2011年12月31日

2011年を振り返って

 2011年も今日で終わりです。今年は、3月11日の大震災と原発事故があまりにも大きな事件ででした。日本にとって2011年という年は、後々までこの二つの大事件があった年、として語られるでしょう。
 地震で家を失い、いまだに生活を再建するあてもない人は、今でもたくさんいます。さらに、原発事故は、いまだに解決の見込みが経っていません。多くの人が生活と健康を脅かされています。
 さらに、その後の世の中の動きでも、暗いニュースばかりが目に入りました。
 そういう事もあり、例年以上にいろいろ考えさせられた年になりました。
 ただ、一方で、個人的な事や趣味の事では、いくつかいい事がありました。それらについては、いい意味で、忘れられない年になりました。
 来年もまた、いろいろな事があると思います。いい年にすることが出来るよう、頑張っていきたいものです。

2011年12月27日

自分にとっての「本家」

 サンシャインシティに行きました。帰りに時間があったので久々に都電に乗ろうと東池袋四丁目電停に向かったら、「大勝軒」という看板を見ました。
 日本には様々な「大勝軒」がありますが、知名度から言えばここが圧倒的でしょう。ちょうど遅めの昼食をどこで食べようか、と思っていたところなので入ってみることにしました。
 店内で5分ほど立って並び、さらに席についてから10分ほど待たされました。13時を回っていたのですが、さすが全国的に名高い店は違います。
 そして食べたのですが、有名店ならではの特別な味、という事はありませんでした。「普通の700円のつけ麺」という感じでした。

 そのように感じたのには理由があります。自分にとって、「大勝軒」および「中華もりそば」と言えば、4歳の頃から食べはじめ、成人してからも何度も行っていた野方にあった大勝軒(2005年5月閉店)です。
 したがって、そこの味が「中華もりそば」の基準になっています。総本山であるこの店のもりそばも、「野方に比べれば・・・」と感じてしまったわけです。
 ネットなどに載った二つの大勝軒を比較した感想を見ると、たいていが「東池袋のほうが上」となっていました。まあ、それが世間一般の評価なのでしょう。
 しかしながら、自分にとってはやはり、野方で食べたのが「最高の中華もりそば」という認識は変わりませんでした。それを再認識できた、という事が、この昼食における最大の収穫だったと思いました。

2011年12月26日

エレベーター公道?

 実家の近くに、崖際に建っている公的施設があります。崖の上と下に入口があるのですが、一つの入口は1階に、もう一つの入口は5階にあります。
 かつては一般人用の通路は外階段しかありませんでした。しかし、10年ほど前、大幅な改築が行われ、庁舎内のエレベーターが一般公開されました。そのため、崖の上と下の交通が大幅に便利になりました。
 そういう事もあり、このエレベーターは、公的施設が終業した夜も、動いていました。逆にいえば、この施設は、一年365日の朝から晩まで、誰でも立ち入れる状態であり、セキュリティ的にはやや難がありました。
 そういう事もあってか、先日、通りぬけ者専用の直通エレベーターが別途開業しました。これで、庁舎内のセキュリティが保てる上に、通りぬけする人の時間短縮にもなるわけです。
 既存のエレベーターは、庁舎内の移動手段を一般にも解放する、という形でした。一方、新たな直通エレベーターは、形の上では庁舎内エレベーターの増設なのでしょうが、実質的には崖の上と下を結ぶ交通手段として作られたわけです。
 関門トンネルの人道には「エレベーター国道」なるものがあるそうです。同様に、これは、「エレベーター公道」と言えなくもないな、と思いました。

2011年12月25日

夕暮れの歩行者天国とWi-Fi

 いくつか買い物があったので秋葉原に行きました。銀座線の末広町から歩行者天国になっている中央通りを歩いて駅のほうに向かいました。
 明るい時間に歩行者天国を利用した事は何度かありますが、夕暮れ時に利用したのは初めてでした。
 車道の真ん中から見る夕暮れのビル街、というのはなかなか珍しいものでしたので、写真に撮ってみました。
※クリックすると、同じ窓で大きな写真が開きます。
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 その後、ヨドバシで用事を済ませた後、久々に書籍コーナーに行きました。その中で、無線LAN関係のムックが何冊かあったので読んでみました。そして、最初のページを読んでみていきなり驚きました。そこには「無線LAN(Wi-Fi)」と書いてあったからです。
 今まで、Wi-Fiとは、無線LANの中で定められている特定の規格の一つだと思い込んでいました。したがって、「無線LAN=Wi-Fi」という事を知り、驚いたわけです。
 自宅やiPod touch、さらには仕事でも何度も設定・利用をしていました。にも関わらず、用語の基本中の基本が理解できていなかったわけです。まあ、別にそれで何か困った事があったわけでもないので、実害はないのですが・・・。
 やはり、定期的にコンピュータ関係の書籍売り場には行かないと駄目だ、と痛感させられました。

2011年12月24日

聖夜の舞浜

 仕事で舞浜に行きました。改札を出て駅前広場を見ましたが、特にクリスマスっぽい飾り付けはされていませんでした。しかしながら、やはり普段に比べるとアベックの比率が高いように思いました。
 そして、帰りのモノレールは、アベックおよび親子連れで満員でした。そんな中、一人絵に描いたような「仕事帰り」という格好をしている自分は、周りからどのように見えるのだろうか、などと思ったりしました。
 そして、武蔵野線と総武線を乗り継いでいつものように帰宅し、相方の作った麻婆豆腐と漬物をおかずに、焼酎で晩酌しました。世間一般での「クリスマスイブ」とはかけ離れた「聖夜」の過ごし方ですが、これはこれでありだな、などと思いました。

2011年12月19日

一瞬のピーク

 激安品を目玉商品にしている居酒屋に行きました。19時前ですがかなり盛況で、我々が座った時点で満席になりました。その後、何組かの客が来ましたが、いずれも入店できませんでした。
 19時前でこんな盛況とは凄い店だ、と驚きました。ところが、それからだんだんと客が帰っていきますが、代わりに入る客はいません。そのため、20時くらいに店を出るときは、ほとんどガラガラになっていました。
 もしかしたら今日がたまたまなのかもしれません。とはいえ、短い時間で、客を断る盛況ぶりからガラガラになる所までを見ていると、他人事ながらかなり勿体なさを感じました。
 ちなみに、味の方は値段相応、といった感じでした。ただ、盛況時のうるささは、同行者との会話に苦労するほどでした。というわけで、次に来る事はないだろうな、と思いつつ店を後にしました。

2011年12月12日

am/pmが消滅

 ファミリーマートに買収されたコンビニ「am/pm」最後の店が閉店したというニュースを見ました。
 初めてこのブランドを見たのは、20年ほど前の学生時代、実家からバイト先に行く間にあったコンビニ「ニコマート」が倒産し、am/pmに転換した時でした。
 その後、当時の職場の近くに開店したので、昼休や仕事中の買い物によく使うようになりました。さらに転職したら、事務所の入ったビルの1階に入っているなど妙に縁がありました。
 その後、幕張本郷の駅施設にも開店した事もあり、日常生活でも利用頻度が上がりました。我が家ではアムパムと呼ばれており、電車に乗って出かけた帰りに「アムパム寄っていく?」などという言葉が日常用語となっていました。
 ブランド消滅は既定路線でしたし、幕張本郷の店もしばらく前にファミリーマートに転換していました。したがって、最後の店がなくなったと聞いても驚きはありませんでした。
 とはいえ、やはり長年利用していたブランドが消える、というのはちょっとした喪失感がありました。

2011年12月09日

賞与を貰うと恨まれる国

 冬のボーナスの季節となりました。その中で、マスコミやネットで「公務員のボーナス増額」および「東電社員へのボーナス支給」が大悪事であるかのように批判されています。
 別に、公務員のボーナスを削ったからと言って、それが住民サービスにまわるわけでもありません。また、東電社員のボーナスを削ったところで、それが原発事故の被害者にまわる事もないでしょう。
 私は原発には反対ですし、前世紀半ばから今にいたるまでの電力会社のやってきた事にも好感は持てません。だからと言って、その会社で働く人がボーナスを貰っても別に腹は立ちません。
 同様に、国や自治体が政策として進めている事にもかなりの疑問や批判があります。だからといって、そこで働いている人のボーナスには興味はありません。
 したがって、彼等がボーナスを貰うことが大悪事であると煽る人および、それに乗る人々には強い違和感があります。
 だいたい、本当に彼らのボーナスが減額されたりなくなって何かいい事があるのでしょうか。
 もし「ボーナス減額論者」の願いがかなったとしても、「東電や役所がボーナスを減らしたから、我が社はボーナスを増額します」などという会社は絶対にないでしょう。逆に、「景気も悪いし、よそも減らしているから、我社も減らします」という会社ならいくらでもありそうです。
 ある意味典型的な「人を呪わば穴二つ」に通じる考えだよな、と思いました。 

2011年12月06日

全国のオランダ焼

 12月1日付のGoogleウェブマスターツールで検索語句リストを見たら、普段より3,000ほど表示が増えていました。不思議に思って調べたところ「オランダ焼き」という語句で検索してきた人がその数だけいました。
 おそらく、テレビか何かで取り上げられたのでしょう。しかし、私が食べたのは、松山のフードコートにあった、ちょっと変わったお好み焼きです。しかも、相方の話によると、現在は松山から撤退している、との事です。それをテレビで取り上げるとは思えません。
 そこで、ネットで検索してみました。すると、北海道の美幌町・秋田の湯沢市・岐阜県の八百津町にに、それぞれ「オランダ焼き」があることが分かりました。
 北海道のはスポンジにチーズと生クリームが入ったお菓子で、秋田のは大判焼きの中にハムとマヨネーズが入った食べ物、岐阜のはワッフルの堅焼きみたいなものでした。愛媛のものもあわせ、いずれも似ても似つきません。
 江戸時代、オランダは西洋文明を代表する国名だったそうです。その影響で、変わった食べ物を考案した当時の人が、ハッタリも兼ねて「オランダ焼き」と名付けたのだろうか、などと思いました。
 そのように調べているうちに、愛媛オランダ焼きと秋田オランダ焼きを夕食にして、デザートに北海道オランダ焼きと岐阜オランダ焼を食べる、などといったメニューで誰か食事をしてくれないだろうか、などと思いました。
 あと、それらの「オランダ焼き」をオランダ人に食べさせたら、どのような反応をするだろうか、とも思いました。

2011年12月04日

完全休養日

 朝起きて、テレビを見ようとしました。ところが、体が動きません。テレビを見るためには、3mほど離れた隣の部屋に移動し、スイッチを入れればいいだけです。ところが、それすらできないのです。
 これはまずいと思い、当日入れていた予定をキャンセルして、ひたすら寝ました。結局、目が覚めたのは、日が暮れてからでした。
 振り返ってみれば、ここ二週間、完全に休みが取れた日はありませんでした。働いているうちは何とか体が動くのですが、やはりかなり疲労がたまっていたのでしょう。
 いずれにせよ、テレビが見れないほど体が動かなくなる、というのは初めての経験でした。やはり段々と無理がきかなくなっている、という事なのでしょう。
 そのあたりを自覚しながら、疲れない程度に頑張っていきたいものだ、と思いました。

2011年12月01日

事業支援

 ニュースを見ていたら、前にいた会社で担当していた取引先が、企業再生支援機構の事業支援を受ける、というのがありました。
 要は、経営が傾いたので、再生専門会社の管理下に置かれる、という事のようです。
 その会社に出入りしていたのは4年前の事です。しかしながら、その仕事のおかげで、1ヶ月で4,500kmを移動した事などもあり、思い入れがあります。今でも、その会社の関連施設の名前を見ると、そこに行った事を思い出したります。
 それにしても、4,500kmの移動が発生するほどの経営規模を持つ会社でも、このような事になるわけです。縁があった所なだけに、より一層「厳しい世相」を痛感させられました。

2011年11月30日

謎の知人

 仕事で、とあるホテルに行きました。そこに行くのは、約3年ぶり2度目です。
 ところが、廊下を歩いていたら、調理服を着ている人に、すれちがいざまいきなり「あ、大野さん。何でここに?」と声をかけられました。
 そのホテルに知っている人は一人しかいません。もちろん、声をかけてきたのはその人ではありません。
 ちなみに、先週からの風邪が抜け切れないという事もあり、マスクをしていました。それもあり、もしかしたら似たような体型および眼鏡をしている「大野さん」とその人が間違えたのだろうか、などとも思いました。
 まあ、自分もとみにここ数年ほど、人の名前と顔が一致しなくなってきています。そのため、別の場所でよく会っている知人を認識出来なかっただけなのかもしれません。
 といわけで、極めて不思議な気分になった、「一瞬のすれちがいざまの挨拶」でした。

2011年11月28日

晩秋の千葉ニュータウン

 仕事で千葉ニュータウン中央に行きました。だいたい、年に一回ペースで行っており、今回が三回目になります。
 今回は、晩秋という事もあり、紅葉を終えた樹から離れていく落ち葉が妙に印象に残りました。
 ニュータウンとは言うものの、「街びらき」は1984年だったそうですから、「築27年」なわけです。それだけに、団地もそこはかとなく、くたびれ感がありました。
 そして、駅から歩いて10分もしない線路沿いに広大な空き地があったりもします。一応、住宅・都市整備機構都市再生機構(訂正・名前が変わっていたそうです。ご指摘ありがとうございました)が「売り地」の看板を立てていました。ただこの経済状況が変わらない限り、ここが空き地でなくなる日は来なさそうだな、などと思いました。
 ただ、仕事で行くのはおそらく今回が最後です。年に一度行ってちょっと歩いただけとはいえ、「これで最後」と思うと、少々寂しい物がありました。それだけに余計、落葉・古びつつある建物・広大な空き地などが印象に残ったのかもしれません。
 何年かして落ち着いたら、一度のんびり歩きまわりたいものだ、などと思いながら、千葉ニュータウン中央駅から出る北総線で、この妙に印象に残る街を去りました。

2011年11月27日

同期会で「Zガンダム」

 昨日、中学校の同期会がありました。いろいろと積もる話をしていたのですが、そこから何故か「Zガンダム」の話になりました。そこで、ふと「中学校の教室で、友人と『Zガンダム』の話をした、と言ったところ、「そんな事はない。あれは高校に入ってから始まったアニメだ」と総スカンを食らいました。
 自分の中には、に当時のそっち系の話をしていた友人にその話をした記憶が鮮明に残っています。しかも、その友人とは違う高校に行ったので、高校でその話をする、という事は絶対にありません。
 しかしながら、何しろ多勢に無勢です。というわけで、とりあえず自説を引っ込めておきました。
 とはいえ、やはり気になります。そこで帰宅後に調べたところ、「Zガンダム」が始まったのは中学三年の3月でした。確かにこれなら、私が中学校の時に「Zガンダム」が始まった記憶も、友人たちの「高校の時にやっていたアニメだ」という話は矛盾しません。つまり、双方正しい事を言っていたわけです。
 よく、人が一番記憶力があるのは10代前半だと言われています。それだけに、「その一番だった時期の記憶が間違っているという事は、かなりまずいのでは」などと思っていたため、ちょっと安心しました。
 それにしても、40過ぎたいい大人達が、アニメの放映年が26年前だったか27年前だったかで熱く語り合うわけです。改めて中学校の同期会って面白いものだな、と思いました。来年もぜひ参加したいものです。

2011年11月25日

車内不眠症

 10年以上の間、毎朝の通勤電車では寝るのが習慣になっています。ところが、今週の月曜に風邪をひいてから、なぜか電車の中で寝付けなくなってしまいました。
 別に、寝てる時間は30分くらいですし、寝れなかったからといって、仕事中に眠くなる、という事もありません。
 というわけで、むしろ電車内の時間を有効活用できるわけです。ところが、眠れない事による違和感ばかり感じてしまいます。
 やはり長年の習慣になっている事ができないと、調子が狂うのでしょうか。ちなみに、明日は朝から遠い場所での仕事なので普段の倍かけての出勤となります。果たして、その間、眠気がくるのか、今から気になっています。

2011年11月23日

勤労感謝の日に横浜へ

 横浜の事業所でトラブルがあり、急遽行くことになりました。ちなみに相方は、以前からの予定で、横浜ベイスターズのイベントに行っていました。そのため、「今日の休日は二人で横浜に行った」と言えないこともないな、などと思いながら事業所に行きました。
 トラブルの原因である機械の動作確認をした結果、ハードウェア故障と判明しました。そこで、用意した代替品とつけかえたのですが、予期せぬ事が発生し、予想以上の時間がかかってしまいました。
 というわけで苦戦したものの、最後には何とか解決しました。そして、事業所にいる人には感謝されました。それを聞きながら、「これが本当の『勤労感謝の日』だな」などとしょうもない事を思いながら、帰路につきました。

2011年11月20日

子ガラス

 夜に買い物に行きました。すると、目の前を真っ黒な小鳥が飛んできました。近くに谷津干潟があるせいか、この地域にも見慣れぬ野鳥がよく飛んできます。しかし、こんな黒一色の小鳥を見たのは初めてでした。
 そこで、相方に「こんな鳥を見るのは初めてだ」と言うと、「カラスじゃないの?」と返されました。確かに、カラスでしたら、この黒さも納得できます。しかしながら、これまでカラスの成鳥は何百回と見てきたものの、幼鳥は見たことがありませんでした。そのため、「見たことのない鳥」と思ってしまったわけです。
 カラスの子育ての仕組みは分かりません。ただ、もしかしたらある程度成長した子供が、人目につかない夜を利用して、飛行訓練でもしているのだろうか、などと想像してしまいました。
 それにしても、真っ黒な鳥だが、大きくないからカラスでないと決め付けるあたり、我ながら頭が固いものだ、と思いました。

2011年11月19日

検査当日

 昨日も書きましたが、病院で肝臓のエコー検査と大腸の内視鏡検査を受けてきました。朝8時半に病院に行き、まずは肝臓のエコー検査を受けます。腹にゼリーみたいなものを塗って、その上を検査機でなぞると、脇のモニタに肝臓とか胆のうのエコー画像が見えます。
 とりあえず、脂肪肝などの異常はないとのことでした。これでまた、明日からも普通に酒が飲めると思い、ひと安心しました。

 ここまではあっさり終わったのですが、続く大腸のほうはかなりの難物です。応接室みたいな部屋に座らされ、2リットルもの「腸管洗浄剤」と紙コップを渡されます。これを2時間かけて飲み、大腸の中を空にするとのことでした。
 一応、時間つぶし用に大型液晶テレビなども置いてあります。適当にまわして見ましたが、相変わらず面白そうな番組がありません。唯一、気楽に見れそうなのがテレ東の子供向けアニメでした。
 ただ、それを見ている時に、看護師さんが検査の案内に入って来られたりすると、かなり気まずい事になりそうです。
 というわけで、結局、ひたすらiPod touchと向き合っていました。せっかくなので、買って一ヶ月経ってもなかなか慣れることができない、フリック入力の練習をしたりしていました。
 そして12時半ころにやっと準備が整います。まずは、これまた人生初である点滴を打たれます。そしてしばらくすると、点滴の針が刺さったまま、内視鏡検査に。カメラが入ると、肝臓同様、脇のモニタに腸の様子が映ります。エコーと違い、リアルな映像なので、余計不思議な感じがありました。
 検査の結果は、いくつかポリーブはあったものの、特に問題はないとのことでした。念のため、一部組織を検査して、後日結果を教えてくれるとのことです。
 少なからぬ費用と時間をかけた結果が「異常なし」だったので少々拍子抜けしました。また、検査のきっかけとなった、腹部の違和感の原因は結局何なのだろうか、というのも先送りになってしまいました。
 とはいえ、やはり異常がないというのはいい事です。この費用と時間で「安心」を得ることができたから満足、と思うことにしました。

2011年11月18日

検査前夜

 夏の健康診断で要再検査が出たのと、ここ半年くらい続いている腹部の違和感のため、明日、病院で肝臓と腸の検査を受けることになりました。
 それにともない、前日は指定された「検査食」を摂る必要があります。昼は仕事なので外で食べざるをえない、と言ったら、「ゴマなどが入っていない素うどんなら可」という事でした。
 子供の頃は「素うどん」って関西弁の一種だと思っていたのですが、いつのまにか全国で通じる言葉になっていたんだな、などと妙な事を思いながら、その説明を聞きました。

 というわけで今朝は、朝が中華粥と麻婆豆腐、昼が「はなまる」の素うどん、おやつがビスコ、夜がクリームシチューとパイ、という寂しいメニューでした。なお、何故おやつがビスコなのかと言うと、検査食を作っているのがグリコだからです。
 というわけで、かなり寂しい食事に加え、当然ながら酒も飲めません。前日までは「こんな少ない食事に加えて禁酒など耐えられるのだろうか?」と不安に思っていました。
 ところが、意外にも空腹感もなく、酒を飲みたいとも思いません。自分が思った以上に、現状適応力があるのだろうか、などと思いました。
 ある意味貴重な経験となった「検査前日」でした。もっとも、こんな経験を何度もしたいとは思いません。健康への気遣いを増やさねば、と今日の献立を思い出しながら改めて思いました。

2011年11月14日

「虚構」に哂われる信頼度

 虚構新聞が11年流行語グランプリは「そんなの関税ねえ、はい、TPP」 これは嘘ニュースですという記事を発表しました。
 誰も聞いたことがない「流行語」ですが、この記事によると、日経新聞朝刊一面に掲載されているコラム「春秋」が、「インターネットの中でそんな駄じゃれが出回っている。」として「紹介」したとの事でした。
 もちろん、毎日インターネットを見ている筆者ですが、こんな言葉は初めて聞きました。要は、このコラムを書いている日経記者が捏造した「流行語」なわけです。
 日頃から偉そうに日本政治や経済の指針を提言している新聞が、一面ででっち上げをし、それを「虚構」を売りにしているサイトにバカにされたわけです。どっちが「虚構新聞」なのかわからなくなってしまいます。

 もっとも、日経新聞の「虚構」ぶりはこのコラムだけではありません。昼休に会社に置いてあった昨日の日経朝刊を見たら、最近話題となっている「99%の格差反対デモ」について、「若者がデモをするように不満を持つのは老人を優遇する政策によるものだ」などという珍説を編集委員氏が披露していました。
 それによると、選挙において高齢者層の影響力が強いから政治家は彼等を優遇した政策を取り、その結果、若者が割を食っている、との事でした。老人層がどのくらい政治に影響力を持っているか知りません。しかし、「1%」として糾弾されている超富裕層よりも政治に影響力があると思っている人は、これを書いた日経編集委員氏くらいしかいないでしょう。
 だいたい、そんなに「影響力」があるのなら、法人税が減税される一方で、後期高齢者制度だの、年金支給開始年齢の変更などが行われるわけありません。
 記事には説得力を増すため(?)に、「上位1%が全体の富の何%を占めているか」という国際比較の棒グラフが載っています。それによると、アメリカは20%で日本は10%となっています。どうやら、「アメリカほど日本では富が偏在していない」と言いたいようです。
 ところがよく見ると、そのグラフの対象年はアメリカが2008年で日本が2005年となっています。なぜ同じ年で比較できないかも不思議ですし、日本のデータが6年前というのも不可解です。もしかして、この新聞が経済を分析する際に使っている日本経済に関するデータは6年遅れのものしかないのでしょうか。
 このような中学校の発表授業でも突っ込まれまくるような文章と資料を堂々と発表しているのが、現在の日経の品質なのだ、と呆れました。
 そういう事もあり、「虚構新聞」が日経の捏造記事に突っ込む、というのは、笑えはしますが驚くべき事でなないよな、などと思いました。

2011年11月08日

学科広告が電車を占拠

 中央線に乗りました。何となく広告を見たら、某大学の国際関係学部で新設される「多文化コミュニケーション学科」の宣伝でした。かなり奇抜な広告だな、と思って隣の広告に目を移したら、それまた同じ「多文化コミュニケーション学科」の広告でした。
 まさかと思って車内を見渡したところ、全てが同じ大学の同じ学科の広告でした。扉の上にある小型テレビまで、ひっきりなしにその学科の広告を流しています。
 隣の車両を見ても同様です。どうやら、この10両編成に貼られたり吊られたりしているポスターおよび、ディスプレイから流れる動画は全てたった一つの学科を宣伝しているようなのです。
 大学そのものでも一編成丸々というのは見たことがありません。ましてや、その中の一学部に所属する一学科なのです。
 若年層の人口減で大学も学生集めに色々と苦労しているという話は聞いてはいました。しかしながら、ここまで凄い状況になっていたとは思わず、かなり驚きました。
 あと、この大学の異なる学科の人がこの電車に乗り合わせたら、「何で俺たちが払った授業料を、新設学科にばかりにつぎ込むんだ・・・」などと怒らないのだろうか、と気になりました。

2011年11月05日

フルコース

 今の職場は関東以西の全国各地に拠点があり、そこのPC関連機器はすべて自分が所属する部署で管理しています。
 それが今週は全国各地で壊れました。ある場所ではPCが、別の場所では専用端末が、また別の場所ではプリンタが、またまた別の場所ではルータが、という感じで、さながら故障のフルコース、といった感じでした。
 ただでさえ、11月から大掛かりなシステムの切り替えがあったにも関わらず、それらの故障対応を、二人だけの部署でやるのですからたまったものではありません。昨日はついに終電を逃してしまったほどでした。
 しかもこの前の休日と日曜に、趣味でやっているうちに、様々な雑用をするようになったイベントがそれぞれ入ってしまいました。というわけで、昨日まで6日間は休む暇なし、という感じでした。今日も仕事でしたが、やっと一段落し、普通の時間に会社を出ることができました。
 重なる時には重なるものだ、と我ながら驚きました。まあ、もうしばらくすると、さらに忙しくなる予定です。そう考えると、いい予行演習になったのかも、などとも思いました。

2011年11月01日

苗字とイメージ

 職場に、借金取りからの電話がかかってきました。辞めた人の連絡先を教えろ、というかなり無茶苦茶な内容です。かなり異常な内容、という事もあり、注意するよう通達がまわってきました。
 物騒な話ですが、その通達を見たときは笑いをこらえるのに苦労しました。なぜかと言うと、その通達に書かれた借金取りが「ウシジマ」という苗字だったからです。
 通達の内容だけでは、この借金取りが都道府県の認可を受けた業者なのか、未認可の「ヤミ金」であるかは分かりません。
 しかしながら、少なからぬ人が、この「ウシジマ」氏が所属している会社はヤミ金だと思ったでしょう。
 そんな事を考えながら、アコムやプロミスで働いて取り立て業務をやっている、全国の「ウシジマ」さん達は、「風評被害」によりかなり苦労しているのだろうな、などと気を回してしまいました。

2011年10月22日

かつめし

 昼に「兵庫県名物」と銘打たれたかつめしという物を食べました。ご飯にとんかつを乗せ、デミグラスソースをかけたものです。
 「ソースカツ丼やや洋風」、もしくは、「カツハヤシライス」といった感じの、これまで食べた事のない味でした。
 ご飯・とんかつ・デミグラスソースは、いずれも食べ慣れています。にも関わらずそれを組み合わせると、未知の味になる、というのは面白いと思いました。

 あと、不思議に思ったのは「兵庫県名物」と銘打たれながら、これまで自分がその存在を一切知らない、という事でした。兵庫県には子供の頃一年ちょっと住んだ事があります。短い期間でしたが愛着があり、関東に戻ってからも何十回か行っています。
 にも関わらず自分が存在を知らない「兵庫名物」があった、というのは少々不思議に思いました。
 そこで調べたところ、兵庫名物は兵庫名物でも、加古川市とその近辺のみに存在する「名物」との事でした。新快速で一駅である明石にも姫路にも、ほとんど存在しないとのことです。
 その味にしろ、広まり具合にしろ、色々な意味で不思議さを感じた「兵庫県加古川名物・かつめし」でした。

2011年10月21日

土地勘を忘却

 所要で永田町に行きました。目的地は、5年ほど前に働いていた事務所があった場所のすぐ近くです。そのため、かつて通勤で使っていた駅並びに出口を使いました。
 ところが、地下鉄の駅から出口を探すのに一苦労しました。
 その事務所で働いていたのは半年ほどでしたが、その間は毎日通っていたわけです。にも関わらず、その土地勘が完全に失われていたのには我ながら驚きました。
 まあ、面白い経験はできましたが、その時所属していた会社には何ら愛着は残っていません。それだけに、土地勘もあっさり失われたのかも、などと思いました。
 そういう事もあり、すぐ近くであるにも関わらず、かつて事務所があった場所を見に行く気もおきませんでした。
 もっとも、当時仕事の後によく飲みに行った店が、いまでも営業しているのを確認した時は、懐かしさと嬉しさを感じました。そして同時に、当時いた職場よりも、その飲み屋のほうが愛着があった、という事に気づきました。

2011年10月20日

関係者>>>本人?

 一昨日、共同通信が
プロ野球日本ハムのダルビッシュ20+ 件有投手(25)が今オフにポスティングシステム(入札制度)を利用して、米大リーグ移籍を目指す意思を固めていることが18日、関係者の話で分かった。
という記事を載せました。それを受けて、いくつかの新聞も同様の記事を発信しています。
 それに対し、当のダルビッシュ選手は即座にツイッターやブログで
自分自身が何も決めてないのに決定するわけがない(^_^;)共同通信社が出した記事ですが何を根拠に書いたのかな?と。報道の自由って言ったって自由には責任が伴うから。責任もって報道してほしいですよね。
と、かなり厳しい口調で否定しています。
 ところが、この「本人の反論」を共同通信は一切記事にしていません。また、商業メディアでこれを取り上げているのはデイリースポーツくらいです。
 これまでも何度か書いていますが、「関係者」というのは極めて無責任な表現です。昨年発生した同様のニュースをはじめ、これまで、「関係者の発言」を元にしたヨタ記事は山ほど存在しました。
 そして、その記事がデマだと判明しても、その「関係者」の正体は明かされません。もちろん、その責任などいっさい取りません。
 にも関わらず、正体不明の「関係者」によるメジャー移籍発言が、「本人による否定発言」よりも多くのメディアで報じられるわけです。
 品質劣化の象徴としては、非常に興味深い事例でした。この調子で、今後もますます無責任な「つくり話」を流し続けるのでしょうか。

2011年10月18日

入浴学習

 隣の敷地に学習塾があります。そこに最近になって、やけに声の大きい講師が就任しました。そのため、夜に風呂に入っていると、その授業が聞こえてくることがあります。
 今回は、現在完了の授業だったようで、「have beenは・・・」などという声が聞こえてきました。10代の頃にさんざん勉強したので、今でもある程度の英語は読めます。しかしながら、「完了形」などという文法の概念はすっかり忘れてしまっていました。
 そのため、聞いていて懐かしさと新鮮さを入り混じったものを感じました。機会があったらまた、風呂の中で英文法の勉強をしたいものだ、と思いました。
 あと、隣の敷地にあるアパートの風呂にまで響くほど大きい声を、教室の生徒はどう感じているのだろうか、とちょっと気になりました。

2011年10月16日

別にどうせもいい言い回し

 レジでお釣りを渡すときに、「○○円からお預かりします」と言うケースがあるそうです。そして、その言い回しに対して不快感を感じる人が少なからず存在するそうです。
 確かに、以前は使われていなかった言い回しですが、言葉というのは日々変化していくものです。
 別にこちらが渡したお金の額と違っておらず、またその表現によって誤解が生じるような事がなければ、、「から」だろうと「を」だろうと、何ら困ることはありません。
 にも関わらず、なぜそのような「言葉尻」に目くじらを立てる人がいるのだろうか、と不思議に思いました。
 そんなことよりも、怒るべきことなど、今の世の中には山ほどあると思うのですが・・・。

2011年10月09日

秋のすす払い開始

 諸事情により、我が家では世間一般で年末に行う大掃除を、毎年この季節に行っています。その第一弾を、今日行いました。
 まず不用品を分類整理するのですが、改めて見ると、ほとんどが「何でこんなもん、今まで捨てなかったのだろうか」と思うものがほとんどです。これを普段から捨てていれば、このように休日を潰す必要もないわけです。
 もっとも、これは毎年思うことです。なぜか分かりませんが、その時点では捨てることができなかったのでしょう。
 まあ、それでも昔よりは、無駄なものを減らせているようには思っています。少しは、取捨選択の能力が上がっているのでしょうか。
 この能力をさらに向上させ、この秋の大掃除にかかる時間を少しでも短くしたいものだ、などと思いました。

2011年10月03日

「恩恵」の誤用例

 ネットなどで、「原発の恩恵を受けてきたのに反対するなどおかしい」などと言う人がたまにいます。リアルの世界でも、黒塗りでスピーカーをつけた車が、そのような内容の騒音をまき散らしながら走っていたのを先日見かけました。
 しかし、生まれてこのかた、自分はそのような「恩恵」なるものを受けた経験がありません。確かに、使っていた電気の2~3割は原発が作っていたのかもしれません。ただし、こちらから「ぜひ原子力で発電してくれ」などと頼んだ事も一度もありません。
 そして、その電気を月に数千円払って購入した事はあっても、恵んでもらった事などありません。
 その「電力購入」が「恩恵」になるのならば、中国産の冷凍食品を購入して食べる事も「中国の恩恵を受けた」事になってしまいます。
 「金を払って買う」と「恩恵を受ける」の違いくらい小学生でも分かるでしょう。まさか、ネットやスピーカーで声高にそのような主張している人が、その程度の判断力すらないとは思えません。分かっていてもそのような宣伝をやらねばならない「理由」が何かあるのでしょうか。
 彼等がそのような活動をする対価として、どのような「恩恵」を受けているのだろうか、と気になりました。

2011年10月02日

金木犀

 所要で実家に行きました。玄関に立つと、不意に金木犀の香りが漂ってきました。今の実家が建ってから12年ほど住み、その後18年ほど通っていますが、このような事は初めてです。
 もちろん、金木犀を庭に植えた、という話も聞いていません。
 驚いて母親に尋ねたところ、30年前からずっと建っていた一本の樹を示されました。確かに、その枝には金木犀の花が咲いています。
 以前は、この樹の近くに大木が生えていました。しかし、育ちすぎて周囲に迷惑をかける恐れがある、という事で一昨年に斬りました。
 その結果、いままでは、その樹に日光を遮られていた金木犀が、花をつける事ができるようになった、とのことでした。
 昔から、秋の風物詩である金木犀の香りは好きでした。それを慣れ親しんだ場所でかぐことができるようになった、という事を知った時は、少々不思議かつ嬉しい気分になりました。

2011年09月28日

謎の落し物

 ホームからエスカレーターに乗ろうとしました。すると、足元にネクタイが落ちていました。
 言うまでもない事ですが、首にまいていたネクタイが、なんかの手違いで地面に落ちるなどという事は絶対にありません。
 帰りの電車で首から外してカバンに入れたものの、口が閉まっていなくて落ちたのでしょうか。もしくは、予備用として入れていたものが落ちたのでしょうか。これも、首から落ちるよりは確率はありそうですが、やはり現実的ではありません。
 もしかして、何かで怒った人が、エスカレーターに乗る時にネクタイを外し、地面に叩きつけたのか、などとまで思ってしまいました。
 それほどまでに不思議さを感じた、「ホームに落ちていたネクタイ」でした。

2011年09月27日

お茶くみ専門職の人件費60万円?

 読売と朝日の地方版にお茶くみ専門職員、人件費60万円…宮崎県議会(読売)、議会専属お茶出し職員 宮崎県 これで人件費年60万円(朝日)なる記事が載っていました。
 なんかお茶くみに大金を費やしているように見えますが、よく読んで見ると日給5,650円で議会用のお茶くみ職員を採用している、というだけの話です。それに議会の開催日数をかけて、「年間60万円」という数字を出しているわけです。仮に1日の実働が6時間だとしても、時給900円ちょっとです。「お茶くみ専門(?)」という労働の対価として高すぎるのでしょうか。
 さらに、読売の記事には別にお茶くみ以外にも、資料整理など雑用もしていると書いてありました。それを考えれば、この記事の見出しは、「議会の雑用を行う職員、人件費5,650円」で十分なわけです。
 書いた記者たちは「税金のムダ使いを糺す」みたいな印象を持ってもらおうと思っていたのでしょう。しかし、読む側としては、新聞社の器の小ささと程度の低さしか印象に残らない記事でした。

自ら不可能と証明している主張

 26日付の日経新聞一面左側には、原発の安全点検がいかに複雑かつ多岐にわたり、かつ手順通りに実行されていないか、を特集していました。
 そして、一面下のコラムでは、洞爺丸事故を題材とし、少しでも危険を感じたら安全側を選ぶという提言を紹介していました。
 ところが、同じ日の社説は原発安全性に強い指導力を目指せという題名でした。一面で主張している、「安全点検はできていない」「少しでも危険があるなら無理するな」と180度異なる題名です。
 しかも、その社説本文のどこにも、「原発安全性」なるものを確立できる要因が書かれていません。それどころか、。原子力安全・保安院には頼りになる専門家はいない。経験豊富な人材を海外からスカウトし、要職につけるくらいの覚悟が要るだろう。などと、現状の日本において「原発安全性」などはありえない、みたいな事が書いてあります。
 つまり「社の主張」は「強い指導力」とやらで原発安全性を目指せ、となっていますが、社説本文・記事・コラムのいずれも「そんなもん無理だ」とそれを主張しているわけです。なかなか笑える紙面構成だと思いました。
 ちなみに、その社説によると、日本の原子力は「ハードは一流だが、ソフトは二流」とされる。との事でした。あの爆発した福島第一原発の写真およびそれがもたらした結果を見る限り、どこをどう間違えても「ハードは一流」などとは言えないと思うのですが・・・。
 実は日経の論説委員氏は民明書房の愛読者で、そこの文献からこの言葉を拾ってきたのだろうか、などとすら思ったほどでした。
 というわけで、いろいろと笑いかつ呆れさせられた、新聞の一面および二面でした。

2011年09月22日

久々の里帰り

 昨日の台風で、総武線はもちろんの事、京成線もあっさりと運行中止となりました。そこで、都内にある実家に泊まる事にしました。
 着いたところ、母親からコードレスマウスとTV閲覧ソフトの調子が悪いとの話がありましたので、直しました。
 さらに一服した後、父親よりCドライブの容量不足によりウイルスバスターのアップデートがうまくいかない、とのこと。そこで不要なアプリを削除したうえで、アップデートを行いました。
 何十万もの人に被害をおよぼした台風ですが、とりあえず、そのおかげで、ひさびさの「親孝行」ができた、などと思いました。
 しかし同時に、ここ数年、親の役に立つ事といえば、PCの不具合対処しかない、という事に気づきました。これでは仕事と何ら変わりがありません。
 そろそろ、まともな「親孝行」をせねば、と痛感させられた「里帰り」になりました。

2011年09月19日

6万人イベントと事前情報

 明治公園で行われたイベントに行ってきました。当初、「5万人集会」とうたわれていましたが、最終的な主催社発表は6万人とのことでした。もっとも、人数が発表された後も、会場に向かう人で駅から行列ができていたようなので、実際にはもっと多かったかと思われます。
 ところが、開催前に腹ごしらえと、公園の向かいにある立ち食いうどん屋にいったところ、店員は一人しかいませんでした。行列ができている客の注文を一人でさばいています。
 当然、洗い物などできるわけなく、下げ場はとんでもない事になっていました。もちろん、その混雑ぶりを見て注文せずに去った人も多々いました。
 仮に、もう二人くらい配備していれば、そのような事はなかったでしょう。時給1,000円で6時間雇っても12,000円です。一杯の平均料金が400円としても、30人分です。逸失利益を考えれば、軽く元を取って大量のお釣りが出ています。
 仮にも、5万人を集めると以前から宣言していた集会です。公園近くの店にその情報がなぜ入らなかったのだろうか、と不思議に思いました。ちなみに、明治公園やその周囲でイベントがあれば、多くの出店が出ます。しかし、今回は焼きそば屋が一つ出ていただけでした。
 適切な事前情報がなかったおかげで、少なからぬ人々に逸失利益が発生したわけです。あらためて、商売における情報の重要さを痛感させられました。

2011年09月16日

OEMの喜劇

 時事通信社のサイト「jiji.com(時事ドットコム)」に教えて!jijicomというコーナーがあります。
 といっても別に時事通信が何か教えてくれるわけではありません。
『教えて!jijicom』は[時事ドットコム]と日本最大級のQ&Aサービス[OKWave]がコラボしたQ&Aサイトです。あなたの質問に100万人の[OKWave]会員が答えてくれます。とあるように、OKWaveのサイトを時事通信のドメインでOEMしているだけです。
 というわけで、通常は「時事通信社のサイト」である意味はどこにもありません。しかし、先日、この「ブランド」が大いに役立った質疑応答がありました。
 それは、鉢呂元経産相を罵倒した記者は、どこの記者ですか?という質問でした。
 これは先日、「問題発言」で辞任した前大臣の記者会見で、ある記者がヤクザのような言葉遣いで「質問」をし、その場にいたフリージャーナリストがそれを記事にして配信した、という事に起因しています。
 その記者は、身分証を隠していたのですが、何らかの理由で所属がバレてしまったようです。
 したがって、「質問者が選んだベストアンサー」は時事通信の記者ですねというものでした。結果的には、時事通信社が自らのドメインを使っているサイトに、「当社にはヤクザまがいの言葉で質問をする記者が所属している」と公表した事になったわけです。
 他社の作ったサイトをそのままOEMして自社ドメインで公開する、という事をしたゆえに発生した「喜劇」と言えるでしょう。
 モラルの低い記者の素性を自ら(?)公開したのは、「ジャーナリズム」としては素晴らしい事だと感心しました。ぜひとも次は、自家製の記事で、その「ジャーナリズム精神」を発揮して欲しいものだ、と思いました。

2011年09月15日

キャラの運命

 美少女キャラで「地域おこし」を行う、というニュースをちょくちょく見ます。そんななか、知多半島の各地を「萌えキャラ」にした、という記事を見ました。
 その中には、「南知多マリナ」というキャラがいました。それを見たときにまず思い出したのは、そのモデルである南知多町が、6年ほど前に南セントレア市に改名されそうになった、という事でした。
 仮に同じ絵でも「南セントレアマリナ」では、名前だけで「萎えキャラ」になってしまうと思います。おそらく、キャラ自体作られなかったのではないでしょうか。
 当時、「南セントレア改称問題」はかなり話題になり、多くの反対の声で実現せずにすみました。このキャラも、その反対運動ゆえに存在できたキャラと言えるだろうな、などと思いました。

2011年09月12日

老鼠

 喫茶店で一服していました。すると、向こうの席から、やけに熱心に話している老婦人の声が聞こえてきました。
 最初は、何歳になっても元気だな、などと思っていました。ところが、聞こえてくる会話の意味が通じてきた時は、ちょっと固まりました。
 その内容は「会員を集めれば・・・。仮に会員が集まらなくても・・・」というものでした。つまるところ、会員を勧誘する事によって金を儲けるシステムの勧誘です。一言で表現すれば「ねずみ講」となります。
 傍からみれば、上品に年を重ねた老婦人、という感じです。その口、息もつかないような「ねずみ講トーク」が発せられるのは、不思議な風景でした。
 もちろん、何歳になっても、生きるためには金を得る必要がある、という事は承知しています。とはいえ、やはりそれだけ年を重ねてやることが、「ねずみ講の勧誘」というのは、傍から見ているだけで物悲しさをおぼえました。

2011年09月11日

扇風機増幅法

 9月になっても寝苦しい夜が続きます。ところが今朝、目をさましたら、涼しいながらもクーラーの冷たさがない風が全身に吹いていました。
 不思議に思ってあたりを見回したところ、扇風機が回っています。どうやら、先に目が覚めた相方がつけたようです。
 これ自体は、この夏に何度もあった事です。しかし、この風の当たりかたは、いままでにはないものでした。
 そこで、扇風機を見たところ、自分と90度違う方向を向いていました。その先には箪笥があります。そして、それに反射して、涼しい風が当たってきていたのです。
 扇風機から直接流れる風は、指向性があります。それを、箪笥に反射させることにより、広い範囲に風が当たるようになったわけです。
 偶然が生んだ、扇風機の効率的な活用法と言えるでしょう。世の中には色々な工夫が存在するものだな、と驚かされました。

2011年09月09日

無意味な結果論

 なぜだか分かりませんが、3月11日の津波で児童の大半がなくなった宮城県の小学校がとった避難方法を非難する記事が定期的に掲載されます。
 別に、何か衝撃的な新事実が伝えられるわけではありません、繰り返しのように「学校の裏山に避難すれば助かったのに、新北上大橋に避難させたために教師も子供も死んでしまった」というのを記事にしているだけです。
 ちなみに、今回明かされた「新事実」は、学校にはスクールバスが止まっており、それに子供を乗せて安全な所に逃げればよかった、という「証言」でした。
 しかしながら、そのバスの運転手さんも津波の犠牲になっています。したがって、「スクールバスに乗せていれば助かった」という事を立証しているわけではありません。
 そして、その記事は、「なぜ、山に避難させなかったのか」。遺族の疑問は今も解けない。などと書いています。しかしながら、それは「避難誘導した教師が、自分や児童が死なずにすむには、そちらに逃げたほうがいいと判断した。しかし、結果的にはそれは誤りだった」だという事くらい、普通に考えれば分かると思うのですが・・・。
 率直に行って、この「裏山に逃げれば助かったのになぜ川辺に逃げたのだ」という批判は、「40年前にドルを売って円を買っておけば、今頃4倍以上に増えていたのに、なぜそれをしなかったのか」と批判しているのと同じです。
 このような結果論を百万回掲載したところで、亡くなった人達はかえっていません。もちろん、次に同じような災害が発生した時の指針にもなりません。
 半年前の震災においては、他にも様々な被害があります。中には、今でも被害を拡大し続けているものすらあります。にも関わらず、なぜこのような、「今更批判しても何の意味もない結果論」を繰り返し語り続けるのでしょうか。
 何か別の意図でもあるのでは、と思えたほど、不可解かつ無価値な記事でした。

2011年09月07日

入れ替わり

 久々に秋葉原の奥に行きました。すると、約4年前に閉店して以来ずっと空き家だった、ラオックスのザ・コンピュータ館の跡地に、駅前にあった古同人誌などを扱っている大手漫画書店「K-BOOKS」が移転していました。
 ビルの名前は「AKIBAカルチャーズZONE」となっており、現在は2階までの営業ですが、10月末には全館で営業を開始するとのことでした。
 かつてここにあったラオックスは、秋葉原で最大規模の誇るPC関連の店でした。20代の頃から私も、秋葉原に行ったら、必ずここに寄っていました。
 そんななか、ある日、その向かいにある、極めて古い三階建てビルの最上階に、古同人誌屋の「とらのあな」が開店しました。何度か行きましたが、古びた急な階段を登って三階に行くときは、エレベーター・エスカレーター完備である向かいのラオックスとはえらい違いだな、などと思ったものでした。

 それが今はラオックスが撤退し、一方で「とらのあな」は中央通りに自社ビルを構えるまでになっています。そして、そのラオックスの跡地に同業の「K-BOOKS」が入ったわけです。
 ついでに言うと、そのビルから歩いて数分のところに、かつてPCパーツを良く買っていた店がありました。今はそこも潰れ、跡地には「まんだらけ」ビルが建っています。
 今の秋葉原の傾向を考えれば、極めて自然な流れです。とはいえ、それを見た時は、かつての事を思い出し、少なからぬ感慨がありました。
 まあ、何にせよ、懐かしの「コンピュータ館」の跡地に入れるのは嬉しいことです。今日は時間の都合で外から見ただけですが、全館オープンの暁には、かつて通っていた建物がどう生まれ変わったのか、じっくり見てみたいと思っています。

2011年09月03日

午前様

 ここ三日間の平均帰宅時刻(うち一日は出張なので帰室時刻ですが)が24時を越えました。ここまで遅くまで帰れないのはかなり久しぶりです。
 出張中は一つほど面白いことがあったのですが、それをまとめる時間もありません。とりあえず日曜だけは休めそうなので、それを掲載できれば、と思っています。
 まあ、これまでもこのような多忙な日々もありました。しかし、今になってみればそれらも懐かしい思い出です。この、てんわやんわの日々も、いつか「懐かしい思い出」になる日が来るのだろうか、などと思いつつ過ごしています。

2011年08月26日

大量売れ残りが前提?

 今日は直行の用事があったため、普段より1時間遅れての出勤となりました。行きがけに、駅の売店をのぞいたら、日経新聞が何十部も残っていました。
 普通の会社員は、もう仕事を始めている時間です。したがって、これより遅い時間に駅売店で日経を買う人などほとんどいないでしょう。
 別に、今日だけの事ではありません。普段は今日より1時間早く駅にいますが、だいたい同じくらい残っています。つまり、毎日毎日これだけ売れ残っていると考えるのが自然です。
 確かに、5年くらい前までは、毎朝会社員の何割かはこの売店で日経を買っていました。そして、電車に座っている人の多くは熱心に呼んでいました。
 しかし、それはすっかり過去の風景です。今では、電車の中を見回しても、日経のみならず、新聞を読んでいる人を見る事すらほとんどいません。
 幕張本郷だけでこれだけ売れ残るのですから、首都圏の駅をあわせれば、かなりの売れ残りになるはずです。これは、新聞社にとっても売店にとっても無駄なはずです。にも関わらず、新聞社は大量に刷り、売店は大量に仕入れて返品しているわけです。そんな無駄をやっても、お互い儲かる仕組みが存在しているのでしょうか、
 よく新聞販売店においては、売れない事が分かっているのに押し付けられる「押し紙」なるものがある、という話を聞きます。
 この「あらかじめ売れ残る事が分かっているにも関わらず、大量に駅に置かれる新聞」もその類型なのだろうか、などと思いました。

2011年08月23日

速読術アップ?

 帰りの電車では形態でツイッターを読むのが日課になっていす。以前は、最寄り駅に着くまで、何とか未読分を確認できる、という感じでした。しかし、慣れたせいか、最近は、かなり手前の駅で全て読むことができるようになりました。
 特にフォローしている人を減らしたわけではありません。毎日読んでいるだけあって、「速読力」がアップしたのでしょうか。それとも、あまり読む価値の低いツイートを見切る能力がついたからでしょうか。
 となると、その余った時間をどう有効活用するかが問題となります。一つはフォローする人を増やすこと、もう一つはその時間を利用して本などを読むこと、といったところでしょうか。
 速読力が原因ならフォロー数を増やすべきでしょう。また、不要ツイートの見切りが原因だとしたら、これ以上増やしても意味がないので読書などに切り替えるべきなのでしょう。
 そのへんを検討しながら、今後の方針を決めようか、などと思っています。

2011年08月20日

超音波検査

 先日の健康診断の結果で肝臓が要再検査になったため、病院に行きました。待合室にいる間、受付に来た人の中に「健康診断で・・・」と言っていた人が二人くらいおり、「お仲間がいる」と思いました。もちろん、だからと言って嬉しくもありませんでしたが・・・。
 というわけで、超音波検査というのを受けました。医師が腹部に読み取り機(?)を当てると、その部分の映像がディスプレイに映されます。それを見せられながら、「胆のうに小さいポリーブもしくは石があります」とか「脂肪肝は大したことないですね」とか説明を受けます。
 レントゲンなどで骨や内臓を撮られた事はありますが、リアルタイムで内臓の状況を説明されたのは初めてでした。不思議に思うと同時に、「こんな事をやる歳になったんだな」とも思いました。
 とりあえず、目立った異常はないようで、念のため三ヶ月後に血液検査をしましょう、という事になりました。
 一安心すると同時に、その頃はもう秋から冬になる頃だな、これからは、こんな感じで、「数カ月後の予定」が立つことが増えるのだろうな、などと思いました。

2011年08月16日

わかりやすい「配慮」

 Yahoo!トップの「経済」タブに実態はヤミ金…カード現金化商法、規制は困難という読売新聞記事へのリンクがありました。
 用は、「客」にクレジットカードで買物させ、その商品を定価の8割くらいで「業者」が購入するというものです。「業者」は、「客」から買った価格と転売して売った価格の差が利益となります。一方、「客」は、「業者」の買取金で一時的に現金を得るものの、後からクレジットカード業者から定価の請求が来るため、その分が「利子がわり」になる、という構造です。
 記事には、クレジットカードの業界団体が「改正貸金業法が施行されて以来急増した」という「分析」を掲載しています。そして、リンク先であるYahoo!のページは「改正貸金業法」の特集ページとなっていました。
 しかし、本当に「カード化商法」と改正貸金業法に関連性があるのでしょうか。ちなみに、この「カード化」については、20年近く前に描かれた「ナニワ金融道」でも取り上げられています。別に、改正貸金業法施行に合わせて発生したものではありません。

 また、「この商法は改正貸金業法施行の影響で増加した」と主張するなら、法施行前と施行後の摘発件数の差異のような具体的なデータを提示する必要があるでしょう。そうでないと信用性はゼロになります。
 ちなみに、リンク先ページの下には、その「改正貸金業法」に関するリンク集があります。そして、そのほとんどは、「改正貸金業法施行によりヤミ金が増える」という「憶測記事」ばかりです。
 今年6月に金融庁は貸金業法改正で“ヤミ金利用者”減少 金融庁「制度見直し不要」という発表をしています。しかし、該当ページにはそれに関するリンクは一切存在しません。
 つまり、金融庁の発表を無視して、施行前の憶測記事や、クレジットカード会社協会の発表をそのまま載せた記事を掲載し、「改正貸金業法のせいで別の被害者が増えた」という世論誘導をしているわけです。

 なぜそのような事をするのか、という理由はそのページを見れば一目瞭然です。記事の下、さらには横にも、「ローン」の広告が載っています。詳細ページには全部で9つものリンクがありました。
 つまり、サラ金業者はYahoo!にとって重要なスポンサーなのです。したがって、彼らの利益にならない改正貸金業法を叩くようなページ構成になるのわけです。
 なお、記事には「カード現金化商法」の対策がないと書かれていましたが、これもかなりの疑問です。例えば、私が加入しているクレジットカードの一つは、有効期限が5年となっており、しかも5年後には一切審査などなく、新たなカードが送付されました。この期間を短くし、さらに更新時の審査を厳しくすれば、被害の件数は減るはずです。
 しかし、これを行えば、クレジットカード会社の利益も減ります。当然ながらそこから広告を貰っている新聞社やポータルサイトが、そのような「対策案」を提示するわけがありません。
 記事の信頼性は、本文だけでなく、周辺に記載する広告も含めて判断する必要がある事がよく分かりました。その観点において、この改正貸金業法批判の特集ページに貸金業者の広告が大量に載っている、というのは非常に分かりやすい「ページ構成」だと思いました。

2011年08月12日

定期をなくす

 昨日の仕事を終え、新橋から総武快速に乗ろうとしました。諸事情によりsuicaでなく、磁気定期券を使っているため、区間外から乗る場合は、一度券売機に定期を入れて切符を買う必要があります。
 それをやっていた時、皆が改札からホームに向かって走るのが目に入りました。どうやら、発車時間が迫っているようです。もう遅い時間なので、電車のかなり空いています。
 ただでさえ翌日は6時起きなので、ここで一本逃すとかなり帰宅時刻や睡眠時間が変わっていきます。
 というわけで、券売機から切符がでるやいなや、それを持ってホームに急ぎました。しかし結局、ギリギリ間に合わず、ホームで15分以上待つ羽目になりました。しかも、下車する際に、券売機から切符は取ったものの、定期を取るのを忘れたのに気づきました。
 JR東日本の逸失物受付は朝6時からやっています。ちょうどその時間に起きる必要があったので、翌朝、すぐに電話しました。すると、無事定期は新橋駅の事務室に保管されている、とのことでした。
 ちょうど今日はビッグサイトに行く日だったので、重要な業務が一段落した11時過ぎに、ゆりかもめで新橋に行きました。考えてみたら、この時期に国際展示場正門-新橋間でゆりかもめを使ったのは初めてです。
 行き帰りの車内は、「ラッシュ時」を避けた事もあり、比較的空いていました。なかなか面白い時間でした。
 とはいえ、やはり定期をなくした不安感および、取りに行くのに使った時間の無駄は痛手でした。改めて、「駆け込み乗車」のリスクを痛感させられた一件となりました。

2011年08月09日

ロールキャベツ男子

 肉食系とか草食系などという「分類」に派生した「ロールキャベツ男子」なる言葉を見かけました。見た目は「草食」だが中身は「肉食」という事のようです。
 こういう言葉を考案する人も生活がかかっているわけです。したがって、真新しいものを考え続ける必要がある、という事は分かります。とはいえ、肉食・草食ときて、いきなり「ロールキャベツ」というのはいくらなんでも無理すぎるのではないでしょうか。
 この調子でいけば、次は外見が「肉食」で中身が「草食」の「野菜の肉巻き男子」でも登場するのでしょうか。なんか、工夫すればするほど、現実との乖離が広がるのでは、とも思いました。

2011年08月05日

劣化?

 ある大学の先生がネット上の発言の劣化についてというブログを書いていました。その、書き出しは個人的印象だが、ネット上での匿名発言の劣化がさらに進んでいるように見える。となっています。
 匿名掲示板は、10年以上前に初めて見た時に、あまりの異常さに辟易し、その後もほとんど見ていません。したがって、「劣化」しているかどうかは自分には判断できません。
 したがって、この文の主張が正しいかどうかは判断できません。ただ、読んでいて、非常に気になったことがありました。
 その主張によると、紅白歌合戦の視聴率が80%で読売と朝日の部数合計が2,000万部を越えていた時代は、「情報のデモクラシー」の時代だった。 これはリアルタイムでその場に身を置いたものとしては、「たいへん楽しいもの」として回想される。だったとのことです。
 まあ、確かにその頃はネットはありませんした。したがって、著者が憂うるような「ネット上の発言の劣化」も起きるわけがありませんでした。
 しかし、その時代に人々が与えられる情報および、人々が発信する情報が今よりも良かったとは到底思えません。
 たとえば、「ロス疑惑」の時など、あらゆるマスコミが一斉に、結果的には無罪になった「疑惑の人」を殺人犯扱と断定するような論調で、連日あることないこと書いていました。他にも、今にして思えば明らかな間違いを、唯一の真理であるかのように流していた事例はいくらでもあります。
 一方、その受け手のほうも、今と比べて質が高かったとは思えません。たとえば、匿名掲示板の特徴の一つとして、「東アジアの他国民蔑視発言」があります。しかし、これはネットの時代になって出てきたものでもありません。
 当時、普通に暮らしていた人々の少なからぬ人も、当然のように彼らを差別する発言をしていました。その典型例としては、自動焦点カメラが普通に「バカチョンカメラ」などと呼ばれていた事があげられるでしょう。
 いずれにせよ、商業マスコミが情報発信を独占していた時代のほうが、やりとりされる情報の質が高かった、というのは無理がありすぎます。
 匿名掲示板の発言を批判する事自体はいいと思います。しかし、これでは下手すると逆効果になりかねない、とまで思った「批判」でした。

2011年08月04日

肝臓と心臓

 健康診断の結果が帰ってきました。肝機能が要再検査で、心電図が経過観察、という結果が出ました。今までも何度か「要再検査」が出たことはあります。いずれも異常はなかったのですが、さすがに今回は色々と考えさせられました。
 肝機能異常が飲み過ぎである事は明白です。とみにここ数年は、飲みに行って記憶が飛ぶことも少なくありません。飲酒は自分にとって重要かつ貴重な趣味ですが、さすがにこの結果がでるとある程度の見直しは必要だな、と思いました。
 一方の心臓ですが、昨日まで3日連続で10時間勤務をした事もあり、起き抜けに少々胸の痛みを感じました。そこに、この結果をもらい、さらにはサッカーの松田選手が急性心不全で急逝というニュースを見てしまいました。
 それだけに、より自分の心臓への不安感が増してしまいました。
 肝臓と違ってこちらの対策はよくわかりません。いずれにせよ、まだまだ生きてやりたい事が色々とあります。それゆえに、今まで以上に健康に気を付けねば、と改めて思いました。

2011年08月02日

別な意味での「勇者」

 3月の原発災害の直後に、ブログやツイッターで鋭い発言をして話題になった10代アイドルの方がいます。10代のアイドルにはさほど興味はありませんが、その人の書くこと自体が勉強になるので、ファローしたりしています。
 もちろん、本人の発言そのものが有益なのですが、その人に絡む連中の発言はまた別の意味で楽しめます。
 その連中は、「たかが10代の子供の分際で生意気な。こっちは知識と経験があるんだぞ」みたいな感じで、偉そうな口調で絡んできます。ところが、偉そうな事を言う割には、振りかざす知識は、「安全神話」レベルのものでしかありません。その結果、あっさり論破されます。
 ちょっと考えれば、3月10日まで持っていた「原発は安全かつ効率的で、日本経済を支えている」などという事を前提とした知識は、現時点ではすでに「天動説」みたいな物に成り下がっている事など、容易にわかるはずです。にも関わらず、その「知識量と経験の差」を武器にして、大上段から振りかぶっているのです。これでは最初から負けるのは当然です。
 だいたい、仮に論戦で勝ったところで、相手の肩書きは「10代のアイドル」です。別に褒めてくれる人もいないでしょう。そうやってちょっと考えれば、自分が行っているのが「簡単に勝てるわけない上に、仮に勝っても得るものはない」という、「ハイリスクローリターン」な闘いである事は分かるはずです。
 まあ、それが分かるほどの思考力がないからこそ、傍から見れば無謀すぎる闘いを挑んでしまうのでしょうが・・・。典型的な「別な意味での勇者」だと思いました。

2011年08月01日

姑息な「退会防止策」

 長年使っていた、TV局が運営している有料携帯サイトを退会することにしました。目立たない所に配置されている退会へのリンクをクリックしたら、退会者へのアンケートが表示されました。
 これ自体は定番と言えます。そこで、適当に回答を入力し、送信ボタンを押しました。ところが、次に表示された画面は、退会手続きが済んだような済んでいないような微妙なものでした。そこで、マイメニューリストを確認したところ、そのサイトが登録されたままになっていました。
 仕方がないので再度、そこに入り直し、アンケートのさらに奥に隠されていた「本当の退会手続き画面」を発見し、やっと手続きが完了しました。
 確かに、「退会=アンケート」というのに慣れている人をごまかして退会させない、という目的を考えると、このページ構成は「優秀」と言えるでしょう。しかし、そのからくりが分かった人にとって、そのサイト並びに運営しているTV局の印象がどうなるのか、を考えると、この方法が賢明とは思えませんでした。
 なにしろ、このような形で客をあざむこうとするTV局なのです。その「罠」に気付いた人は、そのTV局が発信する情報を信頼しなくなるでしょう。携帯サイトでの収入を維持するために、この会社が失ったものを考えると、これにおける「損得」はかなりの赤字になるのでは、と思いました。

2011年07月25日

新名所?

 夕方、仕事をしていたら、Yahoo!の鉄道運行情報メールが携帯に入りました。それによると、総武快速線の新小岩駅で飛び込み自殺があり、快速は運転を見合わせ、各停は東西線との乗り入れを中止した、とのことでした。
 これで、新小岩駅で今月飛び込みは今月三件目です。しかも、いずれも快速ホームから成田エクスプレスへの飛び込みです。
 最初の事件が起きたのは12日でしたが、この時はかなり大きく報じられました。飛び込んで跳ねられた人が、ホームの人にもぶつかり、最後はホーム上の売店に直撃する、という結果になったためです。
 そして、翌日、さらには半月後に「模倣犯」が発生したわけです。
 もちろん、因果関係は分かりません。とはいえ、最初の事件での報道が、のちの二人に影響を与えたのでは、と思えてしまいます。
 というわけで、やはり少々奇妙な結果を引き起こしたからと言って、飛び込み自殺を大きく報じるのはよろしくないのでは、と思いました。
 もちろん、それ以前の問題として、この毎年3万人が自殺する、というこの現状を何とかする必要があるというのは言うまでもない事ですが・・・。

2011年07月24日

アナログ放送の終焉

 今日の正午で地上波アナログ放送が終了するとのことでした。かなり前にCATVで地デジの契約をしています。まあ、それ以前の問題として、地上波を見るのは週に30分くらいです。
 したがって、全く関係はないのですが、せっかくだから、終焉の時を見ようと思い、相方が見ていた千葉テレビを一緒に見ていました。
 そして、アナウンサー氏が「あと1分でアナログ放送は終了します」と言います。そこで、カウントダウン(?)をしたのですが、12時を過ぎても画面はそのままでした。
 不思議に思いましたが、チャンネルをいじってTVのチューナーでチャンネルを指定したところ、「アナログ終了通知画面」になりました。どうやら、アナログにも色々あるようです。
 切り替わる「歴史的瞬間」を見逃したのは少々残念に思いました。もっとも、それに何か意味があるわけではありません。目的である「アナログ終了」を数秒確認したので、TVへの興味はなくなり、再びPC画面に向かって作業を再開しました。

2011年07月23日

市民不便利帳

 半月ほど前に、家の前に「ちば市民便利帳」なる冊子が置かれていました。そこには、市役所窓口などの電話番号が色々と書かれていました。
 確かに、これが必要な人もいるとは思います。しかしながら、我が家では読む機会はありません。その類の事を知りたければ、市役所のサイトを見れば事足りるからです。
 ちなみに、空き家になって久しい隣家の前にも置かれていました。そして、それが回収される事もありませんでした。人が住んでいようと住んでいまいとおかまいなしに置いているわけです。
 最近、この近辺も人口流出が激しく、ほとんどのアパートに「入居者募集」の看板が出ているほどです。それを考えると、かなりの空き家にこの冊子は配られたと思われます。
 作ること自体は悪くはないと思います。しかしながら、これでは少なからぬ紙と印刷費の無駄になってしまいます。事前に往復はがきを各世帯に送付し、必要と回答した家にのみ配る、などという事はできなかったのでしょうか。
 ちなみに、空き家である隣家の前に放置された「便利帳」は仕方ないので我が家で処分することにしました。それも含め、自分にとってはいい迷惑以外の何者でもなかった「ちば市民便利帳」でした。

2011年07月21日

クオカード1万円分で売れる友達

 電車の中にサラ金屋のお友達紹介キャンペーン広告が掲載されていました。なんでも、紹介した友達が20万円以上借りたら、1万円のクオカードをプレゼントする、とのことです。
 サラ金屋としては、その紹介された客が継続的に借金すれば、1万円の紹介料などは軽くペイするわけです。そう考えると、上手い企画と言えるのかもしれません。
 逆に言えば、紹介した人は、1万円で友人を「サラ金地獄」に送り込むわけです。つまり、「友情」を1万円で「清算」してしまうわけです。そう考えると、えらい安い「友情の値段」です。
 ちなみに、サイトを見たところ、この企画は「アコキャン」という名前とのことでした。その字面を見たときは、関西弁の「阿漕やん」と引っ掛けたのだろうか、などと思ってしまいました。

2011年07月19日

鎌ヶ谷大仏

 鎌ヶ谷大仏という駅は、子供の頃から知っていました。その頃は、漫然と、駅の近くに奈良や長谷寺みたいな大仏があるのだろうな、などと思っていました。ところが、最近になって「大仏」と言いながら、高さが2mもない、という事を知りました。それに興味を持ち、見物に行きました。
 駅の改札を出ましたが、どこにも鎌ヶ谷大仏への案内表示はありません。駅名にはなっていますが、大仏自体は名所ではないようです。
 とりあえず、線路を横断する道路を渡り、右に向かって歩きました。すると、「鎌ヶ谷大仏」と書かれたバス停があり、その裏の墓地に、目標である大仏が鎮座していました。
 バス停からの距離は10mもありません。というわけで、実質的にバス停が大仏の表示板を兼ねている、という感じでした。
 そして肝心の大仏ですが、「小さい」という先入観を持って来たせいか、意外に大きく感じました。これも「大仏」という名前が持つ風格(?)なのだろうか、などと思いました。
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2011年07月17日

理解不能の関連付け

 猛暑による熱中症が多発しているとのことです。それに対して、奇妙な主張をちょくちょく見ることがあります。その象徴が昨日、産経のサイトに載ったついに死者!!菅首相の思いつきで続出する3次被害という記事でしょう。
 いきなり、熱中症による死者のデータを掲載し、その原因を冷房の設定温度を上げたり、使用を極力自粛する傾向が強まったことが、こうした被害の拡大に拍車をかけた可能性がある。と「分析」しています。
 ここまではまあ、現象に対して、その原因を仮説として提示する、という普通の文章です。ところが、ここからとんでもない意味不明の展開が行われます。

 その「節電による熱中症の増加」が発生した原因として、東日本大震災は地震や津波による未曾有の1次被害とともに、福島原発周辺住民の避難に代表される多くの2次被害を生んだ。過剰な節電意識から生じた熱中症は、さしずめ「3次被害」と言ったところだろう。しかも、1次や2次被害と違って民主党政権、とりわけ菅政権と密接不可分な、正真正銘の人災でもある。
 さすがに、こうした事態は浜岡原発の停止要請以来、心の片隅にあったのだろう。首相は13日の記者会見で熱中症患者の急増について「本当に申し訳ないといいましょうか、静養いただかなければならない問題だ」と謝罪した。後ろめたさを感じていたとみえる。
となぜか急に菅首相が出てくるのです。
 「さすがに、こうした事態は浜岡原発の停止要請以来、心の片隅にあったのだろう。」などはまともな日本語にすらなっていません。それだけに全体的に極めて意味不明です。ただ、どうやら「節電意識は菅政権によって広められた。なぜならば、菅首相が浜岡原発の停止要請を行ったからだ」と言いたいのだと推測はできます。
 しかし、これは、こじつけとしか言いようがありません。もし、浜岡原発を止めた結果、電力供給が満足できなくなり、計画停電が発生した。そのため熱中症で人が死んだ、という経緯があるのなら、一応、菅首相の行動との因果関係が成立するのかもしれません。しかし、そのような事はありません。
 前提となっている仮説である「電力の消費を極力自粛する傾向が強まった」を生み出したのが電力会社である事は明らかです。震災直後に「計画停電」を行うなど、「電力不足」を大々的に宣伝しました。そして、「原発を止めると電力不足になる」と宣伝していたのはマスコミです。
 そして実際に異常に暑い夏になっていますが、現実問題として電力供給が止まってはいません。かつて計画停電をした東電などは、副社長が他社に電力融通検討などと言っている有様です。
 もし本当に、節電意識のために熱中症になった人がいたならば、「主犯」は電力会社であり、「共犯」はマスコミ各社となります。t確かに菅首相は就任以来、ろくでもない事ばかりやっています。しかし、この件においては氏の出る幕はありません。
 ギャグ漫画やラブコメで、主人公が自分の都合のいい事を考えているうちに、延々と妄想の世界に入ってしまう、という描写があります。そのような妄想世界をそのまま文章にした、という感じの「記事」でした。

2011年07月16日

謎の白い固体

 我が家の冷蔵庫には、豆腐もできる豆乳が常備されています。ところが、ある日久しぶりに飲もうとコップに注ごうとしたら、重みはあるのに、中身が出てきません。
 試しに振ったところ、中に固体が入っている事が分かりました。
 消費期限を確認したところ、まだまだ余裕がありました。という事は豆腐になってしまったのでしょうか。しかしながら、自分も相方も、にがりを混ぜた記憶はありません。
 というわけで、豆乳が固体になった理由はわかりませんでした。一瞬、試食してみようかと思いましたが、それで腹を壊してはシャレにならない、と思って自重しました。
 そして同時に、初めて納豆や豆腐を食べた人は、ここで自重せずにチャレンジしたのだろうな、などとも思いました。

2011年07月14日

23年前のお勧め品

 職場の飲み会で、老舗の焼き鳥チェーンである「秋吉」に行きました。幹事から店の名前を聞いた時は少々驚いたものでした。なぜならば、その店は、23年前から存在を知っていたからです。
 そのきっかけは、当時愛読していたファンロードという雑誌で表紙を描いた人のコメントでした。そこで、なぜかその人は、「秋吉の焼き鳥と串カツは美味いんだぜ」と宣伝していたのです。
 23年経った今でも、その記憶が強く残っていました。そこで、オーダーを取るとき、「ここの串カツは美味しいんですよ」などと、あたかもその店に通い慣れているかのような口調で注文をしてしまいました。
 実際に食べた串カツも焼き鳥も美味でした。そう思っているのは私だけではないようで、かなり駅から歩く立地であるにも関わらず、20時くらいには店は満席になっていました。
 串料理を楽しみつつ、23年前の思い出にひたれた、というかなり有意義な時間を過ごすことができました。

2011年07月13日

「内部調査」続報

 前日の続きです。二日に一度の割合で定期的に読売で発表される「九電の内部調査によってわかった『やらせメール』の件数」ですが、本日発表で、「やらせ」が130票となり、ついに反対票が賛成票を上回ったとのことでした。
 はたから見るとギャグとしか思えません。この調子だと明後日はどうなっているのでしょうか。
 どうせ「速報」するなら、選挙の開票速報みたいに、「9日現在50通・調査率20%」「11日現在100通・調査率40%」「☆確11日現在130通・調査率50%」みたいにすればより笑えたのに、などと思いました。
 いずれにせよ、一度ならず無責任な数字を発表した電力会社も、それをそのまま載せる新聞社も信頼価値がゼロである、という事だけは確かです。この調子で発表が続けば、仮に「『やらせ』率は99%だった」などという発表記事を見ても、「まだ隠しているんだろう」と思い、素直に信じることはできないでしょう。

2011年07月12日

二日で倍増

 9日の読売新聞に、九電説明会、賛成メールの2割「やらせ」という記事が載りました。「ニュースソース」は「九電の内部調査」でした。
 この記事では、「賛成メール」と「反対メール」の件数を詳しく掲載しています。そして、「賛成」の2割が「やらせ」でも残り8割の件数が反対より多い、という事を暗に主張していました。要は「やらせ」批判に見せかけて、九電を擁護しているのです。
 実際、この記事を読んでということは、8割は「やらせ」じゃないんだ。この8割の意見を「やらせ」扱いしたら、いけないよね。などと喜んだ人もいました。
 ところが、それから二日経って、賛成メール4割やらせ、九電支店長も部下に指示などという記事が載っていました。これまた「内部調査」がソースです。
 わずか二日で倍増したわけです。したがって、最初の記事は誤報だった事は明らかです。しかしながら記事中に「二日前の記事の載った数字は嘘でした」などというくだりの記載はありませんでした。
 ちなみに、数日前に喜んでいた人は倍増しました。100人と仮定した場合でもメールだと126:119 FAX60:44と過半数です。どちらにせよ皆関心は薄いのですね。とトーンダウンしていました。さすがに、「まだ6割は『やらせ』じゃないんだ」と大喜びして、「次の内部調査結果発表」でさらに数字が変わるとシャレにならない、と悟ったのかもしれません。
 やはり、「やらせ」の張本人で、しかも当初は「なかった」と嘘をついていた会社の「内部調査」をそのまま載せるような記事を信じてはいけない、という事なのでしょう。ここに載った数字を信じるなら、まだ衝撃!いいとも打ち切り タモリ「笑点司会者」という東スポの一面を信じるほうがマシだよな、などと思ってしまいました。

2011年07月11日

タバスコ

 お通夜に行きました。その後、一杯飲んだ後帰宅したら、会葬御礼の袋から開封済みのタバスコが出てきました。どうやら、飲んでいるときに誰かが手を滑らせてタバスコを机から落としてしまい、それが私の袋に入ってしまったようです。
 返そうにも、開封状態で持って行かれ、しかも会葬御礼の袋に入っていたタバスコなど、もう客には出せないでしょう。したがって、送りつけられても、店にとっては迷惑でしかありません。
 というわけで返すのは意味がありません。といっても家で使ってしまえば泥棒です。それ以前の問題として、私は生まれてこのかた、家にタバスコを常備した事がありません。別に嫌いなわけではないのですが、そこまで辛味を求めないからです。
 というわけで、さまざまな意味で、処分するよりない、という結論に達しました。同様の事態を発生させないためにも、今後は、お通夜の後に飲んだときは、会葬御礼の袋にタバスコが紛れ込んでいないか注意するよう、心がけることにしました。

2011年07月10日

帽子選び

 帽子を買おうと思い立ちました。最大の理由は、年々増加する夏の日差し対策です。特に外出時に首の裏が日焼けする事が多いので、つばが後頭部も覆うような物にしようと思いました。
 そこで、津田沼に行って二つほど店を見たのですが、似合うものがありません。まあ、生まれてこのかたかぶった帽子といえば、学校やバイトなどでの制帽および試合および観戦でかぶった野球帽しかありません。したがって、どんな帽子をかぶっても似合うようには見えないのは仕方がないところです。
 まあ、見た目のためではなく健康のためです。怪しい人扱いさえされなければ問題はありません。それを基準に再度さがそうと思っています。

2011年07月07日

歯石ふたたび

 一年ちょっと前、口内炎がきっかけで歯医者に行き、その際の検査で、自分の口の中が歯石だらけで、歯肉炎も併発している事を知りました。そこで、歯の手入れを大幅に見直すと決意しました。
 しかし、最初の頃こそマメに磨いていたものの、時間が経つにつれ、段々と手抜きが始まりました。その結果、気がついたら、また歯石が溜まってしまい、再び歯医者で歯石除去を行うことになりました。
 決意が緩むとどのような結果をもたらすかを身を持って思い知った、という感じです。
 当分はまた歯医者通いになりそうですが、ぜひとも「二度あることは三度ある」にならないよう、適切な歯の管理をしていかねば、と思いました。

2011年07月03日

森ガール

 数年前から「森ガール」という言葉をちょくちょく見るようになりました。もっとも、目には入るものの、若い女の子の傾向などには一切興味がないので、これが何を意味するのかは分かりませんでした。
 ただ、10代の頃、東京都港区で生活していた身としては、「森」と聞くと森ビルを連想してしまいます。あの六本木ヒルズをはじめ、港区に何十棟もビルを持っている会社です。港区内を歩くと「第○○森ビル」という看板をよく見たものでした。
 その影響が強いため、「森ガール→森ビル→港区のビル街で働いている女性のようなファッション」と連想していました。その結果、「森ガール」と聞くと、「ビル街でスーツをビシッと着こなして歩く女性」という印象を何となく持っていました。
 しかし先日、用語解説を見る事がありました。そこには、「森にいるような自然派の服装」などと書いてありました。
 冷静に考えてみれば、それが普通の発想なのでしょう。我ながら、奇妙な連想並びに先入観を持っていたものだ、と思いました。まあ、日常生活で「森ガール」について話したり関わったりする可能性はないので、誤解していたところで何ら実害はなかったわけですが・・・。

2011年07月01日

S.M.L ¥100

 朝、マクドナルドでコーヒーを飲んでいたら、「S.M.L \100」という白熊の写真を使ったポスターが目に入りました。
 マクドナルドの商品に詳しいわけではありませんが、「S.M.L」などという商品が存在しない事くらいは知っています。そこで、何かの略称なのだろうか、と思い、カウンター上に表示されているメニューを頭の中で思い浮かべていました。
 すると、かつてマクドナルドのメニューに記載されていた「名物」である「スマイル \0」の事を思い出しました。まだ頭が働いていなかった事もあり、「なるほど、『SMILE』の略称か。しかし、値下げ続きのマクドナルドで、100円も値上げするとはすごいな。カウンターで『スマイル』と言うと、店員が『100円です』と言うのだろうか」などとアホな事が頭に浮かんでしまいました。
 さすがに、そんな事はあるまいと冷静になり、よくよくポスターを見たところ、「炭酸ドリンク S.M.L allsize 100円」と書かれていました。要は、炭酸飲料の100円サービスだったわけです。  それをどうやったら、「SMILE100円」と「翻訳」したのでしょうか。直前まで電車で眠っていたとはいえ、我ながらその寝ぼけぶりには呆れてしまいました。

2011年06月29日

投書の効果

 以前、西船橋駅でトイレに行ったら、中からタバコの匂いが漂い、灰が落ちていた、という事がありました。駅が全面禁煙になったために「違法喫煙所」となったのでしょう。
 その事をJR東日本のサイトの「ご意見欄」に書きました。そして、しばらくしてまた同じ所に行ったら、「トイレでの喫煙は迷惑です。ホームページにも苦情が寄せられています」などという張り紙が出ていました。
 その時は、「投書した甲斐があった」と喜んでいました。ところが先日、津田沼駅のトイレに行ったところ、以前の西船橋と全く同じ状況になっていました。もちろん、禁煙である旨を記載した表示はどこにもありません。
 こちらは、駅のサイトでなく、会社のサイトに投書しているわけです。にも関わらず、連絡がいったのは、該当する駅だけだったようです。規模は似ているのですから、西船橋で起きているのなら、津田沼や船橋でも起きていると考えるのが普通だと思うのですが・・・。
 さすがにもうサイトに投書する気力は起きないな、などと思いながらホームに戻ろうとしたら全面禁煙駅を拡大というポスターが目に入りました。普段は禁煙範囲が広がると嬉しく思うのですが、これを見た時は、「またトイレの違法喫煙が増えるだけだな」としか思えませんでした。

2011年06月28日

最後に貰った教訓

 以前いた職場の人が急死した、という話を聞きました。まだ60前という事もあり、少々驚きました。
 しかし、悲しんだりか惜しんだりという気持ちは一切起きませんでした。残念ながら、その職場にいた時、彼に対して何ら好意や敬意を持つ機会がなかったからです。
 特に、入社した直後の飲み会で、異常な絡み方をされ、極めて不愉快な気持ちにさせられた事は、20年経った今でもよく覚えています。今の考え方で言うなら、明らかにパワハラというやつでした。
 他にもいろいろな「悪い例」ばかり見せてくれました。というわけで、その職場にいた間、彼は「反面教師」以外の何者でもありませんでした。
 そんな事を思い出しながら、「どんな立場の弱い相手に対しても、権力をかさにきて、罵倒したり不愉快な目にあわせたりする事は絶対にしないようにしよう。その相手は、自分が死んだ時にも悲しんですらくれないからな」と思いました。
 まあ、そのような教訓を得たのは彼の存在があればこそだったわけです。それを「教わった」という一点のみに於いては泉下の彼に感謝する事にしました。

2011年06月27日

知られざる功績

 3月の地震からずっと不思議に思っていた事がありました。それは、なぜ同じ東京湾の埋立地なのに、浦安市や千葉市美浜区が甚大な被害を受けて、葛西や台場などには液状化などがほとんど発生しなかったか、という事でした。
 実際、我が家の近くにあり、海まで歩いて20分くらいかかるような美浜区で、建物が居住不能になってテナントが全て出て行った商業施設を見ました。一方で、葛西の埋立地に住んでいる知人は、ほとんど何も被害はなかったとのことでした。
 ところが、先日、ある一級建築士の人にその疑問を尋ねたところ、間髪を入れずに答えがきました。それは、「行政の違いです」というものでした。
 埋立地の強度基準は、都道府県ごとに定めることが可能なのだそうです。そして、台場や葛西の埋立が行われた時の都知事は、その基準をかなり厳しく定めたそうです。一方、浦安や美浜を埋め立てる時の千葉県知事は甘い基準を定めたとのことでした。
 その結果が、東京と千葉における埋立地の被害の差になった、とその建築士は言っていました。
 その人が都知事だった頃、私はまだ子供でした。しかしながら、新聞を見たりして、その知事が福祉の増進に力を入れるなど、企業より住民を優先する政治を行っていた事は知っていました。しかしながら、新聞はその知事の事を「財政赤字を増やした」などとけなしていました。新聞社の広告スポンサーには受けが悪かったゆえなのでしょう。
 しかし、結果的にはその知事のおかげで、埋立地に済む都民は、あの大地震において生活を奪われずにすんだわけです。そう考えると、その知事は30年後の住民にまで恩恵を与えた大政治家だったと言えるでしょう。
 もっとも、当時からけなしていた商業マスコミが、そのような功績を伝える事は絶対にありません。一方で、商業マスコミ受けをする知事は、どんな愚政を行っても、褒められる続けるわけです。
 意外な所でその元知事の功績を知ると同時に、それが伝えられる事がない、という現実の異常さを考えさせられました。

2011年06月25日

電車内刺繍

朝、電車に乗ったら、座りながら奇妙な動きをしている人がいました。
膝には布が置いてあり、その人は懸命に手を動かしています。
気になってよく見てたところ、手には縫い針がありました。どうやら、膝にある布に刺繍をしているようです。
電車の中で化粧をしている人を初めて見た時も何ら驚かなかったものでしたが、さすがにこれを見た時はギョッとしました。
小さい縫い針とはいえ、先端は鋭く尖っているわけです。万が一急停車などして、隣の人に刺さったらどうなるか、とか考えないのでしょうか。
世の中には色々な感覚の人がいるんだな、と朝から驚かされた一件でした。

2011年06月24日

インタビューの基本ができていない記事

 ある新聞を読んでいたら、ドイツ人政治家のインタビューが載っていました。その新聞は、「ドイツは脱原発宣言をしているが、フランスの原発で作った電気を輸入するようになった。また、脱原発をすれば電気代が上がる」などと常日頃主張しています。
 しかし、その政治家はそれらの「疑念」に対し、具体的な数値を挙げてそれらの説が誤りである事を指摘していました。ちなみに、夏は水温が上昇するため、フランスはドイツから原発7基分の電力を輸入している、とのことでした。
 具体的なデータを挙げずに「輸入」「値上げ」などと書いている、その新聞に載っている記事とはえらい違いです。
 論破されて困ったらしく、その「インタビュー」の最後には、「脱原発で経済に悪影響を及ぼすという声もある」などという感じの文章で締められていました。
 「インタビュー記事」の文末を、本人が言った事と正反対の「主張」で締める、などという事はかなり非常識です。
 たとえて言うなら、スポーツ選手のインタビューで「自分はずっと国内でやっていく。海外に出る気はない」という本人の言葉の後に、「関係者の話によると、来年の海外移籍は決定的という説が有力である」と書いて、それで文章を締めているようなものです。
 自社の主張が最優先という考え方なのでしょうが、他人の話を紹介する最低限の常識すらわきまえていない、というのはいかがなものかと思いました。改めて、商業マスコミの劣化ぶりのひどさに呆れさせられました。

2011年06月23日

録画機交換

 6年ほど前に買ったHDD・DVDレコーダーが老朽化し、早送りすらできなくなりました。そこでブルーレイも使える機種で一番安いのに交換しました。
 前のと同じ会社のを買ったのですが、とりあえず、奥行きが半分くらいになっていたのには驚きました。
 説明書によると、デジタル放送と連動して録画する、様々な機能が搭載されているとのことでした。しかしながら、我が家はケーブルテレビを通して各放送を見るため、それらの機能は一切使えません。
 別にたいして録画するわけないので、そんな機能があっても使うことはありません。しかしながら、やはり少々損をしたような気分になりました。
 まだ触ったばかりなので、よくわからない部分も多々あります。まあ、今回のも6年くらいの付き合いになると思うので、気長に理解していきたいと思っています。

2011年06月22日

昔ながらのあっさりした?

 数カ月前に駅前にできたラーメン屋の前を通りかかりました。入り口に冷やし中華のポスターが貼ってあり、「昔ながらのあっさりした味」と書いてありました。
 そういえば、今年はまだ冷やし中華を食べていなかったな、などと思い、入ることにしました。注文したところ、後から来た客が頼んだラーメンが来たのに、こちらの冷やし中華はまだです。それだけに、「よほど気合を入れて作っているんだな」と期待が増しました。
 ところが、そこまで待って出てきた皿を見たときは驚きました。皿の縁に、少なからぬ量のマヨネーズが盛られているのです。
 自分はもともとマヨネーズは嫌いです。しかし、それを割り引いてもこれは変だと思いました。昔の冷やし中華にはマヨネーズなどついていませんでした。さらに、これだけの脂肪と卵の混合物がつけば、「あっさり」でもなくなってしまいます。
 可能なかぎりよけましたが、やはり少なからぬ量がスープに混ざりこんでしまいました。もちろん「あっさり」とはほど遠い味でした。
 これほどまでに「看板倒れ」の商品を見たのは久しぶりでした。当然ながら、この店で食べるのは、これが最初で最後となりました。

2011年06月21日

裏方の裏方の裏方

 日本でもっとも知名度の高い施設の一つで仕事をしました。といっても、別にその豪華なロビーに行ったわけではありません。
 どんな施設にも裏方は存在します。そして、その裏方の下には多数の協力会社があります。その会社にトラブルが発生し、その対処をしに行きました。さしずめ、裏方の裏方の裏方仕事、と言ったところでしょうか。
 今回の案件は配線のトラブルでした。そこで、デスクの裏にある線の固まりを解きほぐし、纏めたり付け替えたりしました。線はホコリだらけで、しかも節電のためか空調もほとんどきいていません。文字通り、汗まみれホコリまみれでの仕事となりました。
 ほんのちょっと離れた施設の「表舞台」の豪華さとは極めて対照的です。しかしながら、別世界の話というわけでもありません。この作業も、その「表舞台」が円滑に運営される事と極めて間接的ながら関係しています。
 そんな事を思いながら、なんとか仕事をこなしました。

2011年06月20日

判断基準

 今に始まった事ではありませんが、特に今年の春になってから、マスコミおよび彼らが持ち上げている政治業者の発言の異常さがひどくなったように感じます。
 その異常ぶりには呆れるよりありませんが、あまりにも同じ論調が大量に流され続けるのを読んでいると、「ひょっとして、彼らは正常で、おかしいのは自分のほうなのかも」などという考えが頭をよぎることもあります。
 そういう考えになった時は、彼らの過去の発言と現在を照らし合わせる事にしています。すると、いかに彼らが無責任な事を言い、しかもそれが間違いであることが明白になっても、それに対して何一つ責任を取らない、という事を確認できます。
 その結果、やっぱり異常なのは向こうだったんだな、一安心することができます。もちろん、彼らの発信を信じる人が多々いるわけです。したがって、本当はそんなので安心してはいけない、という事は重々承知はしているのですが・・・。

2011年06月19日

草むしり

 諸事情により、畑で草むしりをすることになりました。20代前半に実家の庭でやって以来、行った記憶がないので、ほぼ20年ぶりの草むしりとなりました。
 さほど成長した草はないので、体力は消耗しません。しかし、前日の雨の影響か、かなり芽吹いており、細かいのをチマチマと抜き続けたため、かなり神経を使いました。
 そんな事をしながら、この雑草に意志があったら、「栄養価の高い土に生えることができてラッキー」とか思っていたのだろうな。しかし、結果的にはここに生えてしまったために、生まれてすぐ抜かれる運命になってしまったのか、などと思ったりしました。
 それはともかく、約20年ぶりの土いじりはなかなか楽しいものでした。やはり人間、たまには土に触れなければな、などとも思いました。

2011年06月17日

四度の県境ごえ

 仕事で木更津に行くことになりました。朝イチか夕方なら直行直帰するところですが、先方と会う時間は13時とのことです。したがって、一度都内の会社に出社し、アクアラインで現地に行き、同じ経路で会社に戻り、仕事を片付けてから帰宅、というスケジュールになりました。
 というわけで、一日に4回、千葉県境を越える、という経験をしてしまいました。まあ、通勤電車で江戸川を渡るのと、アクアラインで東京湾を渡るのでは全然雰囲気も意味合いも違います。したがって、「何度も千葉県に出入りした」という印象はあまりありませんでした。
 ちなみに、五年ぶりに降り立った、かずさアカデミアパークは、相変わらずだだっぴろい「企業誘致予定地」が広がっていました。それを見て、この「予定地」は五年後もたいして変わらないだろうな、などと思いながら、仕事を片付けました。

2011年06月16日

所持金32円

 今日は予想外の出費がいくらかあり、気がついたら財布の中に32円しか入っていませんでした。さすがに不安なのでどこかのコンビニで下ろそうかと思ったのですが、そういう時に限って、コンビニが見当たりません。
 まあ、今日はもう金を使うこともないし・・・などと思いながら、目的地に行って、用事を済ませました。
 そして、帰りに電車に乗ろうとした時、「そういえばここは定期の区間外だから切符を買う必要がある」という事に気づきました。仕方がないので、モバイルSuicaで入り、定期の有効区間に入ったところで一度改札を出て、再度定期で入りなおしました。
 無駄にした時間は数分でしたが、ちょっとした「文無しの悲哀」を感じてしまいました。クレジットカードと電子マネーを持っていれば、大概の事は済む時代ではあります。しかし、やはり財布の中の現金は絶やさないようにせねば、と改めて思った一日でした。

2011年06月14日

代表取締役交代の「受益者」

 東京メトロの取締役交代が発表されました。代表取締役(以下「代取」と表記)副社長が社長に昇格する一方で、代取社長が取締役相談役となり、代取会長ともう一人の代取副社長が退任します。
 一方、新たに代取副社長になった人の前任は顧問でした。よその会社の仕組みなどよくわかりませんが、代取が三人もやめて、代わって顧問二人が代取になる、というのは一般的だとは思えません。何か大掛かりな社内抗争でもあったのだろうか、などと思えてきます。
 もちろん、いち利用者としては誰が代表取締役であろうと、社内で何が起きようとどうでもいい事です。ただ、普段からこの会社のサイトを見ている身としては、感慨深い(?)ものがありました。
 今度退任する代取社長は梅崎さんという人なのですが、この「崎」の右上は「大」でなくて「立」です。さらに、退任する代取会長は吉田さんなのですが、この「吉」の上も「士」ではなく「土」です。つまり、いずれも標準の文字コードに存在しない字を使っているわけです。
 こういう文字をサイトに表記するには、その文字だけ画像にするか、平仮名もしくは■などで表記し(「よし」は土の下に口)などと注釈をつけるよりありません。当然、サイトを作る側とすれば、かなり面倒な事になります。
 特に、「梅ざき」さんは代表取締役社長なだけに、会社の公式発表があるたびに登場していました。そして、「さき」を画像にしたHTMLファイルが作られていました。
 自分も、以前の仕事でWEBサイト担当をやっていたとき、その類の苦労をしていました。それだけに、この画像で表記された「さき」を見るたび、担当者の苦労を思って同情したものでした。
 それに対し、次期代取社長は「奥」さんで、他の新代取二人も標準文字で表記できる苗字です。それを見たときは、「これで、東京メトロWEBサイト担当者も仕事がかなり楽になるだろうな」などと、思ってしまいました。

2011年06月13日

世界10位の新聞

 海外のサイトに、世界の新聞発行部数ランキングが載っていました。1位は読売で1,400万部となっています。ただし、先月の読売発表によると995万部との事でしたから、少々古いデータのようです。
 いずれにせよ、このランキングを見ると、日本の新聞社が世界的に見て圧倒的な部数を発行していることがわかります。何しろ、上位10社のうち、7社までが日本の新聞で占めているのです。
 子供の頃、よく「クオリティーペーパー」として名前を聞いていた「ニューヨーク・タイムズ」の部数は静岡新聞以下だというのですから驚かされます。
 そんななか、全世界ベストテンに入っていたのが東京スポーツでした。姉妹紙の中スポ・大スポ・九スポも含んでの数字なのでしょうか。
 その東スポの象徴といえば、何と言っても一面の見出しです。昔、ラジオ番組で東スポの編集者が「一般スポーツ紙の一面が、『○○選手、活躍』という見出しになったら、我々は『○○選手の活躍の裏にオンナあり』という見出しを作る」と言っていたのは、今でもよく覚えています。ちなみに、今日の一面見出しは盗撮被害者のでした。
 これで「世界10位」とは・・・と一瞬思いました。しかし、落ち着いて感がてみれば、特に最近は他のベストテン入りした新聞も似たようなものです。ちなみに昨日の経済新聞の一面には、「風力発電のトラブル>福島原発事故」という前提での原発推進記事が載っていました。
 そう考えると、この「東スポ世界ベストテン入り」は、日本の新聞の部数と中身の関係を象徴するものなのかも、などとも思いました。

2011年06月11日

100円どんぶり

 千葉に行ったら、駅前で、「スタ丼(スタミナ丼)」の開店キャンペーンチラシを配っていました。なんでも、580円の「スタ丼」を100円で提供する、とのことです。
 ちょうど目的地の近くに店があった事もあり、用事が済んだあと、寄ってみました。行列ができていたのですが、食事時ではない事もあり、これなら少々待てば入れそうです。そこで、並んでみました。
 携帯でツイッターなどを見ているうちに時間が来て店に入りました。ただでさえ行列ができるほど客が来ているうえに、開店直後です。アルバイトの半分くらいは慣れていない感じでした。それを、本部もしくは他店から来た社員が細かく指示しています。
 考えて見れば、開店直後の店に入った事などありませんでした。そのため、このような店の状況を見ることもありませんでした。
 肝心の「スタ丼」のほうは、100円なら安いけれど、580円なら高いな、という感じの味でした。しかしながら、このような店の雰囲気を知ることはかなり貴重でした。
 普段、行列には並ばない主義なのですが、今日は並んだ甲斐があったな、と思いました。

2011年06月09日

携帯電源禁止地帯

 総武快速の1号車に乗りました。この車両は先端が運転台で、連結器のあたりにトイレがあるため、両端に席がありません。そのため、真ん中の七人掛けを色分けして、五人分を優先席に、残り二人分を普通の席にしています。
 そして、通常の優先席と同じく、携帯の電源を切るように、との表示がありました。
 基本的に優先席には座らないようにしているのですが、この時は、車両全体で空席はその優先席の一つだけで、他に立っている人は誰もいません。というわけで、そこに座ることにしました。
 そして一応、表示にしたがって、携帯の電源を落としました。周りの人々は普通に携帯を操作していましたが・・・。
 次の駅に着くと、二つ隣の一般席が空いたため、そちらに移って携帯の電源を入れました。自分でやってみると改めて、「優先席では携帯の電源を落とすように」という決まりは無意味すぎる、という事を痛感しました。
 現在の「ルール」になってからかなりの時間が経ちます。いい加減、そのおかしさに気づく鉄道会社が出てもいいのでは、と改めて思います。

2011年06月08日

2900%アップ

 Google WEBマスターツールで、アクセス状況を見ていました。すると、検索キーワードの2位に「巨乳」という単語が来ており、Googleでの表示件数は4,500で、前月比が「2,900%↑」と表示されていました。
 これでヒットするページは、巨乳ハンターというギャグ漫画の感想を書いたものです。しかし、そこの文章では「巨乳」についてはほとんど触れていません。
 それがなぜ、このような驚異的なヒット数増加を果たしたのだろうか、と不思議に思いました。強いて思いつくとしたら、その文章の主題である、プロ野球の田淵幸一氏の事でした。氏は、今年から入った職場において、当時に劣るとも勝らず、いろいろやらかしている、というニュースを先日見たのです。
 今は野球を見るのを辞めた私にすら、自然とその情報が入ってくるのですから、相当の「やらかし」ぶりなのでしょう。
 それでGoogleにおける田淵氏の評価(?)が上がり、それに引きずられて、該当ページの表示順位も上がったのだろうか、などと思いました。
 これはあくまでも想像で、真相は分かりません。いずれにせよ、「2,900%上昇」などという数値を見る機会はなかなかないと思います。それだけで十分に貴重な体験ができました。

2011年06月07日

ある老人の独り言

 電車に乗っていたら、隣に老人が座ってきました。一人で乗ってきた感じなのですが、座るやいなや、「今の若い人はいいねえ!」と大声で語り始めました。
 私も含め、周りの人は関わりたくなくて聞こえないふりをしていました。そんななか、その人は、自分が有名製薬会社の重要なポジションで70歳までひたすら働き続けた、などと語っていました。
 それが本当なら、取締役→顧問、という感じで70歳まで会社にいた事になります。つまりは、かなり成功した人なわけです。
 それほどの人が、電車の中であてもなく話し相手を求め、しかもそこで語れる「70年以上の人生」が仕事だけなわけです。聞いていてかなり寂しいものがありました。
 また、そう感じつつも同時に、雇用を始め、さまざまな点で切り捨てられている、少なからぬ「今の若い人」と比べれば、この老人の空しい現在のほうがまだ幸せなのかもしれない、とも思いました。

2011年06月06日

玉川通りと駒沢通り

 駒沢オリンピック公園までサッカー観戦に行きました。過去一回だけですが、この公園で一度草野球をした事があります。また、10年くらい前までは、とある用事でその手前にある駒沢大学に何度も行っていました。
 その時の経験から、東急の駒沢大学駅から試合場まで歩くのは避けようと思いました。そのため、渋谷からバスで行くことにしました。
 バスは「246」こと玉川通りを進んで行きます。沿道を見ていると、看板が外れて古びて落書きされたシャッターが下がっている潰れた店や「貸店舗」と書かれた看板を何度も見ました。
 もちろん、ここ20年以上続いている消費不況の影響なのでしょう。それは分かりますが、この長大な「シャッター通り」にはかなり驚かされました。
 一方、帰りは出口近くにあるバス停から、駒沢通りを通って恵比寿に出ました。先程の玉川通りと1キロちょっと離れて並走している通りです。
 しかし、沿道の風景はかなり違いました。年季の入っている古い商店や、最近出来た感じの店など、さまざまな商業施設が沿道にありました。行きに見たような寒々しい光景はほとんど目にしませんでした。そのため、沿道を見て感じる「明るさ」が行きと帰りでは全然異なりました。
 同じ地域なのに、道路によってなぜここまで違うのかは分かりません。いずれにせよ、興味深いものを見ることができました。

2011年06月04日

8-2連勤

 今月頭は面倒な仕事があり、5月30日から8連勤になる予定でした。ところが、昨日遅くまで働いた事もあり、ことのほか順調に予定が進み、明日は休めることになりました。
 月曜から土曜まで働いて日曜に休み、というだけの話ですが、なんかやけに得した気分になります。普段の6連勤の時よりも、一週間が早く感じました。錯覚の一種な事は分かっていますが、損したと感じるよりはいいと思うことにしました。

2011年06月02日

刺身の名前

 取引先から貰った刺身が職場で振舞われました。食べに行ったところ、新卒の女性社員と一緒になりました。二人で食べているうちに、魚の名前が何か、という話題になりました。
 何度も食べたような記憶はあるのですが、名前が分かりません。42年近く生きてきて、刺身は小さい頃から好物です。しかしながら、マグロ・イワシ・イカ・タコ・甘エビ・サケ・ホタテくらいしか名前が分かりません。後は全部「白っぽい刺身」「ピンク色の入っている刺身」としか認識していません。
 一方で、新卒の社員は、「ブリかハマチですね。でも臭みがないからハマチですか・・・」などと言っていました。後で持ってきた人に尋ねたところ、イナダとの事でした。調べてみたところ、体調50cmくらいの若いブリを関東ではイナダ、関西ではハマチと言うとの事でした。つまり、完全に的中していたわけです。
 こちらのほうが倍近く生きているわけですが、刺身の知識については完全に向こうのほうが格上です。それを知った時はさすがに、もう少し刺身の名前を覚えたほうがいいかも、と思いました。

2011年06月01日

不法投棄

 数日前、アパートの管理会社からゴミの不法投棄防止に関するお知らせがまわってきました。実際、以前から我がアパートのゴミ捨て場には以前から、不法投棄が色々とありました。そして今朝も、二つほど「不法投棄です」と張り紙されているゴミが捨ててありました。
 ただ、本当にうちのアパートの人が捨てたのだろうか、と思うこともあります。いつ不法投棄が行われたのか分かりませんが、仮に、不法投棄をしようとゴミを持って部屋を出た際に誰かとはちあわせたら、かなり気まずいものがあると思います。
 また、我がアパートのゴミ捨て場は、車がすれちがえるほどの幅がある通りに面しています。それもあって、離れた所に住む輩が、「格好の不法投棄場所」として使っているのでは、と思っています。
 いずれにせよ、不法投棄だのそれを注意するお知らせを見るのは気分のいいものではありません。何かいい対策はないものか、と毎度ながら思いました。

2011年05月31日

魚の骨

 昔から焼き魚の骨を食べるのが好きです。一見、味などなさそうに見えますが、歯ですり潰すと、独特の旨みが出てくるのです。
 特に、今日食べた魚の骨は、すり潰した後に、かなり濃厚な旨味が出てきました。そのため、魚肉の味→骨の歯ごたえ→最後の旨味、と三段階に味を楽しめ、かなり得した気分になりました。
 なお、言うまでもない事ですが、慣れないと、骨がのどに刺さったりします。したがって、自分的に好きな事ではありますが、他人にはお勧めできません。

2011年05月29日

5月の台風

 台風2号が西日本に来ました。現在は温帯適圧になったそうですが、かなりの暴風雨で、怪我人や大規模停電も発生したとのことです。かつて、台風といえば秋に来るもので、1号とか2号などは、赤道近くに発生し、日本とは全然異なる方向に進んで消えるものでした。
 それが日本に来るばかりか、かなりの被害を出した、というのですから、世の中変わったものです。
 その一方で、5月末だというにも関わらず、梅雨入りもしているそうです。台風と梅雨が一緒にくるなど、以前は考えられないことでした。
 気象の世界も年々変わっているようです。そのうち、自分が子供の頃に持っていた「天気の常識」は全て通じなくなるのでは、などと思いました。

2011年05月27日

点はいらない

 Yahoo!でサッカー速報を見ていました。画面右には、試合中に観戦者が「つぶやき」ができるスペースが設置されています。
 そこに、ある人が「点はいらない・・・」と書きこんでいました。前半20分くらいで、両チームとも得点が入らない、という事を伝えたわけです。
 すると、それに対して、「何で点はいらないんだ?勝手に決め付けるな」という返信がつきました。どうやら、前に書いた人が「点は要らない」と書いたと勘違いしたようです。
 この類の勘違いとしては、電報が主要な通信手段だった時代に考案された「金ヲクレタノム」が有名です。ただ、これは、誤読である「(親が)金をくれた、(だから)呑む」という言葉が日本語としておかしすぎ、かなりの違和感がありました。
 それに対し、この「点はいらない」は、どちらの解釈でも違和感がありません。実際に、勘違いした人もいるわけです。この「点はいらない」はそのまま国語の例文に使えるような「名文」では、と思いました。

2011年05月24日

モスバーガークラシック

 仕事で出かけた先にあった、「モスバーガークラシック」という店で昼食を取りました。名前を見たときは、開業当初のモスバーガーを再現した店なのか、と思いました。ところが、中に入ってみると、そのような雰囲気はありませんでした。
 壁には洋楽のレコードジャケットが飾られており、カウンターには洋酒が並んでいます。出てきたハンバーガーも、通常のモスバーガーとはかなり違う、アメリカ風のものでした。
 どうやら、「クラシック」がかかっているのは「モスバーガー」ではなく「バーガー」のようです。つまり、昔のアメリカにあった、ハンバーガー店を意識して作られた店のようでした。
 普通のハンバーガーを頼んだのですが、値段は、普通のモスバーガーで売っている「ハンバーガー」の四倍しました。味のほうは、まあ値段相応かな、という感じでした。
 面白い発想だとは思いましたが、「昔のアメリカ風ハンバーガー」を売りにするなら、「モス」というブランドを冠するのはむしろ邪魔なのでは、という気もしました。
 やはり「モス」で「クラシック」にするなら、1972年に成増で開業した時の味および雰囲気を再現したほうが、話題になったのではなどと思った次第です。

2011年05月23日

もずく酢ブーム

 今月に入ってから晩酌のつまみとして、もずく酢にハマっています。以前から酢のものも海藻も好きでしたので、別に味覚が変わったわけではありません。
 きっかけは、納豆型パックで三個を一セットで売られるようになった事でした。従来の売られていた、大きめのパックですと、一人で一回に食べるのにはちょっと多く、買う気は起きませんでした。
 それが、あのサイズになり、食べやすさや値頃感が大幅に増した感じがし、ハマったというわけです。
 ちょっとパックを変える事で、ここまで印象が変わるとは思いませんでした。その発想に驚きつつ、毎晩、もずく酢で一杯やっています。

2011年05月22日

誕生日とこの一年

 今日は誕生日でした。一年前の誕生日では、停滞しつつある状況を打破したい、などと思っていましたが、結局あまり変わることなく、一年を過ごしていました。
 ただ、その間に、いろいろと変化はありました。どちらかと言えば良くない事のほうが多かったという感じです。ただ、良くも悪くも、それは自分にとって大きい事でありました。
 少なくとも、来年の今も「また停滞した一年を過ごしてしまいました」と書くことはできません。それなりの覚悟を持って過ごす年にしたいと思っています。
 あと、誕生日にあたり、家族やお世話になっている方からお祝いのメールなどをいただきました。何歳になっても誕生日を祝ってもらえる事は嬉しいものです。あらためてお礼申し上げます。

2011年05月21日

講義の時間配分

 ある勉強会に行ってきました。最初、二人の大学名誉教授が1時間ずつ説明をする、という予定になっていました。最初の講義は事前に貰った資料によると、8頁中最初の3頁が理論編で、残りの5頁が実践編、という感じでした。
 となると、理論編は20分くらいで終わるはずです。ところが、講師の先生はその話に熱中してしまい、30分経っても続いていました。
 結局、本題であるはずの実践編に入ったのは、終了15分くらい前でした。少し延長があったものの、資料の半分近くは使われずに終わってしまいました。
 大学の名誉教授ですから、何度も講義や講演をしていると思います。それだけの経験があっても、このような事になってしまうのです。
 限られた時間の中で、言いたいことを適切に配分して話す、というのがいかに難しいか、改めて実感しました。
 ちなみに、その「理論編」は物理学の話でした。物理の勉強を最後にしたのは高校一年の時でした。そのため、約26年ぶりに「ジュール」だの「モル」だのといった単位を聞くことができました。
 本来の目的を達せられなかったのは残念でした。ただ、久しぶりに「物理の勉強」ができた、というのはある意味貴重な経験だったと思い、その点では満足できました。

ハイリスク・ノーリターン

 ロイターという通信社が「21日に地震、世界破滅へ」、米キリスト教徒が予言という記事を配信していました。
 なんでも21日に地震が発生し、信仰心の厚い人は天国に召されるが、そうでない人は取り残され、数カ月にわたって続く世界の破滅に巻き込まれるという。などという「予言」をしている「キリスト教徒」がいる、とのことです。
 まあ、この類の宗教家は腐るほど存在します。そして、過去、例外なくその「終末予言」を外しました。何千年もの人類史の中で、完膚なきまでに正解率0%なわけです。
 もちろん、個人の自由ですから、別に何を「予言」しようと知ったことではありません。とはいえ、この「終末予言」ほど無意味なものはないのでは、と毎度ながら思います。  仮に、予言が成就して人類が滅亡したところで、この「予言者」を褒めてくれる人はどこにもいません。何しろ、滅亡しているのです。
 一方、外れた時は、皆にボロクソにけなされるわけです。もちろん、この類の連中は「外れたときの言い訳」を語る技術は豊富に持っています。しかしながら、いくらハッタリをかましたところで、「嘘つき」のレッテルは外しようがありません。
 とはいえ、その「終末予言」に恐怖した信者からたんまり金が入る、というプラス要素が、「インチキ予言者」という蔑称を得るマイナス要素をはるかに上回る、というのが現実なのでしょう。それが続く限り、このような「ハイリスク・ノーリターン」な事を言う「予言者」は後を絶たないと思います。

2011年05月19日

交通系ICカード「全国」展開

 現時点では部分的しか「相互乗り入れ」をしていない交通系ICカードが、2013年よりJR系を軸にして広域的な相互利用を可能にする、というニュースがありました。
 これについて、少なからぬ報道機関が「全国で相互利用可能に」という見出しで報じています。
 しかし、これを「全国」というのはちょっと違うのでは、と思いました。実際に相互利用可能になるのは、首都圏・近畿・東海・福岡・札幌だけの話です。他の地方都市でも、ICカードが利用出来る交通機関は多数あります。
 そんな中、読売はICカード乗車券、13年春に共通化…四国以外という、やけに「除外地区」が目立つ見出しをつけていました。
 一応、他の三島では使えるのに、四国だけは仲間はずれ、という意味なのでしょうか。これを書いた記者は四国出身なのだろうか、などと思ってしまいました。
 ちなみに、我が家は相方の里帰りの関係で、毎年松山に行きます。そのため、伊予鉄道の「い~カード」がSuicaと「相互乗り入れ」してくれると非常に助かります。
 なお、「い~カード」は、日本で初めての携帯で電車に乗れるシステムでした。その歴史に恥じないような「乗り入れ拡大」を進めてほしいものです。

2011年05月17日

声も上がっている?

 新聞記事などで、よく「これについては国民の中には批判の声も上がっている」などという形で、報じる対象を批判している文章があります。
 確かに、そういう声が上がっているのは確かでしょう。なぜならば、ある事について、国民が一人残らず賛成もしくは反対する、などという事は現実的にはありえません。したがって、どんな事にでも「批判の声がも上がっている」のです。
 したがって確かに、嘘ではありません。しかし同時に、その「声も上がっている」という文言には何の意味もありません。なぜならば同じ記事のその部分を「これについて国民の中には賛成の声も上がっている」と書き換えても、それまた事実であるからです。
 つまり「上がっている声」というのは、書いている記者や、所属している新聞社の意見でしかないのです。しかし、建前上、記事は「客観的」であるという事になっています。そのため、「記者はこう考えている」というのは社説や主張記事でない限り書けません。そこで、「声」に本音を込めながら、「客観的記事」を装っているわけです。
 もちろん、どんな書き方をしようと完全に客観的な記事など存在しえません。ただ、その中でも特に「声も上がっている」という文言があるものは、特に著しく客観性に欠ける記事である、と思っています。

2011年05月16日

昔読んだ本

 書店で、若い頃に愛読していた人の本が出ていました。関心がある内容なので立ち読みしました。かつて出版した本に加筆して出した本なのですが、何十年前に書かれたとは思えないほど、非常に興味深い事が色々と書かれていました。
 一瞬、買おうと思ったのですが、確かこの人が同じ題材を描いた本を若い頃に買ったような記憶が、おぼろげながらありました。そこで、一度帰宅し、調べてみました。
 すると、本棚のかなり奥にその本がありました。奥付を見ると1988年となっています。まあ、23年前ですから、忘れているのも仕方がありません。しかしながら、一度読んだ本を改めて読んで、新鮮な驚きを得る、という自分の記憶力のなさには少々呆れました。
 もっとも、読まなかったにも関わらず、その後の二度の引越しでも捨てることなく保管していたわけです。それだけ、その本が重要である、という事だけは忘れていなかった、という事なのでしょう。
 というわけで、読んだ事および持っている事を忘れた自分は叱りたい気分になりましたが、それを捨てずに保管していた自分は褒めてやりたくなりました。

2011年05月14日

本厄

 ツイッターで自分と年が近い人が厄年について書いていました。そこで、調べてみたところ、昨年が自分の本厄だった事を知りました。
 振り返ってみましたが、特に昨年、ひどい病気をしたり事故にあったりはしていません。
 一番厳しかった事といえば、会社の人件費抑制方策の影響をかなり受けた事でしょうか。しかしながら、別に自分一人の話ではありません。
 というわけで、自分にとっての「本厄」は、終わって5ヶ月くらい経って「そういえばそうだったのか。でも特に何もなかったな」と振り返る程度のものでしかなかったようです。
 もともと、その類の縁起物は機にしていませんでした。そして、今回の件で、より一層その「不信心」が深まりました。

2011年05月13日

中立?

 津田沼の駅ビルに入っている書店に行ったら、「推進派でも反対派でもない中立の立場でかかれた原発書」などというポップで宣伝されている本がありました。福島で発生した事件を受けての考え方において「こんな危険な事になったのだから原発はやめる」が反対派で、「事故があっても原発は続けるべきだ」というのが推進派です。
 そのどちらでもない「中立派」など存在するのか、と思いつつ、何ページかめくってみました。
 そして、無作為に開いたページの全ては「原発推進」の論調で埋め尽くされていました。ちなみに、風力発電については「醜い風力発電機が乱立している」みたいな事が書いてありました。中立どころか、筋金入りの「信者」です。
 考え方は人それぞれですから、別に現時点で熱心に原発推進をする本が出ることは理解できます。しかしながら、なぜそのような本に「中立」などという意味不明かつ本の内容とかけはなれているポップをつけたのだろうか、と不可解に思いました。
 こうすれば、「客観的な論調」を求める人が騙されて買うと出も思ったのでしょうか。
 そのあたりはよく分かりません。いずれにせよ、この店に掲示されているポップを真に受けて本を買う事はできないな、ということだけは、強く心に刻まれました。

2011年05月11日

高飛車

 富士急ハイランドが、「高飛車」という名前の絶叫系ジェットコースターを7月に運行開始する、と発表しました。
 この遊園地では、派手な演出の絶叫系ジェットコースターに奇抜な名前をつける、というのは定番のようで、今回のものはシリーズ第4弾になるとのことです。
 遊園地にも絶叫系ジェットコースターにもさほど関心はないのですが、今回の発表には奇妙な感慨がありました。
 名前の由来となった「高飛車」は、元々は将棋用語でした。端的に言うと、自分だけは歩を持ち駒にして、相手には同じことをさせない、という指し方です。これが転じて「高圧的な態度」という一般用語になったようです。
 逆に、その一般用語の印象が強くなったためか、将棋用語では代わりに「浮き飛車」という言葉が使われるようになり、「高飛車」は死語みたいな存在になりました。そして、「高圧的」という派生的な用法がついには絶叫系ジェットコースターの名前にまでなったわけです。
 ちなみに、大学時代、私は将棋研究会に所属していました。その合宿で何度か富士五湖周辺に行き、二回ほど息抜きで富士急ハイランドに行きました。若い男たちだけで富士急ハイランドに行ってジェットコースターに乗る、というのは傍からみればかなり奇妙な事だったでしょう。まあ、今にしては懐かしい思い出です。余談ですが、その時生まれて初めて一回転するジェットコースターに乗り、眼鏡が落ちた事はいまでも鮮明に覚えています。
 というわけで、自分にとっての富士急ハイランドは「将棋合宿の息抜きで行くところ」だったわけです。したがって、そこに、将棋用語を用いたジェットコースターが出来る、というのは個人的にはかなり印象に残る事でした。そして同時に、そんな形で印象に残ったのは、日本広しとはいえ、自分だけだろうな、などとも思いました。

2011年05月10日

携帯クリーニングと「もやしもん」

 津田沼のドコモショップの前を歩いていたら、「携帯無料クリーニングいたします」という掲示がありました。そういえば、買って1年10ヶ月経っており、いろいろガタがきているな、と思い、お願いすることにしました。
 カウンターに座って、目の前で部品交換や掃除をするのを見ている、という形になりました。その間の時間つぶし用なのか、ここのドコモショップでは、カウンターごとに、漫画が数冊置かれています。
 ちょうど私の座ったカウンターには、「もやしもん」の1・2巻がありました。話題になっている事は知っていましたが、なかなか読む機会のなかった作品です。渡りに船とばかりに読んでみました。
 結果として、自分の好みではなく、続きを読もうという気は起きませんでした。とはいえ、携帯を無料で部品交換や掃除をしてもらったうえに、興味のあった作品を読めた、というのはかなりお得感がありました。
 それにしても、カウンターごとに漫画を設置するというのには驚きました。儲けているだけの事はあり、発想力のある人材を擁しているのだな、と感心しました。

2011年05月08日

GW終了

 今年のゴールデンウイークも終了しました。4月29日から今日までの土日祝8日のうち、休んだのは4日でした。まあ、このへんは例年通り、といった感じです。今年は3日と4日を連休しましたが、あの三日間で連休を取れたのはかなり久しぶりでした。それだけに、例年より休めた気分にはなりました。
 ただ、その貴重な連休に連日出かけたところ、慣れないことをしたのが祟ったのか風邪をひいてしまいました。その影響もあり、今日は一日のほとんどを寝て過ごしました。
 ここ数年、いろいろあってなかなかまとまった休みが取れません。そのため、休み方(?)が下手になったのでしょうか。
 このご時世ですから、休みを増やすのは難しそうです。その分、休日の計画的かつ効率的な過ごし方を追求せねば、などと思った今年のGWでした。

2011年05月06日

飛び込みで売れるわけがないもの

 飛び込みの営業が来ました。とりあえず、応対すると、「御社ネットワークのセキュリティ対策についてお話しさせていただけませんか?」との事でした。
 もちろん、どんな提案でも、飛び込みで来られたら断ります。とはいえ、これを飛び込みで売るのはありえないのでは、と思いました。
 ネットワークのみならず、あらゆる「安全」を守る事においての基本は「正体不明のものは中に入れない」だと思います。したがって、事前に連絡を入れずに会社に押しかけてきて提案される「セキュリティ対策」を相手にした時点で、安全に穴を開けるのと同様です。
 もちろん、そこまでは言わずに通り一遍の言葉で断りました。すると、相手も「やはりそうですよね」という雰囲気であっさり引き下がりました。
 それを見たときは、「この人もこんなやり方で売れるわけないのは分かっているが、上の命令で仕方なくやっているのだろうな」と思いました。

2011年05月05日

アイスランドとワリスフュチュナ

 日本の会社が作ったとあるCG系サイトを見ていました。そこはかなり多くのユーザーがおり、外国の方も多数参加しています。その中で、たまに、「この人、どこの国なのだろうか?」と思ってプロフィールを見ると、やけにアイスランドが多いことに気づきました。
 最初、「あんな離れた国の人が、日本のCGサイトに参加しているのか。そんな遠くまで日本の文化が浸透しているのか」とか「やはり冬は寒くて日照時間も短いから、パソコンに向かう人が多いのだろうか」などと思っていました。
 最初はそう納得(?)していたのですが、それにしてもあまりにもアイスランド人が多すぎます。そのうち、ふと登録画面の仕様に問題があるのでは、と思いました。
 調べたところ、そのサイトの住所登録で「海外」を選ぶと、あいうえお順でまずアイスランドが出てきます。カタカナですから、よほど日本語に堪能でないと、その意味は分からないわけです。そこで、少なからぬ人が「何が書いてあるか良く解らんけど、とりあえずプルダウンの一番上に出てくるから」と思って選択しているようだ、という事に気づきました。
 やはり、外国の人に登録させるなら、選択肢もローマ字などにするべきなのでは、と思いました。

 ちなみに、プルダウンの一番最後を見たら、「ワリスフュチュナ」という項目がありました。調べてみたところ、オセアニアにあるフランスが領有している諸島とのことでした。面積は200平方キロですから、千葉市より狭いという事になります。あまりにも無名なためか、ウィキペディアにすらページがありませんでした。
 仮に、そのCGサイトが海外の国・地域を50音の降順で掲載していたら、少なからぬ外国の人が、この諸島を居住地として登録していた事でしょう。もしそうなったら、このサイト内においてのみ「ワリスフュチュナ」の知名度が異様に高くなっていただろうな、などとしょうもない事を考えてしまいました。

2011年05月04日

開設13周年

 本日をもって、当「つれづれの館」も開設13周年となりました。これが子供だったら今年から中学校入学です。
 このくらい長い間やっていると、だんだんと「こだわり」が薄れてきます。一応、トップページには20世紀開設のサイトらしく「アクセスカウンター」がありますが、通算の数はあまり気になっていません。今日、久々に見て、「そうか、15万を越えていたのか」と思ったほどです。
 とはいえ、サイトをやっていこうという意欲については、13年前と変わっていません。ここに何か書けたか書けなかったで、一日の満足度はかなり違います。そして、何らかの反応があれば、かなり嬉しくなります。
 というわけで、読んでいただいている方々に感謝しながら、とりあえず来年の14周年を目指して頑張っていこうと思っています。

2011年05月02日

「鳥」を出すなら

 久々に相撲協会のサイトを見ました。三月場所が中止で、五月場所も無料開催と、史上稀に見る状況が続くだけに、サイト全体にも重苦しさがあります。しかしながら、そんななか、日本相撲協会公式キャラクター「ハッキヨイ!せきトリくん」は3月も4月も定期的に更新され続けていました。
 せっかくだから読んでみました。内容は、四コマ漫画形式で「せきトリくん」が相撲を取り、その中から「腰を入れる」「がっぷり四つ」などを説明する、というものでした。
 しかしながら、その「説明」が分かりにくすぎます。理由の一つとして、「公式キャラクター」の体型があります。名前の通り、鳥を人間ふうにデフォルメしており、当然ながら、手足や筋肉なども実際の人体とは大幅に異なります。そのため、絵から実際の動きが連想できないのです。
 他に、彼らによる「技」の説明があるのですが、これが全て一コマ漫画で描かれています。したがって、動きの流れや技の特徴が全然分かりません。せっかくWEBを使っているのに、なぜこんな事をするのだろうか、と思いました。
 ただでさえ収入が減っているのに、原稿料払ってこんな漫画を載せ続ける意味がどこにあるのだろうか、と思いました。
 まあ、せっかく「鳥」でキャラクターを作ったわけです。それを活かして「八百チョウ」という新キャラでも出し、そのあたりの仕組みを解説するシリーズに変更したほうが、注目度も上がっていいのでは、などと思いました。

2011年05月01日

「グリーン車」の罠

 電車のロングシートの両端はいろいろとお得です。他人と接するのは片方だけですみますし、脇板を枕がわりにすればかなりいい睡眠環境になります。さらに、雨が降ると、手すりが「傘掛け」になります。
 というわけで、特に雨の日に端の席に座れると、かなり得した気分になります。心のなかで、「グリーン車に座れた」と思うほどです。
 天気予報が雨との事で、今日は傘を持っていったのですが、その「グリーン車」に座れました。そこで月の頭の朝からツイている、などと心の中で喜んでいました。
 そして、脇板を枕に心地良く寝ていたのですが、寝心地が良すぎたのか、降りる駅に着く直前くらいに目が覚めました。そこで慌てて降り、その後、傘を掛けっぱなしだった事に気づきました。
 かなりくたびれたビニール傘だったので、損害は大した事はありません。とはいえ、折角の幸運気分があっという間に消し飛んでしまいました。
 「幸運」も「損失」も客観的に見れば大した事ではありません。それは分かっているものの、かなり気分の浮き沈みが激しい朝になってしまいました。

2011年04月28日

コミックハウス

 大学時代、水道橋を歩いていたら、偶然に「コミックハウス」という漫画専門店をみつけました。神保町の書店街からひと駅離れたところで、周囲には書店はほとんどありません。自分でも、なぜここを「発見」できたか覚えていません。
 当時、買いたい本は神保町で事足りていたのですが、一定時間内なら立ち読みが自由にできる、という事もあり、たまに通っていました。

 店のほうも好調だったようで、数年後に新宿西口に「2号店」を出しました。その頃、東中野に住んでおり、仕事帰りに新宿に寄る生活をしていたため、この店は貴重な「本拠地」となりました。
 あの頃は、平日はほぼ毎日と言っていいほど、その店に寄っていました。
 通っていた時の感じでは、水道橋店以上に盛況だったように見えました。しかし、一等地の地代に見合った利益はでなかったのか、数年で閉店となりました。あの時の寂しさは10年以上経っても忘れられません。また、今でも店のあったビルを見ると、当時の事を思い出します。
 ただ、元祖の水道橋店のほうは、その後も健在でした。こちらも、千葉に住むようになり、水道橋が帰り道になった事もあり、そこそこ利用していました。
 ところが、二つ隣の秋葉原に大型漫画専門店が出来、そこに客を取られらのか、ある時期から、店はかなり寂しい状態になっていました。
 一年程前に、二ヶ月近く休んだあと、店名も変えてリニューアルオープンしました。しかし、これも完全に失敗だったようで、より一層、客数は減っていました。
 そして先日行ったところ、シャッターが閉じており、「20年間有難うございました」という張り紙がありました。
 昨年の長期休業の事もあり、ある程度予感はしていましたが、やはり、閉店の表示を見ると、寂しいものがありました。
 立地といい、営業方針といい、他にはない独自性があり、そこが好きでした。新宿店を含め、色々な事を思い出しなgら、また、いつの日か、このような本屋に出会いたいものだ、と思いました。

2011年04月24日

30年ぶりくらいの「観察」

 帰宅してアパートに着きました。すると、庭に大量の蟻がいました。例年、暖かくなるとここに蟻の巣穴ができ、何匹かの蟻が歩いています。しかし、こんなに大量に見かけたのは初めてでした。
 不思議に思って見てみたら、ちょうど「食料運搬中」でした。何匹もの蟻が、自分の5倍ほどの大きさがある虫を、巣に向けて運んでいます。

 その虫を運んでいるのは5匹ほどです。ところが、その周辺では、その3倍くらいもの蟻が、周囲を歩きまわっていました。
 確か、蜜蜂は、餌になる花を見つけると、仲間を集めるためにダンスをする、といいます。しかし、この蟻たちは、そのような感じではありません。運んでいる虫と巣穴までの距離は10cmほどなのですが、その外周10cmくらいのところを、それらの蟻は歩きまわっているのです。
 途中、草の根などに引っかかり、運搬している蟻たちは悪戦苦闘しています。しかしながら、周囲の蟻は、手伝うわけでもなく、仲間を連れてくるわけでもなく、歩きまわっています。
 その動きおよび、運搬部隊の頑張りぶりが気になり、10分くらい、見入ってしまいました。これだけ虫の動きを見続けたのは、小学校時代に理科の授業であった「観察」以来でしょうか。
 結局、最後は何とか虫を巣穴に入れることができました。それを見届けたので帰りましたが、最後まで、周囲で歩きまわっている蟻たちの目的は理解出来ないままでした。

2011年04月20日

新鮮さに昔を思い出す

 仕事で、来月にビッグサイトで行われる業務用の展示会に行くことになりました。その話を先月入社した後輩としたのですが、彼は昨年も前職の関係でその展示会に行ったとのことでした。
 そして、後輩は、その広さについて力説していました。調べたところ、ビッグサイトの東西全ホールを使って行っているとのことでした。確かに、普通の人なら驚いて当然です。

 その話を聞いているうちに、15年前の正月に、できたばかりのビッグサイトを初めて見物した日の事を思い出しました。
 その時は、東にある3ホールをぶちぬきで見た時の広さに驚いたり、渡り廊下の広さを見て、「ここだけでも小さいイベントなら開けるよな」思ったりしたものでした。
 しかし、盆暮れに通っているうちに、だんだんとその「広さ」が当然のものかのようになってしまいました。そして、移動の際のボトルネックに悩まされた時は、「なんでこんなに狭苦しい導線なんだ・・・」などと心のなかで愚痴ったものでした。
 というわけで、他人の発言で久しぶりにあそこが、普通なら感動的なまでの広さを持っているものである、という事を認識させられました。同時に、あの初めての時の感動を思い出し、懐かしさを覚えました。

2011年04月17日

「痛い目」の記憶が薄れた結果

 4年ほど前に携帯電話を水没させて以来、ストラップはクリップ付のものにしていました。
 ところが先日、ストラップのクリップが壊れたのですが、何か買い替えが面倒で、そのままストラップなしの状態を続けていました。
 そして今日、船橋で買い物をした後、帰りの電車を待ちつつ、携帯を取り出しました。すると、手が滑り、携帯が落ちて電池カバーが外れました。落ちた所はホームのへりから20cmくらいしかなく、一歩間違えれば線路に落ちていました。

 そこで慌てて改札を出て、駅前のビックカメラでクリップ付きストラップを購入しました。
 実際に4年前に悲惨な経験をしており、こうなる危険性があることは分かっていたわけです。
 にも関わらず、4年という時間の経過の間に当時の記憶が薄れ、クリップ付きストラップの購入を先延ばしにしていました。結果的に被害はありませんが、一歩間違えれば大変な事になっていたわけです。
 ルールというものは、他人が決めたものも含め、何らかのリスクを回避するために存在するわけです。もちろん、盲従すればいいというものではありません。とはいえ、せめて自らの失敗に基づいて定めたルールくらいは、厳重に守り続けねば、と改めて思いました。

2011年04月13日

腹には代えられぬ

 昨晩寝ていると、猛烈な腹痛に襲われました。即座にトイレに行ったものの、その後も間断なく痛みが続きます。頭のほうは半分寝ていますが、やはりそんな時は悪夢しか見れません。
 そのため、腹痛と悪夢を往復するような感じで、布団の上でのたうちまわっていました。
 この状況を回避するにはどうすれば、と朦朧とした頭で考えているうちに、冷蔵庫にある正露丸の事を思い出しました。確かに、過去の経験から、これを服用すれば腹痛は止まることは分かっています。

 しかし、しばらく前に、正露丸というのは腹痛の元となる病原菌を殺すのでない、という情報を複数の病院サイトで書かれているのを読みました。神経を麻痺させて腸の動きと痛みを止めているだけで、根本的な要因はむしろ悪化する可能性がある、とそれらのページには記載されていました。
 そのへんは頭で分かっていたのですが、実際にこの苦しみのまま朝まで過ごせないな、と思い、服用することにしました。おかげで、とりあえず腹痛と悪夢のコンボからは逃れることができました。
 害がある可能性が高いと分かっていながら、目先の辛さから解放される道を選んだわけです。実際の苦しみの前には、理屈というものは弱いものだな、と痛感させられました。

2011年04月11日

余震と慣れ

 夕方くらいにかなり強い余震がありました。後で調べたところ、都内では震度4とのことでした。
 仕事場は5階にあるため、かなり揺れました。しかし、一応、社内に置いてあるサーバの動作確認だけはしましたが、あとは、揺れる中、普通に仕事を続けていました。
 昔はこれくらいの地震があればもう少し驚いていたと思いますが、この一ヶ月ですっかり慣れてしまったのでしょうか。もっとも、周りには机の下に潜っていた人もいたので、みんなが同じわけではないようです。

 確かにここのところ、地震の他にも色々と面倒な事があって、なかなか疲れが抜けません。それだけに感覚が鈍っているのでしょうか。それとも、年齢的に人生の折り返し点をこえたため、生への執着心が薄れているのでしょうか。
 そのような事を考えて、地震に驚く人たちと自分を他人事みたいに比較しながら、キーボードを叩き続けていました。

2011年04月09日

選挙前日

 明日は県議選と市議選の投票日です。そのため、しばらく前から、朝の駅前などで選挙運動をしている人の姿が見えました。
 選挙のたびに書きますが、たいていの候補は、ひたすら自分の名前を言うだけです。今日の夕方、地元在住の候補者の選挙カーが近くを通りました。そして、「私は毎朝毎晩、駅頭に立って、政策を語り、皆様の声に耳を傾けていました」などと流していました。

 確かに、その人はよく駅で見かけました。しかし、覚えているのは、名前を連呼している事と、当初は「既存政党」所属だったのに、ある時期から「第三極の政党」に鞍替えした事くらいです。
 また、教育に関する政策を言っていたような気もしますが、特に具体的な話はしていませんでした。しかも、ちょっと政策みたいな事をワンフレーズ言った後、すぐに名前を言う、という感じでした。
 この演説方法とも、マスコミがヨイショする政党に移籍することも、「当選技術」としては正しいのでしょう。ただ、その正しさは「政治業者」としてのただしさであり、政治家としての正しさではないよな、と思いました。
 もちろん、全員がそのようなわけではありません。買い物に行った際にスーパーで演説していた候補の人は、ひたすら政策を言い続けていました。特に老人や子供のような弱者向けの政治に力を入れているようです。したがって、自分のような「千葉都民」の利害とはあまり関係がありません。
 とはいえ、どうせ議会に行くのなら、名前の名乗り方が上手い人でなく、政策を語れる人のほうがいいよな、と思い、明日の投票を誰にするかを決めました。

2011年04月07日

不安をいたずらに煽る人たち

 総務省が、地震等に関する不確かな情報等、国民の不安をいたずらにあおる流言飛語が、電子掲示板への書き込み等により流布している状況に鑑み、インターネット上の流言飛語について関係省庁が連携し、サイト管理者等に対して、法令や公序良俗に反する情報の自主的な削除を含め、適切な対応をとることを要請したと発表しました。
 確かに、震災やそれに伴った事件に対し、様々なデマは流れました。とはいえ、その内容は「千葉の石油会社の火災で、有毒物質が大気中に流れた。千葉で雨が降ったら必ず傘などをさして雨水に触れないように」などと言ったものです。仮にそのデマ信じた人が、小雨で傘をさしても、別に実害などはないでしょう。

 他にも、色々なデマは流れましたが、「デマが流れた」という話は聞いても、「デマを信じて被害を受けた」という話はさほど聞きません。震災がらみで最も目立った「誤った行動」は一部食料品や電池などの買い占めでした。しかしこれは口コミで広がったという感じで、ネットの影響ではありません。
 にも関わらず、なぜここまで「ネットの情報」に過敏になっているのでしょうか。不思議としか言い用がありません。
 そのため、この報道を見たときは、政府としては知られたくない何かとんでもなく危ない事実があり、それがネット経由で広まるのを防ぎたいために、先回りしてネット規制を始めたのでは、などと思い、帰って「不安をいたずらにあお」られてしまいまいた。

2011年03月31日

8時ちょうどのスーパーあずさ

 長野県の塩尻に日帰り出張で行くことになりました。本来のダイヤですと、ちょうどいい時間に千葉発の特急あずさがあるのですが、現在、千葉県内の特急はすべて運休しています。
 そこで、次にいい時間の列車を探したところ、新宿発8時ちょうどの「スーパーあずさ5号」がありました。35年ほど前までは、この時間に新宿を出る特急は「あずさ2号」で、大ヒット曲の題材にりました。ある意味、「日本を代表する特急」とも言えるかもしれません。

 もちろん、8時ちょうどのあずさに乗ったからといって、何か特別な事があるわけでもありません。でも、相方の勧めもあり、駅に表示されていた「8時ちょうどのあずさ」を記念に撮ってもました。
azusa.jpg
(クリックすると大きい画像が同じ窓で開きます)
 もっとも、早起きしたため、動き出したらすぐ寝てしまい、気がついたら上諏訪のあたりでした。したがって「8時ちょうどのあずさ」を堪能する時間はほとんどありませんでした。

 塩尻について、駅のそば屋で軽い昼ごはんにしました。やけに平べったいそばで、かつて食べた信州そばとは違っていました。この地域独特のものなのでしょうか。
 その後は、目的地で仕事をし、再び塩尻に戻って、会社に戻りました。というわけで、「あずさに乗った」のと「信州そばを食べた」事以外は、「長野県に行った」という事を感じることができなかった、日帰り出張となりました。

2011年03月30日

調査と成果

 本屋に行ったら、菓子メーカーがアンケートをやっていました。単なる質問だけでなく、実際にポテトチップスの試作品を食べて回答する、というかなり大掛かりなものです。折角なので参加してみました。
 内容は、似たような味のポテトチップスを何種類か食べて、「これのうち、○○というイメージに一番近いのはどれか」というものでした。かなり細かい味の違いから印象を答える、という作業はなかなか面白いものでした。

 同時に、メーカーが人気商品を作り出すために、いかに細かく味を設定しているのか、という事が分かり、興味深く思いました。
 そして、最後に回答御礼としてポテトチップスを一袋もらいました。アンケートの体験とあわせ、かなり得したと思いながら、帰宅後に食べたのですが、その味には別の意味で驚かされました。
 もともと、そのメーカーは辛いポテトチップスを売りにしているのですが、その商品には「辛さ5.55倍」と書かれていました。その言語に偽りはなく、食べてみたところ、辛味パウダーの味しかしませんでした。
 何とか頑張って食べていましたが、そのうち「何で自分はこんな所で、辛味に耐える修行をせねばならんのだ」と我に帰りました。そして、勿体無いですが残りは廃棄しました。
 そして同時に、「この商品も、あのようなアンケートの結果で作られたのだろうか。もしそうならば、大掛かりなアンケートをやってもあまり効果がないのでは?」とまで思ってしまい、先ほどまでの「お得感」も一気に消えてしまいました。

2011年03月28日

運休情報の謎

 帰りに改札を出ると、県内を走るJR路線の「運休情報」が掲載されています。そのなかで、地震の被害を強く受けた鹿島線などと一緒に、さほど被害があったとは思えない久留里線が、連日昼過ぎから夕方にかけて全線運休となっています。
 一応、計画停電のため、みたいな理由付けがされています。とはいえ、この線は非電化ですから、他に県内を走っている路線よりは停電の影響を受けないはずです。また、それ以前の問題として、計画停電が実施されようとされまいと早々と運休が決まっています。
 ちなみに、さほど離れていない地域を走る、私鉄や第三セクターの非電化路線は、特に運休していません。

 それらから考えると、これは単に、「普通に走らせても赤字だから、運休させたほうが損しない」という理由でやっているのでは、と思います。
 「鉄道」の「鉄」が「金を失う」に通じる、という理由で、「金へんに矢」などという日本語に存在しない文字をロゴ文字にしているほどのがめつい会社です。したがって、震災だろうと停電だろうと、儲けにつながるものは何でも利用しよう、という発想なのでしょう。
 まあ、春休みなので、普段その時間帯に利用している通学者が減る、という事も加味しているとは思います。とはいえ、もう少し、沿線の利用者の事を配慮してもいいのでは、と思った、「計画停電による運休告知」でした。

2011年03月26日

すでに何十万人くらいの人が突っ込んでいるとは思うが・・・

 東京電力原発事故の関係で、一日に一回くらいの割合で「ただちに健康に影響はない」という「解説」を見たり聞いたりします。
 それが正しければ、とりあえず今日明日に死んだり発病する事はない、という事なのでしょう。しかしながら、「ただちに健康に影響はない」ということは、「影響があるのは長時間を経過してから」という事になります。
 そのへんを説明せずに、ひたすら「ただちに影響はない」と言う事に、まったくもって意味はありません。「ただちに影響はないが、この状態が一年続けば健康に影響する」とでもしなければ情報としての価値はありません。

 せめて、「ただちには影響がない事だけは言えるが、この状態が続けばどうなるかは分からない」くらいの事が発表されれば、まだ「発表する側も全容を把握していない」事くらいは分かるのですが・・・。
 今の状態では、「何もわかっていない」のか「本当はとんでもない事を知っているが、バレるとまずいから隠している」のいずれかなのでは、としか解釈しようがありません。
 まあ、とりあえず、「発表されている事に価値はない」という事だけは分かりましたので、その類の「発表報道」は気にしないようにしています。

2011年03月25日

記憶の飛びっぷり

 昨日、そろそろ仕事が終わりそう、という時に、急に飲み会の誘いを受けました。少々疲れてはいましたが、誘われた飲み会は断らない、という主義なので、参加しました。
 ところが、疲れのせいか、一次会の途中あたりから記憶が飛んでしまいました。別に寝たり潰れたわけではありません。二次会での記憶も断片的にはあるのですが、その店がどこにあったかも、その店で何を飲んだかも、完全に記憶にありません。
 結局、終電の一本前で帰り、帰宅後は布団に直行しました。

 終始楽しい雰囲気だったという記憶はかろうじてあるので、いい時間を過ごせたのだとは思います。とはいえ、それについて、八割がた覚えていない、というのはかなり勿体無いものだと思いました。
 ここ数年、このような「記憶飛び」を少なからず経験しています。折角の時間を忘れないためにも、飲み方には注意せねば、と思いました。もっとも、これを思ったのは今に始まった事ではないのですが・・・。

2011年03月23日

立ち読みの間隔

 コンビニに行った時は、かならず雑誌コーナーに行って、いくつかの月刊漫画誌を立ち読みするのが長年の習慣となっています。
 そのなかで、一つ楽しみにしている漫画があったのですが、先日掲載誌を立ち読みしたところ、その漫画は終わっており、同じ作者の新連載第3話が載っていました。
 自分では毎月読んでいたつもりだったのですが、実際のところ4ヶ月以上も読んでいなかったわけです。

 我ながら、そんなにコンビニに行く頻度が減っているとは思わず、驚きました。確かに、時節柄、倹約志向が強くなってはいました。たとえば、弁当を買うときも、近くのコンビニでなく、そこから300mくらい遠くのスーパーで買うのがいつの間にか習慣になっています。
 そのへんは意識してはいたのですが、まさかここまでコンビニに行かなくなっていたとは思いませんでした。
 まあ、以前からの賃金デフレの時代であるうえに、大災害でさらに経済状態は悪くなりそうです。これでは、ますます出費を抑えざるをえず、コンビニに行く頻度も減ることはあっても増えることはなさそうです。
 意外な事から生活習慣の大幅な変化に気づき、我が事ながら驚かされました。

2011年03月22日

星占いと記事

 メディアには、毎日いろいろな占いが載っています。だいたい、誕生日を基準に「12星座」を設定し、「○○座の人は△△するのがいい」とか「××に気をつけましょう」みたいな事が書いてあります。
 もしその占いが本当に当たるなら、3月11日の占いは、12星座全てが「災害に気をつけて。特に海には近寄らないように」という内容になっていたはずです。しかしながら、そのような占いが11日の朝に発表されたという話は聞いたことがありません。

 まあ、もとより1億数千万の人間を誕生日だけで12分割して、「今日の運勢は」などと言う事自体、冗談の一種だとしか言いようがありません。おそらく、占い欄を読む人も、記載内容を本気にする訳ではなく、ちょっとした暇つぶしに見ているのでしょう。
 とはいえ、社会の情報を提供しているメディアが、そのようないい加減なものを提供する、というのはいかがなものか、と思います。
 もっとも、メディアの本業である「報道」についても、現在進行中の福島で起きている事の記事など、かなり責任感に欠けている記事が目立っています。それを考えると、「今日の星占い」は、「当社が流す報道の信憑性は、このような占いを載せている事から推し量ってほしい」という意図もあるのだろか、などと思ってしまいました。

2011年03月19日

発信

 日付が変わりましたが、地震が発生して一週間経ちました。この一週間は、金曜日の波打つ本棚や、月曜日に往復6時間かけて通勤したのをはじめ、これまでになかった色々な事を経験しました。
 それらの経験や、報道などで見る想像を絶する事態に圧倒され、自分から物事を発信しようとする気力が減退していました。

 もっとも、思考が止まったわけではありません。どちらかと言えば、それをまとめたり文章にしたりする気になかなかなれなかった、という感じでした。
 ただ、一週間も経過したのに、いつまでもそんな事ばかりやっていられません。あの日、確定しているだけで6千人以上の人が、永遠に自分の考えを発信する機会を失ったわけです。
 その方々の事を思うと、発信する題材および手段を持っていながら何もしない、というのは正しくないのでは、と思いを改めました。。
 というわけで、そろそろ「地震ショック」を振り払い、硬軟取り混ぜて色々と書いていこうと思っています。

2011年03月15日

社長命令でダンジョンへ

 昨日、社長から、地震情報をリアルタイムで確認したいのでPCでTVを見れるようにしろ、という指令が下りました。社内に設備がないので、外付けのワンセグチューナーを買いに行くことにしました。
 すると、買い物に行くならついでに懐中電灯と携帯ラジオを買うように、という追加指令を受けてしまいました。

 ワンセグチューナーだけなら簡単に買えます。しかし、時節柄、追加指令の二つを買うのは困難かと思いながら、秋葉原に行きました。
 まずヨドバシでワンセグを買いましたが、案の定、懐中電灯と携帯ラジオは品切れ、という張り紙がありました。
 そこで中央通りに移動したのですが、懐中電灯はガード下の店で意外にもあっさり買えました。
 しかし、最後のラジオは難関で、どこでも売っていません。そこで、「普通の店で売られていないものを買うなら・・・と思い、まんだらけ秋葉原店のある通りを探しました。
 すると案の定、店頭のワゴンで携帯ラジオが売られていました。

 なんかアイテム探しをするRPGキャラのような気分を味わえました。その充実感はありましたが、普段は10数分で行ける四ッ谷-秋葉原間の移動に30分以上かかり、しかも通勤ラッシュ並みの混雑でした。
 それに何箇所もの店を探し回った事もあり、体力の消耗もかなりのものでした。残念ながら、こちらはRPGと違い、簡単に回復する術がなく、今日にも影響してしまいました。

2011年03月14日

帰宅

 二ヶ月ほど前から、この土日は相方の帰省にあわせて松山へ行く予定を入れていました。そして、金曜日に電車不通で帰宅できず、実家に泊まって羽田へ直接向かったため、地震発生後二日半経って、やっと自宅に帰る事ができました。
 帰るまで、いろいろと不安でしたが、幸運にも食器類の破損は一切ありませんでした。また、かなり不安視していた購入から10年以上経過し、書籍類をかなり詰め込んでいる本棚も、中身ともども無事でした。

 しかし、1年半ほど前にIKEAで買った本棚は、悲惨な事になっていました。一段分の中身が完全に出てしまい、残る部分も、大きく傾いています。
 これについては、買った後、一定以上の組立技術が必要だと分かった商品でした。そして、その技術がない私が組み立てた結果、最初から傾いていました。
 その無理がたたった感じで、問題なく使うには、一度バラして組み立てなおさねばならない、という状態になってしまっていました。
 もっともこのくらい、東北で甚大な被害に遭った方々に比べれば何ということでもありません。その方々の事を考えながら、本棚の復旧や、月曜から始まる輪番停電に対処していこうと思いました。

2011年03月11日

大地震

午後、取引先と打ち合わせをしていたら、突然、部屋が揺れ出しました。
最初は、先方と、「また地震ですか。最近多いですね」などと雑談していたのですが、そのうち、普段の地震とは桁違いである事が分かりました。
隣の部屋では書棚が柳の枝のような感じで揺れていました。
一通り揺れが収まったあと、社内のシステムを確認したところ、サーバーが一つ落ちていました。

そこで、物置件サーバー室として使っている部屋に入りました。サーバーそのものは無事だったものの、モニタをはじめ、かなりの物が落ちていました。
ここで作業する事もよくあります。もし地震発生時ににいたら、と思い、ゾッとしました。
非常事態ですから、本来なら取引先の人も帰社すべきなのでしょう。しかしながら、交通機関が完全に止まっており、戻りようがありません。
そこで、他にやる事もないので、打ち合わせを再開しました。
その時点では皆、家族の安否も分からないわけです。そんな状況のなか、普通に打ち合わせせているわけです。我ながら奇妙なものだと思いました。
夜になり、なんとか仕事は片付きましたが、千葉方面の電車は全て終日運休が決まっています。
仕方ないので、1時間20分ほど歩いて実家に行き、そこで泊めてもらう事にしました。
着いてテレビを見たら、東北各地での現実とは思えないような光景が色々と映されていました。
ほんの少し前までは普通の街や農地だった所が、一瞬にして水や泥に飲み込まれていました。
改めて、自然が持つ力の凄まじさを実感させられた一日となりました。

2011年03月10日

経験による省略ががもたらす危険性

 似たようなトラブル対処を何度もやっていると、ある程度経験値が上がります。そして、トラブルの原因を類型化できます。その結果、原因の究明並びに正しい解決策への到達が早まります。
 ところが、その経験に頼りすぎた結果、立て続けに、原因の究明に失敗しました。いずれも、過去の経験から「この現象なら、この可能性はないだろう」と切り捨てていたものが原因だった、という結果になりました。

 もちろん、多くの場合は、経験を活かすことにより、以前より圧倒的に早く解決に至っています。ただ、過去の事例から、可能性が低いとあっさり切り捨てたものに原因がある、というのが続くと、さすがに情けないものがあります。
 結論から言えば、まだまだ経験値が不足しているため、そのようなレアケースに対応しきれていない、という事なのでしょう。なかなか「経験を積んだ」という域に達するのは難しいものだ、と思いました。

2011年03月07日

錯覚と過信

 先月、一度だけ花粉症らしき症状が出たことがありました。しかし、その後は少々くしゃみが出るくらいで、花粉症と縁のない日常を過ごしていました。
 というわけで、やはり花粉症は引っ込んだと思っていました。しかし昨日、マスクもせずに4キロくらい歩いたところ、帰宅してからくしゃみ連発、さらに目がかゆくなってきました。

 考えて見れば、前回症状が出てから、あまり外に出ることはありませんでした。職場でに行けばほとんど外出することはありません。また、休みの日も、結婚式だの将棋大会だので、駅と建物の間の移動を除けば、ずっと室内にいました。
 というわけで、花粉症ではあるものの、花粉を吸う機会が少ないので症状が目立たなかっただけ、という事が判明しました。
 やはり一年前に薬を飲んだから完治、というような甘いものではないようです。相変わらず、屋外で過ごす時間は短いので、再発する事は少ないとは思っています。
 ただ、たまに外出するときの「防御」は念入りにせねば、と心に誓いました。

2011年03月05日

5年のずれ

 5年前に辞めた職場の元上司の結婚式に行きました。当然ながら、かつて一緒に働いた人達と同じテーブルになりました。数人を除けば、5年ぶりの再会ですし、その数人とも、最後に会ってから2年以上経っています。
 しかしながら、意外に当時のノリで会話をすることができました。また、普段はその職場に関する事を思い出したり意識したりすることはほとんどないのですが、不思議なくらい、5年以上前の事が頭に蘇りました。顔を見ることによって記憶が喚起されたのでしょうか。

 とはいえ、当然のことですが、いろいろな所で、自分がその人達と全く違う5年間を過ごした事を痛感しました。
 披露宴終了後は、三々五々に解散、という感じになりました。そのため、途中まで一緒に帰った方を除いては、別れの挨拶をすることもありませんでした。今後、同様の機会があるとも思えないので、今日再会した人達の九割近くとは、今日が今生で最後の出会いになるはずです。そう考えると、あっさりした「別れ」だとも思いました。

 その後、昨日のやり残しがあったので会社に行きました。着くまでは、式の余韻が色々と残っていたのですが、社屋に入ったとたん、頭の中は「仕事モード」に切り替わっていました。
 そして、つい1時間ちょっと前にあった披露宴が、遠い昔の事であったかのような気分になりました。

2011年03月03日

入試問題投稿事件

 有名大学の入試を受験中に、問題をネットの質問サイトに載せた受験生の記事が大きく取り上げられています。なかには、一面トップで取り上げた新聞社もありました。
 確かに、不正行為はよろしくない事です。しかしながら、そこまで大々的に報じるべき事なのでしょうか。
 仮にこれが、一部で話題になっている「中学レベルの英語から教える大学」の入試で発生したら、ここまで大きく報じられただろうか、とも思いました。

 大手マスコミで記事を書いている人の学歴は、世間一般より高いと思われます。その人たちが、かつて自分たちが努力して突破した「有名大学の入試」を冒涜された「怒り」も、この大報道の原因の一つなのでは、などとも思いました。
 いずれにせよ、今の世の中で起きている事を考えれば、この程度の不正行為は大々的に取り上げるべきものではありません。毎度の事ながら、商業マスコミの劣化ぶりを感じさせられました。

2011年03月01日

声が奪われる?

 先週末からちょっと体調が変でした。そして日曜に無理をしたところ、午後あたりから声が出なくなりました。ただ、風邪というわけではなく、他に顕著な症状は出ず、体温も平熱です。
 一晩寝ても治らず、月曜に出社するも、やはり声がまともに出ません。ささやき声しか出ないので、それを振り絞って(?)会話をしましたが、やはりこれでは仕事になりません。仕方なく早退して病院に行きました。

 そこで薬をもらい、10時間くらい寝たところ、嘘のように声が出るようになりました。あまりの治り具合に、昨日からの一日半の事は夢だったのだろうか、などと思ったほどでした。
 当たり前の事ですが、「声が出る」という、当たり前のような事が、いかに大切なのか、痛感させられました。
 あと余談ですが、診察代と薬代をあわせたら、軽く一回飲みに行けるくらいの金額でした。一晩で治った対価と考えれば妥当とは思いますが、出費として痛いのは事実です。改めて、日頃の健康管理に気をつけねば、と思いました。

2011年02月22日

スポンサー

 CSの旅チャンネルで、異国をのんびり旅をする、という主題の番組があります。積極的に見るほどの興味はないのですが、画像も音も無難なので、たまたまチャンネルを回してその番組が流れていたときは、BGMがわりに流していました。
 さて昨日、BSを見ていたら、同じ番組が流れていました。どうやら、元は民放で作り、それを旅チャンネルに売っていたようです。
 それ自体は何ら問題はありません。ただ、冒頭でスポンサーが紹介されたときは、ちょっと固まりました。そのスポンサーは企業ではなく団体です。過去、その団体の関係者と何度か関わった事があるのですが、8割くらいの確率で、不愉快な目にあわされました。

 これは別に私個人に限った事ではありません。相方にいたっては、10割の確率で不愉快な目にあっているとの事でした。
 そのテロップ、さらにはその団体による白々しい広告を見たら、耐えられなくなり、チャンネルを変えてしまいました。
 おかげで、その番組に対する認識が180度変わりました。今後、旅チャンネルでその番組が流れたら、即座にチャンネルを変えるでしょう。いくら放映内容が無難でも、「資金源」が彼らだと考えるだけで視界に入れたくなくなります。
 普段、あまり意識することはないのですが、改めてこの団体の関係者に被った迷惑を自分は忘れられないのだな、と思いました。

2011年02月19日

血ルーム

 献血に行きました。センターのあるビルに入ろうとしたら、入り口に小型電光掲示板が設置されていました。見てみたところ、いきなり「血ルーム」という文字が飛び込んできました。
 小型なので同時に四文字しか表示できないようです。そこで、「津田沼献血ルーム」を「津田沼献」と「血ルーム」に分けたようです。

 八文字の名称を一画面四文字表記の電光掲示板に載せる場合、数学的(?)には確かにこのような分け方をするのが功利的です。
 しかし、国語的に考えれば、最悪の分け方なのでは、と思いました。
 もっとも、この献血ルームは常に繁盛しており、前に行ったときは1時間50分待ちで、今日は1時間待ちでした。
 血液不足が問題になるなか、それだけ献血者を集めるのですから、「営業力」はかなりのものとも言えます。
 もしかしたら、この不可解な分割も、通行人に存在をより強く伝えようと計算しての事なのかも、などと思いました。

2011年02月17日

褒め殺し記事?

 週刊ポストが、石原慎太郎氏の「インタビュー」記事を載せています。
 それによると、読売新聞が出した「親は知らない」という本には、女子小学生が売春して1,000万円を貯めている、と書かれているそうです。それを元に、「日本人の劣化」が云々と語っていました。
 元の本を読んでいないので、本当にそのようなくだりがあるのかは分かりません。ただ、普通に考えて、そんな衝撃的な情報があれば、読売はもっと紙面で大々的に報じるのでは、と思いました。

 それに加え、石原氏といえば、かつて、ある大学教授が「女性が生殖可能年齢を超えても生存することが文明の誕生が可能になった」と書いたのを、「文明がもたらした最も悪しき有害なものはババア」などと「紹介」する、というとんでもない「脳内変換装置」の持ち主です。
 そして、「親は知らない」なる本の販売ページを見ても、そのような件は紹介されていませんでした。それらの状況から考えれば、これも、「妄想を元にした戯言」だと考えたほうが無難でしょう。
 それだけでも十分に「晒しもの」ですが、さらにオチに凄い一言が入っています。そこには日本のアイデンティティは何かと問われると、今は「我欲」しかない。というものでした。
 確かに、石原氏は税金を1億以上使って「豪華外遊」をしたのを初め、税金を「我欲」のために使ったの経験は多々あります。
 「日本人の劣化」を嘆く、と言いながら、さまざまな形で「自らの劣化(まあ、「化」ではなく、もともと「劣」だっただけかもしれませんが)」を晒しているわけです。
 あまりの「完璧」さに、これは一見持ち上げているように見えて、実は読者に彼の「劣」ぶりを知らしめるための「褒め殺し記事」なのでは、と思ったほどでした。

2011年02月16日

どうせやるならあの名曲も

 FM東京初の電子出版への取り組みが開始された、というニュースを見ました。その第一弾は、故・忌野清志郎さんが書いた絵本の挿絵および、忌野さんの読み聞かせ音声がiPadで閲覧できるソフトだそうです。
 自分的には、「FM東京」と聞いて最初に思い出すのは、忌野清志郎さん率いるタイマーズが歌った「FM東京のうた」です。それだけに、この組み合わせには驚かされました。
 当時の事を考えると、信じられないような話です。時の流れというものは色々なものを洗い流すのだな、と思いました。
 この企画が成功したら、ぜひとも第二弾は、この「FM東京のうた」さらには、当時FM東京が放送禁止にした「サマータイム・ブルース」などを収録した、往時の名曲を収録したソフトを出してほしいものだ、などと思いました。

2011年02月14日

最新型自販機

 船橋駅で、表面がディスプレイになっている飲料自販機を見ました。このような機種を見るのは始めてです。そこで、珍しさもあって購入したところ、飲料が出てから、「ここに携帯をかざしてください」という表示が出ました。
 そこでかざしたところ、携帯の画面に買った飲料のメーカーサイトのURLが表示されました。どうやら、QRコードを読んだのと同じ効果があったようです。
 そこまではまあ想定の範囲内でした。しかし、それと同時に、携帯から歌が流れだしたのには驚きました。

 もっとも、その歌は飲料のCMソングではなく、自分で携帯のミュージックプレーヤーに落としておいた曲でした。
 いきなり、ホームで携帯が歌い出したことに驚いたため、一瞬、自販機にURLを表示させるのと同時に、自分が気にいいっている曲を勝手に流す、などという機能があるのだろうか、などとまで思いました。
 落ち着いてみれば、自販機にかざしたと同時に、間違えてミュージックプレーヤー起動のワンタッチボタンを押しただけだったと思われます。
 些細なこととはいえ、意外な事が発生すると、正常な思考力を保つことは難しいものなんだな、と改めて思いました。

2011年02月13日

微妙なライン

 昼間に津田沼まで3キロほど歩きました。そしてイオンの中に入ったら、軽い目のかゆみと鼻の違和感を覚えました。
 一昨年から花粉症と覚しき症状が出ていましたが、昨年は医者に貰った薬が良かったのか、あまり気になりませんでした。そして、今年も会社で花粉症に苦しむ人がいるなか、自分には症状が出ていませんでした。

 それだけに、「昨年の薬で完治したのか」と楽観していたのですが、今日の症状からすると微妙なところか、と思いました。
 もっとも、まだ鼻をかむほどではありません。今日の目と鼻が一時的なものであってほしい、と思っています。
 ちなみに、会社の人の会話で、「知り合いに、花粉症だと自覚したら負けだから、症状が出ても何の対策もしない人がいる。早く認めて服薬して楽になればいいのに」というのがありました。
 確かに、非合理的ではあります。しかしながら、その人の「認めたら負け」という心理は、今の自分に近いものがあり、ちょっとした仲間意識をおぼえました。

2011年02月12日

動かない一日

 寒いうえに、出かける予定がキャンセルになった事もあり、今日の外出は、朝のゴミ出しだけでした。それどころか、動くことすらほとんどしませんでした。この寒い中、わが家は部屋全体を暖めるものが「窓からさしこむ日差し」以外にないこともあり、起きている時間の八割以上をパソコン前にあるホットカーペット上で過ごしていました。
 あまり健康的とはいえませんが、その時間を利用して、いくつかの懸案をこなすことができました。

 その中の一つに、各登録サイトの整理がありました。ポータルサイトなどに、一度コンテンツを登録してしまうと、それが必要なくなっても、なかなか削除したり位置を変えたりできません。
 実際に作業をすればすぐに終わることではありますが、その時間を作るのがなかなか難しいのです。
 というわけで、いろいろ整理したのですが、その際、「iGoogleに登録した辞書窓が下に埋れた結果、自分でもそれを登録した事を忘れ、わざわざ辞書サイトを開いていた」という間抜けな事実に気づいたりもしました。
 やはりたまには、こういう時間を持つのも重要だな、と思いました。もっともこればかりではさすがに体に良くありません。明日は気温も上がるそうなので、ある程度体を動かそうと思っています。

2011年02月06日

献血向けの日?

 津田沼でちょっと時間が空いたので、献血をしようと思いました。ところが、受付を見ると、「1時間15分待ちです」という札が出ていました。
 確かに、待合室は人でいっぱいです。また、献血ルームへ行くエレベーターに乗った時も、「献血デビュー」という感じで盛り上がっている女子高生四人が同乗していました。
 別に献血に関する事がマスコミで大きく取り上げられた形跡もありません。実際、自分も急にふと思い立っての献血センター行きでした。
 もしかしたら、今日の津田沼周辺の気候などに、人に献血したくさせるよな何かがあったのかも、などと思いました。

2011年02月01日

コンビニ増殖

 以前、よく行っていた街へ久々に行きました。かつては古い建物が多かったのですが、再開発がされたようで、巨大なビルができ、他にも新たな建物が増えていました。
 その中で目についたのは、コンビニの多さでした。新たにできた巨大なビルで働く人をターゲットにしているのでしょうか。他の部分は以前の街並みのままだった事もあり、その増殖ぶりには驚かされました。

 大通り沿いには、建設中のファミリーマートもありました。驚くことに、そこから道の向こうを見ると、am/pmが営業していました。既に、全てのam/pmはファミマになる事が決まっているので、ここもしばらくすれば転換するのでしょう。
 にも関わらず、二つの店の距離は、歩いて行くには横断歩道を渡る必要はありますが、直線にすれば50mも離れていません。
 道を隔てているから競合しないという考えなのでしょうか。それとも、am/pmを潰すつもりで、近くに新たなファミマを作るという考えなのでしょうか。
 かつて、毎日のように通っていた頃には、この地域にはコンビニは一つもありませんでした。その事を思い出しながら、時の流れを感じるとともに、こんな激戦区でオーナーさんは大丈夫なのだろうか、と心配になりました。

2011年01月29日

インフルエンザ

 ここ数日、鳥インフルエンザのニュースをよく見ます。何万羽単位で「処分」しなければならないのですから、被害にあった畜産家の損失は大変なものでしょう。早く鎮静してほしいものです。
 その一方で、人間の間でも従来型および昨年話題になった新型のインフルエンザが流行しているようです。それによる学級閉鎖が急増している、というニュースも見ました。

 しかしながら、こちらのほうは、あまり目立った話題にはなっていません。特に、「マスクが店頭からなくなる」などという現象を起こした昨年の「新型インフルエンザ狂騒曲」の事を思い出すと、その扱いに大差があることに驚かされます。
 このまま話題にならず、警戒されない間に流行が広がり、終わってみたら昨年より感染者が多かった、という事になるのでは、と心配しつつ、手っ取り早い予防策である「手洗いとうがい」だけは毎日行うようにしています。

2011年01月27日

「教祖」のコスチューム

 電車の中吊りや新聞広告で、新興宗教の教祖や、「カリスマ」と呼ばれる人が書いた本の宣伝をよく見ます。
 そこに書かれている、題名や内容にはまったくもって興味を持てないのですが、そこに掲載されている「教祖」「カリスマ」の写真は非常に気になります。
 ある人は、いくつかの宗教を混ぜたような法衣(?)を見にまとい、別のある人は、髪を染めて同じ色の作務衣(?)を来ていました。また、ある人は、中世ヨーロッパの作曲家みたいな服装を、かつら込みでやっていました。

 いずれの人も、出始めた頃は、普通にスーツにネクタイの写真が載っていました。それがなぜ、このように「コスプレ」を始めたのでしょうか。
 胡散臭さを増せば増すほど儲かる、というマーケティングの結果でも出たのでしょうか。。それとも、著書がマンネリ化しつつあるので、内容でなくて衣装写真で斬新さを出そうとしたのでしょうか。
 まあ、以前から彼らに対し、胡散臭さしか感じていなかった身としては、怪しさ五割増し、という感想しか持てませんでしたが・・・。
 とはいえ、どんな事でも、変革していくのはいいことだと思います。ぜひとも。この調子で進化(?)していって、最後はNHK大晦日の衣装合戦みたいになってほしいものだ、と思いました。

2011年01月24日

二日酔い対策の安全姿勢

 昨晩、少々飲み過ぎて「1.5日酔い」みたいな感じになってしまいました。こういう時、朝の通勤電車でどの席に座れるかが重要になります。
 一番端や窓枠がある所など、頭を固定できるところに座れれば、寝ているうちに酒が抜けます。しかし、頭の固定できない所に座ると、乗り物酔いを併発するような形になり、下手すると二日酔いに悪化してしいます。
 今日は、運悪く、頭を固定できない席になってしまいました。そこで、悩んでいるうちに、飛行機の「安全姿勢」を思い出しました。

 これは、飛行機の「安全のしおり」に書かれているもので、不時着するときは、頭を膝の間に入れ、衝撃を弱める、というものです。
 この発想を、酔い防止に使えないかと思いました。ただ、さすがに、膝の間に頭を入れて眠るほど体は柔らかくありません。そこで、膝の上に鞄を置き、その上に頭を置いて腕で「固定」しました。
 すると、期待通り頭がゆれません。気がついたら眠りにおち、目が覚めたら残った酒も抜けていました。
 今後、飲み過ぎた翌朝には、この「安全姿勢」を愛用することになりそうです。なお、それを行える理由として、「出勤時の電車で知り合いに遭う確率がほぼ0%である」という過去のデータがあるゆえなのは言うまでもありません。

2011年01月23日

機雷仮面

 朝、何となくチャンネルを回したら、ゴレンジャーの再放送をやっていました。子供の頃に見ていた作品なので懐かしさを感じ、そのまま見ました。
 オープニングが終わると、機雷仮面なる怪人の暗躍で、いきなりタンカーが爆発しました。しかも、東京湾でのタンカー爆発は頻発しており、東京湾内は機雷だらけだ、などという解説が平然と流れました。
 なんか普通に話していますが、この状況が及ぼす影響を考えると、とんでもない事になります。

 まず、東京湾口でタンカーが何度も爆発するわけですから、おびただしい量の原油が流れるわけです。これで、関東の漁業および、海水浴などの観光産業は向こう数年の間、壊滅確実です。
 しかも、東京湾を船舶が航行できないのですから、横浜港も東京港も使用不能です。当然ながら、その港から原料を得ている、工場や火力発電所も操業不能になるわけです。機雷除去にどのくらいの費用と時間がかかるか分かりませんが、一連の活動による経済損失は一兆円を軽く超えそうです。
 しかしながら、首領も幹部も、その事にはたいして言及せず、続いて機雷仮面が計画した、「ゴレンジャーの基地一斉破壊」の事ばかり論じていました。
 これほどまでに実害をおよぼした怪人や悪の組織はないと思うのですが、そういう自覚はないのでしょうか。
 意外な所で、史上最凶の怪人および悪の組織の存在を知ることができました。そして、これだけの事をしながら、大して目立った存在でない機雷仮面に哀れさ感じました。。

2011年01月21日

厚生省認可?

 あるスーパーの一角で、「健康」を売りにした商品の体験販売をやっていました。その一角は布製のパテーションで囲われており、そのパーテーションには、商品名と並び、「厚生省が認可した」という宣伝文句が書かれていました。
 厚生省が厚生労働省に再編されてからもう10年くらい経っています。まさか、その頃に作ったものを未だに使い回しているわけではないでしょう。

 もしかしたら、「現存しない省庁の名前を使えば、実際は認可など受けていない商品を売っても詐欺にならない」という発想なのだろうか、などと思いました。
 この類の商品は、かなり怪しげなものが多いのですが、ここまであからさまに怪しいのも凄いと思いました。
 ついでに、このような業者に出店を許している、このスーパーの信頼性まで疑いたくなってしまったほどでした。

2011年01月19日

連日の早起き

 仕事の関係で、昨日は6時起きで今日は5時半起きでした。その分、普段より早めに帰宅できたため、かなり一日が長く感じられます。
 ならば、毎日早起きすればいいのに、と思う方もいるでしょう。実際、そう思って過去何回か、早起きを習慣付けた事があります。しかし、しばらくすると、どうも調子が出なくなり、結局、普通の生活パターンに戻ってしまいます。

 一番の原因として、早起きしてもその分早寝できず、睡眠不足になる、という事があります。実際、今日も行きの電車と昼休みにちょっと寝ただけで、既に起きてから17時間半経っているいるわけです。
 この問題さいクリアできれば、朝型になれるとは思っているのですが・・・。何かいい方法はないものか、と思った、久々の「朝型生活」でした。

2011年01月17日

眼鏡を変える

 先週末に眼鏡を変えました。ここ15年ほど、金属フレームだったのですが、今回行った店にはそれがなかったので、黒いプラスチックのものにしました。
 で、その新フレームでの初出勤となったのですが、そのことに言及してくれた人は二人だけでした。意外に思いましたが、まあ、考えて見れば、自分も、他人の眼鏡フレームが昨日までどうだったかなど、あまり覚えていません。
 まあ、仕方ないと思うと同時に、気づいたばかりか、わざわざ声までかけてくれた二人には、感謝みたいな気持ちが浮かびました。
 何にしろ、嬉しい気分になれるのはいい事です。今後は自分も、他人がフレームを変えたのに気づいたら、声をかけるようにしよう、と思いました。

2011年01月14日

アルバイトによるツイッター漏洩事件

 飲食店で働く学生アルバイトの人が、店でデートをしていた有名人の事をツイッターに書き込み、問題になる、という事件が起きました。
 もちろん、この事件に置いて、情報漏洩したアルバイトさんをかばえる点はありません。ただ、これに関する報道を読んだ時、むしろその周辺で発生したいくつかの事が、それに劣るとも勝らない問題なのでは、と思いました。

 まず、この事件を元に、少なからぬ報道業者がデートしていた有名人が所属する会社に取材をした、という事が挙げられます。別にその有名人たちが交際してようとしていまいと、社会的にはどうでもいい事です。
 仮に、二人が記者会見でもして交際宣言でもしたというのなら、そのような取材をしてもいいのでしょう。しかしながら、このような極めて不適切な形で漏洩したわけです。その「情報」を元に取材を行う、というのはいかがなものかと思いました。
 他にも、この事件に関する報道の締めに 不祥事が相次いだことで、ツイッターを使う側の倫理感も問われてきそうだ。などと書いた夕刊紙もありました。別に、ツイッターやブログなどで非常識な書き込みがあったのは、今回が始めてではありません。これよりケタ違いの非常識なものはいくらでもあります。それを、今更このような書き方で論ずるのですから、ピント外れにもほどがあります。
 さらに言うと、それが書かれていたページの、他記事へのリンクには「邪気マン女はヤリチン男が作り上げた欲望の権化!?」などという見出しがありました。この記者氏は、ツイッターを使う側の倫理観を問うより先に、同僚だか上司だかの倫理観を問うべきなのでは、と強く思いました。
 自分的には、漏洩行為そのものよりも、報道業者の感覚が、その学生アルバイトと同レベルまで落ちている事のほうがより深刻なのでは、と思った今回の騒動でした。

2011年01月12日

高級(???)焼き鳥屋

 普段会わない人が出張でこちらに来たので、折角だからと飲みに行きました。新宿駅近くを歩いているうちに、ちょっと見栄えのいい看板を出している焼き鳥屋がありました。
 そこで、入ってみたのですが、メニューを見ておどろきました。何と中生が620円で焼き鳥が1本400円くらいするのです。
 予算的にはちょっと厳しいが、まあ「高級店」なのだろう、と思い、とりあえず焼き鳥を注文しました。ところが、そこらへんの立ち飲み屋に劣るとも勝らないものしか出てきません。特に「ぼんじり」は焦げているうえに堅く、これまで食べた「ぼんじり」の中でもっともまずい、というシロモノでした。

 他にも鳥のユッケを頼んだ人が、唐辛子の固まりを食べてしまい、悶絶していました。どう考えても、調理技術が並以下としか言いようがありません。
 新宿で飲むのは久しぶりですが、ここまで物価が高くなったのだろうか、と驚いてしまいました。とはいえ、周りには普通にて低価格居酒屋が営業しています。これで、店がガラガラだったら納得がいくのですが、そこそこ客は入っていました。
 不思議な店があるものだ、思いつつ、出張で来ている人たちの帰りを考え、二次会は東京駅の「駅ナカ」にしました。ところが、ここもしょぼい調度であるにも関わらず、中生(中身は発泡酒並の味として有名なA社の「ビール」)が600円で、つまみの質量ともそれに準じるものでした。
 特に二次会の店は自分が案内しただけに、肩身が狭い思いをしました。最近、自分で居酒屋を選ぶ機会があまりなかったのですが、かなり「味の割には値段の高い店」が増えている事を、今更ながら知ることができました。
 関東のイメージを下げないためにも、次に同様の機会があったら、吟味していい店を案内せねば、と強く思った飲み会となりました。

2011年01月10日

一ヶ月ぶりの連休

 昨日・今日と休みでした。前回の連休が12月の11・12日でしたから、ほぼ一ヶ月ぶりの連休です。
 久々に取れたまとまった時間を使って、眼鏡の新調やプリンタの交換などの、年末からの課題だった懸案を片付ける事ができました。ただ、そうこうしているうちに、あっという間に連休は終了。予定していながら達成できなかった事も多々ありました。
 まあ、本当にやりたい事を全部片付けるなら、30連休くらいあっても足りないと思ってはいますから仕方ないかもしれません。とはいえ、もっと効率的に過ごせなかったものかとは思っています。
 久々に、余裕のある時間を長く持てただけに、逆により強く、時間の効率的な使い方を考えさせられました。

2011年01月09日

商店街国道

 テレビを見ていたら、千葉駅近くの店を紹介していました。どのへんにあるのか、と思って店のサイトから地図を見ました。
 周辺の駅などから、だいたいの場所の見当はつきました。千葉駅からヨドバシに寄って、パルコまで行く際によく歩く道の近くです。ところが、その地図と実際の街がどうしても結びつきません。

 地図には、「千葉街道」という茶色に塗られた道が書かれています。どうやら、この色は国道を意味しているようです。実際、千葉街道といえば国道14号線で、わが家の近くにも通っています。
 習志野市内では二車線ですが、千葉市に入ると四車線になります。しかも、中央分離帯が大きいため、かなり広い道になります。その道の延長がこの地図には書かれているわけです。
 しかしながら、この地図に書かれたあたりで、その千葉街道=国道14号線を見たり通ったりした記憶がありません。通い慣れた街の地図に書かれた道がどれだか分からない、などという経験をしたのは生まれて始めてです。
 そこで、地図を拡大したり、写真バージョンで見たりしました。その結果、この「千葉街道」というのが、パルコに行く際に通る、一車線の商店街である、という結論に達しました。この道、一応自動車も通れますが、私が行く休日の午後などは、歩行者が多く、ほとんど車は見ません。
 これまで、「階段国道」や「最短国道」などの「変わった国道」をネットや本で見て、「世の中には変な国道もあるんだな」と思っていました。それだけに、まさか休日によく歩く商店街がまさか「国道」だったとは思いませんでした。
 ちなみに、「国道14号」自体は、商店街を抜けた後、再び四車線の車道となり、次の交差点が終点となっています。しかしながら、その車道の名称は「佐倉街道」となっており、「千葉街道」は商店街とともに終点となっています。
 まさか、千葉街道の終端部分がこうなっていたとは思いませんでした。世の中にはいろいろな「発見」があるものだと改めて思いました。

 (1/10追記)これ書いた次の日、この「商店街国道」に言ったのですが、一方通行の一車線ながら、車の通行量は多く、そこそこの速度で走っていました。
 書いた時は、車はほとんど走っていないと思っていましたが、記憶違いだったようです。とはいえ、「これがあの国道14号=千葉街道なのか?」という意外性に変わりはありませんでしたが・・・。

2011年01月07日

駅構内犯罪抑止ポスターの謎

 駅構内に掲示されているマナーや危険防止のポスターは、当然ながら、具体的な行為をそのまま絵にしています。たとえば、「駆け込み乗車抑止」でしたら、駆け込み乗車をして危険な目にあいかけた人の絵ですし、「荷物を背負うな」だったら、背負っている人の周りの人が困っている絵です。
 ところが、痴漢と駅構内暴力といった犯罪となると、とたんに抽象的になります。今日見たのは、「痴漢」がハートマークで、「暴力」が明るい家庭にひびのような効果線が入っている、というものでした。

 確かに「痴漢抑止」ポスターにおいて、「駆け込み乗車」みたいに実際に痴漢をしている図を載せたら、単なるセクハラです。したがって、「そのものズバリ」というわけにはいかないのは分かります。とはいえ、このように抽象的すぎると、何を意味しているのか分からないのでは、とも思えてきます。
 たとえば、犯罪行為をやって捕まった絵を使う、などといった方法はないのでしょうか。駅構内暴力でしたら、猛り狂っている男が警官に捉えられ、それを周りの人が呆れた表情で見ている、といった感じです。
 あと、「車内での携帯電話通話はマナー違反、でも車内で大声を出してそれを注意するのはより一層のマナー違反」という感じで、自分のしているのは正しい、という思い込みのもとで周囲に迷惑をかける人に注意を促すポスターも作ってもらいたいものだ、とも思いました。

2011年01月03日

初休みと街の風景

 三が日最終日にやっと今年最初の休みが取れました。昼過ぎまで「寝正月」を楽しんだあと、津田沼あたりをブラブラと歩きました。
 駅前を歩いていて気づいたのですが、「正月休み」を取っている店の比率がかなり減っており、なんか普通の日曜日みたいな感じでした。
 チェーン店はもちろんですが、個人経営とおぼしき店でも普通にやっているところが多々ありました。
 時の移り変わりと共に、「正月三が日」の特別性が薄れ、だんだんと普通の休日に近づきつつある、という事なのでしょうか。
 もちろん、そちらのほうが便利ではあります。とはいえ、以前の不便さを感じるくらい店が閉まっている正月、というのもまたいいものでした。というわけで、少々複雑な気分になった、今年の初散歩でした。

2011年01月02日

正月早々筋肉痛

 昨年より、元旦と二日だけはパソコンを使わない仕事をしています。昨年は普通に忙しかったのですが、今年はそれ以上に忙しく、しかも人手も不足気味でした。
 まあ、学生時代にバイトで同じ仕事をしたいた時に同じような経験はしています。しかしながら、残念な事に20代の頃と比べると、筋肉の耐久力が大幅に退化していました。
 そのため、昨日夕方から猛烈な筋肉痛が腕に発生し、パソコンのキーボードを打つのも一苦労、といった感じでした。

 我が事ながら、これで今日は大丈夫なのだろうか、と思いました。実際、仕事が始まってしばらくして忙しくなると、昨日筋肉痛となったところが、痛みを通り越して熱さを感じだしました。こんな経験をするのは初めてです。
 しかし、面白いことに、痛みだの熱さだのを感じながらも、腕はちゃんと動きました。まあ、腕の痛みに苦しんでいる暇がないほど、仕事が山ほどあった、という状況だった、という理由もあるのですが・・・。
 衰えながらも、しぶとさがある、という自分の筋力を少し褒めたくなりました。
 そして、他のことでも、腕の筋肉と同様、しぶとさを発揮できれば、などとも思いました。

2011年01月01日

謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。本年も「つれづれの館」をよろしくお願いします。
 年末にも書きましたが、今年は、サイトも自分自身も「変革」を目指して頑張っていきます。読まれる方に楽しんでいただける情報・お役に立てる情報を発信していこうと思っておりますので、何卒よろしくお願い致します。

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