2007年09月03日

流しの餃子

 ちょうど小腹が空いたと思ったとき、外から拡声器を通した音声が流れてきました。このあたりに来るのは、たいていは電気製品の回収です。そこで、今日もそれかと思ったところ、そのうち、「餃子~」という音が判別できました。どうやら、流しの餃子販売のようです。
 外を見たら、ちょうど車が我がアパートに沿って曲がるところでした。これなら捕まえられる、と思い、財布を持って進行方向へ先回りすることができました。
 声をかけたところ、車の中から、小柄で人の良さそうな老人が出てきました。注文したところ「焼きますか」と尋ねられたのでお願いしたところ、車の中で餃子を焼き始めました。なんとものんびりした商売です。しかし、しばらくすると、別の人が現れて注文をしました。そう考えると、この「車を止めて焼く」というのも商売技術のうちなのか、などとも思いました。
 メニューには、肉・野菜・キムチ・カレー・ゴボウとありました。その中で、野菜を頼んだのですが、まあ12個500円には見合った味でした。ただ、せっかく多種揃えて12個単位で売るなら、各種を混ぜたセットを売ってもいいのでは、と思いました。せめて、基本と思われる、「肉」と「野菜」のハーフ&ハーフは用意してほしかったものです。
 まあ、購入時の雰囲気も含め、いろいろ楽しむことができました。次にもし来る機会があれば、また頼んでみたいものです。

2007年09月03日 00:43