洗い物と油
結婚してから22年間、料理は相方が、洗い物は自分が、という役割分担になっています。
結婚する直前の四年間は、今はなき弟と二人暮らしをしていたのですが、その時も、弟が料理担当で自分が洗い物担当でした。
というわけで、かれこれ26年以上、洗い物の担当をしているわけです。
洗い物で、一番苦戦させられるのは、やはり油汚れです。
特に自分は合成洗剤が嫌いで、石鹸で洗うので、うまくやらないと、油が残ってしまいます。
そのために、事前に石鹸水につけた上で、力をいれて洗うなど、さまざまな苦心をしています。
今日もそうだったのですが、油汚れを落としながら、「ほんのちょっと前は、油で焼いた餃子を美味しく食べていたんだよな、という考えがふと頭をよぎりました。
当然といえば当然の話ですが、ついさっきまで美味しく食べていたものの一部を食器や調理器具から落とすために頑張っているわけです。
もちろん、美味しく食べるのは、食べ終わったあとの洗い物をきちんとやることが前提であり、2つは切り離せません。
とはいえ、今更ながらこの事を意識し、面白いと思いました。
2020年05月31日 23:19