2005年08月18日

分冷

 相変わらず暑い日が続きます。それ自体も困るのですが、それ以上に困るのが冷房対策です。人によって冷房の耐性というのは異なるようで、冷房の強いところには常に寒さに震えている人がいます。電車などでも、「車内用のカーディガン」を持参している人をよく見かけますし、私も「冷房対策」で背広の上着は手放せません。職場でも、異常なまでに室温を下げようとしている人がいる一方で、ひざ掛けを装備している人がいます。
 暑さの感じ方が人によって違うのは仕方ないですでしょう。しかしやはり、夏だというのに寒さに悩む人がいる、というのも奇妙な話です。電車の場合、「弱冷房車」という形で冷房に弱い人に一応の配慮はしていますが、総武線の各駅ですと10両に1両しかありません。
 ここ数年、「分煙」はかなり徹底されてきて、煙が苦手な身としては大変ありがたいですが、同様に冷房に関しても、もう少し苦手な人に配慮してほしいものです。  自分の都合だけ考えて言わせてもらうと、「喫煙室」みたいに、「強冷房室」や「強冷房車」を作って、暑い人は冷蔵庫みたいに冷やしたその部屋で一時的に涼むようにし、全体の温度は冷房に弱い人を基準にしてほしいものです。省エネの観点からも、そちらのほうが合理的だと思うのですが・・・。

2005年08月18日 23:58