2005年01月12日

完全閉店

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 数年前まで、津田沼駅の近くに大塚家具と土屋家具という二つの大きい家具屋がありました。大塚家具は派手な宣伝や駅前のデパート跡地買収などで有名なグループ。一方、土屋家具は千葉ローカルの企業です。
 その差はいろいろな所に出ており、両店は線路を挟んで直線距離はさほど離れていないのですが、、大塚家具はデパートなどの並びにあるきれいなビルで、土屋家具は裏通りにある古びたビル、という雰囲気でした。
 しかしながら、その栄えていると思われた大塚家具のほうが、海浜幕張にある店舗と統合する、という形で閉店。それを知った時は驚くと同時に、これは土屋家具には朗報だろうな、などと思っていました。

 ところが先日、その土屋家具の前を通ったら、「完全閉店セール」という貼り紙が。驚いて中を見たところ、客のいない店内で店員さんが雑談していました。別に家具を買う予定はありませんでしたが、記念に(?)中を見ました。
 置いてある家具自体はきれいなものが多いのですが、その店内の古さはかなりのもの。閉店間近で照明を節約しているのか、薄暗さも感じました。あるフロアではラジカセが椅子の上に置かれ、そこから「BGM」が流れている、といった具合でした。
 ベッド売場の隅の棚には、シーツが無造作に置かれており、「1枚300円」という値札が貼られていました。
 考えてみれば、表通りの大手ですら撤退するのですから、裏通りのローカル企業では、より一層厳しいのは当たり前です。ネットで調べたところ、会社自体が潰れてしまった模様。なるほどそれなら確かに「完全閉店」です。
 これまで一度も入らず、結局300円のシーツすら買わなかった店ですが、後にしたときは不思議に淋しさを感じました。

2005年01月12日 23:22