2011年12月28日

一ヶ月半で依存体質に

 毎朝、電車に乗ると、iPod touchと無線ルータを立ち上げて、メールやツイッターを確認するのが日課になっています。
 ところが、今朝、無線ルータの電源を押すと反応しませんでした。どうやら、昨日ルータを充電していた時、間違ってコンセントを抜いてしまったようです。
 というわけで、往復の電車と昼休みを、iPod touchでのネット閲覧なしで過ごすことになりました。
 使い初めてまだ一ヶ月半しか経っていません。しかし、かなりの違和感がありました。そして、「万が一の事を考え、これからはルータの充電器を持ち歩くべきか」などと思ってしまいました。
 どうやら、既にiPod touchを使ったネット環境に依存する生活になっていたようです。まあ、それだけ便利だという事なのでしょう。
 とはいえ、まだまだ機能の一部を活用しているに過ぎません。さらに色々調べ倒して、より一層便利に使いたいものだ、と改めて思いました。

2011年12月23日

iPod touchでスカイプ

 iPod touchにスカイプを入れてみました。そして、通話実験を隣の部屋にいる相方とやりました。
 基本的にはPCと同じで、問題なく通話できました。自分的にはiPod touchは「電話機能のないiPhone」という認識です。それだけに、そのiPod touchで電話ができる、というのは面白いものでした。
 もっとも、これを使って実際に相方と話す機会はまずありません。家族割にしているので、携帯での通話は無料だからです。
 というわけで、iPod touchを使っての最初で最後の通話となるでしょう。ただ、これで相方とチャットができるようになので、入れた事は無駄にはなりません。この機能を使って、帰りの電車の中での買い物などの確認が円滑にできるようになるな、などと思いました。

2011年12月18日

一つの時代が完全に終わる

 ある用事で、急にフロッピーディスクが必要になりました。といっても我が家にはもはやそのような物は存在しません。それどころか、全部合わせて6台あるPCのうち、フロッピーディスクドライブがあるPCすら1台しかありません。
 そこで、秋葉原のヨドバシに行ってみました。あれだけの売り場面積があれば、1枚くらいは売っているのでは、と期待したのです。しかし、どこにも見当たらず、店員さんに尋ねたところ、「販売終了になりました」と即答されました。
 考えてみれば当然で、4Gのデータが入るUSBメモリが700円弱で手に入る時代です。その4000分の1程度の容量しか入らない外部記憶装置など、商品として存在できないのも当然でしょう。
 子供の頃、弟が使っていたPCをいじったりしていたのですが、その時の記憶装置はカセットテープでした。それに対し、大容量かつ読み込み時間の短さという事でフロッピーディスクは登場しました。初めて使った時は、従来と全く違うデータ読み込み・保存の能力に驚かされたものでした。
 それが、30年経って、ついに完全に消滅したわけです。当然の流れとはいえ、時代というものを感じさせられました。
 同時に、CD-Rあたりも、そう遠くない将来に、同じ道をたどるのだろうか、などとも思いました。

2011年12月11日

PC二台連続購入

 実家の父親と相方が、それぞれPCを買い換える計画を立てていました。以前から、それぞれ購入時につきあう、という話をしていましたが、多忙に加え体調を崩した事もあり、なかなか時間が取れませんでした。
 そこで二つとも同じ日にまとめて行う事にしました。まず、秋葉原のDELLショップで相方の購入につきあい、続いてヨドバシにて父親の購入につきあう、という行程にしました。
 もっとも、父親も相方も、基本的には何をどの仕様で購入するかまで決めていました。したがって、自分の役目は最終確認するくらいでした。
 仕事では、複数のPCをまとめて買った事はあります。しかしながら、個人のしかもメーカーもスペックも異なるPCを一日に二台も買う(と言っても、自分が買ったわけではありませんが)は初めての事でした。かなり新鮮かつ貴重な経験ができました。
 そしてやはり、自分が買うなら・・・と色々と考えてしまいました。予定では来年夏以降の購入を考えているのですが、せっかく刺激を受けたので、今から色々と準備をしていこうと思いました。

2011年12月07日

超殿様商売

 職場に、Microsoftからの「ライセンス調査メール」が届きました。端的に言えば「お前らの会社が不正インストールをしていないか調査する。こちらの作ったシートに答えを書いて速やかに送付せよ」という内容です。
 さらに、回答すると「調査結果」が届き、「お前らの答えを調べた所、Windowsのライセンス数とOfficeのライセンス数に違いがあった。OfficeなしでWindowsを使っているPCがあるなら理由を記載せよ」みたいな再質問が届きました。
 別に、WindowsPCにOfficeを入れなければいけない決まりなどないと思うのですが・・・。だいたい、それを購入者が答える必要があるのだろうか、と思いました。
 しかもその「回答用紙」が非常に字が小さく、しかも一画面に収まらないExcelシートなのです。それを読むだけで一苦労させられます。
 もちろん、不正インストールは悪質な犯罪で、取り締まられてしかるべきです。とはいえ、金を貰ってライセンスを売った側が、このような高圧的かつ書くのが面倒な「調査シート」を送りつけるのでしょうか。率直に言って、「何様のつもりだ?」と思いました。
 その難解な「調査シート」の解読に苦労している時に、よりによってMicrosoftからの営業電話がかかってきました。忙しいので適当にあしらおうとしたのですが、しつこく質問を続けてきます。
 そして、「今、どんな課題に悩まれていますか?」などと尋ねてきました。そこで「御社から送りつけられた、異常に読みづらいライセンス調査シートの回答が最大の悩みです」と答えたところ、先方の態度が一変し、即座に電話を切ってくれました。
 面倒な思いをしましたが、Microsoftの鬱陶しいセールス電話の断り方を習得できたという点では意義があったかな、などと思いました。

2011年11月22日

インクジェットプリンタの大産地

 しばらく前から、タイの洪水の話はニュースで見ていました。しかしながら、タイに知り合いがいるわけでもなく、また職場も海外と基本的に関係ない会社だったので、他人事でしかありませんでした。
 そんな事を思いながら、今月末に予定されていた、現在プリンタが設置されていない約30ほどの拠点にインクジェットプリンタを導入する作業計画を立てていました。
 そして機種選定ならびに設置スケジュールをまとめ、後は仕上げとばかりに、メーカーにプリンタの発注をかけようとしました。すると、「ご希望の機種はタイの洪水の影響で入荷見込みが立っておりません」という回答をもらいました。
 不勉強といえばそれまでですが、まさかタイの洪水がプリンタの供給と密接に関係しているなど、夢にも思っていませんでした。
 そこで慌てて計画を練り直し、メーカーに即納品の有無とその納期を確認するなど、てんやわんやになりました。さらに、どうしても足りない分については、故障したけれど修理代が高くて放置しておいたプリンタを慌ててサポートセンターの即日修理に持っていきました。そして、やっと台数を揃えました。
 これまでタイと言えば、オレンジの衣を着たお坊さん・ムエタイ・トムヤンクン、くらいの印象しかありませんでした。それが実は、普段使っているインクジェットプリンタの大産地だったわけです。
 世の中には、分かっていそうで分かっていない事が山ほどある、と改めて思った一件でした。

2011年11月03日

無線ルータ効果

 先月、iPodTouchとWi-Fiルータでスマートフォン(?)環境を導入しました。主に使う場所は電車の中です。ルータについては、鞄の中に入れていても電波を拾うはずですが、購入時にiPodTouchとルータをまとめて持ち歩けるカバーがおまけでついていたので、それを使っています。
 そのため、周囲の利用者がスマートフォンを軽快に片手に操作しているのに対し、私はルータも一緒に持って鈍重に操作していました。
 あまり見た目を気にしないタイプですが、「やっぱ無線ルータにしたのは見た目的に失敗だったか?」と思うこともたまにありました。
 ところが今日、ノートパソコンを外で使う用事がありました。年に一度か二度の事なので、特にノートPCを外でネットにつなぐ環境は持っていません。そのため、これまではオフラインで使用していました。
 ところが、今日はミスをして、事前に印刷した資料を何部か忘れてしまいました。パソコンからなら打ち出せますが、プリンタはありませんし、近くにキンコーズもありません。
 一瞬、手書きせざるをえないか、と思ったのですが、そのときルータとネットプリントの存在を思い出しました。幸い、セブンイレブンなら歩い5分くらいのところにあります。そしてルータで飛ばしたデータをセブンイレブンのコピー機で打ち出して事なきを得ました。
 回線付きのスマートフォンにするか、無線ルータを使うかはかなり迷いました。しかし、今日の結果を考えれば、今の形にしたのが大成功だったと思いました。
 もっとも、外でノートを使うのは年に数回しかありません。したがって、このような「無線ルータの恩恵」にあずかる機会がもう一回あるかは微妙なところです。

2011年10月26日

セーラー服とウイルス対策ソフト

 情報システム関係の展示会に行きました。会場を歩いていると、セーラー服を着ているコンパニオンの姿が目に入りました。
 この類の展示会に目立つ格好のコンパニオンがいる事自体は普通の事です。なかには、コスプレみたいな事をさせている会社も少なからず存在しています。とはいえ、セーラー服を見たのは初めてのことでした。
 もちろん、セーラー服を着ているからといって、本物の女子中高生ではありません。そのため、顔と服装のギャップはかなりのものがあり、やや異様な雰囲気を醸し出していました。
 ちょうどデモ展示をやっていたので覗いてみたところ、展示しているのは普通のウイルス対策ソフトでした。ただ、その脇にはなぜか「萌え漫画自動作成ソフト」が小さく展示されていました。
 なんか凄い組み合わせだと驚きましたが、よく見た所、漫画作成ソフトのほうは、タイアップ先の商品でした。そのソフトを用いてウイルス対策ソフトのプレゼンを作成していたのです。おそらくはそこから、萌えキャラ→セーラー服、という発想でコンパニオンにそのような格好をさせたのでしょう。
 そのへんの理由は想像つきましたが、やはり、「年齢不相応のセーラー服を着た人がウイルス対策ソフトのチラシを配る」という光景は不思議なものがありました。
 そういう意味で、この展示は、本日もっとも印象に残りました。しかしながら、肝心のウイルス対策ソフトの名前は記憶に残りませんでした。

2011年10月24日

Google認定のメインコンテンツ

 サイト名でGoogle検索をすると、トップページの他に、6つほど「サイト内の主なページ」が表示されます。
 ただ、この選別基準は今ひとつよくわかりません。「首相官邸」で検索すると、なぜか「菅内閣 閣僚名簿等」などという、「古い情報」が、「主なページ」に含まれていたりします。
 ちなみに、当サイトを検索すると、乗り換え案内幕張本郷案内ブログの幕張本郷カテゴリ電算室ブログのPC関連カテゴリ漫画資料室、となっていました。
 どうやら、Googleは当サイトを、幕張本郷情報とPC情報がメインで、続いて乗り換え案内と漫画情報が主要カテゴリだと判断しているようです。
 確かに、地元ネタで「幕張メッセへの行き方」はアクセス数が多いのですが、後は、人気・記事量ともさほど多くありません。
 また、Googleにて「幕張本郷」で検索しても、2ページ目の下のほうにやっと出てくる程度です。
 にも関わらず、なぜGoogleがそこまで「幕張本郷」を評価するのでしょうか。長年のつきあいではありますが、未だにこの検索エンジンの判断基準がよく分かりません。

2011年10月23日

笑いのツボ

 昼ごはんを食べた後、電車を待ちながら、iPod touchで虚構新聞を読んでいました。すると、次期ウィンドウズ、名物ガイド「イルカ」が復活これは嘘ニュースですという「記事」が載っていました。
 これは、MicrosoftOffice97から登場し、バージョン2007で廃止となった、「動物などのキャラクターがアニメーションでヘルプを行う」という機能をネタにしています。
 それが、「Windows8」で復活する、という「虚構ニュース」なのですが、その「見本画像」を見た時に、笑いのツボを圧されてしまいました。
 その画像では、デフォルト設定のヘルプキャラである「イルカのカイルくん」が「何について調べますか?」と尋ねています。それに対してテキストボックスには「お前を消す方法」と書いてありました。
 Office97は、セルの結合ができるなど、それまで95に比べると、色々な点で便利になったアプリでした。しかしながら、この「アニメーションヘルプ」は邪魔なだけでした。そこで何度か消そうとしましたが、正しい操作をしないと、一時的に非表示になりますが、次にOfficeを立ち上げると、また復活してしまいます。そのたびに、ウザいと思ったものでした。
 それだけに、この質問「お前を消す方法」には笑いのツボが直撃されてしまいました。ちょうど普段より多く食べた後で脳に行く血液が胃にいってしまったせいもあるのかもしれません。なかなか笑いはおさまらず、電車の中でも思い出し笑いをしてしまう、あやしいオッサンになってしまいました。
 携帯デバイスで虚構新聞を読みだしたのは、iPod touchを購入したのがきっかけです。また、仮に従来の携帯電話で読んだとしても、その「お前を消す方法」という画像は表示されなかったでしょう。したがって、駅で笑いのツボを圧される事もなかったわけです。
 思わぬ形で「スマートフォン導入効果」を実感させられて、昼下がりのひとときでした。

2011年10月13日

ビギナーズラック?

 iPod touchなどに使われているOSの最新バージョンである「iOS5」がダウンロード可能になりました。しかしながら、ネットを見たら、アップデートに失敗した人々の書き込みが多々見受けられました。中には、機械が起動しなくなった人もいたとのことです。
 かなり物騒なOSのようです。それを、初めてiOSを使ってから三日しか経っていない自分がアップデートするのはかなり無謀なのでは、と一瞬不安にも思いました。
 しかしながら、PCを開いて「アップデートしますか?」というダイアログを見たら、即座に「はい」を押してしまいました。
 最大の理由は好奇心です。ただ一応、「仮に失敗しても買って三日しか経っておらず、データは全然入れていないし、設定もほとんどしていないから、リスクはない」という理由もありました。
 というわけでやってみたところ、特に問題も起きず、30分弱でアップデートは終わりました。苦労した人の話を知っていただけにやや拍子抜けしました。まあ、ビギナーズラックみたいなものなのでしょう。
 いずれにせよ、iPod touchにおける「最初の難関」をクリアしたような気分になりました。これからも、様々な機能の習得に挑戦していきたいものです。

2011年10月11日

iPod touch

 以前からスマートフォン購入について色々と考えていました。悩んだ結果、iPod touchをワイマックスでつなぎ、既存の携帯を電話用として残す、という形を取ることにしました。
 とりあえず、身近にスマートフォンを導入した人の話をまとめると、スマートフォンでこれまでの携帯の機能を全てカバーすることができなさそうだ、というのと、iPhoneの新型発売に伴い、iPod touchが値下げされた、という二点が決め手となりました。
 早速設定して使ってみたのですが、従来のPC・携帯と違う操作感覚が多く、悪戦苦闘しています。
 苦労はしていますが、随所にスマートフォン(iPod touchなので厳密に言えばスマートフォンではありませんが)の持つ可能性みたいなものを感じています。そのあたりを早く使いこなすためにも、当面はiPod touchと格闘する日々となりそうです。

2011年10月06日

使用許諾と核兵器

 ウイルスバスターのアップデート作業を行いました。当然ながら、途中で使用許諾が表示されました。
 普段は読み飛ばすところですが、珍しく時間に余裕がある時だったので、詳細を読んでみました。すると、その中に「本ソフトを核兵器開発に使用しているコンピュータにインストールすることはできません」というような条項がありました。
 まさか、ウイルスバスターにそのような「使用制限」があるとは思いませんでした。同時に、実際に核兵器を開発している人が、その使用許諾画面を熟読した結果、「ウイルスバスター買ったけど、核兵器開発用PCには入れられないのか、仕方ない、別のセキュリティソフトを使おう」などと判断した、などというケースはあるのだろうか、などと思いました。
 99%以上の確率で読み飛ばしている使用許諾ですが、読んでみると意外に興味深いものなのだな、と思いました。今後も機会があれば熟読してみたいものです。もっとも、今回のように時間的余裕を持てる機会はあまりないのですが・・・。

2011年09月14日

Windows次バージョン

 Windowsの新バージョン「Windows8」が来年出る、というニュースを見ました。今後は、このような数字でバーションを現し続ける事になるのでしょうか。
 単純に「7」の次だから「8」と考えれば自然なように見えます。しかし、自分が初めて触ったWindowsから列挙すると、「3.1」→「95」→「98」→「Me」→「2000」→「XP」→「Vista」→「7」→「8」です。この流れからすると、むしろ、「7」の後が「8」というのは不自然です。
 というわけで、一見当然に見えるが、かなり違和感のあります。そのため、どうせなら、日本版くらいは「7」の次を「帰ってきたWindows」にして、以下「Windwosエース」→「Windowsタロウ」→「Windowsレオ」とでもすればいいのに、などとアホな事まで思ってしまったほどでした。

2011年09月04日

ツイッターマーケティング?

 ツイッターでなぜか目黒にある出張マッサージ店にフォローされました。いかがわしい店ではないのですが、やはり何の脈略もなくフォローされると、少々不気味な気分になります。
 ちなみに、その店のサイトを見たのですが、出張可能地域に私の住む千葉市は入っていません。プロフィールには千葉市在住と書いてあるので、それを見ずにフォローしてきた事が分かりました。
 そうやって理由を考えているうちに、数日前にツイッターに書き込んだ内容の事を思い出しました。それは、関西出張帰りに新幹線の中で書いた「出張が終わり、新幹線中。京都の手前で・・・」というものでした。
 どうやら、そこに含まれる「出張」にツイッターを巡回させているツールが反応して、フォローをされたようです。
 おそらく、自分の店に関連性がありそうな「つぶやき」をした人を片っ端からフォローし、あわよくばフォロー返しされて、自店の宣伝ツイートを読んでもらい、売上につなげよう、という狙いなのでしょう。
 ただ、実際問題、その狙い通りの動きをする人はどれくらいいるのか疑問に思いました。むしろ、その機械的なフォローから、「いかがわしいマッサージ屋」と誤解され、店の印象を下げるのでは、とも思いました。
 あと、その店の担当者は、ツイッターを開きながら、機械的にフォローした雑多な人々による大量のTLをどのような気分で読んでいるのだろうか、などとさらに余計な心配までしてしまいました。

2011年08月27日

選択肢が大幅拡大

 前の携帯を買ってからそろそろ2年経つからスマートフォンにしよう、と春先くらいから考え、ちょくちょく情報収集をしていました。
 当初は、普通に今の携帯をスマートフォンに機種変更しようと考えていました。ところが、調べているうちに、それによって不便になる事が少なからずある、という事が分かりました。そこで、「二台持ち」が選択肢に加わりました。
 ところが、それを前提にすると、可能性が膨大になってしまいました。機種変更の場合は、今のキャリアを使うのが前提なわけですが、二台持ちなら、その制約もありません。
 そこでiPhoneが選択肢に加わりました。するとそれに派生して、無線LAN+iPodTouchというのまで候補に上がってしまいました。
 なんか当初の予定からはかなりずれてしまった感じです。しかしながら、こうやって選択肢が広がり、商品の候補が広がるのは面白いものです。
 これまで「iナントカ」シリーズに関する知識はほとんど持っていませんでした。しかし、これを機に知識を得て、最善の結果を導き出したいと思っています。
 もっとも、そういう事をやればやるほど、当初の目的である、「買い替えもしくは買い増し」が実現する日が遠ざかる一方になってしまうのですが・・・。

2011年08月18日

もえさんから招待状が届いております

 先月あたりから、「もえさんから招待状が届いております」という題名のスパムメールが大量に届くようになりました。1日に5~6通くらい届くこともあります。
 それだけ大量に送るということは、「効果」を期待しての事なのでしょう。しかし、いくらこの類のメールに騙され続けているような人でも、これだけ同じ題名のメールが続けてきたら、いくら何でも胡散臭いと思うのではないでしょうか。
 むしろ、見る人に興味を持たせるためには「権田原太郎左衛門さんから招待状が届いております」みたいな題名のほうが、「効果」があるのでは、などと思いました。
 そんなしょうもない事を考えながら、ゴミ箱に自動振り分けされた何通もの「もえさんから招待状が届いております」を、即座に完全削除する、という日課を今日も行いました。

2011年08月16日

わかりやすい「配慮」

 Yahoo!トップの「経済」タブに実態はヤミ金…カード現金化商法、規制は困難という読売新聞記事へのリンクがありました。
 用は、「客」にクレジットカードで買物させ、その商品を定価の8割くらいで「業者」が購入するというものです。「業者」は、「客」から買った価格と転売して売った価格の差が利益となります。一方、「客」は、「業者」の買取金で一時的に現金を得るものの、後からクレジットカード業者から定価の請求が来るため、その分が「利子がわり」になる、という構造です。
 記事には、クレジットカードの業界団体が「改正貸金業法が施行されて以来急増した」という「分析」を掲載しています。そして、リンク先であるYahoo!のページは「改正貸金業法」の特集ページとなっていました。
 しかし、本当に「カード化商法」と改正貸金業法に関連性があるのでしょうか。ちなみに、この「カード化」については、20年近く前に描かれた「ナニワ金融道」でも取り上げられています。別に、改正貸金業法施行に合わせて発生したものではありません。

 また、「この商法は改正貸金業法施行の影響で増加した」と主張するなら、法施行前と施行後の摘発件数の差異のような具体的なデータを提示する必要があるでしょう。そうでないと信用性はゼロになります。
 ちなみに、リンク先ページの下には、その「改正貸金業法」に関するリンク集があります。そして、そのほとんどは、「改正貸金業法施行によりヤミ金が増える」という「憶測記事」ばかりです。
 今年6月に金融庁は貸金業法改正で“ヤミ金利用者”減少 金融庁「制度見直し不要」という発表をしています。しかし、該当ページにはそれに関するリンクは一切存在しません。
 つまり、金融庁の発表を無視して、施行前の憶測記事や、クレジットカード会社協会の発表をそのまま載せた記事を掲載し、「改正貸金業法のせいで別の被害者が増えた」という世論誘導をしているわけです。

 なぜそのような事をするのか、という理由はそのページを見れば一目瞭然です。記事の下、さらには横にも、「ローン」の広告が載っています。詳細ページには全部で9つものリンクがありました。
 つまり、サラ金業者はYahoo!にとって重要なスポンサーなのです。したがって、彼らの利益にならない改正貸金業法を叩くようなページ構成になるのわけです。
 なお、記事には「カード現金化商法」の対策がないと書かれていましたが、これもかなりの疑問です。例えば、私が加入しているクレジットカードの一つは、有効期限が5年となっており、しかも5年後には一切審査などなく、新たなカードが送付されました。この期間を短くし、さらに更新時の審査を厳しくすれば、被害の件数は減るはずです。
 しかし、これを行えば、クレジットカード会社の利益も減ります。当然ながらそこから広告を貰っている新聞社やポータルサイトが、そのような「対策案」を提示するわけがありません。
 記事の信頼性は、本文だけでなく、周辺に記載する広告も含めて判断する必要がある事がよく分かりました。その観点において、この改正貸金業法批判の特集ページに貸金業者の広告が大量に載っている、というのは非常に分かりやすい「ページ構成」だと思いました。

2011年08月11日

デスクトップとフォルダとExcel

 夕方、レストランで夜勤明けだった人から、「デスクトップが開かなくなった」という連絡がありました。仕事が終わって帰宅し、眠った後、自宅から電話してきたとの事です。その仕事熱心さには感心しましたが、目の前にパソコンがない以上、何が起きたか分かりません。
 そこで、現地にいる人に電話で確認しましたが、普通にログインしてデスクトップは開いた、とのことでした。
 不思議に思いながら、夜まで仕事をし、そろそろ帰ろうかと思ったら、今度はその日の夜勤担当の人から電話がありました。今度は、「フォルダが開かない」との事です。
 先程の電話およびその後の確認とあわせると、ログインしてデスクトップまでは開くのは確かです。そこまで行ってフォルダが開かないなど普通に考えてありえません。
 ただ、二人の人がそれぞれ異常を訴えているのですから、何かが起きているのは確かです。しかたないので、現場に寄ることにしました。
 行ってみたところ、電話をかけた人が、ブラウザでWEBシステムを操作しながら、デスクトップにあるExcelファイルのアイコンを指さして、これもあれも開かない、と言いました。

 つまり、開かなかったのはデスクトップでもフォルダでもなく、「デスクトップに置いてあるExcelファイル」だったわけです。おそらく、その人はアイコンおよびショートカット=フォルダ、という認識だったのでしょう。まあ、いずれの人も、体系的に学んだわけでもないので、仕方ないところです。
 ブラウザが開くのにExcelだけが開かないとなると、原因は一つしかありません。案の定、ツールのオプションから全般タブを開いたら、「他のアプリケーションを無視する」にチェックが入っていました。
 何故か知りませんが、ここにチェックが入ると、デスクトップなどのデータをダブルクリックしてもExcelのアプリは開くもののデータは開かなくなります。そして、何故か分かりませんが、何かの拍子でここにチェックが入ってしまうことが過去にもありました。
 というわけで、原因究明および解決に要した時間は5分もかかりませんでした。しかしながら、現実問題として、この現象を言葉で説明するのは普通の人には難しいでしょう。
 もちろん、今回のトラブルの「犯人」は、操作をした人たちでなく、そのような不可解な機能をExcelに搭載したMicrosoftです。特別な使い方をする人にとっては、この「他のアプリケーションを無視する」が必要なのかもしれませんが、ユーザーの99%にとっては一生使わない機能でしょう。
 そんなものを簡単に設定できてしまう設定にしやがって、アメリカにいるであろう開発者を恨みながら、22時半すぎに、家へ向かう電車に乗りました。

2011年07月27日

存在喪失を味わう

 今いる会社はログインする際にICカードで認証しています。ところが今日の退勤時。、いつものようにICカードで認証しようとすると、いきなり「このカードは登録されていません」というエラーが出てしまいました。
 別のシステムに入ろうとしても、同様のエラーが出てしまいます。一瞬、何かの手違いで、自分の存在がこの会社から抹消されたのでは、などと思いました。
 しかし、冷静に考えればそんな事ありえるわけがありません。そして再度、ログインカードを確認してみました。
 カードは定期入れに入れています。ところが、よく見たところ、ログインカードの裏にパスモが入っていました。普段は別の場所に入れているのですが、間違えて入れてしまったようです。その結果、二つ分のカード番号をシステムが読んでしまい、エラーにした、という事が分かりました。
 10数分の間でしたが、その時は恐怖心に近い物を感じたりもしました。改めて、「自分を認証する仕組み」というものの重要性とリスクならびに、ICカード二枚重ねをした時の弊害を痛感させられました。

2011年07月05日

ブラックならではの技術?

 職場に、「逆SEO」の営業電話がかかってきました。初めて聞いた言葉ですが、なんでも、その会社にとってよろしくないサイトの検索順位を下げる、というサービスのようです。他にも、自社の悪口が載っている匿名掲示板をブラウザで閲覧できなくする、などといったサービスもあるとのことでした。
 初めて知った概念だけに一瞬興味を持ちました。しかし、ちょっと考えると私の勤務先には何ら利益はないことが分かりました。
 確かに、今の勤務先は業界内では大手なだけに、そのような悪口ページがあるのは以前から知っています。しかし、一定以上の規模の法人相手の商売なので、そんな所でいくら悪口を書かれても、業績には何ら悪影響はないのです。
 というわけで断りましたが、ちょっと関心を持ったので、その会社のサイトを見てみました。すると、トップページから社長氏のブログにリンクが貼られていました。それを見たところ、そこには社員を馬車馬のように考えている、ワンマン臭がにおいたつような文章が書かれていました。
 そして、最新の書き込みは操作ミスで二重投稿になり、それが半日以上残っていました。そのブログを社員は誰も見ていないか、社長に意見できるような風潮でないのでミスを指摘できないかのいずれなのだろう、と思いました。
 つまるところ、いわゆるブラック企業なのでしょう。そこが悪口系の掲示板ができている企業を探して営業をかけているわけです。もしかして、自分の会社の悪口掲示板対策に力を入れて成功した結果、それを商材にしたのだろうか、などと思いました。
 そこと「同類」扱いにされたのは、さすがに気分がいいものではありませんでした。とはいえ、奇妙な技術および、それを生み出した背景を見れたので、面白い経験をできたとも思いました。

2011年05月26日

HTML5

 今更ながら、HTML5の解説書を読みました。概略をざっと読んだだけですが、「ブラウザだけで動画を再生する」とか「オフライン状態でも動作させる」「ブラウザで位置情報を取得」などという機能が紹介されていました。
 これまで以上に「WEB上のコンテンツを表現する」の範囲が拡大しているような感じです。この流れが進めば、Googleドキュメントなども、WEB上からデータとアプリを落とした後、オフラインで作業し、終わったらWEBに保存する、などという事になるのでしょうか。
 また、そのような進歩的な機能と同時に、「テーブルの背景色を奇数行と偶数行で変える」などという機能も追加されていました。
 冒頭に書いた画期的な機能に比べれば、かなり小ぢんまりとした「進化」です。しかしながら、かなり前から、この「行ごとに互い違いの色にする」という事では色々と苦労した身としては、かなり嬉しく思いました。
 ここ数年、公私ともどもあまりWEBに関する知識を得る事をしていませんでした。しかし、このような新機能を見ると、いろいろと心惹かれます。
 これを機に、久しぶりに勉強をしなおさねば、などと改めて思いました。

2011年05月07日

メルアド集めの具材にされるソフト

 低価格ソフトで有名なS社のソフトを使っている部署があります。ユーザー登録は自分の部署でやっているため、たまにそこからの宣伝メールが送りつけられてきます。
 その中で最近増えているのが、タイアップしているサイトにメルアドを登録すると、当社のソフトを無料で進呈します、という宣伝です。無料で提供されるソフトは、他社製の型落ち品の販売権をS社が買取ったもののようです。ちなみに、メルアドが登録されるサイト、お節料理で有名な「共同購入クーポンサイト」です。

 型落ち品の販売権購入の際に幾許かのお金は発生するしょう。そう考えると、何年も前に作ったプログラムが、勝手にお金になるのですから、製作者にとっては割のいい話とはいえます。
 しかしながら、自分の作品が、悪名高いサイトのメルアド集めの具材にされていると知ったらどう思うのでしょうか。メールを見ていて、ふとそれが気になりました。

2011年04月29日

ソニー大量情報流出事件

 ソニーがクレジットカードも含めた個人情報を、最大7,700万人分盗まれ、それを一週間後に発表した、という事件が数日前に発表されました。
 その日の見かけた夕刊では一面トップで報じられていましたが、その後の続報はあまり目立ったところに出ていません。タイミングの問題なのかもしれませんが、大手サイトのニュース欄の見出しで、この情報を見た記憶がありません。
 個人的には、ソニーには何ら情報を預けていないので、何ら実害はありません。とはいえ、事件の規模の割に報道が目立たないのは気になりました。

 また、以前から気になっていた事ではあるのですが、大手ネットショップは、一度打ち込んだクレジットカード情報を記憶しています。もちろん、売る側の意図としては、「買い物する人の利便性」のみならず、「衝動買いをしやすくすることによる売上増大」があるのでしょう。
 こちらも、今までは、「有名サイトだから大丈夫だろう」と思い、心に引っ掛かりはしたものの、あまり気にしてはいませんでした。ただ、こうなると状況は変わります。買うたびに12桁のカード番号を打ち込むのは確かに面倒ですが、たいして時間や手間がかかるわけではありません。
 というわけで早速、通販サイトに登録していた自分のクレジットカード情報を削除しておきました。他の件についても、ネット通販での個人情報の預け方は随時見なおそうと思っています。

2011年04月27日

IEバージョンアップ

 IE9の正式版が出た、というニュースを見たので、早速落としてみました。とりあえず、いまだに販売会社がIE6以上の動作保証をしていない、業務用WEBアプリの動作確認をしました。
 いくつかの機能を触っただけですが、とりあえず普通に動きそうな感じでした。これで、深夜に会社の人から携帯がなっても、問題なく動作確認ができるな、と一安心(?)しました。

 続いて、自分のところのサイトを見てみました。トップにある、相方のpixivサムネイルをクリックしたら、いきなり警告が出たので驚きました。まだまだ、Microsoftにとってはメジャーなサイトではないのだろうか、と思いました。
 ちなみに、画面に表示されるボタンは「一度だけ接続」と「オプション」しかありません。もちろん、「オプション」をクリックすれば「常に許可」のボタンはあります。とはいえ、かなり不親切な表示だと思いました。
 あと、タブの色がデフォルトで紫、というのもいかがなものかと思いました。一体、誰のセンスでこうなったのでしょうか。
 まあ、プライベートでこのブラウザを使う比率は1%程度です。それを考えれば、タブのデフォルト色が紫だろうが山吹色だろうと別にどうでもいいよな、と思いながら動作確認を終えました。

2011年04月15日

ブラウザバージョンアップ

 FireFoxとOperaを相次いでバージョンアップしました。FireFoxは、なぜか「再読込」のボタンが消えていました。別に右クリックで更新を選ぶなり、F5ボタンを押せば済む話ですから、さほどデメリットはありません。
 とはいえ、今までできた事ができない、というのは不便さがあります。一応、表示させようかとメニューを探しましたが、それらしい項目はありません。おかげで、使い勝手が少々下がりました。

 それにしても、ホームページボタン、さらにはスカイプボタンまでデフォルトで表示されているのに、なぜ再読込ボタンはないのでしょうか。ついでに出しておけばいいのに・・・と思いました。
 一方、Operaですが、バージョンアップしたとたん、「ブックマークバー」に表示されている文字の一部が見えなくなりました。ここには、よく使うサイトを画面いっぱい登録しています。
 不可解に思いながらも、ブックマークの項目を確認したところ、勝手にアマゾンなどのサイトがいくつか追加されていました。そこで早速削除し、元の状態に戻しました。
 提携先の会社のサイトを加えることにより、何らかの利益が先方よりもたらされる仕組みなのでしょう。その意図は理解できますが、使う側とすれば、そんなもの邪魔なだけです。
 その結果、削除された上に、「何勝手なことをするんだ」と悪印象を持たれるのは当然の帰結と思うのですが・・・。
 多分、見えないところでは改良が加えられているとは思います。とはいえ、使い勝手だけを考えると、双方とも改悪点ばかり目立ったバージョンアップでした。

2011年02月21日

逆効果の広告

 最近、ネットの広告を見ると、2割くらいの確率でハンバーガーの画像を見ます。そのスポンサーは、マックでもモスでもなく、この年末年始に一躍有名になったクーポン共同購入サイトです。
 それだけ露出が高いのですが、このサイト、例の「おせち事件」を筆頭に、ロクな話を聞きません。
 最近でも、偽造クーポンが出まわって出店者が困っただの、不適切な広告を出したなどというニュースがありました。

 そういうのが流れる中、広告を出しまくる、というのは戦略的にどうなのでしょう。別に興味のない私でも、あのハンバーガーを見ると、反射的に「例のおせち」を思い出すようになってしまいました。
 ちなみに、先日行われたワンフェスで、それをネタにした模型が出品されて話題を呼びましたが、そのページにもGoogleによって自動生成された「ハンバーガーの写真」広告がついていました。これほどまでに逆効果しか期待できない宣伝もないでしょう。
 他人事ながら、今の時期にいくら金をかけて広告を打っても、マイナスイメージが上がるだけなのでは、と思いました。

2011年02月09日

孫請け?

 アクセス解析を見ていたら、インフォシークの検索で来ていた人がいました。日本のインターネット黎明期に、ヤフーに対抗しようとしていた検索サイトの一つでした。しかしながら、かなり早い時期に楽天に買収され、その一部分となり、それからもう10年くらい経っています。。
 未だにこのサイトでネット検索をしている人もいるのか、と驚きつつ検索元のページを見たところ、検索窓の脇に「Powered by Yahoo!Japan」と書いてありました。つまり、検索機能はヤフーのを使っていたわけです。
 まあ、今更インフォシークが独自の検索エンジンを搭載したところで、開発費に見合った収益を得られるわけはありません。それを考えて見れば、ある意味当然と言えるでしょう。

 それはともかく、これを見たときは「Powered by」であるヤフーの検索エンジンの製作元が気になりました。昨夏、ヤフージャパンが再びGoogleの検索エンジンを使用する、というニュースがありました。
 これがいつから実施される(された?)のかは分かりません。ただ、試しに、両者で同じ単語を検索したら、8割くらいの確率で同じ検索結果となりました。現在、統合の真っ最中なのでしょうか。
 そして、もし完全に統合が完了したら、インフォシークの検索ページには「Powered by Yahoo!Japan←Powered by Google」とでも表記されるのだろうか、などと気になりました。

2011年02月07日

流せばいいってもんじゃない

 フォローしている法律家の人が、「現在進めている運動を広めるために、支持者は6日22時から一斉にツイッターでその事を主張しよう」という呼びかけを行いました。それが実行にうつされ、そのつぶやきを法律家氏が全てリツイートしたため、私のタイムラインはその主張一色になってしまいました。

 その法律家氏も、その主張も、基本的に私は支持しています。とはいえ、ページの上から下まで全て同じ事、という状況は迷惑以外の何者でもありません。読む側としては、一つの主張は一回だけ読めば十分です。
 というわけで、こちらとしては、その法律家氏をリムーブせざるをえませんでした。ツイッター上では主催者も支持者も「ツイッターでこのことが大きく広まっている」とご満悦だったようですが、自分的には、ちょっと違うのでは、と思いました。

2011年01月31日

想像力の限界

 ちょっと離れた所にある事業所の人から、「Excelのオートサム(Σ)マークが表示されなくなった」という問い合わせがありました。過去の経験からすると、この類の原因のほとんどは、「間違ってツールバーの表示メニューを出してしまい、『標準』のチェックを外してしまった」です。
 そこで、それを確認してもらうために、「表示」メニューを出すよう、電話でお願いしました。ところが、表示メニューを押した後に出てくるメニューの確認をしたあたりから、話が通じなくなりました。

 少々不思議に思いましたが、話を聞いてみると、どうやらブラウザの「表示」メニューを押しているようだ、という事が分かりました。
 確かに、そこで使っているシステムは、ブラウザを立ち上げてWEBシステムを呼び出し、そこから出力したCSVデータを、Excelのオートサム機能で集計する、という運用になっています。
 したがって、慣れない人には、ブラウザとExcelの区別がつかないのも仕方ありません。そこで、メニューから別途Excelを立ち上げてもらい、そこで表示メニューからツールバーの一覧を表示してもらいました。
 ところが、オートサムを表示させる、「標準」メニューにチェックが入っている、という答えが帰ってきました。
 こうなると、もうお手上げです。そこで、直接事業所に行って見ました。ところが、同じ操作をしてcsvをExcelで出したところ、普通にオートサムボタンは表示されていました。
 何かの嫌がらせかと思い、問い合わせをした人に確認しました。すると、その人はブラウザを見せ、「ほら、どこにもオートサムがないんですよ」と言いました。
 言われてみれば、最初、電話で「表示」メニューを出してくれ、と言った時にブラウザを操作していたわけです。とはいえ、「ブラウザにオートサムがあると思っていた」とは想像の範囲を超えていました。
 PCの超初心者に電話で操作説明をするようになってからかなり経ちます。その間に、少なからぬ経験および思考の柔軟性を身につけたと思っていました。しかしながら、まだまだ自分は修行が必要だな、と痛感させられた一件でした。

2011年01月06日

真似したくない広告

 電車の中でGoogleの広告を見ました。IT系にも関わらず、手描き絵でアナログ色を出しており、かなり目立ちます。
 その内容を見たら、見た目以上に奇抜でした。一つは、街を歩きながら、「音声検索機能」を使っている人を見た、というものです。そしてもう一つは、「南青山でデートしたら、彼女が急遽『バットを振りたい』と言ったので、Googleで近隣のバッティングセンターを検索した、というものでした。

 前者を見ると、「音声検索機能を街中で使っている人は、傍からみるとかなり奇妙だ。うかつに使うものではないな」という印象を持ちます。また、後者のほうは、検索機能以前の問題で、「ちょっとこの彼女、奇矯すぎるのでは」と思ってしまいます。
 まあ、そのあたりも含めて、見た人の印象に残る事を狙った広告なのでしょうが・・・。
 もちろん、この広告を見たからといって、検索などのGoogleが提供するサービスを使う頻度が減る、などという事はありません。とはいえ、会社に対する印象が悪くなることはあれ、良くなる事はないな、と思った広告でした。

月別の記事一覧
2004年8月までの日記など