2017年07月31日

「電車一本」の定義

 朝日新聞に京都から電車1本でカジノへ 京阪中之島線の延伸構想という記事が載りました。
 少なくとも現時点では、日本国内にカジノを作るのは違法なのですが、そんな事をおかまいなしです。
 そして、カジノが合法化された時に生じる問題などは何一つ指摘せずに、「京都から一本でカジノに行ける」事を朗報であるかのように書いています。
 というわけで、どこをとっても、救いようのないダメな記事です。
 そのようなツッコミどころ満載の記事なのですが、それに劣るとも勝らないほどひどいのはこの見出しです。
 記事には、「京阪中之島線を、地下鉄中央線の九条駅まで延長する」としか書かれていません。
 ちなみに、京阪と地下鉄中央線は集電方式が違うので、直通運転は不可能です。
 したがって、万が一この構想が全て実現したところで、「京都からカジノまで電車一本で行く」は実現しません。
 にも関わらず、こんな見出しをつけた記者とそれを通した上司は何を考えていたのでしょうか。以前から感じてはいたのですが、朝日新聞の劣化ぶりに心底呆れました。

2017年07月30日

ニャン孫の判断

 自転車でニャンマンションの前を通ったら、ニャン孫が食事をしていました。
 近くに自転車を止めましたが、何ら反応せずに食事を続けていました。さらにスマホで写真を撮ったのですが、これにも一切反応しません。
 ところが、10mほど離れた道で、足音が聞こえました。すると、ニャン孫は即座に顔を上げ、そちらのほうを見ました。
 そして、歩いている人が無害だと判断すると、再び食事をはじめました。
 ということは、自分が自転車で接近した時は、即座に「これは、友達だから、食事を続けて大丈夫だ」と判断した、という事になるわけです。
 その認識力と判断力に感心させられました。
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2017年07月28日

親不知を抜く

 左の親不知を抜きました。
 数年前から、軽い虫歯になっていたのですが、なんとか進行を抑えていました。
 わざわざ、親不知を磨くための小さい歯ブラシまで買ったのですが、磨き方にスキがあったようで、最近になって、進行が進み、ついには痛みを感じるようになったので、抜くことにしました。
 抜歯は、予想よりあっさり終わりました。これを書いている時点ではまだ麻酔がきいており、口の感覚が戻っていません。
 明日になれば、喪失感が生じるのだろうか、などと思いました。

2017年07月27日

信号無視vs信号無視

 交差点で信号待ちしていました。
 ちょうど信号が切り替わる時だったのですが、交差点に入る時点で既に黄色から赤になっていたにも関わらず、自動車が突っ切ろうとしました。
 すると、まだ信号が青になっていなにも関わらず、自転車がその前を横切りました。自動車は急停止し、悔し紛れにクラクションを鳴らしていました。
 率直に言って、どちらも信号無視していたわけです。その結果、事故の一歩手前状態が発生しました。
 自転車も自動車も乗る身として、改めて、信号を守る必要性を痛感させられた一件となりました。

2017年07月25日

土用丑の日

 今日は土用丑の日だったようです。
 鰻の蒲焼きは好物の一つです。しかしながら、我が家では鰻は食べませんでした。ワンパック1,500円近くもする絶滅危惧種を食べるなど、経済的にも動物愛護的にも、食べる気が一切生じなかったからです。
 今の、「儲かりさえすればいい」という考えのもとでは、早晩、鰻は絶滅するでしょう。考え方を根本から変えねば、これは回避できないと思っています。
 もしその回避が実現した日がくれば、土用丑の日で鰻を食べようかと思っています。

2017年07月23日

祭りのBGM

 お祭りの屋台を手伝いました。
 自分が入った屋台は樹の前なのですが、その樹にはスピーカーが取り付けられていました。
 しかも、このスピーカー、絶えることなく音を出し続けているのです。
 もちろん、盆踊りなどが始まっている時は曲を流すのは当然です。しかしながら、何のイベントもない時も、大音量でBGMを流すのですからたまったものではありません。
 おかげで、屋台では、お客さんの注文が聞こえず、ジェスチャーで商品や代金を確認したほどでした。
 もちろん、周囲にお祭りをやっている事を知らせるのは大切だと思います。しかしながら、ここまでのべつ幕なしに大音量を流す必要があったのでしょうか。
 屋台の売上はそこそこあってよかったのですが、この騒音のおかげで、ちょっと疲れてしまいました。

2017年07月22日

南が西武で北東武

 「東が西武で西東武(ひがしがせいぶでにしとうぶ)」という言葉があります。
 これは、池袋駅の東側に西武百貨店が、西側に東武百貨店がある、という名前と場所の矛盾(?)について述べたもので、色々な所で何百回もネタにされています。
 一方、船橋駅にも西武百貨店と東武百貨店が駅を隔てて建っています。
 こちらは、南口が西武で、北口が東武です。
 こちらも、矛盾(?)しているのですが、誰もネタにしません。
 ちなみに、東武百貨店は全国でこの池袋と船橋の二店舗しかありません(系列の東武宇都宮百貨店というのもありますが)。
 それが、いずれも駅を隔てて西武百貨店がある場所に立地、というのが偶然なのか、意識してなのか、気になりました。

2017年07月21日

「のんある気分」を焼酎で割る

 ある昼のパーティに参加し、余った「のんある気分・レモン味」をもらいました。
 自分は酒好きですが、日中は基本的に飲酒しません。また、その際は、ノンアルコール飲料ではなく、お茶の類を飲むことにしています。
 それだけに、この貰った「のんある気分」の処遇には困りました。しばらく冷蔵庫に眠っていましたが、本日、画期的な(?)処理方法を思いつきました。
 それは、焼酎の割り下に「のんある気分」を使うことでした。実際、焼酎で割ったところ、普通のレモンサワーが完成しました。
 「のんある気分」の本来の用途から考えれば180度違う使い方ですが、自分にとっては最善の活用法だったな、と我ながら悦に入りました。

2017年07月20日

ソニーの限定サイト

 ある人が所持していたソニーのノートパソコンを処分する事になりました。
 ソニーのサイトを開いて、手続きページへのリンクをクリックしました。すると、「このページはマイクロソフトのEdgeかIEでないと使えません」というエラーメッセージが出ました。
 自分が使っていたのは世界でも日本でもシェア1位のChromeです。それが使えない、というサイト設計をした、という事に驚きました。
 かつては、その高い技術力が評価されていたソニーですが、ここまで行き着いてしまったか、と驚きを隠せませんでした。
 ちなみに、ソニーは既にVAIOブランドを売却しており、パソコン製造から手を引いています。それも含め、日本の家電メーカーの凋落を感じさせられた一件となりました。

2017年07月18日

 都内で雹が降ったそうです。ネットでは、その模様を収録した動画が多数上がっていました。
 30年くらい前、家にいたら、いきなり屋根から「パラパラパラ」という音が聞こえてきて、驚いた事がありました。そして、外に出たら、庭が氷の粒で覆われていました。
 あの時の驚きは、今でもよく覚えています。
 それだけ珍しい現象が、かなり広い範囲で行われたことに驚きました。
 山手線の駒込駅をはじめ、かなり被害も出たようです。改めて、自然現象の意外さや脅威に驚かされました。

2017年07月16日

抽出したての美味しいお湯

 「安かろうまずかろう」系のファミレスに行きました。
 ドリンクバーでアイスコーヒーを飲もうとしたのですが、一見、本格的っぽく見えるコーヒーマシンが使われていました。
 機械の上にはコーヒー豆がガラス越しにセットサれていますが、ボタンを推しても、微動だにしなません。
 一方で、液晶画面には、「美味しいアイスコーヒー、抽出中」と表示されていました。
 もちろん、こちらも払った金額以上の品質など期待していません。というわけで、どうみても挽きたてとは思えないアイスコーヒーをすすりました。
 そして、おかわりをしようと、再度マシンにコップをセットしました。ところが、手が滑って、アイスコーヒーではなく、ひとつ下の「ティーポッド」というボタンを押してしまいました。
 すると、液晶には「美味しいティーポッド、抽出中」と表示されました。そして、コップにはお湯が注がれました。
 このドリンクバーには数種類のお茶っ葉が用意されています。それを淹れる時に押すのが「ティーポッド=お湯」なのです。
 もちろん、たんなる水道水を温めたものであり、抽出するものではありません。
 このコーヒーメーカーへの出費をケチった結果、このような手抜きプログラムで納品された結果なのでしょう。
 思わぬ押し間違いでしたが、あのコーヒー豆がハッタリである事が思わぬ形で証明されました。そういう意味でも、印象に残った「美味しいティーポッド、抽出中」となりました。

2017年07月15日

館山に行く

[ ]

 所用で館山に行きました。
 三年前、弟と飲んだ時、「12月に友達と館山に観劇に行く」と楽しそうに言った事がありました。
 しかし、一緒に行く予定だった友人が当日ドタキャンし、結局、一人で館山に行く羽目になった、とあとで聞きました。
 そんな事を思い出しながら、目的地の建物に行ったら、非常に広い舞台がありました。館山にこんな舞台のある建物はそうはないだろうな、と思って調べたら、やはり一昨年、弟が観劇したのと同じところでした。
 弟の趣味に観劇はなく、その友達につきあってわざわざ館山まで行ったわけです。そんな話をした事を思い出しながら、三年前、弟はどんな思いで、このホールにいたのだろうか、などと思ってしまいました。

 

2017年07月14日

少年漫画での蔑視表現

[ 漫画 ]

 先日の少年ジャンプに、女性蔑視的な絵が掲載され、大きく話題になりました。
 その批判に対し、一部の漫画好きな人が怒っていました。
 しかし、長年漫画を読んでいた身として言わせてもらえば、問題になった描写は、女性蔑視のみならず、漫画そのものとしても残念なレベルのものでした。批判されて当然と言わざるをえません。
 にも関わらず、感情的になって、その描写を擁護するのみならず、かつ批判者に対して事実と異なることまで使って口汚い言葉で罵る発言がネットに多発した事は、非情に残念に思いました。
 他の表現のみならず、漫画においても失敗することはあります。それはそれで認めたほうが、趣味の漫画を楽しむために必要なのでは、と強く思いました。

2017年07月12日

赤潮

 ここ数日、千葉市周辺の海で赤潮が発生しています。
 そのため、風向きが変わると、腐臭に近い香りが海の方から漂います。
 出退勤の際に花見川を渡るのですが、水が普段と違う茶色になっており、異臭も漂っていました。
 極めて微小なプランクトンでも、大量死して腐敗すれば、ここまで影響をあたえるのだな、と驚きました。
 あと、千葉市の埋立地に海水浴場を作るという計画があることを思い出しました。普通に考えて、集客できるわけありませんが、この赤潮を見たら、こんな地域に海水浴場を作って集客などありえない、と思いを強めました。
 同時に、先程渡った花見川のあたりが、かつては海であり、その頃は、天然のきれいな海水浴場だった、という事を思い出し、時の流れを感じました。

2017年07月10日

「酷使」と「美談」

 かつてのオリンピックで起きた、マラソン選手が熱中症になり、フラフラとなってゴールインした、という話をみました。
 当時のマスコミは、それを「美談」としてもてはやしたそうです。
 しかし、いくら本人が走る意思があろうとも、熱中症になったのが明らかならば棄権させるのが当然ではないでしょうか。
 その結果、重大な後遺症が残ったらどうなるのでしょうか。
 これは、高校野球などでもよくあります。怪我に耐えて出場することを「美談」にするのです。その結果、その選手が高校で選手生命が潰れる事が実際に起きているのですが…。
 古代ローマでは、人間同士を死ぬまで戦わせ、それを見物する、という「娯楽」があったそうです。当然、今の社会では許されない事です。
 しかし、このような「熱中症ランナー」や「怪我した高校球児」をもてはやす風潮を見ると、形を変えただけで、この古代ローマで残酷な協議を楽しんだという「人権感覚」は今の世にも引き継がれているのでは、と思えてきてしまいます。

2017年07月09日

高校生時給

 ある時期から、バイト募集の掲示に、「高校生は時給50円(もしくは100円)マイナス」という但し書きがつくのが当たり前になりました。
 自分の大学生時代のバイト先にも高校生はいましたが、皆、同じ時給でした。ちなみに、当時はバブルによる人手不足が顕著で、高校生が初めて皿洗いしても時給1,000円でした。
 別に最近になって高校生の能力が落ちたわけではないでしょう。単に、弱い立場だから、時給を下げているだけ、と言わざるをえません。
 高校野球のスター選手などを見れば、明らかに、並の大人より身体能力は上です。それでも、バイトすれば「高校生時給」になるのでしょうか。
 こういう細かいところでも「ブラック化」が進んでいるな、ととある店に貼ってあったバイト募集を見て思いました。

2017年07月08日

カエルが並ぶ

 最近はご無沙汰していますが、以前、サッカーの愛媛FCの試合をよく観戦していました。
 愛媛FCには「一平くん」というカエルのマスコットキャラ(※厳密には違うのですが、ややこしいので詳細は省略します)がいます。
 そのユニークなキャラが気に入り、派生キャラを含め、我が家にはカエルのぬいぐるみが四体あります。
 さらに、夏になって害虫対策として、カエルをイメージキャラクターとした防虫グッズを購入しました。
 その結果、狭い我が家に、五匹ものカエルが鎮座することになりました。
 せっかくなので、並べて記念写真を撮ってみました。なかなか壮観でした。
 これからも、我が家の癒やしや防虫に活躍していただきたいものです。
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2017年07月06日

猫の▲2六歩

 藤井四段ブームに便乗したのか、将棋盤の前に座った猫が、将棋の「初手▲2六歩」を指す、という動画がTwitterに投稿され、大量RTされています。
 自分は、長年将棋を指し、また、猫と遊んでいます。
 それだけに、この動画にはかなりの違和感がありました。
 普通に考えて、この動画が自然な形で撮られたとは思えません。
 もし強制的にやらせていたら虐待に近いと思います。
 さすがにそれはなく、合成画像か何かなのだろう、と思いはしました。
 とはいえ、気持ち悪さは残ったので、発表していたTwitterアカウントは「ブロック」し、二度とそこの動画は表示されないようにしました。

2017年07月04日

ホーム要員を客に依頼?

 改札前に設置されているテレビに、「障がいのある人へのサポートのお願い」という感じの映像が流れていました。
 要は、ホーム上で困っている方、特に障がいのある方を見たら、介助してくれ、と客に呼びかけているのです。
 もちろん、駅だろうと道端だろうと、そのように困っている方を見たら助けるべきだと思います。
 しかし、それを鉄道会社が客に呼びかけるというのはどういうことなのでしょうか。
 乗客の安全を守る最大の責任者は鉄道会社です。しかしながら、これまで、鉄道会社はホーム要員を減らし続けてきました。

 かつては幕張本郷駅もホームに詰め所があり、ホーム要員が常駐していました。しかし、いつの間にか、「ただいま不在です。御用の方は駅改札までお越し下さい」という札がかけられるようになり、そのうち詰め所は閉鎖されました。
 もちろん、これは幕張本郷駅に限った事ではありません。どこでも、ホーム要員は削減され、その結果、転落事故も増えました。
 その理由はもちろん、JRが人件費を節減して利益を増やすためです。そして、事故頻発が問題になったら、他の乗客に助けるように促しているのです。
 公共交通でいちばん大切な事が安全であり、それを守るのが運営者の使命だという事を忘れていると言わざるをえません。
 このような体質では、また深刻な事故を起こす危険性は高いと強く思いました。

2017年07月03日

都内勤務終了

 二週間にわたった都内勤務が終わりました。
 久々にいつもの職場に出勤しました。向こうでも、大変お世話になり、気遣ってもらえましたが、やはり「ホーム」のほうが居心地はいいなと思いました。
 それはともかく、この二週間、平井という町をくまなく歩き回った事で、色々と新たな発見がありました。
 いろいろ、貴重な経験をすることもできました。
 居心地の良さはまた別ですが、またこのような経験をしたいものだと思っています。
 なお、二週間頑張った事で、当初の目的を達することもできました。これも嬉しいことでした。

2017年07月01日

踏切トラブル

 近所の踏切でトラブルがあった、というニュースを見ました。自分も、自転車で何十回も通っているいる所です。
 なんでも、バイクで事故処理現場へ急いでいた警官が、途中で警報機が鳴ってしまい、立ち往生してしまったとのことでした。
 該当する場所は、総武線各駅・京成の上下線と総武快速の上り線が走っています。駅前ではないので「開かずの踏切」ではありませんが、かなりの頻度で警報機が鳴ります。
 現場に急ごうとしていただけに、このようになってしまったのでしょう。
 ちなみに、この踏切を廃止して地下道を作る予定があり、途中まで工事は進んでいました。しかしながら、財政難などで中断され、「工事現場の跡地」が遺跡のように残っています。
 交通量を考えると、地下道を作る必要は確かになかったと自分も思っています。ただ、地下道ができていれば、このようなトラブルはなかったわけです。
 そんなことを思わされた、トラブル報道となりました。