2008年07月31日

究極の「うろ覚え」

 最近、ネットでよく「うる覚え」という表現を見ます。前後関係から見ると、いわゆる「うろ覚え」の誤用のようです。もともと、「うろ覚え」という言葉は「きちんと覚えておらずに間違って使ってしまう」という意味です。そう考えると、この「うろ覚え」をうろ覚えして「うる覚え」とする、というのはある意味、「うろ覚え」道を極めた用法と言えるかもしれません。
 もっとも、言葉というのは常に移り変わるもので、当初は誤用だったのが、本来の用法より主流になる、という事は歴史上よくあります。もう何十年かすると、「うる覚え」のほうが一般的になっているかもしれません。
 さらに、そんな時代になったら、今度は「うる覚え」をうろ覚えして「うろ覚え」と誤用(?)する人が現れるのだろうか、などとしょうもない事を考えてしまいます。

2008年07月30日

信濃川

 昨日は新潟に日帰り出張でした。仕事が終わった後、近くにある展望台に案内してもらいました。31階なのですが、入場無料という太っ腹な施設でした。登ってみると、日本海と越後平野が一望できます。弥彦山以外はほぼ平らで、越後平野の予想以上の広さには少々驚きました。
 そして、眼下はちょうど信濃川の河口だったのですが、川幅があまり広くないうえに、水も茶色で、日本を代表する大河の河口という感じではありませんでした。まあ、そのあたりは埋め立て地であり、本来の河口でないから仕方ないのでしょうが・・・。
 半年ほど前に新潟から長野を旅行した時も、信濃川-千曲川に沿う路線に乗りました。しかし、その沿線部分も、いくつもの発電所に水を取られている区間のため、これまた大河らしさを感じる事ができませんでした。
 一年に二度も信濃川を見ながら、いずれも、らしさを感じられなかったのは残念でした。まあ、半年前はともかく、今回は仕事なので、そのような贅沢を言うのも筋違いなのですが・・・。

中盤の大量点で連勝

 今更ながら昨日行なわれた試合の話を。
 オールスター前最終戦として千葉で行なわれた千葉-東北は小林宏之投手と長谷部投手が先発。今日は前の試合で西岡選手が足を痛めた事もあり、一番に大塚選手が、また二番には久々スタメンの堀選手が入りました。また、八番には竹原選手が、九番には今季ここまで打席に入っていない渡辺正人選手が入りました。
 初回に大塚選手が二塁打で出て、福浦選手の適時打であっさり千葉が先制しますが、3回に草野選手の適時打で追いつかれます。

 2・3回と三人で終わっていた攻撃陣ですが、4回に連続四球で無死1・2塁に。前回、大量四球を出した長谷部投手は、ここでも制球難に悩まされます。
 この貰った好機で、大松選手が打席に。適時打が出れば、月間チーム打点の記録となるところでしたが、二遊間を抜いたものの、二塁走者が三塁に止まり、記録はなりませんでした。
 これで無死満塁となりますが、そこから二死を取られます。しかし、続く竹原選手が走者一掃となる適時二塁打を放って勝ち越しに成功。さらに、渡辺正選手の今季初安打が適時打となり、大塚選手が猛打賞となる二塁打でつないだ後、堀選手にも2点適時打が出て、この回一挙6点を挙げます。
 大量援護を貰った小林宏投手は、7回にソロ本塁打を打たれてこの回で降板したものの、6安打無四球2失点。打線はその裏に今江選手の適時二塁打でダメ押しし、以下は点差がありながらも川崎投手と荻野投手の継投で8・9回を0点に抑え、8対2で勝っています。
 これでオールスター前を48勝52敗で終えています。観客数は2万3千1百人ほどでした。

2008年07月29日

雑用のし甲斐

 昨日の事ですが、毎年恒例の将棋大会に参加しました。現在、年に6~7回将棋大会に参加していますが、いずれも私は机と椅子の設置・片付けを担当しています。特に、今日から始まる大会は、千人弱の参加者が集まるので、扱う机・椅子の数もかなりのものとなります。そのため、出番があれば将棋は指すものの、「机と椅子を扱いに行くついでに将棋も指す」という感じになっています。
 それを10年近く続けているため、この会場での大会は年に5回しかないにも関わらず、管理担当者とは自然と顔なじみとなります。そして、この日も、片付けの際にトラブルが発生したものの、協力して何とか解決しました。
 そして、帰り道を歩いていると、いきなり後ろから肩を叩かれました。振り向いてみると、先ほどの管理担当者さんで、「あれだけ汗かいたんだから、早くシャツ替えないと風邪ひくぞ」と言われました。

 これまで、片付けの際に色々とトラブルがありました。しかしながら、このように声をかけて貰えるところを見ると、先方には「ちゃんとした利用者」と認めてもらえたようです。
 この類の雑用は、体力はもちろん、頭や喉もかなり消費します。そのため、かなり疲れるのですが、こうやって声をかけて貰えると、その疲れもかなり飛びます。雑用をやった甲斐があるというものです。
 今後も、せっかくできたこの関係を崩さぬようにやっていければ、と思いました。なお、先方に心配されたシャツですが、こうなる事は予想どおりなので、ちゃんと替えは持参しております。したがって、風邪をひくことはありませんでした。

サヨナラ勝ちで連敗止める

 千葉で行なわれた千葉-東北戦の観戦に行きました。今季9試合目ですが、対東北は今年初めてです。先発は呉投手と朝井投手で、呉投手は千葉の公式戦初登板となりました。
 今日は福浦選手と里崎選手が外れ、橋本選手が三番捕手で入り、一塁には塀内選手が八番で入っていました。
 呉投手は、立ち上がり、先頭の渡辺直選手にフルカウントから当ててしまい、さらにフェルナンデス選手も歩かせますが、何とか抑えます。

 しかし続く2回、先頭の中島選手に安打され、そこから二死までは取ったものの、藤井選手に適時二塁打をされ、先制を許します。
 さらに、渡辺直選手に二打席連続となる死球を当て、塩川選手も歩かせて満塁としたところで、ベンチは早くも動き、二番手に小宮山投手を起用。小宮山投手はリック選手を抑え、何とか最少失点でとどめます。
 このあたりで買い物にいったのですが、今日はかなり鮮やかな夕焼けでした。折角なので携帯で写真を撮っていたら、初老の人に「自分の携帯で写真を撮りたいが、使い方が分からないので教えてほしい」と尋ねられました。それだけ、印象に強かった夕焼けと言えるでしょう。
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※写真をクリックすると、同じ窓で大きな写真が開きます。
 さて、試合のほうは3回表、前の回の危機を凌いだ小宮山投手ですが、この回は1死1・3塁から連続適時打を喫して2点を追加されます。しかし、そこからは後続を抑え、さらに4回も抑え、何とか試合を維持します。
 するとその裏、そこまで1安打に抑えられてきた朝井投手に対し、1死から橋本選手が安打し、さらにサブロー選手が二塁打で続きます。するとここで、大松選手が右翼席に18号3ランを叩き込み、一気に追いつきました。
 追いついた5回からは久保投手が登板。安打は打たれますが、得点は許しません。しかし、打線のほうが、5回は朝井投手に、さらに6回から登板した片山投手相手に安打が出ません。
 8回裏には途中から西岡選手に代わって一番に入った福浦選手が死球で出塁し、犠打で進みますが、代打で登場の里崎選手が打ち取られ、さらにサブロー選手が歩いて大松選手を迎えますが、有銘投手に抑えられます。
 直後の9回表、前の回の途中から登板の川崎投手が1死から二塁打され、さらに敬遠で1・2塁としたところで、昨日サヨナラ打を打たれた荻野投手が登板。四球で満塁にはしましたが、最後は鉄平選手を打ち取ります。
 その裏は、川岸投手に三人で抑えられ、昨日に続いての延長戦となりました。
 そして迎えた10回表、前の回から続投の荻野投手は、1死から吉岡選手に安打され、犠打と四球で2死1・2塁となります。ここでフェルナンデス選手は左中間に痛烈な当たりを放ちますが、早川選手が好捕し、勝ち越しは許しません。
 その裏、1死から福浦選手が、チームとしては4回以来となる安打を放ちます。そして、暴投で二塁に進むと、1死後、打席に入った里崎選手に対し、川岸投手の初球が外れると、捕手が立ち上がって敬遠となりました。
 しかし、勝負を選ばれたサブロー選手は三遊間を抜いて2死満塁に。ここで打席には満塁に強い大松選手が登場。右翼への飛球を放つと、中島選手が追いついたように見えましたが、目測を誤ったのか打球はフェンスに当たり、サヨナラ打となりました。中島選手は悔しさのため、しばらく立ち上がれないほどでした。
 これで4対3でサヨナラ勝ちとなり、連敗を3で止めました。お立ち台は当然ながら大松選手で、あと、荻野投手も上がりました。今月、自分の観戦成績は3戦3勝だったのですが、いずれも大松選手がお立ち台に上がっていました。
 ちなみに、今日の3ランとサヨナラ打で、今月の打点が31となり、チームの月間打点記録まであと1にしたとのこと。これなら、毎回お立ち台で見るのも当然かもしれません。観客数は2万2千8百人ほどでした。

2008年07月28日

本人は知らない物語

[ 漫画 ]

 大リーグで310セーブを挙げ、福岡ダイエーホークスに在籍した事もある、ゴセージ元投手が、大リーグの殿堂入りを果たしました。その記者会見において、ゴセージ氏は私のキャリアは、一種の物語だったと話したそうです。
 大リーグで300セーブを挙げたのですから、素晴らしい投手だったに違いありません。しかしながら、私にとって「ゴセージ投手の物語」というと、巨乳ハンター・左乳編・第8話に登場した、氏をネタにした「福岡平和台ポークス・オッセージ投手でしかありません。そして、その漫画の中での「活躍」ぶりは、実際に平和台球場などで見せたものと、さほど変わりはありませんでした。
 その作中で、「オッセージ投手」が登板した時にファンが叫んだ「たわけー何でまたオッセージなんじゃー!!」「チブター、わりゃポークス潰す気か!?」は、読んで18年たった今でもよく覚えています。
 というわけで、本人の「物語」という一言を読んだ時、即座にこの「物語」と野次を思いだしてしまいました。

延長12回サヨナラで3タテを喫する

 昨日の話ですが、福岡で行なわれた福岡-千葉は和田投手と渡辺俊介投手が先発。8番竹原選手、9番大塚選手という、「対和田スタメン」でした。
 初回、西岡選手の初の二桁となる10号先頭打者本塁打で先制します。しかし、その裏、渡辺俊投手もいきなり連打され、内野ゴロで進まれた後、小久保選手の犠飛で追いつかれます。

 その後、2・3回と先頭打者が安打するも勝ち越し点を取れません。その後は段々と調子を上げていった和田投手に抑えられます。一方、渡辺俊投手も、4回の1死満塁を凌いた後は、出塁を許さず、投手戦となっていきます。
 そして迎えた8回表、先頭の西岡選手が四球を選ぶと、根元選手が送り、福浦選手の内野ゴロで三塁に進んだ後、里崎選手に適時打が出て、ついに千葉が勝ち越します。
 5回から8回まで無走者に抑えてきた渡辺俊投手は連続完投をかけて9回のマウンドに上がりますが、1死後、小久保選手に18号ソロを喫して追いつかれてしまい、延長戦に入りました。,br />  10回も続投した和田投手に対し、先頭の大塚選手が二塁打を放ち、西岡選手の犠打で1死3塁とします。しかし、後続が倒れ、ここも勝ち越せません。
 11・12回も走者は出るも勝ち越せず、ついに勝ちがなくなります。そしてその裏、前の回から続投の荻野投手が、2死2・3塁から本多選手にサヨナラ打を打たれ、2対3で敗れ、3タテを喫してしまいました。観客数は3万3千7百人ほどでした。

2008年07月26日

今更ながら「メガ」を食べる

 今朝は健康診断でしたので、朝食抜きでした。終了後、空腹感を覚えながら、バスで駅まで出ると、バス停の目の前にマクドナルドがありました。大学時代から20年近く、「朝マックはソーセージマフィンのセット」と決めています。今日もそうするつもりでした。
 ところが、店に入ったらちょうど10時半で、店員さんが店内の看板を朝マックから通常メニューに替えているところでした。そして、ちょうど、「メガマフィン」の看板を外していたのですが、それを見ていたら、半ば衝動的にそれが食べたくなり、注文しました。ここ一年ちょっとの間に、いろいろな「メガ」が出ていましたが、食べるのは初めてです。

 食べてみたところ、二枚のマフィンの間に肉が二枚と卵・ベーコンが挟まっていました。したがって、「メガ」というよりは、「ダブルソーセージエッグマフィン」という感じでした。
 味的には特に印象に残る物はありませんでした。ただ、流行からかなり遅れましたが、「メガ」を食べたこと自体はいい経験だと思いました。
 また、ここのところ夏バテ気味でした。しかしながら、「メガ」が食べたくなるくらいだから、さほど重い夏バテではないと、自分を元気づける効果もありました。

好機を活かせず接戦を敗れる

 福岡で行なわれた福岡-千葉はホールトン投手と成瀬投手が先発。昨日、守備で怪我をしたオーティズ選手が登録抹消となり、代わりに登録された細谷選手が8番三塁でスタメン出場となりました。
 初回、先頭の西岡選手が二塁打を放つと、1死後に福浦選手が適時打を放ち、すかさず先制します。
 しかし、続く2回に1死から橋本選手が二塁打するも、連続三振で後続が倒れ、追加点を挙げることができません。

 するとその裏、初回は三人で終えた成瀬投手が、いきなりの連続四球を出してしまいます。そして、犠打で進まれた後に、辻選手に2点適時打を喫し、1安打で逆転されてしまいます。
 さらに4回、先頭の松田選手が二塁打した後、1死後に先ほど適時打の辻選手が安打性の当たりを放ちます。しかし、内野で審判に当たったため、本塁に達していた二塁走者が戻され、結局0点に終わります。
 直後の5回表、1死から西岡選手が四球を選び、2死後に盗塁します。送球が高く、タッチをかいくぐったかにも見えましたが判定はアウトでした。
 そして7回、続投のホールトン投手相手に、先頭の橋本選手が四球を選びます。ここで、昨日に続いてスタメンから外れた今江選手が「ピンチバンター」として登場しますが、犠打失敗。その後、早川選手が安打し、2死後に内野安打で満塁とします。しかし、福浦選手が倒れ、ここも反撃なりません。
 そして、8回の1死1塁を併殺でつぶすと、9回は今季初登板となった馬原投手に三人で抑えられて試合終了。昨日の大敗に続き、今日は惜敗で連敗となりました。観客数は3万3千9百人ほどでした。

 札幌で行なわれた北海道-埼玉は金沢投手と岸投手が先発。2回に3点を先制した北海道が2点をリードして中盤を迎えますが、6回から起用した二番手の金森投手が誤算で、満塁から犠飛で1点差となった後、片岡選手が逆転の2点適時二塁打を放ちます。
 その後、北海道は6回から8回までいずれも先頭打者が出るも、2併殺に盗塁失敗などで追いつけません。そして、9回に埼玉が2点をダメ押しし、6対3で埼玉が勝ち、再びゲーム差を4.5としています。観客数は3万3千5百人ほどでした。

 大阪ドームで行なわれた合併球団-東北は金子投手と青山投手が先発。2回に相川選手の3ランで合併球団が先制します。青山投手はその後は立ち直り、3回以降は1安打に抑えます。
 しかし、東北打線は毎回のように走者は出るものの、後続がありません。8回に山崎武選手の適時打で1点を返すのがやっとで、最後は加藤投手が抑えて、合併球団が3対1で勝っています。観客数は1万6千2百人ほどでした。

 甲子園で行なわれたタイガース-ドラゴンズは下柳投手と中田投手が先発。ドラゴンズは初回の無死1・3塁、2回の無死満塁という先制機をことごとく逸します。
 一方、中田投手は最初の一巡を無走者に抑えますが、4回2死から失策で初の走者を許すと、四球で1・2塁とします。続く関本選手の当たりは左飛に見えましたが、和田選手と小池選手がともにおって譲り合うような形になり、それが抜けて2点適時三塁打になります。
 結局、この2点が両チーム合わせて唯一の得点になります。下柳投手が6回まで抑えた後は、毎度の必勝継投で完封リレーを達成。タイガースは対ドラゴンズ勝ち越しを決めています。観客数は4万3千5百人ほどでした。

 広島で行なわれた広島-横浜は宮崎投手とウイリアムズ投手が先発。6回表に勝ち越した横浜が、6・7回を5人の投手で抑える細かい継投でリードを守ります。
 しかし8回から登板した横山投手に対し、石原選手が7号ソロを放って同点に。そして9回に続投の横山投手から、アレックス選手が左翼席に10号サヨナラ2ランを放ち、広島が4対2で勝っています。観客数は2万1千8百人ほどでした。
 東京ドームで行なわれた読売-東京は読売が勝ったようです。観客数は4万5千1百人ほどでした。

眠気に悩まされる

 夜が暑いせいか、ここ数日、寝付きが悪くなっています。それだけでもよろしくないのですが、困ったのは、日中も眠気の調整が出来ないことです。今日などは、打ち合わせをしている時に、突如眠気が襲来。立ちくらみみたいな状態になりながら、必死に意識を保っていました。
 ならば早く寝ればいいだろうと思われるところですが、いざとなると全然眠れません。少しでも睡眠時間を稼ごうと思い、帰りの電車で寝ようとしても、一駅くらいで目が覚める始末。数時間前までの睡魔はどこにいったのか、という感じです。
 夕食後もちょっと眠れたと思ったらすぐ目が覚める、という感じで妙にすっきりしない夜を過ごしています。

投打ともに冴えず大敗

 福岡で行なわれた福岡-千葉は大隣投手と唐川投手が先発。千葉の選手は札幌からの当日移動となりました。今日は大松選手と今江選手がスタメンから外れ、左翼手は竹原選手が、三塁手はオーティズ選手が入りました。また、昨日満塁本塁打の橋本選手も、対左という事もあり、外れました。
 唐川投手にとっては、プロ初登板初勝利を挙げた時以来の福岡での登板となりました。3回までは1安打と、前回同様の好投でしたが、4回に先頭の松中選手に内野安打されると、続く小久保選手に16号2ランを喫します。さらにこの回、三連打に失策もからみ、一気に5点を失います。

 打線は4回までは何度か好機は作りましたが、5回以降は大隣投手の前に走者を出せません。
 そして、5対0のまま迎えた6回、野手陣の大半を入れ替えます。ところがこの回、唐川投手が先頭打者を歩かせると、次打者の一塁ゴロを福浦選手に代わって一塁に入っていたオーティズ選手が失策し、その際に怪我をしてして退場となってしまいます。そのため、一塁には外野手の大塚選手が急遽入ることになりました。
 唐川投手はそこから二死を取りましたが、川崎選手に適時打されて降板。しかし代わった高木投手が小久保選手に本日2本目の本塁打を喫するなど、この回も5失点。続く7回にも4点を奪われ、14対0の大差となりました。
 大隣投手はその後も走者を出さず、今季2度目の完封を3安打無四球で飾りました。二桁点差といい、中盤以降無走者といい、日曜の対埼玉戦を正反対にしたような試合でした。観客数は3万3千9百人ほどでした。

2008年07月25日

大嶺投手、ダルビッシュ投手に投げ勝ってプロ初勝利

 札幌で行なわれた北海道-千葉はダルビッシュ投手と大嶺投手が先発。エース候補とはいえ、現時点では未勝利の大嶺投手に対し、相手のダルビッシュ投手は既に日本球界のエースです。しかも、札幌での対千葉ではCSを含めて7戦7勝で、その7試合の失点の合計が僅か5(うち自責点4)という安定ぶり。したがって、北海道の勝利を予想した人が多かったでしょう。
 スタメンのほうは、根元選手と橋本選手が戻り、さらに9番中堅に早川選手が入る「純国産打線」でした。

 そのダルビッシュ投手に対し、初回に先頭打者の西岡選手が安打しますが、後続がなく0点に終わり、2回に四球で得た好機も併殺で打ち取られ、三人で終わります。
 しかし、対する大嶺投手は、それを上回る好投。2回までを無走者で終え、3回も先頭打者を歩かせて犠打で進まれるものの、後続を抑えます。
 そして、0対0で迎えた3回表、先頭の根元選手が歩くと、福浦選手が安打で続きます。ここで、四番の里崎選手はバントを空振りした後に強攻に。打球はボテボテのゴロでしたら、三塁線ギリギリで止って内野安打となり、無死満塁と絶好の先制機を迎えます。
 しかし、続く満塁に強い大松選手、さらには好調の今江選手が連続三振に打ち取られます。ところが、続く橋本選手が、1-1からの3球目に投じられた150kmの速球を打ち返すと、打球は右翼席最前列に入り、5号満塁本塁打にとなりました。
 その裏、大嶺投手は先頭の工藤選手に初安打を喫すると、続く田中選手を歩かせて無死1・2塁とします。続く稲葉選手の当たりは左翼後方に。そして、フェンス際で大松選手がジャンプすると、球はグラブに入ります。映像では、フェンスに当たった後にグラブに入ったかに見えましたが、判定はアウト。大松選手が捕った直後に二塁でなく、三塁方向に投げた事から見ても、フェンスに当たっていたと思われます。
 しかしながら、判定がアウトである以上、今江選手は二塁に投げ、戻れなかった工藤選手はアウトに。梨田監督の抗議も実らず、併殺が成立しました。毎度の事ですが、審判四人制ゆえの事件と言えると思います。
 というわけで、大嶺投手は「幸運」もあってこの回を無失点に。続く5回も三人で抑え、勝利投手の権利を得ます。
 千葉は6回に先頭の大松選手の安打を足がかりに、1死2塁の追加点機を作りますが、ダルビッシュ投手に抑えられます。
 その裏、大嶺投手は先頭の金子選手に二塁打されると、森本選手にも連続二塁打されて1点を返され、そこから二死を取りますが、稲葉選手に適時打を喫して2点差とされます。しかし、続く一発出れば同点の局面は、高橋選手を抑え、リードを保ったまま、この回で降板となりました。
 直後の7回表、連打で無死1・2塁としますが、中軸三人が倒れ、ここも追加点を奪えません。するとその裏、この回から登板の久保投手が2安打で1死2・3塁とした後に金子誠投手を歩かせ、満塁としてしまいます。
 ここでの三番手はシコースキー投手かと思われましたが、小宮山投手が登板しました。この重要な場面で登板した小宮山投手がベテランの技量を存分に発揮し、森本選手を浅い左飛に、工藤選手を内野ゴロに打ち取り、0点に抑えます。
 一方、球数が150近いダルビッシュ投手ですが8回も続投。しかし、先頭の今江選手が二塁打を放つと、1死後にサブロー選手が安打して1・3塁に。ここで早川選手が犠飛を放って貴重な追加点を挙げます。
 その裏、川崎投手は2死1・2塁からボッツ選手に左中間に大きな当たりを打たれますが、これを早川選手が好捕し、ここも0点に抑えます。
 そして9回は荻野投手が四球こそあったものの無安打に抑えて試合終了。5対2で勝ち、大嶺投手はプロ初勝利。また、札幌での対ダルビッシュ投手初勝利となりました。観客数は2万7千8百人ほどでした。
 ヒーローインタビューでの大嶺投手は、「石垣から一番遠い札幌で初勝利を挙げたのは忘れられない思い出になる」など、故郷への強い想いを語っていました。札幌でダルビッシュ投手に投げ勝っただけに、より価値の高いプロ初勝利だったと思いました。

2008年07月23日

存在意義がわからない機能

 パソコンを導入したての人から、いろいろいじっていたら、画面上に表示されている物が全て消えてしまった、という連絡をもらいました。話を聞くと、10個近くあったデスクトップアイコンが一切表示されなくなった、という現象のようです。
 Windowsパソコンを触って11年半ほどたちますが、そんな現象、初めて聞きました。不思議に思いながらネットで調べてみました。
 すると、デスクトップを右クリックして表示される「アイコンの整列」の奥に「デスクトップアイコンの表示」という項目があり、そこのチェックを外すと、アイコンが表示されなくなる、という事が分かりました。確かにこれなら、適当に操作していたら、間違ってチェックを外す、という可能性が十分に考えられます。

 というわけで、原因は判明しましたが、気になったのは、この機能の存在意義です。どのような状況になったら、デスクトップアイコンを一括して非表示にする必要性が生じるのか、どうしても理解できませんでした。
 いらないアイコンがあれば、それだけ消せばいいわけです。ましてや、XPには「しばらく使わなかったアイコンをまとめて消す」という機能もあります(この機能も、うかつに使うとかなり面倒な事になりますが・・・)。
 もしかして、今回のように「適当な操作をした初心者をびっくりさせるため」の機能なのか、とまで思いました。その謎はともかく、せめてアイコンを消すときは、確認ダイアログくらい出してほしいものだ、と思いました。

相手の拙攻にも助けられ接戦を制する

 札幌で行なわれた北海道-千葉は藤井投手と清水直行投手が先発。藤井投手は久々の一軍登板です。今日はここのところ対左でもスタメンだった根元選手が外れ、オーティズ選手と竹原選手が入りました。
 清水直投手は、初回・2回と先頭打者に安打されて犠打で進まれますが、今江選手の好守備もあって後続を断ちます。さらに3回には連打で無死1・3塁という危機を迎えますが、ライナー併殺もあってここも0点に抑えます。

 そのまま0対0で迎えた5回表、この回先頭の今江選手が三塁打を放つと、続く八番に入ったサブロー選手が適時打を放ち、先制します。,br />  一方、清水直投手は4・5回と三人で抑えますが、6回に1死から安打されると、田中選手に適時三塁打を喫し、追いつかれます。しかしなお続く1死3塁はそこから満塁となりますが、ここは凌ぎ、勝ち越しは許しません。
 そして追いつかれた直後の7回表、またもや先頭の今江選手が二塁打を放つと、サブロー選手が二打席連続適時打となる二塁打を放って再び勝ち越しに成功。さらに続く竹原選手の久々の安打が適時打となり、もう1点を加えます。結果的にこれが決勝点となる大きな打点でした。
 その裏、清水直投手は1死から二塁打され、2死後に工藤選手に適時打を打たれて1点差に迫られます。しかし、ここで登板の川崎投手が安打はされましたが、最後は稲葉選手を抑えてリードを守ります。
 そして8回は久保投手が先頭打者に安打されるも抑えます。そして9回、荻野投手が1死から連打されるも、田中選手さらには稲葉選手を抑えて試合終了。3対2で逃げ切りました。投手陣は12安打されながら、二桁残塁の拙攻に助けられた形になりました。観客数は2万6千9百人ほどでした。

2008年07月22日

妄想がソースの記事とそれを信じる人

 サンケイスポーツに、昨日の甲子園で、不倫報道をされた読売の選手が打席に立ったとき、相手のタイガースファンも「歓声と拍手で迎えてくれた」という記事が載っていました。
 昨日、この試合の中継で、その場面は見ていました。しかしながら、記事に書いてあるような状況は見ることも聞くこともできませんでした。読売テレビのアナウンサー氏は新聞記事と同じような事を言っていましたが、画面には、そのようなタイガースファンは一瞬たりとも出てきませんでした。
 念のため、ネットで、当日甲子園にいた人の感想や写真を見たりもしました。しかしながら、嘲笑こそあれ、タイガースファンからの歓声や拍手などがあった、という話はどこにもありませんでした。

 つまり、どこにも記事に書かれたような事象は存在しないのです。先週、このスポーツ紙は、この不倫報道について、「フジテレビ局内にあった落書き」などを論拠として、女性アナウンサーを悪者扱いする記事を書いていました。
 その時もかなり呆れたものでしたが、今度は、その落書き程度の「事実」すらないわけです。つまり妄想だか幻聴だかを元に記事を作っているわけです。通常、そのような記事は「ねつ造」と呼ばれます。
 ここまでだったらまだ嗤い話ですみます。しかしながら、mixiでこの記事を元に書かれた日記を見たら、「阪神ファンも変った」などと、記事を事実だと信じている人が多数いたのです。
 ちょっと頭を使えば分かることですが、タイガースファンが、不倫したこの選手の復帰に好意寄せる理由などどこにも存在し得ません。にも関わらず、「新聞に書かれている」というだけで、この記事を信じてしまった人が少なからずいるわけです。
 今回のニュースははっきり言って、どうでもいいような事です。したがって、ねつ造記事が出ようと、それを信じてしまう人がいようとさほど実害はありません。
 しかし、もっと世間にとって重要な事で、同様の記事が流れたらどうなるのだろうか、と思うと嗤ってばかりもいられませんでした。その気になれば、商業マスコミは、「憲法」や「戦争」などで、同様の記事をさらに大量に流すことが可能なわけです。実際、70年前にはそのような事が行なわれました。
 当初は、自分にとって全くもってどうでもいい「不倫報道」でした。しかし、この二つの記事とその反響を見た時は、かなりそら恐ろしい物を感じました。

好機であと一本が出ずに惜敗

 札幌で行なわれた北海道-千葉はスウィーニー投手と小林宏之投手が先発。今日は西岡選手がスタメンに復帰。また、前の試合で本塁打を含む2打点のオーティズ選手に代わり、ベニー選手が九番でスタメンに戻りました。
 小林宏投手は初回に先頭打者に安打され、犠打で進まれますが、ここは凌ぎます。しかし、続く2回も先頭打者に安打され、そこから2死までこぎつけるも、金子誠選手に適時二塁打を喫して先制を許してしまいます。

 打線は毎回走者を出しますが、得点には結びつきません。4回もいきなりの連続四球で無死1・2塁としますが、そこからあと一本が出ず、ここも0点に終わってしまいます。
 すると小林宏投手はその裏、1死から四球を出した後、小谷野選手に今季1号となる2ランを右翼席に叩き込まれ、3点差となってしまいます。
 直後の5回、1死からベニー選手が安打すると、続く西岡選手がセーフティバントを決めて1・2塁とします。ここで続く根元選手が中越の二塁打を放ちますが、三塁近くで一度ベニー選手が止ってしまい、そこで減速した西岡選手が再度加速して本塁突入するもタッチアウトで、1点しか取れません。
 続く6回も先頭の里崎選手が右翼席に12号ソロを放って1点差とし、さらに2死から四球を選んでスウィーニー投手を降板させると、代わった建山投手からも四球と失策で満塁とします。しかし、ここで西岡選手が倒れ、ここも1点に終わります。
 小林宏投手も5回以降は北海道打線に追加点を与えません。そして8回、武田久投手相手に、連打と四球で1死満塁とします。しかしここも西岡選手と根元選手という、三割打者二人が倒れてしまい、どうしても追いつくことができません。
 そして9回はマイケル中村投手に三人で抑えられて試合終了。小林宏投手は初回には通算1000投球回を達成し、8安打3四球3失点で完投しましたが、9敗目となってしまいました。
 なお、北海道は今日から「WE LOVE HOKKAIDO」という事で特別ユニフォームを着用していました。このユニフォームは黒地で胸に「HOKKAIDO」と書いてあり、左袖だけ青、というものでした。
 そして袖に書かれている小さい白文字が線に見えるため、左打者が打席に入っている時は、福岡戦を見ているかのように思えました。観客数は2万5千8百人ほどでした。

 所沢で行なわれた埼玉-東北は涌井投手と長谷部投手が先発。2回に草野選手の1号2ランで東北が逆転したものの、その裏、長谷部投手は1死から三者連続四球を出して満塁とすると、内野安打で同点となり、押し出しで逆転。さらに適時打を打たれて早々とKOされます。代わった松本投手も2四球4安打と打たれ、この回、6安打6四球で埼玉が一挙11点を取り、早々と試合は決まりました。
 大量援護に守られた涌井投手は関東で8勝目。埼玉が14対2で勝っています。東北は最下位転落となっています。観客数は1万6千1百人ほどでした。

 福岡で行なわれた福岡-合併球団はパウエル投手と近藤投手が先発。2回に日高選手の9号2ランで合併球団が先制し、5回に追加点を挙げます。一方の福岡も7回に二番手の川越投手から高谷選手が2号2ランを放ち、なおも1死1・2塁と同点機を作りますが、小久保選手が併殺に倒れてしまいます。
 そして8回に追加点を挙げた合併球団は9回は加藤投手で抑え、4対2で勝っています。観客数は3万5千人ほどでした。

 甲子園で行なわれたタイガース-読売は上園投手と内海投手が先発。上園投手は2回までに4点を失い、代打を送られて降板となりますが、3回から登板の阿部投手、さらには江草投手が好投し、追加点を与えません。
 そしてタイガースは4回に失策二つと連続適時打で1点差とすると、続く5回にも失策を足がかりに高橋光選手の適時打で追いつくと、さらに満塁から放った桧山選手の安打性の当たりは好捕されるも、その間に勝ち越します。
 さらに矢野選手の2点適時打で7対4と突き放します。
 こうなれば、後はタイガースの必勝パターンに。渡辺投手を挟んで、久保田投手・ウイリアムス投手・藤川投手とつないで読売打線を封じ、そのまま勝利。これで優勝マジック46が点灯しています。観客数は4万3千5百人ほどでした。

 名古屋で行なわれたドラゴンズ-広島はチェン投手と大島投手が先発。初回に広島が先制しますが、3回に2死2塁から失策でドラゴンズが追いつくと、そこから適時打3本でこの回計5点を挙げて一気に逆転します。
 その後も追加点を挙げたドラゴンズが7対1と快勝しています。観客数は3万4千7百人ほどでした。

 神宮で行なわれた東京-横浜は村中投手と小林投手が先発。ところが、小林投手は初回1死から頭部死球を当てて危険球退場となってしまいます。緊急救援で桑原謙投手が登板しますが、初回は抑えたものの、2回に失策で先制されます。
 さらに4回に東京が2点を追加し、その後1点ずつとりあって9回に。東京は当然ながら林投手を登板させますが、いきなりの三連打で無死満塁となります。しかしここは林投手が中軸をフライと併殺に抑えて試合終了。4対1で東京が勝っています。観客数は1万2千人ほどでした。

キムチバーとチヂミバー

 昼を食べようと、津田沼パルコの6階に行きました。洋食を食べるつもりだったのですが、韓国料理店の脇を通りかかったとき、何気なく中を見たところ、興味深い物がありました。大きなプレートに、キムチ・チヂミ・ナムルが山盛りになっているのです。
 気になって、入口を見たところ、ランチにはキムチバーとサラダバーがつきます、と書かれていました。どうやら、チヂミも含めて食べ放題のようです。
 この店は、開店直後に行った時に、店内で流れていた映画の宣伝がちょっとしたトラウマになっており、その後、足が遠のいていました。しかしながら、珍しい「バー」が気になった上に、今日は映画も流れていないようなので、入ることにしました。

 食べてみたところ、「バー」として提供されていた三品目はもちろん、主菜で頼んだ冷麺、さらには水代わりのコーン茶も美味しく、大変満足できました。
 キムチバーというのは初めて見ましたが、韓国では普通にあるのでしょうか。ちなみに、普通、「バー」のように食べ放題になっているものは、好きなだけ食べるのですが、キムチの場合は、食べ過ぎると翌日が怖いので、調整しながら食べました。
 というわけで、色々な意味で満足できた、韓国料理ランチでした。これも、食べる予定が全然なかった店を何の気なしにのぞいたがためです。世の中、どこにきっかけがあるか分からないものだ、などと思った昼のひとときでした。

山本昌投手、200勝まで「あと2」に

 今日は休日ですが、千葉と北海道は試合がありませんでした。かなり珍しいように思われます。
 所沢で行なわれた埼玉-東北はキニー投手と青山投手が先発。キニー投手は2ヶ月半ぶりの一軍登板でした。序盤で埼玉がリードしますが、中盤で反撃した東北が7回に山崎武選手の適時打で同点に。
 さらに1死1・2塁と勝ち越し機を作りますが、続く藤井選手の打球を中村選手が好捕して併殺に。するとその裏、その中村選手が22号2ランを放って埼玉が勝ち越し。そのまま6対4で埼玉が勝っています。観客数は2万5千4百人ほどでした。

 福岡で行なわれた福岡-合併球団は杉内投手と小松投手が先発。小松投手はここまで対福岡3戦3勝でしたが、初回に松中選手の20号2ランで福岡が先制します。さらに2回に中西選手の3号ソロで追加点を挙げると、5回にも3点を追加し、小松投手から6点を奪います。
 そのまま8対1と快勝ペースで最終回を迎えますが、そこで登板の二コースキー投手が誤算で、1点を取られて満塁にして降板。さらに緊急救援の久米投手が押し出し死球と適時打、さらには併殺崩れで1点差に迫られます。しかしながら、最後は高橋秀投手が北川選手を抑え、何とか8対6で逃げ切っています。観客数は3万5千5百人ほどでした。
 なお、今日からは「鷹の祭典」という事で、福岡は黄色いユニフォームを着用していました。王監督はいつものごとく、「乗っている車と同じで、着ているほうは気にならない」と言っていました。しかしながら、あの色彩センスはいかがなものかと思いました。

 名古屋で行なわれたドラゴンズ-広島は山本昌投手と大竹投手が先発。初回、3回と失策がらみで1点ずつドラゴンズが取り、さらに6回には集中打で4点を追加します。
 山本昌投手は6回を4安打1四球で無失点。以下の継投陣も広島打線を抑えて、8対0でドラゴンズが完封リレーを達成。山本昌投手は通算198勝となっています。観客数は3万4千8百人ほどでした。

 神宮で行なわれた東京-横浜は川島亮投手と三浦投手が先発。初回から横浜打線が爆発し、5回までに8点を取ります。
 しかし、久々の登板となった三浦投手は4回まで2失点だったものの、5回に打ち込まれ、勝ち投手の権利を得ることができずに降板。しかし、6回以降は継投陣が0点に抑え、10対5で横浜が買っています。観客数は1万8千1百人ほどでした。
 甲子園で行なわれたタイガース-読売は岩田投手と木佐貫投手の先発で読売が勝ったようです。観客数は4万3千5百人ほどでした。

 ところで、昼間には鎌ヶ谷で行なわれた北海道-東京の二軍戦をGAORAが中継していました。「鎌スタ祭」という企画が行なわれており、北海道の二軍選手は、緑地で旨に「KAMAGAYA」と書かれていたユニフォームを着用していました。
 先発は金沢投手と由規投手という、ベテラン対新鋭対決でしたが、北海道が序盤から得点を重ね、終盤に東京が反撃するも、7対5で北海道が逃げ切っていした。観客数は6千人ほどだったそうです。
 なお、本日より、京成バスは西船橋駅および、船橋法典駅よりファイターズタウンに行くバス路線を開業。さらに、北海道二軍のマスコットキャラをあしらったラッピングバスを作成し、北海道二軍の選手・コーチによる車内放送を流すなど、京成バスらしい企画をやっていたとの事です。

2008年07月20日

今季最大の圧勝で連敗止める

 千葉で行なわれた、千葉-埼玉を観戦に行きました。
 やや雲が出て日差しが直射こそしなかったものの、この暑い中デーゲームというのはよく分かりません。自分たちは屋根の下である、二階内野自由席で見ていたからさほど困りませんでしたが、日差しの下で見ていた人は大変そうで、たまに一階席を見ると、団扇の動きが目立ちました。
 やはり、7月に入ったら、屋外球場は土日でも夜にやるべきでは、と改めて思いました。
 試合のほうは、渡辺俊介投手と西口投手が先発。今日は体調が万全でない西岡選手が、先週の日曜に続いて外れ、根元選手が遊撃にまわり、オーティズ選手が9番二塁で入りました。また、昨日本塁打のベニー選手も外れました。
 初回はともに2死から三番打者が安打するも、四番が倒れて0点という、似たような内容に終わります。

 続く2回表、渡辺俊投手は1死から二塁打を打たれます。しかし、そこから石井義選手、さらには連続本塁打中の後藤選手を抑え、ここ2試合失点していた2回表を0点に抑えます。
 するとその裏、先頭のサブロー選手が安打すると、続く橋本選手があわや本塁打かという二塁打を放って2・3塁に。ここで今江選手の犠飛で先制すると、さらにオーティズ選手も左前打を放ち、もう1点を加えます。
 ここ2試合、千葉が点を取った直後に、埼玉に点を取り返される、という展開が続いていました。しかし渡辺俊投手は直後の3回、1死からまた二塁打を打たれますが、後続を抑え、ここも0点に抑えます。
 すると3回には大松選手が17号2ランを、さらに4回にはオーティズ選手が7号ソロを放ち、着実に得点を重ねます。
 続く5回も根元選手と福浦選手が連打し、福浦選手は早くも猛打賞となります。さらに1死から大松選手が歩き、満塁となります。ここで一度投手コーチが西口投手の元に行きますが、結局続投となります。しかし、これは裏目に出て、続くサブロー選手が初球を左前に弾き返して、6点目が入ります。
 ここで西口投手は降板となり、一軍復帰したばかりの岩崎投手が登板します。しかし、橋本選手がこれまた初球を適時二塁打し、続く今江選手も犠飛を放って、この回4点を追加しました。
 着実に援護を貰った渡辺俊投手は、4回以降、投球が冴えていきます。たまに外角にかなり抜けた球が出ますが、四球も出さず、90キロ台の遅い球を振らせて、埼玉打線に出塁を許しません。
 そして続く6回裏、先頭の早川選手が一塁ベースに球が当たる、幸運な内野安打で出塁します。続く根元選手も二塁打で続くと、野手の失策もあって早川選手が一気に生還します。さらに福浦選手が本日四安打目となる適時打を放つと、ここまで無安打の里崎選手も二塁打で続き、大松選手の2点適時二塁打、サブロー選手の適時打と打線が止らなくなります。
 ここで埼玉は大沼投手に交代しますが、勢いは止らず、橋本選手と今江選手も安打を放ち、この回6点を追加。同時に、球団記録となる八連続安打と、2試合連続先発全員安打も達成しました。
 さらに7回も根元選手の三塁打の後に福浦選手に犠飛が出て、ついに16点目となりました。
 過去、26対0や18対0を経験している渡辺俊投手は、大量援護の中、より調子を上げていきます。埼玉打線が早めに打っていけば凡打で、見ていけば三振、という感じで、結局、4回以降は一人も走者を許しません。
 そのまま9回も三人で抑え、終わってみれば、三塁を踏ませず、わずか88球で無四球完封を達成しました。
 お立ち台は渡辺俊投手・大松選手・今江選手が登場。渡辺俊投手は、投球の事よりも、お客さんの暑さ対策の事を心配していました。観客数は2万6千3百人ほどでした。

 大阪ドームで行なわれた、合併球団-北海道は金子投手と武田勝投手が先発。初回に1死から合併球団がリーグタイ記録となる四者連続二塁打と失策でいきなり4点を先制します。
 一方、5回に北海道も連続二塁打で1点を返しますが、こちらは二者連続止り。得点も1点に止まります。以下、継投で抑え、最後は加藤投手が締め、合併球団が4対1で勝利。観客数は1万6千人ほどでした。

 仙台で17時から行なわれた東北-福岡は岩隈投手と和田投手が先発。前回のこの二人の対決は思わぬ大差で東北が圧勝していました。今回も2回に1死2・3塁と好機を作り、中島選手の2点適時二塁打で先制すると、さらに藤井選手の適時打でもう1点を追加します。
 先週、連勝が止った岩隈投手ですが、今日は福岡打線を抑え、7回を3安打3四球無失点で、今回も和田投手に投げ勝ちます。その後、1点ずつ取り合って、4対1で東北が勝っています。観客数は先週に続いての前売券完売となる2万5百人ほどでした。

 名古屋で行なわれたドラゴンズ-タイガースは吉見投手と金村暁投手が先発。金村投手は、前回のドラゴンズ戦で1失点と好投し、北海道時代も対ドラゴンズ負け知らずで、通算自責点1と得意としていました。
 しかし、2回にパリーグ時代から苦手としていた和田選手に本塁打されて先制されると、続く3回には中村紀選手に16号3ランを喫するなど、序盤で5失点。4回にタイガースも2点を返しますが、5回にはウッズ選手と和田選手の連続本塁打で7対2に。金村投手はこの回で降板となりました。
 一方、ドラゴンズは4回途中から二番手で登板した中田投手が、安打は許すものの、タイガース打線を0点に抑えます。
 そのまま5点差で9回表になりますが、先頭のフォード選手が安打すると、1死後に連打で満塁となります。ここでドラゴンズは岩瀬投手を投入しますが、代打の高橋光選手に始まり、鳥谷選手と金本選手が三者連続適時打を放ち、一気に1点差まで迫ります。
 さらに2死後に代打の矢野選手が安打して満塁となりますが、この回二度目の打席となったフォード選手が倒れて試合終了。7対6でドラゴンズが勝ち、タイガースの優勝マジック点灯はなりませんでした。観客数は3万8千3百人ほどでした。

 神宮で行なわれた東京-広島は松井投手と高橋投手が先発。3点を追う東京は、3回裏に川島慶選手の2点適時二塁打などで追いつきます。
 そのまま3対3で迎えた8回、先頭の福地選手が安打の後に盗塁すると、続く宮本選手が勝ち越しの適時打を放って4対3に。そして9回は林投手が2死から連打されましたが、最後は東出選手を抑えて試合終了。東京が約2ヶ月半ぶりとなる五割復帰を果たしています。観客数は2万7千4百人ほどでした。

 横浜で行なわれた横浜-読売はウイリアムス投手とバーンサイド投手が先発。読売が立ち上がりの連打で先制しますが、2回に吉村選手の18号ソロで横浜が追いつきます。
 さらに3回には内川選手の犠飛で勝ち越すと、さらに金城選手の適時二塁打と、押し出しなどで、一挙に3点を追加します。
 ウイリアムス投手は立ち上がりの失点の後は5回まで読売打線を抑え、その裏も2死1・2塁で打席に立ちます。しかしこの続投は凶と出て、6回にいきなり三連打で無死満塁と、一発出れば逆転の危機を迎えます。
 しかしここで登板の小山田投手が後続を抑えると、7回は石井裕投手が、そして8回からは寺原投手がいずれも一人の走者も出さない完璧な継投を見せ、4対1で横浜が勝利。対読売の連敗を6で止めています。観客数は2万6千1百人ほどでした。

モニタ交換と神

 10年くらい前に買った、17インチのCRTモニタが半分壊れてしまい、だましだまし使っていたのですが、ついに買い換えを決意しました。
 そして昨日、新たに買ったのは、3万円ほどの20インチワイド液晶モニタでした。我が家の液晶画面といえば、これまでノートPCと、相方が懸賞で当てたiMACだけでした。したがって、自分で液晶モニタを買うのは初めてです。
 ちなみに、10年くらい前、液晶モニタが出始めた頃、知り合いのPC購入を手伝ったのですが、その時は15インチのものが15万しました。その1.5倍のものが5分の1で買えるのですから、隔世の感があります。

 帰り道、相方に不要になったモニタの処分方法について尋ねられました。少々、酒が入っていた事もあり、「連休中に、家電製品の回収業者が来ることを神に祈るよりないな」と答えたところ、「無神論者のくせに」と呆れられました。
 そして今朝、モニタをつけかえてしばらくすると、外から、回収業者の宣伝が流れました。まさしく作ったようなタイミングです。こうして、今朝までついていた旧モニタは、外して1時間ほどで我が家を去っていきました。
 この現象について、「これぞまさしく神のおかげ」と言う人もいるのだろうな、などと思いながら、新モニタを活用してこの文章を書いています。

終盤に投手陣が崩壊し、3連敗

 昨日の話ですが、千葉で行なわれた千葉-埼玉は成瀬投手と岸投手が先発。スタメンでは福浦選手が外れ、橋本選手が三番に入りました。
 成瀬投手は2回、2死満塁から連続適時二塁打を喫し、4点を失います。
 しかし、その裏、今江選手の2点適時打ですぐさま反撃すると、4回にはベニー選手の4号ソロで1点差に迫り、さらに走者をためた後に西岡選手の2点適時二塁打で逆転します。

 ところが、その直後の5回表に、成瀬投手は中島選手に2ランを喫して再逆転を許します。
 そして、6回に今江選手の6号ソロで追いついた所で、7回のマウンドに上がりますが、2死無走者から安打され、さらにブラゼル選手に22号2ランを喫し、次のGG佐藤選手に二塁打されたところで降板となりました。
 ここで、最近安定した投球が続いていたシコースキー投手が登板しますが、四球の後、後藤選手に2試合連続となる4号3ランを喫し、5点差となります。
 さらに継投陣が打ち込まれ、7回から9回の3イニングで11失点。9回に今江選手が本日4安打・6打点目となる7号3ランを放つも焼け石に水。17対10で敗れ、3連敗となってしまいました。観客数は2万5千8百人ほどでした。

2008年07月18日

高級ホテルらしからぬサービス

 昨晩は、普段より高価なシティホテルに泊まりました。出張中、ホテルに入ってまずする事は、ネット接続です。昨日も、早速ノートパソコンにLAN線をつなぎ、ブラウザを立ち上げました。ところが、様子が変です。
 ホテルのネット接続サービスの中には、LAN線を挿しただけでは、すぐにネットに繋がらない場合があります。ブラウザを立ち上げると、何だかよく分からない認証画面が出て、そこでOKボタンを押すと、ホテルの公式サイトが表示され、その後は普通にネットに繋がる、という設定になっている場合があるのです。

 このホテルはどうやらそのパターンのようで、ブラウザに二つのタブが勝手に立ち上がっていました。しかし、すでに複数タブが開いている状態のブラウザへの対応に不具合があるのか、認証画面とおぼしきページは空欄で、隣のタブではホテルの公式サイトが表示されています。
 それだけならいいのですが、認証がおかしかったのと関係しているのか、回線が遅いうえに、接続が不安定なのです。
 結局、ブログの管理ページも開かず、昨日の雑記は携帯からの投稿にせざるを得ませんでした。
 一応、高価なシティホテルであっただけに、チェックイン後に荷物を運んでくれるなど、普段のビジネスホテルとは異なるサービスがありました。
 しかし、こんなネット環境では「高級感」など感じようがありません。もちろん、ちゃんと繋がらないのは論外ですが、かりに繋がったとしても、無意味な認証や自サイトの強制表示などといった無駄な事をさせずに、普通にネットに繋げる環境を提供する事こそが、「よりグレードの高いホテル」らしいサービスなのでは?と強く思いました。

反撃及ばず連敗

 千葉で行なわれた千葉-埼玉は唐川投手と帆足投手が先発。ともに、このカードで完投勝利を経験している投手同士の対戦となりました。
 打線のほうは、左の帆足投手相手でも、福浦選手と大松選手はいつもどおり中軸に。また、左の時に外される事が多かった根元選手も九番でスタメンとなりました。
 初回、西岡選手が安打の後すかさず盗塁すると、二番に入ったサブロー選手の適時打であっさり先制。さらに大松選手にも適時打が出て、もう1点入ります。

 ところが、援護を貰った直後の唐川投手は、いきなり四球を出し、さらに詰まりながら中前に落とされて無死1・3塁に。ここで内野安打で1点を返された後、後藤選手に逆転の3号3ランを喫してしまいます。その後も安打さらには自らの犠打失策などでさらに危機を広げ、ブラゼル選手の2点適時打でこの回合計6失点。3回は0点に抑えたものの、そこで降板となりました。
 帆足投手は2回以降は好投を続け、千葉打線はほとんど走者を出せません。しかし、千葉も二番手の小宮山投手が好投し、追加点は与えません。
 そして迎えた6回裏、1死から福浦選手が安打すると、ここまで2三振と抑えられてきた里崎選手が、打った瞬間に分かる11号2ランを左翼席に叩き込み、2点差に迫ります。
 しかし直後の7回表、好投を続けていた小宮山投手が1死から中島選手に二塁打されてここで降板。三番手に松本投手が上がりますが、隙をついてディレードスチールを敢行。そして、松本投手の三塁送球がそれ、一気に生還され、再び点差を広げられてしまいます。
 その裏、前の回から登板の正津投手から西岡選手が安打し、埼玉は細かい継投をしてきますが、連続四球を選んで二死満塁に。ここで打席には一昨日も本塁打を打つなど、満塁に強い大松選手が入ります。一発出れば逆転という局面でしたが、四番手で登板の岡本真選手の落ちる球を振ってしまい、三者残塁に終わってしまいました。
 しかし続く8回の裏、途中出場の早川選手が安打すると、今江選手の幸運な安打の後、代打の橋本選手が安打して無死満塁に。ここで、今日ここまで無安打だった根元選手に2点適時打が出て、ついに1点差とします。
 さらに、西岡選手が犠打を決めて1死2・3塁と一打逆転の好機を作ります。しかし、ここで登板したグラマン投手に、サブロー選手と福浦選手が抑えられます。
 そして、直後の9回表には、片岡選手が人工芝と土の境目に当たる二塁打で出塁した後、中島選手に詰まりながら右前に落とされてダメ押し点を献上。その裏もグラマン投手に抑えられ、6対8で敗れ、連敗となりました。
 2回の大量失点が痛かったのはもちろんですが、追い上げた直後に失点して突き放されたのも流れ的には痛かったでしょう。
 これで7連勝後の2連敗となってしまいました。観客数は1万7千3百人ほどでした。

9回裏の猛追及ばず、連勝止まる

 昨日の話ですが、千葉で行なわれた千葉-合併球団は大嶺投手とオルティズ投手が先発。この日は里崎選手が休養で、橋本選手が久々のマスクとなりました。
 大嶺投手は初回にカブレラ選手に2ランを打たれて先制されます。しかしそこからは追加点を許さず、5回には押し出しで1点差となります。
 ところが直後の6回表にいきなり連打され、ここで大嶺投手は降板し、松本投手が登板。しかし、この継投は失敗し、適時二塁打を打たれるなど、この回3点を追加されます。
 さらに1点を追加され、5点差で迎えた9回裏、合併球団はセーブがつかない場面ながら加藤投手を起用します。その加藤投手に対し、早川選手の二塁打を足がかりに無死満塁とし、福浦選手の犠飛の後、サブロー選手と大松選手の連続適時打で4点を取って1点差とし、なお一発出れば逆転サヨナラという局面を作りますが、ベニー選手が併殺に打ち取られて試合終了。あと一歩及ばず、連勝は7で止っています。観客数は1万9千7百人ほどでした。

涼風

 朝、外に出ると、涼しい風が吹いていました。言うまでもないことですが、7月の関東でそのような風を感じた事はありません。
 その風の涼しさは、春先に感じるものとも、秋口に感じるものとも違っていました。おそらくは、「夏の札幌の風」なのでしょう。
 タクシーの運転手さんも、「今日は普段より涼しい」と言っていたので、偶然的な要素もあったのかもしれません。とにかく、おそらくはあと2ヶ月半は感じる事のできない、「自然による涼しい風」を感じることができたのは、今回の出張で最大の「役得」でした。

2008年07月17日

再訪続きの出張

 今日から札幌出張です。昨年の夏と秋に、前の会社で二度行っていますので、この一年間で三回行った事になります。
 面白いことに、前回とは全く違う所属・身分であるにも関わらず、行き先は過去二回と同じ所でした。そのうえ、仕事の半分くらいは、前回・前々回と同じような内容でした。
 まあ、これについては、事前に分かっていたので、さほど驚きはしませんでした。
 ところが、仕事が終わって、同行者が予約した泊まる場所を聞いたときには、本気で驚きました。そこは、前々職を辞めようと決めたときに、「退職前旅行」で札幌に行った時に泊まった所だったのです。
 まさか、昼も夜も、今の職につくまえに行ったところで過ごすとはさすがに思っていませんでした。
 いずれの場所にも「縁」があると言えるのかもしれません。ただ、仕事とはいえ、数少ない機会ですから、あまり同じ所に行くのも・・・と思いました。

2008年07月16日

序盤の大差を猛追されるも、最後は逃げ切る

 千葉で行なわれた、千葉-合併球団は清水直行投手と中山投手が先発。この対決は5月18日以来で、その時は終盤で清水直投手が投げ負けた形となり、千葉が敗れています。
 対左という事で、二番にはオーティズ選手が入って根元選手が外れ、また、橋本選手が外れて竹原選手が入りました。ただし、三番福浦選手、五番大松選手については、いつもと同じ打順でした。
 初回、清水直投手は先頭打者本塁打をいきなり打たれます。しかしその裏、前回抑えられた中山投手相手に、西岡選手の二塁打と四球で走者をため、里崎選手が10号3ランを放ち、すかさず逆転します。

 さらに続く2回、先頭の竹原選手が四球を選ぶと、続く今江選手の適時二塁打で追加点。さらに走者をためて満塁とします。ここで、早くも合併球団は中山投手をあきらめて、二番手の近藤投手を起用。しかし、代わりばなに福浦選手が犠飛を放ち、もう1点入ります。
 そして四球で再び満塁になった後、大松選手が今季3本目の満塁弾となる16号を放ち、この回合計6点を挙げ、2回で9対1と大差をつけました。
 マウンドには二試合連続無四球完投中の清水直投手が上がっているだけに、これで試合は終わったも同然かと思いました。ところが、直後の3回表、いきなり三連打で1点を返されると、続く一輝選手を遊ゴロに打ち取るも、失策で満塁に。ここで何と押し出しの四球が出て、さらに連続犠飛でこの回4点を返されてしまいます。
 そして続く4回、1死から清水直投手が二塁打を出すと、ここで交代となり、二番手の久保投手が登板します。しかし、これまた誤算で、2死後にローズ選手に2ランを喫し、2点差になります。
 一方、打線は3回以降立ち直った近藤投手に抑えられます。そして6回から千葉は三番手に小宮山投手が登板。ところが、いきなり二塁打された後、続く打者のバントを小宮山投手自ら悪送球してしまい、二塁走者が生還。ついに1点差になってしまいます。
 先発投手が8点差を守れず、繰り出した継投陣がことごとく代わった直後に失点する、というある意味典型的な大逆転される展開、と思われました。ところが、小宮山投手はこのなお続く無死1・2塁から中軸二人を打ち取り、次の7回も無安打に抑えます。
 打線は6・7回と先頭打者の出塁を活かせず、相変らず追加点を挙げることができません。そして8回、この回からの登板の川崎投手が安打されて降板すると、五番手にシコースキー投手が登板。四球二つで二死満塁にまでしましたが、最後は凌いで、リードを守ります。
 そして9回は荻野投手が三人で抑えて試合終了。3回以降は完全に悪い流れにしながらも、序盤の大量点と継投陣の踏ん張りで連勝を7に伸ばしています。観客数は1万8千人ほどでした。

2008年07月15日

十代の頃に熱中した本の記憶

 明日から札幌出張なのですが、今回は、行く前からかなり苦労しました。宿を取ろうとしたのですが、ヤフーで見ても楽天で見ても、どこも満室なのです。残っているのは、会社から認められている経費の倍以上かかる高級ホテルと、カプセルホテルしかありませんでした。サミットは終わっているはずですが、何かあったのでしょうか。
 個人的な旅行で行くなら、別にカプセルホテルでもかまいませんが、出張でそれでは疲れが倍増しそうです。とはいえ、自腹で高級ホテルに泊まる気もおきません。

 そんな時、ふと思いだしたのは、十代の頃、何度も読み返した、故・宮脇俊三氏の「時刻表二万キロ」でした。その中に、札幌に行った際にどの宿も満室、という事態に遭遇した話がありました。
 そこでのオチは、「タクシーの運転手さんの案内で、いわゆる『来やがれスケベ共』に一人で泊まった」というものでした。
 なぜ、そのような鉄道と全く関係のない逸話を覚えていたのか分かりません。しかしながら、「現在にも通じる貴重な情報だ。最悪はそれもあるか」などと思ったりもしました。
 なお、結果的には、ビジネスホテルが取れました。そのため、そのような「一人でそのテのホテル街をさまよう」という羽目に陥らずに済みそうです。

福浦選手のサヨナラ打で2年ぶりの6連勝

 千葉で行なわれた、千葉-合併球団は小林宏之投手と小松投手が先発。今日は、土曜日の試合と同じ顔ぶれによる「基本オーダー」に戻っていました。
 1回裏、いきなり連続四球で走者をためると、さらに失策で無死満塁と先制機をもらいます。そして、1死から大松選手が犠飛を放ち、無安打で先制点を得ました。しかし、結局、この1点だけに終わります。

 一方、小林宏投手は、何度も得点圏に走者を出します。しかし、要所を抑え、合併球団打線を0点に抑えます。
 打線は3回に先頭の西岡選手の三塁打を足がかりに、福浦選手の犠飛で追加点を挙げます。しかし、5回1死から今江選手が二塁打を放ち、さらに暴投で三塁に進みますが、ここは1・2番が倒れます。さらに6回も1死2・3塁とし、2死後に橋本選手が敬遠されます。勝負を選択されたサブロー選手はかなり気合いが入っていましたが、打ち取られてしまい、追加点を挙げることができません。
 7回まで3安打3四球無失点に抑えてきた小林宏投手は、8回も1番からの攻撃に対し、簡単に二死を取ります。ところが、カブレラ選手に安打されます。そして続くローズ選手の当たりは普通なら平凡な左飛でしたが、「ローズシフト」で中堅寄りに守っていたベニー選手が追いつけずに適時二塁打に。さらに続く北川選手にも適時打されて、追いつかれてしまい、ここで降板となってしまいました。
 続く9回表、前の回から登板していた川崎選手が先頭打者に二塁打され、さらに犠打で三塁に進まれます。この「犠飛でも勝ち越し」の場面で、前の試合でセーブを挙げたシコースキー投手が登板し、この危機を凌ぎます。
 そして迎えた9回裏、前の回から登板している本柳投手に対し、先ほど悔しい打席となった先頭のサブロー選手が安打します。さらに犠打と敬遠で1死1・2塁となったところで、四番手の吉野投手が登板。千葉も好調・根元選手に代えてオーティズ選手を代打で起用しますが、内野フライに打ち取られます。
 そして、打席には福浦選手が登場。横手投げ左腕の吉野投手相手に、2-1と追い込まれますが、そこからファウルで粘って、12球目を右前に弾き返します。
 右翼手は前進していましたが、二塁走者のサブロー選手が、タッチをかいくぐって生還し、サヨナラ勝ちで千葉が3対2で勝利。2006年以来となる6連勝を達成しています。観客数は1万5千5百人ほどでした。

2008年07月14日

緊張感を伴う「趣味」

 職場の人にパソコンを買いたいのだが・・・みたいな話をされました。前々職ではそのようは話はよくされました。しかし、前職はまともな技術者は数人しかいないとはいえ、一応システム会社だったので、そのような相談をされる事はありませんでした。というわけで、久々の経験となりました。
 PCの構成を考える、というのは面白いものです。しかしながら、相方の分を含めても、自分の家でそうたびたびPCを買う事は不可能です。そういうわけで、他人に頼まれて構成を考える、というのは、本来10万単位の金が必要な事を、無料でできるという、かなり貴重な機会なわけです。
 もっとも、それ相応の責任も生じます。自分のPCで構成に問題があったり障害が発生しても、いくらでも対処できます。しかし、他人に紹介したPCでそれが発生すると、ある程度の責任を取らねばなりません。場合によっては、自分に対する認識が変ってしまう危険性もあります。
 というわけで、楽しみ八割、緊張感二割といった感じで、久々のパソコン選定を行ないました。

2008年07月13日

2008/7/13の更新

 つれづれの乗換案内を更新しました。

岩隈投手に3年ぶりに勝ち、4位浮上

 仙台で行なわれた東北-千葉は岩隈投手と渡辺俊介投手が先発。今回の連勝中は、ほとんどスタメンは変っていなかったのですが、今日は福浦選手と西岡選手がスタメンから外れ、オーティズ選手が七番一塁で、田中雅選手が九番二塁で登場しました。
 渡辺俊投手は、初回の1死1・2塁は併殺で凌ぎます。しかし、2回に先頭のフェルナンデス選手に、高く弾んだ内野安打を打たれると、四球で1・2塁とし、続く鉄平選手に適時打されて先制を許します。ただ、さらに続く無死2・3塁からは追加点を許さず、最少失点にとどめました。

 対する岩隈投手は、今季12勝2敗で、しかも対千葉は7連勝中。最後に勝ったのは2005年の8月です。
 その岩隈投手相手に、3回1死から今江選手が四球を選ぶと、田中雅選手の内野ゴロが失策となり、さらに早川選手の内野安打で1死満塁となります。ここで打席には、昨日・一昨日と絶好調の根元選手が登場しましたが、投ゴロで併殺となり、得点できません。
 さらに4回も先頭の橋本選手が安打するも、続く里崎選手が併殺と、2回からあわせて3イニング併殺と術中にはまり、得点することができません。
 しかし、渡辺俊投手も、4回から6回まで無走者に抑える好投を見せ、1対0のまま終盤を迎えます。
 6回まで千葉打線を3安打無失点に抑えてきた岩隈投手ですが、6回に先頭の大松選手が安打すると、続くベニー選手にストレートの四球を出します。ここで久々スタメンのオーティズ選手が三遊間を抜き、まず追いつきます。
 続く今江選手はバントの構えをしましたが、内角の球が死球となり、さらに無死満塁とします。ここで早くもベンチが動き、田中雅選手の所で西岡選手が代打に。すると、西岡選手が一塁線を抜く2点適時二塁打を放ち、逆転に成功します。
 ここで東北は二番手の有銘投手を起用しますが、対して千葉もサブロー選手が代打に。この起用も千葉に凱歌があがり、適時打が出て、この回一挙4点を取りました。
 渡辺俊投手はその裏に1点を失って降板しますが、二番手の川崎投手が後続を断ちます。
 そして9回表、四番手の永井投手に対し、サブロー選手が2号2ランを放ってダメ押し。さらに、この試合ここまで無安打だった根元選手と里崎選手の安打でもう1点を加えます。
 そして、8回途中から登板していたシコースキー投手が9回も抑えて、千葉復帰後初セーブを挙げ、7対2で千葉が東北を三タテに。これでゲーム差なしながら、勝率の差で4位に浮上しています。観客数は連日の満員となる2万4百人ほどでした。

落書きをソースにした記事の質

 読売球団の選手と女性アナウンサーの不倫が報道されています。ネットで見ただけですが、やけに女性アナウンサーが叩かれているように見受けられました。
 その中で、特に印象に残ったのがサンスポの記事でした。「フジテレビのサイトに、女性アナウンサーを批判するメールが大量に来た」というのを見出しにし、さらには、「フジテレビ局内で、彼女の出ている番組のポスターに落書きがされている」などといった事まで記事にしています。

 「批判のメール(もしくは電話)が来た」というのは、マスコミの作った煽り記事を盛り上げたいときの定番です。メールや電話をする人は、何ら自分で事実を知るわけでもなく、記事に煽られて行動を起こしているだけです。そのような意見をいくら記事にした所で、自己満足でしかありません。
 それだけでも十分質が低いわけですが、さらに「フジテレビ局内の落書き」まで記事にしてしまっているのです。そのような落書きがいくらあったところで、女性アナウンサーの批判にはなりません。単にフジテレビで働いている人間もしくは、出入りしている人間に社会常識が欠落しているだけの話です。
 そんなもんまでを「ニュースソース」にしているわけです。何らかの理由があり、その女性アナウンサーを、どうしても貶めなければならない方針でもあるのだろうか、と思いました。
 それにしても、落書きを元に記事を作った、というのは凄いことだと思いました。これほど「落書きレベル」という称号がふさわしい記事もないでしょう。

2008年07月12日

序盤の大量点を何とか守り、2ヶ月半ぶりの4連勝

 仙台で行なわれた東北-千葉は田中投手と成瀬投手が先発。今日はサブロー選手が外れて、早川選手が入った以外は、昨日と同じ顔ぶれでした。
 2回表、先頭の里崎選手が安打すると、続く大松選手が左翼線を破り、無死2・3塁と先制機を作ります。すると、ベニー選手が右前に落としてまず千葉が先制します。さらに、橋本選手が三塁強襲の適時内野安打を放って続くと、今江選手も犠飛を放ちます。
 さらに、早川選手の安打で1死1・3塁となり、早川選手が盗塁を敢行すると、捕手の井野選手が二塁に悪送球。記録は重盗となり、1点を追加します。なお、井野選手はこの回で交代となり、その後、長い間ベンチで説教されていました。
 さらに、続く西岡選手の一塁ゴロをフェルナンデス選手が悪送球し、これでこの回合わせて5点となります。

 いきなりの大量援護をもらった成瀬投手ですが、その裏、今日から一軍に復帰した鉄平選手に適時二塁打を打たれます。しかし、直後の3回表に大松選手が4試合連続打点となる適時三塁打を放ち、すかさず突き放します。
 成瀬投手はその裏、一番からの打順を三人で抑え、流れを作ったように見えました。ところが続く4回裏、1死から山崎武選手に二塁打されると、安打と死球で満塁に。そして2死後に嶋選手と渡辺直選手に連続適時打を喫して合計3点を返され、2点差に迫られます。
 序盤は点の取り合いになりましたが、後半から両先発が立ち直り、中盤は投手戦となります。成瀬投手は5・6回をともに三人で抑え、田中投手も走者は出すものの併殺二つなどがあり、追加点を奪えません。
 そして迎えた7回、成瀬投手が1死から安打されたところで、二番手の久保投手が登板します。その久保投手はいきなり安打されますが、続くリック選手にもいい当たりをされますが、抑えます。すると、右対右が続くにも関わらず、三番手としてシコースキー投手が登板。フェルナンデス選手選手を三振に抑えると、続く8回も三人で抑えます。
 5回から8回までいずれも三人で抑えられた田中投手は9回も続投します。対する千葉は、先頭の橋本選手が安打し、さらに代走の竹原選手が暴投で二塁に進むも、そこから牽制アウトで好機を潰したかと思われます。
 しかし、そこから今江選手が安打すると、2死後に西岡選手が適時二塁打を放ち、貴重なダメ押し点を挙げました。
 その裏、荻野投手は二死から死球と二塁打で1点は返されたものの、最後は抑え、7対5で千葉が勝利。4月末以来の4連勝を達成しています。観客数は2万3百人ほど。早々と当日券は売り切れになっていたとの事でした。

文字通り「小学生以下」

 メーラーのゴミ箱を掃除していたら、サイト感想メールフォームから届いたメールがありました。感想メールがフィルタリングされるとは珍しいと思って見たところ、名前は「匿名」のうえに、実在しないメールアドレスを記載していました。なるほど、これなら自動でゴミ箱行きも当然です。
 さらに、ひどいのは本文の内容でした。サイト内の記事の「誤り」を「指摘」しているのですが、初歩的な所で規則の解釈が間違っており、とんでもない的外れなものとなっています。ちなみに、その「指摘内容」については、中学時代に友人と論じた事がありました。それに達していないわけですから、文字通り「小学生以下の程度」と言わざるをえません。

 それにしても不思議なのは、なぜ存在しないメールアドレスで「指摘」をしたのか、という事です。素性を知られたくないとしても、フリーメールのアドレスでも使えば済むだけの話だと思います。指摘内容に自信があるなら、それで何ら問題ないわけです。また、自信がなければ、こちらの解釈を確認するためにも、やはりメールアドレスは記載するのが普通です。
 また、こちらの反応を知る意図がないなら、最初から「指摘」そのものをしなければいいわけです。
 というわけで、全くもって理解不能ですが、当サイトのために少なからぬ時間を費やしてくれた(?)のは事実です。それに報いるためにも、この場で「回答」並びに「論評」してみました。

唐川投手、東北で連勝

 今更ながら金曜の話を。
 仙台で行なわれた東北-千葉は青山投手と唐川投手が先発。唐川投手は、先週に続いての仙台での登板となりました。一方、青山投手は今季初先発です。
 また、負傷で登録抹消となっていた橋本選手が、約2ヶ月ぶりの一軍復帰で、八番DHでスタメンとなりました。

 唐川投手は、先週同様、ほぼ毎回走者を出すものの、後続を断つという投球で、東北打線を抑えます。一方の青山投手も同様の投球を見せます。2回には2死から四球と失策で好機を貰うも得点できず、4回の無死2塁も活かせません。
 そのまま0対0で迎えた8回、先頭の根元選手が歩き、さらに盗塁と安打で1死1・3塁となります。ここで大松選手を迎えた所で、東北は有銘投手を投入しますが、最近、左を全く苦にしていない大松選手は、右翼深くに犠飛を放ってついに千葉が先制します。
 大松選手は火曜の勝ち越し本塁打、水曜の同点本塁打に続く先制犠飛と、今月に入ってから、驚異的な勝負強さを見せています。
 これで勝ち投手の権利を得た唐川投手ですが、その裏、1死から安打されたところで交代となりました。7安打されたものの、無四球無失点という堂々たる内容でした。
 そして9回には橋本選手が復帰後初安打を放った後、西岡選手の安打で走者をため、根元選手が左翼線を抜くと、これがランニング本塁打に。今季チーム4本目のランニング本塁打ですが、これはリーグタイ記録とのことです。
 これで4対0とし、投げては川崎投手・荻野投手がともに無安打で抑え、そのまま完封リレーを達成しています。唐川投手は5勝目、チームもゲーム差なしながら、今月二度目の「最下位脱出」を果たしています。観客数は1万3千8百人ほどでした。

2008年07月11日

2008/7/11の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2008年07月10日

四条違い

 今日から一泊の関西出張。日中に大阪で仕事をした後、翌日の仕事がある京都に入る、という日程でした。
 今回は、地元の人に四条のホテルを取ってもらいました。そして、ホテルが地下鉄の四条駅近くにあるにも関わらず、京阪の四条駅に行ってしまい、改札を出て周辺案内図を見て、目指すホテルがどこにもない事に気づく、というベタなボケをかましてしまいました。
 10代の頃、関西私鉄ファンを称していた身としてはありえない失敗で、「衰え」を痛感させられました。
 まあ、そのおかげで、夕暮れの複々線を疾走する京阪特急に乗れたり、夜の賀茂川や、祇園まつりを見るために、道ばたに並んだ人たちを見ることができたりしました。
 そこで、間違えたおかげでそれらを見れたわけだと自分を納得させました。そして、ホテル近くの洋食屋で「京都ポーク100%のハンバーグ」という京都らしいのからしくないのか良く分からない食事をしたりしながら、京都の夜を過ごしています。

2008年07月09日

サミット警備の恩恵?

 千キロ向こうの洞爺湖畔で行なわれているサミットのため、都内ではえらい厳重な警備が実施されています。特に凄いのは地下鉄で、ゴミ箱のみならず、自販機まで使用不能になっていました。この暑い中、やっとホームにたどりついて、何か一杯飲みたい、という人にとってはかなり酷な措置と言えるでしょう。次のサミットの時は、新たに何が「使用禁止」になるか楽しみ(?)です。
 そんな中、外を歩いていたら、目標の地点が分からなくなりました。見渡せば至る所に警官がいるのですが、さすがに道は尋ねられないと思い、近くにあった警察に入って尋ねました。
 すると、向かいの通りを指さして、「あの警官がいる所を曲がって」と説明されました。確かに、道案内の時に一番困るのは、「あそこで曲がって」の「あそこ」がどこだか分からない事です。その点、この案内ならば「曲がるところ」を間違える事はありません。
 というわけで、初めてサミット過剰警備の恩恵(?)に預かることができました。世の中、何が幸いするか分かりません。とはいえ、やはりあの警備は大袈裟かつ無駄が多いのでは、という認識に変わりはありませんでした。

逆転された直後の猛攻で再逆転勝利

 千葉で行なわれた千葉-北海道は大嶺投手とグリン投手が先発。大嶺投手は千葉では一軍初先発となりました。また、スタメンは昨日と全く同じ顔ぶれでした。
 大嶺投手は立ち上がり、1死から二塁打され、さらに失策がからんで三塁まで進まれます。しかし、3・4番を抑え、先制は許しません。
 その後も、毎回走者は出しますが、得点は許しません。しかし、打線のほうも毎回走者は出しますが、牽制死などもあり、こちらも得点できません。

 そのまま0対0で迎えた4回、大嶺投手は2死を取った後に二塁打され、さらに安打で1・3塁としますが、ここは凌ぎます。
 するとその裏、簡単に二死を取られましたが、そこからグリン投手の制球が乱れて連続四球に。すると続くベニー選手が右中間を破る適時二塁打を放って千葉が2点を先制します。
 直後の5回表、大嶺投手は一番からの打順で、この試合初の三者凡退に抑え、プロ初勝利の権利を得ます。
 ところが続く6回表、4・5番を打ち取りますが、続くまだ来日無安打のボッツ選手を歩かせた後、小谷野選手もこれまたはっきりしたボールで歩かせてしまい、この試合ここまで2打数2安打の今成選手を迎えます。ここで千葉は二番手に伊藤投手を起用しますが、今成選手に適時打を喫して1点返されると、続く金子誠選手に2点適時二塁打を喫して逆転され、大嶺投手の白星が消えてしまいました。両先発とも、2死無走者からの連続四球が失点につながる形になりました。
 しかしその裏、1死から大松選手が右翼席に15号ソロを放って即座に追いつきます。さらに、途中出場の大塚選手が安打した後、ベニー選手が四球を選んで1・2塁に。続く今江選手の当たりは中前の浅い安打でしたが、名手・森本選手が返球を焦ったか弾いてしまい、大塚選手が生還して再逆転。ここでグリン投手は降板となりました。
 ここで二番手に宮西投手が登板しますが、その初球を早川選手がスクイズを決めて追加点を挙げます。さらに続く西岡選手が初球バントの構えの後、左翼席に9号2ランを放ち、この回一挙5点を挙げます。
 直後の7回表、今季ここまで防御率0だった松本投手がいきなりの連打で1点を返され、さらに川崎投手もボッツ選手の来日初安打で1点を取られますが、再逆転には至りません。
 そして、8回は前の回から続投の川崎投手が、9回は荻野投手が抑えて、そのまま7対5で試合終了。ビアスタジアムを連勝で飾りました。
 今日は天気が良かったこともあり、観客数は前日より約1万人増の2万8千1百人ほどでした。おそらく、今日行っていたらバックネット裏SS席には座れなかったでしょう。個人的な事でしたが、昨日休んで良かった、などとこの入りを見て思ったりもしました。

2008年07月08日

10数年の変化

 先日のことですが、仕事のため、朝イチで晴海に行きました。晴海に行くのは1996年の春以来です。大江戸線の勝どき駅から行ったのですが、外を出てすぐに目に入った、晴海トリトンスクエアのビル群に圧倒されました。
 そして、10分くらい歩いて、かつての見本市会場のちょっと手前にある目的地に着いたのですが、全身汗だくになってしまいました。
 14年前までは、8月半ばの朝に、勝どきよりさらに離れた東銀座駅から、荷物を持って見本市会場に行ったものでした。もちろん暑くはありましたが、ここまで汗だくになった事はありませんでした。
 おそらくは、体力の低下と気温の上昇の相乗効果(?)なのでしょう。意外な形で、10数年の変化を感じることができました。なお、晴海の街並み自体は、トリトンスクエアを除けば、あまり変化を感じませんでした。

清水直投手の好投と一発攻勢で、ビアスタジアム初勝利

 今日と明日に千葉マリンスタジアムで行なわれる千葉-北海道戦は、全席自由席1,500円(FC会員は1,000円)で、かつビールが半額になる「360度ビアスタジアム」という企画がありました。ただ、この企画、2005年から行なっていますが、ここまで全てチームは全敗しています。しかしながら、今月初の休みが取れた事もあり、観戦に行きました。
 球場に着いた時は雨が降っていました。そのため、最初は屋根の下にある二階内野自由席に行きました。バックネット裏でも同じ料金なわけですが、雨が降っている場合は、こちらのほうが「上席」になります。
 観客もその事は分かっており、二階内野自由席はかなり込んでおり、座る場所を探すのにも一苦労でした。一方で、そこから一階を見渡すと、SSやS指定席には空席が目立つ、という状態でした。

 しかしながら、試合開始直前には雨が上がり、一階席では傘が閉じられました。それを見て、急いで一階に移動し、SS席の中段当たりに座っての観戦となりました。なお、終盤で前のほうの席が空いたため、二度目の移動を敢行。最終的にはバックネット裏五列目での観戦となりました。これで1,000円なのですから安いものです。
 さて、試合のほうは清水直行投手とスウィーニー投手が先発。その清水直投手ですが、立ち上がりにいきなり森本選手に安打されると、犠打の後、田中選手に左中間を破る適時二塁打を喫し、1点を先制されます。さらに、2死3塁からスレッジ選手の当たりは清水直投手・西岡選手のグラブをかすめて中前に抜け、もう1点を取られます。
 対するスウィーニー投手は、昨年から対千葉4連勝中で、しかも今年は2試合で2点しか取れていません。その立ち上がり、西岡選手と根元選手が連打して好機を作りますが、そこから中軸三人が倒れ、反撃できません。
 さらに続く2回には先頭のサブロー選手が安打で出ます。しかし、ベニー選手・今江選手が倒れて2死に。2回連続無死の走者を活かせない悪い流れか、と思ったのですが、ここで早川選手が右翼席に3号2ランを放ち、追いつきました。
 立ち上がりこそ打たれた清水直投手ですが、2回に、難しいゴロ二つを今江選手・西岡選手が好捕し、さらにややそれた送球を福浦選手が好捕して三者凡退に抑えると、打たせて取る送球が冴え渡ります。
 3回に先頭打者を三振に打ち取ると、そこから五者連続で内野ゴロに打ち取り、結局、2回から5回まで無走者に抑えます。そして6回2死から久々の安打を打たれるも、稲葉選手を抑え、ここも0点に抑えます。
 一方のスウィーニー投手も低めに落ちる変化球が冴え、打線は3回から5回まで無安打に抑えられます。
 しかし6回裏、先頭の福浦選手が久々の安打を放って出塁します。続く四番の里崎選手は、初球にバントを見せてファウルになったものの、三遊間を破って無死1・2塁と勝ち越し機を作ります。そして、続く大松選手が右翼ポール際に14号2ランを放ち、ついに勝ち越しに成功しました。
 リードを貰った後も清水直投手は、相変らずの投球で北海道打線を封じます。7・8回とまたもや三者凡退に抑え、攻撃陣は8回裏に1死満塁のダメ押し機を逸しましたが、9回も1安打されたものの最後はスレッジ選手を抑えて試合終了。終わってみれば5安打2失点で、2試合連続の無四球完投で7勝目を挙げました。
 ヒーローインタビューは清水直投手と本塁打を放った二選手でした。さらに早川選手は、インタビューの後の万歳とハイタッチが終わると、即座に正面ステージに移動。ファンを待たせる事なく、二度目のインタビューに応えていました。
 今季打撃不振で、これが最初のお立ち台という事もあり、得意の「しゃべり」はまだ封印とのこと。もうあと何回か立てば披露するとの事なので、その時が楽しみです。観客数は1万8千5百人ほどでした。

終盤で再逆転され、再び最下位に

 今更ながら、日曜のデーゲームの話を。
 千葉で行なわれた千葉-福岡は小林宏之投手と和田投手が先発。初回に先制されるも、3回に福浦選手の適時二塁打で同点に。
 小林宏投手は追いついてもらった直後に2点を勝ち越されますが、5回の危機を併殺で切り抜けると、その裏、里崎選手の犠飛で追いついた後、サブロー選手の犠飛で勝ち越し、さらにもう1点と、前日の再現みたいな展開で逆転します。

 さらに継投陣が6・7回を抑え、8回も前の回から登板の川崎投手が簡単に二死を取ります。しかし、続く長谷川選手に安打されると、千葉は四番手に久保投手を投入。しかし、代打で登場した柴原選手に同点2ランを喫します。
 そして9回続投の久保投手はそこでも2点を勝ち越されます。その裏、1点を返してなお2死満塁と迫りましたが、ベニー選手が打ち取られて試合終了。逆転負けで再び最下位転落となっています。観客数は2万6千2百人ほどでした。

2008年07月06日

押し付け合い?

 暑い昼下がりに地下鉄に乗りました。すると、目の前に、スパイダーマンの絵が描かれている鞄を持った、アメリカ人と思われる親子がいました。
 外が暑かったせいか、乗ってしばらくすると、父親がペットボトルを取り出して飲み始めました。ところが、それほど喉が渇いているにも関わらず、数秒すると、飲むのをやめてペットボトルを息子に渡しました。
 よく見ると、ペットボトルの中身は緑茶でした。普通にアメリカで暮らしていればまず飲まないものですし、似たような味の清涼飲料も存在しないでしょう。その、予想外の味に驚いてしまったように見受けられました。
 そして、息子も数秒飲んで親に返し、さらに同じやりとりがもう一度繰り返された後、父親は飲みかけのペットボトルを片付けました。彼らにとっては、喉の渇きを越えた驚きの味だったかもしれません。
 その短いやりとりを見て、もし海外に行く機会があって喉が渇いても、中身の分からないものは絶対に買うまいとつくづく思いました。

中盤の猛攻で逆転し、最下位脱出

 千葉で行なわれた千葉-福岡は渡辺俊介投手と大場投手が先発。1回裏、1死から連打と四球で満塁とし、昨日代打満塁本塁打の大松選手に回りますが、三振に打ち取られます。そして続くサブロー選手も三振に打ち取られ、先制できません。
 渡辺俊投手は、2回に2死二塁から安打されますが、サブロー選手の好返球で本塁アウトとなって0点で凌ぎます。しかし続く3回、本多選手の2号2ランで先制されると、さらに適時打を喫して3点を失います。

 その裏、無死からの連打で1・3塁と即座に一発出れば同点、という場面を作ります。しかしここで再び回ってきた大松選手が内野飛球に倒れると、さらにサブロー選手の併殺打でここも0点。好機を作っては残塁の山、という5月から6月にかけての不調時そのままの攻撃、という嫌な流れを感じました。
 そして直後の4回表には松田選手の8号ソロで1点を加えられ、その裏に1点を返すも、また直後の5回表には松中選手の14号2ランで突き放されます。
 こうなると、攻防とも典型的な負けパターンかと思われました。しかしその裏、連打で無死1・2塁としますが、「二度あることは三度ある」で大松選手とサブロー選手が倒れます。ところが、続くベニー選手の右中間の当たりが「お見合い」のような形になって抜け、二人が生還する適時三塁打に。突き放された分だけ追いつく、という展開になり、大場投手はここで降板となりました。
 直後の6回表を二番手の松本投手が抑えます。その裏、福岡二番手の高橋秀投手の前に簡単に二死を取られます。しかしそこから根元選手が死球で出ると、福浦選手がこの試合4本目となる安打を放ち、里崎選手も四球を選んで満塁となります。
 ここで打席には、前の三打席で全て好機ながら凡退していた大松選手が。しかし、ここは「四度目の正直(?)」で左翼線を破る走者一掃の適時二塁打を放ち、同点に追いつきます。さらにサブロー選手が歩くと、続くベニー選手の当たりは右翼フェンスを直撃、二人の走者が返り、ベニー選手も三塁へ。珍しい「2イニング続けての2点適時三塁打」となり、最大5点差の逆転に成功しました。
 こうなると流れは完全に千葉のものに。続く7回には西岡選手が今季チーム3本目となるランニング本塁打を放つと、さらに四球で二人の走者をため、大松選手が2試合連続となる13号3ランを放ちます。大松選手は本日6打点となりました。
 以下は継投陣が福岡打線を抑え、終わってみれば12対6と大勝。二日連続での二桁得点となりました。松本投手はプロ初勝利を飾っています。また、昼に合併球団が負けたため、ゲーム差なしながら、5月24日以来となる最下位脱出を果たしています。逆に福岡は9年ぶりとなる7連敗とのこと。ただ、9年前は日本一になっています。
 観客数は満員御礼となる3万13人でした。

2008年07月05日

異常な○十代?

 電車で週刊誌の中吊り広告を見ていたら、少年による凶悪犯罪をネタに、「恐るべき十代」などという見出しがありました。
 確かに、凶悪犯罪は問題です。しかしながら、データだけを見れば、十代の少年による凶悪犯罪などは、定期的に発生しています。そして、この類の週刊誌はいつも、それを大袈裟に取り上げます。もちろん、これらの週刊誌がいくら記事にしても、十代による凶悪犯罪が減ることはありません。

 いずれにせよ、いくら大袈裟に書いても、所詮は「どの時代にでもある事」でしかないわけです。ついでに言うと、これは「無差別殺人事件」にも言えることなのですが・・・。
 それよりむしろ気になるのは、「介護に疲れた老人が、長年連れ添った配偶者を殺害する」という事件です。このような事が発生しだしたのは比較的最近です。しかも、衝動的なわけでもなく、悩んだ末に起きた悲劇です。
 しかしながら、これらの事件を調べて「異常な七・八十代」などと取り上げた週刊誌は見た記憶がありません。
 なぜ、そのような取捨選択が行なわれるのかのほうが、「十代の凶悪犯罪」などよりもずっと興味があります。

成瀬投手の好投と効率のいい攻撃で連勝

 半月ぶりの主催試合となった、千葉で行なわれた千葉-福岡は成瀬投手と大隣投手が先発。今日から堀選手と竹原選手が一軍復帰し、対左という事で、それぞれ二番二塁と八番左翼でスタメン復帰しました。
 初回、成瀬投手はいきなり連打され、さらに一死満塁となりますが、併殺で凌ぎます。
 するとその裏、西岡選手が失策で出塁し、内野ゴロで進塁した後、四番に復帰したサブロー選手の適時打で先制。さらに続くベニー選手にも適時二塁打が出て2点目を奪います。

 さらに2回には竹原選手が一軍復帰初打席で二塁打を放つと、内野ゴロで三塁に進んだ後、西岡選手が内野安打を放って追加点を挙げます。なお、この時、西岡選手と交錯した福岡の小久保選手が負傷退場となってしまいました。ただし、骨には異常がないとのことです。
 成瀬投手は4回に二塁打二つで1点を失いますが、結局、失点はそれだけに抑えます。
 そして6回、連打で好機を作ると、オーティズ選手の適時打で追加点を挙げ、大隣投手はここで降板となりました。
 さらに今江選手の犠打が失策を読んで満塁となると、大松選手が12号となる代打満塁本塁打を放ち、この回計5点を加えます。
 成瀬投手は7回を6安打2四球1失点に抑えます。以下は高木投手とシコースキーが抑え、8回裏には里崎選手がダメ押しとなる9号2ランを放ち、10対1で快勝。久々の連勝となりました。一方の福岡は6連敗となっています。観客数は1万9千8百人ほどでした。

2008年07月04日

本店?

 昼休みにちょっと散歩していたらセブンイレブンがありました。ビルの1階に入っている、というよくあるパターンなのですが、なぜかこの店は2階まで吹き抜けみたいになっていて、天井がやけに高いのです。空間が広いのはいい事でしょうが、その分、家賃が上がるわけで経営者はよくこんな所でやるな、などと思いました。
 ところが、何度目かに行った時、意外な事に気づきました。そのセブンイレブンが入っているビルの奥のほうに、「セブンアンドワイ」の大きな看板が出ていたのです。もしやと思って調べてみたら、ここがグループの本社でした。
 つまり、この店は本社ビルで営業しているわけです。したがいまして、個人経営のセブンイレブンとは訳が違います。空間がふんだんに使えるのも当然なわけです。おそらくは、レジにいる人も全員幹部候補の社員なのでしょう。
 ちなみに、店の扉には「千代田区二番町店」と書いてありました。それを見たときは、どうせ本社の中にあるのだから、「セブンイレブン本店」とでも名乗ればいいのに、などと余計な事を思ってしまいました。

唐川投手、完封のがすも久々の勝利

 仙台で行なわれた東北-千葉はドミンゴ投手と唐川投手が先発。初回、先頭の西岡選手が歩くと、根元選手が左中間を破ります。これが適時三塁打となり、即座に先制しました。さらに、四球で1・3塁となり、併殺崩れの間にもう1点入ります。
 一方、交流戦で勝星があがらず、6月末は二軍で調整となった唐川投手ですが、序盤から毎回安打されるも、得点は許しません。特に、交流戦では走者を出した時の投球が課題となりましたが、走者は出すものの盗塁は許さず、調整の成果を見せます。

 そして3・4回をともに併殺で切り抜けると、5回には二塁打で出たサブロー選手を、根元選手が適時打で返して追加点を挙げます。この時点で、根元選手は三安打。次に本塁打が出ればサイクルでしたが、残念ながら最後の打席は打ち取られてしまいました。
 その後も、唐川投手は走者を出しますが、要所は抑えます。7回には1死から安打されますが、この試合三度目の併殺で凌ぎました。
 しかし8回、先頭打者に安打されると、まだ完封の可能性があったものの、バレンタイン監督は迷わず交代しました。球数が100球を越えたのと、無死1塁から上位打線というのを警戒したのがあるのでしょうか。
 二番手の川崎投手が一人を抑えますが、続く久保投手が連打され、1死満塁とされます。ここで打席にはフェルナンデス選手が登場。一発出れば逆転のところでしたが、犠飛こそ打たれましたが、続く山崎武選手も打ち取って最少失点に抑えました。
 そして9回は荻野投手が三人で抑えて試合終了。パリーグ相手では7カードぶりとなるカード勝ち越しを決めました。唐川投手は4勝目を挙げています。観客数は1万9百人ほどでした。

2008年07月03日

測量

 テレビを見ていたら、コロンブスの時代に外国人が作った日本地図が出てきました。かなり歪んではいましたが、九州・四国などの位置関係はきちんとしています。当時、外国人がどのくらい日本に来ていたかは知りませんが、そうそう隅から隅まで測量できたとは思えません。
 にも関わらず、それだけの地図が作れるわけです。測量についての知識などありませんが、その時代の測量技術の凄さに驚かされました。
 自分も土地勘は悪い方ではないつもりです。しかしながら、いつまでたっても職場の最寄り駅である四谷駅で、列車の方向が分からなくなったりします。それだけに余計、飛行機もない時代にあれだけの地図を作った、という事に感心させられます。

2008年07月02日

報徳高校OBが二試合連続で完投勝利

 火曜に岩手で行なわれた東北-千葉は朝井投手と清水直行投手が先発。初回に福浦選手の適時打で先制すると、2回には西岡選手の犠飛で追加点を挙げます。
 その裏、清水直投手は1死から三連打で満塁とされますが、併殺で凌ぎます。すると、3回には福浦選手の安打を足がかりにサブロー選手の2点適時二塁打などで3点を追加。福浦選手は次の回も安打し、今季初の猛打賞となりました。
 清水直投手は6回に2点を失ったものの、今季初の無四球で五度目の完投勝利を飾っています。観客数は1万8百人ほどでした。

 水曜に仙台で行なわれた東北-千葉は片山投手と大嶺投手という、高卒3年目対2年目の対決となりました。初回に1死から失策さらには安打で好機を作るも無得点。2・3回も先頭打者がいずれも四球と好機を貰いますが、いずれも先制できません。
 一方の大嶺投手は今季初先発とは思えないほどの安定した投球で東北打線を抑えます。4回に先頭打者に二塁打され、さらに内野ゴロで進まれますが、ここも0点に抑えます。
 そして、6回までともに2安打という投手戦になります。しかし7回裏、大嶺投手はフェルナンデス選手と山崎武選手に連打されると、犠打の後に高須選手の適時打でついに先制され、さらに続く横川選手に3号3ランを喫し、一挙に4点を失ってしまいます。
 そして打線は最後まで片山投手を打てません。9回にやっとベニー選手がチーム3安打目を放ち、さらに暴投で進塁しますが、ここも抑えられました。
 片山投手は3安打4四死球ながらプロ初勝利を完封で飾っています。というわけで、昨日の清水直投手に続き、報徳高校OBの選手がいずれも完投勝ち、という結果になっています。観客数は1万4千9百人ほどでした。

あらゆる点でズレている

[ 漫画 ]

 JTの缶コーヒーが週刊少年ジャンプ40周年とタイアップ企画を行なっています。そして、以前から使っている「主人公の青年タレントが、会社での理不尽な言動に怒る」を、往年のジャンプキャラにやらせる、というポスターを様々な所に貼っています。
 ある意味、センスのないコラージュみたいなものです。その中で、一番印象に残ったのは、「キャプテン翼」のロベルト本郷が、「上司がCD-ROMをフロッピーと言った」と怒っているものでした。
 昼間から路上でウイスキーを飲む男として登場した世界的サッカー選手かつ風来坊として翼を育てた、ロベルト本郷です。彼が、「サラリーマン的な会話」をするだけでも違和感があるのに、その台詞が「CD-ROMをフロッピー」などという、10年ほど時代がずれたものなのです。
 はっきり言って、一つ残らず完璧にズレています。というわけで、別な意味で感動した、宣伝ポスターでした。

2008年07月01日

2008/6/30の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。