2018年12月24日
エクセル日付入力で年末を感じる
エクセルで日付入力をする際、当然ながら、来年の日付を入力する事が増えました。
普通は、「12/24」みたいな感じで月から入力すればいいのですが、来年の日付を「1/4」と入力してしまうと、エクセルは杓子定規に「2018年1月4日」と登録してしまいます。
その結果、日付で計算をしていたり、曜日を自動表示させる設定だと、困った事が起きます。先程の「1/4」ですと、「1/4(金)」ではなく、「1/4(木)」と表示されてしまうのです。
そのため、わざわざ「2019/1/4」と入力しなければなりません。
毎年の事ですが、この入力をするようになりますと、「ああ、もう年が変わるのだな」と意識するようになります。
というわけで、気がつけば今年もあと一週間、やることが多くて大変ですが、なんとか無事に年を越せればと思っています。
2018年12月23日
21年間で最大の難問
最初にパソコンサポートの仕事をしたのは1997年でした。
以来21年間、色々な仕事をしましたが、量の多寡はあれども、一貫してパソコンサポートの仕事が入っています。
その間、色々苦労したり、悩んだ事はありました。
しかしながら、依頼を受けてからここ数ヶ月抱えている問題は、これまでで最も不可解なトラブルです。
今まで抱えたトラブルは、いずれもいくつか試行錯誤すれば原因だけは理解できました。しかしながら、今回のは、その原因が皆目見当つきません。
これまでの経験をたどっても、現象を分析しても、どうしてもありえない障害なのです。
おかげでかなり消耗していますが、なんとか解決したいと、色々調べている今日このごろです。
2018年12月14日
メールとデータを復旧
別々のところから、「メールが使えなくなった」「外付けHDDが見れなくなった」という復旧依頼が来ていました。
抜歯痛問題もあり、なかなか動けなかったのですが、休みを利用してまとめて対処しました。
メールのほうは、今週に入っていきなり使えなくなった、とのことでした。
とりあえず、メールソフトの設定の様々な箇所をチェックし、正常であることを確認しました。
その結果、メールソフトに問題はなく、メールサーバーの問題と結論づけました。
そして、サーバー管理者に見てもらったところ、なぜか設定が変わっていたとのことでした。
同じメールサーバーを使っている人は使えているのに、なぜかそのアドレスだけ変わっていたのです。
管理者にもおぼえはないですし、普通に考えればありえない事です。しかし、現実に起きていたのですから仕方ありません。
サーバー設定をなおしてもらい、問題は解決しました。
続いて、外付けHDDのデータ復旧をやりました。
エラーメッセージから色々と調べ、どの方法を使うか調べます。
当然、ネットから探すわけですが、重要なのは、検索順位が上だからといって、その方法が正しいとは限らない、という事です。
失敗すると、データが永久に失われてしまうので、一番リスクが低いのがどれかを調べることが重要です。
その結果、Windowsの機能を使う方法を最初に試し、それで駄目なら市販ソフト、というプランを立てました。
幸い、Windows付属の機能で問題は無事解決しました。
このタイプのデータ復旧は初めてでしたが、長年の経験を基に、正しい方法を用いることができました。
最初のメール復旧にしろ、このような原因は初めてです。そこにたどり着けたのも、これまでの障害対応が礎となっています。
改めて、蓄積というものの重要さを感じました。同時に、これまで自分に色々な事を教えてくれたかつていた会社員時代の先輩や後輩、そして若い頃にパソコンを教えてくれ、さらにパソコン教室時代に一緒に問題解決を手伝ってくれた弟に感謝しました。
2018年11月27日
パスワード必須の弊害
しばらく前から、Windowsパソコンは、パスワード設定が必須になりました。そして、特に設定をしないと、パスワードを入力しないとパソコンに入れなくなっています。
セキュリティ強化が目的なのはわかりますが、果たしてどのくらいの効果があるのでしょうか。
あまり複雑なものにすると、しばらくパソコンを使っていないと忘れて入れなくなってしまいます。先日も、そのようなSOSが来ました。
本人は忘れる一方で、高度な解析ツールを使えば、短時間で破れてしまいます。そう考えると、いったい何のためにパスワードがあるのだろうか、と思えてきてしまいます。
もちろん、一定以上の強度を持つパスワードを適切に管理するのが最善である事は確かです。しかし、それができない人が多数存在する、という前提をもっと重視した設計が必要なのでは、と思っています。
2018年11月23日
コメント機能の謎
FBでストーカーとしか言いようがないコメントを送られ続けた人が、仕事をやめざるを得なくなった、という話を見ました。
ツイッターもそうですが、SNSにおいて、「コメントそのものを入れられなくする」という設定はできません。ただ、迷惑なコメントをする人を接触不可にしたり、接触はできてもコメントを見れなくする機能しか用意されていません。
ブログにおいては、当初はコメントが前提となっていました。しかしながら、それによって迷惑コメントが横行したために、コメント制限機能が充実しました。その結果、当初は少なかった「コメント不可のブログ」が一般的になりもしました。
ところが、SNSにおいては、そのような流れはいまだにおきていません。
その結果、利用者に多大なストレスを与えたり、仕事に悪影響を及ぼしたりしているわけです。
そのような現状を鑑みれば、コメント自体を受け付けない設定、というのはかなり需要が高いと思うのですが…。
逆に言えば、そのあたりの要望に応えるSNSができれば、今の勢力図を大きく変える可能性もあるのでは、と思っています。
2018年11月18日
国を挙げて「IT後進国」を目指す?
サイバーセキュリティ担当大臣がパソコンを全然使えず、USBが何だか知らない、という事が国際的なニュースになっています。
それだけでも、十分、日本政府のIT関係の「後進ぶり」が出ていて恥ずかしい限りです。
それに追い打ちをかけるような発表が先日ありました。
外国から来た技能実習生制度に関する問題について、当初政府が発表したアンケートの数字が捏造だった事が明らかになりました。
それがバレた時の言い訳が「データをエクセルで集計する際に、コピーアンドペーストでミスをあった」というものでした。
しかしながら、その数字の狂いは、どんなコピーアンドペーストのミスでも発生しません。ちょっとエクセルを使っていれば誰でもわかることです。
にも関わらず、その虚偽説明に対する報道陣のツッコミは見受けられませんでした。あまりにもあほらしすぎるというのもあるのかもしれません。
しかし、これが通ったら、「どんな意図的な捏造も、PC操作上のミス」と強弁すれば通ってしまう、という事になりかねません。
実際、ここまでひどくはなくても、「IT」やPCを持ち出してごまかすような回答を公職にいる人がする、という事例は一度ならず見ています。
冒頭の大臣の件もそうですが、なんでここまで、コンピュータとかネットワークとかに対して、舐めた事ができるのか、と呆れています。
まさかと思いますが、国策として「世界に名だたるIT後進国」を目指しているのだろうか、とまで思ってしまいました。
2018年10月31日
Windows7サポート切れ
あと1年数ヶ月でマイクロソフトがWindows7のサポートを打ち切ります。
来年の今頃は、これに関連していろいろと騒ぎになっている事でしょう。
我が家のPCはWindows8なので、他人事のように感じています。ただ、OSの出来から言えば、明らかにWindows7>>>>Windows8・10です。
数年前のWindowsXPサポート切れの際には、Windows7があったから問題はありませんでした。しかしながら、現時点では、当時のWindows7にあたるOSはありません。
それだけに、XPのサポート切れの時よりも、より多くの不評が来るのでは、と思っています。
対応策としては、Windows8・10の改悪を元にもどした、Windows7に近いインターフェイスの新Windowsを作るくらいしかありません。
それをマイクロソフトがやるかどうか、非常に気になっています。
2018年10月24日
保護されていない接続
しばらく前から、SSLを使っていないサイトを表示すると、ブラウザに「保護されていない接続」という警告が目立つように出てくるようになりました。
別に、クレジットカード番号などの重要な個人情報を入力する事がなければ、SSLの有無は関係ありません。たとえば、この「つれづれの館」を「保護されていない接続」で閲覧しても、何らリスクはないわけです。
それだけに、なぜブラウザがこの「保護されていない接続」表示にこだわるのか今ひとつ分かりません。SSLのないサイトに個人情報を打ち込んで被害が生じた場合に、ブラウザ制作会社の責任を回避するためなのだろうか、などと思っています。
なお、この「つれづれの館」は、サイトを構築する仕組みが古く、SSL接続で閲覧すると、表示が見づらくなります。したがいまして、当面の間、アドレスの隣に「保護されていない通信」と表示され続けます。ただし、先述したように、何らリスクはないのでご安心願います。
2018年10月15日
トラブルで昔を思い出す
特定のサイトが自宅からだと閲覧ができない、というトラブルの相談を受けました。
ネットで検索しても類似の事例がなく、かなり特殊なケースのようです。
サイトのアドレスを打ち込むと、該当するサイトが表示される、というのは一見、当然のことにように思えます。
しかし、実はその間に、見えないところで、アドレスと実際のサイトを結びつける作業が行われています。専門用語ではDNSといいます。
10年ちょっと前にやっていた仕事で、このDNSに関するトラブルが起き、その場しのぎではありますが、解決手段を講じた事がありました。
ただ、10年以上前の話なので、そのやり方はすっかり忘れてしまっています。まあ、ちょっとでもヒントがあれば思い出せるのですが…。
そんなことに悩みつつ、解決案を模索しています。
2018年10月13日
FBでチェーンメール
FBにチェーンメールが来ていました。
ご丁寧に「このメッセージを指でおさえてボタンをタッチしてください」などと、スマホで転送する方法について、懇切丁寧に説明してあります。
送ってきた人が誰かに騙されたのか、変なものを踏んで本人が意識しないうちにやったのかは分かりません。
そういえば、インターネットが普及し始めた1990年代後半に、こういうのがよく回ってきたものだったな、と懐かしんだりしました。
アナログ時代の「不幸の手紙」まで遡れば半世紀くらい続く「伝統」でしょうか。
いずれにせよ、困ったものですね。たまには「発信源」が特定され、迷惑メールの責任を取るような事があってもいいのでは、などと思いました。
2018年10月08日
AI置き換え論議の謎
最近よく「AIへの置き換えで、○○という仕事はなくなるだろうり、その要員はいらなくなるだろう」という言説を見ます。
AIの先端でどのような研究が行われているかの知識はありません。とはいえ、事務仕事などにあてはめて考えれば、これが本当かどうかはかなり疑問です。
これまでも、ICT関連の発展は、様々な形で仕事に影響を与えてきました。しかし、そのおかげでなくなった仕事などどれだけあったでしょうか。
たとえば、Excelの登場で、「手書きで表を作って数字を書き込み、その数値を電卓で計算して、結果を表に書き込む」という業務はなくなりました。
しかし、だからと言って、「Excelの普及が原因で失業した」などという人が出た、などという話を聞いたことはありません。
他にも、電子メールやグループウェアなど、これまで行われていた業務を大幅に短縮できる物は多数出ました。これらも同様に、「それによって仕事を奪われた人」など発生していません。
AIだって同じコンピュータシステムです。にも関わらず、人間一人ぶんの仕事をまるまる代行し、それをやっていた人間が用済みになる、という事があるとは到底思えないのですが・・・。
当然、AIを導入するほうとしては、「投資してAIを導入したぶん、人件費を削って利益を増やそう」という思惑があるわけです。
しかし、それは人を働かせて儲ける立場の理屈であり、働く人が受け入れるべき理屈ではありません。
それを考えると、この「AIに仕事が奪われる」という経営者やマスコミの主張の正体が分かるのでは、と思っています。
2018年09月22日
中古PCをネットワークに
既存のPCをスタンドアロンで運用していたところに、一台、中古PCをを加えてネットワークを構築しました。
物理的には、スイッチングHUBで二台のパソコンとプリンタをつなげただけです。
しかしながら、設定した当日は、共有設定などが全然有効にならず、ちょっと困りました。
ただ、さほど焦ることはありませんでした。これまで、似たような事を長年やっていました。その経験から、「最初うまくいかなくても、何日か経てばなんとかなる」と思ったからです。
実際、少しずつ、共有がうまくいくようになり、最終的には、当初の予定通りのネットワークとなりました。
既存のパソコンと新品のパソコンを繋げるというのは、何度もやっていました。そのときも似たような事が多々ありました。それゆえ、中古パソコンでも同じ事になるだろう、と思ったわけです。
本当は理論的になぜこうなるかを理解せねばならないところではあります。ただ、これまでもこの「技術」で何十回もネットワークを組んできたので、とりあえずこれでいいよな、と思うことにしています。
2018年09月17日
ネット「炎上」と燃やす人
ネットで愛読している二人の方が相次いで「炎上」しました。
別に、その方々が不適切な発言をしたわけではありません。
その立場にある人として、当然の事を発信しただけの話です。
それに難癖をつける人が出てきて「炎上」騒ぎになりました。すると、この二件のいずれも、それに便乗して、事実と異なる発信をして、「炎上」を広めようとする人が現れました。
さらに、元の投稿を調べもせずに、その事実と異なる発信を前提に、「炎上」騒ぎに加わる人まで現れました。
これまであまり「炎上」と言っても他人事みたいなところがありましたが、ネット上とはいえ、普段からよく知っている人が被害を受けただけに他人事とは思えませんでした。
同時に、「炎上」をたきつけようとする、「火のないところに放火する」としか言いようのない人々がいることの不気味さを痛感させられました。
2018年09月13日
ネット独特の表現方法
ネット独特の表現というのがいろいろあります。
Windows登場前からあった「顔文字」や、日本独特の「ガラケー」とともに発達したらしい「絵文字」などが代表的でしょう。他にも、SNSができてからの「○○なう」などという言葉遣いもネット独特の表現と言えそうです。
しかしながら、自分はパソコン通信を始めた20数年前にちょっと顔文字を使ったような記憶はあります。しかし、すぐに辞めてしまい、それ以降は、全然使っていません。
そのため、意味もわからりません。たまに顔文字付きのメッセージをもらいますが、「これは何を意味するのだろうか?」と悩んだ事もあります。
まあ、あって困るものではないと思いますが、使わなくて困るものでもありません。というわけで、これからも、顔文字や独特の表現の意味を理解できずに「ネット生活」を送る日々を続けようと思っています。
2018年08月27日
便利だけれど使いすぎると…
しばらく前から、「いらすとや」というフリー素材サイトの絵を使った宣伝物を非常によく見るようになりました。
確かに、多種多様のイラストが無料で使えるので、宣伝物に入れるのには非常に便利です。
しかしながら、皆がそれを使うようになった結果、発行元も宣伝目的も異なる宣伝物に、同じ絵柄のイラストが掲載されている、という現象が起きています。その結果、没個性的になっています。
せめて、メインイラストくらいは、きちんと費用を払ってプロに頼むべきではないでしょうか。宣伝物のためにも、イラスト文化のためにも、「いらすとや」に頼る風潮は何とかすべきでは、と思いました。
2018年08月12日
いつの間にか変わっていた常識
パソコン用のヘッドホンが壊れました。そこで、代わりを購入しました。
早速、パソコンにつけたのですが、長さが全然足りません。
いま自分が使っているPCは、タワー型で、差込口は全て後ろにあります。
しかしながら、今売られているパソコンのほとんどがノートで、数少ないデスクトップも、前面に差込口があります。
その結果、長さが1mしかなく、全然届かなかったのです。
かつては、背面に差込口があるのが当たり前で、ヘッドホンやイヤホンのコード長はそれにあわせたものでした。
自分がハードウェアに強い関心を持ち、自作などしていた頃は、前面の差込口など存在しませんでした。
思い起こせば、その自作からもう15年も経っています。改めて、時代の変化を感じました。
なお、調べてみたら、オーディオ延長ケーブルは売られていました。とりあえず、それを購入し、ことなきをえました。
2018年07月29日
正しい情報かもしれないが…
匿名の「自称医者」というツイッターアカウントが、「有名な医師に聞いた熱中症対策」というツイートをして、3万人くらいにリツイートされていました。
書いてある事自体は、自分もやっている熱中症対策であり、多分間違ってはいないと思います。
ただ、これを書いた人が本当に医者である保証も、その説が医学的に正しいという保証もツイートのどこを見てもありません。
もちろん、自分も、体感的にそうなのかも、とは思っています。とはいえ、このような不確かな情報を、安易に広めるというのはいかがなものかと思いました。
これが広まるなら、「一見、本当のように見えるニセ医学情報」だって何万人がリツイートする可能性があるわけです。
実際、自分の本業とするジャンルでは、あからさまな嘘が何万リツイートされている、というのを見たことがありました。
「リテラシー」というものの重要性を改めて感じさせられた一件でした。
2018年07月06日
計算式を修正
以前から使われていたエクセル集計表の不具合を、合間を見て直しています。
幸い、業務知識が豊富な人と組んで行えることになり、その人の意見を取り入れながら、問題点の解決に一歩一歩進んでいます。
その際に、これまで半ば無意識に使っていた項目やその計算式の問題などが浮かんできました。
それを一つずつ潰していき、不具合が解消されるという瞬間は、本当に楽しいものです。
この調子で、なんとか近いうちに「完全版」を完成させたいものだと思っています。
2018年07月02日
紙から電子版へ
四半世紀愛読している新聞が、遅ればせながら本日より電子版をはじめました。
早速登録したのですが、思った以上に利便性が高く、これなら、多くの人が紙の新聞から乗り換えるだろうな、などと思いました。
一通り読んだ後、明日発売される雑誌をネット注文しました。地元に本屋がなく、またコンビニにも置かれなくなったので、ネットで買わざるを得なくなったのです。
すると、そちらも今月から電子版が始まっていました。値段も安く、ポイント還元率も高いなどと、販売元も力を入れています。
こちらとしては、安い上に、受け取る手間もなく、場所もくわないので、願ったり叶ったりです。
というわけで、長年愛読している新聞・雑誌のいずれもが、今月から「電子化」される事になりました。
色々な意味で、時代の流れを感じさせられました。
2018年06月19日
IoTの必要性
家電をインターネットにつなぐ「IoT」がよくニュースになっています。AIと並んで、今後の経済において重要な役割を担う、などとも言われています。
しかし、率直に言って、導入するメリットより、セキュリティに関するデメリットのほうが高い、としか思えません。
確かに、駅についた時にスマホで操作して自宅の空調を入れる、という事ができれば便利ではあります。しかし、自宅のネットワークに外から入れるようセキュリティを弱めてまで導入する必要があるとは到底思えません。
そこからネットワークに侵入される危険性が生じ、さまざまなリスク対策を取る手間を考えると、多少の便利さなど吹っ飛んでしまいます。
何かの事情でどうしても導入せざるをえない、となったら、別に一本回線を引いて、パソコンで使っているのと切り離したネットワークで使わざるをえない、というふうに思っています。
いずれにせよ、利便性により危険性のほうが大幅に高いと言わざるを得ませんね。
2018年06月06日
バージョンアップに伴う退化
ワード2016を使っている人から、図形の「吹き出し」で先端部分の形を変えようとしても、その部分にレイアウトオプションの小窓が出てしまい、変更できない、という問い合わせがありました。
パソコン教室をやっていた時に、出たばっかりのワード2016を入れて、そのようなトラブルがあった事をかすかに覚えています。
その時の事を思い出し、「一旦、吹き出しを回転ハンドルで向きを変え、そこで表示される黄色い点をドラッグする」という方法で解決しました。
確かに、ワードで画像や図形を扱う際に、レイアウトオプションは非常に重要です。それを意識して、このような形で強制的にレイアウトオプションを表示させるようにしたのでしょう。
その結果、吹き出しの先端変更において重要な問題が生じたわけです。
率直に言ってバグだとしか言いようがありません。当時、その「改悪」に驚きました。そして、それが判明してから2年半近く経っているのに、いまだに改善されていない事に改めて驚きました。
ワードやエクセルが2003から2007になった時、最初は戸惑いましたが、後から見れば、画期的な改善だったと評価することができました。そして、2007から2010へのバージョンアップも全画像選択が不可能になったという退化を除けば、まあ妥当な進化だったと思うことができました。
しかし、2013さらには2016を触った限り、進化でない退化ではないか、と思う点が少なくありません。
今回のバグ並びに、それが一向に改良されていないのも、その象徴だな、と思いました。
2018年06月03日
メール返信文をAIが用意する時代
あるメールをGメールで受信しました。
しばらく前から、Gメールには、相手からのメール文章を解析して、それに対応した返信文を用意する、という機能がついています。
それを押すだけで返信を完了させることも可能です。
ただ、それだと相手に失礼なので、自分は使わないようにしています。
そんななか、今回も三択の「推奨回答」が出ました。ただ、そのうちの一つは、ちょっと問題のある文面でした。
過去の関係者とのやりとりをもとに、その回答例を用意したのでしょう。しかし、万が一それを選択してしまっては、人間関係の悪化を招きかねない、という文章です。
送信者のみならず、繋がっている人とのやりとりまで解析して、そのような文案を用意してきた事に驚きました。
同時に、うかつに選んでしまうと大変な事になるものを用意したところに、まだまだAIの未発達みたいなものを感じました。
いずれにせよ、当初の理由であった「相手に失礼」に、「人間関係を悪化させるリスク」が加わったわけです。
それゆえに、今後とも、このGメールが用意した返信文を使う機能は絶対に使うまいと強く思いました。
2018年05月24日
WindowsUpdateのおかげで悪戦苦闘
久々に新規パソコンの設定を頼まれました。
依頼主の事務所に出向いて作業したのですが、2時間ほどかかり、終わり際に「悪戦苦闘してますね」と言われました。
しかしながら、別に何か想定外の事が起きたわけではありません。パソコンの初期設定からはじまり、ウイルス対策ソフト・オフィスソフトのインストール、さらにはプリンタやブラウザの設定まで、滞りなく行えました。
にも関わらずなぜそんなに時間がかかったかというと、WindowsUpdateが終わらなかったからです。
Windowsの初期設定が終わった直後にダウンロードは始まり、ついで、インストールが始まりました。2時間経過した時点で、このインストールがまだ90%しか終わっていなかったのです。
部屋にいられる時間に限りがあったので、結局、パソコンをつけっぱなしにして帰りました。これでは、脇で見ている人に「悪戦苦闘」と言われるのも当然です。
今に始まった事ではないのですが、WindowsUpdateがはじまると、パソコンの電源を切ることができません。そのため、色々と困ることが生じます。
いい加減、「WindowsUpdate中に電源を切っても問題が起きず、次に起動した時に、作業を再開する」という機能を開発してほしいものだと強く思いました。
2018年04月14日
不思議な写真を見たら合成と思え
フェイスブックを見たら、人間の何倍もの大きさの蛇が写った写真がシェアされていました。
もはや定番なので「合成だろうな」と思ってコメントを見たら、やはり「これは合成ですよ」と指摘していた人がいました。
今の時代、誰でも簡単にこのような「ウソ写真」が作れます。それだけに、ありえない写真を見たら、まずは「合成では?」と疑ってかかる必要があります。
もちろん、なかには本物の写真もあるのですが、その確認も検索をかければ、すぐにすることができます。
「とりあえず疑わねばならない」というのも世知辛い話ではあります。変える必要があるとは思いますが、当面の間は、これしか対処法はありません。
2018年04月03日
余計なお世話
今年から、グーグルよりスマホにスポーツの経過や結果がプッシュ送信されるようになりました。
千葉に本拠地を置いているチームですが、グーグルにそのチームを登録した事はありません。どうやら、居住地をもとに勝手に判断して情報を送りつけてきたようです。
しかしながら、今の自分は、そのチームに対し、何ら好意は持っていません。そのため、画面に表示されるたびに、不快な気分になりました。
いろいろと設定を修正したのですが、プッシュ送信は止まりません。おかげで、かなり不快な気分になりました。
翌日になったら止まったので、どうやら設定変更の反映に時間がかかっていたようです。
居住地だけで勝手に他人の好みを決めつけて、見たくもない情報を送りつけられる、というのはかなり不快でした。
もっとも。AIがさらに進化すれば、本当に自分の閲覧履歴やメールを分析して、自分が本当に興味があるものばかりプッシュ送信してきてしまうようになるわけです。
それはそれでまた不気味ではあります。というわけで、「未熟なAIによるプッシュ送信だった。まだまだAIに自分の内面を把握されていなくてよかった」と思うことにしました。
2018年03月16日
ITをダシにすればごまかせるという風潮
いわゆる「IT革命」が起きてから20年近く経ちます。しかしながら、相変わらず、コンピュータ関係の話しを持ち出せば、相手を煙に巻けると思っている人が多々存在します。
先日もあるニュースで、お役所が「先日、存在しないと言ったデータが発見された。個人が業務で使っているパソコンの深いフォルダ階層の場所に保存されており、何度もクリックしないと開けなかった(だから気づかなかった)」などという言い訳を見ました。
しかしながら、そんなもの、Windows付属の検索機能を使えば、一瞬で引っ張り出すことができます。フォルダ階層など、全く関係はありません。
ちょっと専門的知識があればすぐに分かることです。にも関わらず、このように、事実と異なっていても「IT」を持ち出せば、ごまかすことができる、という風潮には呆れています。
2018年03月15日
遠隔会議
遠隔会議に参加しました。
5人前後の小規模な会議に、スマホのスカイプで加わる、という形になりました。
会話に入るタイミングが難しいなどの問題点はありましたが、現地に行かずに話し合いに参加できる、というのはやはり便利だなと思いました。
10年近く前、、一度だけですが、取引先の遠隔会議に参加した事もありました。ただ、その時は、自分はメインの会議室にいて、そこから離れたところにいる人が、ネットを介して参加する、という設定でした。
その時の事を懐かしく思うと同時に、遠くの人から話を聞くのと、遠くの人として話をするのは大きく違うな、などと思ったりもしました。
また機会があったらやってみたいものです。
2018年02月09日
久々にワードプレスをいじる
ひょんな事から、ワードプレスで作成したサイトのデザインリニューアルと更新を依頼されました。
ワードプレスは日常的に使っていますが、その内容は記事の更新だけで、デザインや設定に触る事はありません。
前回、デザインをやったのは、市長選の時に選挙用サイトを造った時以来で、約1年ぶりになります。
1年も触らないと、「この操作をするためのメニューは何だったっけ」みたいな感じで忘れてしまった事も多少はありました。しかしながら、しばらくしたら、思い出し、なんとか作業できました。
やはり、定期的に触らないと忘れてしまいます。本業が忙しいのでみっちりやるのは無理ですが、年に1~2回くらいは、このような作業もし続けたいものだと思いました。