2005年11月09日

名前からくる印象

 企業の買収などにからんで、最近、よくアメリカの証券会社の名前がニュースに出てきます。その中で、よく報道される名前に「ゴールドマン・サックス」と「リーマン・ブラザーズ」があります。この二つの名前を見るたびに、「全身を金色に塗りたくった男が、同じ色のサックスを吹いている」および「肩を組んでいる二人のサラリーマン」というような奇妙な構図が脳裏に浮かびます。
 特に後者ですが、もともと和製英語である「サラリーマン」が、最近になってさらに変化したという「和製・和製英語」です。この証券会社の創業者も、自分達の社名が、日本において、「巨大証券会社」とは正反対とも言える言葉として使われているとは、夢にも思っていないでしょうね。

2005年11月09日 23:16