2007年07月22日

街頭テレビ

 夕方、津田沼の昭和堂に行きました。帰りがけに階段を下りると、なぜか人だかりがしています。不思議に思って近づいてみたら、皆、壁についているTVの相撲中継を見ていました。ちょうど、朝青龍関と白鵬関のという、約五年ぶりとなる「横綱同士の一番」でした。それを20人くらいの人が見ていたのです。もちろん、年配の人が多くいましたが、中にはかなり若い人もいました。
 相撲のほうは、朝青龍関の快勝でした。終わった瞬間、隣の人は残念がっていました。もし負ければ琴光喜関との優勝決定戦となり、結果如何では約一年半ぶりの日本人力士の優勝の可能性があったわけです。やはり、多くの人はそれに期待していたのでしょうか。
 そのTVをとりまいて、結果に一喜一憂する人たちや、通りかかってその輪に加わる人などを見ているのはなかなか面白い物でした。かつて存在した「街頭テレビ」というのは、こんな雰囲気だったのだろうか、などとも思いました。

2007年07月22日 21:12