2020年12月31日

2020年を振り返って

 今年は、相方の抗がん剤治療から始まった年でした。
 様々な副作用に苦しむ相方を、何とか支えることができたとは思っています。
 おかげさまで、先日の検査でいい結果も出ました。

 我が家の「病気対策」はなんとかうまくいきました。
 しかし、社会的には、新型コロナウイルスが猛威をふるい始めた年となりました。
 これに関しては、特に冬に入ってからは、状況が日々日々悪化する一方です。
 日本独特の悪化の要因に政治があることは間違いありません。
 それを何とかしないと、このコロナ禍には耐えきれない、という事を確信させられた年でもありました。

 個人的には、生涯初の自家用車を購入した事が一大イベントではありました。
 しかし、その印象がかすむほど、「病気対策」が大きかった年になったと思っています。
 それでは皆様、よいお年をお過ごしください。

2020年12月29日

年末の買い物

 世間では今日が仕事納めですが、仕事の都合上、自分の「年末年始休暇」は元旦の昼前まで取れません。
 明日からの年末業務に備え、今日は年内最後の休みを取って正月用の餅を切ったり、おせち料理の買い出しをしたりしました。
 スーパーに正月関連商品が並んでいるのを見た時は、「本当に年末なんだな」と実感しました。
 もちろんカレンダーを見て「12月末」である事は分かっているのですが、生活的な実感はなかったのです。
 というわけで、やっと、という感じで「年の瀬」を意識できた一日となりました。

2020年12月28日

「しつこく頼む」を許すべきか

 一度断られた事でも、繰り返し頼み続け、最後には翻意させる、という事例をよく聞きます。
 それに対して、「熱意が通った」というような感じでその行動を好意的に評価する人がいます。
 しかし、自分はそれは違うと思っています。
 執拗に頼み続けられるほうとしては、面倒な時間を過ごす事になります。そして、こんな面倒な時間が続くくらいなら、要望を受け入れたほうが楽になる、という心理で翻意するわけです。
 その結果、翻意した人は損をします。そもそも受け入れて得な話ならば、最初から断りはしません。
 警察の執拗な取り調べに耐えきれず、「嘘の自白」に追い込まれる冤罪事件と根は同じなわけです。
 つまり、「しつこく頼む」というのは、熱意の素晴らしさを示すものではありません。ただの迷惑行為です。
 それもあって、自分は「しつこく頼む」に対して絶対に考えを変えません。そして一定レベルをこえたら、そのしつこく頼む人との接触を断つようにしています。

2020年12月25日

大掃除

 今日は職場の大掃除でした。
 就職してから28年、どの職場でもこの時期には大掃除を行っています。
 ある時期まで、あんまり意味のないセレモニーみたいなもの、というふうに思っていました。
 しかし、しばらく前から、「儀式的なものではあるが、年に一回、これを行うことに意味がある」と思うようになりました。
 そして今日も、「普段から汚れている事は知っているが、面倒なので放置しているところ」などを掃除しました。
 大掃除の風習がなければ、こういうところは、汚れが積み重なるわけです。
 そういう所にも大掃除という風習の意味はあるのだな、などと思いました。
 なお、別に全ての風習に存在意義があると思っているわけではありません。存在価値のない風習も色々とあると思っています。

2020年12月23日

一安心

 一年前、手術をした相方の再検査の結果が出ました。
 再発していないとの事で、とりあえず一安心できました。
 もっとも、万全というわけではないので、まだまだ油断はできません。
 いずれにせよ、二人で健康に気をつけながら、末永く暮らしていければと思っています。

2020年12月22日

やり方は任せて責任だけは取る

 今年から、今いる部署の責任者になりました。
 自分を入れて三人という小さい部署ですが、「三者三様」という言葉のように、同じ業務を行うにしても、それぞれやり方は異なります。
 ときには見解が分かれる事もあるのですが、基本的なルールに反しない限りは、基本的に相手の言うとおりのやり方で、仕事を進めるようにしています。
 そうすれば相手はストレスなしに仕事ができますし、こちらも、新たな視点が身につきます。
 もちろん、こちらが「責任者」なので、仮にそれで間違いがあっても、責任は押し付けません。
 一見、割の悪いように見えますが、じつはこちらのほうが心身とも疲れずに仕事ができます。
 色々と課題の多い部署ですが、このやり方を突き進めれば、光明も見えてくるのでは、と思っています。

2020年12月21日

虫の知らせ?

 9年前まで働いていた会社にいた人が夢に出てきました。
 別に仲が良かったわけではありません。なんでこの人が夢に出てくるのだろうか、とちょっと不思議に思いました。
 そんな事を思って、その会社のサイトを久々に見たら驚きました。
 3日前に、その会社で一番お世話になっていた人と、その次にお世話になっていた人などが一気に辞めていたからです。
 その人達と初めてであったのは、大学一年のときのアルバイトでした。
 2年ほどお世話になったあと、音信不通になっていました。
 ところが38歳のとき、二度目の転職をしたら、偶然にも、そこはその時のバイト先の上司たちがいる会社だったのです。
 一番お世話になった人は、18年間会っていなかったにも関わらず、自分の事をよく覚えていてくれており、困った時に相談に乗ってもらったりしたものでした。
 それだけに、辞めたと知った時は、かなり驚きました。
 それにしても、この夢を見なければ、この情報を確認することはなかったわけです。人間の「第六感」というのは不思議なものだな、と思いました。

2020年12月17日

間違いと虚勢

 人間というのは誰でも間違います。長年やり続けてきた事でも、間違える時は間違えます。
 最近、自分は間違えたとき、特に意識して「間違えた」「失敗した」と口に出すようにしています。
 つまり、間違えた事を周りの人に周知させるわけです。
 それによって、周りの人も「誰でも間違えるんだ」という意識が強くなります。その結果、間違えたらその事を隠さず教えてくれます。
 もちろん、こちらもそれを批判できるわけがありません。何しろ、自分が日頃から間違い続けていると公言しているからです。
 その結果、間違いが隠されず、かつそれを責めないという環境になるわけです。

 それと対象的に、虚勢を張る人が少なからずいます。
 そのような人々は、他人の間違いに対しては、大声で叱責し、一方で自分の間違いに対しては、隠蔽したり他人に責任をなすりつけます。
 その結果、お互いが重箱の隅をつつくように粗探しをしあう一方、自分の間違いは隠すという、雰囲気も悪ければ改善も行われない環境が生じます。
 どちらがいいかは一目瞭然だと思うのですが、なぜか自分のこれまでの経験だと、後者のような虚勢を張って間違いを隠蔽するような人々が多いように思われます。
 まあ、日本を代表する偉い人たちがそれをやっているので、そうなってしまうのも無理はないのかもしれませんが…。

2020年12月15日

異常に慣れると

 人間というのは、かなり異常な状況でも、慣れることができます。
 有名な例として東京大空襲や広島・長崎の原爆体験談があります。
 街の中に死体が大量に存在すると、その存在に慣れてしまい、死体を見るのはもちろん、踏んでも平気になる、という話を何度も読みました。
 もちろん、死体を見てショックを受けて動けなくなったら自分もそのうち死んでしまいます。そういう意味では、生きるために必要な「異常への慣れ」と言えるでしょう。
 ただ、このような例外もありますが、基本的に「異常への慣れ」は危険があります。
 たとえば、生活できなくて、食事が2日に一食、などという状況になっても、慣れればなんとか過ごせます。しかし、それが続いたら、健康を害しますし、最悪、死の危険性すらあります。
 それを考えると、異常な環境に慣れてしまうことなく、異常な事は異常だと認識し、正常に戻す努力をするのがやはり必要なわけですね。

2020年12月11日

「天狗」で忘年会

 相方とちょっと早めの忘年会を、津田沼の「天狗」で行いました。
 この居酒屋チェーンは、20代前半の頃から愛用していました。
 大学卒業後、所属している将棋研究会OB会の大会の打ち上げの定番としてかなり長いあいだ、利用していました。
 また、今はなき弟も気に入っており、何度も飲みに行ったものでした。
 いろいろな居酒屋チェーンを利用しましたが、好みのメニューを諳んじているのはここだけです。
 今日も、その25年以上食べ続けている定番メニューや、新たにく加わったメニューを楽しみました。
 12月の金曜日だというのに、店はガラガラでした。こんな事は初めてです。
 それだけ、コロナ禍が深刻なわけですが、公助も充実させ、このような大手も、個人経営の中小店も生き残ってもらわねば、と強く思いました。

2020年12月09日

ラムのキムチ鍋

 寒くなると、我が家は連日、鍋料理になります。
 二人とも、鍋好きなので、何日どころか何ヶ月続いても何ら問題はありません。
 具は肉・白菜・豆腐の三点だけです。そして肉は、鶏肉と豚肉のローテーションです。
 ところが今日は、スーパーに鶏肉がなく、ラム肉が安かった事もあり、ラムのキムチ鍋になりました。
 ラム肉は、自分が最も好きな肉です。
 五年前、当時の職場のすぐ近くにある「ラムしゃぶ」を提供する店に二度行きました。
 そのとき以来となる「ラム鍋」となりました。
 汁を飲むだけで、ラムの味が染み込んでいることがわかります。キムチの香りも凌駕しています。
 それだけ、ラム肉の持つ味と香りが強いことが改めてよくわかりました。

2020年12月08日

ポジティブ思考の功罪

 マイナス思考を続けると、気が滅入って、できることもできなくなってしまう、というのは事実だと思います。
 そのため、ポジティブ思考で前向きな気分になり、それによって成功を目指す、というやりかたは一理あると考えています。
 だからと言って、ポジティブな事ばかり考えて、問題点を省みないようなやりかたでは、成功するわけがありません。
 いくらポジティブ思考で気分が明るくなっても、それに結果が伴わないときは、少々気が滅入っても、問題点をきちんと考慮すべきです。
 そうしないと、ポジティブ思考で「空元気」だけは出るが、失敗し続けてしまう、という結末になってしまうこと、間違いありません。

2020年12月07日

青レーンの謎

 数年前に仮開業した幕張駅バスターミナルの近くを自転車で走っていました。
 住宅地から道路に出ようとしたところ、両脇が青く塗られていた箇所がありました。
 自転車レーンができたのか、と思ってそこに入ろうとした瞬間、クラクションがなり、後ろからバスが走ってきました。
 自転車がいるとクラクションを鳴らされるわけですから、ここは本来、自転車が走るべきところではなかったようです。
 ならばなぜ、自転車レーンのような青塗装がされていたのでしょうか。
 ちょっと不思議に思うと同時に、この青塗装の「真意」が何なのか、気になりました。

2020年12月06日

一番必要な情報が…

 将棋の竜王戦が行われ、ツイッターには読売新聞のプロモーションが一日中表示されていました。
 クリックしてみたのですが、どちらが勝ちそうなのか、まったくもってわかりません。
 野球だったら、日本シリーズのプロモーションが載っていて、リンクしたら現在の点数状況がわからない、などという事はありえないのですが…。
 昔風に、「解説の○○九段はどちらが優勢と言っている」という談話を載せてもいいでしょう。また、AIが人間を凌駕した現在なのですから、AIによる評価点数を書いてもいいと思います。
 見たければ、公式中継サイトを開けばいいという事なのでしょうが、それだとツイッターの意味がありません。
 結局、結果を知ったのは、大学将棋研究会OB会の仲間によるツイートでした。
 それもあって、極めて不可解な印象を持った、「竜王戦ツイッタープロモーション」でした。

2020年12月04日

さまざまなサービス劣化

 数年前まで、定期的にツイッターで「日本のような低料金で高サービスを維持できる理由は…」などと書いた投稿が見受けられました。
 しかしながら、ある時期からパタッと見なくなりました。
 実際、様々な業種で「サービスの劣化」が目立ちます。
 今日も、ある機器の故障でメーカーに持っていったら、かつての常識ではあり得ない対応をされました。
 まあ、低賃金でものが売れない中、利益を維持するにはサービスを手抜きするしかない、という事なのでしょうが…。
 今の政治・経済が続けば、このようなサービスの劣化もさらに酷くなること間違い有りません。それまでに何とかせねば、と強く思いました。

2020年12月03日

自宅入院

 先日、どこかで見た読み物に「自宅入院の勧め」というのがありました。
 疲れているときなど、自宅で入院しているように過ごすことにより、健康を取り戻そう、というような内容でした。
 今日は休みだったのですが、朝から首痛と頭痛があった事もあり、この「自宅入院」を実践しました。
 食事と、必要最小限の動き以外は、ひたすら寝て過ごしました。
 夜からは通常の生活に戻りましたが、自分でも意識していないほど疲れていた事がよくわかりました。
 ほとんど何もしない一日になりましたが、やはりこういう形で体力を戻すことは重要だと思いました。
 今月も忙しくなりそうですが、適度な休養で乗り越えていこうと思っています。

2020年12月01日

ストーカー心理

 仕事でつきあいのある人にネットストーキングされたという事例がありました。
 あまりにも執拗なので、「もう携帯にメールするな。どうしても用事があるなら職場にメールしろ」と言ったところ、「言われた通り職場にメールしたぞ。でもまだ返事がこないぞ。失礼だろう」というショートメッセージが携帯に届いたとのことでした。
 ストーカーの特徴として、「自分が相手に毛嫌いされていることがわからない」というのがあります。
 だからこそ「携帯にメールするなと言われたら、携帯にショートメッセージを送る」などと言うことが平気でできてしまうのでしょう。
 もはやまともな判断力がないわけです。したがって、何を言っても通じません。そのため、このようなネットストーキングへの対策は、接続をブロックした上で無視を続けるよりありません。

2020年11月30日

米とぎの流儀

 先日、玄米をもらい、精米機で白米にして持ち帰りました。
 実は我が家は、結婚してからの約23年間、ずっと無洗米を食べていました。
 そのため、我が家で初めて、米をとぐことになりました。
 自分が子どもの頃に教わったやり方と、相方のやり方はかなり異なっていました。
 生まれ育った地域が違うからなのか、それともそれぞれの家で違うのか、気になったりもしました。
 というわけで、久々に、といだ米を食べましたが、自分の味覚では、無洗米をとの区別はつきませんでした。

2020年11月29日

サハ共和国

 ひょんなことから、ロシア連邦の中に「サハ共和国」という国があるのを知りました。
 シベリアの永久凍土にあるのですが、驚いたのはその広さです。
 世界第7位のインドについで広く、アルゼンチンよりも広い、「知られざる世界で8番目に広い国」なのでした。
 かつて旧ソ連が崩壊した時、それまで「ソ連の一部」としか思っていなかった地域が、カザフスタンとかグルジア(現ジョージア)などという大きな国であった事を知って驚いたものでした。
 その時以来の、「世界にはこんな国があったんだ」という驚きがありました。
 子供の頃から地理は好きでした。こうやって新たな「発見」をすると、地理の本を読んだときの高揚感を思い出します。

2020年11月28日

精米機初使用

 職場で玄米をもらいました。そこで、コイン式精米機を使って白米にしました。
 外から見たことはありますが、実際にどう使うものだかわかりません。幸い、自分の直後に、訪れた人がいたので、その人に使用権を譲って、「見学」しました。
 それを真似てやってみたところ、何とか、ほとんどロスせずに精米することができました。
 今の仕事もそうですが、8年前から始めた前職であるパソコン教室ときも、よく農産物をもらいました。
 それまで、東京で勤め人をやっていた頃には想像もできない事でした。
 それもあり、「10年前の自分に、50過ぎたら貰った玄米を車に乗せて運転し、コイン精米所で白米にしているよ」などと言っても絶対に信用しないだろうな、などと思ったりもしました。

2020年11月25日

絶対に負けない方法

 世の中には、絶対に負けない方法というのが存在します。
 といっても、別に常に勝つ必要はありません。
 もし第三者が「闘い」をみれば、誰もが負けだと判断されるような状況でも、この方法なら絶対に負けません。
 それが、「何があっても絶対に自ら負けを認めない」です。
 相撲で言えば、土俵外にすっ飛ばされてひっくり返っても、「自分は負けていない」と主張しているような感じです。
 今世紀に入って、「ネット時代」になって、特にこのような人の存在が顕著になりました。
 前世紀までだったら、よほどの事がない限り、そのような人は、周りの人が負けを諭させていました。
 しかし、現在は、そのような人が、ネットのみならずリアル世界でも幅をきかせています。
 困った事ではありますが、これを変えないかぎり、「悪貨が良貨を駆逐する」世の中になってしまいます。
 すぐに効く対策があるわけではないのですが、何とかせねば、と思っています。

2020年11月24日

マスク会食?

 数日前から、「マスク会食」なるものが提唱されました。
 飲んではマスクをつけ、食べてはマスクをつけ、などという方法で、「感染を防ぎながら会食をする」とのことです。
 そんな事やっていたら、せっかくの会食だというのに、会話もはずまないし、食事も楽しめません。
 さらに、アルコールが回ってきたら、そんな面倒なこと、する人もいなくなるでしょう。
 クラスターを発生させるために考え出した「悪知恵」としか思えません。
 そんな戯言を、高い地位にある人が堂々と言い出すのです。世も末だと思いました。

2020年11月23日

技術衰退の理由

 日本の技術が衰退しているのは明白です。
 20年前に、2020年には、パソコンも携帯も日本製のものはごく少数になっている、などと言っても誰も信じなかったでしょう。
 凋落した原因は色々あると思いますし、自分でも分析しきれていません。
 ただ、間違いないのは、前世紀末から始まっていた賃金低下がある事だけは間違いありません。
 10年くらい前、公的機関がPhotoshopとIllustratorが使える人を、最賃に毛が生えた程度の時給で雇っていると知った時、これは大変な事になるな、と思ったものでした。
 もちろん、他にもいろいろな要因があるとは思います。
 いずれにせよ、「働きに対し、きちんと対価を払わなければそれ相応の報いがくる」というのは、世の中の摂理だと、この件について考えるたびに確信しています。

2020年11月22日

リボ払いでプレステ5があたる

 長年利用しているクレジットカード会社より、「リボ払いに切り替えると抽選でプレイステーション5が当たる」というキャンペーンの通知が来ました。
 ゲームはかなり前に引退したので興味はなかったのですが、調べてみたらプレステ5は5万5千円とのことでした。
 言い換えれば、抽選とは言え、5万5千円相当の景品を用意してもリボ払いにさせればカード会社は儲かる、というわけです。
 調べてみたところ、年利は15%とのことでした。
 メガバンクにおける定期預金の利率が0.002%である事を考えれば、かなりの高利であることがわかります。
 10万円のものを買って1年払いにすれば1万5千円の利息を取られるわけです。
 それに誘導すれば、確かに5万5千円の景品を大量に用意しても大儲けできるのだろうな、と思いました。
 長年利用しており、ポイント制などで便利な思いをしている会社ではあります。しかしながら、使い方を間違えると、とんでもない事になるのだな、と思いました。

2020年11月21日

バランスの悪い習慣

 何度見ても違和感が拭えないものに、西洋式の結婚式で、花嫁が父親と一緒に入場し、父親が花婿にバトンタッチ(?)する、という風習があります。
 それをやるなら、花婿も母親と一緒に入場しないとバランスがとれないとずっと思っています。
 やはり、家父長制の名残みたいなものなのでしょうか。現在において、家父長制は、「前世紀までの遺物」だと思うのですが…。
 ちなみに我が家は、お互い、その類の儀礼が嫌いだった事もあり、平服のまま二人で指輪を交換したのが「式」に相当するかな、というくらい簡単にすませました。
 もちろん、23年近く経った今も、そのやり方に何一つ後悔していません。

2020年11月19日

高温と強風

 天気予報の通り、気温の高い日中となりました。
 移動中に下校している小学生の方々を見たのですが、少なくない人が半袖姿でした。
 さらに夕方近くなると、強い風が吹き始めました。
 11月も下旬に近いと言うのに、全然冷たさを感じない風です。そして、夜になっても強風が続いています。
 本当に11月なのか、と思いたくなった一日でした。
 明日も今日くらいに暖かくなるという予報ですが、どうなるのでしょうか。

2020年11月18日

最後になでる

 午前中、朝の業務を済ませたあと、一時的に仕事を休み、高速を飛ばして実家に行きました。
 一昨日に世を去った犬の出棺が正午だったのですが、何とか11時半くらいに着くことができました。
 当たり前ですが、先月までと違い、実家に入ったにも関わらず、犬が大歓迎してくれません。分かってはいたのですが、それだけで喪失感がありました。
 安置されていた犬は、いつものように休んでいるような感じでした。
 その体をなでながら、これまで自分を歓迎してくれたことのお礼を繰り返し言いました。
 亡くなる前日までは普通で、当日の夕方に体調を崩し、しばらくして世を去ったとのことでした。
 最期の最期まで、両親との暮らしを楽しんでいたのだと思います。
 写真は、5年前の自分の誕生日に、実家で祝ってもらった時に撮ったものです。
 昨日も書きましたが、大歓迎したあと、このように腹を出して、なでるよう促していました。
 あの時の楽しさを思い出すと同時に、もう同じメンバーでこのような会を開くことができない、という現実を改めて再認識させられました。
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2020年11月17日

突然の別れ

 実家で両親と暮らしている犬が急逝した、という連絡がありました。
 人間が大好きで、実家に入ると大喜びで歓迎し、さんざんじゃれついたあと、お腹を見せます。
 そのお腹をなでるとまた喜ぶ、というのを実家に行くたびにやっていました。
 最後に会ってから1ヶ月も経っていません。
 そのときも、いつもどおり、大喜びで歓迎し、お腹をなでられて楽しんでいました。
 そして、帰るときも、いつ通り、見送ってくれました。
 まさか、これが最後の別れとなるとは、そのときは夢にも思いませんでした。
 もう、歓迎してもらえないことが、残念でなりません。

2020年11月16日

11月も半分過ぎたけれど…

 今日はえらく温かい日でした。おかげで11月中旬にも関わらず、快適な自転車通勤ができました。
 最高気温は20度だったそうです。
 さらに週間予報を見たら、金曜日の最高気温は24度となっていました。
 25度になると「夏日」ですから、その一歩手前なわけです。
 こちらとしては過ごしやすいのですが、やはり異常だと思いました。
 特にスキー場などは、コロナ禍とのダブルパンチで大変な事になるのではないでしょうか。
 「過ごしやすい日」であるにも関わらず、素直に喜べませんでした。

2020年11月15日

クラクションでの謝意

 自転車に乗っていたら、交差点の向こうから車が来ました。
 自分と同じ方向に曲がろうとしています。
 本来なら、こちらに優先権があるのですが、ここはあえて止まりました。
 後ろに自動車がいる状態で自転車を走らせるのが嫌いだからです。
 すると、譲られた車がクラクションを鳴らしました。
 「譲ってくれて有難う」の意味だという事はわかります。しかしながら、クラクションの音を聞くと、ギクッときます。
 とはいえ、謝意を表するのが大切なのは確かです。
 いっそのこと、クラクションから離れたところに、「お礼ボタン」を作って、それを押すと「サンキュー」などと発する機能をつければいいのでは、と思ってしまいました。
 ちなみに、免許を取って5年近くたちますが、間違って触った時を除き、いまだにクラクションを鳴らした事はありません。
 山道などだと「クラクションを鳴らせ」という標識があるそうですが、車で山に行くことはないので、たぶん一生鳴らさないのでは、と思っています。

2020年11月14日

無敵論法?

 ある人が、自分の専門分野に関して見当外れの事を主張していました。
 せっかくなので、間違いを指摘してあげたのですが、それに対する返事は驚愕的なものでした。
 それは「正しいのは私だ。なぜならば、実験をしてそれを証明したからだ。まわりの皆も私の意見に賛成している」というものでした。
 まだこれで、実験の詳細でも教えてくれれば、その実験が正しいかどうかはわかります。
 しかしながら、具体的にどんな実験をしたのかはわかりません。また、賛同している「皆」がどの程度の人なのかもわかりません。
 とりあえず、そこから導き出された結論が明らかに間違っている事だけは確かでしたが…。
 それにしても、この論法(?)ある意味、無敵です。相手がどんな事を言っても、こう言えば「反論」できてしまいます。
 言い換えれば、これは何も言っていないに等しい言説です。
 まあ、そのような「無敵論法」で来られた以上、こちらの対処法は一つしかありません。それはもちろん「もうこの人の相手はしない」なのですが…。

2020年11月12日

冬の気配

 朝起きたら、気温が6度になっており、今秋初のジャンバー着用となりました。
 11月も中旬ですから、冬の気配になるのも当然といえば当然ですが…。
 季節の移り変わりは好きなのですが、今年の場合、「コロナ第2波(第3波?)」とともに迎える冬になるわけです。
 そう考えると、春先以上に不安な頭をよぎります。
 とにもかくにも、相方ともども、感染しないよう、注意のうえに注意をして過ごす「冬ごもり」になりそうです。
 初の「寒さ」を感じながら、そんな事を思った朝になりました。

2020年11月11日

自分にとって「当たり前のこと」に注意

 昔から、仕事やつきあいで、イベント告知のチラシやWEB告知を頼まれました。今も続いています。
 ところが、もらった作成案を見ると、告知の基本中の基本である「いつ」と「どこで」が非常に目立たなくなっているものが少なからず存在します。
 ところが、主催者の頭の中では、「このイベントをどこで何時から開催するか」というのは当然すぎることなわけです。
 その結果、「自分たちにとって当然すぎる事だから、そんな事、案内チラシやサイトに詳しく載せる必要などない。それより、イベントの内容を詳しく告知してほしい」という認識になるようです。
 チラシや案内が「自己主張」になっている、という事なのでしょうね。
 ちょっとでも「見る人の立場」になってくれれば、と思うのですが、人によってはなかなかそれが難しいようです。しかも、こちらがそれを指摘しても聞いてもらえない事が多々あります。
 その結果、依頼どおりに作った結果、見る人が興味を持ってくれないようなチラシや案内サイトが完成してしまいます。
 依頼された身なので仕方ないのですが、流石に虚しさを感じてしまった事も少なくありません。
 ちょっと視点を「見る側」に変えればすぐにわかるはずなのですが、人によってはそれが至難の業なのかもしれないな、と思わされています。

2020年11月10日

第2波

 欧州で、コロナ第2波が深刻、という記事を見ました。
 春先が「第1波」で、その後、ロックダウンが解除され、寒くなった今が「第2波」という定義のようです。
 それに対応して、再び、ロックダウンが開始されたのですから、たしかに「第2波」です。
 なるほどと思う一方で、では今、日本はどうなのだろうか、と思いました。
 5月に緊急事態宣言が解除されたあと、段階的に規制が緩んでいます。
 そして段々と寒くなり、北海道をはじめ、感染者はどんどん増えています。
 ところが、ロックダウンどころか、プロ野球は観客をどんどん増やしています。
 政府の分科会会長という医師は、「会食でマスクをしながら食事をしましょう」などと呑気な事を言っていました。
 第2波が来ているにも関わらず、防御を緩めている、という感じです。
 それもあって、春先より不安感は大幅に増しています。
 この秋から冬にかけて、よほど厳重な警戒を、家族ともどもせねば、と思っています。

   

2020年11月08日

「反省」の理由

 テレビドラマの紹介記事を見ました。
 主人公は、75年前の戦争で軍歌を作曲した人という設定でした。ところが、敗色濃厚になるにつれ、自分の仕事に悩み、敗戦後は普通の曲を作るようになった、とのことでした。
 もちろん、この人が軍歌を作るのをやめたのは戦争に負けたからです。仮に戦争に勝っていれば、勝利に貢献したとさらに持て囃され、本人も何の「悩み」もなく、軍歌を作り続けていたこと間違いありません。
 戦争を推進・協力していた人々が、このように「敗戦によってこれまでやっていた事の都合が悪くなった」ことを、「戦争のおかしさに気づいた」「軍部に騙されていた事に気づいた」などと言い訳する事例は多々ありました。
 そのほとんどが占領国の都合もあって免罪され、責任も取らずにすみました。
 この人達にとってそれは幸せな事だったのでしょう。しかし、その結果、「責任を取らない」風習が根付いてしまったように感じています。
 そのツケをいつまでも支払わずにすむとは思えません。
 見てもいない番組ですが、その紹介文をみながら、そんな事を考えました。

2020年11月07日

些事を気にしすぎると…

 ある人が、サイトのアドレスにおける「し」のローマ字表記が「si」になっていたのが気に食わず、無理やり「shi」になおしたら、サイトの設定がおかしくなった、という話を聞きました。
 言うまでもないことですが、サイトのアドレスのローマ字が訓令式だろうとヘボン式だろうと、アクセスする人には関係がありません。したがって、そんなもの、いくら自分が気に入らないからといって、変えようとする必要などないのです。
 もちろん、「蟻の一穴」という格言があるように、小さな間違いを放置していたら大事に至る事はあります。
 しかし一方で、どう考えても放置してもかまわない些事にこだわりすぎると、このような悲劇が生じます。
 「これは気にすべきことなのか、無視すべきことなのか」の判断は、冷静に行わねばならない、という好例を見ることができました。

 

2020年11月06日

シアター貸し切り

 昨日行った映画の続きです。
 シアターに入ったら他に客は誰もいませんでした。結局、上映終了までそのままでしたので、「貸し切り状態」になったわけです。
 自分の場合、仕事の関係上、平日の日中に映画を見ることが多いので、これまでも、「観客が数人」という経験は一度ならずしたことがありました。
 しかし、自分だけ、というのは初めてでした。

 また、本編が始まる前に広告が流れるのですが、その半分くらいは、新型コロナ対策に関連したものでした。
 映画館自体、色々対策や工夫をしていることが改めてよくわかりました。
 しかし、映画館を敬遠する人が多いことは、この「貸し切り」状態からもわかります。
 なかなか「観て応援」することもできませんが、なんとか映画産業が持ちこたえるよう、なにかできないか、と思わされました。

2020年11月02日

弁当

 結婚してからそろそろ23年経ちます。
 その間、仕事を4回かわりました。
 どの仕事でも共通しているのは、昼に相方が作ってくれた弁当を食べる、という事があります。
 20数年前、一度弁当を家に忘れた事があります。そのとき、当時自宅から電車で1時間かかる職場に通勤していたのですが、相方が電車に乗って持ってきてくれた事がありました。その時のことは、いまでもよく覚えています。
 なお、弁当を作るのは相方ですが、弁当の米を炊くのは自分の担当です。
 ところが昨晩、炊飯器の操作を間違え、朝起きたときに米が炊けていませんでした。
 相方は当初、午前中に外出する予定だったのですが、それを知って、米が炊き直されるのを待って弁当を作ると言ってくれました。
 今は「職住接近」なので、一度出勤したあと、弁当のできた頃を見計らって車で帰宅し、作ってもらった弁当を持って再出勤しました。
 20代の時も50代のときも、こうやってミスがあっても相方の作ってくれる弁当を食べれるわけです。
 さりげない事ではありますが、これは「幸せ」と言える事なのだな、と思い、相方に感謝しました。

2020年11月01日

大阪市廃止投票、二度目の否決

 大阪市を廃止する二度目の住民投票が行われ、前回に続いて僅差で否決されました。
 マスコミは、「都構想」などと読んでいましたが、可決されても大阪が「都」になるわけではありません。
 半年ほど前、緊急事態宣言の際に、何らまともな対策を取らないにも関わらず、マスコミが大阪府知事を異常に持ち上げた報道をしていたので、かなり嫌な予感がしていました。
 それだけに、今回の結果には本当に安堵しています。
 そして、この住民投票にかまけた結果、大阪のコロナ禍はかなり悪化しています。
 まずは、その対処をしっかり行い、続いては、その責任の所在をはっきりさせてほしいものだと思っています。

2020年10月30日

足を寝違える

 深夜に、脚の痛みで目がさめました。
 右足の膝が左足の腿を圧迫しており、そのため、左足が痛んだのです。
 なぜこんな寝相になったのか、我ながら理解不能です。
 その痛みで、夜の眠りも浅く、昼過ぎまで歩くのに苦労しました。
 首の寝違いもそうですが、寝ている間に自分で自分の体をおかしくする、というのは本当に不思議な現象だな、と思いました。
 安全な寝相を身に着けねば、などと思ったりもしました。

2020年10月29日

久々の完全休養日

 今日は久々となる、何も予定の入っていない休みとなりました。
 日中は家でグデグデと過ごし、夕方に相方と買い物に付き合い、そのあと、ビールの美味しい店で食事を楽しみました。
 ついつい休みの日にも色々と予定を入れてしまうのですが、やはり、こうやって何もしない休みというのは重要だな、と思いました。
 どのくらい「充電」できたかわかりませんが、これを糧に明日からも頑張ろうと思える一日になりました。

2020年10月28日

「請求の件で電話しました」

 職場に電話がかかってきました。開口一番、「私、NTT代理店の・・・」と言ってきました。
 ビジネス電話の基本中の基本として、「この一言を聞いたら、悪質営業なので、絶対に話に乗ってはらない」というのがあります。(作成者・筆者)
 したがって、この時点で対処は決まっているのですが、一応、話を聞きました。
 すると、「請求の件で電話しました。責任者の方に代わってください」と言われました。
 基本的に、この「NTT代理店」による詐欺電話には、なるべく穏便に断るようにしています。
 しかし、この詐欺口上はさすがに酷すぎると思いました。そこで、「御社と契約していないのに請求が発生するわけないでしょう。ネタはわかっているんです。お引取り下さい」と言うと、向こうから電話を切りました。
 向こうも、騙すために、様々なテクニックを開発しているわけです。それによって、まともに買えば数万円ですむ機械を数十万円で売って儲けているわけです。
 しかし、その儲けのために、どれだけの「人の心」を切り売りしているのだろうか、と思いました。
 あわせて、天下のNTTから代理店の認証を受けている会社と、振り込め詐欺を行う集団との境界線がだんだんと曖昧になっているな、とも思いました。

2020年10月27日

本格そば茹でに挑戦

 ここ2年くらい、毎週1回、そばを茹でています。
 おかげですっかり慣れましたが、これまで茹でていたのは、袋に入ったもので、記載通り1分ほど茹でれば食べれる、というほとんど「インスタントそば」とも言えるものでした。
 しかし今日のそばは、乾いていて紙で巻いてある、という本格的なものでした。
 茹でる時間についても、「火力によって異なります。適切に茹でてください」などとかいてあります。
 仕方がないので、鍋の前につきっきりで、味見しながら茹でました。
 最終的には、なんとか食べれるように茹で上がり、一安心しました。
 実は、半世紀ほど生きていますが、いまだに「麺のコシ」というものが何だかよくわかっていません。このように、そば茹での経験を重ねれば、それを理解できる日がくるのだろうか、などと思ったりしました。

2020年10月24日

親の教え

 久々に親と話しました。
 ここに書いている、加齢に伴う衰えについて、「こちらはもっと年取っている」と指摘されました。親より年を取ることはどう考えても不可能なので、同意せざるを得ません。
 そんななか、今日も筋力の衰えを痛感する出来事がありました。
 この前までできたことが、できない、というのは辛いものがあります。
 まあ、疲れのせいかもしれませんが…。
 とはいえ、言われた通り、親に比べればまだまだ若いわけです。
 その教えを活かすために、少しは鍛えて、筋力の低下を防ごうと思ったものでした。
 何歳になっても、親の話は大切にせねばならない、と改めて思いました。

2020年10月22日

夢と記憶

 昨晩、猫の夢を見ました。
 家に帰ると、二人の猫がいました。うち一人がぐったりしています。それを、もう一人の猫が心配していました。
 それを見た自分は、「スターに何かあったのか。ムーンも心配している。大変だ、家族に伝えねば」と驚きました。しかし、しばらくしていると、ぐったりしていた猫が動き出して一安心した、という内容でした。
 ここで出てきた猫は、1990年代に実家で飼っていた猫です。
 事故にあった「スター」と別れて27年、長生きしていた「ムーン」と別れてからも19年経つのですが、こうやって夢に出てくるほど、心に残っているのだな、と改めて思いました。
 長く一緒に過ごせば、こうやっていつまで経っても夢で会える、というのは嬉しいことだと思いました。

 

2020年10月20日

18年という時間

 コロナ禍から政府の分科会などに所属してよく重要な発言をする人の評判が芳しくありません。
 自分は専門的知識を持っていないので、その発言自体を論じることはできません。しかしながら、少なからぬ専門家がその発言を厳しく批判しています。
 一方で、その人は、2002年のSARS流行のときは、非常に適切な判断をして、日本を感染から守った、と複数の専門家が発信していました。
 18年前にそれほどの活躍をした人がなぜ…とちょっと不思議に思ったものでした。
 しかしながら、自分の事を思い出し、その疑問は解決しました。

 自分が18年前にやっていた仕事を今やれ、と言われてもまともにこなすことはできません。
 この18年間で何度か仕事が変わり、当時やっていた仕事とは全く違う事を生業にするようになったからです。
 18年前は、当然ながら自分のいる業界に関する様々な知識を持っていました。
 しかし今は、当然最新情報はわかりませんし、かつて持っていた知識も使わなかったためほとんど忘れています。
 18年というのはこれだけ人間を変えるのです。
 その専門家も、大活躍してから18年間の間、いろいろと変化していったのでしょう。
 ただ、残念ながら、その変化は、その人の評価を下げるものだったようです。
 ちなみに自分については、18年前にできていた事ができなくなったのは残念とは言えるが、それからの18年で得たもののほうが大きいし、今の仕事が充実している、という認識です。

2020年10月19日

衰退の原因

 さまざまな指標が示していますが、日本の技術力は明らかに衰退しています。
 20世紀後半は、「世界に冠する日本の技術力」を誇っていました。その頃は、働く人には安定してかつ着実に上昇する給料と待遇がありました。
 また、学問の世界でも、大学の自治が守られ、学者はお金の心配なく様々な研究ができました。
 しかし、今世紀に入り、「先進国」では唯一となる実質賃金が下がり続ける国となり、学問への予算は削られる一方、大学への干渉は増えました。
 そんな事をしたら、「世界に冠する日本の技術力」が低下するのは、普通に考えれば分かる話です。
 しかし、今にして思えば、20世紀後半の偉い人たちは、「日本民族は優秀だから技術力も世界一だ」と大きな勘違いをしていたフシがあります。
 だからこそ、そのような事をして、日本の技術力を地に落としたわけです。
 おかげで、スマホもパソコンをはじめ、さまざまな「国産」が競争に敗れる時代になりました。
 しかしながら、今の偉い人たちは、いまだにその事実を認識できずに、「日本民族は優秀だから…」という考えを持ち続けているとしか思えません。
 そしてますます、働く人の待遇悪化と学問軽視を進めようとしています。
 そのような「偉い人」たちがのさばり続ける限り、日本の技術凋落は、さらに加速度を増すこと、間違いないでしょうね。

2020年10月18日

久々の携帯不携帯

 朝、目覚まし時計が壊れる、というハプニングがありました。
 それで起き抜け早々、感覚が狂ったのか、携帯を忘れで出勤してしまいました。
 「携帯不携帯」をやったのは、東京で会社員をやっていた時以来、約10年ぶりのことです。
 職場で気づいた時は、往復で30分かけて家まで戻ろうかと思いましたが、さすがにやめておきました。
 特に実害はありませんでしたが、やはり終日、違和感がありました。
 家を出る時の忘れ物確認は習慣化していると自分では思っていたのですが、そうなっていなかったようです。
 失敗をしないためにもルーチンワークをきちんとこなすことは重要だな、と改めて思いました。

2020年10月16日

東へ北へ西へ

 今日は休みでした。床屋を含め、短い予定を3つ入れていました。
 その予定先の方角が、それぞれ90度ずつ違っていました。そのため、三箇所とも自宅からの距離はさほど離れていないにも関わらず、二つの予定を組み合わせることができません。
 そのため、一箇所に行っては帰宅し、また次のところに行っては帰宅…というのを繰り返しました。
 ちょっと効率が悪い結果になりましたが、まあこういう事もあります。
 全体的にはのんびりでき、いい骨休みになった一日となりました。

2020年10月15日

珍マナー

 定期的に、SNSに「目上の人に○○という表現を使うのはマナー違反だ」という発信がなされます。
 そこで「指摘」されている「マナー違反」で正しかったものは一つもありません。
 上下関係に厳しい営利企業に勤めていた時も含め、何度もその表現を上司などに使っていましたが、咎められた事など一度もありませんでした。
 「意外な事実」を発表してリツイート数を稼ごうという手段なのですが、率直に言って恥を知らないと言わざるを得ません。
 ネットに限らず「意外な事実」を見た時は、鵜呑みにせず、本当に事実なのかを検証しないと、とんでもない誤認識を植え付けられてしまうので、注意が必要ですね。

2020年10月13日

羽織れば暑いし脱ぐと寒い

 自転車で出勤しました。
 家を出たときにちょっと肌寒かったのでセーターを着たのですが、こいでいるうちに汗をかいてきたので脱ぎました。
 すると今度は寒さを感じます。
 というわけで、寒いとセーターを着て、熱くなったら脱ぐ、を何度か脱ぎ着する羽目になりました。
 暑すぎもせず、寒すぎもしないというのはいい気候のはずですが、このように困ることもあるのだな、と思ったりしました。

 

2020年10月12日

ヨーロッパ最高峰

 調べ物をしていたら、偶然、ヨーロッパの最高峰がロシアにあるエルブレス山である、という事を知ることができました。
 知名度の関係もあり、勝手にヨーロッパ最高峰はモンブランだと、これまでずっと思い込んでいました。
 それによって困った事があったわけではありません。しかしながら、思い込みで間違った認識をしていた、という事にはちょっとした残念感がありました。
 まあ、事実を知ることができたので良かったと思うことにしました。

2020年10月11日

手書きとパソコン打ち

 職場の試験を受けました。
 これまでは、回答は手書きで出すルールでした。しかし、今年からパソコンを使っての回答が可能となりました。
 わかっていた事ですが、以前の手書きと、パソコン使用では、効率が全然違いました。もちろん、考えの整理も圧倒的に楽でした。
 流石に最近は聞かれなくなりましたが、かつては「手書きの文章はワープロ打ちより心がこもっている」などという珍説がありました。
 しかし、手書きだと「手が疲れる、誤字を書き直す、文章を入れ替える時は一旦全部消す」などという事に気を取られ、疲れてしまいます。これでは、心のこもった文章には絶対にならないな、と改めて思ったものでした。

2020年10月10日

虚しい案件解決

 ここ1ヶ月ちょっと、心身に負担を及ぼしていた案件がやっと解決しました。
 解決と言っても、合意に至ったわけではなく、ハードランディング的なものですが…。
 それまでの疲れがどっと出たのか、今日は午前中、目は覚めているのに布団から出ることができませんでした。
 それだけ心身を疲弊して、プラスになるものは何も得られなかったのですから、虚しいものがありました。
 まあ、今後、その案件で被害を受けることがなくなったので、それでよしと思うことにしました。

2020年10月09日

嘘は突き詰めると破綻する

 学術会議任命拒否問題で、菅首相の言っている事が完全に破綻してしまいました。
 昨日まで、「総合的、俯瞰的な活動を確保する観点から(任命拒否を)判断した」と言っていたのが、今日になって「名簿は見ていない」と言い始めたのです。
 最初の嘘で都合の悪いことが明らかになったため、別な嘘をついた結果、支離滅裂になった、という分かりやすい例です。
 この件に限らず、嘘をついた場合、その矛盾を追求していくと、こんな感じで嘘に嘘を重ねた上で論は破綻します。
 しかし、嘘であることを追求しないと、「嘘をついたもの勝ち」状態になってしまうのです。
 嘘つきを破綻させるのは実はたやすいこと、しかしながら、嘘を放置すると大変な事になる、という事があらためてよくわかった一例でした。
 なお、それ以前の問題として、そもそもこの件では「任命拒否」自体が違法行為であるという大前提を念の為つけくわえておきます。

2020年10月08日

また台風

 週末にまた台風が来るようです。
 この前の台風はそれてくれましたが、同じことが二度も続いてくれる保証はありません。
 もちろん、それてくれる事を願っていますが、最悪のケースを想定して動かざるを得ません。
 日常生活が雨で悩まされる上に、台風の進路に一喜一憂するという、面倒な日々が続きます。
 とにもかくにも、何も起きずに済むことを願っています。

2020年10月06日

初めての鍼治療

 首から肩にかけて凝りと痛みが生じ、振り向くことすら困難になりました。
 疲れが酷くなると発生するある種の「持病」で、一年半前にも発症した事がありました。
 その時は病院に行ったのですが、今回は家の近くにある整骨院に行きました。
 指圧に加え、電気治療と鍼治療がありました。
 自分にとっては生まれて初めての鍼治療です。
 といっても、よくあるような鍼を何本も指すというものではなく、手に鍼をつけてのマッサージ、という感じでした。特に痛みもありませんでした。
 その鍼効果もあり、終了後は痛みが大幅に引きました。
 思わぬ「初体験」となりました。今後、加齢で体にガタが来るたびに、このような「初体験」が増えるのでしょうね。
 あまり体験せずにすむように、健康に気をつけねば、と思ったりもしました。

2020年10月05日

実質スタグフレーション

 色々なところで、「商品の値段は据え置くが、量を減らして実質的に値上げする」というのが行われています。
 1リットルの牛乳を容器変更とともに900mlにしたのがかなり話題になりました。
 先日は、キットカットが同じ値段で20g減ったというツイートが話題になっていました。他にも、スーパーのパンの「ふわふわ感」が増している。要は空気が増えてスカスカになっているだけ」という指摘も見ました。
 長年続く実質賃金低下で消費が減る中、このような「実質値上げ」が行われているわけです。
 景気が交代する一方で、実質的に物価高のですから、実質的にはスタグフレーションが起きている、と言わざるを得ません。
 本当に酷い経済になったのだと改めて実感しました。

2020年10月04日

地元産?

 近所のコンビニで牛丼を買おうとしました。
 表示を確認したら、作っている会社が知っているところでした。
 といっても、その会社に知り合いがいるわけではありません。
 その会社の従業員送迎バスが地元をよく走っており、自然と名前を覚えたわけです。
 これを食べると「千産千消」(※「地産地消」の千葉バージョン)になるのだろうか、と思ったりもしました。
 しかしながら、駅前で見る、送迎バスを待つ人の暗い表情の人たちの事を思い出し、買う気はおきませんでした。

2020年10月03日

三者三様の猫

 知り合いの所に行った帰りに、猫の気配に気づきました。
 三者三様で距離を取り合い、それぞれポーズを取っています。
 仲良しならば、もっと近づいているし、ライバルならばもっと緊張感があるはずです。
 それだけに、この三猫の関係がどうなるか、気になりました。
 離れた所からスマホを向けたのですが、逃げません。しかし、長年の経験から、もっと近づくと逃げ出す可能性が高い、という事を知っているので、この距離で写真を撮りました。
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2020年10月02日

10月のかおり

 暦にあわせたかのように、昨日から、金木犀の香りが空気に交じるようになりました。
 これを感じると、「10月になったな」と思うことができます。
 特に今年は、日頃から換気のために窓を大きくあけているため、職場のすぐそこにある金木犀の香りを、仕事中に楽しむことができます。
 もちろん、窓をあける理由を考えると、単純に喜んでもいられませんが…。
 色々な思い出が交錯する10月ではありますが、とりあえず、この香りを楽しもうと思っています。

2020年09月29日

クーラーつけっぱなし論争(?)

 しばらく前から、夏のクーラーはつけっぱなしにしたほうが電気代が安い、という言説がネットでよく流れています。
 一方で、「つけっぱなしにしたら電気代が倍になった」という言説もみかけました。
 どちらが本当かわかりません。そしてどちらも、どこの誰が書いたのかもわからず、文章に責任が生じていないものです。
 これを投稿するとRTが稼げるから、この類の投稿があとを絶たないのでしょう。
 いずれにせよ、真に受ける価値のある情報でない事は確かです。

2020年09月28日

知らぬは別に恥ではない

 世の中には無数の「知識」があります。当然、すべてを知っている人はいません。
 特に、新しい事をやろうとすると、絶対に「知らない事」が出てきます。
 それを「知らない」というのは何ら恥ずかしいことではありません。知らないならば、これから習得すればいいだけの話です。
 ところが、「自分が知らないことが相手にバレると恥」と思う傾向が一部の人にあります。
 そういう人の傾向として顕著なのは、「知らない」事をひた隠しにし、中途半端な知識を寄せ集めて「知ったかぶり」をする、というのがあります。
 その結果、間違った知識で物事を進めてしまい、自分のみならず、他人に迷惑をかけてしまうわけです。
 このような事例が生じる原因として、「知らない」事を恥とし、場合によっては嘲笑の対象にする、という風習があります。
 繰り返しになりますが、誰にでも知らない事は山程あります。その当然な事である「知らない」を批判するのではなく、「知ったかぶって迷惑をかけること」を批判する風習に変えていきたいと思っています。

2020年09月27日

相手から都合のいい答えを引き出せる術の副作用

 コンビニの本棚などに、よく「相手を思い通りに動かす術」とか「相手から都合のいい答えを引き出す術」みたいな本が置いてあります。
 自分は読んだ事がありませんが、たまに、そのような本を読んだのだろうか、と思えるような「交渉術」に遭遇することがあります。
 以前、別にこちらとしては会いたくない人から誘いの電話がありました。
 忙しいから、と答えたら「なら次の三連休で飲み会をやろう。どの日なら都合がいい?」と尋ねられた事がありました。

 なんか「いかにも」な感じです。選択肢を提示することにより、『行かない』という答えを封じるテクニック、なのでしょう。
 それに対しては「3日ともだめ」と即答しました。おかげでそれ以降、その人から連絡がこなくなり、助かっています。
 先日は、LINEで「これをやってほしい」という連絡があり、「内容を確認したうえで、後で正式に返事します」と返しました。
 すると、LINEでなく、ショートメールで、こちらが同意した事を前提にしたようなメッセージが送られました。
 LINEのツリーを見れば明らかに矛盾が生じてしまいます。それゆえ、SMSで送ってきたのでしょう。
 色々な「都合のいい答えを引き出すテクニック」を研究しているのだな、と思いました。
 しかし、タネがばれると、その「術」は一切通用しません。そのため、こちらが下した判断は「もうこの人は一切信用ができない」というものでした。
 この類の「術」を使っている人がどれだけいるのかわかりません。その中で、「術」を使っている事がバレたら、その相手からの信頼をすべて失う、という事を理解している人はどれだけいるのだろうか、と思っています。

 

2020年09月26日

久々の将棋と浅草

 浅草で行われた将棋大会に出ました。将棋を指すのは一年ぶりです。
 結果は1勝1敗でした。内容はともかく、久々に楽しむことができました。
 会場の浅草に行くのも一年ぶりなのですが、昨年とは様変わりをしていました。
 かつてたくさん見かけた外国からきた観光客は全くいません。
 そして内外の観光客を乗せて頻繁に走っていた人力車もほとんど稼働していませんでした。
 もちろん、だからといって観光客で賑わっていたらそれはまた大問題です。当分の間は、この「コロナ対策」をし続けるよりありません。
 そのためにも、このように観光客減で苦しんでいる人たちに、十分な補償をすべきだと、改めて強く思いました。

2020年09月25日

悪夢の国

 コロナ禍で売上が減った東京ディズニーランドが、ダンサーなどの契約社員に対し、「超低賃金で残るか、一時金をもらって辞めるか」という提示をした、という報道を見ました。
 別にコロナ禍だから起きた話というわけではなく、この会社における「ブラック労働」やパワハラ問題などは、毎年のように報道されています。つまり、そういう企業体質なわけです。
 いくら豪華な施設やイベントが人気でも、働く環境がこれでは、「悪夢の国」としか言いようがありません。
 これが日本を代表する遊園地であるわけです。それも、今の日本における働く環境の劣化を象徴していると思っています。

2020年09月23日

「論破」の価値

 ある時期から、「相手を論破する」というのが何か凄い事のように思われる風潮ができました。
 さかし、その「論破術」みたいなものは、詭弁や嘘を多様したり、相手の発言中に大声で割り込んで主張を封じるようなものでした。
 その結果、論理的で筋の通った事よりも、そのような「論破術」を駆使するほうがもてはやされるようになりました。マスコミもそれに同調しました。
 その結果、何人もの人がたくさん話しているのに、得るものはほとんどない、という事が増えました。
 「論破」よりも話し合って合意や進歩を生み出すほうがずっと価値があると思うのですが…。
 このような風潮が続く限り、論議の質は下がる一方になることでしょうね。

2020年09月22日

台風接近

 台風12号が接近中です。木曜の夜には首都圏を直撃するという予報になっています。
 今の仕事は、台風直撃が大きく影響するので、今から色々と直撃日時をシミュレートして色々と対策を取る必要が生じます。
 昨年の今頃もそれで本当に苦心をしました。
 気候変動で、毎年このように台風直撃による大雨や暴風が恒例化しているので、今の部署にいる間は、毎年秋はこれで悩み続けることになりそうです。
 根本的解決は地球温暖化の防止しかありません。数年で効果がでるものではありませんが、何もしないでいいわけではない事は確かですね。
 数日後の対策に悩むと同時に、この根本的解決についても色々と考えています。

2020年09月21日

久々に猫と遊ぶ

 あるお宅から、スマホが起動しなくなった、という連絡があり、訪問しました。
 スマホの問題はあっさり片付いたのですが、その後も、色々と話しがはずみました。
 その家には13歳の猫がいました。たいへん人懐こく、初対面の飛車を見ても、すり寄ってきて「ニャー」と言います。
 おかげで、久々に猫とじっくり遊ぶことができました。
 訪問サポートは色々と面倒なこともあるのですが、このような「役得」もたまにあります。それだけにこれからも色々と訪問サポートは続けたいものだと思っています。

2020年09月19日

四連休と不安

 今日から四連休です。自分の仕事は祝日は関係ないので特に影響はないのですが、ニュースを見ると暗澹たる気持ちになります。
 コロナ禍は何ら収束せず、東京の新規感染者数も相変わらずなのですが、羽田空港は満員で、多くの人が飛行機ででかけた、とのことでした。
 つい最近も、コロナ禍を抑え込んでいた沖縄が、「GoToトラベル」のおかげで、感染者が急増した、という事例がありました。
 それと同じことがさらに大規模に起こるのでは、と危惧しています。
 もちろん我が家はこれまで通り、手洗いうがいと接触削減を続けてきますが、それがいつまでもつのか、と思えてきています。

2020年09月15日

地位は人を作らない

 「地位は人を作る」という言説があります。「それなりの地位につくと、その地位にふさわしい人間に成長していくということ」です。
 現実を見れば、これが間違っている事は明白です。ごく最近だけみても、「自分の陣営を当選させるために億単位の金を配った法務大臣」なんという「地位が人を作らなかった」典型例があります。
 もちろん、この人に限らず、そのお仲間全てにあてはまる事です。
 これは今に始まったことではなく、歴史を見ればいくらでも類例はあります。
 もしかしたら、そのような能力も適正もないのに高い地位に登った輩に媚びへつらう人が、このようなどう考えてもおかしい言説を考えついたのだろうか、などと思っています。

   

2020年09月14日

久々に自転車通勤

 自動車を買ってから初となる自転車通勤をしました。
 気温も下がり、雨も降らなそうなので自転車にしました。
 予想通り、天候に恵まれ、快適に自転車を走らせることができました。
 しかしながら、ちょっと疲労感がありました。10日ほど続けた自動車通勤に慣れて、体がなまってしまったのでしょうか。
 自動車通勤は楽ですが、運動不足には気をつけねばなりませんね。
 週末までは気候が良さそうなので、引き続き自転車を使おうと思いました。

2020年09月12日

業界トップ企業が相次いで…

 昨年、セブンイレブンが「セブンペイ」というスマホ決済システムを導入したものの、セキュリティがガバガバであっという間に閉鎖に追い込まれた、という事件がありました。
 そして今、NTTドコモの銀行決済システムの「ドコモ口座」で、数千万の不正引き出しが発生してニュースになっています。
 いずれもその業界でトップかつ、日本を代表する企業のはずです。
 それが、こんな酷いシステムを世に出し、多くの被害者を出したのですから、呆れる限りです。
 まあ、セブンイレブンといえば、甘言でオーナーを募集し、それをこき使って儲けるビジネスモデルです。また、ドコモも、最近は、スマホを買う高齢者に不要な光回線を勧めたりして儲けています。
 そんな形で金儲けをするのですから、このような論外のサービスを提供するのもある意味当然なのかもしれません。
 毎度ながら、日本企業の凋落ぶりをまざまざと感じさせられた事件でした。

2020年09月11日

傘をさして味噌汁を運ぶ

 今の職場は2階建てで、自分の部署は1階にあります。
 そして1階と2階を結ぶ階段は屋外にしかありません。
 昼は相方が作ってくれる弁当を食べるのですが、それ加えて、2階にある台所でインスタント味噌汁を作って飲みます。
 今日の昼は、突如豪雨になったと思ったら、すぐに上がり、また降る、という極めて不安定な天気でした。
 そんななか、いつもどおり、味噌汁を作りに2階に上がりました。その時点では、外は晴れていました。
 しかし、味噌汁を作っている間に、突如、豪雨になりました。
 普通に降りたら、ずぶ濡れになってしまいます。
 そのため、片手に味噌汁、片手に傘、という出で立ちで外階段を降りました。
 ほんの数分でここまで天気が変わるわけです。
 毎度のことながら、かつての日本とは気候が違うのだな、と痛感させられました。

2020年09月10日

名古屋うどん

 八千代台のほうに用事があったので、ついでに前から気になっていた「名古屋うどん」を食べに行きました。
 名古屋で麺類と言えば、きしめんか味噌煮込みうどんです。ネットで調べても、他に「名古屋うどん」という定義はありません。それだけに気になっていました。
 釜揚げうどんを頼んだのですが、うどんはやや細めという感じでした。そして、一本がかなり長く、つゆに入れるのに苦労をしました。
 うどんを一通り食べたら、蕎麦湯が出てきました。長年、色々なうどんを食べましたが、うどんを頼んで蕎麦湯が出てきたのは初めてのことでした。
 世の中には、まだまだ知らないうどんがあるのだな、と驚かされました。
 これからも、色々なうどんを食べていきたいものです。

2020年09月09日

蛍光灯を交換

 寝室の蛍光灯が壊れました。
 紐で点灯するのですが、その紐が使えなくなったのです。
 この蛍光灯を買ったのは、27年前でした。
 それまでの実家ぐらしをやめ、弟と二人でアパート暮らしをする時に購入したものです。
 その後、結婚して千葉に引っ越す事になったのですが、備え付けの蛍光灯がなかったので、それを持っていきました。
 というわけで、2つのアパートにわたり、27年間、自分の部屋を照らし続けていたのです。
 自分の人生の半分以上、お世話になっていたわけです。
 どんな物でも、いつかは壊れるのは仕方ないことです。とはいえ、これだけ長いつきあい、かつ、ほとんど毎日お世話になっていた物だけに、これまでにない寂しさがありました。

2020年09月08日

よく壊れた日

 朝イチでコピー機の故障でサポート会社に電話をしました。
 我が部署はこれが使えないと、コピーはもちろん、プリンタ機能もスキャナ機能も停止します。
 しかも、火曜日というのは一番プリンターを使う日なのです。
 それだけに、朝から大変でしたが、当初の予定よりちょっと早く修理が完了し、一安心しました。
 しかし、午後になると、今度は「社有車」の不調が判明しました。この車は、深夜に重要な任務で数十キロ走ります。万が一、走行中に壊れたら大変な事になります。
 最初に行った会社では手に負えず、別の会社を紹介されたりしたため、2時間ほど費やしてしまいました。
 おかげで、本来やるべき仕事を翌日に回さざるを得ず、明日は朝から多忙になる予定です。
 どんな物でも必ず壊れるので仕方ないのですが、さすがに二回も起きると、かなり不運を感じました。
 まあ、代わりにいつか、幸運の日が訪れることもあるだろう、と思うことにしました。

2020年09月07日

頑張らせる前に考えるべきこと

 物事が全て順調に行っていれば「頑張ろう」と鼓舞する必要はありません。
 言い換えれば、「頑張ろう」とか「頑張れ」というときは、物事がうまく行っていないときなわけです。
 しかし、本当にそれで解決するのでしょうか。
 うまく行っていないという事は、なんらかの理由があります。それを改善せずに頑張りを求めるのはちょっと違うと思います。
 たとえば、重いものを持ってフラフラになって歩いている人に必要なのは「頑張れ」と言うことではありません。
 台車を用意するなり、二人で運ぶなど、運び方を変えるべきなのです。
 他人に頑張りを求める人は、そのへんをもう少し考えてほしいものだと思っています。

2020年09月06日

天災と人災

 強力な台風10号が九州に上陸しました。
 年々強力になっていくのに加え、コロナ禍で避難所が使いにくくなっているので、より一層心配です。
 それにしても、昨年の台風被害から一年経ったわけですが、「このような対策を行ったから、昨年のような大変な事にならない」という話は一切ありません。
 結局、この一年、政府は、人々に誇れる防災対策など何もしていなかったわけです。
 昨年の台風でも、被害が拡大した理由として、公務員削減に伴う公共サービスの低下がありました。
 そう考えると、この被害は天災ではありますが、人災の側面も多々あると言わざるを得ません。
 明日の九州での被害が最小に収まることを願いつつ、一刻も早く、防災対策に力を入れ、「昨年のような事はおきません」と胸を張れる政治に変える必要があると強く思いました。

2020年09月05日

自動車ならでは

 昨日購入した自動車で早速相方とでかけました。
 半年ほど前に相方が知り合いから美味しいとんかつ屋があると紹介された所です。
 ただ、美浜区幸町という、京成線と京葉線の間にある店なので、公共交通機関で行くとなると、駅からかなり歩きます。それだけに、レンタカーを使わねば行けないな、などと話していました。
 そこで、初ドライブとして、そこに行くことにしました。
 昨年から、相方と二人で車に乗る機会がありましたが、いずれも病院への送迎でした。
 それだけに、このように気楽な用事で出かけられることを嬉しく思いました。
 とんかつのほうも、勧められるだけあって美味で、これまで食べたなかで一番と思えたほどでした。
 行き帰りの時間も含め、貴重な時間を過ごせました。
 いろいろ迷いましたが、自家用車購入を決断してよかった、と思いました。

2020年09月04日

自家用車を購入

 ちょうど7年前の9月に自転車通勤をはじめました。
 その後、5年前に職場が変わったときも、自転車通勤を続けました。
 いずれの職場も、公共交通機関を使うより、自転車を使ったほうが早く行ける、というのが理由でした。
 そして5年間、今の職場に自転車で通い続けたのですが、この夏の炎暑とゲリラ豪雨でかなり体力を削られました。
 そこで、自動車通勤に切り替えることにしました。
 当然、費用が発生するので、そのぶん、節約せねばなりません。
 しかし、この環境で自転車通勤を続ける事を考えれば、その出費を諦めたほうがいい、という判断に至りました。
 ちなみに数年後に職場が駅近くに移転する予定があるので、それ以降は電車通勤する予定です。
 それを考えると、今回の自動車購入は生涯最初で最後かも、と思っています。
 というわけで、短い期間になりますが、購入費と維持費の元を取れるくらいに自動車を活用できればと思っています。

2020年09月03日

猛暑と豪雨

 予想通りではありますが、今日も猛暑でした。TVを見たら、9月の高温記録を更新したとアナウンサー氏が言っていました。
 また、午前中に花見川区内を車で移動していたら、突然の豪雨に見舞われました。あっという間に道には水たまりができたほどでした。
 しかしながら、午後にちょっと離れた場所に行ったら、そこには雨の痕跡すらありませんでした。また、その時点で千葉駅近くにいた相方に聞いたら、雨など全然感じなかったと言っていました。
 それだけ局地的な豪雨だったわけです。しかしながら、こんな経験するのもすっかり慣れてしまったので、特に驚きはしませんでした。
 この数年で完全に気候が変わってしまっているわけです。こちらも、それに対応するようにやり方を変えざるを得ないと思いました。
 同時に、だからと言ってこのまま温暖化を傍観せず、自分なりになにか変えることをせねば、とも思いました。

2020年09月02日

公式の敗戦記念日

 太平洋戦争の終結日は、というと、ほとんどの人が8月15日と答えると思います。
 しかし、その日は、当時の大日本帝国政府が、ポツダム宣言を受け入れて降伏すると、当時の「臣民」に放送しただけの話で、国際法的には戦争は終わっていませんでした。
 法的に戦争が終わったのは、政府が降伏文書に調印した9月2日です。
 したがって、今日は、法的に戦争が終わって75年目となります。

 の夏も戦争を題材としたコンテンツが色々と発表されました。
 しかしながら、先日も書いたように、その中には、二度と戦争で苦しむ人を出さない事が目的でないものもありました。
 75年前の一部を誇張したり、逆に重要な部分を隠して、「事実と異なる戦争観」を植え付けようとする悪質なものもありました。
 戦争を経験した人が減り、さらに戦争で儲けようとする人が増えている現在ゆえに起きている現象だと思っています。
 そんなキナくささを感じた、「75年めの公式敗戦記念日」でした。

2020年09月01日

秋の風

 月が代わったとたん、涼しい風が吹くようになりました。
 数日前までの炎暑とは別世界であるかのようです。
 おかげで、久しぶりに、休憩無しで職場まで自転車をこぐことができました。
 あれだけの暑さに苦しんだだけに、秋の風のありがたみを例年以上に感じました。
 もっとも、天気予報を見ると、明日からはまた連日の30度超えが続くようです。
 ふたたび、あの炎暑に苦しむ日が続くのでしょうか。
 いずれにせよ、束の間とは言え、秋の風を感じたことには、心がやすらぎました。

2020年08月30日

藁人形論法の見本

 有名な詭弁の一つに「藁人形論法」というものがあります。
 誰も言っていない「間違った言説」を勝手に作り出し、それを「論破」することにより、自分の言説の正しさを主張する、というものです。
 今年に入って、この藁人形論法を駆使する人が増えています。
 皆、判で押したように「日本に住む1億2千数百万人の人にPCR検査をしたら大変な事になる。だからPCR検査を広げるべきではない」と言っています。
 この前段部分の「「日本に住む1億2千数百万全ての人にPCR検査」を主張している人など基本的にいません。にも関わらず、その誤りを批判する事で、自分の主張である「PCR検査抑制」を成立させようとしているわけです。
 これほどあからさまな「藁人形論法」もないよな、と呆れました。
 もしかしたらそのうち、藁人形論法の別名として「1億2千万人全員PCR検査論法」という言葉ができるかも、などと思っています。

2020年08月29日

退会手続き

 あるサービスを退会しました。
 別にそのサービスに問題があったわけではありません。他の要因で必要性がなくなったからです。
 サイトから退会手続きを取ったのですが、非常にあっさりと終わりました。
 これには正直びっくりしました。
 現在、ネット上で手続きできるサービスは、退会するさいに、何とか引き留めようと、姑息な手段をつかいます。
 なかには、操作ミスが起きそうな画面を用意するようなものもあります。
 そういうのを見るたびに、「このサービス、二度と使うか」という気分になりました。
 それだけに、今回の、退会手続きは好感が持てました。
 また使う必要性が生じたら、すぐに入ろうと思いました。
 改めて「北風と太陽」は非常に上手い寓話だな、などと思ったりもしました。

2020年08月28日

動くだけで熱中症間際

 今の職場に勤めて5年めの夏になりました。
 その間、ずっと自転車通勤をしていました。
 それだけに余計、この夏の暑さが異常であることを体感しています。
 走っている時に日陰をみつけると、それだけで嬉しくなり、そこに入ります。
 ヘルメットを装着しているので、頭の熱中症対策は大丈夫なのですが、それ以外の部分は20分の自転車こぎの間で、かなりのダメージを受けます。
 出費を覚悟しつつ、抜本的な対策を取るときが来つつあるようです。

2020年08月26日

26歳の誕生日

 職場のSさんが26回目の誕生日を迎えました。
 基本的に、人の誕生日には興味がないのですが、今回は例外でした。
 うちの職場には「社有車」が二台あります。自分がそれを管理しているのですが、自動車保険は26歳未満の人が乗るのと乗らないのでは契約も料金も違います。
 経費節減もあり、その26歳未満の保険は一台だけに適用していました。それだけに、「社有車」を使う時は、Sさんのスケジュールとの調整が必須になっていました。
 それが今日から解除されたため、車の管理も楽になり、保険料も下がるわけです。それは大変うれしいことでした。

 その事をご本人に話したら、「ええ、26歳になってしまたんですよ」という返事がありました。
 それを聞いて、思わず、自分が26歳だった時の事を思い出しました。
 当時は、東中野のアパートで弟と二人暮らしをし、二人で趣味を満喫する生活をしていました。
 一方、仕事では雑誌の編集をしていました。その関係で今の相方の存在を知ったのが、ちょうど26歳になった頃でした。
 また、結果的に今の仕事につながる事を具体的に始めた時期でもありました。
 その頃の事を色々と思い出したりもしました。
 なお、年齢の事だけを書いてしまいましたが、Sさんは非常に気遣いができる方で、我が職場のホープの一人です。
 これからの活躍も大いに期待しています。自分も、車の管理以外でもサポートできるよう、頑張っていきたいと思っています。

2020年08月24日

嘘をつく専門家

 このコロナ禍で、専門家・大御所と呼ばれる人が色々と嘘をついている事が明るみになっています。
 先日も、春先にその道の大御所と呼ばれる人が「新型コロナウイルスは4月を過ぎて暖かくなれば消える」などと言っていた情報を見ました。
 それが嘘であった事は今になってみれば明白ですが、それがきちんと検証されたり、その人が嘘をついた事が批判されている様子はありません。
 そういう嘘が出回ったほうが都合のいい人々が力をもっているからなのでしょう。
 以前は、なぜ自分が長年努力して学んだ専門的知識に背くような嘘を平然とつくのか、と不思議に思っていた時期もありました。
 しかし最近になって、このような人々はもともと金や名声が得たくて専門的知識を習得したのだから、儲かるとなれば知っていても平然と嘘をつけるんだな、と理解できるようになりました。
 早く世の中がまともになって、どんな過去の実績があろうと、目先の金儲けのために分かっていて嘘をついた「専門家」に対して、厳しい報いがくだるようなれば、少しは生きやすくなるかな、と思いました。

2020年08月22日

早食いをやめる

 子どもの頃から早食いでした。
 なぜそうなったかは覚えていません。ただ、嫌いなものは早食いしませんでした。
 だから、美味しいものを食べると、「もっとこの美味しさを味わいたい」という思いが発生して、早食いになったのか、などと自己分析しています。
 ただ、これが健康にいいわけはありません。特に、自分も50を越えました。このまま早食いを続けるのはいかがなものか、と思うようになりました。
 そこで、早食いをやめることにしました。具体的には、最初に口に入れたものを食べ終わるまで、新たに口に入れない、「ルール」を設定しました。
 実践したら、圧倒的に食べるのが遅くなり、一緒に食べていた相方に驚かされました。
 やってみた結果ですが、美味しいものを味わう時間が伸びた、という感じでした。そう考えると、お得感があります。
 いつまで続くかわかりませんが、当分の間、この「遅食い」を続けてみようと思っています。

2020年08月21日

ヘイト放送局

 春に、NHKが人種差別に抗議するアフリカ系アメリカ人の方々に対する、差別扇動(ヘイトスピーチ)動画をネットに流す、という事件がありました。
 各所から批判されましたが、当初、NHKは無視していました。しかしながら、アメリカ大使がそれをツイッターで批判したところ、即座にヘイト動画は削除され、誠意の欠片もない「お詫び文」がサイトに掲載されました。
 その頃から、NHKはツイッターで、「戦時中に暮らしていた人がSNSをやっていたら」という企画を始めていました。
 8月になって、敗戦記念日が近づくにつれて露出度が上がっていました。ちょくちょく目に入ってはいましたが、一昨年あたりに上映されたアニメの質の低い焼き直し、くらいの印象しかありませんでした。
 ところが、敗戦記念日が過ぎた今週になって、本性を表しました。
 かつて大日本帝国に侵略され、国内に連れ込まれて酷い目にあっていた民族に対する差別扇動ツイートを連発し始めたのです。
 数ヶ月前のアフリカ系アメリカ人差別動画の事があるので、驚きはありませんでした。
 なるほど、この差別扇動(ヘイトスピーチ)投稿がしたくて、こんな企画を作ったのだろうな、と納得しました。
 公共放送が熱心にヘイトコンテンツを作り続ける、というのですから本当に世も末です。
 まあ、NHKは75年前、ラジオで嘘を流して戦意高揚を行った放送局だったわけですから、「本来の姿に戻った」というだけなのかもしれませんが・・・。

2020年08月19日

「怒り」の功罪

 「怒る」というのはある意味非常に便利な行為です。
 顔を真赤にして怒鳴り散らせば、どんな非常識や非論理的な事を言っていても、相手は引いてしまい、怒った人の主張がその場では通ってしまいます。
 負ける可能性があるとしたら、相手も同じように怒り出して暴力沙汰になって殴り負けてしまうくらいしかありません。
 ただ、その場では「勝利」できますが、長期的に見ればどうなのでしょうか。
 繰り返せば、「あの人は、どんな正論を言われても気に入らなければすぐに怒り出すから、どんなに有益でも、気に触ることは言わないようにしよう」となってしまいます。
 その結果、人として向上する機会は怒れば怒るほど減るわけです。
 ちなみに自分もたまに感情的になってしまうことはあります。そういう時は、相手ではなくて、壁などに向かって、声を出さずに怒りを発散します。
 そうすると、不思議に冷静になり、思考力も戻り、相手にも迷惑をかけずにすみます。
 というわけで、この「エア怒り」を重宝しています。

2020年08月18日

水分補給しながら通勤

 昨日のこと、いつもどおり自転車で出勤したのですが、あまりの暑さに、汗だくになりました。
 職場に着いて、即座に水分補給を行ったのですが、あまりにも喉が乾いていたため、勢いよく飲みすぎ、胸が痛くなってしまったほどでした。
 そこで今日から、水筒持参で通勤することにしました。
 途中二箇所で休憩をとって給水したのですが、500cc入りの水筒は空になりました。
 自転車通勤をはじめて7年経ちますが、こんな経験は初めてです。改めて、年を追うごとに温暖化が進んでいる事を実感しました。

2020年08月17日

軒先に朝顔

 近所の家の前に、朝顔の鉢植えが置いてありました。
 その家には小さい子どもさんがいます。たまに出会うと、挨拶します。
 近所に引っ越して来た時は、まだ幼稚園入園前、というくらいに小さかったと記憶しています。
 それが夏休みに朝顔を育てるようになった、という事は、小学校に入った、という事なのでしょう。
 ついこの前、引っ越して来たという感じだったのですが、実はもう数年経っていた、という事に気づきました。
 改めて、年をとればとるほど、時の流れが早まる、という事を感じさせられました。

2020年08月15日

夏休み終わる

 世間より一日ほど早いのですが、夏休みが終わりました。
 こういうご時世なので、短時間の里帰りをした以外は、ほとんで家の中で過ごしていました。
 もっとも、コロナがなくても、この猛暑なので、同じように過ごしていた可能性は高いのですが…。
 とりあえず、心身にこびりついていた色々な疲労要因をかなり取ることができたように感じています。
 充電したエネルギーを無駄遣いしない程度に、引き続き頑張っていければと思っています。

2020年08月13日

いらない物を見る必要性

 通販の利用が増えた上に、コロナ禍で外出が減ったので、店に行く機会が大幅に減りました。
 そんななか、通販では間に合わない買い物の必要が生じ、久々に津田沼にある量販店に行きました。
 買い物はすぐに終わったのですが、店が空いている事もあり、ノートパソコン売り場を見て回りました。
 購入の予定は全然ないのですが、見ていると、「今はこの価格帯はこのスペックなんだな」という情報がわかります。
 色々な人に頼まれて、今年に入ってからも4台くらいパソコンは買っているのですが、予算と要望で、何を買うかはすぐに決まってしまいます。
 それだけに、このようにさまざまなスペック・価格のパソコンを見る、というのは久しぶりで、かつ有益な情報を得ることができました。
 続いて、同じ建物にある本屋に行きました。
 本屋の場合、通販による代替はもちろんですが、それ以上に、近隣諸国への差別扇動本や、詐欺まがいの内容の本が並んでいる、というのが嫌で、量販店以上に行かなくなりました。
 ただ、そこの本屋は、一部の分野に特化しており、その類の本は一切ありません。
 それだけに、安心してめぐる事ができました。同時に、「へえ、今はこんなのが流行しているんだ」と、これまた自分に必要のない分野の情報を入手することができました。
 やはり、たまにはこうやって、買う予定も必要性もないものを見て歩く、という事は必要だな、と思いました。

2020年08月08日

「相手より上」と思うことの弊害

 他人との位置関係にこだわり、「あいつが自分より上などと認めない」などと言う人がいます。
 人間の能力はいろいろな要素があります。それを全て上回るなど絶対に不可能です。
 にもかかわらず、「自分はこの相手より上」という考えを維持しようとするならば、相手の長所を一切見ないようにするか、不当な手段を使って、相手を失脚させるよりなくなります。
 そんな無理をするくらいなら、「自分のほうが上」という考えを捨てたほうがずっと楽だしリスクも低いと思います。しかし、それができず、結果として自滅した事例をなんどか見ています。
 学校で「みんな平等」という事を観念的には習います。それをもっと具体的に教えるようにすれば、このように上下関係にこだわったり、その結果自滅する人は減るだろうにな、と思っています。

2020年08月07日

ちょい呑み

 出先での会議から電車で直帰することになりました。
 駅に行く途中に、一度飲みに行って、酒も料理も美味しかった小料理屋がありました。
 今日は家で相方が夕食を用意しているのですが、前回の事が忘れられず、ついつい寄ってしまいました。
 もちろん、相方が用意した食事を無駄にするわけにはいきません。そこで、お酒2杯、つまみ2品だけ楽しみ、短時間で退散しました。
 大学生の頃から、飲み屋に行けば、ガンガン飲んでいました。
 それだけに、自分もこんな「ちょい呑み」をするようになったのだな、と我ながら感心しました。
 そして帰宅後は、予定通り相方が用意してくれた夕食を楽しみました。

2020年08月06日

カナブンの就寝を目撃

 寝ようとしたら、部屋にカナブンが入ってきました。
 その名の通りブンブン飛んでいたのですが、途中で、布団の脇に落ちてきました。そして、足をかすかに動かしています。
 「寿命がつきたのだろうか。さっきまで元気に飛んでいたのに、もしかしてあれは、『燃え尽きる前に炎が大きくなるろうそく』みたいなものだったのだろうか」などと思いながら、そのまま寝ました。
 翌朝起きたら、昨晩のカナブンの姿はありませんでした。つまり、あれは眠りに入っていたわけです。
 なるほど、昆虫はああやって寝るのだな、と納得しました。その「就寝」を見れたのは、かなり貴重な体験なのかも、と思ったりもしました。

2020年08月04日

知性の減退

 大阪府知事が「イソジンは新型コロナウイルスに有効」というような発言をTVでした直後、多くの人が薬局でイソジンを買い、品切れになったそうです。
 大阪府・大阪市は、この新型コロナ発生以降、感染防止でも経済対策でも失敗しまくっています。
 ところが、テレビではその大阪府知事を散々もてはやしています。そのため、このような医学的根拠のない戯言も無批判に報道して、それに影響を受けてしまう人が多数出てきたわけです。
 少なからぬ「政治家」やマスコミから「知性」が失われてしまったからかなり経ちます。それがこのような異常事態を招いたわけです。
 もちろん、頑張って変えるしかないのですが、さすがに今日はげんなりしました。

2020年08月03日

40年ぶりくらいに鉛筆を削る

 現在、自分が「文字を書く」という行為をする時の道具として使うのは99%がパソコンのキーボードです。
 残り1%の半分がスマホで、もう半分が手書きです。
 その手書きの九割以上はボールペンを使ってのものです。残りの一割弱が鉛筆によるものです。
 鉛筆を使う理由のほとんどが、「手元に書くものが鉛筆しかなかったから」です。ところが、先日、極めて稀である、「あとから消しゴムを使って書き換えるから、鉛筆を使わねばならない書く用事」が発生しました。
 そこで、鉛筆を探したのですが、芯が折れていました。別フロアには鉛筆削り器があるのですが、わざわざそこまで歩いて行く気は起きません。
 そこで、カッターナイフで鉛筆を削ることにしました。
 両親の方針で、小学生の頃は、鉛筆はナイフで削る、という生活を送っていました。
 それ以来ですから、約40年ぶりに鉛筆を削ったことになります。
 当時を懐かしむと同時に、まさかこの歳になって鉛筆を削るとは…とも思いました。
 あわせて、もしかしたら、今生最後の鉛筆削りになるかも、などとも思いました。

2020年08月01日

知的好奇心を刺激される

 ちょっとした事から、新たな技術を覚える必要性が生じました。
 かつて、会社のシステム部門にいたときに、資格取得用の知識として頭に入れたものの、実際に一度も使わなかったものです。
 それを実際に使うことになりました。そこで、当時勉強した事を思い出しながら、色々と設定をしています。
 このような、新たな知識や技術にふれるのは、本当に面白いものですね。
 もっと時間があれば、さらに色々な技術を習得できるのに、などと思いながら、少しずつ進めていこうと思っています。

2020年07月31日

マスクシールドを購入

 8年前から大変お世話になっている、近所の会社がマスクシールドの販売をはじめました。
 何度も書いていますが、この湿度の高い夏にマスクをずっと装着していると、健康に問題が生じます。そのリスクに対し。極めて有益だと思いました。
 早速購入し、有効活用しています。
 ちなみにこのリンク先で紹介したこの会社のサイトは、5年半ほど前、自分と今はなき弟の二人で依頼を受けて作りました。そのサイトがこうやって運営されているのを見るのは、本当に嬉しいものです。
 マスクシールド販売サイト

2020年07月30日

自転車で接触

 夜、自転車で帰宅しました。
 ゆるい坂があり、終点はT字路になっています。
 気持ちよく坂を下りながら、T字路を曲がろうとしたら、右から自転車が走ってきました。慌ててブレーキをかけたのですが、間に合わず、向こうの自転車の後輪にこちらの前輪がぶつかるような形になりました。
 幸い、人身も物損もありませんでした。ただ、一歩間違えれば怪我していたかもしれません。
 5月頭に自転車で転び、運転に気をつけようと思っていたのですが、まだまだ注意が足りないな、と思いました。
 ちなみに、その心配もあって、先日、自転車保険に入りました。もちろん保険のお世話になる案件ではありませんでしたが、ぶつかったあと、「保険に入っているという安心感」がありました。

2020年07月28日

感染数と反比例して

 連日、感染者が増えている、という情報が入っていきます。
 一方で、日に日に、道ですれ違う人で、マスクをしていない人が増えています。
 なんか、感染者数とマスク着用率が反比例しているみたいです。
 もちろん、この蒸し暑い夏ですから、マスクをすると息苦しくなるのはわかります。
 自分も、自転車を漕いでいるときなどは、周りに人がいなければマスクをずらし、人を見かけたらマスクをつけるようにしています。
 それだけに、つけたくなくなる気持ちはわかります。とはいえ、やはりこれだけ感染者数が増えているのですから、警戒度を上げないとまずいのでは、と思います。
 まあ、政府が率先して旅行を奨励するような異常な事をやっている影響もあるのでしょうが…。

2020年07月27日

謎かつ執拗な勧誘電話

 数年前、ある事務所に光ファイバーをひきました。
 提供されたNTTの終端装置は、無線LANルーター機能がついている、という優れものでした。
 えらくサービスがよくなったな、と思ったのですが、それから数ヶ月に一回、自分の携帯に「NTT東日本から依頼を受けた株式会社○○」から電話がかかってくるようになりました。
 内容はいつも同じで、「事務所にWiFiを入れませんか?」というものです。
 なぜ、もともとWiFiがついているにも関わらず、NTT東日本が、業者に営業対象として情報を流しているのか、非常に謎です。
 何百回かかければ、「カモ」をひっかけて、既にWiFiがついている場所に、屋上屋を重ねてWiFiを入れる事ができるとでも思っているのでしょうか。
 こういう、他人の無知につけこんで暴利をむさぼる商売に、電話インフラという極めて公共性の高い事業を行っているNTTが情報提供をする、というのは本当に異常な事です。
 20世紀末に行われた、三公社五現業などの「民営化」は根本から間違っていた、という事を改めて感じました。

2020年07月25日

久々に一日ずっと相方と過ごす

 仕事が休みの日でも、色々と予定が入ります。
 その結果、ここのところ、休みといっても、朝から晩まで外出、などという日もありました。
 今日も休みでしたが、早朝に仕事の電話が入りました。しかし、なんとか出勤は避けられました。
 というわけで、昼に相方とでかけて食事と買物をしたのと、銀行に行った以外は、ずっと家で過ごしました。
 一日中、相方と過ごしたのは2ヶ月ぶりです。
 だからと言って、何か特別な事をしたわけではありません。しかも一日の七割近くは、お互い、パソコンのモニタを見て過ごしました。
 とはいえ、こうやって二人でのんびり一日を過ごせる、というのは嬉しいことでした。
 こういうのが「幸せ」というものなのかな、などと思いながら平凡な一日を楽しみました。

2020年07月24日

「難病」は理由にならない

 今日の朝日と毎日は一面で、京都での殺人事件を報じていました。
 SNSで死を望むことを発信していた難病患者を二人の医師が殺した、という事件です。
 SNSで死を望む人と接触して殺した、と聞いて真っ先に思い出したのは、3年前に座間でおきた事件でした。
 違いと言えば、被害者の人数と、被害者が「健常者」だったか「難病患者」だったかくらいです。
 ところが、当時と今回を比べると、明らかに報道姿勢が違います。
 今日の新聞では、「死を望む人を殺すことの境界線」みたいな事が延々と論じられていました。
 座間の時は、そんな論議はほとんどなかったはずですが…。
 「死を望む難病患者を殺す」のと「死を望む『健常者』を殺す」のに何も違いはありません。
 しかしながら、報道各社の考え方は違うようです。
 まあ、悲惨な事件被害者のプライバシーを暴くことに奔走するなど、報道各社の人権感覚は、むしろ一般人以下なのでは、と思えてくることは多いので、呆れはしたものの、そんなもんだよな、という気分にしかなりませんでしたが…。
 この人権感覚が欠如した「報道」が垂れ流されることによる悪影響には、かなり危惧しています。

2020年07月23日

謎の四連休始まる

 仕事で千葉のヨドバシに用事ができ、車でいったら、提携駐車場の前に列ができていました。それを見て、「そういえば、今日は祝日で、四連休の初日なんだな」と気づきました。
 ちょっと離れた第二駐車場に案内され、そこからヨドバシまで、かつてよく利用していた商店街を久々に歩きました。人通りは、祝日という感じではありませんでした。コロナ禍の他に、駅ビルに客を奪われているというのもあるのだろうか、と思ったりもしました。
 五輪が延期されたわけですから、来年もここで四連休となるのでしょうか。さらに延期されれば、再来年も…などと思ったりしました。
 自分の仕事に祝日は関係ないので、我が家は普段どおり過ごします。世間が四連休ということで、外出と人との接触が増え、コロナ感染者がさらに増える、などという事がないことを願いながら、連休を過ごすつもりです。

2020年07月22日

冗談のような不運

 冗談としか思えないような不運に見舞われました。
 おかげで、先日振り込まれたばかりだった特別給付金の2割が吹っ飛んでしまいました。
 それ自体は大変残念なのですが、あまりにも非現実的な不運なために、「まあ、ここまでツイていなければ仕方ない」と割り切ることができました。
 生きていると、色々と幸運な事もあれば、不運な事もあるよな、と思ったりした一日になりました。

2020年07月21日

議論を前向きにする方法

 同じメンバーで会議をしても、議事がうまく進む場合と、うまく進まない場合があります。
 しかも、議題の内容がさほど変わらなくても、そういうことは起きます。
 うまく進むときは、建設的な提案があり、それに対して活発な論議が行われます。
 一方、うまく進まないときは、誰かの言動や失敗に対する批判が行われ、あの人が悪い、この人が悪い、という流れになります。
 もちろん、問題点を指摘するのは重要です。しかし、そのときは、「誰が悪い」でなく、「失敗があったのはこのような仕組みだったからだ。その仕組を変えれば失敗はしない」という議論にすれば、会議はうまく進みます。
 そのあたりの意識が変わると、会議の効率も良くなるのでは、と思っています。

2020年07月18日

「ソーシャル」と「フィジカル」

 コロナ禍以降、「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」という言葉が頻繁に使われるようになりました。
 自分から口にする事はありませんですが、行政などが発表する文書で、この言葉を当たり前のように読んでいました。
 しかし、先日読んだ雑誌にあった論文で、「ソーシャル」でなくて「フィジカル」のほうが適切だ、という問題提起がありました。
 言われてみれば確かにそうです。「ソーシャルディスタンス=社会的距離」を取る、というのは、単に「三密」を避けるだけでなく、社会生活において距離を取ってしまうことになってしまいます。
 そうすると、社会的距離を取った結果、その人が社会的に孤立することになりかねません。
 必要なのは、身体的接触を避けて、感染の危険性を下げることです。だから正しくは「フィジカルディスタンス=肉体的距離」と言うべき、という事が書かれていました。
 深く納得すると同時に、それまで「ソーシャルディスタンス」に違和感を覚えなかった自分の鈍感さを痛感しました。

2020年07月17日

早朝の咳

 早朝に目がさめました。
 気温が下がった上に、布団をはいで寝ていたためか、ちょっと体が冷え、咳が出て、止まらなくなりました。
 昨年までなら、「いかんいかん、布団をしっかり掛けねば」と寝相をなおし、すぐに寝直すところです。
 しかしながら、時勢が時勢なだけに、「まさか…」と不安に思いました。
 幸い、布団にくるまっていたら、すぐに咳は止まり、一安心となりました。
 こういう心境になっているのは自分だけではないでしょう。それだけに一刻も早く、感染した人や、感染の疑いのある人が、安心して検査し、必要に応じて適切な治療を受けられる仕組みを作る必要がある、と改めて強く思いました。

2020年07月15日

優先度

 夕方、色々と面倒な事が重なって、結果的にトラブルを招いてしまいました。
 こういう時、効率的にこなすのは、優先度をつけることです。言い換えれば、優先度の低い案件は無視するか後回しにする、という事です。
 しかし、このやり方には、一つ問題があります。
 こちらが優先度が低いと切り捨てた案件が、相手にとっては極めて優先度が高かった場合、相手にどう思われるか、という事です。
 その時、「こちらにとって優先度が低かったから」と説明して納得する人はいないでしょう。
 そう言われたら、案件でなく、自分自身が相手にどれくらいの「優先度」だと思われているか、と考えるからです。
 というわけで、優先度で切り捨てず、目先の案件から順に対応していったら、最後の案件でトラブってしまいました。
 関係者には申し訳なく思いましたが、深刻な実害はなく、かつ優先度で人を分け隔てしない結果になったので、「これはこれで良かった」と思いました。

2020年07月13日

策略を練りすぎる人

 ちょっとした交渉をしました。向こうは色々と策略を練ってくる人でした。ただ、露骨すぎるので、向こうが何を考えているのかは、すぐにわかりました。
 どんな策略を立てようと、それが不自然に感じられた時点で、もはや策略としての意味はないと思うのですが…。
 別にこちらは、交渉で得しようとは思っていません。それぞれ困っているので、お互い、メリットがあればいいと思っているだけなのですが…。
 ちょっと困りましたが、こちらは策略など使わず、率直にその意図を理解してもらうよりないな、と思いました。

2020年07月12日

頑張らない努力

 朝起きるときにどんなにだるくても、職場について目の前に仕事があれば、「業務モード」になってこなすことができます。
 しかし、それは別に体力が回復したからではなく、無理して力を出しているからです。
 以前は、それに気づかず、「お、調子が戻ってきた」と思い、そのまま無理を続けていました。
 その結果、後で体調を崩した事がしばしばありました。
 過去の教訓に加え、年齢も重ね、以前よりは明らかに体力は落ちています。
 それだけに、常に朝の時点でどのくらい疲れを感じていたかを忘れず、無理をしないようにしています。
 実際、それを意識してから、疲れがたまってダウンはしなくなりました。
 「頑張らない」という努力も必要なのだな、と痛感しています。

2020年07月11日

二度の通り雨

 昼間、買い物に行ったら、家まであと20メートルというところで、急に強い雨が降り出しました。
 膝の調子が悪いので、走らずに雨にあたりながら20メートル歩いたのですが、ほんの数分がえらく長く感じました。
 その後、夕方に床屋に自転車で行きました。散髪が終わり、自転車で帰ろうとすると、また急に雨が振り始めました。
 昼の教訓で、合羽を用意していたので、大丈夫でしたが、あっというまに合羽がぐしょぐしょになるほどの強い雨でした。
 ちなみに、太陽は出ていたままです。その状態で5分くらい強い雨が続き、あっさりと上がりました。
 常に雨の準備をする必要があることを痛感しました。同時に、本当に気候が変化しているな、と思いました。

2020年07月10日

希望が叶わなかった時の対処

 大学2年のとき、3年から入るゼミを選ぶ事になりました。
 興味を持ったゼミを受験したのですが、見事に落ちました。
 その頃、色々と相談に乗ってもらっていた先生に、「もう一度、教授にお願いしたら入れると思うよ」と言われました。
 しかしながら、それで受かっても再度落ちてもみっともないよな、と思って、その助言は受け入れませんでした。
 その代わりに入ったゼミも質が良くなく、結果的には先生の進言に従ったほうが、より充実した学生生活を送れたのかもしれません。
 とはいえ、それを教訓とすることなく、その後の約30年間も、自分に関する事で要望して断られたら、あっさりと引き下がり、翻意を促す事はしないようにしています。

 といっても、別に断られた事を容認しているわけではありません。
 12年ほど前に辞めた二つ目の職場については、自分に対する評価・待遇に異議申し立てをしたところ、あっさり却下されました。
 それに対する反論はしませんでした。代わりに、それから一年後に辞めました。不思議な事に、辞めるとなると、引き止めがありました。
 もちろん、引き止めるくらいなら、最初から評価・待遇を上げればよかったのに、と思ったものでした。

 なお、これはあくまでも、自分の評価に関する案件に限った事です。
 それ以外の理不尽な事に対しては、何度却下されても、執拗に食い下がり、決定を変えさせた、という事は何度もありました。
 自分に対してはあっさりしているが、それ以外に大切な事にはそうではないわけです。
 それで得をしているのか損をしているのかは自分でもわかりませんが、これからもそうやって生きていくのだろうな、と思っています。

 

2020年07月09日

相方が発熱

 夕方、相方からセキが出て平熱より1度弱高い、という連絡がありました。
 普段なら、ただの風邪気味というだけの話ですが、状況が状況なだけに、二人してかなり不安になりました。
 幸い、その後、セキも止まった感じで、とりあえず一安心しています。
 しかし、こういう事態になって改めて思ったのですが、あれだけ「コロナ」が連日報じられているのも関わらず、このような状態になったらどうすればいいのか、という情報が伝わってきません。
 一方で、相変わらず日本の検査数は少なく、また、検査を拒否された人の話は、口コミでも伝わってきています。
 改めて、今の政治や報道には、日本で暮らしている人の安全と安心を守る、という観点が欠けている、と痛感させられました。

2020年07月06日

溢れる手前

 他人に迷惑をかけて平気な人がいます。
 長年、そのたぐいの人とつきあっていて分かったのですが、そういう人達は、一度他人に不愉快な思いをさせても、相手が怒らなかったら「セーフ」だと思っています。
 すると、それが「成功体験」になってしまい、以降は平然と、同じように不愉快な思いをさせる言動を続けます。
 しかし、受ける方は、容認したわけではありません。我慢しているだけです。そして、その言動による不快や怒りは、段々とたまっていきます。
 そして、許容量をこえると、もはやこの人は駄目だ、と見切ります。そして、失礼な人は、これまで溜め込まれた怒りをまとめて受ける羽目になるわけです。
 自分もこれまで、そのように、我慢の限界をこえ、人間関係を終わらせた事があります。
 不思議なことに、そのような態度を取る人は、それまで既に複数人から、同じように限度を超えて絶縁された事があるのです。
 なぜ、その教訓を生かさないのか、と不思議には思います。
 まあ、それを一生理解できないから、そのような言動を取り続けるのかも、と思ってはいます。

2020年07月05日

コンビニ「中食」とレジ袋

 我が家では月に数回、晩御飯をコンビニで買います。いわゆる「中食」です。
 今日は久々にその日だったのですが、これまでと違い、レジ袋が有料化されていました。
 スーパーで買う時は、以前からずっとレジ袋不要でした。したがって、有料化による影響はありませんでした。
 しかし、コンビニではレジ袋前提の買いかたをしていました。
 買ったものをレジ袋に入れて家まで運び、食べ終わったら使い捨て食器をレジ袋に入れて捨てる、という流れです。
 それもあり、レジ袋があるとないとでは、えらい違いになりました。
 しかし、意地みたいな感じで、10円弱を節約してレジ袋なしで何とかこなしました。
 普段と違う食べ方になって改めて見て思いましたが、レジ袋が有料化されただけで、コンビニで売られている食品のほぼ10割が「プラごみ」になる材料で作られています。
 にも関わらず、レジ袋を有料化しただけで、「プラごみ削減」ができるわけがありません。
 改めて、ただの「値上げ」でしかないことがよくわかりました。

2020年07月04日

蛇口から蜜柑ジュース

 昨日の続きです。  千葉駅に行ったら、いくつかの都道府県の物産展をやっていました。
 その中に、相方の故郷である愛媛県松山市も出ており、「蛇口から出る蜜柑ジュース」を販売していました。
 これは、ネットで「愛媛県にはポンジュースが出る蛇口がある」という都市伝説が広まり、それが「現実化」したものです。
 一度、相方の里帰りにつきあって、松山の商店街で飲んだことがありましたが、まさか千葉に進出してくるとは思いませんでした。
 別にどこから出ても蜜柑ジュースであることに変わりはありませんが、やはりちょっとしたインパクトがあり、楽しめました。
 もう10年近く松山にも行けていませんが、また行きたいものだと思いました。
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2020年07月02日

都知事選と報道の劣化

 お隣の東京で都知事選が行われています。
 首都の知事を決める大きな選挙ですが、TV討論会すら行われていません。
 新聞などを見ても酷いもので、選挙期間中であるにも関わらず、ある日の朝日新聞は一面トップで、「報道」という名目で現職都知事がまともな政策を行ったかのようなフェイク記事を掲載していました。
 マスコミぐるみで、現職都知事の選挙運動をしているようなものです。
 もちろん、4年前の選挙で現職知事が挙げた「満員電車ゼロ」「花粉症ゼロ」「待機児童ゼロ」などの公約が「公約実現ゼロ」に等しいことなども、まともに報じません。
 以前は、もう少し、中立を装っていましたが、それすらかなぐり捨てたようです。
 自分は千葉県民ですが、東京出身ですし、両親や姉妹といった家族、さらには多くの知人・友人が東京で暮らしています。それだけに、都知事が誰になるかは非常に気になっています。
 与党とマスコミによる「ぐるみ選挙」なだけに大変です。しかし、仮に前回、棄権した人がみな、宇都宮けんじさんに投票すれば、結果は変わります。
 そんなことを思いながら、千葉県政・市政と同じくらい、今の都政も気になっています。

2020年07月01日

水色カラー

 昨晩発生した突発的な事件が原因で、今日は大変忙しい一日になりました。
 特に夕方は、2つの重要案件がまとまってやってくるうえに、普段一緒に仕事をしている人が急病で休んだため、経験のない人達と一緒にその2つの案件をこなす、という難題をこなす事になりました。
 しかも2つの案件のうち一つは、荷物を梱包する「肉体労働」で、もう一つの案件は、上がってきたデータをパソコンに入力して加工する、という「頭脳労働」です。
 汗だくになって荷造りをし、連絡が入ったらパソコンに向かってキーボードを叩く、終わったらまた荷造り、という感じで、肉体労働と頭脳労働を行ったり来たりしました。
 幸い、急遽手伝ってくれた未経験の方々が非常に優秀で、疲れはしましたが、特に問題なく2つの仕事をこなすことができました。
 終わったあと、このように「ブルーカラー労働」と「ホワイトカラー労働」をいったり来たりしていた自分の今日の仕事は「水色カラー労働」なのだろうか、と思ったりもしました。

2020年06月30日

今月残り数時間のときに衝撃

 6月も今日で最後です。
 色々と忙しい事があった月でしたが、なぜかこのブログは一日も欠かさずに書くことができました。
 だいたい、月に1~4日は更新できない日があるのですが、それがなかった、という事は、そこそこ余裕のあった月なのだろうか、などと昨日まで思っていました。
 ところが、今月もあと数時間、という今晩になって、突発的な困った事態が発生しました。
 なかなか、世の中うまくいかないものだな、と思いつつ、対応策を考えています。
 しばらく忙しくなりそうですが、来月の末日にはどのように一ヶ月を振り返っているのだろうか、などとも思ったりしています。

2020年06月29日

百足

 何度か書いていますが、今の職場は、すぐ裏が林になっています。そのため、林からやってきた、色々な生物が、事務所に入ってきます。
 この前は、事務所の廊下を、百足が歩いていました。半世紀以上行きていますが、百足を間近に見るのは初めてです。
 「名前のように百本もないけれど、確かに沢山の足があるな。なんでこんなにあるのだろう」などと思いながら、二十本以上ある足をすべて動かして、懸命に動いている百足を見ていました。
 しかしながら、事務所の中に入っていくのは、百足にとっても人間にとってもいい事ではありません。
 そこで、百足の行き先に紙をおいて、それに乗せて外に出そうとしました。
 しかし、百足は、そのようなものを見ると、行き先を帰る習性があるようです。いきなり、反対方向に向かって歩き出しました。
 その習性を利用して、無事に他の人間に見られることなく、庭に出てもらうことに成功しました。
 数分のつきあいでしたが、全ての足を懸命に動かす百足を見れたのは、いい経験になりました。

2020年06月28日

信号のない横断歩道

 ツイッターで、「信号のない横断歩道で、車が止まったら、運転手に最敬礼する小中学生」という写真が拡散されていました。
 どうやら、その地域では、子どもたちに、そのように「最敬礼」するような教育がなされているようです。
 道交法では、信号のない横断歩道で、歩行者が渡ろうとしたら、自動車は止まる、と定められています。
 それを促すために、信号のない横断歩道の近くには、ひし形のマークを路上に描き、運転手に注意を促しています。
 しかしながら、自分も含め、信号のない横断歩道で車を見ると、渡るのを躊躇してしまいます。
 理由は当然で、仮に車がスピードを落とさずにそのまま来たら、自分が轢かれてしまうからです。

 というわけで、渡る人は躊躇し、運転している人はそれを見て渡る人がいるのに止まらない、という悪慣習ができてしまうわけです。
 この慣習をあらため、道交法を遵守させるのは、信号のない横断歩道に「歩行者を見たら停止」という標識でもつけるしかないと思っています。

2020年06月27日

焼いた「すき焼き」

 お中元で、すき焼き用牛肉をいただきました。
 そのため、結婚生活22年半で初となる、すき焼きを食べることになりました。
 料理担当の相方が作ったのですが、「まず、肉を焼いて…」と言ったので、驚きました。
 子どもの頃、何度か食べたことがあるのですが、いずれも、普通の鍋物だったからです。
 お中元についていた調理法にも書いてありましたが、関東と関西では、すき焼きをの作り方がまるで違うとのことでした。
 そこで、四国出身の相方は、関西風の「肉を焼いてから鍋にする」すき焼きを当たり前のように食べていたわけです。
 自分は、関東出身ですが、味覚的には関西の味付けのほうが好きです。それもあって、この相方の作った「焼いたすき焼き」は大変美味でした。
 これまで、すき焼きは好みでありませんでした。その概念が大きく変わった、相方の作った「焼いたすき焼き」でした。

2020年06月26日

少しずつ成果が

 今日は、仕事やそれ以外の事で、色々と嬉しい連絡や出会いがありました。
 これまで、地道に積み重ねてきた努力の成果が少しずつ出てきた、という感じです。
 結果が出るまで色々ありましたが、少しずつでも思っている方向に進めたので、これまでの苦労が吹っ飛び、かつ嬉しい気分になることができました。
 やはり、地道な積み重ねは重要ですね。引き続き、頑張っていきます。

2020年06月25日

6月末に暖房

 冷たい雨の降る朝でした。
 寒そうなので、カッパ代わりに表面が化繊のジャンパーを着て自転車ででかけたのですが、ずぶ濡れになってしまいました。
 目的地に着いてから自動車に乗り換えたのですが、気化熱で体温が奪われ、寒気を感じました。そこで、暖房を入れて運転しました。
 6月末に暖房…などと思いつつも、おかげで運転中に、濡れた服がかなり乾きました。
 年々、気象がおかしくなっていますが、特に今年は寒暖差の激しさを感じます。
 それだけ温暖化が進んでいる、という事なのでしょう。
 一刻も早く、対策を取らねばならないな、と改めて強く思いました。

2020年06月24日

仕事仲間の評価方法

 自分は一緒に組んで仕事をしている人を見るときに、とにかく長所に目を向ける事にしています。
 もちろん、明らかな間違いがあったら指摘しますし、考え方の相違があればそれは伝えます。
 しかし、あら探しのたぐいは一切せずに、逆にいいところを探します。
 それについて、本人に直接話すこともありますが、自分の心の中で褒めることもあります。
 当たり前ですが、そちらのほうが、相手も仕事をしやすいし、自分もいい気分で仕事ができます。必然的に、仕事の質も高まり、結果も出ます。
 ところが、自分が過去に一緒に仕事をした人の中には、これと正反対で、他人のあら探しばかりしている人が多々いました。
 これではいい仕事はできません。実際、自分も「ここでちょっと頭を使って工夫すれば上手くいくかもしれないが、その結果、あのあら探しする奴がいい思いをするだけだ。それなら、余計な能力や時間はつかわずに、機械的に仕事をこなせばいい」と割り切って仕事をしたことが多々ありました。
 どう考えても、前者のやりかたのほうがいいと思うのですが、残念ながら、自分の経験則でも、ネットなどを見ても、後者のような仕事のやりかたをする人のほうが多いように感じます。
 その結果、その人のちっぽけなプライドは満足するのかもしれませんが、その代わりに多くのものを失うわけです。
 まあ、それを理解する能力がないから、そのような、あら探しをするのでしょうが…。

2020年06月23日

折りたたみ椅子の意外なしまい方

 とある集会がありました。終わったら参加者が片付ける決まりなので、撤収作業を行いました。
 椅子は折りたたみで、運営者が、舞台の下から長大な収納用台車を引っ張り出してきました。
20代の頃に、これと似た台車で、椅子の出し入れを何十回かやりました。
 その時ことを思い出しつつ、同じやり方で椅子を入れたのですが、収納する際にひっかかってしまいました。
 その結果、この会場での椅子の収納方法が、以前、経験していたのと違うことがわかりました。
 ほとんど同じ外見の収納用台車なのに、椅子の入れ方が違う、というのには驚きました。
 長年、いろいろな椅子の収納をやってきましたが、まだまだ知らないやり方があるのだな、と驚きました。
 あと、「撤収」と聞くと、椅子を折りたたんで壁に立てかけるという、「迷惑行為」をする人がいました。
 これも、どの時代でも、どんな性質の集会でも、必ず存在します。それにもまた驚きました。

2020年06月22日

梅雨とマスク

 梅雨に入り、蒸し暑い日が続きます。
 当たり前ですが、そんな時期にマスクをしていると息苦しくなります。
 だからと言って、新型コロナウイルスの問題は全然片付いていないので、マスクを外すわけにもいきません。
 それもあって先週も似たような事を書きましたが、自転車運転中は人がいないところではマスクを顎にひっかけ、人を見かけたらマスクをかける事にしています。
 会議などでも、自分がしゃべっているときはマスクをつけ、人の話を聞くときは外します。
 少なくともこうすれば、仮に自分がウイルスに感染していても、他人にうつす事はないと思われます。
 「新しい生活様式」をうたうなら、この「梅雨時や猛暑時のマスクマナー」についても「新しい生活様式」として提示してほしいものだ、と思っています。

2020年06月21日

夏至の夕焼け

 今日は夏至でした。19時ころ、西に向かって自転車を走らせたら、夕焼けが広がっていました。
 昔から、夏至ならではの、夕暮れ空を見るのが好きです。
 この夕焼けのおかげで、今年も夏至を楽しめたな、と思いました。
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2020年06月20日

生兵法

 昨日の続きですが、都内にある思い出の道や場所をドライブしたあと、高速には乗らずに、蔵前橋通りで千葉に戻りました。
 前々から、蔵前橋通りは千葉に向かっているけれど、千葉に入ったらどうなるのだろうか、と思っていました。
 そして、江戸川を越えたのですが、いきなり表記が「国道14号線」に変わっていて、ちょっと驚きました。
 そこまでは良かったのですが、市川に入ってすぐ渋滞につかまりました。
 「もう夕方だから仕方ないか、あと14号はここから幕張までずっと片側一車線だから、このままだとえらく時間がかかるな」と思い、高速の京葉道路で帰る事にしました。
 そして、無事に入れたのですが、直後の表示で「この先渋滞あり」と出ていました。それを見て、その時点では順調なのですが、「京葉道路といえば、朝の東京方面行き渋滞で有名だ。という事は夕方の千葉方面も…」と思い、反射的に次の出口で降りてしまいました。
 そこから湾岸道路で帰ろうとしたのですが、14号が渋滞なら並走する湾岸道路も渋滞していて当たり前です。
 結局、再び高速に入り直したのですが、湾岸道路から高速入り口までの道も渋滞しており、えらく時間がかかりました。
 そして高速に戻ったら、渋滞無しであっという間に幕張本郷まで戻れました。

 最初に高速に乗ると決めたまでは良かったのですが。あとは失敗の連続でした。
 4年半、千葉市ではかなり運転していましたが、市川や船橋の一般道を運転するのはこの時が初めてです。
 当然、渋滞や迂回路に対する知識も一切ありません。
 にも関わらず、ナビも使わず、思いつきで経路を変えれば、失敗するのも当然です。
 時間に余裕があって、色々やってみたい、という心境もあったとは思いますが、我ながら、この判断ミスの連発には呆れました。
 やはり経験値が低いときは、普通に動くのが最善で、奇をてらうべきではない、と痛感させられました。

2020年06月19日

初の「ドライブ」

 免許を取って4年半経ちました。それまで何百回も運転をしてきましたが、いずれも仕事で必要性が生じたか、相方の病院送迎でした。
 今日は、家の用事で都内まで運転しました。しかし、用事が終わった後は、「自由時間」になりました。レンタカーを使っているのですが、5時間以内に返却する契約になっており、その間は、自分が好きなところを走ることができるわけです。
 というわけで、人生初の「ドライブ」をすることになりました。
 どこに行こうかと考えた結果、「思い出をたどるドライブ」にすることしました。

 まず、10代から20代にかけて住んでいた家に行きました。
 当時の家は既になく、別の建物になっています。しかし、隣の公園に生えている大木は昔と変わっていませんでした。
 高校時代は、この家を出て、坂を下ってバス停に行き、そこから高校の最寄りバス停である赤坂見附まで通学をしていました。
 その経路と全く同じ道を走ってみました。
 今日も含め、都内を運転すると、車線取りに苦労するのですが、この区間に関しては、ほとんど順調に行きました。
 高校時代に乗っていたバスの記憶が活きているのだろうか、と思ったりしました。
 赤坂見附に着いたら、今度は青山通りを左折し、最高裁のところを曲がって九段下から神保町に行きました。
 この道は、高校時代、授業が終わってからバスの定期券を使って神保町に遊びに行った経路です。
 そして、駿河台交差点を曲がり、かつて通った大学の前を通って、千葉に帰りました。

 高校時代・大学時代、さらには東京で働いていいた時代に行ったところを何箇所も通りました。大きく変わったところもあれば、変わっていないところもありました。
 そういうわけで、色々と感慨のあった「初ドライブ」となりました。
 楽しみのための運転もいいものだと思いました。またやってみたいものです。

2020年06月15日

矛盾した言説

 マスコミが「正義の暴走」と報じる事をよく見ます。
 「暴走」した結果、悪いことを行う、という意味合いで使われています。
 要は「正義の名のもとに悪いことを行った」と言いたいわけです。
 しかし、「正義」と「悪」は相反する概念ですから、この言説は矛盾しています。
 「黒い白馬」とか「曲がった直線」と同じようなものです。
 そのような誤謬が行われる原因として、少なからぬ人が「正義=悪をやっつける」と勘違いしているからなのでは、と思っています。
 さらにそこから飛躍して、「自分が悪と認識した相手なら、どんな手段を使って倒しても正義」という認識になってしまい、冒頭の誤謬に行きついてしまうのでは、と思っています。
 もちろん、そんなのは「正義」とはかけ離れているのですが…。
 何十年も前から、TV番組などで「正義の味方」という言葉を安易に使った弊害が生じている、という側面もあるのでしょうね。

 

2020年06月14日

高温多湿とマスク

 高温多湿の季節になりました。
 一方で、コロナ禍のほうは、東京の感染者が日々増え続けるなど、緊急事態宣言の終了と裏腹に、危険性はむしろ高まっています。
 したがって、マスクやフェイスシールドなどの感染防止のためのものが、熱中症を誘発しかねない、という事態が生じています。
 健康を守るためにどうすればいいか、自分もはっきり言ってよくわかりません。
 とりあえずは、人が集まらないところでは、マスクはあごにかけ、人が来たら鼻と口を覆うようにしています。
 難しい問題ではありますが、ぜひとも専門家の知見を知りたいものだと思っています。

2020年06月12日

非常識がまかり通ること

 自分が子どもの頃は、「運動中に水を飲むのは良くない」という非科学的な言説がまかり通っていました。
 運動していれば汗が出るわけです。そして実際に喉もかわきます。という事は水分が必要な事など、中学生レベルの知識があればわかるはずです。
 にも関わらず、当時の「指導者」たちは、運動中の水分補給を禁止し、その結果、体調を崩したり、倒れたりする人が多数発生しました。
 まあ、仮に「水分補給が必要だ」とまっとうな事を考える指導者がいたとしても、周りの同調圧力もあって、主張はできなかったのだろうな、と思っています。
 もちろん、今では運動中の水分補給の必要性は誰もが認めるようになりました。
 しかし一方で、新たな「非常識のまかり通り」が発生しています。
 義務教育レベルの常識が通用せず、異常な言動がまかりとおるのが、国会でも見られます。
 仮に正常化すれば「運動中の水分補給」と同様に、「なんで当時はこんな異常な事がまかり通ったのだろうか」と後世の人は誰もが思うでしょう。
 しかし、現在ではその「非常識」があたかも常識であるかのように扱われています。
 困った事ではありますが、何とか頑張って正常化せねば、と思っています。

2020年06月11日

宣言と実態

 緊急事態宣言が解除されてかなりの時間が経ちました。
 おかげで、営業自粛で困っていた店の人は再開できてかなり喜んでいる感じです。
 それはいい事ですし、自分も応援をかねて個人経営の飲食店に意識して通うようにしています。
 しかし一方で、宣言解除には科学的な根拠があるわけではない、という事を忘れてはなりません。実際、自分が行った飲食店も感染防止のために様々な配慮をしています。
 そして、解除後も、新たに感染した人は出続けています。
 したがって、日常生活を過ごすにあたっては、以前と変わらぬ用心が必要です。
 しかし、昨日、スーパーで買い物していたら、店が間隔を保つよう床にテープを張っているのに、それを無視して前の人に詰めている人がいました。
 こういうのを見ると、色々と不安になります。
 マスコミも、東京や大阪の無意味な電飾などを報じるなど無意味な事はやめ、現在の感染リスクやそれを防ぐ方法などを、もっと報じてほしいものです。

2020年06月09日

公共放送によるヘイト(差別扇動)

 NHKの「これでわかった!世界のいま」という番組が話題になっています。
 話題になっているといっても、なんか画期的な番組を放送したわけではありません。
 アメリカで起きた、白人警官がアフリカ系アメリカ人男性を殺害したヘイトクライムに端を発した抗議活動を題材に、アフリカ系アメリカ人を差別する差別扇動(ヘイトスピーチ)動画・漫画・記事を番組公式サイトやツイッターで発信したからです。
 それがアメリカの駐日大使に批判されたら、慌てて動画を削除し、日本語と英語で それぞれ謝罪文を発表しました。
 しかも、謝罪文には人種差別行為を行った事の反省はありません。最近の定番である「配慮に欠けた」「不快な思いをさせたことをお詫びします」というテンプレを張り付けたような代物でした。
 そして、指摘された動画は削除したものの、差別扇動やデマの流布にあたるコンテンツは残したままです。
 ここまで来ると、担当者は骨の髄まで差別思想に染まった人間であると言わざるをえません。
 そんな人が公共放送の番組や宣伝を任されている事は異常なのですが、「特異な例」というよりも、「これが今の日本マスコミの堕ちた姿」という印象しかありませんでした。
 今後も、このようは差別扇動(ヘイトスピーチ)を公共の電波が発信する事は増えるだろうな、と思っています。

2020年06月07日

ヒゲよさらば

 先月、自転車で転んで顎をすりむいて以来、あご髭を伸ばしていました。
 時節柄、家の外では常にマスクをしていたので、この髭を見たのは相方しかいませんでしたが…。
 そして今日、床屋に行き、1ヶ月弱つきあった、あご髭とお別れしました。
 剃る前と現在を見比べてみると、やはり自分に髭は似合わないな、と思いました。
 ただ、晩年になってあご髭を伸ばしていた、今はなき弟と、この髭づらでツーショットを撮ってみたかったな、とは思いました。

2020年06月05日

猫舌向け什器

 レストランでオムレツとチキンソテーを頼みました。
 すると、鉄板に乗って出てきました。
 自分は猫舌なので、あまり熱いと困ります。
 時間もないので、冷ます余裕もなく、アツアツのオムレツとチキンソテーを食べました。
 美味しかったのは確かですが、もう少し温度が低ければ、さらに美味しかったのにな、ともったいなく思いました。
 別に普通の皿に載せて出せないこともないはずです。
 誰もがアツアツが好きなわけではないのですから、こういう時に、鉄板に乗せるか皿に乗せるかを選べるようなサービスがあってもいいのでは、と思ったりしました。

2020年06月03日

短時間でできても、やるべきでない仕事

 世の中には「やる必要はないけれど、昔から慣習として行われていたので続けられている仕事」というものがあります。
 たとえば、データベースが整っているのに、以前から作っている紙ベースの台帳も作っている、などという事例です。
 もちろん、法律などで紙の台帳を残さねばならないように規定されているのでしたら仕方がありません。
 しかしながら、「原本保管」の義務もなく、実際に調べる場合、コンピュータで10秒でできるのに、紙の台帳だと3分かかる、などという場合は、どう考えても不要と言わざるを得ません。
 もちろん、台帳をプリントアウトしてファイルする手間は10分くらいですむかもしれません。
 しかし、その10分を毎月続ければ、年間で2時間、無意味な時間を空費し、ついでに紙も無駄にすることになるわけです。
 それを考えれば、仮に10分でできる仕事でも、一刻も早くやめるべきなのです。

2020年06月02日

過剰な競争がもたらすもの

 競争が進歩につながると考えている人が少なくありません。
 確かに、競争に勝つ事を目的にした結果、能力を高める人がいるのは事実です。
 しかし一方で、競争に勝ちたい意識が高まると、相手の足を引っ張ることによって勝利を得ようとする人が出てきます。
 実際、手っ取り早く競争に勝つには、そちらのほうが効率的なので、これはある意味必然です。
 その結果、競争相手どころか、周りの人まで不幸にしてしまう事も多々あります。

 一方、能力向上において、競争は必須なのでしょうか。
 自分はそうは思いません。
 実際、これまで自分が身に着けてきた知識や技術を顧みても、競争に勝つために身に着けたものはありません。
 自分の能力を高めたいとか、誰かの助けになりたいと思って習得してきたからです。
 それによって別の誰かの上に行きたい、という動機はありませんでした。
 誰かを上回るためではなく、自分や他人に役立つために能力を磨くべき、という考えが一般的になれば、過剰な競争も、勝つために足を引っ張ることもなくなるのでは、と思っています。

     

2020年06月01日

「問い」そのものが間違っている命題

 信憑性に欠ける「記事」を流すことで有名なネットメディアがツイッター社とタイアップして「芸能人の政治的発言は許されるか 10代20代に聞いてみた」という動画を流していました。
 もちろん、こんな動画を見る価値は何一つありません。その主題である「芸能人の政治的発言は許されるか」というのが、完全に間違っているからです。
 日本は国民主権の国です。したがって主権者たる国民には政治発言をする権利があります。そして、芸能人は国民です。したがって、芸能人が政治的発言をするのは当然の権利です。「許されるかどうか」を問うこと自体が完全に間違っているのです。
 これが、「芸能人の飲食は許されるのか」とか「芸能人の睡眠はゆるされるのか」だったら誰でも「この命題は論外だ」という事はわかると思います。
 しかし、人々の政治発言の権利を、同調圧力も使って抑圧し続けてきた社会だと、このような戯言が「論議の的」になると錯覚をする人も出てくるのでしょう。
 とはいえ、社会的な題材を発信する「メディア」がそんな企画を立てた事には呆れました。その目的が、連休時に話題になったような芸能人の政治批判を封じ込めたい、であることは明白です。
 もともと、そのネットメディアに対する信用度はゼロでしたが、これで信用度はマイナスにまで落ち込みました。

2020年05月31日

洗い物と油

 結婚してから22年間、料理は相方が、洗い物は自分が、という役割分担になっています。
 結婚する直前の四年間は、今はなき弟と二人暮らしをしていたのですが、その時も、弟が料理担当で自分が洗い物担当でした。
 というわけで、かれこれ26年以上、洗い物の担当をしているわけです。
 洗い物で、一番苦戦させられるのは、やはり油汚れです。
 特に自分は合成洗剤が嫌いで、石鹸で洗うので、うまくやらないと、油が残ってしまいます。
 そのために、事前に石鹸水につけた上で、力をいれて洗うなど、さまざまな苦心をしています。
 今日もそうだったのですが、油汚れを落としながら、「ほんのちょっと前は、油で焼いた餃子を美味しく食べていたんだよな、という考えがふと頭をよぎりました。
 当然といえば当然の話ですが、ついさっきまで美味しく食べていたものの一部を食器や調理器具から落とすために頑張っているわけです。
 もちろん、美味しく食べるのは、食べ終わったあとの洗い物をきちんとやることが前提であり、2つは切り離せません。
 とはいえ、今更ながらこの事を意識し、面白いと思いました。

2020年05月30日

財布を忘れる

 帰宅前にちょっと買い物をしようとしました。ところが、料金を支払う際に、ポケットに財布がないことに気づきました。
 「今日、昼休みに休憩室で横になったな。そこでポケットから出たに違いない」と思い、職場に引き返しました。ところが、休憩室をくまなく探しても、どこにも財布はありません。
 「という事は、帰宅時に自転車で落としたか…財布を落としたなんて、14年ぶりだな…。仕方ない、あとで帰宅経路をたどってみるか…。」と思い、とりあえず、帰宅しました。
 そして、相方に「財布を落としたらしい」と告げた後、寝る時に財布を入れているかごを見ました。
 すると、そこに財布が入っていました。つまり、朝、家を出る時から財布を持っていなかったわけです。
 とりあえず一安心しましたが、朝、家を出る時に財布を忘れ、しかも夜までそれにずっと気づかなかったわけです。
 やはり、疲れが溜まっているのだな、と思いました。

2020年05月29日

マスクの宿命

 ここ数ヶ月、やけに疲れやすくなりました。
 新型コロナによる精神的な疲れが原因かと思っていたのですが、あらたな原因が思い浮かびました。
 新型コロナ以降、職場でもマスクをするようになりました。
 マスクをつければ、ウイルスの出入りのリスクが減るのと同様に、酸素を吸入量も減ります。
 実際、マスクをつけて自転車をこいで坂を上がると、非常に息苦しくなります。
 つまり、これまでに比べ、一日の酸素吸入料が減少したわけです。
 ならば疲れやすくなるもの当然だと、今更ながら気づきました。
 緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナの危険性は全然減っておらず、むしろ増加しているように感じます。
 それだけに、マスク装着は欠かせませんが、同時に疲労対策も欠かせないな、と思いました。

2020年05月28日

一瞬の無意識

 今日は職場に行く前に寄らなければならないところがありました。
 そこに行くには、途中の三叉路で直進せずに曲がる必要があります。
 自分は、移動中に何か考えることが多く、こういうとき、気がついたら、曲がるべきところをまがらない、という習性があります。
 そこで、今日は行き先を唱えながら運転していました。
 ところが、なにかのはずみで考え事をしてしまい、行き先を唱えるのもやめ、気がついたら、三叉路を直進していました。
 我ながら、学習能力がないものだな、と呆れました。
 まあ、半世紀以上生きていてこれなのですから、一生治らないのでしょうね。
 ちなみに、気づいたあとに経路修正をしたため、無事、寄るべき場所に行くことはできました。

2020年05月27日

通販でベルク

 緊急事態宣言の影響もあって、2ヶ月以上、都内に行っていません。千葉に来てから、ここまで都内に行かなかったのは初めてです。
 それもあって、四半世紀以上愛用しているベルクのソーセージなどを通販で購入しました。
 新宿駅構内で営業している、典型的な薄利多売の飲食店です。それだけに、この緊急事態宣言による売上減もかなりのダメージを受けているとの事でした。
 落ち着いた時に新宿に行ったら無くなっていた、というのは困りますので、少しでも応援のつもりで通販を購入しました。
 とりあえず、クッキーを食べました。メインのソーセージは休みの日にじっくり味わおうと思っています。
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2020年05月26日

品質の劣化

 今年に入って名刺入れと弁当箱を買い換えました。
 家庭用品の販売店として極めて有名な店で買ったのですが、名刺入れのボタンは数か月で取れて使い物にならなくなりました。
 弁当箱は、蓋をしめる部品がよく外れてしまい、何度もつけなおしています。
 その前に使っていた名刺入れは10年以上、弁当箱も5年は使えていました。
 特に安物を選んだわけではありません。
 ほかにも、最近になって買った服が短期間で穴があいたりする一方で、30年くらい前に買った服がほとんど外観も変わらずに着れるという事例もあります。
 コンピュータ関係では技術力の深刻な低下が指摘されますが、このような日用品についても、かなり質が落ちているのでは、と思えています。
 「サザエさん」の時代には「メイドインジャパン=粗悪品」だったわけですが、このままでいけば、再びその時代に戻るのでは、と危惧しています。

2020年05月25日

緊急事態宣言解除

 緊急事態宣言が解除されました。なんでも感染者数が減ったから、という理由だそうです。
 確かに発表されている数値は減っていますが、どれだけ検査しての結果だかがはっきりしません。
 検査をしなければ感染者数が減るのは当たり前です。
 はっきり言って、どのように状況が変わったのか、皆目見当がつきません。
 というわけで、これまで同様、マスクをつけて、手洗いをとうがいをし、人混みに近寄らない生活を続けていこうと思っています。

2020年05月22日

51回目の誕生日

 今日は51回めの誕生日でした。
 たまたま休みと重なったので、のんびり過ごすことができました。
 相方をはじめ、親をはじめとする家族のみんなや、友人の方々にも祝ってもらえました。
 相方とその家族・両親・姉妹とその家族、そして今はいないけれどずっと気遣ってくれ続けている弟に改めて感謝しました。
 これまでの一年は、相方の病気などもあって、人生で二番目に大変だった一年でした。
 新たな一年は、もっと気楽に過ごせればと思っています。

2020年05月21日

サムライ?

 野球の「サムライジャパン」をはじめ、日本の事を「侍」という言葉で表現する傾向があります。
 自分も相方も、父方・母方ともに、「侍」の先祖はいません。まあ、江戸時代の身分別人口比からすれば当然の事です。
 それもあって、「日本=侍」という表現を見ると、強い違和感があります。
 加えていえば、「侍」は、農民から搾り取った年貢で生活していたわけです。しかも、その食わしてもらっている人々が気に入らない行動を取れば「斬り捨て御免」という特権まで持っていました。
 そんな階層を「日本代表」の枕詞にされると、強い違和感があります。
 まあ、これも、色々と人々を錯覚させるための手段なのでしょうが。
 いずれにせよ、それまで興味があったものでも、「サムライ」という言葉がつくと、自分はドン引きします。

2020年05月18日

仕事の合理化と継承性

 ちょくちょく書いていますが、色々と仕事の改善を行っています。
 先日思いついた案も無事成功し、一ヶ月で2時間ほど作業時間を短縮することができるようになりました。
 ただ、これらの改善についてはPC関連をはじめ、自分がこれまで積み重ねた知識と経験を総動員しています。
 言い換えれば、それがない人が引き継いだら、これまでの積み重ねが水の泡になってしまうわけです。

 過去にも、2000年から6年間かけて、同じように自分のスキルをすべてつぎ込んで業務システムを構築した事がありました。
 そこそこ好評だったのですが、6年目の3月に、いきなり部署廃止の内示と、ペラ一枚の「今月末に退職したら退職金を5割増しにします」という通知をいただきました。
 そこまで言うのなら、と思い、通知に署名捺印をし、当時の職場を去りました。
 一応、「立つ鳥跡を濁さず」と思い、有給もほとんど未消化のまま、可能な範囲で引き継ぎをしました。
 しかし、自分の後任として急遽雇われた人のスキルはあまり高くなく、結局、好評だったシステムはガタガタになってしまったそうです。

 今の職場で、そのような理不尽な部署取り潰しや退職勧奨が行われる可能性は100%ありません。
 とはいえ、自分が別の部署もしくは拠点に異動になる可能性はもちろんあります。
 14年前の轍を踏まぬよう、これまで築き上げたものを、誰にでも引き継げるようにせねば、と強く思っています。

 

2020年05月17日

不自然な「収束」

 昼間、買い物に行ったら、2ヶ月ぶりくらいに、町に人がいました。
 千葉はまだ緊急事態宣言ですが、多くの自治体が宣言を解除した事と、連日のように「感染者数が減った」「今日の感染者はゼロだった」みたいな報道が流されるのですから無理もありません。
 ただ、はっきり言って、政府も自分の地元の自治体も、感染拡大防止のために何らまともな事をやっていません。マスコミが異常なまでに持ち上げる東京都や大阪府も同様です。
 自然消滅するものではないですし、特効薬もできていません。にも関わらず、きちんとした対策もとらず、ろくに検査もせずに収束する事はありえません。
 それだけに、この人出の多さには、少なからぬ不安を感じました。
 そういう事もあり、我が家は政府やマスコミがどんな情報を出そうと、これまでと全く変わらず、コロナ対策を続けていきます。

2020年05月16日

二人して疲れやすく

 昨日のZOOMトラブルで神経を使ったせいか、今日は朝からえらく疲れていました。
 幸い、仕事は暇だったので、休養をとりながら業務を行うことができたのですが、それでも疲れはとれません。
 帰宅したら、相方もえらく疲れていて、ほとんど寝て過ごしていたと言っていました。やっと買い物に行けたのが夕方だったのですが、タイムセールでお得に買えたという利点もあったそうです。
 相方の場合は病気の後遺症もあるのでしょうが、とにかく、二人して疲れた一日となりました。
 いろいろな原因が重なっているのかもしれません。いずれにせよ、早くこの疲労感から開放されたいものです。

2020年05月11日

利益を目指さない仕事の利点

 今の職場は営利企業ではありません。
 そのため、仕事を効率化してこれまで1時間かけていた仕事を5分でできるようになれば、浮いて出た55分は暇な時間になります。
 帰宅を早めたり、研究のために読書をしたり、ネットを見たり、発信するなどで、その浮いた時間を活用できます。
 これが営利企業だとそうはいきません。ただでさえ、定時でフル回転しなければならないほどの日常業務があり、もし、予定外の仕事が入ったら時間外労働になります。
 そして、時間外労働をすれば、残業代が利益に食い込むと圧力をかけられるわけです。
 仮に業務を効率化して時間を節約しても、「時間が空いているなら」と新たな任務を増やされるのがオチです。
 というわけで、非営利ならではの業務改善の利点を大いに活かしています。
 今日も、仕事が終わって家でひっくり返っていたら、また新たな時間短縮の発想がひらめきました。
 これを実現させ、さらに時間を効率的に使いたいと思っています。

2020年05月09日

あごひげ

 日曜に顎をすりむいたため、あごひげを剃ることができません。
 そのため、あごひげが伸びてきました。
 もっとも、外出時はもちろん、職場でもマスクをしているので、誰にも指摘はされませんが…。
 いずれにせよ、ひげを伸ばすのは、人生初の事です。
 傷跡が完治するまで、どのくらい伸びるのだろうか、と思っています。
 ちなみに、伸びたひげの半分は白髪です。
 若い頃から白髪が多い体質だったのですが、それを見た時は、我ながら老けたものだな、と思ったりもしました。

2020年05月07日

連休終わる

 世間より数日遅く休みに入った代わりに、今日まで休みでした。
 休みの前半はひたすら疲れを取り、後半は休み前から計画していた事を色々とやりました。
 予期せぬ出来事がいくつかあり、その分、時間を取られましたが、まあ、目標の五割くらいはこなせたか、と思っています。
 やはり、まとまった休みを取ることは大切ですね。
 次は、三ヶ月半後の夏休みになりますが、その間も、この充電を活かし、公私とも充実して過ごしたいものだと思いました。

2020年05月01日

イライラしがち

 緊急事態宣言が出て以来、日に日に神経がささくれていくのを自覚しています。
 その結果、他人の言動にイライラする事が明らかに増えています。
 もちろん、それで怒ったりしたら、事態はより悪化します。向こうだって同じ心境なのですから、深刻な対立になるかもしれません。
 そういう事もあり、そのような負の感情が生じても、絶対に怒らず、冷静さを保つようにしています。
 あと、日頃関係している人については、その人のいい点を意識するようにし、自分の意に反する事があっても「日頃、あれだけいい事をしている人なのだから、たまにはこういう事もあるよな」と思って忘れることにしています。
 なお、これはあくまでも、身近な対人関係に限った話です。これだけ大変ななか、まともな対策を行わずに、それどころかこのコロナ禍を利用して自分の利益や名声を求める政治業者たちには、強く怒りの声を挙げていくべきだと思っています。

2020年04月29日

宅配ピザを自分で宅配

 抗がん剤の副作用で相方が体調不良なので、夕食は外で買うことになりました。
 何にしようかと思いながら歩いていたら、通りかかった宅配ピザ屋さんの店頭に「持ち帰り50%オフ」と書かれていたので、それにしました。
 以前はよくピザの宅配を頼んでいました。しかし、店で焼いたピザを自分で持ち帰ったのは初めてです。
 10年くらい前までは、近所にある中堅ピザチェーンをよく利用していました。配達に来るのはたいてい、FCオーナー店長さんで、えらく気を遣う方でした。
 そこがなくなってから、我が家では宅配ピザを頼む習慣はなくなっていました。
 久々に食べたのですが、やはり、外食で食べるピザよりは明らかに残念な味でした。
 相方とも、このような宅配ピザを食べるのは、人生で最後になるかも、などと話したりしました。
 そういうわけで、あまりいい夕食にはなりませんでしたが、色々な回想や感慨が生じた食事にはなりました。

2020年04月28日

言わなければ何も届かない

 3月を過ぎてから、政権寄りの著名人たちが「今は政治を批判すべきではない」みたいな発信を手を変え品を変えて行っています。
 もちろん、仮に自分がコロナ肺炎にかかったり、自粛要請などの結果、収入がなくなって生きることができなくなっても、何ら文句も不満もない、という考え方の人なら、その著名人の発信を実践するのもいいかもしれません。
 しかし、罹患せずにに元気でいたいとか、今回受けた経済的損失の補償を受けたいとか、こんな事で多くの人が苦しんだり困っているのはおかしい、と思う人は、こんな著名人の愚にもつかない戯言など、相手にすべきではありません。

 声を上げたり批判をしなければ、為政者は自分たちのやっている事に間違いはないと思い、どんなおかしな政策でも粛々と進めていきます。
 それに対しておかしいという声が上がるから、政治は軌道修正できるのです。
 実はこれは高尚な理論ではありません。小学生向けの社会科の教科書「三権分立」の項目に書いてある程度の事なのです。
 そして、今月に入ってからだけでも、声を挙げて批判することにより、いくつもの愚政が修正・撤回されています。
 言い換えれば、このような時期だからこそ、むしろ普段より大きく、声を挙げ、批判をすべきなのです。
 それが、健康と生活を守るための必須項目だと言えるくらいの情勢になっていると思っています。

2020年04月26日

出世できる「専門家」

 今回のコロナ関係で、政府の専門家会議に所属している人が、異常な発言をしている事が話題になっています。
 当初は、「体調が悪い人もすぐには病院に行かず、体温37.5度が4日続くまでは家にいましょう」と発信していました。
 ところがそれを「実践」した人が自宅で死亡した事例が出ると、「あれは、病院に行きたがらない人でも、37.5度が4日続いたら病院に行きましょう」という意図だった、などと釈明を始めたのです。
 もちろん、こんな詭弁が通用するわけありません。
 しかし、政府はそのような人物を相変わらず重職につけており、マスコミもまともに批判しません。

 最初は不思議に思いましたが、しばらく考えたら理由はわかりました。
 今の安倍政権は特に異常ですが、今世紀に入った時の、小泉政権や石原都政の時代から、異常な政治が行われ、しかもマスコミがそれをまともに批判しない、という体制が構築されるようになりました。
 その結果、学者としてまともな実績を持っていない人間が、閣僚に登用され、自分と周辺だけが儲かるような「政治」が行われたわけです。
 こんな状態が20年も続けば、専門的知識が豊富な人ではなく、権力者に追従する人が、「専門家」として重用されるのも当然とは言えるでしょう。
 実際、自分の知っているところでも、ワンマン経営者が、媚びへつらう人ばかり重用することに嫌気がさして、専門的知識を持っている人間が去っていった、という事例を見たことがありました。
 そう考えれば、このような低品質な「専門家」がのさばるのも当然でしょう。
 その結果、被害を受けるのは、もちろん、我々、日本で暮らしている人なのですが…。
 改めて、暗澹たる気分になりましたが、もちろん、諦める気は毛頭ありません。なんとか、変えていきたいと思っています。

2020年04月25日

換気と虫

 こういうご時世ですので、なるべく、窓を開けて仕事をしています。
 ところが、我が職場は、裏がちょっとした森になっており、しかも隣は農家で、小規模な養蜂をしています。
 そういう事もあり、窓を開けていると、ミツバチを含む、様々な虫が入ってきます。
 そのたびに、やはり集中力を削がれてしまいます。
 まだ気温が低いからいいですが、これから気温が上がれば、さらに色々な虫が職場を訪れてしまいそうです。
 まあ、ウイルスが留まるよりは、虫が入ってくるほうがまだマシではあります。
 当分、このような仕事環境が続きそうです。早く元に戻ってほしいものです。

2020年04月23日

久々のお好み焼き

 今日は休みでしたが、頼まれごとで苦戦しました。その結果、相方と別々に夕食を取ることになりました。
 色々な選択肢があったのですが、自営業時代から何度も利用させてもらっている幕張のお好み焼き屋さんに行くことにしました。
 自営業仲間の飲み会で使ったら美味しかったので、一昨年には、10年ぶりくらいにひょんな事から再開した大学の後輩との飲み会で使ったりもしました。
 予想通りですが、店はガラガラでした。よく、「三密を避けるために居酒屋は…」みたいな事が言われますが、今の夜、外食産業で「三密」などありえないでしょう。
 先客の常連さんがいましたが、一人は自営業で収入が激減した、と語っていました。
 そのグループは、アルコールは頼んでいましたが、「つまみ」は持ち込んだパンを鉄板で焼いていました。店長さんも事情を理解しており、その「持ち込み」に対して、何も言いませんでした。
 そんな事を気にしつつ、美味しいお好み焼きを堪能しました。
 短時間の滞在でしたが、お勘定の時は、かなり感謝してもらえました。
 見ればわかりますが、それだけ大変なわけです。
 このお店がこれからも末永く幕張で営業し続けられるためにも、一刻も早く、「いくら収入が減ったか」などの審査で無駄な時間をかけず、別け隔てなく中小業者に早急に現金を支給すべきだと、改めて強く思いました。

2020年04月21日

「二択」の罠

 「AかBか」という質問をされると、ついついそのどちらかを回答しがちです。
 もちろん、その質問が妥当な場合もあるのですが、そうでない事も少なくありません。
 たとえば、「ここに泥水と下水があります。あなたはどちらを飲みますか?」という質問に対しての正解は当然、「どちらも飲まない」です。
 しかし、一見すると、妥当な二択のようで、実態が「泥水か下水」みないになっている悪意ある質問が世の中にはあふれています。
 用意されている選択肢のほかに、「どの選択肢もだめ」という見えない選択肢が存在することに気を付ける必要があると思っています。

2020年04月20日

一期一会

 自転車で職場に向かっていました。
 すると、路傍に座っている人に「救急車を呼んでほしい」と声をかけられました。
 かなり痩せた高齢者の方です。119番をかける電話も持っていないわけです。もしかしたら、住むところもないのかもしれません。
 体がブルブル震えており、明らかに何か体に異常をきたしています。
 幸い、車で5分のところに消防署があるので、短時間で救急車が到着しました。その間、「救急車にを呼ぶにも電話代がかかりますね。すみませんね」と言われました。
 時節柄、接近する事はできず、離れての会話となりましたが、感謝の気持ちが伝わってきました。
 救急車が到着した所で別れました。おそらく今日がこの方との最初で最後の出会いでしょう。
 どこの誰かもわかりませんが、ぜひ、治ってほしいものだ、と思いながら救急車を見送りました。

2020年04月19日

外出自粛対策

 今日は外出自粛要請を受け、二人して家に籠もっていました。
 当然、体が動かせません。そこで、二人でラジオ体操をすることにしました。
 動画サイトを使えば、放送時間に関係なく、ラジオ体操ができます。
 10分体を動かしただけですが、やはり、「なまっているな」と思いました。
 自分は仕事があれば、片道20分の自転車乗りがあるので体を動かせますが、相方は一日こもると、本当に体を動かす機会がなくなります。
 というわけで、このラジオ体操を、習慣化しようと思っています。

2020年04月18日

気が立ちやすい

 自分や身近な人への感染の不安が高まるうえに、自粛要請で社会が日々窮屈になっていっています。
 そのせいか、ちょっとイライラする事が増えました。
 自分のみならず、身の回りの人々にもその傾向が感じられます。
 というわけで、怒りたくなっても、それは一度は飲みこんで、冷静さを取り戻す必要があるな、と自分に言い聞かせている今日このごろです。
 なお、これは身近な話だけの事で、政治に関しては違います。
 国も地方も、明らかに間違った事をやり続けています。それらに対しては、率直に誤りを指摘し、正さないと、自分も周りも安心して生きていけません。
 そちらのほうは積極的に怒っていこうと思っています。

2020年04月17日

三密を避けつつ仕事する

 自分のいる部署は、20平方メートルくらいのところに、三人で勤務する、というかなり余裕があるつくりになっています。
 そのため、隣接しての作業を控えれば、「三密対策」は簡単にできます。
 そういうわけで、「宣言」が出てからも、あまり普段と変わらず仕事をしています。
 というわけで、仕事でも家庭でも「三密」とは縁がない生活を送ってはいますが、やはり、心身の疲れは普段の倍くらいたまります。
 その分、休める時間を増やさねばと思っているのですが、何だかんだで雑務が発生し、なかなかうまく休めません。
 GWまでの半月はこんな状況が続くので、コロナはもちろんですが、それ以外の要因でも体調を崩さぬよう、気をつけねば、と思っています。

2020年04月16日

「できない理由」と「できなかった理由」

 何か新たな事をやろうとすると、「できない理由」を並べ立てて反対される事があります。
 もう20年前の話なのですが、その時にいた職場で、これまでやっていなかったクレジットカード販売を導入しようとした事がありました。
 すると、「本当にあるかどうかわからないクレーム、かつ別にクレカ払いでも対応できるもの」を挙げてきて、「こうなったらどうするんだ」と言われたものでした。
 結果的には無事導入でき、しかもそのような「レアケースのクレーム」で困った事などもなかったのですが…。

 というわけで、「できない理由」を並び立てるのは好きではありません。
 ただ一方で、同じ反対でも「できなかった理由」には価値があると思っています。
 こちらが実際に何度もやってできなかった事を、またやってみようとする、という事例も少なからずあります。
 向こうとしては、「こんな簡単なこと、できるはずだ」と思っているのですが、実際に同じことをこちらは経験し、できなかった事が立証されているのです。
 そういう経験に基づいた理由は重視すべきだと思っています。
 もっとも、この考え方にも落とし穴はあります。
 たとえば、20年前はたしかにできなかったが、その後の技術や環境の変化でできるようになった、という事もあるからです。
 それも踏まえつつ、実証された経験と、反対するための空想的な過程を区別する必要性を感じています。

2020年04月15日

異常な事を当然のように報道されるさま

 大阪の市長がネットで「防護服が足りないから、代用品の雨合羽を提供してくれ」とネットで呼びかけました。
 それに応えて、市民が雨合羽を送ると、テレビや新聞は、それを美談であるかの如く報じました。
 自分は医学も防疫も素人ですが、普通に考えて、雨合羽が防護服になるとは思えません。
 もしそんな事ができるなら、この2ヶ月で、あれだけ「防護服不足」が問題になった際に、誰かが雨合羽で作っているでしょう。
 少なくとも、報道と称するのですから、「雨合羽が集まった。良かった」以前に、この「雨合羽が防護服になりうるか」を検証して記事にすべきでしょう。
 これは「政府がミッドウェー海戦で大勝利」と発表したから、それをそのまま一面トップにしたという当時の新聞と全く同じレベルです。
 この数年で、急激に劣化していった商業マスコミですが、今回のコロナで、さらに劣化の速度が早まったな、と思いました。

2020年04月14日

三回目の抜歯

 右上の親知らずを抜きました。
 一昨年暮れ、藪医者に右下の親知らずを抜かれたのですが、その結果、右上の親知らずは存在意義がなくなり、しかもこのままだと、下がないので伸びすぎて、口を傷つける可能性があるとのことです。
 これ以上抜きたくはなかったのですが、そこまで言われては断りようもないし、以前の藪医者とちがって説明がわかりやすかったので、抜くことにしたわけです。
 抜歯は一瞬で終わり、いまのところ、痛みもほとんどありません。前回の藪医者にやられたときは、半月以上、まともに食事ができなかったので、やはり医者の技術というのは千差万別なんだな、と思ったりもしました。
 残った親知らずは左下だけです。これだけはなんとか死守できればと思っています。
 そのためにも、日々の歯磨きをこれまで以上にしっかりやらねばなりませんね。

2020年04月13日

今のままでは駄目

 さすがに多くの人が、「今のままでは駄目」と思うようになったと感じています。
 では、どうやって現状を打開するのか、と考えると、なかなか大変です。
 もちろん、自分にも解決策はありません。ただ、とにかく何かして現状を変えねばなりません。
 そのためには、まずあれを変えて…、その「あれ」を変えるためには、その前提である「これ」を変えて…などと、考え出すと、段々と深いところに行ってしまいます。
 大変な労力がいる事ですが、何とかやっていきたいと思っています。もちろん、そのためにはまず、自分も変えていかねばならない、と痛感しています。

2020年04月12日

この緊急事態でまかり通る詭弁

 新型コロナウイルスの感染者・死者が日々報道されています。
 既に日本で発表された数字もかなりのものですが、これで他国と比較して、多いとか少ないとか論じるのは不可能です。
 なぜならば、日本では検査数が圧倒的に少ないのです。
 その検査の少なさに批判があがると、すぐさま「希望する人全員を検査したら大変な事になる」という「反論」が出てきます。
 しかし、これは、詭弁の典型例です。
 筆者を含め、「もっと検査をしろ」と主張している層で、「希望する人全員を検査しろ」などと言っている人はいません。
 現在の、症状が出ても、保健所に拒否されて検査されていない、という現状を改めるように主張しているのです。
 にも関わらず、どこにもいない「希望する人全員を検査しろ」という主張に「反論」しているわけです。
 「藁人形論法」の典型例なわけです。
 それが2月からずっとまかり通っている、という現状に呆れるとともに、このままだと大変な事になるのでは、と危惧しています。

2020年04月10日

姪孫の誕生日

 姪孫(姉の孫)が2歳の誕生日を迎えました。ついこの間、産まれたと思ったら、もう2年も経っていたわけで、時間の流れの速さに驚きました。
 写真を見せてもらったのですが、かなり大きくなってました。また、母親である姪とよく似ていて、姪の子供の頃を思い出したりもしました。
 4月は家族の誕生日が多く、これから妹・父・姉も誕生日を迎えます。
 このような世相なので、誕生祝いはできませんが、こうやって家族が健康に年を重ねていくのを見ると、やはり嬉しく思います。
 来年も、家族がみな幸せに、姪孫の3歳の誕生日を祝えることができるように、と思いました。

2020年04月08日

緊急非常事態宣言

 昨晩、緊急非常事態宣言が出されました。
 相方はスーパーの混雑をかなり心配していましたが、昼も夜もスーパーはガラガラでした。
 また、夕方、線路沿いを自転車で走っていたら、千葉方面生きの総武快速は、立ち客でつり革が埋まっていました。
 一方、東京方面行きの成田エクスプレスは、車内に人影が見当たりませんでした。
 まあ、相互に渡航禁止を出し合っているから当然とは言えるでしょう。
 空気を運ばせるのももったいないので、期間中は、成田エクスプレスを快速扱いにすれば、通勤ラッシュの混雑が緩和され、少しは「三密」がマシになるのでは、などと思ったりもしました。

 いずれにせよ、外出自粛を要請しても、それに見合った収入補償がなければ、「外出してお金を得るか」と「家にこもって生活が破綻するか」の二択になってしまいます。
 それだと、コロナだけでなく、経済で死ぬ人も出てしまいます。
 そんな事態が生じないためにも、抜本的な方策の見直しが必要ですね。

2020年04月03日

職場の桜が満開に

 職場の桜が満開になりました。最初に開花したあとに、雪が降ったりして、かなり時間がかかりました。
 それだけに、ちょっとやきもきもしましたが、大木なだけに、満開になると壮観です。
 そういうわけで、ちょくちょく外に出て、花見を楽しみながら仕事をしました。
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2020年03月31日

年度末

 仕事の中に、役所の人事異動と連動して忙しくなる業務があります。
 そのため、ここ数年、3月31日は最も忙しい日となっています。
 今日もそうだったのですが、忙しさは年々、緩和されています。
 年に一回の業務なのですが、3月に入ると、「そういえば、来年、ここはこう見直そうと思っていたっけ」などと一年前に課題だと感じていた事が鮮明に思い出されるからです。
 悩んだり、困ったりした記憶というのは、普段は意識することがないのですが、いざとなった時に、すぐに出てくるものなのだな、とちょっと感心してもいます。
 今回も、いくつか課題や改善案が浮かびました。来年の年度末は、さらなる勤務時間短縮をはかりたいものだと思っています。

2020年03月30日

疲労感が抜けない理由

 今月に入ってから、疲労感が抜けません。とくに、下旬になってから酷くなっています。
 勤務時間はむしろ減っています。それを考えると、肉体的なものより、精神的なものが大きいのでしょう。
 これも仕事由来でなく、世の中由来のものです。
 新型コロナウイルスに対する、後手後手かつ間違いまくった政府の対応を見ていると、本当に疲れます。
 自分は4年3ヶ月前まで自営業をやっていました。一緒にやっていた弟の不幸が原因で辞めましたが、もしかりに続けられていても、昨年の増税と今回のコロナ騒動で間違いなく廃業していたと思わざるを得なくなっています。
 見ているだけの自分がこれだけ精神的にダメージを受けるのですから、実際に、被害にあっている中小個人企業や、そこで雇われている人は、本当に大変でしょう。
 一刻も早く、このような疲れをなくすためにも、コロナウイルス並びに、ウイルスに劣るともまさらぬほど有害な今の政治を何とかしなければ、と改めて思いました。

2020年03月29日

この時期としては32年ぶりの雪

 日中、雪が降りました、新聞などでは、この時期では32年ぶりの雪と報じられていました。
 その32年前、1988年の事は今でもよく覚えています。
 その年、自分は大学1年で、入学式の翌日でした。
 初めて校舎に行った日が雪だったわけです。そんななか、各サークルは慣れない雪の中、懸命に勧誘していました。
 カルト集団としか思えないサークルに声をかけられた事も含め、あの雪の中の新歓はよく覚えています。
 それから32年経ち、10歳年下の妹の長男が、4月から大学に通います。そう考えると、時が経つのは早いものだと思いました。
 自分はかなり充実した大学四年間を送れました。ぜひとも、甥の大学生活もいいものになれば、と願っています。

2020年03月28日

悪い意味での「似たもの夫婦」

 以前、ちょっと関わった人と久しぶりに会いました。
 かなり目つきが悪くなっていたのに驚きました。しかも、会話をしたら、極めて非常識な言動を連発していました。
 なんでもその人、数年前に、かなり異常な人と結婚してしまったそうです。
 夫婦は長年たつと似てくる、というのは本当なんだな、と思いました。もちろん、極めて不幸な事例でしかありませんが…。
 この人も、結婚そのものが間違っていたわけですが、せめてその後も自分を保つ努力をしていれば…と残念に思いました。まあ、それができるのなら、とっくのとうに、離婚していたとは思いますが…。

2020年03月26日

リアルな東京湾

 コロナウイルス禍以降、ネットで、下の画像をよく見るようになりました。
 東京都の情報を紹介する地図なのですが、セットで東京湾がついてきます。
 その東京湾が、衛星写真を使って、極めてリアルな形になっています。
 それは、子どもの頃に地図で見た東京湾とは、全く印象が異なるものでした。
 もちろん、本質的には同じです。とはいえ、埋め立てに次ぐ埋め立てで、沿岸部がギザギザになっています。
 なんか、東京湾全体が人工物になったような印象を受けました。
 また、人造生物が、東京都に食いついているようにも見えました。
 もちろん、この埋め立てで金儲けした人が多々いるわけです。しかし、その埋め立てによって失われたものと比較すると、後者のほうが大きいのでは、と思わざるを得ませんでした。
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2020年03月25日

植民地支配の報い

 約1世紀前、当時の大日本帝国は朝鮮半島と台湾を植民地にし、日本語を強制させ、多くの富を奪ったり、住民に強制労働をさせたりしました。
 75年前の敗戦で、植民地支配は終わったのですが、多くの日本人は「アメリカに負けた」という認識しか持たず、かつて植民地支配していた国の人々を見下し続け、現在に至っています。
 その弊害が出たのが、今回の新型コロナウイルスにおける対処だと思っています。
 韓国や台湾は、検査体制を充実させ、「ドライブスルー検査」などという画期的な方法も開発し、感染爆発を食い止めました。諸外国もそれを取り入れています。
 一方で日本政府は、横浜に停泊していたクルーズ船で感染爆発をいきなり起こすなど、初期の時点から大失敗しました。にも関わらず、反省もせず、韓国や台湾の成功例を学ぼうともしませんでした。
 逆に、御用マスコミやネット工作員に「韓国は検査のしすぎで医療崩壊した」などという事実と正反対のデマを流させ、かつその虚構の情報で、韓国に対する優越感に浸ったわけです。
 その一方で、国内では、思いつきの「政治判断」を連発して、多大な経済損失だけ発生させる一方、感染の危険は増える一方、という現状をもたらしたわけです。
 くだらない「旧植民地への優越意識」を捨てることができれば、もっとマシな対応ができたのでは、と思っています。
 もちろん、今の政権にそれを望むのがムリだ、という事は、重々承知していますが…。

2020年03月24日

五輪延期

 今更感がありますが、今年の五輪が延期されることが決まったそうです。
 コロナウイルス問題の現況を鑑みれば、当然と言わざるを得ないでしょう。
 しかしながら、単に一年間延ばす、というのはまたいろいろな問題が生じるようにも思えます。
 ビッグサイトのように、オリンピックでこの夏は使えない事になった施設などの扱いはどうなるのでしょうか。
 とにかく、今回のコロナ騒動では、失政・悪政もあって、現時点ですでに莫大な経済損失が生じています。
 とくに、自営やフリーランスといった、組織の保証・保護がない人は大変な思いをしています。
 五輪中止もそうですが、「被害にあった人が安心して暮らせる」ことを最優先した施策を行うべきだと強く思っています。

2020年03月23日

便利になったのかどうか

 大手家電量販店の通販を愛用しています。
 パソコンから麦茶まで、様々なものを買っています。
 今日は、食器洗い石鹸が切れたものの、騒動の煽りで近所の店で売っていなかったので、それを通販で買いました。
 送料無料なので重宝しているのですが、どう考えても、石鹸本体より送料が高いわけです。もちろん、それでも利益が出るから、このような料金設定になっているのでしょう。
 ただ、重宝しているのですが、「便利になった」という認識はありません。
 昔だったら、近所にある個人商店が、勝手口までお酒や日用雑貨を届けてくれるのが普通でした。
 また、本についても、歩いていける範囲に本屋があり、そこで立ち読みしながら買いたい本を選ぶことができました。
 それと、ネットで注文し、翌日には届くものの、融通のきく個人商店も、町の本屋もなくなってしまった今のほうがむしろ不便なのでは、と思えてくるのです。
 もちろん、ネット通販の便利さは十分に享受しています。とはいえ、そのような「不便さ」も感じている、というのが率直な気分です。

2020年03月21日

無理して頑張る事の代償

 昔から、普通ならできない事を、無理して頑張って達成する事が、美談のように語られています。
 しかし、それは本当に美談なのでしょうか。
 変な例ですが、普通に歩いて5分かかる場所があるとします。そこに全力疾走で行けば1分で到達でき、4分も時間を節約できます。
 これは、心底急いでいる時に、誰もがやった経験はあるでしょう。
 しかし、その代償として、心肺の疲労や足への負担が発生します。もちろん、これを毎回やったら、確実に体を壊します。
 運動にたとえれば、誰でも分かる話です。ところが、これが仕事となると、ついつい「いつでも全力疾走」が可能だと錯覚しがちな人が多々存在します。
 その結果、過労による心身の障害が発生し、酷い時は命にも関わってしまいます。
 この「無理して頑張る」の本質を社会全体が理解できれば、格段に暮らしよい世の中に成るのでは、と思っています。

2020年03月19日

久々の「持病」

 昨日書いたように、今月から色々と仕事上の変化がありました。
 その影響が今度は自分の身体にきたようで、今日は「持病」が発症しました。
 午前中、頭痛と吐き気が止まらず、夕方になってやっと食べ物が喉を通る、という症状です。
 何度もやっているので、慣れてはいるのですが、やはりあの苦痛は何度経験しても嫌なものです。
 「治療法」は休みを取る以外にないので、その時間をどう作ろうか、と思案しています。
 こういうご時世な上に、相方が抗がん剤治療中なので、健康を維持する重要性が普段の何十倍も高まっています。
 それだけに、今まで以上に知恵を絞る必要があると思っています。

2020年03月18日

手違い多発

 今月に入って、仕事で手違いによるトラブルが多発しています。
 こういう場合、自分は「誰が悪かったのか」とは絶対に考えません。
 これまで上手く回っていたのに、突如手違いが増えた、というのは人的なものでなく、組織的なものであると考えたほうが論理的だからです。
 実際、今月に入ってから、いくつかの配置変更があり、自分の担当任務も変わりました。それによって歪みが生じたわけです。
 というわけで、再発防止のために、配置変更に対処しきれていなかった、現場の体制見直しを図ることにしました。

 かつていた職場では、この類のトラブルがあると、すぐに「悪いのは誰だ」という責任のなすりつけあいが始まっていました。
 しかし、それは、責任者の立場を守るのには役立つのかもしれませんが、仕事の質の向上には何の約にもたちません。
 その経験もあって、このような対処をしましたし、これまでもそれによって、業務の質が向上しました。
 失敗は恥ずかしいものですが、最大限、それを糧にしていこうと思っています。

2020年03月16日

みんなが言うから正しい?

 マスコミが主張したり、多くの人が賛同したネット投稿などを見てしまうと、ついつい「みんなが言っているのだから、これは正しいのだな」という心理が働いてしまいがちです。
 しかしながら、有名人が言ってようが、言説がツイッターで100万リツイートされようが、論理的におかしいものは間違っているのです。
 最近では、「新型ウイルスの疑いがある人を全員検査すると、病院がパニックになる」というものがよく流されています。
 しかし、これらの言説をよく見ると、「検査」と「入院」を意図的に混同させたり、海外の成功事例を嘘で卑下したりなど、ちょっと検討すれば支離滅裂であることがすぐに分かります。
 どんな有名人が言おうと、ネットでどれだけ広まろうと、論理的に破綻していたり、事実と異なっていれば虚偽情報です。
 そういう判断を常にできるようにしたいと、最近になってより強く思うようになっています。

2020年03月14日

初雪

 朝から冷たい雨が降る一日でした。
 だんだんと雨粒が大きくなり、昼下がりには雪になっていた時期もありました。
 仕事柄、雪には非常に敏感になっています。それだけに、この「初雪」が積もるかどうかは、非常に気になりました。
 幸い、すぐに雨に戻ったので、安堵しました。
 暖かくなりつつあるなかで、一瞬、冬に戻るという、ちょっと不思議な天気でした。
 来週半ばからは20度近くまで上がるようです。
 寒暖の差が激しいので、体調に気をつけねば、と思いました。

2020年03月13日

1年3ヶ月ぶりの歯医者

 朝起きたら、左の頬に痛みを感じました。
 その時は、ちょっとした違和感だったのですが、昼食時には、口が満足に開かないほどの痛みになっていました。
 そこで、職場の近所にある歯医者に駆け込みました。
 以前は、自宅近くの歯医者に定期的に通ってメンテナンスをしていました。丁寧な対応に満足していたのですが、担当していた先生が退職し、代わりの人が担当になってから酷いことになりました。
 その担当はちょっと虫歯の気配があると「抜きましょう」と言い、短期間で親知らずを二本も抜かれました。
 特に、二本目の抜歯は極めて乱雑かつ後遺症がひどく、「なるほど、こういう人をヤブ医者と言うのだな」と納得(?)させられたほどでした。

 それ以来、その歯医者とはお別れし、別の歯医者を探していたのですが、なかなか受診するきっかけがつかめませんでした。
 しかし、今日の歯痛により、遅ればせながら、歯医者に行く決心ができました。
 原因は虫歯ではなく、頬の筋肉痛とのことでした。
 また、手入れをさぼっていた歯石も取ってもらいました。
 説明が非常に丁寧で、また、歯のクリーニングの技術も非常に高く、大変満足できました。
 この歯医者は、今の職場で働き始めてから半年後くらいに開業したとのことです。
 その時に、この歯医者に代えていれば…と後悔しました。
 もちろん、いくら後悔したところで、ヤブ医者に抜かれた歯は戻ってきません。前回の失敗を教訓に、歯を大切にしていきたいと思っています。

 

2020年03月12日

久々に確定申告

 相方の医療費が高額になった事もあり、久々に確定申告書類を作りました。
 自営業時代に比べれば極めて簡単なのですが、久々なので、ちょっとエネルギーを使いました。
 相方の治療は続きますし、自分自身も経年劣化して医療費も増えるのでしょうから、今後は、毎年の確定申告が必要になってきそうですね。
 まあ、還付金を申告書作成時間で割れば、時給6,000円くらいにはなったので、「割がいい作業」ではあるな、などと思ったりもしました。

2020年03月11日

9度目の3.11

 今日であの大震災と原発事故から9年が経ちました。
 当時は会社のシステム管理者をやっており、システム入れ替えでベンダーさんと打ち合わせをしていました。
 その時に、これまで経験したことにない揺れが起きました。書類棚が波打つように動いていたのは、昨日のことのように覚えています。
 震源が東北だとわかり、まずは松山に帰省中だった相方は無事だな、と安心しました。
 続いて心配したのは、当時、我が家の近くに住み、部屋に4つも本棚を置いていた弟の事でした。
 携帯もつながらず、PCメールも届かず、本当に心配したものですが、夜になって安全が確認され、心底ほっとしたものでした。
 総武線は完全に止まり、幕張本郷の家に帰るのは不可能だったので、当時、港区にあった実家に、四谷から歩いて行ったものでした。
 途中、六本木で、やけになったのか、飲み屋で盛り上がっていた人の事なども覚えています。

 震災の翌年にその会社を辞めました。退職後しばらくして、会社は四谷から移転しました。
 また、実家も売却して両親は引っ越しました。
 そして、無事を確認して心底安心した弟は、4年半近く前に世を去りました。
 また、原発事故を機に、色々と自分も変わり、それが現在につながっています。
 9年間でこれだけ変わったのだな、と改めて思いました。
 もっとも、相変わらず、幕張本郷で相方と二人で過ごしているわけで、変わっていなものもまたあります。
 また、原発事故の被害はいまでも全く収まっていません。福島第一原発は相変わらずですし、多くの被災者の方は、生活を奪われたままです。
 いろいろ変わった事もあれば、当時から変わっていないこともいろいろあるな、などと思った、9年目の3月11日でした。

2020年03月10日

なんとか延命

 朝、出勤しようとしたら、愛車のチャーリィ号の後輪の空気が抜けていました。
 自転車屋さんに行って空気入れを借りて入れたところ、元に戻ってなんとか通勤できました。
 しかし、夕方に乗ったら、再び、後輪の空気が抜けていました。
 単なるパンクなのか、タイヤがだめになったのか分かりません。
 すでにギアの部分もかなりガタがきているので、タイヤ交換になったら、自転車ごと買い替えようと思って店に行きました。
 幸い、単なるパンクという事で、1000円で治るとの事なので、買い替えには至りませんでした。
 購入して6年半経ちました。週に6~7日は乗っており、しかも置き場は雨が降りこむところです。かなり過酷な環境ですが、何とか持ちこたえてくれました。
 あとどれだけ乗れるかわかりませんが、一日でも長くつきあえたら、と思っています。

2020年03月09日

近所の学校の次は…

 新型ウイルスで肺炎を起こした人の情報が日々増えています。
 先月は、我が家のすぐ近くにある学校の先生が感染したというニュースが流れていました。
 そして今日は、25年ほど前に住んでいた町で、非常によく利用したスーパーマーケットの店員さんが発症した、という情報を見ました。
 やはり、自分の身近な場所や、かつてよく行っていた場所のニュースを見ると、一気に「自分ごと」感が強まります。
 もっとも、今の日本における発生件数は、実態に比べれて少ない、という話もよく聞きます。
 実際に、検査件数を見れば、日本の少なさは圧倒的です。
 それを考えれば、もっと身近に感染した人や発症した人が実はいるのかもしれません。
 いずれにせよ、自分ができることは、病気治療中の相方のためにも、人混みの中に行くのは避け、帰宅時のうがいと手洗いを徹底し、きちんと休息して体力を消耗しない生活を心がけるよりありませんが…。

2020年03月08日

「どさ」「ゆさ」

 部屋に積んであるものが崩れました。
 すると相方が、その模様を「ドサッ」と口で表現しました。
 それに対し、「どさ」と言えば「ゆさ」だよね、と言うと、えらく共感されました。
 一応説明しますと、これは東北のどこかの方言で「どこに行くんだ?」「風呂だ」を意味する会話です。
 お互い、子どものころに、この「会話」を知っていたわけです。もちろん、結婚してから、それについて語りあった事はありません。
 にも関わらず、このような会話が展開されるのは面白いものだと思いました。
 こうやって二人で楽しめるのが、22年以上、一緒に暮らしていけた理由のひとつなのかも、などと思ったりもしました。

2020年03月07日

鈍感になった部分

 何年か前から、他人からの攻撃に対し、かなり鈍感になったような気がします。
 もちろん愉快なわけではありませんが、しばらくたつと、かなりどうでもよくなります。
 人が良くなったのか、些事にこだわらなくなったのかわかりません。
 まあ、ストレスが減るので、悪いことではないかとは思っています。
 なお、言うまでもないことですが、ダメージはなくても、不当な攻撃をしてきた人間に反撃したりする意欲がなくなる、というわけではありませんが…。

2020年03月06日

悪夢の記憶

 幼稚園時代や小学校低学年時代に見た悪夢をいまだに覚えています。
 40年以上前の話で、しかも実体験でもないのですが、なぜか記憶から消えません。
 よほどの恐怖心を覚えたのでしょう。
 自分の場合は夢だからいいのですが、少なからぬ人が、何十年も前の怖かったり辛かったりした実体験がが記憶から消えていないわけです。
 中には、80年くらい前の屈辱の記憶が心に焼き付いている人もいるわけです。
 しかしながら、そのような実体験に基づいた辛い記憶を持つ人への配慮が極めて欠けていると日々感じます。
 これが変われば、もう少し過ごしやすい世の中になるのでは、と思っています。

 

2020年03月05日

「マスク神話」の謎

 コロナウイルス騒ぎで、相変わらずマスクの品切れだの高額転売だのが話題になっています。
 しかしながら、ネットや紙媒体などで、名前や身分を明記して解説している専門家のほとんどは、予防策として「濃厚接触をしない」「手を洗う」を挙げており、マスクは挙げていません。
 これは素人考えでもわかることです。
 外出しているとき、普通は口を閉じています。また、鼻は下を向いているので、そう簡単に空中の異物は入ってきません。これは、雨の日に傘をささなくても、口の中も鼻の中も濡れないことを考えれば明白です。
 それを考えれば、空中に浮遊しているウイルスは、マスクをしようとしまいと、口や鼻には入ってこないのではないでしょうか。
 一方で、外を歩けば、手は色々なところを触ります。そこにウイルスがあれば手にくっつきます。
 だからこそ、帰宅後は手を洗って、万が一ウイルスがついていたら、それを除去する事が重要なわけです。
 だからこそ、専門家は、手洗いを重視し、マスクは感染予防に役立たないと広報していると思うのですが…。
 にも関わらず、この「マスク購入行列」だの「マスク高値転売」がなくならないのが、本当に不思議でなりません。

2020年03月03日

CTスキャン結果

 先日書いた、CTスキャンの結果が出ました。
 腎臓と肝臓が再検査の対象だったのですが、どちらも異常なしという結果でした。とりあえず一安心です。
 その「安心」の対価として、医療費をあわせて5,400円ほど払うことになりました。
 再検査しないリスクを考えれば仕方ないのでしょうが、やはり高いと思います。
 実際問題、自分が社会に出た30年ほど前の時点と比べ、自己負担額が3倍になっています。
 しかも、こちらが払う医療費が増える一方で、医療に従事する人は、心身も金銭も負担が増えているわけです。
 この30年間でいろいろな事が政治によって変わりました。しかしながら、その殆どが悪い方への変化です。
 その事を身を以て認識させられた一件でした。

2020年03月01日

嘘つきの末路

 寸借詐欺師が職場に来ました。年齢は60代後半という感じです。
 地元で不当な差し押さえをされてお金がないから、今晩の宿泊代を貸してくれ、などと言ってきました。
 しかしながら、話を聞けば聞くほど矛盾だらけ・ツッコミどころだらけです。
 もちろん、自分の職場は金融業ではないので、丁重にお断りしました。
 すると今度は、職場に来た際に、ドアにぶつかってメガネが壊れたから弁償しろ、と恐喝を始めました。
 面白いことに、本人が「壊れた」と主張するメガネには傷一つありません。せっかくだから、デジカメで証拠写真も撮ったのですが、それでも「弁償しろ」と主張してるのだから驚きました。
 ちなみに、住所を尋ねたところ、先刻は地方都市在住という設定だったはずなのに、職場近くの住所をスラスラと書いていました。

 冷静に見ればコントの域に達しているのですが、本人は本気で、これで詐欺や恐喝ができると思っているようです。
 そして、その矛盾だらけで、にも関わらず平然と嘘を連発する姿を見て、ここ数年関わった、二人の嘘つきの事を思い出しました。
 いずれも、「こいつ、嘘をつかないと死んでしまう病気にでもかかっているのか?」と思えるくらい、突拍子もなく、またバレバレの嘘を平然とつくのです。
 さらに、嘘つきに加え、他人の心身を躊躇なく傷つける、というのも共通しています。今回出会った詐欺師も同様で、金を得るためなら、他人に恐怖感を与えることを躊躇しません。
 おそらく、この詐欺師も若い頃から嘘ばかりついて過ごしていたのだろうな、と思いました。
 その結果、こんないい年こいて、こんな醜い手段で金を得るような人生を過ごしているわけです。
 あまりの酷さに、哀れみすら感じました。同時に、ここ数年、自分が関わった嘘つき二人も、この詐欺師と同じ末路が待っているのだろうな、とも思いました。

2020年02月29日

12年ぶりに転職のない閏年

 今日は4年ぶりの2月29日です。
 12年前、当時勤めていた会社を2月29日付で退職し、3月1日付で新たな会社に転職しました。
 そして8年前、3月3日にその会社での最後の仕事を終え、新たな仕事の準備をはじめました。
 そして4年前の1月、前年末にその仕事を終わらせ、今の仕事をはじめました。
 というわけで、仕事を変えなかった閏年は、2004年以来、16年ぶりの事です。
 我ながら、激動の10数年だったな、と思いました。
 なお、今年は転職がなかったとはいえ、別に落ち着いているわけではありません。もちろん、ウイルス騒ぎがあり、日本中はおろか世界中で落ち着いていられない状況なわけですが…。
 ある意味、これまで以上に激動の閏年になるのでは、などとも思いながら、これまでの2月29日を思い出しました。

2020年02月28日

地元でも買い占めが

 相方がスーパーに買物に言ったら、トイレットペーパーが品切れになっていたとのことでした。
 幸い、コンビニには残っていたのでことなきを得ましたが、改めて、事実でない情報に振り回される人が多いものだな、と思いました。
 ごく数日前には、「27℃の水(ぬるま湯?)を飲むと、コロナウイルスを死滅させることができる、というちょっと考えればすぐにわかるようなデマが大流行しています。
 20数年前、インターネットが普及したときは、これからは、当事者や省庁などが発した情報を直接見れる時代になるから、デマは廃れるだろう、と思ったものでした。
 しかし、現実は正反対で、むしろ、デマが広がりやすくなっているような感じです。
 なぜそうなるのかは不思議ですが、興味深い課題ですので、時間が取れたら考察したいと思っています。

2020年02月26日

紙媒体への想い

 若い頃、雑誌を捨てることができませんでした。
 別に読み返すことなど絶対ありません。しかも、その雑誌を購入する主目的である作品は、単行本を買っています。
 にも関わらず、捨てることができず、押し入れの天袋がいっぱいになるまで保管し、新たな保管場所がなくなった時点で、仕方なく処分をしていました。
 「捨てない」ことに、自分の思い入れを認識して満足していた、という感じだったと思います。
 もちろん、今はそのような事はありません。どんなに価値を感じても、もう読まないものなら容赦なく捨てます。とはいえ、かつての「捨てない事を愛着と感じる自分」を否定する気はありませんですが…。
 ちなみに最近は電子書籍での購入が増えています。これに関しては、その「捨てる捨てない」を考える必要がないので、大変便利に感じています。
 そういう意味では、いい技術ができたと思っています。

2020年02月22日

水炊きに四苦八苦

 副作用の関係で、ここ数日、相方の体調が悪化しています。
 そのため、晩ごはんとして、水炊きを作りました。
 料理が苦手な自分が作れる、数少ないメニューですが、なかなか美味しく作れません。
 美味しい水炊きを食べるのも大事なので、忸怩たるものがあります。
 調整するのは、鍋に入れる水の量と、白菜・鶏肉・豆腐を鍋に入れるタイミングだけのはずなのですが…。
 簡単そうで難しいことですが、病と闘う相方に美味しく食事をしてもらうためにも、何とか習得しようと思っています。

2020年02月21日

病原菌と体調

 コロナウイルスの対処法について、ネットで様々な情報が流れています。
 そんな中で、ある獣医さんが「手を洗って、ご飯をいっぱい食べて寝る」と発信していました。
 要は、かりに病原体に感染しても、体調が万全ならば、発症はしない、というわけです。
 実はこの話、自分も経験があります。
 かつて勤務していたところで、社員旅行がありました。
 3泊4日なのですが、全員参加のイベントは少なく、個々人でオプショナルツアーを選択する、という旅行でした。
 しかしながら、当時の自分は、仕事関係で非常に嫌なことがあり、その旅行を楽しむような精神状態ではありませんでした。
 それもあって、近くの山にロープウェーで登った以外、自由時間はほとんど宿でゴロゴロしていました。
 その旅行の最後に、食中毒事件が発生しました。オプショナルツアーで体を動かしまくっていた人は発症したのですが、自分は何一つ異常が生じませんでした。
 その経験があるので、この解説は非常に解りやすいと感心しました。
 政府の対応を見ると、ウイルスは日本中に広がってもおかしくありません。
 だからこそ、この時期に必要な事は、無理をせずに、可能な限り休息と栄養を取るべきだと思っていますし、それを実践する予定です。

2020年02月20日

人生二度目のCTスキャン

 健康診断で腎臓が再検査になってしまい、病院に行きました。
 その結果、CTスキャンを撮ることになりました。
 初めてCTスキャンを撮ったのは、今から17年くらい前の事でした。
 ちょっと気になる症状が発生したので病院に行ったら、CTスキャンを撮ることになりました。
 結果は、異常なしだったのですが、病院いいた間に、インフルエンザに院内感染してしまい、人生初のインフル経験をする羽目になってしまったものでした。
 そのため、今日もCTスキャンと言われて、真っ先に思い出したのは、その思い出でした。
 今日は、さほど滞在時間が短かったから大丈夫だとは思うのですが…。
 コロナウイルスの事もありますし、当分は、体力を消耗しないよう、無理は避けて過ごそうと思っています。

2020年02月19日

究極の反面教師

 横浜に停泊していたクルーズ船で発生した新型ウイルスに対する政府の対策は異常極まるもののようです。
 昨日も、日頃から政府よりの発言をしているらしい医師が酷評している動画が流れていました。
 他の案件同様、地位に見合わない能力を持った人々による素人判断と、それをまともに批判できないマスコミの相乗効果でこんな事になってしまったのでしょう。
 もちろん、ウイルス対策に限ったことではありません。経済・政治道徳などあらゆる意味で「やってはいけないこと」をやり続け、その結果、多くの人が被害を受けているのが今の日本です。
 このまま行けば、「とりあえず、困ったら日本政府の対処・対応を見よう。それと違う事をやれば間違いない」という風潮が世界に広がるのでは、と思っています。
 もちろん、それでは困るので、一刻も早く、この異常な政府を変えねばならないのですが…。

2020年02月15日

ザワークラウトもどき

 相方の体調が落ち着いたので、約半月遅れですが、結婚記念日パーティーを千葉のドイツ風ビヤホールという雰囲気のチェーン店でやりました。
 一度ランチで行った時に美味しかったから選んだのですが、注文したザワークラウトを見たときはちょっと唖然としました。
 そこに出てきたのは、キャベツの千切りに甘酢をかけただけのものだったのです。
 千切りのキャベツはパリパリで、一秒たりとも発酵させた気配すらありません。
 食べながら相方と「これを、美味しんぼの山岡さんが食べたら、『これは本物のザワークラウトではない』とか言って席を立つだろうね、などと話しました。
 飲み物については、種類も質も悪くはなかったのですが、これは大変残念でした。
 近いうちに、本物のザワークラウトを出す店に行って「口直し」をせねば、と思ったものでした。

2020年02月14日

久々のバレンタインチョコ

 相方がバレンタインチョコをくれました。
 ここ20年くらい、我が家では「バレンタインチョコいる」「まあ、いいや」というのが2月14日のパターンでした。
 別に夫婦仲が云々…という理由ではありません。さほどチョコが好きでないからです。そういう事もあり、我が家での「バレンタインデー」は、自分が職場でもらった義理チョコを相方にプレゼントする日になっていました。
 しかしながら、今年は、事前の確認なく、相方がチョコをくれました。
 昨年からの病気でいろいろ動いた事のお礼なのだろうか、と思いました。
 もちろん自分としては当然の事をしているだけなのですが、こうやって労って貰えるのは嬉しいことです。美味しくいただきました。
 来年のバレンタインデーは、完治した相方と祝いたいと思っています。

2020年02月13日

「文系」だから「理系」だから

 最近、ネットでよく見るようになった言説に「文系」「理系」を根拠に人間を論じる、というものがあります。
 結論から先に言いますと、こんな「論」を出す人間の言説に読む価値は一切ありません。自ら「自分には知性がない」と明言しているようなものです。
 たとえば、弁護士資格と医師免許を持っている人の場合、その人は「理系」なのでしょうか、それとも「文系」なのでしょうか。
 今、有名人として活躍している人にも、こんな学歴の人はザラにいますし、歴史をみれば、「文系」「理系」を股にかけて実績を残した人など山程います。
 ちなみに自分も大学は文系で政治学を修めました。しかし、社会に出てからは長年、コンピュータの技術で生活をしていました。このコンピュータ屋である自分は「理系」なのでしょうか、「文系」なのでしょうか。
 このような戯言を堂々と言う人が出てきて、しかもそれに付和雷同する人がいる、というのを見たときは、知性の退廃を感じました。

2020年02月12日

チャーリー号 そろそろ限界?

 約6年半前に購入した自転車・チャーリー号(命名・相方)にかなりガタがきています。
 ハブギアの三段変速なのですが、それがこちらが変速ギアをまわしても反応せずに、かわりに、こちらが何もしないのに変速をしてしまいます。
 その結果、上り坂を下り坂用のギアで登ったり、その逆が生じるなど、えらく運転しづらくなっています。
 この6年半、タイヤを前後輪二回ずつ取り替えたのをはじめ、様々な部品を変えながら使い続けていました。
 しかしながら、さすがに限界が近いのでしょうか。週に6日は乗っていましたから、相当の金属疲労が生じている事も間違いありません。
 とりあえず、まだ動くので、次のタイヤ交換の機会まではなんとか使い続けたいものだと思っています。

2020年02月11日

三種混合うどん

 今日の夕食は、うどん3玉を自分で茹でました。
 スーパーに行ったら、これまでの普通のうどんに加え、きしめんと稲庭風うどんが売られていました。
 それを見たとき、この3つをまとめて茹でるとどうなるのだろうか、と好奇心が生じました。
 そこで実践したのですが、同じ味のものながら、形の違いによって食感が変わります。そして二種類同時にや三種類同時に食べると、また独特の食感が発生しました。
 他人に出すことはできませんが、自分ひとりで楽しむ分にはなかなかいい料理(?)だと思いました。
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2020年02月09日

前提の変化

 物事を進めるには、当然ながら、何らかの判断のもとに行われます。
 その判断をした際には、前提となる条件があります。
 ところが、前提となる条件が判断をした時点と変わっていた、という事が多々あります。
 前提が変わっているのですから、判断も変えねばなりません。ところが、「一度決めた事だから」と最初の判断どおりに事を進めてしまう事例が後を絶ちません。
 その結果、極めて珍妙な事が起きます。
 最近見たニュースでは、「世界一事故リスクの高い沖縄の普天間基地の危険性を一刻でも早く除去するためには、辺野古に代替基地を造るよりない。しかしながら、軟弱地盤が判明したため、新基地ができるのは最も早くても12年後」というのがあります。
 これでは全然危険性を除去することができません。埋め立てに要する時間、という前提が変わっているのに計画を変えないから、こんな異常な事が起きるわけです。
 特に、世の中の動きは早くなっています。一度決めたことでも、前提条件が変わっていないかどうかを常に確認し、前提が変わっていたら即座に決定を変える必要性が高まっていると思います。

 なお、例に挙げた件ですが、自分は普天間の代替基地など必要だとは思っていません。
 即刻、普天間基地は閉鎖し、もちろん辺野古にも基地は作らず、沖縄を始めとする日本にある他の米軍基地も全て撤去すべき、というのが自分の立場である事を追記しておきます。

 

2020年02月08日

初めての場所を案内なしで歩く

 これまで一度も行った事のない場所に行きました。
 行きは駅からバスで行ったのですが、帰りにバス停に向かうと、目の前をバスが通り過ぎていってしまいました。次のバスまで20分もあります。
 仕方ないので、携帯のグーグルマップを頼りに駅まで歩こうとしたのですが、携帯の電源が落ちてしまいました。
 全く知らないところで、しかも既に日が暮れています。そして携帯も使えません。
 ちょっと困りましたが、行きのバスがどのように曲がったかは覚えています。
 その記憶を頼りに歩いたところ、なんとか駅までたどりつけました。
 後で確認したところ、ほぼ最短距離を歩いていたようです。
 グーグルマップなどを頼って歩くと、タイミングのズレなどがあって、間違った所に行ってしまうことがあります。
 今回は逆に、それがなかったために、自分の方向感覚を最大限に研ぎ澄ませ、その結果が功を奏したのかも、などと思いました。
 便利なものがあるとついつい頼ってしまいますが、ないほうが良かった、ということもあるのですね。

2020年02月07日

あまりにも使えない「アクセスマップ」

 ある公的機関が運営している施設に、初めて行くことになりました。
 そこで、公式サイトの「アクセス」を見たのですが、その使いづらさに驚きました。
 一番最初は「電車」となっています。施設の近辺には二つの鉄道路線があります。最寄りである東葉高速鉄道の駅からは徒歩10分、京成の駅からは徒歩25分(!)となっていました。
 我が家から東葉高速を使うのは、非常に大回りになるので、京成を使うよりありませんが、さすがに25分歩く気にはなりません。
 続いて、ひとつ下の「自動車」を見たのですが、最後のほうに、「駐車場が少ないので公共交通機関をなるべく使ってください」と但書がありました。
 続いて、さらに下を見たら、バスの案内が書かれていました。
 しかしながら、「○○駅から××行きに乗って△△で下車」と書いてはありますが、それがどのバス会社だかがわかりません。
 したがって、時刻表を調べるのに、えらく苦労しました。
 その施設で働いている人にとっては自明の理なのでしょうが、初めて行く人にとっては分かるわけがありません。
 ほんの数文字バス会社の名前を入れるだけで全然違いますし、その会社へのリンクを貼る事だってできるはずです。
 あまりにも利用者の事を考えていない、このサイトには、別の意味で感心してしまいました。

2020年02月06日

マスク行列

 イオン城に行きました。薬を販売するところで、長大な行列ができていました。
 なぜこんなコーナーに行列? と思って、見たところ、マスクを買う人の行列でした。
 専門家がさんざん言っているように、マスクをつけるというのは、感染した人が他人に感染させない事が主目的であり、マスクをすれば感染しない、という事ではありません。
 そういう情報が広がらない一方で、三流テレビ番組などが、過剰にコロナウイルスの恐怖を煽った結果がこの行列なのだろうな、と思いました。
 改めて、メディアリテラシーを高める必要がある、という事を痛感させられました。
 もちろん、具体的にどうすればいいか、と言われると、ちょっと悩むところではありますが…。

2020年02月04日

久々に掃除

 二度目の抗がん剤を打った相方の体調不良もあり、半休を取って家の掃除をしました。
 我が家では毎年秋に行っている大掃除時くらいしか自分は本格的な掃除をしません。
 といっても、別に掃除が嫌いなわけではありません。
 今日も、相方に頼まれていた場所が終わったら、他の場所の汚れが気になりだし、予定の三倍くらいの場所を掃除しました。
 この「掃除をやる気」が毎日あれば、常に家はきれいなんだろうな、などとも思いました。
 もっとも、長年の経験から、そんな事が絶対に無理である、という事は重々承知をしているのですが…。

2020年02月03日

マスクが品切れに

 ツイッターを見ると、店頭でマスクが品切れになった、という情報がちょくちょく流れています。例の肺炎を過剰に意識しての事なのでしょう。
 子供の頃に、風邪をひいたら、他人にうつさないために、咳をするときは手を口の前に当てるか、マスクをする、と習ったものでした。
 実際に、新聞に載った専門家の談話を見ても、マスクの目的は、うつされない事でなく、うつさない事、と書いてありました。
 にも関わらず、少なからぬ人が、うつされないためにマスクを買う、というのは奇妙な事だと思いました。
 我が家はこれからの花粉症シーズンに備え、すでにマスクは備蓄済みですから実害はありません。とはいえ、この「マスク品切れ」には強い違和感がありました。

2020年02月01日

富士山とSNS写真

 SNSでよく見る写真に富士山があります。
 自分も、運良く富士山が見えると、嬉しくなって写真を撮ります。このブログにアップしたこともありました。
 しかしながら、実際にサイトやSNSで見る写真の富士山はえらく陳腐です。
 肉眼で見たときの迫力とはかけ離れています。
 写真の技術もあるのでしょう。あと、みんながネットにアップすると、希少性が失われる、というのもあるかもしれません。
 というわけで、自分もかつては富士山が見えるたびに写真を撮っていたのですが、この事に気づいてからは、辞めてしまっています。

2020年01月29日

スウェーデンの方の文章で英語を学ぶ

 一時期お休みしていた、英文講読を最近、再開しました。
 「教材」は環境活動家のトゥンベリ氏の発信です。この人は、スウェーデン人なのですが、ネットでの発信は英語を主にしています。
 そのため、逆に英米人のようなこなれた言い回しがなく、かつて学校で習った英文に通じるものがあるので、ネイティブの英語より読みやすい、という利点があります。
 相変わらず、わからない言葉は検索しながら調べているのですが、おかげで、環境に関する語彙が少し増えました。
 また、単に翻訳するだけでは今ひとつ意味がわからないところもあります。そのあたりに、思想や主張があるのでしょう。
 そのへんが理解できるようになるためにも、日々頑張ってみたいと思っています。

2020年01月27日

「叱られるかどうか」が判断基準になると

 相手が傷つくことを言ったり、人格を否定するような暴言を吐く、さらには暴力を振るうことを「厳しい指導」と思い込んでいる人々が多々います。しかしながら、それは完全に間違っていると思います。
 これらの行為を受ければ、たしかに、やられた人は言うことを聞くでしょう。しかし、それは、「そうすることが正しいと理解したから」ではありません。「そうしないと心身が嫌な目にあう」と思ったからにすぎません。
 したがって、バレなかったり、バレても怒られないとわかれば、いくらでも正しくない事をし続けるわけです。
 実際、いま、政府のトップを筆頭に、このような考え方で不正が堂々と行われています。
 力で従わせるのは短時間でできますが、それでは正しさは理解できません。まあ、力で従わせる人の目的は最初から、「正しいこと」と教えるのではなく、自分に服従させる事が目的だから、彼らにとっては別にどうでもいいことなのでしょうが…。

2020年01月26日

出会って23年目の日

 今日は22回めの結婚記念日でした。ただ、結婚記念日が日曜だと、「初めて出会った日」のほうを思い出してしまいます。
 23年前の1月26日は日曜でした。土日を利用して四国に旅行をし、松山で相方と初めて直接会ったものでした。
 夕方に入った喫茶店で話がはずんで、ほんの少ししか経っていないと思っていたのに、シャッターが閉まり始めたのに気づき、もう閉店時刻か、と驚いた事は、今でもよく覚えています。
 それから一年後に結婚し、初めて会ったこの1月26日に届けを出して結婚記念日にしたわけです。
 出会ったその日に、時間の経ち方に驚いたものでした。同様に、今日も、あれからもう23年経ったのか、と時間の経過の早さを感じました。
 その間、いろいろなことがありました。特に、昨年から今年にかけては、相方の重病発覚・手術・面倒な投薬治療と大変な事が立て続けにおきました。
 色々と不安はありますが、何とか二人で頑張って、今日と同じように、33回めや44回めの結婚記念日を迎えたいものだと思いつつ、23年前の事を色々と思い出しました。

2020年01月25日

肺炎騒動

 武漢発の肺炎が連日大きくニュースになっています。
 もちろん、伝染病は問題ですが、なんか騒ぎすぎのように感じます。
 今年も、インフルエンザが猛威を奮っており、知り合いのお孫さんが学級閉鎖になった、などの話も聞いています。
 実際に日本に住んでいて感染する確率が高いのはインフルエンザなわけですから、そちらのほうを傾向や予防策も含め、もっとしっかり報道すべきだと思うのですが…。
 例外もありますが、基本的にマスコミが大騒ぎして取り上げる事象があるときは、「その裏」に何があるのかを考えるべきだと思っています。
 今回の肺炎騒動も、その一例だと思っています。

2020年01月21日

以前の店の評判まで利用する悪質商法

 以前、ちょくちょく愛用していたパン屋さんの前を久々に通りました。
 知り合いから、「あそこは閉店したよ」と聞いていたのですが、なぜか、以前と同じ看板が出ていました。
 ちょっと不思議に思って近づいていたのですが、よく見たら、看板はひっくり返っていました。
 そして、店の中は、いかにも胡散臭げな商品を売っている店になっていました。
 前の店の看板を利用することで、当時の愛用者を信頼させてだまそうという事なのでしょうか。
 えげつない事をする人は、本当にどんな酷いことでもするのだな、と思いました。
 同時に、かつての、美味しくてサービスもよかったパン屋さんの事を思い出し、寂しさと不快さが入り混じった気分になりました。

2020年01月20日

悪質電話業者の見積もり

 20年以上前から、胡散臭い電話関係の業者からの営業電話を何度も受けました。
 しかしながら、いつも電話の時点でお断りしているので、彼らと商談した事はありませんでした。
 ところが、既に取引をしてしまった人から相談を受け、商談に立ち会う事になりました。
 そこで見せられた見積もりと説明は想像以上に呆れたものでした。
 結論だけいうと、2つの電話番号と1つのFAX番号を使うためだけに、総額68万のリース契約を結ぶ、という見積もりでした。
 それに対してツッコミを入れたところ、向こうも、こちらが、正体を判っている人間だと途中でわかったようでした。
 観念したのか、「1つの電話番号と1つのFAX番号だけだったら、これらの商品は一切必要ないですね」と事実を認めていました。
 ちなみに、担当の人が、NTTのロゴが入った書類入れを使っていたのが印象に残りました。これを見て、客に「NTTのお墨付きだから妥当な提案だ」と思い込ませるための小道具なのでしょう。
 こうやって、普通に活動している小さい事務所に無意味かつ高い商品を売りつけて大儲けしているわけです。
 改めて、ひどい商売が世の中にあるものだ、と思いました。

2020年01月19日

自慢だが…

 「自慢じゃないが…」という言葉が出ると、必ずそのあとに自慢話が始まります。
 自慢したいのに、なぜ正直に言わないのだろうか、と子供の頃から思っていました。
 それもあって、自分が自慢話をしたいときは、「自慢だが」と言って始めるようにしていました。少なくとも、「自慢じゃないが」よりは正直だと思っています。
 もっとも、最近はあまり自慢できることを話せなくなったため、この「自慢だが…」の前置きも、かなり使っていません。
 少々残念ではありますが、まあ、自慢話をしまくる人が、聞いている人にどう思われるかを考えると、これもこれでいいのでは、などと思っています。

2020年01月17日

阪神淡路大震災から四半世紀

 今日は、1995年に阪神淡路大震災が起きてから25年めの日でした。
 地震そのものが異常だったのはもちろんですが、その後に起きた事も色々と異常でした。
 地元が「復興」と称して行ったことは、神戸の沖合の埋立地に空港を作ったり、被災した街に多額の金をかけて「再開発」した事でした。
 一方で、家を失った人へのケアはおざなりで、孤独死した被災者が多数出ました。
 そして、被災後に自治体が用意した公営住宅に住んでいた人に、「期限が切れたから出ていけ」と自治体が裁判を起こす、などという異常な事が現時点でも起きています。
 別に当時も政府を信頼してはいませんでした。しかしながら、天変地異があって家を奪われた人には、当然、政府や地方自治体が手をさしのべる、という認識でした。
 それが事実と大きく違う事を知ったのも、四半世紀前の大震災がきっかけでした。
 もちろん、本質は天災ですが、その後の四半世紀で、さまざまな人災が発生し、いまなお続いている、という事を改めて感じさせられた1月17日でした。

2020年01月16日

QST病院

 届け物で、稲毛にあるQST病院という所に行きました。
 昨年度までは、「放射線医学総合研究所病院」だったそうです。それが、組織改編が行われた際に、管轄している「量子科学技術研究開発機構」の英語略称の名前である「QST」に改称されたとのことでした。
 ちなみに、元の名前からわかるように、この病院は、極めて高度な放射線治療や放射線被曝治療ができるところです。
 詳しくはわかりませんが、おそらく、ここでしかできない治療などもあるのではないでしょうか。
 もちろん、名前がどうだろうと、その高度な治療内容に違いはありません。
 しかし、やはり、元の名前のほうが、わかりやすさも権威もあるのでは、と思いました。
 あと余談ですが、この名前を初めてみたときは、「ウルトラマンA」で、たまたま歯痛がおきた主人公が、偶然見つけて治療を依頼した「Q歯科」を思い出しました。
 当時みたときは、「こんな胡散臭い名前の歯医者があるかよ」などと思ったものですが、当時の自分の常識を時代が追い越してしまったな、と思いました。

2020年01月15日

誕生祝い

 相方の誕生祝いをやりました。
 自分の用事の関係で、当日にはできませんでしたが、20 年以上愛用している、地元のプティマリエでケーキを買って、コーヒーを淹れてささやかに楽しみました。
 一時期は、抗がん剤の副作用でかなり参っていた相方ですが、昨日から二日間は元気でした。
 もちろん、大変なのはこれからですが、ぜひともこの一年で病気を克服し、来年もまたこのような誕生祝いをしたいものだ、と強く思いました。

2020年01月13日

新成人の髪色

 仕事で、成人式会場に行きました。
 様々な服装をした新成人の方々がいたのですが、驚いたのは髪の色でした。
 緑・赤・水色など、これまでコミケ会場くらいでした見たことのない色をしている人が少なからずいました。
 これは、成人式ならではなのでしょうか。それとも、若い人は普通にこのような髪の色をしているのでしょうか。
 最近は、渋谷や原宿の繁華街など、若い人の集まる町などに全く行かなくなりましたが、たまには、人間観察も兼ねて行くべきかも、などと思いました。

2020年01月12日

同窓会のはしご

 昨日、高校の同窓会の事を書きましたが、昼に高校の仲間と会ったあとは、夜に大学の将棋研究会の先輩たちと飲みました。
 この飲み会は、1988年に自分が大学に入って以来、毎年欠かさず開催されています。
 さらに、年に五回開催される将棋大会でも会っているので、高校の同窓会とは趣がかなり違いました。
 もっとも、三人の先輩は大会にフル参加ですが、自分はここ数年、欠席がちであり、ちょっと申し訳ない気分になったりもしました。
 いずれにせよ、昼も夜も、10代のときに出会った人たちとの再会を楽しんだわけです。
 それから30数年、いろいろな事がありましたが、こういう再会は嬉しいものです。
 来年も、同じように会えることを今から楽しみにしています。

2020年01月11日

32年ぶりの再会

 今日の昼は高校の同窓会でした。
 7年ぶりだったのですが、普段、SNSでつながっている人もいれば、全然記憶に残っていない人もいました。
 その中に、3年間同じクラスでよく一緒に行動していたUくんがいました。
 高校時代は仲が良かったのですが、その後、会う機会がなく、32年ぶりの再会となりました。
 しかしながら、3年間つるんでいた事もあり、お互い、会った瞬間に、誰だかわかりました。
 その後、同窓会では、部活別の同期撮影会をすることになりました。
 音響の関係で、自分たちのいた席では、そのアナウンスがよく聞こえませんでした。
 そこで、場所を移動して、部活の名前を確認しました。すると、「軟式野球部の人、撮影します」と言っていました。
 その時、即座に、先程のUくんが軟式野球部だった事を思い出しました。そこで、声をかけ、無事に記念撮影することができました。
 先述したように、Uくんとは32年間会っていません。その間、高校時代の仲間と2回ほど飲みましたが、それ以外の時に、高校時代の仲間の事を思い出す機会などありませんでした。
 しかしながら、なぜか、Uくんが軟式野球部にいたことは即座に思い出せたわけです。
 改めて、人間の記憶というのは面白いものだと思った次第でした。

 あと、小中高と一緒で、FBでつながっているHくんは、会ったらすぐに、「はじめちゃん、残念だったね」と言ってくれました。
 「はじめちゃん」というのは、今はなき弟の事です。その逝去を悼んでくれたわけです。
 当時、弟がどういう人間関係を築いたいたのかは全然覚えていませんでしたが、このように、それを知って、悼んでくれる友人がいたのは大変嬉しいことでした。
 忙しい中、行ってよかったな、と強く思った同窓会でした。
 次に行く日もまた楽しみにしています。

2020年01月10日

イワシを見る目

 スーパーの鮮魚コーナーにいったら、イワシがまるごと売られていました。
 刺し身で食べたいと思ったら、店員さんが調理してくれると書いてありました。そこで尋ねてみたら、刺し身に捌いてくれるとのことでした。
 そこで、かごに入っているイワシをトングでつかもうとしたら、店員さんに「よく選んでくださいよ。同じイワシでも、全然違いますから」と言われました。
 そこで、目を凝らしてみたのですが、どのイワシがいいのか、さっぱりわかりません。
 というわけで、適当に選んで、捌いてもらいました。
 帰宅後に食べたイワシの刺し身は美味でした。しかし、これは自分がイワシ好きだから、というのもあります。
 もし、自分に見る目があったら、もっと美味しい夕食を楽しめたのかも、と思ったりもしました。
 なかなかスーパーでイワシを選べる機会はないのですが、これを機に、イワシの目利きを目指そうかとちょっと思いました。

2020年01月07日

嘘つきの心境

 ちょくちょく書いていますが、世の中には平気で嘘をつく人がいます。
 そういう人たちの共通点として、嘘をつき慣れていくと、別に本当の事を話してもなんら困らない状況でも嘘をつくようになる、という事があります。
 この前、自分に嘘をついた輩などはその典型例でした。
 その分野における専門的知識を持っている自分に対し、一秒でバレるような嘘をついてきたのです。
 その嘘で騙せるわけないことはわかるでしょうし、仮に本当の事を言ったところで、その嘘つきは何一つ困らないという状況です。
 嘘ばかりついてきた結果、とりあえず、何か都合が悪くなると脊髄反射的に嘘をついてしまう、という事なのでしょう。
 薬物中毒同様、嘘をついていないと落ち着かない「嘘つき中毒」みたいなものなのだろうな、と思いました。
 この「中毒患者」が、ここ数年、とみに増えているように思われます。
 やはり、国のトップがそうだから、それに感化された輩が増えている、という事なのでしょうか。不気味です。

2020年01月06日

抗がん剤治療開始

 相方・翔みならの抗がん剤治療の初日でした。
 もちろん、治療初日から副作用が出ることはないので、今日は平安な一日となりました。
 しかしながら、確実に、明日以降、副作用が発生します。
 個人差があるので、今としては、相方の副作用が可能な限り軽くすむことを願うよりありません。
 もちろん、一番軽い副作用ですんでも、かなりの負担になるのですが…。
 明日以降の事を恐れつつ、それに立ち向かう相方を、自分ができる限り手助けせねば、と思いながら束の間の平穏なひとときを過ごしています。

2020年01月03日

休息と入力の三が日

 今年の三が日も基本的には寝正月でした。
 起きている時間は、ネットを見たり、雑誌を読んだりと、ひたすら情報を入力していました。
 昨年から、英語の読解力を上げることを目標にしています。
 ただ、忙しいとなかなか根気強く英語を読もうという気になれず、ついついネットの全文翻訳機能に頼ってしまいます。
 しかし、ここ数日は少し余裕を持てたので、いくつかの英文を自力で読んでみました。
 英語を苦労して読むたびに、大学に入ったときの英語力を維持できれば、こんな苦労はしなかったのに…と思います。
 もっとも、当時の生活では、英語を読む必要性などなかったので、仕方がありません。
 30年後に、このような、ネットで英文を直接読む事が必要になる時代になるとは、当時は夢にも思っていませんでした。
 まあ、後悔先に立たずですので、これからも余裕ができたらコツコツと、英文読解に再挑戦しようと思っています。
 これが、自分にとって今年の「一年の計は元旦にあり」かな、などと思ったりもしました。

2020年01月02日

年賀状2020

 ここ数年、年賀状の簡素化を進めています。
 送って下さった方には返信のみにとどめています。また、以前は相方描きおろしの年賀絵をはがきに印刷していましたが、それもやめ、市販の物に変えました。
 今の世の中、日頃縁遠い人でも、さまざまなツールでやりとりができます。
 FBのおかげで、ここ20年くらい音信不通だった中学や高校のクラスメート、さらには40年前に隣の家に住んでいた人の近況まで知ることができるようになりました。
 さらに、家庭生活におけるプリンタ使用が激減し、一昨年、プリンタが壊れたのを機に、保有するのをやめたのもひびいいています。
 その結果、手書きにせざるをえず、その煩雑さにも参っています。
 もちろん、送ってくださるのは嬉しいことですし、それには丁寧に対応しています。
 ただ、積極的に行う行為ではもはやない、というのが率直な気分です。
 というわけで、今日は年賀状の返事を書いていたのですが、手書きの労力はなかなかのもので、9通に返事するのに、かなり時間がかかりました。
 ある意味、「書き初め」だな、などと思った1月2日でした。

2020年01月01日

謹賀新年2020

 新年あけましておめでとうございます。
 昨年同様、元旦午前中まで仕事でした。
 ちょっと不思議な事もありましたが、数年来の懸案を年末年始で2つも片付ける事ができたので、かなり満足した気分で正月休みに入ることができました。
 連日書いているように、不安な日々を過ごしていますが、来年の正月は、このような達成感をもって過ごせるよう、この一年、全力で頑張っていこうと思っています。
 それでは、本年も「つれづれの館」をよろしくお願いいたします。

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