2011年06月29日

投書の効果

 以前、西船橋駅でトイレに行ったら、中からタバコの匂いが漂い、灰が落ちていた、という事がありました。駅が全面禁煙になったために「違法喫煙所」となったのでしょう。
 その事をJR東日本のサイトの「ご意見欄」に書きました。そして、しばらくしてまた同じ所に行ったら、「トイレでの喫煙は迷惑です。ホームページにも苦情が寄せられています」などという張り紙が出ていました。
 その時は、「投書した甲斐があった」と喜んでいました。ところが先日、津田沼駅のトイレに行ったところ、以前の西船橋と全く同じ状況になっていました。もちろん、禁煙である旨を記載した表示はどこにもありません。
 こちらは、駅のサイトでなく、会社のサイトに投書しているわけです。にも関わらず、連絡がいったのは、該当する駅だけだったようです。規模は似ているのですから、西船橋で起きているのなら、津田沼や船橋でも起きていると考えるのが普通だと思うのですが・・・。
 さすがにもうサイトに投書する気力は起きないな、などと思いながらホームに戻ろうとしたら全面禁煙駅を拡大というポスターが目に入りました。普段は禁煙範囲が広がると嬉しく思うのですが、これを見た時は、「またトイレの違法喫煙が増えるだけだな」としか思えませんでした。

愛媛FC、アウェイ3連戦を1勝1敗1分で終える

 3月12日に行われる予定だった、第2節のザスパ草津-愛媛FC戦が行われました。愛媛FCにとっては、勝点が近い相手とのアウェイ3連戦最終戦となります。
 前回、熊本に敗れて3位から7位に後退し、「昇格圏」を維持する事ができませんでした。さらにこの試合で草津に敗れると、順位が入れ替わり、目標の一つである「8位圏」からも落ちてしまいます。また、先月からの勢いも止まってしまいかねません。

 そういう点ではかなり重要となる試合を、携帯中継観戦していました。グランドコンディションはかなり悪く、雷雨のために開始が30分ほど遅れました。前の試合でも、雨の影響で意外な形でPKになってしまい、それを決勝点とされてしまいました。
 それだけに不安感もあったのですが、前半は0点で抑えました。こうなると、ここ6試合連続で後半に得点している愛媛ペース化と思ったのですが、草津を攻めきれません。
 結局、そのまま0対0のまま引き分けとなりました。順位は7位のままですが、上位チームが軒並み買ったため、昇格圏との勝点差は広がってしまいました。
 とはいえ、このアウェイ3連戦を負け越さずに凌げたのは大きかったと思います。次回はホームでの岡山戦です。昨年の開幕戦では同じホームで破れましたが、その雪辱を果たすと同時に、再び上昇気流に乗ってほしいものです。

2011年06月28日

最後に貰った教訓

 以前いた職場の人が急死した、という話を聞きました。まだ60前という事もあり、少々驚きました。
 しかし、悲しんだりか惜しんだりという気持ちは一切起きませんでした。残念ながら、その職場にいた時、彼に対して何ら好意や敬意を持つ機会がなかったからです。
 特に、入社した直後の飲み会で、異常な絡み方をされ、極めて不愉快な気持ちにさせられた事は、20年経った今でもよく覚えています。今の考え方で言うなら、明らかにパワハラというやつでした。
 他にもいろいろな「悪い例」ばかり見せてくれました。というわけで、その職場にいた間、彼は「反面教師」以外の何者でもありませんでした。
 そんな事を思い出しながら、「どんな立場の弱い相手に対しても、権力をかさにきて、罵倒したり不愉快な目にあわせたりする事は絶対にしないようにしよう。その相手は、自分が死んだ時にも悲しんですらくれないからな」と思いました。
 まあ、そのような教訓を得たのは彼の存在があればこそだったわけです。それを「教わった」という一点のみに於いては泉下の彼に感謝する事にしました。

2011年06月27日

知られざる功績

 3月の地震からずっと不思議に思っていた事がありました。それは、なぜ同じ東京湾の埋立地なのに、浦安市や千葉市美浜区が甚大な被害を受けて、葛西や台場などには液状化などがほとんど発生しなかったか、という事でした。
 実際、我が家の近くにあり、海まで歩いて20分くらいかかるような美浜区で、建物が居住不能になってテナントが全て出て行った商業施設を見ました。一方で、葛西の埋立地に住んでいる知人は、ほとんど何も被害はなかったとのことでした。
 ところが、先日、ある一級建築士の人にその疑問を尋ねたところ、間髪を入れずに答えがきました。それは、「行政の違いです」というものでした。
 埋立地の強度基準は、都道府県ごとに定めることが可能なのだそうです。そして、台場や葛西の埋立が行われた時の都知事は、その基準をかなり厳しく定めたそうです。一方、浦安や美浜を埋め立てる時の千葉県知事は甘い基準を定めたとのことでした。
 その結果が、東京と千葉における埋立地の被害の差になった、とその建築士は言っていました。
 その人が都知事だった頃、私はまだ子供でした。しかしながら、新聞を見たりして、その知事が福祉の増進に力を入れるなど、企業より住民を優先する政治を行っていた事は知っていました。しかしながら、新聞はその知事の事を「財政赤字を増やした」などとけなしていました。新聞社の広告スポンサーには受けが悪かったゆえなのでしょう。
 しかし、結果的にはその知事のおかげで、埋立地に済む都民は、あの大地震において生活を奪われずにすんだわけです。そう考えると、その知事は30年後の住民にまで恩恵を与えた大政治家だったと言えるでしょう。
 もっとも、当時からけなしていた商業マスコミが、そのような功績を伝える事は絶対にありません。一方で、商業マスコミ受けをする知事は、どんな愚政を行っても、褒められる続けるわけです。
 意外な所でその元知事の功績を知ると同時に、それが伝えられる事がない、という現実の異常さを考えさせられました。

2011年06月25日

電車内刺繍

朝、電車に乗ったら、座りながら奇妙な動きをしている人がいました。
膝には布が置いてあり、その人は懸命に手を動かしています。
気になってよく見てたところ、手には縫い針がありました。どうやら、膝にある布に刺繍をしているようです。
電車の中で化粧をしている人を初めて見た時も何ら驚かなかったものでしたが、さすがにこれを見た時はギョッとしました。
小さい縫い針とはいえ、先端は鋭く尖っているわけです。万が一急停車などして、隣の人に刺さったらどうなるか、とか考えないのでしょうか。
世の中には色々な感覚の人がいるんだな、と朝から驚かされた一件でした。

2011年06月24日

インタビューの基本ができていない記事

 ある新聞を読んでいたら、ドイツ人政治家のインタビューが載っていました。その新聞は、「ドイツは脱原発宣言をしているが、フランスの原発で作った電気を輸入するようになった。また、脱原発をすれば電気代が上がる」などと常日頃主張しています。
 しかし、その政治家はそれらの「疑念」に対し、具体的な数値を挙げてそれらの説が誤りである事を指摘していました。ちなみに、夏は水温が上昇するため、フランスはドイツから原発7基分の電力を輸入している、とのことでした。
 具体的なデータを挙げずに「輸入」「値上げ」などと書いている、その新聞に載っている記事とはえらい違いです。
 論破されて困ったらしく、その「インタビュー」の最後には、「脱原発で経済に悪影響を及ぼすという声もある」などという感じの文章で締められていました。
 「インタビュー記事」の文末を、本人が言った事と正反対の「主張」で締める、などという事はかなり非常識です。
 たとえて言うなら、スポーツ選手のインタビューで「自分はずっと国内でやっていく。海外に出る気はない」という本人の言葉の後に、「関係者の話によると、来年の海外移籍は決定的という説が有力である」と書いて、それで文章を締めているようなものです。
 自社の主張が最優先という考え方なのでしょうが、他人の話を紹介する最低限の常識すらわきまえていない、というのはいかがなものかと思いました。改めて、商業マスコミの劣化ぶりのひどさに呆れさせられました。

2011年06月23日

録画機交換

 6年ほど前に買ったHDD・DVDレコーダーが老朽化し、早送りすらできなくなりました。そこでブルーレイも使える機種で一番安いのに交換しました。
 前のと同じ会社のを買ったのですが、とりあえず、奥行きが半分くらいになっていたのには驚きました。
 説明書によると、デジタル放送と連動して録画する、様々な機能が搭載されているとのことでした。しかしながら、我が家はケーブルテレビを通して各放送を見るため、それらの機能は一切使えません。
 別にたいして録画するわけないので、そんな機能があっても使うことはありません。しかしながら、やはり少々損をしたような気分になりました。
 まだ触ったばかりなので、よくわからない部分も多々あります。まあ、今回のも6年くらいの付き合いになると思うので、気長に理解していきたいと思っています。

2011年06月22日

昔ながらのあっさりした?

 数カ月前に駅前にできたラーメン屋の前を通りかかりました。入り口に冷やし中華のポスターが貼ってあり、「昔ながらのあっさりした味」と書いてありました。
 そういえば、今年はまだ冷やし中華を食べていなかったな、などと思い、入ることにしました。注文したところ、後から来た客が頼んだラーメンが来たのに、こちらの冷やし中華はまだです。それだけに、「よほど気合を入れて作っているんだな」と期待が増しました。
 ところが、そこまで待って出てきた皿を見たときは驚きました。皿の縁に、少なからぬ量のマヨネーズが盛られているのです。
 自分はもともとマヨネーズは嫌いです。しかし、それを割り引いてもこれは変だと思いました。昔の冷やし中華にはマヨネーズなどついていませんでした。さらに、これだけの脂肪と卵の混合物がつけば、「あっさり」でもなくなってしまいます。
 可能なかぎりよけましたが、やはり少なからぬ量がスープに混ざりこんでしまいました。もちろん「あっさり」とはほど遠い味でした。
 これほどまでに「看板倒れ」の商品を見たのは久しぶりでした。当然ながら、この店で食べるのは、これが最初で最後となりました。

2011年06月21日

裏方の裏方の裏方

 日本でもっとも知名度の高い施設の一つで仕事をしました。といっても、別にその豪華なロビーに行ったわけではありません。
 どんな施設にも裏方は存在します。そして、その裏方の下には多数の協力会社があります。その会社にトラブルが発生し、その対処をしに行きました。さしずめ、裏方の裏方の裏方仕事、と言ったところでしょうか。
 今回の案件は配線のトラブルでした。そこで、デスクの裏にある線の固まりを解きほぐし、纏めたり付け替えたりしました。線はホコリだらけで、しかも節電のためか空調もほとんどきいていません。文字通り、汗まみれホコリまみれでの仕事となりました。
 ほんのちょっと離れた施設の「表舞台」の豪華さとは極めて対照的です。しかしながら、別世界の話というわけでもありません。この作業も、その「表舞台」が円滑に運営される事と極めて間接的ながら関係しています。
 そんな事を思いながら、なんとか仕事をこなしました。

2011年06月20日

判断基準

 今に始まった事ではありませんが、特に今年の春になってから、マスコミおよび彼らが持ち上げている政治業者の発言の異常さがひどくなったように感じます。
 その異常ぶりには呆れるよりありませんが、あまりにも同じ論調が大量に流され続けるのを読んでいると、「ひょっとして、彼らは正常で、おかしいのは自分のほうなのかも」などという考えが頭をよぎることもあります。
 そういう考えになった時は、彼らの過去の発言と現在を照らし合わせる事にしています。すると、いかに彼らが無責任な事を言い、しかもそれが間違いであることが明白になっても、それに対して何一つ責任を取らない、という事を確認できます。
 その結果、やっぱり異常なのは向こうだったんだな、一安心することができます。もちろん、彼らの発信を信じる人が多々いるわけです。したがって、本当はそんなので安心してはいけない、という事は重々承知はしているのですが・・・。

2011年06月19日

草むしり

 諸事情により、畑で草むしりをすることになりました。20代前半に実家の庭でやって以来、行った記憶がないので、ほぼ20年ぶりの草むしりとなりました。
 さほど成長した草はないので、体力は消耗しません。しかし、前日の雨の影響か、かなり芽吹いており、細かいのをチマチマと抜き続けたため、かなり神経を使いました。
 そんな事をしながら、この雑草に意志があったら、「栄養価の高い土に生えることができてラッキー」とか思っていたのだろうな。しかし、結果的にはここに生えてしまったために、生まれてすぐ抜かれる運命になってしまったのか、などと思ったりしました。
 それはともかく、約20年ぶりの土いじりはなかなか楽しいものでした。やはり人間、たまには土に触れなければな、などとも思いました。

愛媛FC、連勝で3位浮上

 アウェイで行われたサガン鳥栖-愛媛FC戦をネット中継観戦していました。前半は0対0で終わりましたが、後半24分、ジョジマール選手のミドルシュートで愛媛が先制します。
 このまま逃げきるかと思いましたが、後半43分に追いつかれます。ところがその1分後、齋藤選手が切りこんでいき、パスを受けたジョジマール選手が本日2点目となるゴールを挙げ、即座に勝ち越しました。

 そのリードを守りきり、愛媛が2対1で勝ちました。今日は、愛媛より上位にいた、徳島・京都・草津が相次いで負けました。そして、試合開始時点で3位だった鳥栖に直接対決で勝った結果、愛媛が「昇格圏内」の3位に浮上しました。
 次節は熊本、その次は草津と順位が近いチームとアウェイでの試合が組まれています。厳しい戦いが続きますが、何とかこの勢いを続けて昇格圏内を維持してもらいたいものです。

2011年06月18日

習志野行き

[ 交通 ]

 久々に連節バスの海浜幕張行きに乗りました。このバスは、車内ディスプレイに、海浜幕張駅の電車乗り換え情報が表示されます。その中に、行先欄に「習志野」と書かれたものがありました。
 京葉線で「習志野」がつくのは、一つ隣の新習志野駅しかありません。したがって、意味は分かりますが、なぜ「新」の一文字省略したのでしょうか。もちろん、欄には余裕があり、四文字の行き先も表示されていました。
 ちなみに、「習志野」駅は新京成線に存在します。したがって将来、新八柱に渡り線が設置され、フリーゲージトレインが京葉線-武蔵野線-新京成という直通運転を行う可能性もゼロではありません。
 そんな日が来るまで、バスでの表示は「習志野」のままなのだろうか、などとアホな事を考えながら、モニターを見ていました。

2011年06月17日

四度の県境ごえ

 仕事で木更津に行くことになりました。朝イチか夕方なら直行直帰するところですが、先方と会う時間は13時とのことです。したがって、一度都内の会社に出社し、アクアラインで現地に行き、同じ経路で会社に戻り、仕事を片付けてから帰宅、というスケジュールになりました。
 というわけで、一日に4回、千葉県境を越える、という経験をしてしまいました。まあ、通勤電車で江戸川を渡るのと、アクアラインで東京湾を渡るのでは全然雰囲気も意味合いも違います。したがって、「何度も千葉県に出入りした」という印象はあまりありませんでした。
 ちなみに、五年ぶりに降り立った、かずさアカデミアパークは、相変わらずだだっぴろい「企業誘致予定地」が広がっていました。それを見て、この「予定地」は五年後もたいして変わらないだろうな、などと思いながら、仕事を片付けました。

2011年06月16日

所持金32円

 今日は予想外の出費がいくらかあり、気がついたら財布の中に32円しか入っていませんでした。さすがに不安なのでどこかのコンビニで下ろそうかと思ったのですが、そういう時に限って、コンビニが見当たりません。
 まあ、今日はもう金を使うこともないし・・・などと思いながら、目的地に行って、用事を済ませました。
 そして、帰りに電車に乗ろうとした時、「そういえばここは定期の区間外だから切符を買う必要がある」という事に気づきました。仕方がないので、モバイルSuicaで入り、定期の有効区間に入ったところで一度改札を出て、再度定期で入りなおしました。
 無駄にした時間は数分でしたが、ちょっとした「文無しの悲哀」を感じてしまいました。クレジットカードと電子マネーを持っていれば、大概の事は済む時代ではあります。しかし、やはり財布の中の現金は絶やさないようにせねば、と改めて思った一日でした。

2011年06月14日

代表取締役交代の「受益者」

 東京メトロの取締役交代が発表されました。代表取締役(以下「代取」と表記)副社長が社長に昇格する一方で、代取社長が取締役相談役となり、代取会長ともう一人の代取副社長が退任します。
 一方、新たに代取副社長になった人の前任は顧問でした。よその会社の仕組みなどよくわかりませんが、代取が三人もやめて、代わって顧問二人が代取になる、というのは一般的だとは思えません。何か大掛かりな社内抗争でもあったのだろうか、などと思えてきます。
 もちろん、いち利用者としては誰が代表取締役であろうと、社内で何が起きようとどうでもいい事です。ただ、普段からこの会社のサイトを見ている身としては、感慨深い(?)ものがありました。
 今度退任する代取社長は梅崎さんという人なのですが、この「崎」の右上は「大」でなくて「立」です。さらに、退任する代取会長は吉田さんなのですが、この「吉」の上も「士」ではなく「土」です。つまり、いずれも標準の文字コードに存在しない字を使っているわけです。
 こういう文字をサイトに表記するには、その文字だけ画像にするか、平仮名もしくは■などで表記し(「よし」は土の下に口)などと注釈をつけるよりありません。当然、サイトを作る側とすれば、かなり面倒な事になります。
 特に、「梅ざき」さんは代表取締役社長なだけに、会社の公式発表があるたびに登場していました。そして、「さき」を画像にしたHTMLファイルが作られていました。
 自分も、以前の仕事でWEBサイト担当をやっていたとき、その類の苦労をしていました。それだけに、この画像で表記された「さき」を見るたび、担当者の苦労を思って同情したものでした。
 それに対し、次期代取社長は「奥」さんで、他の新代取二人も標準文字で表記できる苗字です。それを見たときは、「これで、東京メトロWEBサイト担当者も仕事がかなり楽になるだろうな」などと、思ってしまいました。

2011年06月13日

世界10位の新聞

 海外のサイトに、世界の新聞発行部数ランキングが載っていました。1位は読売で1,400万部となっています。ただし、先月の読売発表によると995万部との事でしたから、少々古いデータのようです。
 いずれにせよ、このランキングを見ると、日本の新聞社が世界的に見て圧倒的な部数を発行していることがわかります。何しろ、上位10社のうち、7社までが日本の新聞で占めているのです。
 子供の頃、よく「クオリティーペーパー」として名前を聞いていた「ニューヨーク・タイムズ」の部数は静岡新聞以下だというのですから驚かされます。
 そんななか、全世界ベストテンに入っていたのが東京スポーツでした。姉妹紙の中スポ・大スポ・九スポも含んでの数字なのでしょうか。
 その東スポの象徴といえば、何と言っても一面の見出しです。昔、ラジオ番組で東スポの編集者が「一般スポーツ紙の一面が、『○○選手、活躍』という見出しになったら、我々は『○○選手の活躍の裏にオンナあり』という見出しを作る」と言っていたのは、今でもよく覚えています。ちなみに、今日の一面見出しは盗撮被害者のでした。
 これで「世界10位」とは・・・と一瞬思いました。しかし、落ち着いて感がてみれば、特に最近は他のベストテン入りした新聞も似たようなものです。ちなみに昨日の経済新聞の一面には、「風力発電のトラブル>福島原発事故」という前提での原発推進記事が載っていました。
 そう考えると、この「東スポ世界ベストテン入り」は、日本の新聞の部数と中身の関係を象徴するものなのかも、などとも思いました。

2011年06月12日

京成千葉線の「節電」二題

[ 交通 ]

 久々に京成千葉線に乗りました。電車が来るまでしばらく時間があったので時刻表を見たところ、「節電ダイヤ」になっていました。
 元々のダイヤだと、日中は平日・土日とも10分間隔の1時間6本でした。それを、1時間4本にしていました。ただ、10分間隔を15分間隔にしたわけではありません。通常ダイヤから2本間引いて、一部を20分間隔にしていました。
 そして、新京成電鉄との直通運転がなくなっていました。これは4年半ほど前に鳴り物入りで導入された制度でした。しかしながら、千葉線⇔新京成という需要が少ないのに加え、千葉線沿線から新京成の新津田沼駅に行くのは、総武線を使うより時間がかかる上に高い、という事があり、あまり利用者はいなかったようです。
 実際、何度か直通列車に乗ったことはありましたが、乗客の大半は京成津田沼で降りて、京成本線に乗り換えていました。
 この直通運転をやめる事により、電力を節減できるとは思えません。つまり、失敗が明らかになってにも関わらず撤退しにくかった企画を、節電を口実に厄介払いした、という事なのでしょう。

 そんな事を考えながら電車に乗ったところ、天井で扇風機が回っていました。かつては普通に見れた光景ですが、今世紀に入ってからの冷房化の進展により、すっかり過去の物となった風景です。
 運転台にあった製造プレートを見たところ、1974年製造で1999年更新、となっていました。おそらくは、1999年に冷房装置をつけ、扇風機を外したのでしょう。そして、取り付け口を撤去するのは費用がかかるので、埋めておいたのだと思われます。
 まさか、その取付口が、このような理由で再利用される日が来るとは、京成の人も思っていなかったでしょう。
 ただでさえ、一昔前に戻ったような気分になる京成千葉線です。それが、扇風機のおかげで、ふた昔前に戻ったような気分になることができました。

愛媛FC、チーム史上初の2点差逆転勝利

 ホームで行われた愛媛FC-ガイナーレ鳥取を携帯中継観戦していました。相手は今期昇格してきたチームですが、前回、前J1の京都に勝っています。また、昨年の愛媛は、ホームで昇格組の北九州に勝てませんでした。というわけで、チーム状態がいいにも関わらず、楽観はできませんでした。
 激しい雨の中で行われた試合は、その嫌な予感が的中したわけではありませんが、早々と2点を失ってしまいます。さらに、攻めてはPKを外してしまうなど、最悪の展開で前半を終えました。

 しかし、今期の愛媛は後半になると得点力が増します。そしてこの試合でも、足元の悪さに合わせて戦術を変え、後半21分、齋藤選手が今期4点目となるゴールを決め、1点を返します。
 そのまま1点を追いながら、終了時刻が迫ります。しかし、後半43分、途中から投入された内田選手が同点ゴールを放ちます。そして、アディショナルタイムとなった46分、ジョジマール選手のパスを前野選手が決め、Jリーグ初ゴール。そしてそのままこれが決勝点となりました。
 何でも、2点差をつけられてからの逆転は、愛媛がJリーグに入ってから初めてとの事です。序盤の2失点はいただけませんですが、それをひっくり返した、というのはチーム力が増したためなのでは、と思いました。
 これで勝点は17となりました。3位の鳥栖とは勝点1差ですので、「昇格圏内」に入っている事になります。
 次節からは3戦連続アウェイとなり、相手も鳥栖・熊本・草津と勝点がほぼ同じチームが続きます。厳しい試合が続きますが、ぜひともこの位置を維持できるよう、頑張ってもらいたいものです。

2011年06月11日

100円どんぶり

 千葉に行ったら、駅前で、「スタ丼(スタミナ丼)」の開店キャンペーンチラシを配っていました。なんでも、580円の「スタ丼」を100円で提供する、とのことです。
 ちょうど目的地の近くに店があった事もあり、用事が済んだあと、寄ってみました。行列ができていたのですが、食事時ではない事もあり、これなら少々待てば入れそうです。そこで、並んでみました。
 携帯でツイッターなどを見ているうちに時間が来て店に入りました。ただでさえ行列ができるほど客が来ているうえに、開店直後です。アルバイトの半分くらいは慣れていない感じでした。それを、本部もしくは他店から来た社員が細かく指示しています。
 考えて見れば、開店直後の店に入った事などありませんでした。そのため、このような店の状況を見ることもありませんでした。
 肝心の「スタ丼」のほうは、100円なら安いけれど、580円なら高いな、という感じの味でした。しかしながら、このような店の雰囲気を知ることはかなり貴重でした。
 普段、行列には並ばない主義なのですが、今日は並んだ甲斐があったな、と思いました。

2011年06月09日

携帯電源禁止地帯

 総武快速の1号車に乗りました。この車両は先端が運転台で、連結器のあたりにトイレがあるため、両端に席がありません。そのため、真ん中の七人掛けを色分けして、五人分を優先席に、残り二人分を普通の席にしています。
 そして、通常の優先席と同じく、携帯の電源を切るように、との表示がありました。
 基本的に優先席には座らないようにしているのですが、この時は、車両全体で空席はその優先席の一つだけで、他に立っている人は誰もいません。というわけで、そこに座ることにしました。
 そして一応、表示にしたがって、携帯の電源を落としました。周りの人々は普通に携帯を操作していましたが・・・。
 次の駅に着くと、二つ隣の一般席が空いたため、そちらに移って携帯の電源を入れました。自分でやってみると改めて、「優先席では携帯の電源を落とすように」という決まりは無意味すぎる、という事を痛感しました。
 現在の「ルール」になってからかなりの時間が経ちます。いい加減、そのおかしさに気づく鉄道会社が出てもいいのでは、と改めて思います。

2011年06月08日

2900%アップ

 Google WEBマスターツールで、アクセス状況を見ていました。すると、検索キーワードの2位に「巨乳」という単語が来ており、Googleでの表示件数は4,500で、前月比が「2,900%↑」と表示されていました。
 これでヒットするページは、巨乳ハンターというギャグ漫画の感想を書いたものです。しかし、そこの文章では「巨乳」についてはほとんど触れていません。
 それがなぜ、このような驚異的なヒット数増加を果たしたのだろうか、と不思議に思いました。強いて思いつくとしたら、その文章の主題である、プロ野球の田淵幸一氏の事でした。氏は、今年から入った職場において、当時に劣るとも勝らず、いろいろやらかしている、というニュースを先日見たのです。
 今は野球を見るのを辞めた私にすら、自然とその情報が入ってくるのですから、相当の「やらかし」ぶりなのでしょう。
 それでGoogleにおける田淵氏の評価(?)が上がり、それに引きずられて、該当ページの表示順位も上がったのだろうか、などと思いました。
 これはあくまでも想像で、真相は分かりません。いずれにせよ、「2,900%上昇」などという数値を見る機会はなかなかないと思います。それだけで十分に貴重な体験ができました。

2011年06月07日

ある老人の独り言

 電車に乗っていたら、隣に老人が座ってきました。一人で乗ってきた感じなのですが、座るやいなや、「今の若い人はいいねえ!」と大声で語り始めました。
 私も含め、周りの人は関わりたくなくて聞こえないふりをしていました。そんななか、その人は、自分が有名製薬会社の重要なポジションで70歳までひたすら働き続けた、などと語っていました。
 それが本当なら、取締役→顧問、という感じで70歳まで会社にいた事になります。つまりは、かなり成功した人なわけです。
 それほどの人が、電車の中であてもなく話し相手を求め、しかもそこで語れる「70年以上の人生」が仕事だけなわけです。聞いていてかなり寂しいものがありました。
 また、そう感じつつも同時に、雇用を始め、さまざまな点で切り捨てられている、少なからぬ「今の若い人」と比べれば、この老人の空しい現在のほうがまだ幸せなのかもしれない、とも思いました。

2011年06月06日

玉川通りと駒沢通り

 駒沢オリンピック公園までサッカー観戦に行きました。過去一回だけですが、この公園で一度草野球をした事があります。また、10年くらい前までは、とある用事でその手前にある駒沢大学に何度も行っていました。
 その時の経験から、東急の駒沢大学駅から試合場まで歩くのは避けようと思いました。そのため、渋谷からバスで行くことにしました。
 バスは「246」こと玉川通りを進んで行きます。沿道を見ていると、看板が外れて古びて落書きされたシャッターが下がっている潰れた店や「貸店舗」と書かれた看板を何度も見ました。
 もちろん、ここ20年以上続いている消費不況の影響なのでしょう。それは分かりますが、この長大な「シャッター通り」にはかなり驚かされました。
 一方、帰りは出口近くにあるバス停から、駒沢通りを通って恵比寿に出ました。先程の玉川通りと1キロちょっと離れて並走している通りです。
 しかし、沿道の風景はかなり違いました。年季の入っている古い商店や、最近出来た感じの店など、さまざまな商業施設が沿道にありました。行きに見たような寒々しい光景はほとんど目にしませんでした。そのため、沿道を見て感じる「明るさ」が行きと帰りでは全然異なりました。
 同じ地域なのに、道路によってなぜここまで違うのかは分かりません。いずれにせよ、興味深いものを見ることができました。

4度目の観戦でついに勝点獲得シーンを見る

 予定していた仕事が流れたため、急遽、駒沢で行われるFC東京-愛媛FC戦に行くことにしました。
 試合開始の2時間ちょっと前に渋谷駅に着いたら、何人かFC東京のユニを着た人が歩いていました。そして、バスに乗ったら、やはりFC東京のユニを着た親子連れがいました。
 最寄りの駒沢大学駅ならともかく、渋谷でこれだけ遭遇するとは驚きました。やはり、Jリーグトップクラスの人気を誇るチームは違います。

 試合場に着いて、相方への土産を買ってからスタンドに入りました。渋谷で食事したりしていたため、着いたときにはマスコット達の担架芸は既に終わっていました。
 それでも試合開始まで30分以上ありましたが、既に相手ゴール裏は満席です。その後もだんだんと埋まっていき、最後にはホーム自由席は満席で、立ち見もぎっしり、となっていました。
 一方、愛媛側のほうも、過去に観戦した蘇我や柏に比べるとかなりの入りでした。満席ではないものの、相手に対抗してか、立ち見をしている人もいました。やはり東京と千葉では人口が違うな、と当たり前の事を再認識しました。
 また、陸上トラックに並んでいるスポンサーの看板を見ても、有名企業ばかりでした。ニンスタの放送で見るスポンサーとはえらい違いです。このあたりを見ても、あらためて、FC東京のメジャーぶりを感じさせられました。
 ちなみに、今日は他にJ1チームによるJリーグ杯の1回戦が行われましたが、この駒沢より動員が多かったのは、浦和の試合だけでした。
 さて、試合のほうですが、序盤から相手がボールを持っている時間が長いように思えました。そんな中、前半17分に守備を突破され、絶好の位置にいた田辺選手にシュートを決められ、先制されます。
 その後、愛媛が好機を作る場面もありましたが、全体的にはボールを持たれていた、という印象を持っていた前半戦でした。
 しかし愛媛は、ここのところ、後半に得点する場面が多々あります。今日も後半になると、ボールを持つ時間が増えました。そして63分、相手守備を突破してゴールに攻めこみ、最後は石井選手のループシュートが決まって同点に追いつきました。石井選手は2試合連続の得点です。
 その後も一進一退の展開が続きます。途中、かなりいいシュートを放った場面もありましたが、相手キーパーの好守に阻まれ、勝ち越しはなりませんでした。
 結局、そのまま1対1で引き分けとなりました。前評判1位で、現役の日本代表選手を何人も擁しているチームに対し、アウェイで勝点1を取れた、というのはかなり大きかったと思います。
 実際、試合終了後のスタンドも挨拶に来た選手達も、勝ったような雰囲気でした。個人的にも、生観戦4試合目で初めて勝点を挙げた試合を見ることができたので、かなり嬉しい事でした。
 逆に、FC東京側としては負けたような気分だった事でしょう。確かに、ここまでの成績は誰もが予想していなかったでしょう。
 他人事ながら、一つ「打開策」として思ったことがありました。それは、ゴール裏に大きく掲げている「1年間お世話になります。J2なめていました(当初は「なめていません」だった)」という横断幕をはずす、という事です。話には聞いていましたが、実際に目にしたら、想像以上に不愉快でした。これを掲げて現在の成績では、ギャグでしかありません。一日も早く改善すべきでしょう。
 次回は、新規参入ながら、今節で前期J1の京都に勝った鳥取をホームに迎えます。勢いのある相手ですが、こちらもいい流れで来ていますので、何とか勝ってほしいものです。

2011年06月04日

8-2連勤

 今月頭は面倒な仕事があり、5月30日から8連勤になる予定でした。ところが、昨日遅くまで働いた事もあり、ことのほか順調に予定が進み、明日は休めることになりました。
 月曜から土曜まで働いて日曜に休み、というだけの話ですが、なんかやけに得した気分になります。普段の6連勤の時よりも、一週間が早く感じました。錯覚の一種な事は分かっていますが、損したと感じるよりはいいと思うことにしました。

2011年06月02日

刺身の名前

 取引先から貰った刺身が職場で振舞われました。食べに行ったところ、新卒の女性社員と一緒になりました。二人で食べているうちに、魚の名前が何か、という話題になりました。
 何度も食べたような記憶はあるのですが、名前が分かりません。42年近く生きてきて、刺身は小さい頃から好物です。しかしながら、マグロ・イワシ・イカ・タコ・甘エビ・サケ・ホタテくらいしか名前が分かりません。後は全部「白っぽい刺身」「ピンク色の入っている刺身」としか認識していません。
 一方で、新卒の社員は、「ブリかハマチですね。でも臭みがないからハマチですか・・・」などと言っていました。後で持ってきた人に尋ねたところ、イナダとの事でした。調べてみたところ、体調50cmくらいの若いブリを関東ではイナダ、関西ではハマチと言うとの事でした。つまり、完全に的中していたわけです。
 こちらのほうが倍近く生きているわけですが、刺身の知識については完全に向こうのほうが格上です。それを知った時はさすがに、もう少し刺身の名前を覚えたほうがいいかも、と思いました。

2011年06月01日

不法投棄

 数日前、アパートの管理会社からゴミの不法投棄防止に関するお知らせがまわってきました。実際、以前から我がアパートのゴミ捨て場には以前から、不法投棄が色々とありました。そして今朝も、二つほど「不法投棄です」と張り紙されているゴミが捨ててありました。
 ただ、本当にうちのアパートの人が捨てたのだろうか、と思うこともあります。いつ不法投棄が行われたのか分かりませんが、仮に、不法投棄をしようとゴミを持って部屋を出た際に誰かとはちあわせたら、かなり気まずいものがあると思います。
 また、我がアパートのゴミ捨て場は、車がすれちがえるほどの幅がある通りに面しています。それもあって、離れた所に住む輩が、「格好の不法投棄場所」として使っているのでは、と思っています。
 いずれにせよ、不法投棄だのそれを注意するお知らせを見るのは気分のいいものではありません。何かいい対策はないものか、と毎度ながら思いました。