2011年02月27日

意味は通じるが・・・

 目撃者のいない場所で交通事故が発生すると、警察が情報提供のための看板を立てかけます。テンプレートは「○年○月○日○時○分ころ、××にて△△が発生しました。この事故を見た方(中略)は下記までお問い合わせください」というものです。そして、看板下に警察の電話番号が書かれています。
 道路名や事故の対象物などを書いていけば、簡単に事故状況を伝える事ができる便利なテンプレートです。

 ところが、今日見かけたものは、テンプレートを使いながらも、かなり難解な掲示になっていました。
 場所については「この場所」とえらく大雑把で、事故の内容については「大型トラックと大型バスの交通事故(因果関係)」などとやけに長くかつ、意味不明のカッコがついています。
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 (クリックすると同じ窓で大きな写真が開きます)。
 トラックとバスがぶつかったとなると、かなりの事故です。しかしながら、事故そのものよりも、看板の文章のほうばかりが気になってしまいました。

2011年02月25日

相手が見えなければ何書いてもいい?

[ 交通 ]

 駅に、ホームから線路への転落に関するポスターが貼られていました。そこには、ホームから線路へ転落する原因として、酔っぱらいやホームを歩きながの携帯操作を挙げていました。さらに、万が一転落を発見した場合は非常ボタンを押してくれ、などと書いてありました。
 確かに、そのような転落事故もあるでしょう。しかしながら、転落事故において最も問題になっており、かつ深刻なのは、視覚などに障害のある人の転落です。

 そして、それが多発するようになったのは、JRの「ホームの駅員を減らして人件費を浮かせる」という経営方針に起因しています。事故で何人か死んで賠償金を払おうと、削減できた人件費が多ければ、差し引き黒字だ、とでも考えているのでしょう。
 つまり、このポスターは、会社が儲けるために転落事故が増えたのを、乗客の不注意が主要因であるかのように宣伝し、しかも何かあったら自分たちで助け合え」と言っているわけです。
 実際に転落のリスクが高い視覚障害者の方が知ったら怒ると思いますが「彼らはどうせポスターを見れないから何書いてもいいだろう」とでも思っているのでしょうか。
 毎度の事ながら呆れさせられた、JRの「安全感覚」でした。

2011年02月23日

中央線の由来

[ 交通 ]

 昼休みに、二十代前半の女子社員と、長野県塩尻市で予定されている仕事に関する話をしました。現地まで行く方法が話題になったので、鉄道での最善経路は中央線で特急あずさを利用する方法だと説明しました。
 すると、二人とも、「中央線が長野県まで通っている」という事に驚いていました。そして、口をそろえて、「中央線って山手線の真ん中を通っているから、その名前になったと思っていた」と言いました。

 自分的には相当驚きました。しかし、冷静に考えてみれば、普通の人で中央線が東京から山梨県・長野県などを通って名古屋まで行く、という事を知っている人はほとんどいないでしょう。
 そう考えると、首都圏に住む何千万もの人のうち、「山手線の真ん中を通るから中央線」と思っている人のほうが、「本州の中央部を通っているから中央線」と思っている人より多いのかもしれない、などとも思いました。

2011年02月22日

スポンサー

 CSの旅チャンネルで、異国をのんびり旅をする、という主題の番組があります。積極的に見るほどの興味はないのですが、画像も音も無難なので、たまたまチャンネルを回してその番組が流れていたときは、BGMがわりに流していました。
 さて昨日、BSを見ていたら、同じ番組が流れていました。どうやら、元は民放で作り、それを旅チャンネルに売っていたようです。
 それ自体は何ら問題はありません。ただ、冒頭でスポンサーが紹介されたときは、ちょっと固まりました。そのスポンサーは企業ではなく団体です。過去、その団体の関係者と何度か関わった事があるのですが、8割くらいの確率で、不愉快な目にあわされました。

 これは別に私個人に限った事ではありません。相方にいたっては、10割の確率で不愉快な目にあっているとの事でした。
 そのテロップ、さらにはその団体による白々しい広告を見たら、耐えられなくなり、チャンネルを変えてしまいました。
 おかげで、その番組に対する認識が180度変わりました。今後、旅チャンネルでその番組が流れたら、即座にチャンネルを変えるでしょう。いくら放映内容が無難でも、「資金源」が彼らだと考えるだけで視界に入れたくなくなります。
 普段、あまり意識することはないのですが、改めてこの団体の関係者に被った迷惑を自分は忘れられないのだな、と思いました。

2011年02月21日

逆効果の広告

 最近、ネットの広告を見ると、2割くらいの確率でハンバーガーの画像を見ます。そのスポンサーは、マックでもモスでもなく、この年末年始に一躍有名になったクーポン共同購入サイトです。
 それだけ露出が高いのですが、このサイト、例の「おせち事件」を筆頭に、ロクな話を聞きません。
 最近でも、偽造クーポンが出まわって出店者が困っただの、不適切な広告を出したなどというニュースがありました。

 そういうのが流れる中、広告を出しまくる、というのは戦略的にどうなのでしょう。別に興味のない私でも、あのハンバーガーを見ると、反射的に「例のおせち」を思い出すようになってしまいました。
 ちなみに、先日行われたワンフェスで、それをネタにした模型が出品されて話題を呼びましたが、そのページにもGoogleによって自動生成された「ハンバーガーの写真」広告がついていました。これほどまでに逆効果しか期待できない宣伝もないでしょう。
 他人事ながら、今の時期にいくら金をかけて広告を打っても、マイナスイメージが上がるだけなのでは、と思いました。

2011年02月20日

通常ならざる揺れ

[ 交通 ]

 千葉にでかけました。帰りに発車間際の電車に乗ったため、降りる際に最適な車両まで、車内を歩いて移動しました。
 西千葉に着くまでずっと歩いていたのですが、その際の揺れはかなりのものでした。ポイント通過などで一時的に揺れるのなら分かりますが、一駅間ずっと揺れ続け、というのは普通とは思えません。

 西千葉停車時に目的の車両に着席したのですが、発車してしばらくの間もかなりの揺れを感じました。
 この区間は1年半ほど前に、線路陥没による運休が発生した事があります。その後、一回くらい、工事のために計画的な運休をしたような記憶もありますが、この状況を見る限り、正常とは言えないでしょう。
 ここ数年、JRでは車両故障などの事故が起きると、「車両点検」などと意味不明な言い換えを行って、「故障」の存在を隠そうとしています。その調子で、仮に路盤が崩壊して電車が倒れても「路盤点検」とでも言ってごまかすのだろうか、などと思いました。
 いずれにせよ、過去の事例や今日の揺れを見る限り、一度、長時間の運休をしてでも、徹底的に調査・復旧をするべきでしょう。

2011年02月19日

血ルーム

 献血に行きました。センターのあるビルに入ろうとしたら、入り口に小型電光掲示板が設置されていました。見てみたところ、いきなり「血ルーム」という文字が飛び込んできました。
 小型なので同時に四文字しか表示できないようです。そこで、「津田沼献血ルーム」を「津田沼献」と「血ルーム」に分けたようです。

 八文字の名称を一画面四文字表記の電光掲示板に載せる場合、数学的(?)には確かにこのような分け方をするのが功利的です。
 しかし、国語的に考えれば、最悪の分け方なのでは、と思いました。
 もっとも、この献血ルームは常に繁盛しており、前に行ったときは1時間50分待ちで、今日は1時間待ちでした。
 血液不足が問題になるなか、それだけ献血者を集めるのですから、「営業力」はかなりのものとも言えます。
 もしかしたら、この不可解な分割も、通行人に存在をより強く伝えようと計算しての事なのかも、などと思いました。

怪しすぎる収監者

[ 漫画 ]

 ゴルゴ13の81巻を読みました。前半はソ連崩壊ネタで、後半は南アフリカの監獄島ネタです。
 前半部分は全く読んだ記憶がありませんでした。しかし、後半の話は記憶にあり、「おかしい。前半部分の記憶が抜け落ちたのか?」と思いました。
 その後半部分は、当時アパルトヘイトが実施されていた南アフリカで、政治犯を収監していたロベン島の刑務所に、ゴルゴが犯罪者を装って収監され、監獄内で暗殺を行う、というものです。

 ただ、読み進めていくうちに、基本設定は同じだが、内容は異なる、という事に気づきました。どうやら、かつての話の「再利用」だったようです。やはり、81巻は未読だった事が確認でき、一安心しました。
 それはいいのですが、ゴルゴが最初にその島へ行った時は、所長を殺して逃げています。黒人の収容を目的とした刑務所で、アジア人が要人殺害と脱獄を行ったわけです。いくら担当者が変わっても、「監獄島最大の屈辱」という事で、上層部の間では引継ぎくらいされているでしょう。
 にも関わらず、再び同じパターンで入ってきたわけです。いくら使っている偽名などが違っても、もう少し怪しむべきなのでは、と強く思いました。

2011年02月17日

褒め殺し記事?

 週刊ポストが、石原慎太郎氏の「インタビュー」記事を載せています。
 それによると、読売新聞が出した「親は知らない」という本には、女子小学生が売春して1,000万円を貯めている、と書かれているそうです。それを元に、「日本人の劣化」が云々と語っていました。
 元の本を読んでいないので、本当にそのようなくだりがあるのかは分かりません。ただ、普通に考えて、そんな衝撃的な情報があれば、読売はもっと紙面で大々的に報じるのでは、と思いました。

 それに加え、石原氏といえば、かつて、ある大学教授が「女性が生殖可能年齢を超えても生存することが文明の誕生が可能になった」と書いたのを、「文明がもたらした最も悪しき有害なものはババア」などと「紹介」する、というとんでもない「脳内変換装置」の持ち主です。
 そして、「親は知らない」なる本の販売ページを見ても、そのような件は紹介されていませんでした。それらの状況から考えれば、これも、「妄想を元にした戯言」だと考えたほうが無難でしょう。
 それだけでも十分に「晒しもの」ですが、さらにオチに凄い一言が入っています。そこには日本のアイデンティティは何かと問われると、今は「我欲」しかない。というものでした。
 確かに、石原氏は税金を1億以上使って「豪華外遊」をしたのを初め、税金を「我欲」のために使ったの経験は多々あります。
 「日本人の劣化」を嘆く、と言いながら、さまざまな形で「自らの劣化(まあ、「化」ではなく、もともと「劣」だっただけかもしれませんが)」を晒しているわけです。
 あまりの「完璧」さに、これは一見持ち上げているように見えて、実は読者に彼の「劣」ぶりを知らしめるための「褒め殺し記事」なのでは、と思ったほどでした。

2011年02月16日

どうせやるならあの名曲も

 FM東京初の電子出版への取り組みが開始された、というニュースを見ました。その第一弾は、故・忌野清志郎さんが書いた絵本の挿絵および、忌野さんの読み聞かせ音声がiPadで閲覧できるソフトだそうです。
 自分的には、「FM東京」と聞いて最初に思い出すのは、忌野清志郎さん率いるタイマーズが歌った「FM東京のうた」です。それだけに、この組み合わせには驚かされました。
 当時の事を考えると、信じられないような話です。時の流れというものは色々なものを洗い流すのだな、と思いました。
 この企画が成功したら、ぜひとも第二弾は、この「FM東京のうた」さらには、当時FM東京が放送禁止にした「サマータイム・ブルース」などを収録した、往時の名曲を収録したソフトを出してほしいものだ、などと思いました。

2011年02月14日

最新型自販機

 船橋駅で、表面がディスプレイになっている飲料自販機を見ました。このような機種を見るのは始めてです。そこで、珍しさもあって購入したところ、飲料が出てから、「ここに携帯をかざしてください」という表示が出ました。
 そこでかざしたところ、携帯の画面に買った飲料のメーカーサイトのURLが表示されました。どうやら、QRコードを読んだのと同じ効果があったようです。
 そこまではまあ想定の範囲内でした。しかし、それと同時に、携帯から歌が流れだしたのには驚きました。

 もっとも、その歌は飲料のCMソングではなく、自分で携帯のミュージックプレーヤーに落としておいた曲でした。
 いきなり、ホームで携帯が歌い出したことに驚いたため、一瞬、自販機にURLを表示させるのと同時に、自分が気にいいっている曲を勝手に流す、などという機能があるのだろうか、などとまで思いました。
 落ち着いてみれば、自販機にかざしたと同時に、間違えてミュージックプレーヤー起動のワンタッチボタンを押しただけだったと思われます。
 些細なこととはいえ、意外な事が発生すると、正常な思考力を保つことは難しいものなんだな、と改めて思いました。

2011年02月13日

微妙なライン

 昼間に津田沼まで3キロほど歩きました。そしてイオンの中に入ったら、軽い目のかゆみと鼻の違和感を覚えました。
 一昨年から花粉症と覚しき症状が出ていましたが、昨年は医者に貰った薬が良かったのか、あまり気になりませんでした。そして、今年も会社で花粉症に苦しむ人がいるなか、自分には症状が出ていませんでした。

 それだけに、「昨年の薬で完治したのか」と楽観していたのですが、今日の症状からすると微妙なところか、と思いました。
 もっとも、まだ鼻をかむほどではありません。今日の目と鼻が一時的なものであってほしい、と思っています。
 ちなみに、会社の人の会話で、「知り合いに、花粉症だと自覚したら負けだから、症状が出ても何の対策もしない人がいる。早く認めて服薬して楽になればいいのに」というのがありました。
 確かに、非合理的ではあります。しかしながら、その人の「認めたら負け」という心理は、今の自分に近いものがあり、ちょっとした仲間意識をおぼえました。

2011年02月12日

2011/2/12の更新

 談話室折りたたみ椅子の謎を掲載しました。

動かない一日

 寒いうえに、出かける予定がキャンセルになった事もあり、今日の外出は、朝のゴミ出しだけでした。それどころか、動くことすらほとんどしませんでした。この寒い中、わが家は部屋全体を暖めるものが「窓からさしこむ日差し」以外にないこともあり、起きている時間の八割以上をパソコン前にあるホットカーペット上で過ごしていました。
 あまり健康的とはいえませんが、その時間を利用して、いくつかの懸案をこなすことができました。

 その中の一つに、各登録サイトの整理がありました。ポータルサイトなどに、一度コンテンツを登録してしまうと、それが必要なくなっても、なかなか削除したり位置を変えたりできません。
 実際に作業をすればすぐに終わることではありますが、その時間を作るのがなかなか難しいのです。
 というわけで、いろいろ整理したのですが、その際、「iGoogleに登録した辞書窓が下に埋れた結果、自分でもそれを登録した事を忘れ、わざわざ辞書サイトを開いていた」という間抜けな事実に気づいたりもしました。
 やはりたまには、こういう時間を持つのも重要だな、と思いました。もっともこればかりではさすがに体に良くありません。明日は気温も上がるそうなので、ある程度体を動かそうと思っています。

2011年02月11日

積雪と橋

 朝から雪が降っていましたが、不思議と積もりませんでした。もちろん、雪遊びする年でもないので、積もらないに越したことはありません。運が良かったと思いながら、家路についていました。
 ところが、幕張本郷駅の陸橋を渡っていたら、ある場所より急に路上がミゾレ状態になっていました。一晩越せば必ずアイスバーンになる、という感じです。

 ところが、橋を下る区間に入ると、突如積雪が消えました。まさか、そこから先だけ雪かきしたわけではないのでしょう。おそらくは、橋の微妙な角度によって積り具合が変わるのでしょう。
 ちなみに数年前、みぞれ状になっていた部分の車道が凍結し、走っていた車が滑って線路に落ちた、という事故がありました。これなども今日見た現象と同様、橋の構造によるものなのだろうか、などとも思いました。

2011年02月10日

八百長語源雑感

[ 漫画 ]

 商業マスコミの八百長報道にはもはや食傷感しかありません。しかしながら、あれだけ「八百長」という言葉を見すぎたせいか、ついついその語源の事を再考してしまいました。
 有名な説として、「19世紀末の相撲界で権力を持っていた当時の伊勢ノ海親方が囲碁好きで、それに取り入ろうと、八百屋の長兵衛さんが、わざと負けて機嫌を取っていた。ところが、ある所で囲碁のトッププロである本因坊に二子もしくは三子の置碁で好勝負を演じたことを見られ、わざと囲碁で負けていた事がバレた」というのがあります。

 ちなみに、ウィキペディアでは、これを八百屋の長兵衛さんが、「本因坊秀元と互角の勝負をした」などと、もの凄いことが書いてあります。
 普通、本因坊と互角ならプロになると思うのですが・・・。それとも、当時の「相撲協会に出入りしている八百屋」の収入は囲碁のトッププロを上回っていたのでしょうか。
 それはともかく、その長兵衛さんの「八百長ぶり」の事を思い出しているうちに、「ヒカルの碁」9巻の事を思い出しました。主人公のライバルである天才棋士・塔矢アキラが、四面打ち(アマチュア四人相手に同時に打つ)で実力の異なる相手を全て持碁(引き分け)にする、というものです。
 さらに、巻末には実在するプロ棋士の「五面打ちまでは何とかなる」という談話が紹介されていました。
 その事を思い出し、実は、その長兵衛さんと本因坊の対局も、本因坊がわざと好勝負に見せるという、広い意味での「八百長」だったのでは、と思いました。
 単なる侮辱言葉として使われる「八百長」ですが、こうやって考えると、意外に奥が深いものです。草葉の陰にいる八百屋の長兵衛さんがこの騒動を見たらどう思うのだろうか、などとも思いました。

2011年02月09日

孫請け?

 アクセス解析を見ていたら、インフォシークの検索で来ていた人がいました。日本のインターネット黎明期に、ヤフーに対抗しようとしていた検索サイトの一つでした。しかしながら、かなり早い時期に楽天に買収され、その一部分となり、それからもう10年くらい経っています。。
 未だにこのサイトでネット検索をしている人もいるのか、と驚きつつ検索元のページを見たところ、検索窓の脇に「Powered by Yahoo!Japan」と書いてありました。つまり、検索機能はヤフーのを使っていたわけです。
 まあ、今更インフォシークが独自の検索エンジンを搭載したところで、開発費に見合った収益を得られるわけはありません。それを考えて見れば、ある意味当然と言えるでしょう。

 それはともかく、これを見たときは「Powered by」であるヤフーの検索エンジンの製作元が気になりました。昨夏、ヤフージャパンが再びGoogleの検索エンジンを使用する、というニュースがありました。
 これがいつから実施される(された?)のかは分かりません。ただ、試しに、両者で同じ単語を検索したら、8割くらいの確率で同じ検索結果となりました。現在、統合の真っ最中なのでしょうか。
 そして、もし完全に統合が完了したら、インフォシークの検索ページには「Powered by Yahoo!Japan←Powered by Google」とでも表記されるのだろうか、などと気になりました。

2011年02月07日

流せばいいってもんじゃない

 フォローしている法律家の人が、「現在進めている運動を広めるために、支持者は6日22時から一斉にツイッターでその事を主張しよう」という呼びかけを行いました。それが実行にうつされ、そのつぶやきを法律家氏が全てリツイートしたため、私のタイムラインはその主張一色になってしまいました。

 その法律家氏も、その主張も、基本的に私は支持しています。とはいえ、ページの上から下まで全て同じ事、という状況は迷惑以外の何者でもありません。読む側としては、一つの主張は一回だけ読めば十分です。
 というわけで、こちらとしては、その法律家氏をリムーブせざるをえませんでした。ツイッター上では主催者も支持者も「ツイッターでこのことが大きく広まっている」とご満悦だったようですが、自分的には、ちょっと違うのでは、と思いました。

2011年02月06日

献血向けの日?

 津田沼でちょっと時間が空いたので、献血をしようと思いました。ところが、受付を見ると、「1時間15分待ちです」という札が出ていました。
 確かに、待合室は人でいっぱいです。また、献血ルームへ行くエレベーターに乗った時も、「献血デビュー」という感じで盛り上がっている女子高生四人が同乗していました。
 別に献血に関する事がマスコミで大きく取り上げられた形跡もありません。実際、自分も急にふと思い立っての献血センター行きでした。
 もしかしたら、今日の津田沼周辺の気候などに、人に献血したくさせるよな何かがあったのかも、などと思いました。

春場所中止

 「八百長メール」を当事者が認めたことから、相撲協会が春場所の開催中止を決定したそうです。
 まあ、この状態で開催しても、興行収入が激減し、かなりの赤字が出るでしょう。そういう試算もあっての中止だと思っています。
 それはいいと思うのですが、相変わらず「過去には一切なかった」と主張するのはいかがなものかと思いました。

 過去に八百長の告白などがあり、専門用語として「注射」だの「こんちわ相撲」だの「中盆」だのという言葉があったわけです。それらは全部でっち上げだが、今世紀に入って、現竹縄親方達がいきなり八百長を始めた、とでも言いたいのでしょうか。
 さすがにそれを信じる人は、日本広しとはいえ、数人いるかいないかだと思います。
 この流れだと、「実は自分も八百長をやっていた」などと、元力士が週刊誌などに告発する可能性は十二分にあるわけです。そのリスクを考えれば、先んじて「過去に八百長があった可能性もある」くらいに言ったほうが賢明だったのでは、とも思いました。

2011年02月05日

今年二度目の梅林公園

 梅林公園に行きました。今年になって二度目です。
 前回は1月半ばだったので、南側の紅梅くらいしか咲いていませんでした。しかし、今回は2月に入った事もあり、かなりの開花率となっていました。
 前回来たときに咲いていた紅梅は散りかけとなっている一方で、まだまだ蕾すらほとんどついていない樹もありました。<br />  場所によって日当たりにかなりの違いがあるのが多いのでしょうか。まあ、おかげで長い期間、梅見を楽しむことができるわけです。
 ちょうど満開だった、紅梅と白梅をそれぞれ撮ってみました。クリックすると同じ窓で大きいサイズの画像になります。
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2011年02月03日

東京の地下鉄、統合見送りに

[ 交通 ]

 しばらく前からニュースになっていた、東京メトロと都営地下鉄の統合が「結論見送り」となったそうです。
 色々な事情があると思いますが、個人的には、今回の統合で「目玉」とされた、「九段下の半蔵門線と新宿線は同じホームなのに壁で隔てられている。統合すればこれを取り払うことができる」という論法に、「既に白金高輪駅では東京メトロと都営地下鉄がホームを共用している」という巨大な突っ込みどころがあったためなのでは、と思っています。
 実際、統合は見送られましたが、九段下駅の壁は撤去が決まったとのことでした。

 他にも、秋葉原駅と岩本町駅での乗り換えに割引を適用するなどの、「一部統合」は行われれるとのことです。
 今の生活では、東京メトロと都営の乗り継ぎで困ることはないので、自分にとっては、あまり利害はありません。
 とはいえ、乗り換え好きとしては、改善が加えられる事はいいと思っています。特に、メトロ-都営-メトロの乗り継ぎをした場合に、それぞれ料金がかかる、というのは早く何とかしてもらいたいものです。
 たとえば、現在、豊洲-月島-門前仲町-木場と乗り継ぐと4駅で420円かかります。経営統合すれば160円になりますが、それが無理でもせめて、メトロの料金は合算して260円になるくらいの事はしてもらいたいものだ、と思いました。

2011年02月02日

八百長メール報道雑感

 力士の「八百長メール」がニュースになっています。八百長と言えば、10年ほど前に、前日に大怪我した人気横綱相手に、相手の横綱が何もせずに敗れたという優勝決定戦の中継を見た事がありました。そして、その表彰式は「政治ショー」に利用されました。ちなみに、優勝した横綱はそれから一年以上連続休場しています。
 それを見て以来、「まあ、興業の都合上そういう事もあるよな」と思うようになりました。したがって、「そのようなメールの存在が判明した」と聞いても、特に驚きもしなければ、不快感もおぼえません。

 ただ、この報道で非常に気になった事が二つほどありました。一つは、「野球賭博事件の捜査で携帯を押収していた警察により、メールの中身が明かされた」という事です。
 野球賭博と八百長が連動していたとか、別に相撲賭博も存在し、報じられたメールがその捜査の資料にもなっている、という事ならば、確かに捜査上必要な情報で、公開も当然でしょう。
 しかしながら、単に力士同士が星の貸し借りをしていただけなら、それは犯罪になりえまえん。そんなことは警察も重々承知しているでしょう。
 ならば、野球賭博という犯罪を捜査する目的で押収したメールから得た、犯罪と関係のない八百長の情報を公開するのは適切なのだろうか、と気になりました。

 もう一つは、力士に対する「敬称」でした。社によって、力士を呼び捨てにする所と敬称をつける所がありました。十両以上の力士に対しては「関」という敬称があり、「敬称派」の社は当然ながらそれを使っていました。
 一方、幕下以下の力士に対しては、特に敬称は定義されていません。そのため、「敬称派」の社は、四股名の後に「力士」とつけていました。
 もちろん、力士であるのは事実ですから、間違ってはいません。しかしながら、かなりの違和感がありました。
 もっとも、代わる「敬称」も難しいところです。「さん」や「氏」というわけにもいきませんし、プロスポーツマンによく使われる「選手」も違和感があります。
 どうせなら、幕下以下の力士に対する異名である「取的」とか「褌担ぎ」でも使えば面白かったのでは、などとしょうもない事を思ったりもしました。

2011年02月01日

コンビニ増殖

 以前、よく行っていた街へ久々に行きました。かつては古い建物が多かったのですが、再開発がされたようで、巨大なビルができ、他にも新たな建物が増えていました。
 その中で目についたのは、コンビニの多さでした。新たにできた巨大なビルで働く人をターゲットにしているのでしょうか。他の部分は以前の街並みのままだった事もあり、その増殖ぶりには驚かされました。

 大通り沿いには、建設中のファミリーマートもありました。驚くことに、そこから道の向こうを見ると、am/pmが営業していました。既に、全てのam/pmはファミマになる事が決まっているので、ここもしばらくすれば転換するのでしょう。
 にも関わらず、二つの店の距離は、歩いて行くには横断歩道を渡る必要はありますが、直線にすれば50mも離れていません。
 道を隔てているから競合しないという考えなのでしょうか。それとも、am/pmを潰すつもりで、近くに新たなファミマを作るという考えなのでしょうか。
 かつて、毎日のように通っていた頃には、この地域にはコンビニは一つもありませんでした。その事を思い出しながら、時の流れを感じるとともに、こんな激戦区でオーナーさんは大丈夫なのだろうか、と心配になりました。