2006年02月11日

両極端

 秋葉原に行って、ヨドバシの上で食事をしてその後、歩行者天国に行きました。秋葉原自体はちょくちょく行っているのですが、会社帰りに寄るのがほとんどです。したがって、週末の秋葉原に行くのはかなり久しぶりです。
 まず、ヨドバシの上に行ったのですが、まわりは普通の家族連れにカップルなど、これまでの秋葉原では見かけなかった人がほとんどです。その後、エスカレーターで降りる時、前にいたのは老婦人の二人組でした。一瞬、秋葉原から別の世界に飛ばされたのでは、などと変な事を考えてしまうほどの違和感がありました。もっとも、ヨドバシのPC関連商品売り場にいたのは「普通のヨドバシの客層」でしたが・・・。

 その後、歩行者天国を通って、パーツ屋などに行きました。歩行者天国ではところどころで人だかりがしています。そこでメイドなどのコスプレ撮影会が行われている事は、情報として知っていたので、奇妙に思いこそすれ、驚きはしませんでした。しかし、そこから一歩路地に入った時は驚きました。そこにはいかにもな風体の青年たちが雑然と30人くらい何かを待って佇んでいるのです。といっても何かの発売待ちで行列を作っている、という感じではありません。何のためにいるのか、皆目見当もつきませんでした。しばらくして、同じ所を戻ったのですが、路地に先ほどの人々はいませんでした。そして、路地を出たところに新たなコスプレ少女が出現しており、それを取り囲んで皆で写真を撮っているのです。ということは、あの佇んでいた青年たちは、「出待ち」だったのでしょうか。
 というわけで、ある部分では一般化しつつ、別の部分ではより濃くなっているという、休日の秋葉原の変化ぶりを堪能できた一日でした。
 あと、おでん缶の前を通ったら、修学旅行生こそいなかったものの、自販機の前でカメラを構えている人が数人いました。どうやら本当に、「観光スポット」となっているようです。

2006年02月11日 22:20