2013年12月31日

2013年を振り返って

 今年も残り僅かにありました。
 仕事においては一昨日に書いた通り、色々と苦い思い出がありました。
 また、世の中の流れを見ても、色々と良くない事がいろいろあり、歯痒い思いをさせられました。
 ただ、私生活においては、一生忘れられないような嬉しい事がありました。また、今後の人生において、大きな指標を得た年でもありました。
 他にも、三十数年ぶりに「自分の自転車」を持ち、それで通勤するようになったという大きな転機になった年でもありました。
 悪かった事は良いことに、良かった事はより良くできるよう、来年も頑張って行きたいものです。

2013年12月29日

仕事納め

 今日で今年の仕事が終わりました。
 思い起こせば、色々な事がありました。自分の考えの甘さが原因で、痛い失敗をした、という苦い経験も味わいました。
 また、結果が出せず、いろいろな所に迷惑をかけたりしました。
 ただ、一方で、満足の出来る仕事もできました。また、秋から冬にかけては、来年につながるようないい話がいくつかありました。
 良かった事、悪かった事、ともに来年に活かせるように、と思いつつ、職場の大掃除を終えました。

2013年12月26日

一見自然だが、よく考えると興味ふかい施設

 目黒駅に行きました。構内を歩いていたら、目黒区役所の出張所がありました。最近よくある、主要駅の構内や近くで住民票発行などの手続きができる施設です。
 津田沼だとモリシアの中に、千葉だと駅前のバスターミナルにあります。
 それを考えれば、目黒駅に目黒区役所の施設があるのも、一見、当然のようです。
 しかしながら、よくクイズに出されるように、目黒駅は目黒区でなく、品川区にあります。ちなみに、品川区は港区にあります。さらに、新宿駅は駅構内に区境があり、新南口は渋谷区にあります。
 つまり、目黒区は、隣の品川区内に出張所を設置しているわけです。
 もちろん、目黒区が何か勘違いしたわけではありません。目黒駅西口を出てちょっと歩けば目黒区ですし、駅前のバスターミナルには、目黒区各所からのバスが発着します。
 つまり、住所は品川区ですが、利用者の多くは、駅の名前どおり目黒区民なのです。
 自分も子供の頃から「目黒駅だけど品川区にある」という印象を強く持っていました。しかしながら、この施設を見た時は、「住所はともかく、目黒はやはり目黒区の駅なんだな」と思いを改めました。

2013年12月25日

サンタの本拠地と勤怠管理

 CSの「旅チャンネル」を見ていたら、クリスマス特集ということで、フィンランドの「サンタクロース村」を映していました。
 そこには、「サンタクロース」が常駐し、一年中会えるとのことでした。
 ということは、そこにいるサンタクロースは、全世界で子どもにプレゼントを配るサンタの総元締めなのだな、などと思いました。
 ならば昨晩はこの部屋で、PC画面を見ながら、各国のサンタの勤務状況を管理していたのだろうな、などと、思考が進んでいきました。。
 8年ほど前に勤怠管理システムに関する仕事を始め、それを6年ほど続けていました。
 それを辞めてから2年近くなり、現在は、勤怠管理とは全くもって縁のない仕事をしています。
 しかしながら、実在しない人であるにも関わらず、自然と思考が「勤怠管理」のほうに行ってしまったわけです。
 我ながらその6年間が頭に染み付いているものだ、と驚きました。

2013年12月23日

ガリガリ君サワー

 とある居酒屋で忘年会をやりました。メニューに「ガリガリ君サワー」なるものが書かれており、同席者がそれを注文していました。
 「ガリガリ君」と言えば、人気のアイスキャンディーです。種類は色々あり、「ガリガリ君味」というものがあるわけではありません。普通のアイスキャンディーのみならず、「梨味」さらには「コーンポタージュ味」など異色のものがいくつもあります。
 一体、どのような形で、「ガリガリ君の味になるサワーを作るのだろう」と不思議に思いました。
 そして、しばらくして、運ばれてきました。それを見た時はかなり驚きました。
 グラスには焼酎が入っています。そして、それと一緒に袋に入った「ガリガリ君」が机に置かれました。
 確かにこれは、まごうことなき「ガリガリ君サワー」です。それをサワーに浸して食べる、という趣旨のようでした。
 これまで、色々と奇妙なもので割った「サワー」を見たり飲んだりしてきました。しかしながら、これは想像を絶する者でした。
 世の中には、いろいろな発想があるものだ、と驚かされた忘年会になりました。

2013年12月16日

時計

 年末なので、色々な所で忘年会や食事会があります。
 土曜日は、とある事務所の二階で開催されました。中に入ってみると、壁にかかった時計が、ありえない時刻を示しています。
 驚いて、「時計がものすごい時間を示していますね」と言ったのですが、みな平然としています。そして、その数時間ズレた時計を見ながら、忘年会は進められました。
 そして今日の夕方、土曜日の事務所の支部みたいなところで、食事会がありました。
 そこの時計は、とりあえず今の時刻を示していたように見えました。
 18時に先約があったため、その食事会は途中で帰りました。移動時間は5分ちょっとです。ただ、念のため、17時40分にはそこを出ました。
 そして5分後に、約束の場所に行ったのですが、寒い中、待ち合わせていた人は入口前で待っていました。
 何でこんなに早く来たんだろうか、と不思議に思いながら、室内に案内しました。そして、何気なく時計を見たら驚きました。そこで指されていた時刻は、待ち合わせの約束時刻だったからです。

 つまり、その会場の時計も15分ほど遅れていたわけです。これが15分だったので、まだ何とかなりましたが、もう5分も遅れていたらとんでもない事になるところでした。
 自分なんかは、時計が狂っているのを見たらすぐに直します。
 しかしながら、土曜日並びに今日行った系列の団体では、かなり「時計の狂い」におおらかだったようでした。
 まあ、腕時計や携帯で確認しておけばよかっただけの話です。その団体を責めるわけにはいきません。
 ただ、世の中には色々な時間に対する観念があるのだな、とちょっと驚きました。
 同時に、今後、この系統の団体に行くときは、時計の誤差確認は必須にせねば、と強く思いました。

2013年12月15日

自転車番?

 数10メートル離れた家で外飼いされている猫がいます。
 我がアパートも「領土」の一部とされているようで、ときたま、敷地内で見かけます。
 人間を見ても、別に驚いたり逃げることもなく、ゆったりと移動しています。
 そんなある日、出勤しようと自転車置場に行ったら、自分の自転車の脇に、その猫が座っていました。
 自分が近づいたら、いつものように、のっそりと去って行きました。
 この自転車置場も、この猫の「領土」になったのでしょうか。
 なんか番をしてもらったみたいで、嬉しくなりました。これからも、我が自転車をよろしく、と心の中で声をかけてしまいました。

2013年12月12日

今どきの若い人は?

 年の近い知り合いが、20代の新入社員の事をボロクソにけなしていました。
 確かに、そのミスは、確かに、40代くらいの社会人がやる分には話にならないレベルです。しかしながら、自分が社会人になりたての頃を振り返れば、その類のミスは何度かやらかした記憶があります。
 この人に関わらず、「最近の若い奴は…○○のような事をする。ダメだ」という人は少なくありません。
 では、その人は若いころ、そのようなミスを一切したことがないのでしょうか。新卒の頃からそんな天才的な社会人だったとしたら尊敬に値します。
 ただ、そのような天才が、なぜトップクラスの幹部になれず、そのレベルの若手社員の直属の上司なぞやっているのか、かなり不思議ですが…。
 もちろん、若い人が間違えた事をやったらそれを正すのは上の人の任務です。しかしながら、それを侮蔑的な言い方で他人に触れ回るのは、むしろその人の無能ぶりを表しているのではなかろうか、などと思いました。

2013年12月10日

昼から酒

 自分は、無類の酒好きです。しかしながら、休みの日でも、日中はよほどの事がない限り飲酒はしません。付き合いなどでどうしても飲まなければ行けない時も、口をつける程度です。
 理由は色々あります。主だったものとしては「夜も飲むのだから、昼から飲んでは、酒量がかなりとんでもないことになる」と「昼から酔っ払っては、一日がもったいない」の二つです。
 もちろん、これは自分の個人的な考えであり、他人に押し付ける気は毛頭ありません。
 特に、今の仕事をするようになってからは、昼酒につきあう機会が増えました。そんな時も、相手が昼酒しているなか、普通にお茶を飲みながら、楽しく話をする事は多々あります。

 そんな自分ですが、先日、ある店で昼食を取った時はちょっと驚きました。
 まだ平日の13時ちょっと過ぎなのに、スーツにネクタイという出で立ちの人が、生ビールを飲んでいたからです。
 特別な時間帯の仕事で、終業が昼前なのでしょうか。そのへんはよく分かりません。とはいえ、スーツ姿の人が真っ昼間に普通に飲んでいる姿には驚かされました。
 夕方の電車で普通に缶発泡酒を飲んでいる人も、普通に見るようになりました。
 自分も一応酒飲みの端くれですが、その自分でも想像がつかないように「飲酒文化」が変化しているのでしょうか。まあ、自分は世の中がどうなろうと、「自分ルール」を維持する予定ですが…。

2013年12月07日

2013年12月6日

 色々と疲れていて、まとまった文章がなかなか書けません。
 とりあえず、12月6日に行われた特定秘密保護法案の強行採決並びに、このような悪法を作った勢力に対する強い抗議の意思がある、という事だけは書いておきます。

2013年12月04日

石灯籠

 両親が引っ越しをしました。
 その手伝いに行ったのですが、自分の「本業」である、PC関係の設定は一瞬で完了しました。
 続いて、もう一つの重大案件に取り組みました。それは、「石灯籠の設置」でした。
 これまで住んでいた家の前には、石灯籠がありました。その家は、32年前に建て替えたのですが、その前に建っていた、祖父母が住んでいた家の前にも建っていました。
 したがって、自分としては物心がついた時からずっと見ていた石灯籠になります。もっとも、実家に住んでいた時も含め、目には入っていましたが、その存在を意識するような事はありませんでした。
 それを新居のマンションにある狭い庭に設置することになりました。
 石の塊ですので、40代の自分一人で持てば体を痛めてしまいます。もちろん、70代の両親が加わっても、結果は変わりません。また、台車などがあるわけでもありません。
 率直に言って、このメンバーで運べるのか?と思っていました。
 ところが、母は解決策を用意していました。
 庭は芝生になっています。そこで、布を敷き、その上に石灯籠の各パーツを乗せ、その布を引っ張って運びました。すると、何十キロもある石灯籠が、いともたやすく動くのです。
 この発想は、まさに「コロンブスの卵」でした。生まれた時から、親に色々と教わっているわけですが、この歳になってもまだまだ親から学ぶことは沢山あるのだな、と感心しつつ思いました。
 というわけで、石灯籠の設置は無事に終わりました。今後、両親を訪ねるたびに、子どもの頃から見続けていた石灯籠をまた見るわけです。ただ、それに対する感慨は、これまでとは違うものになるのだろうな、と思いました。

滑り落ちる途中?

 今世紀に入り、明らかに世の中がおかしくなっています。
 自分が若いころの「経済大国」だった時代にはありえなかった「餓死者」のニュースが普通に流れるようになりました。
 さらに、会社にこき使われて精神に異常をきたす、などというのも日常茶飯事です。その結果として自殺に追い込まれた人が労災認定された、というニュースも、年に何回も見ます。
 そして、時代が進むにすれ、貧しくなる人が増えています。たまに、マスコミが持て囃す「改革者」が現れ、派手な「改革」をしますが、それはより一層、普通の人は貧しい人になり、貧しい人はより貧しくなる、という結果しか生み出していません。
 今話題になっている「特定秘密保護法」が成立すれば、このような異常な流れがさらに加速される事は間違いありません。
 今、日本は「先進国」から滑り落ちる途中にあるのでは、と思っています。ただ、この「特定秘密保護法」を止められれば、それを契機に、滑落を止めることもできるかもしれません。
 いずれにせよ、現在の日本が、大きな岐路に立っている事は間違いないでしょう。
 後の世代に異常な国を残す、などという事にならないよう、自分なりに何かせねば、と思っています。

2013年12月02日

ゴミ集積所の跡地

 先日も書きましたが、近所のアパートが取り壊されました。
 そのアパートの敷地にはゴミ集積所があったのですが、それも一緒に取り壊されました。
 今日の夕方、その前を歩いたのですが、そこに「資源物回収用の箱」が置かれていました。
 千葉市では、資源物を「空き缶」「ペットボトル」「透明ビン」「その他のビン」に分けて回収します。その入れ物を回収日の前日に集積所に置く、という仕組みになっています。
 その結果、何もない空き地の前に、「資源物回収キット」が置かれる、というシュールな情景が実現しました。
 千葉市のゴミ回収は全て業者に委託しています。したがって、業者としては、契約通りに作業したわけなので、何ら間違っていません。しかしながら、誰が見ても、そこがもはや集積所でない事は解ります。
 もっとも、仮にそこに「資源物回収キット」を置かなければ、何かあった時にその業者は「契約違反」になってしまいます。それを考えれば、無意味だと解っていても、置いておいたほうが無難なわけでしょう。
 そのような事を、色々と考えさせられた「空き地の前に置かれた資源物回収キット」でした。

2013年12月01日

電飾の季節

 12月になりました。街を歩いていると、早くも玄関にクリスマスの飾り付けをした家を少なからず見ました。
 さらに夜になると、電飾を施した家が何軒かありました。クリスマスまでまだ三週間あるのですが、気の早いものです。
 一応、12月の風物詩なのですが、季節を感じる、という事はありません。特に電飾については、毎年の事ですが、「趣味悪いな」という感想しか持てません。
 ただ、これだけ派手に各家庭が電気を使っても、「電力不足」だの「節電」だのの話が出ないのを見ると、「2年ほど前の『電力不足』話は事実ではなかったんだな」と思います。
 そういう点においては、それらの「電飾」に対し、好意的な気分になれます。
 いずれにせよ、今年も残る所一ヶ月です。昨年以上にバタバタしそうですが、何とか乗り切って、無事年を越したいものです。

2013年11月27日

一日に二度病院に

 朝起きたら、喉の痛みと鼻づまりがありました。
 定期的に喉が痛くなるのは体質みたいなものです。ただ、先月も発症しており、2ヶ月連続というのはかなり珍しい事態です。
 午前中は以前からの予定で、歯医者に行く事になっていました。そこで、午後に内科に行って、薬をもらってきました。一日に、二度病院の診療を受ける、というのは人生初です。
 やはり、それだけ体にガタがきている、という事なのでしょう。というわけで、今日は通院とその帰りの買い物以外は外出せず、家で休養を取りました。
 年末に向け、色々と多忙になります。これまで以上に、体調管理に気をつけねば、と思った次第です。

2013年11月24日

渡良瀬遊水地

 団体旅行で田中正造ゆかりの地めぐりをしてきました。
 色々と興味深いことを知ることができました。
 また、天気が良く、晩秋の北関東の風景を楽しむことも出来ました。
 主に巡ったのは、群馬県館林市と、栃木県佐野市です。ちょうど、この日は「ゆるキャラグランプリ」なる企画が行われており、佐野市のキャラが優勝した、という事を帰宅後に知りました。
 偶然とはいえ、いい記念になりました。もっとも、自分的には、「なぜこのキャラがグランプリ?」というのが率直な感想でしたが…。

 最後に言ったのは、渡良瀬遊水地でした。
 ここは、足尾鉱毒の「対策」として作られました。
 洪水のたびに足尾の鉱毒が流域の町村に広がる事を防ぐため、村をまるごとひとつ潰して、そこを遊水地にした、というところです。その際、村人たちは強制的に追い出されました。
 面積は、山手線の内側と同じくらいの広さがあります。
 遊水地といっても、その全てが水に覆われているわけではありません。一部に、谷中湖という人造湖がありますが、それ以外の部分は、草原です。そこには、豪雨の時だけに水が貯まるという仕組みです。
 その遊水地についたのは、ちょうど日没時でした。そこで、谷中湖に沈む夕陽を撮ってみました。
20131124-1.jpg
(※クリックすると同じ窓で大きい写真が開きます)
 湖面に映る夕陽が印象的でした。iPod touchで撮ったのですが、この光景を見た時は、「デジカメを持ってくれば良かった」とちょっと後悔したほどでした。

2013年11月23日

元上司が入院

 前にいた会社の上司が入院した、という話を知りました。
 直属の上司ではなく、部全体の責任者、という立場の人です。どちらかと言うと「頑固親父」系のキャラで、直属の上司が承認した申請を却下された、という事もありました。
 一方で、ちょっとした共通の趣味があり、その話で盛り上がった事もありました。
 そのような関係だったのですが、その入院のニュースを知った時は、少なからず動揺しました。一年近くご無沙汰していた前の会社に容態を尋ねる電話をかけてしまったほどでした。
 別に、昔の上役が病気になれば、心配する、という性格ではありません。別の職場の「元上司」の罹病さらには訃報を聞いた事がありましたが、その人とは不愉快な思い出しかありませんでした。その時は、心配とか悲しみの感情など毛ほども浮かびませんでした。
 そういう事もあり、そこまで心配したことに、我ながら驚いたほどでした。
 自分がその人にをどう認識しているのか、というのは、意外なところで分かるものだな、と思いました。。

2013年11月21日

犬の散歩に最適な乗り物

 道を歩いていたら、初老の女性がキックボードに乗っているのを見ました。
 最初、あの世代の人が乗るのは珍しいな、えらく気が若い人だな、と驚きました。
 しかし、よく見たところ、その女性は綱を握っており、その先には犬が歩いていました。つまり、その人は、犬の散歩用乗り物としてキックボードを使っていたのです。
 たまに、自転車に乗って犬の散歩をしている人がいます。しかしながら、自転車の速度を考えれば、犬にとってはかなりの負担でしょう。
 普通に歩いて散歩すればいいのでは、と思う向きもあると思います。しかしながら、自分の経験では、全速力で走ろうとする犬を満足させるためには、人間も一緒に全力疾走しなければなりません。これは逆に、人間にとって負担になります。
 そう考えると、犬の速度にほぼ完全にあわせる事ができるキックボードは、最適な「散歩用乗り物」なのかも、などと思ったりしました。
 同時に、飼い主がなぜキックボードの使用を思い至ったのだろうか、と興味を持ちました。

2013年11月20日

開運グッズの謎

 巷に色々な開運グッズがあります。身に付けると、お金が儲かったり、健康になったりすると書いてあります。
 いつもそれを見るたびに不思議な事があります。それは、なぜそのような開運グッズが大量に常備されている、「開運グッズを売る店」に「明らかな開運効果」がないのか、という事です。
 たとえば、今日行った、津田沼のユザワヤには開運グッズコーナーがありました。しかしながら、この店が「開運」しているとは到底思えません。
 開店時と比べると、売り場面積は半減しました。そして、人員削減のためか、2階のレジを閉鎖し、1階のレジに行列を作らせて会計する、という現状です。
 しかも、自分のレジを打った店員さんは、人手が足りないせいかえらくイラついており、こちらが気遣いをせざるを得ないような状態になっていました。
 どう見ても、売り場に並んでいる大量の開運グッズの効果があるとは思えませんでした。
 開運グッズが多すぎて、互いに効果を打ち消し合ってでもいるのでしょうか。生まれてから一度もその類のグッズを信じたことはない身ですが、ちょっと気になりました。

2013年11月17日

10秒ほどの紅葉狩り

 所要で千葉に行きました。
 帰りに京成に乗り、何の気なしに車窓を見ていました。すると、検見川神社がある、小高い丘が見えました。
 ちょうどいい感じに紅葉している樹がある一方、まだ緑の樹もありました。その対比がいい塩梅になって今した。
 先日書いたように、秋らしさを堪能する機会は、昔からあまりありません。それだけに、車窓からいい塩梅の紅葉を見る、というのは自分的にはかなり貴重な経験でした。
 見えたのはほんの10秒程度でしたが、その時間は、かなり印象に残るものした。

2013年11月15日

短かった秋

 数日前から気温がぐっと下がりました。まだ11月半ばですが、早くも手袋をつけて外出するようになっています。
 なんか、1ヶ月ちょっと前までは、暑さを感じた日があった日もあったような気がするのですが…。
 あっという間に秋が終わってしまった、という感じでした。
 やはり、気候の変動もあるのでしょう。大型台風が何度も来るように、明らかに気候は昔と変わっています。
 学生時代から、秋に旅行する機会はありませんでした。そのため、秋の自然を満喫した記憶は数えるほどしかありません。
 そのため、落ち着いたら、いつか秋にのんびり旅行をしたいものだ、と若い頃から思っていたものでした。しかし、このままだと、気候の変動により、その願いが永遠にかなわないかも、などと思っています。

2013年11月13日

時間との戦い?

 毎週水曜日は基本的に休みです。しかしながら、この曜日は可燃ごみの回収日でもあります。我が家のゴミ捨ては自分が担当しているので、回収時刻の8時までには起きて、ゴミ捨てをしなければなりません。
 ただ、昨日は帰りが遅く、自分のもう一つの担当家事である洗い物を翌朝回しにして寝てしまいました。当然ですが、洗い物によって生じる残菜も、一緒に捨てたほうが気分がいいです。
 というわけで、7時半には起きて、洗いものした後ゴミを捨てようと思っていました。ところが、寝坊してしまい、目が覚めたのは7時50分でした。

 回収時刻は8時ですが、ぴったりに回収車が来るわけではありません。というわけで、最初は大急ぎで洗って、残菜を一緒に出そうと思いました。
 しかしながら、洗い物で慌てると、皿を割るなどの事故のリスクが増える事は、少なからぬ経験から、知っています。
 そこで、一旦、ゴミを捨ててから洗い物をすることにしました。終わったら残菜をまとめてポリ袋に入れ、もしゴミの回収が済んでいなければ先ほど出したゴミ袋に追加し、回収済みだったら、次回の回収日に捨てる、という算段です。
 結局、洗い物を終わって残菜をまとめた時点ではまだ回収は済んでおらず、計画通り、慌てずに洗い物をしたうえで、そこで出た残菜を後付けで捨てる事に成功しました。
 まったくもってしょうもない事ですが、朝っぱらから成功した喜びを感じることができました。その後も、無難に過ごせたこともあり、いい休日になりました。

2013年11月11日

77%割引

 プロ野球で東北が日本一になったのを記念して、親会社が仮想商店街で「77%割引」という企画をやりました。すると、本来の価格の4.3倍を「定価」とし、その「77%割引」と称して、物を売った店が現れた、というニュースが連日マスコミを賑わせています。
 まあ、有名ネットモールに出店してようと、詐欺まがいの商売をする業者は存在する、というのはある意味当然の事なのでしょう。そのような店の存在くらい、店舗を見ている「ECコンサルタント」が気づかないわけないのでは、と思いました。
 まあ、根本的な間違いは、監督の背番号を「割引率」にした事なのではないでしょうか。
 日本一になったのは「監督のおかげ」ではなく、「エースのおかげ」だったのは明白です。ならば、エースの背番号や、連勝数などを割引率にすれば良かったのでないでしょうか。そうすれば、このような「事件」は起きなかったでしょう。
 それはともかく、これも確かに問題ではありますが、連日、大々的に報道されるような事件ではありません。この「77%割引報道」も「食材偽装」同様、より重大な問題を人々の目に触れさせなくするためにやっているのでは、と思っています。

2013年11月10日

天気と帰宅

 2ヶ月前から自転車で通勤しています。
 晴天の日はいいのですが、困るのは雨が降った時です。
 当初は、カッパを着て雨の日も自転車、と考えていました。
 しかしながら、滑りやすくなるリスクに加え、眼鏡が曇るなど、視界が大幅に狭くなります。
 万が一の事を考えると、やはり雨中の運転は危ないと思い、歩くことにしました。

 朝から雨が降っている時はそれでいいのですが、問題は、帰りに雨が降る時です。
 当然ながら、夜のほうが怖いので、天気予報で夜に雨、となっている時は、朝晴れていても歩いていきます。
 ところが最近、この「夜の予報」が外れまくりなのです。
 毎日、ネットの天気予報で確認しています。しかし、今日も出る時は「夕方から雨」だったので歩きにしたのですが、結局降りませんでした。
 逆に、夕方は降らないと書いてあったので、自転車で行ったら夜にいきなり雨が降った、という日もありました。
 まあ、天気予報が外れるのは仕方のないことです。ならば、自らのカンに頼ればいいのですが、これは昔から本当に自信がありません。
 傘を持たずに行ったら雨に降られたり、持って行ったら雨がふらずにその傘を忘れてしまった、などという経験は多々あります。
 まあ、こればかりは、カンを磨くよりないのでしょうね。とりあえず、明日からしばらく雨はなさそうなので、ひと安心しています。

2013年11月09日

「人は潜在能力の2割しか使っていない」の意味

 よく、人間は自分の持つ能力の2割しか使っていない、という言説を聞きます。
 30年ほど前に流行った漫画では、その設定を活用するヒーローが少なからずいました。「北斗の拳」のケンシロウは、「俺は100%使うことができる」と豪語し、「キン肉マン」は、「火事場のクソ力~!」と叫ぶことにより、残りの8割の力を出して勝利していました。
 子供の頃は、それを見て、「人間の潜在能力ってすごいんだな。また、人気漫画家は、その設定をうまく使うものだ」などと感心していました。
 しかしながら、しばらくすると、「普段は2割しか使わない」の意味がわかってきました。
 たとえば、普段は歩いて10分かかるところでも、非常に急いでいる時なら、全力疾走して半分以下の時間で着くことが可能です。要は、普段は持てる力の2割しか使っていないわけです。
 しかしながら、ケンシロウのように、普段から100%使ってしまっては大変な事になります。普段から歩くかわりに全力疾走していれば、あっという間にバテてしまいますし、足も痛めてしまいます。
 「火事場のクソ力」の同様で、確かに、いざとなると、普通に考えればありえない重さの物を持つことはできます。しかしながら、それを毎日のように持ち運んだら、やはり体を痛めてしまいます。
 そのあたりに気づくようになってからは、「普段は2割しか使っていないから、残りの8割も使えば凄いことができる」という言説がいかに胡散臭いかが分かるようになりました。
 そういう事もあり、啓発系の話で、「貴方の潜在能力を活かす」だの「貴方の潜在意識を開放すれば」などという言葉を見ただけで、とりあえず「眉唾もの」と判定するようにしています。

2013年11月06日

散歩と読書

 ここのところ、週に一度の休日である水曜日にも色々と予定が入っていました。今日は久々に日中に予定がありませんでした。
 というわけで、天気が良かったこともあり、津田沼方面に相方と散歩に行きました。
 のんびり歩いていると、いろいろなものが見えます。道すがら、藤が実をつけていました。その時点では、何の植物だか分からず、二人で、いったい何の実だろうか、などと、とりとめのない事を話しながら、秋の街を満喫しました。
 その後、これまた久々に丸善に行きました。
 バタバタしており、なかなか本屋めぐりをする時間がありません。しかしながら、今日は本屋巡りを目的にした事もあり、久々にじっくりと本を見ることができました。
 結局、何も買わなかったのですが、色々と「入力」することができました。
 本屋を出た時は、かなりの充実感がありました。やはり、こういう時間は定期的に作らねば、と改めて思いました。

2013年11月02日

「偽装」判明ブーム

 毎日のように、○○ホテルで、※※エビを■■エビと表示していた、というニュースが流れてきます。
 最初に見た時は、ホテル業界で働いた経験があった事もあり、いろいろな感慨がありました
 しかし、こんな情報、一回見れば十分です。ましてや、聞いたことのないエビの名前を上げられて、そんな「偽装」のニュースを毎日流されても、「だから何なんだ」という感想しか持てません。
 今に始まった事ではないのですが、こういう時のマスコミは、あるネタに標的を据えると、偏執的に些事をほじくりだして、これでもか、とばかりに流します。
 はっきり言って、「ホテルがエビ『偽装』」などより、この報道姿勢のほうがずっと異常さを感じます。
 とりあえず、そんなに「偽り」を暴くのが好きならば、やってもいない手術を一面トップで報じた新聞だの、具体的な事実が何ひとつもないのに、民族差別を煽るような番組を電波で流したTV局などが、他にやっている「偽り」を徹底的に追求すればいいのでは、と思いました。

2013年10月28日

気が抜ける

 昨日の事ですが、将棋大会に参加しました。
 将棋の大会というと、個人での闘いのように思う人がほとんどでしょう。しかし、自分が参加したのは団体戦でした。七人で将棋を指して、四人以上が勝ったらチームの勝ちとなります。
 そのような将棋を1ブロック16チームで総当りを行い、成績上位のチームは、上のクラスに昇格できます。昨日はその最終戦でした。
 自分の所属しているチームは、昨日の開始時点では昇格の可能性がありました。そこで、最初の将棋は非常に気合が入り、何とか自分は勝ちました。しかしながら、チームは負けてしまい、昇格の可能性はなくなりました。
 そのため、あと2回の対局は「消化試合」となってしまいました。すると、最初の試合の時の自分が別人かと思えるくらい、気が入りません。
 結局、その消化試合はいずれもいいところなく負けてしまいました。

 学生時代から団体戦をやり続けていましたが、かつてはそのような事はありませんでした。もちろん、チームの勝利が第一でしたが、状況がどうであろうと、目の前の将棋に全力を尽くしていました。
 ただ、年とともにその精神力の持続力が弱くなってしまったようです。情けない話ですが、仕方ない話です。
 とはいえ、将棋をやめる予定はまだありません。その限りある「やる気」をうまく調整しながら、来年もチームの勝ちのために頑張りたいものだ、と思い、今年最後の将棋を終えました。

2013年10月22日

メニュー偽装事件と思い出

 阪急阪神第一ホテルグループで、メニュー偽装事件があった、という報道を見ました。
 会社のほうで、妙な言い訳を発表していますが、東京から関西までここまで同時にやっていたという事になると、「組織的にやっていた」と思うのが普通でしょう。
 それはともかく、このグループのホテルといえば一つ思い出があります。
 大学4年の時、秋から冬にかけてアルバイトをしまくり、ちょっと豪華な卒業旅行をしました。
 そして最後に人生初の高級ホテルとして止まったのが、上のニュースにも名前が出た、梅田の新阪急ホテルだったのです。
 自分はどこに泊まったか、というのはあまり記憶しないタイプです。新婚旅行で泊まったホテルも、名前は全然覚えていません。
 そんな中、数少ない、「泊まった記憶に残っているホテル」がこのような不祥事を起こした、というのは少々寂しいものでした。
 とはいえ、別に今回の事件が特殊なものだと思っているわけではありません。
 その卒業旅行の原資にしたアルバイトは、別の私鉄系の有名ホテルでの皿洗いでした。
 その中に出張宴会というのがあるのですが、そこで、サービスがミネラルウォーターのペットボトルに当然のように水道水を入れていました。そしてそれを宴会場に持って行った、というのは20数年経った今でも鮮明に覚えています。
 いずれにせよ、色々な意味で、学生時代の思い出にひたることのできた「事件」でした。

2013年10月19日

観る価値の無い「ニュース」

 NHKでサッカー中継を見ていました。終わると、ニュースを挟んで、今日のJリーグをまとめた「Jリーグタイム」という番組が始まるので、そのままつけていました。
 で、いちいちチャンネルを変えるのも面倒なので、そのままニュースを見ました。NHKのニュースを見るなど、かなり久しぶりです。
 NHKニュースを見るのをやめたのは、その内容が一定の層の利害しか代表しない記事の作り方に、「報道」としての価値がないと思ったからでした。
 そして、久々に見る「NHKニュース」は、観るのをやめた当時より、さらに質が下がっていました。

 最初の伊豆大島の災害は、ただ状況を淡々と報じていました。内容は、全てネットなどで知っていた事ですが、これはまだ見れました。
 しかし続いて流れた、安倍首相の宣伝及び福島第一原発の安全広報ニュースには呆れるばかりでした。何か、どこか別の世界に「安全な福島第一原発」が存在し、それに対する「不当な中傷」に対し、安倍首相が「安全であるという真実」を国民に教示している、みたいな内容でした。
 そして、三本目は保険会社の広告としか言いようがないものでした。子供の頃は、「NHKは商品名を流さない」というのが特色だったのですが、ここまで変わったのか、と驚き呆れました。
 サッカー番組は中継・ニュースとも、普通に楽しめました。それだけに、間に流れたこの「ニュース」にはほとほと呆れ、かつ強い不快感が残りました。
 一部のTVには民法のCMを自動的にカットして放映する機能がある、という話を聞きました。それと同様に、NHKの「ニュース」を自動的にカットする機能がついたTVでも開発してもらえないか、などと思ったほどでした。

2013年10月17日

タイでエビを獲る

 エビが高騰して、チェーン店でエビ天などのメニューが中止、というニュースを見ました。
 なんでも、現在、日本に入るエビの最大の養殖地はタイだそうです。そのタイの養殖池で、病害が発生してエビが死滅し、その結果、エビが高騰した、というのが現状のようです。
 昔からよく「海老で鯛を釣る」と言われていました。しかしながら、いつの間にやら、「タイでエビを獲る」というのが日本のエビ供給の基本になっていたようでした。
 数年前、タイの洪水の影響でプリンタを買うことができず、えらいめにあった事がありました。その時の自分と同じ苦労を、天ぷらチェーンの調達担当の人は現在しているのでしょう。
 改めて、タイをはじめとする東南アジア各国が、日本人の生活に目立たないが強い影響を与えているのだな、と痛感しました。

2013年10月16日

伊豆大島

 台風で伊豆大島に甚大な被害が発生した、というニュースを見ました。
 伊豆大島には、三年前、当時いた会社の出張で行ったことがありました。
 朝、竹芝桟橋から大島に行き、着いてから夕方までずっと仕事でした。
 しかし、その後は、のんびり料理を食べ、布団の上にカマキリがいるような開放的なツインルームをシングルユースして眠りました。
 翌日はほとんど仕事がなく、しかも船の時間の関係で、午前中に島を出ることができず、ちょっと観光などをして昼の船で熱海に向かって湘南電車で都内に戻った、というかなり優雅な出張でした。
 そのため、いろいろと風景を楽しむことができました。それだけに、あの綺麗でのんびりした島が…。と思っています。
 その時仕事した場所は、山の斜面に立っていました。現在、ネットなどで調べた所、そのあたりは、被害があったとも無かったとも書かれていません。
 今となっては何一つ縁はなくなりました。とはいえ、三年前に一日でも過ごしたところだけにやはり気になります。
 被害者の救出並びに、一日も早い復旧を願っています。

2013年10月15日

2ヶ月続けて16日に台風上陸

 10年に一度の大きさ、という台風が明日の未明から朝にかけて上陸するようです。
 台風の上陸自体、先月の16日以来ですから、ちょうど一ヶ月ぶりになるわけです。
 今の仕事は水曜と祝祭日が休みなので、敬老の日の先月、水曜の今月と、ともに休みの日に台風直撃なので、仕事への影響はありません。
 とはいえ、やはり台風直撃となると心配になります。
 とりあえず、先月の台風では、ベランダにぶら下げていたすだれが、何度も窓にぶつかり、音を立てたのがいまだに記憶に残っています。
 すだれは既に回収していますが、同じ経験を繰り返したくないので、とりあえず、10年ぶりくらいに雨戸を閉めました。
 というわけで、後は台風が過ぎ去るまで家にこもっていればいいだけ、という状況になってはいます。
 いずれにせよ、被害は最小限に済んでもらいたいものだと願っています。

2013年10月14日

当たり前でいられる幸せ

 相方と二人して、一週間近く体調を崩していました。
 そのため、食事も、おかゆなどの病人食ばかり食べていました。
 そしてやっと共に七割くらいまで回復しました。そこで、今日は約一週間ぶりに、「いつもの食事」をとることができました。
 我が家の夕食の構成はだいたいパターン化されています。したがって、おかずの種類は違えど、それこそ何千回も見ているわけです。
 にも関わらず、一週間ぶりにその組み合わせを見ただけで、懐かしさを感じました。
 やっと「日常」に戻れたという安堵感などもあったのでしょうか。今更ながら、自分の好きな歌の一節にある「当たり前に元気でいられる幸せ」という言葉の重みを感じた夕食となりました。

2013年10月11日

痛み>食欲

 風邪で喉が痛くなりました。
 何年かに一度の割合で、このような風邪をひくのですが、今回は痛みが桁違いでした。
 とりあえず、ビタミンCを補給しようとオレンジジュースを飲んだのですが、喉にしみて激痛を発するのです。ここまでひどいのは初めての事でした。
 その後も、水分だけは補給していましたが、水を飲むだけで喉が痛みます。
 そして、昼に用意していた弁当ですが、食欲が一切わかないのです。どうやら「食べると喉にくる」という「痛み」が、「朝から何も食べていない」という「食欲」を上回っているようです。
 喉の激痛にさいなまれながらも、そのような事を他人事みたいに考えたりしていました。
 というわけで、食事も含め、何もやる気が起きず、ひたすら布団の中にもぐっていました。すると、一瞬、体が熱くなり、それから喉の痛みが少し和らぎました。
 おかげで、22時過ぎに、やっと「昼食」を済ませることができました。
 やはり、年とともに、病気に対する抵抗力も衰えてきているのでしょうか。あらためて、日々の健康管理の重要さを認識させられた数日間でした。

2013年10月09日

目に入っていたのに見えなかったもの

 津田沼まで自転車で行きました。
 駅周辺の歩道の一部は百円の有料駐輪場になっています。
 一方、それ以外の歩道は、駐輪禁止区間となっており、その旨の看板があります。もっとも、その看板の前に堂々と駐輪しているケースも見受けられました。
 そして、有料駐輪における、支払い済みの駐輪とそうでないもを分かりやすく区別するシステムを見て感心したりました。
 当然ながら、これは津田沼の日常風景です。しかしながら、これまで何百回も津田沼に行き、そのあたりを歩きましたが、駐輪について意識した事はありませんでした。それどころか、「駐められている自転車を見た」という認識すらありませんでした。
 別に、自転車が目にはいらないわけではありません。幕張本郷では、自宅の近くに山ほどある不法駐輪の自転車や、家の近くにある公営の駐輪場の事など、普通に意識していました。

 この認識の差には、我ながら不思議に思いました。
 幕張本郷では、道を歩いていると、不法駐輪の自転車によって歩行に影響を受けます。また、風が強く、よくそれらの自転車が倒れます。そのため、意識に入ったのでしょう。
 一方、津田沼にはこれまで自転車で行くこともありませんでした。それに加え、有料駐輪も不正駐輪も整然と並んでおり、通行に影響もないです。それゆえ、目には入っても、意識に残らなかったのでしょう。
 自転車に乗り出して、色々とこれまで目に入っても意識に残らなかったものがたくさんあった事に驚いています。今日もまた、それを経験する事になりました。

2013年10月07日

食べ放題の「流儀」

 昨日の「旅行記」の続きです。
 リアル(?)「チーバくん」を見たり、堂々たる猫を見たりと楽しめた日帰り旅行でしたが、食事の時には閉口しました。
 場所は海鮮食べ放題の店でした。焼き物・刺し身がそれぞれ好きなだけ食べれます。
 40過ぎてから、若いころのように「食べ放題」という言葉に心が踊ることはなくなりました。
 とはいえ、好きな物を好きなだけ食べれる、というのはやはり嬉しいものがあります。
 そこで、刺し身と焼き物、さらには自分にとって食べ放題時に極めて重要な存在である生野菜の比率などを考え、ローテーションを構想しました。それに従って最初の具材を取り、席に戻りました。
 ところが、目の前の焼き網はすでに具でいっぱいでした。「大食いの人もいるんだな。まあ、終わってから自分のを焼くか」と思いながら見ていました。
 しかしながら、それが焼けてきた頃、斜向かいに座っていた人から「大野さん、どんどん食べてくださいよ」と声をかけられました。
 どうやらその人は、親切にも、自分の分までとってきて焼いて「くれた」ようです。
 もちろん、そんな事を頼んだ覚えはありません。しかしながら、放っておけば、せっかくの食べ物がケシズミになってしまいます。そのため、当初立てた計画は台無しになり、その人が持ってきたものばかり食べる破目になりました。

 多分、本人は親切のつもりだったのでしょう。しかしながら、ちょっと考えれば、それが迷惑でしかない事くらい分かるとしたものです。
 まあ、その人とは、これまでやってきた仕事、環境などは全く異なります。そのため、その人がこれまで生きてきた世界においては、これが「食べ放題の時のマナー」なのかもしれない、と思いました。そこで、「親切」に対する率直な感想を述べるのはやめておきました。
 あわせて、「自分にとっては『長年やってきた当たり前の事』でも、他人にするときは、改めてそれをされると相手はどう思うかを考えねばいけないな」と思いました。
 食事そのものの感想は「食べたくもないもので胃がもたれた」以外にはありませんでした。しかしながら、その「教訓」を得ることができたので有意義だった、と思うことにしました。

2013年10月06日

南総里見で猫発見

 仕事でお世話になっている団体の日帰り旅行会に行きました。
 旅行に行くのは、昨秋、同じ団体の日帰り旅行に行って以来です。
 今回の目的地は館山でした。途中で富津市にある蔵元に寄り、南房総市にある団体旅行用の海鮮料理屋で食事をした後、館山市に入りました。
 最初に行ったのは、旧日本軍が造った洞窟でした。ただ、確かに洞窟はあるのですが、それに関する資料は全て敗戦時に破棄されており、それがいつ、何のために作られ、そこで何が行われたのかを示す資料はありません。
 そのため、そこで働いていた人の証言などをあわせた「推測」が、看板や栞には記載されていました。
 狭い洞窟の中に、いくつもの分岐があり、その奥はさらに狭くなっています。それ自体にも驚きましたが、この「資料が全て破棄され、証言をつなぎあわせるよりない」という事のほうにより驚かされました。

 続いて行ったのは、「館山城」でした。といっても、昔に作られた城ではありません。
 かつて城があった丘の上に、30年ほど前に、建てられたものです。「城」の中は、まるごと、「南総里見八犬伝」の博物館になっていました。
 ガイドさんの話によると、現在、館山市では、八犬伝を大河ドラマにする、という運動が行われているとのことでした。実際、「城」の麓にも、その旨の幟が立っていました。
 大河ドラマになって、「ゆかりの地」になれば観光客が増える、という目論見なのでしょう。
 ただ、大河ドラマと言えば、歴史上に実在する人物たちを描いた歴史小説が題材になっている、という印象があります。
 となると、メインキャラ八人が、架空の人物である(※一応、里見の君主が死んだ時に後を追った八人の家臣というモデルはいるそうですが、『安房』『八人』くらいしか共通点はないようです)八犬伝は相当厳しいでしょう。
 ここはむしろNHKでなく東映に働きかけて、安房を舞台にした八犬伝ベースの戦隊モノを作ってもらう運動でもしたほうがいいのでは、などと思ったりしました。
 ところで、何故か知りませんが、この博物館の入口には、「富津岬が描き足され、しかも強調されたチーバくん」が展示されていました。ここは富津市ではありませんが、同じ内房にある観光地を「無視」された事が許せなかったのだろうか、などと思いました。
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※写真をクリックすると、同じ窓で大きな画像が開きます。

 最後に行ったのは、崖に作られたお寺でした。
 崖の上から見る、館山湾の眺めはなかなかいいものでした。ただ、湾の真ん中に軍艦らしきものが浮かび、その周辺を軍用ヘリが飛び交っていたのには、かなり興ざめしてしまいましたが…。
 そして寺を降りると、通路に猫が座っていました。
 地元にもよく猫がいますが、近づくとすぐに逃げてしまいます。
 しかし、この猫は人間を全く気にしません。頭をなでようとしても、逃げもせず、平然となでられます。おかげで、10数年ぶりに猫の頭をなでることができ、嬉しさと懐かしさを感じました。
 また、iPodTouchを向けてもやはり平然としています。おかげで、かなり近づけて写真を撮ることができました。
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※写真をクリックすると同じ窓で大きな写真が開きます。
 その時は、南総里見で、珍しい猫を「発見」した、などとしょうもない事を思って心のなかで喜びました。
 というわけで、一年ぶりの旅行を色々と楽しむことができました。

2013年10月05日

自転車+眼鏡+マスク

 自転車で帰宅しようとしたら雨が降っていました。
 たいした降りでなかったので、そのまま乗って行ったのですが、しばらくすると、眼鏡が曇りだしました。
 外出時にマスクをしているため、冬になるとよく眼鏡が曇ります。しかしながら、この時期にというのは初めてでした。まあ、雨+自転車なのだから、こうなるのも当然かもしれません。
 この季節でこれだと、真冬になると天候に関わらず眼鏡が曇ると思われます。
 対策をネットで調べてみたところ、7,000円くらいする専用マスクを買う、などというのもありました。これはちょっと予算的に厳しい物がありそうです。
 ちなみに、曇った眼鏡で運転する夜の道の怖さはかなりのものでした。徐行に次ぐ徐行でしたが、これだと、自転車に乗る意味がありません。
 眼鏡を外すわけにはいきませんから、自転車かマスクのどちらかを諦める必要がありそうです。そのあたりを悩みつつ、天気予報を気にする日々を当分の間過ごすことになりそうです。

2013年10月04日

金木犀並木

 出勤中に金木犀の香りが漂ってきました。しかも、進むにつれ、香りが強くなっていきます。
 そこで、香りの元のほうを振り向いた所、等間隔で植わっている街路樹に、それぞれ金木犀の花が咲いていました。
 街路樹に金木犀、というのは初めて見ました。そこから、等しく漂ってくる香りは、朝から気が和むものでした。
 期間にして1週間ちょっと、また実際に香りを楽しむのはほんの数秒です。とはいえ、その間、行き帰りの楽しみが少し増すな、と思い、嬉しくなりました。

2013年10月02日

不法投棄の常態化と異常化

 道を歩いていたら、集合住宅の扉が目に入りました。
 なぜかガラス戸から入ったところに、ダンボールの中に入ったゴミが二箱ほど積んであり、そこから入れないようになっています。
 不思議に思って近づいて見たところ、「このゴミを捨てた人は早急に片付けてください」という張り紙がついていました。
 要は、誰かがそこに不法投棄したわけです。
 さらに、別なところでは、飲食店の玄関のすぐ脇に同じような「張り紙付きのゴミ」が置かれていました。
 とはいえ、このように正面に堂々と捨てられているのは初めて見ました。
 あと、張り紙ですが、捨てた人が見る事は絶対にないだろうな、と思いました。もっとも、管理する側としては、もし捨てられた側で処分してしまったら、「再犯」が発生する可能性もあるので、このようにせざるを得ないのでしょうが・・・。
 もちろん、不法投棄自体は今に始まったことではありません。昔から、様々な場所に様々な物が不法投棄されているのを見たことはあります。
 とはいえ、あの玄関に堂々と捨てられていた「ゴミ」を見た時は、やはり、着実に世の中がおかしくなっているのでは、と思わざるを得ませんでした。

2013年09月30日

熾烈なサービス競争

 とある会社の通販を利用しました。
 こちらの勘違いで注文ミスをしてしまい、メールフォームから返品をお願いしました。
 すると、翌日には、「着払いで送ってくれ」という返事が届きました。
 昨年暮れに同じ会社で返品をした時は、送料はこっち持ちでした。
 という事は、今年に入ってルールが変わったのでしょうか。特に、そのような連絡やニュースは見なかったのですが…。
 まあ、前回と今回では、購入総額の桁が二つほど違います。そのため「送料サービス」になった可能性も否定できませんが。
 いずれにせよ、先方の会社は何も悪いことをしていないのに、往復の送料並びに、返品の手続きの分、丸損したわけです。そこまで「サービス」をしていいのだろうか、と得をしたにも関わらず、気になってしまいました。
 先日、佐川急便がアマゾンの値下げ要請に耐え切れず、契約を切った、というニュースを何処かで見ました。
 これなども、この業界の競争が非常に激しい事を物語っていると言えるでしょう。
 「送料無料で返品できた」という喜びよりも、業界に対する不安のほうが強く残った「大サービス」でした。

2013年09月29日

6回目の同期会

 昨日、中学の同期会がありました。2008年から始まったのですが、年々参加者は減っており、前々回、前回と参加者が10人を切りました。
 ところが、今年は一転、参加者が増え、三年ぶりに二桁に戻りました。
 この同期会は、もともとmixiにあった中学のコミュニティがきっかけで始まりました。
 したがって、mixiを主な連絡手段にしていたのですが、昨年から、Facebookを連絡手段の中心に変えました。
 それと人数増加に関連性があったかどうかは何とも言えません。とはいえ、SNSの世界の潮流が如実に現れているな、と思いました。

 ところで、今回、初めて参加した人の一人にY君がいました。中学卒業以来、会うことはなかったので、28年ぶりの再会です。
 そのY君に、中学時代、自分と喧嘩をした記憶がある。ただ、何が原因かは覚えていない、と言われました。
 その記憶は、自分にもありました。そして、自分には喧嘩になった理由も記憶に残っていました。
 当時の自分は、Y君に何か迷惑を被った事など一切ありませんでした。にも関わらず、Y君に対して極めて失礼な替え歌を作って、本人の前で歌ったりしたのです。
 Y君の名前を使ったのは、単に席が近かったのと、替え歌にした際に語呂が良かっただけでした。我が事ながら、本当に失礼極まりない中学生だったと思います。
 その歌詞は、あまりにもひどすぎるものでした。したがって、いくら30年くらい前の話で、酒が入っている場とはいえ、この「真相」を言う事はできませんでした。というわけで、「とにかく自分が100%悪かった」とだけ言っておきました。
 よく、事件において、加害者の記憶は薄れやすいが、被害者はずっと覚えている、と言われます。しかしながら、本件においては逆だったわけです。それを知った時だけは、他人事みたいに、「そのような事もあるんだな」などと思いました。
 それにしても、なぜこんな事を30年近く経っていても覚えているのか、本当に不思議です。まあ、「他人に不当かつ失礼な事をすると、後々まで祟る」という教訓なのだろうな、と思うことにしました。

2013年09月27日

「松本さん」

 最近、仕事でFさんという方と知り合いました。たびたび会うのですが、なぜかFさんの顔を見ると、「あ、松本さん」と思ってしまいます。
 別に、Fさんが、昔知り合いだった「松本さん」と似ている、などという事はありません。にも関わらず、なぜか本当の苗字の代わりに、そちらが頭に浮かんでしまうのです。
 一つ考えられる理由として、Fさんと同じ苗字の方に、長年にわたって大変お世話になっている、という事が考えられます。
 つまり、自分にとって「Fさん=長年世話になっている方」なので、新たに知り合ったFさんの事を、その苗字で認識できない、という可能性が考えられるわけです。
 そこまでは納得出来ましたが、ではなぜ「松本さん」なのか我ながらわかりません。
 いずれにせよ、間違えても本人に「松本さん」と言ってしまわぬよう、早く、Fさんの顔と苗字を正しく結び付けねば、と強く思いました。

2013年09月25日

標準体重と理想体重と美容体重

 久しぶりに体重計に乗ってみました。
 ここ10数年ほど、体重は65kgから68kgの間を推移していました。
 しかし、本日測ったところ、62.5kgになっていました。
 そこで、この体重は問題があるかどうかをネットで調べてみました。すると、自分の身長だと、標準体重は67kgという計算式がありました。
 ところが、さらにサイトを見ていると、「理想体重」と「美容体重」なるものが書かれていました。それによると、自分は、「理想体重」より1kg足りなくて、「美容体重」よりは1kg多い、となっていました。
 この結果だけ見ると、自分の体重は痩せすぎているのか、普通なのかわけが分からなくなります。
 しかも、この三つの概念ですが、サイトによって異なります。ウィキペディアには「標準体重=理想体重」と書いてありますし、また別のサイトには「理想体重=美容体重」と書いてありました。さらに、「標準体重」の定義は、「身長(m)の二乗X22」なのですが、「それは誤りだ。自分の定義した計算式のほうが正しい」などと書いてあるサイトもありました。
 というわけで、サイトを調べれば調べるほど、自分の体重が適正なのかどうか分からなくなりました。

 こんな事を書くと、「やはりネットの情報などあてにならない」と思う向きもあるかと思います。
 しかしながら、今回は確かにそうですが、ネットで調べた情報のおかげで便利な思いをしたり、助かったりした経験も、これまで山ほどあります。
 結局のところ、「ここに掲載(放送)されている情報は必ず正しい」などという媒体はありません。ネット同様、TVや新聞が流す情報も、鵜呑みにはせず、自分で考えたり比較検討したりして、正しいかどうかを判断しなければならないわけです。
 なお、自分の体重の件ですが、とりあえず、来月に健康診断があるので、とりあえず一番信頼性が高そうな「お医者さんの見解」を尋ねて確認しようと思っています。

2013年09月24日

言葉の変化

 年に一回くらい、新聞などに 本来と違う意味の擬態語、3人に1人使用「きんきんに」などという、記事が載ります。
 これによると、「きんきんに」の「本来の意味」は、「声が高く不快に響くさまなどを示す擬態語」なのですが、「きんきんに冷えたビール」と「本来の意味と違った使われかたをされている」のだそうです。
 自分は「きんきんに冷えているビール」という言葉は使った事がありませんが、かなり昔から聞き慣れています。一方、「きんきん声」という単語はたまに見ますが、「本来の意味」らしい、「きんきんに」という言葉で「声」を修飾した表現など、見たことがありません。
 そんな事を言うなら、「あわれ」も「おかしい」も、紫式部や清少納言が使っていた「本来の意味」から比べると、180度くらい意味が変わっています。しかしながら、それを「本来の意味と違う使われ方をしている」などという人はいません。
 実際に言葉の使われ方が変わっているわけです。にも関わらず、あたかも多くの人が間違えているみたいな文化庁の発表ならびに、それをそのまま記事にするマスコミの感覚には大いに疑問があります。
 単に、「きんきんに」は、かつては声を修飾する言葉だったが、現在はビールの冷たさを表す言葉に変わった、とすればいいだけの話なのでは、と思いました。

2013年09月23日

観光客の比率

 ネットに、支笏湖にある売店の写真が載っていました。
 店員さんが「台湾的客人便宜50円」と書かれた札を持っています。他にも各所で中国語表記があり、一見すると、台湾か中国の店であるかのようでした。
 北海道に台湾からの観光客が増えている、というのは色々な人から聞いてはいました。
 とはいえ、そこまで台湾からの人が「上得意」となっているとは思っておらず、驚きました。
 台湾での人気に加え、長期慢性不況により、日本人の旅行者が減って、相対的に比率が増えた、ということもあるのかも、などとも思いました。
 数年前、全国各所に出張で飛び回っていたとき、各空港に東アジアからの観光客が多くいて驚いた記憶があります。それから数年、その流れはさらに強くなっているのだな、と改めて驚きました。

2013年09月21日

自転車と大人と子供

 何度か書いていますが、今月から自転車通勤しています。坂道や交通量の関係で、行きは住宅街の中を通っています。
 さほど車が通るわけではないのですが、曲がり角が多く、近づくたびに神経を使います。そして、自転車で町中を走る事によって生じるリスクを常に感じます。
 同時に、ちょっと不思議に思うことがあります。
 小学生の時はよく自転車に乗っていました。特に、3・4年の頃は、環八を通って、荻窪から井荻に通ったりしていました。
 その間、さほど車に気をつけた記憶がないのです。
 もちろん、30年以上前の事ですから、ほとんどの事は忘れてしまっています。とはいえ、今のように、曲がり角に近づくたびに、道路反射鏡を気にした、などという記憶がまるっきりない、というのも変な話です。
 当時はそのようなものに無頓着で危ない運転をしても、通りかかった自動車の運転手が子供が走っていると気づいて、こちらが気づかないうちに事故を回避できていたのだろうか、などと思いました。
 もちろん、今となっては真相は分かりません。いずれにせよ、これからも道路反射鏡をはじめ、さまざまな手段を駆使して、安全運転をせねばなるまい、と思いました。

2013年09月16日

台風直撃とその後

 予報通り、台風が直撃しました。
 午前中に用事が入っていたのですが、この天候ですので、早々と中止になりました。そこで、日中はずっと家に引きこもっていました。
 ここ数年、関東に台風が直撃した時は、常に都内で仕事でした。そのため、かなり久々に、自宅で台風を迎えた事になりました。
 ベランダにはすだれを吊るしているのですが、それが暴風に揺らされ、窓を叩きます。さらに、網戸が風に煽られ、自動ドアのように何度も動いていました。
 とはいえ、自宅アパートはとりあえず何ら被害はありませんでした。
 千葉県内では、千葉より南や東で停電などの被害があったようです。
 また、近畿地方もかなりの被害で、京都の嵐山では、旅館が床上浸水し、宿泊客が川のようになった道の上をボートに乗って避難した、という写真を見ました。
 毎度の事ですが、災害がもたらす被害の大きさには驚かされます。一日でも早い復興を願っています。

 そして、夕方になり、台風が去った後、これまで見たことのないような空の色になりました。これも台風の影響なのでしょうか。
 被害の事を考えると、「台風のおかげでこんな夕焼けが見えた」などと喜ぶわけにはいきません。とはいえ、貴重な風景なので、写真を撮ってみました。
※クリックすると同じ窓に大きな画像で写真が開きます。
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2013年09月15日

快晴→豪雨→快晴

 今日は午後から仕事でした。
 台風接近という情報があったのですが、午前中買い物に行った時に、そこそこ強い雨が降りました。しかしながら、出かける時間になると、雨が上がり、晴れ間が見えました。
 夜の予報も雨だったので、自転車はやめ、歩いて行きました。出掛けに相方に傘を持つように言われたのですが、職場には置き傘が4本もあったので、持たずにでかけました。
 そして5分くらい歩くと、雲行きが怪しくなり、ポツリポツリと降りだしましたました。この時点で、「そうか、帰るときの傘は用意してあっても、行きしに雨が降ったらどうしようもないのか」とこの時点で気づきました。ちなみに、これから歩く区間は1キロ以上コンビニはなく、傘を買うことができません。我ながらアホすぎると思いました。
 仕方なく、傘なしで歩いていたのですが、さらに5分くらいたつと、かなりの豪雨になり、ついに雨宿りせざるをえなくなりました。
 しかし、ここまで来たら、と思い、ある程度雨脚が収まった時点で外に出ました。
 その後、もう一度強い雨になって雨宿りしました。ところが、しばらくすると、雨があがり、一気に快晴になってしまいました。
 というけで、日差しが強い中でかけ、途中で豪雨にあい、日差しの強い中で職場に着く、という結果になりました。
 短い時間で、ここまで天候が急変する、というのはなかなかない経験でした。
 明日は台風が上陸するというニュースが流れています。仕事は休みですが、午前中には外で用事があります。どんな天候になるのでしょうか。いずれにせよ、傘は必ず持っていかねば、と思っています。

2013年09月12日

ゑひもせす

 「あさきゆめみし」がドラマ化される、という情報を見ました。
 最初に見た時、大和和紀さんの源氏物語漫画のドラマ化かと思いました。しかし、よく見たところ、八百屋お七を題材にした、全く別の小説が題材、との事でした。
 今度ドラマになる小説を書いた人は、大和和紀さんの漫画を知っていたのでしょうか。ちょっと気になりました。
 あと、ぜひとも、続編を作って題名を「ゑひもせす」とつけてほしいものだ、などと、しょうもない事を思ったりもしました。
 ちなみにこれは、子供の頃、大和さんの漫画を知った時も思ったりしました。我ながら、進歩がありません。

2013年09月10日

記憶の混同

 昨晩、えらく寝付きがよくありませんでした。
 そこで、時間つぶしに、かつて行った長期旅行を色々と思い出そうとしました。
 すると、かなり記憶が曖昧になっている事が解りました。たとえば、1989年の2月に北海道旅行をしたのですが、その年の5月に廃止された名寄本線に乗ったかどうかが全く思い出せません。
 さらに驚いたのは、自分が旅行した記憶と、旅行記や鉄道情報本を読んだ記憶の混同でした。
 ○○線に載った時、こんな風景を見たよな、と思い出したりします。よくよく振り返ると、それは自分の経験でなく、故宮脇俊三さんの本で読んだ描写だった、という事が何回かありました。
 まあ、一番古いものだと四半世紀近く前の事だから仕方ないとはいえます。しかしながら、それらの旅行はいずれも、当時の自分にとって、二年がかりくらいの大イベントでした。
 その記憶がここまで薄れてしまうとは…、というのは驚きでした。
 当時の自分は、旅先で写真も撮りませんでしたし、文章で記録したりもしませんでした。
 旅行の想い出など、記憶に入れておけばそれでいい、という考えだったのです。しかしながら、このように記憶が風化・混同する現状を鑑みれば、もう少し記録しておいてもよかったかも、とも思いました。
 もっとも、ほとんどの記憶が薄れた中、今でも鮮明に覚えている事も少ないながらあります。それらの貴重な記憶は、これからも大切に残しておきたいものだ、と思いました。

2013年09月09日

五輪と優先事項

 7年後の五輪が東京に決まったそうです。
 TVによると、日本中が歓喜の渦となっているそうですが、自分の身の回りには、そのような気配は一切ありませんでした。
 ちなみに我が家における五輪決定の反響といえば、毎週日曜朝に放映されている相方が好きなTV番組が特番のためにつぶされ、相方が残念がっていた、という事だけでした。
 招致活動については、2016年の時からやっていました。その意味では四年越しの願いがかなったと言えるのでしょう。
 ただ、四年前と今では、日本の状況は大きく異なっております。地震の被災者はいまだに仮設住宅ぐらしですし、原発事故で家を追われた人たちは、いまだに帰れる見通しすらたっていません。
 五輪に使えるお金がどれくらいあるか分かりませんが、どう考えても、それらの人々の生活が五輪より優先されます。
 その事を最も重視してほしいものです。その結果、仮に、「歴史上最も質素な五輪」になろうと、もしくは結果的に中止となろうと、自分的には全然かまいません。

2013年09月08日

オリジナル映画

 仕事上のつきあいで券を買って映画を見ました。
 毎年、映画は平均で二本くらい見ます。しかし、いずれもTV番組を映画化したものばかりなので、キャラクターの外見・為人などが分かっている状態で見ていました。
 それに対し、今回見たのは、オリジナル作品でした。一応、ネットで簡単な設定は読んでいました。とはいえ、各登場人物の名前も設定も全然分からないまま、見る形になりました。
 しかも、ストーリーは長時間に及んでおり、1969年から1996年までとなっています。しかも、その中で、登場人物の外見はもちろん、考えや立場が何度か変わります。
 したがって、この人は以前の誰だったっけ、などと追いかけるのにかなり苦労しました。特に、後から登場してきた人については、新キャラなのか、以前からいた人が成長したのかを確認するのに苦労しました。
 TVの長時間ドラマを含め、このような完全オリジナルの長編を見たのはもしかしたら初めてかもしれません。
 それだけに話を理解するのに苦労しましたが、これまでにない楽しみ方をする事ができました。
 基本的に、原作や歴史の下敷きがない長編を観るのは苦手です。しかし、作品の出来が良かった事もあり、たまにはこのようなオリジナル長編を観るのもいいか、などと思いました。

2013年09月07日

おでん狂騒曲

 9月1日から今日まで、セブン-イレブンが、おでん70円均一セールをやっていました。
 そのキャンペーンの過剰宣伝ぶりがすごく、近所のセブン-イレブンでは、8月上旬からレジの上に「おでん70円均一セールまで、あと○日」などという「カウントダウン」をやっていました。
 これを見た時は、「9月になれば安くなるから、8月中に定価で買うのは損だから買うな」とでも言いたいのだろうか、などと驚きました。
 しかし、これは地元の店だけの事ではありませんでした。全国各店舗で異様なまでの過剰宣伝が行われていたようです。(参考サイト
 売上のみならず、事前のPR・店舗装飾を含め、全店舗でのコンテストでも行っていたのでしょうか。
 ちなみに、最終日の今日、買い物をしたら、店員さんの名札の下にまで、おでんセールの宣伝がぶら下がっていました。ここまで来ると、驚きを通り越して不気味になります。
 この日本を代表する流通グループの中で、何か変な事態でも発生しているのでは、とまで思えた、「おでん狂騒曲」でした。

2013年09月06日

ドコモがiphone

 ニュースサイトを見たら、TV・新聞各社がドコモがiPhoneを今秋から販売する、という情報を流していました。
 ドコモからiPhoneと言えば、まず思い浮かぶのは「日経の飛ばし記事」です。過去3回も「ドコモがiPhone発売」という事実と異なる記事を発表した「実績」があります。
 それだけの「信頼」もあり、今回の記事を日経のサイトで見た時は、「日経に載っているのだから、また嘘なのではないだろうか」などと一瞬思ってしまった事でした。

 それはともかく、なんでも、ドコモは相変わらず他キャリアへの流出が激しいそうです。今回のiPhone販売も、新規顧客獲得というよりは、既存ユーザーの流出防止の意味合いが強いのかも、などと感じました。
 実際、自分も、その「元ドコモユーザー」の一人だったりします。
 自分がキャリアを変えた理由は、加入しているケーブルテレビがauと提携して通話料・通信料が安くなったからでした。
 というわけで、さほどドコモに不満があったわけではないのですが、乗り換えてしまったわけです。このような理由で変えた人も多かったのかもしれません。
 もっともその後、spモードの不具合でのメール誤送信など、ドコモは色々とやらかしました。それによる流出もかなりのものなのでしょうが…。
 携帯電話業界にはさほど興味はないのですが、この新展開が勢力地図に影響をおよぼすのかどうか、ちょっと気になりました。

2013年09月05日

出会いと別れとその両方

 今日は、ちょっと面白い経験をしました。もっとも、面白いからといっても、また経験したい、という気分ではありません。一度だけなら面白いが、二度目はありえない、というような事でした。
 その件で、四人の人に初めて会いました。うち二人は電話やメールでやりとりした事はありますが、残る二人は、完全に初めての接触です。
 電話やメールでのつきあいがあった二人については、「なるほど、これまでやりとりしていた人はこんな顔をしていたんだな」みたいな感慨がありました。
 そして用件が終わり、その場を離れました。よほどの事のない限り、この四人と会うのは今日が最初で最後になります。
 ある意味典型的な「一期一会」です。この出会いは、自分の記憶層にどのような形で刻まれるのだろうか、などとも思いました。

 また、同時に、ある別れが決まりました。まだ残務処理で何度か会うかもしれませんがそう遠くないうちに無縁になります。一年ちょっとのつきあいで、結果的には、つきあいを持った事自体が失敗だったと言わざるを得ない人間関係でした。
 まあ、それも自分の不徳の致すところと言わざるを得ません。失った時間や物は取り戻せません。とはいえ、頑張れば別のものを取り返すことができるはずです。何とか、それを実現させたいものです。

 また一方で、新たな、かつ意外な出会いもありました。その人達とどのようなつきあいになるか分かりません。
 これまでの失敗を繰り返さないためにも、いい形の出会いにしたいものです。楽しくない別れの後だけに、より期待が膨らみました。

2013年09月03日

自転車通勤開始

 ここ数日書き続けていたように、自転車通勤を始めました。
 経路については、普段歩いている道とさほど変わりません。
 ところが、アパートを出て、自転車を漕ぎだした時、これまで見なかった風景が目に入りました。
 などと書くと大げさですが、目に入ったのは、青空と大量の入道雲でした。
 しかしながら、これまでの出勤で駅に向かって歩いている時は、目の前の道路と、前を歩く人の背中、すれちがう人の動線しか目に入りません。したがって、空や雲が見えた事などなかったのです。
 他にも、色々と新鮮な形で物を見ることができました。中には、仕事の参考になった事もありました。
 視点がちょっと変わると見えてくるものがここまで変わるのか、と驚きました。これを機に、新しい「交通機関」を使って、色々と新たなものを見てみようと思っています。

2013年09月01日

青信号で轢かれかける

 朝、横断歩道を渡ろうとしていました。歩道の信号は青なのですが、そこに左折してくる車がありました。
 当然、青信号なのですから、普通に道を渡るべきです。寝起きで頭がボーっとしていた事もあり、信号のない道で車に出くわしたような感覚に陥ってしまいました。
 そこで、一瞬、車に道を譲る感じで足を止めかけました。しかしながら、当たり前ですが、左折した車は止まったままです。ならばと思って再び歩き出したのですが、その直後、左折車が動き出しました。
 こちらの動きがもうちょっと遅ければ接触事故になっていたかもしれません。朝っぱらからちょっと肝を冷やしました。
 自分の行動がちょっと変だったというのもあるのですが、やはり、青信号で歩行者がいるのに、このような発進をするのはいかがなものかと思いました。
 このような運転の積み重ねが、いつか交通事故につながるのではないでしょうか。
 いずれにせよ、これから道路を移動する機会がこれまでより増えることになります。朝でも頭をはっきりさせて動かねば、と強く思いました。そういう意味においては、今回の「ヒヤリ」は価値がありました。

2013年08月31日

32年ぶりの自転車

 先日も書きましたが、自転車を買うことにしました。
 実は、32年ほど前の小学生の時に、当時乗っていた自転車を捨てて以来、「自分の自転車」というものを持ったことも、買おうとした事もありませんでした。
 というわけで、何を基準に買えばいいのか、まったくもってわかりませんでした。
 一応、ネットでも調べてみました。いくつか引っかかったのですが、個人経営の自転車屋さんがやっているサイトは、「ステンレスのサビについて」など専門的過ぎます。また、ユーザーのサイトは、MTBのような自転車がメインになってしまっています。
 自分の目的は、毎日片道2キロ離れた職場まで往復することなので、いずれも、レベルが高すぎて役に立ちませんでした。
 結局、あまりにも低価格なものは「安かろう悪かろう」である、という極めて一般的な事しかわかりませんでした。
 まあ、とりあえず「初心者」なので、まずは安すぎない程度にお手頃なものを買うことにしました。いい自転車に巡り会えるといいのですが・・・。

2013年08月29日

いつの間にか潰れていた

 自転車を買うために下見に行きました。家から歩いて5分くらいの所に自転車屋があり、10年くらい前に相方が購入した事がありました。
 数カ月前に近くを通った時は営業していたのですが、今日行ってみたら、中は残滓しかなく、扉には解体業者の告示が張られていました。
 幕張本郷の山側(総武線・京成線より北側)には、自転車屋はここしかありません。そして、山側にある自転車置き場は常に満杯で、違法駐輪もかなりの量があります。
 それだけ自転車が使われているにも関わらず、地域で唯一の自転車屋が潰れたわけです。
 ちなみに、職場のある京成大久保でも、自分が仕事を初めてから1年以内に二つも自転車屋が潰れています。
 ホームセンターや量販店などの低価格自転車に押されての事なのでしょうか。いずれにせよ、一度しか利用した事がないとはいえ、この町に来てからずっとあった店がなくなる、というのは寂しいことでした。

 あと別業種ですが、冬に利用した、スーパー並みの価格で揚げたての天麩羅を食べれて、アルコールを頼むと氷結が缶で出てくる天ぷら屋の前を久々に通ったら、これまた潰れていました。
 あれだけコストパフォーマンスが良く、経費を切り詰めていても潰れてしまったわけです。
 報道で煽っている「景気回復」なるものが、いかに現実離れしているか、改めて実感しました。
 まあ、他人ごとみたいに言っている余裕もありません。なんとか生きていけるよう、これらを他山の石として頑張らねば、と強く意識しました。

2013年08月27日

かもめ~る発売期日

 仕事で、残暑見舞いを出しました。ちょっと遅いのですが、営業上、この時期に出すのが最適なのです。
 そこで、郵便局にかもめ~るを買いに行きました。先週別件で行った時にはカウンターに展示されていました。しかし、今日行った所、販売終了との事でした。
 その時、ふと去年の事を思い出しました。その時も同様に、8月最後の週に郵便局に行き、同じような結果になりました。我ながら、学習能力がないものだと呆れました。
 それにしても、先週末で急に大量購入があったわけではないでしょう。売れ残りは廃棄するよりないと思われます。ならば、もう数日くらい売ってもいいのでは、と思いました。
 いずれにせよ、来年同じ轍を踏むわけにはいきません。というわけで、早々と来年8月20日のGoogleカレンダーに「かもめ~る購入」と登録しておきました。

2013年08月25日

精神の中年化?

 先日、ちょっと精神的にきつい事がありました。
 自分は若い頃からそういう事があると、寝付きが悪くなっていました。
 ところが、その日は問題なく眠ることができました。
 その翌朝は、「ほう、自分も以前に比べると精神的に図太くなったのか」などと思いました。
 ところが、その翌日から非常に寝付きが悪くなりました。ここのところ、平均睡眠時間が5時間を切っています。

 きつい運動をすると、若いうちは翌日に筋肉痛になるが、年をとると翌々日から筋肉痛になります。
 どうやら、それと同様、「精神の筋肉痛」が二日遅れで発生したようです。
 まあ、年を取ったのでそのような事が起きるのも仕方ないだろう、と思いました。
 いずれにせよ、早く元の寝付きを取り戻したいものです。

2013年08月19日

7時前の熱線

 先日も書きましたが、毎週月曜日は早起きして7時前に家を出ています。
 今日もその時間に家を出たのですが、外を歩いていて驚きました。
 まだこんな時間だというのに、すでに日差しがきつくて、肌を刺すように感じるほどだったのです。
 子供の頃、夏休みに早起きしてラジオ体操などをやっていました。真夏の早朝に外に出るのは、そのときは、「夏も朝は爽やかだな」と思った記憶があります。
 その頃と隔世の感を感じた、7時前の日差しでした。
 ここの所、毎日のように書いていますが、昔とは気候が違う、という事を色々なところで実感させられています。

2013年08月18日

豪雨

 先週、東北から北海道にかけて「過去にないほどの大雨」が降りました。そして昨日も北海道の一部で、1時間に100ミリの雨が降ったとのことでした。
 降水量の数値は、ミリとなっているので、イメージがつかみにくいです。そこで調べてみたところ、「1時間に1ミリ」というのは、「底面積1平方メートルの容器に、1時間で1リットルの水が貯まる」という事でした。
 したがって、1時間に100ミリというのは、底面積1平方メートルの容器に100リットルの水が1時間で貯まる」という意味のようです。
 とりあえず、牛乳パック100個が1時間で一杯になる、というのを想像してみましたが、今ひとつピンときませんでした。いずれにせよ、とんでもない降水量だという事は解ります。
 それだけ、雨量が増えているわけです。それに追い打ちをかけるように、田んぼの減少や都市の舗装などにより、水害の危険性が、頻度・規模ともに増えているわけです。
 我が家自体は水害の危険性はかなり低い所にあります。とはいえ、色々な点において、抜本的に考えを変えないと、そう遠くないうちにとんでもない災害が発生してしまうのでは、と不安になりました。

2013年08月10日

内部攻撃を続ける組織

 これまで、会社から趣味のサークルまで、色々な組織に関わりました。その中で、たまに、えらく悪口と攻撃の盛んな所が何箇所かありました。
 そこの組織に入ると、まず最初にAさんの悪口をさんざん聞かされます。そうこうしているうちに、攻撃が功を奏してAさんはいなくなります。
 しかし、それで組織が平和になるわけではありません。これまでAさんを攻撃していた人々は、今度は別のBさんをターゲットにするのです。そのように、常に誰かを攻撃し続けます。
 場合によっては、それまでは一緒にAさんを攻撃していた仲間を、新たなターゲットにする事もあります。
 ここまで行くと、もはや攻撃する事自体が目的になっている、という感じです。そんな事にエネルギーを使っていれば、当然ながら組織を良くしたり発展させたりする事にはエネルギーが使われなくなります。
 免疫物質が以上をきたして体内の健康な器官を攻撃するようになる病気があるそうです。上記の状態は、その組織版と言えるでしょう。
 このような組織が健全に発展するには、そのような「攻撃風土」を一掃する必要があるわけです。ただ、現実的にはなかなか難しいと思われます。
 組織論とかあまり読んだことはありません。ただ、このような状況から立ち直った実例があったら知りたいものだ、などと思いました。

2013年08月09日

天井川

 ひょんな事から、相方と天井川の話になりました。話していてふと、「話には聞いているけれど、では実際に天井川というのはどこにあるのだろうか?」と気になり、ネットで検索してみました。
 すると、検索結果の一覧に「夙川」という名前が出てきました。この川の流域に小学校の頃、一年ちょっと住んだ事があります。
 この地域は、海と山が接近しています。そのため、その1年ちょっとの間に、この川の源流付近にも河口付近にも行った事がありました
 それから三十数年経ちましたが、他に、そのような源流も河口も見た川は、他にありません。
 それだけに、あの夙川が天井川なんてありえないだろう、と一瞬思いました。
 しかし、ネットで写真を見ると、確かにそうでした。夙川の河川敷の脇には道路が敷設されています。その道路の脇(川と反対側)の家は、その道路より低い所に建っていました。
 言われてみれば、確かに、夙川の河川敷に行くのに、坂だか階段だかを登っていった記憶があったような気がします。しかしながら、それは当然の事でした。したがって、それと、珍しい「天井川」を頭の中で結びつける事が一切なかったのです。
 色々な意味で驚かされた「事実」でした。しばらく関西とご無沙汰していますが、次に行くときは、改めて夙川が天井川である事を確認せねば、とも思いました。

2013年08月08日

農産物の循環

 昨日から今日にかけ、梨を5つとプチトマトとオクラを一袋、そして桃を二つもらいました。
 全部、近所や自宅でとれたもののお裾分けが回ってきたものです。
 地元で働くようになるまでは、「農産物生産高で日本4位は千葉県だ」という情報を見てもピンと来ませんでした。しかしながら、このようなお裾分けの連チャンを見ると、確かに農業県なんだな、と思いました。
 もちろん、食べきれませんので、貰ったものを、上手く再分配する必要があります。もちろん、自分の所に来たのも、再分配の一つなわけです。
 荒川弘さんの「百姓貴族」にも、物々交換ベースで行われる農家同士のやりとりが描かれていました。それを思い出しながら、農産品の流通というのは元々こういうものだったのだろうな、と思いました。
 そして同時に、元々そうであった農業を、工業だのサービス業のように「儲け」を主体に考えて「改革」するのはかなり不自然な事なのではないか、と改めて思ったりしました。

2013年08月05日

報道の必要性

 最近、連日のように「飲食店にアルバイトで働いている若い人が、食べ物を使って変な写真を撮ってツイッターに投稿したことが判明した」というニュースを目にします。
 やる側としては、別に真面目に勤めあげても給料が上がったり、待遇のいい正社員になれるわけでもないから、もしバレで解雇されても別にかわまない、とでも考えているのでしょう。
 そのうえ、ツイッターに投稿すれば山ほどRTしてもらえます。さらに、運が良ければ(?)商業マスコミにまで報道してもらえるわけです。
 したがいまして、自分は真似する気は毛頭ありませんが、このような事をする人の心理は理解出来ます。
 しかしながら、こんな事は二度も三度もマスコミ沙汰にするほどの事なのでしょうか。はっきり言って、報道価値など何一つないと思うのですが・・・。
 とりあえず、「再発防止」の最善策は、今後このような事が起きてもマスコミが一切報じない、という事だと思いました。
 逆に言えば、このような事が報道され続ける間は、「模倣犯」は後を絶たないでしょう。

2013年08月04日

逆の意味での「決め台詞」

 たまに、微妙なお得感のない商品・サービスの売り込みがやってきます。当然、こちらは関心を持ちません。そんな時、先方が使う言葉に、「1日あたり3百円ですよ」というのがあります。(金額はまちまち・たいてい、2~300円台)
 確かに、これを聞くと、一瞬、安そうに聞こえます。
 しかし、冷静に考えてみると、実は全然安くないことがわかります。
 1日300円ならば、飲み物が2~3本買えるわけです。1ヶ月にすれば60本から90本です。それだけの飲み物を我慢するのに等しい出費になってしまうわけです。
 この暑い中、外を歩いて喉が渇いた時の事を考えれば、それがどれだけの価値なのか分かるでしょう。
 しかしながら、ついつい直感的に「300円=安い」と考えてしまうのが人間の心理です。そこにつけ込むのが、上記の売り込みの狙いなわけです。
 いずれにせよ、そのような詐術的な売り込みをしてくる商品が役に立つ訳ありません。というわけで、自分は、「1日あたり○百円」という言葉を聞いた瞬間、問答無用で断りを入れるようにしています。

2013年08月03日

感性が疲労?

 今日は幕張の海岸で花火大会をやっていました。
 開始時には家におり、外から大きな音が聞こえてきました。
 一応、ベランダから外を見たところ、一部だけですが、花火本体も見えました。
 しかしながら、そのまま見ようと思いません。そのまま部屋に引っ込み、しかも「外の音がうるさいな」みたいな感想しか持てませんでした。
 7月にちょっと無理した事もあり、かなり疲れが溜まっています。この半月で二度も病院に行きましたし、昨晩は、帰宅したらすぐに寝てしまい、目が覚めたら12時間も経っていました。
 しかも、それだけ寝たにも関わらず、今日も一日中倦怠感から開放されませんでした。
 それだけ疲れている事もあって、感性が鈍ってしまったのかもしれません。
 何とかリフレッシュして、来年は花火を楽しみながら見たいものだ、などと思いました。

2013年08月01日

我が家最古の家電

 1997年の秋、今の部屋を賃貸契約し、家具や家電製品を購入しました。
 そのうち、電子レンジは、家から歩いて15分くらいの所にある「おかじま電器」で買いました。
 なぜかその時、配送料をケチり、その電子レンジを歩いて運びました。途中、何度も腕が疲れ、何度か休憩しながら、家まで運んだことは、いまでも記憶に残っています。
 他にも色々な家電製品を買いましたが、10年くらい経って、それらが次々と壊れて買い替えとなりました。また、購入した「おかじま電器」も倒産してしまいました。しかしながら、この電子レンジは、15年以上、我が家で最古の家電として動き続けていました。
 ところが先日、ついに壊れてしまいました。まあ、天寿を全うしたと言えるでしょう。
 レンジ無しで過ごすのは難しいので、早速後継機を購入し、古いレンジを取り外しました。
 このレンジで温めて、自分と相方の腹に収まった食事は何千食くらいだったのだろうか、などと思いつつ、15年半以上お世話になった電子レンジに別れを告げました。

2013年07月29日

喫茶店のモーニング

 いくつかの偶然が重なって、京成津田沼の駅ビルにある、個人経営の喫茶店でモーニングセットを頼む機会を得ました。
 学生時代や社会人になった頃は、よく全国を旅行していました。その楽しみの一つは、喫茶店のモーニングでした。別に、地域によって差があるわけではないのですが、全国各地の喫茶店でモーニングを堪能し、それから始まる新たな旅の活力源にしたものでした。
 しかしながら、旅行にも行かなくなり、また、家の近隣にもそのような喫茶店はほとんどありません。そういうこともあり、最近は、朝に外食といえば、ファーストフードなどのチェーン店ばかりでした。
 したがって、このような普通の喫茶店でモーニングを頼むのは10年ぶりくらいでした。

 飲み物をアイスコーヒーにして注文したところ、しばらくしてアイスコーヒーと塩ポットが出て来ました。
 しかし、そこからなかなかモーニングの食べ物が出てきません。もしかして、「モーニング」と言ったのを忘れられたのだろうか、と不安に思ったほどでした。
 そして注文してから20分くらいしてやっと、モーニングのトーストと目玉焼きがでてきました。
 時間に十分余裕があったから何とも思いませんでした。しかし、もし急いでいたら、催促するかキャンセルするかしていたかもしれません。
 逆に言えば、それだけのんびりした空気が店内には流れていたわけです。

 これだけのんびり朝を過ごしたのはかなり久しぶりでした。同時に、自分がいかにここ何年か、せわしなく暮らしていたのか、と思いました。
 出てきたモーニングセットの味は平凡でしたが、その雰囲気のおかげで、懐かしさを味わうことができました。
 そして、いつかまた余裕ができたら、毎朝のんびりと喫茶店でモーニングを食べるような旅をしたいものだ、と思いました。

2013年07月27日

結果的には慧眼?

 となり町の公園で、毎年7月最終の金・土にお祭りをやっていました。
 昨年からお世話になっている団体が、例年そこに出店しているので、今年は顔を出すつもりでした。
 ところが、今週の月曜日に、「週末は雨の予報だから、中止になりました」という連絡がまわってきました。
 別に台風が来るわけでもないのに、いくらなんでも早すぎます。そして昨日の夜は予報が外れていい天気でした。
 そして今日も昼過ぎまで晴れていました。ところが、そこからゲリラ豪雨に雷まで発生し、一転してとんでもない天気になりました。
 中止を決定した人は、この荒天を見てさぞかし喜んだのでは、などと思いました。
 とはいえ、結果的には、金曜の中止は間違えていたわけです。それを意識して、来年は中止決定のタイミングを見直すのでしょうか。それとも、土曜の豪雨を論拠に、今年の決定は正しいとして、来年もこのような形で早々と中止するのでしょうか。
 そんな事を気にしながら、外の雷雨を見ていた夕方でした。

2013年07月22日

早起き

 今週から、毎週月曜日は早起きすることにしました。
 日中、眠くなるのでは、と不安だったのですが、食後に短い昼寝はしたものの、むしろ普段より眠気はありませんでした。
 また、朝の時間を利用し、懸案の散髪を済ませるなど、ちょっとした「早起きは三文の得」気分になりました。
 ならば毎日早起きすればいいのでは、と思う向きもあると思います。
 しかしながら、過去、何度か超朝型への転向を試みて早起きしたのですが、一ヶ月くらいすると体調に狂いが生じたので、いずれも挫折しました。
 したがって無理はせず、毎週一回だけの早起きにしようと思っています。

2013年07月21日

長かった1分間

 信号待ちをしていました。すると、セミが飛んできて、車道でひっくり返りました。どうやら、着地に失敗したようです。
 どうやら、セミには「寝返り」の能力がないようで、そのまま足をジタバタしていました。
 助けようと思いましたが、歩道は赤信号です。万が一、交通事故でも起こしたらシャレになりません。
 そこで、車が来る前に信号が変わることを祈っていました。幸い、一つ隣の信号が赤だったらしく、祈りはかないました。ほんの1分程度の時間でしたが、かなり長く感じました。
 そして信号が青になったので、セミのところにかけより、背中をつまんで、足を地面につけました。するとセミは即座に飛び立って行きました。
 その時、すれちがった若いグループのが「セミが踏まれないようにひっくり返していたんだよ」と話していました。どうやら、横断歩道の真ん中で何やらやっているオッサンが気になったようです。
 それに疑問を持っていた友人に、その青年が答えていたのでしょう。
 そのセミはもちろん、その青年にも二度と会うことはないでしょう。とはいえ、その自分の思いを理解してもらえた事に、嬉しく思いました。

2013年07月16日

スズメの顔

 駅のベンチで電車を待っていたら、目の前をスズメが歩いて来ました。ぼーっと見ていたのですが、すぐそばに人間がいることを気づかないのか、あるいは慣れているのか、平然とホームを歩いています。
 これまで、何百回もスズメを見たことはありました。しかし、こちらが一定距離まで近づくと、即座に飛んで逃げてしまいました。
 という事もあり、生まれてはじめて、目の前を歩くスズメをじっくり観察する機会を得ました。
 特に、スズメの正面顔など、これまで見る機会はありました。もちろん、他の小鳥とさほど違いはありません。とはいえ、思っていた「表情」とちょっと違っており、新鮮な驚きがありました。
 意外な所で面白い経験ができた数分間となりました。

2013年07月10日

率直な感想と権威

 かつて「ドラえもん」を演じて8年ほど前に降板した人が、久々にアニメの声優として出演しました。
 すると、それを聞いた若い人がツイッターで、「下手」「新人?」などと酷評したそうです。それを見た人たちが「あれだけ実績のある人を…」と驚いている、というニュースを見ました。
 当然ながら「その声優さんの実績を知らずに下手呼ばわりしている。モノ知らずな…」というのが主な論調です。

 これを見た時はちょっと引っかかりました。批判した人は自分が感じた事を率直に書いているだけです。それに対し、「自分もその番組を見たが、下手だとは感じなかった」と批判するなら解ります。
 しかしながら、「その声優さんは8年前まで『ドラえもん』を演じていたのに、下手呼ばわりするのはおかしい」というのは批判としておかしいのでは、と思いました。
 しかしながら、結果として、そのベテラン声優さんを批判した若い人は、「ネットの晒し者」みたいな扱いをされてしまいました。思った事を率直に書いただけでそのような扱いをされてしまったその人の心境を思うと、見ず知らずの人ながら、心配になります。
 今に始まった事ではありませんが、「王様は裸だ!」と言いづらい世の中だな、と思いました。

2013年07月09日

猛暑と時代錯誤

 昼過ぎにちょっと外に出たら、暑さに驚きました。空からは太陽の熱線が降り注ぐ一方で、体には熱い空気がまといつく、といった感じです。
 そしてニュースを見たら、山梨県の盆地で、気温が39度まで上がった、とのことでした。
 当然ながら、熱中症で倒れる人も増えています。そんななか、昨日、長野の県立高校で体育祭を開催し、生徒が熱中症で何人も倒れ、うち一人は入院したというニュースを見ました。
 年々これだけ暑くなっているというのに、7月に体育祭をやっているわけです。しかも、記事によると学校は、生徒たちに水分補給を呼びかけ、わざわざ本部に飲み物まで用意した、とのことでした。
 確かに、熱中症対策として水分補給は重要です。しかしながら、どうせ対策するならば、熱中症の最大の原因である「暑い中外で無理をする」という事の対策をすべきだったのでは、と思いました。

 もっとも、この学校を責めるのもお門違いでしょう。なにしろ、我が国では7月末になると、観客席の椅子が熱されて座れないほど熱線が降り注ぐ屋外野球場で、真っ昼間に高校生を集めて野球をやる、という狂気の沙汰としか言いようがない行事が開催されるのです。
 しかも、それを公共放送が完全生中継し、スポンサーの大新聞社が大々的に紙面を裂いて盛り上げるのです。
 そんな異常事態がまかり通っている以上、7月に体育祭をやる高校があるのも、必然と言わざるをえません。
 一度ならず書いていますが、日本の気候はかつてと違うのです。また、猛暑の中で運動をすることの危険性も科学的に立証されています。
 にも関わらず、このような熱中症のリスクが高すぎる「教育行事」が行われているわけです。
 改めて、本当に異常な世の中だな、と思わざるを得ませんでした。

2013年07月04日

算数・数学の重要性

 親子などの会話の定番に「算数(数学)なんて勉強したって将来何の役に立つの?」というのがあります。
 しかしながら、その後大学を出て社会人になった後、色々な所で数学の知識は役に立っています。ちなみに自分は純然たる文系で、高校時代に勉強した数学は共通一次の出題範囲のみです。
 ちなみに今日も仕事の関係で、久しぶりに累乗やルートの計算方法を確認したりしました。
 というわけで、「算数(数学)なんて勉強したって将来何の役に立つの?」の答えは、「大人になればイヤというほど実感するよ」でいいと思っています。
 ちなみに学校の勉強で一番役に立たないのは何かといえば、それは「○○年にXXがあった」という「歴史」の勉強でしょう。特に、「一一八五(イイヤツ殺す)壇ノ浦」みたいな語呂合わせは、全くもって意味がないと思っています。
 なお、歴史を学ぶ事自体は、極めて有意義かつ、一生役に立つことだと思っています。念のため。

2013年07月03日

痴漢撲滅ポスターで気になったこと

 一ヶ月ほど前から、駅構内に痴漢撲滅ポスター(※リンク先はPDFです)が貼られています。
 率直に言って、今ひとつ啓発目的がよくわかりません。この後に、「少女の告発によりとっ捕まった痴漢の惨めな姿」などを書かないと、犯罪の抑制効果はないのでは、と思っています。
 それはともかく、この漫画の絵は妙に印象に残りました。しかしながら、ポスター本体には著者名が書いてありません。また、ネットで検索しても作者名は出て来ませんでした。
 せっかく、啓発ポスターを書いてくれたわけです。また、別にそれを描いた事が判明したため、作者に不利益が生じるとは思えません。
 興味を持った人のためにも、作者名くらい書いてもいいのでは、などと思いました。

2013年07月02日

乗客の機転>運転士の急死?

 高速道路で観光バスの運転士が、運転中に急死する、という事件がありました。幸い、異常に気づいた乗客の機転で、バスは停止し、二次災害は防げたとのことです。
 これに関する各社のニュースを見ていて、かなりの違和感がありました。各社とも、「バスを止めた乗客」が主役となっているのです。
 確かに、その乗客の機転がなければ、さらなる死傷者が発生していたわけです。それを考えれば、確かにバスを止めた方々の活躍は確かに称賛に値します。
 しかしながら、この件においての最大の問題は、「業務中の運転士さんが急死した」という事にあります。それさえなければ、「乗客の機転」など一切必要ではありませんでした。
 特に、朝毎読三社は、「運転手、意識失う。乗客が…」といった見出しを出していました。そして本文中で、「運転士は死亡したが、乗客には怪我がなかった」という趣旨の書き方をしています。
 「バスの運転手が業務中に突然死」というのは、様々な意味において、異常かつ危険な事です。しかし、何度発生しても、それを防ぐべく、バス運転士の健康管理を厳格化する、などという流れにはなりません。
 その異常さを周知させないために、わざと「乗客の機転」を中心に据えたのだろうか、とまで思えた、奇妙な報道でした。

2013年07月01日

一風変わった「趣味」とその実践

 若いころ、趣味として「将棋」と書いていました。実際、かなり入れ込んでおり、日常生活における将棋の比率はかなり高いものでした。
 しかしながら、色々あって、10年ほど前から、将棋を指したり勉強する時間がかなり減りました。
 一方、指すと同時に、将棋の裏方も色々とやっていました。大学時代に将棋研究会に入っていたのですが、自分の主な活動は「選手」ではなく、「雑用」でした。卒業後も、二つほどの大会で雑用係をやっています。
 こちらのほうは、将棋そのものとは違い、費やす時間若いころと変わっていません。そういう事もあり、ある時期から自己紹介で趣味を書く時、「将棋」ではなく、「将棋大会の雑用」と書くようにしました。
 このような「趣味」を持つ人は、他にそうはいないでしょう。

 その将棋大会が昨日も都内でありました。ところが、日中に地元で、どうしても外せない別の用事が入ってしまいました。
 そこで、朝、将棋大会の設営を行ったあと、千葉に戻って用事をこなしました。そして、夕方再び江戸川を渡り、再び大会会場に戻りました。
 将棋の対局はもう終わっていましたが、ちょうど片付けが真っ盛りになっており、それをこなしました。
 要は将棋大会の会場に行って、将棋を指すどころか対局を見ることもなく、設営と片付けだけをやっていたわけです。名実ともに「趣味は将棋大会の雑用」になった瞬間とも言えるかも、などと思いました。
 これからも、この趣味は続けていたいと思っています。そして、ある程度余裕ができたら、かつての趣味である「将棋」のほうも再開出来れば、と思っています。

2013年06月28日

不法駐車騒動

 職場の向かいの路地脇に月極駐車場があります。その旨の表示はありますが、パッと見た感じだと、単なる道端みたいです。
 さて、今日の夕方、仕事をしていたら、外から拡声器から流れる声が聞こえました。
 何事かと思って外を見たところ、おまわりさんが三人ほどいました。そして、近所の人が何やら話しています。
 聞いたところ、月極駐車場に契約していないトラックが無断駐車しており、本来の契約者が怒って警察を呼んだ、という事のようでした。
 契約者は、レッカーで持っていってほしい、と言っているのですが、警官は、公道上でないので、それはできない、と答えています。
 法律でそう定義されているから仕方ないのでしょう。とはいえ、路上の不法駐車はレッカー移動できるけれど、月極駐車場内の不法駐車は移動できない、というのは、傍で聞いていても違和感がありました。
 いずれにせよ、職場の真ん前で不法駐車騒動が起きる、というのは、自分的には困った事でした。
 言うまでもない事ですが、他人が契約している駐車場に勝手に止めるのは、様々な点において迷惑極まりないことです。
 ちなみに、その月極駐車場から数メートル離れた所にはコイン式パーキングがあります。
 今の世の中には、自分の事しか考えず、周囲に迷惑をかけまくっている人が多数のさばっています。
 その縮図を見たような、「月極駐車場不法駐車騒動」でした。

2013年06月27日

千葉産江戸菜

 久々にジューサーバーに行きました。野菜と果物のミックスジュースを買おうとしました。すると、ミキサーの所に、「千葉産江戸菜を使用」という宣伝文句が書かれていました。
 「江戸菜」とは初めて聞く名前の野菜です。それはともかく、その「千葉産江戸菜」という名前が気になりました。
 そして、この「江戸菜」の正体をネットで調べてみました。すると、「高菜の別名」と書かれていました。
 ならば普通に「千葉産高菜を使用」と書けばいいわけです。にも関わらず、なぜこのような表現を使ったのだろうか、と思いました。
 もしかして、「千葉県浦安市にある東京ディズニーランド」や「千葉県袖ケ浦市にある東京ドイツ村」を意識した、ウケ狙いのネーミングだったのでしょうか。
 ちなみに、その「千葉産江戸菜」の入ったジュースの味は、普通のフルーツ入り青汁でした。

2013年06月25日

ゲリラ豪雨

 仕事でお客さんと話していました。すると、いきなり外から激しい雨音が聞こえてきました。
 いわゆるゲリラ豪雨が発生したようです。先程まで小雨すら降っていなかったのに、いきなりの事でした。
 職場の前は緩い坂になっている事もあり、道端はすでにちょっとした川になっていました。
 1時間ほど豪雨は続いたものの、それからは小降りになり、夕方にはすっかり上がっていました。
 職場の入口には石造りのステップがあります。そこには、石ころが堆積していました。こんな石まで流れるとは、と改めて水量の多さに驚きました。
 同時に、中学や高校の地理で習った扇状地とはこのようにして出来るのだな、と妙な感動を覚えたりもしました。
 というわけで、ちょっとした「自然体験?」ができた、突然のゲリラ豪雨でした。

2013年06月24日

読書の感動

 子どもの頃の最大の趣味に読書がありました。一時期は、学校の図書室で本を借りる一方で、近所の二箇所の図書館でそれぞれ上限ギリギリまで借りていたほどでした。
 その後も、図書館通いは続きました。しかしながら、15年ちょっと前に今の家に来てから、身近に図書館がなくなり、状況が変わりました。
 一応、電車で千葉まで出て図書館に行ったりもしましたが、なかなか続きません。もちろん、本屋には定期的に通っていますが、やはりなかなか「買う」には至りません。
 というわけで、新たな本を読む機会はかなり減っていました。特に、高校時代からかなり熱心に読み、大学時代に専攻した、社会科学の本を読む事は稀になっていました。

 ところが、先日、ネットでの紹介が印象に残ったので、社会科学の古典をアマゾンで衝動買いしてしまいました。
 早速読んだのですが、その本の最初のページに、極めてまっとうな事が分かりやすく書かれていました。
 別にそれは新発見でもなく、自分が社会科学の本を読んでいた時に、おぼろげに感じていた事です。とはいえ、その本には、そのぼんやりと思っていた事が、明晰かつ短い言葉で解説されていました。
 そして、それを読んだ時は、「言われてみたら、確かにその通りだ」と納得出来ました。
 同時に、かつて、社会科学の本を読んだり、大学で勉強していた時に、何度か感じた「なるほど」という感覚を思い出し、懐かしく思いました。
 久々に「読書の感動」を味わいました。そして、「そういえば、今の職場の近くに図書館があったな。利用者登録しようか」などと思いました。

2013年06月23日

悪い意味で変わらない人

 一週間ほど前ですが、「ホリエモン」氏が、自分だか知り合いだかに声優のオファーが来たことをきっかけに、プロの声優を侮蔑するような発言をしていました。
 当然、プロの声優さんやファンの方からは大顰蹙を買っていました。
 自分もそんなにアニメを見ているわけではないのですが、プロの声優さんの凄さというのは、聞くたびに実感します。
 たまに、プロのお笑い芸人が本人役で出てくる、というアニメを見ることもあります。お笑い芸人さんは、普段からテレビで芸をやっているうえに、本人役なわけですから、一見、問題なく出来そうに見えます。
 しかしながら、持ちネタをやっている時はともかく、ちょっとした日常会話などを聞くと、すぐに「素人ぶり」が出てしまいます。

 そのような現実も知らずに、ちょっとオファーが来ただけで、「プロと同格」気取りになるから浅はかとしか言いようがありません。
 この騒動を見て思い出したのは、9年ほど前、当時勤めていた職場の機関紙の対談で、氏が出てきた時の事でした。
 その中で、御大層に「インターネットを使った企画」を提案していました。しかしながら、その「企画」は、既にその対談の5年くらい前から実施されていたものだったのです。その一言を見た時は、「本当にこの人、IT業界のプロなのか?」と呆れたものでした。
 その後、色々な事がありましたが、今回の発言を見る限り、頭の中はあまり変わっていないように感じました。

 まあ、この人は確かに巨万の富は築きました。しかしながら、それは虚言を重ねて投資家からかき集めたもので、「実業」によるものはほとんどありません。
 しかも、その蓄財の過程において有罪が確定したわけですし、本質的には「振り込め詐欺」の首謀者などと変わらないわけです。
 にも関わらず、そんな人が刑期を終えたら目立つ所に出てきて、こんなみっともない発言を堂々とできるわけです。
 毎度の事ですが、色々な意味で異常なことがまかり通っているものだ、と思いました。

2013年06月22日

夏至の空

 夜の仕事が急遽キャンセルになり、18時過ぎに職場を出れる事になりました。
 久々に晴れましたし、昨日は夏至です。そこで、この時期にしか出来ない、19時近くの夕暮れを空見しながら、歩いて帰ることにしました。
 単なる自然の摂理でしかないのですが、まだまだ明るさが残る空と、19時近くなった時計を見ながら歩くと、なんだか得したような気分になります。
 というわけで、今年も記念に、18時50分頃の空の写真を撮ってみました。
IMG_0303[1].JPG
(※クリックすると同じ画面で大きな写真が開きます)
来年のこの時期もまた、「空見」を楽しみたいものです。

2013年06月19日

ツツジとサツキ

 何度か書いていますが、近所の通りにはツツジが植わっており、毎年、5月の連休前後には「ツツジ見」を楽しんでいます。
 一方、ツツジが散るころになると、近所のマンションの植え込みには、一斉にツツジを小さくしたような花が咲いていました。
 それもまた綺麗なのですが、この花の事をずっと、「小ぶりでちょっと遅く咲くツツジ」だと思い込んでいました。
 ところが、先日、昨年知り合った花屋さんと雑談していたら、あれは「サツキ」というツツジ科ではあるものの、別の名前の植物だ、という事を教えてもらいました。
 言われてみれば、たしかに花も葉もあれだけ形が違うわけです。別の名前があってしかるべきです。しかしながら、ツツジに白いのや赤白まだらのがあるように、この小さいのもツツジの一部だと思い込んでいたわけです。
 名前を知ったからと言って別に何か変わるわけではありません。しかしながら、なんかそれ以来、サツキを見た時の印象がちょっと変わりました。
 その近所のサツキも、いよいよ最後の花が散る季節になりました。それを見た時は、例年通りですが、いよいよ夏本番が近づいているのだな、と思いました。

2013年06月17日

二人して錯覚

 相方と軽食を買いにコンビニに行きました。ちょうどおにぎり・手巻き寿司のセールをやっていたので、それを買いました。
 帰宅して、食べようとすると相方がいきなり、「明太子おにぎりを買ったつもりなのに、鮭のおにぎりだった」と言いました。
 それを聞いた時は、心の中で、「いくら同じ赤とはいえ、なんでその二つを間違えるのだろう?」と思いました。
 そんな事を考えながら、自分が買ってきた納豆の手巻き寿司を食べようとしました。ところが、ラベルを見たら驚きました。そこには、「唐揚げマヨネーズ巻」と書かれていたからです。
 納豆は自分の中で五指に入る大好物の一つです。一方、マヨネーズは五指に入る苦手な食べ物の一つです。
 その二つを見間違えるなど、我ながらありえない事です、明太子と鮭を見間違えるの比ではありません。
 相方も今日までずっと仕事続きでしたし、自分も昨日忙しく過ごした後、今日も遅くまで仕事でした。というわけで、お互いに疲れていたというのもあるのかもしれません。
 とはいえ、あまりにも理解不能な「二人しての取り違え」でした。超自然的な事を一切信じないのですが、「あのおにぎり売り場に何か特別な力が働いたのかも」などと一瞬思ってしまったほどでした。

2013年06月14日

一周年

 昨日で、今の仕事を初めて一周年となりました。
 色々な点において、それまでやっていた仕事とは大きく異なるものでした。そのため、いろいろと面倒な事もありました。
 その一方で、色々な出会いや、新たに得たものがありました。また、家族を始め、これまで世話になった人たちのありがたさというものを改めて感じた一年でもありました。
 率直に言って、この一年、満足した結果は出せていませんでした。その分、相方をはじめ、色々な人に面倒をかけました。
 しかし、この一年が無駄だったとは思っていません。そこで苦労したり迷惑をかけたりしながら得たものを、今後に活かさねばなりません。
 そんな決意を新たにした、新たな仕事を初めての一周年記念日でした。

2013年06月12日

同名サイト

 動作確認のため、タブレットで自分のサイトを見てみました。
 10年近く前に変えたトップページはかなり意図と違った形で表示されていました。スマホで見た時は仕方ないと思っていましたが、タブレットではさすがにまずすぎます。
 あらためて、トップページの大幅見直しが必要である事を痛感させられました。

 それはともかく(←本当はともかくではまずいのですが…)、自サイトを検索した際に、ちょっと変な事がありました。何年か前に、とある方が「つれづれの館」という同名のブログを始められており、検索すると、二番目にそこが表示されていました。
 ところが、今回、そこが検索結果に出て来ませんでした。
 最初にそのブログを見つけた時は、「なんで既存のサイトと同じ名前をつけるんだろうか・・・検索しなかったのだろうか」などと思ったりもしました。
 しかしながら、長年検索結果で見ていると、やはり親近感が湧いてきます。というわけで、この結果を見た時は、「まさか閉鎖?」と心配になりました。
 そこで今度は、ブログ名に作者名をつけて検索したみました。すると健在であることがわかりました。ただ、前回の更新日は半月前で、その前の更新日は昨年の12月でした。
 どうやら、更新が滞っているために、検索サイトの表示順位が下がってしまったようです。
 その半月前のブログを見たところ、更新が滞っていた理由などが書いてあったのですが、色々大変そうでした。特に、大きな文字で強調されていた巷で言われてる、アベノミクスってナニ? 我が家には何も反映されてませんけど!?という言葉は、強く共感が持てました。
 とはいえ、半年ぶりに更新したという事は、今後も続けるおつもりなのでしょう。それを確認できたのは嬉しいことでした。
 ぜひとも、ともに末永く「つれづれの館」を続けて行きたいものだ、と勝手ながら心の中でエールを送りました。

2013年06月10日

心にもない「心からー!」

 焼肉居酒屋の最大手に行きました。久々に行ったところ、妙な「店舗ルール」」ができていました。
 お客さんの勘定が終わると、レジ係の店員さんが「心からー!」と叫びます。すると、それを聞いた他の店員さんは一斉に「有難うございました」と唱和します。
 こんな「マニュアル挨拶」を聞いて、「我々の事を心から感謝しているんだ。有難いことだ」などと思う客などいるのでしょうか。これほどまでに心のこもっていない「心から有難うございました」はなかなか聞けません。
 飲み食いしている間に、それが何度か聞こえてきたのですが、聞くたびに鬱陶しさが増して行きました。
 そこで、自分たちの勘定の時には、店員さんに「すみませんが、あの『心からー!』はやらないでいただけませんか?」とお願いしてしまいました。
 マニュアル通り・口先だけの「心から」ほど聞いていて白々しくなるものはありません。コストパフォーマンス的には満足できる店でした。それだけに、そのあたりをもう少し考えてもらえないものか、と強く思いました。

2013年06月09日

逆注文

 職場の近くにネパールのカレー屋さんがあります。ここで仕事を始めてからずっと気になっていたのですが、何となく入らないままでいました。
 ところが先日、ひょんなきっかけで関わりが生じ、それを記念して昼を食べることにしました。
 ランチメニューを見たところ、豆カレー・チキンカレー・マトンカレーなど、この類の店の定番といえるものが並んでいます。そして、一番下には日替わりカレーがありました。
 しかしながら、日替わりの中身が何なのか書かれていません。しかも、値段も800円と高めです。
 そこで、チキンカレーを頼もうと思い、ネパール人の店員さんに声をかけました。
 ところが、店員さんはこちらの注文を聞くと、「今日は日替わりカレーが600円です。中身はチキンとゴボウです。こちらでいかがですか?」と逆注文?してきました。
 カレーでこのような注文対応といえば、大槻ケンヂさんの随筆にあるムルギーが一部で有名です。
 今はもう代替わりしているのですが、大槻さんが初めて行った時の店主は、こちらが注文を言う前に「ムルギーカレー、玉子入りですね」と言ったそうです。
 それを思い出さされた「日替わりカレー」逆注文でした。
 こんな千葉の片隅に、伝説のムルギーカレー創業者の遺志を継ぐものがいたとは、と一瞬思いました。まあ、実態は、ランチのメニューを多種作るのが面倒なので、日替わりだけにしたいから、という事なのでしょう。
 実際、筆者より後に来たお客さんに対しても、店員さんは同様の「逆注文」をやっていました。
 量・質とも、600円でサラダ・飲み物付きでこれならまあまあ、といった所でした。気が向いたら、また昼食時に入って、「逆注文」を受けてみようか、などとも思いました。

2013年06月08日

自分的に最高の組み合わせ

 相方とスーパーで買い物をしていたら、納豆売り場の所に、「ひき肉の代わりに納豆を使った麻婆豆腐のもと」という商品が売られていました。
 ともに興味を示したので、即座に購入し、晩御飯のおかずになりました。
 香りも歯ごたえも、ひき肉を使った通常の麻婆豆腐とはかなり異なります。しかしながら、納豆好きとしては何ら問題なく、その「似たようで新たな味」を賞味しました。
 そして、食べ終わった後、これってどっちの原料も大豆じゃないか、と遅ればせながら気づきました。
 実は自分は、納豆と豆腐を組み合わせた料理が大好きです。よく、つまみに、冷奴に納豆をかけたものを食べたりします。
 同じ原料ながら、まったく違った形・色・味・香りになり、しかもそれぞれ独自の美味しさがあるので、非常に気に入っています。
 この納豆麻婆豆腐が気に入ったのも、同じ理由によるものなのでしょう。いずれにせよ、新たな好物がまた一つ増えたことを嬉しく思いました。

北海道のホッケ

 取引先の人が北海道に旅行に行き、お土産にホッケの開きを持って来ました。
 北海道のホッケといえば、自分はちょっとした想い出があります。大学1年の時に、北海道に旅行に行き、札幌の居酒屋で偶然隣り合わせた人と意気投合した事がありました。
 その人は、北海道のホッケの美味しさについて、熱く語っていました。そして、食べさせてもらう事になったのですが、残念ながら、その日は定休日なのか、おすすめの店はお休みで、食べることができませんでした。
 それから17年後、慌ただしい日程で札幌旅行をしました。ホテルの中にある平凡な居酒屋でホッケを食べたのですが、その美味しさは、普段関東の居酒屋などで食べていたホッケとは全く違うものでした
 その美味しさは、7年経った今でも、よく覚えています。
 というわけで、久々に北海道産のホッケを食べる機会を得ました。
 しかしながら、そこで食べたホッケは、関東の居酒屋で何度か食べたものとほとんど同じ味でした。
 まあ、土産を持ってきた人との関係は、一応義理で土産を持ってくる、程度のものです。したがって、さほど高級品ではなかった、というのもあるのでしょう。
 とはいえ、7年前に食べたホッケも、居酒屋料理であり、別にさほど高かったわけではありませんでした。
 北海道独特の調理法があるのでしょうか。それとも、土産物屋で買われてから我が家に来るまでの数日間で、味が落ちてしまったのでしょうか。
 これを食べた時は、荒川弘さんの漫画「百姓貴族」にあった、「北海道産の種イモを関東に植えても、関東のジャガイモの味にしかならない」という話を思い出したりしました。
 同時に、いつかまた北海道に旅行し、また「北海道でしか食べれないホッケ」を食べたいものだ、などとも思いました。

2013年06月05日

新作バーガー

 約一ヶ月ぶりにモスバーガーに行きました。
 たいてい、看板となる新商品や季節限定商品があるのですが、特に何もありませんでした。メニューの一番目立つ所にあったのは「より美味しくなったてりやきバーガー」でした。
 前回行った4月末にも、目立った新商品はありませんでした。以前会った、パンの代わりにレタスを使う「菜摘」が復活したくらいでした。
 相方と二人で不思議がりましたが、とりあえず、「新商品を開発しても元が取れないのでは?」という結論に達しました。
 相方はどちらかというと新作・季節限定が好きですが、自分は逆に、同じものばかり頼むタイプです。どちらが多数派なのか分かりませんが、もし自分のようなタイプが多数派だというデータが出たら、費用をかけて新商品を開発する気もなくなるでしょう。
 特に、先日これまたかなり久々に入ったロッテリアで、パンにラーメンとチャーシューをはさみ、ラーメンスープがついてくるという、「ラーメンバーガー」なるものを見て唖然とした経験があったので、余計、そのように思いました。
 日本のハンバーガーも、とりあえず一つの到達点まで行き着いたかも、などと思った、この「新作のないモスバーガー」でした。

2013年06月03日

時計

 靴箱の上に置いてある時計が止まっていました。電池切れのようです。
 そこで、電池を入れ替えました。触ったところ、かなり埃が積もっていたので、ついでに掃除をしました。
 毎日見ているから気づかないのですが、日々、汚れが溜まっていたようです。やはり、日々の掃除は重要だな、と思いました。
 その様子を見ていた相方が、「大切な人に貰ったのだから、大事にしなきゃね」と声をかけてくれました。
 話の通り、この時計は、自分が20代半ばからの数年間、当時の職場で苦労していた時に、非常にお世話になった方から結婚祝いにいただいたものです。
 その事を相方が覚えていてくれた事は、本当に嬉しいことでした。
 同時に、その方の事にお世話になった事を久々に思い出しました。
 この時計は、現在の時を刻んでいます。同時に、自分がこの方にお世話になった過去を刻んでいる存在なんだな、と思いました。
 そんな事を考えながら、電池を入れ替えた時計の時間を調整しました。かつて、その方には「5分前行動」という事を口酸っぱく指導されていました。その事を思い出しながら、現時刻より5分進んだ時刻を設定しました。

2013年05月30日

円安効果

 仕事の都合で、ちょくちょくUSBメモリのまとめ買いを依頼します。
 秋葉原の裏通りに行けば、かなり安い値段で買えるので、重宝していました。
 ところが今日、依頼したところ、値段がこれまでの1.7倍になっていた、という連絡がありました。
 まとめ買いをする必要があるため、経費的には少なからぬ負担になります。とはいえ、在庫切れにするわけにはいかないので、その値段で買うことにしました。
 今の仕事は全くもって輸出入とは関係ありません。というわけで、急激な円安でイカ釣り漁船が休漁、などというニュースを見ても、「無茶な政策のおかげで迷惑を被っているんだな」と思いはするものの、半ば他人ごとでした。
 しかしながら、このように身を持ってその影響を受けると、改めて大変な状況になっているのだな、という事が分かりました。
 これからもこのような形で、細かい所で「アベノミクス」の被害を受けることになりそうです。困ったものだと思いました。

2013年05月26日

母さん助けて詐欺?

 「オレオレ詐欺」から「振り込め詐欺」に改名された、最近話題の詐欺が「母さん助けて詐欺」なる名前に改名されたそうです。
 早速、共同通信がニュースで使っていましたが、その違和感はかなりの物がありました。
 最初の「オレオレ」が「振り込め」になった経緯として、「還付金が貰えます。ついてはATMで手続きをしてください」と言ってお金を振り込ませる、という例の比率が増えたからだったと思います。
 その後、「振り込んでください」の代わりに、直接現金を授受するというパターンができたため、「振り込め」を外すことになったとのことでした。
 だから「振り込め」をやめる、というのは解ります。しかしそこからなぜ「母さん助けて」になるのか、まったくもってわかりません。
 これだと、「還付金詐欺」も「父親を対象にした詐欺」も対象外になってしまいます。範囲を広げようとしたのですが、逆に狭くなってしまったわけです。しかも、語感も変です。
 だいたい、ここまで手口が多様化してきたわけです。もはやそれを一つの言葉でくくろうとするのがおかしいのではないでしょうか。だいたい、そのような言葉をいくら作っても、被害は減っていません。
 こんな名前をつけたり変えたりするのかける労力があるのなら、その分、具体的な事例、新パターンの紹介を分かりやすく広報する工夫をすればいいのでは、と強く思いました。

2013年05月25日

ツバメの巣・その2

 職場の近くを歩いていると、奇妙な風景が目に入りました。
 小さい工務店なのですが、玄関に鉢植えと看板が置いてあり、入れないようになっています。
 確かに、今年になって、潰れる店を見る機会が増えました。とはいえ、別にシャッターが閉まっているわけではありません。
 不思議に思って見てみたら、張り紙がありました。そこには「今年もツバメが巣を作りました。雛が飛び立つまで見守っていたいので、当分の間、御用の方は通用口からお入りください」と書かれていました。
 ツバメの子育てのために、正面玄関を放棄するわけです。「事業」として考えれば、なに一つ利益にならない行動です。
 しかしながら、この張り紙を見た時は。少なからぬ好意をおぼえました。。
 特に先週、ブラック系居酒屋が、軒先にできたツバメの巣を即座に破壊し、それを見てその店に二度と行くまいと思った直後だったので、この温かい心遣いは、嬉しく思いました。
 この工務店が、先述したブラック系居酒屋より多い営業利益を挙げる事は絶対にないでしょう。しかしながら、この工務店で働く人の幸せ度は、ブラック系居酒屋より圧倒的に高いだろうな、などと思いました。

2013年05月23日

価格破壊の限界

 イオンで買い物をしていたら、500ccで128円という缶チューハイが売っていました。しかも、アルコール度数は8%です。
 地元の激安を売りにするスーパーでも、その量・度数では一番安くて168円のものしかありません。
 さすがは日本を代表する流通会社、スケールメリットも桁違いだな、と思いながら、買ってみました。
 そして早速飲んだのですが、その味には驚きました。
 もちろん、128円だろうと201円だろうと、その類の缶チューハイに高尚な味など求めてはいません。とはいえ、その味はすごすぎました。
 さすがにこれは二度と飲むことはないな、と思ったほどでした。
 やはり、価格を下げるには、それ相応の「品質低下」が必須なんだな、と身を持って実感しました。そういう点においては、この缶チューハイを飲んだ価値はあるかも、と思いました。

2013年05月22日

44回目の誕生日

 今日は誕生日でした。朝から両親にお祝いの電話やメールを貰ったり、夜は弟にごちそうしてもらったりしてもらいました。何歳になっても、家族というのは有難いものだと思いました。
 昨年一年間は、人生の中で一番、相方をはじめ家族に不安や心配をかけ、助けてもらった年でした。そういうわけで、祝ってもらって嬉しかった反面、申し訳ない気持ちも少なからずありました。  来年の誕生日には、このような気持ちにならないで済むよう、この一年間頑張らねば、と強く思った一日となりました。

2013年05月21日

同じ日に生まれた人の老け具合

 自分と生年月日が全く同じタレントさんがいます。その事を知ってからは、そこそこ注目していました。
 数年前まではTVでよく見る機会がありました。その時は、髪の毛を茶系統に染めており、髪型も若そうな感じでした。
 しかし、先日久々にTVで見たら、驚きました。髪の毛の一部は真っ白で、髪型なども初老の人みたいです。そのせいか、顔自体もかなり老けて見えました。
 なにか理由があって「キャラ作り」を変えたのでしょうか。それとも、寄る年波に勝てず、若そうな格好ができなくなったのでしょうか。
 驚きつつも、では自分はどうなのだろうか、と思いました。
 当然の事ですが、自分の顔は毎朝鏡で見ています。したがって、常に同じ顔のように思えています。
 しかしながら、実際は着実に年齢を重ねているわけです。実際、頭における白髪の比率は、着実に増えています。
 もしかしたら、自分で気づかないだけで、数年ぶりに会った人が見たら、「あいつ、しばらく見ない間に急に老けたな」などと思うのかも、などと思いました。
 まあ、大なり小なり、人間は歳相応に老けていくものです。どうせ老けるなら、有意義に老けていきたいものだ、と思いました。

2013年05月19日

記憶から抜け落ちた単語

 昨日の文章を書いていた時、頭の中で奇妙な現象が発生しました。
 「津田沼の丸善」と書こうとしたのですが、その「丸善」という言葉が頭から消え去ったのです。
 もちろん、その建物の2・3階に本屋がある事も、隣接しているユザワヤやロイヤルホストの名前も覚えています。
 さらに、津田沼にある他の本屋である、昭和堂や芳林堂の名前もちゃんと覚えています。
 加えて言うと、丸善が御茶ノ水の駅前に店があることや、数年前、東京駅前に建った新築のビルに大規模店を出した事も全て覚えています。
 にも関わらず、どうしてもその本屋の名前である「丸善」という単語が出てこないのです。
 もちろん、ネットで調べればすぐには解ります。しかし、それだと何か負けたような気がし、必死で記憶を掘り起こし、やっと「丸善」という単語を思い出すことができました。
 まあ、「ど忘れ」するというのは、子どもの頃からよくやらかします。とはいえ、このような形で「記憶からある単語が完全に抜けてしまう」という経験はあまりありませんでした。
 近日中に、また年齢が一つ増える予定ですが、歳相応の現象、という事なのかもしれません。
 まあ、こればかりはどうしようもないので、今後は「ど忘れする可能性」がある事を前提に、物事を進めねば、と思いました。

2013年05月18日

奏の杜

 しばらく前から、津田沼駅に「奏の杜」という大規模マンションが造成される、という広告を見るようになりました。
 そして、先月あたりに、一部マンションおよび、付属する商業施設が開業した、というニュースを見ました。
 とはいえ、ここのところ色々と忙しく、電車で4分の津田沼に遊びに行く時間もなかなか取れません。そのため、見る機会はこれまでありませんでした。
 ところが今朝、雑務でその「奏の杜」のすぐ近くに行く用事ができました。
 かつては津田沼駅南口から、5分ほど歩くと、広大な畑がありました。そこを潰して、住宅地にしたのが「奏の杜」です。という事もあり、津田沼駅前にある丸善・ユザワヤのすぐ向こうに新ショッピングモールとマンションが立ち並んでいました。
 たしかに、これだけ便利な場所なら、畑にしておくよりマンションを建てたほうが儲かるのでしょう。とはいえ、そのどこにでもあるような造成地を見た時は、喪失感みたいなものを感じました。
 10数年前、夕方の津田沼周辺を歩き回り、この「千葉を代表するターミナルの一つである津田沼駅から5分も歩くと畑作地帯になる」という事実を知った時は、かなり驚いたものでした。
 そして、畑のすぐ向こうにそびえ立つ津田沼駅周辺のビルを見た時は、その対象的な風景に不思議な感動を見たものでした。
 それがもう見れないというのが、この喪失感の原因なのでしょう。
 あと、日本の人口は減少に転じています。にも関わらず、このように新たな住宅を大量に造る、という事自体にも、少なからぬ違和感がありました。

2013年05月17日

「責任」の所在

 道を歩いていたら、不動産の捨て看板がありました。下のほうに「期限が過ぎましたら、責任をもって撤去します」と書いてあります。
 しかしながら、売り物への矢印は書いてあるものの、どの会社が売っていて、誰が責任者なのかは一切記載がありませんでした。
 これでは、仮にこの「責任をもって撤去します」が実行されなかったとしても、誰がその「責任」とやらを取るのかわからないな、と思いました。
 まあ、別にこの捨て看板が特殊なわけではありません。
 これまでの異常発言が昂じて、ついに「宗主国」に喧嘩を売ってしまった政治業者なども、ことあるごとに「責任」という言葉を出します。
 しかしながら、いざ実際に自分の行った事でマイナスの結果が出ても、「この問題の責任は○○だ」と、言うばかりで、一度も、その責任を取った事などありません。
 他にも、無責任極まりない政治業者は数え切れないほど存在します。
 それだけ無責任がまかり通っているのだから、このような「責任をもって撤去します」がまかり通っているのだろうな、などとその捨て看板を見て思いました。

2013年05月15日

ツバメの巣

 朝、職場の手前に来たら、鳥のさえずる声が聞こえました。見てみたら、職場の手前にある居酒屋の看板ランプの所に、ツバメが巣を作っていました。
 夫婦と思われる二羽のツバメが、懸命に営巣活動をしています。これから、子どもが生まれるのでしょう。
 ツバメの巣は縁起物だと聞きます。また、実際に商業施設の片隅にツバメの巣ができたのを見たことがありましたが、餌を求める雛および、それにご飯を運ぶ親、というのを見た時は癒されたものでした。
 当分、出退勤時の癒しができるな、などと思いながら、仕事に向かいました。
 ところが、帰りに外を出たら、ツバメが忙しそうに飛び交っています。なぜ巣にいないのだろうか、と思って、朝、巣があった所を見たら、跡形もなくなっていました。
 どうやら、その居酒屋が駆除してしまったようです。卵はまだなかったわけですから、鳥獣保護法違反にはならないのでしょう。とはいえ、もう少し温かみのある対応を取れないのだろうか、と思いました。
 その居酒屋はワタミほどではないものの、ブラックとして名高いモンテローザ系列です。今の仕事になってから何度か行きましたが、食べ物がまずかった事もあったので、自らの意思で行くことはなくなっていました。
 ただ、その後も、義理で付き合わされて行った事はありました。
 しかしながら、この対応を見て、「今後は付き合いでも、ここ並びにこの系列の居酒屋には二度と入るまい」と強く思いました。

2013年05月12日

ビニール傘を奪われる

 昨日の事ですが、仕事帰りにコンビニに寄りました。雨が降っていたのでビニール傘をさしていたのですが、傘立てには既に同じ透明ビニールで柄が黒というビニール傘が3本ありました。
 ただし、うち二つは大型でワンタッチ式なので、間違えられようがありません。そこで、残る一本から一番離れている所に傘を置きました。
 そして、店内で料金の支払いや買い物をし、5分もたたずに店を出ました。すると、傘がなくなっていました。
 傘の配置からして、間違えられた可能性は相当ありません。
 よくよく見たら、近くに置かれていたワンタッチ傘は、二本とも骨がひん曲がっていました。
 こうなると、どう考えても、間違えてでなく、わざと持っていったとしか解釈しようがありません。
 100円ショップで買ったものとはいえ、やはりこのような形で奪われると、かなりの不快感がありました。
 コンビニの傘立てでこのような目に遭ったのはこれが初めてではありません。コンビニも傘立て置くのはやめて、ビニール袋に入れて持ち込む仕組みにしてもらえないものか、と思いつつ、雨に濡れながら再び百円ショップで代わりの傘を買いました。

2013年05月06日

連休終了と気になったニュース

 連休が終わりました。
 もっとも、自分はどの日にも短時間ではありますが、仕事を入れていました。そのため、連休というよりは、「半ドン期間が終了した」という感じです。

 それはともかく、グーグルニュースを見ていたら、一番上に、「帰宅する車で高速道路が渋滞」という見出しが出ていました。
 この時期及びに盆暮れの定番ニュースです。とはいえ、見ていてちょっと変に思いました。
 連休や三が日の最終日に渋滞が起きるのは当たり前の事です。そのような事に情報としての価値はあるのでしょうか。運転する人にとっては、通常の渋滞情報さえ入手出来れば済む話です。
 それこそ、明日のニュースにおいて、「連休明けの朝、通勤電車の混雑率が180%となりました」などというのを流すのと同じなのでは、と思いました。
 これに限らず、「情報として価値があるかを吟味せず、定番だからという理由で流されているニュース」はかなり多いと思います。
 大げさかもしれませんが、これは、報道を行う会社の思考能力が減退しているからなのでは、などとまで思わされた、「無意味な定番報道」でした。

2013年05月04日

開設15週年

 朝、相方に「昨日、安いレタスを買ったら、ほとんど全部の葉っぱが真っ青になっていた」と言われました。
 物心がついた時からレタスのサラダが大好物である自分ですが、さすがに、そんな青々としすぎたレタスをサラダで食べようとは思いません。
 そこで、「なら炒めればいいじゃん。クックパッドで検索してみれば」と言いました。
 それを聞いた相方は、「Googleで検索する事を『ググる』というけど、クックパッドで検索する場合は『ククる』っていうのかな」などと、しょうもない事を言いながらレシピサイトを検索し、レタスと鮭の炒めものを美味しく作ってくれました。

 以上、我が家において極めて普通である朝の一コマを紹介させて頂きました。
 さて、このサイトが開設されたのは15年前の1998年5月4日でした。
 当時の我が家の環境は当然ながら隔世の感がありました。
 アナログモデムでネットに繋いでおり、従量課金だったため、ネットを見ながら、タスクトレイに表示されていた接続時間を常に来にしていたものでした。
 また、家にあるパソコンは1台で、それを相方と交互に使ってネットを見ていたものでした。
 それが今では、ブロードバンドで常時接続し、無線LANも飛んでいます。家にあってすぐにネットにつなげる機械は、PC3台、スマホ3台、タブレット2台となりました。
 そして冒頭の会話のように、ちょっと面倒な事があったら、とりあえずネットで、というのがすっかり自然な風景になっています。
 すぐそばにいながら、PCメールで情報をやりとりする事も多々あります。

 それだけ時間が経った間、ずっと続けていた事もあり、このサイトも多くの人に見ていただきました。
 トップページなど、人気上位の10ページを合わせただけで、アクセス数は100万を越えます。
 あるときには、Yahoo!のトップから2クリックで行けた日なども存在したほどでした。

 珍しく、15年間を振り返ってしまいました。しかしながら、この15周年はもちろん一つの通過点でしかありません。
 これからも、今まで以上に、好きな事を書いたり描いたりしながら、多くの人に読んでもらえるよう、楽しみながら続けていこうと思っています。

2013年04月27日

二回連続寝落ち

 今週は日曜と金曜に飲み会がありました。
 別にさほど飲んだわけでなく、現に二日酔いなども全くありませんでした。
 にも関わらず、いずれも帰宅してすぐ、眠くなり、ほとんど何もせずにそのまま眠りについてしまいました。
 これまでも、時たまそのような事はありました。しかしながら、短い間に二回続けて、というのは初めてのことです。
 年のせいで酒に弱くなったのか、疲れがたまったのか、もしくは、その二つが組み合わさっての事なのでしょう。
 まあ、それだけ衰えている中、二日酔い等を起こさない程度に飲む量を抑えることができた事をよしとしよう、と思いました。

2013年04月23日

蛙の鳴き声

 仕事帰りにちょっと散歩して帰ったら、道に迷ってしまいました。
 方向感覚にはそこそこ自信があったのですが、初めて歩いた場所で、しかも目印が何もない住宅街の真ん中に迷いでてしまい、完全に方向がわからなくなってしまいました。
 歩いているうちに、かなり大きい公園にたどり着きました。完全に目的地から見て明後日の方向にあります。
 かなり困りましたが、とりあえず、そこを通り抜けることにしました。
 すると、公園の池の中から、蛙の鳴き声が聞こえてきました。
 30数年前、川の近くに住んでいた事があり、その川からよく蛙の声が聞こえてきたのでした。
しかしながら、それ以降、生活的、さらには自然的な要因により、蛙と接する機会はなくなりました。
 というわけで、約30年ぶりに聞いた、野生の蛙の鳴き声となりました。
 道に迷ったおかげで少なからぬ時間を無駄にしました。とはいえ、この久々の経験により、そこそこ元は取れたかな、と思いました。

2013年04月20日

仕事と利益

 非常にやりがいがあるけれど、あまり利益にはならない、という仕事が入ってきました。
 もちろん、モチベーションは高く、今から楽しみにしていますが、その一方で、その収支を冷静に計算して、少々不安な思いをしている「もう一人の自分」もいます。
 もっとも、これまで色々な仕事をやっていましたが、やりがいもあるけれど金にもなる、という仕事、というものはほんの数%しかありませんでした。
 一方、やっていて虚しい上に、時給計算するととんでもなく安くなる仕事、というのは山ほどやっています。
 そう考えれば、やはり今回の仕事が来たのは幸運と思うべきなのでしょう。
 というわけで、他の仕事での利益とのバランスを取りつつ、その仕事を頑張れるだけやっていこうと思っています。

2013年04月19日

半身寝ちがえ?

 朝起きたら、体の動きが妙に鈍くなっていました。左手と左足が思うように動きません。
 どうやら、寝ているうちに、そこを下に敷いてしまい、血流が悪くなってしまったようです。
 一瞬、不安になりましたが、幸い、起きてしばらくしたら、普通に体が動くようになりました。
 昔から、寝相が悪く、起きた下に敷いた手がしびれる、などという事はありませんでした。
 しかしながら、このように体の半分近くが動かなくなった、というのは初めてでした。
 血流の良さには自信があったのですが、やはり歳相応に衰えている、という事なのでしょうか。
 今後は、これまで以上に寝相に気をつけねば、と強く思った朝となりました。

2013年04月18日

ハーゲンダッツの店舗が日本から撤退

 来週、浦安にあるハーゲンダッツのスタンド店舗が撤退する、というニュースを見ました。これを最後に、日本にハーゲンダッツのスタンドはなくなるとのことです。
 昨年暮れに、津田沼駅前のビルにあったハーゲンダッツが撤退した時はかなり驚いたものでした。
 今にして思えば、あれは一店舗の撤退ではなく、社として、日本のスタンド事業から撤退する、という方針が出ていたためだった、という事なのでしょう。
 さほどアイスクリームは食べないのですが、ハーゲンダッツのものは、値段相応の美味しさがあると思います。
 それを、直接食べることのできるスタンドは貴重な存在だと思っていました。特に、ホットコーヒーと一緒に食べることができる、というのはかなり有難いものでした。
 それだけに、一連の撤退には、少々残念なものがあります。ちなみに、津田沼のハーゲンダッツ跡地はいまだに後継テナントが入っておらず、寂しい風景となってしまっています。
 いつの日か、再上陸を果たしてほしいものだ、と思いました。

2013年04月12日

原因が分かる、という効果

 しばらく前から、妙に寝付きが悪くなりました。なんかえらくストレスを感じるのですが、原因は分かりません。まあ、困った事は色々あるので、原因がありすぎて特定できない、と言うべきなのかもしれませんが・・・。
 ところが、昨日の朝、突然にその原因が解りました。別に切り分けができただけで、何か解決したわけではありません。しかしながら、それだけでストレスはかなり軽減されました。おかげさまで、今朝は久々にいい寝覚めでした。
 「原因不明」という事自体がさらに厳しいストレスになっていたようです。いわゆる「ぼんやりとした不安」というやつだったのでしょうか。
 もっとも、あくまでも原因がわかっただけです。真のストレス解消は、それが解決した時に達成できるわけです。なんとかそれを達成したいものです。

2013年04月10日

32年目で初めて見た視点

 実家の裏にあった家がなくなり、跡地が公園になりました。そこに行って、実家を眺めてみました。
 32年前に越してきて、そこで12年ほど暮らしました。しかしながら、当然とはいえ、その位置から実家を見たことは一度もありませんでした。
 住み慣れた場所を、これまでにない視点で見る、というのは不思議な気分でした。そこから見える部屋は明らかに自分がかつて過ごした所なのですが、なんか別の家のようにも見えました。
 「違った視点で見る」という事の面白さ、不思議さを、改めて感じることができました。

2013年04月09日

大学と無反省と謝罪

 関西の大学で、遊園地で嫌がらせ行為をし、それをツイッターなどで吹聴した学生が問題になりました。
 なぜかやけに大きくニュースになっており、それを見たところ、その学生の学部長が記者会見をして謝罪したとのことでした。
 学生の不祥事で記者会見して謝罪とは、学部長も大変だな、などと思っているうちに、数年前に発生した、自分の大学での「応援団リーダー部いじめ自殺事件」を思い出しました。
 事件そのものに、応援団リーダー部の体質が大いに関わっているという事で、その部は解散処分となりました。その後どうなったのだろうか、と思って、大学のサイトを調べた所、ちょっとだけ名前を変えて、堂々とその部は復活していました。
 復活の弁みたいな文章も載っていましたが、その事件に関する言及など一切ありませんでした。
 在学中から色々と体育会系の不祥事が問題になっていましたが、何年たってもその不祥事発生並びに無反省の体質は変わらないのだな、と呆れながら思いました。
 学生の悪ふざけで学部長が謝るのも大げさでは、とは思いました。とはいえ、無反省ぶりをさらす我が母校に比べればずっとマシだな、とも思いました。

2013年04月07日

デイドリームビリーバー

 数年前からセブン-イレブンの広告曲にタイマーズの「デイドリームビリーバー」が使われるようになりました。
 すっかり定番になったようで、今でもセブンイレブンに行くと、店内のBGMでちょくちょく流れます。
 この曲を歌っているタイマーズは、20数年前の大学時代によく聞いていました。それだけに、聞いていると、その頃の事を思い出して、色々と懐かしさを感じました。
 同時に、せっかくだから他の曲も流せばいいのに、などと思いました。特に、「Long Time Ago」などは、人が住めなくなった地域が出来てしまった現在の日本を予言していたような曲です。
 「デイドリームビリーバー」も、温かい曲調の中、しんみりとさせられる素晴らしい曲ですが、それらの曲もまた、別の意味で素晴らしい曲です。
 もちろん、超大企業である「セブン&iホールディングス」がそれを許可する可能性がゼロである事はわかってはいます。
 とはいえ、セブンイレブンの中で「Long Time Ago」が流れたら・・・などとついつい夢想してしまいました。

2013年04月06日

作ったようなタイミング

 夜まで仕事をしていました。予報通り、外からは風の音が聞こえます。
 電車で帰宅しても、外を歩く時間は合わせて10分程度です。
 とはいえ、これだけ風が強いと、その10分でどれだけ体力が削られるか不安になり、「タクシーで帰ろうか・・・」などという思いが頭をよぎりました。
 しかしながら、職場のあたりは商店街で、流しのタクシーを拾えるような場所ではありません。事実、仕事の行き帰りでタクシーを見ることはほとんどありません。
 ならば、駅近くにあるタクシー会社に迎車を頼もうか、しかし、呼んでも家まで1,000円かからないしな・・・などと迷っていうちに面倒になり、「やはり電車で帰ろう」と思いました。
 そして、建物を出たら、目の前に空車のタクシーが通りました。10ヶ月くらいここで働いていますが、空車のタクシーを目の前で見たのは初めてです。
 一瞬、どうしようかと思ったのですが、こちらが何もしないのに、タクシーは止まって扉を開けました。
 さすがにこれは乗るよりないと思って中に入ったら、運転手さんは言い訳するように「手を上げたように見えたので・・・」と言いました。
 というわけで、890円ほど奮発して濡れずに帰宅しました。
 思ったほど、風雨は強くなく、結果的にタクシーに乗る必要はなかった感じでした。とはいえ、まあ、このような奇妙な「間合い」を感じるためにかけた費用と考えれば、損はなかったかも、などと思いました。

2013年04月04日

意外な形での「花見」

 昨日の事ですが、雨上がりの夕方、街を歩いていたら、公園が目に入りました。
 日中の風雨で散った桜が、じゅうたんのように、地面を覆っていました。天気のお陰で子供も遊びに出なかったせいで、踏み荒らされたりもしていません。
 このような天気でなければ、ここまで整然と、桜の花びらが「積もる」のを見ることはないかもしれません。
 今年の花見シーズンは、なかなか天気が優れず、なかなかいい桜を見ることができず、残念に思っていました。しかしながら、最後の最後で、意外な形で「美しい桜」を見ることができたな、などと思いました。
※クリックすると同じ画面で大きな画像が開きます。
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2013年04月03日

久々の(ほぼ)完全休養日

 今日は週に一度の休日でした。先週は色々あって、朝と晩に二度出勤、その前は都内でいくつかの用事をこなす、みたいな感じで過ごしたので、かなり久々の「休み」とう気分でした。
 もっとも、今日も午後4時から2時間ほど仕事が入っていたので、完全休養日ではありませんが・・・。
 そういう事もあって、昼まで寝ていました。かなり疲れていたようで、睡眠時間は10時間ほどに達しました。
 先に起きた相方に、ダルビッシュ投手がパーフェクトピッチングをしている、と聞いたものの、TVを見るより眠気が優先してしまいます。結局、9回2死まで走者を出さず、そこから安打されて大記録はならなかったのですが、中継を見ていた相方の「打たれた」という声を聞くまで、目は醒めませんでした。
 まあ、それだけ深く寝たこともあって、かなりリフレッシュできたような気はしました。来週の休日をどう過ごせるか分かりませんが、とりあえず、明日からの一週間も頑張っていこうと思っています。

2013年04月02日

ことわざと現実

 お彼岸が過ぎて暖かくなると、よく「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉が聞かれます。かく言う自分も、よくその言葉を書いたり言ったりしています。
 しかしながら、お彼岸どころか3月も終わったというのに、昨日も今日も冬並みの天候でした。
 別にいまに始まった事ではありません。大学に入った時は、入学式の翌日に雪が降ったものでした。季節外れの雪のなかで、サークル勧誘を受けたことは、25年経った今もよく覚えています。
 そのような経験があるにも関わらず、ちょっと暖かくなると「暑さ寒さも彼岸まで」などと言い出すわけです。
 我ながら、知ったかぶりな事を言っていたんだな、とあまりの寒さに暖房を入れながら思いました。
 いい加減学習して、今年の9月下旬に涼しい日が来ても「別に、この後にも暑い日が来るのだから、安易に『暑さ寒さも彼岸まで』などと言うべきではないよな」と冷静に判断したいものですが・・・。果たして半年後の自分にそれはできるのでしょうか。

2013年04月01日

初めての「新年度」

 今日は4月1日ですので、世間は新年度です。
 自分も、3歳の時に幼稚園に入って以来、毎年4月の頭は、新たな区切りでした。
 学校時代は新入学もしくは新学年の始まりでした。そして、大学卒業後の4月1日に最初の職場に入社した後も、4月1日付で異動をしたりしました。異動のない年も、組織替えだの年度替わりだので、たいていはバタバタしていました。
 そして最初の職場を辞めて、4月1日付で次の会社に入社しました。ただ、その年の4月1日は土曜だったので、初出勤は4月3日でした。とはいえ、その年の4月1日は、当たり前ですが、新鮮さと不安さが入り混じったような気分になったものでした。
 その後、3月1日付で三番目の会社に転職しました。その会社は10月が年度初めでしたが、4月1日に異動や昇進があり、やはり、年度初め感がありました。
 そして昨年、3月31日付で会社を辞め、今の仕事の準備をするために、4月1日付で一時的に「無職」になりました。
 このように、40年近く、毎年4月1日は、大なり小なり区切りの日でした。
 しかしながら、今の仕事には、「4月から新年度」というものが一切ありません。一応、月初めなので、先月の締め作業はありましたが、これは他の月初と変わりません。
 ある意味、物心ついて初めての、「新年度感」が何もない4月1日だったと言えるな、などと思いました。
 同時に、自分は来年の4月1日はどのような形で迎えるのだろうか、などとも思いました。

2013年03月29日

コストパフォーマンスの良すぎる店とその客入り

 職場の近くに先月開業した中華系の居酒屋に行きました。メニューを見たら「乾杯セット」がありました。内容は、飲み物(キリン一番搾り生中ジョッキなど)に、平均売値300円の中華の小皿を三つつけて980円、という内容です。
 注文した所、普通にジョッキと料理が出て来ました。料理は特に美味しいというわけではありませんが、そこらのチェーン系居酒屋よりはずっとしっかりした味です。また、量的にも問題ありませんでした。
 その後、飲み物を何杯かおかわりしましたが、二人合わせて3,500円くらいのお勘定でした。
 つまり、かなりコストパフォーマンスがいいわけです。しかしながら、週末兼年度末という呑み会シーズンにも関わらず、店の中はガラガラでした。
 改めて、今の世の中の金回りがいかに悪いかを痛感させられました。
 テレビや新聞などでは「非実在景気回復」が宣伝されています。しかしながら、現実はどこもこの店と似たようなものです。このままどんどん金回りが悪くなり続けると、いったいどうなるのだろうか、と改めて恐怖感をおぼえました。

2013年03月28日

あてにならないシール投票

 スーパーに行ったら、ペットボトルの日本茶の試飲をやっていました。
 飲んでみたところ、販売員さんに「旨味はありましたか?」と尋ねられ、シールを渡されました。
 何のシールだろうとおもって顔を挙げてみたら、「この緑茶に旨味はありましたか?」という質問があり、「ある」と「ない」の所にそれぞれシールが貼られていました。
 街頭などでたまに見る「シール投票」をやっているわけです。
 しかしながら、シールを貰った身としては困りました。はっきり言って、緑茶の「旨み」なるものが何なのかわかりません。
 これまで、緑茶を何百杯も飲んでいますが、ペットボトル入りだろうが、急須で入れたものだろうが、「旨味の有無」など考えた事すらありませんでした。
 とはいえ、タダで振舞ってもらったわけです。無下にするわけにもいかないと思い、「ある」のほうにシールを貼りました。
 同じ事を考えている人がほとんどのようで、「ない」の所にはシールは一枚しか貼られていませんでした。
 そのような心理を経験しただけに、「この投票結果って何か意味はあるのだろうか?」と思いました。
 同時に、そのような心理的圧力に負けずに、「ない」にシールを貼った見知らぬ人には、少なからぬ敬意をおぼえました。

2013年03月24日

昨年に続き、さくら公園で花見

 先週半ばより、一気に桜が咲き始めました。そこで、今日は相方と、花見をしながら昼食を取ることにしました。
 場所は、昨年に続いての、イオン津田沼にある、さくら公園です。
 昨年も書きましたが、外での飲食は元々あまり好きではありませんでした。数年前から出た花粉症のおかげで、外での飲食というのは、食事と同時に花粉を摂取する行為となってしまっています。
 その点、ここだと、フードコートで食事をしながら、ガラス越しに桜を見ることができます。
 ちょうど昼食時で、桜も咲いている、という状態なので、果たして窓際に座れるだろうか、と危惧していました。
 ところが、意外にも、一番大きな桜がよく見えるあたりの席は、のきなみ空いていました。
 別にフードコート自体が空いているわけではなく、全体的にはかなり席が埋まっています。どうやら、我々以外の人たちは、ここで花見をする、という考えはないようです。
 というわけで、まずは「特等席」で食事をしながら、続いて外に出て、直接、桜を楽しみました。
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(クリックすると同じ窓で大きな画像が開きます)
当分の間、ここが我が家の定番花見スポットとなりそうです。来年もぜひ、ここで桜を楽しみたいものだと思いました。

2013年03月21日

「安い輸入農産品」の代償

 何十年も前から、「農産物の輸入を自由化すれば安くて美味しい輸入品が食べれる」という宣伝が、マスコミを通じて行われ続けています。
 これを真に受けてしまい、「農産品などどんどん輸入すればいい。自給率の低下など知ったことではない」と考えるようになってしまった人も少なからず存在します。
 ところが、この宣伝には、かなり重要な事が抜けています。
 日本の農家が生産物を売れば、そのほとんどが国内で消費されます。したがって、それが、地元を中心に、様々な産業の収益に寄与します。
 つまり、国産品を買えば、その金は国内を循環するわけです。
 一例を挙げると、千葉には落花生の包装紙を作っている業者がいます。もし千葉産の落花生が、輸入物に駆逐されたら、この人の生活の糧もなくなるわけです。当然ながら、その人に袋の原料を卸している業者や、その人の近所の商店なども、売り上げが減るわけです。
 一方、輸入品の場合は、海運業者や商社など、ごく一部を除けば、その売上げは国外に出て行ってしまいます。つまり、いくら売れても、国内に波及効果はないのです。
 したがって、「安いものを食べれる」には、「国内に回る金が減る」というという代償があるわけです。

 しかしながら、その代償について報じられる事はありません。何故ならば、商業マスコミにとって、「農産物の輸入促進」を宣伝すると儲かりますが、その代償を報じても儲からないからです。
 もちろん、実際に日本の農業が衰退すれば、お金の循環の悪化により、結局は日本のマスコミにも影響は生じます。実際、この長い不況で、商業マスコミもかなり利益を下げています。
 にも関わらず、彼らは、目先の利益より先の事を考える能力はありません。そのため、そのような宣伝を続けているわけです。
 そのあたりを考えずに、報道を真に受けてしまうと、巡り巡って自分に損が回ってきてしまうわけです。もちろん、これは農業に限った事ではないのですが・・・。

2013年03月17日

桜のつぼみ

 選挙に行くために、歩いて10分弱の小学校まで歩きました。仕事柄、夜はそこそこ歩くのですが、日中に外をのんびり歩くのは相当久しぶりです。
 アパートの敷地から外に出ると、いきなり満開となっている桜の樹が一本目に入りました。近所の家の敷地に植わっている桜です。花の色が濃く、葉っぱも一緒に出ているのでソメイヨシノではありません。いずれにせよ、意外な形での「初花見」となりました。
 それを見たせいか、道端や、投票所の小学校に植わっているソメイヨシノが普段以上に気になりました。日当たりによってさまざまですが、いくつかの樹は、かなり蕾が大きくなっており、咲く日がそう遠くない、という感じでした。
 不安定な気候の中、着実に春が近づいているのだな、と思い、ほんわかとした気分となった、投票所までの往復となりました。
 ただ、肝心の選挙は、当選者・投票率とも、非常にお寒い結果になってしまいましたが・・・。

2013年03月14日

発想は凄いが肝心な事を忘れた新商品

 納豆のパックにタレがつくのが普通になってから20年くらいたったでしょうか。
 それだけ一般化したこともあり、ある時期から、納豆本体でなく、たれを売りとした商品が色々と出るようになりました。
 その中には、「袋を破らずにタレをかける」というものがいくつかあります。袋を破りそこねてタレをこぼしてしまった、という苦情に対応したのもなのでしょうか。
 その工夫は様々です。タレをゼリー状にして、箸で混ぜるようにしたものや、アメリカンドッグ付属のケチャップとマスタードのように、入れ物を反らせてタレを出すものなどを見ました。
 そのシリーズの最新作(?)を先日見ました。何と、パックの蓋をへこませ、そこにタレを入れているのです。そして蓋を取り外したあと、「アメリカンドッグ方式」で中身を出す、という仕組みです。
 考えだした人は「蓋を有効活用した」とでも思っているのかもしれません。しかしながら、この仕組みには根本的な欠陥があります。
 蓋を反らせて中を出すには、蓋の裏を触る必要があります。その蓋の裏には、納豆のネバネバがくっついているわけです。
 自分は、そのネバネバの食感は大好きです。しかしながらいくら納豆好きとはいえ、それを触って、さらに手に臭いをつけるのは楽しいことではありません。
 蓋をタレ入れにする、というのは斬新で驚くべき発想だとは思います。とはいえ、一番重要な「蓋が本来持つ役割」が完全に抜け落ちていたわけです。
 「失敗の例」としては大変参考になった「新商品」でした。

2013年03月13日

強風

 朝、目が醒めたらすごい風音がしました。
 今日は諸事情により、屋外で紙を折るという作業があったのですが、おかげで、えらい目にあいました。最後は、紙を抑えるのに、机の上に膝を乗せざるをえなくなったほどでした。
 とはいえ、別にこのくらいの強風、珍しい事ではありません。幕張本郷周辺では風で自転車がバタバタ倒れるくらいは日常茶飯事です。そこで、「今日も風が強いな」くらいにしか思っていませんでした。
 ところが、帰宅して交通情報を見たら驚きました。京葉線が止まるのはまあ「仕様」です。しかしながら、何と総武線の各駅と快速、さらには内陸を走る常磐線まで止まっていました。一時的に、都内と千葉を結ぶJRの全路線が止まってしまったわけです。
 その時はじめて、この強風は普段と違って局地的ではないものだと知りました。
 そしてその風はやむことがなく、これを書いている時点でも、外から風音が聞こえてきます。
 それにしても、日曜の煙霧といい、変な天気が続きます。なんか良くないことの前触れではないだろうか、などと気になってしまいました。

2013年03月11日

あれから二年

 あの大地震から二年経ちました。地震で当時いた職場の本棚が波打つように揺れた事も、自宅に帰る手段がなく、四谷から歩いて実家に帰った事も、そこのTVで何度も流れた、津波が畑を飲み込む映像も、今でも鮮明に覚えています。
 その日だけでも万単位の人が亡くなったわけです。しかもそれで終わったわけではありませんでした。原発が爆発し、その周囲の町は、二年経った今でも無人のままとなっています。
 また、被災された方々の生活も、二年経った今も元に戻っていないと聞いてます。
 そうやって振り返ると、改めてそれらの災害が「現在進行形」である事が分かります。それを終わらせるために何か自分にも出来る事はないのだろうか、あらためて思わされた日となりました。

2013年03月10日

煙霧

 今日は仕事で昼前に移動した後は、ひたすら室内にいました。窓も曇りガラスですので、外は見えませんでした。
 したがって後から知ったのですが、今日は煙霧という珍しい現象が起き、空が茶色になったとのことでした。相方の話によると、窓の外で、普段なら普通に見える200mくらい離れた建物が見えなかったとのことでした。
 貴重な現象を見れなかったのは残念でした。もっとも、この「煙霧」は地上の埃が舞い上がったものだそうです。という事は、もし外でこれを体験していたら、花粉症がより悪化していたかもしれません。
 というわけで、見れなかったのは残念だったが、体感しなくて済んで良かった、という微妙な感想を持ちながら、ネットで様々な「煙霧」の写真を見ていました。

2013年03月09日

人生苦あれば・・・

 先週、ちょっと困った出来事があり、少々沈んでいました。花粉症が始まった事もあり、ダブルパンチという感じです。
 しかしながら、沈んでばかりいれば落ち込む一方です。そこで、その対策として、これまで以上に気合を入れる事にしました。
 すると、わずかではありますが、その成果が出ました。まだまだ先は険しいですが、やはり頑張るよりありません。体を壊さない程度に、さらに気合を入れようと思いました。
 しかも、仕事が終わって一休みしつつネットを見たら、長年見ては癒しを貰っている作家さんの質の高い新作を見ることができました。周辺の状況が状況なだけに、より精神的に助かりました。
 「禍福は糾える縄の如し」とはよくいったものです。この勢いで、困った出来事も結果的に「いい踏み台」と出来るよう、事態を好転させようと、改めて決意しました。

2013年03月08日

強烈な花粉

 やっと冬の寒さが終わったと思ったら、そのまま花粉の季節に突入してしまいました。
 特に今日は花粉がきつかったようでした。仕事中、郵便受けを確認しようと、マスクをつけずにちょっと外に出ただけで、くしゃみ連発、目が痒くなる、といった具合でした。
 数年前から花粉症が出始めたのですが、ここまでひどい事になったのは初めてです。自分の花粉症が年とともに進行したのか、花粉の量が増えたのか分かりません。
 いずれにせよ、とんでもない季節が到来した事だけは確かです。従来以上の対策を練らねば、と心底思いました。

2013年03月04日

夢か現か

 朝、早い時間に目が覚めました。すると、今日は資源ごみの日なのに、まだ出していない、という事に気づきました。
 資源ごみは多いので、仕事の行き掛けに出すことはできません。しかしながら、外は雨模様です。
 そんななか、布団から出て、空き缶や空き瓶を処理するのも嫌だな、でもこのまま来週まで置いておくわけにもいかないし・・・などと布団の中で悩んでいました。
 そのまま、またうとうとし、再び目が覚めました。その時初めて、今日は月曜日であり、資源ごみの日は火曜日だという事に気づきました。
 前の日は日曜日で、普通とは違う一日を過ごしました。にも関わらず、今日が火曜日だと錯覚したわけです。我ながら、訳がわかりません。
 もしかしたら、最初に目が覚めたと思ったのは実は夢だったのでは、と思いました。世界の前提が根源から違っている、というのは夢のなかではよくある話です。
 そのあたりはよく分かりません。いずれにせよ、朝っぱらから全くもって無意味な事で悩んでしまったわけです。週の頭からえらく損した気分になりました。

2013年03月02日

「携帯」し忘れる電話

 最近、携帯の持ち忘れが激増しています。今日などは、朝、家を出るときにまず忘れ、さらに職場から外出する際にまた忘れました。
 いずれも、家や職場を出てから数分後に気づきました。とはいえ、そのために、電車に乗り遅れるなどの実害がありました。
 このような癖(?)がついたのは、約一年前に今のスマホにしてからです。以前は、家でこそ充電していましたが、外では職場内でもポケットに入れていました。
 しかしながら、電気を食うスマホではそんな事はできません。そのため、職場でも常時充電するようになりました。
 その結果、通常の場合、携帯電話を「携帯」するのは、家と職場を往復する時だけになってしまいました。ドアツードアで片道30分弱ですので、実質、携帯しているのは1時間弱なわけです。
 それに慣れるに従い、「携帯電話を携帯しない習慣」がすっかり身についたようです。
 もちろん、だからと言って、外出時に携帯電話がないと、非常に困ります。
 スマホにしてちょうど丸一年、これを機に、「携帯を忘れない癖」を身につけねば、などと思っています。

2013年03月01日

本音バリバリ(?)の子守唄

 各国に伝わる伝統音楽の一つに「子守唄」があります。多種多様の曲があり、自分も何種類か聞いた事があります。
 その中で、強く印象に残っているのが中国地方の子守唄と呼ばれている唄です。
 この唄の一番を意訳すると「寝た子はとても可愛い。一方、起きて泣いている子供のツラはとても憎たらしい」となっています。
 子供を寝かしつける人にとっての率直な本音と言えるかもしれません。しかしながら、それをここまで露骨に唄にし、しかもそれが何百年も歌い継がれている、というのには驚いています。
 誰か、歌詞を修正したりしようと思わなかったのでしょうか。それとも、この唄ができた頃の子守状況は本当に荒んでいて、皆、このような事を思っていたのでしょうか。
 いくら昔から唄い継がれたとはいえ、やはり子供に対して、「言うこと聞かずに寝ないお前のツラは憎い」などという意味の唄を後世にそのまま伝えるのはどうなのだろうか、と思っています。

2013年02月25日

業界に大打撃を与えたコンビニおでん?

 コンビニのおでんをつまみにして一杯やりました。各チェーンが懸命に競い合っている事もあり、毎度ながら、なかなかの味です。
 それを堪能しているうちに、ふと「街のおでん屋激減」という話になりました。
 言われてみれば、「おでん屋」というものを見なくなってかなり久しくなります。地元の幕張本郷はもちろん、かなり飲み屋がある職場の京成大久保にも「おでん屋」など一軒もありません。
 それどころか、話題になるまで、自分も「おでん屋」なる店の存在すら忘れていました。
 一部には「おでん屋は、コンビニのおでんに駆逐された」という説があるそうです。
 確かに、コンビニに行って、安いおでんと酒で一杯やって、そこそこ満足出来れば、わざわざ高い金を払って、おでん屋に行く必要はなくなってしまいます。
 もしその説が本当なら、凄い事だと思いました。また、それを前提とした話ですが、昔から頑張って出汁や具に工夫をこらしていた店が、大量生産のコンビニおでんのため廃業を余儀なくされたとしたら、かなり辛い話だろうな、とも思いました。

2013年02月24日

締めの蕎麦

 蕎麦が売りの居酒屋に行きました。お酒も、蕎麦以外の食べ物も美味しく、話も弾み、大変楽しい飲みになりました。
 で、最後の締めに、看板商品である蕎麦を頼みました。
 ところが、いざ食べ終わると、今ひとつ味が記憶に残りませんでした。
 他の食べ物は美味しかったという認識があるので、蕎麦そのものが美味くなかったとは思えません。

 そこで思いついた原因は、「締め」という概念が普段の自分の飲みにはない、という事でした。
 飲んだ後のラーメンなど論外ですし、お茶漬けも入りません。せいぜい、おにぎり一個と味噌汁くらいですが、それだって周りの人のつきあいであり、自主的に頼むことはありません。
 つまり、飲みの際、「締め」のために胃袋に余裕を持たせない習慣が自然と身に付いているのです。
 そのため、せっかくの名物である蕎麦も、腹が一杯で味が記憶に残らなかったわけです。
 もりそばを好物としている身として、えらく損をした気分になりました。
 そんな事を思い出している内に、一つの「対策」が頭に浮かびました。それは、最初の食べ物で、もりそばを頼む、というものです。これなら、今回のような事は発生しないでしょう。
 かなり「空気を読まない」行為ではありますが、一緒に飲む相手が許容範囲の広い人だったら、挑戦してみようか、と思っています。

2013年02月23日

富津市中心部

 ニュースサイトを見ていたら、富津市の中心部に巨大メガソーラーが作られる、という記事がありました。
 富津市は大学時代に合宿で利用していた寮があり、最大で一年に三回、合わせて二週間ほど滞在した年もありました。
 それだけに、千葉県の中では、今住んでいる千葉市花見川区、現在の職場がある習志野市に次いで、思い入れのある市です。
 それだけに嬉しく思いましたが、同時に、「富津市の中心部、ってどこだろうか?」と思いました。
 筆者が愛用していた学生寮は、市の由来ともなった富津岬にあります。その玄関口は内房線の青堀駅ですが、岬も駅も「市の中心部」という感じではありませんでした。
 あと、市内で有名な場所に、鋸山という観光地と、浜金谷というフェリーの港があります。いずれも行ったことがありましたが、これまた中心部、という感じではありません。
 というわけで、ニュースには喜びましたが、中心部がどこか、という謎は強く残りました。

 あと、今回の件で富津市を検索してみたのですが、市の形状は、ちょうど鶏が座っている、という形だということを知りました。
 市の北部は工場地帯で埋立地となっているのですが、それはちょうど鶏のトサカそっくりです。また、富津岬は、鶏のくちばしそのものでした。
 千葉を代表する地形の一つでありながら、諸事情により、千葉県を模した人気キャラクター「チーバくん」において、富津岬は「なかったこと」にされています。
 せっかくの形なのだから、チーバくんに対抗して、「くちばし」を強調した「富津市のゆるキャラ」でも作ればいいのに、などと、当初の目的であった「メガソーラー」とは遠く離れた感想を持ったりしました。

2013年02月22日

スーパー並の価格の天ぷら屋

 しばらく前ですが、職場の近くにある天丼屋で昼食を食べに行きました。天丼が来るまでの間、メニューを見ていたのですが、天ぷらの単品がやけに安い事が気になりました。
 酒も置いてあるので、ここで天ぷらをつまみに一杯やったら、かなり安くなるのでは、と思いました。
 同様の感想を持った身内がいたので、その計画を決行しました。
 改めてメニューを見ると、その安さに驚かされます。海老天で150円、イカ天やキス天は100円です。さらに、インゲンや山芋などは30円です。
 近所のスーパーでイカ天を買えば120円します。しかも、イカの大きさはほぼ同じで、こちらは揚げたてなわけです。これだけ比べても、いかに安いかが分かります。
 また、メニューを見たら、この前行った時にあった生ビールの所に赤線が引かれており、アルコール類は390円の瓶ビールと250円のチューハイ(レモン・グレープフルーツ・烏龍茶)だけになっていました。
 そこでグレープフルーツハイを頼んだところ、ジョッキと「氷結グレープフルーツ」の缶が出てきました。
 こちらはさすがにスーパーよりは高いですが、天ぷらの安さを考えれば、十分バランスが取れます。
 あと、生ビールがなくなったのは、サーバーの意地管理費の節約なのだろうか、などとも思いました。そうやって切り詰めて、低価格を維持しているのでしょうか。
 天ぷらの味とコストパフォーマンスには十二分に満足出来ました。その一方で、この露骨なまでに徹底した切り詰めぶりは、別の意味で印象に残りました。

2013年02月21日

「活」ブーム

 「婚活」という言葉が流行ってからかなり経ちます。この言葉の印象がいいせいか、近、色々な所で、この二番煎じみたいな標語を見るようになりました。
 女性向け着物の広告は「振活」ですし、コンタクトレンズ屋さんの広告は「コン活」です。
 人気がある言葉だから、それだけ流用される、という事なのでしょう。
 しかしながら、大元である「婚活」という事が流行した背景は、さほどいいものではありません。
 以前より、労働環境や生活の余裕が悪化して、あえて「結婚のための活動」をせざるをえなくなったためにこの言葉は誕生しました。
 にも関わらず、このように、この言葉が肯定的に流行し、様々な言葉が派生しているわけです。
 その便乗ぶりの安直さも含め、色々な点でおかしくなっている、と思いました。

2013年02月19日

隠しエスカレーター?

 京成船橋駅と一体化している、フェイスというビルがあります。4階にビックカメラが入っているので、船橋に行くときはたいていここに寄って4階に行きます。その上にも階はあるのですが、これまで行く機会はありませんでした。
 ところが今日、そこの5階に行く用が発生しました。場所は分かっているのですが、一つ気になることがありました。
 この建物のエスカレーターは4階のビックカメラで終わりとなっています。トイレの近くにエレベーターがあるのは知っていましたが、他に上に行く手段はあるのだろうか、と気になったのです。
 まあ、よくわからないが、とりあえず行けるところまで行ってみようと思い、4階のビックカメラに行きました。
 そして、あたりを見回すと、ちょっと離れた所に上に行くエスカレーターがありました。
 これまで、10数回、このビックカメラには行ったことはあります。ひと通り、フロアを巡っていたのですが、このエスカレーターの存在に気づいた事はありませんでした。そのため、先ほどのような心配をしていたわけです。
 ところが、いざ5階に用が生じたら、それまで存在を認識していなかった5階行きのエスカレーターをたやすく発見(?)できたのです。
 何か、隠し扉ならぬ「隠しエスカレーター」を発見したような気分になりました。
 もちろん、原因は、これまで、目に入っていても、上に行く用事がなかったため、そのエスカレーターの存在を認識しなかっただけの話です。
 その必要になって初めて存在を認識する、という脳の構造には、我が事ながら驚きました。
 同時に、このような事は世の中にいくらでもあるのだろうな、などとも思いました。

2013年02月16日

別の意味で衝撃を受けた「事実」

 「遠隔ウイルス」に関する捜査発表が連日報道されています。当然ながら、「逮捕された人が犯人に違いない」と読者・視聴者に思い込ませるための情報ばかりが流されます。
 その中で、先日、「驚愕の事実」が判明しました。
 何と、「真犯人」は逮捕されていた人が派遣先されていた会社のPCを使ってウイルスを作り、さらにはその派遣先の郵便番号を使ってフリーメールアドレスを取得していたとのことでした。
 だから、逮捕された人が真犯人だと言いたいようです。
 この報道を見た時、空いた口がふさがりませんでした。

 自分も7年ほど前、派遣社員みたいな形で働いたことがありました。一応、働いていた建物の町名くらいは知っていましたが、郵便番号など知りませんでした。何しろ、派遣先の郵便番号など、使う必要が全くありません。
 というわけで、もし発表された事が事実ならば、逮捕された人はわざわざ派遣先の郵便番号を調査し、それを用いてフリーメールアドレスを取得したことになります。
 さらに、その派遣先であるIT関連会社で遠隔操作をやっていた、との事です。
 ならば、逮捕された人は、派遣先に勤めているシステム屋さんたちの目をかいくぐって遠隔操作行為を行なっていた、という事になります。もしかして、派遣先の会社は、この逮捕された人のために、管理者権限を自由に使えてネットにもつなぎ放題のPCと、鍵のかかる専用個室でも用意していたのだろうか、などと思いました。
 ちなみに自分が派遣みたいな形で働いた所は、インターネット閲覧も、外部へのメール送信もできないようPCが設定されていましたが・・・。
 こんな不可解すぎる事を、「逮捕された人のミス」という事にして発表する警察も、それをそのまま報道するマスコミも「凄すぎる」と思いました。

 それらを読んでいて思い出しのたのが、天才探偵ポアポア卿という漫画でした。
 この作品は、主人公の探偵「ポアポア卿」が、自分が「推理」した人を密室事件の犯人に仕立てあげる、というギャグです。
 その目的を達成するため、「ポアポア卿」は前日までにはなかった「大きな穴」を密室に作り、さらにその人のサスペンダーを部屋に落とします。
 一連の「警察発表」はこのギャグ漫画を地で行っているような話だと思いました。
 このギャグ漫画を読んだ時はかなり笑ったものでした。しかしながら、同じような事が現実で起きている、という事を知った時は、さすがに笑えませんでした。そして、強い呆れと恐怖感を覚えました。

2013年02月13日

「薩摩の守」と「出羽の守」

 ツイッターを見ていたら「薩摩の守」「出羽の守」という言葉が出て来ました。何かの地口なのでしょうが、聞いたことがありません。
 そこで調べた所、似たような言葉ですが、意味も由来も全然違うことが解りました。
 「薩摩の守」というのは、平家物語に出てくる、平清盛の異母弟にいた、薩摩守忠度(ただのり)、という人に由来しているとのことです。
 その「忠度」が転じて「タダ乗り」となり、不正乗車を意味する隠語になった、とのことでした。
 狂言にも出ているそうで、伝統的な地口と言えるでしょう。

 一方、「出羽の守」は、物事を論じる時、「外国の例では・・」などと、「では」という言葉を用いて他の例と比較して論じる人のことを揶揄した言葉だそうです。「薩摩の守」とは異なり、最近になってできた言葉のようです。
 常に他の例のほうが正しいとは限りません。とはいえ、何かを考える時、他の例と比較して考えるのは、独善を避けるために当然の事です。
 それを揶揄するというのは、いかがなものかと思いました。ある意味、この言葉で他人を批判するのは、「自分は狭い視点でしか考えることができない人間です」と宣言しているようなものでは、と思いました。

 いずれにせよ、あまりセンスのいい言葉ではありません。また、鹿児島や山形の人にも失礼な言い回しです。
 既にかなりマイナー化しているようですが、このまま、使う人が減って、自然消滅してもいい言葉なのでは、とも思いました。

2013年02月11日

「怒鳴る」事の正当性

 近所にかなり常識の欠けた人が引っ越して来ました。何かあるとすぐ、同居人と思しき人を怒鳴りつけます。時間などお構いなしで、この前は、深夜12時近くに怒鳴り声が聞こえてきました。
 あまりにも酷いので、管理会社にクレームを入れました。とりあえず、告知文を送る形で対処するとの事でした。それでもダメだったら次の対処法を検討するとの事です。
 まあ、文書を読んで自分がいかに異常か気づくくらいなら、最初から深夜に怒鳴り声を上げたりはしないでしょう。おそらくは、「次の対処」が必要になるだろうな、と思っています。

 今回のケースは、明らかにその人が異常すぎるわけです。しかしながら、それに限らず、日常生活で怒鳴り声が上がる、という事はよくあります。
 そして、一部の逆切れを除けば、怒鳴っている人は常に自分が正しいと思っています。
 もし仮に、その怒鳴っている人の主張が100%正しかったとします。ところが、それが耳に入ってくる周囲の第三者にとっては、精神を不愉快にする迷惑な騒音であり、怒鳴っている人は「歩く公害」でしかないのです。
 つまり、どんな正しい主張でも、怒鳴ってしまった時点で、その正当性は消し飛び、迷惑行為となってしまうわけです。
 今回の経験により、「怒鳴る」という行為が不当なものか、という事が改めてよく分かりました。
 それを再確認できた、という点においては、この引っ越してきた人が撒き散らす騒音が自分に役立ったと言えなくもありません。
 とはいえ、その人に感謝する気は毛頭ありません。一秒でも早く、その迷惑極まりない口を塞いでほしいものだと思っています。

2013年02月10日

額の眼鏡を探す

 何十年も使い続けられているギャグの一つに、眼鏡を額の上に退避させた人が、眼鏡をなくしたと勘違いして「メガネ、メガネ・・・」と探す、というのがあります。
 自分も最近、老眼の関係で、眼鏡をかけていると、近くて小さい字が見づらくなる事があります。しかしながら、そのような時も、眼鏡を外して手で持ちます。
 そういう事もあり、長年、眼鏡をかけているにも関わらず、「メガネ、メガネ・・・」をやったことは一度もありませんでした。
 一方、数年前から出るようになった花粉症の事もあり、外出時にはマスクも欠かせない体になっています。
 そんなある日、いつもどおりマスクをして外出したところ、やけに腹が減りました。
 そこで、コンビニでコロッケパンを買い、それを外で食べました。ところが、食べ終わった後、マスクがなくなってしまいました。
 上着やズボンはもちろん、その下に着ているもののポケット、さらにはカバンまで探したのですが、出てきません。
 まさか、コンビニの中で落としたのか・・・?もしそうなら、仮に見つかっても、床に落ちたマスクをするわけにはいかないな・・・。どこかで買い直すしかないのだろうか・・・、などと思っていました。
 そんな事を考えながら、何気なく顎に手を当てました。すると、皮膚ではなく、布の手触りがしました。
 その時、先ほどコロッケパンを食べる際に、マスクを顎にずらした事を思い出しました。
 つまり自分は、「メガネ、メガネ・・・」をマスクでやっていたわけです。そのベタすぎるギャグ(?)に、我ながら、苦笑せざるをえませんでした。そして、「額にある眼鏡を探す」なんて、実際にありえないよな、と思っていた自分の認識の甘さを思い知りました。

2013年02月09日

アウェイ中のアウェイ

 仕事の都合で、とあるパーティーに参加しました。参加者は百数十人くらいなのですが、うち知っている人は十人くらいしかいません。
 しかも、そのほとんどが、自分より20歳以上も離れています。
 そんな中、宴会が始まりました。来賓挨拶があったのですが、話す人は皆、自分とは完全にものの考え方が根本から違っていました。
 別に、考え方が根本から違う人の話を聞いた経験がないわけではありません。以前に務めていた会社などは、「労働」に関する考え方が自分と180度違っている人たちで構成されていました。
 しかしながら、それらの人たちとの会話が全て不毛だったわけではありません。そのため、何とかやっていけました。
 それに対し、今日聞いた「来賓挨拶」は、自分と完全に違う考えの「エキス」みたいな話でした。しかも、それを何人の人が入れ替わり立ち代り、同じような事を話すのです。
 その時は、「まあ、こういう立場の人だから仕方ないな」と思いながら聞き流していました。しかしながら、その後、自分の体力がえらく消耗している事に気づきました。
 ただでさえ、「完全アウェイ」なところに、そのようなアウェイすぎる考えを濃縮したものを連チャンで聞かされたのが、相当こたえたようです。
 サッカーなどで、ホームとアウェイの有利不利の話をよく聞きます。頭の上では理解していたつもりですが、この実体験により、アウェイというのがいかに大変か、という事が分かりました。
 そして、特に浦和相手のアウェイ戦で勝つチームというのは、かなり凄いのだな、と認識を改めました。
 なお、疲れた理由として、ここ一年弱の間、このようなアウェイ経験をする事が減った、というのもあるか、と思いました。要は、免疫が減ったわけです。
 もう少し、精神的な免疫力を回復させねば、などとも思わされたパーティーになりました。

2013年02月07日

現実感たっぷりの悪夢

 早朝に目が醒めました。
 時計を見て、まだまだ起きるには早い時間である事を確認しました。そして、今日は普段よりちょっとゆっくりできる事を思い出し、ちょっと得したような気分になって二度寝しました。
 ところが、次に目が醒めた時は11時半くらいでした。11時に人と会う約束があるのですが、当然ながら間に合いません。それどころか、次の約束にすら間に合えるかどうか分かりません。
 驚き慌てて、飛び起きて、どうしようかと思いますが、思うように体が動きません。電話をすべきか、とにかく着替えて出るべきか、とパニクっていました。そして、こんな事なら、先ほど目が覚めた時に、そのまま起きておくべきだった、後悔しました。すると、その直後に目が醒めました。
 時計を確認したところ、本来起きる時刻のちょっと前でした。したがって、これまでの事が、全てただの悪夢だった、という事が分かりました。
 色々な悪夢を見ますが、このように、今さっき起きた時の記憶も、今日の予定もすべて頭の中に入っている、という状態で見たのは初めてです。眠りが浅かったゆえに発生したのでしょうか。
 いずれにせよ、朝からえらく損をした気分になった一日になってしまいました。

2013年02月05日

乳母車で駆け込み乗車

 朝、駅から電車で降りると、隣のスロープをえらい勢いで走ってくる人ろすれ違いました。驚いて振り返ってみたら、その人は何と乳母車を押していました。
 そして、その勢いのまま、自分が乗っていた電車に駆け込んでいきました。
 別に、これに乗れなくても、5分待てば次の電車はやってきます。にも関わらず、ちょっとつまづけばとんでもない事故になるような行為には、朝っぱらから驚かされました。
 万が一のリスクと、得るリターンを考えれば、相当、割の悪い行為なのでは、と思いました。
 まあ、子供がいない身なので、親の心理というものは分かりません。その人なりの考えがあったのだろうな、ととりあえず自分を納得させました。

2013年02月03日

恵方の調べ方

 節分という事で、恵方巻きのおすそわけをもらいました。自分は太巻き寿司のように、中にいくつも具が入っているものは苦手で、食べれません。そこで、相方に渡しました。
 何でも、今年の恵方は南南東だとのことでした。では、それがどちらの方向か、というのを調べるのが、意外にも難物でした。
 幕張本郷近辺は、鉄道・国道などが北西から南東に向かって走っています。したがって、街もそれが基準に造られるため、我が家をはじめ、多くの家が、南西向きとなっています。
 これが南向きなら、感覚的に南南東がどちらか分かるのですが、南西向きだとそうはいきません。
 そこで使ったのがグーグルマップでした。その航空写真で我が家を見ると、自分の部屋の位置と方角が分かりやすくつかめました。そして、無事、南南東を確認できました。
 15年以上暮らしていますが、日頃、方角を意識する事はありませんでした。その事を、意外な形で自覚することができた、「節分行事」でした。

2013年01月31日

肩書き色々

 月曜から水曜まで、3日連続で飲み会でした。当然ですが、全部異なる会です。
 その三つの会で、自分はいずれもやけに立派な肩書きを持っています。そのため、月曜日は常任理事として、火曜日は幹事として、水曜日は理事として参加しました。
 こう書くと、なんか偉い人みたいに見えます。しかしながら、実態は肩書きとは乖離しています。
 ちなみに、月曜日と火曜日の会には、いずれも参加してまだ一年も経っていません。そして、その不相応な肩書きで何をやっているのかと言えば、PCがらみの雑用です。
 一方、水曜日の会は、17年くらい運営に携わっています。しかしながら、その「運営」の実態は、机と椅子の運搬です。
 というわけで、立派そうな肩書きと、やっている事はかなり異なっているわけです。
 しかしながら、自分的には、その妙に立派な肩書きと、実際にやっている事のギャップを楽しんでいます。立派な肩書きをつけてふんぞり返るよりは、そちらのほうが自分にあっているからです。
 今後、どうなるか分かりませんが、できるだけ、今のような立ち位置でその肩書きとつきあい続けたいものだ、と思いました。

2013年01月29日

国際日本学部

 母校がツイッターに学生募集の広告を出していました。今度、中野に新校舎を作るのですが、そこにできる学部の募集です。
 その学部名を見た時は、かなり驚きました。何と、「国際日本学部」という名前だったのです。
 かつて、このような「国際ナントカ学部」みたいな名前を、新興大学などがつけていたりして、よくネタにされていました。
 それを見るたびに、自分の大学は、平凡な学部ばかりで良かった、と思っていたものでした。しかし、時代の流れにあわせ、そのような学部ができてしまったわけです。
 それにしても、「国際日本」とは奇妙な言葉だよな、と思いました。
 ちなみに、「日本文化」と「日本社会システム」という二つのコース(学科?)あるとのことです。うち、「日本文化コース」は、
 現代アート、映画、アニメーション、マンガ、ドラマ、ファッション、文学、舞台芸術といった日本の現代文化やそうした現代文化のルーツにある芸能、美術、武道、思想、宗教などの伝統文化について広く体系的に学ぶことのできるように科目を配置してあります。
とのことでした。

 神保町の書店街のすぐそばにある、という事を大学を選んだ大きな理由としており、実際、在学中そこに入り浸っていた身としては、自分はこの学部のカリキュラムを20年前に先取りしていたとも言えるな、とアホな事を考えたりしました。
 大学の教授には、政治学・法学・文学などで活躍し、媒体に談話を求められる人がいます。同様に、将来は「国際日本学」の権威が我が大学から誕生し、新作アニメや人気マンガについての談話を求められる時代が来るのだろうか、などとも思いました。

2013年01月27日

水晶婚式(?)

 昨日は15回目の結婚記念日でした。Wikipediaによると、イギリスでは結婚してから15年間は、毎年「木婚式」だの「アルミ婚式」だのといった名称が記念日につくとのことです。
 ちなみに、15年目の今年は「水晶婚式」という事でした。
 そして、15年を過ぎると、それまでの1年刻みが5年刻みに変わります。次は20年目となり、名称は陶器婚式もしくは磁器婚式とのことでした。

 というわけで、昨日は、ちょっとしたお祝いをやりました。まず、秋葉原で待ち合わせて相方が以前から欲しがっていたキーボードやiPadの周辺機器を買いました。
 ちなみに、前回の区切りである10年目の時も、やはり同じ事をしています。。偶然ではありますが、我が家にとって、区切りの結婚記念日は、秋葉原でキーボードを買う日、という事になってしまったようです。
 その後は、仕事でお世話になっている人がやっている、京成小岩の居酒屋に行きました。
 味も雰囲気も、ついでに値段も非常にいい店で、いい15週年祝いをすることができました。

 それにしても改めて振り返ってみると、15年も経った、という実感がありません。これについては相方も同意見でした。まあ、子供がいない、というのが最大の原因なのでしょう。
 もちろん、その間、自分は三回ほど仕事を変えましたし、白髪も増えました。相方も、仕事をはじめ、色々と変わっています。
 にも関わらず、そのように感じる、というのは、家の雰囲気が15年前とさほど変わっていないからなのだろうか、と思いました。
 これからも、白髪の本数をはじめ、色々と変わることはあるでしょう。しかしながら、20周年の時も、同じような感想を語り合えたら、などと思いました。

2013年01月26日

ここから大当たりが出ました

 過去に大当たりを出した実績のある宝くじ売り場は、「ここから○億円が当たりました」と書かれた看板を掲げています。
 最近では、ATM操作の待ち時間に、「当行から○○宝くじの○千万円の当たりが出ました。買いたい方はこちらのボタンを押してください」などという広告を表示させる銀行すら存在します。
 これらの広告を見るたびに不思議に思うことがあります。それは、「同じ場所から二度以上大当たりが出る確率というのはどれくらいか?」ということです。
 確率の勉強は25年前の共通一次を最後にやっていないのでよく分かりません。とはいえ、一度大当たりが出た宝くじ売り場で次に大当たりが出る確率と、一度も大当たりが出たことのない宝くじの売り場で大当たりが出る確率よりも高い、という事はないのでは、と感覚的に思っています。
 という事もあり、むしろ「ここで大当たりが出ました」という掲示がある店は、むしろ買うのを控えたほうが当選確率は上がるのでは、とも思いました。
 もっとも、宝くじを買う趣味がないので、自分的には別にどうでもいいことなのですが・・・。

 あとちょっと話が変わりますが、職場のすぐ近くにある自販機は当たり付きです。昨年10月に設置されたのですが、本日、三回目の当たりを引きました。
 これは自分が幸運なのか、買った回数に見合った妥当な確率なのか、ちょっと気になっています。

2013年01月24日

派手な美辞麗句と読めない注意書き

 Jスポーツなどの専門チャンネルには、よく「ネット自動車保険」の広告が流れます。チャンネルを問わず、しかもあまりにも沢山流れるので、自然と各サービス名を覚えてしまいました。
 どの商品も非常に似通った広告の作りになっています。まず、宣伝文句はいずれも「安い」「事故が起きた時のサービスがいい」です。
 そして、いずれも、そのような美辞麗句の片隅に、えらく細かい字で注意書きが書いてあります。どれくらい細かいかと言うと、どんなに速読しても、半分くらいで画面が切り替わってしまうくらいです。
 おそらくは、その細かい文字の部分には、読まずに契約すると、いざという時に困るような事が書いてあるのでしょう。そして、「TV広告と話が違う」とクレームが入った時は、「画面に書いてありました」と回答するのでしょう。
 そのような広告を毎日何回も見せられたため、「専門チャンネルに広告を出す、ネット系の自動車保険はかなり胡散臭い」という印象がすっかり頭に刷り込まれてしまいました。
 まあ、自動車どころか免許すら持っていない自分にとっては、まったくもって関係のない話ではあるのですが・・・。

2013年01月21日

根雪化?

 あの雪から一週間経ちました。しかしながら、その後も冷え込みもあって、なかなか雪が溶けきりません。我が家から駅に行く間に陸橋があるのですが、そこに行く階段も二割くらいは雪が残り、ツルツルの氷になっています。
 さらに今日はかなり日当たりの悪い場所を歩いたのですが、路上の八割が凍りついたままの場所がありました。
 ちょうど人家が途切れたところで、除雪がされなかった、というのもあるのでしょう。凍っていない場所を選んで歩くのに、えらく苦労しました。あたりは街灯も少なく、暗くなったらどうなるのだろうか、と思いました。
 明日もまた雪が降る可能性があるとのことです。それが積もれば、この氷は「根雪」みたいになってしまうのだろうか、と思いました。
 もちろん、先週くらいの雪が降ることなど、何年かに一度しかありません。とはいえ、いざという時のために除雪の体制を整えておいてもいいのでは、とも思いました。

2013年01月20日

「本当ですか?」

 ある人が、食事に行った時、サービスの不備を見つけました。それを店員さんに指摘した所、相手に「本当ですか!?」と言われたそうです。それを聞いて、自分の指摘を疑う気か?と不愉快な気分になったとのことでした。
 もちろん、その店員さんに悪意があったとは思えません。一定以上若い人は、驚きを示す時、「本当ですか!?」と言います。もちろん、それについて何か疑っているわけではありません。
 自分および身の回りの同じ世代の人は、「本当ですか!?」は使いません。ただ、10代から20代にかけ、口語でよく「マジかよ!?」という表現で驚きを表していた記憶があります。
 もちろん、使う意図は「本当ですか!?」と同じで、ただの驚きを表しているだけです。事実か否かを疑っているわけではありません。
 そんな事を考えているうちに、この「本当ですか!?」は「マジかよ!?」が時を経て丁寧な表現になったのだろうか、などと思いました。
 いずれにせよ、言葉というものは変わるものです。そのあたりについていけないと、冒頭の人のように、ただの感嘆語に不快な気持ちになってしまうような結果になってしまうわけです。
 かくいう自分も、若い世代の人と話す機会がそれほど多いわけではありません。同じ轍を踏まないよう、色々と気をつけねば、と思いました。

2013年01月19日

28年ぶりの部活動(?)

 中学時代、生物部に所属していました。特に生物学が好きだったわけではありません。単に、当時、仲が良かった友人たちがおり、居心地が良かったので入った、という経緯でした。したがって、生物部時代の想い出は、何かの業務で魚を飼っていた水槽の砂利を洗った、という事以外に残っていません。
 しかも、中学卒業後は、完全に生物学と縁がなくなりました。高校一年で早々と文系となり、共通一次も地学で受けています。
 当然、卒業後はOB活動など一切せず、現在に至っていました。一方で、生物部のコアなメンバーたちは、その後もずっと交流を続けていたそうです。
 ところが、5年ほど前から、中学校の同期会が始まりました。その主要メンバーの何人かは生物部OBでした。
 それが縁という事もあったのか、本日行われた生物部OBによる飲み会に呼ばれました。同期会では会っていたものの、「生物部」というくくりになると、28年ぶりの活動参加となります。
 当初は、中学時代の昔ばなしなどをしていました。これなら話についていけます。しかしながら、酒が進むにつれ、生物学やそれに関連した濃い話になっていきました。ちなみに、我が生物部は優秀で、その後、生物学の博士号を取った同期を二人も輩出しています。
 したがって、中学校の部活を最後に、生物学とは縁もゆかりもなくなった身としては、外国語の会話を聞いているような感じになりました。ただ、分からないながらも、彼らがいかに生物学が好きで、その後も、それを究め続けていた事を知ることができました。
 そのような事を含め、貴重かつ不思議な経験となった飲み会でした。

2013年01月17日

「怒れば正義」世代?

 半年ほど前、自分が10代の頃大人気だった少年ジャンプの基本概念について書きました。それは、主人公は怒りによって最強の力に目覚め、難敵を倒すというものでした。
 つまり、「怒る」という事が多くの主人公に共通する「究極奥義」だったわけです。
 そのような漫画が大人気だった我々世代には、そのような考えに影響された人も少なからずいたかもしれません。
 特に、最近、連日のように「怒って」、意味不明の「制裁措置」を発表している大阪の市長さんを見ていると、その思いが強くなります。
 彼は日頃から「体罰」を容認する発言をしまくっていました。そのお膝元の市立高校で「体罰」が原因で自殺者が出たわけです。
 おとなしくしていれば、日頃の「体罰」容認発言が批判を浴びるのは自明です。そこで、彼の行った「対策」は、怒りまくって学校を糾弾し、自分のこれまでの発言を誤魔化す事だったわけです。
 実際問題として、「怒り」で「正しい事」が成し遂げられる、などという事はありません。
 先述したジャンプのヒーロー達も、「怒り」の力で誰かを救う、などという事はありませんでした。ただ、その力で、敵を惨殺しただけです。
 そのような「怒りによって『正義』を実現させるヒーロー」が栄えていた時代に育った人が、それを極めて醜悪な形で具現化した「ヒーロー」になってしまったわけです。何とも皮肉な話だな、と思いました。

2013年01月13日

昔の器械と再リース8年目のレジ

 ちょくちょく行く店内で食べれるパン屋さんがあります。商業施設のテナントなので、その施設が発行しているクレジットカードが使えます。それを使うと、割引ポイントがたまるので、館内ではカードを使います。
 ところが、その店だけは、レジとクレッジトカードが連動していません。カードを出すと、金属製の手動複写機(?)を取り出し、それでカード番号をカーボン紙に移します。
 自分も20代半ばでカードを使うようになりましたが、これまで、そのような処理をされた事は一度もありません。幼少時に、親がカードで買物をした際に、そのような器械が使われるのを見た、というおぼろ気な記憶はありますが・・・。
 一体何で未だにそんなものを使っているのだろう、と思い、何気なくレジオを見たら、リースを示すシールが貼られていました。そこには「リース期限 2005年」と書かれています。
 つまり、リース期限が切れたレジを、8年もの間、再リースし続けて使っているわけです。実際にそれで業務に支障が生じないわけですから、それはそれで正解なわけです。
 そのような考えだから、クレジットカードについても、新しい機械を入れずに、昔ながらの方法で対処しているのでしょう。
 この建物はテナントがよく入れ替わるのですが、その店は我々がこの地に来た15年前からずっと営業を続けています。この厳しい時代の中、それも一つの生き残る方法なのだろうな、と感心させられました。

2013年01月12日

最悪の初対面

 かなり年の離れた大学の「先輩」と初めて会う機会がありました。別に先輩といっても、これまで何か世話になっていたり、同じサークルに所属していた、などというわけではありません。ただ同じ大学を出ているだけです。
 そこそこ老境に入った年齢の人なのですが、人生の年輪を感じさせる発言は一言もありませんでした。そして、そちら側の都合ばかり主張して、初対面の自分に対し、無条件でそれに従え、みたいな事を終始言っていました。
 確かに先輩後輩でありますが、そんな服従をする義理など何もありません。しかしながら、向こうはそれが当然のように話してくるわけです。
 会話している間は、何とか我慢できましたが、別れた後は、「もう二度と顔を見たくない」と思いました。初対面の人にそのような感情を抱いたのは初めてです。
 ある程度長い人生をこれまで送ってきたわけです。その間、ずっとこのような無神経をやりながらやっていけたのでしょうか。それとも、それだけ生きてきた結果、「後輩」であれば、このような失礼千万な事を言ってもいいのだ、という結論に達したのでしょうか。
 いずれにせよ、同じくらい年を取った時、自分はそのようにはなるまい、と強く思いました。同時に、これがその「先輩」に受けた最初で最後の「教え」になったな、とも思いました。

2013年01月11日

佐川クオリティ

 職場のある街で、宅配業者をよく見ます。しかしながら、宅配老舗のニ社は、配布に使う交通機関が大きく違います。
 ヤマト運輸は、自転車で配達しています。職場のある街は自動車が通れるもののかなり狭い道となっている商店街があります。そのため、運びやすいよう、商店街の外でトラックから荷物をおろし、そこから自転車に乗せて各目的地に運んでいます。
 一方、佐川急便は、普通にトラックでやってきます。さすがに商店街の中は通らないのですが、その出入り口ともいうべき道路にトラックを止め、そこから台車などで運んでいます。
 その出入り口に自分の職場があります。そして、佐川急便はこちらの入口を塞ぐスレスレの所まで平然ととトラックを止めます。
 職場の前には、自転車で来る人のために、目印を置いて駐車禁止を促しているのですが、そのような物は先方に取っては知ったことではないようです。普通にタイヤにぶつけてくれたおかげで、ついに目印を穴が開いてしまいました。
 穴があいた目印を見た時、かつていた職場で、業者が佐川からヤマトに切り替わった時の事を思い出しました。
 かつてその職場は佐川の独占状態でした。ところが、ちょくちょくお客さんより「壊れた物が来る」「届きが遅い」などというクレームが来ていました。そこで、ある担当者が職場の慣習を破ってヤマトに切り替えたところ、クレームが激減しました。
 その時、よく言われる「佐川は荷物を平然と放り投げる」という噂はかなり信ぴょう性があるな、と思ったものでした。
 他者が自転車で配っている地域に平然と大型トラックで入り込み、しかも設置した目印を壊して平然としている様を見て、久々にその事を思い出しました。
 以前いた職場の事もあり、これまでも佐川を使うのは必要最小限にしてはいました。しかしながら、今回のことを機に、どんな事があっても佐川は絶対に使うまい、と思いを強くしました。

2013年01月08日

減酒

 年末に行った健康診断で、肝臓が「要治療」になっていました。昨年の診断では「要再検」でエコー調査まで行い、とりあえず異常なしという結果をもらっていました。しかしながら、それより不安度が高まってたわけです。
 原因が酒の飲み過ぎだということは明白です。これまでもよろしくない調査結果をもらいながら酒を飲み続けていましたが、さすがにそろそろ注意せねば、と思うようになりました。
 といってもさすがに即座の断酒は無理なので、今年から「肝臓の週勤二日制」の導入を始めました。
 当初はどうなるかと思っていましたが、意外にも何とかなっています。今日はその週に二日だけの「勤肝日」でしたが、別に久々に飲んだら止まらない、などという事もありませんでした。
 本当は一気に辞めるのが健康にはいいのでしょう。とはいえ、長年の趣味なので、さすがにそれは余程のことがないとやる気は起きません。
 というわけで、当面は、これまでと異なる形で、酒と付き合い続けようと思っています。

2013年01月05日

激寒

 朝からえらい寒さでした。仕事場に行ったら、近くの水たまりが結氷していたほどでした。
 どのくらい寒いのかと思って色々調べてみたら、北海道では氷点下30度を記録した場所もあった、とのことでした。
 他にも、旭川のほうで、雪のため、交通が麻痺したみたいなニュースもありました。
 東京ならば雪で電車が止まるのは冬の風物誌みたいまものです。しかしながら、あれだけ雪に慣れており、万全の対策が練られているはずの北海道で起きるのですから、桁外れの寒さなのだな、と驚かされました。
 まあ、ほとんど外に出ない生活をしているので、かなり寒くても実害はありません。とはいえ、これほど寒いと、何をするにもついついおっくうになってしまいます。
 夏の暑さも年々増していますが、この極端な寒さも、気候変動の一巻なのでしょうか。
 いずれにせよ、はやく「平年並みの冬の寒さ」程度になってほしいものだ、と思っています。

2013年01月04日

のんびりと仕事始め

 今日は仕事始めでした。とはいえ、小さい年始の飾りと、極めて小さい年始のイベントを設定しただけで、あとはまったくもって普通の仕事でした。
 年明け早々だっただけに、朝一番を除けばさほど忙しくなく、昨年来の懸案などをこなしながら、ややのんびりした一日を過ごしました。
 この後、いろいろ忙しくなる予定があるので、初日くらいはのんびり過ごしてもいいだろう、などと思いました。
 まあ、少しずつエンジンをふかしながら、忙しい月中に備えようと思っています。

2013年01月02日

正月休み

 5年ぶりくらいに三が日まるまる休み、という生活をしています。
 まあ、休みがまとめて取れるだけで、それ以外の日常は、これまでよりも忙しいのですが・・・。まあ、それは自分で選んだ道だから、特に不満には思っていません。4日からの仕事に向け、心身ともに最善の休養が取れれば、と思っています。
 その一方ですが、大した量ではありませんが、休みを利用して懸案を片付けることができました。
 当たり前のことですが、休みを取ると、判断力に余裕ができるのがよく解ります。
 というわけで、忙しくはありますが、休める時はしっかり休んで、そのぶん、他の日は全力で頑張らねば、と改めて思いました。
 とりあえず、これを今年の一番目の指針にしようと思っています。

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