40年ぶりくらいに鉛筆を削る
現在、自分が「文字を書く」という行為をする時の道具として使うのは99%がパソコンのキーボードです。
残り1%の半分がスマホで、もう半分が手書きです。
その手書きの九割以上はボールペンを使ってのものです。残りの一割弱が鉛筆によるものです。
鉛筆を使う理由のほとんどが、「手元に書くものが鉛筆しかなかったから」です。ところが、先日、極めて稀である、「あとから消しゴムを使って書き換えるから、鉛筆を使わねばならない書く用事」が発生しました。
そこで、鉛筆を探したのですが、芯が折れていました。別フロアには鉛筆削り器があるのですが、わざわざそこまで歩いて行く気は起きません。
そこで、カッターナイフで鉛筆を削ることにしました。
両親の方針で、小学生の頃は、鉛筆はナイフで削る、という生活を送っていました。
それ以来ですから、約40年ぶりに鉛筆を削ったことになります。
当時を懐かしむと同時に、まさかこの歳になって鉛筆を削るとは…とも思いました。
あわせて、もしかしたら、今生最後の鉛筆削りになるかも、などとも思いました。
2020年08月03日 22:28