2012年11月30日

メモ書きでの提案書兼見積書

 数日前、とある機械設備のセールスを受けました。売り文句は、「我社の製品は、お客様の要望に合わせてのカスタマイズをいたします」というものでした。
 その話を聞いた後、その営業さんは、機械設備の設置を見込む場所を見たいと要望してきました。そして、10分ほど何やら見たあと、おもむろの戻ると、紙に設置予定図を書き始めました。
 そして、その脇に「定価」さらには「割引後の価格」を書いて、私に見せました。
 どうやら、その設置予定図が「お客様ごとにカスタマイズした提案書」で、隣に書かれた数字のメモが「見積り書」を意味しているようです。
 そして、それを見せながら、「ぜひとも月内に契約していただきたい。幸い、今月は営業ノルマを達成できているので、本日限りでこの割引価格で提供できるのです」などと言い出しました。
 聞いていて、この世のどこに、そんな話を信じる人がいるのだろうか、と思いました。
 私も営業経験はありません。しかしながら、ノルマに到達しているのならば、そんな「割引価格」を設定する必要などない事くらいは分かります。
 まあ、それ以前の問題で、目の前でささっと書いた「提案書」と「見積書」を見て、他人に契約させようとする神経に呆れました。
 もっとも、その営業マンは、それで給料もらっているわけです。と言うことは、そのようなものに引っかかる人もいるのでしょう。
 もちろん断りましたが、世の中には色々な「商法」があるものだ、と感心はさせられました。  ちなみに、その営業マンの名刺にあった会社で検索をかけてみたら、予想通り、「よく検索される語句」として、「○○社 ブラック企業」というキーワードが表示されました。

2012年11月28日

バス待ちの人で駅が埋まる

 遅めの出勤だったので、9時半頃に、幕張本郷駅に行きました。構内に入ろうとしたら、一面、人で埋まっていました。この人ごみを見ただけで、京葉線が止まった、という事は分かります。
 京葉線が止まった場合、海浜幕張で働く人のほとんどは、振替輸送で幕張本郷まで行き、そこからバスで新都心に行くよりなくなります。
 そのため、駅前広場にあるバス停に並ぶ行列が、階段さらには駅の切符売り場などまで伸びてしまったわけです。
 列がどのように構成されているか分かりません。そのくらい、構内は人で埋まっていました。最後尾はJRの改札口まで達しており、電車に乗るために行列を渡る必要が生じたほどでした。
 駅に入ったら、上りエスカレーターは人が多すぎて運行中止との案内がありました。
 これまでも似たような状態は何度か見ましたが、ここまで人であふれていたのは初めてでした。ちょうど、代替経路で幕張本郷にたどりつくピーク時間に遭遇したせいでしょうか。
 改めて、通勤時間帯に京葉線が止まった時の被害がいかに大きいかを体感しました。再発しないよう、JRには車輌検査の回数および内容を改善してもらいたいものです。

2012年11月27日

「国民の生活が第一」半年もたずに解党

 7月に結成された、小沢一郎氏が立ち上げた通算四つ目の政党「国民の生活が第一」が本日、解党を宣言しました。なんでも、滋賀県知事が突如立ち上げた政党との合流を決めたというのが理由とのことです。
 まあ、この冗談みたいな政党名を見た時点から、一年も持たずにどこかと合併するだろうとは思っていました。しかしながら、まさか半年ももたないとは思っていませんでした。
 さしずめ、「さすが小沢氏、俺達が想像できないことを平然とやってのける」とでも言うべきなのでしょうか。もちろん、そこにシビれも、憧れもしませんが。
 新政党のトップは滋賀県知事がなるそうです。しかしながら、もっとも国会議員が多いのは、旧「国民の生活が第一」なわけです。そして、結党宣言と同時に合流を発表したのですから、実質的には小沢氏の五つ目の政党と言えるでしょう。
 ぜひとも、六つ目、さらには七つ目の政党を立ち上げ、いつの日かギネスブックに掲載されるよう、頑張ってほしいものです。そのあたりの気持ちは、故「国民の生活が第一」結党時に感じた事と、何一つ変わっていません。
 ちなみに、数日前から一部の小沢信者がネットで、「国民の生活が第一」の比例代表制投票時における略称は「生活」だが、マスコミは「生活党」と報道している。比例代表で「生活党」と書くと無効票になる可能性があることを考えると、これはマスコミの陰謀だ、などと触れ回っていました。
 今にして思えば、その時点で解党することをトップは決めていたわけです。そう考えると、この支持者はとんだピエロと言わざるをえません。
 もっとも、小沢氏のやることなすこと神の仕業と考えている、信者の事です。その件についても、「マスコミの陰謀を見ぬいた小沢氏が、いちはやく解党してマスコミの妨害を未然に防いだ」などと賞賛するのかもしれません。
 彼らのこれまでやってきた事を見れば、彼らの訴える政策などに何一つ期待できることなどありません。とはいえ、今後も繰り広げられる、彼らの新党創設ごっこには、別の意味で期待し続けています。

2012年11月26日

鉄道雑誌で無線LAN解説

 本屋に行き、「鉄道ジャーナル」を立ち読みしました。鉄道趣味を半引退してかなり経ちますが、本屋で鉄道雑誌を見かけたら目を通すようにしています。
 というわけで、パラパラめくったところ、なぜかいきなり「無線LAN講座」が3ページほど掲載されていました。
 最初は、「最近は、公衆無線LANサービスを搭載した鉄道車両が増えているから、それの使い方でも書いているのだろうか」などと思って読んでみました。
 しかし、そのようなことはなく、ただひたすら、無線LANについての解説が続いているだけです。ざっと目を通しただけですあ、文中に鉄道がどうこう、という記載はありませんでした。
 仮に無線LANの導入を考えたり、導入したもののうまくいかず悩んでいる鉄道ファンがいたとしても、この数ページで問題が解決できるとは思えません。必要ならば、コンピュータ雑誌などを買うでしょう。
 鉄道雑誌でここまで鉄道・交通と縁のない記事を読んだのは初めてでした。普通に考えればタイアップの記事広告なのでしょうが、それにしても唐突すぎます。
 というわけで、狐につままれたような気分で読み終えました。自分的には、別の意味で忘れられない「鉄道記事」となりました。

2012年11月25日

映画館から献血ルームに

 津田沼の献血ルームがしばらく前に移転しました。自分が今の所に住んでちょうど15年経ちましたが、二度目の移転になります。
 自分にとっての「初代」は、駅からちょっと入った、飲み屋および、あやしげな客引きのいる店が並んでいる地域の入口あたりにありました。
 そして、待合室に置かれている漫画は、やけにBL率が高く、驚いたものでした。
 それから数年後、駅前ロータリーに面したビルに移転しました。やや薄暗い入口で、下は漫画喫茶で上は居酒屋、となっていました。かなり広くなり、センター内のデザインもかなり洗練されました。
 その立地条件・環境の向上と、熱心な宣伝により来場者はかなり増えました。一度行ったところ、1時間待ちと言われた事があったくらいです。
 要は、献血者の多さに設備が追いつかなくなったわけです。そこで今度は何と、すぐ隣にあるパルコの6階に移転しました。
 そこは以前映画館があったのですが、数年前に閉館していました。その後、ずっと空いていたのですが、そこが献血ルームとして生まれ変わったわけです。
 本日、はじめて入口から中をのぞきましたが、相変わらず多くの人が来ていました。

 他の献血ルームの事はよく分かりませんが、このような「躍進」を遂げているというのはかなり珍しいのでは、と思います。特に、映画館の跡地が献血ルームになった、などという事例は聞いたことがありません。
 よほど運営している人が優秀なのでしょうか。その秘訣が知りたいものです。
 また、ここが終の棲家になるのか、それともさらに発展し、広い場所に移転するのでしょうか。そのあたりも気になるところです。

2012年11月24日

J1、広島が優勝

 J1のラス前が行われました。試合前まで、首位の広島と2位の仙台が勝ち点差1で競っていました。
 広島が勝って仙台が負けた場合のみ優勝が決定します。しかしながら、仙台の相手はリーグで下から2位と不振の新潟であり、それはないだろうな、と思っていました。

 ところが、その新潟がアウェイながら勝利し、一方で広島はC大阪に快勝しました。そのため、その唯一の目が出てしまい、最終戦を待たずに優勝が決まってしまいました。
 自分的には広島といえば、Jリーグ最初の年に優勝した、という印象が強くあります。しかしながら、その時は前後期制で、プレーオフに破れて優勝を逸していました。それから20年近く、J1はもちろん、全日本選手権・Jリーグ杯を通じて一切優勝がなかった、とのことでした。
 「最初の年に優勝」のイメージが強かっただけに、これにもまた驚きました。
 なお、この大一番に新潟が勝った事もあり、残り二チームの降級争いも混沌となってきました。
 14位のC大阪は可能性こそあるものの、自分が負けて、神戸とG大阪がともに勝った場合のみ、というかなり低い確率です。とはいえ、選手やファンはその「最悪の可能性」の事で気が気でない一週間を過ごす事になるのではないでしょうか。
 同様に、神戸は、勝てば残留ですが、引き分けた場合は、下位のどちらか一つが勝てば降級です。三試合ほど残した状況で、実績のある監督を解任するという事をしたわけですが、それが吉と出るか凶と出るか気になるところです。
 また、ACL出場権争いでは、鳥栖が浦和との直接対決を制して3位に浮上し、自力となりました。一昨年までは、「末永くJ2にいそうなチーム」だと思っていた事もあり、その躍進ぶりには驚くよりありません。ぜひともこの勢いで、昨年に続く「J2昇級即ACL出場」を成し遂げてほしいものです。

 なお、その前の日には、今季から導入されたJ2昇級プレーオフ決勝が行われ、大分が千葉に勝って昇格を決めています。自分の感想は「これで来季もフクアリで愛媛の試合が見れるので良かった」以外の何物でもなかったりします。まあ、実際に観戦に行けるかどうかは今のところ何とも言えませんが・・・。

2012年11月23日

レーダーが錆びつく?

 都内に用事があって行きました。夏から秋にかけ、月に1回から2回のペースで都内に行ってはいます。しかしながら、いずれの用事も、朝早起きして目的地に向かい、そこで夜まで過ごして一杯飲んで家に直帰、という流れでした。
 しかし今日は、夕方にやるべきことが終わりました。そこで、調べ物をしに、有楽町のビックカメラに寄り道をしようと思いました。
 用事のあったところは、南北線の南側でした。そこから有楽町線に乗り換えて行く事にしました。南北線と有楽町線は、三つの乗換駅があります。
 まず最初に思い浮かんだのは飯田橋での乗り換えでした。しかし、そうすると、飯田橋と市ヶ谷の間を無駄に往復することになると気づき、市ヶ谷で乗り換える事に方針転換しました。
 そして、永田町駅に着きました。すると、そこには「乗り換え・有楽町線」と書いてありました。有楽町方面に乗り換えるなら、実はここが唯一にして最善です。しかしながら、駅に着くまで、その事を忘れていたのです。

 ちなみに、永田町は、6年前、半年ほど職場の最寄り駅だった事がありました。当然ながら、そこから何度も有楽町線や南北線に乗って出かけていたわけです。
 加えて言うと、8ヶ月前まで働いていた職場は、有楽町線が準最寄り駅でした。そのため、そこから何十回も有楽町線に乗っていました。
 にも関わらず、南北線と有楽町線が永田町で乗り換えられる事を完全に失念していたわけです。
 今の所に引っ越してから今年の3月まで、寝る時間を除けば千葉にいる時間より都内にいる時間のほうが長い「千葉都民」を約14年半ほどやっていました。にも関わらず、都内に出るのが月に1日あるかないか」という「純正千葉県民」に転向してから半年ちょっとで、東京の地下鉄路線をそこまで忘れてしまったわけです。
 つい半年ちょっと前まで、都内の地下鉄の路線図はほぼ諳んじていた事を考えると、我ながら呆れるほどの劣化ぶりだと思いました。
 まあ、どんな知識でも、使わなければ錆びつくのだから仕方ない、と思うことにしました。

2012年11月21日

「自然食品」蜜柑を食べる

 例年、この時期になると、相方の実家である愛媛から蜜柑が届きます。ある意味、年中行事ですが、今年は珍しく、相方からの解説がありました。
 袋の中にある蜜柑は、明らかに大きさが二種類あります。大きめのものは、普通に栽培して収穫した蜜柑との事でした。一方、小さいものは、製作者が手入れをやめた樹になったとのことでした。
 人手や年齢の関係から、全ての樹の面倒を見ることができなくなったのでしょう。そのため、見捨てられた樹は、水もまいてもらえず、実の管理もされないわけです。にも関わらず、ちゃんと実を結んだわけです。
 ある意味、「野生化した蜜柑」と言ってもいいでしょう、農薬も化学肥料も一切使われていないわけです。そう考えれば、この蜜柑は、完全なる「自然食品」といえるわけです。
 確かに身は小さいですが、食べた所、普通に甘みのある美味しい蜜柑でした。改めて、自然の力というものを感じさせられました。
 同時に、日本を代表する蜜柑の生産県において、そのような「耕作放棄」が発生している、というのは、将来の事を考えれば極めて深刻な問題なのでは、とも思いました。

2012年11月20日

数十年に渡る継続

 TVのゲーム番組で、「ゼビウス」が題材になっていました。このゲームは、10代前半の頃、そこそこハマった時期があります。その後、シューティングゲームはほとんどやらなかったこともあり、自分としては一番プレイ時間の長かったシューティングゲームと言えるかもしれません。
 ということもあって、懐かしさを覚えながら見始めました。しかし、開始早々、唖然となりました。
 ゲームをしている人は、自分と同世代とおぼしき中年男性です。腹の出具合がかなり目立ちますが、それを除けば、どこにでもいそうな普通の人、という感じです。
 しかし、TVに写ったその人のプレイ画面は、想像を絶するものでした。ゲーム画面には、「残機」が表示されています。つまり、何回までなら倒されてゲームを続けられるかを示す表示です。
 ゲーム開始時は確か3機くらいあり、倒されると減りますが、規定の得点をあげたりすると、逆に増えます。  その「残機」をこの人は20くらい保有していました。すなわち、それだけ長い時間やり続け、得点を重ねています。番組では、その人が、このゲームで設定されている最高限度の得点を獲得するのが目的だ、と言っていました。
 画面でプレイを見ましたが、その状況に納得できる腕前でした。稀に死ぬこともありますが、それまでに規定得点に達して残機が増えているので、画面下にある「残機の山」は結果的に減ることがありません。

 ゲームに限った事ではありませんが、かつてどんなに熟達していても、続けていないと腕は落ちます。
 となると、発売後30年経ってもこれだけの技量を誇るこの人は、その間、ずっとゼビウスの練習をし続けていたのだろうな、と思いました。
 漫画「鋼の錬金術」には、「60年間ずっと武闘訓練だけを続けてきた男たち」というのが登場します。話の中ではさほど重要性のない存在なのですが、その訓練のたまもので、主人公たちを相手に、一歩も引かない闘いを見せます。
 その設定並びに活躍を見たときは、彼らの過ごした60年の事を想像したものでした。
 そして、今回出演した人には、その「60年間武闘訓練だけを続けてきた男たち」に通じる何かを感じ、感服と驚きが入り混じったような気分になりました。
 何事でも、一途に続けるというのは、かなりの忍耐力と努力が必要になります。自分もそのような域に達することができれば、と思いました。

2012年11月19日

メール便初使用

 日曜日に、非定型サイズの郵便を送る事になりました。手元に秤がないので、それが何グラムなのか分かりません。平日でしたら郵便局に行って重さを測ってもらって料金を支払えばいいわけです。しかし、当然ながら日曜なので閉まっています。
 ちょっと困りましたが、しばらくするとメール便の事を思い出しました。かつて勤めていた職場ではどこでも愛用していましたし、自宅にも普通にメール便は届きます。
 しかしながら、基本的に書類を送るのと縁遠い仕事を続けていたので、自分で送ったことは一度もありませんでした。
 ネットで調べた所、コンビニに持っていけばサイズを測ってくれ、料金を支払いました。そして、その料金は普通郵便と同じでした。
 しかも、ちょうと手続きをしている時に、宅配会社の人が荷物を回収に来ました。というわけで、そのまま、配送ルートに乗ったわけです。
 最後のは単なる偶然です。しかしながら、その手続き・値段から、何と便利なサービスなのだ、と驚きました。
 とはいえ、喜んでばかりもいられません。このサービスにおいて、あまりの配送ノルマのきつさに、送付物を廃棄したという問題が、何度か報じられています。それ以外にも、様々ものを切り詰めた結果として、このサービスが成立しているわけです。
 そのような事を含め、色々と印象に残った、メール便初使用でした。

2012年11月18日

半年の空白

 半年前、行きつけの床屋を変えました。別に前の床屋に不満があったわけではありません。単に、仕事が変わったことにともなう、生活圏の変化によるだけの話です。
 その、以前使っていた床屋に、久しぶりに行く事になりました。
 半年ぶりでしたが、店の雰囲気などは何ら変わっていません。しかしながら、いざ散髪が始まると、半年前とは全然違っていました。
 最初に交わす、どのように髪を切るか、という会話からして、えらく苦労しました。かつては、一言二言のやりとりで、すぐに散髪が始まったのですが、今回は、髪型を決めるだけでえらく苦労しました。
 別に、凝った髪型にしたかったわけではありません。10年位上続けている、シンプルな髪型です。パーマだの染色だのも一切ありません。
 さらに言えば、その床屋は、典型的な大衆系の店で、理容師さんと客がなじみになる、というわけでもありません。
 したがって、半年ぶりに来ようと、一ヶ月ぶりに来ようと、本来は変わらないはずです。にも関わらず、かなりのぎこちなさがありました。
 通った期間の長さは、その床屋のほうが長いのですが、短い間に、すっかり新しい床屋に馴染んでしまったようです。「慣れ」というものの不思議さを感じさせられて出来事でした。

2012年11月17日

車内放送に救われる

 遅い時間に、京成本線成田方面から千葉線への乗り換えを京成津田沼駅で行いました。
 何度か書いていますが、京成線のダイヤにおいて、この二線の乗り換えは非常に不便に設定されています。成田方面からの電車が到着すると同時に、千葉線の電車が発車し、乗り換え客は15分くらい待たされる、というのがザラにあります。とくに本数の減る夜は、その傾向が顕著です。
 また、階段やエスカレーター近くのドアで降りて急いで移動すれば乗り換え可能だが、それ以外だと間に合わず10分以上待たされる、というのは日中も含めて普通にあります。
 普段、車内の案内放送では、そのようなギリギリの乗り換え電車は案内しません。駆け込み乗車防止のためなのでしょう。
 しかし、その車輌での車掌さんは、「乗り換えにあまり時間がありません」と放送しました。京成がメインの利用鉄道になってから半年ほど経ちますが、このような放送は初めて聞きました。
 その放送に従い、急いで乗り換えを行なって千葉線に乗ると、10数秒後にドアが締まりました。その外には、階段を降りてきて、目の前で扉が閉まったのを見て、残念そうな表情をしている人が何人もいました。
 京成車内の規定がどうなっているのか分かりません。ただ、他の人がそう放送しない所をみると、この車掌さんはちょっと変わった人なのかもしれません。
 いずれにせよ、その放送のおかげでこちらは、寒い秋空の下、15分もホームで待たされる事が回避できたわけです。というわけで、顔もわからない車掌さんに、千葉線の車内で感謝しました。
 同時に、このような事で一喜一憂する事がなくなるよう、京成が適正なダイヤに変えてくれる日が来ることも願いました。

2012年11月16日

「お通し」新概念

 居酒屋には不思議な制度があります。それは、「お通し」と呼ばれるものです。
 注文する人に選ぶ権利がありません。場合によっては、自分の大嫌いなものが出てきます。しかし、拒否権はありません。たとえ、箸を一切付けなくても、その頼んでもいない料理に、200円を越える料金、すなわち松屋の牛めし一食分の料金を徴収されるのです。こちらには、メニーを選ぶことすらでません。
 というわけで、この「お通し」は、自分にとって憎むべき存在でした。
 ところが、本日行った店は、その概念を覆すものでした。
 メニューを見ると、「お通し」が具体的に掲載されています。内容はキャベツのサラダで、150円と書かれていました。しかも、おかわり自由となっています。
 ホテルのディナービュッフェでも、気がついたらサラダバーに並ぶくらい、「生野菜大好き」人間です。その身としては、この「150円で生キャベツ食べ放題」は非常に有難い特典でした。
 というわけで、人生初となる「お通しを二度おかわり」などという事をしてしまいました。しかも、他のメニューもボリューム満点で食べきるのに苦労したほどでした。結局、二人で満腹になるほど飲み食いしながら、会計は5,000円に達しませんでした。
 味・値段の双方に満足できたうえに、「お通し」に対する考え方まで180度変わる、という凄い店でした。「この値段で経営し続けるのだろうか?」と余計な心配をしてしまったほどでした。
 それが杞憂に終わるように、頑張り続けてほしいものだと思いました。

2012年11月15日

愛媛FC、バルバリッチ監督退任を発表ほか

 リーグ終了直後の昨日、愛媛FCがバルバリッチ監督の解任が発表されました。
 10月末に家族の健康状態が理由で一時帰国が発表されました。そのため、ホーム最終戦並びにリーグ最終戦は欠場という形になりました。
 そして、終了直後に退任が発表されたわけです。
 そのため、監督がファンに最後の挨拶をする機会はありませんでした。

 もともと退任が決まっていた所に、偶然家族の健康問題が起きたのか、それとも家族の健康問題が重く、それが原因で退任となったのかは分かりません。
 いずれにせよ、かなりすっきりしない監督退任となりました。
 二年目にはチームを初の「勝率5割」に導き、三年目も出足は良かったものの、最後は沈みました。そして、今年も昨年の再現みたいな形で最終的には低迷しました。
 その原因が監督の采配なのか、選手の実力なのか、クラブの経営能力なのかは分かりません。
 ただ、何度かテレビ中継で見た、バルバリッチ監督の熱い姿や談話は、かなり好感が持てていました。それだけに、この退任はちょっと残念にも思えます。
 来季、誰が新監督になるか分かりません。仮に優勝しても昇格はない、という厳しい状態ではありますが、未来を見据えた采配・チーム作りを行なってほしいものです。

 ところで、昨日はW杯予選のオマーン対日本戦がありました。何となく中継を見ていたのです、日本ファンのスタンドの中継を見たときは衝撃を受けました。なぜならば、そこに、「愛媛FC熱烈サポーター」として名高い、カエルの「一平くん」がいたからです。
 そのため、それ以降、試合の内容や展開などよりも、スタンドの一平くんが再び映るかのほうが気になるようになりました。
 ちなみに、この衝撃を受けたのは自分だけではありませんでした。昨年、愛媛FCにレンタル移籍し、今年は横浜Fマリノスに復帰して活躍した斎藤学選手もツイッターで言及していました。そして、そのツイートは1300以上の人がRTしていました。
 このまま、愛媛FCのカエルから、日本代表のカエルに「昇格」するのでしょうか。その事ばかりが気になり、肝心の試合のほうは、ずっとTVをつけていたにも関わらず、ほとんど記憶に残りませんでした。

2012年11月14日

地図アプリ

 初めて行く所にでかけました。わかりにくい場所にあるので、PCでGoogle Mapsに住所を登録し、それをAndroid携帯のマップで確認しながら歩く、という方策をとりました。
 それを使って、なんなく目的地近辺にたどりついたのですが、そこからなかなか肝心の場所に行けません。「マップ」を見ても、「現在位置」がどう見ても、自分が今いる場所と違うのです。
 仕方がないので、iPod touchのマップを開きました。こちらも確かGoogle製のはずですが、連携していないので、PCで登録した目的地を表示させる事はできません。しかしながら、資料を開いて住所を入力したところ、あっさりと正しい現在位置並びに、目的地への経路が表示されました。
 それに従って歩いた所、1分弱で目的地に着きました。つまり、ほとんど到達していたにも関わらず、Androidのマップが機能しないおかげで、到達できていなかったわけです。
 改めて、iOS5に付属していたマップが優秀である事が分かりました。しかしながら、現在リリースされているiOS6付属のものは、流行語になった「パチンコガンダム駅」に象徴されるように、データの間違いが半端ではないそうです。
 それもあって、iPod touchのOSはバージョンアップしていません。しかしながら、いつかは上げざるを得ない日も来るでしょう。
 したがって、この優秀なマップアプリの余命はさほど残っていないわけです。そう考えると、何か理不尽に近いものを感じました。

2012年11月13日

不具合ビジネス?

 ちょくちょく、AdobeReaderとFlashから「最新バージョンにアップデートしてください」と、パソコン起動時に表示されます。別に画期的な性能が追加されるわけではありません。単なる不具合の修正です。
 ところが、これを見た時、即座に更新ボタンを押すと面倒な事になります。更新画面にはさりげなく、「Google Toolbarをインストールします」とか「Chromeをインストールしてメインブラウザにします」とか「マカフィーの無料版をダウンロードします」などと書かれており、デフォルトでチェックが入っています。
 そして、そのままダウンロードすると、それらのプログラムがインストールされてしまうのです。
 特に、 Toolbarなどは、もはや完全に時代遅れの遺物です。かつての売りだった「検索窓」も「ポップアップ制御」もいまやブラウザの標準機能となっています。よほどマニアックな検索をする人でなければ、こんなものの機能を使う機会などありません。
 にも関わらず、相変わらずこの類いの「騙しでダウンロード」は後を絶ちません。それを全部受け入れた結果、ブラウザのツールバー部分が異様に肥大し、肝心の表示画面が狭くなってしまったIEを見たこともありました。

 だいたい、この「アップデート」の原因は、プログラムのバグによってウイルスに感染するリスクが生じた、というものです。つまりは、自社の不具合なわけです。
 それを解消するために修正プログラムを流すのは当然ですが、なぜそのついでに、無関係なものをダウンロードさせようとするのでしょうか。
 わざと不具合を出してウイルスを蔓延させ、修正プログラムを入れさせるついでに、提携企業のプログラムをダウンロードさせているのだろうか、とまで思ってしまいました。
 この両製品は、いずれも圧倒的なシェアを誇るデファクトスタンダード的なものです。しかしながら、このような不具合と修正する際の「罠」をやり続ければ、いつかその地位から去る日がくるのではないだろうか、とまで思いました。

2012年11月12日

ぶっつけ本番と蓄積

 先週末に初めて触ったWindows8をいきなり仕事で設定する必要が生じました。出来が悪いことは分かっていたので、いかにその不便さを回避するか、という、運用設定に四苦八苦しました。
 我ながらどんな事になるのだろうか、と思っていたのですが、意外にあっさりと懸案を片付ける事ができました。
 「8」に触れたことはほとんどないわけですが、それ以前に「7」並びに「XP」を用いた、長年の経験で何だか乗りきれた、という感じでした。
 最初に触った時は、「8」はかなり従来のWindowsと根本的な所が違うと思ったのですが、この結果を見ると、基本的な所はやはり同じだった、という事なのでしょうか。
 なお、だからと言って、「Windows8」の出来は悪い、という考えを改める気は毛頭起きませんでした。むしろ、今日の経験でさらに、「8」のユーザーインターフェースの悪さを痛感させられたくらいでした。

2012年11月11日

5回目の中学同期会

 4年前から、毎年秋に中学の同期会が行われています。昨日、その会が行われました。
 最初にやった時は、かなりの人数が来たのですが、昨年はついに10人を切り、今年はさらにそれを下回ってしまいました。
 幹事をやっているのは自分なので、その力のなさに忸怩たる思いがあります。とはいえ、今年になって初めて参加した人が二人もいたなど、明るい兆しもありました。
 そして、会が始まったら、参加人数の少なさなど忘れられるほど、色々な話で盛り上がりました。
 5回もやっていて話題のネタが尽きないのか、という不安も実は少しありました。しかし、考えてみたら、「話のネタ」は中学時代に三年間積み重ね続けていたものです。5回や10回の会合で語り尽くせるものではありません。
 ここのところ、いろいろ忙しく、かなり疲れていたのですが、お陰様で元気をもらうこともできました。
 来年こそは、前年比プラスを目指し、もう少し幹事業を頑張っていきたいものだ、と思いました。

J2リーグ終了

 J2リーグが終了しました。今季から、3位から6位までのプレーオフ制度が追加されて事もあり、例年より半月以上早い終了となりました。
 愛媛FCは、開始してから暫くは、ホームで無敗を続けるなど、そこそこ好調でした。しかし、7月に入ると急に失速し、2ヶ月半にわたって白星がない、というトンネルに入ってしまいました。

 今季から、最下位チームには降格の可能性があるのですが、その「降格圏」から抜けだしたのは、かなり遅い時期でした。  そこから巻き返したものの、結局、16位という結果となっています。
 今年は忙しく、ついに一度もスタジアムに行けず、中継もあまり見れていませんでした。したがって、低迷の原因はわからないのですが、やはり全体的な戦力不足という事なのでしょうか。
 なお、長くにわたって、愛媛を支えていた大木選手が今期をもって引退しました。その一方で、今日行われた最終試合では、Jリーグ初出場となった19歳の藤選手がいきなり得点を挙げるなど、来期以降への希望も見えています。
 スタジアムの関係などもあり、愛媛FCは来年の「J1ライセンス」を得ることができませんでした。したがいました、仮に来年優勝しても昇格はありません。
 まあ、現状の戦力での優勝もしくはそれに準ずる成績は考えにくいので、それはそれで仕方ないのかもしれません。
 しかしながら、それが永遠に続くようでは、ファンの関心も薄れる一方となってしまうでしょう。チーム力・クラブとしての環境の双方を向上させ、いつかは堂々とJ1を狙えるチームになってほしいものだ、と思いました。
 なお、降格争いのほうは、今季新参加となったFC町田ゼルビアが貧乏くじを引いてしまいました。代わりに、Vファーレン長崎が昇格とのことです。というわけで、九州は鹿児島・沖縄を除く5県の6つのチームがJリーグの所属する、という事になっています。
 一方、町田はJリーグ史上初(だったと思う)「アマチュア降格」となってしまいました。そのような事態が生じる可能性があるとは知っていましたが、いざ実現すると、改めて、大変な事だと思いました。
 選手もファンも大変だと思いますが、ぜひとも再びJリーグに戻ってきてほしいものです。

2012年11月09日

遅ればせながらWindows8を使う

 これまで、最新OSは出てからしばらく経ってから購入する主義でした。しかしながら、仕事の都合上、Windows8については、出た日にアップグレード版を購入しました。
 当初はすぐインストールする予定だったのですが、ちょっとしたトラブルがあって失敗しました。それ以来、先延ばしにして、購入から約半月で、やっとのインストールとなりました。
 インストールが終わり、早速立ち上げたのですが、画面を見ただけで驚きました。
 いろいろ噂では聞いていたのですが、まさか本当に、「スタートボタンを表示させるには、マウスを画面の外(!)まで移動させなければならない」という仕様になっていたとは思いませんでした。
 他に、電源を落とすメニューも、えらくわかりにくい所に隠されていました。
 そのような基本的なボタンを隠した一方で、新たなスタートメニューである「モダンUIデザイン」には、「ニュース」だの「地図」だの「世界の観光案内」などがデフォルトで表示されているのです。
 特に「ニュース」は、なんかえらい人相の悪い人の写真が大きく写っており、あまりの鬱陶しさに速攻で削除してしまうほどでした。

 長年、パソコンに慣れている人なら、このくらいの変更でもすぐに対応できるとは思います。
 しかしながら、普段パソコンは使わず、仕事で必要な時だけに使う人や、最近になってパソコンを使い出した高齢の方にとって、この変更はいかがなものか、と思いました。
 それこそ、今からでも「8」はなかった事にして、従来通りの操作ができるバージョンを、「帰ってきたウインドウズ」とでも名付けて出したほうがいいのでは、などと思いました。

2012年11月08日

デマとリツイート

 ツイッターを見ていたら、「来月は土・日・月がすべて5回ある。これは824年に一度の事だ」というリツイートが回って来ました。
 元ネタを見たところ、4,000以上のリツイートがされていました。
 そのような事は、31日ある月で1日が土曜日であれば、必ず発生します。そして、一ヶ月の日数が7の倍数である月が2月しかない事を考えれば、土曜日だけが1日にならない、などという事はありえません。
 したがって、ちょっと考えれば、「824年に一度」などというのがデマであることくらい、すぐ分かるはずです。
 にも関わらず、4,000人以上もの人が、それを真に受けて、自分のフォロワーに向けて再送信したわけです。
 ちなみに、数カ月前には、「ご飯やカップ麺に乗せる『かやく』は、『乾燥野菜くず』の略称だ」というRTがまわってきました。ならば、「かやくごはん」は「乾燥野菜くずごはん」なのか、と思い切り突っ込みたくなるほどのあからさまな嘘です。念のため、「かやく」で検索しましたが、もちろんそのような事はありませんでした。
 しかし、このデマも、確か何千人もの人がリツイートしていました。

 日本第一の発行部数の新聞がありもしない手術を一面に載せ、何の関係もない一般人の写真が殺人容疑者としてTVに流れるほど、デマが飛び交っているご時世です。もちろん、ネット上にも様々なデマが日々流れています。
 それだけデマが氾濫している世の中で、なぜ、ネットで流れてきた見ず知らずの人が書いた情報を、安易に広めてしまうのでしょうか。
 現在は、「情報化社会」という言葉が死語になるくらい、新鮮な情報が大量に飛び交うのが当たり前になっています。
 しかしながら、それを受けかつ発信する人の水準は、下手すると関東大震災の頃とたいして変わっていないのでは、と思える事がしばしばあります。
 この情報量と情報リテラシーの不均衡は、一歩間違えると大変な事を引き起こしかねないのでは、とかなり不安になりました。

2012年11月07日

不注意連発

 朝、電車で職場に向かいました。乗換駅で、ホームを移動したら、電車が既に止まっていました。自分が乗り換える電車は、先に着いて長時間停車している、という設定になっています。そこで、行先も見ずに、それに乗りました。
 そして携帯でツイッターを読み始めました。その時、「遅れていた電車が只今参りました」という放送とともに、向かいのホームに電車が入ってきたのですが、特に気にしませんでした。
 そして次の駅に止まって降りようとしたら唖然としました。そこは、先程自分が電車に乗った幕張本郷駅だったのです。
 その時、先程聞き流していた放送を思い出しました。ホームで待っていると思い込んでいた自分が乗る電車が遅れた事に気づかず、逆方向の電車に乗ってしまったわけです。
 乗り換えに使った京成津田沼駅の構造に問題が多々あるのは確かです。しかしながら、電車の脇に表示されている行先をちょっと見ておけば起きなかった問題です。やや寝ぼけていたとはいえ、みっともない凡ミスでした。
 さらに帰宅すると、あるサービスから「更新しなかったので解約したよ」というメールが届いていました。
 そのサービスに登録したメールアドレスは、非常に多くのスパムメールがきます。そこで、フィルタを設定しているのですが、どうやら契約更新の案内がスパムに分類され、それに気づかず消去してしまったようでした。
 そのため、更新を忘れていた、というわけです。
 これも、スパムが多くなった時点で登録メールアドレスを変更しておけば済むだけの話でした。
 特に先月末から今週まで忙しく、かなり集中力などがおそろかになっていたようです。いずれも、ひどい実害こそありませんでしたが、かなりの精神的ダメージがありました。
 疲労時における集中力の欠如というものの怖さを再認識させられました。そして、それを未然に防ぐ方法を習得せねば、と痛感させられました。

2012年11月06日

所在不明株主

 とある企業のサイトを見たら、「所在不明株主の株式売却に関する異議申述の公告」という記事へのリンクがありました。
 不思議に思ってクリックした所、「会社が株式を売却する。それを株主に通知せねばならないが、5年間連絡が取れない人がいる。そのため、株式取得時の住所氏名の一覧を掲載するので、意見のある人は会社まで連絡がほしい」という事が書かれていました。
 そして続いて、その株主の住所氏名一覧表が載っていました。
 なんでもこれは会社法の規定に伴う公告との事です。
 法律なのだから仕方ないとは想います。しかし、実際に5年間もその会社と音信不通の人が、その会社のサイトに載った公告を見て、自分がいることを確認し、連絡を取る人などいるのでしょうか。。
 もし統計データがあるならば、これまでそのような公告に住所氏名が載った人のうち、何%が連絡を返したか、という数値を見たいものだと思いました。
 まあ、株とか株主とかの世界は全くわかりませんので、実態については想像できませんが。
 いずれにせよ、世の中には色々な規則があるものだ、と思いました。そして、この個人情報保護の時代に、個人の住所氏名一覧を有名企業が自社サイトに載せている、というのを見たときは、対象者が音信不通とはいえ、少なからぬ驚きがありました。

2012年11月05日

2012/11/5の更新

 トップ絵を更新しました。
 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2012年11月04日

千葉県最高峰

 ちょっとした雑談で、各都道府県の最高峰で一番低いのは千葉県だ、という話になりました。それ自体はどこかで聞いており、たしか500mくらいだろう、と思っていました。
 ところが、調べてみたところ、予想を下回り、最高峰は標高408mの愛宕山とのことでした。ウィキペディアの解説記事には、わざわざ東京スカイツリーの第2展望台「天望回廊」(450m)よりも低く、したがって千葉県内の全ての地点は第2展望台よりも低いところに位置する。と書かれています。
 ということは、もしもスカイツリーの建設地が千葉県になっていたら、「最高峰」は「スカイツリーのてっぺん」になっていたののでしょうか。
 ちなみに、現在の計画では、新宿に東京タワーよりちょっと高いビルを建てる予定があるとのことです。となると、さらに70mくらい頑張れば、千葉県最高峰を超えるわけです。
 もしかしたら、100年後くらいには「千葉県最高峰は○○ビル」という事になるのだろうか、などと思いました。

2012年11月03日

真の強者?

 Jリーグ杯の決勝の清水対鹿島ををフジテレビで見ていました。フジテレビのスポーツ中継といえば、CSで東京ヤクルトスワローズの本拠地試合をたまに見ます。
 この中継、CSにも関わらず、何だかよくわからないアイドルが「スワローズ応援団」みたいな名義で出てきます。そして、定期的にアナウンサーや解説者に振られて、何の中身もない会話を繰り広げます。
 CSですらそんな事をやるフジですから、地上波では・・・とかなり不安視していていました。しかし、変なゲストなどもおらず、普通に試合を中継していました。

 それは大変いい(まあ、当然の事ではあるのですが・・・)中継だと思いました。しかしながら、番組の間、画面の上に何度も出ていた「真の強者を決定する一発勝負」という言葉は非常に気になりました。
 確かに、Jリーグ杯は、今の日本サッカーにおける三大タイトルの一つです。しかしながら、他のタイトルであるJ1や全日本選手権よりも上、というわけではありません。
 にも関わらず、このアオリだと、この試合で優勝したチームが「真の強者」で、他のタイトルを制したチームは「真の強者でない」という事になってしまいます。
 今放映中の番組が盛り上がれば、どんな嘘を書いたり流したりしても問題ない、という事でしょう。実際、サッカー中継以外の番組でも、そのような事は多々あります。細かいことではありますが、商業マスコミにおける「報道の無責任さ」を象徴するようなアオリだと思いました。
 なお、試合のほうは、後半半ばでともにPKで1点を取りあって後半を終え、延長で勝ち越した鹿島が、昨年に続く優勝を果たしています。

2012年11月02日

数十年ぶりに「当たり」を引く

 職場のすぐ前に自販機が設置されたので、飲み物を買いました。すると、商品が出た後、自販機から「ピピピピ」という音が鳴り始めました。どうやら、「当たりつき」の自販機だったようです。
 そして、鳴り終わったら、ボタンに緑色のランプがついていました。一瞬、なんだろうかと思いましたが、数秒後に「あたり」を引いたことに気づきました。
 ここ10年以上、飲み物は店頭で買うのが普通で、自販機を使う機会は激減していました。ましてや、「当たりつき自販機」など、子供の頃以来ご無沙汰、という感じでした。そのため、抽選(?)が回り始めた時も、「当たり」が出た時も、今ひとつピンときませんでした。
 それだけ久しぶりの当たりだから縁起がいいと喜ぶべきなのかもしれません。しかしながら、実はその自販機、敷地と電気代を提供する代わりに、1本売れたらいくら、という契約で設置したものなのです。
 もちろん、無料の当たりが出たからといって、こちらが損するわけではありません。とはいえ、一瞬、得したか損したか分からないような気分になりました。
 たかだか缶飲料一本分得しただけの話です。とはいえ、それまでの経緯及び、その自販機の設置背景などが絡まり、ちょっと奇妙な気分になってしまいました。

2012年11月01日

「ポイ捨て」教育

 朝、道を歩いていたら、小さい子どもと、祖母と思しき女性の二人連れを見かけました。子供は何かトレーディングカードを買ってもらったようです。そして、歩きながらその袋を開け、カードを見て喜びました。続いて、ごく自然な動作で袋を道に捨てました。
 それを見た祖母と思しき女性は、それを当然のように見ていました。
 何度か書いていますが、世の中には、自分の歩く周囲の地面全てがゴミ箱や灰皿だと思っている「異常者」が多々います。
 道を歩きながら足元を見れば、吸殻を初めとする無数のゴミが落ちています。中には、コンビニで買った飲食物から生じたゴミを、他人の家の軒先にご丁寧に置くような輩もいます。
 前々から、なんでそのような非常識な輩がこんなにも多いのだろうか、と思っていました。しかし、この光景を見て納得しました。
 何十年も生きている人が、目の前で孫がそのような行動をしても黙認しているわけです。幼少時からそのような「教育」を受ければ、「道=ゴミ箱」という普通に考えれば異常極まりない行為を「常識」にしても仕方ないのでしょう。
 そして、おそらくはそのまま育ち、将来は子供に同じ「教育」をするに違いありません。
 改めて、この「ポイ捨て」などと軽い言葉で呼ばれる非常識な風習の根深さを感じさせられました。同時に、「ポイ捨て防止ポスター」は、根本的な所から発想を変えるべきだ、という自説に対する確信がより強くなりました。