2004年10月31日

酒に弱くなった

 飲みに行きました。軽くのんでいたつもりでしたが、気がついたら居眠りしていました。目が覚めて時計を見るとびっくり。終電が危ない時刻になっていました。「一瞬意識を失ったと思ったら1時間以上も・・・」と驚きつつ、慌てて帰宅の途につきました。しかし、駅に着くとなんか違和感が。落ち着いて時計を見直したら、22時半と23時半を見間違えていました。
 たいして飲んでいなかったのに居眠りした上に時計を見間違えて失態を演じたわけです。明らかに酒に弱くなったと実感しました。まあ、同じ弱くなるのでも、時計を逆に見間違えて帰宅できなくなるよりはマシか、と自分を納得させる事にしました。

2004年10月30日

ネット懸賞

今日の更新・翔みなら絵ブログらくがきちょう

 仕事でやっているネットショップでプレゼント企画をやりました。すると、「プレゼント一覧」を手当たり次第にクリックしていると思われる人々が大量に応募してきました。
 そして「一言」欄には、「当選しやすくなると本人が思っているコメント」を書いてきます。中には「サイトを誉める」だと目立たないと思ったのか「苦言を呈する」みたいな感じの言葉を書いている人もいました。しかし、サイトを運営している側からすれば、本当に見ているのかどうかくらいすぐ分かります。
 出店しているモールに「プレゼント一覧ページ」がある以上、手当たり次第に応募してくる人がいるのは当然のことです。したがって応募そのものを批判する気はありません。ただ、その「当選するために見てもいない感想などを書く」という行為にはちょっと考えさせられました。つまるところ、「当選するために嘘を書いている」わけです。言い換えると、「商品をタダで得よるために嘘の情報によって先方に不正確な判断をさせてようとしている」事になります。もちろん、これ自体は犯罪でもなんでもありません。しかし、そのような事を行う感覚は、「相手をだまして金品を得る」という犯罪をする人とそんなに離れていないのでは、とも思いました。

2004年10月29日

HG中学

 職場の近くにあった外苑中学校が、数年前に原宿中学校と合併し、「原宿外苑中学校」となりました。場所は外苑中学のままですし、校舎も旧来のままなので、外から見ている分には「学校の看板と目の前のバス停の名前が変わったな」くらいにしか思っていませんでした。
 ところが先日、前を通った時にふと玄関の上を見たら驚きました。玄関上に飾ってある校章が「H」「G」「中」の三文字をあしらったものとなっているのです。まあ、「JR」や「NTT」などという企業名ができて10何年たつのですから、校章にローマ字が使われてもおかしくない時代なのでしょう。しかし、「校章=漢字を図案化」というの固定観念を持っていた私にはかなり驚かされた図案でした。

2004年10月28日

ピーマン

 本日の更新・別ブログこれでいいのか?

 近所を散歩していたら、道端に作られた小さい畑にピーマンが実をつけていました。ピーマンと唐辛子はかなり近い種類の植物だそうです。普段、八百屋に並んでいるピーマンを見ていても、あまりピンときませんが、このようになったばかりの小さな実を見ると、確かに仲間だな、と思えてきます。あと、奥のほうには赤ピーマンもなっていました。これを見るとより、唐辛子との類似性を感じる事ができます。
 なお、右の写真はその畑のすぐそこに生えていた花です。これまた綺麗に咲いているので、あわせて撮ってみました。

ピーマン 紫の花

2004年10月27日

挑戦

 夜遅く、帰りの電車に乗りました。時間潰しに何かしようかと考えているうちに、ふと携帯でブログを更新することを思いつきました。記憶を頼りにURLを手打ちしてログイン画面に。携帯での入力に苦労しながらパスワードを打ったら文字の位置こそ違うものの、入ることができました。これは、と思って「新しいエントリー」ボタンを押しました。
 しかし、喜べたのはここまで。出てきたのは入力画面ではなく、ログイン画面のようでした。他のリンクを押してみても同様。どうやら、携帯ではログインから先は何もできないようです。
 一所懸命にURLやパスワードを入れた苦労はなんだったのか、と最初は思いました。しかし、よく考えてみると、予想以上のいい時間つぶしになった上に、「携帯では更新できない」という知識を得たのですからむしろ喜ぶべきだと、自分を納得させることにしました。

2004年10月26日

宣伝の主体

 エプソンが新発売のプリンタをかなり気合を入れて宣伝しています。「モーニング娘。」全員にコスプレさせ、TVのみならず、電車一編成全てをその広告で埋め尽くす「APトレイン」も作成。社内のみならず、車体にもイメージキャラを印刷しています。
 宣伝内容も凝っていて、たとえば「携帯で撮った画像を直接プリンタにつないで出力できる」というのを宣伝するために、一人が携帯電話の着ぐるみを身に付けます。他のメンバーもそのような感じで機能に準じたコスプレをしています。
 かなりの宣伝費をかけた事はよく伝わりました。しかし、その一方、私はいまだに宣伝している機種の型番どころかどのシリーズか(PMとかPIXUSとかいうやつ)すらわかりません。なんかプリンタを宣伝しているのか「モーニング娘。」を宣伝しているのかよくわかりません。かえって、次にプリンタを買うときはキヤノンにしたほうがいいのかな、などとすら思ってしまった「派手すぎる広告」でした。

日本シリーズ雑感

[ 野球 ]

 なんか、一部で日本シリーズ第2戦の試合後のインタビューで「ナゴヤドームに戻らない」というのを「舌禍」として扱っている人がいるそうです。確かに、あのインタビューを聞いたときは「強気すぎないか?」とは思いました。しかし、冷静に考えれば、あの発言はインタビューで言うのに最適かどうかは別として、極めて普通の発言です。
 第2戦でドラゴンズはエースの松坂投手を打ち込んで勝ちました。松坂投手が次に登板するのは第6戦。2回連続で打ち込める投手ではないだけに、彼が出てくる前に決着をつけるべく「捨てゲーム」は作らずに一気に決めようと考えるのは至極当然です。
 発言としてはむしろ、第3戦の伊東監督の「ハンデ」のほうが「舌禍」に近いとは思うのですが。まあ、「勝てば官軍」とはえ、奇妙な話です。
 「敗因」があるならば、そんなしょうもない事ではなく、ドラゴンズの石井貴投手に対する対策不足などを挙げるべきでしょう。もっとも、ドラゴンズとしても、シーズン1勝でプレーオフでも打ち込まれた投手を重視する気は起きなかったでしょうが。ヨタ記事レベルとはいえ、せっかくの好シリーズとなった7試合を、そんな些細な事で語られるのもどうかと思い、書いておきました。

 話は変わりますが、昨日のライオンズのビールかけの模様の中継を見れませんでした。リーグ優勝の時も中継を見れず、あとでニュースでみたところ、「ドラゴンボール」「サイボーグ009」「ゲゲゲの鬼太郎」など、盆暮れのビッグサイトを髣髴させる服装の選手が何人もいました。それが日本一になってどれだけグレードアップするのか楽しみにしていたのですが・・・。

2004年10月25日

日本シリーズ終了

[ 野球 ]

 3勝3敗で最終戦にもつれこんだ日本シリーズ。ライオンズにとっては今月三度目の「最終戦」です。
 先発はドミンゴ投手と石井貴投手。2回まではともに無安打でしたが、3回表に安打にボークなどで2死3塁の好機をライオンズが作ります。ここでこのシリーズで打率4割弱の佐藤友選手の内野安打で先制。赤田選手も安打で続き、フェルナンデス選手が適時打を放って2点目。さらに1・2塁間に飛び出したフェルナンデス選手の挟殺プレイの際に井端選手の送球が当たってボールがそれ、その間に3点目。ここでドラゴンズは早くもドミンゴ投手をあきらめ、第4戦に先発して好投した山井投手を投入。しかしこれが裏目に出て、カブレラ選手の特大2ランが出てこの回ライオンズが一挙5点を取ります。
 第4・5戦で持ち味を生かした勝ち方をしていたドラゴンズですが、この回は得意の守備・継投の失敗で大量失点を喫してしまいました。
 初戦で7回2安打無失点の快投を見せた石井貴投手は今日も好投。6回3安打無失点と再びドラゴンズ打線を封じ込めます。打線はフェルナンデス選手の適時打・平尾選手のソロで着々と追加点を挙げて7対0とします。
 ライオンズ投手陣は7回に長田投手、8回には昨日先発した松坂投手を投入し、ドラゴンズ打線を抑えます。最後は7点差ながら豊田投手が登板。井上選手の適時打などで2点を返されますが、点差が大きく、7対2でライオンズが勝利。12年ぶりのシリーズ制覇となりました。
 MVPには、計13回を5安打無失点に抑えた石井貴投手。昨年に続いて投手の受賞となりました。

 放送中も何度か「ホークスファンが」などとアナウンサー氏が言っていましたが、最初からそのルールでやっていたのですから、それをどうこう言うのは変だと思います。だいたい、大リーグだってここ2年続けて、地区2位からワイルドカードでプレーオフ進出したチームがワールドシリーズを制覇しています。とにかく「規定にしたがって勝ってシリーズを制覇した」のですから、それでいいでしょう。
 そのライオンズは、プレーオフ第1ステージで最後の最後までファイターズに苦しめられました。そしてそのファイターズはペナントレースではマリーンズとこれまた最後まで0.5ゲーム差で争ったわけです。そういうわけで、今年のマリーンズは、日本一が見えるところにいたと言えない事もありません。来年にはぜひとも期待したいところです。

 これで2004年のプロ野球の公式戦は終了。いろいろな意味で、これまでの中で最も野球を見た1年でした。嬉しい思いも悔しい思いも不愉快な思いもしましたが、とにもかくにも1年間楽しめたと思っています。まだまだ新規参入などの経営関係の問題もあり、「2004年のプロ野球」はまだまだ終わっていません。それらの問題が片付き、来年もぜひともプロ野球の試合を楽しみたいものです。

2004年10月24日

導き方

[ 交通 ]

 海浜幕張に行きました。今日は幕張メッセで宗教団体の行事があるらしく、幕張本郷の駅構内やバス停に、案内板を持った人が立っていました。ところがその案内板ですが、「○○の集会には『幕張メッセ』行きのバスにお乗りください」と書いてありました。一方、チラシも配っていて、それによると「マリンスタジアム行きに乗って『タウンセンター』で降りてください」と書いてあります。
 幕張メッセにバスで行く際の最善の方法を説明するのは意外に面倒です。看板を持っている人も「幕張メッセ行き」なるバスが1時間に2本しかない、などという事は知らないでしょう。ちなみに、私が乗ったのは11時30分初のマリンスタジアム行きでした。6分後には、貴重な「幕張メッセ中央行き」が来るのですが、そんな事わかるわけもなく、信者の方々はマリン行きに乗っていました。
 ちなみに、この宗教は山手線の有名な駅のすぐそばに豪華な神殿を持つほどの財力を誇ります。にもかかわらず、バスを借り上げて直行便を出さず、信者に乗合バスを使わせるわけです。そのような細かい「努力」があのような神殿を造るための財産形成に役立っているのか、などとも思いました。

エースと選手会長の活躍で最終戦に

[ 野球 ]

 ドラゴンズが50年ぶりの日本一にあと1勝としてむかえたナゴヤドームの日本シリーズ第6戦。先発は山本昌投手と松坂投手、意外にもともに日本シリーズ未勝利です。
 1回表、このシリーズ好調の先頭・佐藤友選手がいきなり安打、続く赤田選手が送って、フェルナンデス選手の外野フライで3塁へ。そこでカブレラ選手の適時打が出て、ライオンズがソツなく先制します。
 一方、ドラゴンズは2回裏、リナレス選手の四球の後、谷繁選手がヒットエンドランを決めて1・3塁に。続く本シリーズ攻守とも好調の井上選手の内野安打で追いつきます。さらに4回にもまたリナレス選手・谷繁選手の連打で無死1・3塁とし、井上選手の連続適時打で1点勝ち越します。しかし、結局続く無死1・2塁以下の好機は松坂投手に抑えられます。
 毎回のように安打されながら、2回以降は無失点に抑えてきた山本昌投手ですが、6回表に、先頭のカブレラ選手に二塁打を打たれます。そして続く和田選手は2-1と追い込まれた後ファウルで粘り、10球目をレフトスタンドへ逆転2ラン。一昨日の「緩慢返球」の汚名を返上します。さらに平尾選手が三塁打を打ち、山本昌投手は降板。ライオンズとしては突き放す好機でしたが、ここは第3戦で満塁本塁打を打たれた岡本投手が、これまた汚名返上の三者連続三振で追加点を与えません。
 松坂投手は5・6・7回を完璧に抑え、8回も四球を二つ出しますが無失点。結局8回を6安打2失点でした。一方、8回表には和田選手が二打席連続本塁打。9回は豊田投手が抑えて、4対2でライオンズが勝利。二年連続で第7戦にもつれこんでいます。

2004年10月23日

地震

 帰りの電車にて。駅で発車ベルが鳴り、扉が閉まったとたんに電車が揺れました。30秒くらいで発車し、しばらくして「地震があったので徐行運転します」とのこと。その時は「電車に乗っていて地震とは珍しい事もあるものだな」くらいにしか思っていませんでした。
 それが帰宅してTVを見たら新潟で震度6が何度も記録される大地震だったとのこと。まだ全容はわかりませんが、かなりの被害のようです。電話・携帯ともかなりつながりにくくなっているとのこと。また、停電もかなりの世帯で発生しているとの事。こういう情報を見ると、改めて災害の恐ろしさと発生時の連絡の取り方の難しさを痛感させられます。
 とにもかくにも、被害が最小限に食い止められる事を願うよりありません。

2004年10月22日

安いのはいいけれど・・・

 「10分1,000円床屋」をよく利用します。ただ、この「10分」というのは理容師さんによって異なり、人によっては20分くらいかかる時もあります。別に急いでいるわけではないので、長くやってもらうと、ちょっと得したような気分になります。しかし、その反面、「ここは徹底した効率化をはかっている企業なのだから、1回の所要時間も管理されているはずだ。となると、この人の評定も・・・」などと気にもなります。
 実際、同じ店を利用しているにもかかわらず、行くたびに違う理容師さんに当たります。その安さから愛用はしていますが、理容師さんの扱いや、既存の理容室への影響など、行くたびに色々と考えさせられる店です。

勝ちパターンで連勝

[ 野球 ]

 2勝2敗となった日本シリーズ第5戦は西口投手と川上投手が先発。シーズン終盤からプレーオフにかけて故障に見舞われて急遽降板や登板回避があった西口投手ですが、今日はドラゴンズ打線を3安打に抑えます。ただ、その3安打のうちの1本は3回に出た荒木選手の三塁打で、続く井端選手の内野ゴロが野選になってドラゴンズが先制。さらに、4回には連続四球と犠打で2・3塁になったところで井上選手のチーム3本目の安打が2点適時打となり、ドラゴンズが3安打で3点を取りました。
 さらに、川上投手は素晴らしい投球。6回1死までライオンズ打線をパーフェクトに抑えました。そこまでのアウトのうち、外野フライは2つだけでした。しかし、17人目の細川選手に三遊間を抜かれ、初めての走者を出します。さらに2死1・2塁から代打の小関選手が右翼フェンス直撃の二塁打。2死なだけに一挙2点かと思われたのですが、井上選手・荒木選手の中継がストライクになった上に、谷繁選手が好ブロック。ドラゴンズらしい堅守で2点目を許さず、チェンジとします。これでライオンズに行きかけた流れが戻りました。
 西口投手・長田投手の前に5~8回を無安打に抑えられたドラゴンズ打線でしたが、9回に立浪選手の2ランと続くアレックス選手のソロで3点追加。これが非常に大きなダメ押し点となりました。最後は岩瀬投手が抑え、6対1でドラゴンズが勝利。ドラゴンズは6安打で6得点でした。
 シリーズ序盤は両チームとも「らしさ」が見られませんでしたが、ここ2試合はドラゴンズの勝ちパターンで連勝。3勝2敗とし、50年ぶりの日本一まであと1勝としています。

 ところで、昨日・本日とドラフト自由枠候補の投手で横浜と阪神のオーナーが相次いで辞任しました。まあ、最初に辞任したどこぞのオーナー(当時)が堂々と「助監督勧誘交渉」をするくらいですから、あまり意味のない辞任と言えそうです。とはいえ、悪名高い2人を含め、3人のオーナーを辞任させたその学生投手はある意味、プロ入りする前からプロ野球界に名前を残したすごい選手と言えるかもしれません。
 いずれにせよ、このような事態を生んだのも全て前身の「逆指名」に始まって現在の「自由枠」に至る、「金づく選手獲得システム」にあります。今からでも遅くないですから、今期からこの制度を廃止すべきではないでしょう。プロ野球機構もエロサイトやエロゲーを探す時間があるのなら、そちらのほうに時間を割くべきでしょう。

2004年10月21日

情報の取捨選択

 ポータルサイトには、様々な新聞社が配信する記事が流れます。私は、ヤフーとライブドアの「マイページ」をブラウザに登録しています。
 このサービスは、全国紙・通信社・スポーツ紙など、各分野の発信した情報のうち興味のある分野に絞って見ることができて便利です。さらに、ポータルサイトによっては契約している情報産業が違うので、二つのポータルを利用すると、かなり広い範囲で情報を入手できます。
 ただ、情報提供企業が多ければいいというものでもありません。興味をそそられる見出しなのでクリックしてみたら、情報源が匿名の「関係者」や「事情通」であるガセ記事だったりして、不快な思いをさせられたりします。そして、そのような記事の提供元は限られた数社です。
 そのような思いを何度かしていると、「特定の情報企業が発信した記事は表示させない」という機能をポータルサイトに備えてほしいと思うようになります。ポータルサイトにとっては提供記事の質の向上につながりますし、情報発信企業にとっても「採点」になるので、利用者にも提供社にも発信社にも有意義だと思うのですが、いかがなものでしょうか。

起用が当たる?

[ 野球 ]

 台風で、日本シリーズ史上初の「ドーム球場の試合順延」となったライオンズ対ドラゴンズの第3戦は張投手と山井投手の先発。山井投手といえば、シーズン終盤に「試合前にもう一人の先発候補とのジャンケンで勝って先発し、その結果が完封勝利」と話題になった人です。川上投手の中4日登板が有力視された中、その投手を起用してきました。さらに、一昨日に本塁打を放ったリナレス選手を5番に昇格させるなど、ドラゴンズはオーダーに工夫を凝らしてきました。
 その起用が効を奏し、打線は2回にそのリナレス選手のソロで先制します。さらに4回には本塁打2発なども飛び出し、6回までに8点を挙げます。リナレス選手は3打数2安打3得点2四球でした。一方、山井投手は6回を5安打無失点。その後、中継ぎ陣が失点するものの、最後は岩瀬投手が抑え、結局8対2でドラゴンズが快勝しました。
 というわけで、両監督とも宣言していた「名古屋に戻らない」は反故に。とりあえず追いついたうえに、最後を本拠地で迎えることができる事になったドラゴンズが楽になったように思えますが、果たしてどうなるでしょうか。

2004年10月20日

11日ぶり、今月2度目の直撃

 今日の更新・翔みならブログめもちょう
 別ブログこれでいいのか?

 9日に続いて、台風が関東を直撃しつつあります。野球のほうも、昨日の「満塁本塁打二本」に続き、今日は「ドームなのに中止」と、二日連続で「シリーズ史上初」の記録を作りました。
 今回は、帰宅途中に台風の凄さを感じる事はありませんでした。しかし、帰宅してTVで情報を見ようとしたら、地上波はザラザラ、BSも似たような画像に加え、音が途切れたりしていました。スカパーはその二つと比べるれば比較的安定しました。とはいえ、間歇的に画像が止まるなど、安心して見れる状態ではありませんでした。
 こうなると、やはり便利なのはインターネットになります。ポータルサイトを軸に、新聞社や鉄道会社などのサイトを見たり、掲示板を見たりして情報を集めました。掲示板に載っている各地からの情報は、いろいろと参考になります。特に、通り過ぎた地域の人の「吹き返し」に関する情報などは、文字通り「明日はわが身」なだけに参考になります。
 ちなみに現時点での幕張本郷は、雨戸を閉めていてもかなり強い風の音が聞こえます。あと、ちょっと外に出てみたら、やけに生暖かい風が吹いていました。
 とりあえず、今晩中に無事通り過ぎ、さらにその際に線路などに土砂崩れや倒木が発生しない事を祈るばかりです。

2004年10月19日

「最新の技術」を売る手法

 職場の代表番号に電話がかかってきました。「SSLに関する新技術を使ったサービス」なるものの売り込みだそうです。そのような電話を延々と聞くほど暇ではないので、メールで送ってくれと言ったら、「FAXで送らせてくれ」とのこと。普通に考えて、メールにして自社サイトやサービス概要のURLを書いておいたほうがよほど宣伝効果があると思うのですが・・・。まさかSSLを扱っているだけに、暗号化されていないメールは、宣伝といえども送ることができない、というわけなのでしょうか。
 半ば呆れながらも「拝見して、興味を持ったらこちらから電話します」と答えたら、「はい、それでいいです」と許可していただきました。新技術(?)を持っている強味なのか、やけに態度が大きいです。
 とりあえず、メールでは語れない内容を記載したFAXが来るのを楽しみにはしています。もっとも、そのFAXは、軽く目を通してすぐにメモ用紙に転換させる事になる確率が高いですが・・・。

満塁本塁打の打ち合い

[ 野球 ]

 日本シリーズは所沢に移動して第3戦。先発は帆足投手とドミンゴ投手でした。ドミンゴ投手は最初の3回を完璧に抑えましたが、4回にこのシリーズ好調の佐藤友選手の安打で初走者を許すと、フェルナンデス選手の適時打・続くカブレラ選手の2ランで3失点。さらに続く5回にも中島選手にソロを打たれます。
 一方の帆足投手も5回まで2安打無失点でしたが、6回にアレックス選手の適時打で1点を返され、続く高橋光選手を歩かせて満塁にしたところで降板します。そして、二番手の長田投手が登板しましたが、代わりはなに谷繁選手に満塁本塁打を打たれ、一気に試合はひっくり返ります。その裏、ライオンズは1死1・2塁の好機で2試合連続本塁打中の和田選手を打席にむかえますが、この回から登板の岡本投手が併殺に打ち取ります。
 これで完全にドラゴンズの流れになったのか、続く7回表にも先頭の荒木選手の安打、続く井端選手のバスターエンドランで無死1・3塁とした後、立浪選手が死球で満塁とし、アレックス選手の適時打で1点追加し、なお無死満塁とダメ押しの好機を迎えます。ところがここで高橋光選手が三振。さらに前の回に満塁本塁打を打った谷繁選手が打席に入ります。しかし、止めたバットに球が当たって併殺に。結果的には前の回に自分が作った流れを止めてしまう一打となってしまいました。
 そして迎えた7回裏、岡本投手の制球が定まらず、1安打2四死球で満塁に。ここでシリーズ4割打者の佐藤友選手がまたもや適時二塁打を放ち、同点とします。さらにフェルナンデス選手が歩いた後、カブレラ選手が打った瞬間に分かる満塁本塁打。この回一挙6点で一気に10対6となりました。1試合で満塁本塁打2本は史上初だそうです。
 ドラゴンズも8回に2点を奪って反撃しますが、9回は豊田投手が三人で抑えてライオンズが10対8で勝ちきりました。

 2戦目ではエースの松坂投手を打ち崩してドラゴンズが勝ちましたが、今日はドラゴンズ自慢の中継ぎを打ってライオンズの逆転勝利。ともに相手の「看板」を叩いての勝利となっています。
 ところで試合後は伊東監督とカブレラ選手のインタビューがありましたが、一昨日の落合監督・立浪選手・谷繁選手らの「名古屋に戻ることがないかもしれない」に刺激されたのか、ともにかなり強気の談話を残していました。この意地の張り合いがどのような結果を生むのかも楽しみです。

 ところで、プロ野球ニュースを見ていたら、今日が10月19日という事もあり、近鉄バファローズの特集をしていました。まず1988年の川崎をやり、続いて1989年のブライアント選手の本塁打連発、最後は加藤哲郎投手(当時)のインタビュー、というありがちなパターンです。
 ところが、キャスターの平松氏は、放映されたインタビューでは加藤氏がそんな事は一言も言っていないにもかかわらず、「この後、『巨人はロッテより弱い』と言ったんですね。聞いていて私も怒りました」などと言っていました。実際にインタビュー映像があるのですから、本当にその発言があるのなら、そこも流せばいいのに、なぜわざわざ平松氏に「紹介」させたのでしょう(参考サイト)。
 別に平松氏に「報道者」としての節度や知性など期待はしていません。とはいえ、同じ元プロ野球選手相手なのですから、もう少し先輩としての愛情みたいなものがあってもいいのでは、と思いました。

2004年10月18日

広告掲載基準

 本日の更新・電算室ブログを設置してみるを掲載しました。

 NHK衛星放送の大リーグ中継を見ました。ちょっと長い間見ていると、バックネットしたのフェンスに、CGで日本企業の名前が入る「ヴァーチャル広告」がやけに気になりました。本来、そのような広告を放映してはいけないはずですが、色々な契約の関係で、あれを外して放送することはできないそうです。言い換えれば、かつて作られて現在まで使われているNHKの基準では遮断できない広告表示法が開発されたとなるのでしょう。

 似たようなものに、大相撲の懸賞があります。懸賞をかけた企業を場内放送で紹介する時は内音声を落とし、また社名を書いたのぼりを持って呼出が土俵をまわる時は画面に過去の成績を表示して社名が見えないようにNHKは工夫しています。しかし、それに対抗(?)した永谷園は、呼出の持つのぼりを自社の代表商品であるお茶漬けパックの袋と同じデザインにしました。こうすれば、NHKがいくら工夫しても、視聴者には「永谷園のお茶漬けが土俵をまわっている」と見えてしまいます。CGと「のぼり」という全然異なる手法とはいえ、「NHKの規制の裏をかいた」という点では共通するものがあります。
 NHKが企業名・広告制限の基準を変えない限り、今後もこのような「新技術」で社名を表示する所はどんどん出現するでしょう。これでは基準に引っかかって社名などを伏せられてしまう企業にとっては不公平です。ならばいっその事、番組の一部を「自由化」して、堂々と広告を取ってしまえばいいのでは、と思ってしまいます。それらの人気番組の制作費を広告料で浮かした分、余った受信料で外国語などの教養番組の予算を増やせば、建前に対する無理もなくなる上に、マイナー番組も充実するので一石二鳥だと思うのですが・・・。

2004年10月17日

コスモス

 今日の更新・翔みならブログめもちょうを更新。

 家の近くの線路沿いにコスモスが植わっています。秋の青空に映えてかなりいい感じなのでデジカメで撮ってみました。思った通りには撮れませんでしたが、花の美しさはそこそこ出ていると思いますので、載せてみます。

20041017-1.jpg 20041017-2.jpg

終盤の再逆転で1勝1敗に

[ 野球 ]

 ナゴヤドームで行われた日本シリーズ第2戦。今日の先発は山本昌投手と松坂投手。昨日、石井貴投手の好投で先勝したライオンズが、初回にフェルナンデス選手の2ランでまた先制します。
 一方、2回まで1安打無失点だったドラゴンズですが、3回に先頭の森選手が初球をライト前に運び、山本昌選手が犠打。さらに、死球と井端選手の安打で満塁にした後、立浪選手がセカンドゴロを打ちますが、一塁走者の井端選手の好スライディングで併殺を防ぎ1点を返します。さらにアレックス選手の適時打で同点に、谷繁選手の押し出し四球で逆転しました。この回の松坂投手は3安打2死球1四球、安打はいずれもライト前とドラゴンズ打線の対策が効を奏した感じでした。
 しかし5回に佐藤友選手の適時二塁打で追いついたライオンズがさらに赤田選手の二塁打で逆転し、山本投手をKOします。その後も和田選手の二塁打で追撃し、さらに満塁で野田選手が左中間に長打性の当たりを放ちますが、これを井上選手がダイビングキャッチ。抜けていれば大量点なだけに大きい守備でした。
 松坂投手は4回から6回まで1安打無失点と立ち直ったかに見えました。ところが和田選手の2試合連続本塁打で6対3とした直後の7回裏に2安打で1死1・2塁とされ、立浪選手が同点3ランを打ちます。さらに四球とこの試合3つめの死球でピンチを作り、谷繁選手の適時打でドラゴンズが再逆転。ここで松坂投手もKOとなり、星野投手に代わりますが、代打・高橋光選手の適時打で追加点が入ります。
 さらに続く8回も森投手を打ち込んで3点。終盤に8点を取ったドラゴンズが終わってみれば11対6と5点差をつけて勝ち、対戦成績を1勝1敗と戻しました。
 開始前は「投のドラゴンズ、打のライオンズ」と言われていました。しかし、ドラゴンズの先発陣はいずれも勝ちがつかず、一方のライオンズ打線も昨日は2得点、今日は打ち負けています。やや予想と違う展開になっているようですが、明後日以降はどうなるのでしょうか。

2004年10月16日

初戦から長時間中断

[ 野球 ]

 ナゴヤドームで行われた日本シリーズ第1戦のドラゴンズ対ライオンズは川上投手と石井貴投手が先発。その石井投手が最初の一巡を完璧に抑える立ちあがり。一方の川上投手も3回までは無失点でしたが、4回に和田選手のソロで先制されます。さらに5回には2死から連打されて1・3塁とし、続くフェルナンデスのライトフライを英智選手が落球して2点目が入ります。英智選手は2回にもまずい守備・送球を見せるなど、シーズン中の強肩・好守から想像のできないプレーを連発。大舞台の雰囲気に呑まれているのでしょうか。
 一方、4回に立浪選手にチーム初安打が出たドラゴンズは5回に1死1塁で谷繁選手がキャッチャーゴロ。野田捕手がタッチにいこうとするのを谷繁選手がかわしたのですが判定はアウト。その判定に気づかないまま、野田捕手の送球を受けた中島選手が2塁を踏んですぐ1塁に転送し、判定はダブルプレー。
 対して落合監督は「最初にアウトになったとのだから二塁はタッチプレーだ」と当然の抗議。それが受け入れられて2死2塁で再開となりましたが、これには伊東監督がこれまた当然の抗議。さらに、場内説明で審判が「伊東監督の抗議で中断しています」などと言うものだから、さらに伊東監督が激怒。あわてて審判団が場内放送を訂正するような一幕もありました。
 結局、49分の中断で2死2塁から試合再開。しかし、その中断の影響もなく、石井投手は好投を続け、結局7回2安打無四球でした。さらに8回には小野寺投手が1四球無安打、9回は豊田投手が完璧に抑え、結局2安打1四球無失点。2対0でライオンズが先勝しています。

 一方、デーゲームではベイスターズ対スワローズの最終戦が行われました。先発はセドリック投手と石川投手で投手戦に。8回まで土橋選手の2適時打でスワローズがリードしましたが、その裏、昨日も大活躍の小池選手と金城選手の連続適時打で同点に。しかし、9回に門倉投手から鈴木健選手がソロを放ち、これが決勝打となり、スワローズが3対2で勝ちました。なお、岩村選手の本塁打もラミレス選手の打点もありませんでした。
 これで、今期のセリーグは終了。日本シリーズ開始の約1時間前でした。そして、この試合の結果により、スワローズの2位とベイスターズの最下位が決まりました。同時に読売の3位とカープの5位も決まっています。

2004年10月15日

自動通報機能

 今日の更新は、別ブログこれでいいのか?と、漫画資料室ながい閣下新作短評です。ただ、後者につきましては、古くからの長井ファンの方以外は読んでも意味はないでしょう。自分で言っててちょっと寂しいですが。

 仕事の一つにデジタル複合機の管理があります。この機械には、「自動通報機能」というのがあり、異常事態が発生すると、その情報をメーカーに送り、メーカーから電話がきます。といっても、その電話が役に立った事はほとんどありません。大抵の場合、その電話が来る頃には、既に使っている人から異常発生の連絡があり、こちらで保守サービス先に電話をし終えているからです。結局、こちらとしては、ただ電話の受け答えをするだけ手間が増える、となってしまいます。
 機能としては確かに優れていると思いますが、少なくともうちのような少人数の事業所にはまだ意味がないです。これが「自動通報するとすぐさま修理に必要な部品とサービスマンを手配し、社内の担当者が気づいた頃にはサービスマンが到着している、となると非常に便利になるのでしょうが・・・。

あと1試合

[ 野球 ]

 今日は神宮球場最終戦のスワローズ対ベイスターズ戦。先発は高井投手と秦投手。高井投手は7回を被安打4ながら、うち2本が小池選手の本塁打で3点を失います。一方、スワローズ打線は岩村選手に球団タイ記録で本塁打王に1本差に迫る44号などで2点を返しますが、最後は門倉投手が抑え、4対2でベイスターズが勝ちました。
 ベイスターズは移動日なしで甲子園→広島→神宮と、相手球団の本拠地最終戦を戦い続け、それをいずれも勝って3連勝しています。
 セリーグは明日、横浜でのこのカードが最終戦となりますが、ここまで来て順位が決まっているのは優勝したドラゴンズと4位のタイガースのみ。明日、スワローズが勝てば「2.スワローズ、3.読売、5.カープ、6.ベイスターズ」に、ベイスターズが勝てば「2.読売、3.スワローズ、5.ベイスターズ、6.カープ」、引き分ければ「2.読売とスワローズが同率、5.ベイスターズ、6.カープ」となります。また、岩村選手があと1本で本塁打王、ラミレス選手が3打点で打点王と、個人タイトル争いも残っています。日本シリーズの「裏」ではありますが、目が離せない試合になりそうです。

 それにしても、昨日の審査委員会での「ライブドア叩き」は呆れるばかり。特に、そのニュースをページの左上で報じつつ、ページ中央部に「エッチほうちH」などというアダルト向けリンクを画像突きで貼っている、報知の「激サイト」には笑ってしまいました。
 「健全な青少年育成がうんぬん」との事ですが、「裏金問題の責任をとってオーナー職を辞した」はずの人が、辞めて2ヶ月もせずに、「助監督要請交渉」を堂々とやっている事のほうが、よっぽど青少年への悪影響は強いと思うのですが・・・。

2004年10月14日

八方美人

 「八方美人」と大きく書かれた化粧道具(化粧品だったかもません)の車内吊り広告がありました。この言葉は、批判や揶揄だと思っていたので、それを宣伝文句にする商品が大々的に宣伝されている事に驚きました。
 帰宅して国語辞典サイトで検索してみたら、(1)どこから見ても欠点のない美人。(2)だれに対しても如才なく振る舞う人。となっていました。これを見ても基本的には肯定的な言葉となっています。
 自分としてはこの言葉は、「さまざまな相手に対し、その時接している相手に都合のいい態度を見せる人」=「という認識を持っていました。それが勘違いだったのか、意味が変遷したのかのか分かりません。いずれにせよ、思わぬところで、一つ勉強ができました。
 ただ、分かっていても長年の感覚があるので、他人を誉めるときに「あなたは八方美人だ」と言う気は今後もおきそうにありません。

あと一人

[ 野球 ]

 カープ対ベイスターズはカープの今期最終戦。カープにはすでに引退・移籍・退団が決まっている選手・コーチが何人かいます。しかし、試合は「お別れ試合」的にはなかなかなりませんでした。なぜならば、ベイスターズ先発の吉見投手が4回までパーファクト。5回に新井選手に四球を出したものの、すぐ併殺に打ち取り、その後もまたパーフェクト。そのまま1四球・24人で8回裏を終えたからです。これがカープ最後の打席となる、町田選手も代打で出場しましたが、最後の打席を飾れませんでした。
 そして9回裏、先頭の代打・浅井選手の打球は1・2塁間を抜けそうな当たりでしたが、北川選手が好捕してアウト。続く代打は、これがカープ最終打席となる西山選手でしたが、これまたショートゴロ。いよいよあと一人、カープにとっては史上最短間隔である「中9日でノーヒットノーラン2回」のピンチです。しかし、ここで福地選手が左中間にエンタイトル二塁打。「あと一人」で記録達成はなりませんでした。
 今日のカープは「八番に投手。九番に福地選手」という先発オーダーでしたが、まさかこれがこのような形で効を奏すとは思わなかったでしょう。
 「あと一人でノーヒットノーランを達成できなかった投手」は、何度か本などで読みましたが、生中継で見たのは初めてでした。
 なお、吉見投手は続く尾形選手を打ちとって1安打1失点完封。4対0でベイスターズが勝ちました。残るスワローズとの2戦を1勝1分以上なら最下位脱出となります。

2004年10月13日

傘で急停車

[ 交通 ]

 朝、電車の中で寝ていたら、急制動で目が覚めました。立っていた人があやうく転ぶのをこらえたほどの急停止でした。ちょうど水道橋駅を出発しようとした直後で、外からはなにやらブザー音みたいなものが鳴り響いています。
 発車直後という事もあり、「飛び込み→そのまま停車→缶詰め」という最悪の状態を一瞬想像しました。しかし、1分後くらいに流れた車内放送によると、「扉に傘が挟まった状態で動き出したために、ホームの非常停止ボタンが押された」とのこと。幸いにもすぐに発車しました。
 普通に電車に乗っていて傘が扉に挟まる事はありませんから、乗降の際に無茶な行動があったのでしょう。実際、雨の日などに扉の近くにいると、閉まりかけた扉に傘を挟んで駆け込み乗車をしようとする人をたまに見ます。

 「駆け込み乗車はやめましょう」みたいな標語はしょっちゅう見ます。しかし、それに添えられているのがネコが尻尾を挟まれた絵だったりと、今ひとつ具体性を感じません。他の乗客にも迷惑な上に、本人にとってもも危険な行為なわけですから、「されると困ること」にせよ、「したらどんな迷惑が生じるか」にせよ、もっと具体的に表示したほうがいいのではないでしょうか。具体的な被害にあっただけに、より強く思いました。

最終戦に敗れる

[ 野球 ]

 タイガースの今期最終戦は甲子園でベイスターズ戦。先発は福原投手と土肥投手でした。序盤に村田選手の3ランなどで5対0とされ、打線は中盤に金本選手の113打点目となる犠飛で1点を返したのみ。結局6対1で敗れました。対ベイスターズ戦は12勝16敗。今期の最終成績が66勝70敗の借金4でしたから、ちょうどベイスターズにやられた分だけ借金した計算になります。なお、連続フルイニング出場の金本選手を初め、矢野選手・今岡選手・赤星選手の計4人が138試合フル出場。これは52年ぶりの記録だそうです。
 今期を振り返ると、福原投手の復活はあったものの、昨年二桁勝った伊良部投手と、期待の浜中選手が全く働きませんでした。さらに新外国人選手は全然で、移籍してきた選手もパっとしない、などと戦力を整える時点でかなり失敗していたと言えるでしょう。
 まあ、岡田監督には今年の現実を直視し、来年こそは背水の陣のつもりで頑張っていただきたいものです。

 ところで、コクドグループの株にまつわる不祥事が発覚しました。春先には西武鉄道の総会屋への利益供与があったわけですから、今年だけで二度目です。前回は西武鉄道の会長辞職だけでお茶を濁した堤氏でしたが、今回の事件ではライオンズのオーナー辞任を発表しました。この人、7月の球団合併策動において「プロに値しないレベルの選手が多いので球団数を減らすべき」と選手を侮蔑した発言をしていました。しかしこのような不祥事を見ると、本当に「プロに値しない人」はいったいどこの誰だったか、と言いたくなります。

2004年10月12日

別サイトを更新

 別サイト・これでいいのか?を更新しました。

好対照

[ 野球 ]

 唯一の試合予定だった神宮のスワローズ対ベイスターズは雨で中止。15日に順延となり、残り試合で唯一日程の決まっていなかった横浜でのベイスターズ対スワローズは日本シリーズ第1戦の日に行われる事になってしまいました。

 さて、今日は津田沼に「優勝セール見物」に行きました。この街は、駅の北口正面にパルコがあり、南口正面にダイエーがあるというたいへんわかりやすい構造になっています。ついでに言うと、パルコは、新京成電鉄の線路を挟んで、ドラゴンズの優勝セールをやったイオンと対峙。10日後くらいには、この二店の好対照ぶりも楽しめるかもしれません。
 最初に行ったのはダイエー。店の前には中で子供が遊べるビジターユニホームのハリーホークがいましたが、昨年の優勝セール時には店の前にいても聞こえてきた「若鷹軍団」は聞こえてきません。
 中に入ったら、昨年と同じように「動くハリーホーク」や「空飛ぶハリーホーク」がいて、選手の等身大写真が柱を飾り、店員もホークスのハッピを着ていました。お客さんも各ワゴンに群がっています。昨年の違いといえば、掲示されているポスターでハリーホークが頭を下げている事と「若鷹軍団」の流れかたでした。
 昨年は洗脳されるがごとく、各フロアで流れ続けていた「若鷹軍団」ですが、今年は頻繁には流れるものの、音量も心なしか控えめに見えました。あと、昼をダイエーに入っている店で食べたのですが、昨年はあった「ご声援感謝記念割引メニュー」は設定されていないようでした。このへんも、優勝したかしなかったかの差なのでしょうか。
 あと、売られている商品で記憶に残ったのは「火に接する面にハリーホークが描かれたフライパン」でした。キャラクター商品も色々ありますが、「マスコットを火あぶりにする」という使い方をするのは珍しいでしょう。なんとなく、プレーオフ第2戦などの「投手陣炎上」を連想してしまいました。もちろん、優勝していればこれが「燃える戦士たち」と解釈できるのでしょうが。

 一方、パルコは入口から外に向けて大音量で「吠えろライオンズ」を流していました。津田沼駅から一歩出ただけで曲が聞こえてきます。この「店の前に歌が流れるかどうか」の勝者と敗者の違いがくっきり出ていました。
 ただ、店の中の雰囲気はあまり「優勝した」という感じがありませんでした。入ってすぐの所にある高級チョコレート屋は「ご声援感謝セール」というパンジャのマークすら出していませんでした。これはダイエーにも言える事ですが、昨年までと違い、優勝するかどうかがプレーオフ終了時でないと分からないのですから、マジックの減りにあわせて優勝セールの準備をするわけにはいかないのでしょう。
 店内では「吠えろライオンズ」と「地平をかける獅子を見た」とチャンポンで流していました。セールの熱気はむしろダイエーのほうがあったように感じました。「グループの象徴とも言える球団」と「名前は同じでも、何十年か前に分かれた別会社の系列球団」という扱いの違いなのでしょうか。
 ちなみに、両店舗とも、テナントに、同じ百円ショップのC社が入っています。当然といえば当然ですが、ともにそれぞれの球団の「声援感謝セール」の表示を出していました。ちなみに、百円ショップでどんなセールをやっていたかは確認できませんでした。やはり、普段は二つで百円のものを、三つで百円にしたりしたのでしょうか。
 というわけで、このようなところにも「プレーオフ効果」を感じた、津田沼セール合戦でした。来年もし千葉の球団が優勝したらどのようになるのか、個人的には楽しみです。

 話は全く変わりますが、パリーグの個人記録を色々調べていたところ、今更ながらベニー選手が「チーム十二冠王」を達成した事に気づいて驚きました。チーム首位でないのは打席数・二塁打(福浦選手)・三塁打(井上選手)・犠打(小坂選手)のみ。
 それにしても、チーム盗塁王を四番のベニー選手とと6月から一軍に上がった西岡選手の「8」で分け合う、とはいかがなものでしょうか。コーチ陣にいる二人の盗塁王には何とかしていただきたいものです。
 そのベニー選手、本日、正式に来季の契約が決まったとのことです。1年というのはどうかとは思いますが、嬉しい限りです。

塗れば塗るほど

 アパートの階段の塗装工事が行われました。ここに越してきてから二回目です。前回、階段を塗りなおした後に雪がふったら、異常なまでに滑りやすくなってしまっており、嫁さんが滑り落ちかけた事もありました。
 というわけで、今度の塗りなおしには期待していました。ところが、10日夜から11日午前中にかけて降り、午後にはやんだ雨が、深夜になっても階段に残っていました。恐るべき水はけの悪さです。しかも、滑りやすさはこれまで以上なのだから困ります。これまでは雪だけ心配していればよかったのが、これからは雨まで心配しなければならないようです。それにしても、なぜこんなに滑りやすい塗料ばかり使うのでしょうか。困ったものです。

2004年10月11日

ライオンズが優勝

[ 野球 ]

 今日は家族と神宮にスワローズ対タイガースを見に行きました。井川投手が安打を打たれながらも3失点完投勝利をおさめ、快勝しました。ただ、球場で最初から最後まで見ていたその試合より、試合帰りに入った店の14型テレビで見たプレーオフ最終戦の9回裏からの攻防のほうが、印象に強く残った事は否めません。
 そのプレーオフ最終戦は新垣投手と松坂投手が先発。城島選手のソロでホークスが先制するも、6回に石井義選手の適時打などでライオンズが3点取って逆転。しかし、8回に井口選手が小野寺投手からソロ本塁打を打って1点差に迫り、ライオンズ1点リードで9回裏をむかえます。
 ライオンズは当然ながら豊田投手が登板。しかし、先頭の鳥越選手が二塁打を打ち、続く川崎選手が送ったあと、柴原選手の適時打で同点にします。さらに2死から井口選手のポテン二塁打で2・3塁と一打サヨナラの好機。しかし、ここでここまでプレーオフで2安打しかしていない松中選手が二塁ゴロに倒れ、延長戦に入ります。
 そして10回表、三瀬投手が登板しましたが、先頭の小関選手の二塁打から1死1・3塁とし、代打・犬伏選手が浅いセンターフライ。しかし、柴原選手の送球がややそれ、代走の高波選手がホームイン。その裏、ライオンズは第1戦でKOされた石井貴投手を投入。城島選手から始まる打順ですが、1四球で抑え、ライオンズが4対3で勝利。
 これでプレーオフを3勝2敗で制し、リーグ優勝はライオンズとなりました。、ホークスとしては、最後まで松中選手を封じられたのが痛かったと言えるでしょう。

 神宮のスワローズ対タイガースは藤井投手と井川投手が先発。藤井投手が立ち上がりから悪く、初回に3点を取ったタイガースが着実に追加点を挙げます。一方、井川投手はソロ2発を浴びるなど3失点でしたが、大量援護もあって余裕の完投勝利で14勝目を挙げました。また、三振も12個取っています。
 また、金本選手とラミレス選手の打点王争いはともに1打点ずつ。2点差はそのままです。
 ベイスターズ対ドラゴンズはマレン投手と小笠原投手が先発。初回に先制したドラゴンズが、2回に3四球を挟んで5連打して7得点。序盤で試合を決めました。結局10対2でドラゴンズが勝って最終戦を飾っています。

2004年10月10日

懐かしの場所

 中学の時に初めて神保町に行った時、あまりの書店の多さとよそでは手に入らない本の多さに驚き、一発で惚れ込んだものでした。その後、高校時代も定期で寄り道できる事もあって通いまくりました。大学を選んだ理由も「校舎が神保町の近くにある」だったりしたほどでした。
 その後、社会人になってからも最初の数年は定期的に通っていたのですが、引越しなどがきっかけで疎遠になり、最近では数年に1回行くか行かないか。しかも、行っても三省堂をちょっとのぞくくらい、という付き合いになっていました。
 しかし、今日は神保町を歩き回るのにちょうどいい空き時間ができたので、久々に歩きました。経路も、九段下で降りて、そのまま靖国通りを駿河台下まで抜ける、という高校時代に愛用していた「なつかしの道」です。

 かなり久々にじっくり歩いた神保町は、いろいろ変わっていました。とりあえず印象に残ったのは、コンビニや安価喫茶チェーンの増加。「どこにでもあるもの」ですが、それが神保町にあると、なんか不思議な感じでした。
 面白かったのは、かつて行きつけだった「書泉グランデ」のエレベーターに乗った時。乗った時にすぐ、「操作盤が変わっている。入れ換えたんだな」と気づきました。他のところなら、どんなに行き慣れていたところでも、エレベーターの操作盤の形状など覚えません。どうでもいいような事ですが、自分がかつていかに神保町に慣れ親しんでいたかを改めて実感しました。
 しかし、エレベーターの操作盤こそ変わってはいましたが、書泉グランデの6階は昔と変わらず、マニアックな鉄道・バス関係の書籍が平積みになっていました。その見慣れた風景を見た時、初めてそこに来た時、同様の品揃えに衝撃を受けた約20年前の自分を思い出し、なんとも言えないなつかしさを覚えました。

2勝2敗で最終戦に

[ 野球 ]

 ライオンズが2勝1敗で迎えたプレーオフ第2ステージ第4戦。先発は倉野投手と帆足投手でした。シーズン中「谷間要員」からローテーション入りして9勝を挙げた倉野投手は、「プロ生活初の大舞台」でライオンズ打線を6回4安打無失点。2回に連打されたものの、出口選手の強肩で1塁走者を3塁で刺すなど、守備も盛りたてます。
 一方、帆足投手も安打されながら3回まで無失点で抑えますが、4回に死球を挟んで5連打され、3点を失い、KOされます。さらに、6回にはこの試合9番に下がった川崎選手が、森投手からソロで追加点。その裏、二番手の山田投手が和田選手にソロを打たれますが、失点はそれだけ。最後は三瀬投手が抑えて4対1で勝ちきりました。
 ホークスは投手陣がよく、この試合を取りましたが、打線は13安打4得点の拙攻。さらに松中選手にも相変わらず安打が出ないなど、不安要因は残っています。明日の松坂投手相手に、松中選手が復活できるかが鍵かと思っていますが、果たしてどうなるでしょうか。

 ところで、今日の某スポーツ紙の裏一面を見たら、昨日、ライオンズが「王手をかけた」事に対し、将棋を聞きかじった記者を見当外れの「王手」論を書いていました。サイトには載っていないようなので紹介できませんが、ちょっと将棋を知っている人には噴飯ものの内容です。やはりプロ(?)の記者とはいえ、自分が取材していない分野の事を知ったかぶって偉そうに書くのは恥でしかない、という事でしょう。
 ところで、このスポーツ紙、本業(?)の野球でも、特定の球団ばかり取り上げ、パの試合などは、高校野球の地方予選以下の面積で紹介したりします。そのような「パリーグの素人新聞」が「これからのパリーグは・・・」などと書くのは、将棋を知らない記者が聞きかじった知識で見当違いの将棋論(?)を書くようなものなのでは、などと思いました。

 甲子園最終戦となるタイガース対読売。先発は三東投手と久保投手でした。2回までに6点を取ったタイガースが有利に試合を進めます。そして8回にはこの試合が引退試合となる八木選手が代打で登場。ライト前にうまく運び、「代打の神様」最後の打席も代打成功で終わりました。その後、9回表に守備について、ウイニングボールも掴んでいます。
 甲子園のもともとの雰囲気もあるのでしょうが、晩年、「代打の神様」と呼ばれるようになった八木選手は本当に球場が盛り上がる「ここで」というところでよく打ってくれました。本当にお疲れ様でした。
 スワローズ対ドラゴンズは大量点を挙げたドラゴンズが13対4で圧勝。川上投手が17勝目を挙げています。
 ベイスターズ対カープは1対0の完封リレーでカープが勝ち。ベイスターズとのゲーム差を1に広げています。

2004年10月09日

台風直撃

 本日の更新・らくがきちょう

 今日は首都圏を台風が直撃。仕事なので都内に出ていました。昼あたりまでは「ちょっと強めの雨の日」でした。しかし、交通情報などを見ると、だんだんと鉄道の不通区間が拡大。特に千葉以東の各線はかなり早い段階から運転見合わせになっていました。
 帰りに乗った電車は遅れながらも、なんとか動いていました。しかし、両国を過ぎたあたりから風雨がすごく、駅に止まるとドアから雨が吹き込んでくるほど。ホームの屋根も雨よけにならず、下車する人の中には、ドアが開くと同時に傘を広げる人がいました。
 小岩駅を出たら、風がさらに強くなり、車両もかなり揺れました。かなり気になるほどの揺れで、そのまま江戸川の鉄橋を渡った時は、「ここで風にあおられたら」と不安になったほどでした。
 帰りに津田沼で本屋に寄ろうと下車しました。すると、駅の入口は南北ともシャッターを半分閉じていました。本屋は駅に隣接したビルにあって、屋根のない場所は10mほどでしたが、その短い距離を歩くだけで一苦労でした。
 さらに、幕張本郷に着いたら、改札のあたりで、「京葉線からの振替のお客様は」とアナウンス。ついに京葉線も止まったか、と思って駅の表示を見てみたら、千葉のJRは総武線の千葉までを除いて、全部「運転見合わせ」になっていました。その後、一時的とはいえ、総武快速も止まり、中央・総武緩行線も一部区間が不通になった、との事。もう少し職場を出るのが遅かったら、えらい目にあっていたところでした。

 駅を出て橋を渡った時は、意外にもたいした風ではありませんでした。しかし、橋を降りて線路沿いを歩こうとしたら、とたんに強風が。傘を飛ばされないように持つのが精一杯、という感じです。仕方がないので、傘を閉じて、強風雨の中を突っ走って帰りました。
 濡れて帰って、風呂にでも入ろうかとしたら、室外に設置してある自動湯沸し機が故障。一瞬、青くなりましたが、幸い、電源コンセントの抜き差しだけで直り、なんとか暖まる事ができました。

ライオンズ、接戦を制す

[ 野球 ]

 1勝1敗でむかえたプレーオフ第3戦は斉藤投手と張投手が先発。今期二桁勝利を挙げたもののピリッとしない斉藤投手は、フェルナンデス選手に初回に2ラン、2回にも適時打を打たれます。
 一方、張投手は序盤は快調に飛ばしましたが、4回に先頭の井口選手にソロを打たれると一変。松中選手は抑えたものの、城島選手にも一発が出て1点差。さらにバルデス選手に安打、柴原選手に四球の後、鳥越選手にライトフェンス直撃の二塁打を打たれ、一気に逆転されました。
 3・4回とライオンズ打線を抑えて調子を上げてきたかに見えた斉藤投手ですが、逆転した直後の5回表に、またまたフェルナンデス選手にソロを打たれ、あっさり同点に。その裏、に失策がらみでホークスが勝ち越しましたが、直後の6回表に先頭の中島選手、続く野田選手と7・8番が連続本塁打。その後のホークスリリーフ陣が無失点だった所を見ると、結果論ですが斉藤投手を引っ張りすぎたのかもしれません。
 ホークスは7回表の無死満塁のピンチを無失点で凌ぎ、その裏、この回から登板の四番手の星野投手から、先頭の川崎選手がストレートの四球。流れをふたたびつかんだかと思いましたが、続く宮地選手がバントを失敗してしまいます。これで再度流れが変わったか、星野投手は井口選手・松中選手を連続三振。以下小野寺投手・豊田投手とつないだライオンズが、1点差を守りきって6対5で勝利。リーグ優勝まであと1勝としまています。
 これでライオンズがかなり有利になったと思われます。ホークスとしてはこの3戦で打率1割を切っている松中選手の不振が痛いところです。明日は倉野投手と帆足投手の先発ですが、ライオンズが一気に決めるのでしょうか。

 カープ対読売は長谷川投手と内海投手が先発。終盤に突き放したカープが勝って、ゲーム差なしながら5位に浮上しています。

2004年10月08日

試用方法

 西友で中国産のトイレットペーパーを、従来にない低価格で輸入販売してました。徹底した低価格を目指しているようで、包装の表示も全て中国語のままです。
 さらに、あまりの安さに品質を疑う人への対策なのか、棚の近くに「試用品」を吊り下げていました。あまりの安さに品質を疑う人への対策なのでしょうか。しかしながら、「手触り」なら確認できますが、実際の「使い心地」は確認できません。さらに言うと、食品を売っているすぐそこで、「使える状態」のトイレットペーパーがぶらさがっているのはちょっと奇妙です。
 以前行った電器屋で、手洗所に新品のウォッシュレットを置いて「販売は2階のフロアで」と宣伝していた店がありました。このトイレットペーパーもどうせ「試用品」を出すなら、同じ方法を取ればいいのでは、などと思いました。

戦力外通告

[ 野球 ]

 プレーオフは中休みで、予定されていたセリーグ2試合は中止でした。八木選手の引退試合の予定だった甲子園の試合は10日に順延とのことです。
 引退といえば、各球団で「戦力外通告」情報が出始めています。まあ、今年は「新球団参入」という極めて特殊な年という事情もあり、早い時期に「通告」しているのでしょう。それにしても、昨年、一軍に上がってすぐ本塁打を打ち、デイリーの一面にもなったタイガースの早川選手もリストに入っていたのには驚きました。本人の意思はわかりませんが、ぜひとも新天地でもう一花咲かせてほしいものです。
 あと、極めて残念なニュースもありました、読売から助監督を要請された中畑氏が固持したとの事です。昨日書いたように、山本功児ヘッドコーチと並んでの入閣は、大いに「期待」していたのですが・・・。
 それにしても、なんで要請するのに、オーナー一人でなく、不祥事で辞任したはずの前オーナーまで出てくるのでしょうか。相変わらず奇妙な球団です。

2004年10月07日

RSSリーダーの変更

 半年ほど、Opera付属のRSSリーダーを使っていました。しかし、やけに反応が鈍く、1時間ごとに巡回する設定にしているにも関わらず、1日たたないと読み込んでこない、という事もしばしばありました。
 やはり、「おまけ」ではダメか、という事で、シェアウェアを試用する事にしました。インストールした後に移行作業をするのですが、これが大変。メーラーのように移行のためのツールみたいなものはなく、30ちょっとのRSSデータを全て手動で移設。しかも、試しに読み込んでみたところ、フォルダの設定を間違えてしまい、また30回ほど修正作業を繰り返す破目になりました。
 まあ、もう1年もすれば、各アプリ間の移設も簡単にできるようにはなるとは思います。しかし、当面の間は、この状況が続きそう。そのためにも、ぜひとも今試用中のRSSリーダーが優秀である事を祈るのみです。

連日の大差で五分に

[ 野球 ]

 プレーオフ第2ステージ第2戦は和田投手と松坂投手が先発。投手戦が期待されたのですが、和田投手が立ち上がりから炎上。初回にカブレラ選手と和田選手の連続適時打で先制され、2回にも四球でピンチを作った後、赤田選手とフェルナンデス選手の連打で計5失点。1回2/3でKOされました。
 2番手の山田投手はライオンズ打線を抑えましたが、3番手の吉武投手が6回に和田選手に満塁本塁打を喫し、9対0。さらに7回にも高木浩選手の2ランが出て11対0と昨日以上の大差になります。
 松坂投手は6回を4安打1四球で無失点。7回表の攻撃中もキャッチボールをしていましたが、11対0になった時点でやめて交代しました。このあたりの駆け引き、短期決戦らしくて面白いところです。
 ホークス打線は2番手の小野寺投手から1点を取りますが、いかんせん失点が大きすぎ、結局11対1でライオンズが圧勝しました。
 第1ステージとうってかわって、2日連続の大差試合。明後日の第3戦はどうなるのでしょうか。

 プレーオフの陰で「日本シリーズ中の消化試合」の様相を呈しているセリーグ。公表観客数は3球場合計で36,000人と福岡ドームの47,000人を下回りました。このような状況を見ると、セリーグもプレーオフを導入してもいいのでは、と思えてきます。
 ベイスターズ対タイガースは三浦投手と筒井投手が先発。筒井投手はプロ初登板初先発です。その筒井投手は5回1/3を7安打と打たれましたが、拙攻にも助けられて1失点。一方、三浦投手は5回まで1失点でしたが、6回に金本選手の109打点目となる勝ち越し適時打と、檜山選手の3ランで一挙4点を取って勝ち越し。そのまま5対1で勝って筒井投手が初登板初勝利を挙げています。また、この勝利でタイガースの今期4位も決定しました。
 カープ対ドラゴンズは小山田投手と山井投手が先発。小山田投手がドラゴンズ打線を5安打に抑えて完封勝ちしています。
 スワローズ対読売の「2位攻防戦」は高井投手と高橋尚投手が先発。ラミレス選手が3打点で金本選手に並ぶ109打点を挙げ、それが効を奏して5対2でスワローズが勝ち、2位に復帰しています。

 ところで、来期の読売首脳陣は中畑清氏が助監督で山本功児氏がヘッドコーチとか。今年の夏に中畑氏の指導力を目の当たりにし、昨年まで山本氏の采配と言動に悩まされていた身としては「感動的な人事」としか言いようがありません。

2004年10月06日

ウソのない表題の未承諾広告

 相変わらず色々な所からスパムメールが来ます。もちろん、題名だけ見て捨てています。そのなかで先日、「※未承諾広告※ 5,000円で人生変える」というのがありました。もちろん、本文は見ませんでしたが、だいたいの想像がつきます。そして、本当にこのメールに書かれた「儲け話」を真に受けて、先方に5,000円を払って関係を作ったら、人生が変わるほどの被害にあう危険性もあります。そう考えると、あながちこの表題は間違ってはいないと言えそうです。
 それにしても、このテのメール、日本語・英語を問わずしつこく届きます。という事は、配信する業者にはそれなりの「収益」があるのでしょうか。それとも、メール配信業者があやしげな商売をやっている業者をうまく言いくるめて、実際はリターンがないにも関わらずスパム配信の契約をするのでしょうか。知りたくも関わりたくもない世界ですが、そのへんは興味があります。

城島選手が4打点

[ 野球 ]

 パリーグ優勝を決めるプレーオフ第2ステージのホークス対ライオンズが今日から開幕。先発は新垣投手と石井貴投手でした。1回裏、2死1・2塁からシーズン中はライオンズとの相性が悪く、打率2割3分台だった城島選手の適時打で先制。さらにズレータ選手も続きました。
 新垣選手は5回まで3安打無失点。その投球を好リードで支える城島選手は3回にはソロ本塁打、5回に2点適時打と、序盤で4打点。第2ステージ前の不安要素「城島選手とライオンズ投手陣の相性」を早くもふっ飛ばします。
 ライオンズも6回にカブレラ選手の適時打で1点を返したものの、7回裏、3番手の大沼投手から井口選手・松中選手が連続本塁打。続く城島選手は倒れたものの、ズレータ選手にこの回3本目の本塁打が出て、トドメを刺しました。9回にカブレラ選手が杉内投手から2ランを打ったものの反撃はここまで。結局9対3でホークスが快勝しました。
 明日は和田投手対松坂投手。息詰まる投げあいを期待したいところです。

 スワローズ対タイガースは石川投手と福原投手が先発。金本選手の108打点目の適時打で先制しましたが、7回にラミレス選手の106打点目となる2ランが出て逆転。以下は石井投手・五十嵐投手に抑えられ、そのまま2対1で敗れました。
 カープ対ベイスターズは河内投手とマレン投手が先発。カープが3点先制したものの、直後にベイスターズが4点取って逆転。6対5で迎えた最終回にカープも好機を作りますが、門倉選手が抑えて、ベイスターズが逃げ切り5位を守りました。
 なお、打率争いは嶋選手・佐伯選手ともに4の1のため、嶋選手が1分差のリードを保っています。また、本塁打・打点の二冠の可能性があったウッズ選手が右肘痛で帰国しました。こうなると、残り5試合で3本差の岩村選手にもチャンスが出てきそうですが、果たしてどうなることでしょうか。

2004年10月05日

絵と別サイトを更新

 翔みならのイラスト掲載用ブログらくがきちょうを更新。また、別サイトこれでいいのか?に長文・景気と生活を掲載しました。

二日続いて投手戦

[ 野球 ]

 今日はカープ対ベイスターズ戦のみ。帰宅がちょっと遅く、TVをつけたら、ちょうどベイル投手のヒーローインタビューを行っていました。ベイル投手は7回を3安打。失点は併殺の間に取られた1点だけでした。その裏、代打攻勢で2点を取って逆転したカープが2対1で勝ったようです。ベイル投手は11勝目です。
 他に中継もなかったので、昨日録画した井川投手のノーヒットノーランを途中までビデオで見ていました。結果があらかじめ分かっているため、ノーヒットノーランの試合を生で見るときのドキドキ感は当然ながらありません。とはいえ、やはりその投球の凄さは素人目に見てもかなりのものでした。時間が取れたら、じっくり全部見て、観戦記(?)でも書きたいものです。

 あと、話は変わりますが、今年の大リーグは史上最多の観客動員 9球団が300万人超だったそうです。ストの時期に一部マスコミはさんざん「アメリカ大リーグはストで大幅にファンが減った」などと書いていました。しかし、このデータを見る限り、少なくとも「一時的には減ったが、すぐに回復した」と書かなければ、事実に即していないのでは、と思った次第です。

2004年10月04日

タブ化

 愛用している秀丸が2ヶ月ほど前にタブ表示が可能になるバージョンアップをしていました。情けない事に、このバージョンアップをした事を、つい数日前に嫁さんが作業しているのを見るまで知りませんでした。
 普段から秀丸をいくつも立ち上げて作業し、まだ立ち上げていたファイルを再度立ち上げようとするようなポカをしょっちゅうやっている自分にとっては夢といってもいい機能。早速バージョンアップして使ってみたのですが、予想通り非常に便利。たかが2ヶ月とはいえ、気づかなかった自分の愚かさを悔いたほどでした。
 やはり、使っているアプリ(特にシェアウェア)の改変情報は頻繁にチェックする必要がありますね。秀丸のサイトで、更新情報のRSS配信を始めていたので、早速登録しました。

ノーヒットノーラン達成!

[ 野球 ]

 すっかり消化試合モードになったセリーグ。なんと今日はスカパーの中継すらありませんでした。そして、そのような日に行われたカープ対タイガース戦は黒田投手と井川投手が先発。そして井川投手は7回までパーフェクト。8回に失策で完全試合は逃しますが、安打は許さず、9回を1四球1死球1失策。奪三振8でノーヒットノーランを達成しました。打線は7回に2安打と失策で1得点。1対0でした。
 まあ、スカパーでもカープの主催試合は中継でなく録画が多いのですが、結果論とはいえ今日は中継してほしかったものです。ちなみにこの試合の放映は4時から・・・。仕方ないので、録画予約することにしました。
 あと、引退が噂されていた八木選手が正式に記者会見。今期も起用が少ないながら、貴重な適時打を打ってもいたので、まだまだやれそうにも思えますが残念です。お疲れ様でした。
 なお、もう一つの試合・ベイスターズ対読売は読売が勝ったようです。

2004年10月03日

「調べてもらう」と「調べる」

今日の更新・リンク集・今月のお勧め

 小中学校の「総合学習」の時期がきたのか、職場にそのテのメールが来るようになりました。相変わらず、職場の公式サイトをちょっと見ればわかるようなものや、漠然としていて答えようのない質問がほとんどです。さらに今年の特徴(?)として、「資料があったら送ってくれ」という一文が末尾に添えられています。送るのは別にいいのですが、先方の「自己紹介」は「○○学校の××です」というだけ。まさかこちらでその学校名を検索かけ、住所を調べて送れ、とでも言いたいのでしょうか。
 複数の学校から同じような文章で「資料送付依頼」がきたところをみると、「末尾にその一文を添えろ」というマニュアルみたいなものが出て、そのとおりに教師が指導しているのでしょうか。ただ、マニュアル作成者に質問手段として郵送の場合とメールの場合の区別がついておらず、その結果、「失礼なメール」を送らせる「指導」になってしまったようです。
 いずれにせよ、調べるのなら、図書館で本を漁るとか、ネットで検索をかけまくるなど、もう少し自分の力を使ってから「最終手段」として直接問い合わせてほしいものです。同じ情報を得るのでも、メールや郵便一本で問い合わせて相手が調べた結果を入手するのと、見当外れを繰り返しながら苦労して求めていた情報にたどりつくのでは、「学習効果」としては全然違うと思うのですが。

第1ステージ終了

[ 野球 ]

 ライオンズ対ファイターズのプレーオフ第1ステージ最終戦。先発は帆足投手と江尻投手。1回表、1死から安打と失策で好機を作ったファイターズが四番・セギノール選手の打った瞬間にわかる3ランで先制します。さらに2回表も2死から連打で2・3塁の好機。ここで小笠原選手がセンター前に抜けそうな当たりを放ちますが、中島選手が好捕し、追加点を阻みます。結果的にはこれはかなり大きなプレーになりました。
 江尻投手は2回まで無失点に抑えましたが、3回に1死1・3塁からフェルナンデス選手を追い込みながら死球で満塁に。続くカブレラ選手も2-0に追い込みますが、3球目をこれまた打った瞬間にわかる満塁本塁打。一気に逆転します。
 2回まで5安打を打たれた帆足投手ですが、3回以降は好投。6回までファイターズ打線を無安打に抑えます。一方、ライオンズは4回にも再び満塁でカブレラ選手にまわり、二番手の入来投手が押し出し四球。しかし、続く和田投手は3球三振に抑えて、何とか1点で凌ぎます。
 ライオンズ中継陣は7回から長田投手・星野投手・小野寺投手といずれも無安打でファイターズ打線を抑え、一方、ファイターズも建山投手が追加点を許さず、8回には2点負けている状態ながら横山投手を投入して追加点を防ぎ、9回表を迎えます。
 ライオンズのマウンドは当然ながら豊田投手。しかし、先頭の高橋選手がチームとして2回以来の安打で出塁し、1死後、木元選手が2ラン。レギュラーシーズンで通計5失点・被本塁打1の豊田投手を打ち、追いつきました。このまま一気に行くかとも思えましたが、坪井選手・新庄選手は倒れ、同点のまま9回裏に入りました。
 そして9回裏、先頭は和田選手。2-2から横山投手の7球目をレフトスタンドにサヨナラ本塁打。これで6-5で勝利し、ライオンズがホークスとの第2ステージに進出。ファイターズの2004年は終わりました。

 マリーンズもタイガースもからまない試合で、これだけ熱を入れて見た試合は初めてだったかもしれません。そういう意味でもプレーオフは成功だったと言えるでしょう。ただ、もう少しペナントレースでの成績を加味する仕組みにしてもいいとは思いますが(上位チームは無条件で1勝ハンデ、5ゲーム以上の差は第2ステージで2勝差とか)。いずれにせよ、来期も継続されるこの制度、今から楽しみです。来年はぜひマリンスタジアムで第2ステージを見たいものです。

 カープ対タイガースは中継がなかったので全然見れませんでした。長谷川投手と杉山投手が先発で、接戦となりましたが、6回に新井選手のソロで勝ち越したカープが勝ったようです。
 ドラゴンズ対スワローズはナゴヤドーム最終戦。先発は引退を発表した川崎投手と石堂投手でした。川崎投手にとっては最初で最後のスワローズ戦登板となります。スワローズの先頭は古田選手。怪我で欠場中ですが、この舞台のためだけに登場です。その古田選手を三振に打ち取った川崎投手は、続く宮本選手・岩村選手と三者連続三振。最後の舞台に花を添えました。1回表終了後には、井端選手と古田選手の花束贈呈、さらに両チームの選手による胴上げもありました。
 2回以降は山本昌投手が5回まで無安打に抑える好投。ここ数日沈んでいた打線もリナレス選手の今期チーム初となる満塁本塁打などで11得点。シリーズ向けのテストみたいで出てきた一軍半のリリーフ陣も、ラミレス選手のソロのみに抑え、11対1で本拠地最終戦を飾っています。

心理テスト

昨日の更新・翔みならブログめもちょう

 ある雑誌の編集後記に、その編集部での「いじられ役」のキャラの人が、心理テストを出した話を書いていました。なんでも、「檻の中に人がいます」という設問で、そこで挙げた人が、回答者にとっての「一番嫌いな人」というオチです。ところが、誰もががその質問に対し、出題した「いじられ役」の人を挙げたので、自分は嫌われている、と冗談半分で書いていました。
 しかし、その人の立ち位置を見れば、「檻の中に人が捕まっています。それは誰ですか?」と尋ねられれば、実際にその場面を想像する前にその人の名前を挙げるのは自然の流れです。これは、「心理」以前の問題とも言えます。
 つまるところ、「心理テスト」をやる際には、その「出題者のキャラに対する心理」を勘案しなくてはいけない、という事でしょう。そういう意味ではこの心理テスト、別の意味で「心理」を探る事ができた「良問」と言えるかもしれません。

2004年10月02日

幻のサヨナラ振り逃げ

[ 野球 ]

 日中は仕事だったので、イチロー選手の大記録もファイターズの勝利も見れませんでした。その代わりに(?)カープ対タイガースの消化試合(カープにとっては「最下位」がかかってはいますが)を延々と見ていました。
 先発はベテランの佐々岡投手と昨年の自由枠でプロ初先発となる江草投手。ともに好投し、6回まで無失点。しかし、7回裏に好機でその佐々岡投手の代打で登場した木村一選手の適時打でカープが先制します。
 2番手の広池投手が8回を抑え、9回は大竹投手かと思われましたが、先頭打者が左の赤星選手という事で広池投手が続投。これが裏目に出て赤星選手は内野安打で出塁。ここで大竹投手に代わりましたが、続く関本選手が送った後、今岡選手の2ランが出て逆転しました。
 ところがその裏、この回から登板のウイリアムス投手が先頭の尾形選手に初球をライトスタンドに運ばれて同点、そのまま延長戦に入りました。
 そして10回裏、2死2・3塁で栗原選手が打席に。そして2-3から久保田投手の投げた球を栗原選手は空振りしますが、これを捕手が取れず、バックネット方向に球が転々と。当然、3塁の嶋選手はサヨナラのホームを踏みます。TVにも「3-2」と表示されました。珍しいサヨナラ振り逃げ・・・のはずが、なぜか栗原選手は1塁と本塁の途中あたりに。矢野捕手が一塁に投げてアウト。振り逃げは打者がセーフになって初めて成立しますから、得点は認められず、ただの三振となりました。
 その直後の11回表に金本選手の2ランが出て勝ち越しますが、その裏、カープも前田選手に代打2ランが出て同点に。12回には得点がなく、結局引き分けとなりました。カープは今季初の引き分けです。

 ドラゴンズ対スワローズは平松投手とゴンザレス投手が先発。昨日のビールかけでお疲れなのか、ドラゴンズ打線はゴンザレス投手相手に8回まで2安打無失点。一方、平松投手も5回まで無失点でしたが、6回に先制され、7回にはラミレス選手に3ランを喫します。9回裏に高橋光選手のソロで完封は逃れたものの、結局ゴンザレス投手は4安打無四球完投でした。
 まあ、今日は負けましたが、落合監督の優勝には本当に驚きました。率直に言って、就任時はBクラスになる確率が90%と思っていました。昨日のインタビューでも、とにかく選手を立てる発言ばかり。もちろん、優勝したからこそ過去の発言でもそういうものばかり取り上げられるのでしょうが、これまで持っていた氏に対する先入観と全然違う言動には本当に驚かされました。

 プレーオフ第2戦のライオンズ対ファイターズは張投手とミラバル投手が先制。初回に小笠原選手の2試合連続本塁打でファイターズが先制し、3回にライオンズが追いついて同点のまま中盤をむかえます。そして6回表に新庄選手の安打をきっかけに小笠原選手の適時打で勝ち越し、以下セギノール選手・坪井選手にも適時打。さらには代打・エチェバリア選手が押し出し四球を選んでこの回4点を挙げます。
 そのまま、ミラバル投手が抑えて4点差のまま9回裏をむかえます。しかし、1死から連打と四球で満塁とし、カブレラ選手の犠飛と和田選手の2点適時打で一挙に1点差で2死2塁。迎えるは昨日のヒーロー・フェルナンデス選手。一発出ればファイターズの2004年は終わります。しかし、ここで登板した横山投手が外野フライに打ちとって試合終了。決着は明日に持ち越されました。

2004年10月01日

冴えん優勝決定と派手なプレーオフ

[ 野球 ]

 今日は飲みがあって中継が見れませんでした。帰りに千駄ケ谷駅に行ったら、読売のユニフォームを着たファンがたたずんでいました。喜んでもいませんが、悔しそうな顔はしていません。念のため携帯で確認したところ、神宮は読売の勝ちで、ナゴヤドームは試合中でした。というわけで、駅のホームにいる読売ファンの表情でドラゴンズの優勝を知る、という事になりました。
 さて、昨日マジック1で足踏みしたドラゴンズは地元に戻ってカープと対戦。ドミンゴ投手と小山田投手が先発で、ドミンゴ投手はこれまでの実績そのままにカープ打線を1点に抑えますが、小山田投手も好投し、1対1のまま延長に。その11回裏の攻撃中にスワローズが読売に負け、ドラゴンズの優勝が決まりました。
 そして、優勝を決めた直後の12回表、緒方選手に満塁本塁打が出てカープが勝ち越し。その裏ドラゴンズも1点は返しますが、反撃は及ばず、5対2で敗れ、「負けて胴上げ」となってしまいました。
 タイガース対ベイスターズは三東投手と加藤投手が先発。初回に4点取ったタイガースが中盤の反撃をしのいで、6対4で勝ちました。打点王争いのほうは金本選手・ウッズ選手ともに1打点で2点差は変わらず。ウッズ選手は本塁打を打ち、そちらはローズ選手に追いついています。

 さて、パリーグは今日からプレーオフ第1ステージのライオンズ対ファイターズ。松坂投手と金村投手というエース同士の投げあいとなりましたが、意外にも打撃戦に。3回裏にライオンズが3点先制したら、直後に小笠原選手の3ランで同点に。同様に6回裏にライオンズがフェルナンデス選手のソロで勝ち越すと7回表にセギノール選手のソロでファイターズが追いつきます。
 しかし、直後の7回裏に佐藤友亮選手のソロで勝ち越されて金村投手が降板。二番手の井場投手が3四球で走者を溜めて、フェルナンデス選手に2イニング連続となる満塁本塁打を浴びます。さらに細川選手にもソロが出てこの回6点。直後にまたファイターズも3点返しましたが反撃はここまで。最後は豊田投手が抑えて、三番勝負の初戦をライオンズが勝ち、第2ステージ進出まであと1勝としています。