2011年03月31日

8時ちょうどのスーパーあずさ

 長野県の塩尻に日帰り出張で行くことになりました。本来のダイヤですと、ちょうどいい時間に千葉発の特急あずさがあるのですが、現在、千葉県内の特急はすべて運休しています。
 そこで、次にいい時間の列車を探したところ、新宿発8時ちょうどの「スーパーあずさ5号」がありました。35年ほど前までは、この時間に新宿を出る特急は「あずさ2号」で、大ヒット曲の題材にりました。ある意味、「日本を代表する特急」とも言えるかもしれません。

 もちろん、8時ちょうどのあずさに乗ったからといって、何か特別な事があるわけでもありません。でも、相方の勧めもあり、駅に表示されていた「8時ちょうどのあずさ」を記念に撮ってもました。
azusa.jpg
(クリックすると大きい画像が同じ窓で開きます)
 もっとも、早起きしたため、動き出したらすぐ寝てしまい、気がついたら上諏訪のあたりでした。したがって「8時ちょうどのあずさ」を堪能する時間はほとんどありませんでした。

 塩尻について、駅のそば屋で軽い昼ごはんにしました。やけに平べったいそばで、かつて食べた信州そばとは違っていました。この地域独特のものなのでしょうか。
 その後は、目的地で仕事をし、再び塩尻に戻って、会社に戻りました。というわけで、「あずさに乗った」のと「信州そばを食べた」事以外は、「長野県に行った」という事を感じることができなかった、日帰り出張となりました。

2011年03月30日

調査と成果

 本屋に行ったら、菓子メーカーがアンケートをやっていました。単なる質問だけでなく、実際にポテトチップスの試作品を食べて回答する、というかなり大掛かりなものです。折角なので参加してみました。
 内容は、似たような味のポテトチップスを何種類か食べて、「これのうち、○○というイメージに一番近いのはどれか」というものでした。かなり細かい味の違いから印象を答える、という作業はなかなか面白いものでした。

 同時に、メーカーが人気商品を作り出すために、いかに細かく味を設定しているのか、という事が分かり、興味深く思いました。
 そして、最後に回答御礼としてポテトチップスを一袋もらいました。アンケートの体験とあわせ、かなり得したと思いながら、帰宅後に食べたのですが、その味には別の意味で驚かされました。
 もともと、そのメーカーは辛いポテトチップスを売りにしているのですが、その商品には「辛さ5.55倍」と書かれていました。その言語に偽りはなく、食べてみたところ、辛味パウダーの味しかしませんでした。
 何とか頑張って食べていましたが、そのうち「何で自分はこんな所で、辛味に耐える修行をせねばならんのだ」と我に帰りました。そして、勿体無いですが残りは廃棄しました。
 そして同時に、「この商品も、あのようなアンケートの結果で作られたのだろうか。もしそうならば、大掛かりなアンケートをやってもあまり効果がないのでは?」とまで思ってしまい、先ほどまでの「お得感」も一気に消えてしまいました。

2011年03月28日

運休情報の謎

 帰りに改札を出ると、県内を走るJR路線の「運休情報」が掲載されています。そのなかで、地震の被害を強く受けた鹿島線などと一緒に、さほど被害があったとは思えない久留里線が、連日昼過ぎから夕方にかけて全線運休となっています。
 一応、計画停電のため、みたいな理由付けがされています。とはいえ、この線は非電化ですから、他に県内を走っている路線よりは停電の影響を受けないはずです。また、それ以前の問題として、計画停電が実施されようとされまいと早々と運休が決まっています。
 ちなみに、さほど離れていない地域を走る、私鉄や第三セクターの非電化路線は、特に運休していません。

 それらから考えると、これは単に、「普通に走らせても赤字だから、運休させたほうが損しない」という理由でやっているのでは、と思います。
 「鉄道」の「鉄」が「金を失う」に通じる、という理由で、「金へんに矢」などという日本語に存在しない文字をロゴ文字にしているほどのがめつい会社です。したがって、震災だろうと停電だろうと、儲けにつながるものは何でも利用しよう、という発想なのでしょう。
 まあ、春休みなので、普段その時間帯に利用している通学者が減る、という事も加味しているとは思います。とはいえ、もう少し、沿線の利用者の事を配慮してもいいのでは、と思った、「計画停電による運休告知」でした。

2011年03月26日

2011/3/26の更新

 翔みならブログめもちょうらくがきちょうを更新しました。

すでに何十万人くらいの人が突っ込んでいるとは思うが・・・

 東京電力原発事故の関係で、一日に一回くらいの割合で「ただちに健康に影響はない」という「解説」を見たり聞いたりします。
 それが正しければ、とりあえず今日明日に死んだり発病する事はない、という事なのでしょう。しかしながら、「ただちに健康に影響はない」ということは、「影響があるのは長時間を経過してから」という事になります。
 そのへんを説明せずに、ひたすら「ただちに影響はない」と言う事に、まったくもって意味はありません。「ただちに影響はないが、この状態が一年続けば健康に影響する」とでもしなければ情報としての価値はありません。

 せめて、「ただちには影響がない事だけは言えるが、この状態が続けばどうなるかは分からない」くらいの事が発表されれば、まだ「発表する側も全容を把握していない」事くらいは分かるのですが・・・。
 今の状態では、「何もわかっていない」のか「本当はとんでもない事を知っているが、バレるとまずいから隠している」のいずれかなのでは、としか解釈しようがありません。
 まあ、とりあえず、「発表されている事に価値はない」という事だけは分かりましたので、その類の「発表報道」は気にしないようにしています。

2011年03月25日

記憶の飛びっぷり

 昨日、そろそろ仕事が終わりそう、という時に、急に飲み会の誘いを受けました。少々疲れてはいましたが、誘われた飲み会は断らない、という主義なので、参加しました。
 ところが、疲れのせいか、一次会の途中あたりから記憶が飛んでしまいました。別に寝たり潰れたわけではありません。二次会での記憶も断片的にはあるのですが、その店がどこにあったかも、その店で何を飲んだかも、完全に記憶にありません。
 結局、終電の一本前で帰り、帰宅後は布団に直行しました。

 終始楽しい雰囲気だったという記憶はかろうじてあるので、いい時間を過ごせたのだとは思います。とはいえ、それについて、八割がた覚えていない、というのはかなり勿体無いものだと思いました。
 ここ数年、このような「記憶飛び」を少なからず経験しています。折角の時間を忘れないためにも、飲み方には注意せねば、と思いました。もっとも、これを思ったのは今に始まった事ではないのですが・・・。

2011年03月23日

立ち読みの間隔

 コンビニに行った時は、かならず雑誌コーナーに行って、いくつかの月刊漫画誌を立ち読みするのが長年の習慣となっています。
 そのなかで、一つ楽しみにしている漫画があったのですが、先日掲載誌を立ち読みしたところ、その漫画は終わっており、同じ作者の新連載第3話が載っていました。
 自分では毎月読んでいたつもりだったのですが、実際のところ4ヶ月以上も読んでいなかったわけです。

 我ながら、そんなにコンビニに行く頻度が減っているとは思わず、驚きました。確かに、時節柄、倹約志向が強くなってはいました。たとえば、弁当を買うときも、近くのコンビニでなく、そこから300mくらい遠くのスーパーで買うのがいつの間にか習慣になっています。
 そのへんは意識してはいたのですが、まさかここまでコンビニに行かなくなっていたとは思いませんでした。
 まあ、以前からの賃金デフレの時代であるうえに、大災害でさらに経済状態は悪くなりそうです。これでは、ますます出費を抑えざるをえず、コンビニに行く頻度も減ることはあっても増えることはなさそうです。
 意外な事から生活習慣の大幅な変化に気づき、我が事ながら驚かされました。

2011年03月22日

星占いと記事

 メディアには、毎日いろいろな占いが載っています。だいたい、誕生日を基準に「12星座」を設定し、「○○座の人は△△するのがいい」とか「××に気をつけましょう」みたいな事が書いてあります。
 もしその占いが本当に当たるなら、3月11日の占いは、12星座全てが「災害に気をつけて。特に海には近寄らないように」という内容になっていたはずです。しかしながら、そのような占いが11日の朝に発表されたという話は聞いたことがありません。

 まあ、もとより1億数千万の人間を誕生日だけで12分割して、「今日の運勢は」などと言う事自体、冗談の一種だとしか言いようがありません。おそらく、占い欄を読む人も、記載内容を本気にする訳ではなく、ちょっとした暇つぶしに見ているのでしょう。
 とはいえ、社会の情報を提供しているメディアが、そのようないい加減なものを提供する、というのはいかがなものか、と思います。
 もっとも、メディアの本業である「報道」についても、現在進行中の福島で起きている事の記事など、かなり責任感に欠けている記事が目立っています。それを考えると、「今日の星占い」は、「当社が流す報道の信憑性は、このような占いを載せている事から推し量ってほしい」という意図もあるのだろか、などと思ってしまいました。

2011年03月21日

中断と再開と延期

 Jリーグの再開が4月29日になる、という発表がありました(※22日追記・正式な再開日は4月23日になったとのことです)。現時点で鹿島・仙台・水戸などが地域ごと重大な被害を受けており、一部のチームは活動停止状態にあります。その状況がいつ解決されるかは現時点では何とも言えないでしょう。
 とはいえ、とりあえず再開日を設定し、それを元に復旧のスケジュールを立てる、というのは適切だと思います。ほぼ2ヶ月公式戦ができないのは、選手にもチームにとっても痛手たとは思いますが、ぜひとも何とか4月末には多くの観衆を集めて試合が出来る事を願っています。
 再開の次節に、蘇我で千葉-愛媛戦が予定されています。私もこれには何としてでも行こうと思っています。

 一方、プロ野球ではセ・リーグの開幕日が問題になっています。東北に本拠地を持つチームがあるなど、被害の大きいパ・リーグはいち早く半月の開幕延期を決めました。それに対し、セ・リーグは当初、予定通り開幕すると発表していました。
 当然ながら、選手・ファンはもちろん、所轄の文部科学省にまで批判され、急遽、「開幕の四日延期と、省エネ開催」を発表しました。
 一見、配慮したように見えますが、もともと、「予定通り開幕・関東でナイターを行う」事自体が異常過ぎる事です。これだと、あらかじめ「29日・節電」を決めておいて、それを通すべく、わざと「予定通り開幕」を最初に発表したと勘ぐりたくもなってしまいます。
 そして、一連の動きを進めているのは、またしても読売新聞の会長氏との事です。相変わらず、自分の意見が全て正しく、反対するのは「俗説」だなどと言っていました。
 数年前の一リーグ化騒動の際、いかに自分の言っている事が誤っており、かつファンにも選手にも嫌われれているかが証明されたはずですが、本人にはその自覚がないようです。
 この輩が権力を持ち続けている以上、今後もこのように野球界(特にセ・リーグ)が評判を落とす事は少なからず発生するだろうな、と改めて思いました。

2011年03月19日

発信

 日付が変わりましたが、地震が発生して一週間経ちました。この一週間は、金曜日の波打つ本棚や、月曜日に往復6時間かけて通勤したのをはじめ、これまでになかった色々な事を経験しました。
 それらの経験や、報道などで見る想像を絶する事態に圧倒され、自分から物事を発信しようとする気力が減退していました。

 もっとも、思考が止まったわけではありません。どちらかと言えば、それをまとめたり文章にしたりする気になかなかなれなかった、という感じでした。
 ただ、一週間も経過したのに、いつまでもそんな事ばかりやっていられません。あの日、確定しているだけで6千人以上の人が、永遠に自分の考えを発信する機会を失ったわけです。
 その方々の事を思うと、発信する題材および手段を持っていながら何もしない、というのは正しくないのでは、と思いを改めました。。
 というわけで、そろそろ「地震ショック」を振り払い、硬軟取り混ぜて色々と書いていこうと思っています。

2011年03月15日

社長命令でダンジョンへ

 昨日、社長から、地震情報をリアルタイムで確認したいのでPCでTVを見れるようにしろ、という指令が下りました。社内に設備がないので、外付けのワンセグチューナーを買いに行くことにしました。
 すると、買い物に行くならついでに懐中電灯と携帯ラジオを買うように、という追加指令を受けてしまいました。

 ワンセグチューナーだけなら簡単に買えます。しかし、時節柄、追加指令の二つを買うのは困難かと思いながら、秋葉原に行きました。
 まずヨドバシでワンセグを買いましたが、案の定、懐中電灯と携帯ラジオは品切れ、という張り紙がありました。
 そこで中央通りに移動したのですが、懐中電灯はガード下の店で意外にもあっさり買えました。
 しかし、最後のラジオは難関で、どこでも売っていません。そこで、「普通の店で売られていないものを買うなら・・・と思い、まんだらけ秋葉原店のある通りを探しました。
 すると案の定、店頭のワゴンで携帯ラジオが売られていました。

 なんかアイテム探しをするRPGキャラのような気分を味わえました。その充実感はありましたが、普段は10数分で行ける四ッ谷-秋葉原間の移動に30分以上かかり、しかも通勤ラッシュ並みの混雑でした。
 それに何箇所もの店を探し回った事もあり、体力の消耗もかなりのものでした。残念ながら、こちらはRPGと違い、簡単に回復する術がなく、今日にも影響してしまいました。

2011年03月14日

帰宅

 二ヶ月ほど前から、この土日は相方の帰省にあわせて松山へ行く予定を入れていました。そして、金曜日に電車不通で帰宅できず、実家に泊まって羽田へ直接向かったため、地震発生後二日半経って、やっと自宅に帰る事ができました。
 帰るまで、いろいろと不安でしたが、幸運にも食器類の破損は一切ありませんでした。また、かなり不安視していた購入から10年以上経過し、書籍類をかなり詰め込んでいる本棚も、中身ともども無事でした。

 しかし、1年半ほど前にIKEAで買った本棚は、悲惨な事になっていました。一段分の中身が完全に出てしまい、残る部分も、大きく傾いています。
 これについては、買った後、一定以上の組立技術が必要だと分かった商品でした。そして、その技術がない私が組み立てた結果、最初から傾いていました。
 その無理がたたった感じで、問題なく使うには、一度バラして組み立てなおさねばならない、という状態になってしまっていました。
 もっともこのくらい、東北で甚大な被害に遭った方々に比べれば何ということでもありません。その方々の事を考えながら、本棚の復旧や、月曜から始まる輪番停電に対処していこうと思いました。

2011年03月11日

大地震

午後、取引先と打ち合わせをしていたら、突然、部屋が揺れ出しました。
最初は、先方と、「また地震ですか。最近多いですね」などと雑談していたのですが、そのうち、普段の地震とは桁違いである事が分かりました。
隣の部屋では書棚が柳の枝のような感じで揺れていました。
一通り揺れが収まったあと、社内のシステムを確認したところ、サーバーが一つ落ちていました。

そこで、物置件サーバー室として使っている部屋に入りました。サーバーそのものは無事だったものの、モニタをはじめ、かなりの物が落ちていました。
ここで作業する事もよくあります。もし地震発生時ににいたら、と思い、ゾッとしました。
非常事態ですから、本来なら取引先の人も帰社すべきなのでしょう。しかしながら、交通機関が完全に止まっており、戻りようがありません。
そこで、他にやる事もないので、打ち合わせを再開しました。
その時点では皆、家族の安否も分からないわけです。そんな状況のなか、普通に打ち合わせせているわけです。我ながら奇妙なものだと思いました。
夜になり、なんとか仕事は片付きましたが、千葉方面の電車は全て終日運休が決まっています。
仕方ないので、1時間20分ほど歩いて実家に行き、そこで泊めてもらう事にしました。
着いてテレビを見たら、東北各地での現実とは思えないような光景が色々と映されていました。
ほんの少し前までは普通の街や農地だった所が、一瞬にして水や泥に飲み込まれていました。
改めて、自然が持つ力の凄まじさを実感させられた一日となりました。

2011年03月10日

経験による省略ががもたらす危険性

 似たようなトラブル対処を何度もやっていると、ある程度経験値が上がります。そして、トラブルの原因を類型化できます。その結果、原因の究明並びに正しい解決策への到達が早まります。
 ところが、その経験に頼りすぎた結果、立て続けに、原因の究明に失敗しました。いずれも、過去の経験から「この現象なら、この可能性はないだろう」と切り捨てていたものが原因だった、という結果になりました。

 もちろん、多くの場合は、経験を活かすことにより、以前より圧倒的に早く解決に至っています。ただ、過去の事例から、可能性が低いとあっさり切り捨てたものに原因がある、というのが続くと、さすがに情けないものがあります。
 結論から言えば、まだまだ経験値が不足しているため、そのようなレアケースに対応しきれていない、という事なのでしょう。なかなか「経験を積んだ」という域に達するのは難しいものだ、と思いました。

2011年03月08日

方向がズレ過ぎている「対策」

[ 交通 ]

 JR東日本が足を投げ出すなど迷惑な座り方はできませんを「売り文句」にしたロングシートを開発し、山手線に投入するとのことです。
 何でも、乗客の苦情にあったから、人間工学の学者と協力してそのような椅子を開発したそうです。それを読んだ時、少々不思議に思いました。
 私は、山手線と同じ型の車両が走っている中央・総武各駅停車にほぼ毎日乗っています。ほとんどが朝夕の通勤時間ですが、休みの日など、空いている時にも乗ります。しかしながら、いずれも「足を投げ出している人」など見たことはありません。

 確かに、古い型のロングシートは、どこにでも座れました。そのため、七人がけを六人で座り、余裕があるため、足を投げ出した人もいたように記憶しています。
 しかし、現在の山手線や中央・総武線各駅停車で使われているロングシートは、現時点でも、定位置として定められた場所以外には座りづらくなっています。仮に空いていて、七人がけに六人しか座っていなくても、足を投げ出して座るのはかなり難しいです。
 もちろん、そのような環境でも足を投げ出して座る「勇者」もいるとは思います。しかしながら、対策をとるほどの事かと思うと疑問です。
 そんな事に予算を取って対策をPRする暇があるならば、先日発生した「故障した踏切を放置し、社員による誘導で対処していたら、ダイヤ遅れを検知できず、列車が接近しているのに車を通して運転手を殺した」などという事故の再発防止に予算を取るべきではないでしょうか。
 これなら、定期点検の回数を増やしたり、故障発生時の復旧要員を確保するなど、昔やっていた方式に戻すだけで可能です。
 あらゆる意味で、JR東日本の感覚のズレを感じさせられた記事でした。

2011年03月07日

錯覚と過信

 先月、一度だけ花粉症らしき症状が出たことがありました。しかし、その後は少々くしゃみが出るくらいで、花粉症と縁のない日常を過ごしていました。
 というわけで、やはり花粉症は引っ込んだと思っていました。しかし昨日、マスクもせずに4キロくらい歩いたところ、帰宅してからくしゃみ連発、さらに目がかゆくなってきました。

 考えて見れば、前回症状が出てから、あまり外に出ることはありませんでした。職場でに行けばほとんど外出することはありません。また、休みの日も、結婚式だの将棋大会だので、駅と建物の間の移動を除けば、ずっと室内にいました。
 というわけで、花粉症ではあるものの、花粉を吸う機会が少ないので症状が目立たなかっただけ、という事が判明しました。
 やはり一年前に薬を飲んだから完治、というような甘いものではないようです。相変わらず、屋外で過ごす時間は短いので、再発する事は少ないとは思っています。
 ただ、たまに外出するときの「防御」は念入りにせねば、と心に誓いました。

2011年03月05日

5年のずれ

 5年前に辞めた職場の元上司の結婚式に行きました。当然ながら、かつて一緒に働いた人達と同じテーブルになりました。数人を除けば、5年ぶりの再会ですし、その数人とも、最後に会ってから2年以上経っています。
 しかしながら、意外に当時のノリで会話をすることができました。また、普段はその職場に関する事を思い出したり意識したりすることはほとんどないのですが、不思議なくらい、5年以上前の事が頭に蘇りました。顔を見ることによって記憶が喚起されたのでしょうか。

 とはいえ、当然のことですが、いろいろな所で、自分がその人達と全く違う5年間を過ごした事を痛感しました。
 披露宴終了後は、三々五々に解散、という感じになりました。そのため、途中まで一緒に帰った方を除いては、別れの挨拶をすることもありませんでした。今後、同様の機会があるとも思えないので、今日再会した人達の九割近くとは、今日が今生で最後の出会いになるはずです。そう考えると、あっさりした「別れ」だとも思いました。

 その後、昨日のやり残しがあったので会社に行きました。着くまでは、式の余韻が色々と残っていたのですが、社屋に入ったとたん、頭の中は「仕事モード」に切り替わっていました。
 そして、つい1時間ちょっと前にあった披露宴が、遠い昔の事であったかのような気分になりました。

Jリーグ開幕。愛媛FCは白星スタート

 今日からJリーグが開幕しました。愛媛FCは今年もホームでの試合となりました。
 当初、相方の里帰りにあわせて松山に行き、ニンスタ初観戦をもくろんでいました。しかしながら、結婚式が入ってしまったため、観戦は断念。式と試合が丸かぶりなため、携帯中継観戦すらできませんでした。

 というわけで、式中に携帯メールをこっそり見ていただけの「観戦」となりました。
 それによると、前半にジョジマール選手のゴールで先制し、後半は赤井選手のシュートで追加点を挙げたとのことです。いずれも、横浜Fマリノスからレンタル移籍したFW・斎藤選手が好アシストを見せたとのことです。
 また、主力DF二人の離脱があって心配された守備のほうも、昨年同様の堅守で札幌の攻撃を抑えこみ、2対0で開幕戦を飾ったとのことでした。
 まだまだ始まったばかりですが、やはり幸先よい快勝は嬉しい限りです。また、観客数も6千人を超えていました。成績・動員とも、昨年を上回る結果を残すべく、頑張ってもらいたいものです。

 他の試合では、柏が清水に3-0と快勝したのが目立ちました。あと、降格したFC東京が鳥栖相手にホームで辛勝した事、その観客数がJ2ではケタ違いの2万1千人だった事が印象に残りました。

2011年03月03日

入試問題投稿事件

 有名大学の入試を受験中に、問題をネットの質問サイトに載せた受験生の記事が大きく取り上げられています。なかには、一面トップで取り上げた新聞社もありました。
 確かに、不正行為はよろしくない事です。しかしながら、そこまで大々的に報じるべき事なのでしょうか。
 仮にこれが、一部で話題になっている「中学レベルの英語から教える大学」の入試で発生したら、ここまで大きく報じられただろうか、とも思いました。

 大手マスコミで記事を書いている人の学歴は、世間一般より高いと思われます。その人たちが、かつて自分たちが努力して突破した「有名大学の入試」を冒涜された「怒り」も、この大報道の原因の一つなのでは、などとも思いました。
 いずれにせよ、今の世の中で起きている事を考えれば、この程度の不正行為は大々的に取り上げるべきものではありません。毎度の事ながら、商業マスコミの劣化ぶりを感じさせられました。

2011年03月02日

2011/3/2の更新

 翔みならブログめもちょうを更新しました。

2011年03月01日

声が奪われる?

 先週末からちょっと体調が変でした。そして日曜に無理をしたところ、午後あたりから声が出なくなりました。ただ、風邪というわけではなく、他に顕著な症状は出ず、体温も平熱です。
 一晩寝ても治らず、月曜に出社するも、やはり声がまともに出ません。ささやき声しか出ないので、それを振り絞って(?)会話をしましたが、やはりこれでは仕事になりません。仕方なく早退して病院に行きました。

 そこで薬をもらい、10時間くらい寝たところ、嘘のように声が出るようになりました。あまりの治り具合に、昨日からの一日半の事は夢だったのだろうか、などと思ったほどでした。
 当たり前の事ですが、「声が出る」という、当たり前のような事が、いかに大切なのか、痛感させられました。
 あと余談ですが、診察代と薬代をあわせたら、軽く一回飲みに行けるくらいの金額でした。一晩で治った対価と考えれば妥当とは思いますが、出費として痛いのは事実です。改めて、日頃の健康管理に気をつけねば、と思いました。