2004年11月30日

蜜柑と青空

 なぜか知りませんが、我が家の近くには、庭先に柑橘類を植えている家が少なくありません。したがって、この季節になると、様々なところでたわわになっている蜜柑やグレープフルーツを見ます。
 その中の一本を撮ってみました。ちょうど青空と蜜柑色がいい感じになっていると自分では思っています。

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2004年11月29日

未成年者は協力できないスポーツ振興

 「スポーツ振興くじ(サッカーくじ、愛称toto)」の売上が、相変わらず絶不調のようです。おかげで、「スポーツ振興」のための助成金が減らされているとのこと。
 スポーツ行政の事を詳しく知っているわけではありません。しかしながら、「博打の上がりの多寡がスポーツ振興に影響する」という事態が異常なのは確かでしょう。「未成年には売れない」という時点で、健全なスポーツ助成方法とは言えないと思います。

 話はちょっとずれますが、かつて「サッカーくじ」が導入されるかという話があったとき、某プロ野球団オーナー(当時)が、「サッカーくじが導入されれば、野球などはあっという間にサッカー人気に抜かれる。だからこそ今のうちに、『改革』が必要だ」などと言って、自分の球団ばかり有利になるような制度を導入させた事がありました。今にしてこの発言を振り返って見ると、笑うよりありませんね。

2004年11月28日

考えすぎ

 仕事が嫌なわけではないのですが、やはり「休み」は好きです。しかしながら、通常は休みというのは、長くても3日で終わります。その「休み」を堪能すればするほど、休みの終わる前夜は、何とも言えない虚しさを感じます。
 その虚しさを快勝するのには、次の休みを想像して楽しむよりありません。現時点では、その「楽しみな次の休み」は正月休みになります。しかし、正月休みの事を考えるうちに、「でも仕事始めの前日は、虚しい思いをするのだろうな」と、余計な事まで考えるようになり、喪失感まで味わってしまいます。
 「考えすぎ」のもたらす弊害の最たるもの、とも言えるでしょう。結果的には、「休み」の時は翌日の事も含めて何も考えずに、ただ休むのがいい、という事なのでしょうね。当然と言えば、当然すぎる事なのですが・・・

2004年11月27日

自慢するものだから余計に

 ある店に置いてあったカップ式自販機でコーヒーを買いました。取り出し口のところを見たら「わが社はISO14001を取得しました」というシールが貼られていました。
 自販機にそんなものを貼るとは珍しいな、などと思いながら取り出し口を開けてみたら、カップの中に入っていたのは、見た事のないような薄茶色の液体でした。通常のコーヒーをお湯で10倍に薄めたような感じです。
 驚いて、店の人に言ったら「またか」みたいな表情で、「じゃあお金返しますから」と言われました。表情といい、口ぶりといい、日常茶飯事のような感じでした。
 ISO14001を取得するのは、地球環境のためにもいい事なのでしょうが、どうも、それ以前の問題があるようです。下手にシールなんか貼って自慢しているだけに、より一層その会社に対する評価は下がってしまいました。

2004年11月26日

食べない部分

本日の更新・別ブログこれでいいのか?

 先日買った蒲鉾を、自分で切って醤油をつけて食べました。当たり前ですが、蒲鉾を切った後は、張り付いていた板をはがしました。
 それをやっていてふと、「板わさ」という言葉が気になりました。なんでも、一部で蒲鉾を俗称で「板」と呼んでいる事からこの名前になったそうです。とはいえ、板は板として、蒲鉾と別に存在しており、しかも食べる時は取り外し(?)します。にもかかわらず、食べないほうの「板」が名前に残って、食べるほうの「蒲鉾」の名前が消えてしまっています。普段は気にしていませんでしたが、一度考え出すと疑問が尽きなくなってしまいました。

2004年11月25日

華やかな職員?

本日の更新・翔みなら絵ブログらくがきちょう

 NHKを見ていたら、「フローラルスタッフ募集」なる広告が流れていました。パッと聞いただけでは何の仕事なのかよく分からなかったのですが、「粘り強い人が好ましい」などという条件を聞いているうちに、要は受信料集金人である事がわかりました。ちなみに、「フローラル」をカタカナ語辞典で検索したら花に関するさま.転じて華やかなさまとありました。少なくとも「集金」を意味する言葉ではないようです。
 NHKも、「受信料支払い拒否の原因」を自らの手で量産してしまっただけに、なんとか集金人を増やそうと必死なのでしょう。とはいえ、少なからず罵声も浴びせられるであろう仕事を「華やかな」と名づけて求人する感覚はちょっと理解できません。さらに言うと、普通に日本語で「集金人」と書けばいいところを、わざわざ抽象的な英語を使って書くのは、「日本国の公共放送」としてもいかがなものかと思った次第です。

2004年11月24日

市街地から十数分で

[ 交通 ]

 昨日は三宮に泊まりました。朝起きて、新開地から神戸電鉄に乗りました。十数分ほど乗ると六甲山地越えになります。山の中に入るにつれて家が減り、そのうち人工物がほとんど見れなくなりました。神戸の繁華街から十数分でこれですからすごいものです。特に、今年度末での廃止が決まった菊水山駅などは、駅だというのに、周囲に見える建造物は1つしかありませんでした。
 山を越えて再び市街地に戻って鈴蘭台駅に到着。そこから先でも、沿線に萱葺き屋根の家などが見えました。そして谷上駅で下車しました。ここは新神戸に直結する北神急行電鉄の乗り換え駅です。山あいの町、という雰囲気ですが、ここから三宮まで、北神急行を使えば10分で行けます。

 しかし今回は有馬温泉から谷上を通って三宮に行くバスで戻る事にしました。平日の日中なので空いているかと思いきや、有馬温泉帰りと思われる人で満員でした。しばらく山あいの道を走ったあと、新神戸トンネルに入って、一気に六甲山地を抜けます。トンネルを出たところが、新幹線の新神戸駅のすぐ脇だったのには驚きました。
 三宮のバス停でも、折り返しの有馬温泉行きに乗る人の行列ができていました。本数は1時間に1本程度ですが、かなり人気のある路線のようです。

 その後、昼食に明石焼きを食べてから阪急に乗りました。苦楽園口で下車して、以前住んでいた家などを見てから伊丹駅へ。そこからバスで空港に行き、全日空で帰郷しました。とにもかくにも、神戸電鉄での六甲の山越えが印象に残った一日でした。

2004年11月23日

意外な「東西の差」

[ 交通 ]

 昨日書いたように、今日から明日にかけて関西に行っています。もっとも、今日はほとんど一日、職場関係の用事ですごしたので、観光(?)といえば、難波に夕食を食べに行って、架け替え中の戎橋を見たくらいでしたが。
 というわけで、ほとんど地元にいるのと同じような生活でした。そのなかで非常に気になったのは「電車の駅のトイレ」でした。関東の駅のトイレはホームにあるものも、改札付近にあるものも、ほとんどが入口に段差があります。そのため、中には立派な車椅子利用者用の手すりがついていても、そこまで車椅子でたどりつけない、という宝の持ち腐れ状態になっています。
 それに対し、今日乗った阪急と大阪市営地下鉄の駅は、ともにホームから段差なしでトイレに入れました。まあ、これも一長一短ではあり、用を足している際に電車が入ってくるのが良く見えるので、せっかちな私などは、乗れるかどうかを考えてしまい、落ち着きません。とはいえ、少なくとも車椅子利用者にとっては、こちらのほうがいいのは確かでしょうね。
 設置時の設計の差なのでしょうが、意外なところで「東西の差」を感じた次第です。

 話は全く変わりますが、久々に阪急宝塚線に乗りました。そして路線図を見たら、列車種別がかつて私が阪急沿線に住んでいた時の倍以上になっていました。種別の定義がやけに細かく、一つの駅に停まるかどうかで「通勤急行」と「急行」と別の名前になっていたりします。
 まあ、私の住んでいた頃は非電化だったライバルのJR福知山線が、電化した上に都心に直通する新線までできたわけですから、対抗する上で必要な措置なのでしょう。そのへんはわかりますが、やはり種別が倍増したのには驚きました。

2004年11月22日

準備

 本日の更新・翔みならブログめもちょう

 明日から一泊で旅行します。今回は往復の交通も宿泊も全部ネットで予約しました。そして、宿泊する際にまず調べたのは、「最寄の漫画喫茶はどこか」という事でした。行くところ自体は、10回以上も行っている関西地区で、その気になれば、事前に何も調べなくても行って泊まれる自信はあります。にもかかわらず、事前に全てネットで済ませた上に、出先でのネット接続の事がまず気になるわけです。いかに自分の時間においてネットの比重が高いかを、改めて認識させられました。
 これがいいか悪いかと言われると微妙なところです。まあ、一度くらいはこのような「ネット依存旅」をやってみるのも面白いのではなかろうか、とは思っています。

2004年11月21日

ファン感謝デー

[ 野球 ]

 今日はマリンスタジアムでファン感謝デーがありました。グラウンドも開放しており、初めてマリンスタジアムの人工芝を踏む事ができました。足で踏んだ感じは思ったより柔らかいものでしたが、手を置いてみたら、天然芝と違う硬さがありました。こんなところでスライディングキャッチなどをする選手はすごいものだ、と改めて思いました。あと、外野フェンスの硬さにも驚きました。ラバーで覆われているとはいえ、冗談でぶつかってみたらそこそこの痛さがありました。
 あと、ブルペンも見る事ができました。なぜか冷蔵庫の上に山本前監督(現読売コーチ)の写真が飾ってありました。意外に投手陣から慕われていたのでしょうか。

 球場の各所で行事が行われていました。最初はバレンタイン監督の挨拶から。「来季は気合を入れて頑張っていきたい」との事でした。また、新たなファンサービスの構想についての披露もありました。それにしても、この監督のファンに対する姿勢には本当に頭が下がります。
 我々が長く参加したのはチャリティオークションでした。初芝選手を中心に、小林雅英選手・平下選手・里崎選手が参加しました。落札者には選手が自ら物を渡しに行くというサービスぶりです。
 そして一番面白かったのは、初芝選手の司会ぶりでした。絶妙の会話で会場に笑いを誘います。場の雰囲気のつかみかたといい、会話の上手さといい、どれを取っても一級品。「自分の守備機会が減った」という厳しい状況も、明るいギャグにしていました。引退後は名解説者になりそうです。もちろん、1年でも長く現役をやってほしいですが。
 なお、その初芝選手によると、里崎選手は麻雀が非常に弱いとの事でした。

 2時間弱の行事でしたが、非常に長く感じました。それだけ充実していたという事でしょう。ただ、強いて難点を言えば、バックネット前に舞台があるというのに、最初と最後の挨拶を除けば、そこに立った選手は球団歌などを歌った里崎選手と内投手だけだった、という事でしょうか。日本人選手のほぼ全員が参加しているのですから、もっとそこに選手に立ってもらって、話とかをしてもらっても良かったのでは、と思いました。
 来年もぜひ参加したいものです。

2004年11月20日

ロスプリベンションマネージャーの責務

 本日の更新・翔みならブログめもちょう

 よく行く西友に、店舗責任者の写真と挨拶が掲示されていました。一つは店長なのですが、もう一つは「ロスプリベンションマネージャー」なる人でした。マネジメントをしている人なのでしょうが、対象となる「ロスプリベンション」なる言葉は初めて見ました。帰宅してネットで検索したところ、「損害防止サービス」とのこと。主に保険会社のサイトで見かける言葉で、どうやら「保険を払う以前の段階として、お客さんに事故が起きないようにするための手法を提案するコンサルタント」という意味のようです。
 それとスーパーとどういう関係があるのかは今ひとつよく分かりませんでした。スーパーの「事故防止」となると、「危険な食品を出さない」あたりなのでしょうか。それなら普通に「安全衛生管理責任者」とでもしておけば、という気もします。
 掲示を見る限り、店長に次ぐ存在なわけだから、かなり優秀な方が担当されているのでしょう。そういうわけで、その「ロスプリベンションマネージャー」氏には、ぜひとも「普通のスーパー利用者にも分かる『ロスプリベンション』の訳語」を開発してほしいものだと切に思った次第です。

2004年11月19日

じまん市2004

 毎年11月下旬に幕張メッセで開催される「電気のふるさと じまん市」に行ってきました。もともとは、当時の公式サイトが、「トップページを開くと大音量で主題歌が流れ、マウスにあわせて金太郎が動く」というとんでもないサイトだったために知った行事でした。そういう不純な動機(?)で興味を持ったのですが、行ってみたらかなり面白く、すっかり毎年の楽しみになってしまっています。

 例年のごとく北は北海道から南は沖縄まで、多くの自治体にある会社が出店していました。毎年の楽しみの北海道滝川市のラム肉や、愛媛県八幡浜市のじゃこ天をはじめ、各地の名産を食べまくりました。他に印象に残ったものとして青森県平内町の帆立と、山口県小野田市の「想い出列車」という菓子がありました。これは約70年前に作られて昨年まで現役だった「クモハ42」という電車を模したものです。
 また、別の意味で印象深かったのは、とある町の名産の「かけそば」。注文しても番号の書かれた紙片を渡すだけ。模擬店のなかでは、そば粉をこねています。あと何分でできるかはもちろん、「お待たせします」の一言もありませせん。これが普通の店だったら腹を立てて注文をキャンセルするところですが、「まあ、これがこの地方の常識で、むしろ自分がセカセカしすぎているのかもしれない」などと思いながら、こちらも向こうにあわせてのんびりそば粉こねを見物していました。

 今回一番印象に残ったのは北海道の南富良野町でした。牛乳を買ったのですが、店の中のポスターではファイターズのマスコットB・Bを使っていました。球団が町の「まほらの村親善大使」になったためのようです。いずれにせよ、野球ファンとして「地域密着」の具体例を見ると嬉しいものでした。さらに、ダメもとで頼んでみたら、予備のポスターまでわけてくれた上に、ラベンダーの押し花までくれました。牛乳も美味しかったですし、言う事なしです。次にいつ北海道に行けるかわかりませんが、ぜひ一度訪れてみたくなりました。

 一通り堪能した後は、晩酌用の酒とつまみを購入。今年は鹿児島県垂水町の芋焼酎と、北海道福島町のスルメイカの塩辛にしました。このような買い合わせができるのも、この行事の特徴と言えるでしょう。

間違いメールから始まるもの

 先月あたりから、「間違いメール」や「間違いメールの返信」を装ったスパムメールが職場に来るようになりました(返信するとどうなるかについての具体例を紹介したサイト)。こういうのが作られるという事は、スパム作成者が「世の中には、『間違いメールがきっかけで恋が始まる事もある』と期待している人が多い」と思っているからなのでしょう。
 確かに、以前にそんな映画やドラマもありました。「間違いメール 始まる」でググってみたところ、「間違いメールで始まる恋」を肯定的にとらえたページが上のほうにきます。そのような人が多いから、スパム屋さんも、商売をする意欲がわくのでしょうね。
 それにしても、間違いメールにわざわざ自己紹介入れて返信する事や、さらにそれに対して長々と返信する事ってマナーとしてはどうなのでしょうか。間違い電話をしたら延々と相手をされて切らしてくれないのと同じような行為だと思うのですが・・・。

2004年11月18日

ドラフト会議

[ 野球 ]

 昨日、ドラフト会議がありました。かつては、中継なども盛り上がっていましたが、逆指名さらには自由枠のおかげで、だんだんと「儀式」になりつつあります。特に今年はタイガースはもちろん、マリーンズも自由枠を二つ使ったために上位指名に関する興味も持てませんでした。また昨年のN投手(現読売)のように「○○以外なら社会人」みたいな事を言う高校生もおらず、そういう意味でもより関心は下がったかもしれません。もちろん、そのような高校生が減る事は非常に喜ばしい事ですが。
 マリーンズがらみで数少ない「競合」といえば、前ブルージェイズで日本国籍を持つマイケル・ナカムラ投手くらいでした。しかし、4巡目は逆ウェーバーのため、順位上位のファイターズが先に指名しました。もし、マリーンズがナカムラ投手を4巡目に指名する予定だとしたら、ここでも0.5ゲーム差に泣かされた事になります。
 結局、マリーンズは自由枠2人を含む6人を指名。昨年は高校生投手を多く獲りましたが、今年は24歳2人・22歳2人・高校生2人というバランスの取れた(?)布陣でした。各選手が一日も早くマリンスタジアムで活躍する事を願っています。
 また、タイガースは話題の15歳の辻本投手を指名しました。400勝の金田正一氏でも高校中退ですから、スタートはより早いわけです。ぜひとも記録を作るくらいで末永く頑張ってほしいものです。

2004年11月17日

ノルマ

今日の更新・翔みならブログめもちょう

 家族から、「隣に住んでいる人の親御さんが郵政公社に勤めていて、年賀状のノルマが厳しいので協力してやってくれ」との依頼がありました。幸い、年賀状の手配はまだだったので、そこから買うことにしました。
 「郵政公社が労働者に課するノルマ」の話は色々と聞いていました。とはいえ、直接関係すると、改めてその厳しさを実感しました。なにせ、「子供のお隣さんの家族」にまで売らないとおっつかないわけですから。
 これまで30年近く、特に何も考えず年賀状を出していました。しかし、そういうリアルな話を聞いたら、「そこまで末端の社員に苦労を強いてまでやりとりする『年賀状』って何のためにあるものだろうか」と考えてしまいました。

2004年11月16日

年とともに変わる悪夢

 子供の頃に見た悪夢の中で今も良く覚えているのがいくつかあります。内容は「高いところから自分が落とされる・他人が落とされるのを見る」というのと「化物に襲われる」というのに大別されます。
 それに対し、成人してから見る悪夢には上記のようなものはなくなりました。代わって見るのが「嫌いな奴に不愉快な目にあわせられる」などと言った現実味の高いものです。ある意味、子供の頃の悪夢は目が覚めれば平和な日常に戻るわけですから、悪夢もそこで終わりです。しかし、最近見る悪夢の場合、目が覚めて出勤するとそこでまた「悪夢の主役」に会ったりする事もあるわけです。そう考えると、まだ昔の悪夢のほうがマシだったと言えるのかもしれません。
 もっとも、今になっても「墜落」だの「化物」だのといった夢は見たくはありませんが。

2004年11月15日

ネットではできない重要業務

今日の更新・漫画資料室ながい閣下新作短評

 ソフトバンクの子会社のサラ金が、インターネットでほとんどすべての手続きを完了できる消費者ローンサービスを11月17日にスタートする。申し込みから審査結果の確認、借り入れ、返済までネットで可能だそうです。
 「ほとんど全て」というわけですから、一部は人手を介さないといけない部分があるわけです。サラ金の業務で上記の工程から抜けているものとなると、やはり「取り立て」なのでしょうか。確かにこれはそう簡単にはオンライン化できなさそうです。

 取り立てと言えば、数年前の「目玉売れ」あたりを最後に、取立てに関する事件をニュースで見るがほとんどなくなりました。これだけサラ金会社が隆盛を誇っている以上、取り立て自体は増えているはずですが、ちょっと不思議です。
 件数が多すぎて珍しさがなくなってニュースにならなくなったのでしょうか。それともメディア側になんらかの事情が発生したのでしょうか。

ファン感謝デーが21日に

[ 野球 ]

 マリーンズから、ファンクラブの会報が届きました。21日のファン感謝デーの詳細も記載してあります。
 11時開門12時開始ですが、サイン会の整理券は9時半から配布とのこと。その時間から並ぶ気力はないので、サインはあきらめて、のんびり楽しむつもりです。
 企画は例年通りで、選手とのふれあいを主題にしたものが多く予定されています。それはもちろんいいのですが、今年、五輪出場組や李選手以上に一般マスコミに登場し、話題となった「ロッテ球団の人」である瀬戸山氏にもぜひイベントに出場してもらいたいものです。
 例えば、「古田選手のマネができる握手会」とか。ファンの脇に瀬戸山氏が立ち、手を差し出してくれるのです。握手するか無視するかはそのファンが決めるわけです。もっとも、握手に応じる人がいるとは思えませんが・・・。他にも瀬戸山人形を作っての「的当て大会」などをやるのも面白いでしょうね。

2004年11月14日

あと3年の路線?

 本日の更新・別ブログこれでいいのか?

 池袋から明治通りを通って渋谷にいく都バスに久しぶりに乗りました。この路線は昔から乗客数が多い幹線バスなのですが、走っている明治通りがほとんど2車線という事もあり、常に渋滞に悩まされる路線でもあります。
 今日は昼下がりに乗ったのですが、発車後、しばらくして逆方向のバスが3台ほど連なってすれ違いました。この事からも、途中にかなりの渋滞があった事がわかります。私の乗ったバスも渋滞に何度かはまりました。しかし、乗車率はかなり高く、始発の池袋駅前ではかなり長い行列ができていたほど。その後もお客さんは常に入れ替わり、空席はなかなかできませんでした。そのお客さんのうち、老人の方はかなりいました。

 現在、明治通りでは2007年度開業予定の地下鉄の工事が行われています。この地下鉄はバス路線と完全に同じ経路を通ります。過去、そういう例があった時、既存のバス路線の多くは廃止されました。しかし、地下鉄がバスの客の需要を完全に満たすのは不可能です。駅まで行く手間も、駅から目的地までの時間も全然変わってしまいます。特に老人には厳しいでしょう。そのためか、地下鉄開業にあわせてバス路線が廃止された数年後にバス路線が再開業した、という例がしばらく前にありました。
 東京都交通局が地下鉄開業後をどう考えているのかわかりません。できることならば、ここ数年の例をかんがみて、老人が不便にならない形での交通網の再整備を目指してほしいものです。

井川投手、また打たれる

[ 野球 ]

 日米野球最終戦。日中に用事があったので結果だけ見ましたが、井川投手は前回に続いて3回まで無失点だったものの前回同様4回に本塁打を喫して2失点。さらに5回にも本塁打などで3点を取られ計5失点と、前回より悪い内容でした。また、打線も6安打で完封リレーを喫し、5対0と完敗。総合成績は3勝5敗で終わりました。
 なお、赤星選手は今日も盗塁を決めました。福浦選手は代打で一打席出番がありましたが、安打は出ませんでした。

 ところで、マリーンズが昨年最終戦で試合中に怪我をし、それが原因で解雇されたと言われる代田選手を再雇用する見通しになったそうです。今年の小宮山投手に続いての1年間ブランクのあった選手の採用。頑張ってほしいものです。また、ファイターズを解雇された林選手も獲得する方針とのこと。この選手は全然知りませんが、こちらも頑張ってほしいものです。

2004年11月13日

ゾフィーとマイクロソフト

 MicrosoftのOfficeが車内借りきり広告をやっていました。Officeの機能を色々なキャラクターになぞらえて出しているのですが、そのうちの「勝手にデータを転送できない」という機能の宣伝では、ウルトラ一族のゾフィーを使っていました。
 ゾフィーと言えば、ウルトラマン最終回で死んだウルトラマンとハヤタの命を持ってくる場面(参考ページ?)で初登場し、その後エース以降で「助っ人」として出てきました。ただ、戦いの手助けの場面では活躍していましたが、実戦では銅像にされたり、突き殺されたりと、格好のいい場面はあまりなかったと記憶しています。
 そのような印象のあるキャラなので、「無断データ転送防止機能」との関係は今ひとつよくわかりませんでした。Microsoftの宣伝用キャラで使うなら「IEの脆弱性が発見された?安心しろ、私が二つのパッチを持ってきた」みたいに使うほうが適材適所なのでは?などと思いました。ついでに言うと、「無断転送防止機能」を宣伝するならば、セブン上司を使って「待て、転送してはいかん」とかやったほうがいいかもしれません。

2004年11月12日

洗い場

 奈良時代の書類(?)の木簡を題材にしたTVをやっていました。発掘した木簡を解読する研究所の映像があり、学者さんが「肉眼で判読できないものは赤外線を使ったカメラで・・・」などと説明していました。
 その画面の片隅で、二人の中年女性が黙々と木簡を洗っていました。その前掛・手袋をしている姿はいわゆる「洗い場のパート」でした。
 番組ではこの女性たちの紹介はありませんでした。しかし、木簡に限らず、発掘されたものは土にまみれているわけですから、まず第一に洗わなければなりません。そう考えれば「学問的知識」も「特殊技能」もないとはいえ、「発掘」においてはなくてはならない人材なわけです。
 自分も学生時代に洗い場でバイトし、このような格好の人たちと一緒に働いていていました。そういう事もあり、この「発掘物の洗い場」は非常に印象に残りました。

サヨナラ勝ち

[ 野球 ]

 日米野球の日程を勘違いして、今日は休みだと思っていました。それにしても4日間移動日なしで福岡→大阪→札幌→名古屋とはすごい日程です。これでもし仙台にドームができたら、5連戦になって名古屋から仙台に行ったりするのでしょうか。
 というわけで中継をみそびれたので結果だけ。全日本は上原投手が先発。5回無失点でした。二番手の渡辺俊介が1イニングを無失点に抑え、久々スタメンの福浦選手も安打を放つなど、マリーンズ勢はまあまあの成績でした。赤星選手もまた盗塁したようです。
 最後は1点負けている9回裏に、大塚投手から絶好調の岩村選手の適時二塁打で追いつき、最後は福浦選手の代打として出てきた小笠原選手のサヨナラ打で勝ったそうです。小笠原選手も好きですが、福浦選手に代打、というのはちょっと複雑な気分でした。

2004年11月11日

何に何を「かける」?

 本日の更新・翔みならブログめもちょう

 隣の部署の人が、なにやら巨大な包みを持ってきました。不思議に思って尋ねたら、「これはアイロン台。これからバイトの人にリボンをかけてもらう」との事。「アイロン台をリボンで包んで、いったい誰に贈るつもりなんだ?」と驚いたところ、笑いながら「徽章で使うリボンで皺のよったものを、アイロンがけして真っ直ぐにする」と丁寧に説明してくれました。
 冷静に考えれば、それ以外に解釈のしようのない言葉です。しかし、言葉の並びからつい、とんでもない物を想像してしまいました。

連日の好投で連勝

[ 野球 ]

 福岡ドーム・大阪ドーム・札幌ドームという三連戦の最終戦となった日米野球第6戦。先発は松坂投手でした。
 その松坂投手が、昨日の岩隈投手に続く好投。4回まで完璧に抑え、5回に連打などで1点取られたものの失点はそれだけ。結局9回を5安打無四球の1失点完投でした。日米野球の完投は20年ぶりとのことです。
 一方、打つほうは、このシリーズ打率四割台と絶好調の岩村選手の2点適時打で先制し、小笠原選手も地元で適時打。さらに佐伯選手に日本チーム初本塁打が出るなどで5対1と快勝し、対戦成績を2勝4敗としました。
 メジャー勢は2失策がいずれも失点につながるなど、攻防とも精彩を欠いていたようです。明日の休みで調子が戻せるでしょうか。(←勘違い。4連戦でした)。

 ところで、オリックスの新ユニフォームが発表されました。旧バファローズの選手達が唖然としたという素晴らしいデザインです。私の感想は、「オリックス社が、旧バファローズファンに対し、最も不快感を与える事を狙って作ったデザイン」でした。88年から90年にかけて、ブレーブスファンの気持ちを逆撫でしまくった神経は健在だったようです。また、唖然とする旧バファローズ選手の前でそのデザインを自慢する小泉球団社長の神経にも呆れました。
 あと、新規参入のソフトバンクを巡り、楽天のオーナー氏が「自分達と同様の審査」を求める一方、既存球団やコミッショナーは「形式的な審査でOK」との見解だそうです。やはり、孫氏が読売前オーナー氏に根回ししていたのが大きかったのでしょうか。しばらく前に「ヒアリング」だの「追加書類の提出」だのを何度もやった「審査」の価値がよくわかるような見解と言えるでしょう。

2004年11月10日

時代?

 今日の更新・コミックマーケット67落選のお知らせ。を掲載。
別ブログ・これでいいのか?を更新。

 通勤に使う電車の窓から、「さあ、ステンレスの時代だ!」と書かれた企業の看板が見えます。なかなか風格のある看板で、かなり前からあったように記憶をしています。
 金属の事はわかりませんが、ステンレスがさまざまな所で使われている事と、普及してかなりの年月がたっている事くらいは知っています。にもかかわらず、「さあ!・・・時代だ」と高らかに謳い続けるのにはちょっと違和感がありました。
 そこで、その企業のサイト見てみみました。すると、会社概要の「営業品目」の一番目は確かにステンレスでした。しかし、すでに「ステンレスの時代」ではないらしく、様々なところで、ステンレスより上に「高機能材」という新分野の商材が紹介されていました。少なくともサイトを見ただけだと、「さあ、高機能材の時代だ!」という感じです。
 もっとも、「高機能材」と言ってもピンときませんし、ステンレスの技術の応用のようですから、「看板に偽りにあり」というわけではないようです。とにもかくにも、門外漢の私に、会社のサイトを見させるほどの「宣伝効果」があったわけですから、かなり優れた看板だと言えるのでしょうね。 

岩隈投手、快投

[ 野球 ]

 大阪ドームで行われた日米野球第5戦は岩隈投手とクレメンス投手が先発。2回に嶋選手とライオンズの中島選手の連続適時打で日本が4戦ぶりに先制します。
 投げては大阪近鉄バファローズのユニフォームでは最後の登板となる岩隈投手が素晴らしい投球。4回まで1四球無安打、5回に1安打を打たれるも、2併殺もあり、6回まで18人で片付けます。7回に先頭のレンジャーズのクロフォード選手に安打を打たれ、二盗・三盗とされ、さらに暴投で1点取られますが失点はそれだけ。結局7回を2安打1四球1失点で抑えました。
 3回以降はクレメンス投手も立ち直り、リリーフ陣も日本打線を抑えます。しかし日本投手陣も石井投手・五十嵐投手・三瀬投手のリレーで反撃を封じ、3対1でこのシリーズ初勝利を挙げました。とにもかくにも、岩隈投手の好投が大きかった試合でした。来季もぜひ、希望する球団で活躍してほしいものです。

 それにしても今日の中継は最低最悪。「99%引退」と言っているクレメンス投手の「最後の試合」と盛りあげようと必死なのですが、完全に空回りしています。ちなみに、クレメンス投手には日曜・火曜に続き、3試合連続してベンチ裏インタビュー。いったい、本人はどう思って同じような質問に3回も答えたのでしょうか。
 降板した後、試合前からの約束でクレメンス投手はサインしたグラブを上原投手にプレゼントするのですが、それをサインしている所からカメラが大写し。「感動のシーン」を演出しようとすればするほど、こちらは白けます。
 だいたい、仮に本当に今期限りでクレメンス投手が引退したとしても、「最後の登板」はプレーオフのカーズナルス戦なわけです。誰一人「11月10日の大阪ドームの登板を最後に引退した」などとは書かないでしょう。
 なお、このアナウンサー氏は、「ここまで全米が3連勝」などと今日が何試合目かも知らない事を露呈するセリフを連発し、最後まで改めませんでした。
 地上波の視聴率低下の最大の原因は「読売戦しか放映しない姿勢」にあるとは思っています。しかし、このような中継を見ると、「仮に12球団公平にやるようになっても・・・」とも思ってしまいます。

2004年11月09日

誤解をまねきかねない見出し

 「香川県産小麦100%」をうたった「讃岐うどん」にオーストラリア産の小麦が入っていた、という事が発覚したというニュースを見ました。もちろん、「偽装表示」そのものは重大な問題で、このような「嘘」が後を絶たない事の背景まで含めて徹底的に追及すべきものでしょう。
 ただ、このニュースにヤフーがつけた「讃岐うどん」なのに豪州産という見出しは、かなり問題なのでは、と思います。実際問題、小麦の自給率が1割弱の日本では、うどんの原料もほとんどが外国産。実際、私もこのニュースを見た時、「偽装表示」よりも、「香川県で小麦を作っていた」事のほうが驚いたくらいでした。実際、讃岐うどん屋のサイトを見ても、きちんと「うどんにしやすいオーストラリア産の小麦を使用」と解説しているいるところもありました。
 それが、あのような見出しをつけると、「外国産の小麦を使っている『讃岐うどん』はすべからくインチキだ」などと誤解されません。今では下手な新聞よりも影響力の高い媒体なだけに、見出しの命名一つでも慎重にしていただきたいものです。

4タテ

[ 野球 ]

 福岡ドームで行われた日米野球は新垣投手が先発。城島捕手もそうですが、この試合が「ダイエー」のユニフォームでの最後の福岡ドームの試合になってしまいそうな感じです。
 その新垣投手ですが、立ち上がりから悪く、初回に4失点し、続く2回にもソロを打たれます。対する日本チームは4回・5回に1点ずつ返しますが、3回から立ち直った新垣投手が6回に失点し、結局6回6失点でした。
 7回からは小林宏之投手が2度目の登板。その7回には失点したものの、8回は2三振と牽制死で抑えました。また、福浦選手は5回に得点につながる二塁打を放ちました。好調を維持している赤星選手も2安打し、盗塁も決めています。
 いずれにせよ、これで4連敗で、早くも勝ち越しがなくなりました。逆転負け・競り負け・序盤で打たれて負けと、はっきり力負けしているようです。

 さて、ソフトバンクによるホークス買収が本決まりになりつつあるようです。まあ、本体があのような状況では仕方ないと言わざるをえないでしょう。とりあえず、本拠地の福岡もホークスという名前も残るようなのでその点では一安心です。
 それにしても、これでもしライオンズも売却という事になると、現存するパリーグ最古球団名は「千葉ロッテマリーンズ」続いて「北海道日本ハムファイターズ」になってしまうわけです(近鉄が経営放棄した時点で、企業としては既に「ロッテ」「日本ハム」の順ではありましたが)。改めて動きの速さに驚かされます。

2004年11月08日

今となっては迷惑な機能

 本日の更新・別ブログこれでいいのか?

 JAVAスクリプトに「前のページに戻る」という機能があります。これは、ブラウザの「戻る」ボタンと同じ働きを、ページ内のテキストや画像のリンクで行う、というものです。サイトによっては、そのページ内での他ページへのリンクが、そのJAVAスクリプトによる「戻る」しかない、という所もあります。
 確かに、何年か前までの、「トップページから階層をたどって該当ページに行く」というWEBサイトの見かたですと、それで十分だったでしょう。しかし、現在では、初めてのページに行く時に、Googleなどの検索から直接必要な情報の記載されている飛ぶ事がかなり増えています。そうやって来た人が、そのような「戻る」ボタンを押すと、検索ページに戻ってしまうわけです。つまり、せっかく来てくれたにもかかわらず、そこ以外のそのサイトのページが一切見てもらえないという結果になってしまいます。
 凝った(というほどでもないですが)機能を使ったがために、かえってサイト全体のアクセスに不便をきたしてしまった、という結果になってしまったわけです。まあ、Googleが誕生する以前は、このようなサイト探索形態が存在するとは誰も思わなかったから仕方ないとも言えるのですが。

2004年11月07日

タブブラウザと「ホームページ」

 ブラウザを立ち上げた時に表示される「ホームページ」ですが、私は最新ニュース一覧などが載っている「マイライブドア」を設定しています。そして、そのページが起動するのと同時に、別タブを開いて、「マイヤフー」も立ち上げます。もちろん、たいした手間ではありませんが、毎日毎日同じ事をしていると、ちょっと面倒に思えてきます。
 タブブラウザではないIEなどは、「ホームページ」を一つしか設定できないのは当然でしょう。しかし、私の使っているOperaなどのタブブラウザは、複数のタブにそれぞれサイトを表示する事を前提として作られているわけです。ならば、複数の「ホームページ」を設定できるようにして、起動時に二つ以上のタブにそれぞれ「ホームページ」が表示されると非常に便利だと思います。
 このように思う人は少なくないと思いますが、技術的に何か難しい理由でもあるのでしょうか。それとも、既に実用化しているのに、私が知らないだけなのでしょうか。いずれにせよ、早くそのようなブラウザを使いたいものです。

 12月1日追記・「Fire Fox」を入れてみたところ、その機能がありました。

秋季練習見物

[ 野球 ]

 今日はマリンスタジアムで秋季練習を無料公開していたので行きました。公式戦なら5,000円するバックネット裏に無料で入って練習を見れるのですから、なかなかお得です。実際、ほとんど宣伝していなかったのに、ファンも数百人は来ていました。
 開始時にバレンタイン監督が、「皆さん、有難う」と挨拶。また、サイン会なども行われました。見物に行ったら、先日入団したばかりの山北投手や、テスト中のナカムラ投手とおぼしき人の姿もありました。
 また、バレンタイン監督は梯子でベンチの上に登ってサイン会(写真参照)。サインをしながらも、グランドの中に目を向けて、声を出したりしていました。

20041107-1.jpg

 練習のほうは、走塁・打撃・守備の順でした。投球練習は室内練習場でやっていたのか、投手陣の姿はサイン会以外では見ることはありませんでした。
 バックネット裏で打撃練習を見ていると、打球音までよく聞こえます。両捕手と大塚選手・李選手・平下選手・渡辺正選手・今江選手・西岡選手らの打撃を見ていたのですが、やはり李選手は打球音も当たりも群を抜いているように思えました。
 あと、面白かったのは、投げるまでどちらがボールを持っているかわからない状況で、打撃投手が前後に二人並び、同じタイミングでモーションに入って投げる、という練習。タイミングを取る練習なのでしょうか。二人の打撃投手のモーションの入り方は、見事に「シンクロナイズド」されていました。
 守備練習では、レフト側への飛球の処理をやっていました。スタンドで見ている分には風はほとんどなかったのですが、ショートに入った西岡選手と、サードに入った今江選手はかなり苦労している様子でした。開始時にはベンチの上でサインをしていたバレンタイン監督も、途中から直接守備位置のあたりに行って指導をしていました。
 実際問題として、敵味方問わず、この地域に飛んだ飛球の処理で決まった試合もありました。そういう意味でも、ぜひとも期待の若手二人には、ここでの守備を完璧にしてほしいものです。
 最後も、バレンタイン監督の挨拶で締め。ボール投げ込みサービスのほかに、里崎選手は手袋を投げ込んでいました。
 練習を見に行ったのは初めてでしたが、いろいろと楽しめました。また公開する機会があったら見に行きたいものです。

 夜の日米野球は井川投手とドジャースの石井投手が先発。井川投手は序盤は好投したものの、4回に連続本塁打を浴びて3失点。ただ、6回を投げて失点はそれだけ、この回以外は1安打だっただけに、この2発は惜しまれました。
 一方の石井投手は、5回を和田選手の適時打のみの1失点に抑える好投でした。日本チームは6回に福浦選手と岩村選手の適時打で追いつきます。しかし8回に五十嵐投手が2点を失い、9回にもベイスターズの加藤投手が打たれます。最後はパドレスの大塚投手に抑えられ、結局7対3と、昨日に続いて終盤で競り負けました。
 なお、このシリーズ好調の赤星選手は今日も2盗塁。他に、岩村選手も2盗塁でした。ところで、今日の日テレの中継で、試合中にもかかわらず、赤星選手にインタビューをしていました。このシリーズは「賞金総額」を公開するなど、「真剣勝負」を宣伝しています。しかし、TV局自らそのような事をしては、見ている人に「真剣味」が伝わらなくなってしまうのでは、と思いました。

2004年11月06日

マリーンズ勢、三人とも出場

[ 野球 ]

 日米野球の第2戦の中継を見ました。先発は渡辺俊介投手。当初の予定の松坂投手が体調不良で急遽変更のための代役とはいえ、嬉しい事です。
 その渡辺投手、いきなり初回に先頭打者本塁打を打たれます。2回にも1点を失い、4回には推定160mともいう特大本塁打を打たれ、5回を3失点でした。まあ、可もなく不可もなく、といったところでしょうか。
 一方、打線でも福浦選手がフル出場。2回にはチーム初安打を放ち、赤星選手の適時三塁打で同点のホームを踏みました。なお、赤星選手はこの三塁打で2打点を挙げた他にも5回には同点となる得点を挙げ、7回には盗塁を決めるなど活躍しました。
 そして同点で迎えた6回からは二番手投手は小林宏之投手が登板という「マリーンズリレー」。1安打はされながら、無失点に抑えました。
 試合のほうは、同点でむかえた8回裏に、四番手の横山投手が連続適時打を打たれて2失点。これが決勝点となり、メジャーが連勝しています。

 ところで、ホークスに続いてライオンズの売却騒動も勃発。昨年と今年の日本一球団が揃って身売り、という可能性まで生じました。私としては、別に球団運営にさえ問題がなければ、オーナー企業なんかどんどん変わってもいいと思っています。特に二年連続で主力を無償放出する会社だの、社会のルールを逸脱したオーナーだのは、今すぐにでも球団を売却して、野球界から去ってほしいものです。
 あと、その西武のオーナー辞職の原因となった「株式の名義問題」が読売・日テレでも発覚。こちらもどうなるのか、興味深いところです。

 あと、ここのところの話題の「プロテクト枠」ですが、礒部選手が外れた事が公表されました。選手会長として合併撤回に奔走した礒部選手の意思によるものです。しかし、それについてのオリックスの小泉社長の談話は「熱意がない人より熱意のある人を」という、またまた非礼極まりないもの。同じパリーグのイーグルス入りの可能性が見込まれる礒部選手の闘志をより一層燃えさせる事は、合併球団にとって百害あって一利なしだと思うのですが。
 また、前半戦で不当に干され、後半戦では実力を見せた具投手の退団も決まりました。この調子でやっていくと、各主力選手がFA権を獲得した時、合併球団はどうなってしまうのでしょうか。

2004年11月05日

簡易スパム作成システム?

 今日の更新・翔みならイラストブログらくがきちょう

 メールチェックをしたら、「FW:配信停止」というメールが何通も届いていました。読んでみると、購読している(というより、ユーザー登録したら勝手に送りつけてきた)ソフト会社のメルマガの配信停止依頼と、それに対する返信?のようでした。送り主はそのソフト会社の名義になっています。
 どうやら、ソフト会社のメールサーバーの設定に誤りがあり、メールマガジンに返信すると、全配信先にそのメールが転送されるようになっていたようです。したがって、最初の配信停止要求メールを送付された人が驚いてそのメールに「返信」し、またそれを見た人が・・・という感じで、何通ものメールが全登録者に届いた、という事態が発生したようです。
 幸い、最初の数通でみなメールシステムの異常に気づいたようで、「返信」は数通ですみました。しかし、一歩間違えると、かなりのトラブルに発展する可能性もあったと思われます。この「大量の同報」というのは、メルマガ・MLなど、現在のネット社会になくてはならない機能です。そのような普遍化された機能にひそむ危険性を認識させられた「配信停止メール」でした。

2004年11月04日

無神経度チェック

 今日の更新・翔みならブログめもちょう

 某宗教系雑誌の社内吊り広告に、「気配り特集」みたいな記事の宣伝が載っていました。なんでも、「あなたの無神経度チェック」などという記事もあるそうです。そして、その広告のちょっと左側に目をうつしたら、恒例の「宗派の敵への罵詈雑言記事」が掲載されていました。毎号のことですが、目にするたびに不快感をおよぼす汚い言葉を連ねています。
 仮にも公共機関の中でそのような「暴言見出し」を出すというのは、いったいどういう神経があるとできるのでしょうか。人の無神経を診断する前に、まず自分だろう、と強く思った車内広告でした。

 話はまったく変わりますが、昨日・今日と20度越えでした。昼下がりなど暑くて窓を開けたほどでした。10月末あたりに寒くなった時は、このまま「晩秋→冬」となるのだろうな、と思っていたのですが、なんか季節が逆戻りしている感じです。

2004年11月03日

ネット対応冷蔵庫?

 今日の更新・別ブログこれでいいのか?

 秋葉原を歩いていたら、電器屋のはずれに「定価29,800円、ただしYahoo!BBとの同時加入ならば16,800円」という値札のついた冷蔵庫がありました。普通、こういう「抱き合わせ割引」は何らかの関係があるものでやるとしたものですが、冷蔵庫とADSLとはいったいどういう関係が?などと考えてしまいました。
 その時に思い出したのが「インターネット対応冷蔵庫」でした。センサーで冷蔵庫の内部や扉の開閉状況を確認でき、出先やサポートセンターなどでも冷蔵庫の状況を確認できる、というものです。二年半ほど前に製品化されましたが、あまり売れたようには見えません。どうやら、そういう方面での「冷蔵庫とネットの一体化」はまだ消費者に求められていなかったようです。
 それと全く違う概念とはいえ、「ネットと連動する冷蔵庫」が売られているのを見ることができるとは思えませんでした。ただ、やはり問題となるのは「冷蔵庫を買うついでにYahoo!BBに加入する人がどのくらいいるか」という事でしょう。これが解決しない限り、この新たな「ネット連動冷蔵庫」も、先達と同じ運命をたどってしまうのでは?と思いました。

清水将海捕手移籍、アリアス選手解雇

[ 野球 ]

 今期のトレード第1号として、マリーンズの清水将海捕手と、ドラゴンズの山北投手の交換が発表されました。山北投手は2002年に57試合に登板するなど、中継ぎとして活躍していたようです。薮田投手を除けば中継ぎの軸として安定した成績を残した投手がいなかったマリーンズにとっては、中継ぎ強化が急務だったのでしょう。
 一方、清水将海捕手は、1996年のドラフト1位でした。大型捕手として期待されながら、その才能を活かしきれなかったのは残念です。ところで、この年のドラフトと言えば、清水選手とともに青学大から3人ドラフト1位が出た事が記憶に残っています。その同期3人のうち、カープの澤崎投手は一年目に12勝したものの、その後はさほど目立った活躍をしてないようです。もう一人の井口選手は期待通りにチームの中心選手となりましたが、今季限りで退団し、かねてからの夢だったメジャーを目指す事が決まったばかり。なかなか難しいものです。
 とはいえ、この年のドラフトは大豊作でした。三冠王の松中選手を筆頭に、後のタイトル獲得者が何人もいます。その一方、今回の清水捕手をはじめ、1位指名の選手は不本意な成績の人が多く、主力となったのは井口選手の他にはタイガースの今岡選手のみでした。

 また、タイガースがアリアス選手を解雇しました。確かに今期の成績はリーグの「主砲外国人選手」の中では一番良くなかったとは思います。しかし、感情的なのかもしれませんが、数字以上に「ここぞ」という所で打ってくれたと思います。特に東京ドームでの好成績は、営業上も非常に貴重だったと思うのですが・・・。
 とりあえず、昨年ムーア投手を解雇したけれど、後任の外国人選手は投はもちろん、打ですらムーア投手の穴を埋める事ができませんでした。その二の舞にならぬよにしてほしいものです。

2004年11月02日

新球団は楽天に

[ 野球 ]

 今日の更新・翔みならブログめもちょう

 パリーグの新規参入球団は「東北楽天ゴールデンイーグルス」に決まりました。まあ、現在のプロ野球の状況からすればこうなるのが「妥当な流れ」なのでしょう。今回は選ばれなかったとはいえ、ライブドアの打ち出した「野球振興策」はかなり興味深いものがありました。幸か不幸か、球団を手放したがっているオーナー企業は少なくありません。もしもの時はぜひ、再び球界参入を目指してほしいものです。
 ところで、現時点では球団の公式ページは「楽天ゴールド(http://www.rakuten.ne.jp/gold/)」という、モールに出している店が販売以外の用途で使うためのサーバーに置いてあります。いくらなんでも、専用のサブドメインくらいはあらかじめ設定しておいてもバチは当たらなかったのではないでしょうか。些事ながら、今後の「球団に対する位置付け」なども含め、ちょっと気になりました。

2004年11月01日

水一杯

 昨日の話の続きになりますが、入った居酒屋のメニューは「300円均一(税別)」となっていました。飲物も食べ物も何でもかんでも300円。ウイスキーをダブルにすると600円になるなど、とにもかくにも明確な料金体系になっていました。
 その中で「ミネラルウォーター300円」というのもありました。しかも欄外には「当店では水は提供しません。ミネラルウォーターを注文して下さい」という注釈までついています。
 ある意味徹底しているとは言えます。しかし、これを見た瞬間、「水一杯300円」というのが強く残り、「えらく高い」という印象を持ってしまいました。別にミネラルウォーター一杯300円自体はかまわないのですが、それとは別に「水道水(氷なし)無料」くらいあってもバチは当たらないのでは、と思った次第です。