2007年04月26日

一度見てみたい光景

 昼下がり、急に空が暗くなったと思ったら雷が鳴りました。さらに雲が切れて日が差したと思ったら、同時に激しい雨が降り出しました。日が差すのと同時に豪雨、というのは生まれて初めて見ました。
 変な天気だと話している内に、隣の席の人が、かつて「雨と晴れの境界線」を見た話をしてくれました。何でも、数メートル先では雨が降っているのに、自分のいるところは晴れていたとの事でした。
 若い頃、鉄道旅行をしていた時、ある場所から突然雨が降り出した事がありました。そしてしばらくしたら、すぐにやみ、そこでは雨の気配すらなかった、という事がありました。それを見て以来、一度その「雨と晴れの境界線」を見たいと思ったものでした。それを実際に見た人が身近にいるとは思わず、驚きかつうらやましく思いました。
 「経験者」の存在を知ると、余計見てみたいもの。よほどの運がないと難しいでしょうが、ぜひとも生きている間に一度は見たいものです。

2007年04月26日 23:51