2005年07月12日

甲類と乙類

 職場のお中元にすだちが来ました。少し持ち帰ろうと見ていたら、通りかかった職場の人に「これは味のない焼酎に入れて飲むと美味いんですよ」と言われました。それまで、昔読んだグルメ漫画の影響(?)で「甲類焼酎は乙類より一ランク下」と偏見を持っていたのですが、その話を聞いて、試しに買ってみました。
 実際、同じようにすだちを入れて飲んでみると、乙類焼酎よりも甲類焼酎のほうがすだちの味がひきたちます。また、その後、単に水で割って飲んでみても乙類とは別の美味さがありました。
 これまで、かつての偏見がきっかけで安い乙類焼酎ばかり買っており、同価格の甲類焼酎には目もくれませんでした。しかし、冷静に考えてみれば、高級品ならともかく、720mlで千円前後の焼酎なら甲類でも乙類でも圧倒的な差があるとは思えません。これまで乙類ばかり飲んでいた事を失敗だとは思いませんが、甲類も甲類なりに別の美味さがある、と考えを改めました。今後は、状況にあわせ、それぞれ味わっていこうと思っています。

2005年07月12日 23:47