知らぬは別に恥ではない
世の中には無数の「知識」があります。当然、すべてを知っている人はいません。
特に、新しい事をやろうとすると、絶対に「知らない事」が出てきます。
それを「知らない」というのは何ら恥ずかしいことではありません。知らないならば、これから習得すればいいだけの話です。
ところが、「自分が知らないことが相手にバレると恥」と思う傾向が一部の人にあります。
そういう人の傾向として顕著なのは、「知らない」事をひた隠しにし、中途半端な知識を寄せ集めて「知ったかぶり」をする、というのがあります。
その結果、間違った知識で物事を進めてしまい、自分のみならず、他人に迷惑をかけてしまうわけです。
このような事例が生じる原因として、「知らない」事を恥とし、場合によっては嘲笑の対象にする、という風習があります。
繰り返しになりますが、誰にでも知らない事は山程あります。その当然な事である「知らない」を批判するのではなく、「知ったかぶって迷惑をかけること」を批判する風習に変えていきたいと思っています。
2020年09月28日 22:30