2014年12月25日

ブーメラン

 ネットで毎日のように「ブーメラン」という単語を見ます。
 といっても別に、オーストラリアの先住民族であるアボリジニが開発したと言われている武器であるブーメランが再評価されているわけではありません。
 ブーメランの特徴として、「その機能と投げ方により、目標に当たらなければ手元に戻ってくる」というのがあります。
 つまり、元の位置に立ったまま、武器を回収し、即座に再利用できるという、高度な武器なわけです。
 ところが、それがなぜか、「相手にしたはずの攻撃が、自分に戻ってきてダメージを与える」という意味になってしまいました。
 中途半端に知識を齧った人が「ブーメランは攻撃者の操作により自分の手元に戻ってくる」を「ブーメランは攻撃者のミスにより、自分に戻ってきてしまう」と勘違いしてしまったようです。
 自分が子どもの頃は、「ゴレンジャー」のミドレンジャーや、「リングにかけろ」の高嶺竜児のように、「ブーメラン」もしくはそれに由来する必殺技を持っているヒーローがいました。
 したがって、そんな勘違いはありえません。しかしながら、残念ながら、自分の知る限り、ここ20年以上、そのようなヒーローは見かけません。
 それもあって、このような「誤用」が広まってしまったのでしょうか。
 いずれにせよ、かなりみっともないので、早くこの「ブーメラン」というネットスラングが消える事を願っています。

2014年12月17日

お気に入り?

 先日、ある漫画家さんが亡くなられました。
 自分が20年ほど前に愛読した雑誌で連載しており、単行本を買うまでもなかったものの、その絵柄は好きだったので、その情報を知った時は、ちょっとしんみりしました。
 ところで、その情報は、ご遺族がご本人が生前開設していたツイッターのアカウントで告知されていました。
 それに対し、何千人もの人が「お気に入り」ボタンを押していました。
 おそらくは故人のファンなのでしょう。そして、情報を教えてくれたご遺族への感謝を表していたのでしょう。
 とはいえ、別に何ら悪いことをしたわけでもない人の訃報に対し「お気に入り」が何千もついている、という状況はちょっと違和感がありました。
 フェイスブックにも言えることですが、このような特殊な情報発信の際限定で、「お悔やみ」や「お見舞い」というボタンをつける、などという機能をつけるべきなのでは、と思いました。

2014年12月10日

「慇懃無礼」を意味する顔文字?

 ツイッターで、見ず知らずの人間から、えらく非礼かつ見当違いななメンションを送られました。
 少々呆れたものの、一応、そのメンションが筋違いであるという理由を、二つほど書いて返信しました。
 すると、驚いた事に、それに対する返信がまたきました。最初のメンションに輪をかけての非礼極まりないものです。なにしろ、こちらの返事を無視して、先ほどと同じ事を書いているのです。そして、文末には「(^^)」という顔文字がついていました。
 しかしながら、その顔文字は、本文の非礼さを増幅する効果しかありませんでした。そこで、かなり率直な感想を返信してお別れしました。
 リアルの会話では、笑顔でえらく失礼な事を言う輩がいます。その表情には、失礼さに輪をかける効果が生じます。
 それを上手く(?)「文字化」した、文章と顔文字の組み合わせだと思いました。
 とりあえず、この文章と顔文字の組み合わせは「慇懃無礼」を表すには最適なのかも、などと思いました。
 無意味かつ不毛な会話で10分ほど無駄にしてしまいました。
 まあ、ネットの世界では、色々な手段で、見ず知らずの他人を不愉快にさせる手段が存在します。その新たな手法を見れたので、一応10分無駄にした価値もあるかも、と思うことにしました。

2014年11月19日

使い古された「クイズ」

 ツイッターに就職情報サイトが広告を出していました。
 これが分かったらIQ125以上?などという謳い文句があり、その下に
9=72
8=56
7=42
6=30
5=20
4=?
などと書かれています。
この問題、見た瞬間に「?」のところに「12」が入る、という事は分かりました。
とはいえ、別にこれは自分のIQが高いからではありません。
この問題は、ツイッターやフェイスブックをやっていると、月に1回は目に入るのです。それだけ使いまわされているネタなのです。
ちなみにオチを言えば、この計算式は「左側の数に、左側の数から1を引いた数をかけた答え」です。

 したがって、今となってはこれが一目でわかっても、何の自慢にもなりません。もちろん、IQも分かりません。
 まあとりあえず、こんな誰が作ったのか分からないような、しかも使い古された問題を使って広告を出している就職サイトに載っている情報など、何の当てにもならないだろうな、という事だけはよく分かった、「IQテスト」でした。

2014年11月17日

好みを生成?

 最近、ヨドバシの通販を非常によく使っています。
 そのため、ニュースサイトなどを開くと、PCの閲覧履歴を元に自動生成されるバナー広告がヨドバシの通販サイトになることが多々あります。
 その広告には、最近買ったものの写真が載ります。ところが今日見たら、見た覚えのない若い女性の写真集が「買ったものリスト(?)」の中に入っていました。
 もちろん、そんなもの買った事も閲覧した事もありません。
 不思議に思ってみてクリックしてみたところ、「絶対空域」という題名の写真集でした。ポルノではないのですが、一応、「男性向け」といった感じです。
 そして、写っているのは、「太ももの付け根から膝の間」だけなのです。「足フェチ」と言って、足に異常なこだわりを見せる性癖の存在は知っていました。しかし、その写真集には膝から下は写っていないのです。
 自分的には、何でそんな所にこだわりが持てるのか、またそのこだわりを写真集にして販売できるほどの需要がなぜあるのか、全くもって理解不能でした。
 まあ、世の中には色々な趣味並びに、それを利用した商売ががある、という事を知れたのはいい勉強になりました。
 それにしても、なぜその写真集が自分の「買ったものリスト(?)」に載ったのか非常に不思議でした。
 最近の買い物を思い浮かべ、「まさかマウスとDVD-ROMと試験用参考書を買うと、システムが『この組み合わせで購入した人はこの写真集を好むに違いない』などと判断するのだろうか、などと非常に不思議な気分になりました。

2014年11月13日

地図感覚

 駅前で待ち合わせをしていました。
 三人で集合する予定でしたが、一人が遅れています。ちょうど、待ち合わせ場所には駅周辺地図があったので、それを見ながら、先に来た二人で地理談義をしていました。
 ところが、話題になっていた場所は、地図に掲載されている範囲からちょっと外れていました。
 そこで、その場所を表示させようと、駅周辺地図をスワイプして、表示場所を変えようとしました。
 そして、指で地図をこする直前に、これはグーグルマップでもマピオンでもないのだから、そんな事しても、表示場所を変えることはできない、という事に気づき。思いとどまりました。
 まあ、ここ数年、PCやスマホで地図を見る回数と、印刷された地図を見る回数の比率は100対1くらいになっています。それを考えれば、このような勘違いをするのも仕方ないところでしょう。
 そういう事もあり、はやく駅などに掲示されている地図も、大画面液晶に地図アプリを表示する形になり、利用者が表示場所や縮尺を自由に変えられる形になればいいのに、などと自分のミスを正当化するような「改善案」を心の中で主張してしまいました。

2014年10月27日

パワーポイントでリングパフォーマンス

 スカパーが無料キャンペーンをやっていたので、普段見れない格闘技専門チャンネルを視聴しました。
 1990年台半ばは大のプロレスファンで、専門誌を複数購読していたほどでした。しかしながら、最近はすっかりご無沙汰しています。
 それはともかく、見ていると、テーマに乗って覆面レスラーが入場してきました。ここまでは昔も今も変わりません。
 ここで続いて、相手レスラーが入場するのが普通です。しかしながら、そのような気配はありません。代わりに、覆面レスラーが本部席にあるノートパソコンに近づいてきました。
 そして、パソコンを操作し始めました。会場のメインスクリーンとつながっており、そこに画面が映ります。そこにはパワーポイントの画面がありました。

 アナウンサーは「得意のパワーポイントだ。しかしJPEGという説もあるぞ」などと言っています。
 しかしながら、画面はちゃんとパワーポイントで作られており、アニメーション効果なども設定されていました。
 その画面を動かしながら、覆面レスラーは、これから闘う相手の「弱点分析」を延々と披露し、その対策の練習風景まで画面に映し出していました。
 そして、熱演が終わり、やっと相手レスラーが入場し、試合になりました。
 試合のほうは、ある意味お約束、という感じで、そのパワーポイントで披露した「弱点を分析して考えだした作戦」を相手レスラーがあっさり破って勝利、となりました。
 このあたりは、20年前のお笑い系プロレスと何ら変わっていません。
 とはいえ、この「パワーポイントを使ったリング(?)パフォーマンス」の面白さには、率直に感心させれました。
 いろいろあって「プロレス観戦」という趣味は引退していましたが、プロレスは相変わらず独特の進化を続けているのだな、と嬉しさを感じた久々のプロレスTV観戦でした。

2014年10月22日

技術料

 しばらく前、ツイッターで、「知り合いの会社がシステムのトラブルで困っており、社長から『10万払うから直してくれ』と言われたので、現地に行ったところ、即座に原因がわかって直した。すると、『こんな短時間で直るものに金を払えない』と態度を一変された」という話を見ました。
 ただ、これは別に特別な話ではありません。なぜか知らないのですが、「オレはコンピュータの事はわからない。だけど、この程度のシステム導入作業にこれだけ対価がいるなんて高すぎないか?」と堂々と話す人は多々います。
 自分がやれば一生かかってもできないわけです。そして、その作業の標準価格を調べた事がないわけです。にも関わらず、そんな事を堂々と言うのですから、呆れるよりありません。
 確かに、多くの人には「コンピューターに詳しく、無償で助けてくれる友人」が一人か二人はいます。ついついそれが基準になってしまうのでしょう。
 しかしながら、その人がタダでやってくれるのだから、この事もタダでやってもらって当然だ、と友人でも何でもない人に期待するのは、ちょっとおかしいのではないでしょうか。
 これだけ情報システムが進歩・普及しているのに、このような考え方を持つ人は全然減りません。
 いつになったら、このような考えが誤りだという風潮ができるのでしょうか。ここのところ立て続けに、それに関して不快な思いをしただけに、余計それを強く思いました。

2014年10月21日

無料ブログの宿命

 昨日、人種差別団体のトップと極右政治業者との「論争」が行われました。
 内容的には何ら価値のないものでしたが、これをTV各局が放映し、互いの宣伝に大いに役立ったようです。
 特にひどいのは、人種差別団体のトップが、その著書をカメラに向けて置いていたら、NHKなどがそれを無修正で放映した、という事でした(モザイクをかけた局もあったそうです)。
 つまり、人種差別主義者の本の宣伝に協力したわけです。「経済効果」という観点で見れば、数百万円の宣伝効果があったと言えるでしょう。
 この情報は、とある人が書いている「はてなブログ」で読みました。双方に対し、批判的な視点で記事を書いています。ところが、驚いたことに、そのブログの一番下には、その人種差別主義者の著書の広告が載っていました。クリックすれば購入ページに遷移するようになっています。
 「はてな」がブログの中の言葉を検知して、それにあった広告を自動的に掲載する、という仕様になっているからでしょう。いずれにせよ、結果的にその著者は、自分のブログに、人種差別主義者の著書の広告リンクを貼ってしまう、という結果になってしまいました。
 そのような本への広告を生成する「はてな」にも問題はあると思います。しかしながら、そのサービスを使う方も使う方、と言わざるをえないでしょう。
 月に100円払えば、広告のないブログなど簡単につくれます。にも関わらず、それをケチった結果、このようなオチになってしまったわけです。
 この人に限らず、無料ブログサービスを利用する人はもう少し「自分の記事に、自分の意に反して広告が掲載される」という事をもう少し意識すべきなのでは、と改めて思った一件でした。

2014年10月19日

道頓堀騒動

 ツイッターを見ていたら、道頓堀がどうこう、というつぶやきが多々ありました。
 道頓堀といえば、先日、堺屋太一氏がぶちあげた「道頓堀プール」が当初の2kmから80mに縮小されたというニュースで名を馳せました。
 今度は、80mが80cmにでも縮小されたのだろうか、などと思って辿って行ったら、道頓堀に何人もの人が飛び込んだ、という日経新聞のアカウントが投稿した写真がありました。
 今日、タイガースがCSを勝ち抜いて日本シリーズに出場した事は知っていました。しかしながら、野球への感心が10年前と比べると100分の1くらいに減少している事もあり、最初のつぶやきを見た時は、「道頓堀」と「タイガース」が全くもって結びつきませんでした。
 相も変わらず、マスコミはそれを煽る報道をしていました。
 そして、11年前に、同じことをして命を落とした人がいたなどという事は、一切報じていませんでした。
 あれから11年経ちましたが、マスコミもそれに煽られる人も全く進歩していないのだな、と思いました。
 もっとも、マスコミについては、進歩していないどころか、70年前に先祖返りしてしまった、という感じになりつつあるのですが…。

2014年09月26日

データ消失

 実験も兼ねて、MACからWindowsの共有フォルダにアクセスし、そこに入っているデータを操作しました。
 無事にアクセスとリネームができたので、かなり時間をかけてデータを作成し、保存しました。
 それを一旦保存して閉じ、再び開こうとしたのですが、ファイルがどこにもありませんでした。
 念のため、Windowsから探してみたのですが、やはり見つかりません。
 確かに、途中、上書き操作をしている際に、不可解な挙動は見えました。
 せめて、その時点で念のため、保存先をローカルに変更していれば、このような事故が起きなかったのでしょうが、いまとなっては後の祭りです。
 まあ、なくても困らないデータではありますが、1時間ちょっとかけて作ったものが消えた、というのはかなりの喪失感がありました。
 まあ、MACにした目的の一つが、このようなWindowsだけ使っていてはできない経験をする、という事にありました。
 そういう意味では「目的を達成できた」とはいえます。とはいえ、やはりかなりの虚しさがありました。
 今日はもう諦めましたが、時間があるときに、消えたファイルの捜索をやってみようと思っています。

2014年09月16日

MACで画像加工

 私用で、デジカメで撮った写真をトリミングとサイズ変更、並びに色合いの簡易修正を行う必要が生じました。
 そこで、MACに付属していたiPhotoというアプリを使って加工することにしました。
 とりあえず、一枚目の写真をFinderからドラッグしました。メニューを見れば、だいたいどこを触ればいいかは分かりました。
 とはいえ、そこから先は苦戦の連続でした。いろいろ苦心して何とか加工し終えたのですが、それを別名保存も上書き保存もできません。
 Windowsでは絶対存在するはずのそれらのコマンドがどこにもないのです。
 しばらく悩んだ末、「書き出し」というコマンドがそれに相当するものかもしれない、と気づきました。
 押してみたら期待通り保存画面が出てきたのですが、加工後の画像サイズを選ぶ画面が「大」「中」「小」「カスタム」となっていたのに、また驚かされました。
 画像サイズを直接指定することも、パーセンテージで縮小することもできないようなのです。
 悪戦苦闘の末、やっと一枚の加工が完了しました。Windowsでしたら、同じ時間があれば、10枚は加工できています。
 さらに、2枚目の写真をiPhotoに取り込もうとしたのですが、Windowsで普段やっているやり方だとうまくいきません。
 一瞬、「もうWindowsに切り替えようか」とまで思いましたが、それではわざわざMACを買った意味がありません。
 というわけで、かなり悪戦苦闘し、なんとか完了しました。
 疲労感もありましたが、同時に、達成感もありました。
 今後も、このような経験が続きそうですが、こうやって少しずつMACに慣れていければ、と思っています。

2014年09月12日

携帯内でメール転送

 知り合いから携帯にメールが来ました。そこで返事を出したのですが、エラーになって戻ってきました。
 自分は携帯メールとしてgmailのアドレスを公開しています。ところが、携帯キャリアのメールの設定を「PCメールは受信しない」にしておくと、gmailからのメールは弾かれてしまうのです。
 どのキャリアも、Google製のAndroidをOSとしたスマホを出しています。当然ながら、そこにはgmailが入っています。さらにいえば、そこでgmailのアカウントを設定しなければ、いろいろと不便します。
 要は実質的に各キャリアとも、gmailを公式的なメールとして扱っているわけです。にも関わらず、gmailを受信しない設定にするのはどうなのだろうか、と思いました。
 もちろん、gmailからのスパムは多々あります。しかしながら、最近は携帯キャリアのアドレスを偽装したスパムメールも多々あるので、gmilだけを弾く意味はありません。

 まあ、自分が文句をつけても、知人宛の返信メールは届きません。
 そこで仕方なく、gmailから携帯キャリアのメルアドに転送し、メーラーを開きなおして、そこから返信する、という手間のかかる事をやりました。
 なら最初からキャリアのメルアドを公開すればいいのでは、と思う人もいるかもしれません。
 しかし、PCとの連動や、もしキャリアを変えた場合に番号は移行出来てもメルアドは移行できない事を考えると、gmailのほうが圧倒的に便利なのです。
 というわけで、携帯キャリアの設定を愚痴りつつ、自分の携帯から自分の携帯にメールを転送する、という奇妙な経験をした一日となりました。

2014年09月08日

電車の中でスマホ

 とあるSNS講座に参加しました。
 2時間にわたり、SNSの利点を中心に安全な使い方などの講義となっていました。
 そして、終わったあと、ちょっとした雑談となったのですが、その中のひとりが、「今、電車に乗ると、乗客の八割がスマホやタブレットを使っている。やはりあれは異様に見える」と言いました。
 別に、その人は講義中にSNSに批判的な発言をしていたわけではありません。見ている限りは、有意義に感じ、活用していこう、という雰囲気でした。
 にも関わらず、そのような発言になったわけです。
 まあ、負の感情というよりは、長年慣れ親しんでいた光景との差分が大きすぎる事による違和感なのでしょう。
 自分的には、かつてのように座っている人が日経やスポーツ新聞を読み、立っている人が中吊りの週刊誌広告を見ていた頃に比べれば、情報収集が質量とも格段に進歩した喜ばしい光景にしか見えないのですが…。
 ついでに言うと、画面を見ている人の何人かは電子書籍を読んでいます。それも考えれば、見た人が違和感をおぼえるほど、やっている事は変わっていなのにな、とも思いました。

2014年09月07日

切り替え

 昨日、飲み会がありました。12年来の付き合いがあるメンバーの会ですが、諸事情により、半年に一度開けるかどうか、という貴重なイベントとなっています。
 楽しみにしながら会場に向かって電車に乗っていたら、携帯が鳴りました。発信元は取引先です。
 普段の連絡はメールでやりとりしている相手で、電話が来るだけで、すわ何事、と思ってしまいます。
 そして、電車を降りて折り返しを入れたところ、ちょっと信じられないような話をされました。15万円くらいの損得に関わる事です。
 驚きながらも、今は出先だから、明日折り返す、といってとりあえず話は保留しました。
 少なからぬ驚きがあり、そこから別の路線に乗り換えて目的地に行ったのですが、その間ずっと、その事が頭から離れませんでした。
 この時は、この精神状態で飲み会を楽しめるのだろうか、と心配していたほどでした。
 しかし、いざ始まると、完全に切り替えることができました。別に忘れたわけではないのですが、飲み会とは完全に別物として切り離せたのです。
 10年位前までは、仕事でとんでもない失敗をすると、ストレスで胃に来て、食べ物が喉を通らない、などという事もありました。
 それを考えると、我ながら変わったものだな、と思いました。
 半年に一度できるかどうか、という貴重な時間です。それを大切に思う気持ちが、不安を大きく上回った、という事でしょう。
 ということもあり、飲み会を心より楽しむことができました。
 ちなみにトラブルの件ですが、今日、先方に折り返したところ、あっさり向こうのミスである事を認め、問題は解決しました。
 一時的にかなり疲労がありましたが、その分も含め、貴重な経験ができた二日間になりました。

2014年08月25日

MAC生活4日目

 金曜にMACを買って4日経ちました。
 職場ではWindows、自宅では主にMACという生活が続いています。
 ただ、当初予想していたよりも、MACを違和感なく使えています。
 かつてより双方のOSの相違点が減った事が最大の理由でしょう。昔、自分のPCが壊れて、一時的にMACを使っていた事がありましたが、その頃は、「右クリック」という概念がありませんでした。
 それに対し、今は普通に右クリックができます。それだけでも、かなりの違いを感じました。
 さらに、長年iPod touchを使っていたため、その類いの操作に慣れていた、という事もあるのかもしれません。
 とりあえず、マウスのスクロールボタンの動きが正反対なのと、日本語と英語の切り替えだけは、まだなじめません。
 しかし、そのへんをのぞけば、予想よりは違和感なく使えています。
 ただ、かなり面倒と思われる移行作業は後回しにしています。そのあたりをやり始めると、これまでと違う苦労をするのでは、と思っています。
 そのへんは、不安である一方、楽しみでもあります。

2014年08月22日

初のMAC購入

 4年と2ヶ月前に買ったパソコンの動きがかなり遅くなったので、新調しました。
 これまでずっとWindowsを買っていたのですが、今回はMACにしました。
 10数年前に、相方が懸賞であててMACをもらった事がありましたが、購入したのはこれが初めてです。
 21年前に初めて買ったとき以来、ずっとMicrosoft製のOSを使っていました。
 にも関わらず「転向」したのは、ひとえに仕事のためです。
 ひとつは、現在Windows専門となっている自分の仕事の幅を広げたい、という事があります。
 もう一つは、使い慣れないOSを勉強する事により、「パソコンが分からずに試行錯誤していた頃の自分」を再体験してみようと思ったからです。
 実際、今日だけでも、これまでのWindowsだったら一瞬でできた事に何分もかかる、という事が何度もありました。
 当分は、こんな苦労が続くと思いますが、なんとか使いこなし、購入の目的を達成しようと思っています。

2014年07月14日

懐かしの写真

 ひょんな事から、旧・公団住宅(現・UR賃貸住宅)を再生する、という仕事をされている方のツイッターアカウントを知りました。その、再生対象に、自分が生まれ育った団地が入っており、その写真を投稿したのを見たのがきっかけです。
 それ以来、ちょくちょく故郷の写真を見て懐かしがっていたのですが、先日見た写真は、特に懐かしいものでした。
 一見すると、どこかの公園のようにしか見えません。しかし、実はこれが団地の構内なのです。
 故郷の団地は、かなり余裕のある作りをしており、このような公園みたいな所が何箇所もありました。
 その中でも、ここは特に変わった所で、自分の住む団地ながら、ここに来ると、なんか特別な所に来たような気分になったものでした。
 そういう事もあり、写真を見た時、即座にどこだか解りました。
 自分がここを走り回っていたのは、40年近く前の事です。その空間がほとんど変わらず残っている事に驚きました。同時に、そのような風景を千葉にいながら見ることができるという、インターネットというものの便利さに、改めて感心させられました。

2014年06月29日

携帯番号による「友だち候補」

 Facebookには「友だちかも」というコーナーがあります。
 友人関係や登録メールアドレスなどから、「貴方の友だちかもしれない人」を表示する機能です。
 つい最近まで、ここに掲載されるのは「友だちの友だち」でした。
 ところが、ここ数日、明らかに傾向が変わってきました。なぜか、以前いた会社の人が出てくるようになったのです。
 別に、共通の友だちがいるわけではありません。また、その人達は、FBに登録した自分のメールアドレスを知りません。
 ただ、いずれの人も、携帯番号は交換していました。他に「繋がり」は考えられません。おそらくは、携帯の電話帳を読み取って、そこから「友だちかも」を表示させているのでしょう。
 懐かしさを感じることができたのはちょっと楽しいことでした。しかしながら、やはり、勝手に携帯の電話帳を覗かれたような気分にもなり、ちょっと気味悪くも思いました。
 別にFacebookに教えてもらえなくても、必要あらば友だちリクエストを送ります。
 もうすこし、そっとして欲しいものだ、と思いました。 

2014年06月23日

市立高校の成績が「緊急情報」?

 二年前、習志野市で仕事を始めた事もあり、ツイッターで「習志野市緊急情報」と「習志野市イベント情報」をフォローしました。とにかく、地元の情報を得る必要があったからです。
 ところが、「習志野市イベント情報」はそのアカウント名に反し、ツイートのうち、市内のイベントに関する情報の発信はほとんどありませんでした。
 ツイートの殆どを占めるのは、スポーツの名門と知られる、市立高校の大会結果でした。県大会で優勝くらいすれば、確かに発信してもいいでしょう。しかしながら、第○回戦の結果まで、ダラダラと流されるのはウザすぎます。

 別に自分が習志野市民でないから興味がないわけではありません。16年半ほど千葉市民をやっていますが、千葉市立高校の事にも何ら興味はありません。さらにいえば、自分が在籍していた大学もスポーツの名門ですが、こちらの結果にも何ら興味がありません。
 習志野市に在住・在勤する人にも自分のような考えの持ち主も、少なからずいるでしょう。
 そんなに市立高校の運動部の結果を流したければ、「市内の高校スポーツ情報」というアカウントを立ち上げて、そこに書けばいいのではと思いました。いずれにせよ、肝心のイベントについて発信せず、そんな情報を延々と流されても鬱陶しいだけなので、見るのをやめました。
 一方、「緊急情報」のほうはフォローを続けていました。発信されるものは「警察の発表する振り込め詐欺情報」「市内に変質者が出現」「火災発生」「気象警報や注意報の発令」で、仕事に関係するものはありません。
 とはいえ、必要な情報を適宜に流していたので、フォローを続けていました。
 ところが、ここ数日、いきなりその「緊急情報」が「イベント情報」のツイート、すなわち市立高校運動部の大会結果をリツイートし始めました。
 市役所公式の「緊急情報」がやるべきことかどうかなど、5秒も考えれば分かる事です。かなり呆れました。
 こんな事やっていて、本当に火急の事態が発生した時、適切な情報発信ができるのだろうか、とかなり不安になりました。

2014年06月10日

Facebookで生じた「先祖返り」

 Facebookの出発点は、実名制で、実際の知り合いとだけ交流することでした。
 ところが、最近見ていると、それと正反対の現象をよく見かけます。
 フォローしている人の中には、賛否の分かれる意見を発する人もいます。それに対し、不特定多数の人が「コメント」できる設定になっています。それを利用して、発信者を罵倒したり汚い言葉遣いをする輩が多々います。
 友だち同士の交流をするためのSNSなのに、なぜこのような機能が設定されているのか不思議です。しかも、このコメントに関しては、特定の人間を書き込み禁止にすることはできますが、「友だちでない人の書き込み不可」にする機能が、自分の知る限りでは存在しません。
 この、「不愉快なコメント」というのは、10年ほど前にブログが普及し始めた頃によく問題になりました。
 そのため、承認制にしたり、コメント禁止機能を作るなど、さまざまな形で対処方法が作られました。
 ところが、そのような10年前のブログの問題点が、そのまま現在のFacebookに蘇ってしまっています。
 なんか、退化して先祖返りしてしまったような印象を受けました。
 「友達同士が交流する」という出発点に戻って、早急に対策を取ってほしいものだと思っています。

2014年06月08日

電車の中で印刷

 今日は、大学将棋のOB戦がありました。
 大学卒業直後からずっと参加しており、さらに、10数年前からは、運営にも関わっています。
 自分の担当の一つに、会場内に掲示する印刷物を作成する、というのがあります。ところが、昨日、そのうち二枚を刷るのを忘れてしまいました。
 ただ、その資料は、WEB上のデータ保管サービスに置いてあります。それは、スマホからでも参照することができます。
 そこで、コンビニでデータを印刷するサービスを利用することにしました。スマホで会員登録をしたのですが、いざ印刷となった時、スマホの中のデータを見る画面が表示されました。
 パソコンならそこからWEBサービスに簡単にアクセスできるのですが、スマホだとそのリンクがどこにあるか分かりません。そこで、スマホからのアクセスは断念しました。

 幸い、会場での事務作業を行うため、ノートパソコンを持参しています。そこで、それを開いて、電車の中で、印刷サービスに接続しました。スマホのテザリングができたおかげで、携帯さえ持っていれば、いつでもネットに接続できます。
 以前、電車の中でやり残した仕事をノートパソコンで片付けていた事がありました。当時は、そのようなサービスはなく、公衆無線LANサービスを利用し、特定の駅に止まっている時だけネットにつないでいました。
 それ以来、久々の「電車の中でノートパソコン」となりました。自在にネット接続して、印刷サービス機能を使った時は、かつての事を思い出し、時代の流れを感じました。
 そして、駅から会場の間にあるコンビニで、その資料を印刷し、無事に会場で使うことができました。
 また、将棋大会のほうも大盛況で、自分が関わった最初の頃と比べると、倍くらいの人が来てくれました。
 その変遷や、その10数年の間で色々苦労した事も思い出し、これまた時代の流れを感じました。
 いずれにせよ、便利になったり、いい結果が出るのは嬉しい事です。自分にとってもっと重要な事においても、同じように良い形で「時代の流れ」を感じたいものだ、などと思いました。

2014年06月07日

ありえない経歴

 業務でやっているツイッターで、ある人にフォローされました。プロフィールが表示されたのですが、一番最初に「東京大学理科三類卒」と書いてありました。
 自分も、東大卒の人を何人か知っています。このような肩書の人を見たことがありません。
 東大は独特の仕組みを持っており、入学する際、全員が教養学部という学部に入ります。そして、三年になってから、医学部や法学部などに進みます。
 この○科×類というのは、その教養学部の中での分類です。
 つまり、(教養学部)文科二類に入学しても卒業するの経済学部などになります。同様に、理科二類に入学しても、卒業するのは農学部などになります。ちなみに、この人が自称する理科三類は、医学部に進む人が受験するところです。
 ちなみに、三年以降も教養学部で学問を続け、「教養学部卒」となる、という選択肢もあります。
 いずれにせよ、理科三類に入学する人はいても、理科三類を卒業する人は存在しえません。理科三類のまま東大を出た人がいたとしたら、それは中退した人です。
 ここまでわかりやすい「学歴詐称」もなかなかないと思いました。
 しかしながら、そのような人に2千人ほどのフォロワーがいました。まあ、こういう場合、そのようなスパム系アカウントが相互フォローしているケースが多いそうなので、2千人がその「学歴」を真に受けているというわけではないのですが…。
 世の中には、色々な「あからさまな嘘」が存在するものだ、と感心させられました。

2014年05月21日

パソコンとスマホの連携

 夕方、電車で出かける用事がありました。
 出かけるまで、パワーポイントでプレゼン資料を作っていました。それをOneDriveに保存し、電車の中でそれをスマートフォンで見ながら、修正案を作りました。
 そして、出先では打ち合わせがあって、自分が書記になりました。
 今度は、スマートフォンでエバーノートを立ち上げ、そこに打ち合わせ内容をメモしました。
 それを帰宅後、パソコンで開き、議事録としてまとめて送信しました。
 この作業の間、特に、パソコンとスマホの間でデータ連携の操作は一切していません。パソコンでOneDriveに保存すれば自動的にスマホで確認でき、スマホのエバーノートに書いて保存すれば自動的にパソコンで見れるわけです。
 今ではすっかり当たり前の事です。しかしながら、自分は15年くらい前から、このパソコンと携帯端末の連携で色々試行錯誤していていました。
 それを思い起こし、改めて便利になったものだと思いつつ、効率的に仕事をこなせた一日になりました。

2014年04月30日

マッチポンプ

 Yahoo!のトップに「危険」「PCにエラーがあります」――IT初心者を狙った警告風の広告に注意 被害者急増中という記事へのリンクがありました。
 記事で紹介されている「警告風の広告」とは、赤や黄色の枠が点滅し、その中に「警告!パソコンが脅威にさらされています」などと書かれている正方形の事です。
 これを真に受けてクリックすると、役に立たない「セキュリティソフト」を購入させられてしまう、というインチキ商売です。

 もちろん、このような悪質なものを紹介するのはいい事です。しかしながら、これがYahoo!が他人事みたいに掲載したのにはちょっと呆れました。
 なにしろ、このインチキ商売の蔓延に最も「貢献」したのはYahoo!だったからです。
 Yahoo!で検索を行うと、検索結果に広告が出ます。そうすると、極めて高い確率で、上に「jp.ask.com」と書かれたサイトが出てきます。
 小さい文字で「○○に関連した広告」と書かれ、背景色がちょっと変わるのですが、ネット初心者でそれに気づく人はいません。
 一番上に出たから一番有益な情報だと思ってクリックしてしまいます。
 そして、そこをクリックすると役に立たない情報の羅列とともに、右側に件のインチキ広告が出ていました。Yahoo!の利用率の高さを考えれば、引っかかった人のうち少なからぬ人が、Yahoo!経由だったのではないでしょうか。

 最近になって、やっとこの「jp.ask.com」からはその広告は消えました。だからこそ、Yahoo!がトップで取り上げたのだろうか、などと思いました。
 もちろん、記事にはそのような経緯は書かれていません。まあ、そんな事書いたら、Yahoo!に掲載される事などないから仕方ないのでしょうが。
 いずれにせよ、「マッチポンプ」の典型例ではないか、と思わされた、Yahoo!の記事でした。

2014年04月27日

荒らすだけ荒らして…

 アマゾンで本を頼もうとしました。部数は少ないですが、日本でもトップクラスの大出版社が出しているものです。
 ところが、発売数日前にも関わらず、注文してもいつ届くかがサイトに記載されていません。
 そして、「商品が入ったらメールします」などと表示されていました。
 さらに先日、かなりヒットした映画のDVDを買おうとしたら、やはり同様の状況になっていました。しかも、「ライバル」である楽天ブックスより1,000円くらい高い値段がついています。

 そんな話を知り合いにしたら、「最近は電子書籍に重心を移しているので、リアルな媒体の販売がおろそかになっているのでは」と言われました。
 もしそうだとしたら、今までの過剰とも言える、「送料無料で注文した翌日に本やDVDを送るサービス」は一体何だったのだろうか、と思いました。
 そのおかげで多くの本屋が廃業においやられ、多くの人が不便な思いをしているわけです。実際、自分も自宅から歩いていける所に本屋はありません。そのため、本を買うには、アマゾンのような通販を使うか、電車代を払って隣町の津田沼などに行くよりないわけです。
 そのように既存の販売ルートを圧倒的な資本力で焼き払っておいて、いざ他の選択肢が少なくなったら、今度はサービスを後退させたわけです。
 利益を上げる手法としてはこれが正しいのかもしれません。しかしながら、大きな違和感を覚えざるを得ませんでした。

2014年04月15日

記事の日付け

 ここ数日、ツイッターやフェイスブックで、山中伸弥氏:「STAP研究に協力、小保方さん大歓迎」という記事へのリンクを何度も見ました。
 一見、マスコミで大バッシングされている人に対する応援宣言をノーベル賞受賞者が発したかのように見えます。
 しかしながら、よく見ると、記事の下には薄い字で「2014年02月8日」と書いています。
 要は、マスコミが今と正反対に、その人の事を天まで持ち上げていた頃の記事なのです。
 ところが、この日付けが非常に見づらい所にあることもあり、多くの人が「最新情報」と勘違いしてこの記事を紹介してしまっています。
 ネット上に記事を起き続ける場合、それがいつ書かれたかは重要です。しかしながら、あまりそれに気づかずに、古い記事を紹介してしまう人が跡を絶ちません。
 どんな記事でも、引用するときは日付け欄を確認する、というのが鉄則、という事を改めて認識させられた一件でした。
 ちなみに、以前にも書きましたが、自分はこのナントカ細胞にも、話題の研究者にも、まったくもって興味も関心もありません。
 なぜならば、その発見が本当だろうと嘘だろうと、自分の生活に何の関係もないからです。そういう事もあり、これに関して大騒ぎするマスコミやそれに煽られる人達を見ると、「もっと自分にとって重要な事に関心を持てばいいのに…」と思ってしまいます。

2014年04月13日

「やらかし」とその後の態度

 Googleニュースを見たら、「テクノロジー」のトップが「グーグル、誤って空港の見取り図などを公開状態に--修正し謝罪」になっていました。
 Googleの社員が地図情報作成のために、空港などの関係者から貰った地図情報を、「Googleグループ」で共有していたのですが、それを初期設定の「公開」のまま使っていた、というものです。
 その結果、本来機密情報であるはずのものが、インターネットに繋いでいる人なら誰でも閲覧できる状態になっていた、というのが事件の概要です。

 これは、重要な情報を扱う基本中の基本ができていなかった、という重大な問題です。さらに、Googleはこれまで、この「Googleグループ」の初期状態が「公開」となっている、という批判に対し、「適切な設定を行えば非公開になるのだから問題ない」と回答していたとのことです。
 それで、自社社員が「やらかし」てしまったわけです。それを考えると、二重三重に恥をかいた、と言えるでしょう。
 しかしながら、それを自社のニュースサイトで、しかも「部門トップ」で掲載した、というのは立派な態度だと思いました。
 これが新聞社だと180度違います。普段は、「逮捕された人=犯人と決定」という考え方で、その人の氏名・顔写真・年齢などの個人情報を平然と報道しています。
 しかしながら、自社の記者や新聞販売員が、かなり凶悪な犯罪容疑で逮捕されても、一切、それを報じません。
 その点においては、Googleは立派だと思いました。もっとも、これも「社員の初歩的ミス」で、「ニュースに自社にとって都合が悪い情報は掲載させない」という機能があるものの、それを間違えてOFFにしているだけなのかもしれませんが…。

2014年04月09日

XPサポート終了

 本日付けで、WindowsXPのサポートが終了となります。今後は、OSの脆弱性などが判明しても、それを修正するパッチは配布されなくなります。
 したがって、XP搭載のパソコンをインターネットに繋ぐ事は非常に危険になります。
 初めて購入したWindows95搭載のPCでパソコンに縁ができ、Windows98全盛の頃から、パソコンに関わる仕事をするようになりました。
 その中で、一番多く扱ったOSはWindowsXPでした。
 特に、2008年から4年間勤めていた会社では、全部合わせると200台くらいの、WindowsXP搭載のパソコンを扱いました。それに伴い、様々な設定をしたりもしました。
 今の仕事になってからは、扱うOSのほとんどはWindows7と8となっています。しかしながら、扱った総量は圧倒的にXPのほうが多量でした。そういう事もあり、今でも、設定画面の扱いは、XPのほうが手馴れています。
 なお、現実問題として、少なからぬ企業・役所・団体では、XPを使い続けているとのことです。仮に100台のPCを入れ替えるとしたら、Word・Excelなどを含めれば、どんな安く見積もっても600万円はかかるわけです。
 この不景気のなか、「サポート切れ」という理由だけで、それだけ予算をかけてまだ使えるパソコンに買い換える事ができない所も少なくないでしょう。
 それを考えれば、まだまだ「XPは終わった」とは言えません。
 とはいえ、一区切りがついた日ではあります。そういうわけで、ちょっとした感慨を持った一日となりました。

2014年04月05日

利用者を無視したバージョンアップ

 ブラウザやスマホで閲覧するSNSは、ちょくちょく画面構成やボタンが変わります。
 しかしながら、変更後の画面を使って「よくぞ変更してくれた」と思うことはまずありません。逆に、「大してすごくない上に全然役に立たない、今までどおりにしろ!」と思う事のほうが非常に多くあります。
 しかも、その変更に公式のサポートスタッフがついていけていません。そのため、公式サイトのヘルプ画面を見ているのに、そこで表示されている画面・メニューが、現在の画面と違っていて使いものにならない、という事が多々あります。

 画面を変更するスタッフとしては、それが仕事だからやらざるを得ないのでしょう。しかしながら、使う側としては、迷惑以外の何物でもありません。
 SNSとは違いますが、先日、Microsoftが、Windows8.1の最新版でスタートメニューを復活させる、と発表した、という話を聞きました。
 Windows8で、それまでのスタートメニューを大幅に変更したわけですが、はっきり言って改悪以外の何物でもありませんでした。
 そのため、Microsoftがの現在の8.1において、スタートボタンを復活させるなど、「復旧」していました。
 もし、情報が本当で、次のバージョンでスタートメニューが「7」以前と同じ形で復活するのなら、「8」で行った「改変」が根本から間違っていたと認めた事になるわけです。
 ならば、最初から余計な変更をするな、と言わざるを得ません。
 いずれの場合も、変更する際に「この変更によって使う人がどれだけ得して、どれだけ損するか」という考察が欠如しているのでは、と思っています。
 そこが治らないと、現在、多くの人が利用しているSNSもOSも、かつての失敗事例同様、利用者が離れていってしまうのでは、と思っています。

2014年04月02日

「ポイント」の魔力?

 楽天ブックスで予約注文をしました。発売日になったので発送状況を確認しようとしたら、なぜか「楽天生命の宣伝動画を見たら40ポイント進呈します。さらに見積もり画面に進めば30ポイント」という広告が表示されました。
 別に生命保険に加入する予定はありません。とはいえ、一瞬、「表示させるだけで40ポイントも?」とちょっと驚きました。
 しかし、数秒後、「40ポイント=40円分の買い物をする権利」という「レート」を思い出しました。
 そう考えると、途端に印象が変わりました。要は「40円もらうために広告動画を見て、さらに見積もりまで取っても30円しかもらえない」でしかないわけです。
 最初から「40円分」と書いてあったら、一瞬でも驚かなかったでしょう。「ポイント」という言葉の持つ魔力(?)をうまく利用しているな、と思いました。
 とはいえ、40円といっても貰えるものは貰わないと損です。というわけで、「動画を再生」ボタンを押した後、別のタブを開いてサイト閲覧を続けました。
 そして、10数分後に再度楽天生命が表示されているタブを開いて、動画が終わった事を確認し、タブを閉じました。

2014年03月28日

MSVCR80.dll の謎

 ある頃から、PCを起動すると、「MSVCR80.dllがないため、プログラムを開始できません」という表示が出るようになりました。
 とはいえ、別に何か動きがおかしくなったわけではありません。まあ、かなり使い込んだパソコンなので、おかしい表示が出るのも老朽化のせいなのだろうな、と思って放っておきました。
 さらに、時期を同じくして、iPod touchの写真がPCで表示できない、という現象も起きるようになりました。しかしながら、これも老朽化だと決めつけました。また、写真はクラウド経由でPCに持っていけるので、さほど不便も感じませんでした。

 そのまま、過ごしていました。ところが先日、少し時間の余裕が生じました。そこで、久々にCDの音楽をパソコンに取り込もうとしました。
 ところが、かなり久々にitunesを使おうとしたら、「MSVCR80.dllがないため、プログラムを開始できません」が表示され、立ち上がりません。
 ここで初めて、これは放置できないので調べてみました。すると、1月末に行われたitunesのバージョンアップに不具合があった結果だという事が解りました。
 これで、一連の不具合の関連性が解りました。itunesは起動と同時に立ち上がるので、そのたび、毎日「MSVCR80.dllがないため、プログラムを開始できません」が出ていたわけです。
 そして、itunesの機能と使って行う、iPod touchmの写真取り込みにも障害が生じたわけです。
 そこで、アップルのサイトなどから対処法を調べ、再インストールを行いました。すると、全ての問題が解決されました。
 異常があるのはわかってはいました。しかしながら時間がない事、およびPCが古いせいだろう、という思い込みで放置していたわけです。
 最近は、たまの休みも予定が入ったりでかけたりで、なかなか時間が取れません。そのせいで、頭のほうにも余裕がなくなっていたようです。
 やはり、ある程度は何もしない休みを作らねば、と思った一件となりました。

2014年03月21日

有難迷惑過ぎる機能

 若い世代の間で特に人気の「Line」を使っています。
 といっても、よく報道される「スタンプ」だの「ID検索」だのは一切使っていません。
 単に、自宅の電波状態が悪い身内と電話をするためだけにアカウントを取得しました。携帯の電波が飛ばなくても、無線LAN環境があれば、Lineなら通話できるのです。
 他に、千葉市など、いくつかの団体・企業が発信する情報を受信してはいますが、実質的には、その身内との連絡以外には使っていません。

 ところが先日、携帯を買い替え、Lineのアプリを設定したところ、「友だち」リストが物凄いことになっていました。
 それまでは、その身内と団体・企業の計4人でした。ところが、それが何十倍にも増えていたのです。
 その新たな「友だち」は、携帯の電話帳に登録されていた人でした。Lineは携帯番号を登録するので、それを元に電話帳に記載されている人を検索し、「友だち」として表示させた、という事のようです。
 プライベートのみで携帯を使っているならば、それでも構わないかもしれません。
 しかしながら、自分の携帯は前職では仕事で使っていました。また、今の仕事では、職場不在時には携帯に電話を飛ばすようにしており、その転送されたお客さんなども電話帳に登録しています。
 その人達が一気に「友だちリスト」に入ってしまったわけです。
 別に、電話やメールで連絡を取るからといって、SNSで繋がる必要がない人だっています。
 にも関わらず、勝手にこのような事をする、という機能はいかがなものなのでしょうか。
 Facebookにも似たような機能があります。どちらにも言えることなのですが、「頼みもしていないのに、勝手に『友だち』を押し付けないでほしい」と強く思いました。

2014年03月06日

OCNでメール障害

 本日、日本最大級のプロバイダの一つであるOCNのメールサービスが朝7時過ぎから夕方16時頃まで止まったそうです。
 これを伝えるニュースは、障害発生の時間並びに200万人のユーザーが被害を受けた、と簡潔に書いていました。
 自分は、二年前まで、OCNからメールサービスの提供を受けていた会社でシステム管理をやっていました。その経験があるため、その短い記事を読めば、、実際に何が起きたかが即座に想像できます。そして、身の毛のよだつような気分になりました。

 ちなみに、もし本日、私がその会社にいたら、以下のような一日になったでしょう。
 まず、朝出勤するやいなや、社内メール(こちらはOCNを使っていない)と電話で、「電子メールが使えない」という複数の連絡に対処をする事になります。
 この時点では、まだ通信の障害なのか、メールサーバーの不具合なのかの区別はつきません。
 したがって、まずその切り分けに追われる事になります。
 ちなみに、当時いた会社は、北は北海道から南は石垣島まで、全国で100近い拠点があり、その半分以上は、電子メールを使って、取引先などとやりとりしています。
 情報を調べたり、OCNに連絡して、1時間後くらいにやっとメールサーバーの障害だという事が解ります。それを上に報告した後、社内掲示板で告知するわけです。
 現場の人達が一番知りたいのは復旧見込み時刻です。しかし、こちらでは分かりようがありません。しかしながら、現場や上からは、自分宛に「いつ治るんだ」という問合せが頻繁に来ることになります。
 特に現場によっては、メールが使えないと仕事にならない所も多いので、死活問題に近いでしょう。OCNの不手際ではあるのですが、取引先にとってはそんなの関係なく、こちらの会社の不手際と見なされてしまいます。
 そして、他の日常業務や突発業務もこなしながら、復旧まで過ごすわけです。昼食休憩は最長15分、ヘタすれば昼飯抜きです。

 その会社にいた4年間、その類のトラブルで、何度もこのような経験をしました。したがって、辞めて2年経ったいまでも、本日、何があったかは我が事のように推測出来ました。
 そして、私の後任の人はもちろんですが、全国各地で、OCNのメールサーバーと契約している会社の何百人ものシステム管理者が、そのような目にあった事も容易に想像ができました。
 もちろん、絶対に故障しない機械は存在しません。とはいえ、それなりの料金を取ってやっているわけです。
 OCNにおいては、サーバー管理の担当者数と予算をそれぞれ従来の二倍くらいに増やし、絶対に同じ過ちを起こさないように改めて欲しいものです。現在は他人事であるにも関わらず、強くそう思いました。

2014年03月01日

「貴様」呼ばわりされる

 業務用のメルアドに、差出人名が「三菱東京UFJ銀行」となっているメールが来ました。仕事では三菱東京UFJは使っていないので、そのメルアドを登録してはいません。
 それだけで偽メールと解りました。ついでに、送信元のドメインを見たら、「yahoo.com.tw」となっていました。
 面白いので、本文も見てみたら、「貴様のアカウント」などという一文もありました。
 以前紹介した、スクウェア・エニックスを騙ったメール同様、日本語の理解がやや浅い犯罪者が作ったメールなのでしょう。
 いずれにせよ、他人に「貴様」呼ばわりされたのは、30年ぶりくらいでしたので、かなり笑いました。
 もっとも、これでも騙される人もいるかもしれません。このような犯罪者を根絶させるために、何らかの方策がとれないものか、と毎度のことながら思いました。

2014年02月20日

不要な情報

 ここしばらく、ネットを見ていて困ることがあります。それはは、オリンピック関係の記事が眼に入ることです。
 もちろん、サイトだったらクリックしなければいいだけの話です。しかし、SNSですと、自動的にタイムラインなどに流れてきてしまいます。
 オリンピックにまったく興味がありません。さらに、あの「国のためにメダル」という考え方が非常に苦手なので、それが眼に入るだけでげんなりします。
 二年後の夏季五輪までに、各SNSに「オリンピックに関する話題を自動的に非表示にする機能」が搭載されることを強く願っている今日このごろです。

2014年02月19日

地下鉄を使う理由

 最近、都内へ行くときは、基本的に西船橋から東西線に乗り換えています。
 理由の一つに、目黒や新宿など、山手線西部に行くと、片道で200円くらい運賃が異なる、というのがあります。
 一方、新橋など、山手線東部に行く分には、さほど運賃は違いません。乗り換えの手間を考えると、総武線を使ったほうが便利です。
 しかしながら、最近はもうひとつの理由ができたので、その場合も地下鉄を使うようになりました。
 それは、東京メトロがやっている無料無線LANのサービスです。
 出先でネットを繋ぐときは基本的に、スマートフォンのテザリングを利用してタブレットやiPod touchでネットを見ています。
 しかしながら、これはかなりの電気を食います。そのため、出先で電源が切れてしまう、という事も多々ありました。
 それが、このサービスを利用すると、スマートフォンへの負担がなくなります。この、出先で携帯の電池を意識せずにインターネットができる、というのは非常に大きいです。
 というわけで、最近は総武線の西船橋以西の区間は、かなりご無沙汰となっています。
 こんな事例が増えれば、対抗してJRも無料無線LANを車内で使えるようにするかも、などと思っています。果たしてどうなる事でしょうか。

2014年01月30日

タブレットのOSを8.1に

 相方のWindows8が入っているデルのタブレットPCを8.1にアップグレードしました。
 デル製アプリが邪魔をして、うまくいかない、というトラブルがあったのですが、何とか終了しました。
 8.1にアップグレードすると、強制的に「Microsoftアカウント」なるものを登録させられます。
 はっきり言いますが、使う方にとってそんなもん何らメリットがありません。単に向こうがユーザーを管理しやすくするためのものです。
 というわけで、その設定を外して、ローカルアカウントでログインできるように設定変更する作業をやりました。
 面倒な事に、8の時と同じユーザー名であるにも関わらず、パスワードを二回入れさせられ、さらに「ヒント」まで入力させられます。
 そこで、ソフトウェアキーボードを使って、「ヒント」を入力していました。
 打ち間違いをしてしまったので、バックスペースキーを押そうとしました。するとその時、画面右側から、なんだかよく分からない大きな矢印が出現したのです。
 はっきり言って不要な事が書かれています。さらに、その矢印がバックスペースの部分を覆ってしまい、文字を消すことができなくなってしまいました。
 そして、その矢印を消すことができないのです。一応、Windows8から導入された「アプリを閉じる方法」を使ってもみましたが、それもできません。
 あまりの使えなさぶりに、一瞬、タブレットを叩きつけたくなる衝動すら起きかけました。
 もちろん、すぐに冷静に戻り、ソフトウェアキーボードを一度閉じてから開き直したところ、その邪魔な表示は消えました。
 今に始まった事ではありませんが、この「8」シリーズは、これまでに比べ、こちらがやりたいように操作できない、という事が多々あります。
 それが重なると、今回みたいにかなりのストレスになります。
「8」で消したスタートボタンを「8.1」で復活させたように、このOSに設定されている新たなルール・機能が不便かつ不評な事は明白です。
 ぜひとも早く、元のスタートメニューやシャットダウン方法を「7」に戻した「8.2」を出してほしいものだ、と改めて思いました。

2014年01月29日

誤変換

 昨年のネット選挙解禁の影響もあって、現在行われている都知事選挙に関する情報を、TwitterやFacebookで非常によく見るようになりました。
 自分は現在は都民ではありませんが、その政策から、宇都宮健児さんを応援しています。これを読んだ都民の方は、ぜひとも氏への投票をご検討いただければ幸いです。

 さて、今日の本題ですが、そのような大量の情報の中で、一つ気になることがあります。それは、「舛添」という候補の名前の大半が「枡添」と誤変換されていることです。
 MicrosoftのIMEをはじめ、いくつかのよく使われている日本語変換ソフトで試したのですが、いずれも「舛添」と変換されました。というより、「枡添」は変換候補にすら出てきません。
 にも関わらず、なぜあれだけ「枡添」さんがネットに氾濫しているのか、非常に気になりました。
 もしかして、有名な人が「枡添」という名前で情報を発信してしまい、それが広まってしまったのでしょうか。
 氏の当選は願っていないので、別にどんな名前が拡散されても構いません。とはいえ、この現象が何故発生しているのか、非常に気になりました。

 なお、さんざん「舛添」だの「枡添」だの書きましたが、自分が東京都知事にふさわしいと思っているのは宇都宮健児さんです。
 大切なので、二度書いておきました。

2014年01月22日

フラッシュプレーヤー修正

 先日、大手出版社のトップページが改ざんされ、そこを見るだけでウイルスに感染しうる状態になっていた、というニュースを見ました。
 JAVAやFlash Playerの脆弱性を利用したもので、対策としては、これらを最新版にアップデートする必要があります。
 それにあわせたのか、パソコンをつけたら、Flashのアップデートの告知が出ていました。
 早速実行したのですが、相変わらず、画面を細かく見て余計なチェックボックスをはずさないと、関係ないソフトがインストールされる、という仕様になっていました。
 さらに、インストールがが終わると「あなたが興味を持ちそうなソフトがもう一つあります」などという宣伝画面が表示されていました。
 無料配布とはいえ、自社製品の不具合により、多くの人に迷惑をかけたわけです。それを修正するソフトを配るのに、こんな広告宣伝を織り込んでいるわけです。
 今に始まった話ではありませんが、神経を疑いました。
 このような考え方が根本から変わらない限り、今後も、Flashの脆弱性並びに、それに起因するウイルス騒動がなくなることはないだろうな、と思いました。

2014年01月15日

Facebookの「住居歴機能」

 Facebookには、出生地および、現在住んでいる所の市区町村を登録する機能が以前からありました。自分の場合は、東京都中野区出身で千葉県千葉市在住、となります。
 ところが、この前、ログインしたところ、画面上に「他の在住地はありますか?」という質問が表示されていました。
 自分は産まれてから合わせて6回転居しています。これは面白いと思い、それまで住んでいた住所を順に記入していきました。
 ところが、20代の頃、当時住んでいた港区から「生まれ故郷」の中野区に5回めの引っ越した事がありました。
 ところが、それを登録しようとしても、「登録済み」という事でエラーになってしまうのです。
 同じ中野区でも、住んでいた時期も場所も異なります。在住期間は4年ほどでしたが、この二度目の中野区生活では、色々と忘れられない想い出があります。
 もちろん、別にそれをFacebookに登録できない所で、何か困ることはありません。どうしても、経歴を正確に記載しておきたければ、このサイトに書いておけばいいだけの話です。
 とはいえ、それができない事は、かなり残念に思いました。そんな難しいことではないと思いますので、Facebookには早く仕様変更してもらいたいものです。

2014年01月14日

一太郎いろいろ

 1996年までは、仕事で一太郎を使っていました。まだWindowsが普及する前のDOS版のものでした。確か、最後に使ったもののバージョンは「5」でした。
 しかしその後は、世の中の流れに乗って(Microsoftが金にあかせて作った「流れ」でもあるのですが…)Wordに移行しました。したがって、それから16年近く、Windows版の一太郎はほとんど触ったことがありません。
 ところが、今年に入って、わずか半月で2回も一太郎関係の依頼を受ける、という機会がありました。
 ひとつは、来月発売の「一太郎14」に興味があるのだが、自分が持っているのは「一太郎6」だ。アップグレード価格で買えるのだろうか、というものでした。
 会社によっては「何世代以内でないとアップグレード価格で買えない」という規定のところもあります。

 サイトを調べても、かなりゴチャゴチャしており、「解読」にはかなり苦労しました。
 結論から言うと、普通の一太郎であれば、バージョンが6だろうと5だろうと大丈夫とのことでした。
 「普通の一太郎」などと書くと奇妙に見えるかもしれません。これは、ジャストシステムは、「一太郎Smile」とか「一太郎Kids」といったライト版を複数出しており、それを持っていてもアップグレード価格にはならない、という意味です。
 それらの注釈がゴチャゴチャ書かれており、おかげで、結論に辿り着くまで、余計な時間を取られました。

 そして昨日は、「添付ファイルが開けない」という問合せがありました。見てみたところ、拡張子が「jtd」でした。
 18年前の記憶から、これは一太郎だな、と思い(もっとも、仮に記憶がなくても、ググればいいだけの話ですが…)、ビューワをダウンロードして開き、テキストファイルにして返送しました。
 ちなみに、以前は、Wordに一太郎形式を読み込む機能がありました。しかし、Word2010にはそれがありません。調べた所、2007までは残っていたのですが、2010から削られた。とのことでした。
 Microsoftが一太郎をどのように認識しているのかが分かる逸話と言えるでしょう。
 そのような時代に、何ら注釈もつけずに、一太郎形式のファイルをいきなり送りつける人がいる、という事にも驚かされました。
 自分が使わなくなった18年間、率直にいって、存在すらほとんど忘れていました。しかしながら、根強い使い手がいつづけるのだな、と驚かされました。

2014年01月06日

努力は凄いが騙される人はいない詐欺メール

 最近、以下のような詐欺メールがちょくちょく届くようになりました。
お客様
株式会社营团社サービスシステムをご利用いただき、ありがとうございます。
システムはお客様のアカウントが異常にログインされたことを感知しました。
下記のログイン時間を照らし合せてご本人様によるログインであるかどうかご確認お願いします。
ログイン地点 ログインIP ログイン時間r /> 大阪 61.204.255.255 2014-01-05 03:06 ご本人によるログインでなければ、アカウントの安全に問題があると考えられます。
以下のURLをクリックし、画面の案内にそってパスワードの再設定を行ってアカウントを保護してください。
※URLが記載。
(上記URLをクリックしてもページが開かないときはURLをコピーし、ご利用のウェブブラウザーのアドレス入力欄に貼り付けてお試しください)
もし、ご本人によるログインでしたら、お手数ですが本メールの破棄をお願いいたします。
ご意見やご要望
スクウェア・エニックス会社
2014年01月06日
 なかなか巧く作られている文章だと思います。
 ただ、ちょっと冒頭の「株式会社营团社サービスシステム」なる、日本で使われていない漢字を使った「社名」、および最後の「スクウェア・エニックス会社」というありえない表現を見れば、仮にスクエニにアカウントを取っている人でも騙される事はないでしょう。
 ついでに言うと、メールに使われているフォントも、普通の日本語メールではまず使われません。それだけでも、怪しさ大爆発なメールと言えます。
 その文章が巧妙で、日本語も正確なだけに、ちょっとした「勿体なさ」を感じました。
 もちろん、おかげで被害者が出ないわけですから、喜ばしいことではありますが…。
 ただ、犯罪の技術は日進月歩です。やがて、この犯人が、そのあたりの「欠点」を克服したら、大規模な被害がでる事態になるかも、と不安を覚えもしました。

2014年01月01日

パソコンに向かい続けた元旦

 元旦は特に予定がなく、のんびり寝ようと思ったのですが、初日の出が登り切った頃に目が覚めました。
 そこで、ちょっと近所まで出かけて、懸案の一つである、FBのカバーページ用の写真を撮影してきました。
 さらに、これまた以前から正月にやると決めていた、別ブログのサーバとドメインの移行をやりました。

 約10年前、ブログの黎明期に、サーバ領域を借りて、そこにMovableTypeを設定して別ブログを立ち上げた事がありました。
 当時は、サーバの容量の関係で、そうせざるをえませんでした。しかし、その後、一契約あたりの容量が飛躍的に増えた上に、マルチドメインの運用も可能になりました。
 そこで、元々のサーバにドメインを移管し、ブログシステムをMovableTypeからWordPressに変えた上、データも移行する、という作業を行いました。
 いずれも初めての事なので、そこそこ不安がありましたが、自分でも驚くほどあっさりと成功しました。
 ドメイン移管をやったのは約10年ぶりでした。当時に比べ、新ドメインへの切替が短時間Dえできた事にも驚きました。当然といえば当然でしょうが、DNSの機能も進歩しているという事なのでしょう。
 これによる「経済効果」は月額250円の節約です。とはいえ、以前からの懸案を計画通りかつ問題なく片付ける事ができたのは、新春早々いい流れだと思いました。

 他にも、以前から書こうと思っていたコンテンツにやっととりかかったり、久々にアクセスログを解析するなど、サイト運用に明け暮れた元旦となりました。
 「連休」は明日で終わります。あまり具体的な予定は立てていませんが、本日同様に過ごしたいものだと思いました。
 同時に、この調子で、懸案を片付けられる一年にしたいものだ、と改めて思いました。

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