2012年05月18日
倫理の授業
夕方、バスに乗ったら、目の前に高校生の二人組が座っていました。そして、今日の授業で習ったのかと思われる、倫理に出てくる内容を色々と話していました。
定期試験にはまだ間があるはずです。したがって、別に何かの対策というわけでなく、純粋に授業で習った事が面白かったので、それについて語っている、という事なのでしょう。
自分も、高校二年の時、最初に倫理の授業を受けた時は、かなり興味を持って聞いていました。「無知の知」とか「イデア」など、これまで習っていた授業にないような、格調の高い言葉に感心したりしました。
しかしながら、その頃の自分における勉強というものは、「大学に受かるためのもの」になっていました。既に受験は日本史を選択することを決めていました。そのうえ、授業があったのは、午後イチでした。
連日の夜更かしに加え、食事直後かつ受験に関係ない科目です。しばらくすると、この授業は睡眠用時間になってしまいました。
その事を思い出し、当時の自分と、楽しそうに倫理の話をしている人たちを対比したりしてしまいました。
ちなみに、そのバスの沿線にある高校は大学の附属です。したがって、当時の自分のように、受験で選択するかどうか、などという考えもないでしょう。
ぜひとも、自分のようにならず、倫理の授業を楽しんでほしいものだ、などと思いました。
2012年05月17日
Googleドキュメント
最近、外で作ったデータを家で操作、もしくはその逆を行う必要が頻発しています。一つや二つなら、USBメモリで持ち運べばいいのですが、ファイルが多岐にわたると、そうはいきません。
何かいい方法がないか、と悩んでいたのですが、調べてみたところ、Googleドキュメントというサービスが出てきました。
アプリをダウンロードすると、指定したフォルダが自動的に同期されます。したがって、二つのPCに設定をして、HDDにあるフォルダを編集すると、自動的にGoogleを介して、もう一つのPC内にあるファイルも更新されます。同期の操作すら必要がありません。
Googleがストレージサービスをやっている事は知っていましたが、ここまで凄いとは思いませんでした。というわけで、メール・スケジュールに続き、データ保管までGoogleのサービスを使うことになりました。
データ自体はそれぞれのPCにあるので、仮にGoogleがどうにかなっても、飛んだりすることはありません。とはいえ、無料提供サービスにここまで依存すると、逆にちょっと不安になります。
とはいえ、ここまで便利だと使わざるをえないでしょう。とりあえず、常に万が一の時の対策を考えながら、使えるサービスは享受しようと考えています。
2012年05月16日
Facebook顔写真騒動
先週あたりから、Facebookが上場に備え、匿名および顔写真を使っていないアカウントを削除する、という噂が流れています。
実際、その話を聞いて、それまでイラストだった画像を、実際の顔写真に変更した、という人もいるようです。
ただ、ちょっと考えればこれはかなりありえない話です。たとえば私の場合、画像として好きな海の写真を使っています。上記の話が本当なら、しかるべき時に、アカウントが削除されてしまいます。
しかしながら、もし私が、知人の顔写真に差し替えたらどうなるでしょう。いくら今回の上場で莫大な資金を集めたFacebookでも、利用者の名前と顔写真をつけあわせる事はできません。仮にできるとしたら、個人情報を不正に取得している事になってしまいます。
これは、名前についても同様の事が言えます。当然の事ですが、Facebookに登録する際に、身分証明書の提示は必要ありません。したがって、名乗ろうと思えば誰の名前でも名乗れるわけです。
したがって、もし噂されているような「アカウント狩り」が実現すると、「他人の名前や顔写真を使っている悪質なユーザーはセーフなのに、ちょっと名前を変えたり似顔絵やお気に入りの写真を載せている人は削除される」という異常な自体が発生してしまいます。
まあ、よくある都市伝説の一種なのでしょう。それにしても、これだけ情報技術が発達しても、そのようなちょっと考えれば嘘だと分かる噂は広まり続ける、という事はかなり興味深いと思いました。
2012年05月15日
走る漫画喫茶?
ツイッターを見ていたら、大阪から名古屋まで6時間弱かけていく夜行高速バスという話題がありました。
この区間、東海道線の快速電車でも3時間ちょっとで到達できます。にも関わらず、大阪駅の次の停車が名古屋駅、というバスが、それより2時間以上かけて進むわけです。
これでは、「夜行低速バス」と言わざるをえないでしょう。
とはいえ、この運行形態自体は、面白いと思いました。従来、公共交通機関を用いて朝イチで名古屋に行きたい大阪の人は、前日の夜に行って現地に泊まるくらいしか方法はありませんでした。
しかしながら、この「夜行低速バス」を使えば、その名古屋での滞在費が節約できるわけです。
また、運転的にもこれは安心できます。時間調整をするためには、どこかのサービスエリアだか道の駅だかで長時間休憩をするのでしょう。これならば、先月末に発生したような、規制緩和によって生じた運転手酷使による大惨事も発生しません。
数十年前、当時としては豪華な食堂車つき寝台列車「あさかぜ」が東京と下関の間で運行された時、世間は「走るホテル」と褒め称えたものでした。
それに対し、この「滞在費を浮かすために、狭い椅子に座ってゆっくり進みながら一晩明かす」という、この新機軸バスは、さしずめ「走る漫画喫茶」と言うべき存在なのではなかろうか、などと思いました。
2012年05月14日
HPマシンのファンクションキー
仕事用に日本HPのパソコンを買いました。最大の理由は求めているスペックを満たしている中で一番安かった事です。そして、次の理由は、前にいた会社が標準で日本HPのマシンを入れており、使用並びにメンテナンスに慣れていた、というのがあります。
というわけで、使い始めたのですが、いきなり、不可解な事が発生しました。カタカナ変換をしようとしてF7キーを押すとボリューム調整画面が出てきます。また、名前をつけて保存しようとF12キーを押したら、保存画面が出ず、代わりにネット接続が切れてしまいました。
一瞬、初期不良かと思ったのですが、調べてみたところ、これは仕様でした。他社のノートPCもファンクションキーに特別機能を持たせています。たとえば、Fnキーを押しながら「F6」キーを押すと、出力モニタの切替ができる、といった感じです。
ところが何故か、HPのマシンは、そのFnキーを押しながら使う機能をデフォルトにしてしまったのです。たとえば、F12キーを押すと無線LANのオン/オフを切り替える、といった具合です。
製作者としては、自慢の機能を使ってもらいたいがために、あえてそのような特殊な仕様にしたのでしょう。しかしながら、使っている側としてはこれほど困った事はありません。
Windwsを使っている以上、本来、どの会社が作ったPCであろうと、同じキーを押せば同じ反応をするのが筋としたものでしょう。その大原則を崩してしまっているのです。
幸い、BIOSの設定を変更する事により、本来の設定に戻すことができました。とはいえ、操作ミスのリスクを考えると、普通の人に「HPのパソコンはファンクションキーが変ですが、BIOSで設定すれば戻るので心配いりません」などとは絶対に言えません。
というわけで、今後、誰かにパソコン購入の相談を受けた際には、「日本HPは避けたほうがいいですね」と言わざるを得なくなりました。ちなみに、同様の例として、社のポリシーだか何だか分かりませんが、本来「ctrl」キーがある場所に「Fn」キーを配置している某社のPCも同様に「他人に勧められないリスト」に入っています。
他社と競争するために独自色を出すのは当然とは言えます。とはいえ、それを出すのは、利用者に迷惑をかけない形でやってもらいたいものだ、と強く思いました。
2012年05月13日
飛び込みの名所ほか
昨日、またもやJR東日本の某駅で、特急列車への飛び込み自殺が発生しました。今から約10ヶ月前、この駅で同じ特急列車に飛び込んで自殺をした人がいました。
その際、はねられた角度が悪く、その死体によって二次被害・三次被害が発生し、それが大きく報道されました。
それまで、この駅での飛び込み自殺などはほとんどありませんでした。ところが、これが報道された月だけで、同じ駅・同じ特急への飛び込み自殺が二件発生しました。
その後も、類例は続き、昨日に至っているわけです。
こうなると、最初の自殺を大きく報じたため、ここが「「自殺の名所」になってしまった、と言わざるをえないでしょう。
確か、昨年の自殺件数が増えた時、厚生労働省だかが「芸能人が自殺した影響」などと「分析」していました。個人的には経済的要因が最大の理由だとは思っています。とはいえ、公的機関が「自殺報道があるとそれに影響される可能性」を発表しているわけです。
ならば、各報道機関も、自殺について報じる時、「その報道が、どのような影響力を生じるか」という事をもっと考えるべきではないのだろうか、と思いました。
なお、似たような例に、先月あたりに発生した自動車事故があります。直後からこの事件は大きく報道され、「犯人」の運転手が死んでしまったにも関わらず、しつこく「検証記事」が流れました。
それ以降、同様の自動車事故が急増しています。これなども、報道に触発された可能性を考える必要があるのではないでしょうか。
だいたい、自殺にしろ自動車事故にしろ、知らないからといって我々の生活に影響することはありません。それこそ、「事故で電車が止まっている」という情報さえあれば十分なのです。
長年の慣習もあるのでしょうが、いい加減、影響力と報道の必要性をもう少し考えて記事を作ってほしいものだ、と改めて思いました。
2012年05月12日
新型うつ病
最近、ちょくちょく「新型うつ病」という言葉を聞きます。なんでも、うつ病で仕事に行けなくても海外旅行に行ったり、休職してもそれを申し訳ないと思わず、会社や上司が悪いと言う、というのが主な特徴だそうです。
いくつかこれに関する論調を見てみましたが、少なからぬ人が「最近の若い人に多い甘え」みたいな論評をしていました。
しかしながら、本当に最近の若い社会人には「甘え」があるのでしょうか。少なくとも、就職活動の時から、バブル期に大学卒業をした世代の何十倍も苦労しているわけです。
さらに、苦労してやっと入れた会社の環境は悪化する一方です。労働環境は悪化し、給料も安く抑えられ、パワハラが横行しています。
その結果、仕事が起因でうつ病を患う人も大幅に増えました。きちんと調べた事はありませんが、20年前と比較すればケタ違いなのではないでしょうか。
そんな中、「新型うつ病」の人は、仕事で生じた「うつ」にプライベートまで侵されていないわけです。ある意味、この病んだ企業社会において、せめて日常生活だけは正常に送れるという「免疫」をつけたようなものなのでは、と思いました。
あと、会社や上司のせいにする、というのも至極当然だと思います。有名な居酒屋チェーンや洋服屋チェーンをなど、社員を低賃金・長時間労働でこき使って経営者ばかりが大金を得ている企業はたくさんあります。
しかも、マスコミがそのような金の亡者を「優れた経営者」などともてはやすものですから、よその会社もマネをして、より労働環境は悪化する一方です。それを考えれば、会社や上司が悪い、というのは単に事実を指摘したに過ぎません。
だいたい、「新型うつは甘えだ」などと言っている人は、彼らに何を求めているのでしょうか。「新型」の状態で休職などせず、「従来型うつ」になるまで、さらに苦しめ、とでも言いたいのでしょうか。
そもそも、新型だろうが従来型だろうが、仕事が原因で精神を病む人が出るような労働環境自体が異常なのです。それを、被害者の苦しみ方の度合いで「甘え」などと言うのは、完全に筋違いでしょう。
いずれにせよ、そのような「甘え」論者が大勢を占め続けている限り、日本経済の将来は暗いままだろうな、と思いました。
(4/22)