2019年10月14日

山梨に旅立てない「あずさ」

 近所の電車車庫に「あずさ」が止まっていました。
 「あずさ」は夜に千葉に来て、朝7時には山梨に向かって千葉を出る電車なのに、なんで今ここにいるのだろうか、と一瞬疑問に思いました。
 そして、中央線が台風で重大な被害を受けて運休中だという事を思い出しました。
 その結果、本来走るべき山梨や長野に行けず、幕張本郷で暇を持て余しているわけです。
 それを思うと、車庫に佇む「あずさ」には哀愁みたいなものを感じました。
 中央線をはじめとする全国各地の災害が一日も早く復旧し、早く、この「あずさ」も本来の活躍場所に戻れることを願っています。

2019年09月07日

かつての通勤路線で事故

 京急で踏切事故が起きました。
 実は、13年ほど前、この事故現場を毎日通勤していた時期がありました。
 一ヶ月ちょっとだけだったのですが、当時の職場が神奈川新町駅近くにあるサポートセンターに人を出しており、一時的に欠員が生じたため、その代役としてここまで通っていたのです。
 横浜で働く、というのは初めての経験でした。また、担当の人といい信頼関係を築くことができたのも、いい思い出です。
 それだけに、あの駅の手前で大事故が起きた、というのは他人事とは思えませんでした。
 いろいろな情報を見る限り、高速運転を優先して、安全確保をおざなりにしていたのでは、というように思えてきます。
 何度も書いていることですが、鉄道会社の利益を安全より優先する姿勢は大問題です。
 そこが改まらない限り、また同じような悲劇が起きるのでは、と気になりました。

2019年06月14日

40数年ぶりの上野動物園とモノレール

 昨日の続きですが、上野の美術館で写真展に行ったあと、隣接する上野動物園に行きました。
 半世紀近く関東に住んでいるのですが、上野公園とは縁遠く、今回が三回目くらいです。
 動物園に行ったのは45年ぶりくらいの事でした。
 正門から入ったら、いきなり大行列がありました。パンダを観るための行列で、60分待ちと書かれていました。相方はパンダを楽しみにしていたのですが、さすがに並ぶ気力は起きなかったようです。
 色々見たあと、西園行きのモノレール乗り場にたどり着きました。
 これに乗るのも、当然ながら45年ぶりです。
 「上野式」と呼ばれる、世界で唯一という特殊な形式のもので、何より面白いのが、完全に左右非対称だという事です。
 車両とレールを繋げる鉄アームは片方にしかついていません。また、乗降扉も片方にしかありません。
 そのため、東園駅から乗る時は、改札側のホームに扉がないので、わざわざモノレールの前を横切って、乗車ホームに行かねばなりません。
 鉄道が走る場所を歩行者が横切るのですから、定義的には「構内踏切」になります。他に「踏切」があるモノレールなどあるのだろうか、とちょっと驚きました。
 1分30秒で次の駅でかつ終点である「西園」駅に着きます。ただ、その間、森の中を走ったり、高いところから道路を横切り、車窓には不忍池が見えるなど、なかなか変化に富んだ車窓風景でした。
 残念な事に、今年の11月で老朽化により、一時休止となり、その後の再開は未定とのことです。貴重かつ面白いモノレールなので、ぜひとも継続運行してほしいものだと強く思いました。
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2019年06月07日

高齢者運転事故報道への疑問

 なんか連日、80代の運転手による交通事故が報じられています。
 先刻もネットニュースを見たら、どこにでもあるような交通事故を報じていました。これがニュースになるということは、おそらく、と思って詳細を読んだら、案の定、事故を起こした運転手は80代の人でした。
 以前よりはかなり減ったとは言え、交通事故は毎日どこかで発生しています。今年の千葉県だけを見ても、7千件以上発生し、61人が亡くなっています。1ヶ月に10人以上亡くなっているわけです。
 それだけ普遍的なものなのに、ことさら高齢者が運転していた場合だけを大きく報道するというのは、いかがなものでしょうか。

 だいたい、事故を起こした80代の方々は好きで運転しているのでしょうか。
 日本の公共交通は削減される一方で、鉄道もバスも大幅に減りました。
 そんな状況だからこそ、運転せざるを得ない高齢者が増えているのではないでしょうか。
 しかしながら、高齢者が運転した事による事故をことさら大きく取り上げるマスコミのなかで、「高齢者が安心して免許返納できるように、公共交通を充実させるべき」などという記事を出すのは見たことがありません。ただひたすら、高齢者が運転することを批判するだけです。
 そのような、さまざまな全体像を報じずに、「高齢者運転事故」ばかりを取り上げる報道には心底呆れています。

2019年04月14日

都内の駅構造を忘れる

 今日は所要で蒲田に行き、続いて新宿に行きました。
 蒲田から京浜東北で品川に出て、そこから山手線に乗り換えました。
 続く大崎で埼京線に乗り換えようと思ったのですが、「確か、埼京線の大崎駅は、山手線ホームの南にあったはずだ」と思い、最後尾に乗りました。
 ところが、乗り換え階段は編成の真ん中あたりにありました。前に大崎で乗り換えてからかなり時間が経ってはいました。とはいえ、ここまで忘れるとは思ってもいませんでした。
 さらに、埼京線で新宿で降りたのですが、地下街にある店に行こうとしたのに、なぜか南口の階段を登ってしまいました。
 埼京線の大宮寄り先頭車両に乗ったのですが、降りたら目の前に登り階段があったので、つい登ってしまったのです。
 上に着いてから、「いや、ホームの端には地下行きの階段があったはずだ」と思い出し、再び階段を降りる、という間抜けな事をやってしまいました。
 都内での乗り換えはかなり研究したものです。しかし、どんな知識も、使わないと衰えるのだな、と再認識させられた一日となりました。

2019年04月11日

貨物コンテナの中を見る

 要らなくなった書類を、回収業者さんのところに捨てに行きました。
 するとそこに、鉄道貨物コンテナがトラックに積まれていました。
 この事業所で整理した古紙を積んで、それを鉄道でどこかに運ぶようです。
 その積むところを見ることができました。
 子供の頃から貨物コンテナは何百回も見てきましたが、中を見るのは初めてです。
 そして、コンテナの中は板張りになっていました。
 その外観から、てっきり中も金属だと思いこんでいただけに、かなり驚かされました。
 改めて、世の中にはまだまだ知らないことがたくさんあるのだな、と思いました。

2019年03月28日

相鉄と湘南新宿ラインが半年後に直通運転

 横浜にある相模鉄道と、湘南新宿ラインが今年の秋から直通運転を始める、というニュースを見ました。
 工事が始まったのはずっと前から知ってはいました。ただ、もう半年後の話だとは思っておらず、ちょっと驚きました。
 相鉄沿線に行く用事はないので、自分にとっては何ら関係ありません。
 ただ、この線路は、総武快速線も使います。したがって、もしこの直通運転でトラブルがあれば、総武快速線にも影響が生じる可能性があるので、全くもって他人事、というわけではありません。
 一愛好家としては、新しい路線ができるのは楽しみではあります。ただ、運行管理する人にとっては、さらに手間が増えるのだろうな、とも思いました。

2019年03月18日

ホームライナー廃止

 総武線のダイヤ改正が行われました。その結果、夜に東京や新宿から千葉に行っていた「ホームライナー千葉」が廃止されました。
 都内で働いていたときは、この列車を愛用したものでした。
 確実に座れる上にリクライニングシートで、たまに運がいいと追加料金なしでグリーン車に乗れました。
 それだけに、たまに仕事が長引いたときに500円払って乗る価値は十分にあると思っていました。

 特に思い出に残っているのは、13年前に最初の転職をしたときでした。
 最後の日の仕事を終え、職場の仲間に別れを告げたあと、ホームライナーに乗り、これからの事をいろいろ考えた事は、今でもよく覚えています。
 その後、地元で働くようになってからご無沙汰となりました。ただ、たまに駅などでみかけると、かなり空いており、「これも長引く不況の影響か?」などと思ったりしたものでした。
 今となっては使う必要のない列車なので、なくなっても自分の生活には何一つ影響はありません。
 とはいえ、長年愛用していた列車なだけに、廃止を知ったときは寂しいものがありました。

2019年02月16日

幕張駅に特急

 幕張駅前を通ったら、ホームに特急電車が止まっていました。
 同じ幕張でも、京葉線の海浜幕張駅は特急停車駅です。
 しかしながら、総武線の幕張駅は特急どころか快速も通過する駅です。
 そういう事もあり、回送だとは分かっているのですが、ちょっと驚きました。
 ちなみにこの特急が停まっている幕張駅2・3番線ホームはほとんど使われていません。日頃から、ちょっと勿体無いと思っています。
 それだけに、何か目的があって特急電車を止めたのならいいのだが、などと思ったりもしました。
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2019年02月04日

久々の京成千原線

 仕事で京成千原線に乗りました。
 かつては千葉急行鉄道という別会社だったのですが、経営破綻して京成に吸収合併された路線です。
 24年前、千葉急行鉄道として、ちはら台まで全線開通した初日に、当時住んでいた東京都中野区からはるばる乗りに行ったものでした。
 あのときは、20数年後に仕事で乗るようになるなどとは夢にも思っていませんでした。
 この路線は単線ですが、複線を設置する場所は用意されています。しかしながら、おそらくは永久に複線化されることはないでしょう。
 その線路のない路盤や、上りホームとして作られながら、一度も客が利用したことのない千葉寺駅のホームなどをみていると、なんとも言えない哀愁を感じさせられました。

2019年02月01日

「えきから時刻表」終了

 ぐるなびがやっている「えきから時刻表」というサービスが終わるというニュースを見ました。
 これは非常に便利なサービスで、各駅の発車時刻表はもちろん、その路線の時刻表まで無料で見れる、というものでした。
 電車に乗る時、これがあれば全て間に合うので、紙の時刻表を買うのをやめてしまったほどでした。
 ただ、他の人もそうでしょうが、時刻表を見るだけで、サイト内にある広告をクリックする事など一切ありませんでした。
 ダイヤ改正のたびに修正をするような手間がある上に、利益が少ないとなれば終了も仕方ないのかもしれません。
 残念に思いますが、こちらが一円も払っていないのですから、仕方ないとも言えます。
 そして、残念さと同時に、久々に紙の時刻表を買う事の楽しさみたいなものを感じたりもしました。

2019年01月25日

重要なスポット

 後乗りのバスの場合、後ろの扉から乗る時に、ICカードを読み取り機にかざします。
 これをやらないと、始発からの運賃を取られてしまいます。
 ところが、先日乗ったバスでは、その読み取り機の前に立ちはだかっている人がいました。「どいてください」とも言いづらかったので、ちょっとしたスキ(?)をついて読み取り機にかざしました。自分は体が大きいからできたわけですが、子供さんとか小柄な人だったら、かざせなかったのでは、と思いました。
 後扉の前は立ち止まり禁止になっており、そこにいるとセンサーが働いて扉がしまらなくなっています。そのセンサーの範囲を広げて、読み取り機の前も立ち止まり禁止にできないものか、などと思ってしまいました。

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