である、という事に気づきました。

 結局、一時間程度で修復したこともあり、最初に驚いた事以外には実害はありませんでした。
 あと、発生直後、Googleの色々なページを見た結果、自分の知らなかった新サービスがある事を知りました。最近、なかなかIT関係の最新情報を追う余裕がないため、このような機会でもなければ知ることができません。
 そういう意味では、むしろ自分にとっては益もあった「ご乱心」でした。
 とはいえ、ほんの一瞬とはいえ、自分のサイトが「有害」扱いされるのは嬉しいことではありません。適切な運用管理を期待したいところです。
 また、以前から書いていますが、色々な所に自動表示されている「ad by Google」では、「このサイトは利用した人に損害を与える可能性があります」というようなサイトが掲載されている事も少なくありません。
 黎明期はともかく、これだけ規模・信頼度も大きくなっているわけです。いい機会ですし、そのあたりも見直してほしいものだと思いました。

2008年12月11日

隣接している建物の名前を知る

 久しぶりにGoogleマップの航空写真を見ました。三年ほど前に初めて見たとき、我々が住んでいるアパートの名前だけが記載されていて驚いた記憶があります。
 当時は、周囲の建物の名前はほとんど記載されていなかったのですが、さすがに世界的ネット企業な事だけはあり、三年ちょっとの間に情報量は大幅に上がり、私の住む番地の建物は大半が名前が載っていました。
 その中には、我が家に隣接している二軒のアパートもありました。いずれも共用部分の外廊下が隣接しており、柵を隔てて住人と顔が合うことがあるほど接近しています。しかしながら、入口は全く異なるところにあり、また必要性もないため、十年以上住んでいながら、その建物の名前を知ることはありませんでした。
 それが、今回、久々に見たGoogleマップによって、初めてその名を知ることができたわけです。特にうち一つは、外見とは似ても似つかないメルヘンチックな名前だったので驚きました。
 そのような隣家に関する情報を、ネットを介して航空写真で知る、という時代になっている事に驚かされました。それと同時に、そんな情報わざわざ調べて載せる目的はどこにあるのだ?と不思議さと不気味さが入り交じったような気分にもなりました。

2008年11月18日

人のCドライブ見て・・・

 遠方に住む職場の人から、「最近、PCの動きが遅い。ハードディスクを増設したら何とかなるか?」と尋ねられました。実際に見ないことには分かりようがありませんが、とりあえず、「Cドライブの残容量を確認して、あまりに少なかったらその可能性もありえます」と無難な回答をしておきました。
 そんな話をしていて帰宅したら、「そう言えば、自分のはどうだったか?」と気になりました。半年ほど前に、Cドライブの残容量が逼迫して、慌てて空けた事を思い出したのです。

 帰宅して調べてみたところ、何と半年前と同じくらいに逼迫していました。データもアプリも全てDドライブに入れているのですが、なぜかこうなってしまいます。
 とりあえず、ディスクのクリーンアップで何とか容量を空けました。しかし、このような状態が続けば、パーティーションマジックでも使って、HDDを切り直さねばならないか、と思っています。
 そういうわけで、容量の件で相談した人に、こちらのほうが感謝する羽目になってしまいました。

2008年08月29日

ミッドタウンで謎の現象

 東京ミッドタウンにある事務所から、PCネットにつながらなくなった、との連絡がありました。同じネットワークに入っているネット端末はちゃんとつながっているので、少々不可解でした。しかしながら、原因が分からない以上、直接見ないと始まりません。そこで現場に行きました。ミッドタウンに行くのは初めてです。
 早速、IEを立ち上げたところ、確かに、404エラーのページが出ています。しかし、pingはちゃんと通っており、繋がっていないとは思えません。
 そこで、プロキシの設定を確認しようかと思い、インターネットオプションを開きました。すると、「ホームページ」の欄にIEの404エラーのページが指定されていました。確かにこれならネットに繋がっていてもエラーが出るわけです。

 通常なら、メールの送受信で確認できるわけです。しかしながら、該当するPCはメールが設定されておらず、そのため、唯一のネット接続手段であるIEのエラー表示に騙された、というオチでした。
 帰宅してから調べてみたのですが、IEには「表示されているページをホームページにする」というシュートカットキーはないようです。したがって、手が滑って、というわけではないので、誰かのいたずらである可能性が高そうです。
 というわけで、思いもかけない形で「初ミッドタウン」になりました。それにしても、「PCの異常」には色々なものがあるものだ、改めて思いました。

2008年07月23日

存在意義がわからない機能

 パソコンを導入したての人から、いろいろいじっていたら、画面上に表示されている物が全て消えてしまった、という連絡をもらいました。話を聞くと、10個近くあったデスクトップアイコンが一切表示されなくなった、という現象のようです。
 Windowsパソコンを触って11年半ほどたちますが、そんな現象、初めて聞きました。不思議に思いながらネットで調べてみました。
 すると、デスクトップを右クリックして表示される「アイコンの整列」の奥に「デスクトップアイコンの表示」という項目があり、そこのチェックを外すと、アイコンが表示されなくなる、という事が分かりました。確かにこれなら、適当に操作していたら、間違ってチェックを外す、という可能性が十分に考えられます。

 というわけで、原因は判明しましたが、気になったのは、この機能の存在意義です。どのような状況になったら、デスクトップアイコンを一括して非表示にする必要性が生じるのか、どうしても理解できませんでした。
 いらないアイコンがあれば、それだけ消せばいいわけです。ましてや、XPには「しばらく使わなかったアイコンをまとめて消す」という機能もあります(この機能も、うかつに使うとかなり面倒な事になりますが・・・)。
 もしかして、今回のように「適当な操作をした初心者をびっくりさせるため」の機能なのか、とまで思いました。その謎はともかく、せめてアイコンを消すときは、確認ダイアログくらい出してほしいものだ、と思いました。

2008年07月14日

緊張感を伴う「趣味」

 職場の人にパソコンを買いたいのだが・・・みたいな話をされました。前々職ではそのようは話はよくされました。しかし、前職はまともな技術者は数人しかいないとはいえ、一応システム会社だったので、そのような相談をされる事はありませんでした。というわけで、久々の経験となりました。
 PCの構成を考える、というのは面白いものです。しかしながら、相方の分を含めても、自分の家でそうたびたびPCを買う事は不可能です。そういうわけで、他人に頼まれて構成を考える、というのは、本来10万単位の金が必要な事を、無料でできるという、かなり貴重な機会なわけです。
 もっとも、それ相応の責任も生じます。自分のPCで構成に問題があったり障害が発生しても、いくらでも対処できます。しかし、他人に紹介したPCでそれが発生すると、ある程度の責任を取らねばなりません。場合によっては、自分に対する認識が変ってしまう危険性もあります。
 というわけで、楽しみ八割、緊張感二割といった感じで、久々のパソコン選定を行ないました。

2008年07月12日

文字通り「小学生以下」

 メーラーのゴミ箱を掃除していたら、サイト感想メールフォームから届いたメールがありました。感想メールがフィルタリングされるとは珍しいと思って見たところ、名前は「匿名」のうえに、実在しないメールアドレスを記載していました。なるほど、これなら自動でゴミ箱行きも当然です。
 さらに、ひどいのは本文の内容でした。サイト内の記事の「誤り」を「指摘」しているのですが、初歩的な所で規則の解釈が間違っており、とんでもない的外れなものとなっています。ちなみに、その「指摘内容」については、中学時代に友人と論じた事がありました。それに達していないわけですから、文字通り「小学生以下の程度」と言わざるをえません。

 それにしても不思議なのは、なぜ存在しないメールアドレスで「指摘」をしたのか、という事です。素性を知られたくないとしても、フリーメールのアドレスでも使えば済むだけの話だと思います。指摘内容に自信があるなら、それで何ら問題ないわけです。また、自信がなければ、こちらの解釈を確認するためにも、やはりメールアドレスは記載するのが普通です。
 また、こちらの反応を知る意図がないなら、最初から「指摘」そのものをしなければいいわけです。
 というわけで、全くもって理解不能ですが、当サイトのために少なからぬ時間を費やしてくれた(?)のは事実です。それに報いるためにも、この場で「回答」並びに「論評」してみました。

2008年06月29日

Opera9.5にバージョンアップ

 Opera9.5とFireFox3をバージョンアップしました。
 FireFoxはさほど外見的な変化がなかったのですが、9.5になったOperaはかなりの変化を遂げていました。全体的に黒の割合が増えており、サイト名を表示するタブも黒字に白抜きとなっていました。まあ、これについては、すぐに設定変更できたので、さほど実害はありませんでした。
 しかし、本格的に困ったのは、私がOperaを標準のブラウザとしている理由の一つである、「検索窓に文字を貼り付けると同時に検索を開始する」という機能のショートカットキー変更でした。
 しかも、それまでのショートカットキーを押すと、全く異なる動作をして、画面がおかしくなります。まあ、これも数日で慣れるとは思いますが、なんでそんな変更をするのか、理解できません。しかも、このショートカットキーが変ったのは二度目です。
 もちろん、それを割り引いても便利な部分が多いので、今後も標準ブラウザとして使い続けるつもりです。とはいえ、細かい所ながら、利用者に対して不親切な変更がなされたバージョンアップだと思いました。

2008年06月20日

速度向上のためにまず削除するアプリ?

 社内回覧でまわってきた業務情報誌のパソコン欄で「速度向上」が取り上げられていました。五つほどの手法が紹介されているのですが、まず出てきたのは「無駄な常駐ソフトのアンインストール」でした。
 別にアンインストールまでせず、常駐を切るだけでいいような気もしますが、それ自体は間違ってはいません。ところが、そこで「具体的な方法」として掲載された画面を見た時は驚きました。何と、その画面ではノートンアンチウィルスを削除していたのです。

 この記事を作った人が、ノートンにどんな恨みがあるのか分かりません。しかし、よりによって、アンチウィルスソフトの削除を例示する事はないでしょう。それによって得る速度向上という利点と、ウイルスから無防備になるという危険性を比べれば、どう考えても後者のほうが重大です。
 これを読んで、「これはあの雑誌に載っていたやつだな。まずこれから削除するか」などとやってしまう人がいないかと心配になりました。
 また、この記事一つのおかげで、他の総務とか経理について書かれた記事も大丈夫なのか、と不安になりました。

2008年06月17日

Hub名人

 先日、秋葉原のヨドバシでUSBハブを見ていたところ、16ポートHub名人なる商品がありました。
 他のUSBハブが多くても8ポートくらいしかないにも関わらず、その倍もある16ポートには驚きました。同時に、従来のHUBとは一線を画したネーミングには半ば呆れました。
 さて、今回の将棋名人戦では、五期ぶりに羽生さんが名人に復帰し、さらに「十九世名人」の称号を得たそうです。
 そのニュースを聞いた時に思いだしたのが、この16ポートUSBハブでした。これで、この商品も名実ともに「名人」になれたわけです。
 折角だから、「十九世名人」記念に「19ポートHub永世名人」という商品を出せば、などとも思いました。

2008年05月11日

パスワード

 PCのパスワードというものは、ログインする時はもちろんですが、初期設定をしている時も、見ることができません。つまり、設定している際に、自分がどんな文字を打ち込んでいるのか分かりません。
 一応、「確認」で二回打ち込むことにより、打ち間違いを防止する仕組みにはなっています。しかしながら、キーボードの設定がおかしかったら、二回とも意図していないパスワードを打ってしまう可能性があります。

 たとえば、携帯の場合、以前はPCと同じでしたが、ある頃から、パスワード入力欄に文字を打つときは、今打っている文字は見えるが、それまで打った文字は「*」で表記されるように変わりました。これなら、自分では打った文字を確認できるうえに、仮に後ろから誰かに見られても、どんなパスワードかは分かりません。
 そんなもん、正しく打てばいいだけの話だろうが、と思う人もいるかもしれません。しかし、最近、業者に設定を依頼したところ、入力ミスが発生した、という経験を何度かして困った身としては、やはり「自分でどんなパスワードを設定したか確認できない」というのは問題だと思います。
 少なくとも、携帯では改善されたわけです。パソコンでも何らかの改善を考えてほしいものだと思う次第です。

2008年05月03日

マウスポインタ

 最近、マウスが不調です。何かのたびに、ポインタの制御がきかなくなり、どこにあるのか分からなくなります。一度見失うと、デュアルモニタにしている事もあり、探すのに苦労します。ひどい時になると、クリックしようとした時に、閉じるボタンに移動してしまい、アプリを間違えて閉じてしまったりする事まであります。
 こんな事が一度のみならず続くと、かなりのストレスとなります。そこで、悩んだ(?)末にWindowsの設定変更で、マウスポインタを黒くて大きい物にしました。
 かなりの違和感があるのですが、背に腹は代えられません。とりあえず、マウスが変調になった時も、すぐにポインタを発見できるようになりました。
 最初にWindowsでマウスポインタを変更できる、という話を聞いたときは、「そんなのに何の意味があるのだ?」と不思議に思った物でした。その時は、まさかこのような形で自分がその「恩恵」にあずかるとは、想像すらしていませんでした。世の中、分からないものです。

2008年04月20日

スパムと法律

 何年か前、「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」なる法律ができました。端的に言うとスパムメールには「未承諾広告※」と件名につけろ、というものです。
 施行当初は、とりあえずその注意書き(?)がついたスパムメールが多数来ていました。しかし、最初からスパムメールなどを送る連中に「コンプライアンス」などという概念があるわけがありません。気がついたら、そのような注釈がついたスパムメールなど、存在しなくなりました。
 ちなみに、現在この法律は、年内の改正を目指しての作業が続けられているそうです。ただ、ネットの状況を見る限り、どのような改正が行われようと、スパムが減ったりすることはないと思っています。

 まあ、私の場合は、メーラーのプラグインでスパムを自動認識してゴミ箱に送るようにしています。したがって、「スパム対策」といえば、数日に一本くらいの割合でフィルタリングをかいくぐってくるスパムを「迷惑メール登録」する事と、週に一回くらい、ゴミ箱を空にする作業を行うくらいです。
 というわけで、別に法律が機能しなかろうが無駄な改正をされようと、あまり関係がありません。とはいえ、やはりスパムが横行するのは不愉快なので、何とかならないものか、とは思っています。

2008年04月13日

有名人の足跡

 mixiの足跡一覧を見ていたら、聞いたことのある名前の人がいました。と言っても知り合いではありません。十年くらい前まではマスコミに「カリスマAV監督」としてよく出ていたために、その名前を覚えていた人でした。
 最初は、有名人の名を騙った変な人かと思ったのですが、実際にページに行ってみると、本人でした。還暦を過ぎた今でも、新たなAVを撮るべく頑張る、という所信表明も書かれていました。

 書かれている内容は熱いものがあり、AVに興味がない私でも、感心させられたほどでした。そして翌日足跡一覧を見たら、またその監督氏の名前がありました。わざわざ、足跡の確認までしているようです。
 それまで、全く興味のない世界で、名前だけ知っている人だったわけです。そのような人の、知られざる素顔を知ることができる、というのは貴重な経験でした。
 ところで、なぜ監督氏が自分の所に来たのか、非常に気になりました。別に、AV関係のコミュニティには一切入っていないのですが・・・。こういう時は、足跡を残した人が、どんな経路で来たかを知りたくなります。

2008年03月31日

フィッシング

 公式サイトに似せたサイトに利用者を誘導し、IDやパスワードを詐取する「フィッシング(Phishing)」が、相変らず後を絶たないそうです。
 それはともかく、この言葉、出てきた時から、なぜ「釣り」を意味しているにも関わらず、「fishing」でなく「phishing」なのか、と不思議に思っていました。
 そんな中、IT用語辞典というサイトを見ていたら、フィッシングの解説がありました。
 それによると、偽装の手法が洗練されている(sophisticated)ことから「phishing」と綴るようになったとする説がある。とありました。さらに、ウィキペディアではそれに加えて、単に"fishing"のLeet的言い換え(同音を別表記にした、ユーモアの一種)とする説、"password harvesting fishing" の略とする説がある。となっています。

 「英語の新語」についての知識などありません。ただ、いずれの説もなんかえらい無理がある、と思いました。
 かりに「sophisticated」とかけるとして、なぜ三文字目と四文字目なのか、よく分かりません。一方、「ユーモアの一種」などで命名するのは、場合によってはその人の全財産を奪いかねないような詐欺を表現するのに不適切です。
 「password harvesting fishing」というのも、「harvest」が「収穫する・魚をとる」という意味であることを考えると、「パスワードを穫って釣る」という「頭痛が痛い」みたいな変な言葉のように思えてきます。
 というわけで、説を読めば読むほど、なぜ「f」でなく「ph」にしたのかが理解できなくなりました。上記の説を日本語に置換えると、「釣り」でいいところを、「津波にあったような被害にあうから、『津り』にした」とでもなるのでしょうか。普通、そんな事をする人はいません。
 単に、最初にこの「偽サイト詐欺」を発見した人が、単に打ち間違いを犯してしまい、それを誰もが訂正することなく「詐欺用語」として定着してしまった、というだけの話かも、とも思いました。そちらのほうが、「洗練」だの「言葉遊び」よりはまだ説得力がありそうです。

2008年03月25日

「トップ」に値しないニュース

 数日前、ウィキペディアで人気声優の記事に「荒らし」があった、という事件がありました。ウィキペディアは非常に便利ですが、構造上この手の異常な人間の行動を完全に防ぐのは不可能です。私が見た限りでも、有名ボクサーの記事で、幼稚園児でもやらないような程度の低い「荒らし」を見たことがあります。
 というわけで、防ぎようがない事件ですし、別にその声優さんにとっては何ら関係のない話です。
 にも関わらず、なぜかこの「ニュース」は、丸一日近く、Yahoo!のトップを飾っていました。

 Yahoo!のトップになる基準が「社会的価値」などではないことも分かっています。とはいえ、インターネット上で最上位級の読者がいるページの一番目立つところにに、そのような、たかだか「一人の異常者の行動」を載せるのはどうか、と思いました。担当者もしくは会社が、その声優さんもしくはウィキペディアに何か含む事でもあるのだろうか、とも思いました。
 ちなみに、今現在では、優勝した朝青龍関に対し、「朝青龍の態度に批判も 横審」などと言う「ニュース」が載っています。
 見てみたら、例のごとく「朝青龍関叩き」をメシの種にしている、某委員が毎度のごとく品格のかけらもない「批判」を言っているだけでした。脊髄反射みたいな言動であり、これまた何ら価値も意味もないものです。
 いろいろな事情があるのかもしれません。とはいえ、折角あれだけ人の見る場所なのだから、もっと有意義に活用してほしいものだ、と思いました。

2008年03月24日

互換性

 今の職場は、MicrosoftOfficeの2007と2003が混在しています。2007では、10年ぶりにファイル形式の下位互換ができなくなっています。そこで、2007で普通に作った文書や表を送ったら、2003の人には読めない、という現象が少なからず発生しています。
 もちろん、2007で作ったデータを保存する際に、下位互換のあるバージョンにすれば済む話ではあります。とはいえ、ほとんどの人がOffice97以降しか使ったことのないわけで、そのような「同じExcelなのに、開いたり開かなかったりする」という概念を持つこと自体が難しいわけです。

 さらに言うと、2007になって操作メニューが抜本的に変わっており、それに馴染むだけで一苦労なのに、ましてやそこから、「下位互換での保存」まで覚えなければならないとなると、利用者としてはさらに面倒さが増すわけです。
 というわけで、何とかならんもんかと調べていたら、Microsoftが、2003にインストールすると、2007形式を読めるようになる「互換機能パック」を配布している事を知りました。
 ただ、インストールするのはいろいろと面倒そうです。パッチを当てるのに慣れている人にとっては楽な作業でしょうが、普通の利用者が使うのは大変そうです。
 あれだけ高い金を取ってOfficeを売っているわけです。こんな時くらい、下位バージョンユーザに対し、もっと分かりやすい告知をすべきでは、と思いました。対処についても、簡単な手続きでCD-ROMを提供する方法を選択肢に入れてもいいのではないでしょうか。
 Yahoo!を買う金があるなら、まずは、そのような既存顧客へのサービスに経費をかけるべきなのでは、と強く思った次第です。

2008年03月19日

最悪のタイミングで載った広告

 電車に乗ったら、ウイルスバスターが二枚組の中吊り広告を出していました。男が「危ないサイトだってはじめから言ってくれよぉ」と辛そうな顔で言っており、その隣に、「検索結果に怪しげなサイトがあると、色をつけて警告する」という機能の宣伝が書かれています。
 それはいいのですが、この会社、先週、サイトへ侵入されてしまい、ウイルスが入っているページへのリンクを仕込まれたという失態をおかしています。つまり、自社のサイトが「危ないサイト」になってしまったわけです。
 そのサイト改ざんによる被害を受けた人にとっては、それこそ「危ないサイトだってはじめから言ってくれよぉ」という気分になっている事でしょう。嘆く男の写真を見ながら、ここまで悪いタイミングで載った広告もそうはないのでは、などと思いました。

2008年03月14日

想像力の欠如

 仕事で、無線データ通信カードを10セット買うことになりました。昼前、秋葉原のヨドバシに行って申込書を出したら、量が多いので、渡せるのは夕方くらい、と言われました。
 会社は四ッ谷なので、別に夕方もう一往復してもたいして時間はかかりません。しかしながら、なんか物を取って戻るだけ、というのも子供の使いみたいで冴えません。そこで、「PCカードなわけだから、たいして大きくもないだろう。ならば、帰りがけに秋葉原に寄って購入し、明日、家から持っていけばいいか。今日はノートPCも持ってないので、うまくいけば鞄におさまるだろう」と思い、そのようにしました。

 そして、帰りがけにヨドバシに寄ったのですが、店員さんが出した商品を見て驚きました。かなり大きな袋に、商品が詰まっているのです。
 冷静に考えてみれば、普通の携帯電話だって、あの小さい本体に、分厚いマニュアルが二冊くらいつき、渡される総量は折りたたんだ本体の五倍くらいになるわけです。通話機能がないぶんマニュアルが少ないとはいえ、PCカード型携帯とて、似たようなものだと分かってしかるべきでしょう。
 などと悔やんでも後の祭りです。というわけで、明日の通勤ラッシュの事を今から心配しつつ、大きく重い袋を持って帰宅しました。

2008年02月16日

百万ページ単位の増減

 アクセスログを見ていたら、秋に書いた一文が、Yahoo!の検索語句「時間の考え方」で1億数百万ページ中一位となっていました。
 確かによく使われる言葉ではありますが、「変形労働時間の考え方」ならともかく、何もつかない「時間の考え方」で検索する人は、普通に考えて、ほとんどいないと思われます。したがって、実用的には価値のない「一位」ではあります。

 とはいえ、自分の書いた物が「1億数百万ページ中一位」となるのは、やはり嬉しいことです。そのため、暇なときはついつい、その検索結果ページを見てしまいます。
 ところが、何度も見ていて、奇妙な事に気づきました。この「1億数百万」の百万単位の数字が、日によって変わるのです。この前見た時は「1億8百万」だったのが、次に見たときは「1億9百万」で、その次に見ると「1億6百万」だったりするのです。
 まさか、「時間の考え方」という文字を含むページが、数日で数百万ページも増えたり減ったりするとは思えません。
 そう考えると、あの「ページ数」の計算はどのように行われているか気になりました。思っていたよりもかなり大雑把なのかもしれません。
 「検索エンジンで上位に掲載される方法」についてはいろいろと分析されていますが、この「ページ総数」を勘定する方法、というのは誰か分析していないのだろうか、などと思いました。まあ、SEOと違ってそんな事を分析しても一円の得にもならないので、誰も研究していないとは思いますが・・・。

2008年02月10日

失敗と反省の効果

 相方のノートがフレッツスポットに接続できるかの確認作業をしに、津田沼まで行きました。まず、自分のマシンで接続確認ができているロッテリアにいったのですが、いきなりエラーになりました。しかも表示は、自分のマシンで、誤ったMACアドレスを登録したため、接続できなかった時と全く同じです。
 一瞬、「また同じ失敗をしたのか」と青くなりかけました。しかし、「あれだけ何度も、登録時にMACアドレスを確認したんだ。そんなわけない」と思いました。そこで、自分のマシンを出して接続したところ、最初はつながりましたが、しばらくしてエラーメッセージが出ました。

 考えてみたら、前回接続できた所とは、席が違っていました。そこで、「電波状況が悪いためかも」という仮説が浮かびました。しかし、満席なので席の移動はできません。そこで仕方なく、すぐ近くにあるフレッツスポット使用可能のタリーズカフェに移動しました。
 そこで再度立ち上げたところ、無事接続できました。やはり最初のエラーは電波状況によるものだったようです。
 通常ですと、こういう場合、「自分の設定ミス」の可能性だけを考えます。しかし、今回は、あれだけ失敗して、その結果判明した原因を元に、慎重に登録を行った、という自分を信じました。すなわち、自分の「失敗体験」ならびに、それに基づいた「反省」を信用し、結果的に正しい方法で解決できたわけです。
 もちろん。失敗はしないに越した事ありません。しかし、こういう次の成功につながるなら、失敗およびそれに基づいた反省にも価値があったと思いました。

2008年01月28日

コンセント

 公衆無線LANとのかねあいで、ファーストフードに、コンセント付きの席が出現しています。その席に座ってノートを取り出し、電源を接続したら、隣で食事をしていた見知らぬご夫人に、「これって自由に使っていいのですか?携帯の充電とかしてもいいのかしら?」と尋ねられました。
 真後ろが販売スペースなんだから、気になるならそこにいる店員さんに聞けばいいのに、と思いつつ「客席に一つずつコンセントがあるわけですから、客に使わせるために存在する、と考えていいんじゃないですか?」と答えました。会話はそこで終わりましたが、おそらく、この女性は私の「お墨付き」を得たことにより、ファーストフードを携帯の充電場所として大いに活用するのだろうな、と思いました。

 というわけで、無料で電源をサービスしてくれるのは有難いのですが、私の座ったカウンター席は、机の部分が切られていて、ちょうどトレイ一枚もしくはノート一台がぴったり置けるだけの面積しか確保されていませんでした。これでは、食べながらノートを使うのは大変です。とりあえず食事をして、食べ終わったら、トレイを片付けて、存分に公衆無線LANを使って欲しい、という意味なのだろうか、などと少々不思議にも思いました。
 ちなみに、その後に行った別のファーストフードにあったコンセントには、「パソコン用の電源です。ご自由にお使いください」と書き添えてありました。これを見たときは、「先ほどの女性は、ここのコンセントでも携帯の充電をするのだろうか、それとも、その時はまた、隣にいる人に「許可」を求めるのだろうか、などと思いました。

2008年01月12日

逆効果の技術

 業務用アプリケーションを調べるために、検索をかけてみました。最初にYahoo!を使い、一番上に来たサイトに行きました。とりあえず概要を確認し、では二番目のサイトを見るか、と思って「戻る」ボタンを押しました。しかし、画面はそのサイトのトップページのままです。
 JavaScriptか何かで「戻る」を使えなくしているのでしょう。しかし、これって何の意味があるのでしょうか。別に「戻る」が使えくても、再度検索サイトを開いて同じ語句で検索すれば済むことです。「戻る」を使えないから、他の検索結果を見るのをあきらめて、この会社の商品にする、などという人はいないでしょう。それどころか、このような不便なサイトで無駄な手間を取らせられた事により、その商品の評価を下げる人のほうが多いのではないのでしょうか。
 ほとんどの商品は、利用者に利便性をもたらすために買われるわけです。にも関わらず、調査の段階で利用者に不便を強いてどうするつもりなのだろう、と半ば呆れつつ、ブラウザ付属のツールバーで再び検索を行いました。

2008年01月02日

壊れるのに最適な時期

 昼過ぎ、相方のモニタに異常が発生しました。画面がしばらく点滅したと思ったら、電源ランプが緑色であるにも関わらず、画面を表示しなくなりました。1999年購入のモニタですから、そろそろ寿命といったところでしょう。実際、私のモニタにつなぎかえたところ、問題なく画面が表示されました。
 私のマシンはノートなので、最悪モニタがなくてもなんとかなります。そこで入れ替えることにしたのですが、私のモニタが19インチなのに対し、相方のは17インチです。そして、PCデスクギリギリに収まっているため、まずPCデスクの横板のつけかえを、さらにそのとばっちりでこれまでの場所に置けなくなったPC本体の移動まで行う事になりました。

 結局、それらのつけかえや移動などをやっているうちに結構な時間がかかってしまいました。
 ただ、結果論として、今の時期に壊れたのは不幸中の幸いでした。何しろ、私の仕事も、相方の作業も休みというのはこの時期と5月の連休くらいしかありません。他の時期だったら、このように手早く、モニタのつけかえさらには、PCデスクの組み直しまで行うことはできなかったでしょう。
 そう考えると、9年近く働き続けた上に、壊れる時期まで選んでくれた、このモニタは本当に有益だったと言えるでしょう。物相手とはいえ、感謝の意を表したくなったものでした。

2007年12月05日

必要な物は取らずに、余計な物は取ってくる

 布団の中でネットを見ていました。ところが、ある画面から急に動かなくなってしまいました。「もしかしてサーバが落ちたのか?」と一瞬思いました。しかし直後に一つ変な事に気づきました。LAN線をつないでいるはずなのに、タスクトレイにある無線LANの接続状態が「接続中」になっていたのです。
 おかしいと思って最大化してみると、なぜか自分とは全く関係のないプロバイダに接続中になっていました。普段PCを使うところと比べて窓に近いところで操作していたため、勝手に拾ってきたようです。

 契約していないところなので詳細は分かりませんが、最初はとりあえずつなげて、後でID/PWを照合するような仕組みなのでしょうか。いずれにせよ、これでは困るので、切断処理したところ、無事本来の接続に戻りました。
 実は先日、公衆無線LANに入ったのですが、そちらの接続がどうしてもうまくいきません。自分の設定がまずいため、と言うことは分かっています。しかしながら、つい「本来つながってほしい公衆無線LANにはつながらないのに、頼みもしないで勝手に外を飛んでいる無線LANを拾ってくるとは・・・」と心の中で愚痴ってしまいました。

2007年10月17日

スパム対策に求める新機能

 現在、Becky!のアドインソフトでスパム対策をしています。いろいろと学習させてきた成果もあり、スパムを正しくゴミ箱に送る率はかなり高く、逆にまともなメールをゴミ箱に送ってしまう率はかなり低くなっています。
 本来なら、それで満足すべきなのでしょうが、一定機能に達するとさらなる便利さを求めたくなります。たとえば、今は週に一回くらい、ゴミ箱の中を削除しています。その際、数パーセントの誤ってゴミ箱送りになったメールの確認も念のため行っています。
 「100%完璧にスパム振り分け」が相当難しいのは分かっているので、この作業を行うこと自体は仕方ないと思っています。しかしながら、せっかくなら、ここでゴミ箱に表示されるメールの件数が少しでも少なければ、などと望んでしまいます。たとえば、誰がどう見ても明らかにSPAM、というメールは最初からゴミ箱ではなく、ゴミ箱から削除した状態にできないか、などと思います。
 もちろん、自動判定機能にこれを加えると、万が一の時に取り返しのつかない事になります。したがって、手動設定に限定となるのですが、それでもかなり使いではありそうです。たとえば、いつまでたっても飽きずに来るSPAMの件名に「隣のオバサンを抱きたいですか?」などというものがあります。これを「この件名のメールは、一気にゴミ箱からも削除」としてくれれば、少しでも「ゴミ箱チェック」が楽になります。他にも、SPAM以外にも応用がききそうにも思えます。
 まあ、私が考えつくくらいですから、すでに開発する人にも要望が届いているでしょう。実装される日を今から楽しみにしています。

2007年08月03日

PDFスパム

 最近、ちょくちょく「PDFスパム」なるものが送られてきます。なんでも、フィルタリングソフトがメール本文から「スパム単語」を検知して自動削除することへの対策で、PDFファイルを添付したそうです。似たようなものに、本文を添付のExcelに記載する「Excelスパム」もあるそうです。
 確かに、努力の甲斐があり、最初の数日は、我がメールソフトのスパム検知機能をかいくぐってきました。しかし、この業界でその程度の工夫に何ら効果はなく、気がついたら、ごみ箱に自動振り分けされるようになっていました。
 それにしても不思議なのですが、仮にスパムフィルタをくぐりぬけたとしても、題名も本文もなうメールに添付されるPDFファイルやExcelファイルなど、誰が読むのでしょうか。いくらフィルタを抜けたとはいえ、しょせんは怪しすぎるメールです。ウイルスにかかるのが趣味、という人でなければ添付ファイルを開く事はないでしょう。
 この世界、スパム送信者の努力や発想には敵ながら感心させられます。しかしながら、そのために絞った知恵は、彼らの商売にはおそらくほとんど役だっていないでしょう。にも関わらず、普通の人なら読まずに捨てるようなメールを送り続けるわけです。世の中には奇妙な人や会社があるものだ、と呆れてしまいました。

2007年07月30日

エラーメッセージ

 ここしばらく、サイトを更新すると、かならずエラーメッセージが出ます。同じ会社で別契約で借りているサーバーには同様の現象が発生する事はたまになので、いちがいにサーバーのせいとは断言できません。他にもいくつか思い当たる原因はあるのですが、とりあえず、その後に定まった操作をすれば無事表示される事もあり、ついつい対策を先延ばしにしてしまっています。
 というわけで、エラーが出るのはある意味自己責任です。しかしながら、問題はそこで表示されるエラーメッセージです。エラーの通知だけならいいのですが、そこにはいくつかの広告リンクが掲載されているのです。しかも、一番目立つところにあるのはサラ金系です。
 普通に考えてエラーが出た際に、「お、こんなリンクがあるのか、クリックしてみるか」と思う人がいるかどうかは疑問です。しかし、それはともかくとしても、エラーが出て困っている状態を「広告スペース」とされる事自体、あまり気分のいいものでありません。下手すると、「広告表示機会を増やすためめに、あえてエラーの出やすい状態にしているのか?」などと思ってしまいます。
 インターネットを用いた広告は相変らず様々な可能性を秘めているとは思います。しかしながら、やはりもう少し表示をされた人の気分も考えて広告場所を考えてほしいものです。

2007年07月15日

マピオンBBの謎

 子供の時から地図を見るのが好きだった私にとって、マピオンBBはよく見るサイトの一つです。自宅はもちろん、会社でも出先の場所を調べたり、初めて来る客を電話で道案内する時などのために、常にOperaのタブの一つとして、出しっぱなしにしています。
 ただ、極めて不思議な事が一つ。Operaのバージョンは自宅も職場も同じにしているにも関わらず、マピオンBBについては、自宅では新たに開くと東京の全体図が、職場では前回開いた地図が表示されます。

 ちょうど、自宅では、その時によってさまざまな場所を見るのに対し、職場では事務所周辺が大半で後も都心部のみしか見ません。そういう意味では、ある程度適切な「初期ページ」とはいえます。
 しかしながら、同じサイトを同じブラウザで見ていて、なぜこうなるのか不思議です。小さい事務所と言うこともあり、ネットワーク構成も家庭レベルとさほど違いはないのですが・・・。
 Windowsとインターネットを使い出してはや10年。最後に触らなかった日はいつだったか、というくらい使っています。にも関わらず、まだまだ日常よく使う事でも、不可解な事が多いわけです。毎度の事ながら、奥の深い世界だと痛感させられます。

2007年07月08日

警告メッセージ?

 相方のPCの画像表示がおかしくなりました。いきなり画面がチラついたりします。とりあえず、グラフィックボードを確認しようとしてPCを開けてみたら驚きました。なんと、チップセット用のヒートシンク(放熱器)が外れて、グラフィックボードの上に落ちていました。これでは表示がおかしくなるのも道理です。
 よくよく見たら、ヒートシンクをマザーボードに取り付ける金具があるのですが、その金具をマザーボードにつなげる部品が外れていました。その部品をつけた後、ヒートシンクをつけなおすと、表示は正しく戻りました。

 もしヒートシンクがグラフィックボードに落ちず、画像に影響がなかったら、近いうちにチップセットが熱でおかしくなっていたでしょう。そうなると、最悪の結果になるまでありました。そう考えると、画像の以上がアラートになったわけです。もちろん、それを意識してチップセットのヒートシンクとグラフィックボードの位置を設計したわけではないのでしょうが、とりあえずおかげで助かりました。
 それにしても、金具を止める部分が振動などで自然に外れ、事故につながったわけです。パソコンというのはどこから壊れるのかわからないものだ、と改めて驚かされました。

2007年06月18日

時計とPC

 10年ほど使っている腕時計が遅れたり止まったりするようになりました。そこで、時計屋に持っていって分解掃除をしてもらいました。無事動くようになって戻ってきたのですが、その際、店員さんに「磁石で動いているため、あまりパソコンなどには近づけないで使ってください」と言われました。
 基本的に、寝るときと外にいる時を除けば、家でも職場でもほとんどパソコンの前にいます。したがって、安心して時計をつけていられるのは、外にいるときだけになります。まあ、現実論として、パソコンに向かっている時は画面右下に時刻が表示されているわけなので、腕時計を見る必要がありませんので、実害はありません。しかし、かつては寝ている時以外はずっと身につけていた腕時計が、「外にいる時のみ身につけるもの」になった、というのは、何とも言えないものがありました。
 まあ、最近は携帯で代用する人も増えているので、それでもまだ、腕時計を活用している部類に入るのかもしれませんが・・・。ちなみに、分解修理中の経験からすると、昼間の外の日差しでは携帯の液晶は見づらく、個人的見解としては、携帯は腕時計の代用品にはならない、と思いました。

2007年06月12日

予兆

 Excelの関数で定番の「vlookup」を使って表を作っていました。ところが、いざenterキーを押したところ、エラーが出ました。「おかしいな、参照間違えるはずはないんだが」と不思議に思いながら、念のために関数入力窓を再度見たところ、関数のあるべき所に、「vぉおくp」などという訳のわからない言葉が表示されていました。つまり、日本語入力モードを外さずに入力していたわけです。これでは関数が機能するわけがありません。
 こんなアホな事をやるくらいですから、仕事の調子がいいわけがありません。後で振り返ったら「何でこんな分かり切った事に気づかないんだ」というレベルの初歩的な勘違いをし、一歩間違えたら大変な事になる寸前までいってしまったほどでした。
 ダメな日は何をやってもダメと言う事でしょうか。もっとも、だからといって仕事をしないわけにもいきません。今更ながら、「不調時の再調整」の重要性について考えさせられた一日となりました。

2007年05月24日

根負け?

 仕事で、Outlookを予定と連絡先管理のみで使っています。ところが、初期設定で失敗したらしく、「標準のメールクライアント」がOutlookになってしまいました。WordやExcelで作成したファイルを「ファイル→送信」から即座にBeckyの添付ファイルにすることができません。
 そこで、IEの「ツール」から手動で標準のメールクライアントを変更しました。ところが、Outlookを立ち上げる度に、設定が元に戻ってしまいます。
 そこで、日課のように、毎朝、設定を変更し続けていました。ところがある日突然、Outlookを立ち上げても標準のメールクライアントが変更されなくなりました。
 理由が分からないので不気味でもあるのですが、手間が減ったので素直に喜ぶことにしました。そして、「まさかPCが自分の毎朝の努力に根負けして、標準のメールクライアントを固定するようになったのだろうか」などと、極めて非科学的な事まで考えてしまいました。

2007年05月13日

工事担当者も驚く価格

 これまでのBフレッツハイパーファミリーをマンションに替えました。ベストエフォートが同じで月額が2千円くらい安いというのが理由です。電話で申し込んだところ、工事費が2万ちょっとと言われ、驚きました。なにしろ、チラシなどで、新規にBフレッツマンションにした場合、工事費無料のみならず、数ヶ月分のプロバイダ代まで無料、という企画が山ほどあるからです。ただ、10ヶ月たてば元が取れるわけなので、変更に踏み切りました。
 そして業者の人が来て、手慣れた作業で「マンション」設置を完了。しばらくして来たハイパーファミリーの取り外しとあわせても、30分程度でした。そして、作業確認書兼請求書を小型プリンタで印刷したのですが、その2万ちょっとという価格を見て驚いていました。

 新規の場合は同じ事やって実質タダなのですから無理もありません。また、30分で2万円という事は時給にして4万円になるわけです。もちろん器機代も含まれているわけですが、この人に渡る時間当たりの技術料はその2割もないでしょう。
 それにしても、新規ユーザーには値引きまくって、長年使っているユーザーからは、工事担当者が驚くほどの額をぼったくる、というのはすごい商売だと改めて思いました。

2007年04月21日

前世紀の音

 食堂で昼食を食べていたら、突如、「ピポパポポポ」という音が店内に流れました。しばらく聞いてはいない音ではありますが、かつては、毎日のように聞いていた音だったので、すぐ「電話回線からダイヤルアップでインターネットに接続するときの音」という事が分かりました。
 昼食時だったので相席だったのですが、向かいにはシステム屋さんらしい会話をしている先輩と後輩がいました。その先輩も「お、懐かしい音だ」などと言ってました。ところが、後輩氏は「何の音なんですか?」と尋ねています。考えてみれば、我が家でもこの「ダイアルアップ音」を聞かなくなって8年以上たちます。これを新卒社会人にあてはめれば中学生の時になるわけです。そう考えれば、あの音を聞いた記憶がない若手社会人がいてもおかしくないわけです。
 もう5年もしたら、kbps単位での速度によるインターネット接続の存在も知らない社会人も普通に存在するようになるのだろうな、などとも考えました。味よりそちらのほうが印象に残った昼の一時でした。

使う人がいない割りには迷惑なボタン

 IE6の画面上を見ると、黄色い四角のアイコンがあります。マウスを置くと「ディスカッション」という文字が現れます。
 デフォルトでIEに表示されるほどですから、このボタンを押せば、何らかの方法でWEBでのディスカッションが行えそうに見えます。しかしながら、実際にこの機能でディスカッションを行うには、Microsoftの二種類のサーバーアプリを使ってサイトを作らなければならないそうです。

 そんな環境が構築され、さらに「ディスカッション」機能を使えるサイトがどれだけあるのか分かりません。しかし、全世界のIEユーザーのうち、その機能を使った事がある人は、何万人に一人いるかいないかというくらいなのでは、と想像されます。実際、ほとんどの人が、そのボタンの意味など知らないでしょう。
 にも関わらず、このボタンを偶然押してしまうと、なぜか面倒な事がおき、WEBアプリが動かなくなったりします。実際、「webディスカッション」で検索をかけると、上から三つは「このような迷惑な機能がある」という記事になります。実は、私の仕事でもこのボタンのおかげで迷惑を被ることがあります。
 うまく使えば便利な機能なのかもしれません。しかしながら、実際に使う人の比率は低い上に、押すと迷惑がかかるわけです。IE7ではデフォルトで表示されなくなったようですので、いつかはなくなるのでしょう。とはいえ、なぜそんなボタンをデフォルトでIE6に表示させたんだ?と、このボタンに起因する問題に遭遇する度に思ってしまいます。

2007年03月15日

使いこなせない機能

 これまで使っていたものが故障したため、マウスを買い換えました。せっかく買い換えるのだからと、横スクロール機能および5ボタンつきのものにしました。とりあえず、4・5ボタンに「コピー」と「貼り付け」を割り当てたのですが、思いのほか、使う機会がありません。
 キーボードを操作しながらコピー&ペーストをするならば、長年使っている、コントロールキーを使った方法で事足ります。したがって、マウスだけを使って操作する際にコピー&ペーストする必要が生じたときのみに使うわけですが、意外にそのような機会がありません。結局、4・5ボタンを使うのは、ブログの下書きをテキストエディタからブラウザに貼り付ける時くらいになってしまっています。
 さらに、横スクロールボタンにいたっては、まだ一度も使っていません。まあ、家庭で横スクロールが必要なほどの幅広いアプリを扱う事は普通に考えてあまりないですが・・・。
 別に、新機能目当てで買い換えたわけではありません。とはいえ、せっかくの機能が使いこなせないと、なんか損をしたような気分になってしまいます。

2007年03月11日

第二階層

 以前にも書きましたが、現在、「千葉ディスティネーションキャンペーン」なる企画が行われています。そのため、都内でもJRの駅に千葉の観光案内ポスターが貼られています。始まった時に書いたように、当サイトでも勝手に協力(?)して、「幕張本郷目的企画(ディスティネーションキャンペーンの和訳)」をやろうと考えました。
 そこで、まずは企画頁作りだ、と思って、地元に関するネタをまとめ始めました。すると、他の記事分類頁まで気になり始めました。それをいじりだしていると止まらなくなり、記事の再整理だの、ページ構成の変更などを行ってしまいました。

 その結果、「本家」のキャンペーンが折り返し地点になった今頃やっと、幕張本郷目的企画が完成しました。というわけで、当分の間、地元名所紹介に力を入れていこうかと考えています。
 ところで、今回、いろいろ変更をかけたのは、トップページと各記事の間に位置する「第二階層」と呼ばれた部分です。かつては、この「第二階層」の構成はかなり重要なものでした。もちろん、今でも企業サイトなど大規模なものは、ここでの分類はある程度重要です。
 しかし、検索サイトが発達し、企業広告ですら、自社のURLでなく、検索単語を掲載する時代になっています。当然、このような個人サイトも同様で、サイト閲覧者の多くは、検索サイトから直接各記事に訪れています。この一ヶ月のアクセスログを見ても、トップページよりアクセス数の多いページが二つもあるほどです。
 そんな中、何を今更「第二階層」に手を入れても・・・と自分でも思っていました。まあ、もともと純粋に趣味でやっているページなのですから、やっていて面白ければ、それはそれでいいわけなのですが・・・。

2007年02月25日

15年たって初めて気になった事

 15年ほど前、ある日パソコンを見たら、画面上で奇妙な模様が動いていました。そばにいた人に尋ねたところ、「パソコンは、同じ画面をずっと表示させているとモニタに画面が焼き付いてしまう。これはそれを防ぐために同じ画面をずっと表示させないスクリーンセーバーというものなんだ」と説明されました。
 それから、時が経つにつれてパソコンと接する時間は増えました。当然ながらその間に、スクリーンセーバーは何千回となく見た「日常どこでも見るもの」となっていました。

 ところが、今日になってふと「スクリーンセーバーを使わなかったために、画面が焼き付いたモニタなど、本当に存在するのだろうか?」という疑問が沸きました。そこで検索をかけて見たところ、中古モニタ販売サイトなどで「焼き付きあり」という表示がある商品がありました。拡大画像を見たら、確かに一部が変色していました。「なるほど、これが『焼き付き』というものか。やはりスクリーンセーバーの効果ってあなどれないのだな」とちょっと感心(?)してしまいました。
 ちなみに、私自身はスクリーンセーバーには何のこだわりはありません。昔は一応、デフォルトの中から「時計」などを選んでいましたが、ある時期からそれすら面倒になって、今では全てPCのデフォルト設定のまま使うようになっています。

2007年02月17日

寿命の縮んだデータ交換

 嫁さんの一次帰省にあわせ、私のノートと嫁さんのデスクトップを交換しました。必要なデータを切り取って嫁さんのPCに設定した共有フォルダにうつしました。ところが、そのフォルダを開けてみるとそこには何もありません。
 まさか、データ破損?メールやマイドキュメンツを始め、必要なデータを全部切り貼りしたのに・・・。と一瞬、真っ青になりました。
 しかし、元のPCから見ると、ちゃんとデータが見えます。ただ単に、似たような名前の別の共有フォルダを間違えて見ていただけでした。
 というわけで、無事に移動はすみました。しかしながら、一瞬とはいえ、真っ青になった事をかんがみるに、極めて重要なデータについては、切り取りでいいところでも、コピーで移動したほうが、精神的に安全だとしみじみ悟りました。

2007年02月10日

記憶にないページ

 アクセスログを見ていたら、奇妙な履歴がありました。アドレスは確かにこのサイトのものなのですが、自分としてはそんな名前のファイルを作った記憶がないのです。確かに、サイト開設から8年半以上たち、その間に作ったHTMLファイルは、ブログ・日記のような自動生成されたり機械的に名前がつくものを除いても360をこえます。したがって一つや二つ忘れても当然とはいえます。とはいえ、ファイルの名付け方からして、自分ではありえないものです。

 気になってそのURLをクリックしたところ、404エラーが出ていました。やはり、自分で自分の作ったページを完全に忘れている事はないと思い、一安心しました。
 ちなみに、そのファイル名は「futahaguro.htm」でした。確かに自分は元横綱・双羽黒で現在立浪部屋のアドバイザーである北尾光司氏について書いています。
 という事は、そのURLを叩いた人は、「このサイトに北尾氏に関する記述があるのは知っている。しかしどうリンクをたどっていいか分からないから、決め打ちでURLを手入力しよう、と思われたのでしょうか。長い間アクセスログを見ていましたが、このような事例は初めてでした。
 ちなみに、その後、この人は403エラーも出していました。当サイトは404と403でそれぞれ嫁さんの描いたメイドさんを使った独自ページを作っています。まさかその人も、北尾氏の情報を見たくて、萌え絵(?)を見る事になるとは、夢にも思わなかった事でしょう。

2007年01月18日

経験して初めて分かること

 電車の中でノートパソコンを広げている人を見た経験は少なからずありました。端から見ていて「なんか凄い」と「こんな所でも仕事とは大変だな」という思いが交錯していました。
 ところがそんな自分がいろいろあってノートを買い、仕事で持ち歩くような立場になりました。そして今日、「今日は仕事が遅かったが、せっかく帰りの電車で座れたし、ここで何か書くか、と思い、ノートを取り出しました。ところがいざ書こうとすると、端の席に座っているにも関わらず、隣の人との位置関係で手が思いように動かせません。したがって、初めてキーボードに触った頃の「右手人差し指一本打ち」で普段の数倍かけて文字を打つはめになりました。
 その窮屈さと打つ速度の遅さに困りながら、「通勤電車の中で仕事をしている人は、こんな厳しい環境の中で業務用の文章・データを打込んでいたんだ」という事に気づきました。そして、改めてかつて他人事のように見ていた彼らの根性と熱意に感心させられました。
 「両手を使ってキーボードを打てる」という普段は当然以前の問題だと思っていた事が、実は『できないとこんな不便なことはない』という事が理解できただけでもかなり貴重な経験ができたといえる「電車内の初体験」でした。

2007年01月07日

ネット支払いの進歩を知る経費

 今秋、マイラインをKDDIからNTTコミュニケーションズに変えました。それとほぼ同時にKDDIの支払いに使っていたクレジットカードを解約しました。その後、特に請求はなかったので、問題ないかと思っていたのですが、なぜか今日、3ヶ月ぶりにKDDIから請求額の記載されたメールがきました。従来のカード払いができないのでどうしようかと思い、とりあえずメールに記載されている支払い用サイトのURLをクリックしました。
 IDとパスワードを入力すると、請求額とインターネットバンキングでの支払い案内がありました。指示されたリンクをクリックすると、銀行一覧が現れ、取引銀行名をクリックしたところ、KDDI料金支払い専用かと思われるインターネットバンキングの画面が表示されました。そのまま、銀行のID・パスを入力し、なんどかボタンを押したところ、簡単に支払いが完了していました。そのシームレスさは、へたな一社でのWEBサービスを使うよりもずっと便利でした。複数の企業での連携がここまで進歩しているとは思わず、感心させられました。
 ちなみに、振り込んだ額は10円でした。その金額を振り込むために、これだけ便利なシステムを使えたと思うと、えらいお得感がありました。

メールの送信者名

 10年前、初めて「インターネットメールアドレス」なるものを取得した時、「これで世界中の人々とやりとりができるんだ」みたいな感じの高揚感がありました。とはいえ、別に外国語が得意なわけでもなく、具体的に海外の人と交流しようという意思があったわけではありません。しかしながら、その「世界中の人と」という意識が強かったのか、メールの発信者名のところはローマ字にしていました。

 数年前までは、別にそれでもなんら支障はありませんでした。ところが、スパムメールの増殖により、状況が変わってきました。可能な限り、キーワードによる振り分けやメーラーのプラグインを使ってスパムを読まずに削除しているわけですが、やはり限界があります。そういう時、送信者名が漢字になっているかローマ字になっているかの違いが大きいことに気づきました。やはりローマ字だと、外国産のスパムなのか、ローマ字を送信名にしている知り合いかの区別がちょっとつきにくいのです。
 それに気づいたとき、「自分が貰うときそうなら、相手もそうだろう」と思いました。そして年明けを機に自分のメールの送信者名をローマ字から漢字に変えました。
 それにしても、「スパムメール」という形で、自分宛に外国人からメールが来るようになるとは、10年前にメールアドレスを取得した時は夢にも思いませんでした。いい意味でも悪い意味でも、ネットの世界は想像を絶することがいろいろと起きるものです。

2006年12月27日

やる気のなさすぎるサイト

 ある小さい会社のサイトを見ました。普通に事業紹介と商品紹介があるのですが、なぜか「おしゃべり掲示板」なるリンクがありました。業態から考えると、不特定多数が書き込める掲示板など設置する必要があるとは思えません。
 それが逆に気になり、そのリンクをクリックしてみました。すると一瞬、英語の書き込みが表示されたと思ったら、いきなり猥褻画像が大量に陳列されているサイトに飛びました。
 どうやら、JavaScriptも含めて何でも動作してしまう上に、会社による管理も一切なされていない掲示板のようです。別にその会社と利害関係はないのですが、老婆心ながらトップページに記載されている、infoで始まるメルアドにその旨を送信しました。しかし、しばらくしたら「failure notice」で戻ってきました。サイトのみならず、代表アドレスの管理もずさんなのでしょう。
 さすがにこれ以上何かする気もおきず、見るのをやめました。それにしてもこの調子だと、この会社が「トップページからワンクリックで猥褻画像集」という状況を改善できる日は永遠に来ないかも、と思いました。

2006年12月23日

進歩に追いつけなかった機能

 携帯の経路探索に、「あらかじめ登録していた駅を呼び出す」および「現在位置から駅を選択する」という機能があります。最初これを見た頃は、文字を入力する手間が省けるために愛用していました。しかし、携帯を買い換えたところ、入力支援機能が大幅に向上していました。そのため、駅の最初の人文字を入れて下に出てくる候補一覧から選ぶだけで、駅名入力ができるようになりました。
 そうなると「登録駅」や「位置情報」機能の利点がなくなります。なにしろ、こちらのほうがボタンを押す回数が少なくてすみます。おかげで、一時期は愛用していたそれらの機能をすっかり使わなくなりました。携帯の入力支援機能の発展についていけなかったと言えるでしょう。
 このまま、「登録駅」「位置情報」機能は消えていくのでしょうか。それとも、改良される事によって復権するのでしょうか。少々気になっています。

2006年12月21日

Linux習得への道

 諸事情により、Linuxを習得する機会を得ました。しかしながら、それに割く時間がなかなか取れません。一応、PCへのインストールまでは完了したのですが、そこから先には中々進めません。たまにプリインストールされているFireFoxでWEBを見るのが精一杯です。
 そんな中、ある日、メニューから出していたFireFoxのショートカットをデスクトップに置こうと思い立ちました。Windowsと同じ要領でドラッグしたのですが、既存のショートカットと比べると倍くらいの大きさがあります。いくら、現時点で唯一使っているアプリとはいえ、こんなに大きいアイコンだとギョッとしてしまいます。

 とりあえず変更するなら、と思って右クリックしたところ、案の定、アイコンの大きさを変更、というメニューがありました。それを選択したところ、普通の図形操作と同じ方法で、他と同じ大きさに縮小できました。このデスクトップ上でのアイコンのサイズ変更は、Windowsにはない機能です。
 これまで、理屈ではいろいろと「WindowsとLinuxの違い」を知っていました。しかし、違いを体験したのは「タダでインストールができる」時しかこれまではありませんでした。したがって今日は、初めて身をもって両OSの違いを理解できた記念すべき日でした。ただ、それが「アイコンの大きさを変えれるか否か」というのはちょっとアレですが・・・。
 こんな私に、Linuxを人並みに使える日はいつか来るのでしょうか。我ながら不安です。

2006年12月09日

マルチモニタ

 新たに購入したノートパソコンを使い始めました。起動した後、これまで使っていたアプリを一通り入れ、設定などを移行しました。ノートですが、家で使うときは基本的にマウスはもちろん・キーボード・モニタとも外付けを使うことにしました。壁紙もこれまでと同じものですので、モニタの画面だけ見ると、昨日までと変わらない感じです。
 ただ、モニタにつなげるとはいえ、ノートのディスプレイも使っているので、マルチモニタ環境になっています。まあ、今日のところは、サイトの原稿を掲載するときに、エディタとブラウザをそれぞれのモニタに表示することで、ウインドウの切り替えをせずに下書きを貼り付ける事ができた時くらいしか、その便利さを感じることができませんでした。というわけで、まだその機能を生かせてはいないのですが・・・。
 せっかくの初ノートパソコンですので、内外問わず、いろいろと使い倒してみたいもの。そのための計画もいろいろ考えており、今から楽しみです。

2006年12月08日

使いおさめ

 現在使っているマシンを購入してから丸6年たちました。いろいろ部品を取り替えたりしてごまかしつつ使っていたのですが、最近では抜本的な性能でガタがきた感じでした。そこで、仕事の関係で使う可能性も考え、ノートPCを購入する事にしました。1994年にPC-98を勝って以来、PCを5台買ったり組んだりしましたが、6台目にして初のノートです。それが今日帰宅したら届いていました。
 というわけで、今使っているマシンは本日限りとなりました。今でこそ、ガタガタですが、買った時は、その動作周波数1GhzのCPUの早さや、Windows2000の安定性の高さに大いに感心したものでした。
 最初は嫁さんが使っていましたが、2003年春から自分用となってから約2年半です。長いようで短い間ですが、これまで使っていたマシン同様、お世話になりました。機械相手ながら、お礼を言いたい気持ちになります。
 可能ならばマザーボードなどを取り替えて家庭内サーバーみたいな形で余生を送らせたいものですが、果たしてうまくいくものでしょうか。

2006年12月05日

分かりにくくする努力?

 とある大手小売業の関連会社の情報を確認する必要があったので、Googleで検索しました。しかし、そこで表示された大手小売業のページ構成は非常に分かりづらく、必要とする情報にたどりつけません。ちなみに、必要な情報とはその関連会社の所在地、という普通ならすぐみつかるはずの情報なのですが・・・・。
 にっちもさっちもいかなくなり、総合トップから探そうと、ブラウザに表示されているURLの「/」以下を削除してエンターキーを押しました。しかしそこで表示されたのはその大手小売業のトップページでなく、世界的に人気の絵本のキャラが動くというFALSH画像が表示されました。どうやら、数年前に流行した「WEB製作会社が収益を挙げるために作った、見る側には何の意味もないオープニングアニメーション」のようです。
 何で関連会社の住所を調べるのに、絵本キャラのアニメーションを見せられねばならないのだ、と想いながらSKIPを押して「本当のトップページ」にたどりつきました。しかし、そこからのナビゲーションもやはり悪く、本来の目的を達するまで、かなり不要な時間を費やされました。
 さしずめ「サイト構築の悪い例の展示会」とでも言ったところでしょうか。それにしても、「小売業の公式サイトに行こうとしたら絵本のキャラが動き出した」というのはかなりシュールな話でもあるな、と思いました。

2006年10月09日

2006/10/9の更新

 旅行記と地元ネタの地元バス路線ネタに大幹線の裏ルートを、雑談コーナー財布紛失顛末記を掲載しました。

 今回、二つの文章を掲載しました。見た目はほとんど変わりませんが、実は、作り方は全然違います。地元バスのほうは、開設以来続けているtableタグで場所を定めた昔からのHTML形式で、一方、財布紛失のほうは、新たなWEB標準とも言える、XHTML形式を使用。デザイン関係は全てCSSで行いました。
 これまで、何となく難しそうだというのと従来の慣れで、ついつい昔ながらのやり方を使っていました。しかし、いざやってみると、XHTML+CSSのほうが、使用するタグも全然少なくてすみ、かつデザイン調整も容易にできました。やはり、それだけの合理性と利便性があるゆえに、「新たな標準」として定められるものなのだ、と実感した次第です。

2006年09月17日

売り込みは熱心だが自ら来た客には

 諸事情により、現在契約している電話会社の見直しを行いました。5年前に今の体制にした時は、フュージョンの「全国どこでも3分20円」は破格と言っていい安さでした。しかし、調べてみたら、今ではNTTコミュニケーションズがマイラインプラス登録を前提に、「全国どこでも30分15円」というサービスをやっていました。
 我が家の長距離通話料を考えると、登録料の税込み840円を払っても、半年もたたずに元が取れます。そこで早速ネットで申し込もうとしました。
 しかし、昨日手続きを取ろうとすると、いきなり「システムメンテナンスにつき明日午後1時までご利用できません」との事でした。そこで、今日の午後再度やりなおしたところ、住所・氏名・電話番号を2~3回入力させられた上、あげくの果てにエラーメッセージが。そこには「このエラーメッセージをお問い合わせフォームからお伝えください」とあります。しかし、その「お問い合わせフォーム」への行き方が分かりません。
 「エラーメッセージの『お問い合わせフォーム』という文字にフォームへのリンクを張っておけばいいのに」と思いつつ、トップに戻ってその旨をフォームで送信しました。

 するとそこからの反応は連休中にも関わらず迅速で、1時間後に「登録がされていなかったので、再度やり直してください。それでもダメなら電話受付もご利用ください」との返信がありました。それに従って再度やったのですがやはりダメ。念のため、ブラウザを替えてやってみたのですが、やはりダメでした。
 普通ならこのへんで「しょせん3分につき5円安くなるだけだからフュージョンのままでいいや」と思うところですが、幸い連休中で時間に余裕があります。そこで電話で再々々挑戦しました。
 つながるまでは時間がかかりますが、そこからはこれまた迅速。WEBで入力するより遙かに少ない量の情報提供と先方からの説明があり、短時間で登録が終了しました。こんな事なら最初から電話しておけば、と後悔しきりでした。

 それにしても、前の職場で電話関係の業務を担当していた時は、電話会社の代理店から毎日のように売り込みの電話がかかってきたものでした。中には、「どのくらい安くなるかは、請求書を見れば分かりますよ」などと、うかつな応答をすればそのまま強引に契約、みたいな悪質な業者もいました。
 もちろん、対法人と対個人では通話料の桁が違います。とはいえ、あれだけ法人相手にあつかましく売り込む営業力があるのですから、自ら望んで客になろうとする個人相手にももう少し使い勝手のいいサイトにしてもバチは当たらないのでは、と思いました。せめて、エラー時にすぐ問い合せ頁に行けるようにするのと、電話番号入力欄にハイフンの要不要の注意書きを入れるくらいの事はしてほしいものです。

2006年09月09日

Excelのはて

 Excelで表を横に貼り付けてつなげていく作業をしていました。ところが、何度目かの作業をした時に、表が貼り付けられません。不思議に思って画面をみなおしたら、画面の右側にセルがなく、灰色になっています。Excelの行数の限界が「256×256の65536行」だという事は知っていましたが、列の限界がそれに比べると遙かに少ない数だったとは知りませんでした。ちなみに、一番右の列番号は「IV」、数字に直すと256です。
 その「ここより右に列がない」というExcelの画面を見ていると、天動説時代に信じられていたという、この世の果てにある巨大な滝を見ているような印象を受けました。せっかくだからと、セル指定欄に「IV65536」と打ち込み、Excelの右下の限界セルを表示させました。当然ながら、右も下も灰色になっていましたが、予想通りという事もあり、最初に「IV列」を見たときほどの驚きはありませんでした。
 なお、「IV」という表記を見ていたら、「Excelの最大列数は、ローマ数字だと9列か。もしそんな表計算ソフトがあったら使い物にならないな」などとアホな事を考えてしまいました。

2006年09月04日

MS製品に対応した日本語変換ソフト

 IMEで「アウトルック」と打ち込んでスペースキーを押しました。すると「会うとルック」などという謎の言葉に変換されました。面白いので他のマイクロソフト製品も試してみたところ、「ウインドウズ・ワード・エクセル」はカタカナ・英語とも普通に変換しましたが、「パワーポイント」は英語名での変換はできませんでした。
 同じ自社製品なのに、なぜこのような差がついているのか不思議に思いました。ちなみに、他社製品であるATOKで試してみたら、どのアプリ名も、カタカナ・英語とも一発で変換できました。この「性能の差」について、たまにジャストシステムは比較広告を出したりもします。もし、この例語を使って比較広告をすれば効果は抜群だろうな、などと思いました。

2006年08月10日

需要に見合った経費

 駅に貼っているチラシに、携帯を見て変な顔をして驚いている女性の写真が載ったものがありました。何だと思ってよく見てみたら、警察による「指名手配犯の写真を掲載している携帯サイト」の宣伝でした。そういえば、何年か前にそんな話を聞いた記憶があります。
 せっかく宣伝しているのだからと思い、帰宅してPCで見てみました。するとえらく画質の悪い写真と、身長とホクロの位置だけを書いた「手配書」がありました。そこからはあまり熱意は伝わってきませんでした。また、docomoのメニューリストにも登録されていません。
 作られた数年前のようですが、「とりあえず、いろいろなところで携帯サイトが作られているから、指名手配者の携帯サイトも作っておくか」というノリで作った、という制作者の気持ちがサイトから伝わってくるようでした。まあ、現実問題として、わざわざ貴重な時間を使って携帯にアクセスして指名手配犯を調べる一般人はいないでしょう。仮に町でそれらしい人にばったり会っても、携帯サイトにアクセスして確認している間に、その人はどこかに去ってしまっています。そういう意味では、利用者数に見合った経費で作成された、税金を無駄にしていない携帯サイト、と言えるのかもしれませんが・・・。

2006年08月08日

らせん式ナビゲーション?

 年に必ず1度は使う東京-松山便の本数が多いという理由で、今世紀に入ってから、全日空にばかり乗っています。そして、航空券の購入もあってサイトもよく使っています。ところが、ここのサイトのナビゲーションはいつ見ても複雑きわまりません。力を入れて宣伝しているキャンペーン情報を見ようとトップページに行っても、そこからどこをクリックすればわからない、という事もあります。
 そんな中、マイレージクラブでやりたい事があったのでサイトに行きました。ところが、相変らず、どこをクリックしていいのかよくわかりません。何とかそれらしき所をクリックし続けたら、いつの間にか、しばらく前に見たページに戻ってしまいました。サイトを見ていて、先に行くつもりがいつの間にか「一周」してしまう、というのはなかなかできない経験です。

 それだけでも変な話ですが、さらにブラウザのタブの部分を見て驚きました。なんと「ANA」と書かれたタブが5つくらいできているのです。同じサイト内の継続した情報に移動するにも関わらず、それを全て別窓で開く設定にしているわけです。
 タブブラウザを使っているため、さほど気にもなりませんでしたし、実害もありません。しかし、IE6.0などを使っている人の場合、いちいち窓が開き、後で全部閉じねばならないわけです。どう考えても効率が悪い上に、利用者に不親切な設計です。
 全日空のサイトというと、「FLASHを使った航空券予約」などが「いい例」として取り上げられたりしますが、これまでの事もあり、かなり呆れました。まあ、あれだけ大きな会社ですから、部分によって作っている会社も違うのでしょうが。
 もっとも、ご覧のように自分のサイトもさほどナビゲーションが優れているわけでもありません。そういう事もあり、この奇妙な経験を「反面教師」として自分に生かせれば、と思いました。

2006年08月02日

割れ物CD

 データを持ち帰る必要が生じたのですが、あいにくUSBメモリを忘れてしまい、CDに焼いてもらう事になりました。ところが、CD-Rはあったものの、ケースの類がありません。仕方がないのでので、クリアファイルに入れた後、さらに折りたたみ、それを本に挟んでかばんに入れました。ところが、家に帰って空けてみると、ものの見事に割れていました。念のため、ドライブに入れてみましたが、もちろん、何の反応もありません。
 不正コピーした違法配布ソフトの事を「ワレズ」と言い、それを転じて「割れ物」などと隠語で言われるそうです。自分には縁のない事だと思っていましたが、まさかこんな形で「割れ物CD」を作ってしまう機会が生じるとは夢にも思いませんでした。そして、あの本の付録などに使われる紙製(?)のCD入れが、いかに衝撃を防ぐように工夫されて作られているかを認識させられました。

2006年07月28日

コードレス有線マウス

 故障がちだったコードレスマウスを買い換えました。前回のは乾電池式で、比較的短期間で切れる上に電池の買い置きも面倒でした。そこで今回は充電式のものにしました。
 仕組み的には、USBポートに接続した受信機に充電用コードがついており、電池が切れればそのコードをマウスに挿すと充電できます。最初の頃は、電池がなくなるたびにコードを挿していました。ところがある日、挿したまま作業をしていたら、コードの存在を感じる事なく、自由にマウスが動かせる事に気づきました。
 まあ、有線マウスに比べるとコードの長さが圧倒的に違う、という事もあるのでしょう。いずれにせよ、そのままでも自由に動くのなら外す必要もないな、と思い、それ以降、電源コードを挿したまま、コードレスマウスを使っています。

2006年07月15日

SNS時代の「妖怪退散」

 mixiをちょくちょく見ています。基本的に何か書きたいときはここに書くので、ほとんど読む専門です。それはともかく、特に最近になって、身内や前の職場で非常にお世話になった人が日記を開設し、それを読む事が毎日の楽しみとなっています。
 というわけで、基本的に楽しい思いをしているのですが、中には楽しくない事も。「足あと」を見たところ、かつて非常に不愉快な思いをさせられた妖怪のような陰湿な輩がなぜか自分の所に来ているのを知ってしまいました。
 もちろん、長いことサイトを本名でやっているので、別にネット上の自分をどんな人間にみられても困ることはありません。しかしながら、「足あと」にそのような輩の痕跡を発見すると、やはり不快になります。そこで早速、mixiの「アクセスブロック」機能を活用しました。自分のページにアクセスさせたくない人間のIDを一覧に入力してボタンを押すのですが、そのボタンを押すとき、つい「妖怪退散!」と心の中でつぶやいてしまいました。
 自分でやって思ったのですが、この「アクセス禁止」は、mixi版「妖怪退散のお札」という感じです。思わぬ所で共通点に気づきました。となればその「妖怪」に感謝すべきなのかもしれません。しかし、私のみならず、大切な身内にも不快きわまりない思いをさせた事を考えると、そのような感情は露ほども浮かびませんでした。

2006年06月17日

「出会い」への道

 久しぶりにMSNを見たら、画面右側に「さがそう」という項目があり、その中に「恋人・友達(18才以上)というリンクがありました。クリックしてみると、「MSNパーソナルズ」と出ていましたから、「直営」のようです。
 そんないかがわしそうな感じではありません。ただ、やはり年齢制限をつけざるをえないものですし、変な使いかたはいくらでもできそうな感じです。もちろん、現在のインターネットで、そのような存在がなくなる事はないでしょう。
 とはいえ、MSNは圧倒的な普及率を誇るOSと一体化したブラウザでデフォルトのページです。普通の人にとって、買ってきたパソコンを初めてインターネットに接続された時にまず表示されるページですし、設定を変えなければ、その後もブラウザを立ち上げるたびに表示されるページになります。そこからそのようなリンクがすぐに分かる所にあるのはどんなものなのか、と非常に気になりました。

2006年06月08日

シリコンバレーの「パソコン」

 シリコンバレーのある会社が、恐竜型愛玩ロボットを開発した、という記事を見ました。このロボットの特徴は、内蔵の基本ソフトを後からバージョンアップしたり、別のソフトをインストールすることができる事だそうです。そして、その基本概念は「持ち主との間に精神的な結びつきをが生まれるようにしたい」とのこと、すなわち、感情移入されるロボットを目指しているそうです。
 このパソコンのような機能といい、感情移入を目指すことといい、数年前に大ヒットしたCLAMPさんの漫画「ちょびっツ」の「パソコン」に非常に似通っています。CLAMPさんの発想がシリコンバレーの最先端のさらに先を行っていたのでしょうか、それともこのロボットの開発者が「ちょびっツ」を読んでいたのでしょうか。いずれにせよ、アメリカを代表する技術と、日本を代表する文化が交わった、という事に面白さを感じました。

2006年06月04日

スパムによく似た生物

 学生時代に所属していたサークルのOB会のサイトを別に運営し、そこには掲示板を置いています。ところが最近になってそこにスパム投稿が激増。特にここ一週間ほどは1日に20~30件くらいのスパムが来ていました。最初のうちは、たびごと消していたのですが、あまりに増えると、うんざりします。特にここ一週間ほどは、朝起きるたびに、携帯に届くスパム書き込み通知を見る、という状況になって辟易していました。
 そこで「掲示板スパム対策」でネットを検索。すると掲示板改造支援サイトという、スパム対策プログラムを公開しているサイトがありました。早速使ってみると効果てきめん。完全にスパム投稿をはねるようになりました。

 このプログラムは、スパムを跳ねた履歴を見ることができます。それを見ていると、「わざわざスパム投稿をしてきたようだけれど、一瞬たりとも載ることはなかったぞ、ざまをみろ」という気分になります(もっとも、投稿元のほうは、プログラムで機械的にやっているので、はねられた事に気づきもしていないでしょうが)。
 そうやって、はねたスパム投稿の一覧を見ていると、ふとある生物を思い出しました。それは、家の中をチョチョロ走り、鬱陶しいことこの上ありません。そのため、専用の罠をしかけ、そいつらが捕らわれているのを確認していると、かなりの爽快感があります。これまでのスパム投稿を消去するわずらわしさおよび、はねたスパム一覧を見ている時の感情は、その生物に対処する時とかなり似ているのです。
 まあ、その生物は人間に忌み嫌われながら彼らなりに生きているのに対し、スパム投稿を行う輩は、他人に迷惑をかけて自分たちの胡散臭い商売を宣伝して儲けようとする心の持ち主です。一緒にするのは、その生物に失礼と言えるかもしれませんが・・・。

2006年05月13日

カンの狂い

 久々に楽天市場を利用しました。もちろん、基本的な注文システムに変更はなく、普通に購入手続きをすませました。ところが、最後の注文確定ボタンを押した瞬間、重要な事を忘れたのに気づきました。
 楽天市場の困った仕組みとして、「注文画面の一番下に、あらかじめチェックの入っている『メルマガ申し込み』がある」というのがあります。つまり、これに気づかずに注文手続きを終えると、翌日から、その店のみならず、楽天市場全体および、該当分野限定の宣伝メールが送りつけられるのです。
 これまでは、ちゃんとそのチェックを外していたのですが、つい忘れて注文確定ボタンを押してしまいました。押した直後に気づいたのですが、もはや後のまつりです。やはりしばらく使っていなかったでカンが狂ったのでしょうか。

 もちろん、メルマガが届いた時点で、片っ端から配信停止にすればいいだけの話です。しかしながら、読む必要のないメールが来ることよりも、「操作ミス」をした自分に対する腹立たしさがなかなか消えませんでした。
 なお、このように楽天市場のメルマガを酷評している私ですが、数ヶ月前まで勤めていた前職では楽天市場に出店してメルマガを出していました。もしかしたら、自分が出していたメルマガも「注文したら勝手に送られてきた」と迷惑がられていたかもしれないので、あまり偉そうな事は言えないのですが・・・。

三日間社会欄トップに載り続ける大事件

 Googleニュースは、トップニュースの左側真下が「社会欄」になっています。非常に目立つ位置になっており、新聞で言うところの「三面記事」と言った位置づけです。
 頻繁に更新されるページですので、掲載されるニュースはたびごとに変わります。ところが、この「社会欄」トップにはここ三日ほど、「有名人が競馬場で50万円入った財布をすられた」という記事が載り続けています。
 確かに、50万円を盗まれるというのは些事ではありません。とはいえ、三日間も「三面記事」に載り続けるほどのものとは到底思えません。しかも、そこ以外の記事は普段通り頻繁に入れ替わっているのです。
 どうにも理解できない現象です。もっとも、Googleと言えば、トップクラスの頭脳を集めた企業です。したがって、私が理解できないだけで、実はこの事件は、三日間目立つところに載り続ける価値があるのかもしれませんが・・・。

2006年05月08日

思い入れは分かるけれど

 日経BPのITproに本当はすごい「Windowsの互換性維持」という記事がありました。この記事、二つの小見出しがあるのですが、一つはWindowsの互換性は,「場当たり的な対策」の猛烈な積み重ねで、もう一つはWindows 95用「ときめきメモリアル」にもきちんと対応でした。なんか、この小見出しだけを見ると、記者さんはMicrosoftをバカにしているようにも見えますが、読んでみると、本気で「Windowsの互換性」について褒めています。
 特に、XPで95用「ときメモ」が動いた事は相当嬉しかった模様です。個人的にはこの記者さんの気持ちはよく分かります。10年ほど前、私もあのゲームにはかなりハマりました。そして、この記事でそれがXPで動くと知った時は、何となく嬉しく思ったりしました。

 とはいえ、「ITのプロ」を標榜しているサイトで、その喜びをそのまま記事にしてしまう、というのはちょっと何だかな・・・と思いました。やはり趣味と仕事の区別はきちんとしてほしいものです。
 あと、「場当たり的な対策の積み重ね」では、本質的な対策にはならないのでは、という疑問をぬぐえません。やはり「場当たり」を繰り返しても、対策同士の関連性や整合性がなければ新たな問題が生じるのではないのでしょうか。実際に、Windowsのサービスパックだのパッチだのの副作用でアプリに障害が発生した経験を一度ならずしている事もあり、強くそう思いました。

2006年05月05日

日記やブログの置き場所

 先日、おもしろそうなブログと日記をみつけました。こういう場合、RSSを配信していればRSSリーダーに、なければ「はてなアンテナ」に登録しています。ところが、まずブログのほうですが、そこから出すRSSが私の使っているThunderbirdだと読めないのです。利用者数の多いブログサービスの一つ「アメブロ」なのですが、何か特殊なRSSの出力をしているのでしょうか。他のサイトではこのような事がないので、こちらのせいではないと思うのですが・・・。
 さらにRSS非対応の日記サイトを「はてなアンテナ」に登録しました。すると、一昼夜で10回くらいの更新情報が届きました。ところが、実際の日記の更新はされていません。ではなぜそんな更新情報が来るかというと、この日記サイト、定期的にサイトに表示されている広告文が更新されるのです。その情報がたびごとにアンテナにひっかかるわけです。しかもそこに載る広告はインチキ臭い金儲け話ばかりで、それが品のない広告文で掲載されます。そんな広告文を見せられてまで更新情報を見なければならないほどの日記ではないので、一日でアンテナから外しました。
 無料提供サービスを使ってブログや日記を開設する人が、どのような判断基準でサービスを選択するのかは知りません。しかしながら、その際に、「読む側の更新情報の取得しやすさ」も考えてもらえれば、と思います。特に自動挿入される広告については注意してもらえれば、と思いました。

2006年04月30日

マウス二人羽織

 光学式無線マウスの左ボタンが壊れてしまいました。左クリックができないというのは、当然ながら致命的です。そこで、予備のボール式有線マウスを使うことにしました。しかし、当然ながら使い勝手は劣ります。カーソルを移動させる時、無線マウスの感覚が「走っている」のに対し、有線マウスは「泳いでいる」というくらいの抵抗感があります。とはいえ、左クリックはこちらでないとできません。
 そこで、カーソル移動と右クリックは無線マウスで行い、右クリックのみ有線マウスでやることにしました。面倒ではありますが、全てを有線マウスでやるよりも、こちらのほうが操作性がいいのです。まあ、明日買い換えるまで一日だけの辛抱なので、今日はこの「二人羽織」で凌ぐことにしました。まあ、一晩くらいなら、面白い経験と言えるでしょう。

2006年04月25日

奉行対大臣対ウルトラセブン

 「奉行シリーズ」という会計ソフトの広告をよく見ます。事務所に「奉行」が乗り込んでいって、自らの名を冠したソフトでIT化を推進する(?)という内容ですが、この「奉行」氏、白塗りの顔で見栄を切ったりして、どう考えても奉行でなくて歌舞伎役者です。
 このライバルの「大蔵大臣」というソフトの広告もあるのですが、これも「事務所に大蔵大臣が乗り込んでくる」という独創性のないものです。しかも、この「大蔵大臣」の外見は、着流しに刈り込んだ頭と、犬こそ連れていないもの「上野の西郷どん」です。どのへんが大臣なのか分かりません。
 他に新聞で見る広告に「会計王7」というのがあります。奉行や大臣よりも王様のほうが偉い、という事でしょうか。しかし、こちらの広告には王様は出てきません。代りに、バージョン7を記念してか、ウルトラセブンが宣伝しています。こうなるとどのへんが会計ソフトなのかすら分かりません。会社の偉い人の個人的趣味も混ざった人選(?)なのでしょうか。
 とまあ、この会計ソフト業界、お堅い分野と思われがちながら、意外にも名前・広告ともかなり奇妙なものの多いようです。
 ちなみに、色々調べていたら「爆笑会計」などというソフトもありました。名前を見て、経理担当者が大笑いをしながらパソコンに向かう、という異常な光景を想像してしまいました。

2006年04月22日

伝わらない報告

 WindowsXPの機能に「ソフトウェアのエラーをMicrosoftに報告する」というのがあります。何年か前に初めてXPを使ってアプリがフリーズした時にこの機能が出た時は、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」という文章が出た事もあり、「Microsoftも感じが良くなったものだ」と好感を持ったものでした。
 しかし、しばらくすると、ちょっとしたアプリのフリーズですぐこの表示が出る、という事に気づきました。さらに、連鎖反応で複数のアプリがフリーズした時に仕方なく電源を落とすと、再度立ち上げた時に、この表示が何回も連続して表示される、という極めて迷惑な事にも気づきました。考えてみれば、あんなに大きな企業ですから、エラーを「報告」をしたところで、解決法などを返信してくれるわけでもありません。Microsoftにとっては便利な情報収集手段なのかもしれませんが、こちらにとっては意味のない機能である、という事に気づきました。

 その後、幸運にもXPでアプリが固まるという事がなかったためにしばらくこの機能の事は忘れていました。先日、職場の新たなパソコンを使っていたら、久々にあの「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」が出てしまいました。XPが出てから何年かたっていますが、まだこの機能は「改善」されていないのだな、と思いました。もっとも、それが迷惑である事を先方に伝えるすべはないのですが・・・。
 ちなみに、この迷惑な機能は、「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選び、そこから「詳細設定」を選ぶと右下に出る「エラー報告」という所を押すと、解除画面が出てきます。先述したように、報告したからと言って、何もいいことはないので、邪魔だなと思っている人は、ここから解除したほうがいいかもしれません。

2006年04月13日

「Web2.0」を具現化した家庭?

 今年あたりから「Web2.0」なる言葉が話題になっています。話題になるのはいいのですが、今ひとつ意味が分かりません。しばらく前に、数メートルしか離れていない所で「Web2.0を解説して大売れした本の著者」の生講演を聞く機会もありましたが、やはり分かりませんでした。
 そんな中、偶然見かけたサイトが、Web 2.0を実感するために、ユーザーが経験するべき10のことという題で、箇条書きにして解説していました。
 それによると、

  1. オンラインショップで買い物をする
  2. RSSリーダーでブログを読む
  3. Ajaxを利用したWebサービスを体験する
  4. Podcastingの番組を聴いてみる
  5. 「口コミ」情報を探してみる
  6. テレビを観ながらパソコンを使う
  7. Q&Aサイトで質問してみる
  8. 試験的サービスを利用し、サービス開発者に意見や要望を出してみる
  9. 「情報の共有」を経験する
  10. ブログを書く、読む、コミュニケーションする
だそうです。

 Web2.0の事が分からないわけですから、上記の行動が「Web2.0」であるかどうかを判断する事はできません。とはいえ、いくら何でもこれはちょっと違うのではないでしょうか。
 なぜならば、この条件を我が家に当てはめると以下のようになるからです。

  1. ネットで初めて買い物したのは約6年半前。前の職場では売る側だった。
  2. 今のRSSリーダーは既に三代目。
  3. Ajaxの代表として上記サイトで紹介しているGoogleMapは一時期愛用していたが、最近は同様にマウスドラッグでの移動に対応したMapionBBを愛用。
  4. 嫁さんはよくネットラジオを流しっぱなしにしている。
  5. 慣れない商品を買うときは、比較サイトなどで情報収集するのが普通。
  6. テレビを観ながらパソコンを使うのは日常茶飯事(特に野球開催時)。
  7. 4年ほど前、嫁さんはQ&Aサイトのポイントを使ってiMACを当てた。
  8. どこぞの掲示板用ブラウザに、嫁さんが要望した機能が実装された事があった。
  9. 共有とは違うかもしれないが、他人の体験談も掲載した当サイトの通勤定期券購入ページに検索サイトなどから来るアクセスは、トップページに準ずるくらいの数がある(特に3月から4月頭は多い)。
  10. 今月でMovable Typeを使いだして2年たった。
 つまり、これだと、我が家では既にかなり前から「Web2.0」の用件をほとんど満たしており、一部ではお釣りが来る計算となってしまいます。確かに、標準的な家庭よりもネットの利用は進んでいるとは思いますが、いくら何でも知らぬ間に「Web2.0」を習得(?)していたとは到底思えません。
 まあ、とりあえず「Internet Watch」に記事を連載する人でも、「Web2.0」の事をはっきり分かっていない、という事は分かりました。もっとも、そんなことが分かっても、結局の所、「Web2.0」ってよく分からん、という状況からは一歩も進んでいないので、あまり意味はないのですが・・・。

2006年04月09日

FLASH作成

 別に必要性があったわけではありませんが、「自分はFLASHを作った事がある」という実績作り(?)をしたくなった事があり、内輪向けのネタを元にちょっと作ってみました。フリーの作成ソフトをダウンロードし、解説サイトを見たりしながら手なりでいじっていったら、何とか意図した通りに文字を動かすことができました。
 世の中にFLASHなど無数にあり、高度なものは、それによって一つの完成したアニメを作っていたりするほどまで進んでいます。にも関わらず不思議なもので、いざ作ってみると、それがただ単に文字や画像が平凡な動きをするだけのものに関わらず、なんかすごい事を達成したような気分になってしまいました。
 会社や店などのサイトに行くと、トップになんの情報も含まれていないFLASHが置いてあり、その何の価値もない動画を延々と見せられて辟易する事があります。それを見ていた時は、「いい年こいた大人が仕事で何をやっているんだ」と呆れていたのですが、いざ自分が作ってみると、その「絵や文字が動く物を作る爽快感」「それを他人に見てもらいたくなる衝動」というのがちょっとは理解できました。
 もちろん、心理は理解できたものの賛同する気はありません。したがって、「つれづれ」のトップでFLASHアニメがいきなり動き出す、などという事態が生じることもないので、その点はご安心願います。

2006年04月02日

WEBにおける日本固有の問題?

 数日前、「ポスフール」というスーパーの会長が空港で従業員を殴って逮捕され解任、という記事がありました。最初、「これが本当のボスフール(boss fool)」などと思っていたのですが、そのうち、正式な店名が気になりました。この文を読んだ方の多くもそうだと思いますが、ある程度フォントが大きくないと、濁音の「゛」と半濁音の「゚」の区別はつきません。そこで、検索をかけてみたのですが、正式名称は半濁音の「posful」であり、残念ながら(?)「名が体を表す会社」ではありませんでした。
 もっとも、濁音の「ボスフール」でググってみると、同じように勘違いしている人がたくさんいる事が分かります。中には、駅前と郊外店を結ぶ路線バス「ポスフール線」を運営しているバス会社のサイトで、「ボ」と「ポ」が混在しているという例すらありました。
 おそらく、他にも「バ行」と「パ行」を混同している例は多々あるのでしょう。ある意味、WEBにおける日本固有の問題かもしれません。まあ、もっとも、それによって実害が生じるわけでもないので、今後もこの状況は続くと思われます。

2006年03月25日

漏洩ブーム

 ここのところ、連日のように「ファイル交換ソフトの使用が原因と思われる情報漏洩」が報道されています。そして、官房長官が「Winnyを使うな」などと発言したり、セキュリティ会社などが、さまざまな「Winny対策システム」を売ったり配ったりしています。中には「大企業向けで1台1万円で500台から販売」などという対策システムもあり、もしこれで会社が儲かったら「Winny特需」とでもなるのだろうか、と思えてきます。
 私自身は、ファイル交換ソフトを使ったことがなく、当然ながら、突っ込んだ知識はありません。しかし、「すべてWinnyが悪い」とか「Winnyさえ入れなければいい」というのは、そのような私から見ても、やや見当違いなのでは、と思います。

 だいたい、仮に何らかの手段で、Winnyによるファイル交換ができなくなったとしたら、どうなるのでしょうか。おそらくは、どこかの誰かが、「Winny防止システム」の影響を受けない新たなファイル交換ソフトを開発するだけの話しょう。そしてそれが流行し、さらにはそれ用のウイルスがまた開発される、というだけの話になるのではないでしょうか。
 つまるところ、「ファイル交換ソフトなどによって正当な手段では入手できないファイルを無料で入手しよう」という人がいる限り、状況は変わらないわけです。また、この文章の主旨とからは外れますが、「ファイル交換ソフト」以前の問題として、メールなどを介して広まる「PCの中身を晒すウイルス」というものも存在します。
 さらに、このような「技術的な問題」とはまた違った重大な要因もあります。仮にその「漏洩者」に課せられる労働量が、1日8時間の仕事で間に合うものだったらどうでしょうか。そうなれば、彼らは業務用データを、ファイル交換ソフト入りの自宅PCで処理する事はなかったでしょう。したがってこのような「業務で使った情報が、ファイル交換ソフトにより漏洩」は起きないはずです。
 こうやって整理すれば、この問題は「不正な手段でのファイル入手」と「勤務時間内で処理できない仕事量を課せられている」の二つが組み合わされて発生しているわけです。たまたま媒介したアプリがWinnyだった、というだけで、この二つが解決されなければ、Winnyと関係なく同様の問題はいつまでも発生し続けるでしょう。極端な話、IEを媒介にして同様の問題が発生する事すらありえます。
 その当たりを分からずに勘違いした「Winny禁止令」が出ているのか、それとも分かっていながらわざとWinnyに全原因を押しつけているかは分かりません。いずれにせよ、こんな「対策」では問題が解決される日は相当遠そうです。

2006年03月21日

PC用着信音

 現在、メーラーにはBecky!を、RSSリーダーにはThunderbirdを使っています。この二つ、デフォルトだと着信音が同じです。最初、その事に気づかず、RSSの新着が届いたとき、「メール着信音が鳴っているのに、新着メールがない。もしかしてノートンのアンチスパム機能かなんかで、勝手にゴミ箱に入れているのだろうか?」などと勘違いをしていました。

 しばらくして、原因に気づき、片方の着信音を変更しました。とりあえず、Windowsフォルダのシステムで使う音をいくつか使ってみたのですが、どうもしっくりきません。それどころか、「この音ってメール?それともRSS?」という事が生じ、いちいち両方とも見る、などという非効率きわまりない事態まで発生しました。
 そこで迷った末にたどりついたのがメディアプレーヤーに入っている「wmpaud」という短い音楽ファイルでした。最初はRSSが入るたびに音楽が鳴るので自分で設定しておきながら驚きましたが、慣れれば携帯と同じ感覚になりました。
 それにしても、こういうのもやり出すと、いろいろな音がほしくなります。とはいえ、それだけのためにデスクトップアクセサリを買う気も起きません。携帯みたいに「月数百円で」というのができると便利なのですが・・・。

2006年03月18日

 ニュースサイトの見出しで、「2回戦」となるところが、「2回戦争」となっていました。「戦争」と打って「争」を消し忘れたのでしょう。はたから見ると「なんたる凡ミス、しかも見出しに」と思うかもしれません。しかし、このミスの発生した経緯はよく分かります。
 この「回戦」という文字ですが、使用頻度が多い割には変換順位が悪く、なかなか出てきません。そこでつい、「かいせん」と打たずに別の文字を入力したくなります。ちなみに私は「かい・いくさ」と入力しています。おそらく、この記事を書いた人も、同様の理由で「『戦争』と打って『争』を消す」というのを習慣にしていたのでしょう。
 そういう事もあり、他人事として笑えない「誤字」でした。変換ソフトが「算用数字に『かいせん』と入力されたら、『回戦』の優先順位を上げる」という改良をされない限り、このような事は続くと思われます。

2006年03月10日

一部初期化

 何度か書いたように、故障したパソコンのHDDを入れ替えました。メールなどの主要なデータは残っていましたが、RSSのリストのように、復旧できないデータや設定もあります。そういうものは一から手作業で入れ直します。
 面白いことに、入れ直しをしても、元通りにはなりません。たとえばRSSでしたら、これまで登録していたブログのうち、まず再登録しようと思うもの、しばらく使っていると「ここも登録していたな」と思い出すもの、存在は覚えているのですが再登録する気が起きないものに分かれるのです。結果的に、惰性で登録していたブログを整理することができるわけです。
 ちなみに、数ヶ月前に携帯を修理に出して、一部の設定がリセットされて戻ってきた時も同じでした。登録し直すのは手間ですが、整理し直した結果、故障前より使い勝手が良くなっているのです。故障自体はえらい迷惑でしたが、少しはいい事もあったと言えるのかもしれません。
 こう考えると、日常使っているものも、たまには初期化して作り直すと、便利になるのでは、と思えてきます。もっとも、故障によるものならともかく、これまで構築した物を自ら初期化する、というのはなかなかやりづらいものですが・・・。

2006年03月06日

復活

 先週の水曜日にパソコンが故障し、起動できなくなりました。既存のHDDの中身が見れるにも関わらず、OSを再インストールしようとしても途中で止まります。この時点では、マザーボードから交換することも覚悟していました。しかし、とりあえずHDDの新品を購入してOSを入れなおしたところ、無事起動しました。しかも、壊れていた元のCドライブを取り付けたところ、ちゃんと中身が表示されました。そのため、メールをはじめ、これまで使っていたデータのほとんどが継続して利用できました。
 ごく一部、入れなおしになったものもありますが、ドライブが再起不能になっていた事を考えると微々たる被害と言えます。それにしても、元のCドライブが読めるという事が分かった時は、心の底からホッとしました。
 この約一週間は、嫁さんのマシン・iMAC・携帯にそれぞれ機能を分散(?)させてPCやネットに関する活動を行っていたのですが、今ひとつしっくりせず、自分が自分でないみたいでした。今こうやって使い慣れたマシンの前で作業をしていると、「住み慣れた場所に帰ってきた」みたいな感じでホッとします。
 とにもかくにも、日頃、当然のように使っているデータが使えない、という事の大変さを身にしみて再認識しました。そういう事もあり、とりあえずバックアップソフトを導入し、重要なフォルダは自動的に別のHDDにバックアップする事にしました。

2006年03月04日

玄人への道

 IDEのハードディスクをUSB接続の外付けとして使う必要が生 じました。これから の日常で使い続けるわけではないので、なるべく安いものをと 思って店を探したら、 「玄人指向」の「玄蔵」という商品が目に入りました。
 これまで、このブランドの商品は、敷居が高そうに見えて( 実際に高いわけですが) 敬遠していました。しかし、「機能は単純だし、さほど頻繁に 使うものでもないし」 と思い、購入してみました。

 いざ開けてみると、箱に分解図と入っている品一覧が書いて あるだけで、ペラ一枚の マニュアルすらありません。とりあえず本体を開けてHDDを入 れなければならないの ですが、その箱の開け方すら分かりません。 パッと見た感じ、ピッタリと成形されているようで、とっかか りがないのです。結局、 箱にある分解図を元に、外れると思っているところを力を入れ て引っ張っているうち に何とか外れました。
 後は比較的楽に接続・起動する事ができました。とはいえ、 これまでいろいろな PC関連商品を買いましたが、「本体を開けるのに四苦八苦した 」などというのは 初めての事でした。「玄人」への道は果てしなく遠く険しいと 、改めて自覚させら れました。

2006年03月03日

パソコンが深刻な状態に

 パソコンの状態がかなり深刻なようです。やはり5年以上の間、ほとんど毎日使い続けていただけに、疲労(?)の蓄積も相当なものだったのでしょう。
 いずれにせよ、対処法を考えなくてはなりません。部品を交換して使い続けるか、これを機に外で使うことも考えてノートにするかなど、選択肢は多々あり、また予算との兼ね合いもあり、悩んでいます。
 パソコン購入を考えるのは本来楽しいものです。しかし、現在使っているものが壊れて生活に不便をきたしている状態では、「選ぶ楽しみ」を感じることができません。そのことがまた勿体無く感じ、さらに不快感が増してしまいます。困ったものです。

2006年03月01日

HDD故障

 5年2ヶ月ほど前に買ったパソコンが起動しなくなりました。HDDが空回りみたいな異音を立てていて、しばらくすると見たことのないようなエラーメッセージを表示します。過去、何度か似たような経験をしていますが、たいていの場合、良くてHDDを初期化してのOS入れなおしです。
 まあ、家のマシンの用途はほとんどネット関係ですし、かなり前ですが、マイドキュメントのバックアップも取ってはあるので、初期化してもさほど深刻な事にはなりません。とはいえ、やはり極めて不便な環境になってしまってはいます。
 それにしても、PCが壊れると「こんな事ならもっとこまめにバックアップをとっておくんだった」などと思うのですが、いざ正常な環境に戻ってしばらくすると、すぐ忘れます。どうも自分は、典型的な「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」系の人間のようです。

2006年02月22日

高値の盾と安価な矛

 職場で使っているパソコン会社から、保守契約延長の案内が届きました。基本が出張サービスのため、単価からして安い額ではありません。そのため、2台のパソコンを2年延長すれば、そこの会社の最新パソコンが1台買えてしまいます。もちろん、パソコンの台数は2台どころではありませんから全部延長すればかなりの額になります。もちろん、あらかじめ故障することが分かっていれば、そのパソコンだけ延長契約するのですが、そんな都合のいい話はありません。
 そこで営業に、もう少し安いサービスはないのか、これでは新マシンが買えてしまう、と言ったところ、「現在使っている業務用のやつは丈夫だが、ウチで安価で売っているのは、もっと故障しやすい。だからこのくらいになる」と返答されました。
 つまり、保守サービス部門と新品を売る部門が同じ客を巡って食い合っている図式になっているわけです。まあ、巨大企業ですから、そんな事もあるのでしょう。とはいえ、せめて自社の新品購入と比較する際には、「設定の手間」とか「環境面」あたりを主張してほしかったものです。この売り込みを聞いたときは、次の新品を買うときのメーカーを再考した方がいいかも、と思ってしまいました。

2006年02月18日

普段の1秒が3分に

嫁さんの実家に滞在しています。そこのパソコンのメール送受信がおかしいとのことで見てみました。その問題は簡単に解決したのですが、事件(?)はそのあとに発生しました。
メールを受信したところ、一つほど巨大な添付ファイルがあるのです。こちらの接続環境はアナログ33.6kbps。なかなか受信できません。結局、全て受信するのに21分くらいかかりました。
普段の回線速度は6Mbpsくらいですので、だいたい180分の1くらいになります。つまり、普段なら7秒ですむところを21分かかったわけです。受信を待っている間、「浦島太郎効果」ってこういうものなのだろうか、などと思いました。
ちなみにその長時間受信の「犯人」は、知りあいの方が送ってきた合計3MBを越える写真でした。おそらく先方は「ナローバンド」というものなど想像すらしていないのでしょうね。
それにしても自分も8年ほど前まではその環境で接続していたわけです。時代の流れというものをつくづく感じました。

2006年02月17日

マリーンズ公式、有料サイトを終了

 「CLUB MARINES」という名前で、試合・練習の詳細情報をはじめ、有料メルマガ・監督の談話・動画などを提供していたマリーンズ公式の有料サイトが、今月末をもって終了するという通知がありました。
 昨年、有料携帯サイトを大幅改装したり、無料メルマガを発行したりしていましたが、今にして思えばあれは有料サイト終了の布石だったのかもしれません。
 私は、2003年オフのバレンタイン監督復帰を機に入会しました。メルマガはかなり詳しくて便利だとは思っていました。ただ、情報を得るというよりは、ファン活動の一つとして500円を払っていた、という意識のほうが強くありました。
 まあ、昨年からIT企業が参入し、サイトを充実させている(例・ハリーの武者修行)中で、この有料コンテンツでは見劣りするのは明らかななので、いい潮時なのかもしれません。
 それにしても、昨年日本シリーズさらにはアジア選手権を制し、大いに話題になった球団でこれなわけです。「有料サイト」という商売を成功させる事の困難さを改めて認識しました。

2006年02月16日

新ソフト導入効果

 数年前から導入を検討していたATOKを、2006年版が出たのを機に先週、購入しました。ただ、機能を把握していない事もあり、一週間ほど使った感じでは、今ひとつIMEとの違いが分かりませんでした。
 ところが、今日更新の文章を書くために「エスパー魔美」で検索しようとした時の事です。IMEではこんなの正しく変換するわけがないので、最初から「とりあえず打ち込んでスペースキー押した後に再変換するか」という感覚で入力しました。ところが、意に反して一発で変換されたのです。「これは・・・」と思い、「めぞん一刻」「うる星やつら」などいくつかの漫画の題名を変換してみたところ、いずれも一発で出てきました。比較のためIMEで同じ単語を変換したところ、「メゾン一国」「売る制や面」となりました。
 買って一週間で初めて、ATOKとIMEの違いについて具体的に理解しました。それにしても、ATOKの性能を認識した最初の言葉が「エスパー魔美」になるとは、夢にも思いませんでした。

2006年02月05日

そのものズバリな件名

 毎日、いろいろな迷惑メールが来ます。その中の一つに「脅威の電子メールです」という件名のものがありました。そこに書いてある内容を真に受ければ、その人に被害をもたらす事くらい、読まなくても分かります。したがって、確かにこのメールはウイルスと同様、「脅威のメール」です。とはいえ、そんな事を自分から宣言してどうするのでしょうか。題名を見ただけで捨てられる可能性が他の迷惑メールより高くなるくらいしか「効果」は思いつきません。
 おそらくは、「驚異の」と書こうとしたのが、誤変換してしまったのでしょう。私も、公私とも誤変換はよくやらかします。このサイトでも古い記事を見て自らの誤変換に呆れる事は少なからずあります。したがって、他人の事を嗤ってばかりはいられません。とはいえ、いくら何でも「入口」となる件名が自己否定になるような誤変換はさすがにした事がありません。
 2年近く前に、「SPAM」という件名の英文メールを受け取った事がありました。そう考えると、この「脅威の」メールは、日本の迷惑メールが本場に追いついたと言えるのかもしれません。そういう意味では感慨深いもの(?)がありました。

2006年01月29日

RSSリーダー

 ここ1年ほど、RSSリーダーにはFirefoxのメールクライアントであるThundrtbirdを使っています。理由はIEの機能を使っていないこと・更新の検知が比較的早い事などです。ところが先日、開設したてのBLOGを登録しようとしとき、ATOM形式のRSSに対応していない事を知りました。
 Firefox本体のほうは、度ごとに最新版に変えているのですが、その際、Thundrtbirdの更新はしていませんでした。確かに、最初にThundrtbirdをRSSリーダーとして使い出した時はATOM形式など出ていなかったのですから、読めないのも無理がありません。というわけで、Thundrtbirdを最新版にしたところ、ちゃんとATOM形式を認識するようになりました。
 それはいいのですが、今度はこれまで普通に読めていたBLOGが読めなくなりました。かなり重要度が高い所なので、そこの更新情報がすぐ入らないというのはかなり困ったものです。BLOG自体はかなり大手の所に置かれているので、RSSの形式が特殊、ということはないはずなのですが・・・。とりあえずは、対応策を探しますが、このままだと、新たなRSSリーダーを探す事も選択肢に入れる必要があるかもしれません。それはそれで面倒なので、何とかしたいものですが。

2006年01月26日

mixi

 今更ですが、ソーシャルネットワークの「mixi」に入ってみました。とりあえずいろいろな単語で「コミュニティ」を検索してみました。すると、出身中学校の「コミュニティ」を発見。書き込みを見てみたら、当時いた先生の名前がいろいろ書いてあり、懐かしさに浸る事ができました。確かに、こういうのは、ある程度閉じられたネットワークならではなのかも、などと思った次第です。
 まあ、自分としては、ここのほうが書きやすいので、基本的にはmixiは読むほうが主体になりそうな感じですが・・・。いずれにせよ、中学校の件だけでも、入った甲斐はあったようです。

2006年01月20日

「患者搬送」の次に行くページ

 近所の葬儀屋のサイトを見たら、「NEW」という印がついて、新たに始めた患者搬送業務の案内がありました。簡単な案内と料金表が載っていて、分かりやすく「患者搬送業務」について説明しています。
 このページは「NEW」とついているくらいですから、比較的最近作られたようです。新たなページを作る場合、多くの人は、既存のページをもとに内容を書き換えて作ります。そちらのほうが、手間はかからず、サイトの統一性も簡単に保てます。その葬儀屋さんも同様にやっています。そして、この「患者搬送業務」のページは、葬儀の費用の詳細を紹介するページを流用して作られたようです。
 なぜそんな事が分かるかというと、この「患者搬送」のページに一つ上の階層に戻るための「葬儀の費用メニューへ戻る」というリンクがそのまま残されているからです。その結果、「患者搬送」の案内から「葬儀の費用一覧」へ非常に行きやすくなっているという、とんでもないサイト構成になってしまいました。さすがに患者搬送を頼む際に、「ほう、患者配送の料金と一緒に葬儀の費用もすぐ分かるのか。これは便利だ」と考える人はほとんどいないと思うのですが・・・。
 もっとも、これは他人事ではありません。このサイトでも「使いまわし」は頻繁に行っています。そして、数日前に更新したページで、タイトル欄の書き換えを忘れるという失態をやったばかりだったりします。そういうわけで、この葬儀屋さんの件は、自分にとってもいい教訓になりました。

2006年01月18日

添付ファイルと司法権

 隣の部署の人に、メールの添付ファイルが開けないから何とかしてくれ、と言われました。メールを見ると、一太郎形式の文書データでした。うちの職場に一太郎はないのですが、Wordのオプションに「一太郎ファイル読み取り機能」があるので、それを追加インストールしてファイルを開きました。
 開いたところ、そこにあるのは、文字だけで構成された文書データでした。ワープロとしての機能を使っているのは見出しの部分を斜体にしている、というだけです。あと、行数と字数を設定した形跡もありますが、余白を調整していないため、むしろ文字間が不自然に開いて見づらくなっています。
 つまるところ、テキスト形式で十分すぎるどころか、むしろそちらのほうが見やすいデータなのです。そんなものを、こちらに一太郎があるかも確認せずにいきなり送りつけるのですから、驚くよりありません。
 そこで、メールを貰った人には「次からやめてくれるように返信してくれ」とはいいました。ところが、普段なら快く了承してくれるところを、今回に限っては困惑気味です。尋ねてみたところ、差出人は三宅坂にある某司法機関だとのことでした。なるほど、文句が言いにくいわけです。逆に言えば、メール送付先がみなそのように思うからこそ、この機関の人は、ただのテキストデータを先方の承諾なしに一太郎ファイルで送りつける、という行為を堂々とやり続ける事ができるのかも、と思いました。

2006年01月12日

検索単語連動広告

 Googleで「アデランス」を検索しました。すると、右に出る「スポンサー」のところに、「アートネイチャー」が出ていました。確かに、「アデランス」で検索する人のほとんどが、「アートネイチャー」の客になる要素も持っています。とはいえ、思い切りライバルの社名を自社の「検索キーワード」にする感覚には驚かされました。かなりすごい発想力ですが、逆に露骨過ぎて負の印象を与えるのでは、とも思えてきます。
 さらに言うと、その単語に対する広告権(?)を承認したGoogleにも驚かされました。ちなみにこの検索連動広告、どんな言葉にどのサイトが出してもいいようで、例えば、「アマゾン」で検索すると、売春仲介サイトの広告も出てきます。あんまりやりすぎると、逆に検索連動広告の価値としてはいかがなものなのでしょうか。他人事ながら気になりました。

2006年01月11日

伝統的修理法

 数年前に買った光学式無線マウスの調子が悪くなりました。発光機が点滅し、動かしても押しても反応しない、という現象が頻発するのです。寿命かなと諦めつつも、たまに使える事もあるので、マウスパッドの上にそのまま置いていました。
 そんなある日、またまた無線マウスがダメなので、有線マウスを使いながら作業をしていました。すると、手が滑って、無線マウスを机から落としてしまいました。仰向けに転がってマウスを見ると、発光機がちゃんと光っていました。どうやら、ホイールボタンに力が加わると治るようです。
 「光学によって位置情報を記録し、それを無線でパソコンに伝える」という現代的な機械なわけですが、意外な事に壊れた時の「対策」は、昔のTVと同じで「叩いて治す」だったわけです。技術は日々進歩はとげているわけですが、「原点」は変わらないものだ、と妙なところで感心させられました。

2006年01月09日

基本中の基本

 ブログで使っているMovableTypeを3.0から3.2にバージョンアップをしました。最初、かつてバージョンアップした時に参照したサイトを見ながらやりました。ところが、MovableTypeの進歩に私の頭が追いつかなくなったせいか、やっている途中で行き詰まってしまいました。
 そこで、別のサイトの情報をもとにバージョンアップしました。ここの説明は簡単に理解でき、基本となるファイルの書き換えが完了し、FTPした後に管理画面に入るところまで簡単にできました。
 ところが、管理画面上で「データベースのアップデート」ボタンを押したら、「アップデート中です」の表示が出たまま、画面が動かなくなってしまいました。何度やりなおしても同様の結果が出ます。
 理由についていろいろ考えながら、これまでの手順を思い出しました。すると、「設定ファイルを最初のサイトに記載どおりに書き換えた後、そのまま二度目のサイトに書かれた記載を元に書き換えて上書きした」という事に気づきました。そこで、設定ファイルを見直して、最初のサイトで指示されてた書き換えを元に戻したら、今度は無事アップデートができました。
 それまでやっていた事を元に戻さなければ、二つの方法が混ざってしまうのですから、失敗するのも当然です。すぐに気づいたからたいした被害にはなりませんでしたが、そのような基本中の基本を見落とすのですから、我ながら恥ずかしい限りです。
 まあ、世の中には「失敗した事は分かっているけれど、一度始めた以上は・・・」などと言いながら、失敗したものにさらに金銭や労力をつぎ込み、より多くの無駄を発生させた実例が少なからずあります。それに比べれば、すぐに気づいて改めた分だけ、自分のほうがマシではある、と思う事にしました。

2005年12月28日

通信と放送の混ぜ方

 先日のニュースを見たら、「総務相が通信・放送の融合に関する私的懇談会を開催」という記事が載っていました。偉い人を集めて、なにやらやるようです。記事を読んだ限りは、今ひとつ何を話し合う会だかわかりませんでした。しかし、発足にあたっての総務相が「なぜインターネットでテレビの生放送が見られないのか、という素朴な疑問に答える必要がある」と言ったのには驚きました。もちろん、著作権だの放送免許だのといった事を言いたいというのは分かります。しかし、それが現在出来ない理由は、それ以前の問題として「インフラ」があると思うのですが・・・。
 パソコン画面を用いて、TV並みの画質と大きさでインターネットを経由して番組を見るために必要な帯域、また、高視聴率の番組を配信し続けるためのサーバーと、受け手・送り手の双方の環境が整わない事には、いくら規制をどうこうなどと言っても始まりません。一部だけの発言なので、これだけ見てどうこう言うのも適切でないのかもしれません。とはいえ、総務相はこのインフラに関する「素朴な疑問」にはちゃんと答えられるのだろうか、と心配になりました。

2005年12月26日

IMEの謎

 Windowsに標準装備されている日本語変換ソフトであるIME。使い始めて丸9年近くたちますが、いまだに変換の優先順位の不可解さに悩む事が多々あります。今日、驚いたのが「とくとう」という言葉を変換した時でした。普通に日本語を使うなら「特等」だと思うのですが、なぜかIMEだと、先に「禿頭」が出てきます。職場で出てきて驚いて、念のために家でやりなおしてもやはり「禿頭」と変換されました。
 個人的には、これまで「禿頭」という言葉を見たのは、「サザエさん」で級友が「親がPTA理事だ」と級友に自慢された事を悔しがるカツオに対し、波平が足の爪を切りながら「父さんはTTKの理事だ」と言い、「TTKって?」と尋ねられると、振り向きもせずに「都下とくとう(禿頭)会だ」と答えた時だけです。
 それ以降に見ていないという事は、現代ではあまり使われなくなっている言葉だと思います。それがなぜ「特等」より先に来るのか不思議です。ただでさえ謎が多いIMEに、また新たな謎が加わりました。

2005年12月16日

恐竜

 マイクロソフトが、Officeのバージョンアップをうながす広告を大々的に打っています。登場するのは「恐竜のかぶりものをした会社員」で、どうやら、「一時代前のバージョンを使っている人々は恐竜のように時代に取り残されている」という事を意味しているようです。そして、彼らは、最新版のOfficeを使っていれば生じなかったはずの問題に悩み苦しみます。いつも通り、「電車一編成貸し切り広告」もやっており、その車両に乗り合わせた時は、車内一面「恐竜のかぶりもの」で、かなり驚かされました。
 たかだか1~2回ほどバージョンアップしないだけで、利用者を恐竜呼ばわりするというのもなんだと思います。しかしそれ以上に「恐竜」という生物をマイクロソフトが使う、というのに興味がありました。進化するたびに巨大化していく恐竜が、版を重ねるごとに機能を巨大化させる、Officeを初めとする一部のマイクロソフト製品と重なって見えたからです。そのいろいろな面で巨大化しているさまを見ると、「恐竜」なのは、利用者よりもむしろ製作側なのでは、と思えてきます。

2005年12月10日

入力ミス

 先日の「1円で61万株」事件は、一つの入力ミスが日経平均株価に影響を与えたという、すごい話でした。今回のは、影響力が大きすぎたのでなんか「単純な入力ミス一つでこんな事に」みたいに取り上げられました。しかし、入力ミスというのは、ネット上での至る所に存在します。
 たとえば、野球の契約更改情報記事では、「700万円増の2500円でサインした」だの「12000万円ダウンの5500万円の提示」などといった、豪快なものが多々あります。しかも、元記事の通信社や新聞社の入力ミスが、そのままポータルサイトのニュースに転用されるため、この入力ミスの結果は下手すると半日以上載りつづけたりします。
 影響力の大小はともかく、いずれも、単純なミスをチェックできない体制が最大の原因だと思います。しかしながら、それとは別に、物理的な方法で入力ミスを減らす手段というものも必要でしょう。
 たとえば、キーボードを改良して、利用頻度の高い文字をあらかじめ記載するとか、無地のキーを作って、そこに業務的によく使う文字を登録できるようにするとかです。これなら、「万」や「億」がキーボードで一発で入力ができて、数字の入力間違いが減るなどの効果が期待できると思うのですが・・・。
 いずれにせよ、一つの入力ミスが一瞬で広範囲に影響を及ぼすのですから、入力する人も大変だろうな、とつくづく思います。

2005年12月05日

年に一度の行事

 年に一度のノートンの更新サービスが切れる時期になりました。シマンテックのサイトで更新キーを購入するという方法もあります。しかし、最新版のパッケージをヨドバシあたりで買えば、ポイントも含めると安くあがります。例年、この時期になると、他のソフトへの乗り換えも含め、いろいろ迷うのですが、結局毎年、「ノートンの最新パッケージを買う」という同じ行動に落ち着いてしまいます。
 というわけで新しいのを入れなおし、いくつかの行きつけのサイトに行ったところ、これまで遮断されていた広告が表示されていました。入れなおしにより、これまでの広告ブロック機能が全て初期化され、再度ブロックすべき広告を設定しなおす必要が生じたわけです。
 その時、「そう言えば、昨年、入れ換えた時も同じ事やったよな・・・」などと思いながら、広告の表示されるサイトのソースを見て、広告バナーのURLをコピーして「遮断リスト」に入れる、という意外に面倒な作業を、一年前と同様に繰り返しました。
 ちなみに、この広告ブロック機能、最初に出た時は、ちょっとでも広告に使われるパターンを持つデータは全てブロックする上に、デフォルトで有効になっていました。しかし、いつの頃からかデフォルトで無効になったうえ、初期設定で弾ける広告が減っているような気がします。このあたり、広告サイトが「広告ブロック対策」を進歩させたのか、シマンテック社のほうになんらかの事情があるのか、今ひとつよくわかりませんが・・・。
 というわけで、色々と不満もありながらも、また一年間、ノートンのお世話になる事になりました。来年の今ごろも、やはり同じような事をやっているのでしょうか。

2005年11月26日

コイン式インターネット

 とある駅構内に、「100円を入れると10分間インターネットにつなげる」というサービスを見かけたので、ものは試しに使ってみました。当然ながら、使用できる機能は大幅に制限されています。ブラウザはIEベースですが、外観はかなり変わっていて、画面上のナビボタンは、昔のネットスケープみたいな感じになっていました。そして、その中の一つに「残り時間タイマー」みたいなものがありました。意外な事に、自分が感じたよりも、実際の利用時間は短く、5分くらい使ったつもりが、まだ2分しか経過していない、などという事もありました。
 回線速度はやや遅かったものの、普通に見る分には問題がありませんでした。ただ、一つ困ったのは、ポップアップの扱い。タスクバーが表示されないため、一度最小化してしまうと、二度と再表示されません。ポップアップウインドウでの操作を前提としたサイトを見ていたため、にっちもさっちもいかなくなってしまいました。
 出先で、携帯では見れないサイトを見なければいけないが、周囲に漫画喫茶がない、という事態が生じた場合なら利用価値もあるかとは思いました。ただ、そのような極めて限定された状況以外では、なかなか使う機会がなさそうです。

2005年11月20日

目の慣れ

 週末の出張ネタの続きです。出張先でもほぼずっとパソコンと向かい合っていました。このパソコンは、B5のノート。普段は使わず、最初はその画面の狭さにいろいろ閉口しましたが、数時間もすれば慣れました。
 出張を終え、職場に戻って残務整理などをしました。その時、職場のモニタの15インチ液晶の画面がやけに大きく見えました。2日ちょっととはいえ、B5ノートの画面に目がすっかり慣れてしまったという事なのでしょう。
 その「大きさ」に驚きながら、「この調子だと、家に帰って19インチCRTの画面を見たらどのくらい大きく感じるのだろう」などと思いました。しかし、職場で2時間ちょっと仕事をしたら、目の感覚が普段に戻ったようで、家のモニタを見た時は、まったくもって普段と同じでした。
 「目の慣れ」というのもいろいろと面白いものです。

2005年11月05日

説明のしかた

 職場の人が量販店にデジカメを買いに行った時の話をしてくれました。その人はこれまで、全く使った事がない、まっさらの初心者です。何とか機種を選定して、いざ購入という時、店員に「メモリーカードはどうします」と尋ねられたとの事でした。言うまでもなく、初めて買う人がそんな事を尋ねられても分かりません。何かと聞いたら、見下したような態度で「普通のカメラのフィルムのようなものです」と答えられたのこと。これを聞いてつい「とりあえず重要なものらしいので、一番容量の大きいものを買っておこう」と考えてしまったそうです。
 私が数年前、デジカメを買った時も似たような経験をしました。その時の店員さんは、比較的良心的ではありました。しかし、やはり「とりあえず保存に必要なのだから、という事で、カメラについていた16MBと別に、32MBのXDメモリーカードを買いました。
 しかしながら、我が家のデジカメの使い方といえば、近所を散歩したり野球場へ行った時にちょっと何枚か撮る、というもの。しかも、帰るとすぐにパソコンに取り込みます。一度だけ、泊りがけで旅行して、かなりの量を撮った事もありましたが、それを含め、16MBのメモリーカードの容量を越す事はありませんでした。おそらく、この調子だと32MBのは永遠に使う事はなさそうです。しかし、こういう使い方は、さほど珍しくないでしょう。
 まあ、このメモリーカードの売上も歩合に響くものかもしれません。また、店員としては、店の売上に貢献する義務もあるのでしょう。しかしながら、やはり初心者相手に物を売るのですから、ある程度の想定される使用法を尋ねた上で、それに見合った容量のカードを勧める、という配慮があってもいいのでは、と思います。その場の売上にはなるかもしれませんが、事実がわかった後の客がその店のことをどう思うか、という問題も生じると思うのですが・・・。

2005年10月14日

2005/10/14の更新

 電算室多種多様なエラーメッセージを掲載しました。

2005年10月06日

動いてナンボ

 普段使っている光学式無線マウスがなぜか急に動かなくなってしまいました。そこで、仕方がないので、かつて使っていたボール式有線マウスを引っ張り出して使いました。かつては、この「ボール」と「線」がいろいろな意味でうっとおしくてたまりませんでした。したがって、今のマウスになった時はかなり嬉しく思った記憶があります。
 しかし、このような状況になると話は別。「動く」という事が非常に嬉しく、かつての不便に思ったマウスが非常に頼もしく思えました。当たり前ですが、どんなものでも、「ちゃんと動く」というのが一番重要な事です。
 もっとも、いざ光学式無線マウスが直ったら、やはりそちらのほうしか使わなくなりましたが・・・。あと、不思議なもので、最初に壊れた時、ついマウスを振ってしまいました。それで直るわけがない事は理性では分かってはいるのですが・・・。これって一種の「人間の本能」なのでしょうか。

2005年09月23日

元は取れた

 3年半ほど前に、ブラウザ・Operaに出会いました。マウスジェスチャーを始めとするOperaの使い勝手の良さに惚れ込み、既にブラウザ=無料ソフト、という時代になっているにも関わらず、3,800円を払って購入。さらに嫁さんの分のライセンスも購入した上に、家族に勧めたりもしました。
 その後、セキュリティ対策の対応がまずかったり、日本の代理店を評判の悪い会社に替え、バージョンアップやサポートが大幅に悪くなるなど、色々問題もありました。しかし、とにかく使い勝手がよく、ずっとメインブラウザとして使い続けてきました。
 そのOperaが先日、無料化を発表しました。普通、金を出して買ったものが無料化されると、損したような気になるものです。しかし、Operaの場合、嫁さんの分も含めて7,600円を払ったわけですが、買ってから約3年半でその分の元は取れてお釣りが出たと思っています。したがって、損した気分は全くありません。
 とはいえ、上記の件以外にも不満点はあります。今後も、「無料化したら質が・・・」という事がないよう、より良いブラウザになるよう、改良を重ねてほしいものです。

2005年09月20日

何度見ても読み間違える

 増える事はあっても減ることを知らないスパムメール。その中で最近よく目立つのが表題に「mail→秋菜さん(至急)」などと書いてあるやつです。パソコンや漫画だのを趣味にしている業なのか、どうしてもこの「秋菜さん」を「秋葉さん」と読み間違えてしまいます。「秋菜」である事は分かっているのですが、何度目にしてもつい「秋葉」と読んでしまうのです。
 もちろん、スパムメールで使われる架空の美人局の名前など、秋葉だろうが日本橋だろうが何の意味もありません。当然ながら表題を誤読した後は、即座に削除します。したがってメール本文に何が書いてあるかは、いまだに分かりません。

2005年09月16日

分け隔てない胡散臭さ

 最近、「JWord」という、「アドレスバーの言葉を打ち込む検索システム」の代理店というところからの宣伝電話がちょくちょくくるようになりました。内容はどの代理店も同じで、「金を払うと、御社のサイトが『JWord』の上位に入る。検索に使われるキーワードの枠は限られているから、今を逃すと上位に登録されなくなる」というものです。
 「JWord」なるものは良く知らないのですが、多数の代理店がかけてくる事といい、「今しかない」という言い方といい、かなり胡散臭いものを感じました。そこで、検索してみたところ、案の定、正当とはいい難い方法で利用者のパソコンにインストールして「普及」しているアプリのようでした。ある意味、対個人でも対法人でも胡散臭い商売をやっているのですから、バランスの取れた企業と言えるのかもしれません。いずれにせよ、公私とも関わらないのが最善のようです。

2005年09月14日

安全で便利な機能?

 2年前に、eLIO(クレジットカード情報をブラウザに入力しなくてもネットでの買い物ができる機能)のついたクレジットカードに入りました。しかし、加入したのはいいのですが、よく使うモールやネット書店が対応していない事もあり、使う機会がありませんでした。
 ところが、そのカードの期限が切れる今月になって、ついにeLIO対応の決済システムがあるサイトを使う機会を得ました。ページ下に掲載されているeLIOの説明を読んだ後、早速カードをパソリ(eLIOなどを使う際に必要なカード情報読み取り機・カードに加入したら無料でついてきた)に置きます。
 ところが、いざ決済しようとしたところ、プルダウンメニューのカード選択欄のところにeLIOが表示されません。注意書きを見ると「JavaScriptを有効に」などと書いてあります。そのとき、2年前にこのカードでEdyの設定をした時に、IEでなければダメだった事を思い出しました。そこでブラウザを変えましたが、それでもできません。念のため、セキュリティ設定のところも調整しましたが、やはりダメです。もしかしたら、セキュリティソフトのためかとも思いましたが、「より安心かつ便利に買い物ができる」はずの機能を使うために、これ以上手間をかけるのは気分的にもセキュリティ的にもよろしくないので、eLIOを使うのを断念しました。
 原因がどこにあるのかは分かりません。しかしながら、これでは、仮に次にeLIO対応のサイトに巡りあえても使う気はおきないでしょう。設定的にはそこそこ便利であるにも関わらず、登場して3年たってもなかなか普及しない理由がわかったような気がしました。

2005年09月08日

ベタなボケ

 出勤して、パソコンを立ち上げようとしたら、Windowsが起動せず、画面に「CDから起動しようとしたが、起動できるファイルがない」みたいな英文が出てきました。何度かやりなおしても、同様の表示が出ます。
 家のパソコンだと、たまにHDDを認識せずに起動がうまくいかない事があります。そのため、まさかこのマシンも、と思い、蓋を開けて、HDDの電源とIDEケーブルの抜き差しをしました。しかし、やはり同様の表示が出ます。
 悩んでいるうちに、ふと、昨日、フロッピーで貰ったデータを処理しようとした際に、急遽別の用事が入って、その仕事を後回しにしていた事を思い出しました。そして、フロッピードライブを見てみると、案の状、入れっぱなしになっていました。
 起動しない時はフロッピーの入れっぱなしを疑え、というのはある意味、常識以前でしょう。しかし、普段からフロッピーを使わない事もあって、完全に失念してしまいました。ボケのレベルとしては、「メガネを額にひっかけたのを忘れて、メガネを探す」というのと同じでしょうか。我ながら、えらいボケをかましたものだと呆れました。

2005年08月27日

害虫退治?

 昨日あたりから、別ブログのほうに、外国の賭博だか風俗だかのサイトからひっきりなしにスパムコメントとスパムトラックバックが来ます。コメントのほうは許可制にしているので、表示すらされませんし、トラックバックも含めて、削除するのは簡単な作業ですみますので、実害はほとんどありません。
 とはいえ、なんか、ひっきりなしに害虫が来るような感じで、鬱陶しくはあります。そして、このような見ず知らずの異国の人たちに不快な思いをさせてまで商売をしようとする神経にかなりの不快感を覚えます。まあ、向こうとしては一度プログラムを組めばあとは自動的にスパムを撒き散らすので、「他人に迷惑をかける」という意識すらないのかもしれませんが。
 消す以外に何の対策もできず、反撃のしようがないのがまた悔しくかつ不快なところです。そこで、このサイトをやっている輩がこの商売で大失敗して借金を抱えて破産して路頭に迷え、と念じる事にしました。まあ、ただ何もしないよりは気が晴れるという自己満足(?)でしかないのですが・・・。

2005年08月11日

動作確認

 トップページに「このページはIE6.0とネスケ7.0で動作確認をしています」と書いているサイトがあります。今日、その表示を見た時、「そういえば、このサイトはIEで動作確認をしていなかった」という事に気づきました。
 別にIEを敵視しているからではなく、単に、普段から家では全然IEを使っていないからです。いずれにせよ、「圧倒的なシェアを誇るブラウザでの動作確認をしていなかった」という事に全く気づいていませんでした。というわけで、約1年ぶりにIEでこのサイトを見てみたのですが、特に問題はないとはいえ、微妙なところが違って表示されていました。やはり、たまには普段と違う環境で見ておかないといけないようです。明日は、MACで動作確認しようかと考えています。

2005年08月07日

スパム発生システム

 ドコモのサイトを見ていたら、留守電が入るとショートメッセージがそれを伝えてくれるというFOMA専用サービスがある、と書いてありました。さほど電話が来るわけではありませんが、まあ、あると便利かと思い、早速手続きを取りました。
 そして今日、その「1通目」が届きました。メールには先方の電話番号が記載されているのですが、当然ながら携帯の中の電話帳と連動しているわけではないので、誰から来たのか分かりません。これでは知り合いなのか「ワン切り」なのかわかりません。
 まあ、それは普通に考えれば当然の仕様ですから文句を言う筋合いはありません。しかし問題はそこから、なぜかわかりませんが、その一回の留守電に対し、通知メールが6時間の間に20通も来ました。こんな短期間に大量のメールが来たのは、ここ数年ありませんでした。まさかそのような「スパム」がドコモから来るとは思いませんでした。元々そういう作りなのか、一時的なシステムの異常なのかわかりません。いずれにせよ、役立たない割には迷惑極まりない事は確かなので、早速解約しました。

2005年07月28日

一日に最も多く押すもの

 マウスの左ボタンの具合がおかしくなりました。反応が非常に鈍くなり、アプリを立ち上げるのに一苦労。やっと立ち上がっても、選択もスクロールバーの操作も満足にできません。たかがボタンですが、それによる被害(?)は甚大。なんか体の一部の機能が使えなくなったかのような気分になりました。
 改めて気づいたのですが、マウスの左ボタンを押す回数は相当なものです。右手の人差し指が一日で最も頻繁に行う作業の一つと言えるかもしれません。それほどのボタンが不調になれば、体の一部が不調になったような喪失感を覚えるのもむべなるかな、と言えるでしょう。
 なお、仕方がないので別のマウスをつなげてしばらく作業し、しばらくして元のマウスをいじってみると、なぜか不調が治っていました。別のマウスを使ったゆえかどうかは分かりませんが、不思議な事です。

2005年07月10日

双方の立場

 役所や企業などの公式的な情報はPDF形式で置いてある事がよくあります。しばらく前に出たAdobe Readerの新バージョンから起動が速くなったため、今ではPDF形式のファイルを見るのも、HTML形式のを見るのも時間的にはほとんど変わりません。しかしながら、ついつい「PDFでそのまま置くなんて事をせず、HTMLにして置けよ」と思っていました。
 ところが先日、仕事で使っているシステムからPDF形式で吐き出された資料を先方に送る機会がありました。先方の会社はPC関係の雑誌を複数出している事もあり、特に何の注釈もつけずに送りました。すると、「開けません」との返事が。すると、不思議なもので「別事業とはいえPC雑誌を出している会社なんだから、Adobe Readerくらい入れておけよ」と思ってしまいました。我ながら勝手な話です。
 まあ、この調子なら、そう遠くないうちに、HTMLもPDFも意識する事すらなく開けるようになりそうです。そうなれば、このような事を思いすらしなくなるのでしょうね。

2005年06月24日

「200%」の正しい用法?

 スパムメールの中に「返事は200%確実」という題名のものがありました。普通、「200%」という言葉は大袈裟な表現として使われ、実質的な意味はありません。しかしながら、仮にこのスパムメールに返信などをすれば、より多くのスパムメールが送られてくる事は確実です。つまり、2倍以上のメールが来るわけで、「返事は200%確実」には嘘偽りがない事になります。通常のスパムメールでは「金が儲かる」だの「美人女性と無料で・・・」などと嘘八百の内容を題名にします。そういう中で、事実を表題にしているこのスパムは珍しい例と言えるかもしれません。
 もちろん、だからと言ってそのスパムに返信して、「200%」を身をもって味わうようなマネをする気は起きませんでしたが・・・。

2005年06月02日

スパムの新手法

 職場に「そちらのメールアドレスから空メールが何通も来るのですが」という苦情(?)メールが来ました。一見、「ウイルスのアドレス詐称を知らない人の勘違いメール」みたいです。しかし、差出人名などを見ると、どうもスパム臭さみたいなものを感じました。しばらくすると、案の定、別のアドレス宛に、全く同じメールが届きました。
 これまでのスパムと違い、受信者の「下心」や「物欲」に訴えないような文面です。その分、警戒心が減ってつい返信する事を狙っているのかもしれません。そして一度でも返信すれば、お馴染みの宣伝メールが来るか、すぐには来なくても「カモ候補」としてそのメルアドが登録されるかのいずれかの結果が待っているわけです。
 日本語スパムが頻繁に来るようになって、さほど時間はたっていないようですが、その巧妙さ・悪質さは日々着実に進歩(?)しているようです。いつもながら、そのような事を考える頭があるなら、もっと有意義な事に使えないのか、と思う次第です。

2005年05月30日

OS別フォーム選択方法

 フォームで複数の選択肢を選んで送信するページがあります。ちょっと親切なサイトですと、「Windowsをご利用の方はCtrlキーを押しながら、Macintoshをご利用の方はCommandキーを押しながら選択してください」と書いてあります。
 ところが、先日、あるサイトを見たら、それに加えて「Linuxをご利用の方は・・・」と書かれていました。Linuxを使う人ならそのような注意書きを読むまでもなく、各種機能を使いこなせると思っていたので、ちょっと不思議な感じがしました。
 これは、サイトを作った人のLinuxへの思い入れによるものなのでしょうか、それとも、私が知らないだけで、実はLinuxをプリインストールしたパソコンが着実に普及し、一般の人が普通に使うようになっているのでしょうか。
 最近はIT関係の最新情報への関心が以前に比べると疎くなっているので、その辺がよく分かりませんでした。少し勉強しなおす必要があるのかもしれません。

2005年05月28日

一部の人に二重配信

 メールマガジンで、たまに手違いで同じ物が二通配信される事があります。大抵の場合、続いて「お詫びのメール」が届きます。それはいいのですが、その文言には少なからず「一部のお客様に二重配信した」と書かれます。
 私も仕事で、とあるかなり大規模なネット企業のメール配信システムを使っていますが、配信はある意味一発勝負です。間違えて二度配信ボタンを押せば、全員に二重配信されてしまいます。よそがどのような仕組みを取っているのかわかりません。ただ、もし、一部だけに二重配信されうるような仕組みだとすると、いろいろと不便な点が生じるはずなのですが・・・。
 読み手は一人だけなために、つい心理的に「一部の」という文言を使いたくなる気持ちはわかります。ただ、信頼性の事を考えるとむしろどうか、とも思ってしまいます。
 もっとも私も、昨日の野球見物記で二箇所ほど数字を間違え、朝になってこっそり(?)直しました。したがって、他人の間違いに対して、あまり偉そうな事を言えた義理ではないのですが・・・。

2005年05月17日

高セキュリティ?

 ネットワークにつながる新たな機械が入り、設定の際にIDとパスワードの入力を求められました。機械にはキーボードはなく、液晶画面に表示されているキーボードから入れます。一応、その文字配列はパソコン用のキーボードと同じになっていました。しかし、いざ打ち込もうとすると、なかなかうまく打てません。毎日必ず1回以上は打ち込んでいるのですが、「文字列」ではなく、「キーボードの打ち方」として頭ではなくて手で覚えているので、同じ文字配列でも、打鍵感のあるキーボードでないとうまく打てないのです。
 結局、普段の5倍くらいの時間をかけて、何とか打ち込む事ができました。えらい手間を食いましたが、まあ、自分ですらなかなか破れないほどの堅牢な(?)パスワードを使っているのだから、セキュリティは高いのだろう、と喜ぶことにしました。

2005年05月13日

ファビコン

 自サイト独自の画像を用意して、ブラウザのアドレスバーや「お気に入り」に表示させる「ファビコン」もかなり一般的になりました。最初に見た頃は面白いと思っていたのですが、さすがにどこでもやるようになると、物珍しさもなくなります。
 特に、私のメインブラウザであるOperaは、このファビコンの処理が苦手なようで、昨年はそれが原因となるセキュリティホールが発覚しました。それとは別に、パーソナルバーでファビコンを表示させると、なぜか一部のサイトで別のサイトのファビコンを表示させる、という不具合らしきものが今でもあります。
 別に、サイト独自の小画像など、あっても特に便利でもないし、別サイトのものが表示されるというのは気持ちのいいものではありません。というわけで、表示しないように設定変更しました。もちろん、それで不便を感じる事はありません。
 こうやって見ると、「確かにすごいが、役に立たない。普通にやれ」と言いたくなるような機能です。まあ、これが元でさらなるセキュリティホールが出たりさえしなければ、あっても困るものではないのでしょうが・・・。

2005年05月10日

ファイル管理ソフト

 今更ながら、フリーのファイル管理ソフトを使い出しました。それまでは「エクスプローラーで十分便利だから」と思っていましたが、ためしに使ってみたら、その便利さには大いに驚きました。まだ全機能の一割くらいしか使っていない感じですが、「タブ機能」があるだけでも飛躍的に作業効率が上がりました。使い出してまだ一ヶ月もたっていませんが、もうエクスプローラーには戻れなくなりました。
 そうやって考えてみると、逆にこの10年、エクスプローラーはどのくらい進歩したのか、と思ってしまいます。詳しく調べたわけではありませんが、実用的な部分では、Windows98が出た時にIEと一体化して「進む・戻る」ボタンがついたのと、表示方法に「プレビュー」がついたくらいなのではないでしょうか。
 まあ、確かに競争相手が存在しえないようなアプリですから、ついつい開発は後回しになってしまうのでしょう。意外なところに、「極めてよく使われている割には、進歩のないアプリ」が存在している事に気づいてしまいました。

2005年05月01日

開封率とクリック率

 当初、珍しかった日本語のスパムも、いまではすっかり日常茶飯事となりました。その中で、今日みかけたスパムは「Windowsセキュリティ情報」というもの。一見、本物っぽいですが、マイクロソフトが出しているものとは、表題のつけ方が違います。したがって、すぐにスパムとは分かりましたが、どんな釣り方をしているのかちょっと気になって中身を見てみました。すると、マイクロソフトの発表した情報をちょっと貼り付けた後、「本題」のエロサイトのURLが書いていました。
 確かに、これなら開封率は上がるでしょう。しかし、「そうか、新たなWindowsの脆弱性が発見されたのか。気をつけねば。それはともかく、この下にはいやらしそうなエロサイトがあるぞ。早速見てみるか」などと行動する人などいるのでしょうか。そういう意味で、いくら開封されても、肝心の宣伝効果はどのくらいあるのか、と他人事ながら気になったスパムメールでした。

2005年04月28日

新マシン

 職場のマシンが新しくなりました。世相を反映して予算が限られたために、2年前に組んだ嫁さん用のマシンよりちょっと下くらいのスペックです。しかしながら、これまで4年半ほど酷使し続けたPenIIIの600MHzマシンに比べれば格段の性能。とにかく、スイッチを入れてから起動までの時間や、アプリを立ち上げる時間がこれまでの3分の1程度になりました。それだけで精神的にも実際の仕事の上でも全然違います。
 ただ一つ問題は、職場のマシンが新しくなってから、自宅で自分用に使っているAthron1GHzのマシンがやけに冴えなく見えるようになったこと。もちろん、普段使う分には何ら困らないのですが、ついつい比較してしまいます。こんな事やっていると、また新しいマシンを組みたくなったりするのでしょうね。

2005年04月24日

トレンドマイクロ、PCに悪影響を及ぼすファイルを配布

 私のPC環境は公私ともトレンドマイクロとはほとんど縁がありません。したがって、昨日の朝発生した事件にも何ら影響がなく、事件を知ったのは昨晩遅くでした。
 私の理解している限りで端的に言うと、最新のウイルス定義ファイルを配布する前のテストが不十分で、パソコンに悪影響を及ぼすファイルを配布してしまった、という感じのようです。
 詳しい事情はもちろん分かりません。しかし、テストをはしょってまで、ウイルス定義ファイルを少しでも早く配布せざるをえないような環境が社内にあった事は否定できないでしょう。
 「安全」を販売する会社のはずなのに、一番肝心なところを省略してしまっていたとしか言いようがありません。ただ、これはこの一社に限った問題ではなく、国内外問わず、いろいろな所で見られる現象ではあるのですが・・・。

2005年04月23日

なぜか地図だけ残る

 職場で「駅すぱあとの様子がおかしい」と言われました。見に行ったら、「この駅からの運賃を調べたいのだが、結果が表示されない。先月やった時は上手く行ったのだが・・・」との事でした。「そんな故障があるのか?」と思って画面の地図を見た所、その駅とは、3月末で廃止された「のと鉄道」の穴水-蛸島間の駅。確かにこれなら、先月はできた運賃計算ができなくなったのも頷けます。
 それにしても、私が半引退とはいえ鉄道ファンの端くれで、何となく廃線情報を知っていたから解決(?)したものの、そうでなければサポートにでも電話しなければこの謎は解けなかったかもしれません。まあ、一国の首相が「国鉄が民営化されて、線路がなくなりましたか?」などと事実に反する発言を公の場で何度も続けるほど、「線路がなくなる」という感覚のない国(?)なのだから、仕方ないのかもしれませんが。
 それにしても、「駅すぱあと」も、廃線後の日付だと運賃・時刻を検索できなくするのなら、ついでに画面で地図を表記しないようにしてほしいものです。

 ところで、昨日の記事で、初歩的な計算間違いをしてしまいました。お恥ずかしい限りです。

2005年04月22日

10万2400分の1

 今月に入って、回線の調子がおかしく、たまに落ちたりします。今日は切れる事こそありませんが、途中、異常なまでに遅くなりました。そこで、回線計測サイトで計ってみたら、なんと「1kbps」という結果が。一応、ベストエフォート100Mbpsですから、102万4千分の1(←計算間違い。10万2400分の1ですね)の速度しか出なかったわけです。我が家の環境だと、早くて20Mbpsくらいしか出ないので、普段から100Mbpsという数値は特に意識していませんが、こういう時になると、「100Mbpsを標榜するのに・・・」などと思います。

2005年04月20日

Microsoft Officeの割高感

 マイクソロフトの説明会で、「Microsoft Officeは高いか」と担当者が尋ねたところ、ほとんどの参加者が手を挙げたという話がありました。上の記事では、同程度の機能を持つ上に、デフォルトでPDF作成機能を持つ上に無料のOpenOfficeの影響を指摘しています。確かにそれもあると思います。ただ、Microsoft Officeに割高感を覚える理由はもう一つあると思います。

 Windows95が出た頃のパソコンは、メーカー製パソコンのほとんどは、「Word95+Excel95」モデルと「一太郎+Lotus123」モデルからプリインストールのOfficeソフトを選択する形になっていました。そこから現在のMicrosoft Officeの独占形態に至るまでに、Microsoft社は様々な手段をとりました。一般的には「OSとの抱き合わせ」が有名ですが、もう一つ、「超安価のバージョンアップ版」もかなりの影響力を持っていたのでは、と思います。
 これは、Word+Excelの95を持っていると、1万5千円ほどで、Word・Excelのみならず、PowerPointとAccessまでついて「97」にアップグレードできる、というものでした。当時ライバルだったジャストシステムの同様のソフト群「一太郎Office8」に対抗するための価格設定でした。その後、この戦いに圧勝したMicrosoftは、それからはアップグレード料金を値上げしました。7年ほど前に1万5千円でアップグレードしたOffice一式を、いま2003にアップグレードしようとすると、倍以上の3万2千円ほどかかります。さまざまな物の値が下がりつづけるこの業界で、このような値の動きをした商品はかなり珍しいでしょう。
 というわけで、冒頭の「高値感」はライバルよりもむしろ自社の値上げにあるのではないでしょうか。それを払拭するためは、次に出すMicrosoft Officeを、OpenOfficeと張り合えるような価格でアップグレードできるようにするしかなさそうです。

2005年04月16日

謎の区分

 HDDのデータ移行ソフトを探していました。すると、とある会社の販促嬢に声をかけられました。説明を聞いたところ、とりあえず需要を満たしたソフトである事は分かりました。機能の後は値段の説明なのですが、これがどうも奇妙です。「通常版」「乗換版」「優待版」の三種類があるとの事。
 この類のソフトを全然持ってない私はどう考えても「通常版」以外は買えないはずです。しかし、販促嬢さんが言うには、尋ねられた時に「持っている」と言えば、「乗換版」や「優待版」も買える、との事。さらに、「乗換」と「優待」の数百円の違いはサポートの有無くらい、という所までわざわざ教えてくれました。
 メーカーから派遣された販促嬢がそう言うのだから、たとえ該当ソフトを持っていなくても安いほうを買っていいのかもしれません。しかし、ならば「通常版」の存在意義は?と非常に疑問になりました。
 結果論ですが、もし販促嬢がいなかったら、何も考えずに通常版を買っていたかも知れません。たとえ、値段の事とはいえ、筋の通らない説明をされると、そのソフトの品質まで信用できなくなります。というわけで、買うのはやめました。

2005年04月13日

キーがあるゆえのトラブル

 たまに職場で、「数字が打ち込めなくなった」とか、「パスワードを入れたのにログインできない」などと質問されます。前者はもちろんですが、後者においてもほとんどは、手が滑ってNumLockキーを押してしまったのが原因です。後者の場合は、数字を含んだパスワードなわけです。
 このような状況に出くわすたびに、NumLockキーの存在意義に疑問が出てきます。私もノートでは使った事がありますが、デスクトップの109キーボードでこのキーを活用した事はいまだかつてありません。
 少なくとも、現在のPCの利用者で少なくない比率を占める「メール・ウェブ閲覧・オフィスソフトのみ」といった使い方においては、NumLockキーの必要性はないでしょう。どこか、「NumLockキーのないキーボード」を出してくれないものでしょうか。

2005年04月10日

携帯と内線

 外では携帯電話として、社内では内線電話として使える携帯があるそうです。もっとも、まだまだ技術的に未解決な点が多く、導入したのはいいけれど、不便なので電源すら入れなくなった人が大半、という会社もあるそうですが。
 問題点はとにかく、この技術はかつての自分にとっては夢の技術でした。そのころいた部署は、専属が自分しかおらず、しかもそこの仕事は各階を行ったり来たりで自分の席にはなかなかいられない、しかし外からは電話がちょくちょくかかってくる、という状況でした。
 あまりの不在時の電話の多さに、内線電話を自動転送にして、転送先を自分の携帯にした事すらありました。今振り返れば内線電話の理屈を知らなかったゆえの笑い話ですが、当時はそのくらい切実でした。
 そういうわけで、まだまだ未完成とはいえ、この「内線と携帯の融合」というのは個人的にはかなり画期的なニュースでした。問題なく使えるにはまだまだ時間がかかりそうですが、いつかぜひうちの勤務先にも導入され、かつての悩みが解決できれば、などと思っています。
 もっとも、今の仕事は自分の席にほとんど張り付いてできるので、仮に導入されたとしても、有効活用はできそうにはないのですが・・・。

2005年04月07日

値下がり

 D社からのパソコンの宣伝チラシが届きました。この業界の値下がりの度合いにはかなり慣れていますが、今日のチラシには久々に驚きました。ある構成で、17インチ液晶モニタをつけた場合とない場合の価格差が1万円しかないのです。液晶モニタの低価格化も知らないわけではないですが、それにしても1万円とは。7年ほど前に、知人のパソコン購入の相談に乗った時、15インチ液晶モニタが15万円で売られていた事を覚えているだけに、余計、隔世の感をおぼえました。

2005年04月06日

意外なところに広い世界

 パソコン内の情報を、インターネットと同じ感覚で検索できる「Googleデスクトップ」を入れてみました。ためしに色々な言葉で検索してみたところ、何年も前に作ったファイルがいろいろ出てきました。中には、自分でも「こんな事書いていたっけ」などと思うほど古い文章もありました。PC内にあるHDDの中にあるデータですが、そこには意外にも広い世界があり、驚きました。
 また、このデスクトップ検索にも、インターネットのGoogle同様に、キャッシュ機能があります。これを使えば間違えて上書きしてしまったデータを復旧できるわけで、何かの時に役立ってくれそうです。
 久々に、「これは便利だ」という機能に出会った感じでした。それこそ、初めてGoogleのベータ版を見た時以来かもしれません。

2005年04月02日

予約システムの盲点?

 図書館にある検索・予約システムで本を探しました。このシステムは便利に作られており、検索した本が貸出中の場合、ボタン一つで予約できます。そこで予約画面に入ったのですが、IDとパスワードの入力を求められました。持っている貸出カードに書かれているからIDは分かるのですが、パスワードは半年ほど前に自宅でインターネットで自動的に取得したものを、変更せずに使っていたので分かりませんでした。
 一瞬困りましたが、どうせここで予約してもすぐには入手できない。ならば家に帰ればパスワードは分かるから、家でネット経由で予約すればいい、という事に気づきました。そして帰宅後、無事予約し、ついでにパスワードも自分にとって分かりやすいものに変えておきました。
 図書館の中より、家にいるほうが簡単に予約ができるのですから、面白いものです。

不具合が「きっかけ」に

 別サイトに有料サービスの掲示板を置いていました。通常は広告が入るのですが、有料版ですと、広告が表示されず、他にもいくつかの機能が付加される、というサービスです。ところが、ある日突然、「掲示板をリニューアルする」との通知があり、しばらくすると、確かに新機能は追加されたものの、広告が表示されるようになってしまいました。たいした額ではないとはいえ、これでは金を払った意味がありません。
 もっとも、契約が切れる間近なうえに、最近はCGIの無料配布サイトなどで、かなり機能が豊富な掲示板が出ているので、そちらに切り替えようかと迷っているところでした。結果的には、今回の「不具合」は決断をするいい機会となりました。
 当初は「金を払っているのに話が違う」と腹が立ちましたが、「おかげで節約のきっかけとなった」と思うと、不具合の事はさほど気にならなくなりました。我ながらいい加減なものですが、しょうもない事で怒るよりはこちらのほうがいいのかもしれません。

2005年03月16日

パソコンを売るための場所

 仕事の関係で、かなりの低予算でパソコンを買う事になりました。必然的にメーカーは海外資本の激安系かショップブランドに限られてきます。そこで、秋葉原のいくつかの店をまわりました。
 その中の一つの店に行きました。入口前にはショップブランドのパソコンの値段表がありました。しかし、店内のどこを見ても、完成品のパソコンなど置いてなく、パーツしかありません。不思議に思いながら、店員さんに尋ねました。
 すると、店員さんは、レジの上のパソコンから自社のサイトを開き、それを見せながら値段などの説明を始めました。
 確かに、このような店では、「パソコンのデモ展示」などをしても意味はないでしょう。それならば、完成品などは置いても意味がなく、また店内で説明するにも、自社サイトにある情報で十分なわけです。
 そう考えてみるとなるほどと思える合理的な店舗設営でした。それにしても、直営店に行って、商品は見る事ができずにインターネットを使って買い物をするとは、面白いものです。

2005年03月10日

ニュースの重要性

 実家に行ってNHKの19時のニュースを見ていたら、初っ端から「ライブドア対フジテレビ」を延々とやっていました。なんでも、ここのところ連日、常にこの件を大きく放映し、毎日のようにフジテレビの社長の会見映像が放映される、との事。あまりのしつこさに毎日ニュースを見ている家族も呆れていました。
 フジサンケイグループと利害関係のある人や、株の買収による経営権問題が身近な人には重要なのかもしれません。しかし、普通に生活している人にとってはまったくもってどうでもいい事です。別にフジサンケイグループの「支配者」が誰になろうと、こちらの生活には関係がありません。堀江氏の支配権奪取によって番組が面白くなればそれを見て、つまらなくなれば見ないだけの話だと思うのですが。
 同じ堀江氏の「買収」なら、1年ほど前に行った、「ブラウザのOperaの日本語版販売権を入手し、その後バージョンアップなどの対応がほとんど行っていない」という事のほうが、Operaに依存したネット生活をしている身としてはずっと深刻だったりします。それに比べれば、フジ問題など、なんら重要性はありません。
 まあ、NHKとしては、「自分のところの問題」に対する批判をそらすためにも、懸命にこの件を盛上げようとする意図もあるのでしょう。いずれにせよ、しょうもない問題を大きく報じるものだと思いながら、「ライブドア対フジ」のニュースが延々と続く間に、スイッチを切りました。

2005年02月18日

デジタル複合機の進化の方向性

 デジタル複合機の展示会に行ってきました。こちらとしては、最大の用途はコピーで次がFAXとプリンタです。しかしながら、それらに関する新機能に関する解説はほとんどありませんでした。1分間に刷れる枚数も、4年ほど前に導入した現行機とさほど変わっていませんでした。もはや、コピーやFAXの性能については、行き着くところまで行き着いたのでしょうか。
 その代わりに、メーカーの人が力をいれて宣伝したのは、スキャナ機能及びスキャンしたデータを管理する機能でした。それ自体は確かに便利そうなのですが、さほど画像をスキャンして共有する、という業務が少ないだけに、あまり気を惹きませんでした。
 ちなみに、メーカーの人は無線LANでつないだノートパソコン2台をサーバーとクライアントに見立てて「実演」したのですが、無線LANの調子が悪いのか、「こうすればこのフォルダに格納されます」とか「これで検索ができます」と説明するにも関わらず。実際のマシンでは出来ていない、というギャグみたいな展開になってしまいました。まあ、こちらとしてはさほど興味もないので、別にどうでも良かったのですが。

 なお、仕事でコピー機を管理している身として言わせてもらうと、まだまだ基本的な機能にも改善の余地があるとは思うのですが・・・。たとえば、現在だと紙詰まりを自動通報する機能があるのですが、それを「機器の磨耗などで紙詰まりが起きる可能性が高くなると自動通報して担当者が点検・修繕してくれる」みたいな機能は実現しないものでしょうか。これがあると、日頃の仕事の手間がかなり減ってくれるのですが・・・。

2005年02月12日

退化

 昨晩から、家のネット接続に障害が発生しました。そこで、暇つぶしにフリーセルでもやろうかと思い、画面を立ち上げました。しかし、約5年ぶりくらいに画面を見たところ、ゲームの仕組みをすっかり忘れている事に気付きました。
 適当にカードをいじっているうちに、何となくルールは思い出したのですが、定跡や手筋の類はすっかり忘れてしまっていました。その結果、10回くらいやって成功したのは1回だけという悲惨な結果に終わりました。やはり、どんなものでも、やらないと忘れるのだ、という事をつくづく思い知りました。
 まあ、フリーセルならさほど困らないのですが、他にも覚えた後、ここ何年か放置している知識がいくつもあります。たまには知識の棚おろしもしなくては、と思った次第です。

2005年02月06日

絶妙のタイミングでの宣伝(?)

 これまでジャストシステムの商品を買った事はありませんでした。しかし、例の特許問題の裁判で敗訴が出た事から、急にこの会社の事が気になりました。もちろん、今更「一太郎」を買おうとする気はおきませんが、「10日発売のATOK2005くらいなら」という気が起きつつあります。私以外にも、ジャストシステムに対する同情的な意見はよく聞かれます。そう考えてみると、あの「敗訴報道」はかなりの「宣伝効果」があったのかもしれません。広告費に関するとどれくらいになるのでしょうか。
 あと、今日、電車に乗っていたら、松下の空気清浄機の宣伝が目に入りました。なんでも、徹底的に戦うそうです。全然関係のない分野の商品といえ、あの裁判の記事を見た後に見ると「すこしは引いてやれよ」とつい思ってしまいます。

2005年02月02日

2度目のRSSリーダー変更

 4ヶ月前に、メーラーのプラグインとして機能するRSSリーダーを入れました。メーラーの便利な機能がそのまま使えるのは大変便利ですし、その前に使っていたOpera付属のRSSリーダーのように更新から受信まで1日かかる事もないなど、いろいろ長所はありました。
 しかし、その一方で、一度巡回を始めるとメーラーが固まってしまう、という欠点がありました。そうなると、メールの読み書きが下手すると数分間中断されます。さらに、状態によってはパソコンまで固まる事もありました。
 その固まり具合に業をにやし、またRSSリーダーを変えました。一部のブログの表題が文字化けして表示されるなど、リーダーそのものの機能はこれまで使っていたものに劣る部分もあります。しかし、「定期的にメーラーが固まる」というストレスから解放された喜びのほうが現時点では強いです。果たして今回RSSリーダーが決定版になるのでしょうか。
 ちなみに、今回も巡回先は全て手動で再設定しました。まあ、手間ではあるのですが、再分類や購読先の整理を行ういい機会でもありました。
 それにしても、1年も経たないうちにアプリを2度も変えたというのは初めてです。いかにRSSリーダーが自分にとって重要になっているかの現れなのでしょうね。

2005年02月01日

Googleの意外な活用法?

 ある業務用サイトで、掲載期間が終了したために情報を削除したところ、関係者から「掲載期間中も載せていなかった。約束違反だ」と言いがかりをつけられる、という事があったそうです。更新するたびに元ファイルのバックアップを取りでもしない限り、掲載したファイルは残っていないわけです。したがって、言いがかりの「被害者」も物証を元に反論する事はできなそうにも思えました。
 その時、「被害者」が使ったのはGoogleでした。幸い、言いがかりがきたのは削除後まだ日が浅かったため、掲載した記事名でサイト内検索をかけたら、検索結果の要約文にその記事が含まれていたのです。これなら、「どうせ証拠はないから言いがかりも通るだろう」と思っていた輩も反論しようがないでしょうね。検索以外にもGoogleは便利なものだと、話を聞いて改めて感心しました。それにしても世の中には色々な言いがかりをつける輩がいるものです。

2005年01月28日

そんな所まで帯域不足?

 1年ほど前、ソニー系のブロードバンド番組配信サービスに会員登録しました。そこでは、私が興味を持っていた番組を「最高画質」という事で、2Mbps用に420×640の画面サイズで配信する、となっていました。ところが、その回線条件を満たしていたにも関わらず、その「最高画質」の画面は滑らかに動きません。そこで、回線を最高10Mbps・我が家の実効速度3MbpsのBフレッツ「ファミリー」から、最高100Mbps・我が家の実効速度18Mbpsの「ニューファミリー」に変えましたが、やはり見れませんでした
 なんか釈然としなかったのですが、ある日突然、その動画配信ページに「最高画質の配信は終了しました」という告知が出ました。どうやら、「最高画質」をきちんと提供する環境が整っていなかったようです。
 というわけで、登録したものの実質的にそのサイトは利用しなかったわけですが、惰性でメルマガの受信は続けていました。しかし本日、思い立って配信停止することにしました。
 メルマガに書かれていた停止URLをクリックすると、単なる配信停止ページでなく、「個人情報登録変更ページ」に。しかも、このページが激重で、テキストだけのデータを表示するのに、1分以上かかります。結局、5分以上かけ、その間にIDを1回、パスワードをとメルアドを各3回打ち込んで、やっと配信停止が完了しました。
 たかだかメルマガ配信停止するだけでこれだけの重さ。なるほど、これで420×640の画面サイズの動画などできるわけはないな、と変なところで納得させられました。

2005年01月14日

社の名誉の関わる抜け落ち(?)

 とあるところから、イーグルスのファンクラブ入会案内チラシを入手しました。話題になった「10万円会員」を初めとする4種類の会員制度があり、それぞれの会員の特典が書いてあります。
 入る気はないものの目を通したところ、とんでもない抜けがありました。なんと、入会申込のためのURLの記載がどこにもないのです。しかも、「入会方法」のところにも、ネットからの申込について、一切書かれていません。
 一瞬、野球協約か何かの関係で、ネットでのファンクラブ会員受付はしてはいけない事にでもなっているのか?とも思いました。しかし、イーグルスの公式サイト(※余談・以前も書きましたが、球団公式サイトで独自ドメインでないのはこことライオンズだけ)からはネットでの申込はできます。
 製作スタッフが、他球団のファンクラブ案内チラシを参考にするあまり、「本業」の事を忘れてしまったというオチなのでしょうか。ついでに言うと、3,000円の「ファンクラブ」の特典は、無料入場券は外野自由席1枚のみとか、一軍の試合の割引はないなど、3,500円のマリーンズのファンクラブ(内野自由席2枚分無料・全試合内野指定割引あり)と比べても、はっきり見劣りしました。ファンでもない私が言うのもなんですが、もう少し、オーナー企業の資金力を誇示できるような内容にしてほしかったものです。

2005年01月07日

スパムの題名と名前の組み合わせ

 何度か書いていますが、相変わらず職場のメールボックスには大量の英語のウイルスメール・スパムメールと、その1/10くらいの量の日本語のスパムメールが届きます。もちろん、今ではすっかり慣れており、題名を見ただけで即刻削除できるようになりました。とはいえ、先日見た一通のメールは明らかにスパムだと分かっていても、一瞬手が止まるほど印象に残るものでした。
 その題名は「ッヒャン 気持ちいいよお!」とかいったもの。これ自体は毎日のように見かけるのですが、問題は「差出人」のところ。なんとそこに男性名が書かれていたのです。
 差出人名をランダムに作成するスパムなのでしょうか。いずれにせよ、そのアレな組み合わせに思わず笑ってしまいました。まあ、スパムを鑑賞するほど暇はないので、一瞬笑った後、すぐに削除してしまいましたので、本文に何が書かれていたかは分かりませんでしたが。

2004年12月28日

絶対パスとGoogle

本日の更新・翔みなら絵ブログらくがきちょう

 9月にMovableTypeを使ってトップページをブログ化(?)したとき、サイト内へのリンクを張る時に絶対パスを使うようにしました(※語句の意味をご存知ない方は、サイト「WEBページ作りのお勉強」該当ページをご覧になってください)。理由は、書いた文章が自動的に別の階層のフォルダに整理されるため、相対パスだと、参照できなくなってしまうためです。
 そこまではまあ妥当な行為でした。しかし、その時、トップページ右上のサイト案内の部分まで、絶対パスにしてしまいました。これは、8月の間、新トップのテストページを別の階層に設置したために絶対パスにし、そのソースを9月から変更した新トップページでもそのまま使ったからです。

 その時は、直すのも面倒だし、実害もないだろうから別にいいや、と思っていました。ところが、数ヶ月して、意外な事が生じました。それまで、当サイトの中にあるいくつかのページがGoogleに引っかからなくなったのです。原因を考えたのですが、ページアクセスに関する事で最近になって変えた事と言えば、そのトップからのパスの変更しか思い当たりません。
 そこで、相対パスになおしたところ、ほんの数日で再びGoogleに引っかかるようになりました。どういう原理になっているのか分かりませんが、その復旧(?)のすばやさにはまた驚かされました。
 それにしても、最初に「相対パス」と「絶対パス」にこのような違いがあるとは・・・。ネットの世界はいろいろと不思議な事があるものだ、と改めて思いました。

2004年12月10日

惹かれる数字

 HDDつきDVDレコーダーを初め、いくつかのHDD搭載品やHDDそのものの購入を考えています。当然ながら、HDDの容量をいくらにするかを考える必要があるのですが、なぜかどの商品でも160GBの商品に心が惹かれます。
 具体的に理由があって160GBだと便利だ、というわけではありません。ただ、いずれの製品でも、160GBのものばかり目に付くのです。
 これは私のみの傾向というわけではなく、一緒に店をまわった嫁さんもそうでした。さらに、私同様、初めてHDDつきDVDレコーダーを買おうとしている人も、やはり「容量は160GB」と言っていました。
 「160GB」という数字には人を惹き付ける何かがあるのでしょうか。我ながらちょっと不思議です。

2004年12月07日

不要なメールの件名

 半月ほど前に、日本語の迷惑メールが、間違いメールを装うなどの技巧をこらすようになったと書きました。
 当時はまだ、題名を見ただけでは「必要なメール」と「迷惑メール」の区別がつきませんでしたが、さすがに半月も見つづけていると、件名を見た瞬間に判断ができるようになりました。
 具体的に言うと、フリーメールを使っていて、「最近どうしたの?」みたいな友達言葉(?)の件名のものとか、「○○(人名)です」があてはまります。最初のうちは、日本語の件名だという事で、一瞬手が止まったのですが、今では未承諾広告メールや、英語の迷惑メール同様、件名を見て即削除できるようになりました。

 ところで本日、契約しているカード会社から「◆◇皆様に"そっと"お伝えする耳より情報!!」という件名のメールが来ました。差出人のところがカード会社になっていたから読みましたが、これがフリーメールからのものだったら、即座に削除する件名です。
 内容のほうも、「これだけ買い物すれば600円分のポイントがつく」というもの。しかしその「買い物例」にはリボ払いにかかる利率はもちろん、合計でいくらに達すればそれだけのポイントがつくか、という具体的な記載すらありません。
 結局のところ、迷惑メールだろうと正式(?)メールだろうと、胡散臭げな件名に内容は比例する、という事なのでしょうね。

2004年12月02日

InternetSecurity2005

 本日の更新・トップの絵をクリスマス仕様に変更しました。
翔みなら絵ブログらくがきちょうを更新。

 ノートンインターネットセキュリティ2005を入れました。昨年入れた「2004」において、インターネットの回線速度が極端に遅くなるという問題点があったので、他ソフトへの乗換えも考えなくはなかったのですが、詳しく検討する前に更新期限が切れた事もあり、結局妥協してしまいました。
 その問題点ですが、ある程度改善はされていたようで、「2004」では、通常時に何Mbps出ても、常に約3Mbpsしか出なかったのに対し、「2005」では、通常時の最大速度の5割から7割くらいは出るようになっていました。
 他にも、LANの設定なども、「2004」より使い勝手が良くなっているようです。というわけで、とりあえず現時点では満足しています。

2004年12月01日

Fire Foxを入れてみた

本日の更新・翔みならブログめもちょう

 話題のブラウザ「Fire Fox」を入れてみました。まず感心したのは、以前書いた、「複数のサイトをホームページにして、起動時にそれぞれをタブで表示する」という機能が備わっていた事でした。さほど劇的に楽になる、というわけではありません。しかしながら、いざブラウザを立ち上げて、三つのタブでそれぞれ「ホームページ」が開いた瞬間は、何とも言えない爽快感がありました。
 まだまだ使い慣れていないこともあり、Operaより不便に感じる点も少なからずあります。当分の間は併用しながら、どちらを主とするかを決めようかと思っています。
 というわけで、本日の嫁さんに比べると、えらくぬるい内容ですが、一応私も「ブラウザ談義」をさせていただきました。

2004年11月19日

間違いメールから始まるもの

 先月あたりから、「間違いメール」や「間違いメールの返信」を装ったスパムメールが職場に来るようになりました(返信するとどうなるかについての具体例を紹介したサイト)。こういうのが作られるという事は、スパム作成者が「世の中には、『間違いメールがきっかけで恋が始まる事もある』と期待している人が多い」と思っているからなのでしょう。
 確かに、以前にそんな映画やドラマもありました。「間違いメール 始まる」でググってみたところ、「間違いメールで始まる恋」を肯定的にとらえたページが上のほうにきます。そのような人が多いから、スパム屋さんも、商売をする意欲がわくのでしょうね。
 それにしても、間違いメールにわざわざ自己紹介入れて返信する事や、さらにそれに対して長々と返信する事ってマナーとしてはどうなのでしょうか。間違い電話をしたら延々と相手をされて切らしてくれないのと同じような行為だと思うのですが・・・。

2004年11月08日

今となっては迷惑な機能

 本日の更新・別ブログこれでいいのか?

 JAVAスクリプトに「前のページに戻る」という機能があります。これは、ブラウザの「戻る」ボタンと同じ働きを、ページ内のテキストや画像のリンクで行う、というものです。サイトによっては、そのページ内での他ページへのリンクが、そのJAVAスクリプトによる「戻る」しかない、という所もあります。
 確かに、何年か前までの、「トップページから階層をたどって該当ページに行く」というWEBサイトの見かたですと、それで十分だったでしょう。しかし、現在では、初めてのページに行く時に、Googleなどの検索から直接必要な情報の記載されている飛ぶ事がかなり増えています。そうやって来た人が、そのような「戻る」ボタンを押すと、検索ページに戻ってしまうわけです。つまり、せっかく来てくれたにもかかわらず、そこ以外のそのサイトのページが一切見てもらえないという結果になってしまいます。
 凝った(というほどでもないですが)機能を使ったがために、かえってサイト全体のアクセスに不便をきたしてしまった、という結果になってしまったわけです。まあ、Googleが誕生する以前は、このようなサイト探索形態が存在するとは誰も思わなかったから仕方ないとも言えるのですが。

2004年11月07日

タブブラウザと「ホームページ」

 ブラウザを立ち上げた時に表示される「ホームページ」ですが、私は最新ニュース一覧などが載っている「マイライブドア」を設定しています。そして、そのページが起動するのと同時に、別タブを開いて、「マイヤフー」も立ち上げます。もちろん、たいした手間ではありませんが、毎日毎日同じ事をしていると、ちょっと面倒に思えてきます。
 タブブラウザではないIEなどは、「ホームページ」を一つしか設定できないのは当然でしょう。しかし、私の使っているOperaなどのタブブラウザは、複数のタブにそれぞれサイトを表示する事を前提として作られているわけです。ならば、複数の「ホームページ」を設定できるようにして、起動時に二つ以上のタブにそれぞれ「ホームページ」が表示されると非常に便利だと思います。
 このように思う人は少なくないと思いますが、技術的に何か難しい理由でもあるのでしょうか。それとも、既に実用化しているのに、私が知らないだけなのでしょうか。いずれにせよ、早くそのようなブラウザを使いたいものです。

 12月1日追記・「Fire Fox」を入れてみたところ、その機能がありました。

2004年11月05日

簡易スパム作成システム?

 今日の更新・翔みならイラストブログらくがきちょう

 メールチェックをしたら、「FW:配信停止」というメールが何通も届いていました。読んでみると、購読している(というより、ユーザー登録したら勝手に送りつけてきた)ソフト会社のメルマガの配信停止依頼と、それに対する返信?のようでした。送り主はそのソフト会社の名義になっています。
 どうやら、ソフト会社のメールサーバーの設定に誤りがあり、メールマガジンに返信すると、全配信先にそのメールが転送されるようになっていたようです。したがって、最初の配信停止要求メールを送付された人が驚いてそのメールに「返信」し、またそれを見た人が・・・という感じで、何通ものメールが全登録者に届いた、という事態が発生したようです。
 幸い、最初の数通でみなメールシステムの異常に気づいたようで、「返信」は数通ですみました。しかし、一歩間違えると、かなりのトラブルに発展する可能性もあったと思われます。この「大量の同報」というのは、メルマガ・MLなど、現在のネット社会になくてはならない機能です。そのような普遍化された機能にひそむ危険性を認識させられた「配信停止メール」でした。

2004年11月03日

ネット対応冷蔵庫?

 今日の更新・別ブログこれでいいのか?

 秋葉原を歩いていたら、電器屋のはずれに「定価29,800円、ただしYahoo!BBとの同時加入ならば16,800円」という値札のついた冷蔵庫がありました。普通、こういう「抱き合わせ割引」は何らかの関係があるものでやるとしたものですが、冷蔵庫とADSLとはいったいどういう関係が?などと考えてしまいました。
 その時に思い出したのが「インターネット対応冷蔵庫」でした。センサーで冷蔵庫の内部や扉の開閉状況を確認でき、出先やサポートセンターなどでも冷蔵庫の状況を確認できる、というものです。二年半ほど前に製品化されましたが、あまり売れたようには見えません。どうやら、そういう方面での「冷蔵庫とネットの一体化」はまだ消費者に求められていなかったようです。
 それと全く違う概念とはいえ、「ネットと連動する冷蔵庫」が売られているのを見ることができるとは思えませんでした。ただ、やはり問題となるのは「冷蔵庫を買うついでにYahoo!BBに加入する人がどのくらいいるか」という事でしょう。これが解決しない限り、この新たな「ネット連動冷蔵庫」も、先達と同じ運命をたどってしまうのでは?と思いました。

2004年10月27日

挑戦

 夜遅く、帰りの電車に乗りました。時間潰しに何かしようかと考えているうちに、ふと携帯でブログを更新することを思いつきました。記憶を頼りにURLを手打ちしてログイン画面に。携帯での入力に苦労しながらパスワードを打ったら文字の位置こそ違うものの、入ることができました。これは、と思って「新しいエントリー」ボタンを押しました。
 しかし、喜べたのはここまで。出てきたのは入力画面ではなく、ログイン画面のようでした。他のリンクを押してみても同様。どうやら、携帯ではログインから先は何もできないようです。
 一所懸命にURLやパスワードを入れた苦労はなんだったのか、と最初は思いました。しかし、よく考えてみると、予想以上のいい時間つぶしになった上に、「携帯では更新できない」という知識を得たのですからむしろ喜ぶべきだと、自分を納得させることにしました。

2004年10月26日

宣伝の主体

 エプソンが新発売のプリンタをかなり気合を入れて宣伝しています。「モーニング娘。」全員にコスプレさせ、TVのみならず、電車一編成全てをその広告で埋め尽くす「APトレイン」も作成。社内のみならず、車体にもイメージキャラを印刷しています。
 宣伝内容も凝っていて、たとえば「携帯で撮った画像を直接プリンタにつないで出力できる」というのを宣伝するために、一人が携帯電話の着ぐるみを身に付けます。他のメンバーもそのような感じで機能に準じたコスプレをしています。
 かなりの宣伝費をかけた事はよく伝わりました。しかし、その一方、私はいまだに宣伝している機種の型番どころかどのシリーズか(PMとかPIXUSとかいうやつ)すらわかりません。なんかプリンタを宣伝しているのか「モーニング娘。」を宣伝しているのかよくわかりません。かえって、次にプリンタを買うときはキヤノンにしたほうがいいのかな、などとすら思ってしまった「派手すぎる広告」でした。

2004年10月21日

情報の取捨選択

 ポータルサイトには、様々な新聞社が配信する記事が流れます。私は、ヤフーとライブドアの「マイページ」をブラウザに登録しています。
 このサービスは、全国紙・通信社・スポーツ紙など、各分野の発信した情報のうち興味のある分野に絞って見ることができて便利です。さらに、ポータルサイトによっては契約している情報産業が違うので、二つのポータルを利用すると、かなり広い範囲で情報を入手できます。
 ただ、情報提供企業が多ければいいというものでもありません。興味をそそられる見出しなのでクリックしてみたら、情報源が匿名の「関係者」や「事情通」であるガセ記事だったりして、不快な思いをさせられたりします。そして、そのような記事の提供元は限られた数社です。
 そのような思いを何度かしていると、「特定の情報企業が発信した記事は表示させない」という機能をポータルサイトに備えてほしいと思うようになります。ポータルサイトにとっては提供記事の質の向上につながりますし、情報発信企業にとっても「採点」になるので、利用者にも提供社にも発信社にも有意義だと思うのですが、いかがなものでしょうか。

2004年10月07日

RSSリーダーの変更

 半年ほど、Opera付属のRSSリーダーを使っていました。しかし、やけに反応が鈍く、1時間ごとに巡回する設定にしているにも関わらず、1日たたないと読み込んでこない、という事もしばしばありました。
 やはり、「おまけ」ではダメか、という事で、シェアウェアを試用する事にしました。インストールした後に移行作業をするのですが、これが大変。メーラーのように移行のためのツールみたいなものはなく、30ちょっとのRSSデータを全て手動で移設。しかも、試しに読み込んでみたところ、フォルダの設定を間違えてしまい、また30回ほど修正作業を繰り返す破目になりました。
 まあ、もう1年もすれば、各アプリ間の移設も簡単にできるようにはなるとは思います。しかし、当面の間は、この状況が続きそう。そのためにも、ぜひとも今試用中のRSSリーダーが優秀である事を祈るのみです。

2004年10月06日

ウソのない表題の未承諾広告

 相変わらず色々な所からスパムメールが来ます。もちろん、題名だけ見て捨てています。そのなかで先日、「※未承諾広告※ 5,000円で人生変える」というのがありました。もちろん、本文は見ませんでしたが、だいたいの想像がつきます。そして、本当にこのメールに書かれた「儲け話」を真に受けて、先方に5,000円を払って関係を作ったら、人生が変わるほどの被害にあう危険性もあります。そう考えると、あながちこの表題は間違ってはいないと言えそうです。
 それにしても、このテのメール、日本語・英語を問わずしつこく届きます。という事は、配信する業者にはそれなりの「収益」があるのでしょうか。それとも、メール配信業者があやしげな商売をやっている業者をうまく言いくるめて、実際はリターンがないにも関わらずスパム配信の契約をするのでしょうか。知りたくも関わりたくもない世界ですが、そのへんは興味があります。

2004年10月04日

タブ化

 愛用している秀丸が2ヶ月ほど前にタブ表示が可能になるバージョンアップをしていました。情けない事に、このバージョンアップをした事を、つい数日前に嫁さんが作業しているのを見るまで知りませんでした。
 普段から秀丸をいくつも立ち上げて作業し、まだ立ち上げていたファイルを再度立ち上げようとするようなポカをしょっちゅうやっている自分にとっては夢といってもいい機能。早速バージョンアップして使ってみたのですが、予想通り非常に便利。たかが2ヶ月とはいえ、気づかなかった自分の愚かさを悔いたほどでした。
 やはり、使っているアプリ(特にシェアウェア)の改変情報は頻繁にチェックする必要がありますね。秀丸のサイトで、更新情報のRSS配信を始めていたので、早速登録しました。

2004年09月24日

縮小表示

 今日の更新・翔みならブログめもちょう

 B5サイズのノートでIEを使っていて、変な事に気づきました。一部の画像の表示が変なのです。あと、別窓指定で開くようにした画像が、意図した大きさで表示されなかったりします。
 しばらくして、IEが開いた窓の大きさにおさまるように、勝手に画像サイズを調整しているから、という事に気づきました。バージョンアップやパッチ当てこそしているものの、日常でIEを使う機会がほとんどないので、いつの間にそんな機能ができたのか、全然知りませんでした。
 まあ、「現在開いている窓のサイズにあわせて画像を縮小する」というのは、別に窓を最大化すればいいだけの話ですから、縮小表示しない場合と同じなのでかまいません。しかし、モニタの面積の関係で、窓を最大化しても画像が縮小表示されるのは困ります。
 「インターネットオプション」を調べて、「詳細設定→マルチメディア→イメージを自動的にサイズ変更する」のチェックボックスを外せばいい事は分かりました。しかし、デフォルトでこの機能が有効になっている以上、多くの人は、「自動サイズ調整」の環境で画像を見る事になるわけです。
 確かに、画面から出るほどの大きさの画像を原寸で表示するのは見づらさがともないます。しかし、Operaを使っている身としては、そんなもの、Ctrlキーを押しながらホイールマウスをいじればいいだけのものです。
 IEも、強制的に作成者の意図しない大きさの画像を表示させるよりは、そのような形で利用者に調整させる機能をつけたほうがいいと思うのですが・・・。

2004年09月20日

更新1件とトラブル2件

 本日は看板イラストを更新。また、翔みならイラスト掲載用ブログらくがきちょうを新設しました。今後は、壁紙とメイキングを除く絵の新作は全てこちらに掲載することになります。

 昨日買ったワイヤレスのキーボードとマウスのセットを嫁さんのマシンに接続。あっさりと成功したのですが、その代わり、USBで接続しているスマートスクロールが操作不能に。ドライバの入れなおしなどもやってみたけれど全然ダメ。「なんかとんでもない干渉でもおきたのか」などと思っていたのですが、USBポートをよく見ると、スマートスクロールがちゃんと挿されていませんでした。どうやら、すぐ上にあるPS/2ポートを挿し代えた時に、手がひっかっかってしまったようでした。
 よく取説の「故障かと思ったら」の項目に「電源コードはちゃんと入っていますか」というのがあり、「そんな失敗する人いるのか?」などと思っていたのですが、まさか我が家でそれが発生するとは思っていませんでした。やはり、基本は大切ですね。

 また、一番上に書いたように、絵掲載専用ブログを設置。「サムネイルを作成し、クリックすると別窓で絵が表示」という設定にしようとしました。ブログを立ち上げる際に購入した本の通りにやったのですが、うまくいきません。その本によると、サーバーに「Image::Magic」というものが入っていれば、画像アップ時に自動的に「サムネイルを作成」という項目が出る、となっているのですが、それが出ません。サーバー運営会社のサイトで確認してもその「Image::Magic」は入っているのですが・・・。
 仕方ないので、色々な言葉でググりまくった結果、本には「設定ファイルにある『#ImageDriver ImageMagic』の『#』を外す、とあるが、『#』をつけなおすと直る」という記事を見ました。
 実際にやってみたら、見事「サムネイルを作る」という項目が出ました。本の正誤表にも載っていないようなので、うちで使っているサーバーに限った現象なのでしょうか。とにもかくにも、うまくいって一安心でした。

2004年09月10日

最後の取引

 今日の更新-翔みならブログ「めもちょう」

 「独自ドメインを取ろう」と最初に思ったのは4年ほど前でした。プロバイダを変える事に抵抗がなく、ちょっとでもよい条件のところを見つけると、すぐに乗り換える身として、「独自ドメイン」の利点が大きいのと、この頃から独自ドメインの低価格化が進んだのが理由でした。
 そして、ネットで業者を調べ、その時最善と思ったD社からドメインを取得しました。自分でつけたドメインがサイトやメールのアドレスになった時の、何とも言えない嬉しさは、4年近くたった今でもよく覚えています。
 しかし、ネット関係の業界の宿命と言ってもいいかもしれませんが、どんなサービスでも、よほど努力しない限り、後発の業者に価格・サービス内容とも追い抜かれます。その結果、4年の間、料金もサービス内容もそのままだったD社は、あらゆる意味で、「質の低い業者」となってしまいました。

 たとえ年額2,000円・容量190MBの差とはいえ、安くて質のいい業者を使いたいです。そのため、だんだんと新たに知った業者に移管していきました。ちなみに、この「つれづれの館」は、8月をもって、当初のD社とは全く関係がなくなっています。
 しかしながら、そのD社で取った別サイト用のドメインは、諸事情により移管ができず、もう一年D社と契約する事になりました。もっとも、このままだと、私と同様の考えの利用者が増えると思われます。したがってD社の存続そのものも心配になります。そのため、近日中に別ドメインを取って別サイトを移設し、D社とは縁を切る事にしました。そういうわけで先日、D社に最後となる送金し、ドメインの更新をしました。
 D社はなかなか面白い人がやっており、個人的には好感を持っていました。そのため、最後の更新ならびに送金手続きをするときは、ちょっとした寂しさもありました。縁を切る身で言うのもなんですが、できればサービスの見直しなどをして、これからも活動してほしいものです。

2004年09月06日

パワーポイント

 職場でたまに「添付ファイルが見れない」という問い合わせを受けます。見てみると、パワーポイントで作ったファイルである場合が少なくありません。確かに、プレゼンをするほうとしては、パワーポイントはメーラーやブラウザ並みの「必須アプリ」なのでしょう。
 しかし、我が職場のように、日頃プレゼンを行う機会がない所では、ごく数台を除き、パワーポイントはありません。まあ、世間一般からすれば、うちの職場のほうが特殊なのかもしれません。とはいえ、一応、一般的なメーカー製マシンにプリインストールされていないアプリなのですから、添付で送る際は、事前の確認くらいして欲しいものです。

 まあ、プレゼンテーション用のデータを送るなら、パワーポイントで作るのが普通なわけです。したがって、そのファイルをそのまま送るのはまだ理解できます。しかし、その中でも、JPEG画像一枚を送るのに、わざわざパワーポイントに貼り付けてppt形式で送ってきた某会社には呆れました。そんなもん、そのまま送れば、ブラウザで見れると思うのですが・・・
 まあ、最近はOpenOfficeという便利なフリーソフトがあるので、パワーポイントの添付ファイルが来るところには、それを入れて対処しようと考えています。もっとも、JPEGファイルをパワーポイントで送るような感覚の会社相手だと、それ以前の「対処法」が必要なのかもしれませんが・・・。

 追記・パワーポイントがインストールされていないパソコンでppt形式を見る方法については、電算室・ppt形式のファイル受信に記載してあります。

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