2013年07月31日
リニア新幹線雑感
子供の頃、新幹線より速い夢の鉄道・リニアモーターカーに関する文章を読んだことがありました。
なぜ新幹線より早くなるかの原理も何もわかりませんが、子供心に、凄いものができるんだな、と心を踊らせた記憶があります。そして、大人になったらそれを楽しむことができるのだろう、などとも思ったものでした。
しかしながら、国内ではその「新幹線より速いリニアモーターカー」は未だに実現していません。
その間、旅行や出張などで、何度も大阪や名古屋に新幹線で行きました。その速さ・便利さには特に不満もなく、子供の頃に持った「リニア新幹線」への期待なども自然に消えていきました。
そんな中、赤石山脈を貫く「リニア新幹線計画」がここ数年で具体化して行きました。しかしながら、そのニュースを見ても、心躍ることはありませんでした。
それどころか、費用・環境・必要性の問題など、疑問や不安しか生じませんでした。
東京-大阪間が今の2時間半から1時間になるのは確かに便利だと思います。しかしながら、その便利さを得るために、巨額の金をかけて山に穴をあける必要があるとはどうしても思えません。
そんな金があるなら、定期的に特急列車が火を吹いているJR北海道をはじめ、既存の鉄道の安全対策に使ったほうがよっぽど有意義です。
20世紀においてはリニア新幹線は確かに「夢の鉄道」でした。しかし、その「夢」の賞味期限はとっくに切れているのでは、などと思いました。
2013年07月29日
喫茶店のモーニング
いくつかの偶然が重なって、京成津田沼の駅ビルにある、個人経営の喫茶店でモーニングセットを頼む機会を得ました。
学生時代や社会人になった頃は、よく全国を旅行していました。その楽しみの一つは、喫茶店のモーニングでした。別に、地域によって差があるわけではないのですが、全国各地の喫茶店でモーニングを堪能し、それから始まる新たな旅の活力源にしたものでした。
しかしながら、旅行にも行かなくなり、また、家の近隣にもそのような喫茶店はほとんどありません。そういうこともあり、最近は、朝に外食といえば、ファーストフードなどのチェーン店ばかりでした。
したがって、このような普通の喫茶店でモーニングを頼むのは10年ぶりくらいでした。
飲み物をアイスコーヒーにして注文したところ、しばらくしてアイスコーヒーと塩ポットが出て来ました。
しかし、そこからなかなかモーニングの食べ物が出てきません。もしかして、「モーニング」と言ったのを忘れられたのだろうか、と不安に思ったほどでした。
そして注文してから20分くらいしてやっと、モーニングのトーストと目玉焼きがでてきました。
時間に十分余裕があったから何とも思いませんでした。しかし、もし急いでいたら、催促するかキャンセルするかしていたかもしれません。
逆に言えば、それだけのんびりした空気が店内には流れていたわけです。
これだけのんびり朝を過ごしたのはかなり久しぶりでした。同時に、自分がいかにここ何年か、せわしなく暮らしていたのか、と思いました。
出てきたモーニングセットの味は平凡でしたが、その雰囲気のおかげで、懐かしさを味わうことができました。
そして、いつかまた余裕ができたら、毎朝のんびりと喫茶店でモーニングを食べるような旅をしたいものだ、と思いました。
2013年07月27日
結果的には慧眼?
となり町の公園で、毎年7月最終の金・土にお祭りをやっていました。
昨年からお世話になっている団体が、例年そこに出店しているので、今年は顔を出すつもりでした。
ところが、今週の月曜日に、「週末は雨の予報だから、中止になりました」という連絡がまわってきました。
別に台風が来るわけでもないのに、いくらなんでも早すぎます。そして昨日の夜は予報が外れていい天気でした。
そして今日も昼過ぎまで晴れていました。ところが、そこからゲリラ豪雨に雷まで発生し、一転してとんでもない天気になりました。
中止を決定した人は、この荒天を見てさぞかし喜んだのでは、などと思いました。
とはいえ、結果的には、金曜の中止は間違えていたわけです。それを意識して、来年は中止決定のタイミングを見直すのでしょうか。それとも、土曜の豪雨を論拠に、今年の決定は正しいとして、来年もこのような形で早々と中止するのでしょうか。
そんな事を気にしながら、外の雷雨を見ていた夕方でした。
2013年07月26日
2013年07月25日
7年ぶりにLinuxを使う
仕事の都合で、Windowsが起動しなくなったPCのデータの抜き出しすることになりました。
そこで、DVDに焼いたLinuxからPCを起動する事にしました。
7年ほど前、当時の仕事でLinuxをいじる機会がありました。といってもちょっといじっただけで、特に使いこなすことはできませんでした。
というわけで、データの抜き出しがちゃんとできるか少々不安でした。しかしながら、直感的に使っていたら、特にトラブルもなく、抜き出しに成功しました。
7年前の経験が活きた、というよりは、LinuxのユーザーインターフェースがWindowsユーザーでもすぐ使えるようになっていたためなのでしょう。
いずれにせよ、使ってみると、やはり色々と興味がわいてくるものです。いつか余裕ができたら、Linux搭載のPCも使ってみたいものだ、などと思いました。まあ、その「いつか」が来る見込みは当分ないのですが…。
2013年07月24日
「矛盾」のわかりやすい例
先日終わった大相撲名古屋場所に関して、「横綱審議委員会」の委員長が、また奇妙な事を言い出しています。
大関の稀勢の里関は11勝4敗でした。優勝した白鵬関が13勝で、12勝した力士はいませんから、数字の上では「準優勝」にはなります。
とはいえ、この成績は、昇進基準の「2場所続けて優勝もしくはそれに準ずる成績」ではありません。
しかしながら、委員長氏が「全勝優勝したなら内容次第では。日本国民の願いじゃないかというのもありますし」などと、来場所での横綱昇進の可能性をほのめかす発言をしました。
要は、10年以上、日本人の横綱はいないから、日本人大関には下駄を履かせてでも昇進させたい、と言っているわけです。
これほど露骨かつ、稀勢の里関に失礼な話もないのでは、と思いました。
その一方で日馬富士関に対しては、「横綱たるもの2敗までが限度。3敗くらいなら容認されると思うが」などと言っています。
ならば、名古屋場所11勝4敗と「容認外」の成績だった稀勢の里関に横綱昇進の話をするなど、ありえない話です。
「矛盾」の具体例として使うのには最適な発言かも、などとまで思いました。
そして、毎度の事ながら、横綱審議委員会はどうしてこうもろくでもない人間ばかり要職につけるのだろうか、と改めて思いました。
2013年07月22日
早起き
今週から、毎週月曜日は早起きすることにしました。
日中、眠くなるのでは、と不安だったのですが、食後に短い昼寝はしたものの、むしろ普段より眠気はありませんでした。
また、朝の時間を利用し、懸案の散髪を済ませるなど、ちょっとした「早起きは三文の得」気分になりました。
ならば毎日早起きすればいいのでは、と思う向きもあると思います。
しかしながら、過去、何度か超朝型への転向を試みて早起きしたのですが、一ヶ月くらいすると体調に狂いが生じたので、いずれも挫折しました。
したがって無理はせず、毎週一回だけの早起きにしようと思っています。
2013年07月21日
長かった1分間
信号待ちをしていました。すると、セミが飛んできて、車道でひっくり返りました。どうやら、着地に失敗したようです。
どうやら、セミには「寝返り」の能力がないようで、そのまま足をジタバタしていました。
助けようと思いましたが、歩道は赤信号です。万が一、交通事故でも起こしたらシャレになりません。
そこで、車が来る前に信号が変わることを祈っていました。幸い、一つ隣の信号が赤だったらしく、祈りはかないました。ほんの1分程度の時間でしたが、かなり長く感じました。
そして信号が青になったので、セミのところにかけより、背中をつまんで、足を地面につけました。するとセミは即座に飛び立って行きました。
その時、すれちがった若いグループのが「セミが踏まれないようにひっくり返していたんだよ」と話していました。どうやら、横断歩道の真ん中で何やらやっているオッサンが気になったようです。
それに疑問を持っていた友人に、その青年が答えていたのでしょう。
そのセミはもちろん、その青年にも二度と会うことはないでしょう。とはいえ、その自分の思いを理解してもらえた事に、嬉しく思いました。
2013年07月20日
2013/7/20の更新
大野隆別ブログこれでいいのか?に新聞社による「棄権推奨記事」を掲載しました。
2013年07月19日
2013/7/19の更新
大野隆別ブログこれでいいのか?に「アベノミクス」が滴り落ちる可能性を掲載しました。
2013年07月17日
2013/7/17の更新
大野隆別ブログこれでいいのか?に「死刑」「懲役300年」を嬉々として幹部が語る党を掲載しました。
今週一杯ですが、こちらの更新を休んで、別ブログのほうの更新に力を入れます。政治的な事ばかり書いているので、苦手に思う方も多いとは思いますが、よろしければお読みいただければ幸いです。
2013年07月16日
スズメの顔
駅のベンチで電車を待っていたら、目の前をスズメが歩いて来ました。ぼーっと見ていたのですが、すぐそばに人間がいることを気づかないのか、あるいは慣れているのか、平然とホームを歩いています。
これまで、何百回もスズメを見たことはありました。しかし、こちらが一定距離まで近づくと、即座に飛んで逃げてしまいました。
という事もあり、生まれてはじめて、目の前を歩くスズメをじっくり観察する機会を得ました。
特に、スズメの正面顔など、これまで見る機会はありました。もちろん、他の小鳥とさほど違いはありません。とはいえ、思っていた「表情」とちょっと違っており、新鮮な驚きがありました。
意外な所で面白い経験ができた数分間となりました。
2013年07月15日
齋藤学選手、東アジア杯の代表に
横浜FMの斎藤学選手が、東アジア杯の代表に選出されました。五輪に続いての代表となります。。
その斎藤選手の談話が、チームの公式サイトに載りました。そこには、いつも変わらず応援してくれるF・マリノスのサポーターだけではなく、私に勇気と自信をくれた愛媛の皆さんへ感謝の気持ちでいっぱいです。と書かれていました。
斎藤選手は小学生の時から横浜FMの下部組織に所属し、順調にキャリアを積んで、高校時代の2008年に横浜FMでプロになりました。
しかし、横浜FMでは3年間ゴールを挙げる事ができず、自らの意思でJ2の愛媛FCにレンタル移籍しました。
そこで頭角を表し、対戦相手の監督に「愛媛のメッシ」とまで呼ばれるほどの活躍をしました。そして1年後に横浜FMに復帰し、レギュラーを掴み、五輪の代表にもなったわけです。
つまり、23歳ながら、10年以上と人生の半分近くを横浜FMで過ごしているわけです。にも関わらず、わずか1年しかいなかった愛媛FCおよびそのファンに対し、このような談話を残しているわけです。なかなか出来る事ではないと思いました。
このまま順調に、A代表まで駆け上がってほしいものです。
代表戦にはあまり興味はないのですが、斎藤選手が出場する試合は可能な限り懸命に応援しようと思っています。
2013年07月14日
見るだけで疲れる広告
先週あたりから、mixiのトップページが味の素の広告になっています。しばらく前は疲れた顔をしたオッサンが、現在は腹の出たオッサンの絵になっています。
おそらくは疲労回復やダイエットの機能性食品の広告なのでしょう。
しかしながら、率直に言って、そこに出てくる疲れた絵と社名を見て、「この会社の製品を買って疲れを取ろう」とは思えません。
単に、その絵を見て、げんなりした気分になって画面を閉じるだけです。
ついでに言うと、その「疲れ」の広告には「22時半に帰宅して朝8時半に出社」などと書かれてありました。
それを見た時は、「味の素の社員はこのような生活が普通なのか? とんでもないブラック企業だな。今後、ドレッシングを選ぶ時、味の素は対象外にすべきか」などとまで思ってしまいました。
とにかく、見るだけで疲れる絵です。というわけで、ただでさえ減っていたmixiへのアクセスがさらに減りました。
2013年07月12日
熱で携帯が止まる
14時過ぎに、屋外で作業をしていました。一段落したので、iPod touchからネットを見ようとしました。ところが、ネットにつながりません。
不思議に思いながら、テザリングをしている携帯をみました。すると、画面に「高温になりましたので、Wi-Fi機能を停止しました」と表示されていました。
別にその間に携帯やiPod touchを酷使していたわけではありません。つまり、携帯が外気の温度で熱さられ、通常の動作ができなくなってしまったわけです。
こちらも、暑いのは嫌なので、なるべく日陰にいるようにしていました。にも関わらず、こんな現象が起きたわけです。もちろん、初めての事でした。
改めて、今年の暑さにおどろかされました。そして、この気候が続けば、「スマホクーラー」みたいな物が近いうちに発売されるかも、などとも思いました。
2013年07月10日
率直な感想と権威
かつて「ドラえもん」を演じて8年ほど前に降板した人が、久々にアニメの声優として出演しました。
すると、それを聞いた若い人がツイッターで、「下手」「新人?」などと酷評したそうです。それを見た人たちが「あれだけ実績のある人を…」と驚いている、というニュースを見ました。
当然ながら「その声優さんの実績を知らずに下手呼ばわりしている。モノ知らずな…」というのが主な論調です。
これを見た時はちょっと引っかかりました。批判した人は自分が感じた事を率直に書いているだけです。それに対し、「自分もその番組を見たが、下手だとは感じなかった」と批判するなら解ります。
しかしながら、「その声優さんは8年前まで『ドラえもん』を演じていたのに、下手呼ばわりするのはおかしい」というのは批判としておかしいのでは、と思いました。
しかしながら、結果として、そのベテラン声優さんを批判した若い人は、「ネットの晒し者」みたいな扱いをされてしまいました。思った事を率直に書いただけでそのような扱いをされてしまったその人の心境を思うと、見ず知らずの人ながら、心配になります。
今に始まった事ではありませんが、「王様は裸だ!」と言いづらい世の中だな、と思いました。
2013年07月09日
猛暑と時代錯誤
昼過ぎにちょっと外に出たら、暑さに驚きました。空からは太陽の熱線が降り注ぐ一方で、体には熱い空気がまといつく、といった感じです。
そしてニュースを見たら、山梨県の盆地で、気温が39度まで上がった、とのことでした。
当然ながら、熱中症で倒れる人も増えています。そんななか、昨日、長野の県立高校で体育祭を開催し、生徒が熱中症で何人も倒れ、うち一人は入院したというニュースを見ました。
年々これだけ暑くなっているというのに、7月に体育祭をやっているわけです。しかも、記事によると学校は、生徒たちに水分補給を呼びかけ、わざわざ本部に飲み物まで用意した、とのことでした。
確かに、熱中症対策として水分補給は重要です。しかしながら、どうせ対策するならば、熱中症の最大の原因である「暑い中外で無理をする」という事の対策をすべきだったのでは、と思いました。
もっとも、この学校を責めるのもお門違いでしょう。なにしろ、我が国では7月末になると、観客席の椅子が熱されて座れないほど熱線が降り注ぐ屋外野球場で、真っ昼間に高校生を集めて野球をやる、という狂気の沙汰としか言いようがない行事が開催されるのです。
しかも、それを公共放送が完全生中継し、スポンサーの大新聞社が大々的に紙面を裂いて盛り上げるのです。
そんな異常事態がまかり通っている以上、7月に体育祭をやる高校があるのも、必然と言わざるをえません。
一度ならず書いていますが、日本の気候はかつてと違うのです。また、猛暑の中で運動をすることの危険性も科学的に立証されています。
にも関わらず、このような熱中症のリスクが高すぎる「教育行事」が行われているわけです。
改めて、本当に異常な世の中だな、と思わざるを得ませんでした。
2013年07月08日
駅近くの広大跡地
津田沼で食事会がありました。会場はモリシアの裏からニブロック離れた所にあるイタリア料理店です。
モリシアの裏手にある立体駐車場まで車で行ったのですが、駐車場の建物を出た時は驚きました。そこに、広大な空き地が広がっていたからです。
一部は「関係者専用」と書かれている立て札があり、その裏に何代か車が止まっています。しかし、それ以外の土地は、まったくもって何もないのです。
モリシアまではよく行きますが、そこから南に行くことはほとんどありません。というわけで、行き慣れた街ながら、初めて見る不思議な光景でした。
聞いたところ、なんでもかつては市営の幼稚園だったが、廃園となり、その後はずっと駐車場だったとのことでした。ただ先日売却され、マンションが建つこととなり、そのため一部を除いて駐車場も廃止されたそうです。それゆえ、このような広大な空き地が一時的に発生したようです。
津田沼駅南口といえば、ちょっと離れた所で広大なマンション開発をやっています。それに加えて、ここにもマンションを建てるわけです。このあたりを日本を代表するマンション街にしたいのだろうか、と思いました。
せっかく、こんなに駅に近い所にあるのですから、もっと公共性のあるものを造れなかったのでしょうか。自分の住んでいる市ではありませんが、なんか勿体なさを感じました。
2013年07月07日
地元人気?
津田沼のイオンに買い物に行きました。奥のほうにあるペットショップに行こうとしたのですが、遠目にみても、そのあたりにかなりの人だかりができていました。
ペットショップの向かいにはステージがあります。そのため、「人気TV番組のショーでもあるのだろうか?」などと思いながら近づいて行きました。
そのうち、看板が見えたのですが、そこには「フナッシー」と書いてありました。最近はやりの「ゆるキャラ」の一人で、船橋の名産品である梨をモチーフにしています。
さらに会場に近づいたのですが、その人だかりに驚かされました。ステージの外の通路、さらにはその向かいの販売スペースまで見物・撮影客で一杯でした。
過去、同じ場所で何度か人気TV番組のキャラクターショーに出くわした事がありますが、ここまで人が集まったのは見たことがありませんでした。
遠目にステージのほうを見てみたのですが、かすかに「フナッシー」の頭の先端が見えるのがやっと、という感じでした。
イオン津田沼店は習志野市にあるのですが、数分歩けば船橋市になります。そのような「準地元」ゆえにTVのヒーロー・ヒロインよりも多くの人が集まったのでしょうか。
いずれにせよ、その人だかりには驚かされました。
2013年07月06日
リサイクル費用節減のための工夫?
ソニーの一体型パソコンを処分する事になりなした。今のパソコンは、回収する際にメーカーのサイトにアクセスし、製造番号を入力する、というちょっと面倒な作業が必要となっています。
とはいえ、パソコンの製造番号の確認など、過去に何十回もやっています。いつもどおり、パソコンの裏を見て、製造番号を控えて、入力しました。
ところが、その番号は違う、というエラーメッセージが出て、先に進めなくなりました。
不思議に思ってサイトを確認しました。すると、液晶の前面・側面・背面、さらにはカバーの裏からキーボードまで、機種によって様々な場所に型番が刻印されていると書いてありました。
要は「どこに刻印されている可能性もある」というわけです。
色々苦労して探した結果、画面の右上に、5ポイントくらいのサイズで製造が書かれていました。
この類の作業に慣れている自分ですらここまで苦労したのです。慣れない人にとってはとんでもない手間になります。
はっきり言って、このように機種ごとに製造番号を異なる場所に、しかも見づらい大きさで刻印する必要性など何一つありません。
リサイクルの費用はメーカーであるソニーが負担するわけです。それもあって、「もしかして、利用者がメーカーへの依頼を諦めることにより、回収・リサイクルの経費を節減するために、わざと製造番号をわかりにくく表示しているのだろうか」と思いました。
いずれにせよ、ここまで製造番号確認で無駄な苦労をさせられたのは初めての経験でした。
ささやかな「お礼」を兼ねて、今後PC購入について相談された際は、「まず絶対、ソニーのVAIOだけは選ばないほうがいい」と最初に言うことにしよう、と心に誓いました。
2013年07月05日
ビニール傘不法投棄
朝起きたらかなりの強風でした。ただ、自分が出勤する時間においては、風は相変わらず強いものの、雨は降っていませんでした。
幕張本郷駅に行くには長大な陸橋を渡る必要があります。ここは吹きっさらしなので、強風の影響をモロに受けます。
そのため、よほど丈夫な傘をささない限り、雨を防いでくれません。それどころか、傘が風で「骨折」する心配をしなければならないのです。
というわけで、小雨は降っていたものの、傘はささずに陸橋を渡りました。
すると、道の真上に、骨折して使いものにならなくなった傘が、開いたまま捨てられていました。捨てた人は、その後に、ここを通る人の事は何も考えていないのでしょう。
そして、駅の入口に入ると、手すりにダメになった傘が何本も引っ掛けられていました。
さらに、駅構内に入ると呆れるような光景がありました。構内には、市の情報紙のスタンドがあります。その土台部分に空きスペースがあるのですが、そこに何本も傘が突っ込まれていたのです。
幼稚園児並みの判断力があれば、そこは傘捨場でもゴミ箱でもないことくらいは解ります。にも関わらず、そのような事をする人が何人もいたわけです。
これまで何度も書いていますが、なぜ世の中には「ゴミはゴミ箱に捨てるもの。路上などに捨てるべきではない」という常識を知らない人がこんなに多いのでしょうか。あまりのモラルのなさに、朝っぱらから気分が沈んでしまいました。
2013年07月04日
算数・数学の重要性
親子などの会話の定番に「算数(数学)なんて勉強したって将来何の役に立つの?」というのがあります。
しかしながら、その後大学を出て社会人になった後、色々な所で数学の知識は役に立っています。ちなみに自分は純然たる文系で、高校時代に勉強した数学は共通一次の出題範囲のみです。
ちなみに今日も仕事の関係で、久しぶりに累乗やルートの計算方法を確認したりしました。
というわけで、「算数(数学)なんて勉強したって将来何の役に立つの?」の答えは、「大人になればイヤというほど実感するよ」でいいと思っています。
ちなみに学校の勉強で一番役に立たないのは何かといえば、それは「○○年にXXがあった」という「歴史」の勉強でしょう。特に、「一一八五壇ノ浦」みたいな語呂合わせは、全くもって意味がないと思っています。
なお、歴史を学ぶ事自体は、極めて有意義かつ、一生役に立つことだと思っています。念のため。
2013年07月03日
痴漢撲滅ポスターで気になったこと
一ヶ月ほど前から、駅構内に痴漢撲滅ポスター(※リンク先はPDFです)が貼られています。
率直に言って、今ひとつ啓発目的がよくわかりません。この後に、「少女の告発によりとっ捕まった痴漢の惨めな姿」などを書かないと、犯罪の抑制効果はないのでは、と思っています。
それはともかく、この漫画の絵は妙に印象に残りました。しかしながら、ポスター本体には著者名が書いてありません。また、ネットで検索しても作者名は出て来ませんでした。
せっかく、啓発ポスターを書いてくれたわけです。また、別にそれを描いた事が判明したため、作者に不利益が生じるとは思えません。
興味を持った人のためにも、作者名くらい書いてもいいのでは、などと思いました。
2013年07月02日
乗客の機転>運転士の急死?
高速道路で観光バスの運転士が、運転中に急死する、という事件がありました。幸い、異常に気づいた乗客の機転で、バスは停止し、二次災害は防げたとのことです。
これに関する各社のニュースを見ていて、かなりの違和感がありました。各社とも、「バスを止めた乗客」が主役となっているのです。
確かに、その乗客の機転がなければ、さらなる死傷者が発生していたわけです。それを考えれば、確かにバスを止めた方々の活躍は確かに称賛に値します。
しかしながら、この件においての最大の問題は、「業務中の運転士さんが急死した」という事にあります。それさえなければ、「乗客の機転」など一切必要ではありませんでした。
特に、朝毎読三社は、「運転手、意識失う。乗客が…」といった見出しを出していました。そして本文中で、「運転士は死亡したが、乗客には怪我がなかった」という趣旨の書き方をしています。
「バスの運転手が業務中に突然死」というのは、様々な意味において、異常かつ危険な事です。しかし、何度発生しても、それを防ぐべく、バス運転士の健康管理を厳格化する、などという流れにはなりません。
その異常さを周知させないために、わざと「乗客の機転」を中心に据えたのだろうか、とまで思えた、奇妙な報道でした。
2013年07月01日
一風変わった「趣味」とその実践
若いころ、趣味として「将棋」と書いていました。実際、かなり入れ込んでおり、日常生活における将棋の比率はかなり高いものでした。
しかしながら、色々あって、10年ほど前から、将棋を指したり勉強する時間がかなり減りました。
一方、指すと同時に、将棋の裏方も色々とやっていました。大学時代に将棋研究会に入っていたのですが、自分の主な活動は「選手」ではなく、「雑用」でした。卒業後も、二つほどの大会で雑用係をやっています。
こちらのほうは、将棋そのものとは違い、費やす時間若いころと変わっていません。そういう事もあり、ある時期から自己紹介で趣味を書く時、「将棋」ではなく、「将棋大会の雑用」と書くようにしました。
このような「趣味」を持つ人は、他にそうはいないでしょう。
その将棋大会が昨日も都内でありました。ところが、日中に地元で、どうしても外せない別の用事が入ってしまいました。
そこで、朝、将棋大会の設営を行ったあと、千葉に戻って用事をこなしました。そして、夕方再び江戸川を渡り、再び大会会場に戻りました。
将棋の対局はもう終わっていましたが、ちょうど片付けが真っ盛りになっており、それをこなしました。
要は将棋大会の会場に行って、将棋を指すどころか対局を見ることもなく、設営と片付けだけをやっていたわけです。名実ともに「趣味は将棋大会の雑用」になった瞬間とも言えるかも、などと思いました。
これからも、この趣味は続けていたいと思っています。そして、ある程度余裕ができたら、かつての趣味である「将棋」のほうも再開出来れば、と思っています。