2020年11月07日

些事を気にしすぎると…

 ある人が、サイトのアドレスにおける「し」のローマ字表記が「si」になっていたのが気に食わず、無理やり「shi」になおしたら、サイトの設定がおかしくなった、という話を聞きました。
 言うまでもないことですが、サイトのアドレスのローマ字が訓令式だろうとヘボン式だろうと、アクセスする人には関係がありません。したがって、そんなもの、いくら自分が気に入らないからといって、変えようとする必要などないのです。
 もちろん、「蟻の一穴」という格言があるように、小さな間違いを放置していたら大事に至る事はあります。
 しかし一方で、どう考えても放置してもかまわない些事にこだわりすぎると、このような悲劇が生じます。
 「これは気にすべきことなのか、無視すべきことなのか」の判断は、冷静に行わねばならない、という好例を見ることができました。

  2020年11月07日 22:40