2006年01月16日

最大級の宴会場で稲荷寿司

 昨年4月に開業した、「東京プリンスホテル・パークタワー」地下にある「最高3,600人収容の日本最大級の宴会場」での立食パーティーに参加しました。その広い会場なのに歩くのに気を配らねばならないほど人が来ています。ところが、参加者の割には食事の供給が全然足りません。会が始まった時から、洋食のところにできている列は全然動きません。事前申込制の会なのだから、参加人数が予想外に多かった、というわけではないはずですが・・・。
 仕方ないので、唯一余裕のあったデザートコーナーからケーキを取って空腹の足しとしました。これまで何度も立食パーティーに出ましたが、一番最初に食べたのがケーキというのは初めてです。その後も、食事の需給バランスは改善される事はありません。結局、洋食のほうは、三度目くらいの「挑戦」で、やっと肉料理が一皿食べれただけでした。
 仕方ないので、会場隅にある和食コーナーに標的を変えたのですが、これがまたすごい貧弱な品揃え。寿司のところに行ったら、鉄火・お新香・牛蒡・河童の巻物と、稲荷寿司しかありません。学生時代、プリンスホテルの洗い場でバイトをしていた時は、寿司と言えば必ず握り寿司が出ていたものですが・・・。
 ちなみにこの会の主催は、その名を知らない人はほとんどいないというネット企業で、こちらが支払う参加費も安くはない額です。「日本最大級の宴会場で、日本を代表する企業主催の宴会でこの品揃えは・・・」とは思いながら、その中で腹持ちの良さそうな稲荷寿司をひたすら食べて空腹を凌ぎました。
 そのコスト意識の強さ(?)は並大抵ではありません。まあ、ここまで経費を節減しているからこそ、短期間であそこまでのし上がったのかも知れませんが・・・。さすが、1勝あたりの黒字額でパリーグ新記録を作った球団の親会社は違う、と呆れを通り越して感心させられました。

2006年01月16日 23:20