2005年02月05日

手が覚える

 表の複数の個所に同じ文字を書き込む、という作業をしました。手書きでこんな事をするのは久しぶりだな、と思いながら、まず最初のセルに文字を書きました。続いて、下のセルに同じ文字を書き込もうとしたわけですが、シャーペンはそのセルのところに移動しませんでした。ではどこに移動したかと言うと、最初に書いた文字の上でした。つまり、シャーペンの先を使って最初に書いた文字を「選択・反転」させようとしていたのです。おそらく、その後は右クリックでもするつもりだったのでしょう。
 どうやら、手のほうがいつの間にか、「同じ文字を複数書くときは、元の文字をコピペする」というふうに覚えてしまっていたようです。それほどまでに「文字を手で書く」という行為から縁遠くなっているのか、という事なのでしょう。それにしても、無意識に「選択・反転」をするほどとは・・・。我が事ながら驚いた次第です。

2005年02月05日 22:08