2020年03月31日
年度末
仕事の中に、役所の人事異動と連動して忙しくなる業務があります。
そのため、ここ数年、3月31日は最も忙しい日となっています。
今日もそうだったのですが、忙しさは年々、緩和されています。
年に一回の業務なのですが、3月に入ると、「そういえば、来年、ここはこう見直そうと思っていたっけ」などと一年前に課題だと感じていた事が鮮明に思い出されるからです。
悩んだり、困ったりした記憶というのは、普段は意識することがないのですが、いざとなった時に、すぐに出てくるものなのだな、とちょっと感心してもいます。
今回も、いくつか課題や改善案が浮かびました。来年の年度末は、さらなる勤務時間短縮をはかりたいものだと思っています。
2020年03月30日
疲労感が抜けない理由
今月に入ってから、疲労感が抜けません。とくに、下旬になってから酷くなっています。
勤務時間はむしろ減っています。それを考えると、肉体的なものより、精神的なものが大きいのでしょう。
これも仕事由来でなく、世の中由来のものです。
新型コロナウイルスに対する、後手後手かつ間違いまくった政府の対応を見ていると、本当に疲れます。
自分は4年3ヶ月前まで自営業をやっていました。一緒にやっていた弟の不幸が原因で辞めましたが、もしかりに続けられていても、昨年の増税と今回のコロナ騒動で間違いなく廃業していたと思わざるを得なくなっています。
見ているだけの自分がこれだけ精神的にダメージを受けるのですから、実際に、被害にあっている中小個人企業や、そこで雇われている人は、本当に大変でしょう。
一刻も早く、このような疲れをなくすためにも、コロナウイルス並びに、ウイルスに劣るともまさらぬほど有害な今の政治を何とかしなければ、と改めて思いました。
2020年03月29日
この時期としては32年ぶりの雪
日中、雪が降りました、新聞などでは、この時期では32年ぶりの雪と報じられていました。
その32年前、1988年の事は今でもよく覚えています。
その年、自分は大学1年で、入学式の翌日でした。
初めて校舎に行った日が雪だったわけです。そんななか、各サークルは慣れない雪の中、懸命に勧誘していました。
カルト集団としか思えないサークルに声をかけられた事も含め、あの雪の中の新歓はよく覚えています。
それから32年経ち、10歳年下の妹の長男が、4月から大学に通います。そう考えると、時が経つのは早いものだと思いました。
自分はかなり充実した大学四年間を送れました。ぜひとも、甥の大学生活もいいものになれば、と願っています。
2020年03月28日
悪い意味での「似たもの夫婦」
以前、ちょっと関わった人と久しぶりに会いました。
かなり目つきが悪くなっていたのに驚きました。しかも、会話をしたら、極めて非常識な言動を連発していました。
なんでもその人、数年前に、かなり異常な人と結婚してしまったそうです。
夫婦は長年たつと似てくる、というのは本当なんだな、と思いました。もちろん、極めて不幸な事例でしかありませんが…。
この人も、結婚そのものが間違っていたわけですが、せめてその後も自分を保つ努力をしていれば…と残念に思いました。まあ、それができるのなら、とっくのとうに、離婚していたとは思いますが…。
2020年03月27日
サムネイル
ツイッターやフェイスブックに、ニュースサイトなどのリンクを貼ると、そのページの最初の画像をサムネイルとして表示します。
それが大きく表示されるので、ある意味、投稿そのものよりも目立ってしまいます。
しかも、その画像があまり適切なものでないと、せっかく貼ったリンクもクリックしてもらえません。
言い換えれば、SNSで広まるようなニュースを作るためには、そのサムネイルになる画像を何にするかが重要になってくるわけです。
20年ほど前、初めて仕事でサイトを作った時は、当然ながら、そんなこと、考える必要すらありませんでした。
変化を感じるとともに、それについていける知識と感覚を常にアップデートせねば、と思った次第です。
2020年03月26日
リアルな東京湾
コロナウイルス禍以降、ネットで、下の画像をよく見るようになりました。
東京都の情報を紹介する地図なのですが、セットで東京湾がついてきます。
その東京湾が、衛星写真を使って、極めてリアルな形になっています。
それは、子どもの頃に地図で見た東京湾とは、全く印象が異なるものでした。
もちろん、本質的には同じです。とはいえ、埋め立てに次ぐ埋め立てで、沿岸部がギザギザになっています。
なんか、東京湾全体が人工物になったような印象を受けました。
また、人造生物が、東京都に食いついているようにも見えました。
もちろん、この埋め立てで金儲けした人が多々いるわけです。しかし、その埋め立てによって失われたものと比較すると、後者のほうが大きいのでは、と思わざるを得ませんでした。
2020年03月25日
植民地支配の報い
約1世紀前、当時の大日本帝国は朝鮮半島と台湾を植民地にし、日本語を強制させ、多くの富を奪ったり、住民に強制労働をさせたりしました。
75年前の敗戦で、植民地支配は終わったのですが、多くの日本人は「アメリカに負けた」という認識しか持たず、かつて植民地支配していた国の人々を見下し続け、現在に至っています。
その弊害が出たのが、今回の新型コロナウイルスにおける対処だと思っています。
韓国や台湾は、検査体制を充実させ、「ドライブスルー検査」などという画期的な方法も開発し、感染爆発を食い止めました。諸外国もそれを取り入れています。
一方で日本政府は、横浜に停泊していたクルーズ船で感染爆発をいきなり起こすなど、初期の時点から大失敗しました。にも関わらず、反省もせず、韓国や台湾の成功例を学ぼうともしませんでした。
逆に、御用マスコミやネット工作員に「韓国は検査のしすぎで医療崩壊した」などという事実と正反対のデマを流させ、かつその虚構の情報で、韓国に対する優越感に浸ったわけです。
その一方で、国内では、思いつきの「政治判断」を連発して、多大な経済損失だけ発生させる一方、感染の危険は増える一方、という現状をもたらしたわけです。
くだらない「旧植民地への優越意識」を捨てることができれば、もっとマシな対応ができたのでは、と思っています。
もちろん、今の政権にそれを望むのがムリだ、という事は、重々承知していますが…。
2020年03月24日
五輪延期
今更感がありますが、今年の五輪が延期されることが決まったそうです。
コロナウイルス問題の現況を鑑みれば、当然と言わざるを得ないでしょう。
しかしながら、単に一年間延ばす、というのはまたいろいろな問題が生じるようにも思えます。
ビッグサイトのように、オリンピックでこの夏は使えない事になった施設などの扱いはどうなるのでしょうか。
とにかく、今回のコロナ騒動では、失政・悪政もあって、現時点ですでに莫大な経済損失が生じています。
とくに、自営やフリーランスといった、組織の保証・保護がない人は大変な思いをしています。
五輪中止もそうですが、「被害にあった人が安心して暮らせる」ことを最優先した施策を行うべきだと強く思っています。
2020年03月23日
便利になったのかどうか
大手家電量販店の通販を愛用しています。
パソコンから麦茶まで、様々なものを買っています。
今日は、食器洗い石鹸が切れたものの、騒動の煽りで近所の店で売っていなかったので、それを通販で買いました。
送料無料なので重宝しているのですが、どう考えても、石鹸本体より送料が高いわけです。もちろん、それでも利益が出るから、このような料金設定になっているのでしょう。
ただ、重宝しているのですが、「便利になった」という認識はありません。
昔だったら、近所にある個人商店が、勝手口までお酒や日用雑貨を届けてくれるのが普通でした。
また、本についても、歩いていける範囲に本屋があり、そこで立ち読みしながら買いたい本を選ぶことができました。
それと、ネットで注文し、翌日には届くものの、融通のきく個人商店も、町の本屋もなくなってしまった今のほうがむしろ不便なのでは、と思えてくるのです。
もちろん、ネット通販の便利さは十分に享受しています。とはいえ、そのような「不便さ」も感じている、というのが率直な気分です。
2020年03月22日
駅から時刻表撤去
西船橋から千葉駅に行く用事が生じました。
快速の接続があるのかを調べようと思い、ホームの時刻表を見ようとしました。
ところが、かつて時刻表が掲示されたところは、二箇所とも真っ白になっていました。
どこかのJR駅で時刻表が撤去されていた、という情報は知ってはいましたが、まさか地元にも及んでいるとは思いませんでした。
JR側の理屈では、スマホで調べればいい、というもののようです。
しかし、持っていない人もいるわけですし、持っていても電源が切れている場合もあります。
以前は、西船橋駅の発射時刻表の他に、船橋駅の快速時刻表も掲示されていました。それを見て、千葉に行くのに快速に乗り換えるべきか、各駅停車で行くべきかの判断ができたわけです。
それもあって、酷いサービス後退だと思いました。
別に駅から時刻表がなくなったからといって、JRの利用をやめて並走する京成に切り替える人はいないでしょう。
それだけに、JRにとっては、リスクゼロで経費節減して利益が増えるわけです。
そういう「経営判断」なのでしょうが、利用者のことを考えていなさすぎでは、とこの会社に対する嫌悪感がさらに強まりました。
あと、33年前の国鉄分割民営化の際に、「民営化によってサービスがよくなる」と大合唱していた商業マスコミに対する信頼度が、さらに下がりました。
2020年03月21日
無理して頑張る事の代償
昔から、普通ならできない事を、無理して頑張って達成する事が、美談のように語られています。
しかし、それは本当に美談なのでしょうか。
変な例ですが、普通に歩いて5分かかる場所があるとします。そこに全力疾走で行けば1分で到達でき、4分も時間を節約できます。
これは、心底急いでいる時に、誰もがやった経験はあるでしょう。
しかし、その代償として、心肺の疲労や足への負担が発生します。もちろん、これを毎回やったら、確実に体を壊します。
運動にたとえれば、誰でも分かる話です。ところが、これが仕事となると、ついつい「いつでも全力疾走」が可能だと錯覚しがちな人が多々存在します。
その結果、過労による心身の障害が発生し、酷い時は命にも関わってしまいます。
この「無理して頑張る」の本質を社会全体が理解できれば、格段に暮らしよい世の中に成るのでは、と思っています。
2020年03月20日
春分の日に開花
職場にあるソメイヨシノが開花しました。
3月はじめに見た予報で、お彼岸の頃に開花する、という情報を見ていたので、予想通り、という感じではあります。
とはいえ、若い頃、「4月になると桜が咲く」が当たり前だった頃を知っているだけに、毎年のことながら、気候変動を実感させられました。
まだ一部咲きですので、これからどんどん開花していくのでしょう。この桜は大木なので、満開になると、かなり壮観になります。それを観るのが今から楽しみです。
※クリックすると同じ画面で大きな画像が開きます。
2020年03月19日
久々の「持病」
昨日書いたように、今月から色々と仕事上の変化がありました。
その影響が今度は自分の身体にきたようで、今日は「持病」が発症しました。
午前中、頭痛と吐き気が止まらず、夕方になってやっと食べ物が喉を通る、という症状です。
何度もやっているので、慣れてはいるのですが、やはりあの苦痛は何度経験しても嫌なものです。
「治療法」は休みを取る以外にないので、その時間をどう作ろうか、と思案しています。
こういうご時世な上に、相方が抗がん剤治療中なので、健康を維持する重要性が普段の何十倍も高まっています。
それだけに、今まで以上に知恵を絞る必要があると思っています。
2020年03月18日
手違い多発
今月に入って、仕事で手違いによるトラブルが多発しています。
こういう場合、自分は「誰が悪かったのか」とは絶対に考えません。
これまで上手く回っていたのに、突如手違いが増えた、というのは人的なものでなく、組織的なものであると考えたほうが論理的だからです。
実際、今月に入ってから、いくつかの配置変更があり、自分の担当任務も変わりました。それによって歪みが生じたわけです。
というわけで、再発防止のために、配置変更に対処しきれていなかった、現場の体制見直しを図ることにしました。
かつていた職場では、この類のトラブルがあると、すぐに「悪いのは誰だ」という責任のなすりつけあいが始まっていました。
しかし、それは、責任者の立場を守るのには役立つのかもしれませんが、仕事の質の向上には何の約にもたちません。
その経験もあって、このような対処をしましたし、これまでもそれによって、業務の質が向上しました。
失敗は恥ずかしいものですが、最大限、それを糧にしていこうと思っています。
2020年03月17日
高輪ゲートウェイ駅開業
先週の土曜に、「高輪ゲートウェイ」駅が開業しました。
小学6年の時から就職して親元を離れるまで12年ほど住んでいた家から歩いて10分くらいのところにある駅です。
そこに住んでいたころは、ここに「高輪駅」が出来れば便利なのにな、と一度ならず思ったものでした。
そう考えれば、子どもの頃の夢がかなった、とも言えます。
しかし、駅名が「高輪ゲートウェイ」という極めてアレな言語感覚になったとき、非常に残念な気持ちになりました。
そして、開業して数日、ネットでは、ジェンダー差別の見本としか言いようのない、「二人のAI駅員」が話題になっています。
ちょっと情報を見ただけで気分が悪くなるほどの代物でした。
かつて、この駅名、さらにジェンダー差別AI駅員は、高輪の名を貶めるための行為なのでは、とまで思えてきました。かつて高輪に住んでいた身としては、極めて残念です。
AI駅員のほうは早急に改善されるとは思いますが、駅名についても、一日も早く変えてもらいたいものだと思っています。
2020年03月16日
みんなが言うから正しい?
マスコミが主張したり、多くの人が賛同したネット投稿などを見てしまうと、ついつい「みんなが言っているのだから、これは正しいのだな」という心理が働いてしまいがちです。
しかしながら、有名人が言ってようが、言説がツイッターで100万リツイートされようが、論理的におかしいものは間違っているのです。
最近では、「新型ウイルスの疑いがある人を全員検査すると、病院がパニックになる」というものがよく流されています。
しかし、これらの言説をよく見ると、「検査」と「入院」を意図的に混同させたり、海外の成功事例を嘘で卑下したりなど、ちょっと検討すれば支離滅裂であることがすぐに分かります。
どんな有名人が言おうと、ネットでどれだけ広まろうと、論理的に破綻していたり、事実と異なっていれば虚偽情報です。
そういう判断を常にできるようにしたいと、最近になってより強く思うようになっています。
2020年03月15日
ガラガラの「わかしお」
蘇我駅に行きました。ちょうと、外房線経由安房鴨川行きの特急「わかしお」とすれ違ったのですが、驚くほどガラガラでした。
10両編成なのですが、どの車両を見ても、2~3人くらいしか人の姿が見えません。
時間は日曜の10時台ですから、本来なら、日帰りで外房に遊びに行く人がそこそこ乗っていてもいいはずです。
「わかしお」は乗ったことも見たことも何度かありますが、こんなガラガラなのは初めてで、驚きました。
やはり、ウイルスの影響による旅行控えなのでしょうか。
電車がガラガラという事は、その先の目的地もガラガラなわけです。
それによる経済損失を考えると、戦慄が走りました。
ここまで来ると、「自助」や「共助」での対応は不可能です。
人々の生活を守るために、これまでにない「公助」が必須だと強く思わされました。
2020年03月14日
初雪
朝から冷たい雨が降る一日でした。
だんだんと雨粒が大きくなり、昼下がりには雪になっていた時期もありました。
仕事柄、雪には非常に敏感になっています。それだけに、この「初雪」が積もるかどうかは、非常に気になりました。
幸い、すぐに雨に戻ったので、安堵しました。
暖かくなりつつあるなかで、一瞬、冬に戻るという、ちょっと不思議な天気でした。
来週半ばからは20度近くまで上がるようです。
寒暖の差が激しいので、体調に気をつけねば、と思いました。
2020年03月13日
1年3ヶ月ぶりの歯医者
朝起きたら、左の頬に痛みを感じました。
その時は、ちょっとした違和感だったのですが、昼食時には、口が満足に開かないほどの痛みになっていました。
そこで、職場の近所にある歯医者に駆け込みました。
以前は、自宅近くの歯医者に定期的に通ってメンテナンスをしていました。丁寧な対応に満足していたのですが、担当していた先生が退職し、代わりの人が担当になってから酷いことになりました。
その担当はちょっと虫歯の気配があると「抜きましょう」と言い、短期間で親知らずを二本も抜かれました。
特に、二本目の抜歯は極めて乱雑かつ後遺症がひどく、「なるほど、こういう人をヤブ医者と言うのだな」と納得(?)させられたほどでした。
それ以来、その歯医者とはお別れし、別の歯医者を探していたのですが、なかなか受診するきっかけがつかめませんでした。
しかし、今日の歯痛により、遅ればせながら、歯医者に行く決心ができました。
原因は虫歯ではなく、頬の筋肉痛とのことでした。
また、手入れをさぼっていた歯石も取ってもらいました。
説明が非常に丁寧で、また、歯のクリーニングの技術も非常に高く、大変満足できました。
この歯医者は、今の職場で働き始めてから半年後くらいに開業したとのことです。
その時に、この歯医者に代えていれば…と後悔しました。
もちろん、いくら後悔したところで、ヤブ医者に抜かれた歯は戻ってきません。前回の失敗を教訓に、歯を大切にしていきたいと思っています。
2020年03月12日
久々に確定申告
相方の医療費が高額になった事もあり、久々に確定申告書類を作りました。
自営業時代に比べれば極めて簡単なのですが、久々なので、ちょっとエネルギーを使いました。
相方の治療は続きますし、自分自身も経年劣化して医療費も増えるのでしょうから、今後は、毎年の確定申告が必要になってきそうですね。
まあ、還付金を申告書作成時間で割れば、時給6,000円くらいにはなったので、「割がいい作業」ではあるな、などと思ったりもしました。
2020年03月11日
9度目の3.11
今日であの大震災と原発事故から9年が経ちました。
当時は会社のシステム管理者をやっており、システム入れ替えでベンダーさんと打ち合わせをしていました。
その時に、これまで経験したことにない揺れが起きました。書類棚が波打つように動いていたのは、昨日のことのように覚えています。
震源が東北だとわかり、まずは松山に帰省中だった相方は無事だな、と安心しました。
続いて心配したのは、当時、我が家の近くに住み、部屋に4つも本棚を置いていた弟の事でした。
携帯もつながらず、PCメールも届かず、本当に心配したものですが、夜になって安全が確認され、心底ほっとしたものでした。
総武線は完全に止まり、幕張本郷の家に帰るのは不可能だったので、当時、港区にあった実家に、四谷から歩いて行ったものでした。
途中、六本木で、やけになったのか、飲み屋で盛り上がっていた人の事なども覚えています。
震災の翌年にその会社を辞めました。退職後しばらくして、会社は四谷から移転しました。
また、実家も売却して両親は引っ越しました。
そして、無事を確認して心底安心した弟は、4年半近く前に世を去りました。
また、原発事故を機に、色々と自分も変わり、それが現在につながっています。
9年間でこれだけ変わったのだな、と改めて思いました。
もっとも、相変わらず、幕張本郷で相方と二人で過ごしているわけで、変わっていなものもまたあります。
また、原発事故の被害はいまでも全く収まっていません。福島第一原発は相変わらずですし、多くの被災者の方は、生活を奪われたままです。
いろいろ変わった事もあれば、当時から変わっていないこともいろいろあるな、などと思った、9年目の3月11日でした。
2020年03月10日
なんとか延命
朝、出勤しようとしたら、愛車のチャーリィ号の後輪の空気が抜けていました。
自転車屋さんに行って空気入れを借りて入れたところ、元に戻ってなんとか通勤できました。
しかし、夕方に乗ったら、再び、後輪の空気が抜けていました。
単なるパンクなのか、タイヤがだめになったのか分かりません。
すでにギアの部分もかなりガタがきているので、タイヤ交換になったら、自転車ごと買い替えようと思って店に行きました。
幸い、単なるパンクという事で、1000円で治るとの事なので、買い替えには至りませんでした。
購入して6年半経ちました。週に6~7日は乗っており、しかも置き場は雨が降りこむところです。かなり過酷な環境ですが、何とか持ちこたえてくれました。
あとどれだけ乗れるかわかりませんが、一日でも長くつきあえたら、と思っています。
2020年03月09日
近所の学校の次は…
新型ウイルスで肺炎を起こした人の情報が日々増えています。
先月は、我が家のすぐ近くにある学校の先生が感染したというニュースが流れていました。
そして今日は、25年ほど前に住んでいた町で、非常によく利用したスーパーマーケットの店員さんが発症した、という情報を見ました。
やはり、自分の身近な場所や、かつてよく行っていた場所のニュースを見ると、一気に「自分ごと」感が強まります。
もっとも、今の日本における発生件数は、実態に比べれて少ない、という話もよく聞きます。
実際に、検査件数を見れば、日本の少なさは圧倒的です。
それを考えれば、もっと身近に感染した人や発症した人が実はいるのかもしれません。
いずれにせよ、自分ができることは、病気治療中の相方のためにも、人混みの中に行くのは避け、帰宅時のうがいと手洗いを徹底し、きちんと休息して体力を消耗しない生活を心がけるよりありませんが…。
2020年03月08日
「どさ」「ゆさ」
部屋に積んであるものが崩れました。
すると相方が、その模様を「ドサッ」と口で表現しました。
それに対し、「どさ」と言えば「ゆさ」だよね、と言うと、えらく共感されました。
一応説明しますと、これは東北のどこかの方言で「どこに行くんだ?」「風呂だ」を意味する会話です。
お互い、子どものころに、この「会話」を知っていたわけです。もちろん、結婚してから、それについて語りあった事はありません。
にも関わらず、このような会話が展開されるのは面白いものだと思いました。
こうやって二人で楽しめるのが、22年以上、一緒に暮らしていけた理由のひとつなのかも、などと思ったりもしました。
2020年03月07日
鈍感になった部分
何年か前から、他人からの攻撃に対し、かなり鈍感になったような気がします。
もちろん愉快なわけではありませんが、しばらくたつと、かなりどうでもよくなります。
人が良くなったのか、些事にこだわらなくなったのかわかりません。
まあ、ストレスが減るので、悪いことではないかとは思っています。
なお、言うまでもないことですが、ダメージはなくても、不当な攻撃をしてきた人間に反撃したりする意欲がなくなる、というわけではありませんが…。
2020年03月06日
悪夢の記憶
幼稚園時代や小学校低学年時代に見た悪夢をいまだに覚えています。
40年以上前の話で、しかも実体験でもないのですが、なぜか記憶から消えません。
よほどの恐怖心を覚えたのでしょう。
自分の場合は夢だからいいのですが、少なからぬ人が、何十年も前の怖かったり辛かったりした実体験がが記憶から消えていないわけです。
中には、80年くらい前の屈辱の記憶が心に焼き付いている人もいるわけです。
しかしながら、そのような実体験に基づいた辛い記憶を持つ人への配慮が極めて欠けていると日々感じます。
これが変われば、もう少し過ごしやすい世の中になるのでは、と思っています。
2020年03月05日
「マスク神話」の謎
コロナウイルス騒ぎで、相変わらずマスクの品切れだの高額転売だのが話題になっています。
しかしながら、ネットや紙媒体などで、名前や身分を明記して解説している専門家のほとんどは、予防策として「濃厚接触をしない」「手を洗う」を挙げており、マスクは挙げていません。
これは素人考えでもわかることです。
外出しているとき、普通は口を閉じています。また、鼻は下を向いているので、そう簡単に空中の異物は入ってきません。これは、雨の日に傘をささなくても、口の中も鼻の中も濡れないことを考えれば明白です。
それを考えれば、空中に浮遊しているウイルスは、マスクをしようとしまいと、口や鼻には入ってこないのではないでしょうか。
一方で、外を歩けば、手は色々なところを触ります。そこにウイルスがあれば手にくっつきます。
だからこそ、帰宅後は手を洗って、万が一ウイルスがついていたら、それを除去する事が重要なわけです。
だからこそ、専門家は、手洗いを重視し、マスクは感染予防に役立たないと広報していると思うのですが…。
にも関わらず、この「マスク購入行列」だの「マスク高値転売」がなくならないのが、本当に不思議でなりません。
2020年03月03日
CTスキャン結果
先日書いた、CTスキャンの結果が出ました。
腎臓と肝臓が再検査の対象だったのですが、どちらも異常なしという結果でした。とりあえず一安心です。
その「安心」の対価として、医療費をあわせて5,400円ほど払うことになりました。
再検査しないリスクを考えれば仕方ないのでしょうが、やはり高いと思います。
実際問題、自分が社会に出た30年ほど前の時点と比べ、自己負担額が3倍になっています。
しかも、こちらが払う医療費が増える一方で、医療に従事する人は、心身も金銭も負担が増えているわけです。
この30年間でいろいろな事が政治によって変わりました。しかしながら、その殆どが悪い方への変化です。
その事を身を以て認識させられた一件でした。
2020年03月01日
嘘つきの末路
寸借詐欺師が職場に来ました。年齢は60代後半という感じです。
地元で不当な差し押さえをされてお金がないから、今晩の宿泊代を貸してくれ、などと言ってきました。
しかしながら、話を聞けば聞くほど矛盾だらけ・ツッコミどころだらけです。
もちろん、自分の職場は金融業ではないので、丁重にお断りしました。
すると今度は、職場に来た際に、ドアにぶつかってメガネが壊れたから弁償しろ、と恐喝を始めました。
面白いことに、本人が「壊れた」と主張するメガネには傷一つありません。せっかくだから、デジカメで証拠写真も撮ったのですが、それでも「弁償しろ」と主張してるのだから驚きました。
ちなみに、住所を尋ねたところ、先刻は地方都市在住という設定だったはずなのに、職場近くの住所をスラスラと書いていました。
冷静に見ればコントの域に達しているのですが、本人は本気で、これで詐欺や恐喝ができると思っているようです。
そして、その矛盾だらけで、にも関わらず平然と嘘を連発する姿を見て、ここ数年関わった、二人の嘘つきの事を思い出しました。
いずれも、「こいつ、嘘をつかないと死んでしまう病気にでもかかっているのか?」と思えるくらい、突拍子もなく、またバレバレの嘘を平然とつくのです。
さらに、嘘つきに加え、他人の心身を躊躇なく傷つける、というのも共通しています。今回出会った詐欺師も同様で、金を得るためなら、他人に恐怖感を与えることを躊躇しません。
おそらく、この詐欺師も若い頃から嘘ばかりついて過ごしていたのだろうな、と思いました。
その結果、こんないい年こいて、こんな醜い手段で金を得るような人生を過ごしているわけです。
あまりの酷さに、哀れみすら感じました。同時に、ここ数年、自分が関わった嘘つき二人も、この詐欺師と同じ末路が待っているのだろうな、とも思いました。