2020年12月20日

Jリーグ閉幕

 年の瀬も近い中、Jリーグの最終戦が行われました。12月には氷点下を記録した試合場もあったそうです。
 コロナ禍で開幕が遅れたなか、全試合開催する必要があったのか、気になるところです。
 ほとんど見れてはいませんでしたが、応援している愛媛FCの順位だけは気になっていました。
 途中から圧倒的に差を付けられて下から二番目に定着していました。
 J2の降格基準は年ごとにかわったり、J3のチームが持つライセンスによって変わったりもします。
 それだけに、不安にもなっていたのですが、最終戦が終わったあとに調べたら「今年はJ2からの降格はない」となっていて、ちょっと拍子抜けしました。
 まあ、最初からこれを知っていたら、週に2回、愛媛FCの成績を確認する事もなかったでしょう。それだけに、規定を最後まで見ないでおいてよかった、とも思ったりしました。
 一安心しましたが、当然、このままでは来年落ちてしまいます。来年は立て直してほしいものだと思いました。

2020年12月18日

名声を自ら汚す人

 ネットに広岡達朗氏の文章が載っていました。
 広岡氏は選手として読売の優勝に貢献し、その後、監督として万年Bクラスだったスワローズを日本一にし、さらにライオンズの黄金時代を築いた「名選手かつ名監督」です。
 しかし、その内容は読むに耐えないものでした。菅野投手や新庄剛志氏をひたすらけなすだけの「酔っ払いの管巻き」レベルの内容で、半分も読むことができませんでした。
 広岡氏の先輩で、同じく「名選手かつ名監督」だった故川上哲治氏の野球解説は、現役の選手に対し、非常にリスペクトする話をしており、非常に感心させられたものでした。
 それだけに、なぜそこも大先輩に倣わなったのか、と大変残念に思いました。

2020年10月26日

育成選手

 プロ野球のドラフト会議がありました。
 今のプロ野球はほとんどわからないのですが、指名一覧を見たら、「育成選手」を10人くらい指名していた球団がありました。
 この制度、最低年俸240万円でプロ球団に所属し、二軍以下の試合に出れる、というものです。
 年収240万円ということは月給20万円そこから税金や社会保険などを引けば、手取りは10万円台後半です。東京あたりで最低賃金でフルタイム勤務している人とさほどかわりはありません。
 もちろん、実績を挙げれば、一軍のプロとして活躍できます。中には育成で入団してから年俸3億円まで上り詰めた選手も二人ほどいます。
 しかし、それはあくまでもレアケースです。大抵は、低賃金のまま、数年で契約解除されるわけです。
 この制度が導入されたのは今世紀に入ってからです。そして今世紀に入ってから、日本は「先進国」では唯一の実質賃金が下がり続ける国になりました。
 育成選手制度が導入された当時はピンときませんでした。
 しかし、この「一球団で10人の育成選手」リストを見た時は、「賃金が下がる日本」のプロ野球版と言うべき制度だったのだな、と遅ればせながら気づきました。

2020年09月13日

偉業

 テニスの全米オープンで、大坂なおみ選手が本大会二度目の優勝を達成し、四大大会での優勝数を三に伸ばしました。
 この大会の大阪選手の活躍は毎日注目していました。これほどまでにスポーツの試合に入れ込んだのは、10数年ぶりです。
 とはいえ、テニスのことはよくわかりません。注目していたのは、大阪選手が、毎試合、黒地に人名が書かれたマスクで入場し、かつその人名が毎試合異なる、という事でした。
 そして、その人名はいずれも、警官などの不当な行為によって命を奪われたアフリカ系アメリカ人でした。

 その中の七人を選んでマスクを作ったわけです。
 仮にベスト4になる前に破れたら、すべてのマスクを見せることはできませんでした。
 また、それ以上に残っても優勝できなかったら、差別主義者やそれに親和性のある輩から散々な非難を受けたでしょう(優勝しても非難する輩もいるようですが…)
 そのような状況を自らに課し、そして実際に優勝したわけです。
 これぞまさしく「超一流のスポーツ選手」だと感銘を受けました。
 このような偉大な選手の活躍を見れたことを光栄に思いました。

2020年07月19日

助っ人

 野球を見ていたら、外国人選手の紹介で、「今年から日本に来た助っ人」という表現がありました。
 自分が子どもの頃から、大リーグから来た外国人選手には「助っ人」という表現が使われています。それが当たり前になっているのでしょう。
 しかし、昔と違い、日本にずっととどまって、FA権を取得するような大リーグ経験者も何人も出ています。
 また、20年以上前から、NPBで活躍した選手が、大リーグに渡り、主力として活躍する事例も相次いでいます。彼らの事を「助っ人」と表現する事はありません。
 にも関わらず、昔の間隔で「助っ人」という部外者的な表現をしている事には強い違和感がありました。
 昔からずっと使われてきた言葉でも、よくよく考えてみれば時代にそぐわない用語はたくさんあります。
 この「助っ人」もそれにあてはまるのでは、と思った次第です。

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