2005年08月03日

地下の迷宮

[ 交通 ]

 都営地下鉄の春日駅の近くに用事がありました。行きは普通に水道橋から三田線を使ったのですが、帰りは予定外に時間が空いた事もあり、都営大江戸線を使って飯田橋に出てJRに乗り換える事にしました。
 大江戸線の駅を出ると、やけに立派な装飾をなされていた地下道がありました。それをしばらく時間をかけて抜け、さらにエスカレーターに乗ったりしてかなり歩き、たどりついたのは、有楽町線・南北線の改札でした。この改札はかつて東西線沿線に住んでいた時に、よく使っていました。そして、ここから東西線ならびにその近くにあるJRの東口改札まで行くのにえらく歩く、という事はいまでもよく覚えています。(※JRから有楽町線に乗り換えるだけでしたら、JRの西口改札から出れば、有楽町線のもう一つの改札を使って比較的簡単に乗り換える事ができます)。

 その時、ふと、「飯田橋行きのバスはJRの駅前に折り返し設備がないので、数百メートル離れた『飯田橋終点』というバス停で折り返していた。そこまで乗った時、飯田橋駅からかなり離れていた。そしてそのバス停は大江戸線開通時に『都営飯田橋駅前』と改称された」という事を思い出しました。
 記憶にあるのなら、春日駅で思い出せばよかったのですが、後のまつりです。そこからさらに延々と歩いてJRの改札についた時は、冷房のきいている地下道を歩いたはずなのに、かなりの汗をかいていました。
 不幸中の幸いは、時間に余裕があった事です。これが急いでいる時だったら、心身ともにかなりの打撃を受けていたでしょう。いい教訓を得る事ができました。ちなみに大江戸線で乗り換えて教訓を得たのは、麻布十番で南北線に乗り換えた時に続いて二度目です。この路線、次はどのような教訓をもたらしてくれるのでしょうか。楽しみ(?)です。

2005年08月03日 23:43