2007年02月09日

時代を選ばぬ商売

 職場の近くには大学が多く、今は時節柄、駅前には入試会場への案内看板がいろいろと出ています。その看板の中に一つ、「電報屋にご注意下さい。本学とは何の関係もありません。合否結果はインターネットで見ることができます」というような注釈がついているものがありました。
 それを見ていたら、19年前、自分が大学受験をした時も、似たような注意があった事を思い出しました。ちなみに、その当時は、大学からの正規の合格通知は、「レタックス」というFAXしたものを郵送する、というサービスによって行われていました。
 それから19年たち、ネットなど情報伝達の手段は大きく進歩したわけです。にも関わらず、そのテの商売はずっと存在し続けているわけです。このような胡散臭い商売に好感を持つことはできませんが、その息の長さには感心させられました。
 それにしても、この「電報屋」の人々、普段は何で商売しているのでしょうか。そして、どうやってこの季節だけその本業を休んで、大学構内に出没できるのでしょうか。いろいろな意味で興味がつきません。

2007年02月09日 23:56