2020年12月27日
セキュリティソフト更新の重要性
ネット詐欺にあった人から相談を受け、パソコンを見ました。
予想通りではありましたが、セキュリティソフトの有効期限が切れていました。
ついでにご家族の方のパソコンも見ましたが、こちらも同様にセキュリティソフトの期限が切れ、悪質アプリが入り込んでいました。
インターネットが普及してそろそろ四半世紀経ちますが、いまだにこの「セキュリティソフトの契約が切れたら更新しないと非常に危険である」という事が常識になっていないわけです。
ウイルス対策ソフト企業の利益につながるので難しいのかもしれませんが、もっと公的機関が広報すべき事なのでは、と思っています。
2020年11月27日
グーグルマップに自転車経路が実装
一年以上前から、グーグルマップの経路探索に「自転車アイコン」がついていました。
しかしながら、実際に自転車経路の検索は実装されていませんでした。
ところが、今日、あるところに自転車で行くことになり、ダメ元で自転車アイコンを押したところ、経路が表示されていて驚きました。
同じ目的地に行く徒歩の経路と比べると、片側一車線で歩道が狭く、自動車の交通量が多いという自転車で走りづらい道を回避しており、ちゃんと自転車に配慮しているのだな、と感心したりもしました。
ところが、案内のとおりに走っているうちに、団地に入ってしまいました。そして、「ココからは私道です。自転車は降りてください」という立て札のある道を案内されました。
ちなみに、マップ上では、普通の道と違い、緑色に塗られています。
私道とわかって経路に入れているわけで、ちょっと驚きました。
自宅から職場までの経路だと、グーグルマップが当初示したものより、自分が実際に使っているもののほうが時間が短い、という事もありました。
まあ、これから進化していくのでしょう。
より便利になったとは思いつつ、この機能を使っていると、グーグルに自転車乗りプロファイリングされるのかな、などとも思いました。まあ、それが向こうのビジネスモデルですから仕方ないところではありますが…。
2020年11月13日
懐かしの技術
ある人と、スカイプの通信システムについての話をしました。
しかしながら、話が全然かみあいません。
よくよく聞いてみたら、スカイプが「ピアツーピア」という、パソコンなどの端末同士でやりとりする仕組みと勘違いしていました。
確かに、スカイプが出始めの頃はそうでした。
しかし、その後、マイクロソフトが買収し、4年以上前から、マイクロソフトのサーバー上で動くシステムに変わっています。
まあ、マイクロソフトが、買収後もピアツーピアを続けるわけはないのは自明ですが…。
話す前提というか、時間軸がずれていたわけです。無駄な「論争」をしたものだと思いました。
ちなみに、10年前は「ピアツーピア」が全盛で、ウイニーというファイル共有システムで様々な著作権侵害が行われていました。
また、その利用者を標的としたアンチニーとかいうウイルスが猛威をふるい、いろいろとニュースになっていました。
完全に「今は昔の話です」という思い出です。
久々に聞いた「ピアツーピア」という言葉のおかげで、そんな事を思い出したりました。
同時に、アップデートを怠ると、とんだ恥をかく、という事を他山の石にせねば、とも思いました。
2020年10月21日
さすがのGoogleでも
仕事である場所まで車で行くことになりました。
そこに行くには、空いていたら超短時間で着くが渋滞していたら時間がかかる経路があります。
そこで、事前にGoogleMapで検索し、そこが渋滞しているかどうかを確認してからどの経路を使うかを决めています。
今日は、渋滞はほとんどなくGoogleMapも「その経路が最速」と推奨しており、地図を見ても渋滞がほとんどなかったので、そのハイリスクハイリターンの経路を選びました。
ところが、事前調査と違い、かなり長い渋滞に巻き込まれてしまいました。
不思議に思いながらノロノロ走っていると、片方の車線で作業が行われていました。立て札には「草刈りを行っています」と書かれていました。
どうやら、さすがのGoogleMapも草刈りまでは検知できなかったようです。さすがにこれは仕方ない、と思いました。
もっとも、この世界の進歩は文字通り日進月歩です。それだけに、一年もしたら、検索結果に「この経路ではこの時間、草刈りがあるので別ルートを推奨します」みたいな表示が出ているかも、などと思ったりもしました。
2020年10月14日
サイトに必要なもの・不要なもの
先月こうむった迷惑により、首痛が発生しました。既報の通り、地元の整骨院に通ってほぼ完治させる事ができました。
今回、どの整骨院を使うかにあたり、2つの候補がありました。
結果的に自分が行った所を選んだ理由の一つに、サイトの差がありました。
2つのサイトは、比較的よく似た構造でした。上のほうに画像が固定されてメニューも表示され、メニューをクリックすると画像の下に施術内容やスタッフ紹介などが出てくる、というものです。
その二つの整骨院のサイトで最大の違いは、片方は上に固定された静止画のすぐ下にそれらの店舗案内が表示されるのに対し、もう片方は静止画のしたに動画が表示され、そこからスクロールしないと店舗案内が見れない、という点でした。
トップ固定の動画にも意味があるのかもしれません。しかしながら、メニューをクリックしてもその動画のせいで、スクロールしないと見たい情報が見れない、というのはかなり印象が落ちました。
同時に、この動画をつけている店は、サイトを見に来た人の利便性に対する考えが雑、ということは、治療を受けにきた人に対する考えも…と思ってしまったわけです。
その結果、トップに動画のないほうの店を選び、結果として大成功となりました。
やはり今の時代、サイトのちょっとした違いというのは大きいな、と思いました。この経験を自分の仕事にも活かしたいものだとも思いました。
2020年10月07日
紙派と電子派
自分は電子書籍を愛用しています。30年~16年前から買い続けている2つの作品を除けば、紙版と電子版がある書籍は、全て電子版を購入しています。
一方で相方は、完全に紙派で、電子版しか選択肢がない時を除けば、紙の本を買っています。
といっても別にアナログ派なわけでなく、家にいる時の殆どは、パソコンやタブレットの画面を見て生活しています。
趣味的には似通ったところが多く、かつパソコンばかり見ている生活をともにしているにも関わらず、なぜここだけ大きな違いがあるのか、非常に興味深いものがあります。
2020年09月24日
回線変更
家のインターネット回線を変えました。
といっても、物理的には光ケーブルも終端装置も変えていません。
しかしながら、契約を変えただけで、相方が「こんな速さ初めて」というくらいに劇的に速くなりました。
最近は以前のように、ICT関係の最新情報を収集するのが時間的に困難になっています。しかし、やはりある程度の情報収集は必要だな、と強く思いました。
あと、相変わらず職場には「NTTの代理店」から売り込みの電話がかかってきます。しかし、その売り文句は見当違いのものばかりです。実際、電話営業に引っかかったものの、回線速度は改善されなかった、という事例も聞いています。
やはり情報は自分で集めるもので、営業電話は役立たないものだな、ということも改めて認識しました。
2020年09月20日
うかつにも信じてしまったデマ
2010年代前半のある時期から、大学生のPC所持率が減りました。
そのときに出た言説に、「今はスマホがあり、それで事足りるのでパソコンが不要になった」というものがありました。
恥ずかしい話ですが、筆者はそれを真に受けてしまいました。
確かに、メール・SNS・WEB検索などは確かにスマホで代替できます。しかし一方で、ワードやエクセルなどはスマホで代用することはできません。
つまり、スマホだけでは、事務仕事の必須条件である「ワード・エクセルが使える人」にはなれないわけです。
しばらくして、それは学生が貧しくなり、パソコンを買う金がなくなったから、という事実を知ることができました。それなら全て腑に落ちます。
別に、一時的に騙されただけで、それを吹聴したわけでもないので被害はありません。
とはいえ、自分の専門分野とも言えるパソコン関係で、ちょっとよく考えればわかる嘘にちょっとでも騙された、というのには忸怩たるものがありました。
どんなもっともらしい事でも、きちんと検証することが重要だと痛感させられました。
2020年08月27日
パソコン購入サポートいろいろ
初めて他人のパソコン購入をサポートしたのは、今世紀に入るちょっと前でした。
以来、かなりの台数のパソコン購入を手伝っています。
特に、2012年から3年半の間、それを仕事の一つにしていたので、その時期にはかなりの購入サポートをしました。
たいていは問題なく動いてくれているのですが、たまにトラブルが発生します。
今日は、5年ほど前に購入したノートパソコンのマイクが急に使えなくなった、という案件でした。
数ヶ月前に、リモート会議の設定をしたときは、普通に使えたのに、と不思議に思って見てみました。しかし、確かにデバイスマネージャーを見ても、マイクが「なし」になっています。
特に変な使い方をしているとは思えません。経年劣化でマイクが使えなくなったとしか解釈できませんでした。
一定年数が経っており、仕方がないことではありますが、自分が購入サポートしたパソコンでこういう事があると、申し訳ない気分になります。
残念な話ではありましたが、こうやっていつまでも、前の仕事で関わったパソコンのサポートで声がかかるのは嬉しいことだと思っています。
2020年08月25日
根本を見る必要性
職場にある無線LANの一つにつながらなくなりました。
困ったのですが、パソコンを使う場所がルーターの近くなので有線で代用できます。
他に誰も言ってこないので、自分の古いパソコンの調子が悪いだけなんだな、と思っていました。
しかし、今日になって別の人からも、つながらないという指摘を受けました。そこで、ルーターを再起動したらあっさりと自分のパソコンもつながるようになりました。
トラブルが起きたとき、目の前に簡単な退避策があると、ついついそれを使ってしまいます。
色々とバタバタしており、ついつい時間を節約したくなってしまうわけです。しかし、やはり根本を治すことを考えねばならないな、と大いに反省させられました。
2020年08月12日
それでは安くならない
以前、お世話になった方から、携帯を買い替えた際に「安くなるから」とインターネット回線とプロバイダの契約を変えたが、既存の回線・プロバイダの解約の仕方がわからない、という相談を受けました。
そこで、お伺いして、プロバイダ契約をオンラインで解約しました。NTTフレッツ光のほうは時間外だったので、明日電話して解約するよう、お話しました。
履歴を見たら、回線を変えてから、一ヶ月以上は経っていました。したがって、7月と8月は二重払いになっていたわけです。
契約を変えて少々安くなったぶんなど、それだけで吹っ飛んでしまいます。
このように、高齢者が携帯ショップで言いくるめられ、不要な回線契約をさせられた事例を何度も見てきました。
この人の場合、自分のような頼める人がいたから良かったわけです。しかし、そういうつてがなく、二重払いをずっと続けている高齢者もいるのではないでしょうか。
回線変更を売り込むなら、既存の回線・プロバイダの解約まで、責任を持ってやるべきです。それもせずに、高齢者相手にたいして安くもならない回線を売りっぱなしにする、というのは悪徳商法と言っても差し支えないレベルだと思います。
毎度のことですが、日本の有名企業のモラル崩壊ぶりに呆れてしまいました。
2020年08月10日
わかりにくすぎる商品名
OCNのプロバイダ契約をすることになりました。
NTTコミュニケーションズのサイトを見たのですが、サービス一覧を見ると、似たような名前ばかりが並びます。
こちらが必要なのは、回線契約のないプロバイダのみのものです。しかしながら、回線込のサービス名と名前が似すぎていて区別がつきません。
途中まで準備を進め、回線込である事に気づき、やりなおしをしたほどでした。
プロバイダのみで契約したい人に、間違えて回線込みで契約させたい、という意図でもあるのだろうか、とまで思ったほどでした。
大手通信系会社の、このような、詐欺の一歩手前のような金儲け方法は本当に異常です。もし海外からまともな会社が参入できるような状態になったら、日本の通信企業はあっという間に壊滅するだろうな、などと思っています。
2020年08月05日
一瞬で実力を見抜く
自分の大好きな漫画に、ヒカルの碁があります。
ただ、その中の描写で一つ不思議な事がありました。
ライバルキャラである塔矢アキラをはじめ、多くのキャラは、初めての相手と碁を打つと、序盤のかなり早い段階で、相手の実力を見切ります。
自分は碁は超初心者ですが、将棋はそこそこ指します。しかし、将棋ではよほど弱い人でなければ、序盤の早い段階で実力を見切るなど、少なくとも自分には絶対にできません。
囲碁でも定石を知っていれば、序盤で見切られることはないのでは、と素人ながら不思議に思っていました。
しかし、この前、とある「システム管理担当者」とちょっとやりとりした時は、この「序盤の早い段階で、実力を見切る」の意味がわかった気分になりました。
そのくらい、話にならないレベルのPCスキルであることが短時間でわかってしまいました。
将棋は子どもの頃から指し続けていますが、対局においては趣味でしかありません。一方、PCシステムについては、専業でやったのは15年ほどですが、その間は苦労しながらも「プロ」として頑張ってきました。
その違いなのだろうな、とある程度納得できました。同時に、あのようなレベルの人間が「システム管理者」で大丈夫なのだろうか、と交渉相手の事がかなり心配になりました。
2020年08月02日
同じ会社のメーラーなのに互換性がなさすぎ
アウトルックでメールのやり取りをしていた人のパソコンを交換しました。
今のWindows10はWEBメールをベースにしたメーラーが標準装備されています。同じマイクロソフトのメーラーなのだから、さすがにデータ移行をする仕組みくらい用意しているのだろうと、気軽に考えていました。
しかしながら、メーラー同士での移行の仕組みは備えていませんでした。いったん、マイクロソフトのサイトを介すればできるらしいのでやってみたのですが、アウトルックから出力した連絡先一覧の文字コードとマイクロソフトのサイトが要求する文字コードが異なるなど、面倒な事が多すぎました。
さすがにこれ以上苦労する気は起きなかったので、新しいパソコンのクライアントで入っていたアウトルックにメーラーを切り替えてデータ移行しました。
自社のつくったアプリからのデータ移行もできない、というのはなかなか凄い仕様だな、と思いました。
ちなみに自分はメールクライアントにBeckyを使っているので、パソコンを代える時の、アドレス帳・過去メールの移行は簡単にできます。
それだけに余計、マイクロソフトのメーラーの酷さを痛感しました。
2020年07月26日
FBにPDFをアップロード
お世話になっている方が、書類をフェイスブックにアップできない、と困っていました。
フェイスブックは画像はアップできますが、PDFデータやOfficeデータは掲載できません。
そこで、その旨を説明し、合わせてPDFを画像変換する無料WEBサービスを紹介した所、無事にできました。
この事で困っている人は案外多いのではないでしょうか。
フェイスブックもあれだけ儲かっているのですから、PDFをアップロードしたら、自動的に画像データに変換して掲載する機能くらい作ればいいのに、などと思ったりもしました。
2020年07月20日
凝った詐欺メール
職場に詐欺メールが届いていました。たまに流行る、「あなたのパソコンを乗っ取った」というやつです。
なかなか凝った内容でした。それは、「あなたが閲覧していたアダルト動画には、自分がトロイの木馬を仕込んでいました。それを利用してあなたのパソコンとウェブカメラを乗っ取り、あなたがアダルト動画を見ていた様子を録画しました。それを公開されたくなったら、自分の口座にお金を振り込みなさい」というものです。
身に覚えがあり、かつPCスキルがないと、騙されてしまう人もかなりいるのでは、と思ったほど、巧妙な作戦かつ、狡猾な文章でした。
その発想力と文章力があるなら、こんな犯罪行為でなく、もっと有意義な事に使ってほしいものだ、と思ったりもしました。
2020年07月07日
想像力の欠如
SNSの影響力が増すにつれ、SNSを利用したさまざまなキャンペーンが行われるようになりました。
ところが、その中には、「こんな事をやったら、見た人がどう思うか」という視点が全く無いものが多々あります。
やっている本人は「面白いことを思いついた」と悦に入っている事が伝わってくるのですが、見ている方としては面白くもなんともありません。
自分で自分の芸に爆笑しているが、まわりは白けている、といった感じです。
数秒でも、「これを見た人たちはどう思うか」という想像を張り巡らせば、こんな発信はしないと思うだろうに、と思うことが増えつつある昨今です。
2020年06月10日
「うなぎの寝床」に無線LANを設定
「うなぎの寝床」みたいに、左右が狭く、奥行きが長い2階建ての事務所に無線LANを設定することになりました。
無線LANの設定をはじめてから10年経ちます。なかには、東京にいながら、一度も行った事も見たこともない名古屋の事業所に設置し、遠隔で運用サポートしたこともありました。
しかしながら、こんな特殊な建物で、しかも全体に無線LANを飛ばす、という作業は始めてです。
とりあえず、第一段階までは完了したのですが、想定内とは言え、問題点が発生しました。
それをどうカバーしていくのか、そのための予算をどうするのか、など色々と悩んでいます。
また、苦労する割には、この経験が他に応用がきかない、というのもちょっと困っているところです。
とはいえ、色々な人の通信環境に関る問題なので、何とか成功させねば、と思っています。
2020年06月04日
ユーザーインターフェースの退化
インクジェット複合機の入れ替えを行いました。
同じメーカーの後継機みたいな感じの機種にしたのですが、操作方法は色々と異なっていました。
特に驚いたのは、「カラー」「モノクロ」のボタンがなくなっていた事です。
このボタンを使えば、ワンタッチで、カラーコピーと白黒コピーを切り替えることができました。
ところが、後継機種では、小さい液晶のメニューがあり、そこからボタンを4回押さないと、カラーとモノクロを切り替えることができません。
そして、初期設定はカラーですから、これだと、本来モノクロでいいコピーでも間違ってカラーコピーしてしまう事例が増えること間違いありません。
もちろん、カラーコピーをすればするほど、インクの減りが早くなります。その結果、インクの売上が増え、会社の利益も増えるわけです。
とはいえ、それは利用者に不必要な出費をさせての儲けなのです。
大手メーカーでもこのような儲けのために、ユーザーインターフェースを退化させる、というのはちょっとした驚きでした。
こんな状況で海外メーカーが本気で参入したら、携帯やパソコンのように、日本メーカーのプリンタもあっという間に駆逐されるのでは、とも思いました。
2020年05月23日
えらく使いにくい「時計」
アンドロイドOSのスマホには、「時計」機能が標準装備されています。
アラーム・タイマー・ストップウォッチなどの機能がいます。
画面だけを見ればどのメーカーのスマホも同じなので、基本的なプログラムは共通のものかと思われます。
ところが、シャープのスマホは、この時計機能に謎のカスタマイズをし、非常に使いにくくしています。
最初に知ったのは、先月、相方がシャープのスマホを買った時でした。二人して、「なんでこんな使いにくい設定にしたのだ?」と呆れたものでした。
そして、数日前、70代の先輩がシャープの「らくらくスマホ」を買いました。
この時計機能がまためちゃくちゃで、ちょっと操作ミスをすると、設定時刻がトルクメニスタンのアシガバードになってしまいます。
どう考えても、シャープの日本用らくらくスマホをトルクメニスタンで使う人がいるとは思えないのですが…。
他にも、極めてわかりにくく、かつ意味不明の改悪が加えられており、理解するまでかなりの時間がかかりました。
もしかして、アンドロイドの時計アプリを使わせたくないゆえに、こんな事をしたのだろうか、と思ったほどでした。
とりあえず、今後、このメーカーのスマホを買うことは絶対にないだろうな、と思いました。
2020年05月15日
ZOOM初使用
2020年で最も知名度が上がったアプリは、間違いなくZOOMでしょう。
その波が職場にも押し寄せ、昨日にインストール、本日ネット会議開催という超特急スケジュールで設定をすることになりました。
使ったパソコンは、先日、スカイプを使ったオンライン会議を問題なくこなせたので、仕様的には問題なかったはずでした。
ところが、色々とトラブルが発生し、会議中にアプリが落ちてしまい、パソコンも固まる、という事態が発生しました。
このときは、「予備のパソコンも用意しとくべきだった…」と後悔しましたが、なんとか、会議に支障をきたさずに再立ち上げ・再ログインすることができました。
トラブルの原因にはハードウェアの問題もあったとは思います。一方で、ソフトウェアのほうにも問題はなかったのか、と気になっています。
とりあえず、自分が主催するWEB会議では、ZOOMを使うのはやめよう、と思った次第でした。
2020年05月13日
偽サイトと対策
10万円給付金を狙ってか、役所の偽サイトが多々作成されているようです。
数ヶ月前、携帯のSMSに佐川急便の偽サイトが送りつけられた事がありましたが、そのような感じで開かせて、個人情報を盗み取ろうとするのでしょう。
アドレスとかドメインとかの知識があれば騙されないのですが、それをすべての人に求めるのは現実的には不可能です。
地元の役所も広報し、ドメイン名を挙げていましたが、もちろん、そのドメインの偽サイトは既に削除されていました。向こうも犯罪のプロですから、その程度の広報では対策になりません。
そうなると、やはりセキュリティソフトが必要となってきます。
スマホやタブレットも含め、セキュリティソフトを入れることが最大の対策である、という事をもっと広報すべきなのでは、と思っています。
2020年05月08日
マイナンバーカード申請でトラブル続き
マイナンバーカードを用いた特別給付金申請でトラブルが続発しています。
自分はマイナンバーカードを作る気は未来永劫ないので被害はないのですが、そのニュースを見るたびに驚き呆れています。
ちなみに、知り合いでマイナンバーカードを持っている人がいるのですが、オンライン申請をしようとしたら、持っている携帯が条件に合わなかったのでできなかった、という事でした。
専門的な話をするときりがないのですが、率直に言って、この仕様・運用では、マイナンバーカードを使って便利なことをする、というのはもはや不可能では、と思っています。
結果として、マイナンバーカードを持っていない人のほうが、問題なく、かつ迅速に給付が受けられる、という可能性もあるのでは、と思っています。
5年前にシステムが作られたときも、よくベンダーを儲けさせるために作っている、などと批判されたものですが、やはりそうなのでしょうね。
同時に、この発注を受けた国を代表するベンダー各社の技術力の低下もかなり酷いのでは、と思っています。
2020年05月04日
あげつらう必要のない事
昨日あたり、ツイッターで、個人商店のシャッターに貼られた休業通知に「コレラウイルス」と書いてあった、などという写真が出回っていました。
本物なのか加工なのかはわかりません。しかしながら、本質的にはコロナだろうとコレラだろうと店にとっては違いのない話です。
そして、これらの個人商店は、緊急事態宣言に伴う売上減で大変な事になっています。そのくらい、ちょっとニュースサイトを見ればわかることです。
にも関わらず、このような誤記(?)を喜んで拡散している人たちは、本当に冷酷なんだな、と思いました。
面白そうな画像を見て楽しむ前に、そこで困っている人の事を考えてほしいものだと強く思いました。
2020年04月30日
久々にシステムトラブルに悩む
仕事の合間にこなしていた、PC関係のトラブルが、なんとか片付く目処が立ちました。
ネットワークが絡む案件をこなしたのは、かなり久しぶりだった事もあり、かなりカンが鈍っていたところがありました。
さらに、Windows10独特の仕様に悩まされたりもしました。
今世紀に入って15年ほど、コンピュータ関係の仕事をしていました。しかし、別の本業になってから4年以上経っています。
もちろん、今の仕事でも様々な形でコンピュータを設定したりトラブル対処をしたりしていますが、やはり、本業と片手間では、経験の積み方が大幅に異なります。
せっかく長年積み重ねて習得した技術と経験が劣化するのも残念なものです。
所属部署の変更も考えたほうがいいのかも、などと思ったりもしました。
2020年04月22日
拡散システム
2日連続で、「PCR検査に意味はない」というツイートが万単位でリツイートされているのを見ました。
書いている人間は正体不明で、主張は非論理的です。
自分は、一定以上、体調がおかしければ即座に検査すべき、という考え方です。これまでもずっとそうしてきました。
もちろん、世の中には色々な考え方の人はいます。とはいえ、これに賛同している人は、仮に咳と高熱で苦しんで、新型コロナの疑いを指摘されても、「いや、自分は検査しません」と主張するのでしょうか。どう考えても、百害あって一利なしなのですし、そんな事になったら命が危ないのですが…。
そんな不可解な思考回路の持ち主が何万人もいると考えるよりは、何らかのシステムにより万単位のリツイートがついたのでは、と考えるほうが妥当だと思いました。
そのシステムを構築した技術力には驚きますが、そんなシステム、安心して健康に生きるためには、何一つ役立たないよな、とも思いました。
2020年04月11日
よくわからない心境
10年以上前に、2年ほど一緒に仕事をしていた人から、久々に連絡がきました。
なんだと思ったら、ネットで出回っている「確かな筋から聞いた噂話」の紹介でした。
どうやら、自分に広めてほしいようです。もちろん、丁重にお断りしました。
そして、今朝の新聞で、「そのようなネットデマが広がっている」という記事が紹介されていました。
自分が興味を持った情報を広げたい、という心理はまだわかります。しかしそれを、もう何年も会っていない昔の知り合いにわざわざ連絡を取って広めてもらおうとするという心理はどうしても理解不能でした。
まあ、こういうご時世ですから、そのようなデマを広げることによって、ちょっとした報酬が得られる、みたいなシステムがあるのかもしれませんが…。
一緒に仕事をしていた時は、世話になったし何度も楽しく飲みに行った人だったので、かなり残念な気分になりました。
2020年04月05日
WindowsUpdateが92%で固まる
以前、お世話になった人からSOSがありました。
パソコンをつけたら、「Windowsを更新しています」のところから、うんともすんとも動かなくなった、とのことでした。
実際に見たところ、何度立ち上げなおしても、「Windowsの更新をしています。92%完了」で止まってしまいます。
調べてみたところ、今年に入ってあったアップデートプログラムの不備とのことでした。
そこで、セーフモードで起動し、アップデートを元にもどし、ついでのパソコンの設定も変えて解決しました。
ちなみに、その人が周りの人に話したところ、「パソコンが古くて駄目なんじゃないの?」と言われて、買い替えも検討していたとのことでした。
実際、たまたま自分を知っていたから、解決できたわけですが、そうでなかったら、そのパソコンは永遠に使えなかったかもしれません。
WindowsUpdateのトラブルの困る所は、普通に操作している限り、別の画面に遷移できないところにあります。
この仕組を導入してから10年以上経ち、何度も重大なトラブルがありました。
ならば、それに対応すべく、「失敗した時に緊急回避できるボタン」くらい追加できないのでしょうか。
WindowsUpdateのおかげで安心してパソコンが使えた人より、WindowsUpdateのせいでパソコンが使えなくなってしまった人のほうが多いのでは、とすら思えてきました。
2020年04月02日
ネット環境の退化
コロナウイルス対策として、大学がネット授業に切り替える、という動きが出ています。
それに対し、「スマホの通信代がかさむ」という声が出ていました。
その記事を見た時は、時代の変化を感じさせられました。
20年ほど前、ADSLの普及がはじまり、「定額でインターネットにつなぎ放題」が当たり前になりました。その後、光ファイバーが普及し、さらに広帯域で「つなぎ放題」になったわけです。
ところが、ある時期から傾向が変わってきました。光ファイバー接続でも、「ライト」という、つなぎ放題より安い基本料金で、そこから従量課金する仕組みが出てきました。
スマホも同様で、さらには通信量が多いと、速度が落ちるという仕組みまで出てきました。
つなぎ放題が普及し始めたときは、「適切な料金で使い放題なのが当然」という時代になったと思っていたのですが、そこから逆行している感じです。
実際、他国と比べても、日本の通信インフラの順位は下る一方です。
通信会社にも色々な理由があるのでしょうが、この誰でも使える「つなぎ放題」を維持できなくなった事も、日本の衰退を示していると思っています。
2020年04月01日
嘘で警鐘を鳴らす必要があるのか
数日前、ツイッターで、コロナウイルスの警鐘を鳴らす、と称しながら、どう見ても嘘を言っているとしか思えない投稿が話題になりました。
これに対し、「たとえ嘘でも、コロナウイルスの危険性の警鐘を鳴らすのは意義がある」という擁護論が一部にありました。
しかし、これは明らかに間違っています。
すでに、新型コロナウイルスは、世界中で猛威をふるっており、その実態を事実に基づいて明らかにするだけで、充分、危険性の警鐘を鳴らすことができます。
したがって、嘘を使って警鐘を鳴らす必要などありません。
むしろ、その嘘が拡散され、不正確な情報を多くの人が信じることにより、不必要な行動をとってしまったり、必要な行動を取れなくなってしまう、という危険性があります。
世の中には、人を騙すことによって、莫大な利益を得る層があります。彼らにとっては、このように「警鐘を鳴らすためにも嘘は必要だ」という戯言は大変ありがたいものでしょう。
しかし、そうでない人にとっては、百害あって一利なしです。そのような「嘘で警鐘を鳴らすアカウント」を見かけたら、即刻でブロックするのが安心して暮らすために必要でしょう。
2020年03月27日
サムネイル
ツイッターやフェイスブックに、ニュースサイトなどのリンクを貼ると、そのページの最初の画像をサムネイルとして表示します。
それが大きく表示されるので、ある意味、投稿そのものよりも目立ってしまいます。
しかも、その画像があまり適切なものでないと、せっかく貼ったリンクもクリックしてもらえません。
言い換えれば、SNSで広まるようなニュースを作るためには、そのサムネイルになる画像を何にするかが重要になってくるわけです。
20年ほど前、初めて仕事でサイトを作った時は、当然ながら、そんなこと、考える必要すらありませんでした。
変化を感じるとともに、それについていける知識と感覚を常にアップデートせねば、と思った次第です。
2020年02月25日
12年前の経験を活かす
エクセルファイルが開かない。しかも、エクセルデータなのに、アイコンがエクセルでない、という電話を受けました。
最初は、何か変な操作をして、ファイルの関連付けを変えてしまったのだろうか、と思いました。
それを電話越しで治すのは無理なので、とりあえず、エクセルを立ち上げてもらい、ファイルメニューからデータを開いてもらおうとしました。
ところが、「開く」メニューが出ない、と言われました。
そんなわけないだろうと思って詳しく聞いたら、「ファイル」ボタンを押して出てくるプルダウンに「開く」がない、と言われました。
それを聞いたとき、すべての謎が解けました。
現在、世間で使われているエクセルには、「ファイル」ボタンを押すとプルダウンメニューが出てくる、という事はありません。
しかし、5年ちょっと前にサポート切れになった、エクセル2003以前のバージョンは、そのような作りになっていました。
つまり、質問してきた人は、そのような極めて古いエクセルを使っていたわけです。
そのバージョンを使う是非はともかく、理由がわかったので、無事に解決することができました。
ちょうど今から12年前に二度目の転職をしたとき、その会社でよくこのエクセルのバージョン問題に悩まされたものでした。
エクセル2003の後継である2007以降のバージョンで作ったエクセルは2003以前では開けません。
その転職当時はこれに関するトラブルが頻発しており、いろいろな形で対処したものでした。
それから干支が一回りした今年になって、まさかその懐かしのトラブル対処をすることになるとは思ってもいませんでした。
同時に、その会社に入ってからもう12年も経ったことを知り、時の流れを感じました。
2020年02月10日
楽天の変遷
楽天市場に関するニュースを見ました。
なんでも、全店に一定額以上購入の場合は出店者の負担で送料を無料にする制度を作ろうとし、公取委が問題視した、とのことでした。
関連して、店舗に「罰金制度」なるものを設けている事も知りました。
20世紀末のネット通販黎明期に、当時の職場で楽天市場に出店したことがありました。
当時の本社は、東横線の急行が通過する駅から10分くらい歩いた所にある3階建てのビルでした。
創業直後ならではの活気があり、担当している社員の方も、親身にこちらのネット商売をサポートしてくれたものでした。
それが20数年経ち、日本を代表する企業の一つになったわけです。
しかしながら、中身のほうも、当時とは似ても似つかないものになってしまったようです。
もちろん、急に変わったわけではありません。それもあって、かなり前から、楽天市場では絶対にものを買わないようにしています。
また、ネット通販のやりかたを尋ねられたときも「楽天はやめといたほうがいい」と説明しているほどです。
それだけに、今回の件もさほど驚くことはありませんでした。とはいえ、かつての事を思い出し、寂しさみたいなものを感じました。
2020年02月02日
年季の入ったWin10マシン
中古のWindows10ノートパソコンを買った人から、「山田」と打とうとしたら「y0mada」と表示された、というSOSが入りました。
電話で聞いただけでは、原因について、皆目見当がつきませんでした。
しかし、機種を見た瞬間、解決しました。
そのノートパソコンは、Windows10という割には、えらく厚ぼったい形をしています。そして、テンキーがありません。
その代わりに、「M]のキーの下に青字で「0」が表示されていました。
2000年代までの中型ノートPCは、このようにテンキーがありませんでした。ひたすら計算する時など、テンキーが必要な場合は、NumLockキーを押すと、Mが0に、Jが1など、その一帯がテンキーになっていました。
今はノートでもテンキーがあるのが普通ですし、テンキーがない小型ノートにはNumLockキー自体がありません。
それもあって、この事をすっかり忘れていたのです。
持ってきた人は、このWindows10PCを数ヶ月前に買ったとのことでした。しかしながら、この仕様を見ると、作られたのは10年以上前で、入っていたOSはXPかそれ以前かと思われます。
懐かしさを感じたのと同時に、そのOSを変えて生き延びる年代物のパソコンに敬意みたいなものを感じました。
2020年01月28日
国産電機メーカー凋落の象徴
サポート切れ以来、Windows7パソコンの10へのアップデートの相談をよく受けるようになりました。
いろいろ経験して気づいたのですが、国産家電メーカーのパソコンだと、アップデートがうまくいかない傾向があるのでは、という仮説ができつつあります。
サンプルが少ないのですが、失敗したのはいずれも国産家電メーカー品だからです。
前々から、国産家電メーカー製のパソコンには余計なものが入っており、鬱陶しく思っていました。
それもあって、23年前に最初のWindowsPCを国産家電メーカーにしたのを最後に、一切買っていません。
実際、国産家電メーカーはその後、外国産に負けてどんどん撤退していきました。まだ何社か大手が作っていますが、かつての二大国産メーカーのいずれも、パソコン部門は中国PCメーカーに買収されています。
アップデートの件は偶然かもしれませんが、この凋落ぶりは、以前からの「余計なものを入れて売る方針」が祟ったのでは、と思っています。
ちなみに、このように技術で外国に負ける一方で、社内では悪質なリストラを繰り返し、それで人件費を削減して利益だけは上げています。
こんな事を続けていれば、これからも技術が衰退していく一方になるのでは、と思っています。
2020年01月22日
セキュリティの優先度と報道
Windows7のサポート切れに伴い、それに関する質問や依頼を受ける機会が増えました。
そして、ある方から、OSアップデートの依頼を受けました。
そこでパソコンを開いてみたら驚きました。いきなり、ウイルス対策ソフトの契約期限切れの表示が出たのです。
サポート切れしたOSを使い続けることにセキュリティリスクがあるのは確かです。
しかしながら、契約期限が切れたウイルス対策ソフトをそのまま使い続けるほうが、桁違いのセキュリティリスクがあります。
依頼した人も、このウイルス対策ソフトからの警告は見ているはずです。にも関わらず、それは軽視し、一方で、Windows7サポート切れに伴うリスクを過大に心配していたわけです。
もちろん、これはサポート切れに伴う買い替えを促す業界と、そこから広告をもらっている報道の影響でしょう。
いろいろな歪みを感じるとともに、依頼主に連絡し、セキュリティソフト問題を説明し、解決の依頼を受けました。
2020年01月08日
意外なきっかけで、Win7を10にする
Windows7のサポート切れが近づいています。
一台だけ、Windows7のパソコンを使い続けているのですが、それをどうするか迷っていました。一般的な選択肢は「Windows10にする」なのですが、感情的に、色々と嫌な事があります。
そのパソコンはネット閲覧とメール専用機なので、思い切って、リナックスでも入れようか、などと考えていた時期もありました。
ところが先日、知人から、Windows7を10にアップデートしたいのだが、どうすればいいのか、という電話が入ってきました。
理屈は判っていますが、実際にやったほうが説明がうまくできます。
というわけで、意外な形で結論が出て、Windows10へのアップデートを敢行しました。
一晩かかりましたが、とりあえず、一度もひっかからず、うまくいきました。
しかしながら、それを電話で説明した人が実施したら、ブルースクリーンが出て止まってしまった、との連絡がありました。
他にも、一台は成功したが、一台は失敗した、みたいな話も聞きました。
XPのときも思いましたが、サポートを終了する以上は、万全の体制で最新OSを使えるようにしてほしいものです。あれだけ儲けているのですから、そのくらい、容易にできるはずです。
目先の儲けだけではなく、利用者の事をもっと考えてほしいものだと強く思いました。