2011年07月31日

11分停車

 都内から帰ろうとしたら、幕張本郷駅で人身事故があり、総武線の各駅停車が運転見合わせと出ていました。そこで、快速に乗って船橋に行き、そこから振替輸送で京成を使うことにしました。
 京成の船橋駅に着くと、数分後に京成千葉線直通の各駅停車が来る、という表示がありました。これならば、10分ちょっとで幕張本郷に着きます。
 我ながら、最善のプランで事故の影響を最小限に回避した、と悦に入りながら、ちはら台行きに乗りました。
 ところが、京成津田沼に着くと、「発車は35分になります」というアナウンスが流れました。時計を見ると、まだ24分です。つまり、この電車は京成津田沼に11分も停車するわけです。
 地方のローカル線ではよくある話ですが、まさか首都圏である津田沼で、このような停車時間が設定されているとは夢にも思いませんでした。まあ、京成としては、単に24分着の京成津田沼行き各駅と、35分発の千葉線各駅を同じ車両を使って運転している、という感覚なのでしょう。実際、他に乗っている人も慣れているのか、特に驚いてはいない感じでした。
 京成船橋駅でのタイミングの良さに喜んでいただけに、11分停車を知った時の落胆ぶりはかなりのものがありました。さらに、11分待って京成津田沼駅を出ると、「JR総武線各駅停車は、先ほど、津田沼-千葉間の運転を再会したとの情報が入りました」というアナウンスが流れました。
 まあ、総武線の復旧を待っても着いた時間はさほど変わらなかったでしょう。とはいえ、様々な意味で強いインパクトを与えられた「11分停車」でした。

2011年07月30日

中国鉄道事故報道の不可解さ

[ 交通 ]

 中国の鉄道事故を連日マスコミが取り上げています。事故を起こしたのは「中国版新幹線」ではないのですが、ちょうど「中国版新幹線」が開業した直後という事もあり、「中国の新幹線は・・・」というこじつけまで見られます。
 そして、何度か見かけた言葉に「日本では考えられない」というものがありました。
 しかしながら、日本ではわずか6年前に福知山線で100人以上の死者を出した鉄道事故が起きています。さらに、幸運にも誰も死ななかったものの、ほんの数カ月前に走行中の特急列車が火事になった、という事件が発生したばかりです。
 今日見た週刊誌の広告では「中国の新幹線に乗る蛮勇の人」などという見出しがありました。もちろん、この週刊誌が福知山線事故の後に「JR西日本の通勤電車に乗る蛮勇の人」などという記事は書いていません。
 そういう事もあり、一連の「中国鉄道事故批判記事」を見るたびに、日本の鉄道の安全度およびマスコミのレベルが中国とたいして変わらない、という事を痛感してしまい、別な意味で憂鬱な気分になってしまいます。

2011年07月28日

日本代表候補合宿

 サッカー日本代表候補合宿に選ばれた選手が発表されました。目玉は甲府のハーフナー=マイク選手のようです。その言語センスの高さから、氏のブログ(※残念ながらここ4ヶ月ほど更新停止中)を愛読していた身としては、嬉しく思います。
 それはともかく、選ばれた選手の所属チームを見ると、普通にFC東京の選手が何人もいました。一方、福岡や山形など、J1下位のチームからは誰も選ばれていません。改めて、昨年の降格は「何かの間違い」としか言いようのないものだ、と思いました。
 そのFC東京と先日引き分けた愛媛FCからは、残念ながら誰一人選ばれませんでした。当然の結果とは思いますが、一覧を見た時は、日本代表にマスコット枠があれば、愛媛からも一匹くらいは選ばれたのに・・・などと悔しさを感じてしまいました。

2011年07月27日

「車両点検」リアル体験

[ 交通 ]

 通勤電車に乗り、市ヶ谷に着きました。ところが、なかなか扉が閉まりません。不思議に想っていたら、「異常を知らせるランプが点灯したため、現在、点検を行っております」という車内放送が流れました。
 これは日本語としておかしすぎます。点検というのは異常の有無を調べるために車庫などで行う作業です。異常を知らせるランプがついたという事は「故障」ですし、それを復旧させる作業は「修理」です。
 これまで、「車両点検のために遅延」という表示を見るたびに不信感を覚えていました。そして、実際に経験して、改めて「故障」を「点検」ごまかしている、という事が明白になりました。
 その後、しばらくして扉が閉まり、動き出しました。しかし、すぐに停車し、「再度、異常を知らせるランプがつきましたので、点検します」などという車内放送が流れました。
 今日は出勤してすぐに会議があるため、落ち着きません。しかも、車内では「一度点検が終了したのですが、また異常を知らせるランプがつきました」などと、「点検」のいい加減さを明らかにするような放送が流れています。
 結局、10分くらいの遅れで動き出しました。しかしながら、その10分はかなり長く感じさせれました。
 そして改めて、「点検による遅延」という言葉の白々しさに呆れさせられました。どうしても「点検」という言葉を使いたいなら、「日頃の点検不足によって発生した車両故障を修理したために遅延」とすべきだろう、と強く思いました。

存在喪失を味わう

 今いる会社はログインする際にICカードで認証しています。ところが今日の退勤時。、いつものようにICカードで認証しようとすると、いきなり「このカードは登録されていません」というエラーが出てしまいました。
 別のシステムに入ろうとしても、同様のエラーが出てしまいます。一瞬、何かの手違いで、自分の存在がこの会社から抹消されたのでは、などと思いました。
 しかし、冷静に考えればそんな事ありえるわけがありません。そして再度、ログインカードを確認してみました。
 カードは定期入れに入れています。ところが、よく見たところ、ログインカードの裏にパスモが入っていました。普段は別の場所に入れているのですが、間違えて入れてしまったようです。その結果、二つ分のカード番号をシステムが読んでしまい、エラーにした、という事が分かりました。
 10数分の間でしたが、その時は恐怖心に近い物を感じたりもしました。改めて、「自分を認証する仕組み」というものの重要性とリスクならびに、ICカード二枚重ねをした時の弊害を痛感させられました。

2011年07月25日

新名所?

 夕方、仕事をしていたら、Yahoo!の鉄道運行情報メールが携帯に入りました。それによると、総武快速線の新小岩駅で飛び込み自殺があり、快速は運転を見合わせ、各停は東西線との乗り入れを中止した、とのことでした。
 これで、新小岩駅で今月飛び込みは今月三件目です。しかも、いずれも快速ホームから成田エクスプレスへの飛び込みです。
 最初の事件が起きたのは12日でしたが、この時はかなり大きく報じられました。飛び込んで跳ねられた人が、ホームの人にもぶつかり、最後はホーム上の売店に直撃する、という結果になったためです。
 そして、翌日、さらには半月後に「模倣犯」が発生したわけです。
 もちろん、因果関係は分かりません。とはいえ、最初の事件での報道が、のちの二人に影響を与えたのでは、と思えてしまいます。
 というわけで、やはり少々奇妙な結果を引き起こしたからと言って、飛び込み自殺を大きく報じるのはよろしくないのでは、と思いました。
 もちろん、それ以前の問題として、この毎年3万人が自殺する、というこの現状を何とかする必要があるというのは言うまでもない事ですが・・・。

2011年07月24日

アナログ放送の終焉

 今日の正午で地上波アナログ放送が終了するとのことでした。かなり前にCATVで地デジの契約をしています。まあ、それ以前の問題として、地上波を見るのは週に30分くらいです。
 したがって、全く関係はないのですが、せっかくだから、終焉の時を見ようと思い、相方が見ていた千葉テレビを一緒に見ていました。
 そして、アナウンサー氏が「あと1分でアナログ放送は終了します」と言います。そこで、カウントダウン(?)をしたのですが、12時を過ぎても画面はそのままでした。
 不思議に思いましたが、チャンネルをいじってTVのチューナーでチャンネルを指定したところ、「アナログ終了通知画面」になりました。どうやら、アナログにも色々あるようです。
 切り替わる「歴史的瞬間」を見逃したのは少々残念に思いました。もっとも、それに何か意味があるわけではありません。目的である「アナログ終了」を数秒確認したので、TVへの興味はなくなり、再びPC画面に向かって作業を再開しました。

愛媛FC、7,634人の観客の前で連敗止める

 3連敗中の愛媛は、ホームにここ6試合で負けなしの東京Vを迎えての対戦となりました。また、この試合は動員がかかっており、入場料は一般500円、高校生以下と65歳以上は無料、という料金設定となっていました。しかしながら、愛媛には動員をかけると負ける、というジンクスがあるそうです。
 というわけで、あらゆる点において愛媛劣勢と思われる試合を、久々にTV観戦しました。愛媛のGKは前試合に続いて萩原選手となりました。また、大卒2年目の東選手がスタメンでJ初出場となりました。

 開始早々、相手のキーパーがポカをし、いきなり得点機を迎えます。しかし、東選手が惜しくも外し、J初出場初得点を挙げることができませんでした。
 その後も、好調の東京V相手に愛媛が押す展開になりますが、なかなか得点にはつながりません。その後、攻められる展開になるも何とか守り、今月初めて前半を無失点で終えました。
 そして後半開始早々、愛媛が攻めこみ、最後は斎藤選手が決め、愛媛が先制します。
その後も、キーパーと1対1になるなど好機を何度か得ますが、追加点は挙げられません。
 しかし、後半32分、FKでゴール前に上がったボールを阿部選手に頭で合わせられ、追いつかれてしまいました。
 ここ数試合の両チームの調子からすると、これで悪い流れになったかと思われました。しかし後半37分、相手ゴール近くで石井選手が、相手の森選手に防御された際に、顔を蹴られてしまいます。石井選手は負傷退場となってしまいましたが、愛媛はPKを得ます。
 そして、これを斎藤選手が落ち着いて決め、再びリードを奪いました。
 そして90分を終えますが、アディショナルタイムは異例の7分となりました。そして途中から愛媛が攻勢となりますが、得点は狙わず、時間稼ぎに出ます。それに伴い、斎藤選手が遅延行為でイエローカードを取られる、という一幕もありました。
 結局そのまま2対1で愛媛が勝ち、6試合目ぶりの白星を挙げました。ただ、この終わり際が尾を引き、東京Vの選手が怒ったり、サポーターの間でもみ合いが発生するなど、やや後味の悪い事も発生しました。なお、観客数は7,634人でした。動員はそこそこ成功したと言えるでしょう。
 すっきり快勝とは言えませんでしたが、長いトンネルを抜けたのは大きかったと思います。これを機に、再び上昇気流に乗ってもらいたいものです。

2011年07月23日

市民不便利帳

 半月ほど前に、家の前に「ちば市民便利帳」なる冊子が置かれていました。そこには、市役所窓口などの電話番号が色々と書かれていました。
 確かに、これが必要な人もいるとは思います。しかしながら、我が家では読む機会はありません。その類の事を知りたければ、市役所のサイトを見れば事足りるからです。
 ちなみに、空き家になって久しい隣家の前にも置かれていました。そして、それが回収される事もありませんでした。人が住んでいようと住んでいまいとおかまいなしに置いているわけです。
 最近、この近辺も人口流出が激しく、ほとんどのアパートに「入居者募集」の看板が出ているほどです。それを考えると、かなりの空き家にこの冊子は配られたと思われます。
 作ること自体は悪くはないと思います。しかしながら、これでは少なからぬ紙と印刷費の無駄になってしまいます。事前に往復はがきを各世帯に送付し、必要と回答した家にのみ配る、などという事はできなかったのでしょうか。
 ちなみに、空き家である隣家の前に放置された「便利帳」は仕方ないので我が家で処分することにしました。それも含め、自分にとってはいい迷惑以外の何者でもなかった「ちば市民便利帳」でした。

2011年07月21日

クオカード1万円分で売れる友達

 電車の中にサラ金屋のお友達紹介キャンペーン広告が掲載されていました。なんでも、紹介した友達が20万円以上借りたら、1万円のクオカードをプレゼントする、とのことです。
 サラ金屋としては、その紹介された客が継続的に借金すれば、1万円の紹介料などは軽くペイするわけです。そう考えると、上手い企画と言えるのかもしれません。
 逆に言えば、紹介した人は、1万円で友人を「サラ金地獄」に送り込むわけです。つまり、「友情」を1万円で「清算」してしまうわけです。そう考えると、えらい安い「友情の値段」です。
 ちなみに、サイトを見たところ、この企画は「アコキャン」という名前とのことでした。その字面を見たときは、関西弁の「阿漕やん」と引っ掛けたのだろうか、などと思ってしまいました。

2011年07月19日

鎌ヶ谷大仏

 鎌ヶ谷大仏という駅は、子供の頃から知っていました。その頃は、漫然と、駅の近くに奈良や長谷寺みたいな大仏があるのだろうな、などと思っていました。ところが、最近になって「大仏」と言いながら、高さが2mもない、という事を知りました。それに興味を持ち、見物に行きました。
 駅の改札を出ましたが、どこにも鎌ヶ谷大仏への案内表示はありません。駅名にはなっていますが、大仏自体は名所ではないようです。
 とりあえず、線路を横断する道路を渡り、右に向かって歩きました。すると、「鎌ヶ谷大仏」と書かれたバス停があり、その裏の墓地に、目標である大仏が鎮座していました。
 バス停からの距離は10mもありません。というわけで、実質的にバス停が大仏の表示板を兼ねている、という感じでした。
 そして肝心の大仏ですが、「小さい」という先入観を持って来たせいか、意外に大きく感じました。これも「大仏」という名前が持つ風格(?)なのだろうか、などと思いました。
daibutu.jpg
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2011年07月18日

2011/7/18の更新

 交通博物館相鉄いずみ野線を掲載しました。

愛媛FC、3連敗で黒星先行

 ホームで愛媛FC対京都FCサンガ戦が行われました。相手の京都は前期J1ですが、今期ここまで振るわず、下位に低迷しています。
 ここ2試合連続3失点中の愛媛は、GKの川北選手を外し、萩原選手を投入するなど、守備陣を入れ替えました。

 しかし、その効果もなく、開始直後に失点します。そして得意だった後半にも得点出来ず、代わりに失点してしまいました。
 後半33分に相手選手にレッドカードが出て数的優位に立ちましたが、それも活かせません。そのまま0対2で破れました。
 これで、ついに3連敗となり、通算成績も6勝3分7敗と黒星が先行してしまいました。何かトンネルに入ってしまったような感じです。
 次回は連続となるホームで、しかも動員をかけた試合となります。なんとか大観衆の声援で、調子を取り戻してほしいものです。

 話はかわりますが、女性サッカーの世界大会で日本代表が優勝したとのことでした。女性サッカーの事は主将の澤選手と、偶然中継を見ていた試合で得点していた大野選手しか名前は知りません。しかも、その二人すら普段どこに所属しているかも知りません。
 というわけで、優勝と言ってもピンときません。ただ、世界大会前の最後の練習試合が行われたのが愛媛の本拠地だった事は覚えています。
 かなりこじつけに近いですが、それにあやかって、愛媛FCも巻き返してほしいものだと思いました。

2011年07月17日

理解不能の関連付け

 猛暑による熱中症が多発しているとのことです。それに対して、奇妙な主張をちょくちょく見ることがあります。その象徴が昨日、産経のサイトに載ったついに死者!!菅首相の思いつきで続出する3次被害という記事でしょう。
 いきなり、熱中症による死者のデータを掲載し、その原因を冷房の設定温度を上げたり、使用を極力自粛する傾向が強まったことが、こうした被害の拡大に拍車をかけた可能性がある。と「分析」しています。
 ここまではまあ、現象に対して、その原因を仮説として提示する、という普通の文章です。ところが、ここからとんでもない意味不明の展開が行われます。

 その「節電による熱中症の増加」が発生した原因として、東日本大震災は地震や津波による未曾有の1次被害とともに、福島原発周辺住民の避難に代表される多くの2次被害を生んだ。過剰な節電意識から生じた熱中症は、さしずめ「3次被害」と言ったところだろう。しかも、1次や2次被害と違って民主党政権、とりわけ菅政権と密接不可分な、正真正銘の人災でもある。
 さすがに、こうした事態は浜岡原発の停止要請以来、心の片隅にあったのだろう。首相は13日の記者会見で熱中症患者の急増について「本当に申し訳ないといいましょうか、静養いただかなければならない問題だ」と謝罪した。後ろめたさを感じていたとみえる。
となぜか急に菅首相が出てくるのです。
 「さすがに、こうした事態は浜岡原発の停止要請以来、心の片隅にあったのだろう。」などはまともな日本語にすらなっていません。それだけに全体的に極めて意味不明です。ただ、どうやら「節電意識は菅政権によって広められた。なぜならば、菅首相が浜岡原発の停止要請を行ったからだ」と言いたいのだと推測はできます。
 しかし、これは、こじつけとしか言いようがありません。もし、浜岡原発を止めた結果、電力供給が満足できなくなり、計画停電が発生した。そのため熱中症で人が死んだ、という経緯があるのなら、一応、菅首相の行動との因果関係が成立するのかもしれません。しかし、そのような事はありません。
 前提となっている仮説である「電力の消費を極力自粛する傾向が強まった」を生み出したのが電力会社である事は明らかです。震災直後に「計画停電」を行うなど、「電力不足」を大々的に宣伝しました。そして、「原発を止めると電力不足になる」と宣伝していたのはマスコミです。
 そして実際に異常に暑い夏になっていますが、現実問題として電力供給が止まってはいません。かつて計画停電をした東電などは、副社長が他社に電力融通検討などと言っている有様です。
 もし本当に、節電意識のために熱中症になった人がいたならば、「主犯」は電力会社であり、「共犯」はマスコミ各社となります。t確かに菅首相は就任以来、ろくでもない事ばかりやっています。しかし、この件においては氏の出る幕はありません。
 ギャグ漫画やラブコメで、主人公が自分の都合のいい事を考えているうちに、延々と妄想の世界に入ってしまう、という描写があります。そのような妄想世界をそのまま文章にした、という感じの「記事」でした。

2011年07月16日

謎の白い固体

 我が家の冷蔵庫には、豆腐もできる豆乳が常備されています。ところが、ある日久しぶりに飲もうとコップに注ごうとしたら、重みはあるのに、中身が出てきません。
 試しに振ったところ、中に固体が入っている事が分かりました。
 消費期限を確認したところ、まだまだ余裕がありました。という事は豆腐になってしまったのでしょうか。しかしながら、自分も相方も、にがりを混ぜた記憶はありません。
 というわけで、豆乳が固体になった理由はわかりませんでした。一瞬、試食してみようかと思いましたが、それで腹を壊してはシャレにならない、と思って自重しました。
 そして同時に、初めて納豆や豆腐を食べた人は、ここで自重せずにチャレンジしたのだろうな、などとも思いました。

2011年07月14日

23年前のお勧め品

 職場の飲み会で、老舗の焼き鳥チェーンである「秋吉」に行きました。幹事から店の名前を聞いた時は少々驚いたものでした。なぜならば、その店は、23年前から存在を知っていたからです。
 そのきっかけは、当時愛読していたファンロードという雑誌で表紙を描いた人のコメントでした。そこで、なぜかその人は、「秋吉の焼き鳥と串カツは美味いんだぜ」と宣伝していたのです。
 23年経った今でも、その記憶が強く残っていました。そこで、オーダーを取るとき、「ここの串カツは美味しいんですよ」などと、あたかもその店に通い慣れているかのような口調で注文をしてしまいました。
 実際に食べた串カツも焼き鳥も美味でした。そう思っているのは私だけではないようで、かなり駅から歩く立地であるにも関わらず、20時くらいには店は満席になっていました。
 串料理を楽しみつつ、23年前の思い出にひたれた、というかなり有意義な時間を過ごすことができました。

2011年07月13日

「内部調査」続報

 前日の続きです。二日に一度の割合で定期的に読売で発表される「九電の内部調査によってわかった『やらせメール』の件数」ですが、本日発表で、「やらせ」が130票となり、ついに反対票が賛成票を上回ったとのことでした。
 はたから見るとギャグとしか思えません。この調子だと明後日はどうなっているのでしょうか。
 どうせ「速報」するなら、選挙の開票速報みたいに、「9日現在50通・調査率20%」「11日現在100通・調査率40%」「☆確11日現在130通・調査率50%」みたいにすればより笑えたのに、などと思いました。
 いずれにせよ、一度ならず無責任な数字を発表した電力会社も、それをそのまま載せる新聞社も信頼価値がゼロである、という事だけは確かです。この調子で発表が続けば、仮に「『やらせ』率は99%だった」などという発表記事を見ても、「まだ隠しているんだろう」と思い、素直に信じることはできないでしょう。

2011年07月12日

二日で倍増

 9日の読売新聞に、九電説明会、賛成メールの2割「やらせ」という記事が載りました。「ニュースソース」は「九電の内部調査」でした。
 この記事では、「賛成メール」と「反対メール」の件数を詳しく掲載しています。そして、「賛成」の2割が「やらせ」でも残り8割の件数が反対より多い、という事を暗に主張していました。要は「やらせ」批判に見せかけて、九電を擁護しているのです。
 実際、この記事を読んでということは、8割は「やらせ」じゃないんだ。この8割の意見を「やらせ」扱いしたら、いけないよね。などと喜んだ人もいました。
 ところが、それから二日経って、賛成メール4割やらせ、九電支店長も部下に指示などという記事が載っていました。これまた「内部調査」がソースです。
 わずか二日で倍増したわけです。したがって、最初の記事は誤報だった事は明らかです。しかしながら記事中に「二日前の記事の載った数字は嘘でした」などというくだりの記載はありませんでした。
 ちなみに、数日前に喜んでいた人は倍増しました。100人と仮定した場合でもメールだと126:119 FAX60:44と過半数です。どちらにせよ皆関心は薄いのですね。とトーンダウンしていました。さすがに、「まだ6割は『やらせ』じゃないんだ」と大喜びして、「次の内部調査結果発表」でさらに数字が変わるとシャレにならない、と悟ったのかもしれません。
 やはり、「やらせ」の張本人で、しかも当初は「なかった」と嘘をついていた会社の「内部調査」をそのまま載せるような記事を信じてはいけない、という事なのでしょう。ここに載った数字を信じるなら、まだ衝撃!いいとも打ち切り タモリ「笑点司会者」という東スポの一面を信じるほうがマシだよな、などと思ってしまいました。

2011年07月11日

タバスコ

 お通夜に行きました。その後、一杯飲んだ後帰宅したら、会葬御礼の袋から開封済みのタバスコが出てきました。どうやら、飲んでいるときに誰かが手を滑らせてタバスコを机から落としてしまい、それが私の袋に入ってしまったようです。
 返そうにも、開封状態で持って行かれ、しかも会葬御礼の袋に入っていたタバスコなど、もう客には出せないでしょう。したがって、送りつけられても、店にとっては迷惑でしかありません。
 というわけで返すのは意味がありません。といっても家で使ってしまえば泥棒です。それ以前の問題として、私は生まれてこのかた、家にタバスコを常備した事がありません。別に嫌いなわけではないのですが、そこまで辛味を求めないからです。
 というわけで、さまざまな意味で、処分するよりない、という結論に達しました。同様の事態を発生させないためにも、今後は、お通夜の後に飲んだときは、会葬御礼の袋にタバスコが紛れ込んでいないか注意するよう、心がけることにしました。

2011年07月10日

帽子選び

 帽子を買おうと思い立ちました。最大の理由は、年々増加する夏の日差し対策です。特に外出時に首の裏が日焼けする事が多いので、つばが後頭部も覆うような物にしようと思いました。
 そこで、津田沼に行って二つほど店を見たのですが、似合うものがありません。まあ、生まれてこのかたかぶった帽子といえば、学校やバイトなどでの制帽および試合および観戦でかぶった野球帽しかありません。したがって、どんな帽子をかぶっても似合うようには見えないのは仕方がないところです。
 まあ、見た目のためではなく健康のためです。怪しい人扱いさえされなければ問題はありません。それを基準に再度さがそうと思っています。

愛媛FC、連続の3失点で10位に後退

 土曜日に厚別で行われたコンサドーレ札幌対愛媛FC戦をネット観戦していました。過去3試合で2勝1分という相性のいい相手に、開始早々、昨年札幌から移籍した石井選手のゴールで先制します。しかし、昨年愛媛から移籍した内村選手に同点ゴールを許して前半を終えました。

 そして、後半に勝ち越され、さらに終了間際に3点目と、前回の再放送みたいな形で失点し、1対3で破れました。これで2試合連続の3失点です。守備陣に深刻な問題が発生しているのでしょうか。
 これで札幌に抜かれ、さらに日曜に北九州が勝ったため、順位は10位まで落ちてしまいました。半月前3位だったのが夢だったかのようです。
 このままズルズルいかず、何とか立てなおしてもらいたいものです。

2011年07月09日

相鉄線完乗

[ 交通 ]

 仕事の関係で東戸塚に行くことになりました。現地での用事は20分くらいで終わります。ただそれだけのために東戸塚まで往復するの空しいので、少々早めに出て、横浜から相鉄線に乗って湘南台に出て、そこから地下鉄に乗り換えて戸塚に出てから東戸塚に行く、という経路を取りました。
 相鉄線に乗るのは、大学時代に本線の横浜-海老名間を乗って以来ですからほぼ20年ぶりになります。
 横浜から二俣川までは海老名行きの急行に乗りました。乗車率は高く、ずっと立っていたのであまり沿線風景は見れませんでした。
 しかし、二俣川で乗り換えた湘南台行き各駅停車はガラガラでした。そして、クロスシートに乗って「進行方向窓側に座ってワンボックス独占」というローカル線の旅みたいな感じになりました。
 その、いずみ野線の沿線風景は、新興住宅街あり、農地有り、という感じで多様になっており、かなり楽しめました。そして終点の湘南台駅に着いて「相鉄線完乗」となりました。
 そして、横浜市営地下鉄に乗り換えて戸塚に出ました。湘南台駅を出てしばらくしたらトンネルから出ます。その風景に既視感があると思ったら、隣にさっきまで乗っていた相鉄の線路が見えました。ほぼひと駅分並走しており、帰ってから調べたところ、相鉄線の「ゆめが丘」駅と、地下鉄の下飯田駅は歩いて数分の所にありました。
 その後も何度か地上に出るのですが、そこで見る風景のほとんどが林でした。市営地下鉄の車窓で林を見る、というのはあまりない事で、これまた貴重な経験になりました。
 久々の鉄道乗り歩きとなりましたが、かなり楽しめました。また何かの機会にやろうと強く思いました。

2011年07月07日

歯石ふたたび

 一年ちょっと前、口内炎がきっかけで歯医者に行き、その際の検査で、自分の口の中が歯石だらけで、歯肉炎も併発している事を知りました。そこで、歯の手入れを大幅に見直すと決意しました。
 しかし、最初の頃こそマメに磨いていたものの、時間が経つにつれ、段々と手抜きが始まりました。その結果、気がついたら、また歯石が溜まってしまい、再び歯医者で歯石除去を行うことになりました。
 決意が緩むとどのような結果をもたらすかを身を持って思い知った、という感じです。
 当分はまた歯医者通いになりそうですが、ぜひとも「二度あることは三度ある」にならないよう、適切な歯の管理をしていかねば、と思いました。

2011年07月05日

ブラックならではの技術?

 職場に、「逆SEO」の営業電話がかかってきました。初めて聞いた言葉ですが、なんでも、その会社にとってよろしくないサイトの検索順位を下げる、というサービスのようです。他にも、自社の悪口が載っている匿名掲示板をブラウザで閲覧できなくする、などといったサービスもあるとのことでした。
 初めて知った概念だけに一瞬興味を持ちました。しかし、ちょっと考えると私の勤務先には何ら利益はないことが分かりました。
 確かに、今の勤務先は業界内では大手なだけに、そのような悪口ページがあるのは以前から知っています。しかし、一定以上の規模の法人相手の商売なので、そんな所でいくら悪口を書かれても、業績には何ら悪影響はないのです。
 というわけで断りましたが、ちょっと関心を持ったので、その会社のサイトを見てみました。すると、トップページから社長氏のブログにリンクが貼られていました。それを見たところ、そこには社員を馬車馬のように考えている、ワンマン臭がにおいたつような文章が書かれていました。
 そして、最新の書き込みは操作ミスで二重投稿になり、それが半日以上残っていました。そのブログを社員は誰も見ていないか、社長に意見できるような風潮でないのでミスを指摘できないかのいずれなのだろう、と思いました。
 つまるところ、いわゆるブラック企業なのでしょう。そこが悪口系の掲示板ができている企業を探して営業をかけているわけです。もしかして、自分の会社の悪口掲示板対策に力を入れて成功した結果、それを商材にしたのだろうか、などと思いました。
 そこと「同類」扱いにされたのは、さすがに気分がいいものではありませんでした。とはいえ、奇妙な技術および、それを生み出した背景を見れたので、面白い経験をできたとも思いました。

2011年07月04日

分かりにくすぎる駅名たち

[ 交通 ]

 仕事でちょくちょく舞浜のモノレールに乗ります。今日も利用したのですが、路線図を見ていて、今更ながらその駅名の奇妙さに気づきました。
 全部で四駅なのですが、舞浜との乗換駅は「リゾートゲートウェイ・ステーション」で、ホテル地区にある駅は「ベイサイド・ステーション」です。そして、両遊園地の最寄り駅はそれぞれ「東京ディズニーランド・ステーション」と「東京ディズニーシー・ステーション」です。
 こうやって並べると、改めて長すぎるうえに「リゾートゲートウェイ」と「ベイサイド」は分かりにくいと思いました。確かに、「ベイサイド」のほうが東京湾には近いですが、別に海岸にあるわけではありません。よそから来た人にとっては、舞浜駅だって十分に「ベイサイド」です。
 さらに言うと、日本を走っているモノレールなのに、日本語は一つしか使われていません。そして、その貴重な日本語は「東京」です。もちろん、固有名詞なのだから仕方ないとも言えますが、駅のある場所はれっきとした千葉県です。
 紛らわしいうえに、英語ばかり使い、唯一の日本語は、千葉にあるのに「東京」なわけです。「夢の国」を演出する一環という意識なのでしょう。とはいえ、ここまで現実離れしまくるのは乗る側にとってどうなのでしょうか。。
 普通に「舞浜・ディズニーランド・オフィシャルホテル前・ディズニーシー」のほうが言いやすいし分かりやすいのでは、と改めて思いました。

2011年07月03日

中途半端な路線追加

 Yahoo!の提供する携帯版駅すぱあとが一部バス路線に対応し始めました。ただ、会社単位のようで、同じ地域でも対応したりしていなかったりしています。
 ちなみに、幕張近辺では、千葉シーサイドバスには対応していますが、京成バスには対応していません。そのため、幕張本郷から海浜幕張を検索すると、総武線もしくは京成で幕張に出て、そこから千葉シーサイドバスで海浜に行く、という経路が表示されたりします。
 こんな経路を使ったら、海浜幕張行きの京成バスの3倍くらいの時間がかかりそうです。
 まあ、地元に住んでいれば、間違える事はないでしょう。しかし、この結果を見て勘違いし、無駄に大回りする人も出てしまいそうです。
 ただでさえ、総武線から海浜方面に行く時に降りるのが幕張本郷駅でなく、幕張駅だと勘違いする人は少なくありません。ちなみに、昨年の国体で遠方の人がメッセ方面に行くのに間違えて幕張駅で降りてしまい、メッセ方面に行くバスが1時間に1本しかない事をバス停で知り、仕方なくタクシーを使った、という話がありました。
 この中途半端な「携帯駅すぱあと」がそのような誤解を広めてしまうのでは、と余計な心配をしてしまいました。
 やはり、バス路線を載せるなら、会社単位でなく、地域単位にすべきなのでは、と思った次第です。

愛媛FC、今期2度目の3失点で敗れる

 愛媛FCは3試合ぶりとなったホームでファジアーノ岡山との対戦となりました。昨年の開幕戦において、同じホームで敗れた相手です。しかしながら、今期はここまでの成績には差があり、愛媛優位かと思われました。
 今日もネット観戦だったのですが、開始直後に、前野選手のプロ2ゴール目であっさり先制します。この時点では、最近は後半に得点する愛媛としては珍しいな、まあ後半はさらに追加点を挙げるのだろう、などと楽観していました。

 そのまま1対0で進みますが、前半30分過ぎにPKを取られてしまい、これをリーグ得点王争いをしているチアゴ選手にあっさり決められ、追いつかれます。
 そして得意の後半になりますが、どうも愛媛は走り負けているとのことでした。バルバリッチ監督は後半開始時に二人を入れ替え、さらに後半18分で交代枠を使い切るという、早めの動きを見せますが、それも効果がありません。
 対照的に、岡山の選手起用は冴えていました。後半20分に「初の東大卒Jリーガー」として話題になった久木田選手が入ると、後半38分にJ初ゴールとなる勝ち越し点を挙げます。
 さらにそのタイミングで白谷選手を投入すると、後半45分に大きな三点目を挙げられてしまいました。
 愛媛も後半48分にジョジマール選手のゴールでやっと反撃を見せますが、点差が大きく、そのまま2対3で破れました。
 これで愛媛は今期2度目の3失点での敗戦となりました。前回の3失点はホームの北九州戦でした。いずれも、下位チーム(現時点で北九州は愛媛と勝点が同じになりましたが)相手の大量失点であり、素人目に見ても、緩みがあるのでは、と思えてしまいます。
 もっとも、それらの相手に確実に勝てるようになれば、愛媛も昇格争いの常連になれるのでしょうが・・・。
 まあ、前回は北九州に惨敗した後に持ち直し、一時は3位になったわけです。今回も、この敗戦を糧にして、新規まき直ししてもらいたいものです。

森ガール

 数年前から「森ガール」という言葉をちょくちょく見るようになりました。もっとも、目には入るものの、若い女の子の傾向などには一切興味がないので、これが何を意味するのかは分かりませんでした。
 ただ、10代の頃、東京都港区で生活していた身としては、「森」と聞くと森ビルを連想してしまいます。あの六本木ヒルズをはじめ、港区に何十棟もビルを持っている会社です。港区内を歩くと「第○○森ビル」という看板をよく見たものでした。
 その影響が強いため、「森ガール→森ビル→港区のビル街で働いている女性のようなファッション」と連想していました。その結果、「森ガール」と聞くと、「ビル街でスーツをビシッと着こなして歩く女性」という印象を何となく持っていました。
 しかし先日、用語解説を見る事がありました。そこには、「森にいるような自然派の服装」などと書いてありました。
 冷静に考えてみれば、それが普通の発想なのでしょう。我ながら、奇妙な連想並びに先入観を持っていたものだ、と思いました。まあ、日常生活で「森ガール」について話したり関わったりする可能性はないので、誤解していたところで何ら実害はなかったわけですが・・・。

2011年07月01日

S.M.L ¥100

 朝、マクドナルドでコーヒーを飲んでいたら、「S.M.L \100」という白熊の写真を使ったポスターが目に入りました。
 マクドナルドの商品に詳しいわけではありませんが、「S.M.L」などという商品が存在しない事くらいは知っています。そこで、何かの略称なのだろうか、と思い、カウンター上に表示されているメニューを頭の中で思い浮かべていました。
 すると、かつてマクドナルドのメニューに記載されていた「名物」である「スマイル \0」の事を思い出しました。まだ頭が働いていなかった事もあり、「なるほど、『SMILE』の略称か。しかし、値下げ続きのマクドナルドで、100円も値上げするとはすごいな。カウンターで『スマイル』と言うと、店員が『100円です』と言うのだろうか」などとアホな事が頭に浮かんでしまいました。
 さすがに、そんな事はあるまいと冷静になり、よくよくポスターを見たところ、「炭酸ドリンク S.M.L allsize 100円」と書かれていました。要は、炭酸飲料の100円サービスだったわけです。  それをどうやったら、「SMILE100円」と「翻訳」したのでしょうか。直前まで電車で眠っていたとはいえ、我ながらその寝ぼけぶりには呆れてしまいました。