2004年09月30日

先祖帰り?

今日の更新・翔みならブログめもちょう

 駅の掲示で、10月16日のダイヤ改正の宣伝がありました。その中の一つに房総各方面への特急列車の愛称名を運転線区や車両ごとに統一し、わかりやすくします。いままで定期列車で14種類の愛称名がありましたが6種類に集約しますとありました。確かに、特急の「行先」となっている路線が5つしかないのに、14種類もの名前があるのはかなり変です。
 今度の改正で、基本的に「同じ方向の特急は同じ名前」になりました。ただ、まとめすぎて、成田行きの特急が、潮来や佐原に由来する名前である「あやめ」になる、という奇妙な事もおきているようです。

 JRになってから、同じ方向の特急に色々な名前をつける、などという事を行われました。それが少なくとも房総地区では不評だったから、この改正につながったのでしょう。つまり、この「愛称名統合」は「改正」というよりはむしろ「復旧」です。
 ならばいっその事、さらに昔に戻してみてもいいかもしれません。房総方面に行く優等列車が急行だった頃は、「内房」「外房」「犬吠」(成東経由銚子行き)「水郷」(成田経由銚子行き)「鹿島」と、単純に行先を名前にしていました。こちらのほうが、「さざなみ」だの「しおさい」、ましてや成田行きの「あやめ」よりはずっとわかりやすいように思えます。

優勝決まらず

[ 野球 ]

 ドラゴンズのマジック1でむかえたスワローズ対ドラゴンズは藤井投手と小笠原投手が先発。今日も地上波の中継はありません。
 2回表にドラゴンズが先制するも、直後にラミレス選手の本塁打で同点に。さらに4回裏にスワローズが適時打と犠飛で2点勝ち越すと、直後の5回表にドラゴンズがこれまた適時打と犠飛で追いつくという、文字通りのシーソーゲームになりました。
 以下は両チームの中継ぎがそれぞれ好投し、ともに6・7回と無安打で終盤戦を迎えます。そして8回裏。2死2塁で、ラミレス選手が岡本投手からこの試合2本目の本塁打。これが決勝点となり、9回は五十嵐投手が先頭打者を出すものの、あとは抑えて、5対3で勝ち、地元胴上げを阻止しました。
 これでドラゴンズは明日からナゴヤドーム三連戦。さすがにここで優勝は決まりそうです。地元ファンはむしろ喜んでいるのではないでしょうか。
 ただ、祝勝会が予定されていた赤坂プリンスホテルは当然ながら撤収。スカパーの中継は、その模様も流していました。「中止になった祝勝会場」の一場面はよく見ますが、「撤収の生中継」は初めて見ました。

 タイガース対ベイスターズは福原投手とマレン投手が先発。3回にベイスターズが種田選手の適時打などで2点先制し、5回にはウッズ選手の2ランで追加点。これでウッズ選手は打点が金本選手に2点差、本塁打がローズ選手に1本差に迫っています。
 その後、タイガースも檜山選手の本塁打などで反撃しますが、結局5対3で敗戦。マレン投手は6勝目ですが、うちタイガースから3勝目となっています。

2004年09月29日

有益なフィッシング対策?

今日の更新・らくがきちょう

 ブラウザのセキュリティホールを利用してURLを偽装表示させるなどしたサイトを作り、有名企業の名を騙ったメールでそのサイトに誘導してクレジットカード番号やパスワードを入力させる「フィッシング」が相変わらず話題になっています。
 この詐欺が出始めた頃、よく名を騙られる有名企業として、シティバンクが使われました。ところがここ最近、シティバンクの不祥事が発覚。行政処分も課せられました。これだけ「悪名」が高くなると、仮に「シティバンクの名を騙ったメール」が来ても、だまされて個人情報などを入力してしまう人も減るでしょう。そう考えると、シティバンクの一連の行動は「有力なフィッシング対策」と言えるかもしれません。

 野球は、スワローズ対ドラゴンズもタイガース対ベイスターズも中止。地上波中継された「消化試合」の読売対カープは、読売が勝ったようです。

2004年09月28日

無言の圧力

 比較的空いている時間帯に電車に乗りました。ある駅から、長身の青年が乗ってきて、私が座っている前に立ちました。立ったまま、ひたすら携帯でメールを打っています。私の隣の席が空いたにも関わらず、気づかないのかずっと携帯に集中しています。車内には他に空席があり、車内で立っているのはその青年のみ。
 別に、満員電車で座っていて、前に誰かが立っていても別になんとも思いません。しかし、この状態には、とてつもない閉塞感がありました。結局、ついに耐え切れずに、別の席に移りました。移動先からその青年を見ていたら、それまで他の空席には目もくれなかったにもかかわらず、私のいた席に座っていました。よほどあの場所が好きだったのでしょうか。いずれにせよ、えらい圧力を感じだ10数分間でした。

マジック1に

[ 野球 ]

 スワローズ対ドラゴンズは石川投手と川上投手という二桁勝利同士の対決。実績どおり、4回まではともに1安打の投手戦でした。5回に稲葉選手のソロでスワローズが先制します。しかし、直後の6回表には川上投手自らの二塁打をきっかけに井端選手の2ランでドラゴンズが逆転。そしてその裏、稲葉選手の適時打でスワローズが追いつくという、ゲーム差が大きく離れているとはいえ、「首位攻防」らしい接戦となりました。
 そして7回表、無死1塁から、日曜日に決勝本塁打を打っている森選手が、2試合連続となる勝ち越し2ラン。結果的にこれが2試合連続の決勝打となりました。先週の金曜日に登録された選手が、3試合出場で2回決勝本塁打を放ったわけです。恐るべき選手層の厚さです。まあ、優勝する時はこんなものなのでしょうね。
 これでついにマジック1。早ければ明日にもドラゴンズの優勝が決まります。

 タイガース対ベイスターズは井川投手と土肥投手が先発。タイガースが2回に連打で2点先制し、3回には今岡選手のソロで追加点を挙げます。一方、2試合連続で勝っていない井川投手は三振こそ取るもの、調子は今ひとつ。6回には無死1塁から多村選手に外角の球を軽くあわせたように打たれたのが本塁打となって2点を返され、その裏、金本選手の適時打でつきはなすものの、7回には2死から石井選手のピッチャー返しを体で止めたものの悪送球で2塁に、種田選手を歩かせた後、佐伯選手の適時打で1点差となったところで降板しました。
 ただ、この試合で7三振を取り、自己新となる208奪三振を達成しています。また、リリーフの安藤投手・久保田投手もベイスターズ打線をよく抑え、12勝目も挙げました。
 読売対カープは高橋尚投手と黒田投手が先発。シーツ選手の2打席連続2ランでカープが4点を取り、一方の読売も小久保選手と高橋由選手に本塁打がでますが、ともにソロ。その差が大きく、結局4対2でカープが勝ちました。
 それにしても、今日の地上波の野球中継はこの「3位対6位」のみ。明日も、その試合の中継はあるものの、スワローズ対ドラゴンズ戦の予定は現時点ではありません。そのようなファン無視の中継を行うTV各局が、「球界再編問題番組」などで「野球人気の低下」などと論じているのを見ると、呆れるよりありません。

2004年09月27日

路線復活?

[ 交通 ]

 今日の更新・別ブログ・これでいいのか?

 港区の支所に行ったら、港区コミュニティバス(愛称・ちいばす)を10月から運行する、という案内を見ました。六本木ヒルズ-田町駅東口、六本木ヒルズ-青山-赤坂の2路線で、最近よくある「100円バス」として走り、既存の路線より多くバス停も設けています。
 最初、「六本木ヒルズを基軸にする」という所から、「新路線」だと思っていました。しかし、よく見たら、4年ほど前に廃止された田70系統の路線をほぼ踏襲している事に気づきました。この路線は、ほぼ同区間を都営地下鉄大江戸線が走る事を理由に廃止されました。しかし、この地域の大江戸線の駅の大半は非常に深い所にあります。これはお年寄りなどには大変だろうと思っていました。「復活」の要因には、そういった地元の交通弱者の要望もあったのでは、と思いました。
 この「ちいばす」という名前は、千葉市であっさり廃止された「100円バス」と同じなので、個人的にはちょっと不安なところもあります。とはいえ、ぜひとも成功して、「地下鉄が併走する区間にもバスの利便性は成立する」ということを見せてほしいと思っています。

胴上げ

[ 野球 ]

 今日はブルーウェーブ対バファローズの1試合のみ。「ブルーウェーブ」にとっても「大阪近鉄バファローズ」にとっても、最後の試合です。
 先発は具投手と岩隈投手。岩隈投手は、1回と2/3を抑えれば松坂投手を抜いて防御率1位になれるところでした。しかし、「あと一人」となったところで相川選手に2ランを打たれ、逆転1位はならず、無念の降板となりました。
 その後、4回には岩隈投手の登板時に高打率を誇る北川選手の同点2ランによって、岩隈投手の負けは消えたものの、その裏には相川選手の2打席連続本塁打などでブルーウェーブが4点を勝ち越し。5回にも追加点を挙げます。
 具投手は6回を2失点に抑え、7回表には今期限りと噂されている吉井投手が登板。一人だけ投げて次は日本シリーズでも活躍した小林宏投手が、さらには打撃投手から復帰した栗山投手が登板しました。他の二人も「記念登板」だったのでしょうか。7回という事もあり、今ひとつ意味がわかりませんでした。
 そして8回は戸叶投手・9回は山口投手でバファローズ打線を抑えたブルーウェーブが7対2で勝利。「最終戦」をかざりました。

 試合後は、両チームの選手が握手。その後、レフトスタンド前でファンにお礼をしたあと、ベンチ前で梨田監督の胴上げがありました。その胴上げには裏方さん、さらには元バファローズの吉井選手・大島選手らも参加していました。吉井選手の帽子にはバファローズのマークも描かれていました。
 その後、ブルーウェーブの選手がマウンドを中心に一列に並んでシーズン終了の挨拶。場内放送では、「来年は日本一を目指す」などと「存続球団」である事を強調した事を言っていました。バファローズファンがそれをどういう思いで聞くか、などを考える神経はなかったのでしょうか。
 そのへんで、中継は打ち切りになりましたが、プロ野球ニュースなどを見ても、これまた退団が決定的な伊原監督の胴上げはなかったようです。まあ、敗戦後は選手をけなしまくり、「署名活動やる時間があるなら練習しろ」などと言う監督を、最後だからといって胴上げしたがる選手もいないでしょうね。
 一方、27日の手術を理由に今日付けで登録抹消になった村松選手のユニフォームをブルーウェーブの選手がベンチに持ち込んでいました。同じ「一年目」でも、この人は他の選手に慕われていたようです。

 9月28日追記・伊原監督の胴上げも行われたようです。メディアが梨田監督しか報じなかったのはあくまでも「オリックス」が存続球団で、なくなるのは「近鉄」だけだった、という理由なのでしょうか。

2004年09月26日

「情報通」の情報源

 今日の更新・らくがきちょう

 たまに、物陰や酒席などで、頼みもしないのに「意外な裏情報」を教えてくれる人がいます。最初は、その情報網の広さ(?)に驚いて、いろいろと聞き入ったりしていました。しかし、そういう人々による「裏情報」を仕込んでいるうちに、その情報の正確性が気になるようになりました。そのような「情報通」氏たちが自身満々に予言した事は実現しない事が大半だったのです。
 いくら情報量が多くても、事実でなければ百害あって一利なしです。「何だ、でまかせばかり言っていたのか」と呆れたのと同時に、「このようにある事ない事ベラベラしゃべる人に、貴重な情報を教える人などいるわけない」という事に気づきました。一度わかれば、「そんなの当然」という事ですが、気づくまでちょっと時間がかかりました。とりあえず、このような「情報通」気取りの人々と接するときは、言う事は聞き流し、自分の持つ重要な情報は絶対に教えないというのが重要なようです。

マジック3に

[ 野球 ]

 夕方に出かけたので、デーゲームを途中までしか見れませんでした。ベイスターズ対ドラゴンズはセドリック投手と落合投手が先発。落合投手は今季初先発です。
 5回に森選手の2ランで先制したドラゴンズが6回にも追加点を挙げ、投げては岡本投手・平井投手・岩瀬投手と、自慢のリリーフ陣で完封リレー。また、英智選手が連日のファインプレーをやっていました。3対0でドラゴンズが快勝。マジックは3です。

 カープ対スワローズは長谷川投手とゴンザレス投手が先発。スワローズが先制しますが、5回にここまで1安打1四球だったゴンザレス投手を打ち込んだカープが同点に。以下、シーソーゲームになりましたが、7回表に逆転したスワローズが6対5で勝ちました。
 読売対タイガースは読売が勝ったようです。

 ところで、毎日新聞を見たら、オリックスの宮内オーナーのインタビューが載っていました。現時点での合併のメリットは何もないだそうです。ならば、買い手があるのですから、なるべく高額で売却すればいいと思うのですが・・・。ちなみに、氏によると、巨人のの懸念は、このままではパ・リーグから1社、また1社と抜けていってしまい、広告宣伝を目指すだけの会社にどんどん入れ替わっていってしまうということだった。だそうです。これって「自分はいまだに読売に嫌われている」という事をいいたいのでしょうか。それとも、「強豪球団を最弱球団にした、という実績からわかるように、自社はただ球団で広告宣伝をしているだけではない」と主張したいのでしょうか。何を主張したいのかはわかりませんが、この会社がろくでもない所だという事だけは分かりました。
 あと、根来コミッショナーは、母校の講演で「プロ野球の将来なんて誰も考えておらず、自分がもうかるか否かばかり」とこき下ろした。重要な時に海外旅行などをしていながら、そこまでプロ野球界の人々の本質が理解できるとは思えません。まあ、少なくとも根来氏が「プロ野球の将来なんて誰も考えておらず、自分がもうかるか否かばかり」の人間だという事は、ここ1ヶ月の言動で重々理解させられましたが。

2004年09月25日

体感時間

 今週頭から風邪をひいていました。一時期はかなり辛い状況でしたが、「みかんジュースを飲みまくってビタミンC補給」「厚めの布団で寝汗をかきまくる」という我流の療法が効を奏し、比較的順調に回復に向かう事ができました。
 というわけで、今日はもう「たまにのどにひっかかりがあって咳が出る」くらいの状態で、「風邪」を自覚しないほどになっていました。という事もあり、何も考えずに床屋に行ったのですが、いざ理容師さんが鋏を入れ始めると、急にのどのひっかかりが自己主張(?)を始めました。しかし、下手にここで咳をすると、怪我をしかねません。
 結局、手が休んだ一瞬の隙(?)をついて咳をして事なきをえました。この、喉に強烈な違和感に耐えながら、鋏が動き終わるのを待ったのは数分間だったはずです。しかし、耐えていた間は、無限に近い時間のように感じました。

マジック点灯

[ 野球 ]

 日中は仕事だったため、デーゲームは見れませんでした。
 仕事帰りに床屋に寄ったら、ラジオで読売-タイガース戦が流れていました。先発は林投手と三東投手。まだ18時半くらいだったのですが、その時点で2回表でタイガースが5対0でリード。さらに、聴いている間に、3回表になり、矢野選手の2ランが出て7対0になりました。あまりの大差にこの回に打順がまわってきた「5割打者」の三東投手もわざと三振したほどでした。
 それにしても、久々にラジオ中継を聴いたのですが、TBSのアナウンサーは解説の槙原氏の名を呼ぶとき、いちいち「パーフェクター」などという接頭語をつけるのでしょうか。不思議なものです。
 三東投手は3回までパーフェクト。しかし、4回表に矢野選手の2打席連続本塁打などで打線が5点追加して12対0の大差になったためかえって調子が狂ったのか、4・5回で6失点。辛うじて勝ち投手の権利は得たものの5回降板となりました。
 5回が終わった時点で12対6でしたが、そこからは救援陣がともに仕事をこなし、結局このスコアのままで終わりました。後半戦は家でG+で見ていたのですが、アナウンサー氏はひたすら、読売の選手の打撃成績の紹介ばかり。「これで、ペタジーニ選手が2本、高橋由選手と仁志選手が3本打てば、史上初の30本打者6人になります」なんて言っていましたが、そんなのは「飛ぶボールの弊害と空砲の多さ」を宣伝しているだけだと思うのですが・・・。
 とにもかくにも、これで対読売は16勝9敗。なんとか残り2試合も勝って「ダブルスコア」にしてほしいものです。

 デーゲームのベイスターズ対ドラゴンズ戦は加藤投手と山井投手が先発。先制・中押しと着実に5点を取ったドラゴンズに対し、ベイスターズ打線は1得点。9回にセーブのつかない場面で出てきた岩瀬投手にソロ2本を打ちますが、反撃はここまでで、5対3でドラゴンズが勝ちました。
 カープ対スワローズは小山田投手と高井投手が先発。2回にスワローズが先制するも、直後にカープが逆転。以下、着実にカープが加点して6対3で勝利。これでドラゴンズにマジック4(代替試合があれば6)が点灯しました。

2004年09月24日

縮小表示

 今日の更新・翔みならブログめもちょう

 B5サイズのノートでIEを使っていて、変な事に気づきました。一部の画像の表示が変なのです。あと、別窓指定で開くようにした画像が、意図した大きさで表示されなかったりします。
 しばらくして、IEが開いた窓の大きさにおさまるように、勝手に画像サイズを調整しているから、という事に気づきました。バージョンアップやパッチ当てこそしているものの、日常でIEを使う機会がほとんどないので、いつの間にそんな機能ができたのか、全然知りませんでした。
 まあ、「現在開いている窓のサイズにあわせて画像を縮小する」というのは、別に窓を最大化すればいいだけの話ですから、縮小表示しない場合と同じなのでかまいません。しかし、モニタの面積の関係で、窓を最大化しても画像が縮小表示されるのは困ります。
 「インターネットオプション」を調べて、「詳細設定→マルチメディア→イメージを自動的にサイズ変更する」のチェックボックスを外せばいい事は分かりました。しかし、デフォルトでこの機能が有効になっている以上、多くの人は、「自動サイズ調整」の環境で画像を見る事になるわけです。
 確かに、画面から出るほどの大きさの画像を原寸で表示するのは見づらさがともないます。しかし、Operaを使っている身としては、そんなもの、Ctrlキーを押しながらホイールマウスをいじればいいだけのものです。
 IEも、強制的に作成者の意図しない大きさの画像を表示させるよりは、そのような形で利用者に調整させる機能をつけたほうがいいと思うのですが・・・。

マリーンズの2004年、終了

[ 野球 ]

 ブルーウェーブ対ファイターズは、代替試合がなければ(※以下、この前提は省略します)、ファイターズの今期最終戦。勝てばファイターズがプレーオフ進出、負ければマリーンズがプレーオフ進出、引き分ければ両チームによる「3位決定戦」となります。
 先発は金田投手と金村投手。2回表に無死1塁から高橋信二選手が2ランを放って先制しますが、その裏、すぐさま早川選手の適時2点二塁打で同点に。しかも、3塁に行こうとして挟まれた早川選手を挟殺ミスで三塁に行かれるなど、ファイターズの守りがおかしく、この時はブルーウェーブペースかと思いました。
 しかし、その直後の3回表に、2連打の後、小笠原選手の適時打で勝ち越し。さらに続く4回には、10日ぶりのスタメンとなったエチェバリア選手の2ランで突き放します。
 金村投手は援護をもらいますが調子は悪く、4回に1点を返され、2点差に迫られます。しかし、直後の5回表に、エチェバリア選手が2点適時打。ヒルマン監督の起用が大成功だったと言えるでしょう。さらにその裏、1死から2連打で1点を返され、続くオーティズ選手も中前安打。しかし、三塁へ向かった一塁走者の大島選手を、新庄選手が「レーザービーム」で刺します。さらに、続く日高選手のレフトへのフライをエチェバリア選手がフェア地域内でグラブに当ててファウルゾーンに落としたように見えましたが、判定はファウル。これでブルーウェーブの反撃は絶たれました。
 6回からは3日前に完投勝利をしたミラバル投手が登板。走者は出しますが、要所を抑えて無失点。9回は横山投手が1安打されますが後続は抑えて試合終了。この瞬間、ファイターズのプレーオフ進出が決まり、同時にマリーンズの2004年シーズンが終わりました。

 ゲーム差はわずか0.5。今期に限ってはあまりにも大きい0.5ゲーム差でした。もちろん、プレーオフに出れなかったのは残念です。せめてシーズン前の補強で新庄選手か村松選手のどちらかが取れていれば・・・、とも思いますが、今更言っても仕方ありません。とにかく、バレンタイン監督以下、選手はよくやってくれたと思います。数字だけ見れば、昨年の「借金1で4位」の昨年とほとんど同じです。しかし、内容的には全然違うシーズンだったと思います。今年の悔しさをバネに、来年はぜひともリーグ優勝をした上でプレーオフに勝つくらいのつもりで頑張って欲しいものです。
 また、ファイターズについては、素直にプレーオフ進出おめでとう、と言いたいです。ぜひとも、プレーオフ、さらには日本シリーズを勝ち抜いて、「マリーンズとほぼ互角に戦った球団が日本一」というのを見せてほしいものです。
 あと、セギノール選手に本塁打が出なかったため、松中選手と同数で本塁打王に。そのため、松中選手の三冠王も決まりました。

 バファローズ対ライオンズは大阪ドームでの「大阪近鉄バファローズ」の最終戦となってしまいました。内外野無料という事もあり、48,000人のお客さんが入りました。先発は高村投手と大沼投手。途中、松坂投手が防御率1位になるために中継ぎをしたのはいいとして、1点リードの7回裏1死1塁から豊田投手を出し、しかも同点にされたのは謎の投手起用でした。結局、2対2で延長に入り、最後は星野選手のサヨナラ打でバファローズが勝ちました。
 カープ対スワローズは佐々岡投手と石堂投手が先発。500試合登板を白星で飾るべく、6回を2失点に抑えて勝ち投手の権利を得たままマウンドをおりますが、8回に2本の本塁打で逆転したスワローズが6対5で勝ち、佐々岡投手は記念の試合を白星で飾れませんでした。

2004年09月23日

最終戦に

[ 野球 ]

 ホークス対ファイターズ戦。日中は出かけていたので、携帯で速報を何度も見ていました。ホークス先発の斉藤投手が4回に打ち込まれ、計5失点。6回裏にホークスが1点返すものの、すぐさま7回表に新庄選手の本塁打で突き放すという展開で6対1。この時は、ファイターズのプレーオフ進出を半ば覚悟しました。
 ところが、7回裏に芝草投手を打ち込んでチャンスを作り、河本投手から川崎選手が2点適時打を打ったあたりから流れがホークスに。3点差で迎えた8回には「必勝リレー」要員である建山投手から、城島選手が2ラン、続くズレータ選手がソロと連発で、一気に同点とし、延長戦となります。
 両チームとも守護神である三瀬投手・横山投手までを使いきり、延長戦もゼロ行進。12回表終了時点で、ファイターズの今日のプレーオフ進出はなくなりました。そして12回裏1死から、井口選手が入来投手からサヨナラ本塁打を放ち、試合を決めました。駅のホームでこのサヨナラ勝ちを知った時は、思わずガッツポーズをしそうになりました。
 これでいよいよファイターズも残り1試合。明日のブルーウェーブ戦で勝てばプレーオフ進出、負ければマリーンズがプレーオフ進出、引き分けると「3位決定戦」となります。もちろん、マリーンズファンとしては確実にプレーオフ進出を決めるのが最善なはずです。しかし、できればマリンスタジアムでの「3位決定戦」を見たいような気もします。複雑なところです。

 バファローズ対ブルーウェーブは川尻投手と小倉投手が先発。初回にバファローズが2点先制しますが、中盤にブルーウェーブが逆転。終盤にも着実に追加点を挙げ、9対2で勝ちました。
 ドラゴンズ対スワローズは小笠原投手と川島投手が先発。古田選手は機構側との交渉があり、試合開始に間に合わず、小野選手がスタメンマスクでした。
 初回に小笠原投手から3点を奪ったスワローズが主導権を握ります。一方、川島投手は4回まで1安打投球。5回にリナレス選手の適時打で1点を取られますが、6回以降はリリーフ陣が踏ん張り、ドラゴンズの反撃を許しません。そして8回表には鈴木選手・土橋選手の連続適時打で貴重な追加点を挙げて5対1に。
 そして9回、1死から投手の打順で、交渉を終えて試合中に球場入りした古田選手が代打で登場。とたんに球場全体から大「古田コール」。ドラゴンズファンからも「選手会支持」などのプラカードが挙げられました。そして古田選手は声援に応え、見事安打を放ちました。
 9回裏は五十嵐亮太投手が1安打無失点に抑えて試合終了。というわけで、今日のマジック点灯はなりませんでした。川島投手は10勝目です。
 ベイスターズ対読売戦は、読売戦にしては珍しいデーゲーム。マレン投手と久保投手の先発となり、3回裏にベイスターズが1点先制。その後、読売は6・8回に3点、9回に4点取りますが、取った直後の裏に同じだけの点数をベイスターズが取るという、面白いスコアに。最後も9回裏に4点を取り、11対10でベイスターズがサヨナラ勝ちしました。
 カープ対タイガースは雨で中止でした。

 あと、ドラゴンズ戦のところでふれたように、選手会とプロ野球機構の交渉も行われ、スト回避が決まりました。まだ信用しきれない点も多くあります。とはいえ、2週間前のバカにしきった態度から比べると、会見での機構側の態度は、かなり違っていました。こうしてみると、ストライキおよびそれをファンが支持した事はかなりの効果があったと考えて良さそうです。

墓参り

 お彼岸の中日という事で、八王子にある寺へ墓参りに行きました。墓参りに行くのは2年に1度くらいの比率です。前回行った時は駅前に東急系の高層ショッピングビルが建っていて驚いたものですが、今回は、駅のバスターミナルの上に人工地盤ができていたのに驚かされました。
 街並みはもちろん、寺の中の他の墓も色々と変わっているのですが、我が家の先祖代々の墓は、27年前に祖父が他界したときに墓石を建てて以来、変わっていません。また、その墓でのこちらの行動も変わりません。墓を掃除して、花を生けて、線香を立て、最後に先祖に挨拶をしました。
 別に「お参りをすれば先祖の霊が守ってくれる」などとは全然思いません。しかし、墓参りというのは、そのような「見返り」とは関係なく、重要なものだと思っています。墓参りをした時に、過去の先祖の生活と、今の自分達の生活がつながるような気分になります。文字にするのは難しいのですが、それは重要な事なのではないかと思っています。

「プロ野球ファン」の居場所がわからない会社

[ 野球 ]

 スト明けのプロ野球は大いに盛り上がりました(20日21日)。特にすごかったのは、プレーオフの進出のかかったマリーンズとファイターズの試合。札幌は20日は42,000人。さらに翌21日は連休明けの平日にもかかわらず、43,000人ものお客さんが入りました。
 一方、西武ドームのマリーンズ戦も20日は45,000人、翌日も引退試合などもあって、これまた平日夜の所沢にもかかわらず、32,000人も入りました。(入場者数はいずれも主催者発表)。
 当然ながら、私はマリーンズ戦をメインに、合間にファイターズ戦、あとの試合もたまにまわす、というTV観戦をしていました。そして所沢と札幌を筆頭に、神宮のタイガースファンによる古田コールなど、各球場の盛り上がりも堪能しました。
 ところが、私の知らない別世界で、全く持って異なるプロ野球が行われていたようです。夕刊フジにスト~ム一過!?本物のファンは何処に… 球場ガラガラ…低~い視聴率という表題の記事が載りました。ここには、各地の球場は盛況だったが、首位攻防の中日-巨人戦の視聴率は、たったの9.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。と書いています。

 「首位攻防戦」といっても、ゲーム差は試合開始前で6.5に開いていました。3位スワローズとの残り試合の関係でマジックが点灯していないだけの話です。そんな試合、関東在住のドラゴンズファン以外は興味を示さないのは当然です(なお、ナゴヤドームは満員でした)。
 さらに、翌21日のベイスターズ対読売戦の観客が17,000人だった事を挙げ、「ファン離れ」を強調。空いている椅子の写真につけた説明文が「真のプロ野球ファンはどこにいる!?」。どうやら、この新聞にとっての「真の野球ファン」とは、読売戦のTVを見て、読売戦の観戦に行く人だけのようです。
 札幌の43,000人などは眼中にないのでしょう。ちなみに、私の職場のバファローズファンの先輩(もちろん合併反対・ストライキ支持)は、連休を利用して大阪ドームまで遠征してこの日も観戦していました。夕刊フジにとってはこの先輩も「真のプロ野球ファン」ではないでしょうね。
※先方の言葉にあわせて「真の」という言葉をあえてそのまま使いました。私自身は「野球ファン」というものに「真の」という言葉をつける事自体が非常におかしいと思っています。

 この新聞は一貫して読売前オーナー氏を礼賛し続けるなど、経営者べったりの「報道」を続けています。したがって、ストを支持したファンも当然「批判の対象」になるため、このような記事を書いたのでしょう。
 また、記事の冒頭で古田選手会長の「今はファンも熱くなっているから、底辺を広げるチャンス」という発言を引用しています。これもおそらく、「そのような事はない」と主張したかったと思われます。
 とはいえ、いくらなんでも、札幌で「記録」が生まれた2日間を題材に、「球場ガラガラ」はないでしょう。経営者側の「援護射撃」をするつもりだったのでしょうが、これでは逆効果。古田選手会長の援護射撃をしたようなものです。
 まあ、この新聞のプロ野球記事の質の低さは今に始まった事ではありません。とはいえ、この一体、本当の野球ファンはどこにいるのか?などという記事を見ると、改めて夕刊フジに対して、「一体、本当に野球を知っている記者はどこにいるのか?」「真のプロ野球担当記者はどこにいる!?」と尋ねたくなりました。

スコール?

 職場を出たときは雨の気配すらなかったのですが、帰りに秋葉原に寄ろうとホームに出ると雨の気配。まあ、小雨ならつっきって行こう、と思っていたのですが、改札を出ると豪雨になっていました。仮にビニール傘を買って歩いてもずぶ濡れになる事間違いなし、というほどの降り具合でしたので、寄り道は中止。そのまま改札に戻って帰宅の途につきました。電車に乗っても、雨の勢いは止まるところを知りません。なんと、車両の連結部から水が漏れて、周囲が広範囲にわたって濡れたほどでした。
 それほどの豪雨だったのに、いざ幕張本郷駅を下車すると、雨がポツポツと降ってはいますが、地面は濡れていません。都内の極めて局地的な部分でのみ発生した豪雨だったようです。
 あれだけの豪雨が、電車で30数分行ったところでは全然なかった事に驚きました。同時に、「天気は西から変わる」という格言(?)から、秋葉原の豪雨が幕張本郷にもいつ来るかわからない、と思い、全力疾走で帰宅しました。

2004年09月22日

1000奪三振で締める

[ 野球 ]

 バファローズ対ブルーウェーブはパウエル投手と相木投手が先発。バファローズが着実に加点し、パウエル投手も7回を1失点に抑えます。しかし、9回表に登板した吉田投手がいきなり連打でピンチを作り、内野ゴロの間に1点を取られ、続く三輪選手のフライもポテン二塁打となり1点差。さらに平野選手も内野安打を打って2死1・3塁と長打で逆転の場面を作ります。ここで打席には、昨日決勝本塁打を放った早川選手でしたが、吉田投手が三振に打ちとって試合終了。4対3でバファローズが辛うじて逃げ切りました。また、この三振は吉田投手にとって、通算1,000個目となりました。

 カープ対タイガースは中継がなかったので見れませんでした。先発はベイル投手と福原投手。初回にタイガースが2点先制しましたが、3回に連打で追いつかれ、4回に三連打で満塁にされて、内野ゴロの間に決勝点を挙げられます。打線も2回以降はベイル投手に3安打に抑えられ、完投勝ちを献上しました。
 ドラゴンズ対スワローズは山本昌投手と石川投手が先発。投手戦となりましたが、5回に井端選手の2点適時打でドラゴンズが先制。山本昌投手は毎回のように安打をされますが、7回を無失点。8回は岡本投手、9回は岩瀬投手が抑えて完封リレー。3対0でドラゴンズが勝ちました。
 ベイスターズ対読売は土肥投手と工藤投手という、元ライオンズ同士が先発。今日もベイスターズ打線が序盤から炸裂し、工藤投手を3回6失点でKO。一方、土肥投手はパリーグ時代から得意としているローズ選手を今日も完璧に抑えるなど、6回3失点で4勝目を挙げました。

2004年09月21日

新ブログを更新

 昨日たちあげた、イラスト掲載用ブログらくがきちょうを更新しました。

「最終戦」で三連発

[ 野球 ]

 代替試合がなければマリーンズにとって今期最終戦となるライオンズ対マリーンズ戦。ライオンズの先発は潮崎投手、マリーンズの一番打者は佐藤幸彦選手と、ともに今季限りで引退を決めた選手の対戦から始まりました。佐藤選手の打球は当たりは良かったのですが、ライトが好捕してアウト。両選手はマウンドで握手をかわして、ベンチに戻っていきました。
 ライオンズの「二番手」は張投手、マリーンズの先発は清水直行投手です。その清水投手、2回裏に先頭のカブレラ選手にソロ、さらに和田選手を歩かせ、フェルナンデス選手に2ランを打たれ、3点を失います。
 一方の張投手に4回まで無安打に抑えられたマリーンズ打線ですが、5回に連続四球で1死1・2塁と好機を貰い、井上選手の適時打で1点返します。しかし、続く1死1・3塁の好機は連続三振でつぶしてしまいます。
 さらに6回もあっさり二死を取られます。ところがここからベニー選手・フランコ選手・李選手が三者連続本塁打。今期、基本的に外国人打者三人制をしいたマリーンズですが、初の三者揃い踏みが、「最終戦」の大事な場面で実現しました。
 続く7回も先頭の井上選手が二塁打。橋本選手が送って、西岡選手は倒れたものの、堀選手が適時打を放ち、貴重な追加点を挙げます。その裏、1点返されましたが、9回もまた先頭の井上選手が二塁打を打ち、橋本選手が送り、今度は小坂選手の犠飛で追加点。派手な「三連発」が大きかったのは確かですが、この井上選手のいずれも得点にからんだ3安打も大きかったと言えるでしょう。
 最後は、小林雅英投手が登板。あまり良くはなかったのですが、何とか1失点で抑え、20セーブ目を挙げました。
 というわけで、リリーフ陣に不安は残ったものの、何とか「最終戦」を勝ちきり、勝率5割でレギュラーシーズンを終えました。借金がなかったのは1995年の第一次バレンタイン政権以来の事です。
 試合終了後はそのバレンタイン監督が先導してレフトスタンドに皆で行ってファンに挨拶。佐藤幸彦選手の胴上げもそこで行われました。

 昨日、劇的な結末をむかえたファイターズ対ホークス戦。平日にもかかわらず、昨日を上回る43,000人の来客数となりました。先発はミラバル投手と和田投手。ホークスがズレータ選手の連日の2ランなどで3対0とリードしますが、5回に島田選手の2ランで1点差、さらに2死1塁から新庄選手が連夜の本塁打で逆転します。その後もセギノール選手の本塁打や、島田選手の連続適時打などで加点したファイターズが7対3で勝利。ミラバル投手は5回以降は1安打でした。
 これで、ファイターズは残り2試合で1勝以上もしくは2分でプレーオフ進出となりました。ちなみに仮に1敗1分となりますと、5割でマリーンズと並び、「3位決定戦」が行われます。
 こちらも代替試合がなければ札幌最終戦ということで、ヒーローインタビューはヒルマン監督。チームの勝利とともに、この大観衆を大いに喜んでいました。

 バファローズ対ブルーウェーブは5対5で延長戦に。10回裏に礒部選手の長打性の当たりを好捕した早川選手が、11回に勝ち越し本塁打を打ち、これが決勝点となり、6対5でブルーウェーブが勝っています。
 カープ対タイガースは黒田投手と井川投手が先発。今日は、勝つ番のはずの井川投手でしたが、序盤に4失点。そして3対4で迎えた5回裏に、新井選手に3ランを打たれて突き放されます。9回に反撃して2点をかえしてなお2死1・2塁としますが反撃はここまで。結局8対5で敗れました。
 ドラゴンズ対スワローズは川上投手とゴンザレス投手が先発。ドラゴンズが2対1でリードした7回に土橋選手が逆転3ラン。これが決勝点となり、4対2でスワローズが勝ちました。
 ベイスターズ対読売は、昨日に続き、ベイスターズ打線が序盤で11得点。セドリック投手が7回を3本塁打による4点のみに抑え、7勝目を挙げています。

2004年09月20日

更新1件とトラブル2件

 本日は看板イラストを更新。また、翔みならイラスト掲載用ブログらくがきちょうを新設しました。今後は、壁紙とメイキングを除く絵の新作は全てこちらに掲載することになります。

 昨日買ったワイヤレスのキーボードとマウスのセットを嫁さんのマシンに接続。あっさりと成功したのですが、その代わり、USBで接続しているスマートスクロールが操作不能に。ドライバの入れなおしなどもやってみたけれど全然ダメ。「なんかとんでもない干渉でもおきたのか」などと思っていたのですが、USBポートをよく見ると、スマートスクロールがちゃんと挿されていませんでした。どうやら、すぐ上にあるPS/2ポートを挿し代えた時に、手がひっかっかってしまったようでした。
 よく取説の「故障かと思ったら」の項目に「電源コードはちゃんと入っていますか」というのがあり、「そんな失敗する人いるのか?」などと思っていたのですが、まさか我が家でそれが発生するとは思っていませんでした。やはり、基本は大切ですね。

 また、一番上に書いたように、絵掲載専用ブログを設置。「サムネイルを作成し、クリックすると別窓で絵が表示」という設定にしようとしました。ブログを立ち上げる際に購入した本の通りにやったのですが、うまくいきません。その本によると、サーバーに「Image::Magic」というものが入っていれば、画像アップ時に自動的に「サムネイルを作成」という項目が出る、となっているのですが、それが出ません。サーバー運営会社のサイトで確認してもその「Image::Magic」は入っているのですが・・・。
 仕方ないので、色々な言葉でググりまくった結果、本には「設定ファイルにある『#ImageDriver ImageMagic』の『#』を外す、とあるが、『#』をつけなおすと直る」という記事を見ました。
 実際にやってみたら、見事「サムネイルを作る」という項目が出ました。本の正誤表にも載っていないようなので、うちで使っているサーバーに限った現象なのでしょうか。とにもかくにも、うまくいって一安心でした。

継投策も実らず・・・

[ 野球 ]

 ライオンズ対マリーンズは西口投手と小林宏之投手が先発。ストの代替試合はないと、これがマリーンズにとっては「ラス前」となります。
 1回表2死満塁・ツーナッシングで西口投手が足を痛めて降板。しかし、急遽リリーフとなった帆足投手がサブロー選手を抑えて結局3者残塁・無得点に終わりました。
 その裏、小林宏投手は先頭の柴田選手を歩かせ、バントで進まれて貝塚選手の適時打で先制されます。3回表には福浦選手とベニー選手の連続二塁打で追いつきますが、その裏、またまた柴田選手を歩かせ、盗塁と「ライン上のバントが切れそうで切れなかった」内野安打で無死1・3塁に。そしてまたまた貝塚選手に適時二塁打を打たれ、2点勝ち越されます。
 さらに続く4回裏には安打と犠打で1死2塁されます。ここで早くも小林宏投手をあきらめ、左の石井義選手が打席という事で高木投手を投入。対するライオンズも「左殺し」の犬伏選手を投入。これが当たり、犬伏選手は適時三塁打。続く柴田選手を歩かせた所で高木投手は降板します。以下、右と左が交互に続くライオンズ打線に対し、「一人一殺」とばかりに、小野投手・セラフィニ投手をつぎ込みましたが、いずれも適時打を打たれて失点を拡大。バレンタイン監督の勝負をかけた継投は、結果的には裏目に出てしまいました。
 一方の帆足投手は、3回の失点以外は好投し、結局7回を1失点。8回に三番手の森投手が乱調で、3四球で1死満塁としましたが、これまた予定外のリリーフとなった長田投手に里崎選手・初芝選手が抑えられます。9回もセーブのつかない場面ながら登板した豊田投手に先頭の西岡選手が安打を放ったものの、後は抑えられ、結局6対1と完敗。
 大きな試合を落としてしまいましたが、とにかく後は明日の試合を勝つよりありません。

 一方、熾烈な3位争いを続けているファイターズはホークスと対戦。札幌ドームは42,000人の大入りでした。また、試合前の練習で新庄選手ら5人がゴレンジャーの覆面(?)をして登場。いったい、どこで買ってくるのでしょうか。
 さて、先発は入来投手と新垣投手で、初回に2点取り合った後、3回表に井口選手のソロで勝ち越した後、二番手の清水投手から本間選手に満塁本塁打が出てこの回一挙6点を取ります。
 しかし、三番手の芝草投手・四番手の佐々木投手がホークス打線を抑えている間に、新庄選手のソロなどでファイターズが反撃し、8対5で迎えた6回裏に木元選手の適時打、さらには小笠原選手のこの日二本目となる逆転3ランが出ます。
 ところが、その直後に宮地選手の代打2ランが出て即座に逆転。8回にもズレータ選手の2ランで12対9とします。
 そして9回裏、ホークスは守護神の三瀬投手を投入。ところが、いきなり連打され、ここまで4三振のセギノール選手の2点適時打で1点差、続くオバンドー選手にも適時打が出て同点に追いつきます。その後敬遠や犠打などで2死満塁として新庄選手に打席が。その初球を左中間スタンドに打ち込んで「サヨナラ満塁本塁打」・・・のはずでしたが、1・2塁間で新庄選手が立ち止まっています。なんと、1塁走者の田中幸選手と塁間で抱き合った時に、相撲でいう「うっちゃり」の形で体が入れ替わり、これが「追い抜き」との判定でアウト。しかし、その前に三塁走者の奈良原選手がホームインしたのでサヨナラは成立。記録は「左中間スタンドに飛び込むサヨナラヒット」となりました。生中継で「幻の本塁打」を見たのは初めてでした。
 ヒーローインタビューで新庄選手は開口一番、「今日のヒーローは僕ではありません。(スタンドの)みんなです」と大観衆にお礼。そして最後は「明日も勝つ」で締めました。タイガース時代から、これを言うと裏目に出る場合が多いのですが、明日はどうなる事やら。もちろん、マリーンズファンとしてはぜひとも過去の例にならってほしいものですが・・・。
 これでまた順位が入れ替わり、ファイターズが勝率5割で0.5ゲーム差で3位になっています。

 バファローズ対ブルーウェーブは近藤投手と具投手が先発。プロ初先発となった近藤投手ですが、初回に北川選手の3ラン、5回にも大量7点の追加があり、自らは5回を2失点。プロ初勝利を挙げています。
 スワローズ対タイガースは高井投手と藪投手が先発。初回に今岡選手の2ランが出ますが、その裏に宮本選手のソロなどで同点に。3回に暴投で勝ち越しますが、5回に岩村選手の41号2ランで逆転。その後は継投に抑えられ、最後は9回表2死満塁で矢野選手に打順がまわりますが、五十嵐亮太投手の158km/時3連投もあって三振に抑えられ、1点差で敗れました。
 ベイスターズ対カープは加藤投手と河内投手が先発。両先発とも悪く、初回にベイスターズが5点先制するも、3回にカープが追いつきます。しかしその裏、ベイスターズが一挙6点を取って勝ち越し、結局12対5でベイスターズが勝ちました。
 ドラゴンズ対読売は読売が勝ったようです。

2004年09月19日

久々の秋葉原

 今日は「夏日の記録」を更新した日でした。しかし、それでもかなり涼しくなってはいたので、暑い間は休んでいた秋葉原巡りを数ヶ月ぶりに敢行(?)しました。主な目的は嫁さん所望のワイヤレスキーボード購入と、HDD・光学式ドライブの購入を前提とした調査でした。一応、雑誌などで相場などの見当をつけてはいました。しかし、久々に店頭で商品や価格表を見ると、性能の向上と価格の低下に驚かされました。頭では、「ドッグイヤー」である事はわかっているつもりですが、やはり実際に買うつもりになって値段・性能を調べないと実感はできませんね。ワイヤレスキーボードも予算を下回る価格で買えましたし、なかなか有意義な久々の秋葉原でした。
 あと、アソビットシティの跡地がドンキホーテになっていました。ドンキホーテに初めて入ったのですが、噂どおりの雑然とした陳列でした。あと、トイレの汚さには驚きました。下手な駅のトイレよりも、清掃・管理は全然行き届いていませんでした。
 ところで、全く持ってしょうもないネタですが、「ドンキ」が系列店みたいなのを作ると、名前は「サンチョパンサ」になるのでしょうか。

 帰りは、秋にのみ走る、千葉乗り入れの臨時かいじ号を利用しました。新宿・秋葉原方面から総武快速線に乗り入れる電車には何十回も乗っていますが、いずれも運行は日が暮れてから。まだ明るいうちに乗るのは初めてでした。そのため、錦糸町手前で総武緩行線から快速線に入るというなかなか見ることができない場面も、じっくり見ることができました。
 ここ半月ほど、仕事が入ったり、重要かつ体力を要する予定を入れるなどしたため、日曜日に休むことができませんでした。その結果、他の休みの日も疲労回復だけで終わっていました。そういうわけで、久々にのんびりと楽しむ事ができた休日となりました。

2004年09月18日

試合がなかったけれど神宮へ

[ 野球 ]

 神宮でファンが集まって「古田支持」コールをしたというニュースがありましたが、私が18時半ころ神宮に行った時はもう終わっていたようです。帰りに、信濃町駅でタイガースの帽子をかぶって「古田支持」と書かれたボードをかけていた方を見かけました。おそらく、私同様、「古田コール」をしに神宮に行ったのでしょう。
 というわけで、全試合中止となったので試合はありませんでした。したがって、普段野球を見る時間を使って、スト関連の記事を色々見ていました。
 とりあえず気になったのは、「被害総額」の件でした。経済損失が19億円。計12試合が中止になった事によって減額される選手報酬も2億円とのことです。もちろん、この19億円は売り上げであって利益ではありません。また、土日ゆえの数字であり、年間通して1日平均で9.5億円の総売上というわけでもありません。一方、「2億円」はあくまでも選手に払われる額であり、実際にかかる経費の総額ではありません。
 とはいえ、「労働者」に2日で2億を払えば19億の売上が出る、というのは、かなり効率がいい商売なのではないでしょうか。
 もちろん、以前から「年俸の多寡とスト権にはなんら関係はない」とは思っていました。とはいえ、このように数字を見せられると、「これだけの売上を出してこの報酬はむしろ安いのでは」と思った次第です。

ストライキへ

[ 野球 ]

 プロ野球選手会がストライキ決行を決めました。経営側は、「ファンの皆様へ」なる題名で、選手会が労働組合であったとしても、球団統合及び球団の新規参入自体は、経営事項であり、義務的団体交渉事項ではなく、これを理由にストライキを行うというのは、違法かつ極めて不当なものであるとも考えております。と言っています。
 この「義務的団体交渉事項」というのは、この前の仮処分申請の際の高裁の判断だと、労働条件を左右する部分がある事だそうです。となれば、合併による球団減、さらには経営陣が画策している「さらなる合併」によって、選手・職員らの労働条件が解雇を含め、悪化する事は明白です。(※現時点での雇用は維持する、などと経営陣は言っているようですが、仮にこれが守られたとしても2005年度だけの話でしょう)。
 となると、選手会側が戦うのは当然の権利になると思うのですが・・・。

 ここ数日のスポーツ新聞などを見ると、「経営側が大幅譲歩」などと書かれています。しかしながら、実際に「譲歩」したと思われるのは、前回交渉時の「来期は11球団以上」という事だけ。これなら、「再来期は10球団」だろうと、「その次の年は8球団」だろうとやり放題です。
 機構側の説明を見てもプロ野球構造改革協議会(仮称)を設け、ドラフト改革、選手の年俸のあり方について徹底的に協議することを提案し、また、球団の新規参入について環境整備することをお約束しました。などと言っていますが、「協議会を作る」のも「環境整備する」のも、結果の保証は何もありません。「協議会を行った結果、ドラフトは自由枠を2から4に拡大する事にしました」とか、「環境を整備しましたが、ライブドア・楽天・シダックスとも基準に満たなかったので参入は拒否します」という結論を出しても、「お約束」を破った事にはなりません。
 これまで、機構側の主張・説明には呆れる事ばかりでしたが、今日の発表は、これまで以上のものでした。私は以前からストライキ支持でしたが、あの「原稿棒読み会見」やこの「ファンの皆様へ」を読めば、より多くの人がスト支持になるのではないでしょうか。
 それこそ、あくまでも「オーナーの部下」でしかない球団代表が、心の中では選手会を支持しており、あえてあのような形で「選手会支援」をしたのでは、などとまで思ってしまいました。
 今日は横浜スタジアムで選手会が主催するサイン会があるそうです。神宮の近くで夕方まで用事があるので、もし神宮でも何かやるのでしたら、終わってから応援に行きたいと思っています。

2004年09月17日

来期もこのユニフォームで

[ 野球 ]

 今日は帰宅が遅く、TVをつけた時は、ファイターズ対バファローズ戦の9回裏でした。試合は金村投手とパウエル投手が先発。初回にバファローズが中村選手の2ランで先制し、3回に礒部選手のソロで追加点を挙げます。パウエル投手は7回まで4安打、8回には1点返されますが、9回に金村投手が北川選手にダメ押しとなるソロを打たれ、4対1でバファローズが勝ちました。
 ヒーローインタビューはパウエル投手。最後に、「来期もこのユニフォームを着て試合をしたい」と言っていました。

 神戸のブルーウェーブ対マリーンズは川越投手と渡辺俊介投手が先発。0対0で迎えた4回表に、3連打で無死満塁に。ここで一昨日に走塁ミスのあったサブロー選手が、その失敗を帳消しにする満塁本塁打。直後に1点返されますが、5回表にベニー選手の適時打で追加点を挙げました。
 渡辺投手は8回を4安打1失点。9回に1死1・3塁のピンチで降板。代わった小林雅投手は犠飛で1点失いますが、次の打者を抑えて5対2で勝ちました。渡辺投手は12勝目、小林雅投手は18セーブ目です。
 これで、また勝率5割で3位復帰。ここのところ、「日替わり3位」状態が続いています。プレーオフ出場権争いは最終試合まで続くかもしれません。
 ホークス対ライオンズは斉藤投手と松坂投手が先発。ライオンズが2回にカブレラ選手と中島選手の本塁打で3点先制し、投げては7回を5安打2失点に抑え、10勝目を挙げました。
 これでホークスの「1位」決定はお預けとなっています。

2004年09月16日

更新二つ

 漫画資料室ながい閣下新作短評
 別ブログこれでいいのか?

 毎月恒例の1頁随筆の感想と、経済・労働ネタです。

3年連続10勝

[ 野球 ]

 今日のセリーグ2試合が予定されていましたが、カープ対読売は中止でした。
 唯一の試合となったスワローズ対ベイスターズは石川投手と三浦投手が先発。スワローズが序盤に4点を取り、5回表にウッズ選手の久々の本塁打などで2点差に迫られた裏には、古田選手の2ランなどで突き放しました。三番に座ったユウイチ選手が期待に応えて3安打でお立ち台に。また、石川投手はプロ入り以来3年連続となる二桁勝利を達成しました。

 今日は、グランド外でまたまた大きな動きがいくつかありました。
 まず、かねてから近鉄球団買収などプロ野球参入を宣言していたライブドアが、仙台を本拠地にした球団設立をNPBに申請しました。松山出身の嫁さんを持つ身としては、そちらを本拠地にしてほしかった気もしますが、いずれにせよ、「空白地」の球団設立は嬉しい事です。野球機構と球団経営者たちは相変わらず異常な行動を取り続けているので、まだまだスンナリと行くとも思えませんが、ぜひとも成功させてほしいものです。もし、パリーグでの参加という事でしたら、ぜひとも仙台でのマリーンズ戦を観戦したいものです。
 さらに、同じ六本木ヒルズに本社を置く「楽天」もプロ野球参入を表明。こちらは三木谷社長の出身地であり、すでに保有しているJリーグ球団もある神戸を本拠地にするとの事です。サッカーで実績がある事もあり、期待できるでしょう。
 しかし、こうなると要らないのが「合併球団」ですね。ぜひともバファローズとブルーウェーブを両社に譲って、近鉄とオリックスは球界から退場していただきたいものです。その上で、新規参入企業をつのり、より大きくなったプロ野球を運営して欲しいものです。
 また、今日は労使交渉も行われました。10日の「暫定合意」から数日で「合意事項」をくつがえしまくった経営陣。選手のみならず、ファンそして「野球」をバカにしているとしか思えません。もし、このようなふざけた態度を続けるのなら、ぜひとも選手会には、日本野球のプライドにかけてもストを実行してほしいものです。
 それにしても、このような不誠実極まりない言動を繰り広げる経営陣のいる親会社は信用に値する企業なのでしょうか。特に一連の瀬戸山氏の非礼かつ傲慢な言動を見れば見るほど、ロッテやその関連企業の商品を口にする気が失せてきます。
 繰り返しになりますが、ぜひともこれを機に、合併したがる企業などはプロ野球から撤退し、大幅な経営母体の入替を行って欲しいものです。

2004年09月15日

マリン公式戦最終戦

[ 野球 ]

 今日のはマリーンズ対バファローズはマリンスタジアム公式戦最終戦。というわけで、内野自由席が無料なので、昨日に続いて観戦。二日連続で野球場に行くというのは、19年前に後楽園でビール売りをやった時以来です。
 先発は清水直行投手と山本投手。仕事帰りでしたので、球場に着いたのは5回表でしたが、その前に益田選手の2ランでバファローズが先制します。3回裏には先頭のサブロー選手が二塁打を打ちながら、続く堀選手の二塁打の打球判断を誤り三塁ストップ。さらに続く福浦選手のライトライナーでタッチアップをせず、続くベニー選手の内野ゴロで本塁突入してアウト、と3回連続走塁ミスで、結局1点も取れない、という嫌な展開に。
 私が球場に着いた直後の5回裏にも無死1・2塁の好機を作りますが、バント失敗や併殺があり、結局無得点。清水投手も9回4安打2失点と好投しますが、拙攻を重ねた打線は9安打無得点。満塁2回、無死2・3塁と無死1・2塁のいずれも好機を潰すようではこの結果も必然でしょう。
 好投の清水投手を拙攻で見殺しにする、という5月頃によくやった「負けパターン」を喫してしまいました。これで再び借金1。ファイターズが勝ったため、入れ替わって4位転落となりました。
 試合後は本拠地最終戦のセレモニー。バレンタイン監督は、「また、(日本シリーズで)マリンスタジアムに戻ります」と宣言していました。ぜひ実現させてほしいものです。
 また、最終戦という事もあり、最後には両応援団からエール交換。また、バファローズ応援団にスタンド全体が呼応しての「合併反対」コールもありました。球場から出た後は、レフトスタンド出口のバファローズ応援団を見ていました。2001年バージョンや、10・19バージョンの選手別応援歌などをやっていました。来期、どうなるか分かりませんが、ぜひとも「合併球団」ではない、関西パ球団との対戦を観戦したいものです。

 ライオンズ対ファイターズは石井貴投手とミラバル投手が先発。序盤からファイターズ打線が爆発。特に最近調子が下降気味だった小笠原選手とセギノール選手に本塁打が出たのは大きいでしょう。結局12対4でファイターズが圧勝しました。
 タイガース対ドラゴンズは福原投手と山本昌投手が先発。天敵・山本昌投手からアリアス選手が先制本塁打を放ち、投げては福原投手が7回無失点。リリーフの久保田投手・ウイリアムス投手で完封リレー。対山本昌投手の連敗を止めました。
 スワローズ対ベイスターズは川島投手とセドリック投手が先発。ベイスターズ1点リードの9回裏に古田選手の適時打で追いついたスワローズが、11回裏にラミレス選手のサヨナラ打で4対3で勝ちました。
 カープ対読売は読売が勝ったようです。

ロングシートの6人掛け

[ 交通 ]

 普段利用している総武線は新型車輌に統一されており、ロングシートも手摺りで仕切られています。そのため、寝っころがりでもしない限り、1列に7人が座れます。
 今日、普段使わない路線を使いました。車両がやや古く、シートの仕切りもなく、自分の座ったところは、7人掛けのところを6人で座っていました。背もたれには「ここに座れ」という表示があるわけです。べつに1/7分の席を占拠したところで、たいして楽になるわけでもないのですから、ちょっと詰めればいいと思うのですが…。
 日頃「7人掛け」に慣れていることもあり、降りるまでずっと隙間が気になりつづけ、落ち着かない数十分間を過ごしました。

2004年09月14日

エースを粉砕

[ 野球 ]

 マリンスタジアムでのバファローズ戦を観戦。これまで8試合見ていましたが、バファローズ戦は初めてです。
 先発は小林宏之投手と岩隈投手。投手戦かと思われましたが、初回に先頭打者の井上選手が初球を安打し、続く堀選手も連打。1死後ベニー選手が歩き、土日に不調だったフランコ選手が先制適時打。さらに橋本選手も安打でつなぎ、李選手の犠飛で3点目を挙げました。
 2回は併殺で3人で終わったものの、3回はベニー選手・フランコ選手の連続二塁打で4点目。橋本選手が送って李選手が歩き、サブロー選手の適時三塁打で6点目を挙げ、岩隈投手をKO。岩隈投手は今期最悪の出来でした。二番手の高木投手からも小坂選手が犠飛を打って計7点目。続く4回もフランコ選手の3打席連続適時打で8点目を挙げました。
 小林宏投手は調子が良く、ストライクが先行し、早いカウントでバファローズ打線を打たせて取る投球。5回だけは四球と3安打で1点を取られますが、続く1死満塁のピンチは併殺で切り抜けるなど、この試合は4つの併殺を取りました。8安打されたものの長打は9回の1本のみ。今期2度目の完投で9勝目を挙げました。また、この試合で9回に守備固めで出場した諸積選手が通算1,000試合出場を達成しています。
 これで再び5割復帰。ファイターズが敗れたため、3位復帰も果たしました。また、我が家の観戦成績も「貯金1」となっています。

 ライオンズ対ファイターズは帆足投手と正田投手が先発。序盤ファイターズが4点リードしますが、3回にカブレラ選手の3ランで追いつき、和田選手の2者連続本塁打で逆転。その後も追加点を挙げ、8対4で勝ちました。4点差の終盤で松坂投手が調整登板をしたようです。
 ブルーウェーブ対ホークスは相木投手と倉野投手が先発。ブルーウェーブに相性のいい倉野投手が3失点に抑え、5対3でホークスが勝ち、対戦成績を23勝4敗に。ブルーウェーブは単独最下位が決定しました。また、松中選手が2安打2打点1本塁打とし、2位にそれぞれ打率は1分3厘、打点は16点、本塁打は2本の差をつけました。三冠王がかなり現実味を増してきています。

 タイガース対ドラゴンズは井川投手と川上投手が先発。ここ1ヶ月ほど2試合連続で好投ができない井川投手ですが、8回まで3安打無失点と完封ペース。一方、打線も天敵の一人の川上投手から3点を取ってリードします。
 しかし、9回表に井川投手が2安打で走者を出し、代打・高橋選手に同点3ランを喫します。さらに延長11回には谷繁選手が安藤投手からソロ本塁打。その裏、制球の定まらない岩瀬投手から四球二つでサヨナラの走者を出しますが、今岡選手・金本選手が打ち取られ、結局4対3で敗れました。
 スワローズ対ベイスターズはゴンザレス投手と土肥投手が先発。序盤にラミレス選手の2打席連続本塁打で4点を取ったスワローズが6対1で勝ちました。これでドラゴンズのマジック点灯はまたお預けとなっています。

久々のゲームコーナー

 ラオックスに行って久々にゲーム売場を見ました。そこでは「サクラ対戦V」というゲームのデモが流れていました。このゲームを初めて見たのは7~8年前だったと思います。以前、嫁さんがやっていたので画面を見たことはありました。その後、フランス編を作ったというのは知っていましたが今日見たのはアメリカ編でした。
 最初に見たやつは、東京でロボットに乗って戦っていましたが、今日みたやつは開拓時代のアメリカで、馬に乗って刀を振り回していました。一応、前作のキャラも隠しキャラみたいな感じで出るみたいですが、デモ画面にいたのはほとんどが新キャラ。サイトとかで見ると、世界のつながりが色々とあるようですが、傍から見ている者としては、どのへんが「続編」なのかわかりません。
 とはいえ、久々に見たゲームコーナーで、知っている名前を見た時は、かつてゲームにはまっていた頃の事を思い出し、懐かしさを覚えました。あの業界も色々と縮小傾向にあるようですが、頑張って欲しいものです。

2004年09月13日

順位決定第1号

[ 野球 ]

 帰宅が遅く、今日も見れなかったので結果だけ。
 唯一行われた神戸のブルーウェーブ対ホークスは小倉投手と和田投手が先発。初回に失策二つで無安打で先制したホークスが3回には2死3塁から井口選手の打球が外野席のファンのグラブに当たって落ちる「二塁打」などで追加点。5回にも城島選手のソロが出ます。
 和田投手は、前回に続き制球が悪く、6回を1安打ながら7四球で球数は130。「1安打無失点」とはいえ、今後に不安が残る投球でした。結局。5対1でホークスが勝ち。これでブルーウェーブは残り全勝してバファローズが残り全敗しても「同率5位」という事で、3年連続最下位が決定しました。

2004年09月12日

習慣の重要性

 ここ1年ほど、朝は物を食べず、お茶と野菜ジュース1杯ずつを「朝食」にしています。意外にこれで昼まで腹が減りません。また、行きの電車の中でもよく眠れます。
 今日は朝から都内に用事があり、仕事に行くのと同じような時間に家を出ました。しかし、ちょっと慌てていたので、この「朝食」を省略してしまいました。すると電車の中でも喉が落ち着かず、一睡も出来ませんでした。また、体も本調子でなく、やけに疲れる一日となってしまいました。
 習慣を怠って改めて、この「朝食」の重要性を再認識させられました。

連日の逆転はならず

[ 野球 ]

 今日は昼夜とも野球は見れなかったので結果だけ。
 マリーンズ対ファイターズの最終戦は、小宮山投手と入来投手が先発。小宮山投手が2回に5点を取られます。しかし、マリーンズ打線も着実に反撃。5回にも2点追加されながらも、7回に1点差に追いつきます。また、4番手以降は昨日と同じ、高木投手・山崎投手・藤田投手・薮田投手のリレーで追加点を許しません。
 そして9回裏、四球で出塁した堀選手が牽制悪送球で三塁に進み、福浦選手の犠飛で同点に追いつくという、これまた昨日のような展開。しかし、10回表に薮田選手が四球二つで2死1・2塁とし、マリーンズキラーの高橋信二選手が打席に。マリーンズも小林雅英投手を投入しましたが、2点適時打を打たれ、これが決勝点になり、9対7で敗れました。
 結局最後の直接対決は1勝1敗で終了。再び4位となり、3位になったファイターズにプレーオフ進出マジックが再び点灯しています。
 といってもゲーム差は0.5ですから、熾烈な争いはまだまだ続くでしょう。

 ホークス対バファローズは新垣投手とバーン投手が先発。中盤までに5点を取ったホークスが9回のバファローズの反撃を2点で止め、5対2で勝利。新垣投手は久々の勝星で11勝目を挙げています。
 ライオンズ対ブルーウェーブは張投手と具投手が先発。初回の和田選手の満塁本塁打が大きく、6対2でライオンズが勝利。プレーオフ進出を決めています。

 ベイスターズ対タイガースはマレン投手と藪投手が先発。初回10人、2回9人で計9点を取ってマレン投手をKOしたタイガースが10対3で圧勝しています。
 ドラゴンズ対カープは今期4度目の登板となった山井投手と小山田投手が先発。ここまで防御率12点台の山井投手がカープ打線を2安打完封。小山田投手も8回2失点でしたが及びませんでした。それにしても、防御率12点台の投手を先発させたら完封。優勝する時はこんなものなのでしょうね。
 読売対スワローズは石堂投手と林投手が先発。6回にラミレス選手の2ランで逆転したスワローズが3対2で勝ち、マジック点灯を阻止しました。それにしても林投手は本当に援護に恵まれません。

2004年09月11日

私の知らない世界

 近くで電話していた初老のオジサンが「さっき、あなた『ニッセキ病院』だと言ったけれど、別な人に聞いたら『セキジュウジ病院』だって言ってたよ。ちゃんと正しい病院を教えてよ!」と怒っていました。
 普通に生活していれば、「日本赤十字=日赤=赤十字」くらい自然に覚えると思うのですが、世の中には色々な人がいるもんだと驚きました。日本石油の病院と勘違いでもしたのでしょうか。
 お節介ながら教えようとも思いましたが、あまりの怒り具合に逆切れされてもたまったものではないのでやめました。それにしても、身内に入院者を出しながら、わけの分からない事で怒られた電話の相手の方には、心底同情させられました。

流れをつかんだ?

[ 野球 ]

 マリンスタジアムで観戦。ファイターズ戦は4月に東京ドームで「9連敗目」を見て以来です。
 試合開始直後に入場したのですが、外野席・一塁側1階内野自由席はすでに満席と表示されていました。
 先発は小野投手と金村投手。ともに立ち上がりが良くなく、小野投手は初回2死から連打され、一方の金村投手も初回に1安打2四球で満塁としますが、ともに得点にはつながりませんでした。
 しかし2回、この回も2死から連打され、新庄選手に先制適時打を打たれます。一方、金村投手はボールが先行するのですが、マリーンズの打者は有利なカウントからフライを打ち上げます。打者の左右に関係なく、やけに左翼手へのフライが多く、金村投手に対し、レフトフライ7つに対し、ライトフライはゼロでした。風が右方向なのを意識したための投球なのでしょうか。
 あと、余談ですが、3回裏に井上選手が一塁スタンドにライナーでファウルを打ったのですが、これが、我々の席から5mも離れていない席の観戦者のビールを直撃。怪我はありませんでしたが、その人の服はかなり濡れていました。あんな間近に飛んできたボールを見たのは初めてでした。
 余談ついでですが、今日は話題の「マリンのモツ煮込み」を初めて食べました。味といい、モツといい、評判になるだけの事はありました。空腹だったせいもあるのでしょうが、今まで食べた中で一番と思ったほどでした。

 閑話休題。結局金村投手には5回まで1安打3四球で0点とほぼ完璧に抑えられます。小野投手も3回から5回までは無安打でしたが、6回に小笠原選手とセギノール選手に連打されて無死1・3塁となり、マリーンズの天敵・高橋信二選手の適時打で2点目を奪われ、無死1・2塁でマウンドを降ります。
 金村投手の出来を考えると、もう1点取られれば試合が決まりかねない局面ですが、2番手の高木投手が小田選手には詰まった当たりを中前に落とされて無死満塁となりますが、続く坪井選手を三振。さらに3番手の山崎投手が島田選手を併殺に打ちとって、この大ピンチを最少得点で凌ぎます。
 これで少し流れが戻ったのか、その裏、ベニー選手に左中間スタンドへのソロが出てようやく1点を返しました。
 マリーンズ中継陣は、7・8回も山崎投手・藤田投手・薮田投手がファイターズ打線を完璧に抑えます。そして8回裏、この回先頭の小坂選手の代打の李選手が四球を選び、この試合初の無死の走者を出します。続く諸積選手のところで西岡選手が代打に出ますが、なぜか金村投手は一塁の李選手を執拗に牽制。西岡選手は結局バントを2回失敗したあとで打ち取られ、ここで「必勝リレー」の建山投手が登板。ところが、この建山投手も執拗に牽制をします。この牽制に守るリズムが崩れたのか、続く堀選手の中堅へのライナーを名手・新庄選手が落球。福浦選手もこの試合3本目となる安打で続き、1死満塁の大好機を迎えます。しかし、ここは建山投手が踏ん張り、ベニー選手・フランコ選手を打ちとり、得点を許しませんでした。
 9回表、先頭の小田選手が二塁打を打ち、6回以来の出塁を果たしますが、薮田投手が踏ん張り、坪井選手、さらにはオバンドー選手・エチェバリア選手の代打攻勢もしのいで、1点差のまま、9回に入りました。

 ファイターズは当然ながら横山投手が登板。先頭の橋本選手、さらには代打の初芝選手も打ち取られ、「あと一人」に。そして代打は垣内選手。しかし打った打球は三塁前のボテボテの当たり。「終わったか・・・」と思いましたが、何とこれを小笠原選手が悪送球し、垣内選手は二塁に進みます。続く李選手は、さらにボテボテの当たりを三塁へ。すると何と小笠原選手がまた悪送球(記録は内野安打と失策)で、垣内選手が生還し、まさかの同点に追いつきます。李選手も3塁まで進み、一気にサヨナラの好機となりましたが、続く西岡選手のライトライナーを坪井選手が地面スレスレで捕球し、延長に入りました。
 10回表からは小林雅英投手が登板。先頭の新庄選手から始まる好打順を3人で抑えます。その裏、マリーンズは堀選手の安打を足がかりに1死1・2塁に。ここでファイターズは最近好調の井場投手を投入。暴投と四球で1死満塁としますが、9回に続き、橋本選手と初芝選手が倒れ、この試合3度目の満塁はまたまた無得点に終わりました。
 11回表も小林雅投手が抑えて11回裏、先頭の垣内選手が初球を打つと、打球は左中間スタンドへ。敗戦目前からの大逆転でサヨナラ勝ちし、勝率を5割に戻し、0.5ゲーム差をつけての3位に浮上しました。余談ですが、我が家の観戦成績も4連敗後の4連勝で5割に戻しています。
 それにしても小笠原選手のまさかの連続失策。あれほどの一流選手でも、この重要な試合の勝利が見えた瞬間に平常心を失ったのでしょうか。もちろん、この大勝負を勝ったのは嬉しいですが、昨日、大阪で大変な交渉をした事も含め、小笠原選手の心中を思うとなんとも言えない気分にもなりました。


 ライオンズ対ブルーウェーブは西口投手と川越投手が先発。9回の表裏で豊田投手と山口投手の両守護神が1点ずつ失って延長に入るというわけのわからない展開になりましたが、11回に竜太郎選手の2点適時打が出たブルーウェーブが競り勝ちました。
 パ唯一のナイターとなったホークス対バファローズは斉藤投手とパウエル投手が先発。五輪宿舎で怪我した中村選手が初回の復帰初打席で3ラン。さらに4回にも2点適時打を放つなど、この日6打点と大活躍。投げてはパウエル投手が7回まで無失点に抑えますが、8回に井口選手と松中選手に連続本塁打されて完封ならず。松中選手は本塁打数がセギノール選手と並ぶ42となり、「三冠王」となっています。

 ベイスターズ対タイガースもデーゲームでしたので、何も見ていませんが、先発にまわってから好調の三東投手が5回を2失点とまずまず好投。同点で迎えた8回に無安打で勝ち越し、9回にも追加点を挙げてタイガースが勝ちました。
 ドラゴンズ対カープは平松投手と河内投手が先発。初回に2点を失った平松投手ですが、その後は抑えます。そして5回に3点を取ってドラゴンズが逆転。昨日は不調だったリリーフ陣も、今日は岡本投手が1安打されただけで、平井投手も昨日の借りを返し、最後は岩瀬投手が3人で抑えて連夜の1点差勝利。明日の結果いかんではマジックが点灯します。
 読売対スワローズは読売が勝ったようです。

2004年09月10日

最後の取引

 今日の更新-翔みならブログ「めもちょう」

 「独自ドメインを取ろう」と最初に思ったのは4年ほど前でした。プロバイダを変える事に抵抗がなく、ちょっとでもよい条件のところを見つけると、すぐに乗り換える身として、「独自ドメイン」の利点が大きいのと、この頃から独自ドメインの低価格化が進んだのが理由でした。
 そして、ネットで業者を調べ、その時最善と思ったD社からドメインを取得しました。自分でつけたドメインがサイトやメールのアドレスになった時の、何とも言えない嬉しさは、4年近くたった今でもよく覚えています。
 しかし、ネット関係の業界の宿命と言ってもいいかもしれませんが、どんなサービスでも、よほど努力しない限り、後発の業者に価格・サービス内容とも追い抜かれます。その結果、4年の間、料金もサービス内容もそのままだったD社は、あらゆる意味で、「質の低い業者」となってしまいました。

 たとえ年額2,000円・容量190MBの差とはいえ、安くて質のいい業者を使いたいです。そのため、だんだんと新たに知った業者に移管していきました。ちなみに、この「つれづれの館」は、8月をもって、当初のD社とは全く関係がなくなっています。
 しかしながら、そのD社で取った別サイト用のドメインは、諸事情により移管ができず、もう一年D社と契約する事になりました。もっとも、このままだと、私と同様の考えの利用者が増えると思われます。したがってD社の存続そのものも心配になります。そのため、近日中に別ドメインを取って別サイトを移設し、D社とは縁を切る事にしました。そういうわけで先日、D社に最後となる送金し、ドメインの更新をしました。
 D社はなかなか面白い人がやっており、個人的には好感を持っていました。そのため、最後の更新ならびに送金手続きをするときは、ちょっとした寂しさもありました。縁を切る身で言うのもなんですが、できればサービスの見直しなどをして、これからも活動してほしいものです。

スト回避

[ 野球 ]

 日中、選手会とNPBで「スト目前の最終交渉」が行われました。結果的にはとりあえず明日・明後日のスト回避となりました。合意事項を見る限り、とりあえず勝ち取れたのは「これ以上の球団削減はない」くらいのようです。はっきり言って「先送り」でしかないような気もします。しかし、それでも一応、ほんの僅かとはいえ「歩みより」があったのは、ストを「武器」にするなど、選手会側の粘り強い交渉の効果なのでしょう。
 しかし、今日のスポーツ紙などを見ると「経営者側が譲歩しているのに、古田選手会長がスト強行」みたいに取られる一面が見受けられました。

 さらに、読売新聞の社説では相変わらずの「年俸の高い選手の労働組合」だの、「(新規参入は)売名目的など安易な気持ちで参入をもくろむ企業には、注意が必要だ」などと、聞き飽きた「論拠」で選手会および「反合併」批判をしていました。
 年俸をたくさんもらっていれば、プロ野球の将来を考えて行動してはいけない、などというのは全くもって意味不明です。それとも、古田選手を初めとする高額年俸選手は、「高い金を貰っているのだから、自分の事だけ考えていろ」とでも言いたいのでしょうか。
 もう一つの「安易な気持ちで」についてですが、別に球団を維持できれば、1年だろうと2年だとうと、ファンとしては別に構わないのですが。別にマリーンズが来年「千葉銀行マリーンズ」で再来年が「千葉京成マリーンズ」になろうと、「合併」するよりはずっとマシです。
 ただ、よろしくない企業がプロ野球を経営する事に問題がある、という主張だけは理解できます。とりあえず、裏金を使って球団幹部が総辞職し、しかも辞めたはずの「前オーナー」が相変わらずプロ野球についてどうこう言いつづけるようなモラルのない企業がプロ野球界にいる、という問題点あたりから解決していただきたいものです。


 試合のほうですが、今日はセリーグ2試合のみ。
 ベイスターズ対タイガースは三浦投手とホッジス投手が先発。タイガースキラーの三浦投手に序盤は抑えられ、一方、ホッジス投手は2回には内川選手の2ランで先制されます。さらに3回には、最近の打点は本塁打のみだったウッズ選手の、約1ヶ月ぶりとなる適時打などで2点を追加されます。
 苦手の三浦投手相手に、タイガース打線は4回に金本選手のソロで1点返し、6回にも檜山選手が適時打。さらに7回には金本選手の、この日3打点目となる2点適時打が出て追いつきます。また、この打点で金本選手は96打点目。打点1位のラロッカ選手に1差に迫りました。
 タイガース投手陣は2番手の桟原投手、さらに久々のリリーフとなった下柳投手、さらには安藤投手が、ベイスターズの追加点を許さなかったのですが、8回から登板の久保田投手が連続三振で簡単に2死にした後に連打を食い、相川選手の2点適時打で勝ち越されます。
 9回表に門倉投手から1点は返しましたが、結局6対5で敗れました。

 ドラゴンズ対カープはドミンゴ投手と佐々岡投手が先発。先週の金曜と同じ顔合わせとなり、前回同様投手戦となりました。ドラゴンズが先制して2対0となってドミンゴ投手が降板してリリーフ陣が出るところまでも同じでしたが、7回のバルデス投手は抑えたものの、8回の平井投手が追いつかれ、9回に久本投手が2点取られて勝ち越されます。
 しかし、その裏ドラゴンズも粘り、1死2・3塁から荒木選手の内野安打で1点差、さらに井端選手の内野ゴロで追いつきます。そして延長11回、2死から井端選手が歩き、続く川相選手の打席で盗塁。そしてその川相選手が三塁手のグラブをはじくサヨナラ打を放ち、ドラゴンズが勝ちました。川相選手は移籍後16打数6安打、うち2安打がサヨナラ打です。

2004年09月09日

改善の見込みのない「マナー」

 今年春から、それまで「電源を切れ」一辺倒だった電車の「携帯マナー」が「優先席付近以外は、通話以外は可」に変わりました。もちろん、放送が変わっただけで、車内の雰囲気は「優先席付近」を含め、全然変わっていませんが。
 一方、「車内での通話」ですが、これも相変わらずです。先日なんか、車内のど真ん中で大声で通話先を威嚇しつづけている中年男性を見かけました。まあ、こういうのも、いくら車内放送をしたりチラシを貼ったりしても変わらないでしょう。
 となれば、現状にあわせて、車内での通話も可にするというやりかたもあるのではないでしょうか。まあ、さすがに「車内全て通話フリー」にしてしまったら、うるさすぎます。そこで、かつて東急がやった施策の応用で、「通話可能車両」を作ってみるのはどうでしょうか。話したい人や、電話のかかってきた人はそこに移動して会話するわけです。
 まあ、結局のところ、電車での携帯使用を完全に管理するには、電波を遮断する技術を車両に実装して、「話せるところ」「メールならできるところ」「使えないところ」などを物理的に分けるよりないのでしょうけれどね。

完封リレーを喫する

[ 野球 ]

 タイガース対スワローズは福原投手と高井投手が先発。スワローズは5連敗中で、今日タイガースが勝つとゲーム差が1.5に縮まります。
 しかし、初回に岩村選手のソロで先制され、2回にも真中選手に2点適時打を打たれます。一方、打線は高井選手を攻めきれず、5回の1死1・3塁では福原投手の代打・立川選手が浅い右飛に倒れ、6回の無死1・2塁も4・5・6番が凡退してしまいました。そして7・8回は石井投手に、9回は五十嵐亮太投手に抑えられ、結局4-0で完封リレー。スワローズとのゲーム差は3.5に広がりました。

 読売対ドラゴンズは工藤投手と小笠原投手が先発。序盤、読売がソロ2本でリードしますが、5回に1死から3連打で1点返します。そして早くも小笠原投手を見切って代打・リナレス選手を投入。これが大成功で逆転3ラン。さらに大西選手もソロで続き、一挙5点を取りました。
 直後に読売も連打で1点返して2点差に迫りますが、続く仁志選手が併殺で反撃もそこまで。あとはドラゴンズのリリーフ陣に抑えられ、一方、ドラゴンズは終盤に着実に追加点を重ね、8対3で勝ち、ゲーム差を5.5に戻しました。
 カープ対ベイスターズは黒田投手とセドリック投手が先発。序盤は投手戦でしたが、5回表に1死1・3塁から相川選手のセーフティースクイズで先制。続くセドリック投手を歩かせたのが大きく、2死後に種田選手の2点適時打が出て3点を先制。その裏、カープも1点返しましたが反撃はそこまで。3対1でベイスターズが勝ちました。セドリック投手は6勝目です。

 パリーグはブルーウェーブとファイターズ戦のみ。谷中投手とミラバル投手の先発で、5回までは接戦でしたが、6回に勝ち越したファイターズが7・8回と追加点を挙げて7対3に。9回、セーブのつかない場面で登板した横山投手に対し、ブルーウェーブも連続2塁打で1点を返し、1死3塁と粘ります。ここで平野選手が右中間に長打性の当たりを打ちましたが、これを新庄選手がダイビングキャッチ。犠飛にはなりましたが、これで反撃を絶ち、7対5でファイターズが勝ち、勝率を5割に戻し、0.5ゲーム差で3位に復帰しました。

2004年09月08日

予感?

 朝、出かける直前にふと、しばらく読んでいない小説の一場面が頭の中に浮かびました。何のきっかけもないのに、不思議な事もあるもんだ、とちょっと不思議に思いました。そして電車に乗ったら、近くに立っている人がその小説を読んでいました。偶然が重なっただけなのでしょうが、あまりにも奇妙な符合に驚きました。最近、なかなか時間が取れないのですが、再来週の連休でも利用して、久々に読み返そうか、などと思った次第です。

1日で借金生活に戻る(+臨時オーナー会議感想など)

[ 野球 ]

 ホークス対マリーンズは山田投手とセラフィニ投手が先発。中継ぎの要だった山田投手は今季初先発です。その山田投手に対して、初回に堀選手の2試合連続本塁打となるソロで先制しますが、その裏、井口選手の犠飛ですぐさま同点とされ、さらに五輪から帰国後初となる城島選手の2ランで逆転されます。
 セラフィニ投手は4回にはズレータ選手のソロで4点目を失います。そして6回、そのズレータ選手の初球に顔面スレスレの所に投球。これに怒ったズレータ選手とセラフィニ投手の乱闘となり、両者退場になります。さらに、止めに入ったベニー選手までもが腕を打撲という事でベンチに退きました。大事にならないといいのですが・・・。
 6回まで4安打1四球でマリーンズ打線を1点に抑えてきた山田投手ですが、7回にコントロールを乱し、先頭の橋本選手が四球で出ます。続く李選手にもボール先行。ところが1-3からの5球目、李選手が引っ張った球は、ライトポールから10mくらいそれたスタンドを直撃する「あわやホームラン」のファウル。私の見た試合では、このファウルを放った打席の李選手はかなりの確率で三振します。そして次の6球目、エンドランがかかったため、李選手は高めのボールとも見える球を空振りし、三振ゲッツーに。続く今江選手も結局四球だったため、結果的にはこのエンドランは大失敗となってしまいました。
 その裏、ホークスは井口選手の適時打でダメ押し点。8回表に二番手の倉野投手相手に二死から連打し、三番手の三瀬投手から代打の垣内選手が本塁打性の当たりを放つも、福岡ドームの塀をあと数十センチ越える事ができず、二塁打に。1点は取れましたが、続く代打の里崎選手が打ち取られ、逆転機はついえました。
 9回は三者凡退に終わって結局5対2でホークスが勝利。三瀬投手は30SPとなる26セーブ目を挙げています。

 バファローズ対ライオンズは岩隈投手と松坂投手が先発。前回、この両者の顔合わせの時は9回まで両者無失点という投手戦を演じていたため、今日も投手戦が期待されましたが、松坂投手にアクシデントがあり、1回だけ投げて降板してしまいました。
 一方、岩隈投手も調子が良くなく、一時期は4対0とリードしながら、5回に5安打で3点を取られて追いつかれ、1点勝ち越した直後の7回にも失点して計5失点でした。
 しかし、その裏に水口選手の適時打で勝ち越したバファローズが失策・北川選手の適時打で一挙3点挙げて勝ち越し。8・9回に登板した吉田豊彦投手・福盛投手も1点ずつ取られますが、何とかバファローズが逃げ切りました。
 ブルーウェーブ対ファイターズは相木投手と正田投手が先発。序盤でファイターズが7点を取り、2点差に追い上げられた6回に4点取って突き放し、最後は12対5でファイターズの圧勝となりました。これでまたマリーンズとのゲーム差は0になっています。

 タイガース対スワローズは井川投手とゴンザレス投手が先発。ここのところ、2回に1回の割合でしか好投できない井川投手ですが、今日は「好投する番」だった事もあり、8回を無四球1失点。3回にこそ3安打で1点取られましたが、残る7回は2安打にスワローズ打線を抑えました。打つほうでは、金本選手が2本の本塁打を放つなど、4対1で勝っています。
 カープ対ベイスターズは中継が無かったので見れませんでした。6回に嶋選手の2ランで逆転したカープが9対5で勝ったようです。読売対ドラゴンズは読売が勝ったようです。

 なお、今日は臨時オーナー会議も行われ、結局7月に堤氏が宣言した「第二の合併」は実現せず。このままだと、来期はセ6球団・パ5球団という変則的な形になります。もともと、近鉄球団が命名権のみを含めた売却を模索していたところ、当時の読売オーナー氏の「1リーグ化」の意を受けたオリックスによって今回の合併は進められたと聞いています。ならば、「1リーグ化」が無理になった以上、ただちに方向転換して、なんとかもう1球団増やす事を目指すのが、ファンのためはもちろん、収益のためにも普通だと思うのですが・・・。オーナー連中の考えている事は本当に理解できません。
 あと、会見で「球界のために他球団(西武)の後押しも受けてダイエーとの合併を目指した」などとロッテのオーナーが言っていました。あれだけファンを無視した言動を続けておいて、よくも「球界のため」などと言えたものです。それとも、氏の認識する「球界」に「ファン」などというものは存在しないのでしょうか。
 そんなに「球界のこと」を考えているのなら、ただちにマリーンズをまともな企業に売却するなり、市民球団化するなりにしてほしいものです。この発言を聞いたとき、マリーンズ以外の「ロッテ」と名のつくものに、一切金を出したくない、と心底思いました。

2004年09月07日

どこに行くのも不便

[ 交通 ]

※本日の更新・別ブログこれでいいのか?。イラク情勢に関する報道ネタです。

 津田沼駅の総武快速の下りホームの階段に、京成線の乗換え案内が貼られていました。「青砥・押上方面へは船橋乗り換え」「大久保・勝田台方面へは新津田沼乗り換え」「千葉中央・ちはら台方面へは幕張本郷乗換え」とそれぞれ表示されています。
 津田沼で下車してしまい、改札を出てみるとどこにも京成の駅がない事に愕然とした乗り換え客への対処なのでしょうか。筆者も初めて津田沼に降り立った約20年前、「国鉄(当時)の津田沼駅に接続するのは、京成津田沼駅でなく、そこから一駅離れた新京成の新津田沼駅だと知って、驚いた記憶があります。
 ところで、この表示ですが、確かに「船橋乗り換え」と「新津田沼乗換え」は正しいと思うのですが、「千葉中央・ちはら台方面は幕張本郷乗換え」というのはいかがなものかと思いました。確かに、総武線と京成千葉線で一番乗り換えが簡単にできるのは幕張本郷です。しかし、津田沼-千葉間の各駅は本数が減り、さらに幕張本郷でより本数の少ない京成千葉線に乗り換えると、運が悪いと、2駅でかなりの待ち時間を取られます。それなら、ちょっと乗り換えに要する時間が長くても、快速で千葉に行って乗り換えたほうが到達時間は早そうです。
 まあ、京成線に乗り換えようとして津田沼で降りる事自体がすでに「失敗」で、この表示は「被害を最小限に食い止める方法」なわけですから、あんまり細かいツッコミを入れても仕方ないのかもしれませんが。

序盤で決め、五割復帰

[ 野球 ]

 8月の月間MVPのパリーグ投手部門で、小林宏之投手が選ばれました。チーム全体が調子がよかったため、マリーンズ投手陣からは渡辺俊介投手・セラフィニ投手も候補に上がっていましたが、8月3勝0敗という数字が大きく、小林宏投手になったようです。
 ホークス対マリーンズは和田投手と清水直行投手が先発。和田投手の立ち上がりが非常に悪く、城島捕手の構えたところに球が行きません。初回1死後、堀選手が通算300本目となる二塁打で出塁し、続く福浦選手の2ランで先制します。さらに2回は先頭の今江選手の二塁打性の打球こそ本間選手に好捕されたものの、続く里崎選手が本塁打。さらにサブロー選手・西岡選手と連打し、堀選手が今度は3ラン。続く福浦選手も安打を打ち、5連打で4得点を挙げ、2回で6対0と大差をつけます。
 とにかく今日の和田投手は、ボールでカウントを悪くし、ストライクが入ると甘い球、という最悪の出来で、2回KOでした。
 清水投手は3回に松中選手の適時打で2点、5回には井口選手の2ランで計4点を失いますが、下位打線をほぼ完璧に抑え、7回中4回が3者凡退という内容。一方、マリーンズ打線は2番手の松本投手を打ち崩せませんが、5回に満塁から西岡選手の内野ゴロの間に追加点を挙げます。
 そして8回無死1塁からリリーフした薮田投手が、1安打でピンチを凌ぎ、9回は小林雅英投手が先頭打者に安打を許すものの、次の打者を初球で併殺。続く打者も初球で打ち取り、4球で18セーブ目を挙げました。清水投手は9勝目です。
 3回以降の攻撃の拙さは気になりますが、まあ、「無駄な点は取らなかった」という事でよしとしたいものです。
 これで2連勝で再び勝率5割。試合のなかったファイターズとのゲーム差は1になりました。
 なお、この日は台風で朝から飛行機もJR九州も停止。当初予定していたアナウンサーが球場に来れず、急遽代役を立てたほどでした。そのため、さすがの福岡ドームも空席が目立ちましたが、その中でも続々観客は増え、主催者発表は33,000人でした。。ファンというのは有り難いものです。

 その台風の影響で、大阪ドームを含む4試合が中止。他に行われたのは東京ドームの読売-ドラゴンズ戦のみでした。この試合は高橋尚成投手と川上投手が先発。小久保選手の2打席連続本塁打で3点を取った読売が3対2とリードして8回をむかえます。
 4回から完璧にドラゴンズ打線を抑えていた高橋尚投手ですが、1死後に連続四球で自らピンチを作り、続くアレックス選手の安打で井端選手が好走塁を見せて同点。さらに代わった中村投手の押し出しでドラゴンズが1安打で2点を取って逆転。9回にも井端選手のポテンヒットで追加点を挙げます。
 日曜の広島では珍しく失敗したドラゴンズの継投も今日は盤石。8回を岩瀬投手が、9回を平井投手がそれぞれ完璧に抑え、5対3でドラゴンズが勝ち、ゲーム差を5.5に広げています。

2004年09月06日

パワーポイント

 職場でたまに「添付ファイルが見れない」という問い合わせを受けます。見てみると、パワーポイントで作ったファイルである場合が少なくありません。確かに、プレゼンをするほうとしては、パワーポイントはメーラーやブラウザ並みの「必須アプリ」なのでしょう。
 しかし、我が職場のように、日頃プレゼンを行う機会がない所では、ごく数台を除き、パワーポイントはありません。まあ、世間一般からすれば、うちの職場のほうが特殊なのかもしれません。とはいえ、一応、一般的なメーカー製マシンにプリインストールされていないアプリなのですから、添付で送る際は、事前の確認くらいして欲しいものです。

 まあ、プレゼンテーション用のデータを送るなら、パワーポイントで作るのが普通なわけです。したがって、そのファイルをそのまま送るのはまだ理解できます。しかし、その中でも、JPEG画像一枚を送るのに、わざわざパワーポイントに貼り付けてppt形式で送ってきた某会社には呆れました。そんなもん、そのまま送れば、ブラウザで見れると思うのですが・・・
 まあ、最近はOpenOfficeという便利なフリーソフトがあるので、パワーポイントの添付ファイルが来るところには、それを入れて対処しようと考えています。もっとも、JPEGファイルをパワーポイントで送るような感覚の会社相手だと、それ以前の「対処法」が必要なのかもしれませんが・・・。

 追記・パワーポイントがインストールされていないパソコンでppt形式を見る方法については、電算室・ppt形式のファイル受信に記載してあります。

安らぐ解説

[ 野球 ]

 今日はブルーウェーブ対ファイターズ戦のみ。具投手と入来投手が先発で、ファイターズが4回にオバンドー選手、さらに5回には新庄選手のソロで2点をリードします。
 しかしその裏、ブルーウェーブは早川選手の2ランで同点に。さらに村松選手の適時打が出て一気に逆転します。さらに6回にも2番手の清水投手から暴投と適時打で2点を追加しました。
 7回表、2死からブルーウェーブは栗山投手が登板。フォークボールの落差がすごく、ベース手前でワンバウンドするような球で2三振を取るなど、ファイターズの反撃を封じます。そして9回には山口投手が登板し、新庄選手に安打を許したものの、最後は小笠原選手を打ち取り、5対2でブルーウェーブが勝ちました。これで3位マリーンズと4位ファイターズのゲーム差は0.5と広がりました。
 ところで今日の解説は中田昌宏さん。私は今日まで知らなかったのですが、1950年代後半から60年代前半に阪急ブレーブスで活躍し、実働12年で1430試合に出場、1961年には野村克也氏と同数で本塁打王を獲得した方だそうです。当然ながらかなりの年齢で、話ぶりも恬淡としていました。
 しかし、「牧田選手はファームではよく打っているんですよ」などと、ブルーウェーブに関する取材の深さはかなりのもの。また、とにかく選手をけなさない、という姿勢を持っているのか、また失策した後藤選手に対しても、「前に比べれば、コーチがしっかり教えて、かなり上手くはなっていますよ」と言っていました。
 さらに、アナウンサー氏もベテランなため、往年の阪急ブレーブスの話題で盛り上がっていました。山口和男投手が投球練習を始めたら、「1970年代に活躍した山口高志投手は」などという話が始まる、という感じです。他にもスペンサー選手や高井選手・足立投手など、往年の名選手の名前が続々出てきました。
 話しかたといい、話題といい、なんか非常に安らぐ解説でした。

 というわけで、野球中継では安らぎましたが、グランド外のニュースは相変わらず希望が見えないものばかり。球団合併は広島を除く全球団が承認をしました。こうなると、スト突入は避けられなさそうです。
 私自身はストに賛成です。選手会にはぜひとも頑張ってほしいものです。もちろん、ストを行えば、あっさりと合併が凍結されたり、新球団参入が認められて12球団が維持できる確証はありません。しかし、選手会が実行力を見せ、ファンがそれを支持すれば、流れが変わる可能性は少しでも大きくなります。少なくとも、あっさりとストを引っ込めて「しょせんは口だけか」と経営者連中に舐められるよりはずっとマシでしょう。

2004年09月05日

タイムスリップと外人部隊

 ヤングマガジンに長期連載されていた「代紋TAKE2」という漫画が、今週号で終わっていました。この作品、始まったのは15年前。「大学応援団との喧嘩に負けたのをきっかけに失敗人生を送り、ドブ川で自分の撃ったピストルの跳弾で死んだチンピラヤクザが、その応援団との喧嘩の時に精神だけがタイムスリップした」という設定。その「失敗体験」を生かし、今度は成功人生を送る、という話です。
 最初の十数巻は単行本を買っていたのですが、だんだん話がわけがわからなくなり、ライバルのヤクザが外人傭兵部隊を日本に引き入れて市街地でバズーカ砲を打ち出すようになったあたりから、立ち読みすらしなくなっていました。

 結局、勝利を収めた主人公が、広域暴力団の会長まで登りつめます。ところが、タイムスリップした日にまたドブ川近くで襲撃され、再度タイムスリップした、という終わり方でした。
 興味を失ったかなりの時間がたちましたが、かつて好きだった作品が終わる、というのは感慨みたいなものがありました。「タイムスリップしたら、外人部隊が東京で暴れる、という新たな未来になった」という設定と、「ヤクザが会話の語尾にハートマークをつけまくる」という独特の言語センス(?)の二つが特に記憶に残った作品でした。

1日で3位復帰

[ 野球 ]

 見れなかったので結果だけ。
 マリーンズ対ブルーウェーブは渡辺俊介投手と本柳投手が先発。小坂選手の適時打で先制し、着実に追加点を挙げ5得点。一方、渡辺投手は8回を4安打1失点に抑えます。9回、小林雅英投手が2点を取られながらも、点差のおかげで逃げ切りました。渡辺投手は11勝目です。
 ファイターズ対ライオンズは金村投手と帆足投手が先発。帆足投手が8回を1失点に抑え、打線は4・5回に2点ずつ取って4対1でライオンズの勝ち。この結果、ゲーム差なしながら、マリーンズが再び3位となっています。
 バファローズ対ホークスはバーン投手と倉野投手が先発。バファローズ3点リードでむかえた8回に2本のソロと連打で4点を取ったホークスが逆転勝ちしました。

 カープ対ドラゴンズは小山田投手と長峰投手が先発。同点で迎えた9回表に井端選手のソロでドラゴンズが勝ち越しますが、その裏に平井投手が安打と失策で1・3塁のピンチを作り、嶋選手とラロッカ選手の連続適時打で逆転サヨナラ勝ちしました。
 ベイスターズ対スワローズは加藤投手と石川投手が先発。珍しく(?)本塁打なしで5点を取ったベイスターズが5対3で勝っています。
 タイガース対読売は2回ノーゲーム。今岡選手が「幻の本塁打」を放っています。

2004年09月04日

 昨日夜半から未明にかけて激しい雷雨でした。あまりの稲光の明るさと音のすごさに、目が覚めてしまったほどでした。あれだけの音が出たのだから、さぞかし近くに落ちたに違いない、と寝ているときは思ったのですが、ニュースなどを調べてもそれらしき記事はありません。という事は、あれだけの光と音でも、ただ空中で炸裂しただけだったのでしょうか。となると本当に近くに落ちたらいったいどんな光と音になるのか・・・。もっともそのような体験は一生したくはありませんが。

競り負けて4連敗

[ 野球 ]

 日中は仕事だったので、唯一のナイターであるタイガース対読売のみ観戦。先発は藪投手と久保投手で、両投手とも好投し、ともに5回を1安打無失点で抑えました。
 試合が動いたのは6回表。ローズ選手が2本目の安打で出塁すると、1死後に高橋選手がバックスクリーンに飛び込む2ランを放ちました。結局、藪投手は7回を3安打でしたが、この回の2安打が痛すぎました。一方、タイガースも7回に1死1・3塁からアリアス選手の適時打で1点差に。ここで昨年ならば一気に逆転したのでしょうが、今年は今年、続く矢野選手・藤本選手が凡退し、1点差に詰め寄るのみ。8回にも四球の赤星選手が盗塁して2死2塁としますが、今岡選手の当たりを中村投手が好捕し、どうしても追いつけません。そして9回も金本選手・檜山選手が連続三振。アリアス選手は安打で出塁しましたが、矢野選手が打ち取られて試合終了。2対1で敗れ、連敗を4に伸ばしました。
 それにしても、他に中継がないため、ずっとこれだけを見ていましたが、相変わらずの地上波の広告の長さと、アナウンサーの品質の低さにはうんざりさせられました。たとえば8回に中村投手が好守を見せた場面、アナウンサー氏は「これはもし逆転優勝したら『あのプレイが』と言われるかもしれない」などと言います。仮に万が一読売が逆転優勝したところで、このプレイを「逆転優勝のきっかけ」だなどと、誰一人言うわけがありません。せっかくの好プレイを、よくここまで水をさすような放送ができるものだと、呆れました。

 というわけでデーゲームは結果だけ。
 マリーンズ対ブルーウェーブは小林宏之投手と川越投手が先発。月曜以来のスタメンとなったベニー選手のソロで先制しましたが、今日は守備が乱れたようで、いずれもエラーがらみで3失点で3対2で。打つほうも拙攻だったようです。小林宏投手は自責点0で7月19日以来の敗戦投手となっています。マリーンズは3連敗です。
 バファローズ対ホークスはパウエル投手と新垣投手が先発。7回まで2安打無失点だったバファローズが8回に1点差に迫り、9回裏に大西選手のソロで追いつきましたが、10回表に大道選手の代打2ランで勝ち越し。現ホークスでは唯一の南海経験者の一振りで、ホークスがプレーオフ進出を確定させました。
 ファイターズ対ライオンズは江尻投手と張投手が先発。新庄選手の3打点などで中盤までにファイターズが5-0とリードします。終盤、ライオンズもカブレラ選手の本塁打などで反撃しますが、1点およばず、ファイターズが逃げ切りました。これでファイターズが3位に復帰しています。

 カープ対ドラゴンズは河内投手と朝倉投手が先発。初回に嶋選手の2ランなどで3点を取って朝倉投手をKOしたカープが、1点差に迫られた5回に本塁打3本で4点を取って突き放し、8対4で勝ち、ドラゴンズの連勝を止めました。
 ベイスターズ対スワローズは三浦投手と石堂投手が先発。多村選手の35・36号など、6本の本塁打を放ったベイスターズが11対1で圧勝しています。

2004年09月03日

雑談コーナー

 「長嶋ジャパン」の敗因
 アジア予選の頃から「長嶋ジャパン」という感覚にはついてけませんでしたが、結局最後まで「長嶋ジャパン」で「3」でした。そのあたりについて、思った事を今更ですが書いてみました。

勝敗を分けた天井

[ 野球 ]

 ファイターズ対ライオンズはミラバル投手と石井貴投手が先発。初回に1点ずつ取り合い、3回にライオンズが和田選手の適時打で勝ち越します。一方の石井投手は2回からファイターズ打線を無安打に抑えます。7回一死から登板の星野投手とあわせて、6回連続無安打。しかし、ライオンズ打線も追加点を挙げられません。
 そして8回表、無死1塁でカブレラ選手が打席に。独特の高く上がる打球が札幌ドームの天井に直撃、落ちた打球を小笠原選手が捕球します。札幌ドームのルールだとこれはアウト。審判の判定が分かれた事もあり、伊東監督も抗議しますが、覆りません。続くフェルナンデス選手・貝塚選手も凡退し、結局この回無得点でした。
 その裏、ライオンズは三番手の小野寺投手が登板。火曜のマリンでは快速球で好投した小野寺投手でしたが、今日はその時の球速・キレはなかったようで、ファイターズは先頭のセギノール選手が四球で出塁します。続くオバンドー選手は右翼塀際に達する飛球に倒れますが、取ったあとの送球に失策があり走者は二塁に。さらに高橋信二選手が安打でつなぎ、木元選手の犠飛で追いつきました。
 そして延長に入って10回表、2死2塁で打席にはまたカブレラ選手。今度は「打った瞬間本塁打」に見える当たりでしたが、何とこれがまた天井にぶつかり、レフトフライとなってしまいました。
 そしてまたその裏、2死2塁から先ほど同点犠飛の木元選手が、右中間を抜くサヨナラ打を放ち、ファイターズが勝ちました。ライオンズ(特にカブレラ選手)にとっては「天井に敗れた試合」という感じでしょう。
 これで順位は変わりませんが、マリーンズとファイターズのゲーム差は0となりました。

 バファローズ対ホークスは高村投手と斉藤投手が先発。初回に松中選手の40号本塁打などで3点先制したホークスが2回にも追加点を挙げ4対0に。その裏、バファローズも阿部真選手の2ランで2点を返しましたが、3回からバファローズは早くも二番手の山本投手を投入。さらに5回は吉川投手、6回から高木投手と、小刻みな継投をします。それが効を奏して追加点を与えず、6回に益田選手の適時打で追いつきました。
 ところが7回に高木投手が1死1・3塁のピンチを作ると、ここでバファローズは五番手に一昨日大量失点したカラスコ投手を投入。城島選手は打ち取ったものの、ズレータ選手を歩かせ、柴原選手に2点適時打を打たれ、結局これが決勝点になりました。
 失礼ながら、爪に火をともすような節約(継投)で溜めたお金をバクチ(カラスコ投手)につぎ込むような采配のように見えました。
 ホークスは首位マジック「11」が再点灯。早ければ4日にプレーオフ進出が決まります。

 カープ対ドラゴンズは佐々岡投手とドミンゴ投手の先発。カープ戦に相性のいいドミンゴ投手が7回を2安打0点の好投。佐々岡投手も好投しましたが、5回に失策で、7回には谷繁選手にソロを打たれて2点を取られ、負け投手になってしまいました。終盤は平井投手と岩瀬投手で抑え、2対0で勝利しました。
 これでドミンゴ投手は10勝目。昨年、最下位のベイスターズを解雇された投手が二桁を挙げたわけです。こうなると、ドミンゴ投手とともに昨年のベイスターズ投手陣を支え、同じような成績を挙げながら同じように解雇されたホルト投手が惜しまれます。ホークスあたりに行っていたら、二桁勝っていたのではないでしょうか。
 ベイスターズ対スワローズはセドリック投手と鎌田投手が先発。初回に佐伯選手の通算100号となる2ランなどで4点をベイスターズが先制。2点差に迫られた4回には五輪帰りの相川選手の本塁打などで2点を取って突き放します。セドリック投手は7回に2点を返されますが、2死1塁のピンチを凌ぎ5勝目を挙げています。

2004年09月02日

ブログ化?

 今日からサイトをちょっと改装。最大の目玉(?)は日記とトップページの一体化です。ブログで使われているcgiを使って、日記の過去ログのデータベース化および、簡単にRSSファイルを取得できるようにしました。
 なお、一般的なブログには「コメント機能」といって、書いた記事に関して他の人が記事を投稿する機能がありますが、そちらの機能は使わない事にしました。また、私自身もこの「つれづれの館」に記載した記事を他の人のブログにトラックバックする予定もありません。したがって、厳密には「ブログ化」とは言えないかもしれません。
 まだまだ、ブログにまつわる機能を完全に把握しているわけではありません。したがって、まだまだ改良の余地はいろいろあるのですが、新装なった「つれづれの館」をこれまで同様、お読みいただければ幸いです。

ナゴヤドーム11連敗

[ 野球 ]

 今日はサーズデ-セリーグ。
 ドラゴンズ対タイガースは福原投手と小笠原投手が先発。前回、小笠原投手に抑えられたタイガース打線ですが、今日は初回に今岡選手の適時打で先制。直後に同点にされますが、2回にも連打で好機を作り、2死後に赤星選手・関本選手の連続適時打で3点を勝ち越します。
 福原投手は2・3回を三者凡退、4回の満塁も凌ぎますが、5回につかまります。立浪選手の適時打で2点差にされた後、アレックス選手が逆転3ランを喫しました。
 一方の打線は2回以降は拙攻。4回の無死3塁、7回の無死1・2塁を生かす事ができず、またもやドラゴンズリリーフ陣抑えられ、結局5対4で負けました。これでナゴヤドーム11連敗になっています。

 スワローズ対カープはベイル投手と坂本投手が先発。昨日・一昨日同様、1点差の接戦でしたが、今日は投手戦。結局3対2でカープが逃げ切りました。昨日のヒーローインタビューで古田選手の「明日は9回で」の「公約」が不本意な形で実行されてしまった感じです。