2005年12月08日

位置が分からなくなる恐怖

 タクシーに乗って、繁華街の裏通りにある所に行きました。車内の席が真ん中だった上に、で同行者と話したりしていた事もあり、裏通りに入ってから、どこをどう進んでいたのか、分からなくなりました。帰りは、歩いて駅に向かうことになったのですが、駅がどこの方向にあるか、皆目見当がつきません。
 私の場合、たとえ旅行先でも、自分のいまいる位置およびこれからどちらに向かうかを、頭の中の地図と照合させるのが半ば本能みたいになっています。したがって、それができないというのは、たとえそれが都会の真ん中で適当に歩けばどこかの地下鉄の駅に着く、という状態でも不安極まります。幸い、他の人は周辺地理に明るく、後ろについて歩いてしばらくしたら、見たことのある場所にたどりつき、一安心しました。
 こういう経験をすると、どんな賑やかな所に行く場合でも、タクシーでは常に外を観察せねばならない、とつくづく思いました。

2005年12月08日 23:17