2006年01月05日

極端から極端

 昨冬あたりまで、12月に入ってもなかなか気温が下がらず、「温暖化の影響なのだろうな」などと思っていました。しかしながら、今冬は12月頃から気温が急降下し、「寒いのは嫌だけれど、普通の冬ではあるな」と思っていました。ところが、その「寒さ」が段々と並外れてきます。各地で豪雪を記録し、12月の気温は最低記録を更新し、昨日あたりからは全国各地で鉄道が止まるほどの積雪になってしまいました。
 昨年までの暖冬が、いきなり記録的低気温・豪雪になったわけです。この異常気象もやはり温暖化に代表される気候変動の一環なのでしょうか。なかなか、「普通の冬」を過ごすのは難しいようです。9月の超局地的集中豪雨の時も書きましたが、かつて普通だと思っていた「温帯に属し、四季がはっきり分かれている」という日本の気候そのものが、既に変わってしまっているのかもしれません。

2006年01月05日 21:55