2019年12月31日

2019年を振り返って

 結婚してから21年間、これまで、二人して病気らしい病気もせずに過ごしてきました。
 ところが、今年の8月に相方のガンが判明し、手術という運びとなりました。
 手術は成功しました。しかし、年明けからは抗がん剤治療が始まります。
 それを考えると、新しい年への期待というよりは不安ばかり頭をよぎってしまいます。
 もちろん、沈んでばかりはいられません。どんな状況のときでも、相方を助け、明るい生活を維持したいものです。
 それではみなさん、良いお年を。

2019年12月30日

中晦日

 明日は大晦日です。
 この言葉を聞いたときから、「なぜ、大晦日はあるのに、中晦日や小晦日、さらには何の接頭語もない晦日はないのだろうか」と不思議に思っていました。
 後に、毎月の末日をかつては「晦日」呼んでいたものの、その習慣が廃れて「大晦日」だけが残った、という事を知りました。
 それはともかく、やはり大晦日だけがあるのには違和感がぬぐえません。
 そういうわけで、ある時期から、自分の中だけで12月30日を「中晦日」と勝手に呼ぶことにしました。
 今日も、車を走らせながら、「さすがに中晦日なだけあって、空いているな」などと思ったりしました。
 全くもって意味のない事ですが、自分的には気に入っています。
 そうこうしつつ、明日の大晦日に向けて、鋭気を養っています。

2019年12月29日

コミケのない年末

[ 漫画 ]

 トップページ上に書いてあるように、冬コミは落選しました。
 もっとも、申し込んだ直後に相方の病気が判明し、しかも手術までかなり時間がかかったので、仮に当選しても参加は無理でした。
 そういう意味では、「運良く落選した」とも言えるでしょう。
 一時期、相方がプロの漫画家さんと合体サークルで出ていた事もあり、ここしばらく、当選し続けていました。記憶が定かではありませんが、もしかしたら今世紀に入って初めての落選かもしれません。
 相方の事も含め、色々と忙しく、一般参加もできません。
 というわけで、かなり久しぶりにコミケに行かない年末を過ごしています。
 暮れのコミケに一日も行かなかったというのは、大学受験の時以来と思われます。
 それだけにちょっと普段と違う、年末の雰囲気を感じています。
 ぜひとも、来年の今頃は、元気になった相方と一緒に、コミケに行きたいと思っています。

 

2019年12月27日

相方とクリスマス兼忘年会

 年末恒例の、相方とのクリスマス兼忘年会を行いました。
 年明けから大変な状況になるのですが、今日はその事は考えず、二人で楽しく、会話と料理を楽しみました。
 来年末も、この楽しい時間をぜひとも過ごしたいものです。それに向けて、二人でエネルギーを補給することができた、楽しい回になりました。

2019年12月26日

地元の動画撮影

 朝、家から出ると、外国から来られた観光客の方々が、動画を撮影しながら歩いていました。
 我が家の近くには、国民的アイドルの実家と言われている料理店があり、特にそのアイドルの誕生日前後であるこの時期には、その店に国内外から多くの方が訪れます。
 おそらくは、その観光客の方も、その店に「聖地巡礼」に行き、そのあと、その故郷を撮っていたのでしょう。
 運良く、自分もちょっとだけ、そのビデオカメラに入ることができました。
 アップされた際には、ぜひともその動画を見たいものです。もっとも、それを見るためにはどのような語句で検索すればいいのか、悩ましいところですが…。
 いずれにせよ、自分の家のすぐそこに「国際的観光地」がある、というのはかなり凄いことだよな、と改めて思いました。

2019年12月25日

闘病の2020年

 先日、手術を受けた相方の翔みならですが、検査の結果、年明けから抗がん剤治療を受けることになりました。
 それもあり、コミケ参加などは当分の間、お休みとなります。もちろん、ツイッターなどには、適宜、絵を上げていくので、よろしければ、翔みならのツイッターをフォローしてください。
 なお、相方がツイッターで本件を報告したところ、30人以上の方から、励ましの言葉をいただいていました。プロの漫画家さんや、プロ雀士さんなどがおり、改めて、相方が多くの人に慕われている事がわかりました。
 抗がん剤ですから、かなりきつい副作用があります。色々大変な事になるかもしれませんが、何とか、健康を取り戻してほしいと願っています。
 自分も、一番身近な存在として、可能な限りできることを頑張っていきたいと思っています。
 色々ご心配をおかけするとは思いますが、引き続き、翔みならと「つれづれの館」をよろしくお願いいたいします。

2019年12月24日

最高のプレゼント

 今日はクリスマスイブですが、仕事の関係で外泊しています。
 そこで、夜に相方に電話しました。
 先月の手術のあとも、いろいろ大変で、昨日も今後の治療について深刻な話を病院から聞きました。
 二人してかなり落ち込んでいたのですが、相方が闘病することをツイッターに投稿したら、多くの方々から励ましをいただきました。
 今日の電話ではその話をしました。皆さんの励ましを受けた相方は、かなり元気になっていました。
 それを聞いた自分も、幸せな気分になることができました。
 相方が最高のプレゼントを多くの方々からもらい、自分もそのおすそ分けにあずかった、といったところでしょうか。
 自分は敬虔な無神論者で、当然ながらクリスマスを特別視していません。
 とはいえ、今晩においては、相方が最高のクリスマスプレゼントを貰えた事を、大変うれしく思うことができました。

2019年12月23日

笑いを絶やさずに

 ちょっと深刻な事があり、相方と色々話していました。
 かなり沈んだ雰囲気になったのですが、そこに、BGMで「ロマンスの神様」が流れてきました。
 それを機に、話題を変えて、「ロマンスの神様がいるなら、ロマンスの悪魔とかもいるのかな」とぼそっと言ったら、相方は大受けでした。そこで、会話の雰囲気が変わりました。
 もちろん、それで事態が良くなったわけではありません。とはいえ、どんな大変なときでも、常に笑いと楽しさは必要ですし、それが元気を呼ぶと思っています。
 本当に大変なのは年明けですが、そこでも、常に笑いは絶やさずに行こうと強く思いました。

2019年12月22日

曇り空の冬至

 今日は冬至でした、早朝に用事があり、真っ暗ななか、外出しました。朝7時に帰宅したのですが、曇り空という事もあり、まだまだ薄暗く、朝から、冬至ならではの日の短さを堪能(?)することができました。
 夜はゆず湯に入りました。職場の人の庭になっている「完全天然物」を使ったので、香りはさほど出ませんでした。
 とはいえ、湯の中に柚子があると、年に一度の日だな、と感じます。
 というわけで、朝と晩に、冬至を堪能した一日となりました。

2019年12月21日

懐かしい人の安否

 今朝は、前職のパソコン教室元生徒さんの自宅に伺って、トラブル対処をしました。
 当時、この方の叔父さんも、自分の教室に通っておられました。
 どちらが紹介したわけではなく、偶然、二人で同じ教室に通っていたわけです。
 ただ、その叔父さんとは、教室をやめて以来、音信不通でした。また、姪である方に尋ねることもしませんでした。かなりの高齢だったので、こちらから話を振るのがちょっと不安だったのです。
 しかし、今日は、その姪である元生徒さんから、お話を伺うことができました。もう83歳ですが、現役の士業として活躍し、趣味のテニスもバリバリこなしている、という事でした。
 パソコンで困った時に、自分の助けを借りたいとおっしゃっている、という話も聞きました。
 その叔父さんは、聴覚に障がいがあったため、パソコン画面を通じた「筆談」で説明をしていました。最初、「耳が聴こえないのだが、授業ができますか」と尋ねられ、とっさにこの方法を思いついたのは、懐かしい思い出です。
 そんなことを思い出しながら、またこちらの方にも、パソコンを説明する機会がほしいものだ、と思ったりしました。

2019年12月20日

バッテリー切れ初経験

 自分の部署が管理している車を使った人から、出先でエンジンがかからなくなった、とSOSが入りました。
 色々あって、車を管理する部署の担当者になっていますが、自分自身運転歴4年弱かつ、生まれて50年間、自分自身はもちろん、24歳まで住んでいた実家でも自家用車を持っていない、というくらい自動車に疎い人間です(ちなみに実家は、自分が別居した直後に、自動車を購入しました)。
 というわけで、とりあえず、自動車に詳しい先輩に頼んで現場に行きました。経験豊富な先輩は手慣れたもので、バッテリー切れだとわかり、教習所時代に画像で見た、「救援自動車から緊急充電する」というのを初めて経験しました。
 しかしながら、無知なもので、緊急充電が終わったあと、エンジンを切ってしまい、再び緊急充電をするはめになりました。
 その後、バッテリーを交換し、一件落着しました。耳情報で知ってはいましたが、改めて、バッテリー切れというものの恐ろしさを痛感させられた日となりました。

 

2019年12月19日

「持病」が出る

 年に数回、猛烈な頭痛と吐き気に襲われます。
 今日、それがやってきました。しかも、「発作」が起きたのは運転中だったので、えらく苦労しました。何とか、無事故で終えることができましたが…。
 原因が、「疲れ」であることは、経験則でわかっています。おそらく、日頃のバタバタと、一昨日のあった精神的なものが尾を引いたの思われます。
 いずれにせよ、これは体から出たSOSなわけです。それを意識して、しっかりと休養を取らねば、と思っています。

2019年12月18日

久々に豆腐屋で豆腐を買う

 職場の近くに豆腐屋さんがあります。
 一度も行った事はなかったのですが、複数の知り合いから、「あそこのは美味しい」と言われたので、買ってみました。
 飛び抜けて美味しいわけではありませんでしたが、やはり、しっかりとした大豆の味がしました。
 改めて、スーパーで売られている豆腐には、さまざまな混ぜものがあるのだな、と実感させられました。
 味相応の値段だったので、毎回というわけにはいきませんが、週に一回くらいはここの豆腐を楽しもう、と思っています。

 ところで、昨日書いた件ですが、特に好転しませんでしたが、昨日よりは状況が良くなりました。
 まだまだ「禍」の領域を抜けることはできませんが、いつか「福」に転じる事ができるよう、頑張っていきたいと思っています。

2019年12月17日

禍福は糾える縄の如し

 昨日、ちょっといい事があって、楽しい気分で過ごせました。
 ところが、今日は一転して、深刻な事態が発生し、一気に沈んでしまいました。
 生きていると、色々とつらい気持ちになるものです。
 まあ、逆に明日になれば、またいい事が起きるかも、と思うことにしました。

2019年12月15日

跡地

 所要で市原市の施設に行きました。
 昔の地図を見ると、ジェフ市原(当時)の事務所をはじめ、さまざまな団体が活用していました。
 地理的にも、五井駅から歩いてすぐで、国道からもさほど離れていない、という至便なところです。
 ところが、今では、貸しホールが一つと、市の機関が一つはいっているだけで、あとはガラガラの「跡地」みたいになっています。
 古い建物ではあるのですが、まだまだ使えそうな感じです。
 これだけの場所を遊ばせている一方で、色々と新たな建物が造られているわけです。
 ある意味、今の世の中の矛盾を象徴するような建物だな、と思いました。

2019年12月13日

四半世紀経っても現役のセーター

 今日は飲み会がありました。上着を脱いで座ったら、向かいに座った20代の方に、「大野さん、面白いデザインのセーターを着ていますね。どこで買ったんですか?」と尋ねられました。
 そこで正直に、「25年ほど前に、新宿タカシマヤで買いました」と答えました。
 その頃の自分は、20代であるにも関わらず、ファッションセンスゼロの格好をしていました。
 それを心配してくれた、二人の妹が、新宿タカシマヤでお洒落な服を選んでくれました。今日着たセーターはその時に購入したものです。
 兄想いの妹二人には本当に感謝したものでした。それもあって、その服購入のあと、タカシマ屋の料理店で打ち上げをやったこと、そこで出たサラダにカメムシが入っていた事、それを見た妹が店員さんに「無農薬なんですね」とフォローしたことなども、四半世紀経った今でも鮮明に覚えています。
 ちなみに、妹たちの期待(?)に応え、約23年前、このセーターを着て、今の相方と「初デート」したものでした。
 そんな事を思い出しつつ、改めて、妹たちに感謝をしました。

2019年12月12日

2019年にWin8→Win8.1

 6年ほど前に、Windows8パソコンの購入代行をした当時のお客さんがいました。
 その後、あまりパソコンを使っていなかったため、あの2016年のWindows10勝手にアップデートはもちろん、Windows8.1へのアップデートすら行われていませんでした。
 そのパソコンにプリンタをセットしようとしたら、ドライバがWindows8に対応していませんでした。
 Windows8と8.1の違いなど、スタートボタンや右上×ボタンの有無くらいだと思っていました。しかし、内部構造にはかなり根本的な違いがあるようです。8.1が出てから5年以上経った今、初めて知りました。
 それにしても、買ったあと、あまり使っていなかったWindows8パソコンを8.1にアップデートする、というのは予想以上の難行でした。
 実は、これを書いている時点で、まだ終わっていません。
 パソコンをたまにしか使わない、ということに少なからぬリスクがある、という事を知り、驚かされました。

2019年12月11日

スマホで無線LAN設定

 1年ちょっとぶりに、無線LANの新規設定をしました。
 機器のパッケージを開けて最初に驚いたのは、かつてはペラ紙だった設定マニュアルが小冊子になっていたことでした。
 一瞬、この小冊子はともかく、設定マニュアルはどこにあるんだ?などと思ったものでした。
 小冊子になっていた理由は、パソコンでの設定に加えて、スマホ・タブレットでの設定方法が追加されたためでした。
 AndroidとiOSそれぞれの設定方法が掲載されており、そのため、冊子になったわけです。
 パソコンも持参していましたが、せっかくなので、スマホで設定してみました。
 マニュアル通りにやってみたら、順調にできました。また、「機内モード」の意外な価値を知ることができました。
 なかなか、パソコンやネットワークの設定する機会が減っていますが、やはりたまにはこうやって、最新の情報を得る機会が必要だな、と強く思いました。

2019年12月09日

不在通知line

 スマホを見たら、lineに大手運輸会社からの「通知メッセージ機能によるリクエスト」なるものが表示されていました。
 その会社を使っている通販を頼んだ記憶はありません。もしかしたらお歳暮なのかも、とは思いました。しかし、もし偽物でアカウント乗っ取りなどが目的なのかも、というリスクもあるので、指定されたリンクはクリックしませんでした。
 結果的にはお歳暮で、不在票の代用みたいなものだったようです。
 そして、アナログな電話連絡で再配達となりました。
 もし、lineのリンクをクリックしていたら、もっと効率がよく再配達できていたのかもしれません。
 しかしながら、たとえ有名企業の名前で来た通知でも、身に覚えのないリンクはクリックしない、というのはセキュリティの基本中の基本です。
 したがって、こちらの対処は間違っていませんし、今後、同じようなlineが来ても、同様の対処を取ろうと思っています。
 便利な機能を使うのはいいですが、セキュリティリスクのあるような使い方はすべきでないのでは、と思った一件でした。

2019年12月08日

22年契約していた業者と契約終了

 22年前、今のアパートを契約したとき、仲介した不動産屋がアパートの管理会社を兼ねていました。
 安い管理費でしたが、いい仕事をしてくれました。庭の手入れ一つ見ても、隣接するマンションがすぐ草ぼうぼうになるのに対し、こちらは定期的に手入れされていました。
 トラブルで対立した事もありましたが、なんだかんだで22年間、お世話になってきました。
 ところが、先日、管理会社が変更となるという封書が届きました。
 会社のサイトを見たところ、数年前に始めた新規事業があたり、大幅に売上が増えていました。
 そちらに力を入れるために、たいして儲からないアパート管理から手を引いた、という事なのでしょう。
 同じ会社と22年間関わり続けてきたわけです。これより長いつきあいのある企業は、24年前に口座を開設した銀行くらいでしょう。
 それだけに、付き合いがなくなる事にちょっとした寂しさも感じました。
 ぜひ、引き継いだ管理会社においても、これまでの管理品質を維持していただきたいものだと思っています。

2019年12月07日

モラル崩壊が隅々まで

 神奈川県のサーバーで使っていたHDDをリース切れでリース会社に渡し、リース会社がそれを廃棄業者にデータ削除を依頼したところ、データが削除されないまま、従業員が勝手にHDDを売りに出し、その結果大量の個人情報流出が発生しました。
 調べてみたところ、廃棄を請け負った業者はこの業界ではトップクラスの企業だとのことです。
 自分は、以前、個人事業でパソコン処理もやっていましたが、データ処理の依頼があれば、専用ソフトを使って、再現不可能な状態にしていました。
 そのくらい当たり前の事ができておらず、しかも、それを従業員がネコババして売りに出したわけです。
 あまりにも杜撰すぎる管理体制だと言わざるを得ません。
 目先の利益を上げる方法の一つとして、このような管理体制の人員削減をする、というのがあります。
 この企業に廃棄を依頼したのは富士通リースだそうですが、その富士通グループは、先日、何千人単位で、総務・経理といった管理部門のリストラを行いました。
 そういう「積み重ね」がこんな結果をもたらしたのだと思っています。
 色々なものが音を立てて崩れていっているような感じです。その元凶には、今の政治があると強く思っています。

2019年12月06日

目先の幸せと未来

 「将来の地球環境を守るために二酸化炭素などの温暖化ガス排出を減らすべき」という主張と、「そんな事より、今の経済成長が重要だ。そのためには化石燃料を燃やして利益を得る」という主張が激しく対立しています。
 自分は当然、前者の立場ですが、後者の気持ちもわからなくはありません。
 何しろ、後者の人々の住む豪邸は、温暖化ガスで海面が上昇しようと、台風が来ようと、まず被害は受けません。
 地球の気温が更に上がれば、より深刻な気象被害が発生するわけですが、その頃には、そのお金持ちたちは死んでいるから、関係ないわけです。
 にも関わらず、温暖化ガス規制に協力したら、目先の儲けが減って、贅沢な暮らしができなくなるわけです。
 だからこそ、執拗に反対するわけです。

 自分も、もう50歳ですから、生きている間に、深刻な被害を受ける可能性は相対的には低いわけです。
 しかしながら、前者の立場で、温暖化ガス削減をすべきだと主張します。
 人間誰も、いつかは死にます。そして、死んだあとに起きたことを認識する事はできません。
 とはいえ、生きている間に、自分が死んだあと、どうなるかを想像することはできます。
 そのときに、温暖化ガスの影響で、海面が上昇して島嶼国が滅亡し、気象災害が頻発して、多くの人の生活が脅かされる、などという「死後の世界」を想像しながら世を去るなどというのは惨めな生き方だと言わざるを得ません。
 一方で、温暖化ガス削減に頑張った。その結果、後世の人は安心して暮らせる、と思って世を去るのは、幸せな生き方だと思っています。
 いくら化石燃料を燃やして、多額の富を得たとしても、死ねばそれを使うことはできません。
 目先の利益を重視して温暖化ガス排出制限に反対している人たちに、その事をぜひ気づいてほしいものだ、と思ってやみません。

2019年12月05日

服の痛み具合

 軽く外食に行きました。
 席についたら、相方に服について言及されました。着ていたセーターは、23年前に、新宿タカシマヤで妹たちに選んでもらったものです。
 襟周りはちょっと傷んでいますが、それ以外は十分使えるね、と言われました。
 帰宅後、はいていたズボンについて、かなり傷んでいるね、と言われました。
 こちらは、5年くらい前に、同じ新宿タカシマヤで妹に選んでもらったものでした。別に、酷使したわけでもありません。
 同じ店で同じ人に選んでもらったのに、経年劣化に差があるわけです。
 この20数年で、洋服の作り方に変化が生じたのだろうか、と思わざるを得ませんでした。

2019年12月03日

白鵬関のかち上げと張り手

 先日の九州場所で通算43回目の優勝を果たした白鵬関に対し、2つの週刊誌が「かち上げと張り手の多用は横綱らしくない」と横綱審議委員が言ったという記事を発表しました。
 「横綱らしい」という言葉自体、かなりいい加減なものです。おそらくは、立ち会いから四つに組んで寄り切りや上手投げで勝つ相撲をいいたいのでしょう。
 しかし、それだと、今から100年くらい前に、突っ張りで圧倒的な成績を残した、横綱・太刀山関も「横綱らしくない」という事になってしまいます。
 何が「横綱らしい」かはともかく、白鵬関が相撲のルールにのっとって技を出している以上、それに文句をつけるのは筋違いです。
 ちなみに、相撲のルールでは、両手で同時に張り手を行うのは危険だから反則となっています。逆に言えば、白鵬関が得意とする片手での張り手は、相撲のルールを遵守した技であり、問題視するほうがおかしいのです。
 現在、白鵬関の優勝回数は43回で、それまでの最高記録だった32を大幅に上回っています。
 当然ながら、それだけの桁違いの優勝を果たした理由の中に、かち上げや張り手の有効活用があるわけです。
 その活用は褒められる事はあっても、けなされる事ではありません。
 どうしても相撲としておかしいというのなら、「自粛要請」でなく、ルール変更で張り手やかち上げを禁止すればいいだけの話です。彼らがそれを主張するなら、一理ある主張と言えるのですが…。
 というわけで、一連の「かち上げ・張り手批判」を見るたびに、その質の低さに呆れています。

2019年12月02日

シンクライアント

 今から10年ちょっと前に、当時勤めていた会社で、シンクライアント導入を検討した事がありました。
 当時いた会社は、非常に拠点が多く、シンクライアントにして一括管理する、というのは全社のシステムをまとめて面倒見ていた身としては、かなりありがたいものでした。
 しかも、現場のPCの記憶装置にデータが残らず、すべてデータがサーバーに残る、というのも、退職者の多い職場なだけに、管理上助かると思ったものでした。
 結局、導入費用の問題と、各拠点の通信回線の細さから断念せざるをえなかったのですが、あのときの、研究調査や、ベンダーさんとのやりとりは、今でもよく覚えています。

 そんななか、今日の国会中継で首相が「シンクライアント」について語りました。
 内容を見て驚いたのですが、「シンクライアントは端末(つまり個々のPC)」にデータが残っていない。サーバーにはデータがあるが、保存期間が切れたら削除されるので復元できない、と堂々と語っていたのです。
 その「削除されたデータ」というのは、首相や政府にとって不都合なデータです。
 それがもう復元不可能、という嘘をつこうとしているわけです。しかしながら、シンクライアントに関する知識がちょっとでもある人がこの答弁を聞けば、「間違いなくデータが復元できる」という事はすぐにわかります。
 はっきり言って、王様が街中を裸で歩き回ったに等しい「答弁」だったと思いました。
 したがって、各マスコミが、正直にこれがいかにおかしいかを報じれば、あっという間に話は片付くはずです。
 とはいえ、これまでの経験から、商業マスコミにおけるこの答弁に関する記事が「王様は立派なお召し物をまとっていました」になるのは、火を見るより明らかです。
 実際、新聞社サイトには、既にそのような「記事」が流されていました。
 改めて、今の政治とマスコミに呆れ果てました。もちろん、同時に、これを何とか変えていかねば、という闘志が湧きました。

2019年12月01日

最寄りのATMが閉鎖

 家から歩いて2分くらいのところにある、口座を持っている銀行のATMが閉鎖されました。
 22年前、ここに来たときからあったATMですが、その時点では、自分が口座を持っているのとは違う銀行でした。
 ところが、銀行の合併が続くうちに、何度か名前が変わり、14年前、ついに自分が口座を持つ銀行と合併したため、手数料なしで使えるATMになりました。
 その時の、棚ぼた的なお得感は、今でもよく覚えています。
 それ以降、非常に長い間愛用させてもらいました。
 したがって、閉鎖となったとはいえ、利便性については、合併された14年前に戻っただけとはいえます。
 そして、同じ銀行のATMは、歩いて6分のところにあるので、さほど不便になったわけではありません。
 とはいえ、長年のつきあいだっただけに、かなりの損失感がありました。
 同時に、その歩いて6分のところにあるATMの存続が不安になっています。さすがにそこが閉鎖されたら、かなりの手間がかかりますが、銀行を変えねばなるまい、と思っています。