実質スタグフレーション
色々なところで、「商品の値段は据え置くが、量を減らして実質的に値上げする」というのが行われています。
1リットルの牛乳を容器変更とともに900mlにしたのがかなり話題になりました。
先日は、キットカットが同じ値段で20g減ったというツイートが話題になっていました。他にも、スーパーのパンの「ふわふわ感」が増している。要は空気が増えてスカスカになっているだけ」という指摘も見ました。
長年続く実質賃金低下で消費が減る中、このような「実質値上げ」が行われているわけです。
景気が交代する一方で、実質的に物価高のですから、実質的にはスタグフレーションが起きている、と言わざるを得ません。
本当に酷い経済になったのだと改めて実感しました。
2020年10月05日 22:11